JP5005527B2 - ストレージシステム及びストレージシステムにおけるデータ管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ストレージシステム及びストレージシステムにおけるデータ管理方法に関し、特に、ネットワークを介して家庭内のサーバにストレージサービスを提供するストレージシステム及びこれを用いたデータ管理方法に関する。
一般ユーザの家庭内には、デジタルカメラやデジタルビデオレコーダ、パーソナルコンピュータ、プリンタ等のマルチメディアデータを扱うさまざまな種類のデジタル製品が普及している。近年では、このようなデジタル製品をホームネットワークに接続したホームネットワークシステムが提案され、さらに、個々のホームネットワークシステムに対してストレージサービスを提供するストレージサービスプロバイダも登場している。
例えば、下記特許文献1には、多数の家庭用デジタル製品を接続したホームネットワークシステムを制御・管理するホームサーバがデータを蓄積し、ホームサーバは、蓄積されたデータを、インターネットを介して接続されたポータルサーバに周期的に伝送してバックアップを行うことにより、ホームサーバの機能障害時にポータルサーバにバックアップされたデータに基づいてホームサーバ内の消失したデータを修復する技術が開示されている。
また、下記特許文献2には、コンテンツ保存用サーバが、コンテンツ販売用サーバから受信したコンテンツを保存するとともに当該コンテンツのリンク情報を生成、記憶しておき、ユーザ端末から受信したコンテンツ利用要求に従ってリンク情報を抽出し、当該抽出したリンク情報に基づいてコンテンツを抽出し、ユーザに送信する技術が開示されている。
特開2004-192602号公報 特開2004-334544号公報
デジタル製品は、ハードウェア技術の進歩に伴い、より高性能化し、そこで扱われるマルチメディアデータの量も飛躍的に増大している。従って、ホームサーバのストレージ容量の増大が望まれるが、個人のユーザにとってストレージ容量の大容量化は過大な負担である。このため、利用可能なストレージ容量を増大させるために、ユーザがストレージサービスプロバイダをさらに活用することが予想される。
また、ネットワーク環境の充実により、ユーザは、ネットワークを介してコンテンツプロバイダから所望のコンテンツを取得することがますます盛んになる。その一方、マルチメディアデータの量も増大しているため、ネットワーク資源の不足も顕著なものとなることが予想される。
そこで、本発明は、ホームネットワークシステムのユーザにとって利便性が高く、ネットワーク資源の効率的利用を可能にするストレージシステムを提供する目的としている。
上記課題を解決するために、第1の観点に従う本発明は、複数のユーザのホームサーバによって利用される、コンテンツデータを格納するためのストレージサブシステムと、前記ストレージサブシステムを制御するセンタサーバとを備えるストレージセンタである。
前記センタサーバは、前記各ユーザについてのコンテンツデータを管理するセンタ側データ管理テーブルと、前記ストレージサブシステムに格納されたコンテンツデータに対して利用可能なユーザを管理するコンテンツ管理テーブルと、を備える。
前記センタサーバは、前記複数のホームサーバのいくつかから送信されるコンテンツ記録予約要求を受け付けて、当該コンテンツ記録予約要求を前記コンテンツ管理テーブルに登録し、前記コンテンツ記録予約要求によって指定された記録開始時刻になった場合に、コンテンツプロバイダから当該コンテンツ記録予約要求によって指定されたコンテンツのコンテンツデータを取得し、前記ストレージサブシステムに格納し、前記コンテンツ記録予約要求を送信したホームサーバのユーザについての前記センタ側データ管理テーブルを更新し、前記コンテンツ記録予約要求を送信したホームサーバによって保持されるホームサーバ側データ管理テーブルと前記センタ側データ管理テーブルとを同期させるために、前記コンテンツ記録予約要求に従って前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージを、前記コンテンツ記録予約要求を送信した前記ホームサーバに送信する。
従って、ストレージセンタは、複数のユーザからの同一のコンテンツについての記録予約要求を集約することができる。そして、ストレージセンタは、コンテンツ記録予約要求で指定された記録開始時刻になると、コンテンツプロバイダから送信されるコンテンツデータを格納し、ホームサーバに記録完了を通知する。これにより、ユーザは、コンテンツを利用したい時点で、ストレージセンタからこれをダウンロードすれば足り、改めてバックアップする必要がない。従って、各ユーザが直接的にコンテンツプロバイダからコンテンツデータを取得して、バックアップのためにストレージセンタにそれぞれ送信する場合に比べて、ネットワーク2の帯域を利用せずに済むことになる。
また、別の観点に従う本発明は、ホームネットワークを介してデジタルデバイスに接続可能に構成された複数のホームサーバと、外部ネットワークを介して前記複数のホームサーバをそれぞれ接続可能に構成されたストレージセンタと、を備えるストレージシステムである。
前記ホームサーバは、前記デジタルデバイスが扱うコンテンツデータを格納する記憶装置と、前記コンテンツデータを管理するホームサーバ側データ管理テーブルを備える。
前記ストレージセンタは、前記ホームサーバが利用するコンテンツデータを格納するためのストレージサブシステムと、前記ストレージサブシステムを制御するセンタサーバとを備え、前記センタサーバは、前記各ユーザについてのコンテンツデータを管理するセンタ側データ管理テーブルと、前記ストレージサブシステムに格納されたコンテンツデータに対して利用可能なユーザを管理するコンテンツ管理テーブルと、を備える。
前記センタサーバは、前記複数のホームサーバのいくつかから送信されるコンテンツ記録予約要求を受け付けて、当該コンテンツ記録予約要求を前記コンテンツ管理テーブルに登録し、前記コンテンツ記録予約要求によって指定された記録開始時刻になった場合に、コンテンツプロバイダから当該コンテンツ記録予約要求によって指定されたコンテンツのコンテンツデータを取得し、前記ストレージサブシステムに格納し、前記コンテンツ記録予約要求を送信したホームサーバのユーザについてのセンタ側データ管理テーブルを更新し、前記コンテンツ記録予約要求に従って前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージを、前記コンテンツ記録予約要求を送信した前記ホームサーバに送信する。そして、前記ホームサーバは、前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージに基づいて、前記ホームサーバ側データ管理テーブルを更新する。
さらに、別の観点に従う本発明は、ホームネットワークを介してデジタルデバイスに接続され、記憶装置を有する複数のホームサーバと、外部ネットワークを介して前記複数のホームサーバがそれぞれ接続され、ストレージサブシステム及び当該ストレージサブシステムを制御するセンタサーバを有するストレージセンタと、を備えるストレージシステムにおけるデータ管理方法である。
そして、前記データ管理方法は、前記複数のホームサーバの少なくとも一つが、コンテンツ記録予約要求を前記センタサーバに送信するステップと、前記センタサーバが、前記複数のホームサーバの少なくとも一つから送信されるコンテンツ記録予約要求を受け付けるステップと、前記センタサーバが、前記受け付けたコンテンツ記録予約要求をコンテンツ管理テーブルに登録するステップと、前記センタサーバが、前記コンテンツ記録予約要求によって指定された記録開始時刻になった場合に、コンテンツプロバイダから当該コンテンツ記録予約要求によって指定されたコンテンツのコンテンツデータを取得し、前記ストレージサブシステムに格納するステップと、前記センタサーバが、前記コンテンツ記録予約要求を送信したホームサーバのユーザについてのセンタ側データ管理テーブルを更新するステップと、前記センタサーバが、前記コンテンツ記録予約要求に従って前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージを、前記コンテンツ記録予約要求を送信した前記ホームサーバに送信するステップと、前記ホームサーバが、前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージに基づいて、ホームサーバ側データ管理テーブルを更新するステップと、を含む。
本発明によれば、ホームネットワークシステムのユーザにとって利便性が高く、ストレージシステムにおけるネットワーク資源の効率的利用が可能になる。
また、本発明によれば、ストレージセンタは、コンテンツプロバイダから取得したオリジナルのデータを1つだけ蓄積すればよく、ストレージサブシステムの容量を削減できるので、ストレージシステムの効率的運用が可能になる。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(1)ストレージシステムの構成
図1は、本発明の一実施形態に係るストレージシステムの概略構成を示す図である。同図に示すように、ストレージシステム1は、ネットワーク2を介して接続された、複数のホームシステム3、ストレージセンタ4、及びコンテンツサーバ(コンテンツプロバイダ)5を含んで構成されている。ストレージシステム1はまた、無線基地局6を含んでいてもよい。ネットワーク2は、典型的には、インターネットや光通信ケーブルで構成される。
ホームシステム3は、ホームネットワーク31に接続されたホームサーバ32及び各種のデジタルデバイス33から構成される。ホームネットワーク31は、例えば、家庭内有線/無線LANとして形成される。ホームシステム3は、ルータ34を介して、インターネット2に接続されている。
ホームサーバ32は、ホームシステム3内のデジタルデバイス33が扱うコンテンツとしてのマルチメディアデータ(以下、単に「データ」あるいは「コンテンツ」あるいは「コンテンツデータ」という。)を集約的に管理するサーバコンピュータである。ホームサーバ32は、典型的には、プロセッサ(CPU)321、メモリ322、ユーザインターフェース323、記憶装置324、及びネットワークインターフェース325を備える。
プロセッサ321は、メモリ322にロードされたホームサーバプログラムを実行し、ホームサーバ32の動作を統括的に制御する。ホームサーバプログラムは、例えば、記憶装置324の残容量が少なくなった場合に、記憶装置324に格納されている所定のコンテンツをストレージセンタ4に移動させる処理を行う。これは、データバックアップと呼ばれることもある。
メモリ322には、図2に示すように、システム構成テーブル、ホームサーバ側データ管理テーブル400、ホームサーバ側ユーザ管理テーブル500、及びモバイルデバイス管理テーブル900が保持され、プロセッサ321の利用に供される。これらのテーブルは、例えば、ホームサーバ3の起動時に、プロセッサ321の制御の下、記憶装置324から読み込まれ、メモリ322にロードされる。
ユーザインターフェース323は、例えば、キーボードやマウス、ディスプレイ、スピーカ等によって構成される。ユーザは、ユーザインターフェース323を介して、ホームサーバ32の設定・管理を行うことができる。本実施形態では、ホームサーバ32はユーザインターフェース323を含むように構成されているが、これにこだわるものではない。例えば、ユーザが、ホームネットワーク31に接続されたパーソナルコンピュータのユーザインターフェースを用いて、ホームサーバ32にアクセスするように構成を採用してもよい。
記憶装置324は、ホームシステム3内のデータを格納するための記憶媒体を備えたローカル記憶装置である。記憶装置324は、例えば、ハードディスクドライブ群や不揮発性の半導体メモリ群によって構成される。
ホームサーバ32は、拡張I/F部(図示せず)を備えてもよい。拡張I/F部は、デジタルデバイス33を直接的に接続するためのインターフェースである。本実施形態では、デジタルデバイス33は、ホームネットワーク31を介してホームサーバ32に接続される構成として説明されるが、例えばUSBメモリのようなデジタルデバイス33が拡張I/F部に直接的に結合され、ホームサーバ32のプロセッサ321がこれにアクセスできるように構成されてもよい。
デジタルデバイス33は、例えば、ビデオカムレコーダ33a、パーソナルコンピュータ33b、DVD記録再生プレーヤのようなビデオレコーダ33c、テレビ33d、デジタルスチルカメラ33e等である。オーディオコンポーネントシステムも含まれる。各デジタルデバイス33は、典型的には、マイクロプロセッサ、メモリ、及びその用途に則したシステムコンポーネントを含んで構成される。デジタルデバイス33は、それ自体がネットワーク接続機能を有することでホームネットワーク31に直接に接続するように構成されてもよいし、他のデバイスを介して接続するように構成されてもよい。
デジタルデバイス33は、典型的には、マスター/スレーブ制御方式によって、ホームサーバ32によりアクセスされる。すなわち、ホームサーバ32は、ホームネットワーク31を介して接続されたデジタルデバイス33にアクセスし、デジタルデバイス33内のメモリに格納されたデータを読み出すことができる。あるいは、デジタルデバイス33が能動的にホームサーバ32にアクセスし、特定のデータをホームサーバ32に送り込んでもよい。
ストレージセンタ4は、ユーザのホームシステム3に対してストレージサービスを提供するためのシステムであり、ホームシステム3のホームサーバ32が「透過的」にストレージセンタ4のリソース(すなわち、ストレージ領域)を利用することができるように構成されている。ここでいう「透過的」とは、ユーザが、ストレージセンタ4の存在を意識することなく、ストレージセンタ4のリソースをホームサーバ3の一部として利用できることをいう。ストレージセンタ4は、典型的には、ストレージサービスプロバイダによって運営される。
ストレージセンタ4は、センタサーバ41、ストレージサブシステム42及び通信装置43を備える。これらの装置は、内部ネットワーク44を介して相互に接続されていてもよい。
センタサーバ41は、ストレージセンタ4全体を統括的に制御するためのコントローラ乃至はコンピュータであり、従って、プロセッサ及びその他のハードウェアコンポーネントを備える。同図では、プロセッサ(CPU)411、メモリ412、入力装置413、出力装置414、補助記憶装置415、及びネットワークインターフェース416が示されている。センタサーバ41は、複数台のコンピュータから構成される分散型システムであってもよい。
プロセッサ411は、メモリ412にロードされたセンタサーバプログラムを実行し、センタサーバ41の動作を統括的に制御する。
メモリ412には、図3に示すように、システム構成テーブル、センタ側ユーザ管理テーブル600、センタ側データ管理テーブル700、及びコンテンツ管理テーブル800が保持され、プロセッサの利用に供される。
ストレージサブシステム42は、ストレージセンタ4内のデータを格納する記憶媒体を備えた装置である。ストレージサブシステム42は、例えば、ハードディスクドライブ群や不揮発性の半導体メモリによって構成される。ストレージサブシステム42は、大容量かつ高信頼性の要求に応えるべく、例えば、RAIDの構成を採る。
コンテンツサーバ5は、ユーザに音楽や映画等のデジタルコンテンツを有料/無料で提供するためのシステムであり、コンテンツプロバイダによって運営される。ただし、ストレージサービスプロバイダとコンテンツプロバイダとは同一事業者であってもかまわない。ユーザは、ホームサーバ32を操作して、コンテンツサーバ5に直接アクセスしてもよいが、本実施形態では、ユーザは、ストレージセンタ4を介してコンテンツサーバ5にアクセスするようになっている。
コンテンツサーバ5は、ユーザに提供可能なコンテンツを格納するためのストレージサブシステム51を含み、通信装置52を介して、インターネット2に接続されている。
無線基地局4は、ユーザのモバイルデバイス35との間で無線通信を行うための基地局である。本実施形態では、モバイルデバイス35として、携帯電話機及びカーナビゲーションシステムが図示されている。
(2)各種テーブルの構成
(2−1)ホームサーバ側データ管理テーブル400
図4は、本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるホームサーバ側データ管理テーブル400の一例を示す図である。ホームサーバ側データ管理テーブル400は、ホームサーバ32によって保持されるテーブルであって、デジタルデバイスが扱うデータを管理するためのテーブルである。同図に示すように、ホームサーバ側データ管理テーブル400は、インデックス欄401、メタデータ欄402、記録予約欄403、保存日時欄404、及びデータアドレス欄405から構成される。
インデックス欄401は、データのインデックス情報を格納する欄であり、当該データの名前を示す名前欄401a及び当該データの内容を視覚的に表すためのファイル名を示すサムネイル欄401bを含む。
メタデータ欄402は、データの属性情報を格納する欄である。属性情報は、例えば、データのファイル名を示すファイル名欄402a、当該データの種別(例えば、ビデオデータ、オーディオデータ等)を示すデータ種別欄402b、当該データのフォーマット種別を示すフォーマット種別欄402c、当該データのデータサイズを示すデータサイズ欄402d、当該データを作成した作成者を示す作成者欄402e、当該データが作成された日時を示す作成日時欄402f、及び当該データに対する最新アクセス日時を示す最新アクセス日時欄402gを含む。
記録予約欄403は、未だ配信されていないデータを配信された時点で記録するための予約情報を格納する欄である。記録予約欄403は、当該データの記録を開始する日時を示す記録開始日時欄403a及び当該データの記録を終了する日時を示す記録終了日時欄403bを含む。
保存日時欄404は、ストレージセンタ4のストレージサブシステム42にデータ及び/又はメタデータが保存された日時情報を格納する欄である。データ及びメタデータのいずれもがストレージセンタ4のストレージサブシステム42に保存されていない場合には、保存日時欄には「NULL」が格納される。
データアドレス欄405は、データの格納先情報(例えばファイルパス)を格納するための欄であり、ホームサーバ欄405a及びセンタ欄405bを含む。当該データがホームサーバ内に格納されている場合には、ホームサーバ欄405aには、ホームサーバ32内の格納先アドレスが格納され、当該データがホームサーバ32内に格納されていない場合には「NULL」が格納される。また、当該データがストレージセンタ4内に保存されている場合には、「センタ」が格納され、ストレージセンタ4内に保存されていない場合には、「NULL」が格納される。データアドレス欄405の値は、ホームサーバ32がストレージセンタ4からデータをダウンロードしたり、ストレージセンタ4に、バックアップのため、データをアップロードした場合に、更新される。
(2−2)ホームサーバ側ユーザ管理テーブル500
図5は、本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるホームサーバ側ユーザ管理テーブル500の一例を示す図である。ホームサーバ側ユーザ管理テーブル500は、ホームサーバが保持するテーブルであって、ストレージセンタ4を利用するホームサーバ32のユーザに関する情報を格納するテーブルである。
ホームサーバ側ユーザ管理テーブル500は、ホームサーバ32が利用可能なストレージセンタ4のアドレス(例えばIPアドレス)を示すストレージセンタアドレス欄501、ストレージセンタ4にアクセスするために必要なユーザID欄502、パスワード欄503欄、記憶装置324内に確保されるべき最低容量値を示す制限値欄504、及び記憶装置324内の現在の残り容量を示す残容量欄505を含む。
ユーザ管理テーブルは、所定の暗号/復号モジュールにより暗号化され、保存されることが好ましい。
(2−3)センタ側ユーザ管理テーブル600
図6は、本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるセンタ側ユーザ管理テーブル600の一例を示す図である。センタ側ユーザ管理テーブル600は、ストレージセンタ4によって保持されるテーブルであって、ストレージセンタ4を利用する各ホームサーバ32のユーザに関する情報を管理するテーブルである。
センタ側ユーザ管理テーブル600は、例えば、ユーザID欄601、パスワード欄602、管理テーブルポインタ欄603、及びホームサーバアドレス欄604を含む。ユーザID欄601は、ストレージセンタ4のストレージサービスを利用するユーザのIDを示す。パスワード欄602は、当該ユーザによって登録されたパスワードを示す。管理テーブルポインタ欄603は、当該ユーザがストレージセンタ4内で所有するデータを管理するためのセンタ側データ管理テーブル700のリンク先ポインタを示す。ホームサーバアドレス欄604は、ストレージセンタを利用するホームサーバ32に割り当てられたアドレスを示す。
(2−4)センタ側データ管理テーブル700
図7は、本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるセンタ側データ管理テーブル700の一例を示す図である。センタ側データ管理テーブル700は、ストレージセンタ4によって保持されるテーブルであって、ユーザが所有するデータを管理するためのテーブルである。
センタ側データ管理テーブル700は、基本的には、ホームサーバ側データ管理テーブル400と同様の構造を有するが、データアドレス欄705は、ストレージセンタ4内のアドレスのみを保持する。
(2−5)コンテンツ管理テーブル800
図8は、本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるコンテンツ管理テーブル800の一例を示す図である。コンテンツ管理テーブル800は、ストレージセンタ4によって保持されるテーブルであって、コンテンツサーバ5から取得したコンテンツについて利用可能なユーザを管理するためのテーブルである。
コンテンツ管理テーブル800は、基本的には、上述したホームサーバ側データ管理テーブル400(またはセンタ側データ管理テーブル700)と同様の構造を有するが、メタデータ欄802では、作成者欄に代えて、当該コンテンツの提供者を示す提供者欄802eが設けられている。また、コンテンツ管理テーブル800は、各コンテンツについて利用可能なユーザを示すユーザ名欄804をさらに含む。ユーザ名欄804に登録されたユーザは、当該コンテンツを正規に取得し又は当該コンテンツの利用を正規に許諾されたユーザである。例えば、ホームサーバ32の記録予約機能を用いて、コンテンツの記録予約をし、ストレージセンタ4により受け付けられたユーザや、コンテンツサーバ5からコンテンツを購入したユーザが、これに該当する。
データアドレス欄805は、ストレージセンタ4内のアドレスのみを保持する。センタサーバ41が、コンテンツサーバ5から当該コンテンツを受領していない場合には、「NULL」が書き込まれる。例えば、センタサーバ41があるコンテンツに対する記録予約を受け付けたが、当該コンテンツの提供がまだ始まっていない場合、「NULL」が書き込まれる。
(2−6)モバイルデバイス管理テーブル900
図9は、本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるモバイルデバイス管理テーブル900の一例を示す図である。モバイルデバイス管理テーブル900は、ホームサーバ32が保持するテーブルであって、ホームシステム3の外部からホームサーバ3やストレージセンタ4にアクセス可能なモバイルデバイスに関する情報を格納するテーブルである。
モバイルデバイス管理テーブル900は、モバイルデバイス35を一意に識別するためのデバイスID欄901、ホームサーバ32にアクセスするために必要なパスワード欄902、及びモバイルデバイス35の種別を示すデバイス種別欄903を含む。
モバイルデバイス管理テーブル900は、所定の暗号/復号モジュールにより暗号化され、保存されることが好ましい。
(2−7)モバイルデバイスアクセス管理テーブル1000
図10は、本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるモバイルデバイスアクセス管理テーブル1000の一例を示す図である。モバイルデバイスアクセス管理テーブル1000は、モバイルデバイス35によって保持されるテーブルであって、ホームサーバ32やストレージセンタ4にアクセスするために必要な情報を格納するテーブルである。
モバイルデバイスアクセス管理テーブル1000は、ホームサーバアドレス欄1001、ホームサーバ用パスワード欄1002、ストレージセンタアドレス欄1003、ユーザID欄1004、及びパスワード欄1005を含む。
ホームサーバアドレス欄1001は、ストレージセンタを利用するホームサーバ32に割り当てられたアドレスを示す。ホームサーバ用パスワード欄1002は、ホームサーバ32にアクセスするために必要なパスワードを示す。ストレージセンタアドレス欄1003は、ホームサーバ32が利用可能なストレージセンタ4のアドレス(例えばIPアドレス)を示す。ユーザID欄1004は、当該ユーザに一意に割り当てられた識別情報を示す。パスワード欄1005は、ストレージセンタ4にアクセスするために必要なパスワードを示す。
(3)各処理の説明
(3−1)ホームサーバにおけるコンテンツデータ格納処理
図11は、本発明の一実施形態に係るホームサーバ32におけるコンテンツデータの格納(アップロード)処理を説明するためのフローチャートである。当該コンテンツ格納処理は、ホームサーバ32のプロセッサ321がホームサーバプログラムを実行することにより実現される。
すなわち、同図に示すように、ホームサーバ32は、あるデジタルデバイス33からコンテンツデータの格納要求を受け付けると、当該格納要求に従うコンテンツデータのサイズに基づいて記憶装置324上で必要な記憶容量を算出する(STEP1101)。続いて、ホームサーバ32は、ホームサーバ側ユーザ管理テーブル500を参照し、記憶装置324上の現在の残容量に当該算出した必要容量を加えた値が制限値504を上回っているか否かを判断する(STEP1102)。ホームサーバ32は、当該値が制限値504を上回っていると判断する場合には(STEP1102のYes)、当該データを記憶装置324の所定の領域に格納し(STEP1103)、ホームサーバ側データ管理テーブル400及びホームサーバ側ユーザ管理テーブル500を更新して(STEP1104)、当該格納処理を終了する。
これに対して、ホームサーバ32は、当該値が制限値504を下回る、すなわち空き容量が不足すると判断する場合には(STEP1102のYes)、以下の処理を行って、記憶装置324上に空き容量を確保する。
すなわち、ホームサーバ32は、ホームサーバ側データ管理テーブル400のデータアドレス欄405を参照して、ホームサーバ32の記憶装置324及びストレージセンタ4の両方に格納されたコンテンツデータが1つ以上あるか否かを判断する(STEP1105)。ホームサーバ32は、両方に格納されたコンテンツデータがあると判断する場合には(STEP1105のYes)、ホームサーバ側データ管理テーブル400の最新アクセス日時欄402gを参照して、当該コンテンツデータのうち最新アクセス日時が最も古いコンテンツデータを抽出し(STEP1106)、当該抽出したコンテンツデータを削除する(STEP1107)。続いて、ホームサーバ32は、ホームサーバ側データ管理テーブル400及びホームサーバ側ユーザ管理テーブル500を更新して(STEP1108)、空き容量が確保できたか否かを判断するため、STEP1102の処理に戻る。
これに対して、ホームサーバ32は、両方に格納されたコンテンツデータがないと判断する場合には(STEP1105のNo)、ホームサーバ32は、ストレージセンタ4に未だバックアップされておらず、記憶装置324にのみ格納されているコンテンツデータをバックアップするために、以下の処理を行う。すなわち、ホームサーバ32は、記憶装置324にのみ格納されている全てのコンテンツデータを対象にして、最新アクセス日時が最も古いデータを抽出する(STEP1109)。次に、ホームサーバ32は、当該抽出したデータをストレージセンタ4にバックアップするために、ストレージセンタ4のセンタサーバ41にログインして、当該抽出したデータをセンタサーバ41に送信する(STEP1110)。これにより、ストレージセンタ4のセンタサーバ41は、ホームサーバ32から送信されてきた当該コンテンツデータをストレージサブシステム42の所定の領域に格納して、センタ側データ管理テーブル700を更新することになる。
ストレージセンタ4へのアップロード後、ホームサーバ32は、当該コンテンツデータを記憶装置324から削除し(STEP1107)。続いて、ホームサーバ32は、ホームサーバ側データ管理テーブル400及びホームサーバ側ユーザ管理テーブル500を更新して(STEP1108)、空き容量が確保できたか否かを判断するため、STEP1102の処理に戻る。
以上のように、ホームサーバ32は、デジタルデバイス33からのデータ格納要求に対して、記憶装置324上の記憶容量が所定の制限値を下回ってしまう場合には、記憶装置324上の所定のデータをストレージセンタ4にバックアップして必要な記憶容量を確保した後に、データを格納する。
なお、ホームサーバ32は、ストレージセンタ4にバックアップしたコンテンツデータであって、記憶装置324にないコンテンツデータをデジタルデバイス33に提供する場合には、随時、センタサーバ41にログインし、所望のデータをダウンロードすればよい。この場合も、ホームサーバ側データ管理テーブル400とセンタ側データ管理テーブル700とが同期するように、更新される。
(3−2)コンテンツ記録予約処理
図12は、本発明の一実施形態に係るホームサーバ32におけるコンテンツ記録予約処理を説明するためのフローチャートである。当該コンテンツ記録予約処理は、ホームサーバ32のプロセッサ321がホームサーバプログラムを実行することにより実現される。
すなわち、同図に示すように、例えば、ユーザがホームサーバ32のユーザインターフェース323を操作してコンテンツ記録予約機能を呼び出すと、ホームサーバ32は、ユーザに図示しないコンテンツ記録予約画面を提示し、ユーザからコンテンツの記録予約を受け付ける(STEP1201)。コンテンツ記録予約とは、例えば、テレビ局等の番組配信サービスであれば、当該番組の録画予約である。コンテンツ記録予約は、例えばコンテンツコードのようなコンテンツ識別情報を直接的に入力して記録予約をしたいコンテンツを指定してもよいし、コンテンツサーバ5から電子的に配布されるコンテンツリストに従って記録予約をしたいコンテンツを指定してもよい。
ホームサーバ32は、コンテンツ記録予約を受け付けると、ホームサーバ側ユーザ管理テーブル500を参照して、ストレージセンタ4のアドレスに従ってストレージセンタ4に接続して、ユーザID及びパスワードを送信し、ストレージセンタ4にログインする(STEP1202)。続いて、ホームサーバ32は、ユーザから受け付けたコンテンツ記録予約の要求をストレージセンタ4に送信する(STEP1203)。コンテンツ記録予約要求は、例えば、当該コンテンツ識別情報(例えば、コンテンツ名やファイル名)及び記録予約情報(記録開始時刻及び記録終了時刻)を含む。これを受けて、ストレージセンタ4は、当該ユーザの下でのコンテンツ記録予約を受け付けることになる。
ホームサーバ32は、ストレージセンタ4から記録予約受け付け完了のメッセージを受信すると、ユーザにコンテンツ記録予約確認画面を提示し、ユーザによる確認を促す(STEP1204)。ホームサーバ32は、ユーザによるコンテンツ記録予約確認画面に対する確認を受け付けると、受け付けた記録予約の内容に従ってホームサーバ側データ管理テーブル400を更新する(STEP1205)。そして、ホームサーバ32は、ストレージセンタ4からログアウトを行って(STEP1206)、コンテンツ記録予約処理を終了する。
上記の例では、ユーザが、ホームサーバ32に対して直接的にコンテンツ記録予約の操作を行ったが、例えば、ユーザが、ビデオレコーダ33cの予約機能を用いて、コンテンツ記録予約を行い、ホームサーバ32がビデオレコーダ33cから当該コンテンツ記録予約を受け付ける構成であってもよい。この場合も同様に、ホームサーバ32は、ストレージセンタ4にログインし、ストレージセンタ4は、当該コンテンツ記録予約を受け付けることになる。
図13は、本発明の一実施形態に係るストレージセンタ4におけるコンテンツ記録予約処理を説明するためのフローチャートである。当該コンテンツ記録予約処理は、センタサーバ41のプロセッサがセンタサーバプログラムを実行することにより実現される。
すなわち、同図に示すように、センタサーバ41は、ホームサーバ32からのコンテンツ記録予約の要求があるか否かを監視している(STEP1301)。センタサーバ41は、ホームサーバ32からのコンテンツ記録予約の要求を受け付けると(STEP1301のYes)、当該コンテンツ記録予約をコンテンツ管理テーブル800に登録する(STEP1302)。具体的には、センタサーバ41は、コンテンツ管理テーブル800における記録予約欄803に記録開始日時及び記録終了日時を登録するとともに、ユーザ名欄804に当該コンテンツ記録予約要求を行ったユーザのユーザIDを登録する。また、センタサーバ41は、当該ユーザに対するセンタ側データ管理テーブル700を更新する。
続いて、センタサーバ41は、コンテンツ記録予約によって指定されたコンテンツに対する記録開始時刻か否かを判断し(STEP1303)、指定された記録開始時刻になるまでコンテンツ記録予約を受け付ける。複数のユーザからのコンテンツ記録予約を受け付けた場合、コンテンツ管理テーブル800における当該コンテンツについてのユーザ名欄には、複数のユーザが登録されることになる。
センタサーバ41は、指定されたコンテンツに対する記録開始時刻になったと判断する場合(STEP1303のYes)、当該時刻になると取得可能になるコンテンツデータをコンテンツサーバ5から取得し、ストレージサブシステム42における所定の領域に格納する(STEP1304)。
このように、センタサーバ41が、複数のユーザからコンテンツ記録要約を受け付けた場合、同一のコンテンツ記録予約要求は一つに集約される。センタサーバ41は、一つのコンテンツ記録要求に基づいて、コンテンツサーバ5から一つのコンテンツデータを取得し、
コンテンツデータの格納を完了すると、センタサーバ41は、コンテンツ管理テーブル800を更新する(STEP1305)。具体的には、センタサーバ41は、コンテンツ管理テーブル800における当該コンテンツについての提供者欄803eに当該コンテンツを送信した提供者名を登録するとともに、データアドレス欄805に格納先アドレスを登録する。センタサーバ41はさらに、コンテンツ記録予約要求を行ったユーザに対するセンタ側データ管理テーブル700を更新する(STEP1306)。具体的には、センタサーバ41は、当該コンテンツについてのデータアドレス欄705に格納先アドレスを登録する。
そして、センタサーバ41は、コンテンツ管理テーブル800を参照し、コンテンツ記録予約を行った各ユーザのホームサーバ32に対して記録完了通知を送信する(STEP1307)。これを受けて、ホームサーバ32は、ホームサーバ側データ管理テーブル400を更新することになる。これにより、ホームサーバ側データ管理テーブル400とセンタ側データ管理テーブル700とは同期がとられ、その整合性が維持されることになる。
以上のように、ユーザからコンテンツ記録予約を受け付けたホームサーバ32は、当該コンテンツ記録予約をストレージセンタ4に送信し、ストレージセンタ4はコンテンツ記録予約を受け付ける。そして、ストレージセンタ4は、コンテンツ記録予約で指定された記録開始時刻になると取得可能になるコンテンツデータをコンテンツサーバ5から取得し、格納し、ホームサーバ32に記録完了を通知する。この場合、ストレージセンタ4が複数のユーザからコンテンツ記録予約の要求を受け付けた場合には、同一のコンテンツ記録予約要求は一つに集約され、この結果、ストレージセンタ4は、複数のユーザに対して一つのコンテンツデータを格納することになる。これにより、ストレージサブシステム42の各ユーザに割り当てられた記憶領域に同一のコンテンツデータをそれぞれ格納する必要がなく、ストレージサブシステム4の記憶容量を節約することができる。
また、ユーザは、コンテンツを利用したい時点で、ストレージセンタ4からこれをダウンロードすれば足り、改めてバックアップする必要がない。従って、各ユーザが直接的にコンテンツサーバ5からコンテンツを取得して、バックアップのためにストレージセンタ4にそれぞれ送信する場合に比べて、ネットワーク2の帯域を利用せずに済むことになる。
図14は、本発明の一実施形態に係るストレージシステム1におけるコンテンツ記録予約処理の一例を説明するためのシーケンスチャートである。同図は、ユーザが、コンテンツリストに基づかないで、直接的にコンテンツを指定したコンテンツ記録予約を行う例を示している。
すなわち、同図に示すように、ユーザは、操作端末を操作して、ホームサーバ32にコンテンツ記録予約要求を送信する(STEP1401)。ここで、操作端末は、ホームサーバ32のユーザインターフェースであってもよいし、PC等の他のデジタルデバイス33やモバイルデバイス35であってもよい。
コンテンツ記録予約要求を受け付けたホームサーバ32は、ストレージセンタ4のセンタサーバ41にコンテンツ記録予約を登録するために、センタサーバ41にログイン要求を送信する(STEP1402)。センタサーバ41は、ログイン要求を送信したユーザに対する認証を行って(STEP1403)、認証に成功すれば、認証成功のメッセージをホームサーバ32に送信する(STEP1404)。一方、センタサーバ41は、認証に失敗すれば、認証失敗のメッセージを返す。
ホームサーバ32は、認証成功のメッセージを受け付けると、コンテンツ記録予約要求をセンタサーバに41送信し(STEP1405)、センタサーバ41は、コンテンツ記録予約要求を受け付ける(STEP1406)。続いて、センタサーバ41は、コンテンツ記録予約要求を受け付けたことを示すメッセージをホームサーバ32に送信する(STEP1407)。
ホームサーバ32は、これを受けて、ホームサーバ側データ管理テーブル400を更新し(STEP1408)、ストレージセンタ4からログアウトする(STEP1409)。この時点では、コンテンツ記録予約が行われただけで、コンテンツデータは記録されていないので、ホームサーバ側データ管理テーブル400におけるデータアドレス欄は、「NULL」のままである。
センタサーバ41は、各ユーザから、上述したようなコンテンツ記録予約を受け付け、コンテンツごとにユーザの記録予約要求をとりまとめる(STEP1410)。センタサーバ41は、コンテンツの記録開始時刻になったと判断すると、当該コンテンツの提供元であるコンテンツサーバ5に対して、コンテンツデータの配信要求を送信する(STEP1411)。コンテンツサーバ5は、これを受けてセンタサーバ41に対してコンテンツデータを配信する(STEP1412)。
センタサーバ41は、コンテンツサーバ5から配信されたコンテンツデータを受信すると、これをストレージサブシステム42に格納する(STEP1413)。センタサーバ41は、コンテンツデータを格納後、コンテンツ管理テーブル800を更新する。コンテンツデータの格納が完了した時点で、センタサーバ41は、当該コンテンツに対するコンテンツ記録予約要求を行ったユーザについてのセンタ側データ管理テーブル700を更新する(STEP1414)。すなわち、センタ側データ管理テーブル700におけるデータアドレス欄には、当該コンテンツの格納先アドレスが登録されることになる。続いて、センタサーバ41は、記録完了のメッセージをホームサーバ32に送信する(STEP1415)。
ホームサーバ32は、ストレージセンタ4から記録完了のメッセージを受信すると、ホームサーバ側データ管理テーブル400を更新する(STEP1416)。すなわち、ホームサーバ側データ管理テーブル400におけるデータアドレス欄には、「センタ」が登録され、当該コンテンツがストレージセンタ4にあることが示される。
これにより、ユーザは、当該コンテンツを利用することができるようになる。なお、ユーザが当該コンテンツを実際に利用する場合には、ホームサーバ32が、ストレージセンタ4から当該コンテンツをダウンロードし、所定のデジタルデバイスに提供することで、ユーザは当該コンテンツを利用できるようになる。
図15は、本発明の一実施形態に係るストレージシステム1におけるコンテンツ記録予約処理の一例を説明するためのシーケンスチャートである。同図は、ユーザが、コンテンツリストに基づいてコンテンツ記録予約を行う例を示している。
すなわち、同図に示すように、コンテンツサーバ5は、例えば、1日分又は1週間分のコンテンツ配信スケジュール表をコンテンツリストとして予めセンタサーバ41に配信する(STEP1501)。センタサーバ41は、配信されたコンテンツリストをメモリ412に格納し、ホームサーバ32からコンテンツリストの要求があったら、これを提供する。
ユーザは、操作端末を操作して、ホームサーバ32にコンテンツリスト要求を送信する(STEP1502)。ここで、操作端末は、ホームサーバ32のユーザインターフェースであってもよいし、PC等の他のデジタルデバイス33やモバイルデバイス35であってもよい。
コンテンツリスト要求を受け付けたホームサーバ32は、センタサーバ41にログイン要求を送信する(STEP1503)。センタサーバ41は、ログイン要求を送信したユーザに対する認証を行って(STEP1504)、認証が成功すれば、認証成功のメッセージをホームサーバ32に送信する(STEP1505)。
ホームサーバ32は、これを受けて、コンテンツリスト要求をセンタサーバ41送信し(STEP1506)、センタサーバ41は、コンテンツリストをホームサーバ32に送信する(STEP1507)。
コンテンツリストを受信したホームサーバ32は、要求元の操作端末にコンテンツリストを転送する(STEP1508)。これにより、コンテンツリストは、ユーザの操作端末に表示されることになる。要求元の操作端末が例えばモバイルデバイスのように十分な表示能力を有しない場合、ホームサーバ32は、コンテンツリストのレイアウトをモバイルデバイスに適したものに変換し、送信するようにしてもよい。ユーザは、操作端末を操作して、コンテンツリストに従って、記録予約をしたいコンテンツを指定する。操作端末は、ユーザの指示に従い、コンテンツ記録予約要求をホームサーバ32に送信する。
ホームサーバ32は、コンテンツ記録予約要求を受け付けると、コンテンツ記録予約要求をセンタサーバ41送信する(STEP1509)。なお、以降の処理シーケンスは、上述した図14のSTEP1406〜1416と同様であるので、説明を省略する。
(3−3)コンテンツ購入処理
図16は、本発明の一実施形態に係るホームサーバ32におけるコンテンツ購入処理を説明するためのフローチャートである。当該コンテンツ購入処理は、ホームサーバ32のプロセッサ321がホームサーバプログラムを実行することにより実現される。
すなわち、例えば、ユーザがホームサーバ32のユーザインターフェース323を操作してコンテンツ購入機能を呼び出すと、ホームサーバ32は、ユーザにコンテンツ購入画面を提示し、ユーザからコンテンツの購入の要求を受け付ける(STEP1601)。コンテンツ購入とは、例えば、コンテンツサーバ5からコンテンツの提供を受けて、当該コンテンツの利用が可能になることをいう。ここでは、有料/無料を問わないものとする。暗号化されたコンテンツのように、単に、ユーザがコンテンツの提供を受けただけでは、当該コンテンツを利用できない場合には、当該コンテンツとともに暗号鍵等の提供を受けることが「購入」となる。
ホームサーバ32は、コンテンツ購入要求を受け付けると、ホームサーバ側ユーザ管理テーブル500を参照して、ストレージセンタ4のアドレスに従ってストレージセンタ4に接続して、ユーザID及びパスワードを送信し、ストレージセンタ4にログインする(STEP1602)。続いて、ホームサーバ32は、ユーザから受け付けたコンテンツ購入要求をストレージセンタ4に送信し、ストレージセンタ4に対してコンテンツ購入を要求する(STEP1603)。つまり、本実施形態では、ユーザは、コンテンツサーバ5に直接的にコンテンツ購入要求をするのではなく、ストレージセンタ4を介して、コンテンツサーバ5にコンテンツ購入要求をすることになる。コンテンツ購入要求は、例えば、当該コンテンツ識別情報(例えば、コンテンツ名やファイル名)を含む。これを受けて、ストレージセンタ4は、コンテンツサーバ5に対して、当該ユーザについてのコンテンツ購入を行うことになる。ストレージセンタ4は、ユーザに代わって、コンテンツサーバ5からコンテンツを入手すると、これをストレージサブシステム42に格納し、購入完了のメッセージをホームサーバ32に送信する。
ホームサーバ32は、ストレージセンタ4から購入完了のメッセージを受信すると、ユーザにコンテンツ購入完了画面を提示し、ユーザによる確認を促す(STEP1604)。ホームサーバ32は、ユーザによるコンテンツ購入完了画面に対する確認を受け付けると、受け付けた購入完了のメッセージに従ってホームサーバ側データ管理テーブル400を更新する(STEP1605)。そして、ホームサーバ32は、ストレージセンタ4からログアウトを行って(STEP1606)、コンテンツ購入処理を終了する。
これにより、ユーザは、当該コンテンツを利用することができるようになる。なお、ユーザが当該購入したコンテンツを実際に利用する場合には、ホームサーバ32が、ストレージセンタ4から当該コンテンツをダウンロードし、所定のデジタルデバイスに提供することで、ユーザは当該コンテンツを利用できるようになる。
図17は、本発明の一実施形態に係るストレージセンタ4におけるコンテンツ購入処理を説明するためのフローチャートである。当該コンテンツ購入処理は、センタサーバ41のプロセッサがセンタサーバプログラムを実行することにより実現される。
すなわち、センタサーバ41は、ホームサーバ32からのコンテンツ購入要求があるか否かを監視しており、コンテンツ購入要求を受け付けると、当該コンテンツ購入要求に基づくコンテンツ購入情報をコンテンツサーバ5に送信する(STEP1701)。コンテンツ購入情報は、例えば、ユーザのユーザID及び購入に伴うクレジットカード番号等の決済情報を含む。コンテンツサーバ5は、当該ユーザとの間で決済を行い、当該ユーザにおいてコンテンツが利用可能になったことを知らせる購入完了のメッセージをセンタサーバ41に送信する。
センタサーバ41は、購入完了のメッセージをコンテンツサーバ5から受信すると(STEP1702)、コンテンツ管理テーブル800を参照して、当該コンテンツのデータが既にストレージサブシステム42に保存されているか否かをチェックする(STEP1703)。つまり、当該コンテンツが他のユーザによって既に購入されている場合には、当該コンテンツデータは、ストレージサブシステム42に格納されていることになる。センタサーバ41は、当該コンテンツデータが格納されていると判断する場合には(STEP1703のYes)、当該コンテンツ購入要求を行ったホームサーバ32に購入完了のメッセージを送信する(STEP1706)。購入完了のメッセージを受け取ったホームサーバ32は、メモリ322に保持されているホームサーバ側データ管理テーブル400を更新することになる。
これに対して、センタサーバ41は、当該コンテンツデータが格納されていないと判断する場合には(STEP1703のNo)、コンテンツサーバ5に対して当該コンテンツデータの転送要求を送信する(STEP1704)。これを受けて、コンテンツサーバ5は、当該コンテンツデータをセンタサーバ41に送信することになる。センタサーバ41は、コンテンツサーバ5から送信されるコンテンツデータを受信し、ストレージサブシステム42の所定の領域に格納する(STEP1704)。当該コンテンツ購入要求を行ったホームサーバ32に購入完了のメッセージを送信する(STEP1706)。購入完了のメッセージを受け取ったホームサーバ32は、ホームサーバ側データ管理テーブル400を更新することになる。
続いて、センタサーバ41は、コンテンツ管理テーブル800を更新する(STEP1707)。具体的には、センタサーバ41は、コンテンツ管理テーブル800における当該コンテンツについての提供者欄802eに当該コンテンツを送信した提供者名を登録し、また、データアドレス欄805に格納先アドレスを登録する。センタサーバ41はさらに、コンテンツ記録予約を行ったユーザについてのセンタ側データ管理テーブル700を更新する(STEP1708)。具体的には、センタサーバ41は、当該コンテンツについてのデータアドレス欄705に格納先アドレスを登録する。これにより、ホームサーバ側データ管理テーブル400とセンタ側データ管理テーブル700とは同期がとられ、その整合性が維持されることになる。
図18は、本発明の一実施形態に係るストレージシステム1におけるコンテンツ購入処理の一例を説明するためのシーケンスチャートである。同図は、ユーザが、コンテンツリストに基づいてコンテンツ購入を行う例を示している。
すなわち、同図に示すように、ユーザは、操作端末を操作して、ホームサーバ32にコンテンツリスト要求を送信する(STEP1801)。コンテンツリストとは、コンテンツサーバ5がユーザに提供可能なコンテンツをまとめたものである。ここで、操作端末は、ホームサーバ32のユーザインターフェースであってもよいし、PC等の他のデジタルデバイス33やモバイルデバイス35であってもよい。
コンテンツリスト要求を受け付けたホームサーバ32は、センタサーバ41にログイン要求を送信する(STEP1802)。センタサーバ41は、ログイン要求を送信したユーザに対する認証を行って(STEP1803)、認証が成功すれば、認証成功のメッセージをホームサーバ32に送信する(STEP1804)。
ホームサーバ32は、これを受けて、コンテンツリスト要求をセンタサーバ41送信し(STEP1805)、センタサーバ41は、コンテンツリスト要求をコンテンツサーバ5に送信する(STEP1806)。これを受けて、コンテンツサーバ5は、コンテンツリストをセンタサーバ41に送信する(STEP1807)。本例では、センタサーバ41からのコンテンツリスト要求に応じて、コンテンツサーバ5からコンテンツリストを提供するようにしているが、これにこだわるものではない。例えば、センタサーバ41は、定期又は不定期にコンテンツサーバから事前にコンテンツリストの配信を受けるものであってもかまわない。
センタサーバ41は、受信したコンテンツリストをメモリ412に格納するとともに、ホームサーバ32にコンテンツリストを送信する(STEP1808)。コンテンツリストを受信したホームサーバ32は、要求元の操作端末にコンテンツリストを転送する(STEP1809)。これにより、コンテンツリストは、ユーザの操作端末に表示されることになる。
ユーザは、操作端末を操作して、コンテンツリストに従って、購入したいコンテンツを指定する。操作端末は、ユーザの指示に従い、コンテンツ購入要求をホームサーバ32に送信する(STEP1810)。ホームサーバ32は、これを受けて、コンテンツ購入要求をセンタサーバ41送信する(STEP1811)。
センタサーバ41は、コンテンツ購入要求を受け付けると、当該コンテンツ購入要求に基づく購入情報をコンテンツサーバ5に送信する(STEP1812)。コンテンツサーバ5は、受信したコンテンツ購入情報に基づいて、当該ユーザによるコンテンツの利用を可能にし、購入完了のメッセージをセンタサーバ41に送信する(STEP1813)。
センタサーバ41は、次に、当該コンテンツのデータが既にストレージサブシステム42に格納されているか否かをチェックし(STEP1814)、格納されていないと判断する場合には、コンテンツサーバ5に当該コンテンツデータの転送要求を送信する(STEP1815)。これを受けて、コンテンツサーバ5は、当該コンテンツデータをセンタサーバ41に送信する(STEP1816)。
センタサーバ41は、コンテンツサーバ5から送信されるコンテンツデータを受信し、ストレージサブシステム42の所定の領域に格納する(STEP1817)。続いて、センタサーバ41は、記録完了のメッセージをホームサーバ32に送信するとともに(STEP1818)、コンテンツ管理テーブル800及びセンタ側データ管理テーブル700を更新する(STEP1819)。
なお、センタサーバ41は、当該コンテンツデータが格納されていると判断する場合には、当該コンテンツ購入要求を行ったホームサーバ32に購入完了のメッセージを直ちに送信する。
一方、購入完了のメッセージを受け取ったホームサーバ32は、ホームサーバ側データ管理テーブル400を更新する(STEP1820)。これにより、ホームサーバ側データ管理テーブル400とセンタ側データ管理テーブル700とは同期がとられ、その整合性が維持されることになる。
そして、ホームサーバ32は、操作端末に対して、購入完了のメッセージを送信するとともに(STEP1821)、センタサーバ41からログアウトして(STEP1822)、処理を終了する。
次に、ユーザがモバイルデバイス35を用いてコンテンツを購入する処理について説明する。
図19は、本発明の一実施形態に係るストレージシステム1におけるコンテンツ購入処理の一例を説明するためのシーケンスチャートである。
すなわち、同図に示すように、モバイルデバイス35は、ユーザの操作の下、センタサーバ41にログイン要求を送信する(STEP1901)。センタサーバ41は、ログイン要求を送信したユーザに対する認証を行って(STEP1902)、認証が成功すれば、認証成功のメッセージをモバイルデバイス35に送信する(STEP1903)。
続いて、モバイルデバイス35は、センタサーバ41にコンテンツリスト要求を送信すし(STEP1904)。センタサーバ41は、当該コンテンツリスト要求をコンテンツサーバ5に送信する(STEP1905)。これを受けて、コンテンツサーバ5は、コンテンツリストをセンタサーバ41に送信する(STEP1906)。本例では、センタサーバ41からのコンテンツリスト要求に応じて、コンテンツサーバ5からコンテンツリストを提供するようにしているが、これにこだわるものではない。例えば、センタサーバ41は、定期又は不定期にコンテンツサーバから事前にコンテンツリストの配信を受けるものであってもかまわない。
センタサーバ41は、受信したコンテンツリストをメモリ412に格納するとともに、モバイルデバイス35にコンテンツリストを送信する(STEP1907)。これにより、コンテンツリストは、モバイルデバイス35の画面上に表示されることになる。
ユーザは、モバイルデバイス35を操作して、コンテンツリストに従って、購入したいコンテンツを指定する。モバイルデバイスは、ユーザの指示に従い、コンテンツ購入要求をセンタサーバ41に送信する(STEP1908)。
センタサーバ41は、コンテンツ購入要求を受け付けると、当該コンテンツ購入要求に基づく購入情報をコンテンツサーバ5に送信する(STEP1909)。コンテンツサーバ5は、受信したコンテンツ購入情報に基づいて、当該ユーザによるコンテンツの利用を可能にし、購入完了のメッセージをセンタサーバ41に送信する(STEP1910)。
センタサーバ41は、次に、当該コンテンツのデータが既にストレージサブシステム42に保存されているか否かをチェックし(STEP1911)、格納されていないと判断する場合には、コンテンツサーバ5に当該コンテンツデータの転送要求を送信する(STEP1912)。これを受けて、コンテンツサーバ5は、当該コンテンツデータをセンタサーバ41に送信する(STEP1913)。
センタサーバ41は、コンテンツサーバ5から送信されるコンテンツデータを受信し、ストレージサブシステム42の所定の領域に格納する(STEP1914)。当該コンテンツ購入要求を行ったモバイルデバイス35に購入完了のメッセージを送信する(STEP1915)。モバイルデバイス35は、これを受けて、センタサーバ41からログアウトする(STEP1916)。
また、センタサーバ41は、コンテンツ管理テーブル800及びセンタ側データ管理テーブル700を更新する(STEP1917)。続いて、センタサーバ41は、ホームサーバ32に対してホームサーバ側ユーザ管理テーブル400の更新要求を送信する(STEP1918)。これを受けて、ホームサーバ32は、ホームサーバ側データ管理テーブル400を更新する(STEP1919)。これにより、ホームサーバ側データ管理テーブル400とセンタ側データ管理テーブル700とは同期がとられ、その整合性が維持されることになる。
(3−4)コンテンツ再生処理
図20は、本発明の一実施形態に係るストレージシステム1におけるホームシステム3によるコンテンツの再生処理を説明するためのフローチャートである。具体的には、同図は、ホームシステム3内のデジタルデバイスによるコンテンツ再生処理を説明している。コンテンツの再生処理は、ユーザが、例えば、テレビ33dで動画コンテンツを再生する際の処理がある。
まず、ユーザは、操作端末(例えばテレビのリモコン)を操作して、デジタルデバイス33(例えばテレビ33d)の画面に再生可能コンテンツのリストの表示を指示する。デジタルデバイス33は、これを受けて、ホームサーバ41から再生可能コンテンツリストを取得して、再生可能コンテンツリストを画面上に表示する(STEP2001)。
続いて、ユーザは、再生可能コンテンツリストに従って、再生したいコンテンツを指定して、再生指示を行う。デジタルデバイス33は、再生指示を受けると(STEP2002)、当該指定されたコンテンツのデータが自身の記憶装置に格納されているか否かを判断する(STEP2003)。
デジタルデバイス33は、当該指定されたコンテンツデータが自身の記憶装置に格納されていると判断する場合には(STEP2003のYes)、ホームサーバ32に当該コンテンツデータを要求することなく、当該コンテンツデータの再生を開始する(STEP2006)。
これに対して、デジタルデバイス33は、当該指定されたコンテンツデータが自身の記憶装置に格納されていないと判断する場合には(STEP2003のNo)、ホームサーバ32に当該コンテンツの転送を要求する(STEP2004)。デジタルデバイス33が自身の記憶装置を備えていない場合には、デジタルデバイス33は、そのまま、ホームサーバ32に当該コンテンツデータの転送を要求する。そして、デジタルデバイス33は、ホームサーバ32から送信される当該コンテンツデータの再生を開始する(STEP2006)。
図21は、本発明の一実施形態に係るストレージシステム1におけるホームシステム3によるコンテンツの再生処理を説明するためのフローチャートである。具体的には、同図は、デジタルデバイス33からコンテンツ再生のためのコンテンツ転送要求があった際のホームサーバ32における処理を説明している。
すなわち、同図に示すように、ホームサーバ32は、デジタルデバイス33からコンテンツの転送要求を受け付けると、当該指定されたコンテンツデータが自身の記憶装置324に格納されているか否かを判断する(STEP2101)。
ホームサーバ32は、当該指定されたコンテンツデータが自身の記憶装置324に格納されていると判断する場合には(STEP2101のYes)、要求元のデジタルデバイス33に当該コンテンツデータを送信する(STEP2104)。
これに対して、ホームサーバ32は、当該指定されたコンテンツデータが自身の記憶装置324に格納されていないと判断する場合には(STEP2101のNo)、センタサーバ41にログインして、当該コンテンツデータの転送を要求する(STEP2102)。これを受けて、センタサーバ41は、当該コンテンツデータをストレージサブシステム42から読み出して、ホームサーバ32に当該コンテンツデータを送信することになる。
ホームサーバ32は、センタサーバ41から当該コンテンツを受信すると、自身の記憶装置324にこれを格納するとともに(STEP2103)、要求元のデジタルデバイス33に当該コンテンツデータを送信する(STEP2104)。この場合、ホームサーバ32は、センタサーバ41から送信されてくるコンテンツデータの格納が完了した時点で、要求元のデジタルデバイス33に当該コンテンツデータを送信してもよいし、コンテンツデータを格納しながら、並列的に送信するようにしてもよい。
そして、ホームサーバ32は、ホームサーバ側データ管理テーブル400を更新する(STEP2105)。具体的には、ホームサーバ32は、ホームサーバ側データ管理テーブル400における当該コンテンツについてのデータアドレス欄405aに格納先アドレスを登録するとともに、最新アクセス日時欄402gに現在時刻を登録する。
図22は、本発明の一実施形態に係るストレージシステム1におけるコンテンツ再生処理の一例を説明するためのシーケンスチャートである。同図は、ユーザが、コンテンツリストに基づいてデジタルコンテンツコンテンツ再生を行う例を示している。
まず、ユーザは、操作端末(例えばテレビのリモコン)を操作して、デジタルデバイス33(例えばテレビ)の画面に再生可能コンテンツのリストの表示を指示する(STEP2201)。デジタルデバイス33は、これを受けて、ホームサーバ32から再生可能コンテンツリストの要求を送信し(STEP2202)、ホームサーバ32は、再生可能コンテンツリストをデジタルデバイス33に送信する(STEP2203)。ホームサーバ32は、取得した再生可能コンテンツリストを画面上に表示して、ユーザからコンテンツ再生の指示を受け付ける(STEP2204)。
再生指示を受け付けたデジタルデバイス33は、当該指定されたコンテンツデータが自身の記憶装置に格納されているか否かを判断し(STEP2205)、当該指定されたコンテンツデータが自身の記憶装置に格納されていると判断する場合には(STEP2205のYes)、当該コンテンツデータの再生を開始する(STEP2216)。
これに対して、デジタルデバイス33は、当該指定されたコンテンツデータが自身の記憶装置に格納されていないと判断する場合には(STEP2205のNo)、ホームサーバ32に当該コンテンツデータの転送を要求する(STEP2206)。
コンテンツ転送要求を受け付けたホームサーバ32は、当該指定されたコンテンツデータが自身の記憶装置324に格納されているか否かを判断する(STEP2207)。ホームサーバ32は、当該指定されたコンテンツデータが自身の記憶装置に格納されていると判断する場合には(STEP2208のYes)、要求元のデジタルデバイス33に当該コンテンツデータを送信する(STEP2209)。デジタルデバイス33は、ホームサーバ32から送信される当該コンテンツデータの再生を開始する(STEP2216)。
これに対して、ホームサーバ32は、当該指定されたコンテンツデータが自身の記憶装置324に格納されていないと判断する場合には(STEP2208のNo)、ストレージセンタ4から当該コンテンツデータをダウンロードすべく、センタサーバ41にログイン要求を送信する(STEP2210)。
センタサーバ41は、ログイン要求を送信したユーザに対する認証を行って(STEP2211)、認証が成功すれば、認証成功のメッセージをホームサーバ32に送信する(STEP2212)。
次に、ホームサーバ32は、コンテンツ転送要求をセンタサーバ41送信し(STEP2213)、これに応答して、センタサーバ41は、当該コンテンツデータをストレージサブシステム42から読み出して、当該指定されたコンテンツデータをホームサーバ32に送信する(STEP2214)。ホームサーバ32は、センタサーバ41からコンテンツを受信すると、これを記憶装置324に格納するとともに、要求元のデジタルデバイス33に当該コンテンツを送信する(STEP2215)。これによって、デジタルデバイス33は、ホームサーバ32から送信される当該コンテンツの再生を開始する(STEP2216)。
一方、ホームサーバ32は、当該コンテンツデータの格納を完了すると、ホームサーバ側データ管理テーブル400を更新し(STEP2217)、その後、センタサーバ41からログオフする(STEP2218)。
上記各実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな形態で実施することができる。例えば、各種プログラムの処理をシーケンシャルに説明したが、特にこれにこだわるものではない。従って、処理結果に矛盾が生じない限り、処理の順序を入れ替えまたは並行動作するように構成しても良い。
本発明は、ホームシステムが外部のストレージセンタとして利用するストレージシステムに広く適用することができる。
本発明の一実施形態に係るストレージシステムの概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るホームサーバのメモリの内容の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るセンタサーバのメモリの内容の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるホームサーバ側データ管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるホームサーバ側ユーザ管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるセンタ側ユーザ管理テーブル600の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるセンタ側データ管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるコンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるモバイルデバイス管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるモバイルデバイスアクセス管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るホームサーバにおけるコンテンツデータの格納処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るホームサーバにおけるコンテンツ記録予約処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るストレージセンタにおけるコンテンツ記録予約処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるコンテンツ記録予約処理の一例を説明するためのシーケンスチャートである。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるコンテンツ記録予約処理の一例を説明するためのシーケンスチャートである。 本発明の一実施形態に係るホームサーバにおけるコンテンツ購入処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るストレージセンタにおけるコンテンツ購入処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるコンテンツ購入処理の一例を説明するためのシーケンスチャートである。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるコンテンツ購入処理の一例を説明するためのシーケンスチャートである。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるホームシステム3によるコンテンツの再生処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるホームシステム3によるコンテンツの再生処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るストレージシステムにおけるコンテンツ再生処理の一例を説明するためのシーケンスチャートである。
符号の説明
1…ストレージシステム
2…ネットワーク
3…ホームシステム
31…ホームネットワーク
32…ホームサーバ
33…デジタルデバイス
34…ルータ
35…モバイルデバイス
4…ストレージセンタ
41…センタサーバ
42…ストレージサブシステム
5…コンテンツサーバ

Claims (10)

  1. ホームネットワークを介してデジタルデバイスに接続可能に構成された複数のホームサーバと、外部ネットワークを介して前記複数のホームサーバ及びモバイルデバイスとそれぞれ接続可能に構成されたストレージセンタと、を備えるストレージシステムであって、
    前記ホームサーバは、
    前記デジタルデバイスが扱うコンテンツデータを格納する第1の記憶装置と、
    前記ホームサーバのユーザが所有する前記コンテンツデータを管理するホームサーバ側データ管理テーブルを備え、
    前記ストレージセンタは、
    前記ホームサーバが利用するコンテンツデータを格納するためのストレージサブシステムと、
    前記ストレージサブシステムを制御するセンタサーバとを備え、
    前記センタサーバは、
    前記各ユーザが所有するコンテンツデータを管理するセンタ側データ管理テーブルと、
    前記ストレージサブシステムに格納されたコンテンツデータに対して利用可能なユーザを管理するコンテンツ管理テーブルと、を備え、
    前記センタサーバは、
    前記複数のホームサーバのいくつかから送信されるログイン要求を受信し、当該ログイン要求に基づきユーザを認証すると、当該認証に成功したユーザのホームサーバから送信されるコンテンツ記録予約要求を受け付けて、当該コンテンツ記録予約要求を前記コンテンツ管理テーブルに登録し、
    前記コンテンツ記録予約要求によって指定された記録開始時刻になった場合に、コンテンツプロバイダから当該コンテンツ記録予約要求によって指定されたコンテンツのコンテンツデータを取得し、前記ストレージサブシステムに格納し、
    前記コンテンツ記録予約要求を送信したホームサーバのユーザについてのセンタ側データ管理テーブルを更新し、
    前記コンテンツ記録予約要求に従って前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージを、前記コンテンツ記録予約要求を送信した前記ホームサーバに送信し、
    前記ホームサーバは、
    前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージに基づいて、前記ホームサーバ側データ管理テーブルを更新し、
    前記センタサーバは、
    前記複数のホームサーバのうち第1のホームサーバから第1のユーザのログイン要求を受信した場合、当該ログイン要求に基づき前記第1のユーザの認証に成功すると、前記第1のユーザのモバイルデバイスから送信される第2のコンテンツ購入要求を受け付けて、当該第2のコンテンツ購入要求によって指定されたコンテンツのコンテンツデータを前記コンテンツプロバイダから取得して、前記ストレージサブシステムに格納し、
    前記第1のユーザについてのセンタ側データ管理テーブルを更新し、
    前記第2のコンテンツ購入要求に従って前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージを、前記第1のユーザの前記第1のホームサーバに送信し、
    前記第1のホームサーバは、
    前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージに基づいて、前記ホームサーバ側データ管理テーブルを更新し、
    前記センタサーバは、
    前記第1のユーザの前記モバイルデバイスから送信されるログイン要求を受信した場合、当該ログイン要求に基づき前記第1のユーザの認証に成功すると、前記第1のユーザのモバイルデバイスから送信される第2のコンテンツ購入要求を受け付けて、当該第2のコンテンツ購入要求によって指定されたコンテンツのコンテンツデータを前記コンテンツプロバイダから取得して、前記ストレージサブシステムに格納し、
    前記第1のユーザについてのセンタ側データ管理テーブルを更新し、
    前記第2のコンテンツ購入要求に従って前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージを、前記第1のユーザの前記第1のホームサーバに送信し、
    前記第1のホームサーバは、
    前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージに基づいて、前記ホームページ側データ管理テーブルを更新すること
    を特徴とするストレージシステム。
  2. 前記ホームサーバは、
    前記デジタルデバイスから、前記ホームサーバ側データ管理テーブルに含まれる第1のコンテンツの再生要求を受領した場合、
    前記第1のコンテンツが前記第1の記憶装置に格納されているか否かを判断し、
    前記第1のコンテンツが前記第1の記憶装置に格納されているとき、前記第1のコンテンツを前記デジタルデバイスの送信し、
    前記第1のコンテンツが前記第1の記憶装置に格納されていないとき、前記ストレージサブシステムから前記第1のコンテンツを取得し、取得した前記第1のコンテンツを前記第1の記憶装置に格納し、前記第1のコンテンツを前記デジタルデバイスに送信することを特徴とする、請求項1に記載のストレージシステム。
  3. 前記デジタルデバイスは、
    前記コンテンツデータを格納する第2の記憶装置を有し、
    ユーザからの第1のコンテンツの再生要求を受付けた場合、
    前記第1のコンテンツが前記第2の記憶装置に格納されているか否かを判断し、
    前記第1のコンテンツが前記第2の記憶装置に格納されているとき、前記第1のコンテンツを再生し、
    前記第1のコンテンツが前記第2の記憶装置に格納されていないとき、前記ホームサーバに前記第1のコンテンツの再生要求を送信し、
    前記ホームサーバから前記第1のコンテンツを受信すると、前記第1のコンテンツを再生することを特徴とする、請求項2に記載のストレージシステム。
  4. 前記ホームサーバは、
    前記デジタルデバイスから送信される第1のデータ格納要求に基づいて、当該第1のデータ格納要求に従うコンテンツデータを格納するための容量が前記第1の記憶装置にあるか否かを判断し、当該容量が前記第1の記憶装置にないと判断する場合に、前記第1の記憶装置に格納された所定のコンテンツデータを前記ストレージセンタに保存するための第2のデータ格納要求を前記センタサーバに送信し、当該所定のコンテンツデータを前記第1の記憶装置から削除して、当該容量を確保することを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  5. 前記センタサーバは、
    前記ホームサーバから送信される前記第2のデータ格納要求に基づいて、当該第2のデータ格納要求に従うコンテンツデータを受信し、前記ストレージサブシステムに格納することを特徴とする請求項に記載のストレージシステム。
  6. 前記センタサーバは、
    前記ホームサーバから送信されるデータ転送要求に従って、当該データ転送要求に従うコンテンツデータを前記ストレージサブシステムから読み出して、前記ホームサーバに送信することを特徴とする請求項に記載のストレージシステム。
  7. 前記ホームサーバは、
    前記センタサーバから送信される前記コンテンツデータを前記第1の記憶装置に格納することを特徴とする請求項に記載のストレージシステム。
  8. 前記センタサーバは、
    前記コンテンツプロバイダから配信されるコンテンツリストを保持しておき、
    前記ホームサーバから送信されるコンテンツリスト転送要求に従って、前記コンテンツリストを前記ホームサーバに送信することを特徴とする請求項に記載のストレージシステム。
  9. ホームネットワークを介してデジタルデバイスに接続され、第1の記憶装置を有する複数のホームサーバと、外部ネットワークを介して前記複数のホームサーバ及びモバイルデバイスとそれぞれ接続され、ストレージサブシステム及び当該ストレージサブシステムを制御するセンタサーバを有するストレージセンタと、を備えるストレージシステムにおけるデータ管理方法であって、
    前記センタサーバが、前記複数のホームサーバの少なくとも一つから送信されるログイン要求を受信し、当該ログイン要求に基づきユーザを認証するステップと、
    前記認証に成功したユーザのホームサーバが、コンテンツ記録予約要求を前記センタサーバに送信するステップと、
    前記センタサーバが、前記ホームサーバから送信されるコンテンツ記録予約要求を受け付けるステップと、
    前記センタサーバが、前記受け付けたコンテンツ記録予約要求をコンテンツ管理テーブルに登録するステップと、
    前記センタサーバが、前記コンテンツ記録予約要求によって指定された記録開始時刻になった場合に、コンテンツプロバイダから当該コンテンツ記録予約要求によって指定されたコンテンツのコンテンツデータを取得し、前記ストレージサブシステムに格納するステップと、
    前記センタサーバが、前記コンテンツ記録予約要求を送信したホームサーバのユーザについてのセンタ側データ管理テーブルを更新するステップと、
    前記センタサーバが、前記コンテンツ記録予約要求に従って前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージを、前記コンテンツ記録予約要求を送信した前記ホームサーバに送信するステップと
    前記ホームサーバが、前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージに基づいて、ホームサーバ側データ管理テーブルを更新するステップと、
    前記センタサーバが、前記複数のホームサーバのうち第1のホームサーバから第1のユーザのログイン要求を受信した場合、当該ログイン要求に基づき前記第1のユーザの認証に成功すると、前記第1のユーザのモバイルデバイスから送信される第2のコンテンツ購入要求を受け付けて、当該第2のコンテンツ購入要求によって指定されたコンテンツのコンテンツデータを前記コンテンツプロバイダから取得して、前記ストレージサブシステムに格納するステップと、
    前記センタサーバが、前記第1のユーザについてのセンタ側データ管理テーブルを更新するステップと、
    前記センタサーバが、前記第2のコンテンツ購入要求に従って前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージを、前記第1のユーザの前記第1のホームサーバに送信するステップと、
    前記第1のホームサーバが、前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージに基づいて、前記ホームサーバ側データ管理テーブルを更新するステップと、
    を含むことを特徴とするストレージシステムにおけるデータ管理方法。
  10. ホームネットワークを介してデジタルデバイスに接続され、第1の記憶装置を有する複数のホームサーバと、外部ネットワークを介して前記複数のホームサーバ及びモバイルデバイスとそれぞれ接続され、ストレージサブシステム及び当該ストレージサブシステムを制御するセンタサーバを有するストレージセンタと、を備えるストレージシステムにおけるデータ管理方法であって、
    前記センタサーバが、前記モバイルデバイスから送信されるログイン要求を受信し、当該ログイン要求に基づきユーザを認証するステップと、
    前記認証に成功したユーザのホームサーバが、コンテンツ記録予約要求を前記センタサーバに送信するステップと、
    前記センタサーバが、前記ホームサーバから送信されるコンテンツ記録予約要求を受け付けるステップと、
    前記センタサーバが、前記受け付けたコンテンツ記録予約要求をコンテンツ管理テーブルに登録するステップと、
    前記センタサーバが、前記コンテンツ記録予約要求によって指定された記録開始時刻になった場合に、コンテンツプロバイダから当該コンテンツ記録予約要求によって指定されたコンテンツのコンテンツデータを取得し、前記ストレージサブシステムに格納するステップと、
    前記センタサーバが、前記コンテンツ記録予約要求を送信したホームサーバのユーザについてのセンタ側データ管理テーブルを更新するステップと、
    前記センタサーバが、前記コンテンツ記録予約要求に従って前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージを、前記コンテンツ記録予約要求を送信した前記ホームサーバに送信するステップと
    前記ホームサーバが、前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージに基づいて、ホームサーバ側データ管理テーブルを更新するステップと、
    前記センタサーバが、前記第1のユーザの前記モバイルデバイスから送信されるログイン要求を受信した場合、当該ログイン要求に基づき前記第1のユーザの認証に成功すると、前記第1のユーザのモバイルデバイスから送信される第2のコンテンツ購入要求を受け付けて、当該第2のコンテンツ購入要求によって指定されたコンテンツのコンテンツデータを前記コンテンツプロバイダから取得して、前記ストレージサブシステムに格納するステップと、
    前記センタサーバが、前記第1のユーザについてのセンタ側データ管理テーブルを更新するステップと、
    前記センタサーバが、前記第2のコンテンツ購入要求に従って前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージを、前記第1のユーザの前記第1のホームサーバに送信し、前記第1のホームサーバが、前記コンテンツデータを格納したことを示すメッセージに基づいて、前記ホームページ側データ管理テーブルを更新するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項に記載のストレージシステムにおけるデータ管理方法。
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