JP2006113688A - 廃棄物処理管理システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 廃棄物データを簡単に入力することができ、排出処理におけるデータ入力を徹底して廃棄物管理の負担を軽減できること。
【解決手段】 廃棄物を扱う業者の端末装置から送られてくる廃棄物の識別情報、廃棄物の重量データ、および、業者を特定可能な情報を含む廃棄物データを受信する排出情報入力手段と、前記廃棄物データに基づいて廃棄物の識別情報ごとに、業者を特定可能な情報と重量データとを関連付けて時系列的に抽出可能に保存する排出情報データベースと、廃棄物データの受信があったときに、前記排出情報データベースを参照して当該廃棄物データの重量データと先に送られていた同一廃棄物識別情報の重量データとを比較して、所定の範囲内にないときは注意出力を行う排出状況監視手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療施設などから排出される廃棄物あるいは家庭から出される一般ごみの収集、運搬、焼却等の処分を的確に行うための廃棄物処理管理システムおよび方法に関する。
医療施設から排出される使用済みの注射針やメスなどの感染性医療廃棄物は、外部の委託業者が回収し、焼却施設で焼却処分にしている。この医療廃棄物や産業廃棄物の不法投棄などの不正、不法な処理を防止するために、排出事業者、収集・運搬業者、中間処理・最終処分業者が廃棄物管理票(以下、「マニフェスト 」という)に所定事項を記入、署名して提出・保管することにより、廃棄物の処理・取締りを図っている。
このマニフェストは、特定の廃棄物の排出から最終処分に至る処理過程で、廃棄物の種類や数量、形状などを担当者が所定欄に記入、署名、捺印し、順次手渡していくものである。
従来、廃棄物の処理過程におけるデータ収集の効率化、マニフェストの自動作成に関する技術が提案されている。(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−70739号公報 特開2003−319979号公報
ところで、日々膨大な量が排出される廃棄物のデータの入力作業は手間がかかり、現場では徹底されないおそれがある。廃棄物の排出処理には複数の業者が係わるため、その管理は容易ではない。
また、家庭から排出される一般ごみについても、現在どの場所でどれくらいのごみが出されているかという情報は市や区の自治体では十分把握されておらず、ごみ収集業者に任されているのが実態である。このためごみ収集車の配車台数に過不足が生じ、無駄な配車やごみの取り残し、あるいは収集遅れなどの問題が生じることがあった。
本発明は、上述のかかる事情に鑑みてなされたものであり、廃棄物データを簡単に入力することができ、排出処理におけるデータ入力を徹底して廃棄物管理の負担を軽減することができ、また家庭のごみについてもごみ収集場所ごとの排出量の管理を効率的に行うことのできる廃棄物処理管理システムおよび方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係わる廃棄物処理管理システムは、廃棄物を扱う業者の端末装置から送られてくる廃棄物の識別情報、廃棄物の重量データ、および、業者を特定可能な情報を含む廃棄物データを受信する排出情報入力手段と、前記廃棄物データに基づいて廃棄物の識別情報ごとに、業者を特定可能な情報と重量データとを関連付けて時系列的に抽出可能に保存する排出情報データベースと、廃棄物データの受信があったときに、前記排出情報データベースを参照して当該廃棄物データの重量データと先に送られていた同一廃棄物識別情報の重量データとを比較して、所定の範囲内にないときは注意出力を行う排出状況監視手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、廃棄物単位に重量データが所定の範囲になるか否かを判定するため、排出過程でのミスや不正を発見することが可能となる。
ここで、「業者」とは、医療廃棄物や産業廃棄物などの廃棄物を排出する業者の他、その廃棄物を運搬する業者や廃棄物を焼却等により処分する業者の全てを含む趣旨である。
「業者を特定可能な情報」とは、業者ごとに付された識別情報(ID)の他、業者識別情報と業者端末あるいは読取器の識別情報を関連付けたテーブルを予め廃棄物処理管理システムに保存しておき、業者側から送信する廃棄物データには、業者端末あるいは読取器の識別情報を含め、システム側で当該テーブルを参照して業者を特定できるような場合、この業者端末識別情報や読取器識別情報も含む趣旨である。
「廃棄物」は、産業廃棄物や医療廃棄物など法律や規則によって規制されているもののほか、家庭のごみなどの一般の廃棄物も含む。
なお、システムの排出情報データベースに保存されている排出情報や廃棄物種類など廃棄物に関する情報を用いてその廃棄物のマニフェストデータを作成して電子マニフェスト管理サーバ(JWNETサーバ)へ送信するようにしてもよい。
好ましくは、前記廃棄物データは、運搬車両識別情報と当該運搬車両に搭載される一または二以上の廃棄物の識別情報を含み、GPS端末から送られてくる前記運搬車両識別情報を含む位置情報を受信して、当該運搬車両に搭載されている廃棄物の位置情報として前記排出情報データベースに保存する位置情報入力手段を備える。
廃棄物の位置情報(経度、緯度情報など)を保存するため、トレーサビリティが向上する。なお、「運搬車両識別情報」は、GPS端末の識別情報も含む。
また、本発明に係わる廃棄物処理管理システムは、廃棄物識別情報、料金の請求元および請求先を含む料金請求要求情報を入力し、前記排出情報データベースを参照して、少なくとも料金の請求元業者の次の業者による当該廃棄物の廃棄物データの入力が行われており、かつ、その重量データが当該請求元業者の入力による廃棄物データの重量データと比較して所定の範囲内にあるときに前記料金請求を許可する請求処理手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ある業者が料金を請求する場合(請求書を発行する場合を含む)、次の過程(工程)の業者の入力およびその業者との重量データの一致を条件に料金の請求を許可するため、上流の業者が信頼できる業者を選ぶことになり、排出過程における不正の発生を防止して、信頼性の高いシステムを構築することができる。
さらに、本発明に係わる廃棄物処理管理システムは、廃棄物と排出量において関連のある排出物の識別情報および排出重量の比率を保存する手段を備え、前記排出状況監視手段は、廃棄物の排出元業者ごとに、所定期間の廃棄物の重量を合計して、関連する廃棄物の重量が所定の比率の範囲内にあるか否かを監視することを特徴とする。
本発明によれば、注射器の針とシリンダ部分などを分別廃棄するような場合に、分別された各部分が適正に排出処理を行っているかの確認が可能となる。また、廃棄物データの相互監視が可能となり、監視精度が向上する。
本発明に係わる廃棄物処理管理方法は、複数の業者による廃棄物排出の過程で廃棄物の収納された容器の廃棄物識別情報を読取器で読み込み、当該容器の重量データと共に廃棄物データとしてサーバへ送信して、廃棄物の排出状況を追跡する廃棄物処理管理方法であって、前記サーバにおいて、受信した廃棄物データに基づいて、廃棄物識別情報ごとに当該情報を送信した業者の識別情報および前記重量データを保存するステップと、ある業者から廃棄物処理に関する費用の請求要求があった場合に、少なくとも次の過程の業者による当該廃棄物データの入力が行われており、かつ、その重量データが当該要求にかかる業者の入力した重量データと比較して所定の範囲内にあるときに前記請求を許可するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係わる廃棄物処理管理方法は、複数の業者による廃棄物排出の過程で廃棄物の収納された容器の廃棄物識別情報を読取器で読み込み、当該容器の重量データと共に廃棄物データとしてサーバへ送信して、廃棄物の排出状況を追跡する廃棄物処理管理方法であって、廃棄物を扱う業者の位置情報を予め前記サーバに保存するステップと、前記廃棄物収納容器の運搬時において、運搬車両識別情報と当該運搬車両に搭載される廃棄物収納容器の識別情報とを前記サーバへ送信した後、該運搬車両の位置情報を逐次前記サーバへ送信するステップと、前記サーバでは、受信した前記運搬車両の位置情報をもとに、前記運搬車両に搭載されている廃棄物収納容器の位置情報を逐次保存し、その後、当該廃棄物収納容器の廃棄物データの受信があったときに、それまで保存されている位置情報と当該廃棄物データを送信した業者の位置情報とが所定の範囲内であるか否かを判定して、所定の範囲内でなければ注意出力を行うステップと、ある業者から廃棄物処理に関する費用の請求要求があった場合に、少なくとも次の過程の業者による当該廃棄物データの入力が行われており、かつ、その重量データが当該要求にかかる業者の入力した重量データと比較して所定の範囲内にあるときに前記請求を許可するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、予め登録している業者の位置情報と、運搬業者のGPS端末等による位置情報を比較してチェックできるので、監視精度が向上する。
好ましくは、前記廃棄物識別情報は、前記廃棄物収納容器に貼付されたRFIDタグ(非接触ICタグ)などの無線ICタグであり、前記読取器は、無線ICタグ用リーダ・ライタを用いるようにする。 非接触によりデータを収集できるので、作業効率が向上する。
さらに、本発明に係わるごみ回収管理方法は、ごみの回収事業を行うごみ収集業者の識別情報とごみ収集業者の使用する一またはニ以上のごみ収集車の識別情報とを関連付けてサーバに保存するステップと、ごみをごみ収集車へ搭載時に読取器によって、ごみ収集袋に設けられた無線ICタグのタグ識別情報を読み込み、ごみ収集車の識別情報および搭載時の位置情報とともにサーバへ送信し、ごみ回収情報として保存するステップと、ごみ処分場にて、読取器によってごみ収集袋に設けられた無線ICタグのタグ識別情報を読み込み、当該ごみ収集袋のごみを含む重量データとともに前記サーバへ送信するステップと、前記サーバでは、前記処分場から送られてきた情報をもとに前記ごみ回収情報を参照して、前記ごみ収集車の識別情報ごと、または、回収時の位置情報ごとにごみの重量の合計値を演算して出力するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、一般家庭用のごみについてごみの収集場所ごとに排出量の管理を行うことができるため、ごみ回収業者の回収作業の実態を把握して、ごみ収集車の適切な配車管理が可能となる。
本発明によれば、廃棄物データを簡単に入力することができ、排出処理におけるデータ入力を徹底して廃棄物管理の負担を軽減することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態による廃棄物処理管理システム1の機能ブロック図である。
ここで、廃棄物処理管理システム1は、通信ネットワーク4を介して業者端末2、運送業者のGPS機能付き携帯電話(以下、GPS携帯)5、および、電子マニフェストセンターのJWNETサーバ6と繋がっている。業者端末2とGPS携帯5は必要により一体化したものを用いるようにしても良い。
廃棄物処理管理システム1は、廃棄物が正しく処理されているかを監視する事業者の管理運営するシステムである。管理すべき廃棄物には、産業廃棄物や医療系廃棄物などいろいろあるが、ここでは、医療系廃棄物を例に説明する。業者は、廃棄物を排出する病院や最終処理施設である焼却業者のほか、廃棄物を運送する運送業者も含まれる。
廃棄物処理管理システム1は、通信ネットワーク4を介して他の装置とデータの送受信を行うための送受信部11、データの演算処理を行う中央演算処理部12、データを記憶する記憶部、データの入力を行うためのキーボードやマウスなどで構成される入力部14、データを表示するディスプレイ装置やプリンタなどで構成される出力部15から構成されている。一般的に、廃棄物処理管理システム1は、インターネットに接続するサーバ装置として構成される。
また、中央演算処理部12は、送受信部41との間でデータの受け渡しを行う送受信処理手段(機能)41、入力部14、出力部15とデータの受け渡しを行う入出力手段(機能)42、廃棄物に関する情報を登録する廃棄物情報登録手段(機能)43、業者に関する情報を登録する業者情報登録手段(機能)44、業者端末2から送られてくる廃棄物の排出情報を入力して記憶部13に保存する排出情報入力手段(機能)45、業者のGPS携帯5から送られてくる位置情報を入力する位置情報入力手段(機能)46、廃棄物の処理状況を監視する排出状況監視手段(機能)47、業者端末2または他のユーザの端末装置からの問合せによって、廃棄物情報や処理状況を送信する排出状況確認手段(機能)48、JWNETサーバ6へマニフェスト情報を送信するマニフェスト情報登録手段(機能)49、および、業者2からの請求書出力要求に対して、請求書出力の可否を判定して可能な場合は請求書の出力を行う請求処理手段(機能)50を備えている。なお、各手段41〜50は、中央演算処理部12の実行する機能として実現されるものである。
また、記憶部13は、業者に関する情報を保存する業者情報データベース(DB)131、廃棄物に関する情報を保存する廃棄物情報データベース(DB)132、廃棄物の処理状況を保存する排出情報データベース(DB)133、業者からの料金請求に関する情報を保存する請求情報データベース(DB)134を有している。
まず、図2を用いて廃棄物処理の流れを説明する。
[排出元(病院施設等)での処理]
(1)タグ貼付作業
排出元である医療施設において、廃棄物発生時、RFIDタグに部署・種類データを書込み、廃棄物収納容器(ペール缶)に貼付する。
(2)集積場への搬入作業
集積場に設置されたRFIDリーダ・ライタ(RFID−R/W)などの読取器21で、ペール缶が通過する毎に通過データ(保管データ)の自動読み込みを行う。このとき、RFIDリーダ・ライタ付のスケールを用いて重量を記録するようにしてもよい。
廃棄物データ(管理ナンバー、排出事業者、部署、重量etc)を管理センターの廃棄物処理管理システム1に伝送して、トレーサビリティシステムの情報として排出情報DBへ登録する。
(3)廃棄物排出作業
集積場のRFIDリーダ・ライタゲート(排出)をペール缶が追加する毎にRFIDタグに排出済データを登録し、同時に管理センターに情報(個数、排出日時、etc)を伝送する。
登録された排出データを病院の排出担当者が画面上で確認し、問題がなければ、排出確認登録ボタンを押す(JWNETに排出完了情報を伝送)。
[運搬事業者の処理]
(4)廃棄物受取作業
運搬事業者は、車輌への廃棄物積込み時、車輌に設置されたセンサー(RFIDリーダ・ライタ)により、廃棄物の積込み情報をRFIDタグに書き込むとともに、GPS携帯電話を通じて、管理センターに情報を伝送する(管理ナンバー、位置情報、運搬業者、排出業者、運搬担当者、etc)。
(5)位置情報確認作業
運搬中の位置情報(緯度、経度)をGPS携帯電話を通じて、一定時間毎に管理センターに自動送信する。
(6)荷卸作業(処理場到着)
車輌からの廃棄物(ペール缶)の荷卸時、車輌に設置されたセンサーで自動的に荷卸情報を読み取り、RFIDタグに書き込む。同時にGPS携帯電話を通じて管理センターに管理ナンバー、位置情報、運搬業者、運搬担当者などの情報を伝送する。
このとき、位置情報から処理場を特定し適正であれば、登録された情報がJWNETサーバ6に運搬終了情報として伝送される。
[廃棄物処理業者での処理]
(7)受取・廃棄作業
中間処理業者から受取った廃棄物を処理プラントに搬入する際、ベルトコンベアを通して、RFIDリーダ・ライタゲートを通過した時点で廃棄物の処理データを読み取り、管理センターに種類、個数、日時、事業者などの情報を送信・登録する。
登録されたデータは、処理業者の確認作業を経て、JWNETサーバ6に伝送し、処分終了の登録を行う。
[管理センターでの処理]
(8)完了通知発行作業
排出元事業者(医療施設)に医療廃棄物の中間処理完了の通知をマニフェスト単位で通知する。
[2次排出事業者(中間処理業者)の処理]
(9)残渣の関連付け業務
管理センターのWeb上で、2次マニフェストの発行登録と一時マニフェストの関連付け登録を行う。
[2次運搬事業者の処理]
(10)2次マニフェストの登録
二次廃棄物を積んだ車輌が出発する際、GPS携帯電話に二次マニフェストの交付番号を登録する。このとき、位置情報、運搬業者、排出事業者、排出事業所、銘柄、日時などの情報を管理センターのサーバへ送信する。
(11)最終処分場での荷卸
車輌から廃棄物を荷卸し、GPS携帯電話に二次マニフェストの交付番号を登録する。
登録されたデータにてJWNETサーバ6に二次マニフェスト運搬終了の登録を行う。
このとき、GPSの位置情報(荷卸地点の緯度経度)がセンターに登録された時点でセンター側に事前登録してある最終処分場データの位置(緯度経度情報)とマッチングさせ運搬先の事業所(最終処分場)を特定させる。
[最終処分場での処理]
(12)最終処分の確認
最終処分業者が廃棄物を受け取り処分した時点でインターネットを使用し管理センターに二次マニフェストの最終処分登録を行う。登録されたデータにてJWNETサーバ6に二次マニフェストの最終処分処理を行う。
次に、廃棄物処理管理システム1の動作を説明する。
[基本情報登録処理]
予め業者に関する情報を廃棄物処理管理システム1に登録する。業者に関する情報は、入力部14を通して入力され、中央演算処理部12の入出力手段42、業者情報登録手段44を介して業者情報DB131に保存される。図3は、業者情報DB131のデータ構成例である。ここで、業者情報DB131には、業者ID(識別情報)とこれに関連付けられて業者名、住所などの業者の属性情報の他、業者を紹介したURLアドレスや読取器21のIDが保存されている。
また、入力部14を通して、廃棄物に関する情報が入力される。この情報は、入出力手段42、廃棄物情報登録手段43を介して廃棄物情報DB132に保存される。図4は、廃棄物情報DB132のデータ構成例である。ここで、廃棄物情報DB132には、廃棄物IDとこれに関連付けられて、廃棄物区分、廃棄物名などの廃棄物を特定するための情報のほか、廃棄物の解説を掲載したURLアドレスや関連廃棄物のIDなども保存されている。RFID(Radio Frequency Identification)タグのICチップには、この廃棄物IDが書き込まれ、廃棄物収納箱(ペール缶)貼付用として病院へ配布される。
[排出情報入力処理]
(排出段階)
まず、排出元である病院の廃棄物集積場に廃棄物が搬入されると、集積場に設置された読取器(RFID−R/W)21によって廃棄物収納箱に貼付されたRFIDタグの情報が読み取られる。その情報は、業者端末2を介して、廃棄物処理管理システム1へ送られる。図5は読取器21から送られてくるデータ例である。読取器IDのほか、入力日、入力時刻などの時刻情報のほか、RFIDタグごとに保存されている廃棄物IDおよびそのRFIDタグが貼付され廃棄物が収納されている廃棄物収納箱の重量データも送られてくる。廃棄物収納箱が多数あるときは、所定数のデータがまとめて送られてくる。
業者端末2から送られてきたRFID読取データは、排出情報入力手段45によって、記憶部13の排出情報DB133に保存される。
以下、排出情報入力手段45の処理手順を図7を用いて説明する。
排出情報入力手段45は、業者端末2から送られてくるRFID読取データを受信すると、まず読取器IDと廃棄物IDを抽出する(S101、S102)。次に、排出情報DB133にその廃棄物IDが存在するか否かを調べて(S103)、存在しない場合には、その廃棄物IDのエリアを作成する(S104)。そして、当該廃棄物IDエリアに送信元の業者ID、入力時刻、重量データを書き込む(S105)。次に、排出状況確認手段48を起動して、過去に重量データの入力があったか否かを判定して(S106)、過去に重量データの入力がされている場合は、その重量と今回の重量の差が所定範囲内かどうかを判定し(S107)、所定範囲を超えている場合は、注意メッセージを出力する(S108)。RFID読取データに別の廃棄物IDが含まれている場合は、ステップS103からの処理を繰り返す。
図8は、排出情報DB133のデータ構成例である。廃棄物IDごとにそれを入力した時刻情報(入力日、入力時刻)、重量データが保存される。図8(a)は、運送業者Aまで入力があった場合の例である。業者がRFIDタグを読取るごとにその入力情報が順次追加されていく。図8(b)は、焼却業者まで入力があった場合の例である。
(運搬段階)
廃棄物集積場に一時保管されている廃棄物収納箱は、運送業者によって回収される。このとき、運搬車両に設けられた読取器21によってRFIDデータが読み取られ、同じく運搬車両に備えられている業者端末2を介して廃棄物処理管理システム1へ送られる。運送業者の業者端末2は、GPS携帯5であってもよい。
運送業者から送られてくるRFIDデータには、運搬車両IDが含まれている。
そして、運送業者のGPS携帯5を介して、逐次位置情報が送られ、この位置情報は、位置情報入力手段46によって排出情報DB133に保存される。
また、運送業者の中間処理システムでも同様に、RFID読取器21を通して、RFIDデータが廃棄物処理管理システム1に送られ、排出情報入力手段45によって排出情報DB133に保存される。
(最終処理段階)
最終処理段階の、焼却業者の業者端末2からのRFIDデータを受信すると廃棄処理完了として、マニフェスト情報登録手段49によってマニフェスト情報が作成され、JWNETサーバ6へ送られる。
廃棄物処理管理システム1は、上述した排出情報の入力および監視に関する基本的な処理を実行するほか、以下の処理を行う。
[関連廃棄物の排出状況監視処理]
廃棄物情報DB132に関連廃棄物IDと重量比率データを保存しておき、排出段階以降の過程で、排出状況監視手段47によって、ある廃棄物IDの重量から重量比率データをもとに関連廃棄物の重量を推定演算し、その演算結果と関連廃棄物の入力された実際の重量との差を監視する。たとえば、同一病院のある廃棄物の重量とそれに関連する廃棄物の重量の差が所定値以上あるとアラームを出力する。
[請求処理]
業者から業者端末2を通して請求書発行要求があると、請求処理手段50が起動される。以下、図9を用いて、請求処理手段50の動作を説明する。
請求処理手順50は起動されると、排出情報DB133のデータをもとに請求情報データを作成する(S201)。業者からは、請求元である業者のIDと請求先ID、および廃棄物IDと請求料金が送られてくる。
これらの情報は請求情報DB134に保存される。図10は、請求情報DB134のデータ構成例である。廃棄物IDごとに、請求元、請求先の業者の識別情報が書き込まれ、料金請求要求の有無、請求可否を表すフラグが設定可能になっている。なお、請求情報データは、定期的に予め作成しておいても良い。
そして、請求に係る廃棄物IDについてステップS202AとステップS202Bの間のループ処理を実行する。
まず、請求情報DB134内に請求に係る廃棄物IDのデータエリア内に請求元業者IDが存在するか否かを調べ(S203)、請求元業者IDを検出した場合は(S204で「Y」)、請求情報DB134の請求元業者ID欄の料金請求要求フラグをセットする(S205)。次に、その請求元業者の下流の業者、たとえば、運送業者Aから請求書出力要求があった場合は、下流の運送業者Bの入力があるか否かを調べ(S206)、運送業者Bの入力がある場合は(S207で「Y」)、さらにその入力データ(重量など)に異常が無いかどうかを調べる(S208)。そして異常がない場合は(S209で「Y」)、請求許可フラグをセットする(S210)。
これによって、請求書の出力が可能となり、請求元業者は、業者端末2に繋がるプリンタを通して、請求書の出力を行うことができる(S214)。なお、このとき請求書には、請求書の不正を防止するための確認用のコード(乱数など)が印字されるようにすると良い。なお、電子的に請求書を発行する場合は、電子認証などを用いるようにして良い。
一方、要求のあった廃棄物IDのデータエリア内に請求元業者IDが存在しない場合は(S204で「N」)、RFIDタグの読み取り漏れまたは請求ミスとして、エラー通知を行う(S211)。下流の業者がRFIDデータを入力していない場合は(S207で「N」)、原因欄に「未入力」とセットする(S212)。また、ステップS209で、重量データが所定範囲を超えているような場合は、原因欄に「重量不一致」をセットする(S213)。これらいずれかのエラーばある場合は、請求許可フラグがセットされず、請求書は発行されない。
最終処理段階の焼却業者からの料金請求の場合は、下流の業者が存在しないため、焼却業者のRFIDデータの入力によって料金の請求を可能にする。
以上、本実施の形態によれば、廃棄物の処理状況の把握および管理を的確かつ効率的に行うことができる。特に費用請求を自己のRFIDデータの入力および下流の業者の入力を条件としているため、上流の業者が信頼のおける業者を選択することになり、廃棄処理過程において不正の生じにくい仕組みを自然に構築していくことができる。
また、廃棄物の排出元ごとに、関連のはる廃棄物の重量を監視するので、排出元での不正処理の発見が可能となる。
特に、RFIDによる管理によって、バーコード読み込みなどの余分な作業を必要とせず作業効率が向上する。また、GPSトレースシステムとの連動により、高いレベルでのトレーサビリティを実現できる。さらに、データの標準化によって、センサスデータマップ、在庫確認、請求金額計算など、種々のサービスが可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態は、主に一般家庭の排出したごみ回収作業の管理を行うものである。
システム構成は、図1とほぼ同様であるが、管理対象は廃棄物ではなく、家庭用の一般ごみであるため、廃棄物情報DB132に保存する情報としては、ごみの分別のしかたや収集場所の位置あるいは収集日などの情報が効果的である。また、排出元は一般家庭であるため、業者情報DB131に保存する情報として、排出元の業者情報(病院や企業)は不要となる。運搬業者としてはごみ回収業者の情報を登録する。
中央演算処理部12の手段としては、回収作業時のごみ重量の管理は基本的に行わないため、重量の整合性のチェックを行う排出状況監視手段47は必要ではないが、ごみを途中で他の業者に引き継ぐ場合は、当該手段47によって重量管理を行うようにしても良い。また、一般ごみの場合は、マニフェスト情報登録手段49やJWNETサーバ6との通信の必要もないが、必要により国や他の機関にごみの実態把握のための統一管理用サーバを設け、そのサーバと通信を行うようにしても良い。
このような構成において、ごみの排出、回収、処理の管理方法について説明する。
まず、ごみの排出時に一般家庭において排出用のごみ収集袋25にRFIDタグ26を貼付する。このRFIDタグ26には、燃えるごみか、燃えないごみか等のごみ種別とタグ固有の識別コードであるタグIDが記憶されている。なお、RFIDタグ26を貼付する代わりに、予めRFIDタグを内蔵したごみ収集袋を用いるようにしても良い。
そして、図12に示すように、パッカー車などのごみ収集車27のごみ搭載場所に読取器(RFIDリーダ・ライタ)21を装着しておく。ごみの集積場所において、作業員がごみをごみ収集車に投げ入れるときに、その読取器21がRFIDタグ26の情報を読み取って、ごみ収集車27のGPS機能付き無線端末2によって、予め設定されている車両識別情報のほか、GPSの位置情報、ごみ収集袋に貼付されているRFIDタグのタグID(識別情報)およびごみ種別をシステム1へ送信する。
なお、車両識別情報に替えて、無線端末の識別情報など直接・間接的に車両を特定できるものであれば良い。
図11にシステム1の排出情報DB133に保存されるごみ回収情報管理ファイル135のデータ構成例を示す。ここで、ごみ回収情報管理ファイル135は、ごみ収集車の無線端末から送られてきた情報をもとにして、車両識別情報に対応するごみ回収業者別にゴミ回収情報が記録されている。このゴミ回収情報には、ごみ収集車ごとにごみ収集袋の回収時に読み取ったタグIDと、位置情報が含まれている。また、後工程で入力されるごみの処分業者の識別情報である処分業者IDと重量データを保存するエリアが確保される。
[処分業者での処理]
ごみ処理場では、ごみ収集車からごみ収集袋が下ろされ、図13に示すコンベアに乗せられる。このコンベアには、途中に読取器21と計測手段(量り)22が備えられており、ごみ収集袋25がここを通過すると、計測手段22で計測された重量データと、読取器21で読取られたごみ収集袋25のタグIDが端末装置に送られ保存される。この保存されている情報は、処分業者ID(または処分業者が特定可能な端末ID)が付されて、定期的にシステム1へ送られる。
システム1では、この受信データから、図11のごみ回収情報管理ファイル135の対応するタグIDに関連付けて、処分業者IDと重量データを保存する。このとき、予め記憶部13にごみ種別ごとに平均密度情報を保存しておき、重量データ/平均密度データの値を計算してごみの容積を算定することもできる。
[請求処理]
ごみ回収業者が費用の請求を行う場合、第1の実施の形態と同様に、次工程すなわちごみ処分業者のデータ入力を条件にRFIDタグ単位の費用請求を行うようにしても良いが、ごみの回収を自治体が行っているような場合は、自治体の端末にゴミ回収情報を送信して、回収実態(ごみの回収量、配車台数、走行距離など)に応じて業者への支払を決めるようにしても良い。
本実施の形態によれば、ごみ回収業者ごとにゴミ回収情報を記憶することによって、ごみ回収業者の作業量の把握が可能となる。これによって、ごみ回収業者に対しては、作業量に応じた適正なごみ回収費用の支払が可能となる。
また、図14に示すようにゴミ回収情報の位置情報から、収集場所を特定して、収集場所ごと、曜日またはごみ種別ごとに、ごみの重量、容積、個数の一定期間の平均値として出力するようにすれば、収集場所のごみの量が分かるため、配車の手配に役立てることが可能となる。
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。また、第1の実施の形態と第2の実施の形態で説明した各段階での作業および機器構成は、それぞれ部分的に組み合わせて機能させることができる。たとえば、図12、図13の構成は、第1の実施の形態の運搬業者、最終処分業者における機器構成として用いることが可能である。
また、一般家庭で、ごみ種別によって異なるタグの管理を徹底させることが困難な場合は、単にタグIDのみを記憶したRFIDタグを貼付するようにしてもよい。仮に、水曜日は燃えないごみ、火曜日は燃えるごみなど回収日によって排出すべきごみの種類が決められているような場合は、その回収日でごみ種別を管理するようにしてもよい。
このようにすれば、一般家庭の利用者は、RFIDタグの種類を意識することなく貼付すればよいので、タグの貼付を徹底させることができる。
また、ごみ収集車で、RFIDタグリーダ・ライタ装置を複数箇所設けるようにしても良い。たとえば、図12のように2箇所装着しておき、ダブルカウントの場合は、端末装置2またはシステム1(サーバ)側にて重複チェックを行い、重複部分については削除するようにすれば、読み取り漏れを削減することができる。
なお、本実施の形態では、位置情報を含めたゴミ回収情報を逐次システム1へ送信することとしたが、端末側へ蓄積しておいて、ごみ収集車がごみ処理場に到着時に送信するなど必要によって送信のタイミングや送信方法を変更するようにしても良い。
本発明の実施の形態による廃棄物処理管理システムの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による医療系廃棄物の排出処理の説明図である。 図1の業者情報DBのデータ構成の説明図である。 図1の廃棄物情報DBのデータ構成の説明図である。 図1の読取器21および業者端末2を介して送信されるデータ例である。 図1のGPS携帯5を介して送信されるデータ例である。 図1の排出情報入力手段と排出状況監視手段の処理手順を示すフローチャートである。 図1の排出情報DBのデータ構成の説明図である。 図1の請求処理手段の処理手順を示すフローチャートである。 図1の請求処理DBのデータ構成の説明図である。 本発明の第2の実施の形態によるごみ回収情報管理ファイルのデータ構成の説明図である。 本発明の第2の実施の形態によるゴミ収集車内の機器構成とごみ回収時の各機器の動作の説明図である。 本発明の実施の形態による処分業者における機器構成と各機器の動作の説明図である。 本発明の第2の実施の形態によるごみ回収情報の出力例である。
符号の説明
1 廃棄物処理管理システム(サーバ)
2 業者端末
4 通信ネットワーク
5 GPS端末
6 JWNETサーバ
11 送受信部
12 中央演算処理部
13 記憶部
14 入力部
15 出力部
21 読取器
22 計測手段
25 ごみ収集袋
26 RFIDタグ
27 ごみ収集車
28 ローラ
29 ベルトコンベア
41 送受信処理手段
42 入出力手段
43 廃棄物情報登録手段
44 業者情報登録手段
45 排出情報入力手段
46 位置情報入力手段
47 排出状況監視手段
48 排出状況確認手段
49 マニフェスト情報登録手段
50 請求処理手段
131 業者情報データベース
132 廃棄物情報データベース
133 排出情報データベース
134 請求情報データベース
135 ごみ回収情報管理ファイル

Claims (8)

  1. 廃棄物を扱う業者の端末装置から送られてくる廃棄物の識別情報、廃棄物の重量データ、および、業者を特定可能な情報を含む廃棄物データを受信する排出情報入力手段と、
    前記廃棄物データに基づいて廃棄物の識別情報ごとに、業者を特定可能な情報と重量データとを関連付けて時系列的に抽出可能に保存する排出情報データベースと、
    廃棄物データの受信があったときに、前記排出情報データベースを参照して当該廃棄物データの重量データと先に送られていた同一廃棄物識別情報の重量データとを比較して、所定の範囲内にないときは注意出力を行う排出状況監視手段と、
    を備えたことを特徴とする廃棄物処理管理システム。
  2. 前記廃棄物データは、運搬車両識別情報と当該運搬車両に搭載される一または二以上の廃棄物の識別情報を含み、
    GPS端末から送られてくる前記運搬車両識別情報を含む位置情報を受信して、当該運搬車両に搭載されている廃棄物の位置情報として前記排出情報データベースに保存する位置情報入力手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の廃棄物処理管理システム。
  3. 廃棄物識別情報、料金の請求元および請求先を含む料金請求要求情報を入力し、前記排出情報データベースを参照して、少なくとも料金の請求元業者の次の業者による当該廃棄物の廃棄物データの入力が行われており、かつ、その重量データが当該請求元業者の入力による廃棄物データの重量データと比較して所定の範囲内にあるときに前記料金請求を許可する請求処理手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の廃棄物処理管理システム。
  4. 廃棄物と排出量において関連のある排出物の識別情報および排出重量の比率を保存する手段を備え、
    前記排出状況監視手段は、廃棄物の排出元業者ごとに、所定期間の廃棄物の重量を合計して、関連する廃棄物の重量が所定の比率の範囲内にあるか否かを監視することを特徴とする請求項1または3のいずれか一に記載の廃棄物処理管理システム。
  5. 複数の業者による廃棄物排出の過程で廃棄物の収納された容器の廃棄物識別情報を読取器で読み込み、当該容器の重量データと共に廃棄物データとしてサーバへ送信して、廃棄物の排出状況を追跡する廃棄物処理管理方法であって、
    前記サーバにおいて、受信した廃棄物データに基づいて、廃棄物識別情報ごとに当該情報を送信した業者の識別情報および前記重量データを保存するステップと、
    ある業者から廃棄物処理に関する費用の請求要求があった場合に、少なくとも次の過程の業者による当該廃棄物データの入力が行われており、かつ、その重量データが当該要求にかかる業者の入力した重量データと比較して所定の範囲内にあるときに前記請求を許可するステップと、
    を含むことを特徴とする廃棄物処理管理方法。
  6. 複数の業者による廃棄物排出の過程で廃棄物の収納された容器の廃棄物識別情報を読取器で読み込み、当該容器の重量データと共に廃棄物データとしてサーバへ送信して、廃棄物の排出状況を追跡する廃棄物処理管理方法であって、
    廃棄物を扱う業者の位置情報を予め前記サーバに保存するステップと、
    前記廃棄物収納容器の運搬時において、運搬車両識別情報と当該運搬車両に搭載される廃棄物収納容器の識別情報とを前記サーバへ送信した後、該運搬車両の位置情報を逐次前記サーバへ送信するステップと、
    前記サーバでは、受信した前記運搬車両の位置情報をもとに、前記運搬車両に搭載されている廃棄物収納容器の位置情報を逐次保存し、
    その後、当該廃棄物収納容器の廃棄物データの受信があったときに、それまで保存されている位置情報と当該廃棄物データを送信した業者の位置情報とが所定の範囲内であるか否かを判定して、所定の範囲内でなければ注意出力を行うステップと、
    ある業者から廃棄物処理に関する費用の請求要求があった場合に、少なくとも次の過程の業者による当該廃棄物データの入力が行われており、かつ、その重量データが当該要求にかかる業者の入力した重量データと比較して所定の範囲内にあるときに前記請求を許可するステップと、
    を含むことを特徴とする廃棄物処理管理方法。
  7. 前記廃棄物識別情報は、前記廃棄物収納容器に貼付された無線ICタグであり、前記読取器は、前記無線ICタグ用リーダ・ライタであることを特徴とする請求項5または6に記載の廃棄物処理管理方法。
  8. ごみの回収事業を行うごみ収集業者の識別情報とごみ収集業者の使用する一またはニ以上のごみ収集車の識別情報とを関連付けてサーバに保存するステップと、
    ごみをごみ収集車へ搭載時に読取器によって、ごみ収集袋に設けられた無線ICタグのタグ識別情報を読み込み、ごみ収集車の識別情報および搭載時の位置情報とともにサーバへ送信し、ごみ回収情報として保存するステップと、
    ごみ処分場にて、読取器によってごみ収集袋に設けられた無線ICタグのタグ識別情報を読み込み、当該ごみ収集袋のごみを含む重量データとともに前記サーバへ送信するステップと、
    前記サーバでは、前記処分場から送られてきた情報をもとに前記ごみ回収情報を参照して、前記ごみ収集車の識別情報ごと、または、回収時の位置情報ごとにごみの重量の合計値を演算して出力するステップと、
    を含むことを特徴とするごみ回収管理方法。
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