WO2004061682A1

WO2004061682A1 - データ保管システム、データ管理方法、データ保管サービス装置、データの受け渡し方法

Info

Publication number: WO2004061682A1
Application number: PCT/JP2003/015524
Authority: WO
Inventors: Junichi Kurihara; Tatsuya Akashi; Hiroyuki Sugawara
Original assignee: Sony Corporation
Priority date: 2002-12-26
Filing date: 2003-12-04
Publication date: 2004-07-22
Also published as: JP2004206595A

Abstract

セキュリティに問題が生じることなく、オンラインストレージエリアをデータファイルの受け渡しに利用できるようにし、オンラインストレージサービスの利便性を高めるようにする。各会員のストレージエリアに私書箱エリア１２が設けられる。会員ユーザ２がユーザ５からのデータファイルを受け取る場合には、会員ユーザ２がユーザ５を招待者として登録し、ユーザ５が招待者として登録されると、招待者として登録されたユーザ５に招待状メールが送られる。招待状が送られたユーザ５は、メールに記載されているＵＲＬをアクセスし、メールに記載されている情報を基に認証を行い、認証が成立すると、データファイルを会員ユーザ２のストレージエリア１０中の私書箱エリア１２にアップロードできる。

Description

明細書

データ保管システム、データ管理方法、データ保管サービス装置、データの受け渡し方法技術分野

この発明は、オンラインストレージにュ一ザ毎のストレージエリァを割り当て、ユーザの端末装置の操作によりネットワークを介してォンラインストレージをアクセスし、ユーザ毎に割り当てられたストレージエリアにユーザのデータを保管するようなサ一ビスにおいて、他のユーザとデータの受け渡しが行えるようにしたデータ保管システム、データ管理方法、データ保管サービス装置、データの受け渡し方法に関する。背景技術

ユーザのコンテンツデータをオンラインストレージに保管することができ、データの管理が統合的に行えるようにしたオンラインストレ —ジサービスシステムが知られている。このようなオンラインストレージサービスシステムでは、ネッ卜ワークによりアクセス可能なオンラインストレージが設けられ、契約を行った会員ユーザ毎に、オンラインストレージにストレージエリアが割り振られる。このオンラインストレージのストレ一ジエリアは、契約されている期間、契約されて容量の範囲内で、データを保管する領域として、ユーザが自由に使うことができる。ユーザは、パーソナルコンピュータ等を端末装置として使い、自分のユーザ領域にあるデータの追加や削除、移動が行える。また、ストレージエリアに、購入したコンテンツデータのファイルを保管させることができる。このようなオンラインストレージのストレージエリアは、基本的には、各ユーザが自分のコンテンツデータを保存するための領域として用いられ、セキュリティに問題が生じないように、他人からのァクセスを許可しないようにしている。しかしながら、一方で、オンラインストレ一ジのストレージエリアのアクセス制限を緩め、より多彩なサ一ビスを行うために利用したいという要望がある。

例えば、オンラインストレージのストレージエリアに対して、他人からのコンテンツデータのアップロードが許可されていると、コンテンッデ一夕の受け渡しに、オンラインストレージのストレージエリァが利用できる。

つまり、動画のような巨大なコンテンツデータを友人から送ってもらいたいような場合が想定される。友人からのコンテンツのデ一タを送ってもらう場合に、電子メールの添付ファイルを使うことが一般的である。しかしながら、電子メールの添付ファイルでは、ファイルの大きさに制限があり、動画ファイルのような巨大なファイルは送信できない場合がある。また、動画ファイルのような巨大なファイルは、転送に時間がかかり、電子メールの添付ファイルとして巨大なフアイルを添付すると、相手側に迷惑をかける場合がある。

オンラインストレージのストレージエリアのアップロードが許可されているなら、そのストレージエリアにコンテンツデ一タをアップ口ードすることで、データファイルを受け取ることができる。オンラインストレ一ジのストレージエリアを利用すれば、ファイルの大きさの制限がなくなり、巨大な動画ファイルの転送も可能である。また、ォンラインストレージのユーザは、自分のストレージエリアを好きなときにアクセスでき、電子メールの添付ファイルのように、相手側に迷惑をかけるようなことはなくなる。また、オンラインス卜レージのス卜レージエリアのアツプロ一ドが許可されているなら、コンテンツデ一夕の提供サーバを利用して、より多くのコンテンツデ一夕の提供を受けることができるようになる。なお、コンテンツデータを保管するシステムとしては、特許文献である特願 2 0 0 1 - 3 0 6 8 3 1号公報に記載されるものが知られている。

ところが、単純に、ストレージエリアを外部からアクセスできるようにしてしまうと、会員ユーザのストレージエリアのファイルが閲覧されたり、盗用されるおそれがあり、セキュリティに問題が生じる。外部からのデータファイルのアップロードのみを許可するようにし、閲覧やダウンロードできないようにしたとしても、見知らぬ人から不要なファイルが送りつけられる可能性がある。また、たとえデータフアイルの中身が閲覧できないようにしたとしても、ストレ一ジエリァに保存されているファイルのファイル名や、使用状況は見られてしまう可能性がある。発明の開示

したがって、この発明の目的は、セキュリティに問題が生じることなく、オンラインストレージエリアをデ一夕ファイルの受け渡しに利用できるようにし、オンラインストレ一ジサ一ビスの利便性を高めることができるようにしたものを提供することにある。

この発明は、ユーザ毎にストレ一ジエリアが割り当てられ、割り当てられたストレージェリアにユーザのデータが保管されるオンラインストレージ手段と、オンラインストレージ手段を管理する管理サーバと、オンラインストレージ手段をアクセスするためのユーザの端末装置と、オンラインストレージ手段とユーザ端末との間でデータのやり取りを行うネットワークとからなり、ユーザの端末装置の操作によりネットワークを介してオンラインストレージ手段をアクセスし、ユーザ毎に割り当てられたストレージェリアにユーザのデータを保管するサービスを提供するデータ保管システムであって、ストレージ手段の各ユーザのストレージエリアを、各ユーザのデータを保存するためのユーザエリァと、他のュ一ザからのデータをアツプロ一ドするための私書箱エリアとに分割し、各ユーザが他のユーザからのデータを受け取る場合には、各ユーザからの要望により、他のユーザにアップロード情報を送り、他のユーザは、アップロード情報を受け取り、アップロード情報に従って、各ユーザの私書箱エリアに、データをアップ口一ドするようにしたデータ保管システムである。

この発明は、ネットヮ一クを介してアクセス可能なストレージ手段に、各ユーザのストレージエリアを割り当て、各ユーザの端末手段により、ネットワークを介して、各ユーザのストレージエリアをァクセスし、各ユーザのストレ一ジエリアに各ユーザのデータを保存するようにしたデータ保管方法であって、ストレ一ジ手段の各ユーザのストレージエリアを、各ユーザのデータを保存するためのユーザエリアと、他のユーザからのデータをアップロードするための私書箱エリアとに分割し、各ユーザが他のユーザからのデータを受け取る場合には、各ユーザからの要望により、他のユーザにアップロード情報を送り、他のユーザは、アップロード情報を受け取り、アップロード情報に従つて、各ユーザの私書箱エリアに、データをアップロードするようにしたデータ保管方法である。

この発明は、ネットワークを介してアクセス可能なストレ一ジ手段と、ストレ一ジ手段の各ユーザのストレ一ジエリアを、各ユーザのデ —夕を保存するためのユーザエリアと、他のユーザからのデ一タをァップロードするための私書箱エリアとに分割して管理する手段と、各ユーザが他のユーザからのデータを受け取る場合に、各ユーザからの要望により、他のユーザにアップロード情報を送る手段と、他のユーザからデー夕を各ユーザの私書箱ェリアにアップロードする際に、ァップロード情報に従って他のユーザの認証を行う手段とを備えるようにしたデ一夕保管サービス装置である。

この発明は、ネットワークを介してアクセス可能なストレージ手段に、各ユーザのストレージエリアを割り当て、各ユーザの端末手段により、ネットワークを介して、各ユーザのストレージエリアをァクセスし、各ユーザのストレージエリアに各ユーザのデータを保存するようにすると共に、ストレ一ジ手段の各ユーザのストレージエリアを、各ユーザのデ一夕を保存するためのユーザエリアと、他のユーザからのデータをアップロードするための私書箱エリアとに分割し、ユーザがコンテンツ提供者からのコンテンツデ一夕を購入する際に、各ユーザからの要望により、コンテンツの提供者にアップ口一ド情報を送り、コンテンツの提供者は、アップロード情報を受け取り、アップ口一ド情報に従って、各ユーザの私書箱エリアに、ユーザが購入したコンテンッデ一夕をアップ口一ドするようにしたデータ保管方法である。オンラインストレ一ジの各ュ一ザのストレージエリアは、各ユーザのデ'一夕を保存するためのュ一ザエリアと、他のュ一ザからのデ一タをアップロードするための私書箱エリアとに分割される。私書箱ェリァを利用することで、誰からでも電子メールの添付ファイル送付では容量制限で受け取れないようなファイルも受け取りことが可能となり、記録メディァ媒体の郵送などと異なり即時に大容量のファイルを受け取ることができるようになる。この私書箱エリアは、招待状メールが送られた者だけが利用可能であるため、無駄なフアイルが送られてくることがなく、セキュリティが保たれる。

コンテンツ提供者がこのシステムを利用することにより、希望する会員ユーザに大容量のデータファイルを送付することができる。またユーザは、必要に応じて希望の端末装置で情報を利用できる。

オンラインストレージサービス提供者は、このような特徴により、個人情報の保護されたデータ保管サービスのまま、システム利用可能範囲の拡大による顧客数の拡大と、データ受信による個人の契約ストレージ容量増加による増収が期待できる。また、コンテンツの配信をこのシステムで行うことで、ュ一ザのストレ一ジエリアを管理するシステム提供者のメリットとして、配信のツール提供、代行、会員ユーザの誘引による付加的利益が得られる。図面の簡単な説明

第 1図は、この発明が適用されたシステムの一例の説明に用いるブロック図、第 2図は、ファイルサーバのオンラインストレージの構成を示す略線図、第 3図 A、第 3図 Bおよび第 3図 Cは、この発明が適用されたシステムの一例におけるデータ転送の説明に用いるブロック図、第 4図は、私書箱エリアの設定画面の説明に用いる略線図、第 5 図は、招待者登録画面の説明に用いる略線図、第 6図は、招待状メ一ルの説明に用いる略線図、第 7図は、アップ口一ドログィン画面の説明に用いる略線図、第 8図は、アップロード画面の説明に用いる略線図、第 9図は、招待者管理画面の説明に用いる略線図、第 1 0図 A、第 1 0図 Bおよび第 1 0図 Cは、この発明が適用されたシステムの一例におけるコンテンツの受け渡しの説明に用いるブロック図、第 1 1 図は、コンテンツ購入画面の説明に用いる略線図、第 1 2図は、オンラインス卜レージ提供者のシステムの構成を示すブロック図、第 1 3 図 Aおよび第 1 3図 Bは、会員ユーザ情報管理データベースの一例の略線図、第 1 4図は、招待者リストの一例の略線図、第 1 5図は、会員ユーザファイル管理デ一夕ベースの一例の略線図、第 1 6図は、この発明が適用されたシステムの説明に用いるシーケンス図、第 1 7図は、この発明が適用されたシステムの説明に用いるシーケンス図、第 1 8図は、この発明が適用されたシステムの説明に用いるシーケンス図、第 1 9図は、この発明が適用されたシステムの説明に用いるシーケンス図である。発明を実施するための最良の形態

以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。この発明は、ネットワーク上のストレ一ジエリアを各会員ユーザに提供するオンラインストレ一ジサービスに適用される。

第 1図は、この発明が適用されたオンラインストレージサ一ビスの概要を示すものである。第 1図において、オンラインストレージサービス提供者 1は、会員ユーザ 2に対して、ストレ一ジエリアを提供するサービスを行っている。すなわち、オンラインストレージサービス提供者 1は、オンラインストレージサービス提供者が保有するフアイルサーバ 3のストレ一ジの一部を会員ユーザ 2がデータファイルを保管する領域として使用できるようにするサービスを行っている。オンラインストレージサービスを利用する場合、ユーザは、オンラインストレージサービス提供者 1との間で、オンラインストレージェリアを使用するための契約を結ぶ。オンラインストレージエリアを使用するための契約では、オンラインストレージサービス提供者 1とュ一ザとの間で、ュ一ザの使用するストレージェリアの領域の容量や対価の契約が行われる。ユーザは、オンラインストレージサ一ビス提供者 1との間で契約を行い、会員ユーザとなる。会員ユーザとなると、契約で定められた容量で、オンラインストレージサービス提供者 1が管理するファイルサ —バ 3のストレージの一部がストレージエリァとして会員に割り当てられる。また、会員ユーザとなると、オンラインストレージ提供者のサイ卜にアクセスするためのユーザ I Dやパスヮ一ドが送られる。第 2図は、ファイルサーバ 3のストレージの概要を示すものである。ファイルサーバ 3は、オンラインストレージサービス提供者 1が管理しており、インターネット 4を介して外部からアクセス可能なストレージを提供するものである。

ファイルサーバ 3のストレ一ジには、第 2図に示すように、各会員ユーザ毎に、ストレ一ジエリア 1 0が設けられる。各ストレージエリァ 1 0は、ユーザエリァ 1 1と、私書箱エリァ 1 2とからなる。ユーザエリア 1 1は、各ユーザが自分のデータファイルを保管するエリアとして使用される。私書箱エリア 1 2は、他人からのアップロードされてきたファイルを保存するのに使用される。私書箱エリア 1 2の詳細については、後に説明する。

各会員に割り当てられたファイルサーバ 3のストレージエリァ 1 0 は、ィンタ一ネットに接続可能な端末装置を用いてアクセスできる。端末装置としては、イン夕一ネット 4に接続可能な機器であれば何れでも良く、パーソナルコンピュータや P D A (Personal Di gi t al As s i s t ant)、携帯電話端末等が考えられる。端末装置は、無線、有線などの公知のネットワークシステムを介し直接もしくは間接的にィンターネット 4に接続されており、同じく公知のネットワークシステムを介して直接もしくは間接的にインターネット 4に接続されているオンラインストレージサービス提供者 1のシステムと通信できるようになつている。

第 1図において、会員ユーザ 2は、ファイルサーバ 3の各自のストレ一ジエリァ 1 0をアクセスする場合には、各会員ユーザ 2の端末装置を、インターネット 4を介して、オンラインストレージサービス提供者 1のサービスシステムに接続する。このとき、パスワードとユーザ I Dとから、認証が行われる。

会員ュ一ザ 2は、インターネット 4へ接続可能な端末装置を使用し、ファイルサ一バ 3の各自のストレ一ジエリア 1 0に、データフアイルをアップロードして保管できる。また会員ユーザ 2は、イン夕一ネット 4へ接続可能な端末装置を使用し、各自のストレージエリア 1 0 に保管されたデータファイルを参照したり、ダウンロードすることができる。

この発明が適用されたオンラインストレージサービスでは、オンラインストレ一ジサービス提供者 1が保有するファイルサーバ 3のストレ一ジの一部を会員ユーザ 2がデータファィルを保管する領域として使用できるようにするという基本的なオンラインストレージサービスに加えて、各自のストレージエリアに他人からのファイルのアップ口一ドを許可し、大容量ファイルの受け取りに利用するというサービスが行われる。

会員ユーザ 2が他のユーザからのデータファイルを受け取るサ一ビスを利用する場合には、会員ユーザ 2のストレージエリア 1 0に、第 2図に示したように、ユーザエリア 1 1と私書箱エリア 1 2が割り当てられる。そして、会員ュ一ザ 2が他のユーザからのデータファイルを受け取る場合には、会員ユーザ 2がそのユーザを招待者として登録する。招待者として登録されると、招待者として登録されたユーザ 5 に招待状の電子メールが送られる。招待状が送られたユーザは、メールに記載されている U R L (Uni f orm Res ource Locat or)をアクセスし、メールに記載されている情報を基に認証を行い、認証が成立すると、データファイルを会員ユーザ 2のストレ一ジエリア中の私書箱エリ 7 1 2にデータファイルをアップロードすることができる。

つまり、第 3図 A、第 3図 Bおよび第 3図 Cは、会員ユーザ 2がュ —ザ 5からのデータファイルを受け取る場合の処理を示すものである自分のストレ一ジエリアに他人からのファイルのアップロードを許可するサービスを利用する場合には、会員ユーザ 2のストレージエリァ 1 0に、第 2図に示したように、私書箱エリア 1 2が割り当てられる。

私書箱エリア 1 2の設定は、私書箱エリアの設定画面で行える。会員ユーザ 2がオンラインストレージサービス提供者 1のシステムのサイトに接続し、私書箱エリアの設定ページに行くと、第 4図に示すような私書箱設定画面 2 0が表示される。

この私書箱設定画面 2 0には、私書箱エリア 1 2の設定容量の制限ボックス 2 1が設けられる。このボックス 2 1に記入された容量により、私書箱エリア 1 2の容量が制限される。また、私書箱エリアの設定画面 2 0には、受信する又は受信しないファイルの種類の設定ポックス 2 2が設けられる。このボックス 2 2により、受信する又は受信しないファイルの種類（exeや j peg等の形式）が設定できる。受信する又は受信しないファイルの種類を制限することで、不要な実行可能ファイルがアップロードされたり、容量の大きい動画ファイルがアツブロードされたりすることを未然に防ぐことができる。設定ポタン 2 3が押されると、私書箱エリアが設定され、キャンセルポタン 2 4が押されると、設定がキャンセルされる。更に、ファイルサイズの上限や、ウィルスチェックの有無を設定するようにしても良い。

そして、会員ユーザ 2がユーザ 5からのデ一夕ファイルを受け取る場合には、会員ュ一ザ 2は、私書箱エリア 1 2の設定をした後に、端末装置によりオンラインストレージサ一ビス提供者 1の招待者登録画面 3 0のページをアクセスし、ュ一ザ 5を招待者として登録する。第 5図は、招待者登録画面 3 0の一例である。第 5図に示すように、招待者登録画面 3 0には、招待者の名前の記入ボックス 3 1と、パスワードの記入ボックス 3 2と、メールアドレスの記入ボックス 3 3 とが設けられる。例えば、ユーザ 5からのデータファイルを受け取る場合には、ボックス 3 1にユーザ 5の名前が記入され、ボックス 3 2 にパスワードが記入され、ボックス 3 3にユーザ 5のメールアドレスが記入される。第 5図に示すように、招待者の名前の記入ボックス 3 1と、パスワードの記入ボックス 3 2と、メールアドレスの記入ボックス 3 3は複数個設けられており、複数のユーザの招待状を発行することができる。また、招待者登録画面 3 0には、メッセージの記入ポックス 3 4が設けられる。送信ポタン 3 5が押されると、招待状の電子メールが送信される。キャンセルポタン 3 6が押されると、キャンセルきれる。

招待者登録画面 3 0で、例えば、ユーザ 5が招待者として登録されると、第 3図 Aに示すように、オンラインストレ一ジサービス提供者 1のシステムにより、招待者として登録されたユーザ 5に、招待状メールが送信される。この招待状メールには、招待状を送った会員ユーザ 2の私書箱ナンパと、パスワードと、ファイルをアップロードするときにアクセスするオンラインストレージサービス提供者 1のサイトの U R Lが記載されている。

第 6図は、招待状メ一ル 4 0の一例である。この招待状メール 4 0 は、ィンタ一ネットの電子メールの配信サービスにより招待者となるユーザ 5に転送される。招待状メール 4 0は、招待者登録画面 3 0のボックス 3 3に記入されたアドレスに転送される。第 6図に示すように、招待状メール 4 0には、私書箱ナンパ 4 1とパスワード 4 2が記載されている。私書箱ナンパ 4 1は、データファイルの転送を要求している会員ユーザ 2の私書箱ナンパが記載されている。パスヮード 4 2は、招待者登録画面 3 0のボックス 3 2に記入されたパスヮードに基づいて記載される。また、招待状メール 4 0には、オンラインストレージサービス提供者のサイトの U R L 4 3が記載されている。また、招待者登録画面 3 0のメッセ一ジの記入ボックス 3 4に記入されたメッセージに基づいて、招待状メール 4 0にメッセージ 4 4が記載される。

第 6図に示したような招待状メールは、オンラインストレージサービス提供者 1から招待者となるユーザ 5に送られる。

招待者のユーザ 5は、オンラインストレージサービス提供者 1からの招待状メール 4 0を受信すると、この招待状メール 4 0から、デ一夕ファイルを転送するときにアクセスする U R Lと、アクセスするための情報が知らされる。

第 3図 Bに示すように、招待者のユーザ 5から会員ユーザ 2にデ一夕ファイルを送る場合には、招待者のユーザ 5は、端末装置により、招待状メールに記載されている U R Lをアクセスする。招待状メールに記載されている U R Lをアクセスすると、招待者のユーザ 5は、フアイルをアップロードするときにアクセスするオンラインストレ一ジサービス提供者 1のサイ卜に繋がることになる。

招待者のユーザ 5は、オンラインストレージサ一ビス提供者 1のサイトに繋がったら、そのサイトの画面上で、招待状メール 4 0に記載されている私書箱ナンパと、パスワードと、招待者のユーザ 5のメールァドレスを入力する。

第 7図は、招待者のユーザ 5が、招待状メール 4 0に記載されている U R Lをアクセスしたときに表示されるアップロードログイン画面の一例を示すものである。第 7図に示すように、アップ口一ドログイン画面 5 0には、私書箱ナンパの記入ボックス 5 1と、パスワードの記入ボックス 5 2と、メールァドレスの記入ボックス 5 3が設けられる。ボックス 5 1には、招待状メール 4 0に記載されていた私書箱ナンバ 4 1が記入される。ボックス 5 2には、招待状メール 4 0に記載されていたパスワード 4 2が記入される。ボックス 5 3には、招待状が届いたメールアドレスが記入される。ボックス 5 1に私書箱ナンパが記入され、ボックス 5 2にパスワードが記入され、ボックス 5 3にメールアドレスが記入されて、ログインポタン 5 4が押されると、認証が開始される。キャンセルポタン 5 5が押されると、処理がキャンセルされる。

第 3図 Bに示すように、オンラインストレ一ジサービス提供者 1のシステムは、招待者のユーザ 5から入力された私書箱ナンパと、パスワードと、メールアドレスを基に認証を行う。オンラインストレージサ一ビス提供者 1のシステムは、正規の招待者であると認められたら、データファイルのアップロードを許可する。正規の招待者でないときには、アクセスを拒否する。

このように、認証にメールアドレスを用いることは、セキュリティ上効果的である。すなわち、このシステムでは、私書箱ナンパとパスヮードとが盗用されたとしても、メールァドレスが分からなければ、システムへの侵入はできない。したがって、招待状をもらったユーザのみ、データファイルのアップ口一ドが可能になる。悪意のあるシステムへの侵入があっても、メールァドレスからユーザを特定できる。認証により正規の招待者であることが認められると、第 3図 Cに示すように、招待者のユーザ 5の端末装置からオンラインストレージ提供者のシステムに、データファイルが送られる。このデータファイルは、ファイルサーバ 3の招待状を送った会員ュ一ザ 2のストレージェリア 1 0中の私書箱エリァ 1 2にアップロードされる。

第 8図は、アップロード画面 6 0の一例である。第 8図に示すように、アップロード画面 6 0には、アップロードするファイルの入力ポックス 6 1と、メモの記入ボックス 6 2が設けられる。参照ポタン 6 3を使ってアップロードするファイルを選択することができる。アツブロードするファイルが選択され、アップロード実行ポタン 6 4が押されると、アップロードの処理が開始される。

このように、会員ユーザ 2がユーザ 5からのデータファイルを受け取る場合には、会員ュ一ザ 2がユーザ 5を招待者として登録し、ユーザ 5が招待者として登録されると、招待者として登録されたユーザ 5 に招待状メールが送られる。招待状が送られたユーザ 5は、メールに記載されている U R Lをアクセスし、メールに記載されている情報を基に認証を行い、認証が成立すると、データファイルを会員ュ一ザ 2 のストレージエリア 1 0中の私書箱エリア 1 2にアップロードできる。

各招待者のパスワードは、変更可能である。第 9図は、招待者管理画面 7 0の一例である。第 9図に示すように、招待者管理画面 7 0には、招待者として設定された各自のパスワードと、メールアドレスと、招待日が記載されている。ここで、チェックボックス 7 1によりュ —ザを選択し、パスワード変更ポタン 7 2が押されると、パスワードが変更できる。また、削除ポタン 7 3が押されると、招待者登録の削除ができる。

このシステムでは、招待者のュ一ザ 5からアップロードされたファィルは、他のファイルとは区別された私書箱エリア 1 2に保管される。このため、会員ユーザ 2のユーザエリア 1 1は外部から完全に保護されることになり、セキュリティに問題が生じない。また、ユーザェリア 1 1と私書箱エリア 1 2が分かれているため、管理も容易であるまた、招待者のユーザは会員ュ一ザである必要はなく、会員ユーザはこの各招待者登録に対してパスヮードを登録するが、パスヮードの変更、招待者登録の削除を行うことにより、パスワードが漏洩した場合の第三者からの不要なアップロードを回避できる。

また、招待者のユーザ 5は、アップロードすることだけが可能で、ユーザエリァ 1 1や私書箱エリァ 1 2にアクセスはできないので、ュ一ザエリア 1 1や私書箱エリア 1 2にどのようなファイルが保管されているかを知ることはできず、また、ユーザエリア 1 1や私書箱エリァ 1 2に保管されているファイルを閲覧したり、ダウンロードすることもできない。

また、会員ユーザ 2は、ストレージエリア 1 0内の私書箱エリア 1 2の最大サイズを制限することが可能で、これにより招待者から送られるファイルで自分の利用するストレージエリァが不足することを回避できる。また、ファイルサイズの上限を指定することで、あまりに巨大なファイルの受け取りを拒否できる。また、私書箱エリア 1 2へアップロードを許可するファイルの種類（形式）の制限やファイルのウィルスチェックをあわせて行うことで、ウィルスに汚染されたファィルの受け取りなどの問題が起きないように管理ができる。

また、私書箱エリア 1 2は、コンテンツ提供者 6からのコデータファイルの受け取りにも利用することができる。第 1 0図 A、第 1 0図 Bおよび第 1 0図 Cは、会員ユーザ 2がコンテンツ提供者 6 からのコンテンツデータファイルを受け取る場合の処理を示すものである。

第 1 0図 Aに示すように、会員ユーザ 2は、端末装置によりオンラインストレ一ジサービス提供者 1のコンテンツプロバイダ一覧のぺージのサイ卜にアクセスし、購入したいコンテンツを設定する。

第 1 1図は、コンテンツプロバイダ一覧画面 8 0の一例である。コンテンップロバイダ一覧画面 8 0では、各コンテンツ提供者で提供しているコンテンツの一覧が表示され、各コンテンツに購入ポタン 8 1 が設けられる。会員ユーザ 2は、このコンテンツデータの一覧画面 8 0を見ながら、自分の欲しいコンテンツを探し、購入したいコンテンッがある場合には、購入ポタン 8 1を押す。

購入ボタン 8 1が押されると、メールアドレスが自動入力され、コンテンッ提供者 6のコンテンツサーバ、またはコンテンツ提供者 6が用意したメ一ルァドレスに、私書箱ナンパとパスヮードが送付され、これにより、コンテンツ提供者 6は、配信の希望を確認することができる。

第 1 0図 A、第 1 0図 Bおよび第 1 0図 Cにおいて、例えば、会員ユーザ 2がコンテンッ提供者 6からコンテンツデータの購入を設定すると、第 1 0図 Aに示すように、オンラインストレージサービス提供者 1のシステムにより、コンテンツ提供者 6に招待状メールが送信される。

コンテンッ提供者 6が招待状を受け取ると、コンテンッ提供者 6が招待者となる。コンテンツ提供者 6は、この招待状メールから、どの会員ユーザ 2がどのようなコンテンツのデータファイルを購入したいかが分かる。

コンテンツ提供者 6は、招待状メールを受け取ると、第 1 0図 Bに示すように、認証を行い、認証が成立すると、第 1 0図 Cに示すように、コンテンツ提供者 6のコンテンツサーバからオンラインストレージサービス提供者 1のシステムに、会員ユーザ 2が購入したデータフアイルを送り、このデータファイルを、会員ユーザ 2のストレージェリア 1 0中の私書箱エリア 1 2にアップロードする。

なお、複数の会員ュ一ザが同様のコンテンツデ一夕の購入を希望している場合には、オンラインストレ一ジサ一ビス提供者 1のシステムでアップロードを代行させるようにしても良い。また、コンテンツ提供者 6が予め登録されている場合には、認証を不要とすることができる。

次に、この発明が適用されたオンラインストレージサービスにおけるオンラインストレージサービス提供者のシステムについて説明する。

第 1 2図は、オンラインストレージサービス提供者 1のシステムの概要を示すものである。第 1 2図において、オンラインストレ一ジサ一ビス提供者 1のシステムは、接続ィンターフェ一スサーバ 1 0 1と、メールサーバ 1 0 2と、ファイル転送サーバ 1 0 3と、会員ュ一ザ情報管理サーバ 1 0 4と、ファイルサーバ 1 0 5と、会員ユーザファィル管理サーバ 1 0 8と、コンテンッ管理サーバ 1 0 9とからなる。接続ィンターフェースサーバ 1 0 1は、ネットワークに接続され、各種のページを提供する W E Bサーバ機能を包含する。また、このォンラインストレ一ジサービスでは、パーソナルコンピュータばかりでなく、 P D Aや携帯電話端末でもアクセス可能とされている。接続ィン夕一フェースサーバ 1 0 1は、ュ一ザの端末装置を判別し、これに合った通信を行う。そのため、接続イン夕一フェースサーバ 1 0 1は

、ユーザの端末装置に依存するインタ一フェース機能と、ユーザの端末装置に依存しない共通機能とを有している。また、接続インタ一フエースサーバ 1 0 1は、ネットワークに接続され、ユーザの端耒装置からの指示情報（データファイル保管に関わる指示、認証に関わる指示）を受け、それを元にネットワーク上の各コンピュータへ指示を移譲し、結果を受信、ユーザの端末装置へ応答できるようになつているメールサーバ 1 0 2は、ネットワークに接続可能とされており、ィンタ一ネットのメールサーバを構成している。オンラインストレージのシステムから各ユーザの端末に配信するメールや、ュ一ザの端末から配信されてくるメールは、メールサーバ 1 0 2で処理される。招待状メールは、このメールサーバ 1 0 2から送られる。

ファイル転送サーバ 1 0 3は、ネットワークに接続されており、ュ —ザの端末装置からオンラインストレ一ジのシステムへのファイルのアップロード、又はオンラインストレージのシステムからユーザの端末装置へのファイルのダウンロードの処理を行っている。

会員ュ一ザ情報管理サーバ 1 0 4は、会員ユーザの契約したストレージ容量、会員ユーザの属性情報を管理している。会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4には、第 1 3図 Aおよび第 1 3図 B、ならびに、第 1 4図に示すように、各会員毎の会員情報管理デ一夕ベースと、招待者のリストを示すデ一夕ベースが格納されている。

第 1 3図 A及び第 1 3図 Bに示すように、会員情報管理データべ一スの項目としては、ユーザ I Dと、パスワードと、契約容量と、使用容量と、残容量と、私書箱エリアナンパと、招待者リストと、容量確保エリアと、私書箱エリア最大容量と、私書箱最大ファイル容量と、ウィルスチェックの有無と、アップロード許可のファイル形式と、ァップロード拒否のファイル形式と、利用料金等がある。招待者リストは、第 1 4図に示すように、招待者の氏名と、パスワードと、メールァドレス等からなる。

会員ユーザの端末装置をオンラインストレ一ジサービスのシステムのサイトに接続させる際に、認証が行われる。この認証は、会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4の会員情報管理データベースのユーザ I Dと

、パスワードに基づいて行われる。

また、招待状メールを受信した招待者の端末装置をオンラインストレージサービスのシステムのサイトに接続させる際に、認証が行われる。認証は、会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4の会員情報管理データベースの招待者リストに基づいて行われる。

第 1 2図において、ファイルサーバ 1 0 5は、大容量のファイルが格納されるデータストレージからなる。ファイルサーバ 1 0 5は、ォンラインストレージ部 1 0 6と、コンテンツライブラリ部 1 0 7とからなる。勿論、ファイルサーバ 1 0 5は、物理的に 1つである必要はなく、大容量のストレージを実現するために、通常、複数のストレージ機器から構成される。

オンラインストレージ部 1 0 6は、ィンターネット 4を介して外部からアクセス可能なデータストレージである。このオンラインストレージ部 1 0 6には、第 2図に示したように、各ユーザ毎に、ユーザェリア 1 1と私書箱エリァ 1 2とからなるストレージエリァ 1 0が設けられる。

コンテンツライブラリ部 1 0 7には、オンラインストレージサービス提供者側で用意した多数のコンテンツデータが格納されている。ファイルサーバ 1 0 5のオンラインストレージ部 1 0 6は、会員ュ一ザファイル管理サーバ 1 0 8により管理される。ファイルサーバ 1 0 5のコンテンツライブラリ部 1 0 7は、コンテンツ管理サーバ 1 0 9により管理される。

会員ユーザファイル管理サーバ 1 0 8は、保管しているファイル及びその属性情報を管理しており、第 1 5図に示すように、ユーザファィル管理データベースを有している。このユーザファイル管理データベースにより、ユーザ I D毎に、保管ファイル I D、ファイル名、フアイルサイズ、タイトル、データ形式が管理される。

会員ュ一ザファイル管理サーバ 1 0 8は、ユーザの端末装置よりデ一夕ファイルの保管、削除、検索、移動等の要求があつたときに、その会員ユーザの使用済みストレージ容量や保管ファイルリストなど管理する必要な情報項目を更新すると共に、実データの格納をファイルサ一バ 1 0 5に指示することができる。

コンテンツ管理サーバ 1 0 9は、コンテンツライブラリ部 1 0 7に格納されているコンテンツデータを管理している。コンテンツライブラリ部 1 0 7に格納されているコンテンツデータを会員ユーザに送る場合には、コンテンツライブラリ部 1 0 7のコンテンツデータのファィルを、オンラインストレ一ジ部 1 0 6のストレージエリア 1 0にコピーするだけで良い。

また、コンテンツ提供者からのコンテンツデータを各会員に送る際に、コンテンツライブラリ部 1 0 7を利用することがある。すなわち、複数の会員に同一のコンテンツデータを提供する場合には、コンテンッ提供者からのデータフアイルが一旦コンテンツライブラリ部 1 0 7に保管される。そして、コンテンツライブラリ部 1 0 7に一旦保存されたコンテンツ提供者からのデータファイルが、購入を希望している会員ユーザのオンラインストレージ部 1 0 6のストレージエリア 1 0に送られる。なお、前述したように、コンテンツライブラリ部 1 0 7に格納されているコンテンツデータを会員ユーザに提供する場合には、コンテンツライブラリ部 1 0 7のコンテンツデータのファイルを、オンラインストレージ部 1 0 6のストレージエリア 1 0にコピーするだけで良い。コンテンツ管理サーバ 1 0 9は、このように、情報を提供するコンテンツプロバイダの管理を行っている。

なお、説明を簡単とするため、第 1 2図においては、接続インターフェースサ一バ 1 0 1、メールサーバ 1 0 2、ファイル転送サーバ 1 0 3、会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4、ファイルサーバ 1 0 5、会員ュ一ザファイル管理サ一バ 1 0 8、コンテンツ管理サーバ 1 0 9は、それぞれシリーズに接続されているように記載されているが、本システムの構成としては、それぞれがネットワーク上に並列に接続されていても良く、またそれぞれ機能毎にコンピュータを設けているが、マシン性能等の面で実用的であるならば、 1台のコンピュータでこれら複数の機能が実現されていても良い。

第 1 6図は、各会員ユーザが各自のストレージエリァ 1 0にァクセスし、ファイルをアップロードしたり、容量コースの変更したり、デ —夕ファイルをダウンロードしたりするときの処理を示すシーケンス図である。ここでは予め、会員ユーザ 2は本システムと契約しており、会員ユーザ情報管理サ一バ 1 0 4に、第 1 3図 Aおよび第 1 3図 B 、ならびに、第 1 4図に示したようにデータが管理されているものとする。

第 1 6図において、会員ユーザ 2は、端末装置により接続インターフェースサーバ 1 0 1へ接続する（シーケンス S 1 ) 。ここで、入力された I Dとパスワード等を会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4に引き渡す（シーケンス S 2 ) 。会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4は、入力された情報が正しいこと、また該当会員がシステムを利用できる登録状態にあることを確認することによって会員認証を行い、認証の結果を接続インターフェースサーバ 1 0 1に戻す（シーケンス S 3 ) 。結果が正しい場合、接続ィンターフェ一スサーバ 1 0 1はユーザのログインを許可し、サービス画面を提供する（シーケンス S 4 ) 。

会員ユーザ 2は、接続インターフェースサーバ 1 0 1が提供する操作画面に従って、接続端末内のデータを選択し、データファイルの保管を指示する（シーケンス S 5 ) 。

接続インタ一フェースサーバ 1 0 1は、会員ユーザ 2からのデータファイルの保管の指示を受け、デ一夕ファイルとその属性情報を取得し、会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4へ保管の指示を出す（シーケンス S 6 ) 。

会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4は、接続インターフェースサーバ 1 0 1の指示に従い、当該会員ユーザの契約ストレージの残り容量を確認し、保管可能ならば会員ユーザファイル管理サーバ 1 0 8へファィル保管の指示を出し（シーケンス S 7 ) 、使用ストレージ容量、保管ファイルリスト、ファイル属性情報などの情報項目を更新し、ファィルサーバ 1 0 5へデータファイルを引き渡し格納する（シーケンス S 8 ) 。これにより、ファイルサーバ 1 0 5中のそのユーザのストレージエリァ 1 0のユーザエリア 1 1に、デ一夕ファイルが保管される

' 会員ユーザ 2がストレージエリアの容量 1 0を増加したい場合は、接続インターフェースサーバ 1 0 1が提供する操作画面に従って、容量コースを選択し（シーケンス S 9 ) 、会員ュ一ザファイル管理サーバ 1 0 8にその情報が更新される（シーケンス S 1 0 ) 。その情報に従い、課金料金を計算し予め登録された支払い機関に請求がされる。会員ユーザ 2が、自分が保管したデータファイルをダウンロードしたい場合には、会員ユーザ 2は、接続インターフェースサーバ 1 0 1 が提供する操作画面に従って、保管したデ一夕ファイルを選択し、ダゥンロードを指示する（シーケンス S 1 1 ) 。

接続インターフェースサーバ 1 0 1は、ユーザが選択したファイルの属性情報を会員ュザファイル管理サーバ 1 0 8に引き渡し（シーケンス S 1 2 ) 、会員ユーザファイル管理サーバ 1 0 8はファイルサ —バ 1 0 5へ該当ファイルをユーザ端末へ返すことを指示する（シーケンス S 1 3 ) 。これにより、ファイルサーバ 1 0 5から、指定されたファイルがダウンロードされる（シーケンス S 1 4 ) 。

第 1 7図は、他人のデータファイルをアップロードすることを許可し、大容量データファイルを受け取るときの処理を示すシーケンス図である。

第 1 7図において、会員ユーザ 2は、ログイン後（ログイン動作は、前回と同じ）、私書箱エリアの設定を行う画面（第 5図参照）で招待者を登録する（シーケンス S 5 1 ) 。この際に招待者を特定する名前などの情報と招待者に与えるパスヮード、連絡に用いるメールァドレスを入力する。設定を完了すると、登録情報は会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4に蓄えられる（シーケンス S 5 2 ) 。また、会員ユーザ 2にはストレージエリアを契約すると同時にオーナー用のパスヮ一ドが予め提供される。

また会員ユーザ 2は、登録されたユーザのパスワードの変更、登録の削除などを行うことができる（第 9図参照）。変更があった場合（シーケンス S 5 3 ) 、この情報も会員ユーザ情報管理サ一バ 1 0 4に伝えられ、情報が更新される（シーケンス S 5 4 ) 。招待者が登録されると、招待者に対して会員ユーザの私書箱エリァを特定するための私書箱ナンパとパスワードが記載された招待状メールがメールサーバ 1 0 2を経て配信される（シーケンス S 5 5 ) 。あるいは、ここで設定されたパスヮ一ドと私書箱ナンバを設定したアツプロ一ドソフトウェアを添付するなどして、招待者へ情報が引き渡される。この設定は、私書箱エリアにおいて会員ュ一ザが指定した方法が選択されるとしても良い。

また、会員ユーザ 2は私書箱エリアの設定として、ファイル容量、アップロードを許可するファイル形式、アップロードを許可しないフアイル形式を設定できる（第 4図参照）。また、アップロードされたファイルのウィルスチェックを行うかの設定をすることもできる（シ

—ケンス S 5 6 ) 。その設定は、会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4に保管される（シーケンス S 5 7 ) 。

招待者のユーザ 5はメールに記載するなどして告知された U R Lに接続する。接続インターフェースサーバ 1 0 1が表示する画面（第 7 図参照）で私書箱ナンパ、パスワード、情報を受け取ったメールアドレスを入力する（シーケンス S 5 8 ) 。

接続インタ一フェースサーバ 1 0 1は、受け取った情報を会員ュ一ザ情報管理サーバ 1 0 4に引き渡し、該当する私書箱ナンパを持つュ —ザの招待設定にこのメールァドレスとパスヮードが登録されているかを確認し（シーケンス S 5 9 ) 、その結果を接続インターフェースサーバ 1 0 1に戻す（シーケンス S 6 0 ) 。この際にオーナ一用のパスワードが入力された場合は、メ一ルアドレスの入力は必要なく、メールアドレスのチェックは除外される。また、招待者の登録時にメ一ルアドレスの入力をしなかった場合もメールを送らないとともに、招待者の入力時にもオーナー用のチェックと同様メ一ルァドレスのチェックを行わないということにしても良い。

結果が正しければ、接続インタ一フェースサーバ 1 0 1は、フアイルアップロード用の画面を表示する（第 8図参照）。結果が正しくない場合は、入力情報が正しくない旨のメッセ一ジを出す（シーケンス S 6 1 ) 。

招待者のュ一ザ 5は、アップロードするファイルを選択して、アツプロ一ドを開始する（シーケンス S 6 2 ) 。なお、アップロードでは、アップロード用のソフトウェアが利用できる。アップロード用のソフトウエアを利用する場合は、上述のシーケンスのプロセスをソフトウェアが自動的に行い、指定されたファイルのアップロードファイルが行われる。この際のファイルの指定は、ソフトウェアへのドラッグ •アンド · ドロップなど一般的なファイルして指定方法を利用する。アップロードが完了すると、接続インターフェースサーバ 1 0 1は、ファイルとその属性情報を取得し、会員ユーザファイル管理サーバ 1 0 8へ引き渡し（シーケンス S 6 3 ) 、会員ユーザファイル管理サーバ 1 0 8はファイルサーバ 1 0 5に保管の指示を出す（シーケンス S 6 4 ) この際に、招待者名として登録されている情報を、フアイルのタイトルとして保管しても良い。これにより送信者が誰であるかわかる仕組みとなる。

この際に、会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4は、私書箱エリアの設定でアップ口一ドを禁止しているファイル種別や容量を判断し、問題があればこれを接続ィン夕ーフェースサーバ 1 0 1を通じて招待者のュ一ザ 5へ告知し、プロセスを中止する（シーケンス S 6 5 ) 。又はこの判断はアップ口一ドする前に指定されたファイルの属性をチエツクして行ってもかまわない。

ウィルスチェックが指定されている場合は、会員ユーザファイル管理サーバ 1 0 8はファイルのウィルスチェックを行い、問題があれば、このプロセスを中断し、接続インターフェースサーバ 1 0 1を通じて問題を招待者へ告知する（シーケンス S 6 6 ) 。

ファイルに問題がない場合、会員ユーザファイル管理サーバ 1 0 8 は、接続インターフェースサーバ 1 0 1の指示に従い、該当する私書箱ナンバをもつ該当会員ユーザの私書箱エリアの残り容量を確認し、保管可能ならば、ファイルサーバ 1 0 5へファイル保管の指示を出し、使用ストレ一ジ容量、保管ファイルリスト、ファイル属性情報などの情報項目を更新すると同時に、会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4にも使用容量情報を引き渡し、会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4はこれを格納する（シーケンス S 6 7 ) 。

会員ユーザファイル管理サーバ 1 0 8は接続ィンターフェースサーノ 1 0 1に保管の結果を戻し（シーケンス S 6 8 ) 、問題ない場合は正常にアップロードが終了したメッセージが表示されたアップロード完了画面を表示する。容量超過などその他エラーが発生した場合は、その旨を画面に表示する（シーケンス S 6 9 ) 。

会員ユーザ 2が、自分のストレージエリアへログインした際に、接続インタ一フェースサーバ 1 0 1は、該当会員ユーザが前回ログインした時間を会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4に確認し、それ以降に私書箱エリァへアップロードされたファイルがあるかを会員ユーザファィル管理サーバ 1 0 8に確認する。該当するファイルがあった場合には、その旨が会員ユーザに告知される（シーケンス S 7 0 ) 。会員ュ一ザ 2は、自分の私書箱エリアにアクセスすれば、送られてきたデー夕ファイルを受け取ることができる。

次に、コンテンツプロバイダの情報を登録し、その情報を会員ユーザに告知し、会員ュ一ザから配信の依頼を受けたコダが指定された会員ユーザの私書箱エリアに直接又は間接的にフアイルを配信することを可能とするサービスを行う場合の処理について説明する。

第 1 8図において、コンテンツデ一夕を販売、提供するコンテンツ提供者 6は、そのサービス提供者が運営するコンテンツサーバをコンテンッ管理サーバ 1 0 9に登録する（シーケンス S 1 0 1 ) 。

接続ィン夕ーフェースサーバ 1 0 1は、コンテンッ管理サーバ 1 0 9に登録されているコンテンツ提供者 6のコンテンツサーバのメールアドレスやその情報をサービスサイト上で表示する（第 1 1図参照） (シーケンス S 1 0 2 ) 。

会員ユーザ 2は、入手したい情報を提供しているコンテンツ提供者 6を招待者として設定する（シーケンス S 1 0 3 ) 。これにより、コンテンッ提供者 6のコンテンツサーバのメールァドレスに、又はコンテンッ提供者 6が用意したメールァドレスに、私書箱ナンパとパスヮードが記載された招待状メールが送付され（シーケンス S 1 0 4 ) 、この招待状メールから、コンテンツ提供者 6は、会員ユーザ 2の配信の希望を確認することができる。また、特別なサイトを設けて、予め設定した私書箱ナンパとパスワード（オーナー用のものでも、メールァドレスを設定してないパスヮードでもかまわない）を入力する機能を提供しても良く、この場合は、ログイン後の私書箱設定画面から招待メールを発信する必要もなくなる。

コンテンツ提供者 6は、アップロードするファイルを選択して、コンテンッのデ一夕ファイルのアップロードを開始する（シーケンス S 1 0 5 ) 。アップロードが完了すると、接続インターフェースサーバ 1 0 1は、ファイルとその属性情報を取得し、これを会員ユーザファィル管理サーバ 1 0 8へ引き渡し（シーケンス S 1 0 6 ) 、会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4は、ファイルサーバ 1 0 5のその会員ユーザの私書箱エリアに保管の指示を出す（シーケンス S 1 0 7 ) 。

なお、ファイルを複数の会員ュ一ザに一度にアップロードする場合には、オンラインストレ一ジサービス提供者 1が提供するソフトゥェァ（以降一括アップロードソフトウェアという）を使用することができる。一括アップロードソフトウェアが起動されると、コンテンツ提供者 6のコンテンツサーバと接続ィンターフェースサーバ 1 0 1とが接続する。ここでこの一括アップロードソフトウェアは、登録する会員ュ一ザのリストと配信したいファイルを接続ィン夕一フェースサ一バ 1 0 1に引き渡す。接続ィンターフェ一スサーバ 1 0 1は、一括ァップロードソフトウェアからの情報に基づいて、上述したように、リスト上の各会員ユーザの私書箱エリア 1 2にコンテンツデ一夕をアツプロ一ドし、各会員ュ一ザへのアップ口一ドが正常に終わったかどうかを一括アップ口一ドソフトウエアに対して戻す。一括アップロードソフトウエアはその結果をコンテンツ提供者に対して表示する。上述の例では、コンテンツ提供者 6が直接コンテンツを購入した会員の私書箱エリァ 1 2にコンテンツデータをアップロードするようにしているが、コンテンッ提供者 6が複数の会員ユーザ 2へ同一フアイルを配信する場合には、コンテンツ提供者 6からのコンテンツデータをファイルサーバ 1 0 5のコンテンツライブラリ部 1 0 7に一旦保存し、コンテンツライブラリ部 1 0 7から複数の会員ユーザ 2の私書箱エリアに転送するようにしても良い。ファイルサ一バ 1 0 5のコンテンッライブラリ部 1 0 7から会員ユーザ 2の私書箱エリア 1 2へのデ一夕の転送は、ストレージ内でのデータのコピーで行える。

この場合、第 1 9図に示すように、コンテンツ管理サーバ 1 0 9は、コンテンツ提供者 6のコンテンツサーバの情報に加え、その保管しているファイルの属性情報をコンテンツ管理サーバ 1 0 9に送り（シ一ケンス S 1 5 1 ) 、コンテンッデータをファイルサーバ 1 0 5に保存する（シーケンス S 1 5 2 ) 。

オンラインストレージサービス提供者 1は、この登録に際し、コンテンッ提供者 6に対して課金することもできる。また会員ユーザ 2がコンテンツ提供者 6のコンテンツサーバのメールアドレスに招待者を設定した際に、会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4がその情報をコンテンッ管理サーバ 1 0 9に引き渡し、現在有効な招待数をコンテンツ管理サーバ 1 0 9に登録するとしても良い。この場合、コンテンツ提供者 6のコンテンツサーバのメールァドレスが招待者から削除されれば、会員ュ一ザ情報管理サーバ 1 0 4からコンテンツ管理サーバ 1 0 9 にその情報が引き渡され、登録情報から削除される。このため、特定期間に登録した会員ユーザ数に比例した課金をコンテンツ提供者 6に対して行うこともできる。

コンテンツを購入するために、会員ユーザ 2がコンテンツ提供者 6 を招待者として設定した際に (シーケンス S 1 5 3 ) 、オンラインス卜レージサービス提供者 1がその招待状メールを受け取る（シーケンス S 1 5 4 ) 。あるいは、オンラインストレージサービス提供者 1の管理するサイト上でパスワードを入力させることで、オンラインストレ一ジサービスの提供者 1が会員ユーザ 2のコンテンツ配信の希望と、配信に必要なパスワードを入手することができる。この登録情報は、接続インターフェースサーバ 1 0 1がメールを受け取る、あるいは登録画面を表示することで直接その情報を受け取ることが可能となるこの情報を接続インターフェースサーバ 1 0 1が確認した際に、会員ュ一ザ情報管理サーバ 1 0 4にこれを追記するように指示し、コンテンッ提供者 6が設定したコンテンツ配信料金を該当会員ユーザの課金情報に加える（シーケンス S 1 5 5 ) 。

会員ユーザ情報管理サーバ 1 0 4は、登録された配信情報をコンテンッ管理サーバ 1 0 9に指示し、コンテンツ管理サーバ 1 0 9は、この配信情報を保管する（シーケンス S 1 5 6 ) 。

コンテンツ管理サ一バ 1 0 9は、設定された配信時間になると、フアイルサーバに保管されたコンテンツファイルを該当会員ユーザの私書箱エリアへ格納するよう、ファイルサーバ 1 0 5へ指示する（シーケンス S 1 5 7 ) 。

この際に、コンテンツ提供者 6のコンテンツはファイルサーバ 1 0 5のコンテンツライブラリ部 1 0 7に予め登録されていても良いし、システム外のサーバに蓄積されていているものを取得し、それをコンテンッライブラリ部 1 0 7に格納してから、送るようにしても良い。以上説明したように、この発明が適用されたシステムでは、イン夕 —ネット上ス卜レ一ジエリアを会員に提供するオンラインストレージサービスを利用することで、どこからでも、どのような端末装置からでも、データファイルの利用が可能となる。会員ユーザは、このストレージエリアを他人から閲覧されることのない、個人のストレージ領域としてどこからでもアクセスできるストレ一ジ媒体として、様々な用途に利用することができる。

また、この発明が適用されたシステムでは、私書箱エリアを利用することで、誰からでも電子メールの添付ファイル送付では容量制限で受け取れないようなファイルも受け取りことが可能となり、記録メディァ媒体の郵送などと異なり即時に大容量のファイルを受け取ることができるようになる。そして、この私書箱エリアは、招待状メールが送られた者だけが利用可能であるため、無駄なフアイルが送られてくることがなく、セキュリティが保たれる。

そして、コンテンツ提供者がこのシステムを利用することにより、希望する会員ユーザに大容量の情報（ソフトウェアや動画ファイルその他）を提供することができる。またユーザは、必要に応じて希望の端末装置で情報を利用できる。例えば、小さなファイルは家の外でも P D Aに取り込め、大きなファイルは自宅でパーソナルコンピュータにダウン口一ドすることが可能である。また、オンラインでのストレージが直接ファイルを受け取るため、自分のパーソナルコンピュータを常時インターネットにつないでおく必要もなく、必要に応じて、どこからでもストレージエリアにアクセスするだけで最新の配信情報を確認することができる。

一方、オンラインストレージサ一ビス提供者は、このような特徴により、個人情報の保護されたデータ保管サービスのまま、システム利用可能範囲の拡大による顧客数の拡大と、デ一タ受信による個人の契約ストレージ容量増加による増収が期待できる。また、コンテンツの配信をこのシステムで行うことで、ユーザのストレージエリアを管理するシステム提供者のメリットとして、配信のツール提供、代行、会員ユーザの誘引による付加的利益が得られる。

この発明によれば、オンラインストレージの各ュ一ザのストレージエリアは、各ユーザのデータを保存するためのュ一ザエリアと、他のユーザからのデータをアップロードするための私書箱エリアとに分割される。私書箱エリアを利用することで、誰からでも電子メールの添付ファイル送付では容量制限で受け取れないようなファイルも受け取りことが可能となり、記録メディア媒体の郵送などと異なり即時に大容量のファイルを受け取ることができるようになる。この私書箱エリァは、招待状メールが送られた者だけが利用可能であるため、無駄なファイルが送られてくることがなく、セキュリティが保たれる。また、この発明によれば、コンテンツ提供者がこのシステムを利用することにより、希望する会員ュ一ザに大容量のデータファイルを送付することができる。またユーザは、必要に応じて希望の端末装置で情報を利用できる。

オンラインストレージサービス提供者は、このような特徴により、個人情報の保護されたデータ保管サービスのまま、システム利用可能範囲の拡大による顧客数の拡大と、データ受信による個人の契約ストレージ容量増加による増収が期待できる。また、コンテンツの配信をこのシステムで行うことで、ユーザのストレージエリアを管理するシステム提供者のメリットとして、配信のツール提供、代行、会員ユーザの誘引による付加的利益が得られる。

Claims

3* 求の範囲

1 . ユーザ毎にストレージエリアが割り当てられ、上記割り当てられたストレージエリアにュ一ザのデータが保管されるオンラインストレージ手段と、

上記オンラインストレージ手段を管理する管理サーバと、上記オンラインストレージ手段をアクセスするためのユーザの端末装置と、

上記オンラインストレ一ジ手段と上記ユーザ端末との間でデータのやり取りを行うネットヮ一クとからなり、

上記ユーザの端末装置の操作により上記ネットワークを介して上記オンラインストレージ手段をアクセスし、上記ユーザ毎に割り当てられた上記ストレ一ジエリアにユーザのデータを保管するサービスを提供するデータ保管システムであって、

上記ストレ一ジ手段の各ュ一ザのストレージエリアを、上記各ュ一ザのデータを保存するためのユーザエリアと、他のュ一ザからのデータをアップロードするための私書箱エリアとに分割し、

上記各ユーザが他のユーザからのデータを受け取る場合には、上記各ュ一ザからの要望により、上記他のユーザにアップロード情報を送り、

上記他のユーザは、上記アップロード情報を受け取り、上記アップロード情報に従って、上記各ュ一ザの上記私書箱エリアに、データをアップ口一ドするようにしたデータ保管システム。

2 . アップロード情報は、メールにより上記他のュ一ザに送信するようにした請求の範囲 1に記載のデ一夕保管システム。

3 . 上記他のユーザからのデータのアップロード要求があるときには、上記アップロード情報に基づいて認証を行うようにした請求の範囲 1に記載のデータ保管システム。

4 . 上記認証は、電子メールにより各ユーザの私書箱ナンパと、パスワードと、上記アップ口一ド情報を送ったメールのァドレスに基づいて行うようにした請求の範囲 3に記載のデータ保管システム。

5 . 上記私書箱エリアにアップロード可能なデータの形式を設定できるようにした請求の範囲 1に記載のデータ保管システム。

6 . 上記私書箱エリアにアップロード可能なファイルサイズの上限を設定できるようにした請求の範囲 1に記載のデータ保管システム。

7 . 上記私書箱エリァにアップロード可能なフアイルの最大容量を設定できるようにした請求の範囲 1に記載のデータ保管システム。

8 . 上記私書箱エリアにアップ口一ドされるファイルのウィルスチェックが設定できるようにした請求の範囲 1に記載のデータ保管システム。

9 . ネットワークを介してアクセス可能なストレ一ジ手段に、各ユーザのストレ一ジエリアを割り当て、

上記各ユーザの端末手段により、上記ネットワークを介して、上記各ユーザのストレージエリアをアクセスし、上記各ユーザのストレージエリアに上記各ユーザのデータを保存するようにしたデータ保管方法であって、

上記ストレ一ジ手段の各ユーザのストレ一ジエリアを、上記各ユーザのデータを保存するためのユーザエリアと、他のユーザからのデ一タをアップロードするための私書箱エリアとに分割し、

上記各ユーザが他のユーザからのデ一夕を受け取る場合には、上記各ユーザからの要望により、上記他のユーザにアップロード情報を送り、

上記他のユーザは、上記アップロード情報を受け取り、上記アップロード情報に従って、上記各ユーザの上記私書箱エリアに、データをアップロードするようにしたデータ保管方法。

1 0 . アップロード情報は、メールにより上記他のユーザに送信するようにした請求の範囲 9に記載のデータ保管方法。

1 1 . 上記他のユーザからのデ一夕のアップロード要求があるときには、上記アップロード情報に基づいて認証を行うようにした請求の範囲 9に記載のデータ保管方法。

1 2 . 上記認証は、電子メールにより各ユーザの私書箱ナンパと、パスヮードと、上記アップロード情報を送ったメールのァドレスに基づいて行うようにした請求の範囲 1 1に記載のデータ保管方法。

1 3 . 上記私書箱エリアにアップロード可能なデータの形式を設定できるようにした請求の範囲 9に記載のデータ保管方法。

1 4 . 上記私書箱エリアにアップロード可能なファイルサイズの上限を設定できるようにした請求の範囲 9に記載のデータ保管方法。

1 5 . 上記私書箱エリアにアップロード可能なファイルの最大容量を設定できるようにした請求の範囲 9に記載のデータ保管方法。

1 6 . 上記私書箱エリアにアップロードされるファイルのウィルスチエックが設定できるようにした請求の範囲 9に記載のデータ保管方法

1 7 . ネットワークを介してアクセス可能なストレ一ジ手段と、上記ストレージ手段の各ユーザのストレージエリアを、各ュ一ザのデ一タを保存するためのユーザエリアと、他のュ一ザからのデータをアップロードするための私書箱ェリアとに分割して管理する手段と、上記各ユーザが他のユーザからのデータを受け取る場合に、上記各ユーザからの要望により、上記他のユーザにアップロード情報を送る手段と、上記他のユーザからデータを上記各ユーザの上記私書箱エリアにァップロードする際に、上記アップロード情報に従って上記他のユーザの認証を行う手段と

を備えるようにしたデータ保管サービス装置。

1 8 . アップロード情報は、メールにより上記他のユーザに送信するようにした請求の範囲 1 7に記載のデータ保管サービス装置。

1 9 . 上記他のユーザからのデータのアップロード要求があるときには、上記アップロード情報に基づいて認証を行うようにした請求の範囲 1 7に記載のデータ保管サービス装置。

2 0 . 上記認証は、電子メールにより各ユーザの私書箱ナンパと、パスワードと、上記アップロード情報を送ったメールのァドレスに基づいて行うようにした請求の範囲 1 9に記載のデータ保管サービス装置

2 1 . 上記私書箱エリアにアップロード可能なデータの形式を設定できるようにした請求の範囲 1 7に記載のデータ保管サービス装置。

2 2 . 上記私書箱エリアにアップロード可能なファイルサイズの上限を設定できるようにした請求の範囲 1 7に記載のデータ保管サービス

2 3 . 上記私書箱エリアにアップロード可能なファイルの最大容量を設定できるようにした請求の範囲 1 7に記載のデータ保管サービス装置。

2 4 . 上記私書箱エリアにアップロードされるファイルのウィルスチエックが設定できるようにした請求の範囲 1 7に記載のデータ保管サ一ビス装置。

2 5 . ネットワークを介してアクセス可能なスト Iージ手段に、各ュ一ザのストレージエリアを割り当て、上記各ユーザの端末手段により、上記ネットワークを介して、上記各ユーザのストレージエリアをアクセスし、上記各ュ一ザのストレージエリアに上記各ユーザのデータを保存するようにすると共に、上記ストレージ手段の各ユーザのストレ一ジエリアを、上記各ユーザのデータを保存するためのユーザエリアと、他のユーザからのデー夕をアップロードするための私書箱エリアとに分割し、

ュ一ザがコンテンツ提供者からのコンテンツデータを購入する際に、上記各ユーザからの要望により、コンテンツの提供者にアップロード情報を送り、

上記コンテンツの提供者は、上記アップロード情報を受け取り、上記アップ口一ド情報に従って、上記各ユーザの上記私書箱エリアに、上記ユーザが購入したコンテンツデータをアップロードするようにしたデータ受け渡し方法。

2 6 . 上記コンテンツ提供者は、予めコンテンツライブラリに提供するコンテンツデータを保存しておき、

ユーザがコンテンツ提供者からのコンテンツデータを購入する際に、上記各ユーザからの要望により、コンテンツの提供者にアップロード情報を送り、

上記コンテンツの提供者は、上記アップロード情報を受け取り、上記アップロード情報に従って、上記ユーザが購入したコンテンツデー夕を上記コンテンッライブラリから上記各ユーザの上記私書箱ェリァに転送するようにした請求の範囲 2 5に記載のデータ受け渡し方法。