JP2002132836A - ファイル生成装置、ファイル生成方法、データ管理方法、並びに情報通信端末装置 - Google Patents

ファイル生成装置、ファイル生成方法、データ管理方法、並びに情報通信端末装置

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JP2002132836A
JP2002132836A JP2000324611A JP2000324611A JP2002132836A JP 2002132836 A JP2002132836 A JP 2002132836A JP 2000324611 A JP2000324611 A JP 2000324611A JP 2000324611 A JP2000324611 A JP 2000324611A JP 2002132836 A JP2002132836 A JP 2002132836A
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Hideaki Nishino
秀明 西野
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リンクの設定を簡便且つ確実に行うととも
に、ページデザインを損なうことなく効果的に広告目的
のリンクを挿入する。 【解決手段】 サーバ装置1によって、ステップS30
に示すように、テキストファイルの作成者からこのテキ
ストファイルを受信し、ステップS31に示すようにハ
ードディスク装置22に一時保持する。そして、ステッ
プS32に示すように、所定のデータテーブルに基づい
て、テキストファイル中に含まれる文字列に対してリン
ク情報を付与し、HTMLファイルを生成する。また、
このようにしてリンク情報を付与することにより設定さ
れたリンクを広告目的で用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テキスト形式のフ
ァイルに対して、リンク情報を付与してハイパーテキス
ト形式のファイルを生成するファイル生成装置及びファ
イル生成方法に関する。また、このようなファイル生成
装置又はファイル生成方法を用いて金銭の請求又は支払
いを行うデータ管理方法に関する。また、このようなフ
ァイル生成装置に対して通信を行う情報通信端末装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の情報処理装置を
通信ネットワークを介して接続し、各種情報を相互に送
受信することを可能とした、いわゆるインターネットが
目覚ましい発展を遂げている。
【0003】このインターネットは、様々な通信プロト
コルを用いて各種の利用形態が可能とされているが、そ
のうちのひとつであるHTTP(Hyper Text Transfer
Protocol)を用いた情報の共有が現在最も盛んである。
この場合には、ハイパーテキスト形式で記述されたテキ
ストファイルによって各種情報が提供されるように構成
されており、本文となるテキストデータ中に「タグ」と
称される記述子を加えることによって、このテキストに
対して修飾を施したり、画像データや音声データを関連
づけたり、特定の文字列に所定のリンク先を関連づけた
りすることが可能とされている。
【0004】ハイパーテキスト形式のテキストファイル
の種類としては、HTML(HyperText Markup Languag
e)、SGML(Standard Generalized Markup Languag
e)、及びXML(Extensible Markup Language)など
を挙げることができるが、現在のインターネットでは、
主としてHTMLが用いられている。なお、以下では、
HTMLを用いて記述されたテキストファイルのこと
を、HTMLファイルと称する。
【0005】このようなHTMLファイルは、予め用意
したテキストデータにタグの記述を加えたり、HTML
ファイルを作成するためのアプリケーションプログラム
を用いたりする手法によって作成される。なお、このよ
うなアプリケーションプログラムは、一般にHTMLエ
ディタと称されており、コンピュータ画面上に表示され
るボタンや選択肢を選択することによって簡略にタグの
記述を加えることが可能とされている。
【0006】また一方、近年では、インターネットの普
及に伴って、HTMLファイルの一部に広告目的のリン
クを挿入することが行われるようになってきた。具体的
には、HTMLファイルにおける本文の先頭部分や末尾
部分などに、広告画像が表示されるようにタグが記述さ
れている。そして、このタグによって、閲覧者が広告画
像を選択したときに、所定のリンク先にリンクするよう
になされている。
【0007】このような広告目的のリンクは、広告画像
が小さな旗(Banner)のように見えることから、一般に
「バナー広告」と称されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにしてHTMLファイルを作成するに際して、所定の
文字列や画像にリンクを設定する場合には、例えHTM
Lエディタを用いる場合であっても、リンク先のURL
(Uniform Resource Locator)アドレスを指定してタグ
を記述しなければならない。したがって、予めリンク先
のURLアドレスを知っておく必要がある。このURL
アドレスは、例えば「http://www.foo.bar.co.jp/hogeh
oge/index.html」といったような比較的長い文字列で構
成されているため、正確に記述してリンクを設定するこ
とが大変面倒であるといった問題がある。
【0009】また、リンクを設定するためには、予めリ
ンク先の存在を知っておく必要があることから、HTM
Lファイルの作成者は、その存在を知らないリンク先へ
はリンクを設定することができないといった問題があ
る。言い換えると、HTMLファイルの作成者は、その
存在を予め知っているリンク先に対してしかリンクを設
定することができない。
【0010】さらに、リンクを設定した後で、リンク先
のURLアドレスが変更されたり、リンク先の存在が消
滅したりした場合には、いわゆる「リンク切れ」が発生
し、エラーメッセージが表示されてしまう。インターネ
ットにおいては、このようなリンク先のURLアドレス
の変更や存在の消滅が比較的頻繁に行われているため、
HTMLファイルの作成者や管理者によって「リンク切
れ」が発生していないか否かを定期的にチェックする必
要があるといった問題がある。
【0011】また一方、HTMLファイルの本文中に、
上述したバナー広告を挿入する場合には、このようなバ
ナー広告が本文の内容と全く無関係な部分に位置してい
るため、閲覧者が本文を読む途中の自然な流れでバナー
広告を選択し、このバナー広告のリンク先に移動するこ
とが困難である。むしろ、バナー広告の画像に含まれる
文言や画像のデザインに惹きつけられて、リンク先に移
動することを選択することが多い。これは、閲覧者の視
線の流れに沿うものではないため、その広告効果に関し
て、近年では疑問の声が挙がっている。
【0012】また、バナー広告は、挿入されるHTML
ファイルを考慮して作成されていない場合が多く、HT
MLファイルの作成者が意図したページデザインを崩し
てしまうといった問題がある。
【0013】そこで、本発明は、上述した従来の課題を
解決して、リンクの設定を簡便且つ確実に行うことがで
きるとともに、ページデザインを損なうことなく効果的
に広告目的のリンクを挿入することが可能なファイル生
成装置及びファイル生成方法を提供することを目的とす
る。また、このようなファイル生成装置又はファイル生
成方法を用いて、金銭の請求又は支払いを行うデータ管
理方法を提供することを目的とする。さらに、このよう
なファイル生成装置に対して通信を行う情報通信端末装
置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係るファイル生成装置は、テーブル参
照手段と、リンク情報付与手段とを備える。上記テーブ
ル参照手段は、テキスト形式のファイルと、キーワード
と当該キーワードに関連した情報へのリンクを示すリン
ク情報との対応関係を示すデータテーブルとを参照す
る。上記リンク情報付与手段は、上記テキスト形式のフ
ァイル中に上記データテーブルに含まれるキーワードに
相当する文字列が存在する場合に、当該文字列に対して
上記データテーブルが示すリンク情報を付与することに
より、ハイパーテキスト形式のファイルを生成する。
【0015】また、本発明に係るファイル生成方法は、
テーブル参照ステップと、ファイル生成ステップとを有
する。上記テーブル参照ステップにおいては、テキスト
形式のファイルと、キーワードと当該キーワードに関連
した情報へのリンクを示すリンク情報との対応関係を示
すデータテーブルとを参照する。上記ファイル生成ステ
ップにおいては、上記テキスト形式のファイル中に上記
データテーブルに含まれるキーワードに相当する文字列
が存在する場合に、当該文字列に対して上記データテー
ブルが示すリンク情報を付与することにより、ハイパー
テキスト形式のファイルを生成する。
【0016】以上のように構成された本発明に係るファ
イル生成装置及びファイル生成方法は、データテーブル
として予め設定された対応関係に基づいて、テキスト形
式のファイルに対して自動的にリンク情報を付与し、リ
ンクを設定してハイパーテキスト形式のファイルを生成
することができる。
【0017】また、本発明に係るファイル生成装置は、
通信ネットワークを介して、他の情報処理装置に対して
各種情報の送受信を行う通信手段を備え、この通信手段
によって上記テキスト形式のファイルを取得するとして
もよい。
【0018】これにより、本発明は、ハイパーテキスト
形式のファイルが集中して蓄積される、いわゆるサーバ
装置に対して適用することができ、他の情報処理装置か
ら取得した大量のテキスト形式のファイルに対して、効
率的に且つ効果的にリンク情報を付与することができ
る。
【0019】さらに、本発明に係るファイル生成装置に
おいて、上記通信手段は、他の情報処理装置からの閲覧
要求を受信した際に、当該情報処理装置に対して上記ハ
イパーテキスト形式のファイルを送信するとしてもよ
い。
【0020】これにより、ファイル生成装置は、本発明
を適用して効果的にリンク情報が付与されたハイパーテ
キスト形式のファイルを、他の情報処理装置に対して提
供することができる。
【0021】また、本発明に係るデータ管理方法は、上
述したような本発明に係るファイル生成装置又はファイ
ル生成方法を用いて金銭の請求を行うことを可能とする
方法であり、申請ステップと、登録ステップと、登録料
請求ステップと、リンク情報付与ステップとを有する。
上記申請ステップにおいては、所定のキーワードに対し
て、当該キーワードに関連した所定の情報へのリンクを
関連づけることを申請する。上記登録ステップにおいて
は、上記申請ステップで申請された所定のキーワード
と、当該キーワードに関連した所定の情報へのリンクを
示すリンク情報とを対応させて、データテーブルに登録
する。上記登録料請求ステップにおいては、上記申請ス
テップで申請した申請者に対して登録料を請求する。上
記リンク情報付与ステップにおいては、上記データテー
ブルと、テキスト形式のファイルとを参照して、当該テ
キスト形式のファイル中に当該データテーブルに含まれ
るキーワードに相当する文字列が存在する場合に、当該
文字列に対して当該データテーブルが示すリンク情報を
付与することにより、ハイパーテキスト形式のファイル
を生成する。
【0022】以上のように構成された本発明に係るデー
タ管理方法によれば、テキスト形式のファイル中に含ま
れる文字列に対してリンク情報を付与するに際して、文
字列(すなわちキーワード)毎に、所定の情報へのリン
クを設定する権利を販売することができる。言い換える
と、テキスト形式のファイル中に含まれる文字列を、い
わば広告媒体として利用することができる。
【0023】また、本発明に係るデータ管理方法におい
ては、上記申請ステップで申請された所定の情報に、関
連づけを行うに際して不適切な内容が含まれているか否
かを審査する審査ステップを有することが望ましい。こ
こで、不適切な内容とは、例えば、公序良俗に反するよ
うな内容、すなわち、違法性のある内容、暴力的な内
容、性的刺激が高い内容などを挙げることができる。な
お、どのような内容を不適切とするかは、ここでの例示
に限定されるものではなく、予め任意に設定しておけば
よい。
【0024】このように審査ステップを有することによ
り、テキスト形式のファイルの作成者の意に反して、不
適切な内容の情報へのリンクが設定されてしまうことを
防止することができ、生成するハイパーテキスト形式の
ファイルにおける内容の品位を損ねてしまうことを防止
することができる。
【0025】さらに、本発明に係るデータ管理方法にお
いては、上記ファイル生成ステップにおいて生成するハ
イパーテキスト形式のファイルの生成元となる上記テキ
スト形式のファイルを参照して、当該テキスト形式のフ
ァイル中に含まれる文字列毎に、その出現回数をカウン
トし、この出現回数に応じて、上記登録料を設定する登
録料設定ステップを有するとしてもよい。
【0026】これにより、例えば、出現回数が多い文字
列(すなわちキーワード)に対しては、所定の情報への
リンクが設定される回数が多いことを考慮して登録料を
高く設定し、出現回数が少ない文字列(すなわちキーワ
ード)に対しては、所定の情報へのリンクが設定される
回数が少ないことを考慮して登録料を低く設定すること
などが可能となり、登録料を公平且つ適切に設定するこ
とが容易となる。
【0027】また、本発明に係るデータ管理方法におい
ては、当該申請ステップにおいて同じキーワードに対し
て複数の申請がなされた場合に、申請の数に応じて上記
登録料を設定する登録料設定ステップを有するとしても
よい。
【0028】これにより、同じキーワードに対して複数
の申請がなされた場合には、例えば、ハイパーテキスト
形式のファイル中の文字列が選択されたときに参照され
る情報として、申請された複数の情報が順に参照された
りランダムに参照されるように設定するなどして、情報
が参照される頻度を低くする代わりに登録料を低く設定
することなどが可能となり、登録に際しての自由度を向
上することができる。
【0029】さらに、本発明に係るデータ管理方法にお
いては、当該リンク情報付与ステップにおいて生成した
ハイパーテキスト形式のファイル中の文字列が選択され
て、この文字列に付与されたリンク情報に基づいて所定
の情報が参照された回数をカウントする参照回数カウン
トステップを有することが望ましい。
【0030】このように所定の情報が参照された回数を
カウントすることにより、テキスト形式のファイル中に
含まれる文字列の広告効果を適切に把握することができ
る。
【0031】また、このように所定の情報が参照された
回数をカウントする場合に、上記参照回数カウントステ
ップにおいては、所定の情報が所定の回数だけ参照され
たときに、上記登録内容を抹消するとともに、上記参照
回数カウントステップにおいて上記抹消を行うまでに有
効となる所定の情報の参照回数に応じて、上記登録料を
設定する登録料設定ステップを有するとしてもよい。
【0032】これにより、例えば、有効となる参照回数
を予め設定した上で登録料を設定することができ、登録
料に見合うだけの広告効果を確実に得ることができる。
【0033】さらに、このように所定の情報が参照され
た回数をカウントする場合に、所定の情報の参照回数に
応じて、上記申請者に対して参照料を請求する参照料請
求ステップを有するとしてもよい。
【0034】これにより、例えば、登録に際して申請者
に請求する登録料を低く設定して、登録の容易性を向上
させるとともに、多くの参照が行われた場合には、その
参照回数に応じて参照料を請求することができ、有効な
広告効果に応分な広告料を参照料として申請者から回収
することができる。
【0035】また、本発明に係るデータ管理方法は、上
述したような本発明に係るファイル生成装置又はファイ
ル生成方法を用いて金銭の請求を行うことを可能とする
方法であり、承諾ステップと、リンク情報付与ステップ
と、参照回数カウントステップと、報酬支払ステップと
を有する。上記承諾ステップにおいては、テキスト形式
のファイルの作成者が、当該テキスト形式のファイル中
に含まれる文字列に対して、所定の情報へのリンクを関
連づけられることを承諾する。上記リンク情報付与ステ
ップにおいては、上記承諾ステップにおいて承諾された
テキスト形式のファイルと、キーワードと当該キーワー
ドに関連した情報へのリンクを示すリンク情報との対応
関係を示すデータテーブルとを参照して、上記テキスト
形式のファイル中に上記データテーブルに含まれるキー
ワードに相当する文字列が存在する場合に、当該文字列
に対して上記データテーブルが示すリンク情報を付与す
ることにより、ハイパーテキスト形式のファイルを生成
する。上記参照回数カウントステップにおいては、上記
リンク情報付与ステップにおいて生成したハイパーテキ
スト形式のファイル中の文字列が選択されて、この文字
列に付与されたリンク情報に基づいて所定の情報が参照
された回数をカウントする。上記報酬支払ステップにお
いては、上記参照回数カウントステップにおいてカウン
トされた所定の情報の参照回数に応じて、上記作成者に
対して報酬を支払う。
【0036】以上のように構成された本発明に係るデー
タ管理方法によれば、テキスト形式のファイル中に含ま
れる文字列を広告媒体として利用するに際して、テキス
ト形式のファイルの作成者に対して、広告スペースを提
供した対価としての報酬を支払うことができる。これに
より、テキスト形式のファイルの作成者に対して、所定
の情報へのリンクを関連づけることの承諾を促すことが
でき、広告スペースを確保することを容易とすることが
できる。
【0037】また、本発明に係る情報通信端末装置は、
通信ネットワークを介して所定の情報サービスプロバイ
ダと通信を行う情報通信端末装置であり、ファイル生成
手段と、通信手段とを備える。上記ファイル生成手段
は、所望の文書から所定の形式の文書ファイルを生成す
る。上記通信手段は、上記ファイル生成手段により作成
された文書ファイルを上記情報サービスプロバイダに送
信する。また、上記情報サービスプロバイダでは、上記
文書ファイルと、キーワードと当該キーワードに関連し
た情報へのリンクを示すリンク情報との対応関係を示す
データテーブルとを参照して、上記文書ファイル中に上
記データテーブルに含まれるキーワードに相当する文字
列が存在する場合に、上記文字列に対して上記データテ
ーブルが示すリンク情報を付与する。
【0038】以上のように構成された情報通信端末装置
によれば、生成した文書ファイルを情報サービスプロバ
イダに送信することにより、この文書ファイルに対して
リンク情報を付与することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、通
信回線により構成されたインターネット(The Interne
t)によって複数の情報処理装置が相互に接続されてな
る情報ネットワークにおけるサーバ装置に対して本発明
を適用した場合の一例について説明する。
【0040】ただし本発明は、以下で説明する例に限定
されるものではなく、テキスト形式のファイルに対し
て、リンク情報を付与してハイパーテキスト形式のファ
イルを生成する場合に広く適用することができ、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であ
ることは勿論である。
【0041】本発明を適用するサーバ装置1は、例え
ば、図1に示すような情報ネットワーク10における情
報処理装置のひとつとして配設される。情報ネットワー
ク10においては、サーバ装置1の他に、コンピュータ
装置11a,11b或いは携帯型情報端末12a,12
b等のような複数の情報処理装置がインターネット13
を介して相互に接続されており、各種情報を互いに送受
信可能とされている。
【0042】ここで、携帯型情報端末12a,12bと
しては、例えば、一般にPDA(Personal Data Assist
ant)機器と称されるような個人情報の管理を行う携帯
型の情報処理装置や、或いはインターネット13への接
続機能を有する携帯型電話機などを挙げることができ
る。また、インターネット13は、いわゆるTCP/I
Pプロトコルによって、サーバ装置1及び複数の情報処
理装置が相互に接続されており、例えばFTP(File T
ransfer Protocol)やHTTP(Hyper Text Transfer
Protocol)を用いることによって各種情報(ファイル)
を相互に送受信することが可能とされている。なお、サ
ーバ装置1及び各々の情報処理装置間は、有線接続され
ていてもよいし、無線接続されていてもよい。
【0043】情報ネットワーク10においては、ハイパ
ーテキスト形式のファイルとして、HTML(Hyper Te
xt Markup Language)を用いて「タグ」を記述するファ
イルが広く一般に用いられている。
【0044】なお、以下では、テキスト形式のファイル
を単に「テキストファイル」と称し、ハイパーテキスト
形式のひとつであるHTML形式のファイルを単に「H
TMLファイル」と称する。
【0045】HTMLファイルは、本文となるテキスト
データの中に「タグ」と称される記述子が記述されてお
り、この「タグ」によって、テキストに対して修飾を施
したり、画像データや音声データを関連づけたり、特定
の文字列に所定のリンク先を関連づけたりすることが可
能とされている。
【0046】そして例えば、所定の情報を提供しようと
する情報提供者は、コンピュータ装置11aによって作
成したテキストファイル又はHTMLファイルと、この
ファイルに関連づけされた画像データや音声データと
を、インターネット13を介してサーバ装置1に送信す
る。すると、これらのファイルは、サーバ装置1に蓄積
されるとともに、情報提供者が作成したテキストファイ
ル又はHTMLファイルに対して、このサーバ装置1に
より後述するデータテーブルに基づいてリンク情報が付
与され、リンクが設定された新たなHTMLファイルが
生成される。
【0047】このとき、リンク情報が付与された後のフ
ァイルは、元のファイルとは別に生成されてもよいし、
元のファイルに上書きする形で生成されてもよい。ま
た、情報提供者により作成されるファイルは、テキスト
データだけを含むテキストファイルであってもよいし、
テキストデータに対して画像データや音声データなどの
関連づけがなされたり、予めリンクが設定されたりする
HTMLファイルであってもよい。サーバ装置1は、情
報提供者が作成したテキストファイル又はHTMLファ
イルに対して、データテーブルに基づいて、さらにリン
クを設定して新たにHTMLファイルを生成する。一般
に、タグが記述されたHTMLファイルもテキストファ
イルの一種であるので、以下の説明においては、情報提
供者によって作成されてサーバ装置1が受信するファイ
ルは、「テキストファイル」であるとする。
【0048】そして、サーバ装置1は、コンピュータ装
置11b或いは携帯型情報端末12a,12bなどのよ
うな情報処理装置からの閲覧要求を受信すると、リンク
情報が付与されて生成されたHTMLファイルの内容
を、この情報処理装置に対して送信する。このとき、H
TMLファイル中のタグで関連づけられた画像データや
音声データも同時に送信される。
【0049】そして、このHTMLファイルを受信した
情報処理装置は、受信したHTMLファイルに記述され
た内容を表示部に表示するとともに、このHTMLファ
イルにおいてリンクが設定された箇所を閲覧者が選択し
た場合には、設定されたリンクに含まれるURL(Unif
orm Resource Locator)アドレスに対応するHTMLフ
ァイルを新たに取得する。
【0050】なお、URLアドレスは、目的とするHT
MLファイルの情報ネットワーク10における位置(ア
ドレス)を示すものであり、目的とする情報へのリンク
を示すリンク情報に相当する。なお、本発明におけるリ
ンク情報は、URLアドレスに限定されるものではな
く、目的とする情報へのリンクを示す情報であればよい
ことは勿論である。
【0051】情報ネットワーク10においては、以上の
ようにしてテキストファイル、HTMLファイル、及び
このHTMLファイルに関連づけられた画像データや音
声データが送受信されることにより、各種情報が提供さ
れる。
【0052】なお、本実施の形態においては、便宜上サ
ーバ装置1を配設するとし、このサーバ装置1にHTM
Lファイルが蓄積されるとするが、サーバ装置1、コン
ピュータ装置11a,11b、及び携帯型情報端末12
a,12bは情報ネットワーク10においては同格であ
り、例えば、コンピュータ装置11aや携帯型情報端末
12bなどの情報処理装置にHTMLファイルが蓄積さ
れるとしてもよいのは勿論である。この場合には、HT
MLファイルが蓄積される情報処理装置に本発明を適用
すればよい。
【0053】つぎに、サーバ装置1について、図2を参
照しながら説明する。サーバ装置1は、図2に示すよう
に、各種の情報に対して演算処理を行うとともに他の各
部の動作を制御するCPU(Central Processing Uni
t)20と、インターネット13を介して各種情報の送
受信を行う通信インタフェース21と、CPU20に対
する外部記憶装置としてのハードディスク装置22と、
CPU20により処理される情報を一時保持するメモリ
23とを備える。
【0054】CPU20は、半導体素子により構成され
ており、メモリ23に保持されたアプリケーションプロ
グラムに記述された動作手順に従って、サーバ装置1の
各部の動作を制御するとともに、各種情報に対する演算
処理などを行う。
【0055】通信インタフェース21は、インターネッ
ト13を介して他の情報処理装置に対する各種情報の送
受信を行う機能を有している。通信インタフェース21
は、例えば、公衆電話回線や専用線などを用いた有線接
続によってインターネット13と接続可能とされていて
もよいし、赤外線や電波を用いた無線接続によってイン
ターネット13と接続可能とされていてもよい。
【0056】サーバ装置1においては、情報提供者によ
って送信されたテキストファイルを、この通信インタフ
ェース21により受信し、ハードディスク装置22に蓄
積する。また、他の情報処理装置によってなされたHT
MLファイルの閲覧要求を、この通信インタフェース2
1によって受信する。そして、閲覧要求がなされた情報
処理装置に対して、HTMLファイルの内容を、この通
信インタフェース21を介して送信する。
【0057】このとき、サーバ装置1は、例えば、FT
P、HTTPなどといったプロトコルを用いることによ
り、他の情報処理装置に対する各種ファイルの送受信を
行ってもよいし、例えばSMTP(Simple Mail Transf
er Protocol)を用いることにより、いわゆる電子メー
ルに添付するという形態で各種ファイルの送受信を行う
としてもよい。
【0058】ハードディスク装置22は、CPU20に
対する外部記憶装置としての機能を有しており、通信イ
ンタフェース21によって受信したテキストファイル又
はHTMLファイルを蓄積する。
【0059】メモリ23は、各種半導体素子によって、
保持する内容を書き換え可能として構成されている。サ
ーバ装置1においては、このメモリ23に、装置全体の
動作手順が記述されたアプリケーションプログラムが保
持されている。また、メモリ23は、キーワードと当該
キーワードに関連した情報へのリンクを示すリンク情報
との対応関係を示すデータテーブルが保持されている。
【0060】メモリ23に保持されるデータテーブル
は、例えば、図3に示すようなデータ構造とされてい
る。すなわち、このデータテーブルには、特定のキーワ
ードと、このキーワードに関連した情報へのリンクを示
すURLアドレスとの対応関係が複数記述されている。
そして具体的には、例えば、図3中の「キーワードA」
が「フランス料理」であるとすると、この「キーワード
A」に対応する「URLアドレスA」は「http://www.f
rench.food.co.jp/index.html」とされている。また例
えば、図3中の「キーワードB」が「渋谷」であるとす
ると、この「キーワードB」に対応する「URLアドレ
スB」は「http://www.shibuya.town.gr.jp/info.htm
l」とされている。
【0061】なお、本実施の形態においては、ハードデ
ィスク装置22にHTMLファイルが蓄積され、メモリ
23にデータテーブルが保持されるとしたが、本発明は
このような場合への適用に限定されるものではなく、例
えば、HTMLファイルとデータテーブルとが同一のメ
モリ手段に蓄積/保持されるとしてもよい。また、メモ
リ手段としては、ハードディスク装置22や半導体素子
により構成されたメモリ23に限定されるものではな
く、データを蓄積/保持することが可能なあらゆる種類
のメモリ手段を用いることができるのは勿論である。
【0062】つぎに、以下では、以上のように構成され
たサーバ装置1の具体的な動作について、図4に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
【0063】サーバ装置1は、先ず、図4においてステ
ップS30に示すように、通信インタフェース21によ
って、情報提供者により作成されたテキストファイルを
受信する。
【0064】次に、ステップS31において、CPU2
0は、受信したテキストファイルをハードディスク装置
22に一時保持する。
【0065】次に、ステップS32において、CPU2
0は、メモリ23に保持されたアプリケーションプログ
ラムに示される動作手順に従って各種処理を行うことに
より、ハードディスク装置22に保持されたテキストフ
ァイルと、メモリ23に保持されたデータテーブルとを
参照する。そして、ハードディスク装置22に保持され
たテキストファイル中に、データテーブルに含まれるキ
ーワードに相当する文字列が存在する場合に、この文字
列に対してデータテーブルが示すURLアドレスを付与
することにより、ハイパーテキスト形式のHTMLファ
イルを生成する。
【0066】このとき具体的には、例えば、情報提供者
により作成されたテキストファイルの内容が図5に示す
ような内容であったとすると、CPU20によってUR
Lアドレスが付与されることにより、図6に示すような
HTMLファイルが生成される。すなわち、本実施の形
態においては、元のテキストファイル中の「渋谷」及び
「フランス料理」という文字列が図3に示すデータテー
ブルに含まれるキーワードに一致しており、これらの文
字列にそれぞれ、データテーブルが示すURLアドレス
「http://www.shibuya.town.gr.jp/info.html」及び「h
ttp://www.french.food.co.jp/index.html」がタグとし
て記述され、リンクが設定される。
【0067】なお、このとき、CPU20は、データテ
ーブルに基づいてリンクを設定するだけでなく、図6に
示すような「<HTML>」、「<BODY>」、「</BODY>」、及
び「</HTML>」などのようなタグ、すなわちこのファイ
ルがHTMLファイルであることを示すタグなどを、予
め設定された法則に従って付与するとしてもよい。ま
た、情報提供者によって作成されたファイルが、予めタ
グが記述されたHTMLファイルである場合には、CP
U20は、これら予め記述されたタグに変更を加えるこ
とことをせず、キーワードに相当する文字列にリンクを
設定することだけを行う。
【0068】次に、図4中に示すステップS33におい
て、CPU20は、先のステップS32で生成したHT
MLファイルをハードディスク装置22に蓄積する。
【0069】次に、ステップS34において、CPU2
0は、他の情報処理装置からの閲覧要求を通信インタフ
ェース21を介して受信したか否かを判定する。そし
て、この判定の結果、閲覧要求を受信していない場合に
は処理をステップS35に進め、閲覧要求を受信してい
る場合には処理をステップS36に進める。
【0070】ステップS35において、CPU20は、
先のステップS32におけるリンクの設定後、所定の時
間が経過しているか否かを判定する。そして、この判定
の結果、所定の時間が経過していない場合には、処理を
ステップS34に戻し、閲覧要求を受信するか所定の時
間が経過するのを待つ。また、所定の時間が経過してい
る場合には、処理をステップS32に戻し、再度データ
テーブルを参照してリンクの設定を行う。
【0071】本実施の形態においては、ステップS35
において、先のステップS32におけるリンクの設定
後、所定の時間が経過している場合に、処理をステップ
S32に戻して、再度リンクの設定を行っている。これ
により、データテーブルの対応関係を随時変更する場合
であっても、HTMLファイルに設定されるリンクを常
に最新のリンク先に更新することが可能となる。
【0072】一方、ステップS34において、閲覧要求
を受信していると判定された場合には、処理がステップ
S36に進められる。このステップS36において、C
PU20は、閲覧要求を行った情報処理装置に対して、
通信インタフェース21を介してHTMLファイルを送
信する。この後、処理をステップS35に進める。
【0073】サーバ装置1は、以上のようにしてCPU
20がメモリ23に保持されたアプリケーションプログ
ラムに示される動作手順に従って各種処理を行うことに
より、ハードディスク装置22に保持されたテキストフ
ァイルと、メモリ23に保持されたデータテーブルとを
参照し、このテキストファイル中にデータテーブルに含
まれるキーワードに相当する文字列が存在する場合に、
当該文字列に対してデータテーブルが示すリンク情報を
付与して、HTMLファイルを生成する。すなわち、サ
ーバ装置1においては、CPU20が、テキストファイ
ルからHTMLファイルを生成するリンク情報付与手段
としての機能を果たしている。
【0074】サーバ装置1は、データテーブルとして予
め設定された対応関係に基づいて、テキストファイルに
対して自動的にリンク情報を付与し、リンクを設定して
HTMLファイルを生成することができる。したがっ
て、情報提供者が、リンク先のURLアドレスなどを予
め知っておく必要がなく、またURLアドレスを構成す
る比較的長い文字列を記述する必要がないため、正確且
つ簡便にリンクを設定することができる。
【0075】また、サーバ装置1は、複数のテキストフ
ァイルに対して図4に示すフローチャートに従った処理
を施すことにより、単一のデータテーブルに基づいて、
それぞれのテキストファイルにリンクを設定し、HTM
Lファイルを生成することを容易に実現することができ
る。これにより、リンクを設定した後で、リンク先のU
RLアドレスが変更されたり、リンク先の存在が消滅し
たりして、いわゆる「リンク切れ」が発生した場合であ
っても、データテーブルの内容を変更するだけで、大量
のテキストファイル又はHTMLファイルにおけるリン
クの設定を非常に簡便に変更することができる。したが
って、特に、テキストファイルやHTMLファイルが大
量にある場合には、リンクを再設定する手間を大幅に削
減することができ、HTMLファイルを効率的を効率的
にメンテナンスすることができる。
【0076】さらに、サーバ装置1は、通信インタフェ
ース21によってインターネット13を介してテキスト
ファイルを取得する構成とされていることから、HTM
Lファイルが集中して蓄積管理することができ、他の各
情報処理手段により送信された大量のテキストファイル
に対して、効率的に且つ効果的にリンクを設定すること
ができる。また、サーバ装置1は、通信インタフェース
21を介して他の情報処理装置からの閲覧要求を受信し
た際に、当該情報処理装置に対してHTMLファイルを
送信するように構成されていることから、正確且つ確実
にリンク情報が付与されたHTMLファイルを、他の情
報処理装置に対して提供することができる。
【0077】なお、本実施の形態においては、サーバ装
置1が通信インタフェース21を備え、インターネット
13を介してテキストファイルやHTMLファイルの送
受信を行うとしているが、本発明はこのような例に限定
されるものではなく、例えば、通信インタフェース21
を備えずに構成してもよい。以下ではこの場合の具体的
な一例について、簡単に説明する。
【0078】本発明は、例えば、図1に示すコンピュー
タ装置11に対して適用して、このコンピュータ装置1
1により作成されたテキストファイルに対して、このコ
ンピュータ装置11の内部で各種処理を施すことによ
り、HTMLファイルを生成するとしてもよい。例え
ば、作成者が作成するテキストファイルが「学術論文」
や「日記」であり、リンクの設定に用いるデータテーブ
ルが「技術用語辞典」や「国語辞典」である場合を想定
すると、本発明を適用することにより、これら「学術論
文」や「日記」における文字列の各々が、それぞれ「技
術用語辞典」や「国語辞典」の特定の箇所にリンクする
ようにリンク情報が付与されたHTMLファイルを生成
することを容易に実現することができる。
【0079】また、本実施の形態においては、サーバ装
置1が参照するデータテーブルとして、図3に示すよう
なデータ構造を一例として挙げて説明したが、本発明
は、データテーブルの構造に限定されるものではないこ
とは勿論である。サーバ装置1が参照するデータテーブ
ルとしては、例えば、図7に示すように、2つのデータ
テーブルを対応させたデータ構造としてもよい。
【0080】この場合には、例えば、図7(a)に示す
ような第1のデータテーブルと図7(b)に示すような
第2のデータテーブルとにより構成されたデータ構造と
することができる。そして、第1のデータテーブルに
は、特定のキーワードと、このキーワードに関連した第
2のデータテーブルにおける項目との対応関係が記述さ
れており、第2のデータテーブルには、第1のデータテ
ーブルにおける項目と、各項目に関連づけられた複数の
URLアドレス(「URLアドレス1」,「URLアド
レス2」,「URLアドレス3」)との対応関係が記述
されている。
【0081】そして、例えば、テキストファイル中に第
1のデータテーブルに含まれるキーワードに相当する文
字列が存在するときには、先ず第1のデータテーブルを
参照して、このキーワードに対応する項目を取得し、次
に第2のデータテーブルを参照して第1のデータテーブ
ルにより取得された項目に対応する複数のURLアドレ
スのうちのひとつを選択する。そして、選択したURL
アドレスを、テキストファイル中の文字列に付与すれば
よい。なお、このように複数のURLアドレスのうちか
らひとつを選択するに際しては、例えば、図4に示すス
テップS35における判定結果によってリンクの再設定
が行われた回数に応じた選択や、テキストファイル中に
他の特定の文字列が存在するか否かに応じた選択を行う
ことなどをすればよい。
【0082】このように、複数のデータテーブルを相互
に関連づけして用いたり、複数のリンク先を選択して設
定することによって、リンクの設定をさらに柔軟且つ効
果的に行うことが可能となる。
【0083】なお、本実施の形態においては、図3及び
図7に示すように、URLアドレスをリンク情報として
用いるとしたが、本発明はこのような例に限定されるも
のではなく、リンク情報としては、キーワードに関連し
た情報へのリンクを示すものであればよいことは勿論で
ある。
【0084】具体的には、図6に示すように、例えば
「渋谷」という文字列に対して「<A HREF="http://www.
shibuya.town.gr.jp/info.html"> </A>」というタグを
付与してURLアドレスを直接付与することに限定され
るものではなく、例えば「<A HREF="http://database?I
D001?> </A>」というタグを付与してもよい。そして、
閲覧者によってこの「渋谷」という文字列が選択された
場合に、「database」という検索プログラムに「ID00
1」なる識別情報を引き渡すことにより、この「databas
e」という検索プログラムが「ID001」なる識別情報に対
応したリンク先にリンクするようなURLアドレスを閲
覧者の情報処理装置に送信するとしてもよい。このよう
な方法は、例えば、CGI(Common Gateway Interfac
e)やSSI(Server Side Include)といった技術を用
いることにより実現することができる。なお、この場合
には、「database?ID001?」という情報が、キーワード
に関連した情報へのリンクを示すリンク情報に相当す
る。
【0085】つぎに、以下では、以上のように構成され
たサーバ装置1を用いて、テキストファイル中に含まれ
る文字列に対して広告目的のリンク情報を付与するに際
して、文字列(すなわちキーワード)毎に、所定の情報
へのリンクを設定する権利を販売することによって、新
たなビジネスモデルを実現する場合の具体的な方法につ
いて説明する。
【0086】この場合には、先ず、図8に示すステップ
S40において、テキストファイルの作成者が、このテ
キストファイルをサーバ装置1に送信する。このとき作
成者は、例えば、図1に示すコンピュータ装置11a,
11bや携帯型情報端末12a,12bなどの情報処理
装置を用いてテキストファイルを作成し、このテキスト
ファイルをインターネット13を介してサーバ装置1に
送信する。
【0087】次に、図8に示すステップS41におい
て、サーバ装置1は、作成者から送信されたテキストフ
ァイルを、ハードディスク装置22に蓄積する。
【0088】ここで、サーバ装置1に蓄積されたテキス
トファイルには、後述するようにして広告目的のリンク
情報が付与されることとなるが、このようにしてテキス
トファイルにリンク情報を付与することに対して作成者
からの承諾を得る必要がある。このために、予めリンク
情報を付与することを作成者に対して通達しておき、ス
テップS40において作成者がテキストファイルをサー
バ装置1に送信したことをもって、作成者がテキストフ
ァイルへのリンク情報の付与を承諾したと見なすことが
できる。
【0089】或いは、ステップS40の後段において、
テキストファイルへのリンク情報の付与を承諾するか否
かを、サーバ装置1から作成者に対して、すなわち送信
元の情報処理装置に対して問い合わせるとしてもよい。
そして、以後の処理においては、承諾を得たテキストフ
ァイルに対してのみ広告目的のリンク情報を付与する。
このようにサーバ装置1が作成者の承諾を問い合わせる
ことによって、テキストファイル毎に、広告目的のリン
ク情報を付与するか否かを選択することができる。ま
た、このような承諾は、テキストファイル毎に問い合わ
せるとせず、各テキストファイル中に含まれる文字列
(キーワード)毎に問い合わせるとしてもよい。
【0090】次に、ステップS42において、サーバ装
置1は、テキストファイル中に含まれる所定の文字列に
対して所定の情報へのリンクを設定することを申請者か
ら申請される。この「所定の情報」とは、文字列が選択
されたときに表示されるHTMLファイルであり、多く
の場合、申請者が作成したHTMLファイルである。す
なわち、以後の処理においては、テキストファイル中の
所定の文字列が、申請者が作成したHTMLファイルに
対してリンクされることとなり、いわば広告媒体として
の機能を有することとなる。したがって、以下の説明に
おいては、ステップS42における申請者を、「広告
主」と称することとする。
【0091】また、このステップS42において、サー
バ装置1に対する申請が行われるに際しては、例えば、
図1に示すコンピュータ装置11a,11bや携帯型情
報端末12a,12bなどの情報処理装置を用いて、申
請者がインターネット13を介してサーバ装置1に対し
てアクセスすることによって、申請が行われるとするこ
とができる。また、情報処理装置やインターネット13
を用いるとせずに、例えば、申請者が所定の申請事項を
申請用紙に記入し、この申請用紙をサーバ装置1の管理
者に対して提出するとしてもよい。
【0092】次に、ステップS43において、サーバ装
置1に対して行われた申請の内容を審査する。このとき
の審査としては、以後の処理で文字列(キーワード)に
対して関連づけを行う所定の情報(リンク先のHTML
ファイル)の内容に、不適切な内容が含まれているか否
かを審査する。そして、不適切な内容が含まれている場
合には、ステップS42で行われた申請を無効とする。
不適切な内容とは、例えば、公序良俗に反するような内
容、すなわち、違法性のある内容、暴力的な内容、性的
刺激が高い内容などを挙げることができる。このよう
に、申請された内容を審査することにより、テキストフ
ァイルの作成者の意に反して、不適切な内容の情報への
リンクが設定されてしまうことを防止することができ、
以後の処理で生成するHTMLファイルにおける内容の
品位を損ねてしまうことを防止することができる。
【0093】次に、ステップS44において、サーバ装
置1は、ステップS42で申請された内容を登録する。
具体的には、図3に示すようなデータ構造でデータテー
ブルを作成し、キーワードと、所定の情報が含まれるH
TMLファイルのURLアドレスとの関連づけを行う。
【0094】次に、ステップS45において、サーバ装
置1は、広告主に対して予め設定された所定の登録料を
請求する。このように請求するに際しては、例えば、ス
テップS42における申請時に、例えば、クレジットカ
ード番号や銀行口座番号などのような広告主に対する請
求先を取得しておき、この請求先に対して、所定の登録
料を請求すればよい。なお、このステップS45におけ
る処理は、全てサーバ装置1が行うとせず、サーバ装置
1が請求先と請求金額とのリストを出力して、このサー
バ装置1の管理者が請求してもよい。
【0095】次に、ステップS46において、サーバ装
置1は、ハードディスク装置22に蓄積された複数のテ
キストファイル中の文字列に対して、ステップS45で
作成したデータテーブルに基づいてリンク情報を付与
し、テキストファイル毎にそれぞれHTMLファイルを
生成する。
【0096】次に、ステップS47において、サーバ装
置1は、生成された複数のHTMLファイルをハードデ
ィスク装置22に蓄積する。
【0097】以上のようにしてサーバ装置1に蓄積され
たHTMLファイルは、閲覧者からの閲覧要求に応じて
閲覧されることとなる。そして、HTMLファイルの閲
覧者が、リンク情報が付与された文字列(キーワード)
を選択した際に、このリンク情報が示す所定の情報(広
告主が用意したリンク先のHTMLファイル)にリンク
される。すなわち、元のHTMLファイル中の所定の文
字列(キーワード)が広告媒体として機能することとな
る。
【0098】ここで、上述したようして広告主に対して
登録料を請求することによって、文字列(キーワード)
毎に、所定の情報へのリンクを設定する権利を販売する
ことができることから、HTMLファイル中に含まれる
文字列を広告媒体として販売する新たなビジネスモデル
を実現することが可能となる。
【0099】つぎに、以上のようにして生成されたHT
MLファイルが実際に閲覧される場合の具体的な処理の
流れについて説明する。
【0100】先ず、図9に示すステップS50におい
て、サーバ装置1は、図1に示すコンピュータ装置11
a,11bや携帯型情報端末12a,12bなどの情報
処理装置から、インターネット13を介して閲覧要求を
受信する。
【0101】次に、図9に示すステップS51におい
て、サーバ装置1は、閲覧要求がなされた情報処理装置
に対して、この閲覧要求に応じたHTMLファイルをハ
ードディスク装置22から抽出するとともに、インター
ネット13を介して送信する。これにより、閲覧要求を
行った情報処理装置に対してHTMLファイルが送信さ
れ、この情報処理装置の表示部に、HTMLファイルが
示す内容が表示される。
【0102】次に、ステップS52において、HTML
ファイルを受信した情報処理装置を操作する閲覧者は、
リンク情報が付与された文字列(キーワード)を選択し
た場合に、このリンク情報が示す所定の情報、すなわち
リンク先のHTMLファイルをインターネット13を介
して受信する。これにより、元のHTMLファイル中の
文字列(キーワード)が広告媒体として機能し、この文
字列(キーワード)に設定されたリンクが参照されるこ
ととなる。
【0103】サーバ装置1は、閲覧者からの閲覧要求に
応じて、ステップS50乃至ステップS52の処理を行
い、ハードディスク装置22に蓄積されたHTMLファ
イルを閲覧者に対して閲覧させる動作を繰り返し、いわ
ゆるウェブサーバ(Web Server)として動作する。
【0104】ここで、サーバ装置1は、ステップS52
で所定の文字列(キーワード)が選択されて所定の情報
(広告主が用意したリンク先のHTMLファイル)が参
照された場合に、ステップS53において、例えば図1
0に示すようなデータテーブルを作成し、参照回数をカ
ウントする。
【0105】このとき生成するデータテーブルは、図1
0に示すように、閲覧者を特定するための「閲覧者特定
データ」と、閲覧者によって閲覧された元のHTMLフ
ァイルを特定するための「リンク参照元HTMLファイ
ル」と、閲覧者が選択した文字列(キーワード)を特定
するための「リンク参照元キーワード」と、閲覧者が所
定の文字列(キーワード)を選択して所定の情報(広告
主が用意したリンク先のHTMLファイル)が参照され
た日時を特定するための「参照日時」との項目を有する
データ構造によって構成されている。
【0106】そして、ステップS53においては、リン
ク情報が設定された文字列が閲覧者によって選択された
ときに、図10に示すデータテーブルの各項目に対して
それぞれ所定のデータを記述する。
【0107】このようなデータテーブルを作成するに際
して、サーバ装置1は、HTMLファイル中の所定の文
字列が選択されたことを知る必要がある。このとき、図
3に示すデータテーブルにおけるリンク情報としてUR
Lアドレスを記述しておくと、図8中のステップS46
で生成するHTMLファイルは、URLアドレスが直接
タグとして記述されることとなってしまう。このため、
図9に示すステップS52において、サーバ装置1は、
文字列(キーワード)が閲覧者によって選択されたこと
を知ることができない。
【0108】このため、サーバ装置1は、図3に示すデ
ータテーブルにおけるリンク情報として、リンク先のU
RLアドレスをリンク情報とせずに、例えば「ID001」
といった所定の識別情報をリンク情報として設定するこ
とが望ましい。そして、ステップS46で生成するHT
MLファイルには、所定の文字列(キーワード)に対し
て識別情報を含む形で、例えば「database?ID001?」と
いう情報を含むタグを記述するとともに、この文字列
(キーワード)が閲覧者によって選択された場合には、
サーバ装置1に用意された「database」なる検索プログ
ラムに識別情報を引き渡すことによって、識別情報に対
応したリンク先にリンクするようなURLアドレスを閲
覧者の情報処理装置に送信する。このような方法は、例
えば、CGI(Common Gateway Interface)やSSI
(Server Side Include)といった技術を用いることに
より実現することができる。
【0109】このように、HTMLファイル中の文字列
(キーワード)が閲覧者によって選択された時点で、初
めてサーバ装置1がリンク先のURLアドレスを閲覧者
の情報処理装置に送信することによって、サーバ装置1
は、どのHTMLファイルのどの文字列(キーワード)
が選択されたかを識別情報に基づいて知ることができ
る。また、サーバ装置1は、このとき同時に、例えば閲
覧者のIPアドレス等のような、閲覧者を特定する情報
を取得しておく。これにより、サーバ装置1は、図9中
のステップS53において、図11に示すようなデータ
テーブルを作成することができる。
【0110】ここで、サーバ装置1は、図11に示すデ
ータテーブルに「閲覧者特定データ」を備えていること
によって、テキストファイルの作成者が自己のテキスト
ファイルに基づいて生成されたHTMLファイルに設定
されたリンクを連続して選択することなどを防止するこ
とができる。すなわち、テキストファイルの作成者が報
酬を目的として参照回数を増加させることを防止するこ
とができる。
【0111】また、サーバ装置1は、ステップS53に
おいて参照回数をカウントしていることによって、テキ
ストファイル中に含まれる文字列(キーワード)の広告
効果を、文字列(キーワード)毎に適切に把握すること
ができる。
【0112】次に、ステップS54において、サーバ装
置1は、ステップS53でカウントされた参照回数に応
じて、図10に示すデータテーブルに基づき、各テキス
トファイルの作成者に対して報酬を支払う。この報酬
は、テキストファイル中の文字列に対して、所定の情報
(広告主が用意したリンク先のHTMLファイル)を関
連づけることにより、広告スペースを提供した対価とな
る。また、参照回数に応じて作成者に対する報酬が設定
されることから、この報酬は、広告効果に即応したもの
となる。
【0113】このように報酬を支払うに際しては、例え
ば、図8中のステップS40において、クレジットカー
ド番号や銀行口座番号などのようなテキストファイルの
作成者に対する支払先を取得しておき、この支払先に対
して、所定の報酬を支払うとすればよい。なお、このス
テップS54における処理は、全てサーバ装置1が行う
とせず、サーバ装置1が支払先と報酬金額とのリストを
出力して、このサーバ装置1の管理者が支払うとしても
よい。
【0114】また、作成者に支払う報酬は、金額の上限
を予め設定しておくことが望ましい。これにより、作成
者がテキストファイル中にキーワードとなる文字列を無
意味に羅列することなどによる、報酬を目的としたテキ
ストファイルがサーバ装置1内に蓄積されてしまうこと
を防止することができる。また、作成者に支払う報酬と
しては、金銭を直接支払うことに限定されるものではな
く、例えば、サーバ装置1にHTMLファイルを蓄積し
ておく利用料を予め設定しておき、この利用料から報酬
分を差し引いて請求するとしてもよい。これにより、報
酬金額を、サーバ装置1の利用料を上限とすることがで
き、上述のように報酬を目的としたテキストファイルが
蓄積されてしまうことを防止することができる。
【0115】以上のようにして、HTMLファイル中の
文字列(キーワード)が閲覧者によって選択され、広告
主が用意したリンク先のHTMLファイルが参照された
回数に応じて、このHTMLファイルの生成元であるテ
キストファイルの作成者に対して報酬を支払うことによ
り、所定の情報へのリンクを関連づけることの承諾を促
すことができる。これにより、広告スペースを確保する
ことを容易とすることができる。したがって、HTML
ファイルのページデザインを損なうことなく効果的に挿
入することが可能な広告目的のリンクを利用して、新た
なビジネスモデルを実現することができる。
【0116】ところで、上述の説明においては、図8中
のステップS45において、広告主に対して予め設定さ
れた所定の登録料を請求するとしている。このとき、登
録料は、予め任意に設定するとしてもよいが、サーバ装
置1内に蓄積されている全テキストファイル中に含まれ
る文字列(キーワード)の出現回数に応じて登録料を設
定するとしてもよい。
【0117】例えば、図8中のステップS45の前段に
おいて、サーバ装置1は、ハードディスク22に蓄積さ
れている全テキストファイルを参照することによって、
全テキストファイル中に含まれる文字列(キーワード)
毎に、その出現回数をカウントし、例えば図11に示す
ようなデータテーブルを作成する。図11に示すデータ
テーブルは、サーバ装置1内に蓄積されたテキストファ
イル中に出現する文字列(キーワード)を示す「キーワ
ード」と、このキーワードの出現回数を示す「出現回
数」と、キーワード毎に行われた申請の登録数を示す
「登録数」とを項目として備えるデータ構造とされてな
る。そして、図11に示すデータテーブルに基づいて、
文字列(キーワード)毎の出現回数に応じて、登録料を
設定すればよい。
【0118】このように、テキストファイル中に含まれ
る文字列(キーワード)毎の出現回数に応じて登録料を
設定することにより、例えば、出現回数が多い文字列
(キーワード)に対しては、所定の情報へのリンクが設
定される回数が多いことを考慮して登録料を高く設定
し、出現回数が少ない文字列(キーワード)に対して
は、所定の情報へのリンクが設定される回数が少ないこ
とを考慮して登録料を低く設定することなどが可能とな
り、登録料を公平且つ適切に設定することが容易とな
る。
【0119】また、上述の説明においては、図8中のス
テップS44において、広告主から申請された内容を登
録している。このとき、サーバ装置1は、データテーブ
ルに対して、1つのキーワードに対して1つのリンク先
を設定するとしてもよいし、1つのキーワードに対して
複数のリンク先を設定するとしてもよい。
【0120】複数のリンク先を設定する場合、すなわち
1つのキーワードに対する複数の広告主からの申請を登
録する場合には、例えば図11に示すデータテーブルに
おける「登録数」の項目に対して、その登録の数をキー
ワード毎に設定する。そして、図3に示すデータテーブ
ルの代わりに、図4に示すデータテーブルを用いて、テ
キストファイルに対するリンク情報の付与を行う。これ
により、1つのキーワードに対して、複数のリンク先を
設定することができる。
【0121】このようにして複数のリンク先を設定する
場合には、HTMLファイルのキーワードから特定のリ
ンク先が参照される確率が減少し、リンク先の参照頻度
が減少してしまうため、図8中に示すステップS43の
後段に、申請されたキーワードに対して登録が行われて
いる数に応じて、登録料を設定することが望ましい。そ
して、例えば、1つのキーワードに対する登録数が多い
場合に、このキーワードに対する登録料を低く設定す
る。また、図9中のステップS52においては、複数設
定されたリンク先を順に参照させるとしてもよいし、ラ
ンダムに参照させるとしてもよい。また、例えば、高い
登録料を支払った広告主から申請されたリンク先を高い
確率で参照させるとしてもよい。
【0122】このように、1つのキーワードに対して複
数のリンク先の登録を許すことにより、登録に際しての
自由度を向上させることができる。
【0123】また、上述の説明においては、広告主から
の申請を審査した直後に、図8中に示すステップS44
において申請内容をデータテーブルに登録している。こ
のとき例えば、広告主からの要望に応じて、申請直後に
登録を行うとせずに、所定の有効期間を設けて登録を行
う時期を任意に設定できるようにしてもよい。これによ
り、広告主は、所定の有効期間の間、所望とするキーワ
ードを排他的に確保しておくことができる。
【0124】さらに、上述の説明においては、キーワー
ドが選択されてリンク先が参照された回数に応じて作成
者にする報酬を支払うとしているが、これに伴って、広
告主に対する金銭(以下、参照料と称する。)の請求を
行うとしてもよい。すなわちこの場合には、広告主に対
して申請内容の登録時に発生する登録料を請求するだけ
でなく、リンク先が閲覧者に参照された回数に応じて、
さらに参照料の請求を行う。
【0125】これにより、例えば、登録に際して広告主
に請求する登録料を低く設定して、登録の容易性を向上
させるとともに、多くの参照が行われた場合には、その
参照回数に応じて参照料を請求することができ、有効な
広告効果に応分な広告料を参照料として広告主から回収
することができる。ただし、この場合には、参照回数に
応じて広告主に対する参照料の請求が行われるため、予
期していた以上の請求が広告主に対して行われてしまう
虞がある。したがって、この場合であっても、参照料の
上限を予め設定しておくことが望ましい。
【0126】また、このように登録料とは別に参照料を
広告主に対して請求するとせずに、登録時に請求する登
録料に応じて、有効な参照回数を予め設定してもよい。
具体的には、図8中のステップS45で登録料を請求す
る前段で、有効な参照回数に応じた登録料を予め設定し
ておく。そして、図9中のステップS53において、参
照回数が所定の値となった場合に、この広告主による登
録内容を、図10に示すデータテーブルから抹消する。
これにより、例えば、有効となる参照回数を予め設定し
た上で登録料を設定することができ、広告主に対して予
期しない高額の請求がなされてしまうことを防止するこ
とができるとともに、登録料に見合うだけの広告効果を
確実に得ることができる。
【0127】さらに、上述の説明においては、広告主か
ら登録の申請が行われた後に登録料を請求するとしてい
るが、このようなキーワードに対するリンクの設定は、
いわゆるオークション形式によって決定してもよい。具
体的には、サーバ装置1によって、複数の広告主に対し
てキーワードを提示し、最も高額の登録料を設定した広
告主に対するリンクの設定を排他的に行う。これによ
り、広告主から広告効果が高いと思われるキーワードの
登録料は高額となり、広告効果が低いキーワードの登録
料は低額となる。したがって、登録料を公平且つ適切に
設定することが容易となる。
【0128】
【発明の効果】本発明に係るファイル生成装置及びファ
イル生成方法は、データテーブルとして予め設定された
対応関係に基づいて、テキスト形式のファイルに対して
自動的にリンク情報を付与し、リンクを設定してハイパ
ーテキスト形式のファイルを生成することができる。
【0129】したがって、本発明によれば、リンク先の
アドレスが変更されたり消滅した場合であっても、デー
タテーブルを更新するだけでリンクの設定を更新するこ
とが可能となり、大量のファイルに対しても非常に簡便
且つ確実にリンクを設定することが可能となる。また、
本発明により設定するリンクは、データテーブルに示さ
れた対応関係に依存していることから、ファイルの作成
者がその存在を知らないリンク先に対しても、リンクを
設定することが可能となる。
【0130】また、本発明においては、特定のキーワー
ドに相当するファイル中の文字列に対して、所望とする
リンク先を予め決めておくことができることから、例え
ば、特定の文字列に対して所定の広告情報へのリンクを
自動的に設定することが可能となる。したがって、従来
から利用されていたバナー広告などとは異なり、本文中
の文字列に広告目的のリンクを設定することができるこ
とから、テキストファイルの作成者が意図したページデ
ザインを損なうことなく、効果的な広告を実現すること
が可能となる。
【0131】また、本発明に係るデータ管理方法によれ
ば、テキスト形式のファイル中に含まれる文字列に対し
てリンク情報を付与するに際して、文字列(すなわちキ
ーワード)毎に、所定の情報へのリンクを設定する権利
を販売することができる。言い換えると、テキスト形式
のファイル中に含まれる文字列を、いわば広告媒体とし
て利用することができる。したがって、ページデザイン
を損なうことなく効果的に挿入することが可能な広告目
的のリンクを利用して、新たなビジネスモデルを実現す
ることが可能となる。
【0132】さらに、本発明に係るデータ管理方法によ
れば、テキスト形式のファイル中に含まれる文字列を広
告媒体として利用するに際して、テキスト形式のファイ
ルの作成者に対して、広告スペースを提供した対価とし
ての報酬を支払うことができる。これにより、テキスト
形式のファイルの作成者に対して、所定の情報へのリン
クを関連づけることの承諾を促すことができ、広告スペ
ースを確保することを容易とすることができる。したが
って、ページデザインを損なうことなく効果的に挿入す
ることが可能な広告目的のリンクを利用して、新たなビ
ジネスモデルを実現することができる。
【0133】さらにまた、本発明に係る情報通信端末装
置によれば、生成した文書ファイルを情報サービスプロ
バイダに送信することにより、この文書ファイルに対し
てリンク情報を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファイル生成装置の一構成例とし
て示すサーバ装置と、他の情報処理装置との接続関係を
示す概略図である。
【図2】同サーバ装置を示す概略構成図である。
【図3】同サーバ装置が参照するデータテーブルの一例
を示す図である。
【図4】同サーバ装置においてリンク情報を付与する動
作の一例を示すフローチャートである。
【図5】同サーバ装置が参照するテキストファイルの一
例を示す概略図である。
【図6】同サーバ装置により生成するHTMLファイル
の一例を示す概略図である。
【図7】同サーバ装置が参照するデータテーブルの別の
一例を示す図であり、図7(a)は第1のデータテーブ
ルを示す図であり、図7(b)は第2のデータテーブル
を示す図である。
【図8】同サーバ装置においてリンク情報を登録する動
作の一例を示すフローチャートである。
【図9】同サーバ装置において生成したHTMLファイ
ルを閲覧者に閲覧させる動作の一例を示すフローチャー
トである。
【図10】同サーバ装置においてリンク情報が参照され
た回数をカウントするために生成するデータテーブルの
一例を示す概略図である。
【図11】同サーバ装置に蓄積されたテキストファイル
中に出現する文字列(キーワード)の出現回数をカウン
トするために生成するデータテーブルの一例を示す概略
図である。
【符号の説明】
1 サーバ装置、10 情報ネットワーク、11a,1
1b コンピュータ装置、12a,12b 携帯型情報
端末、13 インターネット、20 CPU、21 通
信インタフェース、22 ハードディスク装置、23
メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 540 G06F 13/00 540P 17/21 570 17/21 570D 17/60 326 17/60 326 332 332 504 504

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキスト形式のファイルと、キーワード
    と当該キーワードに関連した情報へのリンクを示すリン
    ク情報との対応関係を示すデータテーブルとを参照する
    テーブル参照手段と、 上記テキスト形式のファイル中に上記データテーブルに
    含まれるキーワードに相当する文字列が存在する場合
    に、当該文字列に対して上記データテーブルが示すリン
    ク情報を付与することにより、ハイパーテキスト形式の
    ファイルを生成するリンク情報付与手段とを備えること
    を特徴とするファイル生成装置。
  2. 【請求項2】 さらに、通信ネットワークを介して、他
    の情報処理装置に対して各種情報の送受信を行う通信手
    段を備え、 上記通信手段によって上記テキスト形式のファイルを取
    得することを特徴とする請求項1記載のファイル生成装
    置。
  3. 【請求項3】 上記通信手段は、他の情報処理装置から
    の閲覧要求を受信した際に、当該情報処理装置に対して
    上記ハイパーテキスト形式のファイルを送信することを
    特徴とする請求項2記載のファイル生成装置。
  4. 【請求項4】 テキスト形式のファイルと、キーワード
    と当該キーワードに関連した情報へのリンクを示すリン
    ク情報との対応関係を示すデータテーブルとを参照する
    テーブル参照ステップと、 上記テキスト形式のファイル中に上記データテーブルに
    含まれるキーワードに相当する文字列が存在する場合
    に、当該文字列に対して上記データテーブルが示すリン
    ク情報を付与することにより、ハイパーテキスト形式の
    ファイルを生成するファイル生成ステップとを有するこ
    とを特徴とするファイル生成方法。
  5. 【請求項5】 所定のキーワードに対して、当該キーワ
    ードに関連した所定の情報へのリンクを関連づけること
    を申請する申請ステップと、 上記申請ステップで申請された所定のキーワードと、当
    該キーワードに関連した所定の情報へのリンクを示すリ
    ンク情報とを対応させて、データテーブルに登録する登
    録ステップと、 上記申請ステップで申請した申請者に対して登録料を請
    求する登録料請求ステップと、 上記データテーブルと、テキスト形式のファイルとを参
    照して、当該テキスト形式のファイル中に当該データテ
    ーブルに含まれるキーワードに相当する文字列が存在す
    る場合に、当該文字列に対して当該データテーブルが示
    すリンク情報を付与することにより、ハイパーテキスト
    形式のファイルを生成するリンク情報付与ステップとを
    有することを特徴とするデータ管理方法。
  6. 【請求項6】 さらに、上記申請ステップで申請された
    所定の情報に、関連づけを行うに際して不適切な内容が
    含まれているか否かを審査する審査ステップを有するこ
    とを特徴とする請求項5記載のデータ管理方法。
  7. 【請求項7】 さらに、上記ファイル生成ステップにお
    いて生成するハイパーテキスト形式のファイルの生成元
    となる上記テキスト形式のファイルを参照して、当該テ
    キスト形式のファイル中に含まれる文字列毎に、その出
    現回数をカウントし、この出現回数に応じて、上記登録
    料を設定する登録料設定ステップを有することを特徴と
    する請求項5記載のデータ管理方法。
  8. 【請求項8】 さらに、上記申請ステップにおいて同じ
    キーワードに対して複数の申請がなされた場合に、申請
    の数に応じて上記登録料を設定する登録料設定ステップ
    を有することを特徴とする請求項5記載のデータ管理方
    法。
  9. 【請求項9】 さらに、上記リンク情報付与ステップに
    おいて生成したハイパーテキスト形式のファイル中の文
    字列が選択されて、この文字列に付与されたリンク情報
    に基づいて所定の情報が参照された回数をカウントする
    参照回数カウントステップを有することを特徴とする請
    求項5記載のデータ管理方法。
  10. 【請求項10】 上記参照回数カウントステップにおい
    ては、所定の情報が所定の回数だけ参照されたときに、
    上記登録内容を抹消するとともに、 さらに、上記参照回数カウントステップにおいて上記抹
    消を行うまでに有効となる所定の情報の参照回数に応じ
    て、上記登録料を設定する登録料設定ステップを有する
    ことを特徴とする請求項9記載のデータ管理方法。
  11. 【請求項11】 さらに、所定の情報の参照回数に応じ
    て、上記申請者に対して参照料を請求する参照料請求ス
    テップを有することを特徴とする請求項9記載のデータ
    管理方法。
  12. 【請求項12】 テキスト形式のファイルの作成者が、
    当該テキスト形式のファイル中に含まれる文字列に対し
    て、所定の情報へのリンクを関連づけられることを承諾
    する承諾ステップと、 上記承諾ステップにおいて承諾されたテキスト形式のフ
    ァイルと、キーワードと当該キーワードに関連した情報
    へのリンクを示すリンク情報との対応関係を示すデータ
    テーブルとを参照して、上記テキスト形式のファイル中
    に上記データデーブルに含まれるキーワードに相当する
    文字列が存在する場合に、当該文字列に対して上記デー
    タテーブルが示すリンク情報を付与することにより、ハ
    イパーテキスト形式のファイルを生成するリンク情報付
    与ステップと、 上記リンク情報付与ステップにおいて生成したハイパー
    テキスト形式のファイル中の文字列が選択されて、この
    文字列に付与されたリンク情報に基づいて所定の情報が
    参照された回数をカウントする参照回数カウントステッ
    プと、 上記参照回数カウントステップにおいてカウントされた
    所定の情報の参照回数に応じて、上記作成者に対して報
    酬を支払う報酬支払ステップとを有することを特徴とす
    るデータ管理方法。
  13. 【請求項13】 通信ネットワークを介して所定の情報
    サービスプロバイダと通信を行う情報通信端末装置であ
    って、 所望の文書から所定の形式の文書ファイルを作成するフ
    ァイル作成手段と、 上記ファイル作成手段により作成された文書ファイルを
    上記情報サービスプロバイダに送信する通信手段とを備
    え、 上記情報サービスプロバイダでは、上記文書ファイル
    と、キーワードと当該キーワードに関連した情報へのリ
    ンクを示すリンク情報との対応関係を示すデータテーブ
    ルとを参照して、上記文書ファイル中に上記データテー
    ブルに含まれるキーワードに相当する文字列が存在する
    場合に、上記文字列に対して上記データテーブルが示す
    リンク情報を付与することを特徴とする情報通信端末装
    置。
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