JP2012208812A - データ管理装置及びデータ管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のオンラインストレージを利用する利用者の利便性を高めることができ、利用者の管理負担を軽減することのできるようにする。
【解決手段】複数のオンラインストレージ301〜303及びPC200との通信を行うNAS100は、PC200からのデータ保存要求を受信すると、複数のオンラインストレージ301〜303の何れかに該データを保存し、保存されたデータと該データの保存先のオンラインストレージとの対応付けを示す保存先情報を記憶する。NAS100は、PC200からのデータ読み出し要求を受信すると、複数のオンラインストレージ301〜303の何れかからデータを読み出す。ここで、NAS100は、保存先情報に基づいて、PC200から要求されたデータを保存しているオンラインストレージを特定し、該特定したオンラインストレージから該データを読み出し、読み出されたデータをPC200に対して送信する。
【選択図】図1
【解決手段】複数のオンラインストレージ301〜303及びPC200との通信を行うNAS100は、PC200からのデータ保存要求を受信すると、複数のオンラインストレージ301〜303の何れかに該データを保存し、保存されたデータと該データの保存先のオンラインストレージとの対応付けを示す保存先情報を記憶する。NAS100は、PC200からのデータ読み出し要求を受信すると、複数のオンラインストレージ301〜303の何れかからデータを読み出す。ここで、NAS100は、保存先情報に基づいて、PC200から要求されたデータを保存しているオンラインストレージを特定し、該特定したオンラインストレージから該データを読み出し、読み出されたデータをPC200に対して送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、オンラインストレージを利用するためのデータ管理装置及びデータ管理方法に関する。
近年、通信技術の発達に伴い、利用者の端末装置に設けられるストレージ装置(例えばHDD)にデータを保存するだけでなく、インターネット上に設けられるストレージ装置(「オンラインストレージ」と称される)にデータを保存できるオンラインストレージサービスが利用されている。
オンラインストレージサービスにおいては、利用者が会員登録することによって、オンラインストレージの記憶領域が割り当てられる。そして、利用者は、該オンラインストレージにログインすることによって、該記憶領域に対してデータ保存やデータ読み出しが可能な状態になる。
オンラインストレージサービスの使い勝手を向上させる技術としては、オンラインストレージサービスに使用するアプリケーションや、ユーザID、パスワードをリムーバブル記憶装置に記録しておくことで、利用者が外出先などでもオンラインストレージサービスを快適に利用できるようにする方法が提案されている(特許文献1参照)。
ところで、さらなるオンラインストレージサービスの普及が進んだ場合、複数のオンラインストレージを利用する利用者が増えると考えられる。
しかしながら、一人の利用者が複数のオンラインストレージを利用する場合、保存するデータ形式やそれぞれのオンラインストレージについて利用可能な容量を把握し、さらにそれぞれのオンラインストレージのログイン等のセキュリティ管理について管理する手間を利用者に強いることになるといった問題がある。また、保存したデータを複数のオンラインストレージから探し出すことは困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、複数のオンラインストレージを利用する利用者の利便性を高めることができ、利用者の管理負担を軽減することのできるデータ管理装置及びデータ管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。
まず、本発明に係るデータ管理装置の特徴は、複数のオンラインストレージ(オンラインストレージ301〜303)及び端末装置(PC200)との通信を行う通信部(LAN I/F101、又は、LAN I/F101A及びWAN I/F101B)と、前記端末装置からのデータ保存要求を受信すると、前記複数のオンラインストレージの何れかに該データを保存する保存処理部(CPU102)と、前記保存処理部によって保存されたデータと該データの保存先のオンラインストレージとの対応付けを示す保存先情報を記憶する保存先記憶部(フラッシュメモリ104)と、前記端末装置からのデータ読み出し要求を受信すると、前記複数のオンラインストレージの何れかからデータを読み出す読み出し処理部(CPU102)と、を有し、前記読み出し処理部は、前記保存先情報に基づいて、前記端末装置から要求されたデータを保存しているオンラインストレージを特定し、該特定したオンラインストレージから該データを読み出し、前記通信部は、前記読み出し処理部によって読み出されたデータを前記端末装置に対して送信することを要旨とする。
このようなデータ管理装置は、複数のオンラインストレージの何れかに保存したデータと該データの保存先のオンラインストレージとの対応付けを示す保存先情報に基づいて、端末装置から要求されたデータを保存しているオンラインストレージを特定し、該特定したオンラインストレージから該データを読み出して該端末装置に対して送信する。
これにより、複数のオンラインストレージを利用する利用者の端末装置は、所望のデータをデータ管理装置に要求するだけで、該データをデータ管理装置から得ることができる。このように、利用者の視点では、複数のオンラインストレージ全体として一つのストレージとして扱うことができるため、複数のオンラインストレージを利用する利用者の利便性を高めることができる。
本発明に係るデータ管理装置の他の特徴は、上述した特徴において、前記複数のオンラインストレージ毎に許容されるデータ形式を示すデータ形式情報を記憶するデータ形式記憶部(フラッシュメモリ104)をさらに有し、前記保存処理部は、保存対象データのデータ形式を判別した後、前記データ形式情報に基づいて、前記複数のオンラインストレージの中から、該判別したデータ形式を許容するオンラインストレージを特定し、該特定したオンラインストレージに対して前記保存対象データを保存することを要旨とする。
このようなデータ管理装置によれば、複数のオンラインストレージのそれぞれで許容されるデータ形式が異なる場合であっても、保存対象データのデータ形式を許容するオンラインストレージに対して、該保存対象データを保存することができる。
本発明に係るデータ管理装置の他の特徴は、上述した特徴において、前記保存処理部は、前記複数のオンラインストレージのうち、前記判別したデータ形式を許容するオンラインストレージが存在しない場合に、前記複数のオンラインストレージの何れかが許容するデータ形式を示すヘッダ情報を前記保存対象データに付加することによって前記保存対象データのデータ形式を変換し、該変換後の保存対象データを保存することを要旨とする。
このようなデータ管理装置によれば、複数のオンラインストレージの何れも保存対象データのデータ形式を許容していない場合であっても、許容されるデータ形式として識別されるように該保存対象データを加工することによって、該保存対象データをオンラインストレージに保存することができる。
本発明に係るデータ管理装置の他の特徴は、上述した特徴において、前記複数のオンラインストレージ毎にユーザID及びパスワードを含むログイン情報を記憶するログイン情報記憶部(フラッシュメモリ104)をさらに有し、前記保存処理部及び前記読み出し処理部は、前記ログイン情報を用いてオンラインストレージへのログイン処理を行うことを要旨とする。
このようなデータ管理装置によれば、保存及び読み出し時におけるオンラインストレージへのログイン処理を自動化することができる。
本発明に係るデータ管理装置の他の特徴は、上述した特徴において、前記保存処理部は、保存先候補のオンラインストレージが複数存在する場合に、該複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、保存先のオンラインストレージをランダムに選択することを要旨とする。
このようなデータ管理装置によれば、特定のオンラインストレージへのデータ保存が集中することを防止できる。オンラインストレージは、記憶容量の上限が設定されていたり、単位時間あたりのアクセス許容回数が制限されていたりするため、特定のオンラインストレージへのデータ保存が集中することを防止することによって、これらの制約を満たすようにすることができる。
本発明に係るデータ管理装置の他の特徴は、上述した特徴において、前記複数のオンラインストレージ毎に記憶容量の上限を示す上限容量情報を記憶する上限容量情報記憶部(フラッシュメモリ104)をさらに有し、前記保存処理部は、保存先候補のオンラインストレージが複数存在する場合に、該複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、記憶容量の上限が大きいオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択することを要旨とする。
このようなデータ管理装置によれば、記憶容量の上限が大きいオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択することによって、記憶容量の上限が小さいオンラインストレージがデータ保存不能な状態になる可能性を低減することができる。
本発明に係るデータ管理装置の他の特徴は、上述した特徴において、前記複数のオンラインストレージ毎に通信速度を測定する測定部(CPU102)をさらに有し、前記保存処理部は、保存先候補のオンラインストレージが複数存在する場合に、該複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、通信速度が高いオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択することを要旨とする。
このようなデータ管理装置によれば、通信速度が高いオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択することによって、データ保存に要する時間を短縮することができる。
本発明に係るデータ管理方法の特徴は、複数のオンラインストレージ及び端末装置との通信を行うように構成されたデータ管理装置のためのデータ管理方法であって、前記端末装置からのデータ保存要求を受信すると、前記複数のオンラインストレージの何れかに該データを保存する保存ステップと、前記保存ステップで保存されたデータと該データの保存先のオンラインストレージとの対応付けを示す保存先情報を記憶する記憶ステップと、前記端末装置からのデータ読み出し要求を受信すると、前記保存先情報に基づいて、前記端末装置から要求されたデータを保存しているオンラインストレージを前記複数のオンラインストレージの中から特定する特定ステップと、前記特定するステップで特定されたオンラインストレージから前記要求されたデータを読み出す読み出しステップと、前記読み出しステップで読み出されたデータを前記端末装置に対して送信する送信ステップと、を有することを要旨とする。
本発明に係るデータ管理方法の他の特徴は、上述した特徴において、前記複数のオンラインストレージ毎に許容されるデータ形式を示すデータ形式情報を記憶するステップをさらに有し、前記保存ステップは、保存対象データのデータ形式を判別した後、前記データ形式情報に基づいて、前記複数のオンラインストレージの中から、該判別したデータ形式を許容するオンラインストレージを特定するステップと、該特定したオンラインストレージに対して前記保存対象データを保存するステップと、を有することを要旨とする。
本発明に係るデータ管理方法の他の特徴は、上述した特徴において、前記保存ステップは、前記複数のオンラインストレージのうち、前記判別したデータ形式を許容するオンラインストレージが存在しない場合に、前記複数のオンラインストレージの何れかが許容するデータ形式を示すヘッダ情報を前記保存対象データに付加することによって前記保存対象データのデータ形式を変換するステップと、該変換後の保存対象データを保存するステップと、を有することを要旨とする。
本発明に係るデータ管理方法の他の特徴は、上述した特徴において、前記複数のオンラインストレージ毎にユーザID及びパスワードを含むログイン情報を記憶するステップと、前記ログイン情報を用いてオンラインストレージへのログイン処理を行うステップと、をさらに有することを要旨とする。
本発明に係るデータ管理方法の他の特徴は、上述した特徴において、前記保存ステップは、保存先候補のオンラインストレージが複数存在する場合に、該複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、保存先のオンラインストレージをランダムに選択するステップを有することを要旨とする。
本発明に係るデータ管理方法の他の特徴は、上述した特徴において、前記複数のオンラインストレージ毎に記憶容量の上限を示す上限容量情報を記憶するステップをさらに有し、前記保存ステップは、保存先候補のオンラインストレージが複数存在する場合に、該複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、記憶容量の上限が大きいオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択するステップを有することを要旨とする。
本発明に係るデータ管理方法の他の特徴は、上述した特徴において、前記複数のオンラインストレージ毎に通信速度を測定するステップをさらに有し、前記保存ステップは、保存先候補のオンラインストレージが複数存在する場合に、該複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、通信速度が高いオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択するステップを有することを要旨とする。
本発明によれば、複数のオンラインストレージを利用する利用者の利便性を高めることができ、利用者の管理負担を軽減することのできるデータ管理装置及びデータ管理方法を提供できる。
図面を参照して、本発明の第1実施形態、第2実施形態、及びその他の実施形態を説明する。以下の各実施形態における図面において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付す。
第1実施形態は、ネットワーク対応ストレージ装置(NAS)をデータ管理装置とするものであり、第2実施形態は、ゲートウェイをデータ管理装置とするものである。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係るデータ管理システムの構成を示す図である。
図1は、第1実施形態に係るデータ管理システムの構成を示す図である。
図1に示すように、第1実施形態に係るデータ管理システムは、NAS100と、パーソナル・コンピュータ(PC)200と、複数のオンラインストレージ301〜303と、を有する。
NAS100及びPC300は、宅内ネットワークなどのローカル・エリア・ネットワーク(LAN)10に有線接続されている。本実施形態では、NAS100はデータ管理装置に相当し、PC200は端末装置に相当する。LAN10は、ルータなどを介してインターネット20に有線接続されている。複数のオンラインストレージ301〜303は、インターネット20に有線接続されている。
本実施形態では、複数のオンラインストレージ301〜303のそれぞれは、許容するデータ形式が一部重複し、一部異なる。また、PC200の利用者は、複数のオンラインストレージ301〜303毎に会員登録済みであり、複数のオンラインストレージ301〜303のそれぞれの記憶領域が割り当てられているものとする。
図2は、NAS100の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、NAS100は、LAN インターフェイス(I/F)101と、中央演算処理ユニット(CPU)102と、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)103と、フラッシュメモリ104と、複数のハード・ディスク・ドライブ(HDD)105と、を有する。
LAN I/F101は、LAN10を介した通信を行うように構成される。本実施形態では、LAN I/F101は、複数のオンラインストレージ301〜303及びPC200との通信を行う通信部に相当する。
CPU102は、RAM103に記憶されているプログラムを実行することで、NAS100の各種機能を制御する。本実施形態では、CPU102は、PC200からのデータ保存要求を受信すると、複数のオンラインストレージ301〜303の何れかに該データを保存する保存処理部に相当する。また、CPU102は、PC200からのデータ読み出し要求を受信すると、複数のオンラインストレージ301〜303の何れかからデータを読み出す読み出し処理部に相当する。
RAM103は、フラッシュメモリ104から読み出され、CPU102によって実行されるプログラムを一時的に記憶するとともに、CPU102の作業領域として使用される。フラッシュメモリ104は、CPU102によって実行されるプログラムを記憶する。複数のHDD105は、各種情報を記憶するものであり、ディスクアレイとして構成される。また、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)を構成するようにしてもよい。
本実施形態では、フラッシュメモリ104は、オンラインストレージに関する情報を記憶するものとするが、該情報を複数のHDD105の何れかに記憶する構成としてもよい。
本実施形態では、フラッシュメモリ104は、複数のオンラインストレージ毎に許容されるデータ形式を示すデータ形式情報を記憶するデータ形式記憶部と、複数のオンラインストレージ毎にユーザID及びパスワードを含むログイン情報を記憶するログイン情報記憶部と、複数のオンラインストレージ毎に記憶容量の上限を示す上限容量情報を記憶する上限容量情報記憶部との、それぞれに相当する。
図3は、フラッシュメモリ104に記憶されるオンラインストレージ情報の構成を示す図である。オンラインストレージ情報は、データ形式情報と、ログイン情報と、上限容量情報と、を含んで構成されており、CPU102によって管理及び更新される。
図3に示すように、オンラインストレージ情報は、オンラインストレージを識別するためのオンラインストレージIDと、該オンラインストレージのURLと、該オンラインストレージにログインするためのユーザID及びパスワードと、該オンラインストレージに許容されるデータ形式(許容データ形式)と、該オンラインストレージに許容される記憶容量の上限(上限容量)と、を対応付けて構成される。
本実施形態では、図1に示したオンラインストレージ301は、Raw data、mailデータ、docsデータ、xlsデータ、jpegデータ、tiffデータの各データ形式について保存を許容しており、図3に示す例においては、オンラインストレージIDが“#A”であり、URLが“http://www.aaaaa...”であり、ユーザIDが“AA12…”であり、パスワードが“0a…”であり、許容データ形式が“Raw data, mail, docs, xls, jpeg, tiff”であり、上限容量が“A [GB]”であるとして管理されている。
また、図1に示したオンラインストレージ302は、jpegデータ、tiffデータの各データ形式について保存を許容しており、図3に示す例においては、オンラインストレージIDが“#B”であり、URLが“http://www.bbbbb...”であり、ユーザIDが“BB46…”であり、パスワードが“B1…”であり、許容データ形式が“jpeg, tiff”であり、上限容量が“B [GB]”であるとして管理されている。
さらに、図1に示したオンラインストレージ303は、mailデータ、docsデータ、xlsデータの各データ形式について保存を許容しており、図3に示す例においては、オンラインストレージIDが“#C”であり、URLが“http://www.ccccc...”であり、ユーザIDが“CC78…”であり、パスワードが“0C…”であり、許容データ形式が“jpeg, tiff”であり、上限容量が“C [GB]”であるとして管理されている。
本実施形態では、フラッシュメモリ104は、保存されたデータと該データの保存先のオンラインストレージとの対応付けを示す保存先情報を記憶する保存先記憶部に相当する。ただし、保存先情報を複数のHDD105の何れかに記憶する構成としてもよい。
図4は、フラッシュメモリ104に記憶される保存先情報の構成を示す図である。保存先情報は、CPU102によって管理及び更新される。
図4に示すように、保存先情報は、オンラインストレージに保存されたデータのID(ファイル名)と、該データの保存先のオンラインストレージのID(オンラインストレージID)と、を対応付けて構成される。図4に示す例においては、データ“xy…”の保存先のオンラインストレージは“#B”(オンラインストレージ302)として管理されており、データ“gh…”の保存先のオンラインストレージは“#C”(オンラインストレージ303)として管理されており、データ“dr…”の保存先のオンラインストレージは“#A”(オンラインストレージ301)として管理されている。
このように構成されたNAS100において、CPU102は、PC200からのデータ保存要求を受信すると、複数のオンラインストレージ301〜303の何れかに該データを保存し、該保存されたデータと該データの保存先のオンラインストレージとの対応付けを示す保存先情報を生成してフラッシュメモリ104に記憶するよう制御する。
そして、CPU102は、PC200からのデータ読み出し要求を受信すると、保存先情報に基づいて、PC200から要求されたデータを保存しているオンラインストレージを特定し、該特定したオンラインストレージから該データを読み出し、読み出されたデータをPC200に対して送信するよう制御する。
次に、図5及び図6を参照しながら、NAS100の動作について、オンラインストレージへのデータ保存時の動作、オンラインストレージからのデータ読み出し時の動作、の順に説明する。
図5は、オンラインストレージへのデータ保存時の動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、ステップS101において、LAN I/F101は、PC200からのデータ保存要求を受信する。データ保存要求は、保存すべきデータ(保存対象データ)と、該データのID(ファイル名)の情報と、を含む。CPU102は、該データをRAM103に一時的に記憶する。
ステップS102において、CPU102は、保存すべきデータのデータ形式をデータ保存要求に基づいて判別する。また、CPU102は、フラッシュメモリ104に記憶されているデータ形式情報に基づいて、複数のオンラインストレージ301〜303のうち、該判別したデータ形式を許容するオンラインストレージがあるか否かを判定する。CPU102は、複数のオンラインストレージ301〜303のうち、該判別したデータ形式を許容するオンラインストレージがある場合(ステップS102;YES)には、処理をステップS103に進める。これに対し、複数のオンラインストレージ301〜303のうち、該判別したデータ形式を許容するオンラインストレージがない場合(ステップS102;NO)には、処理をステップS104に進める。
ステップS103において、CPU102は、保存すべきデータのデータ形式を許容するオンラインストレージを該データの保存先のオンラインストレージとして選択する。ここで、CPU102は、保存すべきデータのデータ形式を許容するオンラインストレージ(保存先候補のオンラインストレージ)が複数ある場合には、以下の何れかの方法によって、保存先のオンラインストレージを選択する。
第1に、CPU102は、複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、保存先のオンラインストレージをランダムに選択する。第1の方法によれば、特定のオンラインストレージへのデータ保存が集中することを防止できる。オンラインストレージは、記憶容量の上限が設定されていたり、単位時間あたりのアクセス許容回数が制限されていたりするため、特定のオンラインストレージへのデータ保存が集中することを防止することによって、これらの制約を満たすようにすることができる。
第2に、CPU102は、フラッシュメモリ104に記憶されている上限容量情報に基づいて、複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、記憶容量の上限が大きいオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択する。例えば、複数の保存先候補のオンラインストレージのうち記憶容量の上限が最も大きいオンラインストレージを保存先のオンラインストレージとして選択する。第2の方法によれば、記憶容量の上限が大きいオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択することによって、記憶容量の上限が小さいオンラインストレージがデータ保存不能な状態になる可能性を低減することができる。
第3に、CPU102は、複数の保存先候補のオンラインストレージ毎に通信速度を測定し、複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、通信速度が高いオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択する。例えば、複数の保存先候補のオンラインストレージのうち通信速度が最も高いオンラインストレージを保存先のオンラインストレージとして選択する。第3の方法によれば、通信速度が高いオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択することによって、データ保存に要する時間を短縮することができる。
一方、ステップS104において、CPU102は、複数のオンラインストレージ301〜303(保存先候補のオンラインストレージ)のうち保存先のオンラインストレージを選択する。複数の保存先候補のオンラインストレージのうち保存先のオンラインストレージを選択する方法としては、上述した第1の方法〜第3の方法の何れかの方法が使用できる。
ステップS105において、CPU102は、保存先のオンラインストレージが許容するデータ形式を示すヘッダ情報を保存対象データに付加することによって保存対象データのデータ形式を変換する。例えば、オンラインストレージ303に対してjpegデータを保存しようとする場合、CPU102は、jpegデータのヘッダ情報として、mailデータ、docsデータ、xlsデータの何れかのデータ形式を示す情報を付加する。これにより、オンラインストレージ303はjpegデータをmailデータ、docsデータ、又はxlsデータとして認識するようになるため、jpegデータをオンラインストレージ303に保存可能になる。
ステップS106において、CPU102は、保存先のオンラインストレージにログインしているか否かを判定する。CPU102は、保存先のオンラインストレージにログインしている場合(ステップS106;YES)には、処理をステップS108に進める。これに対し、保存先のオンラインストレージにログインしていない場合(ステップS106;NO)には、処理をステップS107に進める。
ステップS107において、CPU102は、フラッシュメモリ104に記憶されているログイン情報(ユーザID及びパスワード)を用いて、保存先のオンラインストレージへのログイン処理を行う。これにより、保存時におけるオンラインストレージへのログイン処理を自動化することができる。
ステップS108において、CPU102は、フラッシュメモリ104に記憶されているURLに基づいて保存先のオンラインストレージにアクセスし、RAM103に記憶されている保存対象データをLAN I/F101から保存先のオンラインストレージに送信し、保存対象データを保存先のオンラインストレージに保存するよう制御する。
ステップS109において、CPU102は、保存したデータと保存先のオンラインストレージとを対応付けて、フラッシュメモリ104に記憶されている保存先情報を更新する。
図6は、オンラインストレージからのデータ読み出し時の動作の動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、ステップS202において、LAN I/F101は、PC200からのデータ読み出し要求を受信する。データ読み出し要求は、読み出すべきデータのID(ファイル名)の情報を含む。
ステップS202において、CPU102は、フラッシュメモリ104に記憶されている保存先情報に基づいて、オンラインストレージ301〜303の中から、要求されたデータを保存しているオンラインストレージを特定する。詳細には、CPU102は、保存先情報において、要求されたデータのIDと対応付けられたオンラインストレージを、該データを保存しているオンラインストレージとして特定する。
ステップS203において、CPU102は、要求されたデータを保存しているオンラインストレージにログインしているか否かを判定する。CPU102は、要求されたデータを保存しているオンラインストレージにログインしている場合(ステップS203;YES)には、処理をステップS205に進める。これに対し、要求されたデータを保存しているオンラインストレージにログインしていない場合(ステップS203;NO)には、処理をステップS204に進める。
ステップS204において、CPU102は、フラッシュメモリ104に記憶されているログイン情報(ユーザID及びパスワード)を用いて、要求されたデータを保存しているオンラインストレージへのログイン処理を行う。これにより、読み出し時におけるオンラインストレージへのログイン処理を自動化することができる。
ステップS205において、CPU102は、フラッシュメモリ104に記憶されているURLに基づいて、要求されたデータを保存しているオンラインストレージにアクセスし、要求されたデータを読み出すよう制御する。読み出されたデータは、RAM103に一時的に記憶される。ここで、CPU102は、データ形式を示す上記ヘッダ情報が付加されている場合には、該ヘッダ情報を除去することによって、データ形式を元に戻すよう制御する。
ステップS206において、CPU102は、RAM103に一時的に記憶したデータをPC200に対して送信するようLAN I/F101を制御する。
以上説明したように、NAS100は、複数のオンラインストレージ301〜303の何れかに保存したデータと該データの保存先のオンラインストレージとの対応付けを示す保存先情報に基づいて、PC200から要求されたデータを保存しているオンラインストレージを特定し、該特定したオンラインストレージから該データを読み出してPC200に対して送信する。
これにより、複数のオンラインストレージ301〜303を利用する利用者のPC200は、所望のデータをNAS100に要求するだけで、該データをNAS100から得ることができる。このように、利用者の視点では、複数のオンラインストレージ301〜303全体として一つのストレージとして扱うことができるため、複数のオンラインストレージ301〜303を利用する利用者の利便性を高めることができる。
また、NAS100は、複数のオンラインストレージ301〜303のそれぞれで許容されるデータ形式が異なる場合であっても、保存対象データのデータ形式を許容するオンラインストレージに対して、該保存対象データを保存することができる。さらに、NAS100は、複数のオンラインストレージ301〜303の何れも保存対象データのデータ形式を許容していない場合であっても、許容されるデータ形式として識別されるように該保存対象データを加工することによって、該保存対象データをオンラインストレージに保存することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態ついて、第1実施形態との相違点を主として説明する。
次に、第2実施形態ついて、第1実施形態との相違点を主として説明する。
図7に示すように、第2実施形態に係るデータ管理システムは、ゲートウェイ500と、PC200と、複数のオンラインストレージ301〜303と、を有する。
ゲートウェイ500は、LAN10とインターネット20との間に設けられており、LAN10及びインターネット20のそれぞれに有線接続されている。本実施形態では、ゲートウェイ500はデータ管理装置に相当し、PC200は端末装置に相当する。
図8は、ゲートウェイ500の構成を示すブロック図である。
図8に示すように、ゲートウェイ500は、LAN I/F101Aと、WAN I/F101Bと、CPU102と、RAM103と、フラッシュメモリ104と、を有する。
LAN I/F101Aは、LAN10を介した通信を行うように構成される。WAN I/F101Bは、WAN(インターネット20)を介した通信を行うように構成される。本実施形態では、LAN I/F101A及びWAN I/F101Bは、複数のオンラインストレージ301〜303及びPC200との通信を行う通信部に相当する。
CPU102、RAM103、及びフラッシュメモリ104のそれぞれは、第1実施形態と同様に構成されている。本実施形態では、CPU102は、PC200からのデータ保存要求を受信すると、複数のオンラインストレージ301〜303の何れかに該データを保存する保存処理部に相当する。また、CPU102は、PC200からのデータ読み出し要求を受信すると、複数のオンラインストレージ301〜303の何れかからデータを読み出す読み出し処理部に相当する。
本実施形態では、フラッシュメモリ104は、保存されたデータと該データの保存先のオンラインストレージとの対応付けを示す保存先情報を記憶する保存先記憶部と、複数のオンラインストレージ毎に許容されるデータ形式を示すデータ形式情報を記憶するデータ形式記憶部と、複数のオンラインストレージ毎にユーザID及びパスワードを含むログイン情報を記憶するログイン情報記憶部と、複数のオンラインストレージ毎に記憶容量の上限を示す上限容量情報を記憶する上限容量情報記憶部と、のそれぞれに相当する。
オンラインストレージへのデータ保存時のゲートウェイ500の動作は図5の動作と同様であり、オンラインストレージからのデータ読み出し時のゲートウェイ500の動作は図6の動作と同様である。
このように、第2実施形態では、ゲートウェイ500は、複数のオンラインストレージ301〜303の何れかに保存したデータと該データの保存先のオンラインストレージとの対応付けを示す保存先情報に基づいて、PC200から要求されたデータを保存しているオンラインストレージを特定し、該特定したオンラインストレージから該データを読み出してPC200に対して送信する。
これにより、複数のオンラインストレージ301〜303を利用する利用者のPC200は、所望のデータをゲートウェイ500に要求するだけで、該データをゲートウェイ500から得ることができる。このように、利用者の視点では、複数のオンラインストレージ301〜303全体として一つのストレージとして扱うことができるため、複数のオンラインストレージ301〜303を利用する利用者の利便性を高めることができる。
[その他の実施形態]
上記のように、本発明は各実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上記のように、本発明は各実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した第1実施形態ではデータ管理装置がNASであり、第2実施形態ではデータ管理装置がゲートウェイであったが、NASやゲートウェイに限らず、アクセスポイントやHDDレコーダをデータ管理装置としてもよい。
また、上述した各実施形態では、端末装置としてのPCが一台であったが、複数であってもよい。さらに、PCに限らず、映像情報再生装置などを端末装置としてもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。
10…LAN、20…インターネット、100…NAS、100,PC300…NAS、101…LAN I/F、101A…LAN I/F、101B…WAN I/F、102…CPU、103…RAM、104…フラッシュメモリ、105…HDD、200…PC、301〜303…オンラインストレージ、500…ゲートウェイ
Claims (14)
- 複数のオンラインストレージ及び端末装置との通信を行う通信部と、
前記端末装置からのデータ保存要求を受信すると、前記複数のオンラインストレージの何れかに該データを保存する保存処理部と、
前記保存処理部によって保存されたデータと該データの保存先のオンラインストレージとの対応付けを示す保存先情報を記憶する保存先記憶部と、
前記端末装置からのデータ読み出し要求を受信すると、前記複数のオンラインストレージの何れかからデータを読み出す読み出し処理部と、を有し、
前記読み出し処理部は、前記保存先情報に基づいて、前記端末装置から要求されたデータを保存しているオンラインストレージを特定し、該特定したオンラインストレージから該データを読み出し、
前記通信部は、前記読み出し処理部によって読み出されたデータを前記端末装置に対して送信することを特徴とするデータ管理装置。 - 前記複数のオンラインストレージ毎に許容されるデータ形式を示すデータ形式情報を記憶するデータ形式記憶部をさらに有し、
前記保存処理部は、保存対象データのデータ形式を判別した後、前記データ形式情報に基づいて、前記複数のオンラインストレージの中から、該判別したデータ形式を許容するオンラインストレージを特定し、該特定したオンラインストレージに対して前記保存対象データを保存することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理装置。 - 前記保存処理部は、前記複数のオンラインストレージのうち、前記判別したデータ形式を許容するオンラインストレージが存在しない場合に、前記複数のオンラインストレージの何れかが許容するデータ形式を示すヘッダ情報を前記保存対象データに付加することによって前記保存対象データのデータ形式を変換し、該変換後の保存対象データを保存することを特徴とする請求項2に記載のデータ管理装置。
- 前記複数のオンラインストレージ毎にユーザID及びパスワードを含むログイン情報を記憶するログイン情報記憶部をさらに有し、
前記保存処理部及び前記読み出し処理部は、前記ログイン情報を用いてオンラインストレージへのログイン処理を行うことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のデータ管理装置。 - 前記保存処理部は、保存先候補のオンラインストレージが複数存在する場合に、該複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、保存先のオンラインストレージをランダムに選択することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のデータ管理装置。
- 前記複数のオンラインストレージ毎に記憶容量の上限を示す上限容量情報を記憶する上限容量情報記憶部をさらに有し、
前記保存処理部は、保存先候補のオンラインストレージが複数存在する場合に、該複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、記憶容量の上限が大きいオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のデータ管理装置。 - 前記複数のオンラインストレージ毎に通信速度を測定する測定部をさらに有し、
前記保存処理部は、保存先候補のオンラインストレージが複数存在する場合に、該複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、通信速度が高いオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のデータ管理装置。 - 複数のオンラインストレージ及び端末装置との通信を行うように構成されたデータ管理装置のためのデータ管理方法であって、
前記端末装置からのデータ保存要求を受信すると、前記複数のオンラインストレージの何れかに該データを保存する保存ステップと、
前記保存ステップで保存されたデータと該データの保存先のオンラインストレージとの対応付けを示す保存先情報を記憶する記憶ステップと、
前記端末装置からのデータ読み出し要求を受信すると、前記保存先情報に基づいて、前記端末装置から要求されたデータを保存しているオンラインストレージを前記複数のオンラインストレージの中から特定する特定ステップと、
前記特定するステップで特定されたオンラインストレージから前記要求されたデータを読み出す読み出しステップと、
前記読み出しステップで読み出されたデータを前記端末装置に対して送信する送信ステップと、
を有することを特徴とするデータ管理方法。 - 前記複数のオンラインストレージ毎に許容されるデータ形式を示すデータ形式情報を記憶するステップをさらに有し、
前記保存ステップは、
保存対象データのデータ形式を判別した後、前記データ形式情報に基づいて、前記複数のオンラインストレージの中から、該判別したデータ形式を許容するオンラインストレージを特定するステップと、
該特定したオンラインストレージに対して前記保存対象データを保存するステップと、
を有することを特徴とする請求項8に記載のデータ管理方法。 - 前記保存ステップは、
前記複数のオンラインストレージのうち、前記判別したデータ形式を許容するオンラインストレージが存在しない場合に、前記複数のオンラインストレージの何れかが許容するデータ形式を示すヘッダ情報を前記保存対象データに付加することによって前記保存対象データのデータ形式を変換するステップと、
該変換後の保存対象データを保存するステップと、
を有することを特徴とする請求項9に記載のデータ管理方法。 - 前記複数のオンラインストレージ毎にユーザID及びパスワードを含むログイン情報を記憶するステップと、
前記ログイン情報を用いてオンラインストレージへのログイン処理を行うステップと、
をさらに有することを特徴とする請求項8〜10の何れか一項に記載のデータ管理方法。 - 前記保存ステップは、保存先候補のオンラインストレージが複数存在する場合に、該複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、保存先のオンラインストレージをランダムに選択するステップを有することを特徴とする請求項8〜11の何れか一項に記載のデータ管理方法。
- 前記複数のオンラインストレージ毎に記憶容量の上限を示す上限容量情報を記憶するステップをさらに有し、
前記保存ステップは、保存先候補のオンラインストレージが複数存在する場合に、該複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、記憶容量の上限が大きいオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択するステップを有することを特徴とする請求項8〜11の何れか一項に記載のデータ管理方法。 - 前記複数のオンラインストレージ毎に通信速度を測定するステップをさらに有し、
前記保存ステップは、保存先候補のオンラインストレージが複数存在する場合に、該複数の保存先候補のオンラインストレージの中から、通信速度が高いオンラインストレージを、保存先のオンラインストレージとして優先的に選択するステップを有することを特徴とする請求項8〜11の何れか一項に記載のデータ管理方法。
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