JP2010287104A - ファイル管理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに、オンラインストレージを実際には利用しているにもかかわらず、その存在を感じさせない利用体験を提供する。
【解決手段】ファイル管理装置100は、ユーザに仮想ファイルの表示及び操作入力を受け付けるファイル操作部130と、仮想ファイルの実体を保存するオンラインストレージ(1〜N)に自動的にログインするオンラインストレージ接続部141と、オンラインストレージ毎に、そのオンラインストレージ上のファイルへの操作に係るファイル操作情報を保存するファイル操作情報保存部123と、ファイル操作部130を介して、仮想ファイルへの操作入力を受け付けた場合に、ログインしたオンラインストレージに対して前記ファイル操作情報を用いて、受け付けた操作入力を仮想ファイルの実体に反映させる処理を実行するファイル管理部110と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファイル管理装置、方法及びプログラムに関し、特に、複数のオンラインストレージサービスを好適に利用する技術に関する。
本発明に関連する技術が記載された文献として、特許文献1,2を挙げる。
特許文献1は、オンラインストレージサービスを実現するための通信プログラムや通信システムに関して、ユーザのアクセス要求を受けて、ネットワーク上のストレージサーバに記憶されたデータに自動的にアクセスすることについて記載がある。
特許文献2は、オンラインストレージサーバ側で異なるセキュリティポリシーのクライアントの要求に応じた認証方式を決定し、ユーザ毎に決定した認証方式に従ってクライアントの認証処理を行うことについて記載がある。
特開2004−265075号公報 特開2007−272689号公報
従来、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」)のハードディスク容量が足りなくなった場合、外付けのハードディスクドライブ(以下、「HDD」)を増設する、不要なデータを削除する、などの対応することがよく知られている。しかしながら、外付けHDDの増設はコストがかかり、データの削除は不便である。
一方、無料で利用可能なオンラインストレージが提供されているが、利用の期限、ディスク容量、ファイルサイズなどの制限がある。そのため、複数のオンラインストレージを効果的に利用したくても管理が煩雑になる。
そこで本発明は、上記実情に鑑みて、ユーザに、オンラインストレージを実際には利用しているにもかかわらず、その存在を感じさせない利用体験を提供するファイル管理装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、複数のオンラインストレージサービスに自動ログインするオンラインストレージ接続手段と、各オンラインストレージサービスにおいて目的とするファイル操作を実現するための一連のコマンド群をファイル操作情報として保存するファイル操作情報保存手段と、オンラインストレージに存在するファイルをローカルに存在するファイルと同様に見せて同様に操作入力を受け付けるユーザインターフェースと、前記ユーザインターフェースにおいて受け付けたユーザの操作入力に基づくファイル操作を前記ファイル操作情報を用いてオンラインストレージ上のファイルに反映させる処理を実行するファイル管理手段と、を有することを特徴とする、ファイル管理装置を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、各オンラインストレージサービスにおいて目的とするファイル操作を実現するための一連のコマンド群をファイル操作情報として保存するファイル操作情報保存工程と、複数のオンラインストレージサービスに自動ログインするオンラインストレージ接続工程と、オンラインストレージに存在するファイルをローカルに存在するファイルと同様に見せて同様に操作入力を受け付ける入力工程と、前記オンラインストレージ接続工程にてログインしたオンラインストレージサービスに対して、前記ファイル操作情報を用いて、前記入力工程により入力された操作入力に基づくファイル操作を、前記オンラインストレージ上のファイルに反映させる処理を実行する工程と、を含むことを特徴とする、ファイル管理方法を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第3の態様として、コンピュータに、各オンラインストレージサービスにおいて目的とするファイル操作を実現するための一連のコマンド群をファイル操作情報として保存するファイル操作情報保存処理と、複数のオンラインストレージサービスに自動ログインするオンラインストレージ接続処理と、オンラインストレージに存在するファイルをローカルに存在するファイルと同様に見せて同様に操作入力を受け付ける入力処理と、前記オンラインストレージ接続処理にてログインしたオンラインストレージサービスに対して、前記ファイル操作情報を用いて、前記入力処理により入力された操作入力に基づくファイル操作を、前記オンラインストレージ上のファイルに反映させる処理を実行する処理と、を実行させることを特徴とする、ファイル管理プログラムを提供するものである。
本発明によれば、ユーザに、オンラインストレージを実際には利用しているにもかかわらず、その存在を感じさせない利用体験を提供することができる。
本発明を実施するための形態の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図1のファイル管理装置100の全体動作(メインフロー)を示すフローチャート図である。 図3のステップS102の処理の流れを示すフローチャート図である。 図3のステップS105の処理の流れを示すフローチャート図である。 図3のステップS108の処理の流れを示すフローチャート図である。 図3のステップS109の処理の流れを示すフローチャート図である。 図3のステップS110の処理の流れを示すフローチャート図である。 図3のステップS111の処理の流れを示すフローチャート図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1に、本実施形態の機能構成を示す。図示のように、本実施形態に係るファイル管理装置100は、ファイル管理部110、ファイル管理情報保存部111、オンラインストレージ情報保存部120、ファイル操作部130、オンラインストレージ接続部141、ファイルダウンロード部142、ファイルアップロード部143、ファイル削除部144を有する。
ファイル管理装置100の有する各機能部は、図2に例示するようなハードウェア構成のパーソナルコンピュータとソフトウェアプログラムとの協働によって実現することができる。
図2(a)において、パーソナルコンピュータ200は、CPU201、メモリ202、通信部203、表示部204、入力部205、ハードディスクドライブ(HDD)206を有する。CPU201は演算及び処理装置、メモリ202は一次記憶装置、通信部203は図1に示したオンラインストレージとデータの送受信を行うための通信手段である。表示部204は表示出力装置、入力部205は操作入力装置であってユーザによる操作入力を受け付ける手段である。HDD206は二次記憶装置であって、ソフトウェアプログラムであるファイル管理ツール210を格納する。
ファイル管理ツール210は、ユーザによる起動操作等によってCPU201により起動され、メモリ202上にロードされることによって、図1に示した各機能部を構成し、パーソナルコンピュータ200をファイル管理装置100として機能させる。
なお、本実施形態は、図2(b)に示すように、ファイル管理ツール210をリムーバブルメディア208に入れ、リムーバブルメディアをパーソナルコンピュータ200に接続させるためのインターフェースとして機能する接続部207を介してパーソナルコンピュータ200と接続させてもよい。この場合、ユーザは外出先などでファイル管理ツール210が入ったリムーバブルメディア208を一般のパーソナルコンピュータに接続して、本実施形態に係るファイル管理処理を実行させることができる。リムーバブルメディアでは収まらないファイルでも外出先でアクセスが可能になる。
以下、図1に戻り、各機能部の構成を順次説明する。
ファイル管理部110は、後述する図3ないし図9に示す各処理を実行する機能を備える。
ファイル管理情報保存部111は、仮想ファイルと仮想ファイルの実体の保存先であるオンラインストレージとの紐付け情報を保存する機能を備える。
オンラインストレージ情報保存部120は、ファイル管理装置100が利用するオンラインストレージの情報を保存する機能を備え、制約情報保存部121、ログイン情報保存部122、ファイル操作情報保存部123を有する。
制約情報保存部121は、オンラインストレージ毎に容量の上限値や有効期限等を記憶する機能を備える。ログイン情報保存部122は、オンラインストレージ毎にログイン情報(限定するものではないが、オンラインストレージのURL、サービスにログインするためのIDやパスワード等)を記憶する機能を備える。
ファイル操作情報保存部123は、オンラインストレージ毎にファイル操作情報を記憶する機能を備える。ファイル操作情報は、オンラインストレージにおいて目的とするファイル操作を実現するための一連のコマンド群のことであって、例えば、オンラインストレージのファイルを更新するときにはファイル名リストを取得するコマンド、ファイルの属性(サイズ、日時など)を取得するコマンド、オンラインストレージからファイルをダウンロードするコマンド、オンラインストレージにファイルをアップロードするコマンド、オンラインストレージからファイルを削除するコマンド、といった複数のコマンドを組み合わせて、(1)ファイル名リストを取得、(2)目的のファイルをダウンロード、(3)ファイルを更新、(4)オンラインストレージから全ファイルのサイズを取得、(5)更新されたファイルを含む全ファイルのサイズ合計が制限を超えていない場合には、更新したファイルをアップロード、制限を超えた場合には、(2)のファイルをオンラインストレージから削除し、他のオンラインストレージへアップロード、というようにオンラインストレージにおいて目的とする一連のファイル操作の処理を実現する。
なお、ファイル操作情報は、ファイルを保存、削除、置換など以外にも、特定アプリケーションによるファイル操作、例えば、表計算ソフトによりテキストファイルをインポートして表示し、編集可能とするファイル操作など、を含んでもよい。この説明例での表計算ソフトはローカルにインストールされたアプリケーション、テキストファイルはオンラインストレージ上のファイルであるが、これは本発明を限定するものではない。
ファイル操作部130は、ユーザによるファイル操作を受け付ける機能を備え、ファイル表示部131、ファイル更新検知部132を有する。
ファイル表示部131は、ファイル管理部110による処理結果を図2の表示部204に出力させる機能を備える。
ファイル更新検知部132は、仮想ファイルの新規保存や、既存の仮想ファイルにユーザ等が加えた変更や、仮想ファイルの削除を検知し、検知結果をファイル管理部110へ伝える機能を備える。
オンラインストレージ接続部141は、ファイル管理部110から接続命令を受けて、ログイン情報保存部122よりログイン情報を取得して、接続命令を受けたオンラインストレージに自動的に接続する機能を備える。
ファイルダウンロード部142,ファイルアップロード部143,ファイル削除部144は、接続しているオンラインストレージに対して、ファイル管理部110から仮想ファイルの実体のダウンロード/アップロード/削除命令を受けて、ファイル操作情報保存部123より接続しているオンラインストレージのファイル操作情報を取得して、自動的に当該処理を実行する機能を備える。
図3に、ファイル管理装置100の全体動作(メインフロー)を示す。
まず、ファイル管理ツール210がユーザによる操作や自動実行等により起動されると(ステップS101)、ファイル管理部110はオンラインストレージ接続部141に接続命令を発行し、オンラインストレージ接続部141はN個のオンラインストレージにログインする(ステップS102)。ここで、Nは任意の自然数である。
ログイン処理の詳細については図4を参照して後述する。
次に、ファイル管理部110は、ファイル管理情報保存部111より仮想ファイルと仮想ファイルの実体の保存先であるオンラインストレージとの紐付け情報を読み出す(ステップS103)。
次に、ファイル管理部110は、管理する仮想ファイルすべてについて、ファイルの保存期限が到来しているか否かをチェックし(ステップS104)、到来している仮想ファイルがある場合は、当該仮想ファイルについて仮想ファイルの実体の移動及び保存処理を行う(ステップS105)。
ファイル移動保存処理の詳細については図5を参照して後述する。
次に、ファイル管理部110は、ファイル表示部131を用いて仮想ファイル又はその一覧を表示し(ステップS106)、ユーザや自動実行等によるファイル操作(仮想ファイルへの操作)を待つ。ファイル操作がある場合、当該ファイル操作が「新規作成」であればファイル新規保存処理を(ステップS108)、「更新」であればファイル更新保存処理を(ステップS109)、「削除」であればファイル削除処理を(ステップS110)、「開く」であればファイルを開く処理を(ステップS111)実行する。
ファイル新規保存処理の詳細については図6を参照して後述する。
ファイル更新保存処理の詳細については図7を参照して後述する。
ファイル削除処理の詳細については図8を参照して後述する。
ファイルを開く処理の詳細については図9を参照して後述する。
ログイン処理について、図4を参照して説明する。
まず、オンラインストレージ接続部141は、作業変数n(初期値は1)を用意し、n=N+1であるか否かを判断する(ステップS201)。n=N+1である場合、処理を終了する。該当しない場合、n番目のログイン情報をログイン情報保存部122より読み出して(ステップS202)、読み出したログイン情報を用いてn番目のオンラインストレージにログインする(ステップS203)。ログイン後、オンラインストレージ接続部141は、作業変数nをインクリメントして(ステップS204)、ステップS201に戻る。
ファイル移動保存処理について、図5を参照して説明する。
まず、ファイルダウンロード部142は、図3のステップS104にてファイルの保存期限が到来したと判断されたオンラインストレージmのファイル操作情報をファイル操作情報保存部123より読み出し(ステップS301)、読み出したファイル操作情報を用いてファイルダウンロードを実行する(ステップS302)。ファイル管理部110は、m番目のオンラインストレージからダウンロードした仮想ファイルの実体を、一時的にローカルのHDD266に保存する。
次に、ファイル管理部110は、作業変数n(初期値は1)を用意し、n=N+1であるか否かを判断する(ステップS303)。n=N+1である場合、所定の処理(ステップS313〜315)を実行してから処理を終了する。該当しない場合であってn=mでない場合、ファイル移動保存処理を続行する(ステップS304〜312)。
ステップS304にてファイル管理部110は、n番目のオンラインストレージの制約情報をファイル操作情報保存部123より読み出し(ステップS304)、読み出した制約情報を用いてファイルサイズ判定(ステップS305)、ストレージ残容量判定(ステップS306)を行う。
ここで、ファイルサイズ判定とは、移動させようとしている仮想ファイルの実体のサイズが、n番目のオンラインストレージにおけるファイルの制限サイズを超えているか否かを判定するものである。
また、ここで、ストレージ残容量判定とは、移動させようとしている仮想ファイルの実体のサイズが、n番目のオンラインストレージの残容量を超えているか否かを判定するものである。残容量は、制約情報に含まれるオンラインストレージの最大容量と、オンラインストレージの現在使用量(コマンド送信によって取得)とから、算出して求める。
ファイルサイズ判定又はストレージ残容量判定のいずれかにおいて問題があると判定された場合、作業変数nをインクリメントして(ステップS316)、ステップS303に戻る。ファイルサイズ判定及びストレージ残容量判定の条件をクリアするオンラインストレージが見つかるまで上記判定を繰り返す。
問題がない場合、ファイル管理部110は、n番目のオンラインストレージのファイル操作情報をファイル操作情報保存部123より読み出し(ステップS307)、読み出したファイル操作情報を用いてファイルアップロードを実行する(ステップS308)。
次に、ファイル管理部110は、m番目のオンラインストレージのファイル操作情報をファイル操作情報保存部123より読み出し(ステップS309)、読み出したファイル操作情報を用いてファイル削除を実行する(ステップS310)。
次に、ファイル管理部110は、ステップS303にて保存したローカルファイル(m番目のオンラインストレージよりダウンロードした仮想ファイルの実体)を削除する(ステップS311)。次に、ファイル管理部110は、ファイル管理情報保存部111に保存されている、仮想ファイルと当該仮想ファイルの実体の保存先であるオンラインストレージとの紐付け情報を更新する(ステップS312)。本例では、仮想ファイルの実体の保存先がm番目のオンラインストレージであったという紐付け情報から、n番目のオンラインストレージであるという紐付け情報に更新することになる。
なお、ファイルサイズ判定及びストレージ残容量判定の条件をクリアするオンラインストレージが見つからなかった場合(ステップS303/n=N+1を満たす)、ファイル管理部110は、m番目のオンラインストレージのファイル操作情報をファイル操作情報保存部123より読み出し(ステップS313)、読み出したファイル操作情報を用いてファイル削除を実行する(ステップS314)。次に、ファイル管理部110は、ファイル管理情報保存部111に保存されている、仮想ファイルと当該仮想ファイルの実体の保存先であるオンラインストレージとの紐付け情報を更新する(ステップS315)。本例では、仮想ファイルの実体の保存先がローカルのHDD206であるという紐付け情報に更新することになる。
ファイル新規保存処理について、図6を参照して説明する。
ファイル新規保存処理は、ファイル更新検知部132による仮想ファイルの新規保存の検出により開始する(ステップS401)。ファイル管理部110は、新規保存した仮想ファイルの実体を、一時的にローカルのHDD266に保存する。
次に、ファイル管理部110は、作業変数n(初期値は1)を用意し、n=N+1であるか否かを判断する(ステップS402)。n=N+1である場合、処理を終了する。該当しない場合、ファイル管理部110は、n番目のオンラインストレージの制約情報をファイル操作情報保存部123より読み出し(ステップS403)、読み出した制約情報を用いてファイルサイズ判定(ステップS404)、ストレージ残容量判定(ステップS405)を行う。
ここで、ファイルサイズ判定とは、新規保存しようとしている仮想ファイルの実体のサイズが、n番目のオンラインストレージにおけるファイルの制限サイズを超えているか否かを判定するものである。
また、ここで、ストレージ残容量判定とは、新規保存しようとしている仮想ファイルの実体のサイズが、n番目のオンラインストレージの残容量を超えているか否かを判定するものである。残容量は、制約情報に含まれるオンラインストレージの最大容量と、オンラインストレージの現在使用量(コマンド送信によって取得)とから、算出して求める。
ファイルサイズ判定又はストレージ残容量判定のいずれかにおいて問題があると判定された場合、作業変数nをインクリメントして(ステップS410)、ステップS402に戻る。ファイルサイズ判定及びストレージ残容量判定の条件をクリアするオンラインストレージが見つかるまで上記判定を繰り返す。
問題がない場合、ファイル管理部110は、n番目のオンラインストレージのファイル操作情報をファイル操作情報保存部123より読み出し(ステップS406)、読み出したファイル操作情報を用いてファイルアップロードを実行する(ステップS407)。
次に、ファイル管理部110は、ステップS401にて保存したローカルファイルを削除する(ステップS408)。次に、ファイル管理部110は、ファイル管理情報保存部111に保存されている、仮想ファイルと当該仮想ファイルの実体の保存先であるオンラインストレージとの紐付け情報を更新する(ステップS409)。本例では、仮想ファイルの実体の保存先がn番目のオンラインストレージであるという紐付け情報を新規作成することになる。
ファイル更新保存処理について、図7を参照して説明する。
ファイル更新保存処理は、ファイル更新検知部132による仮想ファイルの更新保存の検出により開始する(ステップS501)。ファイル管理部110は、更新保存した仮想ファイルの実体を、一時的にローカルのHDD266に保存する。
続くファイル管理部110の処理(ステップS503〜508)は、図6を参照して説明したファイル新規保存処理と同等であるので説明を割愛する。また、ファイルサイズ判定又はストレージ残容量判定のいずれかにおいて問題があると判定された場合の処理に関しては、図5を参照して説明したファイル移動保存処理と同等であるので説明を割愛する。
ファイル削除処理について、図8を参照して説明する。
まず、ファイル管理部110は、m番目のオンラインストレージのファイル操作情報をファイル操作情報保存部123より読み出し(ステップS601)、読み出したファイル操作情報を用いてファイル削除を実行する(ステップS602)。
次に、ファイル管理部110は、ファイル管理情報保存部111に保存されている、仮想ファイルと当該仮想ファイルの実体の保存先であるオンラインストレージとの紐付け情報を更新する(ステップS603)。本例では、仮想ファイルの実体の保存先がm番目のオンラインストレージであるという紐付け情報を削除することになる。
ファイルを開く処理について、図9を参照して説明する。
まず、ファイル管理部110は、m番目のオンラインストレージのファイル操作情報をファイル操作情報保存部123より読み出し(ステップS701)、読み出したファイル操作情報を用いてファイルダウンロードを実行する(ステップS702)。
次に、ファイル管理部110は、ダウンロードした仮想ファイルの実体を、ファイル表示部131を用いて表示部204に表示させる(ステップS703)。
以上に説明した実施形態によれば、ユーザに、オンラインストレージを実際には利用しているにもかかわらず、その存在を感じさせない利用体験を提供することができる。
また、ユーザは複数のオンラインストレージサービスを同時に、繁雑な操作を行う必要がなく利用することができる。
また、ユーザは、ファイル操作の明確なアクションを起こさなくても、オンラインストレージの制約情報に基づいて、ファイル操作を自動実行(保存期限が到来した場合の、ファイル移動保存処理など)することができる。
なお、図3のステップS104にてファイルの保存期限が到来した場合にステップS105のファイル移動保存処理を行うこととしたが、保存期限が近い(例えば1週間前等、所定の期間)場合という条件にしてもよい。
また、図3ないし図9のフローにおいて、ファイルサイズの判定及びストレージ残容量判定(制約情報を用いた判定)を行う順番を、1からNまでという各オンラインストレージに便宜的に付けた番号によって決定しているが、この順番は任意のものであってよい。
このように、上記実施形態は、種々の変形実施が可能である。
100 ファイル管理装置
110 ファイル管理部
111 ファイル管理情報保存部
120 オンラインストレージ情報保存部
121 制約情報保存部
122 ログイン情報保存部
123 ファイル操作情報保存部
130 ファイル操作部
131 ファイル表示部
132 ファイル更新検知部
200 パーソナルコンピュータ
210 ファイル管理ツール

Claims (8)

  1. 複数のオンラインストレージサービスに自動ログインするファイル管理装置であって、
    各オンラインストレージサービスにおいて目的とするファイル操作を実現するための一連のコマンド群をファイル操作情報として保存し、
    オンラインストレージに存在するファイルをローカルに存在するファイルと同様に見せて同様に操作入力を受け付けるユーザインターフェースを有し、
    前記ユーザインターフェースにおいて受け付けたユーザのファイル操作を、前記ファイル操作情報を用いてオンラインストレージ上のファイルに反映させる処理を実行することを特徴とする、ファイル管理装置。
  2. 複数のオンラインストレージサービスに自動ログインするオンラインストレージ接続手段と、
    各オンラインストレージサービスにおいて目的とするファイル操作を実現するための一連のコマンド群をファイル操作情報として保存するファイル操作情報保存手段と、
    オンラインストレージに存在するファイルをローカルに存在するファイルと同様に見せて同様に操作入力を受け付けるユーザインターフェースと、
    前記ユーザインターフェースにおいて受け付けたユーザの操作入力に基づくファイル操作を前記ファイル操作情報を用いてオンラインストレージ上のファイルに反映させる処理を実行するファイル管理手段と、
    を有することを特徴とする、ファイル管理装置。
  3. オンラインストレージの制約情報を保存する制約情報保存手段を有し、
    前記ファイル管理手段は、
    前記ユーザインターフェースにおいて受け付けた操作入力を前記オンラインストレージ上のファイルに反映させた場合に必要となる処理に前記オンラインストレージ上のファイルの保存処理を含むとき、
    保存先のオンラインストレージの制約情報に基づいて保存処理の実行可否を判定し、
    実行不可の場合、他のオンラインストレージに対して保存処理を実行することを特徴とする、請求項2記載のファイル管理装置。
  4. 前記制約情報は、保存可能なファイルサイズの上限であることを特徴とする、請求項3記載のファイル管理装置。
  5. 前記制約情報は、利用可能なオンラインストレージの容量であることを特徴とする、請求項3記載のファイル管理装置。
  6. 前記制約情報は、オンラインストレージサービスの保存期限であることを特徴とする、請求項3記載のファイル管理装置。
  7. 各オンラインストレージサービスにおいて目的とするファイル操作を実現するための一連のコマンド群をファイル操作情報として保存するファイル操作情報保存工程と、
    複数のオンラインストレージサービスに自動ログインするオンラインストレージ接続工程と、
    オンラインストレージに存在するファイルをローカルに存在するファイルと同様に見せて同様に操作入力を受け付ける入力工程と、
    前記オンラインストレージ接続工程にてログインしたオンラインストレージサービスに対して、前記ファイル操作情報を用いて、前記入力工程により入力された操作入力に基づくファイル操作を、前記オンラインストレージ上のファイルに反映させる処理を実行する工程と、
    を含むことを特徴とする、ファイル管理方法。
  8. コンピュータに、
    各オンラインストレージサービスにおいて目的とするファイル操作を実現するための一連のコマンド群をファイル操作情報として保存するファイル操作情報保存処理と、
    複数のオンラインストレージサービスに自動ログインするオンラインストレージ接続処理と、
    オンラインストレージに存在するファイルをローカルに存在するファイルと同様に見せて同様に操作入力を受け付ける入力処理と、
    前記オンラインストレージ接続処理にてログインしたオンラインストレージサービスに対して、前記ファイル操作情報を用いて、前記入力処理により入力された操作入力に基づくファイル操作を、前記オンラインストレージ上のファイルに反映させる処理を実行する処理と、
    を実行させることを特徴とする、ファイル管理プログラム。
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