JP2004334544A - コンテンツ保存システム、コンテンツ保存方法およびコンテンツ保存プログラム - Google Patents
コンテンツ保存システム、コンテンツ保存方法およびコンテンツ保存プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツ販売用サーバ200から受信したコンテンツを、コンテンツ保存用サーバ300に保存させる。また、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツのリンク情報を生成し、生成したリンク情報をストレージ600に記憶させる。ユーザ端末10A,10Bからコンテンツ利用要求を受信すると、ストレージサービス用サーバ400は、リンク情報をストレージ600から抽出し、抽出したリンク情報に基づいてコンテンツ保存用サーバ300からコンテンツを抽出する。そして、ストレージサービス用サーバ400は、抽出したコンテンツをインターネット100を介してユーザ端末10A,10Bに送信する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザに代行して、画像データや音声データ等のコンテンツを保管するコンテンツ保存システム、コンテンツ保存方法およびコンテンツ保存プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ユーザは、インターネット等の通信ネットワークを介して画像データや音声データ等のコンテンツを購入することがある。一般に、ユーザが使用するユーザ端末に備えられている記憶手段の容量は大きくないので、購入したコンテンツをユーザ端末に保存することは困難である。そのため、ユーザに代行してコンテンツを保存するストレージサービスが提供されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、コンテンツ管理サービスのサービス向上を図り、操作性の向上を可能としたコンテンツ管理システムが記載されている。特許文献1に記載されたコンテンツ管理システムは、ストレージを含み、各ユーザには、コンテンツを保存しておくためのユーザ領域が割り当てられる。そして、各ユーザは、割り当てられたユーザ領域、購入したコンテンツ購入を保管してもらうことができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−325225号公報(第4−10頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、ストレージサービスにおいては、ストレージサービス提供業者は、利用可能なユーザ領域のサイズを予めユーザとの契約により決定する。そして、ストレージサービス提供業者は、契約容量の範囲でコンテンツの保存業務を行う。そのため、ストレージサービス提供業者は、全ユーザのユーザ領域を全て確保できる規模のサーバ設備やストレージ装置等を備えなければならない。従って、契約容量が大きい場合等にはストレージサービス提供業者にコストと負担がかかる。
【0006】
そこで、本発明は、ストレージサービス等において、ストレージサービス提供業者にかかるコストと負担を低減できるコンテンツ保存システム、コンテンツ保存方法およびコンテンツ保存プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によるコンテンツ保存方法は、コンテンツデータの利用者に代行してコンテンツデータを保存するコンテンツ保存システムであって、複数の利用者に割り当てられる記憶領域を有するストレージ手段と、コンテンツデータに代えて、コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を、利用者に割り当てられた記憶領域に保存するストレージ管理手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
ストレージ管理手段が、コンテンツデータが複数の利用者によって利用されるデータである場合に、コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を各利用者に割り当てられた記憶領域に保存するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、複数の利用者から同一のコンテンツデータの保存を依頼された場合に、同一のコンテンツデータを重複して保存することを防止することができる。
【0009】
ストレージ管理手段が、コンテンツデータをストレージ手段に保存する依頼を受けた場合に、そのコンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報が既に存在しているときには、依頼を行った利用者に割り当てられた記憶領域にコンテンツ識別情報を保存するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、同一のコンテンツデータを重複して保存することを防止することができる。
【0010】
ストレージ管理手段が、通信ネットワークを介して、利用者が使用する利用者端末からコンテンツデータの利用要求を受けた場合に、利用者に割り当てられた記憶領域にコンテンツ識別情報が保存されているときには、そのコンテンツ識別情報で特定される保管場所から、通信ネットワークを介してコンテンツデータを利用者に送信させるように構成されていてもよい。
【0011】
コンテンツ保存システムは、複数の利用者に割り当てられる記憶領域を有するストレージ手段に、コンテンツデータの利用者に代行してコンテンツデータを保存するストレージサービス用サーバを含み、ストレージサービス用サーバが、コンテンツデータに代えて、コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を、利用者に割り当てられた記憶領域に保存するストレージ管理手段を備えた構成であってもよい。
【0012】
ストレージサービス用サーバが、コンテンツデータを販売するコンテンツ販売用サーバから利用者が購入したコンテンツデータを、通信ネットワークを介して受信するコンテンツ受信手段を備えていてもよい。
【0013】
ストレージサービス用サーバが、インターネットを介して利用者が取得したコンテンツデータを、インターネットを介して受信するコンテンツ受信手段を備えていてもよい。
【0014】
本発明によるコンテンツ保存方法は、複数の利用者に割り当てられる記憶領域を有するストレージ手段にコンテンツデータを保存するコンテンツ保存方法であって、利用者からコンテンツデータをストレージ手段に保存する依頼を受けた場合に、コンテンツデータに代えて、コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を生成するステップと、利用者に割り当てられた記憶領域にコンテンツ識別情報を保存するステップとを備えたことを特徴とする。
【0015】
本発明によるコンテンツ保存プログラムは、利用者から依頼されたコンテンツデータを保管する処理を実行させるためのコンテンツ保存プログラムであって、コンピュータに、利用者からコンテンツデータをストレージ手段に保存する依頼を受けた場合に、コンテンツデータに代えて、コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を生成する処理と、利用者に割り当てられた記憶領域にコンテンツ識別情報を保存る処理とを実行させることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明によるコンテンツ保存システムを適用したシステムの構成の一例を示すブロック図である。本実施の形態では、以下、図1に示すように、コンテンツ保存システムをストレージサービスシステム40として適用した場合を例に説明する。
【0017】
図1に示すように、ストレージサービスシステム40は、画像データや音声データ等のコンテンツ(以下、単にコンテンツと記す)の販売処理を行うコンテンツ販売用サーバ200と、コンテンツを利用するユーザ10a,10bが使用するユーザ端末10A,10Bと、インターネット100を介して接続されている。なお、ユーザ端末10A,10B、コンテンツ販売用サーバ200およびストレージサービスシステム40は、インターネット100以外の通信ネットワークを介して接続されているものであってもよい。
【0018】
ユーザ端末10A,10Bは、パーソナルコンピュータ等の情報処理端末によって実現される。各ユーザ端末10A,10Bは、インターネット100を介してコンテンツを購入し利用するユーザ10a,10bによって使用される端末である。また、ユーザ端末10A,10Bは、インターネット接続機能を備え、ブラウザやメーラ等がインストールされている。なお、ユーザ端末10A,10Bは、パーソナルコンピュータに限らず、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)等の端末であってもよい。
【0019】
この実施の形態では、コンテンツ販売用サーバ200は、ストレージサービスを提供するストレージサービス提供業者が管理するサーバである。すなわち、本実施の形態において、ストレージサービス提供業者は、ストレージサービスシステム40を用いて各ユーザ10a,10bにストレージサービスを提供するとともに、コンテンツ販売用サーバ200を用いてコンテンツ販売を行う。
【0020】
コンテンツ販売用サーバ200は、インターネット100を介してコンテンツを販売するコンテンツ販売処理を行う。例えば、コンテンツ販売用サーバ200の記憶装置(図示せず)は、コンテンツ販売処理を実行させるためのプログラムを記憶する。すなわち、コンテンツ販売用サーバ200の制御部(図示せず)は、記憶装置が記憶するプログラムに従って、コンテンツ販売処理を実行する。
【0021】
また、コンテンツ販売用サーバ200の記憶装置は、ユーザ端末10A,10Bに表示させるWebページ等の情報を記憶する。例えば、記憶装置は、販売中のコンテンツの一覧を表示させる表示画面となるWebページの画面情報等のWebサイトを運用するための各種の情報を記憶する。Webページの画面情報は、例えば、HTML(HyperText Markup Language )、XML(eXtensible Markup Language)等のページ記述言語によって記述された情報が用いられる。Webページは、ユーザ端末10A,10Bにおいて、URL(Uniform Resource Locator)が入力されたり、画面上のリンクが設定された部分がマウスクリックされることによって指定される。
【0022】
また、コンテンツ販売用サーバ200のデータベース(図示せず)等は、現在販売中のコンテンツを記憶している。例えば、コンテンツ販売用サーバ200のデータベースは、図1に示すように、現在販売中のコンテンツA201およびコンテンツB202を記憶している。なお、図1には、2つのコンテンツのみが示されているが、コンテンツ販売用サーバ200のデータベースには、多数のコンテンツが記憶されている。
【0023】
ストレージサービスシステム40は、図1に示すように、コンテンツの保存処理を行うストレージサービス用サーバ400と、ストレージサービスに登録しているユーザのユーザ情報を記憶するユーザ情報データベース500と、コンテンツを保存するコンテンツ保存用サーバ300と、コンテンツまたはリンク情報を記憶するストレージ600とを含む。ストレージサービス用サーバ400、ユーザ情報データベース500、コンテンツ保存用サーバ300、およびストレージ600は、LAN等を介して接続されている。なお、ストレージサービス用サーバ400、ユーザ情報データベース500、コンテンツ保存用サーバ300、およびストレージ600は、LAN以外の通信ネットワークを介して接続されていてもよい。
【0024】
ストレージサービス用サーバ400は、ストレージサービス提供業者が管理するサーバである。ストレージサービス提供業者は、ユーザ10a,10bが取得したコンテンツ等の大容量のデータを保管するデータ保管業務を行う。なお、ストレージサービス用サーバ400におけるCPUとプログラムとで、ストレージ管理手段が実現される。
【0025】
ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ10a,10bから保存を依頼されたコンテンツをストレージ600に記憶させる処理を行う。また、ストレージサービス用サーバ400は、複数のユーザから同一のコンテンツの保存を依頼された場合には、依頼されたコンテンツをコンテンツ保存用サーバ300に保存させる処理を行う。この場合に、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツ保存用サーバ300に保存させたコンテンツのリンク情報を生成し、生成したリンク情報をストレージ600に記憶させる。
【0026】
ストレージサービス用サーバ400の記憶装置(図示せず)は、コンテンツの各保存処理を実行させるためのプログラムを記憶する。ストレージサービス用サーバ400の制御部(図示せず)は、記憶装置が記憶するプログラムに従って、コンテンツの各保存処理を実行する。
【0027】
また、ストレージサービス用サーバ400の記憶装置は、ユーザ端末10A,10Bに表示させるWebページ等の情報を記憶する。例えば、記憶装置は、ユーザ登録の入力画面や、ストレージ管理しているコンテンツの一覧を表示させる表示画面となるWebページの画面情報等の各種の情報を記憶する。Webページの画面情報は、例えば、HTML、XML等のページ記述言語によって記述された情報が用いられる。
【0028】
ユーザ情報データベース500は、ストレージサービスに登録しているユーザのユーザ情報を記憶する。例えば、ユーザ情報データベース500は、登録ユーザの氏名、住所等の個人情報や、クレジットカード番号等の情報を記憶する。また、ユーザ情報データベース500は、各登録ユーザに割り当てられたユーザ領域のストレージ600上の場所と契約容量を示す情報を記憶する。
【0029】
コンテンツ保存用サーバ300は、ユーザ10a,10bから保存を依頼されたコンテンツを、コンテンツ保存用サーバ300のデータベース(図示せず)に記憶させる。なお、本実施の形態では、コンテンツ保存用サーバ300がデータベースにコンテンツを記憶させることを、単にコンテンツ保存用サーバ300がコンテンツを保存すると記す。また、コンテンツ保存用サーバ300は1台に限らず、ストレージサービスシステム40は複数のコンテンツ保存用サーバ300を含むものであってもよい。
【0030】
コンテンツ保存用サーバ300は、ユーザ10a,10bから保存を依頼されたコンテンツを、ユーザから削除の依頼を受けるまで保存している。従って、コンテンツ保存用サーバ300は、コンテンツ保存用サーバ300が現在販売していないコンテンツを保存している場合もある。
【0031】
ストレージ600は、大容量磁気ディスク装置等によって実現される。ストレージ600は、図1に示すように、ユーザ毎に、ユーザ領域601,602を含む。ユーザ領域601,602は、ストレージサービス契約(ユーザ登録)時に、各ユーザ10a,10bに割り当てられる領域である。ストレージサービス契約時に、ユーザ10a,10bは、ストレージサービス提供業者と予め利用可能なストレージサービス上の記憶領域のサイズを契約により決定する。以下、契約によって決定される記憶領域のサイズを契約容量と記す。ストレージサービス利用開始時には、まず契約容量分の大きさのユーザ領域601,602がストレージ600内に確保される。
【0032】
ストレージ600は、ユーザ10a,10bから保存を依頼されたデータを記憶する。また、ストレージ600は、ストレージサービス用サーバ400によってコンテンツ識別情報としてのリンク情報が生成されたコンテンツについては、そのリンク情報を記憶する。例えば、コンテンツA201およびコンテンツB301の保存を複数のユーザから依頼されている場合には、図1に示すように、ストレージ600は、登録ユーザ10bに割り当てられたユーザ領域602に、リンク情報602A,602Bを記憶する。
【0033】
図2は、ユーザ情報データベース500が記憶するユーザ情報の内容の一例を示す説明図である。図2に示すように、ユーザ情報データベース500は、ユーザ情報として、ユーザID501、ユーザ氏名502、住所503、電子メールアドレス504、クレジットカード番号505、カード会社506、クレジットカードの有効期限507、ユーザ領域508、および契約容量509の情報を記憶する。それらのクレジットカードに関する情報は、ストレージサービスの利用料金の徴収や、コンテンツを販売したときの販売代金徴収の処理を行う際に認証情報として用いられる。
【0034】
ユーザ領域508は、各ユーザ10a,10bに割り当てられたユーザ領域601,602のストレージ600における場所を示す情報である。以下、ユーザ領域601,602のストレージ600の場所を示す情報を、ユーザ領域特定情報と記す。例えば、ユーザ情報データベース500は、図2に示すように、ユーザ領域602のユーザ領域特定情報として、ユーザ領域508に「領域2」と記憶する。契約容量509は、各ユーザ10a,10bの契約容量である。すなわち、ユーザ10a,10bは、合計したデータサイズが契約容量509の範囲内までのコンテンツの保存を、ストレージサービス提供業者に依頼することができる。
【0035】
図3は、ストレージ600上に割り当てられたユーザ領域601,602に記憶されているリンク情報の内容の一例を示す説明図である。図3は、一例として、ユーザ領域602に記憶されているリンク情報の内容を示したものである。なお、他のユーザのユーザ領域に記憶されているリンク情報の内容についても同様である。図3に示すように、ユーザ領域602には、ユーザ10bから保存を依頼されたコンテンツのリンク情報として、コンテンツ名611、コンテンツ格納場所612、およびデータ容量613の情報が記憶されている。
【0036】
コンテンツ名611は、ユーザ10bから保存を依頼されたコンテンツのコンテンツ名である。コンテンツ格納場所612は、コンテンツが保存されているコンテンツ保存用サーバ300上のディレクトリ名等である。データ容量613は、コンテンツのデータ容量である。なお、リンク情報としてユーザ領域602に記憶される情報は、コンテンツ名611、コンテンツ格納場所612、およびデータ容量613に限られない。例えば、コンテンツ保存用サーバ300が複数存在する場合には、ユーザ領域601,602には、さらにコンテンツを保存しているコンテンツ保存用サーバ300のサーバ名が記憶されていてもよい。
【0037】
次に、動作について説明する。図4は、ユーザ10a,10bのストレージサービスへの登録を受け付けるユーザ登録処理と、登録ユーザにコンテンツを販売するコンテンツ販売処理の処理経過および処理タイミングの一例を示す流れ図である。本実施の形態では、以下、ユーザ10bに対するユーザ登録処理およびコンテンツ販売処理を行う場合を例に説明する。なお、他のユーザに対するユーザ登録処理およびコンテンツ販売処理についても同様である。
【0038】
ユーザ10bは、ストレージサービスを利用するためには、まずユーザ登録を行う(ステップS101〜ステップS103)。ユーザ端末10Bは、ユーザ10bの操作に従って、ユーザ10bの個人情報およびクレジットカードの情報を、インターネット100を介してストレージサービス用サーバ400に送信する(ステップS101)。
【0039】
例えば、ユーザ端末10Bは、ユーザ10bの個人情報およびクレジットカード情報を入力する入力画面を表示するためのWebページの画面情報(以下、ユーザ登録画面と記す)を、インターネット100を介してストレージサービス用サーバ400から取得し表示する。
【0040】
図5は、ユーザ登録画面の一例を示す説明図である。図5に示すように、ユーザ登録画面には、個人情報として、氏名を入力するための氏名欄511、住所を入力するための住所欄512、および電子メールアドレスを入力するための電子メールアドレス欄513が含まれる。また、ユーザ登録画面には、クレジットカード情報を入力するためのクレジットカード番号欄514、クレジットカード会社選択欄515、および有効期限欄516が含まれる。また、ユーザ登録画面には、ストレージサービスの契約容量を入力するための容量入力欄517が含まれる。また、ユーザ登録画面には、入力された各情報を送信するための送信ボタン518が含まれる。
【0041】
ユーザ10bによって各欄に個人情報およびクレジットカード情報等が入力され送信ボタン518がマウスクリックされると、ユーザ端末10Bは、入力されたユーザ10bの個人情報およびクレジットカード情報等を、インターネット100を介してストレージサービス用サーバ400に送信する(ステップS101)。なお、ユーザ端末10Bは、ユーザ10bの個人情報およびクレジットカードの情報等を暗号化して送信することが好ましい。
【0042】
個人情報およびクレジットカード情報等を受信すると、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ10bにユーザIDを発行する(ステップS102)。また、ストレージサービス用サーバ400は、契約容量に基づいてストレージ600のユーザ領域の割り当て処理を行い、ユーザ10bが使用できるユーザ領域(本例では、ユーザ領域602)を決定する(ステップS102)。そして、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ10bの個人情報、クレジットカード情報、発行したユーザID、ユーザ領域602のユーザ領域特定情報、および契約容量をユーザ情報データベース500に記憶させる(ステップS102)。
【0043】
例えば、ストレージサービス用サーバ400は、図2に示すように、ユーザ10bの個人情報を、それぞれユーザ氏名502、住所503、および電子メールアドレス504として記憶させる。また、ストレージサービス用サーバ400は、クレジットカード情報を、それぞれクレジットカード番号505、カード会社506、および有効期限507として記憶させる。また、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ10bに発行したユーザID「BBB」をユーザID501に記憶させる。また、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ領域602のユーザ領域特定情報「領域2」を、ユーザ領域508に記憶させる。また、ストレージサービス用サーバ400は、契約容量を図2に示す契約容量509に記憶させる。
【0044】
ユーザ情報データベース500に各情報を記憶させてユーザ登録を完了すると、ストレージサービス用サーバ400は、発行したユーザIDを、インターネット100を介してユーザ端末10Bに送信する(ステップS103)。
【0045】
以上のステップS101からステップS103までの処理を実行することによって、ユーザ10bのユーザ登録処理が完了する。そして、ユーザ10bは、以下の処理において、ユーザIDを入力することによってコンテンツ販売用サーバ200やストレージサービス用サーバ400にアクセスし、コンテンツ購入を行ったりストレージサービスを利用することができる。なお、ユーザ10bは、ユーザIDに加えてパスワード情報を入力してコンテンツ販売用サーバ200やストレージサービス用サーバ400にアクセスしてもよい。
【0046】
次に、ユーザ10bにコンテンツを販売するコンテンツ販売処理の動作を説明する。ユーザ10bは、コンテンツを購入するために、まずユーザ端末10Bを操作して、現在購入可能なコンテンツの一覧情報を取得する。ユーザ端末10Bは、ユーザ10bの操作に従って、現在購入可能なコンテンツの一覧情報の送信要求を、インターネット100を介してコンテンツ販売用サーバ200に送信する(ステップS104)。コンテンツの一覧情報の送信要求を受信すると、コンテンツ販売用サーバ200は、現在販売中のコンテンツ一覧情報を、インターネット100を介してユーザ端末10Bに送信する(ステップS105)。
【0047】
ユーザ10bは、表示されたコンテンツ一覧表示画面から購入したいコンテンツを選択入力する。ユーザ端末10Bは、ユーザ10bによってコンテンツが選択入力されると、コンテンツの購入要求およびユーザ10bのユーザIDを、インターネット100を介してコンテンツ販売用サーバ200に送信する(ステップS106)。
【0048】
例えば、ユーザ端末10Bは、現在販売中のコンテンツの一覧表示画面を表示するためのWebページの画面情報の送信要求を、インターネット100を介してコンテンツ販売用サーバ200に送信する(ステップS104)。コンテンツ販売用サーバ200から画面情報を受信すると、ユーザ端末10Bは、受信した画面情報に基づいて、現在販売中のコンテンツの一覧表示画面を表示する。
【0049】
図6は、現在販売中のコンテンツの一覧表示画面の一例を示す説明図である。図6に示すように、一覧表示画面には、各コンテンツのコンテンツ名621、コンテンツ内容622、およびデータ量623が表示される。また、一覧表示画面には、購入するコンテンツを選択入力するための購入選択欄624がコンテンツ毎に含まれる。また、一覧表示画面には、ユーザIDを入力するためのユーザID入力欄625が含まれる。さらに、一覧表示画面には、入力された情報を送信するための送信ボタン626が含まれる。
【0050】
なお、コンテンツの一覧表示画面に表示される情報は、コンテンツ名621、コンテンツ内容622、およびデータ量623に限られない。例えば、一覧表示画面には、各コンテンツの購入代金や、「画像」や「音声」等のコンテンツ種別を示す情報が表示されていてもよい。また、一覧表示画面には、ユーザID入力欄625に加えて、パスワード入力欄が表示されていてもよい。
【0051】
ユーザによって購入するコンテンツおよびユーザIDが入力され送信ボタン626がマウスクリックされると、ユーザ端末10Bは、購入したいコンテンツの購入要求およびユーザ10bのユーザIDを、インターネット100を介してコンテンツ販売用サーバ200に送信する(ステップS106)。
【0052】
コンテンツ購入要求およびユーザIDを受信すると、コンテンツ販売用サーバ200は、ユーザ10bの認証確認依頼および受信したユーザIDを、インターネット100を介してストレージサービス用サーバ400に送信する(ステップS107)。また、コンテンツ販売用サーバ200は、購入要求されたコンテンツの販売代金の情報を、ユーザIDおよび認証確認依頼とともにインターネット100を介してストレージサービス用サーバ400に送信する(ステップS107)。なお、コンテンツの販売代金の情報は、予めストレージサービス用サーバ400のデータベース(図示せず)等に記憶されていてもよい。
【0053】
ストレージサービス用サーバ400は、認証確認依頼およびユーザIDを受信すると、受信したユーザIDに基づいて、ユーザ情報データベース500からユーザ10bのクレジットカード情報を抽出する(ステップS108)。例えば、ストレージサービス用サーバ400は、受信したユーザ10bのユーザID「BBB」に基づいて、ユーザ情報データベース500から、図2に示すユーザ10bのクレジットカード番号505、カード会社506、および有効期限507を抽出する。
【0054】
ストレージサービス用サーバ400は、抽出したクレジットカード情報およびコンテンツ販売代金の情報を、インターネット100を介してクレジットカード会社の端末に送信する(ステップS108)。クレジットカード会社の端末から認証確認および決済処理が完了した旨の情報を受信すると、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ10bの認証確認が完了した旨を示す認証確認情報を、インターネット100を介してコンテンツ販売用サーバ200に送信する(ステップS109)。なお、ステップS108において、ストレージサービス用サーバ400は、クレジットカード情報を暗号化して送信することが好ましい。
【0055】
ステップS108において、クレジットカード会社の端末からユーザ10bの認証確認ができなかった旨の情報を受信した場合には、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツ販売用サーバ200に、認証確認ができなかった旨を示す情報を、インターネット100を介して送信してもよい。この場合に、コンテンツ販売用サーバ200は、クレジットカードの認証確認ができなかったためコンテンツ購入ができなかった旨を表示するためのWebページの画面情報を、インターネット100を介してユーザ端末10Bに送信してもよい。
【0056】
また、ステップS108において、ストレージサービス用サーバ400は、受信したユーザIDに該当するユーザ情報がユーザ情報データベース500に登録されていなかった場合には、ユーザ10bが登録ユーザでない旨を示す情報を、インターネット100を介してコンテンツ販売用サーバ200に送信してもよい。そして、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ10bにユーザ登録を促す旨を表示するためのWebページの画面情報を、インターネット100を介してユーザ端末10Bに送信してもよい。
【0057】
認証確認情報を受信すると、コンテンツ販売用サーバ200は、ユーザ10bに販売するコンテンツを、インターネット100を介してストレージサービス用サーバ400に送信する(ステップS110)。
【0058】
コンテンツを受信すると、ストレージサービス用サーバ400は、受信したコンテンツと同一のコンテンツがコンテンツ保存用サーバ300またはストレージ600に存在するか否か判断する(ステップS111)。例えば、同一のコンテンツがコンテンツ保存用サーバ300に保存されている場合には、ストレージサービス用サーバ400は、同一のコンテンツが存在すると判断する。また、同一のコンテンツがストレージ600のいずれかのユーザ領域601,602に記憶されている場合には、ストレージサービス用サーバ400は、同一のコンテンツが存在すると判断する。
【0059】
ステップS111で同一のコンテンツが存在しないと判断した場合には、ストレージサービス用サーバ400は、ステップS107でコンテンツ販売用サーバ200から送信されたユーザIDに基づいて、ユーザ10bのユーザ領域を特定する(ステップS112)。例えば、本例では、ユーザ10bのユーザIDは「BBB」であるので、ストレージサービス用サーバ400は、図2に示すユーザ情報データベースのユーザ領域508から、ユーザ10bのユーザ領域特定情報「領域2」を抽出する。そして、ストレージサービス用サーバ400は、抽出したユーザ領域特定情報に基づいて、ユーザ10bのユーザ領域をユーザ領域602と特定する。
【0060】
ストレージサービス用サーバ400は、受信したコンテンツを、特定したユーザ領域602に記憶させる(ステップS112)。すなわち、ストレージサービス用サーバ400は、ステップS110でコンテンツ販売用サーバ200から送信されたコンテンツを、そのままストレージ600に記憶させる。
【0061】
ステップS111で同一のコンテンツが存在すると判断した場合には、ストレージサービス用サーバ400は、受信したコンテンツのリンク情報を生成する(ステップS113)。そして、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザIDに基づいてユーザ10bのユーザ領域602を特定し、生成したリンク情報を、特定したユーザ領域602に記憶させる(ステップS114)。すなわち、ストレージサービス用サーバ400は、受信したコンテンツ自体についてはストレージ600に記憶させずに、そのリンク情報のみをストレージ600に記憶させる。
【0062】
例えば、同一のコンテンツがコンテンツ保存用サーバ300に保存されている場合には、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツ保存用サーバ300へのリンク情報を生成する(ステップS113)。すなわち、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツ名、コンテンツがコンテンツ保存用サーバ300上で保存されているディレクトリ名、およびコンテンツのデータ容量の情報をリンク情報として生成する。
【0063】
そして、ストレージサービス用サーバ400は、生成したコンテンツ名、ディレクトリ名、およびデータ容量の情報を、ストレージ600のユーザ領域602に記憶させる(ステップS114)。例えば、ユーザ10bにコンテンツAを販売する場合には、ストレージサービス用サーバ400は、新たにコンテンツAについてのリンク情報をユーザ領域602に記憶させる。図3に示すように、例えば、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツ名611に「コンテンツA」、コンテンツ格納場所612に「ディレクトリA」、およびデータ容量613にコンテンツAのデータ容量をそれぞれ記憶させる。
【0064】
また、例えば、同一のコンテンツが既にストレージ600のユーザ領域601に記憶されている場合には、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ領域601からそのコンテンツを抽出して、コンテンツ保存用サーバ300に保存させる。そして、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツ名、コンテンツを保存させたコンテンツ保存用サーバ300上のディレクトリ名、およびコンテンツのデータ容量の情報をリンク情報として生成する(ステップS113)。ストレージサービス用サーバ400は、生成したリンク情報をストレージ600のユーザ領域602に記憶させる(ステップS114)。また、ストレージサービス用サーバ400は、既に同一のコンテンツが記憶されていたユーザ領域601については、そのコンテンツを削除するとともに生成したリンク情報を記憶させる(ステップS114)。
【0065】
また、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツ自体のデータ容量とステップS113で生成したリンク情報のデータ容量との差分を算出する(ステップS114)。データ容量の差分を算出すると、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ領域601,602から、算出した差分の容量のデータ領域を削減する(ステップS114)。すなわち、ユーザ領域601,602には当初契約容量分の領域が確保されているが、実際にはリンク情報の分の領域しか使用していないので、その差分の容量の領域をユーザ領域602から削減することができる。よって、複数のユーザから同一のコンテンツの保存を依頼される場合に、ステップS111からステップS114までの処理を繰り返し実行することによって、ユーザ領域601,602のサイズを契約容量よりも減らすことができる。
【0066】
ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツの保存が完了した旨を示す情報を、インターネット100を介してコンテンツ販売用サーバ200に送信する(ステップS115)。コンテンツの保存が完了した旨を示す情報を受信すると、コンテンツ販売用サーバ200は、コンテンツの販売が完了した旨を示す情報を、インターネット100を介してユーザ端末10Bに送信する(ステップS116)。例えば、コンテンツ販売用サーバ200は、「コンテンツの販売が完了しました」と表示するWebページの画面情報を、インターネット100を介してユーザ端末10Bに送信する。そして、ユーザ端末10Bは、受信した画面情報に基づいて、コンテンツ販売が完了した旨を表示する。
【0067】
次に、ストレージサービスシステム40が、ユーザからの要求に応じてコンテンツを抽出する場合の動作について説明する。図7は、ユーザ10bからの要求に従って、コンテンツを保存場所から抽出してユーザ端末10Bに送信するコンテンツ抽出処理の処理経過および処理タイミングの一例を示す流れ図である。以下、ユーザ登録処理、およびコンテンツ販売処理と同様に、ユーザ10bに対してコンテンツ抽出処理を行う場合を例に説明する。なお、他のユーザに対するコンテンツ抽出処理についても同様である。
【0068】
ユーザ10bは、コンテンツを参照するために、ユーザ端末10Bを操作して、まずストレージサービスシステム40が代行して保存しているコンテンツの一覧情報の要求を行う。ユーザ端末10Bは、ユーザ10bの操作に従って、コンテンツの一覧情報の送信要求およびユーザIDを、インターネット100を介してストレージサービス用サーバ400に送信する(ステップS201)。
【0069】
例えば、ユーザ端末10Bは、ストレージサービスのログイン画面を表示するためのWebページの画面情報の送信要求を、インターネット100を介してストレージサービス用サーバ400に送信する。画面情報を受信すると、ユーザ端末10Bは、受信した画面情報に基づいてログイン画面を表示する。ユーザ10bは、表示されたログイン画面から自分のユーザIDを入力する。そして、ユーザ端末10Bは、ユーザによって入力されたユーザIDを、インターネット100を介してストレージサービス用サーバ400に送信する(ステップS201)。
【0070】
一覧情報の送信要求およびユーザIDを受信すると、ストレージサービス用サーバ400は、受信したユーザIDに基づいてユーザ10bがストレージサービスの登録ユーザであるか否かの認証確認を行う(ステップS202)。例えば、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ情報データベース500が記憶しているユーザID501のうち、受信したユーザIDに該当するものがあるか否かを判断する。
【0071】
ユーザ10bがストレージサービスの登録ユーザあった場合には、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ情報データベース500から、ユーザ10bのユーザ領域特定情報を抽出する(ステップS203)。例えば、ユーザ10bのユーザIDは「BBB」であるので、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ領域508からユーザ領域特定情報「領域2」を抽出する。
【0072】
ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ領域特定情報に基づいて、ストレージ600のユーザ領域602に記憶されている情報を全て特定する(ステップS203)。例えば、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ領域602に記憶されている全てのリンク情報を特定する。また、ユーザ領域602にコンテンツ自体が記憶されている場合には、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ領域602に記憶されている全てのコンテンツを特定する(ステップS203)。そして、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツ自体またはリンク情報としてユーザ領域602に記憶されているコンテンツの一覧情報を、インターネット100を介してユーザ端末10Bに送信する(ステップS203)。
【0073】
なお、ステップS202において、ユーザ10bが登録ユーザであることが確認できなかった場合には、ストレージサービスシステム400は、認証確認できなかった旨を示す情報を、インターネット100を介してユーザ端末10Bに送信する。例えば、ストレージサービス用サーバ400は、「ユーザIDをもう一度確認して下さい」と表示させるためのWebページの画面情報を、ユーザ端末10Bに送信してもよい。
【0074】
ストレージサービス用サーバ400からコンテンツの一覧情報を受信すると、ユーザ端末10Bは、受信した一覧情報に基づいて、ストレージサービスシステム40が代行して保存しているコンテンツの一覧情報を表示する(ステップS204)。例えば、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツの一覧表示画面を表示させるためのWebページの画面情報を、ユーザ端末10Bに送信する。そして、ユーザ端末10Bは、受信した画面情報に基づいてコンテンツの一覧表示画面を表示する。
【0075】
図8は、ユーザ端末10Bが表示するコンテンツの一覧表示画面の一例を示す説明図である。図8に示すように、一覧表示画面には、コンテンツ毎に、コンテンツ名801、データ容量802、アイコン803が表示される。コンテンツ名801は、ストレージサービスシステム40が代行して保存しているコンテンツのコンテンツ名である。データ容量802は、各コンテンツのデータ容量である。コンテンツ名801およびデータ容量802は、例えば、図3に示すリンク情報のコンテンツ名611およびデータ容量613の内容がそれぞれ表示される。また、ユーザ10bは、図8に示す一覧表示画面で、アイコン803をマウスクリックすることによって、コンテンツを参照することができる。
【0076】
また、一覧表示画面には、契約容量のうち既に使用中の領域のサイズを示す使用済領域表示欄805と、契約容量のうちユーザ10bが使用可能な残り領域のサイズを示す使用可能領域表示欄806とを含む。使用済領域表示欄805には、一覧表示画面に表示されているコンテンツのデータ容量802の合計値が表示される。また、使用可能領域表示欄806には、例えば、図2に示すユーザ情報の契約容量509の値から使用済領域表示欄805に表示される値を減じた値が表示される。
【0077】
ユーザ10bは、図8に示す一覧表示画面を確認することによって、恰も保存を依頼した全てのコンテンツがストレージ600の自分のユーザ領域602に保存されているかのように確認操作を行うことができる。例えば、他のユーザと重複するコンテンツが存在し、そのコンテンツのリンク情報のみがユーザ領域602に記憶されている場合には、ストレージ600のユーザ領域602の容量が実際には契約容量よりも小さくなる。この場合であっても、ユーザ10bは、恰も自分の契約容量全体の中での使用済領域や残り使用可能領域のサイズ等の情報が表示されているかのごとく確認操作を行うことができる。
【0078】
なお、一覧表示画面に表示される情報等は、図8に示した情報等に限られない。例えば、一覧表示画面は、コンテンツまたはリンク情報が最初に記憶された日時の情報や、「画像」や「音声」等コンテンツの種類の情報が表示されるものであってもよい。
【0079】
ユーザ10bは、ユーザ端末10Bが表示する一覧表示画面から参照したいコンテンツを選択する。ユーザ10bによってコンテンツが選択入力されると、ユーザ端末10Bは、選択されたコンテンツの参照要求を、インターネット100を介してストレージサービス用サーバ400に送信する(ステップS205)。例えば、ユーザ10bが「コンテンツA」を参照したい場合には、ユーザ10bは、図8に示す「コンテンツA」のアイコン804をマウスクリックする。すると、ユーザ端末10Bは、「コンテンツA」の参照要求を、インターネット100を介してストレージサービス用サーバ400に送信する(ステップS205)。
【0080】
コンテンツの参照要求を受信すると、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツ保存用サーバ300またはストレージ600から、要求されたコンテンツを抽出する(ステップS206)。例えば、要求されたコンテンツ自体がストレージ600に記憶されている場合には、ストレージサービス用サーバ400は、ストレージ600のユーザ領域602から直接コンテンツを抽出する。
【0081】
要求されたコンテンツがコンテンツ保存用サーバ300に保存されている場合には、ストレージサービス用サーバ400は、ストレージ600のユーザ領域602から、要求されたコンテンツの格納場所の情報を抽出する(ステップS206)。例えば、「コンテンツA」の参照要求を受信した場合には、ストレージサービス用サーバ400は、図3に示すユーザ領域602の情報から、「コンテンツA」に対応するコンテンツ格納場所612「ディレクトリA」の情報を抽出する。
【0082】
コンテンツの格納場所の情報を抽出すると、ストレージサービス用サーバ400は、格納場所の情報に基づいて、要求されたコンテンツをコンテンツ保存用サーバ300から抽出する(ステップS206)。例えば、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツ格納場所612「ディレクトリA」の情報に基づいて、コンテンツ保存用サーバ300からコンテンツAを抽出する。そして、ストレージサービス用サーバ400は、抽出したコンテンツを、インターネット100を介してユーザ端末10Bに送信する(ステップS207)。
【0083】
コンテンツを受信すると、ユーザ端末10Bは、受信したコンテンツの参照を開始する(ステップS208)。例えば、コンテンツが静止画像データである場合には、ユーザ端末10Bは、受信したコンテンツに基づいて静止画像を表示する。また、コンテンツが動画像データや音声データである場合には、ユーザ端末10Bは、受信したコンテンツに基づいて動画像や音声を再生する。
【0084】
なお、コンテンツの参照要求を行うのではなく、不要となったコンテンツの削除要求を行うことも可能である。例えば、コンテンツの削除要求を行う場合には、ステップS205において、ユーザ端末10Bは、ユーザの操作に従って、コンテンツの削除要求を、インターネット100を介してストレージサービス用サーバ400に送信する。そして、コンテンツの削除要求を受信すると、ストレージサービス用サーバ400は、ストレージ600のユーザ領域602から、削除要求されたコンテンツのリンク情報を削除する。また、ユーザ領域602にコンテンツ自体を記憶している場合には、ストレージサービス用サーバ400は、ユーザ領域602から、削除要求されたコンテンツを削除する。
【0085】
以上のように、本実施の形態によれば、ストレージサービスシステム40において、複数のユーザから同一のコンテンツの保存を依頼された場合には、コンテンツ自体についてはコンテンツ保存用サーバ300に保存させて、ストレージ600の各ユーザ領域601,602にはコンテンツ自体を保存せずにリンク情報のみを記憶させる。そのため、ストレージ600に重複して記憶されるのはリンク情報であるので、ストレージ600にコンテンツ自体を重複して記憶させることを防止できる。よって、ストレージサービスシステム等におけるユーザの利用容量を削減し、ストレージサービス提供業者が備えなければならない設備の規模を低減することができる。従って、ストレージサービス等において、ストレージサービス提供業者にかかるコストと負担を低減することができる。
【0086】
実施の形態2.
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照して説明する。図9は、コンテンツ保存システムを適用したシステムの構成の他の例を示すブロック図である。本実施の形態では、図9に示すように、第1の実施の形態で示した構成に加えて、ストレージサービスシステム40は、提携コンテンツ販売業者が管理する提携業者コンテンツ販売システム700とインターネット100を介して接続されている。なお、ユーザ端末10A,10B、コンテンツ販売用サーバ200、およびストレージサービスシステム40の構成および機能については、第1の実施の形態と同様である。また、提携業者コンテンツ販売サーバ700は1台に限らず、ストレージサービスシステム40は、複数台の提携業者コンテンツ販売サーバ700とインターネット100を介して接続されていてもよい。
【0087】
提携業者コンテンツ販売サーバ700は、Webサーバ等の情報処理装置である。提携業者コンテンツ販売サーバ700は、ストレージサービス提供業者と提携契約を締結したコンテンツ販売業者が管理するサーバである。なお、提携業者コンテンツ販売サーバ700の基本的な構成および機能については、コンテンツ販売用サーバ200と同様である。
【0088】
本実施の形態において、ストレージサービスシステム40は、ストレージサービス提供業者自身がコンテンツ販売用サーバ200を用いて販売するコンテンツに加えて、他の提携コンテンツ販売業者が提携業者コンテンツ販売サーバ700を用いて販売するコンテンツを、ユーザ10a,10bに代行して保存する。
【0089】
例えば、提携コンテンツ販売業者が販売するコンテンツD701を、複数のユーザが購入している場合を例に説明する。この場合に、ストレージサービス用サーバ400は、提携業者コンテンツ販売サーバ700からインターネット100を介して取得したコンテンツD701を、コンテンツ保存用サーバ300に保存させている。新たにユーザ10aが提携コンテンツ販売業者からコンテンツD701を購入すると、図9に示すように、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツ保存用サーバ300上でのコンテンツD701のリンク情報を生成して、生成したリンク情報601Bをストレージ600のユーザ領域601に記憶させる。なお、各処理の基本的な処理経過および処理タイミングについては、図4および図7に示した場合と同様である。
【0090】
以上のように、本実施の形態では、第1の実施の形態で示した構成に加えて、コンテンツ保存システムは、提携契約を締結した他のコンテンツ販売業者が扱うコンテンツもユーザ10a,10bに代行して保存する。従って、ストレージサービス提供業者は、より多種多様なコンテンツの代行保存業務をユーザに提供することができる。また、ストレージサービス提供業者は、ユーザ10a,10bから徴収するストレージサービス利用料金および自分が販売するコンテンツの販売代金に加えて、提携コンテンツ販売業者から所定の手数料を徴収することによって収益をあげることができる。
【0091】
なお、提携コンテンツ販売業者が販売するコンテンツの販売代金徴収については、各提携業者コンテンツ販売サーバ700が直接ユーザ端末10A,10Bからクレジットカード情報等を取得して、ユーザの認証確認および販売コンテンツの代金徴収処理を行ってもよい。また、提携業者コンテンツ販売サーバ700が独自にユーザ情報データベース500を備え、登録ユーザから受信したユーザIDやパスワード情報に基づいて、ユーザの認証確認および代金徴収処理を行ってもよい。
【0092】
実施の形態3.
さらに、本発明の第3の実施の形態を図面を参照して説明する。図10は、コンテンツ保存システムを適用したシステムの構成のさらに他の例を示すブロック図である。本実施の形態では、図10に示すように、第1の実施の形態で示した構成に加えて、ストレージサービスシステム40は、インターネット100上で一般にWebサイトを公開しているWebサイト公開サーバ800と、インターネット100を介して接続されている。なお、ユーザ端末10A,10B、コンテンツ販売用サーバ200、およびストレージサービスシステム40の構成および機能については、第1の実施の形態と同様である。また、Webサイト公開サーバ800は1台に限らず、ストレージサービスシステム40は、複数台のWebサイト公開サーバ800とインターネット100を介して接続されていてもよい。
【0093】
Webサイト公開サーバ800は、Webサーバ等の情報処理装置である。Webサイト公開サーバ800は、インターネット100上に一般にWebサイトを公開しているWebサイトの管理者が管理するサーバである。Webサイト公開サーバ800は、Webサイト公開サーバ800のデータベース(図示せず)に、販売を目的としていないコンテンツを記憶させている。
【0094】
本実施の形態において、ストレージサービスシステム40は、ストレージサービス提供業者がユーザ10a,10bに販売するコンテンツに加えて、ユーザ10a,10bが一般のWebサイトから取得するコンテンツを、ユーザ10a,10bに代行して保存する。すなわち、ユーザ10a,10bは、一般に公開されているWebサイトから販売を目的としていないコンテンツをインターネット100を介して取得し、ストレージサービス提供業者に保存を依頼する。
【0095】
例えば、ユーザ10aが、Webサイト公開サーバ800のWebサイトからコンテンツE801を取得した場合を例に説明する。この場合に、ユーザ10aは、コンテンツE801をダウンロードする際に、ダウンロード先をストレージサービスシステム40と指定して、コンテンツE801のダウンロードを実行する。ストレージサービス用サーバ400は、Webサイト公開サーバ800からインターネット100を介してコンテンツE801を取得すると、コンテンツE801をコンテンツ保存用サーバ300に記憶させる。また、ストレージサービス用サーバ400は、コンテンツ保存用サーバ300上でのコンテンツE801のリンク情報を生成して、ストレージ600のユーザ領域601,602に、生成したリンク情報601Cを記憶させる。なお、各処理の基本的な処理経過および処理タイミングについては、図4および図7に示した場合と同様である。
【0096】
以上のように、本実施の形態では、第1の実施の形態で示した構成に加えて、コンテンツ保存システムは、さらにインターネット上に一般に公開されているWebサイトからユーザが取得したコンテンツの代行保存業務を行う。従って、ストレージサービス提供業者は、販売を目的としていない多種多様なコンテンツの代行保存業務をユーザに提供することができる。
【0097】
なお、本実施の形態において、Webサイト上のコンテンツ自体をコンテンツ保存用サーバ300に保存させるか、ストレージ600上にリンク情報のみを記憶させるだけにするかを、ユーザの操作に従って選択できるようにしてもよい。さらに、Webサイト上のコンテンツの更新に応じてバージョン管理を行えるように、ストレージ600にリンク情報としてコンテンツのバージョン情報を記憶させてもよい。
【0098】
また、各実施の形態において、ユーザ情報データベース500にユーザのクレジットカード情報等を予め記憶させて、コンテンツ販売の際、オンラインで決済処理を行う場合を例に説明したが、コンテンツ購入時毎にユーザ端末10A,10Bから直接クレジットカード情報等を取得するようにしてもよい。また、販売コンテンツの決済処理方法は、クレジットカードによる方法に限られない。例えば、電子マネーによって販売コンテンツの決済処理を行ってもよい。この場合には、ユーザ情報データベース500にユーザの電子マネーの登録情報等を予め記憶させるようにしてもよい。
【0099】
また、コンテンツ販売時毎にコンテンツの決済処理を行うのでなく、例えば、予め契約で定めた所定の期間毎に、ストレージサービスの利用代金とともに、所定期間内に販売したコンテンツの販売代金をまとめて各ユーザから徴収するようにしてもよい。さらに、コンテンツ販売代金の課金処理と、ストレージサービス利用代金の課金処理とは、別々に行われるものであってもよい。
【0100】
また、各実施の形態では、コンテンツ自体を保存するコンテンツ保存用サーバ300を、ストレージサービスシステム40が備えている場合を例に説明したが、コンテンツ販売用サーバ200がコンテンツ保存用サーバ300を備えていてもよい。また、ストレージサービスシステム40およびコンテンツ販売用サーバ200が、それぞれ別々にコンテンツ保存用サーバ300を備えていてもよい。
【0101】
また、本実施の形態では、ユーザ端末10A,10Bに表示される各入力画面や表示画面がWebページである場合を例に説明したが、これらの画面はWebページである場合に限られない。例えば、ユーザ端末10A,10Bは、各入力画面や表示画面を表示するための専用のソフトウェアがインストールされたものであってもよい。
【0102】
さらに、本実施の形態で示した構成は、ソフトウェアによって実現が可能である。例えば、ストレージサービス用サーバ400が、コンピュータに、コンテンツデータを取得した場合に、コンテンツ記憶手段にコンテンツデータを記憶させる処理と、コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を生成する処理と、生成したコンテンツ識別情報を、利用者毎に設けられた記憶領域毎に、識別情報記憶手段に記憶させる処理とを実行させるためのコンテンツ保存プログラムに従って処理を実行することによって、コンテンツ保存システムを実現可能である。
【0103】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、コンテンツ保存システムが、コンテンツデータに代えて、コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を、利用者に割り当てられた記憶領域に保存するストレージ管理手段とを備えた構成になっているので、ストレージサービスシステム等における利用者の利用容量を削減し、ストレージサービス提供業者が備えなければならない設備の規模を低減することができる。従って、ストレージサービス等において、ストレージサービス提供業者にかかるコストと負担を低減することができる。
【0104】
また、本発明によれば、コンテンツ保存方法が、利用者からコンテンツデータをストレージ手段に保存する依頼を受けた場合に、コンテンツデータに代えて、コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を生成し、利用者に割り当てられた記憶領域にコンテンツ識別情報を保存するように構成されているので、ストレージサービスシステム等における利用者の利用容量を削減し、ストレージサービス提供業者が備えなければならない設備の規模を低減することができる。従って、ストレージサービス等において、ストレージサービス提供業者にかかるコストと負担を低減することができる。
【0105】
さらに、本発明によれば、コンテンツ保存プログラムが、コンピュータに、利用者からコンテンツデータをストレージ手段に保存する依頼を受けた場合に、コンテンツデータに代えて、コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を生成する処理と、利用者に割り当てられた記憶領域にコンテンツ識別情報を保存る処理とを実行させるように構成されているので、ストレージサービスシステム等における利用者の利用容量を削減し、ストレージサービス提供業者が備えなければならない設備の規模を低減することができる。従って、ストレージサービス等において、ストレージサービス提供業者にかかるコストと負担を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンテンツ保存システムを適用したシステムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】ユーザ情報データベース500が記憶する情報の内容の一例を示す説明図である。
【図3】ユーザ領域601,602に記憶されるリンク情報の内容の一例を示す説明図である。
【図4】ユーザ登録処理、および登録ユーザにコンテンツを販売するコンテンツ販売処理の処理経過および処理タイミングの一例を示す流れ図である。
【図5】ユーザ登録画面の一例を示す説明図である。
【図6】販売中のコンテンツの一覧表示画面の一例を示す説明図である。
【図7】コンテンツを保存場所から抽出するコンテンツ抽出処理の処理経過および処理タイミングの一例を示す流れ図である。
【図8】ユーザに代行して保存しているコンテンツの一覧表示画面の一例を示す説明図である。
【図9】本発明によるコンテンツ保存システムを適用したシステムの構成の他の例を示すブロック図である。
【図10】本発明によるコンテンツ保存システムを適用したシステムの構成のさらに他の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10A,10B ユーザ端末
200 コンテンツ販売用サーバ
300 コンテンツ保存用サーバ
40 ストレージサービスシステム
400 ストレージサービス用サーバ
500 ユーザ情報データベース
600 ストレージ
Claims (9)
- コンテンツデータの利用者に代行してコンテンツデータを保存するコンテンツ保存システムであって、
複数の利用者に割り当てられる記憶領域を有するストレージ手段と、
コンテンツデータに代えて、コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を、利用者に割り当てられた記憶領域に保存するストレージ管理手段とを備えた
ことを特徴とするコンテンツ保存システム。 - ストレージ管理手段は、コンテンツデータが複数の利用者によって利用されるデータである場合に、前記コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を、各利用者に割り当てられた記憶領域に保存する
請求項1記載のコンテンツ保存システム。 - ストレージ管理手段は、コンテンツデータをストレージ手段に保存する依頼を受けた場合に、そのコンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報が既に存在しているときには、依頼を行った利用者に割り当てられた記憶領域に前記コンテンツ識別情報を保存する
請求項1または請求項2記載のコンテンツ保存システム。 - コンテンツ識別情報はコンテンツデータの保管場所を示す情報であり、
ストレージ管理手段は、通信ネットワークを介して、利用者が使用する利用者端末からコンテンツデータの利用要求を受けた場合に、前記利用者に割り当てられた記憶領域にコンテンツ識別情報が保存されているときには、そのコンテンツ識別情報で特定される保管場所から、通信ネットワークを介してコンテンツデータを利用者に送信させる
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のコンテンツ保存システム。 - 複数の利用者に割り当てられる記憶領域を有するストレージ手段に、コンテンツデータの利用者に代行してコンテンツデータを保存するストレージサービス用サーバを含むコンテンツ保存システムであって、
前記ストレージサービス用サーバは、コンテンツデータに代えて、コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を、利用者に割り当てられた記憶領域に保存するストレージ管理手段を備えた
ことを特徴とするコンテンツ保存システム。 - ストレージサービス用サーバは、コンテンツデータを販売するコンテンツ販売用サーバから利用者が購入したコンテンツデータを、通信ネットワークを介して受信するコンテンツ受信手段を備えた
請求項5記載のコンテンツ保存システム。 - ストレージサービス用サーバは、インターネットを介して利用者が取得したコンテンツデータを、インターネットを介して受信するコンテンツ受信手段を備えた
請求項5記載のコンテンツ保存システム。 - 複数の利用者に割り当てられる記憶領域を有するストレージ手段にコンテンツデータを保存するコンテンツ保存方法であって、
利用者からコンテンツデータをストレージ手段に保存する依頼を受けた場合に、コンテンツデータに代えて、コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を生成するステップと、
利用者に割り当てられた記憶領域にコンテンツ識別情報を保存するステップとを備えた
ことを特徴とするコンテンツ保存方法。 - 利用者から依頼されたコンテンツデータを保管する処理を実行させるためのコンテンツ保存プログラムであって、
コンピュータに、
利用者からコンテンツデータをストレージ手段に保存する依頼を受けた場合に、コンテンツデータに代えて、コンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報を生成する処理と、
利用者に割り当てられた記憶領域にコンテンツ識別情報を保存る処理と
を実行させることを特徴とするコンテンツ保存プログラム。
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