JP7141672B2 - 廃棄物処理管理システム、廃棄物処理管理サーバ、廃棄物処理管理方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
この廃棄物管理システムにおいては、運搬担当者が電子秤で廃棄物回収袋の重量を計測し、携帯端末でICタグのタグ番号を読み込んで、車輌番号及び運搬担当者及び通信カメラID並びに回収日時等を携帯端末に登録する。そして、産廃業者で、重量を電子秤で計測し、携帯端末でICタグのタグ番号を読み込んで、荷降日時等と共に、携帯端末に登録した後に、産廃業者携帯端末送信情報を通信ネットワークで基幹サーバに送信させる。一方、基幹サーバは、産廃業者携帯端末送信情報の回収日時に対して直前の撮影日時を有する通信カメラ送信情報を引当て、この撮影画像を産廃業者携帯端末送信情報に紐付けて管理する。
排出工程P1は、例えば顧客から建築物のリフォーム業務を受注したリフォーム事業者(排出事業者の一例)が、リフォーム作業により発生した廃棄物を排出する工程である。ここで、このリフォーム事業者は、フランチャイズ形式による事業を展開しており、排出事業者としての本部と加盟店とが存在する。ただし、排出事業者はフランチャイズ形式による事業を実施していなくてもよく、単一の事業者であってもよい。従って、以下、本部及び加盟店を区別することなく、このリフォーム事業者を単に「排出事業者」という場合がある。
ここで、インターネットNには、公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター(以下、「情報処理センター」という。)が運用する電子マニフェストシステム(JWNETサーバSVJ)が接続されている。すなわち、排出事業者端末C1、C2、収集運搬業者端末MD、及び廃棄物処理管理サーバSVGから、それぞれ情報処理センターへアクセスできる。
なお、廃棄物処理管理システム10において、本部が行う操作や作業を代わりに加盟店が行ってもよいし、加盟店が行う操作や作業を代わりに本部が行ってもよい。
収集運搬業者端末MDは、インターネットNに接続できれば任意でよく、収集運搬業者の所在地に設置されたコンピュータであってもよい。また、収集運搬業者端末MDは、一収集運搬業者につき複数存在してもよい。
廃棄物処理管理サーバSVGは、図3に示すように、記憶手段202、業者選択手段203、受渡確認情報送信手段204、位置情報確認手段205、更新手段206、第1~第5の条件判定手段208a~208e、及びコントラクト作成手段210を有している。
なお、廃棄物処理管理サーバSVGは、廃棄物処理管理サーバSVGにて実行されるプログラムによって、これら各手段として機能する。
受渡確認情報は、少なくとも、電子マニフェスト制度における受渡確認票に記載される情報を含み、第1の情報、第2の情報、及び第3の情報から構成されている。
第2の情報は、後述する業者選択手段203又は管理事業者によって提供される情報であり、例えば、収集運搬業者の名称及び所在地の情報である。
第3の情報は、収集運搬業者が廃棄物処理管理サーバSVGにアクセスすることによって提供される情報であり、例えば、交付年月日、廃棄物の品目毎の排出量、荷姿、廃棄物の運搬先(処分事業場等)の所在地、廃棄物の処分方法、車両番号、運搬車名等の情報である。
マニフェスト情報は、電子マニフェストシステムに登録される情報であり、受渡確認情報に基いて構成される。
複数の位置情報付き写真は、それぞれ、収集運搬業者が収集先にて撮影した廃棄物の写真P1及び運搬先にて撮影した廃棄物の写真P2である。各写真P1、P2には、それぞれGPSを用いて取得された撮影場所の位置情報が関連付けられている。
処理料金は、収集運搬費、処分費、産業廃棄物税、及び追加料金(廃棄物の収集先までの距離や積み込み作業の負担に応じた費用等)から構成される。
従って、前述の位置情報確認手段205が、廃棄物の写真P1、P2に関連付けられた位置情報がそれぞれ収集先及び運搬先の所在地から予め設定された距離の範囲内にあることを確認すると、第1の条件判定手段208aは、第1の条件が成立したと判定する。
廃棄物の量は、例えばAR(Augmented Reality)を用いることによって写真P1及び写真P2からそれぞれ求められる。
写真P1に記録された廃棄物及び写真P2に記録された廃棄物の種類は、例えばAI(Artificial Intelligence)を用いた画像処理によって求められる。
第4の条件判定手段208dは、マニフェスト情報が電子マニフェストシステムに本登録されることを監視しており、本登録がなされると第4の条件が成立したものと判定する。
第5の条件判定手段208eは、排出事業者又は管理事業者が決済処理の実行について承認することを監視しており、承認がなされると第5の条件が成立したものと判定する。
予め決められた条件は、第1~第5の条件が全て成立することである。
予め決められた内容は、排出事業者又は管理事業者が使用できるウォレットAから収集運搬業者が使用できるウォレットBへ廃棄物を収集及び運搬した対価を仮想通貨により送金することである。
すなわち、コントラクト作成手段210が作成した契約をブロックチェーンに登録した後、収集運搬業者が廃棄物を収集及び運搬し、第1~第5の条件が全て成立すると、スマートコントラクトによって自動的に収集運搬業者に対する決済処理がなされる。
また、対価の支払は仮想通貨によらなくてもよく、例えば、コンソーシアムチェーンに参加する金融機関、排出事業者、又は管理事業者が独自に発行するポイントであってもよい。すなわち、契約の内容がウォレットAからウォレットBへポイントを移すことであってもよい。
排出事業者(本部又は加盟店)が、電子マニフェストにおけるマニフェスト番号を取得する。マニフェスト番号は、情報処理センターが提供する予約登録を活用することによって取得できる。
一方で、コントラクト作成手段210が、取得されたマニフェスト番号に対応する廃棄物処理について、予め決められた条件及び予め決められた内容の契約を作成する。
なお、契約は、本ステップS1にて作成されなくてもよく、ステップS2、ステップS3、又はステップS4にて作成されてもよい。作成された契約は適切なタイミングにてブロックチェーンに登録される。
排出事業者がリフォーム作業を顧客から受注する。リフォーム作業の詳細が明確になり、このリフォーム作業によって発生する廃棄物を処理する必要があると判断されると、排出事業者(加盟店)が、排出事業者端末C2(図2参照)を介して、廃棄物処理管理サーバSVGに受渡確認情報に含まれるマニフェスト番号その他の第1の情報(図4参照)を登録する。
この受渡確認情報に含まれる第1の情報の登録をもって、廃棄物管理が開始される。
廃棄物処理管理サーバSVGの業者選択手段203(図3参照)が収集運搬業者を選択する。
なお、本ステップS3においては、管理事業者が人手によって受渡確認情報(図4参照)を確認し、その受渡確認情報に基いて、複数の収集運搬業者の中からその廃棄物の収集運搬に適切な収集運搬業者を選択してもよい。
その後、選択された収集運搬業者が手配される。
また、本ステップにより、受渡確認情報に含まれる第2の情報が確定するので、管理事業者は第2の情報を廃棄物処理管理サーバSVG(図2参照)に登録する。
選択された収集運搬業者が、廃棄物処理管理サーバSVGの記憶手段202(図3参照)に記憶された受渡確認情報を取得し、確認する。詳細には、廃棄物処理管理サーバSVGの受渡確認情報送信手段204(図3参照)が、収集運搬業者の要求に基いて、受渡確認情報(図4参照)を送信する。
次に、収集運搬業者が、取得した受渡確認情報を例えばFAXを用いてリフォーム業者(リフォーム事業者の依頼に基いて実質的に建築物のリフォーム作業を行う業者)に送信する。FAXを受信したリフォーム業者は、受渡確認情報を確認し、例えば排出予定日に変更がある場合には、収集運搬業者に変更内容を連絡する。
収集運搬業者は、廃棄物の回収現場(収集先)にて、収集運搬業者端末MD(図2参照)を用いて、排出された廃棄物の写真P1を撮影する。この写真P1には、GPSによって撮影時に取得された位置情報が含まれている。また収集運搬業者は、収集した廃棄物を運搬した後、収集運搬業者端末MDを用いて、運搬先の処分事業場にて廃棄物の写真P2を撮影する。この写真P2にも、GPSによって撮影時に取得された位置情報が含まれている。
その後、収集運搬業者は、収集運搬業者端末MDを用いて、廃棄物の運搬先その他の受渡確認情報に含まれる第3の情報及び写真P1、P2(図4参照)を廃棄物処理管理サーバSVGに送信し、登録する。
また、収集運搬業者端末MD(図2参照)が収集運搬業者の所在地に設置されたコンピュータである場合には、このコンピュータを用いて、第3の情報及び写真P1、P2が送信されてもよい。
このように、収集運搬業者が収集先及び運搬先にてそれぞれ撮影した位置情報付きの廃棄物の写真P1、P2が登録されるので、実際には収集運搬業者が廃棄物を運搬していないにもかかわらず、運搬したように見せかける不正が抑制され、産業廃棄物の処理過程が透明化される。
第1~第3の条件判定手段208a~208cが、収集運搬業者端末MDから送信された第3の情報及び写真P1、P2に基いて、それぞれ第1~第3の条件の成否を判定する。
第1~第3の条件判定手段208a~208cが、それぞれ第1~第3の条件が成立したと判断すると、次ステップS6が実行される。
管理事業者が、仮登録情報に含まれるマニフェスト情報を電子マニフェストシステムに本登録する。その際、管理事業者はEDI方式により電子マニフェストシステムにマニフェスト情報を送信する。
マニフェスト情報が本登録されると、第4の条件判定手段208dは第4の条件が成立したと判定し、次ステップS7が実行される。
収集運搬業者が、それぞれ、電子マニフェストシステムに対して廃棄物の運搬が終了したことを報告する。
具体的には、収集運搬業者が自ら直接JWNETサーバSVJにアクセスし、それぞれWeb方式を利用して廃棄物の収集日及び処分完了日を登録する。登録には一般的に使用されるWeb方式を利用するので、収集運搬業者が操作方法に迷うことなく、廃棄物の運搬を終了したことを報告できる。
なお、変更が必要な場合には、廃棄物の確定した数量も登録される。
廃棄物処理管理サーバSVGの更新手段206(図3参照)が、電子マニフェストシステムに登録されている最新のマニフェスト情報に基づいて、記憶手段202に記憶されたマニフェスト情報を更新する。更新は予め決められた期間毎に実行される。
排出事業者が、ステップS4にて廃棄物処理管理サーバSVGに登録された仮登録情報(マニフェスト情報及び写真P1、P2)を確認する。排出事業者は、仮登録情報に問題がなければ、廃棄物処理管理サーバSVG上にて収集運搬業者に対して決済処理を実行することを承認する。
承認がなされると、第5の条件判定手段208eは第5の条件が成立したと判定する。
排出事業者は、排出事業者端末C1又は排出事業者端末C2(図2参照)を介して廃棄物処理管理サーバSVGのマニフェスト情報(図4参照)を参照することで、廃棄物の処理状況を確認できる。
ステップS5にて第1~第3の条件が成立し、ステップS6にて第4の条件が成立し、ステップS9にて第5の条件が成立すると、コントラクト作成手段210がステップS1にて作成した契約の内容が履行される。すなわち、スマートコントラクトによって排出事業者又は管理事業者のウォレットAから収集運搬業者のウォレットBへ対価が送金される。
処分業者が収集運搬業者となる場合には、処分工程P4について第1~第5の条件が成立すると、スマートコントラクトによって排出事業者又は管理事業者のウォレットAから収集運搬業者のウォレットDへ対価が送金される。
また、第1~第5の条件判定手段208a~208eがそれぞれ第1~第5の条件の成否を判定し、各条件が全て成立すると決済処理がなされるので、廃棄物の処理管理に要する事務処理の負担が低減される。
廃棄物は、建設系の廃棄物に限定されるものではない。
202 記憶手段
203 業者選択手段
204 受渡確認情報送信手段
205 位置情報確認手段
206 更新手段
208a 第1の条件判定手段
208b 第2の条件判定手段
208c 第3の条件判定手段
208d 第4の条件判定手段
208e 第5の条件判定手段
210 コントラクト作成手段
C1、C2 排出事業者端末
MD 収集運搬業者端末
N インターネット
SVG 廃棄物処理管理サーバ
SVJ JWNETサーバ
Claims (6)
- 廃棄物を排出する排出事業者が操作する排出事業者端末と、
前記廃棄物の処理を管理する管理事業者によって運用される廃棄物処理管理サーバと、
前記廃棄物を収集して運搬する収集運搬業者が操作する収集運搬業者端末と、を備え、
前記排出事業者端末、前記廃棄物処理管理サーバ、及び前記収集運搬業者端末が互いにネットワークを介して接続され、電子マニフェストに基づいて前記廃棄物の処理を管理する廃棄物処理管理システムであって、
前記収集運搬業者端末が、カメラ及びGPS機能を有し、撮影場所の位置情報をそれぞれ含む前記廃棄物の収集先における該廃棄物の写真P1及び運搬先における該廃棄物の写真P2を撮影できる端末であり、
前記廃棄物処理管理サーバが、前記廃棄物の収集先及び運搬先の所在地の情報をそれぞれ記憶する記憶手段と、
前記写真P1の情報に含まれる前記位置が前記収集先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあり、前記写真P2の情報に含まれる前記位置が前記運搬先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあることである第1の条件の成否を判定する第1の条件判定手段と、
前記写真P1及び前記写真P2からそれぞれ求められた前記廃棄物の量と前記収集運搬業者が前記収集運搬業者端末を介して入力した前記廃棄物の量とが実質的に一致することである第2の条件の成否を判断する第2の条件判定手段と、
前記写真P1として撮影された前記廃棄物及び前記写真P2として撮影された前記廃棄物が、前記収集運搬業者が前記収集運搬業者端末を介して入力した廃棄物の種類と実質的に同一であることである第3の条件の成否を判定する第3の条件判定手段と、
マニフェスト情報が電子マニフェストシステムに登録されたことである第4の条件の成否を判定する第4の条件判定手段と、
ブロックチェーンネットワークに参加しており、前記第1~第4の条件が全て成立することを条件とし、前記排出事業者又は前記管理事業者のウォレットAから前記収集運搬業者のウォレットBへ仮想通貨又はポイントを移すことを内容とする契約を作成するコントラクト作成手段と、を有する廃棄物処理管理システム。 - 廃棄物を排出する排出事業者が操作する排出事業者端末と、
前記廃棄物の処理を管理する管理事業者によって運用される廃棄物処理管理サーバと、
前記廃棄物を収集して運搬する収集運搬業者が操作する収集運搬業者端末と、を備え、
前記排出事業者端末、前記廃棄物処理管理サーバ、及び前記収集運搬業者端末が互いにネットワークを介して接続され、電子マニフェストに基づいて前記廃棄物の処理を管理する廃棄物処理管理システムであって、
前記収集運搬業者端末が、カメラ及びGPS機能を有し、撮影場所の位置情報をそれぞれ含む前記廃棄物の収集先における該廃棄物の写真P1及び運搬先における該廃棄物の写真P2を撮影できる端末であり、
前記廃棄物処理管理サーバが、前記廃棄物の収集先及び運搬先の所在地の情報をそれぞれ記憶する記憶手段と、
前記写真P1の情報に含まれる前記位置が前記収集先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあり、前記写真P2の情報に含まれる前記位置が前記運搬先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあることである第1の条件の成否を判定する第1の条件判定手段と、
前記写真P1及び前記写真P2からそれぞれ求められた前記廃棄物の量と前記収集運搬業者が前記収集運搬業者端末を介して入力した前記廃棄物の量とが実質的に一致することである第2の条件の成否を判断する第2の条件判定手段と、
前記写真P1として撮影された前記廃棄物及び前記写真P2として撮影された前記廃棄物が、前記収集運搬業者が前記収集運搬業者端末を介して入力した廃棄物の種類と実質的に同一であることである第3の条件の成否を判定する第3の条件判定手段と、
マニフェスト情報が電子マニフェストシステムに登録されたことである第4の条件の成否を判定する第4の条件判定手段と、
前記廃棄物処理管理サーバが、前記収集運搬業者に対して決済処理を実行することが承認されたことである第5の条件の成否を判定する第5の条件判定手段と、
ブロックチェーンネットワークに参加しており、前記第1~第5の条件が全て成立することを条件とし、前記排出事業者又は前記管理事業者のウォレットAから前記収集運搬業者のウォレットBへ仮想通貨又はポイントを移すことを内容とする契約を作成するコントラクト作成手段と、を有する廃棄物処理管理システム。 - 請求項1又は2記載の廃棄物処理管理システムが備える廃棄物処理管理サーバ。
- 請求項2記載の廃棄物処理管理システムを用いた廃棄物処理管理方法であって、
前記第1~第3の条件判定手段が、それぞれ前記第1~第3の条件が成立したことを判定し、
前記第4の条件判定手段が前記第4の条件が成立したことを判定し、
前記第5の条件判定手段が前記第5の条件が成立したことを判定する廃棄物処理管理方法。 - 廃棄物を排出する排出事業者が操作する排出事業者端末と、前記廃棄物を収集する収集運搬業者が撮影場所の位置情報をそれぞれ含む前記廃棄物の収集先における該廃棄物の写真P1及び運搬先における該廃棄物の写真P2を撮影するための収集運搬業者端末と、にネットワークを介して接続され、電子マニフェストに基づいて前記廃棄物の処理を管理する管理事業者によって運用され、ブロックチェーンネットワークに参加している廃棄物処理管理サーバを、
前記廃棄物の収集先及び運搬先の所在地の情報を記憶する記憶手段、
前記写真P1の情報に含まれる前記位置が前記収集先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあり、前記写真P2の情報に含まれる前記位置が前記運搬先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあることである第1の条件の成否を判定する第1の条件判定手段、
前記写真P1及び前記写真P2からそれぞれ求められた前記廃棄物の量と前記収集運搬業者が前記収集運搬業者端末を介して入力した前記廃棄物の量とが実質的に一致することである第2の条件の成否を判断する第2の条件判定手段、
前記写真P1として撮影された前記廃棄物及び前記写真P2として撮影された前記廃棄物が、前記収集運搬業者が前記収集運搬業者端末を介して入力した廃棄物の種類と実質的に同一であることである第3の条件の成否を判定する第3の条件判定手段、
マニフェスト情報が電子マニフェストシステムに登録されたことである第4の条件の成否を判定する第4の条件判定手段、
前記第1~第4の条件が全て成立することを条件とし、前記排出事業者又は前記管理事業者のウォレットAから前記収集運搬業者のウォレットBへ仮想通貨又はポイントを移すことを内容とする契約を作成するコントラクト作成手段、として機能させるためのプログラム。 - 廃棄物を排出する排出事業者が操作する排出事業者端末と、前記廃棄物を収集する収集運搬業者が撮影場所の位置情報をそれぞれ含む前記廃棄物の収集先における該廃棄物の写真P1及び運搬先における該廃棄物の写真P2を撮影するための収集運搬業者端末と、にネットワークを介して接続され、電子マニフェストに基づいて前記廃棄物の処理を管理する管理事業者によって運用され、ブロックチェーンネットワークに参加している廃棄物処理管理サーバを、
前記廃棄物の収集先及び運搬先の所在地の情報を記憶する記憶手段、
前記写真P1の情報に含まれる前記位置が前記収集先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあり、前記写真P2の情報に含まれる前記位置が前記運搬先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあることである第1の条件の成否を判定する第1の条件判定手段、
前記写真P1及び前記写真P2からそれぞれ求められた前記廃棄物の量と前記収集運搬業者が前記収集運搬業者端末を介して入力した前記廃棄物の量とが実質的に一致することである第2の条件の成否を判断する第2の条件判定手段、
前記写真P1として撮影された前記廃棄物及び前記写真P2として撮影された前記廃棄物が、前記収集運搬業者が前記収集運搬業者端末を介して入力した廃棄物の種類と実質的に同一であることである第3の条件の成否を判定する第3の条件判定手段、
マニフェスト情報が電子マニフェストシステムに登録されたことである第4の条件の成否を判定する第4の条件判定手段、
前記収集運搬業者に対して決済処理を実行することが承認されたことである第5の条件の成否を判定する第5の条件判定手段、
前記第1~第5の条件が全て成立することを条件とし、前記排出事業者又は前記管理事業者のウォレットAから前記収集運搬業者のウォレットBへ仮想通貨又はポイントを移すことを内容とする契約を作成するコントラクト作成手段、として機能させるためのプログラム。
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