JP2006114032A - データ管理サービスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】アプリケーション等のコンテンツの著作権を保護することができるとともに、携帯電話端末の変更により従来使用していた情報データが使用できなくなるという不具合を解消する、携帯電話端末用のデータ管理サービスシステムを提供する。
【解決手段】携帯電話端末21とデータ管理サービス機関の管理サーバ装置1とを通信回線を介して接続可能とするとともに、該管理サーバ装置1に携帯電話端末21に対応する利用者領域11を設け、該利用者領域11に、携帯電話端末21からのデータ情報をアップロード及びダウンロードできる。また、前記利用者領域11に著作権保護領域71cを設け、該著作権保護領域71cからのデータ情報のダウンロードは、前記利用者領域11に対応する携帯電話端末21のみに行なえるようにし、前記著作権保護領域71cにアップロードされたデータ情報は、著作権保護領域71c外の利用者領域への移動を制限可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話端末専用のデータ管理サービスシステムに関する。より詳しくは、アプリケーション等のコンテンツの著作物を保護するデータ管理サービスシステムに関する。
従来、携帯電話端末でゲームなどのアプリケーション等を実行するため、アプリケーション等コンテンツを購入し、データ提供サービス機関のデータサーバ装置から携帯電話端末のメモリにダウンロードし、携帯電話端末で使用していた。該携帯電話端末のメモリは、独立して存在しているため、携帯電話端末を紛失したり、故障が生じた場合、メモリに登録されている内容を再生することができず、前の機種で購入して使用していたコンテンツを新しい携帯電話端末で使用したい場合は、再度購入しなければならず、また、一度失うと個人のアドレス等のデータ情報は再現することができず、コミュニケーションや取引の手段を失う可能性があった。
また、携帯電話端末の機種を変更する場合において、店頭などでは、メモリ転送装置および情報処理装置等により、メモリ転送装置を介して携帯電話端末を情報処理装置に接続し、携帯電話端末のメモリに記憶された電話番号等の個人情報データを電子的に吸い上げる(読み込む)処理や、逆にメモリにデータを書き込む処理を行ない、前の携帯電話端末の個人情報データを新しい携帯電話に書き込んでいたが、このとき、著作権保護の観点から、アプリケーション等のデータを新しい携帯電話端末に書き込む処理はされていなかった。
一方、インターネット上のデータ管理サービス機関のサーバ装置を利用して、メモリ内のデータ情報をサーバ装置にアップロードしておき、必要な時に、アップロードしたデータ情報をダウンロードして使用できるサービス(ストレージサービス)が公知となっている。(例えば、特許文献1参照)
このサービスを使用することで、携帯電話端末を紛失した時や、携帯電話端末を変更した際に、サーバ装置にアップロードしておいたデータ情報を、新しい携帯電話端末にダウンロードし、携帯電話端末の紛失時や変更時に対応していた。
特開2001−356947号公報
しかし、従来のデータ管理サービスは、認証手段としてアカウント及びパスワードを使用しており、このアカウントおよびパスワードを各自が入力して認証を行なっていたので、アカウントとパスワードを知っている者は、その各自の領域を使用することができた。
従って、著作権を保護しなければならない、アプリケーション等コンテンツの不法なコピーが自由に行なえ、著作権の保護が困難な状況にあるという不具合があった。
そこで、本発明では、アプリケーション等のコンテンツの著作権を保護することができるとともに、携帯電話端末の変更により従来使用していた情報データが使用できなくなるという不具合を解消する、携帯電話端末用のデータ管理サービスシステムを提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、携帯電話端末とデータ管理サービス機関の管理サーバ装置とを通信回線を介して接続可能とし、前記携帯電話端末に、該携帯電話端末に固有の識別子情報を前記管理サーバ装置へ送信する自動送信機能を設け、前記管理サーバ装置に、アップロード、ダウンロード及び領域内移動を含む情報の移動が可能な情報の格納部を設け、該格納部へ著作者識別情報が付与されていない情報をアップロードする要求を携帯電話端末から受けると、要求を発した携帯電話端末より送信された該携帯電話端末に固有の識別子情報に基づいて導き出される携帯電話端末の利用者を著作者とする著作者識別情報を前記情報に付する機能とを備える、データ管理サービスシステムである。
請求項2においては、前記管理サーバ装置の格納部として、特定の携帯電話端末に関連づけられた利用者領域を設け、各利用者領域に該利用者領域と関連づけられた携帯電話端末に固有の識別子情報を格納し、前記管理サーバ装置には、携帯電話端末から利用者領域に格納された情報をダウンロードする要求を受けると、要求を発した携帯電話端末より該携帯電話端末に固有の識別子情報を受信して、該識別子情報と前記利用者領域に格納された識別子情報とが一致するか否かを判断し、一致しない場合には、情報に付された著作者識別情報の有無及びその内容に基づいて該情報の著作者が当該利用者領域に関連づけられた携帯電話端末の利用者に該当するか否かを判断し、該当しない場合には、要求を拒否する情報を要求を発した携帯電話端末へ送信する機能を備えるものである。
請求項3においては、前記携帯電話端末には、該携帯電話端末に固有の識別子情報と、利用者に任意の識別子情報とを前記管理サーバ装置へ送信する自動送信機能を設け、前記管理サーバ装置に設けられた利用者領域には、該利用者領域に関連づけられた携帯電話端末に固有の識別子情報及び利用者に任意の識別子情報とを格納し、前記管理サーバ装置には、携帯電話端末より該携帯電話端末に固有の識別子情報及び任意の識別子情報を受信して、これらに一致する識別子情報を格納する利用者領域を検索し、該当する利用者領域が存在しない場合は、携帯電話端末より受信した任意の識別子情報が、いずれかの利用者領域の任意の識別子情報と一致するかを判断し、一致する利用者領域が存在する場合は、該利用者領域に格納されている携帯電話に固有の識別子情報を、アクセスした携帯電話端末に固有の識別子情報に書き換えることにて、利用者領域に関連づけられた携帯電話端末の更新を行う機能を備えるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、例えば利用者により作成された著作者識別情報を有しないデータについても、新たに著作権識別情報を付与して著作権保護を図ることができる。
請求項2においては、利用者領域に関連づけられた携帯電話端末には該利用者領域に格納される著作権識別情報を有する情報の全てをダウンロードすることができ、他の携帯電話端末には、著作権識別情報を有する情報のうち利用者領域に関連づけられた携帯電話端末の利用者の作成した情報以外はダウンロードすることができないので、例えば市販されて著作権が発生している情報の他者への再配布を防止することができる。
請求項3においては、携帯電話端末を買い換えたり、紛失したりして新しい携帯電話端末に変更しても、新しい携帯電話端末で、従来使用していた利用者領域を使用することができ、管理サーバ装置から、変更前の携帯電話端末で使用していた著作権識別情報の付されている情報を新しい携帯電話端末にダウンロードすることが可能となる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1はデータ管理サービスシステムの概略を示す図、図2は管理サーバ装置の概略を示す図、図3は利用者領域の概略を示す図、図4は利用者領域を作成する手順を示すフローチャート、図5は手順の画面例を示す図、図6はダウンロードの前半の手順を示すフローチャート、図7はデータ情報の移動及び価格改定の手順を示すフローチャート、図8はダウンロードの後半の手順を示すフローチャート、図9はアップロードの手順を示すフローチャート、図10は課金の流れを示す概略図である。
本発明のデータ管理サービスシステムは、携帯電話端末のメモリに格納されているデータを管理サーバ装置に格納して保存するとともに、著作権を有するデータ情報への処理を制限することで、データ情報の著作権の保護を可能とするものである。
図1に示すように、本発明のデータ管理サービスシステムは、携帯電話端末21・22・・・と、該携帯電話端末21・22・・・のメモリに格納されているデータ情報を管理するデータ管理サービス機関の管理サーバ装置1と、携帯電話端末21・22・・・にデータ情報を提供するデータ提供サービス機関のデータサーバ装置31・32・・・等からなり、互いに電気(無線)通信回線を利用して接続し、データ情報の送受信を可能としている。
図1に示す矢印は、データ情報の流れを表したものであり、管理サーバ装置1と携帯電話端末21・22・・・との間では、互いにデータの送受信が行なえ、データサーバ装置31・32・・・は、管理サーバ装置1と携帯電話端末21・22・・・とにデータの送信のみが行なえる構成としている。
尚、データ情報の送受信時には、従来と同様に、データ情報は、暗号化の処理が行なわれている。
まず、データ提供サービス機関のデータサーバ装置31・32・・・について説明する。
前記データサーバ装置31・32・・・は、携帯電話端末21・22・・・及び管理サーバ装置1に提供する複数のデータ情報31a・31b・・・32a・32b・・・が格納されており、携帯電話端末21・22・・・の指示で、選択されたデータ情報を携帯電話端末21・22・・・、管理サーバ装置1に送信できる。
データ情報は、携帯電話端末で使用可能なコンテンツのデータ情報で、具体的には、ゲーム等のアプリケーション、着信メロディ等の音楽、待ち受け画面用の画像及び写真等である。
これらのデータ情報31a・31b・・・32a・32b・・・は、著作物であり、著作権を有している。従って、携帯電話端末21・22・・・の利用者が許可なくこれらのデータ情報31a・31b・・・32a・32b・・・を複製することが禁止されている。
また、これらのデータ情報31a・31b・・・には、誰の著作物であるかを識別する著作者識別情報81a・81b・・・が付されている。
次に、携帯電話端末について説明する。
携帯電話端末21は、少なくとも、携帯電話端末21の所有者等や、コンテンツ等のデータ情報を記憶するメモリ41、携帯電話端末に所定の操作入力するための操作部21aと、携帯電話の操作状況を表示する表示部21bと、通話を行なうための送受信部51やスピーカやマイク等を具備している。
また、前記メモリ41には、携帯電話端末の固有の識別子41a、及び、携帯電話端末21の所有者等の個人データ41bやアプリケーション等のデータ情報41cが格納されている。本実施例では、この識別子41aを、携帯電話端末の電話番号、携帯電話機端末の製造番号及び携帯電話端末利用者が選択するパスワードとしている。
前記送受信部51は、携帯電話端末21を管理サーバ装置1や該データサーバ装置31・32・・・に接続する際、識別子41aを自動的に管理サーバ装置1や該データサーバ装置31・32・・・に送る、自動送信機能51aを有しており、この自動送信機能51aは、送受信部51に内蔵している。また、自動送信機能51a’を有するアダプタ装置を別個に設けて、該アダプタ装置を携帯電話端末のコネクタに接続して使用することもできる。
アダプタ装置を使用する場合、このアダプタ装置を携帯電話端末のストラップに装着する構造とすることで、持ち運びがし易くなり、携帯性を図ることができる。また、アダプタ装置自体の外形をアニメや動物等のキャラクタの形状とすることで意匠性を高め、購買意欲をそそり、付加価値を高めることができる。そして、該アダプタ装置を使うことで、携帯電話端末の種類に関係なく、つまり、自動送信機能51aを有しない携帯電話端末もデータ管理サービスを利用することができる。
送受信部51は、携帯電話端末21の指定されたデータ情報41cを、後述する利用データ情報71の指定された領域に、アップロードを行なうデータ情報送信機能51bを有している。
また、携帯電話端末から、管理サーバ装置1へのデータ情報のアップロードは、従来と同様に、データ情報をメールに添付して送信する。また、その他のアップロード手段により行なうこともできる。
尚、携帯電話端末22・・・も、携帯電話端末21と同様の構成を具備している。
次に、データ管理サービス機関の管理サーバ装置の概略構成について、説明する。
図2に示すように、管理サーバ装置1の内部には、複数の利用者領域11・12・・・が設けられて格納部を構成している。これらの利用者領域11・12・・・には、本人情報61・62・・・と利用データ情報71・72・・・からなり、利用データ情報71は、携帯電話端末21のメモリ41に格納されているコンテンツ等のデータ情報41cを保存するスペースとして使用できる。
本人情報61は、利用者の識別子61aと、課金の情報を格納する課金情報61b、管理サーバ装置の利用履歴情報である利用ログ61c、任意の識別子であるパスワード61d等の情報を格納している。利用者の識別子61aは、利用者を確認するために使用されるもので、携帯電話端末21の自動送信機能51aにより受信した識別子41aと比較して、一致する識別子61aを有する利用者領域11を選択して情報交換できるようにしている。このように、携帯電話端末21に対応する利用者領域11を選択し、利用者領域11の利用データ情報71内に格納されているデータ情報の処理を行なえるようにしている。
また、管理サーバ装置1には、識別子及びパスワード等により携帯電話端末21・22・・・と利用者領域11・12・・・とを対応させる判別機能や、本人情報への書き込みを行なう機能、後述する著作者識別情報を付加する機能等を有する制御部1aが設けられている。
尚、本人情報は、各利用者領域11・12・・・に個別に格納することもでき、また、管理サーバ装置1にセキュリティ領域を設け、それぞれの利用者領域11・12・・・の本人情報を一括して格納することもできる。また、本人情報は、高度なセキュリティにより保護されている。
前記利用データ情報71は、一般公開領域71a、パスワード制限公開領域71b、サーバ管理領域である著作権保護領域71cに分割されている。
一般公開領域71aは、異なる利用者でもアクセス可能な領域としており、例えば、一般公開領域71aに複数の者が利用するデータ情報をアップロードしておくと、この一般公開領域71aを有する利用者領域11と関連付けられている固有の携帯電話端末21からだけでなく、他の携帯電話端末22・・や、コンピュータ端末等からアクセスして情報交換可能としている。但し、通常は閲覧やダウンロードのみである。
パスワード制限公開領域71bは、パスワード61dを知っている利用者のみがアクセス可能な領域としており、例えば、個人で使う場合は、バックアップのために携帯電話端末に格納されている電話帳や写真等のデータ情報を格納でき、また、グループ内で使用する場合は、使用するデータ情報をパスワード制限公開領域71bに格納しておき、そのグループにパスワード61dを知らせておき、アクセスして情報交換可能にすることができる。
尚、一般公開領域71a及びパスワード制限公開領域71bへは、コンピュータ端末によりネットワークを介して、アクセスすることもできる。
次に、サーバ管理領域である著作権保護領域71cについて説明する。
この著作権保護領域71cは、その著作権保護領域を有する利用者領域11に対応する携帯電話端末21でのみ接続できる領域で、その利用者領域11に対応しない携帯電話端末やコンピュータ端末から接続できないセキュリティを備えた領域である。
ここで、利用者領域に対応する携帯電話端末であるか否かの判断は、管理サーバ装置1が、利用者領域11の本人情報61の識別子61aと、携帯電話端末21のメモリ41に格納されている識別子41aとを比較して判断している。
また、著作権保護領域に格納されるデータ情報は、著作権を有するものであり、例えば、ゲーム等のアプリケーション、音楽、画像、写真等のコンテンツ等であり、これらのデータ情報は、前記データサーバ装置31・32・・・から配付されたり、個人が作成して配付されていたりするものである。
前記データサーバ装置31・32・・・から配布されているコンテンツ等のデータ情報31a・31b・・・32a・32b・・・は、誰の著作物であるかを識別可能とする著作者識別情報81a・81b・・・82a・82b・・・が付されて配付される。一方、個人が作成したコンテンツ等のデータ情報には、通常この識別情報が付されていないため、データ情報が、著作権保護領域にアップロードされた時に、管理サーバ装置1により著作者識別情報を付加している。この著作者識別情報は、データ情報のアップロードが行われた際に使用された携帯電話端末21の識別子41aを基にしている。
つまり、個人が作成し、著作権保護領域にアップロードされたデータ情報の著作者は、アップロードが行われた際使用された携帯電話端末21の使用者とする著作者識別情報がデータ情報に付されることとなる。
次に、利用データ情報における各領域間のデータ情報の移動について、説明する。
図3において、実線での矢印は領域間の移動が可能であることを表し、点線での矢印は領域間の移動が不可能であることを表している。
つまり、一般公開領域71aに格納されているデータ情報は、パスワード制限公開領域71b及び著作権保護領域71cへの移動が可能としている。
また、パスワード制限公開領域71bに格納されているデータ情報は、著作権保護領域71cへの移動が可能である。しかし、著作権保護領域71cに格納されているデータ情報は、他の領域71a・71bに移動できないように制限している。
以上のような構成において、データ管理サービスを、利用者が使用する場合の手順について説明する。
まず、データ管理サービス機関の管理サーバ装置1に利用者領域を作成する手順について説明する。
図4に示すように、携帯電話端末21からデータ管理サービス機関に接続し(S1)、携帯電話端末21の自動送信機能51aにより、携帯電話端末21固有の識別子41aである携帯電話番号及び製造番号を、データ管理サービス機関に送信する(S2)。
データ管理サービス機関は、送信された識別子41aに対応する利用者領域を検索し(S3)、対応する利用者領域が管理サーバ装置1になければ(S3:No)、図5の画面例91に示すように、携帯電話端末21に利用者領域作成画面を表示させる(S4)。
ここで、携帯電話端末21にパスワードが入力されると、データ管理サービス機関に送信され(S5)、入力されたパスワードに対応する利用者領域11が存在するか否かの判断をする(S37)。
入力されたパスワードに対応する利用者領域11がない場合は(S37:No)、管理サーバ装置1に、当該携帯電話端末用の利用者領域11が新たに作成され(S6)、この利用者領域11の本人情報61のパスワード61dに入力されたパスワードのデータを、また、識別子61aに送信された識別子41aのデータを格納する(S7)。また、本人情報61の課金情報61b及び利用ログ61cにもデータが格納される。
一方、接続した携帯電話端末21の識別子41aに対応する利用者領域11が管理サーバ装置1にある場合は(S37:Yes)、携帯電話端末21の表示部21bに、項目の選択画面が表示される。本実施例では、図5の画面例93に示すように、項目として「ファイルを見る」、「検索」、「LOGOFF」の選択画面が表示される(S8)。
次に、利用データ情報71に格納されているデータ情報を、携帯電話端末21にダウンロードする手順について説明する。
前述の如く、携帯電話端末21からデータ管理サービス機関に接続し(S1)、携帯電話端末21の自動送信機能51aにより、携帯電話端末21固有の識別子41aである携帯電話番号及び製造番号を、データ管理サービス機関に送信し(S2)、識別子41aに対応する利用者領域11が管理サーバ装置1にある場合は(S3:Yes)、携帯電話端末21の表示部21bに、項目である「ファイルを見る」、「検索」、「LOGOFF」、「フォルダの追加」、「フォルダの削除」の選択画面が表示される(S8)。
ここで、図6に示すように、携帯電話端末2の操作部21aが操作されて「LOGOFF」が選択されると(S9:Yes)、データ管理サービスが終了する。
また、携帯電話端末2の操作部21aが操作されて「ファイルを見る」が選択されると、ファイルの種類が表示される(S10)。本実施例では、各項目を図5の画面例94に示すように、「アプリケーション」、「音楽データ」、「画像データ」を表示している。
尚、「ファイルを見る」が選択された後に、「一般公開領域」、「パスワード制限公開領域」、「著作権保護領域」の選択画面を表示し、領域を選択可能にすることもできる。
また、「フォルダの追加」、「フォルダの削除」を選択することで、フォルダを自由に追加・削除できる。そして、「フォルダの追加」で作成されたフォルダは、ファイルの種類の選択画面に表示され選択可能となる。ここで、携帯電話端末21の使用者により、操作部21aが操作されて、作成されたフォルダが選択されると、フォルダ内に格納されたファイルが表示され、フォルダ内のファイルの選択を可能としている。
そして、携帯電話端末21の使用者により、操作部21aが操作されてファイルの種類が選択されると、図5の画面例95に示すように、選択されたファイルの種類に該当し、携帯電話端末21の識別子41aに対応する、利用者領域11のデータ情報が、表示部21bに一覧で表示される(S11)。
ここで、ダウンロードするデータ情報Aが選択されると、図5の画面例96に示すように、「ダウンロード」、「削除」、「属性変更」の選択画面が表示される(S12)。
「ダウンロード」が選択されると(S13:Yes)、図5の画面例97に示すように、表示部21bに確認の画面が表示され、データ情報Aの格納されている領域を検出する(S14)。
ここで、データ情報Aが、著作権保護領域71cに格納されている場合は(S15:Yes)、著作権保護領域71cが格納されている利用者領域11の識別子61aと、接続されている携帯電話端末21の識別子41aとが一致しているかを確認する(S16)。一致していれば(S16:Yes)、データ情報Aのダウンロードを行ない(S17)、一致していなければ、図5の画面例99に示すように、エラーメッセージを表示部21bに表示する(S18)。
一方、データ情報Aが、著作権保護領域71c以外の領域に格納されている場合は(S15:No)、データ情報Aのダウンロードを行なう(S17)。
データ情報Aの選択画面(画面例96)において、「削除」が選択されると(S19:Yes)、図5の画面例100に示すように、確認の画面が表示部21bに表示され(S20)、「削除する」を選択すると(S21:Yes)、データ情報Aの削除を行なう(S22)。
また、データ情報Aの選択画面(画面例96)において、「属性変更」が選択されると(S19:No)、図7に示すように、属性変更画面が表示される(S23)。本実施例では、図5の画面例102に示すように、「移動」、「保護解除」、「価格改定」の選択画面が表示される。
ここで、「移動」が選択されると(S24:Yes)、データ情報Aが格納されている領域を検出して(S25)、図5の画面例103に示すように、検出した領域以外の領域を移動先の領域として表示部21bに表示する(S26)。
そして、移動先の領域が選択されると(S27)、まず、データ情報Aの格納されている領域が著作権保護領域71cであるか否かを判断する(S28)。ここで、データ情報Aの格納されている領域が著作権保護領域71c以外の領域である場合は(S28:No)、選択された領域にデータ情報Aが移動される(S31)。
一方、データ情報Aの格納されている領域が著作権保護領域71cである場合は(S28:Yes)、データ情報Aに付されている著作者識別情報を検出する(S29)。そして、この著作者識別情報により、データ情報Aの著作者が、該携帯電話端末21の使用者であるかを判断する(S30)。
ここで、データ情報Aの著作者が、該携帯電話端末21の使用者と対応する場合は(S30:Yes)、選択された移動先の領域にデータ情報Aが移動される(S31)。データ情報Aの著作者が、該携帯電話端末21の使用者に対応しない場合は(S30:No)、図5の画面例105に示すように、エラーメッセージが表示される(S32)。
次に、データサーバ装置31・32・・・から、コンテンツ等のデータ情報31a・31b・・・を携帯電話端末21またはデータ管理サービス機関の管理サーバ装置1にダウンロードする手順について、図8を用いて説明する。
前記携帯電話端末21の操作部21aが操作されてデータ提供サービス機関のデータサーバ装置31に接続され(S41)、携帯電話端末21の自動送信機能51aにより、携帯電話端末21固有の識別子41aである携帯電話番号及び製造番号を、データサーバ装置31に送信すると(S42)、携帯電話端末21の表示部21bに、コンテンツ等のデータ情報31a・31b・・・の一覧が表示される(S43)。
ここで、操作部21aが操作されて、ダウンロードするデータ情報31aが選択されると(S44:Yes)、携帯電話端末21の使用者が、データ管理サービスを利用しているかを判断する。
ここで、データサーバ装置31は、データ管理サービス機関の管理サーバ装置1に接続し(S45)、携帯電話端末21の識別子41aを基に、該携帯電話端末21の利用者領域の存在を確認する(S46)。
該携帯電話端末21の利用者領域が存在しない場合は(S46:No)、携帯電話端末21に選択されたデータ情報31aがダウンロードされる(S50)。携帯電話端末21の使用者の利用者領域11が存在する場合は(S46:Yes)、ダウンロード先として「携帯電話端末」、「データ管理サービス」、「携帯電話端末及びデータ管理サービス」を選択する選択画面が表示部21bに表示される(S47)。
そして、オペレータによって操作部21aが操作されて、ダウンロード先として、「携帯電話端末及びデータ管理サービス」が選択されると(S48:Yes)、選択されたデータ情報31aが、管理サーバ装置1における利用者領域11の著作権保護領域71cにダウンロードされる(S49)とともに、携帯電話端末21にもダウンロードされる(S50)。
ダウンロード先として、「携帯電話端末」が選択されると(S51:Yes)、選択されたデータ情報31aが携帯電話端末21にダウンロードされる(S50)。
ダウンロード先として「データ管理サービス」が選択されると(S51:No)、選択されたデータ 情報31aが、管理サーバ装置1における利用者領域11の著作権保護領域71cにダウンロードされる(S52)。
このように、著作権保護領域71cには、著作権保護領域71cの利用者である携帯電話端末21のみのアクセスとするとともに、著作権保護領域71cに格納されたデータ情報は、他の領域に移動できない構成とするので、著作権を有するデータ情報を、管理サーバ装置1の著作権保護領域71cにダウンロードすることで、著作権を有するデータ情報の再配布を防ぎ、データ情報の著作権の侵害を防止することができる。
次に、携帯電話端末21に格納されているデータ情報を、利用データ情報71にアップロードする手順について、図9を用いて説明する。
まず、携帯電話端末21のメモリ41に格納されているデータ情報41cの中からアップロードするデータ情報Bが選択されると(S53)、アップロードする領域の選択画面が表示される(S54)。
ここで、アップロードする領域が指定されると(S54)、前記データ情報送信機能51bにより指定された領域に、データ情報Bがアップロードされる(S58)。
ただし、指定した領域が著作権保護領域である場合であって(S55:Yes)、アップロードしたデータ情報Bが、携帯電話端末21の使用者により作成され、著作者識別情報が付されていない場合は(S56:No)、データ情報Bがアップロードされるとともに、著作者が携帯電話端末21の使用者とする著作者識別情報が付される(S57)。
このように、携帯電話端末のメモリ内のデータ情報を、管理サーバ装置1にアップロード及びダウンロードできる構成としたので、携帯電話端末内のメモリに格納しきれないデータ情報を管理サーバ装置に保存でき、データ情報の入れ替えが可能となる。
また、データ管理サービス機関の管理サーバ装置に格納されているデータ情報のうち、データ情報の著作者が携帯電話端末21の使用者である場合、携帯電話端末21使用者はそのデータ情報を販売することが可能である。次に、この手順について説明する。
前述の如く、図4に示すように、携帯電話端末21からデータ管理サービス機関に接続すると(S1)、携帯電話端末21の表示部21bに、項目の選択画面が表示される(S8)。ここで、図6に示すように、「ファイルを見る」を選択し(S10)、ファイルの種類が選択されると、データ情報一覧が表示される(S11)。
ここで、販売したいデータ情報Cを選択すると、図5の画面例96に示すように、「ダウンロード」、「削除」、「属性変更」の選択画面が表示される(S12)。
ここで、「属性変更」が選択されると(S19:No)、図5の画面例102に示すように、属性変更画面が表示される(S23)。
ここで、図7に示すように「価格改定」が選択されると(S33:Yes)、価格入力画面が表示されて(S34)、販売価格が入力されると(S35:Yes)、入力された販売価格の価格情報がデータ情報Cに付加される(S36)。
そして、データ情報Cの購入希望者が確認されると、データ情報Cを、購入希望者の携帯電話端末22、または、携帯電話端末22に対応する利用者領域12を有している場合は該利用者領域12の著作権保護領域72c、または、携帯電話端末22及び著作権保護領域72cに、データ情報Cがダウンロードされる。ここで、データ情報Cがダウンロードされると、データ情報Cの属する利用者領域11の課金情報61bに販売情報が書き込まれる。
一方、データ情報Cがダウンロードされた利用者領域12の課金情報62bには、購入情報が書き込まれる。
そして、これらの課金情報61bを基にして、管理サーバ装置1の使用料も含めて、データ管理サービス機関が一括して決済を行なうこととしている。
このような構成とすることで、作成したデータ情報を販売することによって生じた小額の決済もデータ管理サービス機関が一括して処理するので、容易にデータ情報の販売・購入が行なえるようになる。また、販売するデータ情報は、著作者識別情報が付されて、携帯電話端末または著作権保護エリアにダウンロードされるため、販売したデータ情報の再配布・再販売を防止することができ、データ情報の著作権が保護される。
なお、著作権を保護する必要のないデータ情報は、一般公開領域やパスワード制限公開領域にダウンロードすることで、データ情報を自由に使用することができる。
次に、課金の流れについて、図10を用いて説明する。
データ管理サービスは、複数のサービス利用機関から課金情報を収集可能としている。
つまり、図10の実線の矢印に示すように、データ管理サービスは、利用者領域の使用者である携帯電話端末21・22・・・の使用者に対して使用料を収集するとともに、データ提供サービス機関3の提供業者やASP(アプリケーションサービスプロバイダー)事業機関4の事業者等から使用料を収集する構成としている。
なお、図10における点線の矢印は、携帯電話端末21の使用者の、データ提供サービス機関3やASP事業機関4の使用料を示している。
このような構成とすることで、利用者領域の使用者に対しては、低額の使用料でサービスを提供することができ、また、データ提供サービス機関等は、提供するデータ情報の著作権が保護されるデータ管理サービスを使用することで、悪意のある使用者がデータ情報を再配布する等による著作権の侵害を防止することができ、著作権侵害による損害を防ぐことができる。
次に、携帯電話端末変更の際の、データ情報のダウンロード方法について説明する。
図4に示すように、携帯電話端末を変更した際は、携帯電話番号及び製造番号が異なるため、携帯電話端末をデータ管理サービス機関の管理サーバ装置に接続すると(S1)、新しい携帯電話端末の電話番号と製造番号が識別子として使用されるため、前回使用していた利用者領域11を検索できず(S3:No)、対応する利用者領域が管理サーバ装置1にないこととなり、図5の画面例91に示すように、携帯電話端末の表示部に利用者領域選択画面が表示される(S4)。ここで、前回使用していたパスワードが入力されると、利用者領域の本人情報に格納されているパスワード61dと比較して、一致する利用者領域を検索する(S37)。
一致する利用者領域が存在すると(S36:Yes)、本人情報61に格納されている識別子61aを、新しい携帯電話端末の電話番号及び製造番号に書き換え(S38)、次回から、新しい携帯電話端末と利用者領域11とが対応するようにする。
そして、書き換えられた本人情報61を有する利用者領域11の利用データ情報71が携帯電話端末に送信され、前述の如く操作が行なえるようにしている。なお、本人情報61に格納されている利用ログ61cを利用することで、携帯電話端末の頻繁な変更を防止し、管理サーバ装置1の利用者領域11の不正なアクセスを防止する。
以上のような構成としたことで、携帯電話端末を買い換えたり、紛失したりして新しい携帯電話端末に変更しても、新しい携帯電話端末で、従来使用していた利用者領域を使用することができ、従来使用していたデータ情報を、管理サーバ装置からダウンロードすることが可能となる。
また、データ提供サービス機関3の提供業者等は、提供するデータ情報の著作権が保護されるデータ管理サービスを使用することで、悪意のある使用者がデータ情報を再配布・再販売する等で、著作権が侵害されることによる損害を防ぐことができる。
上記実施例に係る本発明では以下のような効果を奏する。
携帯電話端末とデータ管理サービス機関の管理サーバ装置とを通信回線を介して接続可能とするとともに、該管理サーバ装置に携帯電話端末に対応する利用者領域を設け、該利用者領域に、携帯電話端末からのデータ情報をアップロード及びダウンロードできるので、携帯電話端末内に格納しきれないデータ情報を管理サーバ装置に保存でき、データ情報の入れ替えが可能となる。
前記利用者領域にサーバ管理領域を設け、該サーバ管理領域からのデータ情報のダウンロードは、前記利用者領域に対応する携帯電話端末のみに行なえるようにしたので、例えば、著作権を有するデータ情報を、管理サーバ装置1のサーバ管理領域にダウンロードすることで、著作権を有するデータ情報の再配布を防ぎ、データ情報の著作権の侵害を防止することができる。
前記サーバ管理領域にアップロードされたデータ情報は、サーバ管理領域外の利用者領域への移動を制限可能としたので、例えば、著作権を有するデータ情報を、管理サーバ装置1のサーバ管理領域にのみ格納することで、著作権を有するデータ情報の再配布を防ぎ、データ情報の著作権の侵害を防止することができる。
前記携帯電話端末と前記管理サーバ装置とに接続可能なデータ提供サービス機関のデータサーバ装置を設け、該データサーバ装置から前記管理サーバ装置へのダウンロードは、サーバ管理領域のみに行なえるので、データ提供サービス機関の提供業者等は、提供するデータ情報の著作権が保護されるデータ管理サービスを使用でき、悪意のある使用者がデータ情報の再配布・再販売する等により、著作権の侵害による損害を防ぐことができる。
前記利用者領域に格納されている情報交換可能なデータ情報は、前記データ管理サービ機関を介してアクセス可能とするので、例えば、作成したデータ情報を販売・購入する場合においては、販売により生じた小額の決済もデータ管理サービス機関が一括して処理するので、容易にデータ情報の販売・購入が行なえるようになる。
前記携帯電話端末には、固有の識別子を送信する自動送信機能を設け、前記管理サーバ装置には、前記携帯電話端末固有の識別子情報と、任意の識別子情報の格納部と、管理サーバ装置に送られた識別子に対応する利用者領域を検索する制御部を設け、携帯電話端末から管理サーバ装置に接続されると、対応する利用者領域を検出して情報交換可能とするので、アカウント、パスワード等を入力する必要がなく、操作手順が簡素化でき、また、利用者領域のサーバ管理領域へのアクセスを制限することもできる。
前記携帯電話端末固有の識別子に対応する利用者領域が検出されない場合は、前記任意の識別子に合致する利用者領域を検出して情報交換可能とするので、携帯電話端末を買い換えたり、紛失したりして新しい携帯電話端末に変更しても、新しい携帯電話端末で、従来使用していた利用者領域を使用することができ、管理サーバ装置から、従来使用していたデータ情報を新しい携帯電話端末にダウンロードすることが可能となる。
前記携帯電話端末には、固有の識別子を送信する自動送信機能を設け、前記管理サーバ装置には、前記携帯電話端末固有の識別子情報と、任意の識別子情報の格納部と、管理サーバ装置に送られた識別子に対応する利用者領域を検索する機能と、利用者領域に、携帯電話端末からの著作者識別情報が付されていないデータ情報をアップロードする際に、携帯電話端末固有の識別子情報に基づいて導き出される携帯電話端末の使用者を著作者とする著作者識別情報を付する機能とを備えた制御部とを設けるので、利用者領域にある情報が譲渡される際に、情報には著作者識別情報が付された状態となるので、情報の著作権の保護を図ることができる。
前記利用者領域にサーバ管理領域を設け、前記管理サーバ装置の制御部には、前記サーバ管理領域に格納された情報をダウンロードする要求を、情報の格納された利用者領域に対応する携帯電話端末以外の携帯電話端末から受けた場合は、情報の著作者が、情報の格納された利用者領域に対応する携帯電話端末の使用者でなければ、要求を発した携帯電話端末へ要求を拒否する情報を送信し、情報の著作者が、情報の格納された利用者領域に対応する携帯電話端末の使用者であれば、要求を発した携帯電話端末へ価格情報を送信する機能を備えるので、著作権を保護すべき情報の再配布を防止し、情報の著作権の侵害を防止することができる。また、利用者領域に対応する携帯電話端末にて作成され他に譲渡しようとする情報を、著作者識別情報が付された状態で譲渡することができる。
データ管理サービスシステムの概略を示す図。 管理サーバ装置の概略を示す図。 利用者領域の概略を示す図。 利用者領域を作成する手順を示すフローチャート。 手順の画面例を示す図。 ダウンロードの前半の手順を示すフローチャート。 データ情報の移動及び価格改定の手順を示すフローチャート。 ダウンロードの後半の手順を示すフローチャート。 アップロードの手順を示すフローチャート。 課金の流れを示す概略図。
符号の説明
1 管理サーバ装置
3 データ提供サービス機関
11 利用者領域
21・22 携帯電話端末
31・32 データサーバ装置
61a 固有の識別子(識別子)
61d 任意の識別子(パスワード)
71c サーバ管理領域(著作権保護領域)

Claims (3)

  1. 携帯電話端末とデータ管理サービス機関の管理サーバ装置とを通信回線を介して接続可能とし、
    前記携帯電話端末に、該携帯電話端末に固有の識別子情報を前記管理サーバ装置へ送信する自動送信機能を設け、
    前記管理サーバ装置に、アップロード、ダウンロード及び領域内移動を含む情報の移動が可能な情報の格納部を設け、
    該格納部へ著作者識別情報が付与されていない情報をアップロードする要求を携帯電話端末から受けると、要求を発した携帯電話端末より送信された該携帯電話端末に固有の識別子情報に基づいて導き出される携帯電話端末の利用者を著作者とする著作者識別情報を前記情報に付する機能とを備えることを特徴とする
    データ管理サービスシステム。
  2. 前記管理サーバ装置の格納部として、特定の携帯電話端末に関連づけられた利用者領域を設け、各利用者領域に該利用者領域と関連づけられた携帯電話端末に固有の識別子情報を格納し、
    前記管理サーバ装置には、
    携帯電話端末から利用者領域に格納された情報をダウンロードする要求を受けると、要求を発した携帯電話端末より該携帯電話端末に固有の識別子情報を受信して、該識別子情報と前記利用者領域に格納された識別子情報とが一致するか否かを判断し、
    一致しない場合には、情報に付された著作者識別情報の有無及びその内容に基づいて該情報の著作者が当該利用者領域に関連づけられた携帯電話端末の利用者に該当するか否かを判断し、
    該当しない場合には、要求を拒否する情報を要求を発した携帯電話端末へ送信する機能を備えることを特徴とする、
    請求項1に記載のデータ管理サービスシステム。
  3. 前記携帯電話端末には、該携帯電話端末に固有の識別子情報と、利用者に任意の識別子情報とを前記管理サーバ装置へ送信する自動送信機能を設け、
    前記管理サーバ装置に設けられた利用者領域には、該利用者領域に関連づけられた携帯電話端末に固有の識別子情報及び利用者に任意の識別子情報とを格納し、
    前記管理サーバ装置には、
    携帯電話端末より該携帯電話端末に固有の識別子情報及び任意の識別子情報を受信して、これらに一致する識別子情報を格納する利用者領域を検索し、
    該当する利用者領域が存在しない場合は、
    携帯電話端末より受信した任意の識別子情報が、いずれかの利用者領域の任意の識別子情報と一致するかを判断し、
    一致する利用者領域が存在する場合は、
    該利用者領域に格納されている携帯電話に固有の識別子情報を、アクセスした携帯電話端末に固有の識別子情報に書き換えることにて、利用者領域に関連づけられた携帯電話端末の更新を行う機能を備えることを特徴とする、
    請求項2に記載のデータ管理サービスシステム。
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