JP7221819B2 - ごみ搬入管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両によるごみの搬入を管理するごみ搬入管理システム、及びごみ搬入管理方法に関する。
近年、労働人口の減少に伴って、ごみ処理施設においても運営業務の効率化が必要となっている。なかでも、住民等の個人が直接ごみを持ち込む自己搬入への対応や、ごみ種別に応じた車両の誘導は、施設運営上大きな負担となっている場合が多い。
従来、ごみ処理施設において、ごみを自己搬入する場合の手続・処理は、次の通りである。まず、住民等は、受付用紙に手書きで氏名、住所、ごみ種別等を記入する。記入した受付用紙と引き換えに、氏名、住所、ごみ種別等の情報が記録された計量用ICカードを受け取る。そして、ごみを載せた車両を計量機上で停車させるとともに、計量用ICカードをカードリーダに当てて、計量用ICカードに記録されている情報内容を読み取らせて計量を行う。計量完了後、住民等は、ごみを載せた車両を、ごみの受入作業を行うためのプラットホームの入口へと移動させる。プラットホームの入口付近に居る係員は、車両に載せられたごみの種別を確認し、プラットホームに設けられた複数の荷降場(ダンピングボックス)のうち、どのダンピングボックスに行くべきかの行先を案内する。住民等は、係員に案内されたダンピングボックスへと車両を移動させ、車両に載せているごみをダンピングボックス内に投入する。そして、ごみを降ろした後の車両を計量機上で停車させるとともに、計量用ICカードをカードリーダに当てて計量を行い、計量完了後、持ち込んだごみの重量に応じて精算を行う。
一方、廃棄物収集運搬事業者の場合は、予め登録済の計量用ICカードが事前に配布されている。ごみ収集車両の運転者は、ごみを載せたごみ収集車両を計量機上で停車させるとともに、事前に配布された登録済の計量用ICカードをカードリーダに当てて、計量用ICカードに記録されている情報内容を読み取らせて計量を行う。計量完了後、ごみ収集車両の運転者は、ごみを載せたごみ収集車両を、プラットホームに設けられた複数の搬入口のうちの何れかの搬入口へと移動させて、ごみ収集車両に載せているごみをその搬入口からごみピット内に投入する。そして、ごみを降ろした後のごみ収集車両を計量機上で停車させるとともに、計量用ICカードをカードリーダに当てて計量を行う。なお、廃棄物収集運搬事業者の場合のごみ処理費用は、後日、例えば月単位で精算される。
上記の自己搬入によるごみの持ち込みを行う住民等は、大部分がリピータであるにもかかわらず、上記の受付手続は住民等が自己搬入する毎に行われる。このため、休日等の繁忙期には、受付手続に手間がかかって自己搬入動作が滞るとともに、受付手続を行う窓口の係員の数を増やさなければならないという問題があった。
一方、廃棄物収集運搬事業者のごみ収集車両によるごみの搬入の場合は、予め登録済の計量用ICカードが事前に配布されているため、上記のような問題は生じない。しかし、どのごみ収集車両からのどのような性状(紙、木、厨芥、不燃ごみ等)のごみがごみピットのどの搬入口からごみピット内に投入されたか不明であるため、ごみピット内のどの領域にどのような性状のごみが貯留されているかを判別することが困難であり、その結果、ごみピットから焼却炉に投入されるごみの性状は成り行きでばらつきがあり、焼却炉の燃焼に悪影響を及ぼす虞がある。
上記のような問題を解決し得るものとして、車両認識装置を用いたごみ状態管理方法に関する技術がある(例えば、特許文献1を参照)。
特開2019-11915号公報
特許文献1に係る技術において、車両認識装置は、ごみピットへごみを投入しているごみ収集車両の画像をカメラによって取得し、取得した画像に対して画像認識処理を行うことによって、ごみピットへごみを投入しているごみ収集車両のナンバープレートを識別する。また、車両認識装置は、プラットホームに設けられた複数の搬入口を開閉するための複数の扉のそれぞれに各扉を特定するために描かれた文字又は数字の画像をカメラによって取得し、取得した画像に対して画像認識処理を行うことによって、画像中にごみ収集車両と一緒に写っている扉の文字又は数字を識別する。
特許文献1に係る技術によれば、どのごみ収集車両からのごみがごみピットのどの扉の搬入口からごみピット内に投入されたかを判定することが可能となる。従って、ごみを自己搬入するごみ処理施設に特許文献1に係る技術を応用した場合、ごみの自己搬入に使用された車両を管理することが可能となり、従来の受付手続の簡素化を図ることができるものと考えられる。
ところで、特許文献1に係る技術において、車両認識装置は、例えば、ごみ収集車両が運んでいるごみの画像認識処理によって、ごみの種別を識別するようなことは行っていない。また、事前に、車両認識装置に対して、ごみ収集車両が運搬するごみの種別の入力等も行われていない。すなわち、特許文献1に係る技術では、ごみ収集車両と当該ごみ収集車両が運んでいるごみの種別とが関連付けられていない。このため、廃棄物収集運搬事業者によって搬入されるごみの種別毎の管理を行うことができない。また、特許文献1に係る技術を住民等によるごみの自己搬入のために適用したとしても、個人単位で搬入されるごみの種別毎の管理を行うことができないことになる。
また、特許文献1に係る技術では、ごみ収集車両がごみピットのどの扉の搬入口へ行くべきかを誘導するような手段が設けられていない。このため、ごみ収集車両がごみピットのどの扉の投入口へと行くべきかを誘導することができない。また、特許文献1に係る技術をごみの自己搬入のために適用したとしても、自己搬入車両がどのダンピングボックスへと行くべきかを誘導することができない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、住民等の個人や廃棄物収集運搬事業者によって搬入されるごみの種別毎の管理を容易に行うことができるとともに、ごみの種別に応じた荷降場へと車両を誘導することができるごみ搬入管理システム、及ごみ搬入管理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係るごみ搬入管理システムの特徴構成は、
車両を受け入れる受入エリアと、複数の荷降場を有するプラットホームとを備えるごみ処理施設において、車両によるごみの搬入を管理するごみ搬入管理システムであって、
前記受入エリアにおいて、車両から当該車両を特定する特定情報を取得する入場車両特定手段と、
前記受入エリアにおいて、車両が運搬するごみの種別の入力を受け付け、ごみ種別情報を取得する入力手段と、
前記入場車両特定手段によって取得された入場車両特定情報と、前記入力手段によって取得された前記ごみ種別情報とを関連付けてごみ搬入データを生成するデータ生成手段と、
前記ごみ搬入データを記録する記録手段と、
前記受入エリアから前記プラットホームへの搬入経路において、車両から当該車両を特定する特定情報を取得するプラットホーム車両特定手段と、
前記プラットホーム車両特定手段によって取得された特定情報に基づいて、前記記録手段に記録された前記ごみ搬入データから関連するごみ種別情報を取得し、前記複数の荷降場のうち、当該ごみ種別情報に応じた荷降場へ車両を誘導する誘導手段と、
を備えることにある。
本構成のごみ搬入管理システムにおいては、入場車両特定手段によって取得された特定情報と、入力手段によって取得されたごみ種別情報とが関連付けられたごみ搬入データがデータ生成手段によって生成され、生成されたごみ搬入データは、記録手段によって記録される。従って、住民等の個人がごみの自己搬入の際に車両を使用した場合や、廃棄物収集運搬事業者がごみ収集車両を使用した場合、住民等の個人や廃棄物収集運搬事業者によって搬入されるごみの種別毎の管理を容易に行うことができる。また、本構成のごみ搬入管理システムは、受入エリアからプラットホームへの搬入経路において、車両から当該車両を特定する特定情報を取得するプラットホーム車両特定手段と、プラットホーム車両特定手段によって取得された特定情報に基づいて、記録手段に記録されたごみ搬入データから関連するごみ種別情報を取得し、当該ごみ種別情報に応じた荷降場へ車両を誘導する誘導手段とを備える構成とされる。このような構成により、受入エリアからプラットホームへの搬入経路において取得された車両の特定情報に基づいて、ごみ搬入データから関連するごみ種別情報が取得され、取得されたごみ種別情報に応じた荷降場へと車両が誘導されることになる。従って、ごみの種別に応じた荷降場へと車両を誘導することができる。
本発明に係るごみ搬入管理システムにおいて、
前記特定情報は、車両の車両ナンバーであり、
前記入場車両特定手段、及び前記プラットホーム車両特定手段は、車両を撮影するカメラを含むことが好ましい。
本構成のごみ搬入管理システムによれば、車両を特定する特定情報が、車両の車両ナンバーであり、入場車両特定手段、及びプラットホーム車両特定手段が、車両を撮影するカメラを含むので、カメラによって取得した画像に写っている車両ナンバーによって車両を容易、且つ正確に特定することができる。
本発明に係るごみ搬入管理システムにおいて、
前記誘導手段は、前記ごみ種別情報に応じた荷降場を示す画像及び/又は音声の提示により、前記車両を誘導することが好ましい。
本構成のごみ搬入管理システムによれば、ごみ種別情報に応じた荷降場を示す画像及び/又は音声よって車両が誘導されるので、ごみ種別に応じた荷降場へと車両を確実に誘導することができる。
本発明に係るごみ搬入管理システムにおいて、
前記受入エリアにおいて、車両の重量を計量してごみ積載重量を得る入口計量手段と、
前記入口計量手段によって計量されたごみ積載重量を前記入場車両特定手段によって取得された特定情報に関連付けて、前記記録手段に追加するデータ追加手段と、
前記プラットホームからごみ処理施設の出口までの退場エリアにおいて、車両から当該車両を特定する特定情報を取得する退場車両特定手段と、
前記退場エリアにおいて、車両の重量を計量しごみ非積載重量を得る出口計量手段と、
前記退場車両特定手段によって取得された特定情報に基づいて、前記記録手段からごみ積載重量を取得し、当該ごみ積載重量と前記出口計量手段によって計量されたごみ非積載重量との差分からごみ搬入量を算出するごみ搬入量算出手段と、
前記ごみ搬入量に基づいた処理費用の精算を行うための精算手段と、
をさらに備えることが好ましい。
本構成のごみ搬入管理システムにおいては、受入エリアで車両の重量が入口計量手段によって計量されてごみ積載重量が得られる。得られたごみ積載重量は、入場車両特定手段によって取得された特定情報に関連付けて記録手段に追加される。また、本構成のごみ搬入管理システムにおいては、プラットホームからごみ処理施設の出口までの退場エリアで車両から当該車両を特定する特定情報が退場車両特定手段によって取得される。さらに、退場エリアにおいては、車両の重量が出口計量手段によって計量されてごみ非積載重量が得られる。本構成のごみ搬入管理システムは、退場車両特定手段によって取得された特定情報に基づいて、記録手段からごみ積載重量を取得し、当該ごみ積載重量と出口計量手段によって計量されたごみ非積載重量との差分からごみ搬入量を算出するごみ搬入量算出手段と、ごみ搬入量に基づいた処理費用の精算を行うための精算手段とを備える構成とされる。このような構成により、ごみ種別毎のごみ搬入量がごみ搬入量算出手段によって算出されるとともに、ごみ種別毎のごみ搬入量に基づいた処理費用が精算手段によって精算されることになる。従って、住民等の個人や廃棄物収集運搬事業者によって搬入されるごみの種別毎の搬入量を容易に管理することができるとともに、ごみ種別毎の搬入量に応じて処理費用を精算することができる。
本発明に係るごみ搬入管理システムにおいて、
前記データ追加手段はさらに、車両によりごみが搬入される毎に、当該車両から取得される特定情報に関連付けて、搬入日と、前記ごみ搬入量算出手段により算出されたごみ搬入量とを前記記録手段に追加し、
同一車両の特定情報に関連付けられたごみ搬入量のうち搬入日が所定期間内の日付であるものを合計した合計搬入量が、前記所定期間での搬入が許可される所定量を超える場合に警告を発する警告手段をさらに備えることが好ましい。
本構成のごみ搬入管理システムによれば、車両によりごみが搬入される毎に、当該車両から取得される特定情報に関連付けて、搬入日と、ごみ搬入量とが記録手段に追加され、同一車両の特定情報に関連付けられたごみ搬入量のうち搬入日が所定期間内の日付であるものを合計した合計搬入量が、所定期間での搬入が許可される所定量を超える場合に警告手段によって警告が発せられるので、所定期間内に搬入が許可される所定量を超えてごみを搬入するような不正搬入を防止することができる。
本発明に係るごみ搬入管理システムにおいて、
前記精算手段は、前記合計搬入量に基づいた処理費用を精算することが好ましい。
本構成のごみ搬入管理システムによれば、所定期間の合計搬入量に基づいた処理費用が精算されるので、所定期間毎の処理費用の支払いを希望する個人や廃棄物収集運搬事業者の要望に応えることができる。
本発明に係るごみ搬入管理システムにおいて、
前記精算手段は、車両によりごみが搬入される毎に、前記退場エリアにおいて処理費用を精算することが好ましい。
本構成のごみ搬入管理システムによれば、車両によりごみが搬入される毎に処理費用が精算されるので、ごみを搬入する毎に処理費用の支払いを希望する個人の要望に応えることができる。
次に、上記課題を解決するための本発明に係るごみ搬入管理方法の特徴構成は、
車両を受け入れる受入エリアと、複数の荷降場を有するプラットホームとが設けられたごみ処理施設において、車両によるごみの搬入を管理するごみ搬入管理方法であって、
前記受入エリアにおいて、車両から当該車両を特定する特定情報を取得する入場車両特定工程と、
前記受入エリアにおいて、車両が運搬するごみの種別の入力を受け付け、ごみ種別情報を取得する入力工程と、
前記入場車両特定工程によって取得された特定情報と、前記入力工程によって取得された前記ごみ種別情報とを関連付けてごみ搬入データを生成するデータ生成工程と、
前記ごみ搬入データをストレージに記録する記録工程と、
前記受入エリアから前記プラットホームへの搬入経路において、車両から当該車両を特定する特定情報を取得するプラットホーム車両特定工程と、
前記プラットホーム車両特定工程によって取得された特定情報に基づいて、前記ストレージに記録された前記ごみ搬入データから関連するごみ種別情報を取得し、当該ごみ種別情報に応じた荷降場へ前記車両を誘導する誘導工程と、
を包含することにある。
本構成のごみ搬入管理方法においては、入場車両特定工程によって取得された特定情報と、入力工程によって取得されたごみ種別情報とが関連付けられたごみ搬入データがデータ生成工程によって生成され、生成されたごみ搬入データは、記録工程によってストレージに記録される。従って、住民等の個人がごみの自己搬入の際に車両を使用した場合や、廃棄物収集運搬事業者がごみ収集車両を使用した場合、住民等の個人や廃棄物収集運搬事業者によって搬入されるごみの種別毎の管理を容易に行うことができる。また、本構成のごみ搬入管理方法は、受入エリアからプラットホームへの搬入経路において、車両から当該車両を特定する特定情報を取得するプラットホーム車両特定工程と、プラットホーム車両特定工程によって取得された特定情報に基づいて、ストレージに記録されたごみ搬入データから関連するごみ種別情報を取得し、当該ごみ種別情報に応じた荷降場へ車両を誘導する誘導工程とを包含する構成とされる。このような構成により、受入エリアからプラットホームへの搬入経路において取得された車両の特定情報に基づいて、ごみ搬入データから関連するごみ種別情報が取得され、取得されたごみ種別情報に応じた荷降場へと車両が誘導されることになる。従って、ごみの種別に応じた荷降場へと車両を誘導することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るごみ搬入管理システムを具備するごみ処理施設の要部を模式的に示す平面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るごみ搬入管理システムの概略構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るごみ搬入管理システムの機能ブロック図である。 図4は、画面表示例を示す図で、(a)及び(b)は車両ナンバー確認画面、(c)及び(d)はごみ種別選択画面、(e)及び(f)は行先案内画面である。 図5は、ごみ搬入データの確認画面を例示する図で、(a)~(d)は個人による搬入の場合、(e)~(h)は廃棄物収集運搬事業者による搬入の場合である。 図6は、所定期間におけるごみ搬入量等と車両ナンバーとを関連付けて作成されたテーブルデータを例示する図で、(a)は個人による搬入の場合、(b)は廃棄物収集運搬事業者による搬入の場合である。 図7は、ごみ搬入管理システムにおける制御装置の処理内容を示すフローチャート(1)である。 図8は、ごみ搬入管理システムにおける制御装置の処理内容を示すフローチャート(2)である。 図9は、ごみ搬入管理システムにおける制御装置の処理内容を示すフローチャート(3)である。
以下、本発明について、図1~図9を参照しながら説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることは意図しない。
〔ごみ処理施設の全体構成〕
図1は、本発明の一実施形態に係るごみ搬入管理システムを具備するごみ処理施設の要部を模式的に示す平面図である。図1に示されるごみ処理施設1は、車両入口2から進入方向に所定距離を存して区画形成される受入エリア3と、車両入口2と並設される車両出口4から退出方向と逆方向に所定距離を存して受入エリア3と並ぶように区画形成される退場エリア5と、受入エリア3と退場エリア5との間に設置される計量棟6と、計量棟6から施設奥側に設置される工場棟7と、工場棟7のごみピット21の側方(図において右側)に隣り合うように設置される焼却炉8とを備えている。
<受入エリア>
受入エリア3は、車両10を受け入れるために区画形成されるエリアである。ここで、車両10としては、ごみを自己搬入する住民等の個人が運転する自己搬入車両や、廃棄物収集運搬事業者のごみ収集車両等が挙げられる。受入エリア3には、トラックスケール等からなる入口計量機11が設置されている。受入エリア3において、入口計量機11の前方には、車両10の進入を阻止又は許可するための入口遮断機12が設置され、入口計量機11の側方には、入口操作ポスト13が設置され、入口遮断機12の近傍には、車両10が入口遮断機12を通過したか否かを検出するための入口光電管センサ14が設置されている。また、受入エリア3には、入口計量機11上に載っている車両10の少なくとも自動車登録番号標又は車両番号標(ナンバープレート)に表示された車両ナンバーを撮影することができるように入場車両撮影カメラ15が車両10の進入の邪魔にならないように設置されている。
ここで、「個人」、「廃棄物収集運搬事業者」は、陸運局に登録された車両10の所有車、又は使用者である。また、「車両ナンバー」とは、道路運送車両法第19条に規定されている自動車登録番号標に表示された自動車登録番号、又は道路運送車両法第73条に規定されている車両番号標に表示された車両番号のことである。
<退場エリア>
退場エリア5は、ごみを搬入した車両10が退場する際に退場手続等を行うために区画形成されるエリアである。退場エリア5には、トラックスケール等からなる出口計量機16が設置されている。退場エリア5において、出口計量機16の前方には、車両10の退場を阻止又は許可するための出口遮断機17が設置され、出口計量機16の側方には、出口操作ポスト18が設置され、出口遮断機17の近傍には、車両10が出口遮断機17を通過したか否かを検出するための出口光電管センサ19が設置されている。また、退場エリア5には、出口計量機16上に載っている車両10の少なくともナンバープレートに表示された車両ナンバーを撮影することができるように退場車両撮影カメラ20が車両10の退場の邪魔にならないように設置されている。
<ごみピット、プラットホーム>
工場棟7には、ごみを貯留するためのごみピット21が設けられるとともに、ごみピット21と隣接するようにプラットホーム22が設けられている。プラットホーム22には、退場エリア5に向かって一直線上に位置するようにプラットホーム入口25及びプラットホーム出口26がそれぞれ設けられている。ごみピット21は、可燃ごみが貯留される可燃ごみピット21aと、不燃ごみが貯留される不燃ごみピット21bとを有している。可燃ごみピット21aは、プラットホーム入口25に近い側に配され、不燃ごみピット21bは、プラットホーム出口26に近い側に配されている。
[第一搬入口~第四搬入口]
プラットホーム22と可燃ごみピット21aとの境界には、可燃ごみピット21aの内部に可燃ごみを投入するための複数の搬入口31~34が、プラットホーム入口25からプラットホーム出口26に向かう方向に沿って所定間隔で配置されている。複数の搬入口31~34において、第一搬入口31は、廃棄物収集運搬事業者が持ち込む可燃ごみ(紙等)を可燃ごみピット21aの内部に投入するための搬入口である。第二搬入口32は、廃棄物収集運搬事業者が持ち込む可燃ごみ(木等)を可燃ごみピット21aの内部に投入するための搬入口である。第三搬入口33は、廃棄物収集運搬事業者が持ち込む可燃ごみ(厨芥等)を可燃ごみピット21aの内部に投入するための搬入口である。第四搬入口34は、住民等の個人が持ち込む可燃ごみを可燃ごみピット21aの内部に投入するための搬入口である。各搬入口31~34には、各搬入口31~34を開閉するための投入扉51~54が設けられている。
[第一ダンピングボックス、第一破砕機]
投入扉54の前方のプラットホーム床上には、第一ダンピングボックス91が設置されている。第一ダンピングボックス91は、住民等の個人が持ち込んだ可燃ごみを受け入れ、受け入れた可燃ごみを第四搬入口34から可燃ごみピット21aの内部に安全に投入できるように構成されている。第一ダンピングボックス91の投入扉54に向かって右隣りには、第一破砕機101が設置されている。第一破砕機101は、住民等の個人が持ち込んだ可燃性粗大ごみを破砕して可燃ごみピット21aの内部に投入するものである。
[第五搬入口、第六搬入口]
プラットホーム22と不燃ごみピット21bとの境界には、不燃ごみピット21bの内部に不燃ごみを投入するための複数の搬入口35,36が、プラットホーム入口25からプラットホーム出口26に向かう方向に沿って所定間隔で配置されている。複数の搬入口35,36において、第五搬入口35は、廃棄物収集運搬事業者が持ち込む不燃ごみを不燃ごみピット21bの内部に投入するための搬入口である。第六搬入口36は、住民等の個人が持ち込む不燃ごみを不燃ごみピット21bの内部に投入するための搬入口である。各搬入口35,36には、各搬入口35,36を開閉するための投入扉55,56が設けられている。
[第二ダンピングボックス、第二破砕機]
投入扉56の前方のプラットホーム床上には、第二ダンピングボックス92が設置されている。第二ダンピングボックス92は、住民等の個人が持ち込んだ不燃ごみを受け入れ、受け入れた不燃ごみを第六搬入口36から不燃ごみピット21bの内部に安全に投入できるように構成されている。第二ダンピングボックス92の投入扉56に向かって右隣りには、第二破砕機102が設置されている。第二破砕機102は、住民等の個人が持ち込んだ不燃性粗大ごみを破砕して不燃ごみピット21bの内部に投入するものである。
なお、搬入口31,32,33,35、ダンピングボックス91,92、破砕機101,102が、本発明の「荷降場」に相当する。
プラットホーム入口25の近傍には、受入エリア3からプラットホーム入口25への搬入経路30において、車両10の少なくともナンバープレートに表示された車両ナンバーを撮影することができるようにプラットホーム車両撮影カメラ45が車両10のプラットホーム入口25への進入の邪魔にならないように設置されている。また、プラットホーム入口25の近傍には、プラットホーム入口25からプラットホーム22内に進入しようとする車両10の運転者が視認でき、且つ車両10の走行の邪魔にならないように行先案内モニタ50が設置されている。行先案内モニタ50は、車両10の運転者に対し複数の搬入口31,32,33,35のうちの何れの搬入口に行くべきかや、第一ダンピングボックス91、又は第二ダンピングボックス92に行くべきか、第一破砕機101又は第二破砕機102に行くべきかの案内を表示する。
ごみ処理施設1においては、車両10が持ち込んだ可燃ごみが可燃ごみピット21aの内部に一旦貯留される。また、可燃性粗大ごみは、第一破砕機101にて破砕後に可燃ごみピット21aの内部に貯留される。可燃ごみピット21aの内部に貯留された可燃ごみは、図示されないごみクレーンにより焼却炉8へと投入されて焼却処理される。
上記のごみ処理施設1において、住民等の個人が直接ごみを持ち込む自己搬入を行う場合、住民等の個人は、初回の1回のみ受付用紙に手書きで氏名、住所、車両ナンバー、ごみ種別等を記入する。ごみ処理施設1における担当係員は、受付用紙に記入された内容に基づいてデータ入力を行う。これにより、ごみの自己搬入を行う個人の車両10の車両ナンバーを含む登録データが、検索、更新等ができるように有機的に整理された状態で後述するごみ搬入管理システム60における記憶部73に記憶される。こうして、受付用紙への記入による受付手続を初回の1回のみとして、以後の受付手続を省略するようにされている。なお、廃棄物収集運搬事業者の場合は、事前に登録されたデータが記憶部73に記憶されている。
なお、以下の説明において、受入エリア3を通って入場する車両10を「入場車両10A」と称し、プラットホーム22に向う車両10を「プラットホーム車両10B」と称し、退場エリア5を通って退場する車両10を「退場車両10C」と称す、入場車両10A、プラットホーム車両10B、及び退場車両10Cを総称する際には、単に「車両10」と称することとする。
〔ごみ搬入管理システム〕
図2は、本発明の一実施形態に係るごみ搬入管理システムの概略構成を示すブロック図である。上記のごみ処理施設1は、図2に示されるごみ搬入管理システム60を備えている。
ごみ搬入管理システム60は、CPU61a、メモリ61b、I/Oポート61c等を内蔵し例えば計量棟6に設置される制御装置61と、制御装置61に信号伝達可能に接続される各種機器62とを備えて構成されている。各種機器62としては、受入エリア3に配設されている、入口計量機11、入口遮断機12、入口操作ポスト13、入口光電管センサ14、及び入場車両撮影カメラ15が挙げられる。また、各種機器62としては、退場エリア5に配設されている、出口計量機16、出口遮断機17、出口操作ポスト18、出口光電管センサ19、及び退場車両撮影カメラ20が挙げられる。さらに、各種機器62としては、プラットホーム22の近傍や内部に配設されている、プラットホーム車両撮影カメラ45、及び行先案内モニタ50が挙げられる。
ごみ搬入管理システム60において、メモリ61bには、図7~図9のフローチャートに示されるアルゴリズムに従って作成された所定プログラムや、各種データ等が記憶されており、メモリ61bに格納されている所定プログラムをCPU61aが読み込んで実行し各種機器62と協働することにより、図3の機能ブロック図に示される、第一画像処理部71、データ生成部72、記憶部73、第二画像処理部74、行先信号出力部75、データ追加部76、第三画像処理部77、ごみ搬入量算出部78、合計搬入量算出部79、警告信号出力部80、入口遮断機制御部81、及び出口遮断機制御部82の各種機能部の機能が発揮される。
<入場車両特定手段>
図3は、本発明の一実施形態に係るごみ搬入管理システムの機能ブロック図である。この図3の機能ブロック図において、入場車両撮影カメラ15は、受入エリア3を通って入場しようとする入場車両10Aを撮影する。第一画像処理部71は、入場車両撮影カメラ15が撮影した入場車両10Aの画像に対して画像認識処理を行うことにより、入場車両10Aの車両ナンバーを識別し、識別した車両ナンバーを、入場車両10Aを特定する特定情報として取得する。なお、入場車両撮影カメラ15、及び第一画像処理部71を含む構成が、本発明の「入場車両特定手段」に相当する。
<入力手段>
入口操作ポスト13は、タッチパネル13aを備えている。タッチパネル13aは、計量結果の重量値や各種操作画面、ごみ種別を選択するごみ種別選択画面等が表示される表示装置を備え、操作画面上の表示を押すことで機器を操作したり、ごみ種別選択画面上のごみ種別選択ボタンを押すことでごみ種別を入力したりする入力手段として機能する。
<データ生成手段>
データ生成部72は、入場車両撮影カメラ15及び第一画像処理部71によって取得された入場車両10Aの車両ナンバーと、入口操作ポスト13におけるごみ種別選択ボタンによる入力によって取得されたごみ種別情報とを関連付けて、図5(a)~(h)に示されるような、ごみ搬入データを生成するデータ生成手段として機能する。
<記録手段>
記憶部73は、データ生成部72によって生成されたごみ搬入データを記憶し、各種データの記録手段として機能する。前述したように、ごみの自己搬入初回での受付用紙による受付にて登録されたデータは、個人の氏名、住所、車両ナンバー等と関連付けてデータベース化された状態で記憶部73に記憶されており、この記憶部73に記憶されている個人の登録データは必要に応じて読み出される。また、事前に登録された廃棄物収集運搬事業者の登録データも必要に応じて読み出される。なお、記憶部73が本発明の「ストレージ」に相当する。
<プラットホーム車両特定手段>
プラットホーム車両撮影カメラ45は、受入エリア3からプラットホーム22への搬入経路30において、プラットホーム車両10B、すなわち搬入経路30上でプラットホーム22へと向う車両10を撮影する。第二画像処理部74は、プラットホーム車両撮影カメラ45が撮影したプラットホーム車両10Bの画像に対して画像認識処理を行うことにより、プラットホーム車両10Bの車両ナンバーを識別し、識別した車両ナンバーを、プラットホーム車両10Bを特定する特定情報として取得する。なお、プラットホーム車両撮影カメラ45、及び第二画像処理部74を含む構成が、本発明の「プラットホーム車両特定手段」に相当する。
<誘導手段>
行先信号出力部75は、プラットホーム車両撮影カメラ45及び第二画像処理部74によって取得されたプラットホーム車両10Bの車両ナンバーに基づいて、記憶部73に記憶(記録)されているごみ搬入データから関連するごみ種別情報を取得し、搬入口31,32,33,35、ダンピングボックス91,92、破砕機101,102のうち、当該ごみ種別情報に応じた搬入口31,32,33,35、ダンピングボックス91,92、破砕機101,102を示す行先信号を行先案内モニタ50へと出力する。行先案内モニタ50は、行先信号出力部75からの行先信号に基づいて、ごみ種別情報に応じた搬入口31,32,33,35、ダンピングボックス91,92、破砕機101,102を示す画像を表示する。なお、行先案内モニタ50に図示されない音声スピーカが内蔵されている場合、行先信号出力部75からの行先信号に基づいて、ごみ種別情報に応じた搬入口31,32,33,35、ダンピングボックス91,92、破砕機101,102を示す音声を音声スピーカから発するようにしてもよい。こうして、行先信号出力部75、及び行先案内モニタ50により、ごみ種別情報に応じた搬入口31,32,33,35、ダンピングボックス91,92、破砕機101,102へとプラットホーム車両10Bが誘導される。なお、行先信号出力部75、及び行先案内モニタ(音声スピーカ)50、を含む構成が、本発明の「誘導手段」に相当する。
<入口計量手段、出口計量手段>
入口計量機11は、受入エリア3において、ごみが載せられた入場車両10Aの重量を計量してごみ積載重量を得る入口計量手段として機能する。また、出口計量機16は、退場エリア5において、ごみが降ろされた後の退場車両10Cの重量を計量してごみ非積載重量を得る出口計量手段として機能する。
<データ追加手段>
データ追加部76は、入口計量機11によって計量されたごみ積載重量のデータを、入場車両撮影カメラ15、及び第一画像処理部71によって取得された入場車両10Aの車両ナンバーに関連付けて、記憶部73に追加するデータ追加手段として機能する。さらに、データ追加部76は、車両10によりごみが搬入される毎に、当該車両10の車両ナンバーに関連付けて、搬入日と、後述するごみ搬入量算出部78により算出されたごみ搬入量とを関連付けて、図6(a)及び(b)に示されるようなテーブルデータを記憶部73に追加する。
<退場車両特定手段>
退場車両撮影カメラ20は、退場エリア5を通って退場しようとする退場車両10Cを撮影する。第三画像処理部77は、退場車両撮影カメラ20が撮影した退場車両10Cの画像に対して画像認識処理を行うことにより、退場車両10Cの車両ナンバーを識別し、識別した車両ナンバーを、退場車両10Cを特定する特定情報として取得する。なお、退場車両撮影カメラ20、及び第三画像処理部77を含む構成が、本発明の「退場車両特定手段」に相当する。
<ごみ搬入量算出手段>
ごみ搬入量算出部78は、退場車両撮影カメラ20、及び第三画像処理部77によって取得された退場車両10Cの車両ナンバーに基づいて、記憶部73からごみ積載重量に関するデータを取得し、取得したごみ積載重量に関するデータと、出口計量機16によって計量されたごみ非積載重量との差分からごみ搬入量を算出するごみ搬入量算出手段として機能する。
<精算手段>
出口操作ポスト18は、入口操作ポスト13と同様にタッチパネル18aを備えて入口操作ポスト13と同様の機能を有するとともに、料金を徴収するための自動精算機の機能が付加されており、タッチパネル18aの画面上にごみ処理費用に相当する料金を表示し、表示された料金が支払われればこれを徴収する精算手段としても機能する。
<合計搬入量算出手段>
合計搬入量算出部79は、同一の車両10の車両ナンバーに関連付けられたごみ搬入量のうち、搬入日が所定期間内の日付(例えば、2019年5月1日~5月31日、図6(a)及び(b)参照)であるものを合計する合計搬入量算出手段として機能する。
<警告手段>
警告信号出力部80は、合計搬入量算出部79によって算出される合計搬入量が、所定期間(例えば、2019年5月1日~5月31日、図6(a)及び(b)参照)での搬入が許可される所定量を超える場合にその旨を警告する警告信号を入口操作ポスト13のタッチパネル13aへと出力する。入口操作ポスト13のタッチパネル13aは、警告信号出力部80からの警告信号に基づいて、所定期間での搬入が許可される所定量を超える旨を警告する警告画面を表示する。警告信号出力部80、及び入口操作ポスト13のタッチパネル13aを含む構成が、本発明の「警告手段」に相当する。
<入口遮断機制御部>
入口遮断機制御部81は、入口遮断機12の開閉を制御するものである。入口遮断機12を開く開制御信号を入口遮断機制御部81が入口遮断機12へと送ると、入口遮断機12が開く。入口光電管センサ14にて入場車両10Aが入口遮断機12を通過したことが検知されると、入口遮断機制御部81は、入口遮断機12を閉じる閉制御信号を入口遮断機12へと送る。これにより、入口遮断機12が閉じられる。
<出口遮断機制御部>
出口遮断機制御部82は、出口遮断機17の開閉を制御するものである。出口遮断機17を開く開制御信号を出口遮断機制御部82が出口遮断機17へと送ると、出口遮断機17が開く。出口光電管センサ19にて退場車両10Cが出口遮断機17を通過したことが検知されると、出口遮断機制御部82は、出口遮断機17を閉じる閉制御信号を出口遮断機17へと送る。これにより、出口遮断機17が閉じられる。
〔ごみ搬入管理方法〕
次に、本発明のごみ搬入管理方法について説明する。ごみ搬入管理方法は、ごみ搬入管理システム60における制御装置61により実行され、その処理内容について、図3の機能ブロック図、及び図7~図9のフローチャートを用いて説明する。以下の処理内容の説明は、予め登録された廃棄物収集運搬事業者によるごみの搬入、及び住民等の個人の2回目以降のごみの自己搬入に対して実行されることを前提としている。従って、ごみの自己搬入初回での受付用紙による受付にて登録されたデータ(個人の氏名、住所、車両ナンバー等)は、既に、登録データとしてデータベース化された状態で記憶部73に記憶されている。また、以下の処理内容の説明は、受入エリア3に設けられる図示されない入口信号機の表示が「青色」となり、入場車両10Aが入口計量機11上に進入するところから開始される。なお、図7~図9のフローチャートにおいて、図中記号「S」はステップを表す。
<S1:入場車両特定工程>
図7に示されるフローチャートのステップS1において、入場車両撮影カメラ15は、受入エリア3における入口計量機11上に乗っている入場車両10Aを撮影する。第一画像処理部71は、入場車両撮影カメラ15が撮影した入場車両10Aの画像に対して画像認識処理を行うことにより、入場車両10Aの車両ナンバーを識別し、識別した車両ナンバーを、入場車両10Aを特定する特定情報として取得する。こうして、入場車両撮影カメラ15によって取得した画像に写っている車両ナンバーによって入場車両10Aを容易、且つ正確に特定することができる。
<S2>
次いで、入口操作ポスト13は、図4(a)又は(b)に示されるような、入場車両10Aの車両ナンバーを表示した確認画面をタッチパネル13aに表示する。
<S3~S4>
タッチパネル13a上の車両ナンバーの確認画面に表示された「はい」のボタンを入場車両10Aの運転者が押すことで車両ナンバーの確認が取れたら(S3において「YES」)、入口操作ポスト13は、図4(c)又は(d)に示されるような、ごみの種別毎に設けられた複数(本例では4個)のごみ種別選択ボタンを表示したごみ種別選択画面をタッチパネル13aに表示する(S4)。
<S5~S6:入力工程>
入場車両10Aを運転する運転者は、タッチパネル13aに表示された複数のごみ種別選択ボタンの中から、今回、ごみ処理施設1に持ち込むごみの種別に対応するごみ種別選択ボタンを選択する。個人がごみを持ち込む場合、持ち込むごみが、例えば、可燃ごみであれば、運転者は「可燃ごみ」と表示されたごみ種別選択ボタンを押すことになり(S5において「YES」)、押されたごみ種別選択ボタンに係るごみの種別(この場合、可燃ごみ)をごみ種別情報として取得する(S6)。一方、廃棄物収集運搬事業者がごみを持ち込む場合、持ち込むごみが、例えば、可燃ごみ(紙等)であれば、運転者は「可燃ごみ(紙等)」と表示されたごみ種別選択ボタンを押すことになり(S5において「YES」)、押されたごみ種別選択ボタンに係るごみの種別(この場合、可燃ごみ(紙)等)をごみ種別情報として取得する(S6)。
<S7:データ生成・記録工程>
データ生成部72は、車両ナンバーとごみ種別情報とを関連付けて、図5(a)~(h)に示されるようなごみ搬入データ(上記の例では図5(a)又は図5(e))を生成する。このごみ搬入データは、受入エリア3を通って順次に入場してくる入場車両10Aのそれぞれに対応して生成され、生成されたごみ搬入データは、記憶部73に記録される。これにより、住民等の個人や廃棄物収集運搬事業者によって搬入されるごみの種別毎の管理を容易に行うことができる。
<S8:プラットホーム車両特定工程>
ステップS8において、プラットホーム車両撮影カメラ45は、受入エリア3からプラットホーム22への搬入経路30において、プラットホーム車両10B、すなわち搬入経路30上でプラットホーム22へと向う車両10を撮影する。第二画像処理部74は、プラットホーム車両撮影カメラ45が撮影したプラットホーム車両10Bの画像に対して画像認識処理を行うことにより、プラットホーム車両10Bの車両ナンバーを識別し、識別した車両ナンバーを、プラットホーム車両10Bを特定する特定情報として取得する。こうして、プラットホーム車両撮影カメラ45によって取得した画像に写っている車両ナンバーによってプラットホーム車両10Bを容易、且つ正確に特定することができる。
<S9:誘導工程>
ステップS9において、行先信号出力部75は、プラットホーム車両撮影カメラ45、及び第二画像処理部74によって取得されたプラットホーム車両10Bの車両ナンバーに基づいて、記憶部73に記録されているごみ搬入データ(図5(a)~(h)参照)から関連するごみ種別情報(上記の例では図5(a)に示される「可燃ごみ」又は図5(e)に示される「可燃ごみ(紙等)」)を取得し、搬入口31,32,33,35、ダンピングボックス91,92、破砕機101,102のうち、当該ごみ種別情報に応じた搬入口31,32,33,35、ダンピングボックス91,92、破砕機101,102(上記の例では「第一ダンピングボックス91」又は「第一搬入口31」)を示す行先信号を行先案内モニタ50へと出力する。行先案内モニタ50は、行先信号出力部75からの行先信号に基づいて、ごみ種別情報に応じた搬入口31,32,33,35、ダンピングボックス91,92、破砕機101,102(上記の例では「第一ダンピングボックス91」又は「第一搬入口31」)を示す、例えば、図4(e)又は図4(f)に示されるような画像を表示する。なお、行先案内モニタ50に音声スピーカが内蔵されている場合、行先信号出力部75からの行先信号に基づいて、ごみ種別情報に応じた搬入口31,32,33,35、ダンピングボックス91,92、破砕機101,102を示す音声を音声スピーカから発するようにしてもよい。こうして、ごみ種別情報に応じた搬入口31,32,33,35、ダンピングボックス91,92、破砕機101,102を示す画像や音声によってプラットホーム車両10Bが誘導されるので、ごみ種別に応じた搬入口31,32,33,35、ダンピングボックス91,92、破砕機101,102へとプラットホーム車両10Bを確実に誘導することができる。
<S21~S22、S31>
ごみ搬入管理システム60においては、図7のフローチャートに示されるステップS7での入場車両10Aの受付処理の後に入口計量機11での計量が実施される。図8に示されるフローチャートのステップS21において、例えば、入口計量機11上に入場車両10Aが載ってから所定時間経過して重量測定値が安定したことをもって計量が完了したと判断した場合(S21において「YES」)、ステップS22へと進む。ステップS22において、合計搬入量算出部79は、同一の車両10の車両ナンバーに関連付けられたごみ搬入量のうち、搬入日が所定期間内の日付(例えば、2019年5月1日~5月31日、図6(a)及び(b)参照)であるものを合計する。合計搬入量が所定期間での搬入が許可される所定量を超えていない場合、ステップS23へと進む。一方、合計搬入量が所定期間での搬入が許可される所定量を超える場合、警告信号出力部80は、その旨を警告する警告信号を入口操作ポスト13のタッチパネル13aへと出力する(S31)。これにより、所定期間での搬入が許可される所定量を超える旨を警告する警告画面が入口操作ポスト13のタッチパネル13aに表示され、所定期間内に搬入が許可される所定量を超えてごみを搬入するような不正搬入を防止することができる。
<S23>
ステップS23において、データ追加部76は、入口計量機11によって計量されたごみ積載重量のデータを、入場車両撮影カメラ15、及び第一画像処理部71によって取得された車両10の車両ナンバーに関連付けて記憶部73に追加する。また、データ追加部76は、車両10によりごみが搬入される毎に、当該車両10の車両ナンバーに関連付けて、搬入日と、ごみ搬入量算出部78により算出されたごみ搬入量とを関連付けて、図6(a)及び(b)に示されるようなデータを記憶部73に追加する。
<S24~S26>
入口遮断機制御部81は、積載重量のデータが車両ナンバーに関連付けて記憶部73に追加された後に、入口遮断機12を開く開制御信号を入口遮断機12へと送る(S24)。これにより、入口遮断機12が開かれる。入口光電管センサ14にて入場車両10Aが入口遮断機12を通過したことが検知されると(S25において「YES」)、入口遮断機制御部81は、入口遮断機12を閉じる閉制御信号を入口遮断機12へと送る。これにより、入口遮断機12が閉じられる。
<S41>
ごみ搬入管理システム60においては、持ち込んだごみをプラットホーム22におけるごみの種別に応じた搬入口31,32,33,35、ダンピングボックス91,92、破砕機101,102で荷降ろした後、出口計量機16での計量が実施される。図9に示されるフローチャートのステップS5において、退場車両撮影カメラ20は、退場エリア5における出口計量機16上に乗っている退場車両10Cを撮影する。第三画像処理部77は、退場車両撮影カメラ20が撮影した退場車両10Cの画像に対して画像認識処理を行うことにより、退場車両10Cの車両ナンバーを識別し、識別した車両ナンバーを、退場車両10Cを特定する特定情報として取得する。こうして、退場車両撮影カメラ20によって取得した画像に写っている車両ナンバーによって退場車両10Cを容易、且つ正確に特定することができる
<S42~S43>
例えば、出口計量機16上に退場車両10Cが載ってから所定時間経過して重量測定値が安定したことをもって計量が完了したと判断した場合(S42において「YES」)、ごみ搬入量算出部78は、退場車両10Cの車両ナンバーに基づいて、記憶部73からごみ積載重量に関するデータを取得し、取得したごみ積載重量に関するデータと、出口計量機16によって計量されたごみ非積載重量との差分からごみ搬入量を算出する(S43)。ステップS43において算出されたごみ搬入量に応じた費用の料金等を含むごみ搬入データ(図6(a)及び(b)における搬入当日のデータ)が出口操作ポスト18のタッチパネル18aに表示される。
<S44~S47>
出口操作ポスト18は、料金を徴収するための自動精算機の機能が付加されている。住民等の個人のごみ処理費用については、ごみが搬入される毎に精算されるため、料金が精算されたか否かが判断される(S44)。ステップS44において、出口操作ポスト18のタッチパネル18aの画面上に表示された、ごみ処理の費用に相当する料金が支払われることをもって精算が済んだと判断した場合(S44において「YES」)、出口遮断機制御部82は、出口遮断機17を開く開制御信号を出口遮断機17へと送る(S45)。これにより、出口遮断機17が開かれる。出口光電管センサ19にて退場車両10Cが出口遮断機17を通過したことが検知されると(S46において「YES」)、出口遮断機制御部82は、出口遮断機17を閉じる閉制御信号を出口遮断機17へと送る。これにより、出口遮断機17が閉じられる。なお、廃棄物収集運搬事業者のごみ処理費用は、後日、例えば月単位で精算されるため、ステップS44の処理は省略される。
こうして、住民等の個人のごみ処理費用について、ごみ種別毎のごみ搬入量がごみ搬入量算出部78によって算出されるとともに、ごみ種別毎のごみ搬入量に基づいた処理費用が出口操作ポスト18によって精算されることになる。一方、廃棄物収集運搬事業者のごみ処理費用についても、ごみ種別毎のごみ搬入量がごみ搬入量算出部78によって算出され、ごみ種別毎のごみ搬入量に基づいた処理費用が、後日、例えば月単位で精算される。従って、住民等の個人や廃棄物収集運搬事業者によって搬入されるごみの種別毎の搬入量を容易に管理することができるとともに、ごみ種別毎の搬入量に応じて処理費用を精算することができる。
なお、出口操作ポスト18は、同一の車両10の特定情報に関連付けられたごみ搬入量のうち、搬入日が例えば図6(a)に示されるように所定期間内(2019年5月1日~5月31日)の日付であるものを合計した合計搬入量に基づいた処理費用を精算することができる。この場合、所定期間毎の処理費用の支払いを希望する個人の要望に応えることができる。一方、出口操作ポスト18は、車両10によりごみが搬入される毎に、退場エリア5において処理費用を精算することができる。この場合、ごみを搬入する毎に処理費用の支払いを希望する個人の要望に応えることができる。
本発明のごみ搬入管理システム、及ごみ搬入管理方法は、車両によるごみの搬入を管理する用途において利用可能である。
1 ごみ処理施設
3 受入エリア
5 退場エリア
10 車両
10A 入場車両
10B プラットホーム車両
10C 退場車両
11 入口計量機(入口計量手段)
13 入口操作ポスト
13a タッチパネル(入力手段、警告手段)
15 入場車両撮影カメラ(入場車両特定手段)
16 出口計量機(出口計量手段)
18 出口操作ポスト(精算手段)
22 プラットホーム
30 搬入経路
31 第一搬入口(荷降場)
32 第二搬入口(荷降場)
33 第三搬入口(荷降場)
35 第五搬入口(荷降場)
45 プラットホーム車両撮影カメラ(プラットホーム車両特定手段)
50 行先案内モニタ(誘導手段)
60 ごみ搬入管理システム
71 第一画像処理部(入場車両特定手段)
72 データ生成部(データ生成手段)
73 記憶部(記録手段)
74 第二画像処理部(プラットホーム車両特定手段)
75 行先信号出力部(誘導手段)
76 データ追加部(データ追加手段)
78 ごみ搬入量算出部(ごみ搬入量算出手段)
80 警告信号出力部(警告手段)
91 第一ダンピングボックス(荷降場)
92 第二ダンピングボックス(荷降場)
101 第一破砕機(荷降場)
102 第二破砕機(荷降場)

Claims (5)

  1. 車両を受け入れる受入エリアと、複数の荷降場を有するプラットホームとを備えるごみ処理施設において、車両によるごみの搬入を管理するごみ搬入管理システムであって、
    前記受入エリアにおいて、車両から当該車両を特定する特定情報を取得する入場車両特定手段と、
    前記受入エリアにおいて、車両が運搬するごみの種別の入力を受け付け、ごみ種別情報を取得する入力手段と、
    前記入場車両特定手段によって取得された入場車両特定情報と、前記入力手段によって取得された前記ごみ種別情報とを関連付けてごみ搬入データを生成するデータ生成手段と、
    前記ごみ搬入データを記録する記録手段と、
    前記受入エリアから前記プラットホームへの搬入経路において、車両から当該車両を特定する特定情報を取得するプラットホーム車両特定手段と、
    前記プラットホーム車両特定手段によって取得された特定情報に基づいて、前記記録手段に記録された前記ごみ搬入データから関連するごみ種別情報を取得し、前記複数の荷降場のうち、当該ごみ種別情報に応じた荷降場へ車両を誘導する誘導手段と、
    前記受入エリアにおいて、車両の重量を計量してごみ積載重量を得る入口計量手段と、
    前記入口計量手段によって計量されたごみ積載重量を前記入場車両特定手段によって取得された特定情報に関連付けて、前記記録手段に追加するデータ追加手段と、
    前記プラットホームからごみ処理施設の出口までの退場エリアにおいて、車両から当該車両を特定する特定情報を取得する退場車両特定手段と、
    前記退場エリアにおいて、車両の重量を計量しごみ非積載重量を得る出口計量手段と、
    前記退場車両特定手段によって取得された特定情報に基づいて、前記記録手段からごみ積載重量を取得し、当該ごみ積載重量と前記出口計量手段によって計量されたごみ非積載重量との差分からごみ搬入量を算出するごみ搬入量算出手段と、
    前記ごみ搬入量に基づいた処理費用の精算を行うための精算手段と、
    を備え
    前記精算手段は、車両によりごみが搬入される毎に、前記退場エリアにおいて処理費用を精算するごみ搬入管理システム。
  2. 車両を受け入れる受入エリアと、複数の荷降場を有するプラットホームとを備えるごみ処理施設において、車両によるごみの搬入を管理するごみ搬入管理システムであって、
    前記受入エリアにおいて、車両から当該車両を特定する特定情報を取得する入場車両特定手段と、
    前記受入エリアにおいて、車両が運搬するごみの種別の入力を受け付け、ごみ種別情報を取得する入力手段と、
    前記入場車両特定手段によって取得された入場車両特定情報と、前記入力手段によって取得された前記ごみ種別情報とを関連付けてごみ搬入データを生成するデータ生成手段と、
    前記ごみ搬入データを記録する記録手段と、
    前記受入エリアから前記プラットホームへの搬入経路において、車両から当該車両を特定する特定情報を取得するプラットホーム車両特定手段と、
    前記プラットホーム車両特定手段によって取得された特定情報に基づいて、前記記録手段に記録された前記ごみ搬入データから関連するごみ種別情報を取得し、前記複数の荷降場のうち、当該ごみ種別情報に応じた荷降場へ車両を誘導する誘導手段と、
    前記受入エリアにおいて、車両の重量を計量してごみ積載重量を得る入口計量手段と、
    前記入口計量手段によって計量されたごみ積載重量を前記入場車両特定手段によって取得された特定情報に関連付けて、前記記録手段に追加するデータ追加手段と、
    前記プラットホームからごみ処理施設の出口までの退場エリアにおいて、車両から当該車両を特定する特定情報を取得する退場車両特定手段と、
    前記退場エリアにおいて、車両の重量を計量しごみ非積載重量を得る出口計量手段と、
    前記退場車両特定手段によって取得された特定情報に基づいて、前記記録手段からごみ積載重量を取得し、当該ごみ積載重量と前記出口計量手段によって計量されたごみ非積載重量との差分からごみ搬入量を算出するごみ搬入量算出手段と、
    前記ごみ搬入量に基づいた処理費用の精算を行うための精算手段と、
    を備え、
    前記データ追加手段はさらに、車両によりごみが搬入される毎に、当該車両から取得される特定情報に関連付けて、搬入日と、前記ごみ搬入量算出手段により算出されたごみ搬入量とを前記記録手段に追加し、
    前記精算手段は、同一車両の特定情報に関連付けられたごみ搬入量のうち搬入日が所定期間内の日付であるものを合計した合計搬入量に基づいた処理費用を精算するごみ搬入管理システム。
  3. 車両を受け入れる受入エリアと、複数の荷降場を有するプラットホームとを備えるごみ処理施設において、車両によるごみの搬入を管理するごみ搬入管理システムであって、
    前記受入エリアにおいて、車両から当該車両を特定する特定情報を取得する入場車両特定手段と、
    前記受入エリアにおいて、車両が運搬するごみの種別の入力を受け付け、ごみ種別情報を取得する入力手段と、
    前記入場車両特定手段によって取得された入場車両特定情報と、前記入力手段によって取得された前記ごみ種別情報とを関連付けてごみ搬入データを生成するデータ生成手段と、
    前記ごみ搬入データを記録する記録手段と、
    前記受入エリアから前記プラットホームへの搬入経路において、車両から当該車両を特定する特定情報を取得するプラットホーム車両特定手段と、
    前記プラットホーム車両特定手段によって取得された特定情報に基づいて、前記記録手段に記録された前記ごみ搬入データから関連するごみ種別情報を取得し、前記複数の荷降場のうち、当該ごみ種別情報に応じた荷降場へ車両を誘導する誘導手段と、
    前記受入エリアにおいて、車両の重量を計量してごみ積載重量を得る入口計量手段と、
    前記入口計量手段によって計量されたごみ積載重量を前記入場車両特定手段によって取得された特定情報に関連付けて、前記記録手段に追加するデータ追加手段と、
    前記プラットホームからごみ処理施設の出口までの退場エリアにおいて、車両から当該車両を特定する特定情報を取得する退場車両特定手段と、
    前記退場エリアにおいて、車両の重量を計量しごみ非積載重量を得る出口計量手段と、
    前記退場車両特定手段によって取得された特定情報に基づいて、前記記録手段からごみ積載重量を取得し、当該ごみ積載重量と前記出口計量手段によって計量されたごみ非積載重量との差分からごみ搬入量を算出するごみ搬入量算出手段と、
    を備え、
    前記データ追加手段はさらに、車両によりごみが搬入される毎に、当該車両から取得される特定情報に関連付けて、搬入日と、前記ごみ搬入量算出手段により算出されたごみ搬入量とを前記記録手段に追加し、
    同一車両の特定情報に関連付けられたごみ搬入量のうち搬入日が所定期間内の日付であるものを合計した合計搬入量が、前記所定期間での搬入が許可される所定量を超える場合に警告を発する警告手段をさらに備えるごみ搬入管理システム。
  4. 前記特定情報は、車両の車両ナンバーであり、
    前記入場車両特定手段、及び前記プラットホーム車両特定手段は、車両を撮影するカメラを含む請求項1~3の何れか一項に記載のごみ搬入管理システム。
  5. 前記誘導手段は、前記ごみ種別情報に応じた荷降場を示す画像及び/又は音声の提示により、前記車両を誘導する請求項1~4の何れか一項に記載のごみ搬入管理システム。
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