JP2002085247A - 宅配ボックス - Google Patents

宅配ボックス

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JP2002085247A
JP2002085247A JP2000285541A JP2000285541A JP2002085247A JP 2002085247 A JP2002085247 A JP 2002085247A JP 2000285541 A JP2000285541 A JP 2000285541A JP 2000285541 A JP2000285541 A JP 2000285541A JP 2002085247 A JP2002085247 A JP 2002085247A
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Tomohide Furuya
智英 古屋
Hideo Sakamoto
英雄 阪本
Yuzo Kawahara
雄三 川原
Hiroaki Takeyama
博昭 竹山
Junji Senoo
純二 妹尾
Yasuhiro Yanagi
康裕 柳
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 業者と居住者とが接することがなく意志の疎
通を図ることができないことに起因する問題を解決す
る。 【解決手段】 集合住宅に構築されたローカルネットワ
ークLNに接続されるローカル端末として宅配ボックス
1を設ける。宅配ボックス1は、錠付き扉を有するとと
もに集荷および着荷の判別機能を有するボックスを備
え、その機能を有するボックスとして、着荷用のボック
スと集荷用のボックスとを有する。集荷用のボックスに
は、入庫された集荷用の荷物の重量を検出する重量セン
サ173が設けられ、通信I/F11、多重12、CP
U13およびROM14などにより構成される送信機能
は、重量センサ173で集荷用の荷物の重量が検出さ
れ、操作釦162で所望の業者が指定されると、集荷依
頼のデータを生成してその所望の業者のリモート端末に
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宅配ボックスに関
連し、特に集合住宅に構築されたローカルネットワーク
に接続されるローカル端末として設けられる宅配ボック
スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マンションなどの集合住宅におい
て、いわゆる宅配業者によって配達される荷物を、居住
者が不在であっても受け取ることを可能にする宅配ボッ
クスが種々提案されまた市販されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
宅配ボックスでは、居住者が不在であっても配達される
荷物を受け取ることが可能となる反面、業者と居住者と
が接することがなく意志の疎通を図ることができないこ
とに起因する種々の問題があった。
【0004】例えば、従来の宅配ボックスには、荷物の
集荷に利用されるものもある。このものでは、宅配業者
またはクリーニング業者などによって集荷してもらいた
い荷物を宅配ボックスに入庫して所定の設定を行えば、
その荷物が業者によって集荷されることになるが、その
荷物を集荷するために、業者が集合住宅を定期的に訪問
する必要があった。あるいは、集合住宅の居住者自身が
宅配業者またはクリーニング業者などに集荷依頼の連絡
を電話などで行う必要があった。
【0005】また、居住者と業者とが顔を直接合わせる
ことがないため、荷物が確実に業者または居住者の手に
渡ったという証明や料金の精算等が、荷物の受渡し時に
行えず、従来の宅配ボックスでは、自動捺印機等でレシ
ートを発行したり、事後に別途電話連絡などで確認す
る、または料金を代理店で精算するなどの手間が生じて
いた。
【0006】また、荷物の受取りの許否などの居住者の
意志を設定する手段を有するものがあるが、外出先でそ
の設定を変更することができず、不在にも関わらず入庫
されたままになることもあり、さらに、居住者がボック
スを開けてみないと荷物を確認できなかった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、業者と居住者とが接することがなく意志の疎通
を図ることができないことに起因する問題を解決し得る
宅配ボックスを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明は、集合住宅に構築されたローカ
ルネットワークに接続されるローカル端末として設けら
れ、外部ネットワークに接続されるリモート端末と、前
記ローカルネットワークおよび外部ネットワーク間に介
設されて前記ローカルネットワークおよび外部ネットワ
ークの一方から送信されてくるデータを受信してその他
方に送信するゲートウェイ機能を有する制御装置ととも
に通信システムを構成する宅配ボックスであって、錠付
き扉を有するとともに集荷および着荷の判別機能を有す
るボックスを備え、このボックス内に荷物が入庫される
と、集荷依頼または着荷通知のデータを生成して前記制
御装置を経由して前記リモート端末に送信する送信手段
を有することを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の宅
配ボックスにおいて、前記判別機能を有するボックスと
して、着荷用のボックスと集荷用のボックスとが設けら
れ、前記送信手段は、荷物が入庫されると、前記集荷依
頼または着荷通知のデータを生成して前記リモート端末
に送信することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の宅
配ボックスにおいて、前記判別機能として、集荷と着荷
とのうち、少なくとも集荷を指定する集荷指定手段が設
けられ、前記送信手段は、前記集荷指定手段で集荷が指
定されるとともに、前記ボックス内に集荷用の荷物が入
庫されると、前記集荷依頼のデータを生成して前記リモ
ート端末に送信することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の宅配ボックスにおいて、前記ボックス
内に入庫された集荷用の荷物の重量を検出する検出手段
と、予め選別され前記リモート端末がそれぞれ設けられ
る複数の業者から、所望の業者を指定する指定手段とを
さらに備え、前記送信手段は、前記検出手段により集荷
用の荷物の重量が検出されるとともに、前記指定手段で
予め選別された複数の業者から所望の業者が指定される
と、前記集荷依頼のデータを生成して前記指定手段で指
定された業者のリモート端末に送信することを特徴とす
る。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の宅配ボックスにおいて、前記集荷用の
荷物が入庫されるボックスとして、サイズの異なる複数
のボックスが設けられ、これら複数のボックス内に入庫
された集荷用の荷物の重量を検出する検出手段と、送り
先を入力するための送り先入力手段とをさらに備え、前
記送信手段は、前記送り先入力手段で送り先が入力され
るとともに、前記検出手段により集荷用の荷物の重量が
検出されると、前記集荷依頼のデータを生成するととも
に、前記送り先と前記集荷用の荷物の重量およびボック
スのサイズとを利用して、予め選別され前記リモート端
末がそれぞれ設けられる複数の業者から一の業者を選定
して、この業者のリモート端末に前記集荷依頼のデータ
を送信することを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、集合住宅に構築さ
れたローカルネットワークに接続されるローカル端末と
して設けられ、外部ネットワークに接続されるリモート
端末と、前記ローカルネットワークおよび外部ネットワ
ーク間に介設されて前記ローカルネットワークおよび外
部ネットワークの一方から送信されてくるデータを受信
してその他方に送信するゲートウェイ機能を有する制御
装置とともに通信システムを構成する宅配ボックスであ
って、前記ローカル端末またはリモート端末として、少
なくとも前記データの受信機能を有する受信端末が設け
られ、錠付き扉を有するボックスを備え、このボックス
に入庫される着荷物に対する料金が未払いである場合に
その料金の額を入力するための料金入力手段と、この料
金入力手段で料金の額が入力されると、その料金の額と
未払いの荷物の入庫とを通知するデータを生成して該当
する前記受信端末に送信する通知手段とを有することを
特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項1から6の
いずれかに記載の宅配ボックスにおいて、前記集合住宅
の居住者であるか否かの認証を行う認証手段と、入金手
段と、前記ボックス内に入庫された荷物に対する料金が
未払いである場合、前記認証手段で居住者であることを
示す認証結果が得られるとともに、前記入金手段で前記
未払いの料金の支払いが行われると、前記未払いの荷物
が集荷用の荷物であればその荷物が入庫されているボッ
クスの錠付き扉を施錠する一方、着荷物であればその荷
物が入庫されているボックスの錠付き扉を開錠する錠制
御手段とをさらに備えることを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項1から6の
いずれかに記載の宅配ボックスにおいて、所定の決済カ
ードの認証を行う決済カード認証手段と、前記ボックス
内に入庫された荷物に対する料金が未払いである場合、
前記決済カード認証手段で前記決済カードの適正な認証
結果が得られると、前記未払いの料金を前記決済カード
で支払うための決済データを生成し、前記決済カードに
よる支払いを取り扱う支払機関に送信する決済データ送
信手段と、この決済データ送信手段で決済データが送信
されると、前記未払いの荷物が集荷用の荷物であればそ
の荷物が入庫されているボックスの錠付き扉を施錠する
一方、着荷物であればその荷物が入庫されているボック
スの錠付き扉を開錠する錠制御手段とをさらに備えるこ
とを特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明は、集合住宅に構築さ
れたローカルネットワークに接続されるローカル端末と
して設けられ、外部ネットワークに接続されるリモート
端末と、前記ローカルネットワークおよび外部ネットワ
ーク間に介設されて前記ローカルネットワークおよび外
部ネットワークの一方から送信されてくるデータを受信
してその他方に送信するゲートウェイ機能を有する制御
装置とともに通信システムを構成する宅配ボックスであ
って、錠付き扉を有するボックスを備え、このボックス
内に着荷物が入庫されると、その着荷物が入庫されたこ
とを証明する証明データを生成して少なくとも前記リモ
ート端末に送信する証明送信手段を有することを特徴と
する。
【0017】請求項10記載の発明は、集合住宅に構築
されたローカルネットワークに接続されるローカル端末
として設けられ、外部ネットワークに接続されるリモー
ト端末と、前記ローカルネットワークおよび外部ネット
ワーク間に介設されて前記ローカルネットワークおよび
外部ネットワークの一方から送信されてくるデータを受
信してその他方に送信するゲートウェイ機能を有する制
御装置とともに通信システムを構成する宅配ボックスで
あって、錠付き扉を有するボックスを備え、このボック
ス内の撮像を行う撮像手段と、前記リモート端末が設け
られた業者によって着荷物が前記ボックス内に入庫され
ると、少なくともそのボックス内に着荷物を入庫した業
者のリモート端末に対し、前記撮像手段の撮像で得られ
た画像データを送信する画像データ送信手段とを備える
ことを特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明は、集合住宅に構築
されたローカルネットワークに接続されるローカル端末
として設けられ、外部ネットワークに接続されるリモー
ト端末と、前記ローカルネットワークおよび外部ネット
ワーク間に介設されて前記ローカルネットワークおよび
外部ネットワークの一方から送信されてくるデータを受
信してその他方に送信するゲートウェイ機能を有する制
御装置とともに通信システムを構成する宅配ボックスで
あって、錠付き扉を有するボックスを備え、このボック
ス内への荷物の入庫に対する許否の設定を行う設定手段
と、この設定手段の設定状態が拒否である場合に前記ボ
ックス内への荷物の入庫を拒否する入庫拒否手段と、少
なくとも前記ローカルネットワークを介して、前記ロー
カル端末またはリモート端末から、前記設定状態を示す
データの要求を受信すると、その設定状態を示すデータ
を応答として返信する返信手段と、少なくとも前記ロー
カルネットワークを介して、前記ローカル端末またはリ
モート端末から、前記設定状態を変更するデータを受信
すると、受信したデータに従って前記設定状態を変更す
る設定変更手段とを有することを特徴とする。
【0019】請求項12記載の発明は、集合住宅に構築
されたローカルネットワークに接続されるローカル端末
として設けられ、外部ネットワークに接続されるリモー
ト端末と、前記ローカルネットワークおよび外部ネット
ワーク間に介設されて前記ローカルネットワークおよび
外部ネットワークの一方から送信されてくるデータを受
信してその他方に送信するゲートウェイ機能を有する制
御装置とともに通信システムを構成する宅配ボックスで
あって、錠付き扉を有するボックスと、水分センサ、音
センサ、人体センサなどの状態センサとを備え、この状
態センサの出力を利用して、前記ボックス内に入庫され
ているものが危険物ないし人体などであるか否かの検査
を行う検査手段と、この検査手段による検査結果を、予
め定められた通知先に前記ローカル端末またはリモート
端末を介して通知する検査結果通知手段とを備えること
を特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る第1実施形態
の宅配ボックスの構成図、図2は図1の宅配ボックスな
どにより構成される通信システムの構成図、図3は図2
の通信システムの例を示す図であり、これらの図を用い
て以下に第1実施形態の説明を行う。
【0021】第1実施形態の宅配ボックス1は、図2に
示すように、集合住宅(図示せず)に構築されたローカ
ルネットワークLNに接続されるローカル端末Aとして
設けられ、電話回線またはインターネットなどの外部ネ
ットワークENに接続されるリモート端末Bと、ローカ
ルネットワークLNおよび外部ネットワークEN間に介
設されてローカルネットワークLNおよび外部ネットワ
ークENの一方から送信されてくるデータを受信してそ
の他方に送信するゲートウェイ機能を有する制御装置C
とともに通信システムを構成するものであり、図3の例
に示すように、錠付き扉101を有するとともに集荷お
よび着荷の判別機能を有するボックス10を複数備え、
着荷(宅配)用ボックスとしては、ボックス10内に着
荷物が入庫されると、着荷を通知するための着荷通知の
データを生成して、対応する居住者のローカル端末Aま
たはリモート端末Bに送信する一方、集荷用ボックスと
しては、ボックス10内に集荷用の荷物が入庫される
と、集荷依頼のデータを生成して制御装置Cを経由して
リモート端末Bに送信する送信機能を有している。
【0022】ただし、図3では、制御装置Cとして、こ
の機能を含む共用情報盤C1が集合住宅に設けられてい
る。また、リモート端末Bとして、外部ネットワークE
Nに対応した通信機能を有するコンピュータなどで構成
されるリモート端末B1が、例えば宅配業者またはクリ
ーニング業者などに設けられ、例えばインターネットに
接続可能な携帯電話などのリモート端末B2が、その業
者用または居住者用として設けられている。また、住宅
盤Dが集合住宅の各戸に設けられている。さらに、宅配
ボックス1自体は、マンションなどの集合住宅のロビー
などの共用空間に設けられる。
【0023】次に、第1実施形態の特徴となる上記集荷
および着荷の判別機能と送信機能とを中心に説明する。
【0024】宅配ボックス1は、図1に示すように、ロ
ーカルネットワークLN用の通信インターフェース(通
信I/F)11と、映像、音声、制御等の信号を一つの
パケットにして多重し、多重されたパケットを映像、音
声、制御の各信号に分離する信号多重/分離回路(多
重)12と、CPU(中央処理装置)13と、この動作
プログラム、予め選別された複数の業者のデータおよび
これらの各業者に設けられたリモート端末Bとの通信に
必要なデータなどが格納されたROM14と、受信した
データを格納する(状態値情報がテンポラリーデータと
して格納されるほか、通信に必要なデータが一時格納さ
れ、コード解読作業、対処返信作業の終了後、それらデ
ータは順次消去される)RAM15と、入出力ポート
(I/O)16と、報知音出力用のブザー161と、指
で外部から操作入力するための入力キー群を持つタッチ
パネルなどの操作釦162と、ディスプレイ163と、
ボックス10が割り当てられた集合住宅の居住者である
か否かの認証を行う認証部164と、各ボックス10の
構造上の接続インターフェース171と接続されるボッ
クスインターフェース(Box−I/F)17とを基本
構成として備えている。認証部164は、例えば、個人
しか知らないパスワードの入力を検知し認証するもので
あり、キーイン入力の方法はパスワードのキー入力であ
ってもよいし、認証用データが記録された個人用カード
をカードリーダーに読み込み照合させるようにしたもの
であってもよい。
【0025】そして、宅配ボックス1には、上記集荷お
よび着荷の判別機能を有するボックス10として、着荷
用のボックスと集荷用のボックスとが設けられ、集荷用
のボックス内に入庫された集荷用の荷物の重量を検出す
る重量センサ173が各ボックス10に設けられた制御
部172を介して接続インターフェース171に接続さ
れている。
【0026】ここで、上述の送信機能は、通信インター
フェース11、信号多重/分離回路12、CPU13、
ROM14およびRAM15などにより構成され、入出
力ポート16を介して操作釦162を監視し、また、入
出力ポート16、ボックスインターフェース17、接続
インターフェース171および制御部172を介して各
重量センサ173の出力を監視している。そして、宅配
業者またはクリーニング業者などの業者によって、空い
ているボックス10内に着荷物を入れる際に届け先の選
択操作などが操作釦162で行われると、着荷を通知す
るための着荷通知のデータを生成して、その届け先とな
る集合住宅の居住者のローカル端末またはリモート端末
に送信する処理が行われる。この場合、各居住者の連絡
先となるローカル端末またはリモート端末との通信に必
要なデータは、予め登録されて例えばROM14などに
記憶されている。一方、重量センサ173により集荷用
の荷物の重量が検出されるとともに、操作釦162で予
め選別された複数の業者から所望の業者が指定される
と、集荷依頼のデータを生成して操作釦162で指定さ
れた業者のリモート端末B(B1,B2)に共用情報盤
C1経由で送信する処理が行われる。この場合、各業者
のリモート端末Bとの通信に必要なデータは、予め登録
されて例えばROM14などに記憶されている。
【0027】次に、宅配ボックス1を用いた着荷および
集荷手順を説明する。着荷の場合、宅配業者またはクリ
ーニング業者などの業者は、空いているボックス10
(着荷用のボックス)に着荷物を入れ、この際、ディス
プレイ163を見ながら届け先などを操作釦162で入
力する。これにより、着荷を通知するための着荷通知の
データが生成され、その届け先となる集合住宅の居住者
のローカル端末Aまたはリモート端末Bに送信される。
【0028】これに対して集荷の場合、集合住宅の居住
者は、宅配業者またはクリーニング業者などによって集
荷してもらいたい荷物を、空いているボックス10(集
荷用のボックス)内に入れる。これにより、集荷用の荷
物の重量が、荷物が入庫されたこととともに上記送信機
能に取り込まれる。そして、このとき、予め選別された
複数の業者から所望の業者を指定するために必要な情報
がディスプレイ163に表示される。
【0029】続いて、居住者は、操作釦162で予め選
別された複数の業者から所望の業者を指定する。これに
より、集荷依頼のデータが生成されて、操作釦162で
指定された業者のリモート端末Bに送信される。この
後、集荷依頼の連絡を受けた業者が集合住宅に来てその
荷物を集荷する。
【0030】ところで、従来の宅配ボックスでは、居住
者がボックスに荷物を入れ、タッチパネルなどで宅配業
者またはクリーニング業者などを選択した後、宅配業者
またはクリーニング業者などが、自業者が指定されてい
る場合、その荷物を回収するといった手順になり、この
場合、荷物を集荷するために、業者が集合住宅を定期的
に訪問する必要があるか、または集合住宅の居住者自身
が宅配業者またはクリーニング業者などに集荷依頼の連
絡を電話などで別途行う必要がある。これに対して、第
1実施形態によれば、重量センサ173により集荷用の
荷物の重量が検出されるとともに、操作釦162で予め
選別された複数の業者から所望の業者が指定されると、
集荷依頼のデータが生成されて、操作釦162で指定さ
れた業者のリモート端末Bに送信されるから、宅配業者
またはクリーニング業者などによる荷物集荷のための集
合住宅への定期的な訪問を不要にすることができるとと
もに、集合住宅の居住者による宅配業者またはクリーニ
ング業者などへの集荷依頼の連絡を不要にすることがで
きる。
【0031】なお、第1実施形態では、集荷および着荷
の判別機能として、着荷用のボックスと集荷用のボック
スとが設けられる構成になっているが、本発明の宅配ボ
ックスでは、集荷および着荷の判別機能として、集荷と
着荷とのうち、少なくとも集荷を指定する集荷指定手段
(図1の例では操作釦162)が設けられ、集荷指定手
段で集荷が指定されるとともに、ボックス内に集荷用の
荷物が入庫されると、送信機能としての送信手段が集荷
依頼のデータを生成して対応するリモート端末に送信す
る構成でもよい。この構成でも、リモート端末が例えば
宅配業者またはクリーニング業者などに設けられている
場合に、集荷指定手段で集荷が指定されるとともに、ボ
ックス内に集荷用の荷物が入庫されると、集荷依頼のデ
ータがそのリモート端末に送信されるから、宅配業者ま
たはクリーニング業者などによる荷物集荷のための集合
住宅への定期的な訪問を不要にすることができるととも
に、集合住宅の居住者による宅配業者またはクリーニン
グ業者などへの集荷依頼の連絡を不要にすることができ
る。
【0032】図4は本発明に係る第2実施形態の宅配ボ
ックスの構成図であり、この図を用いて以下に第2実施
形態の説明を行う。
【0033】図4に示す宅配ボックス1aは、ローカル
端末Aとして設けられ、錠付き扉101を有するととも
に集荷および着荷の判別機能を有するボックス10aを
複数(図4では1つのみ図示)備え、着荷用ボックスと
しては、ボックス10a内に着荷物が入庫されると、着
荷を通知するための着荷通知のデータを生成して、対応
する居住者のローカル端末Aまたはリモート端末Bに送
信する一方、集荷用ボックスとしては、ボックス10a
内に集荷用の荷物が入庫されると、集荷依頼のデータを
生成して制御装置Cを経由してリモート端末Bに送信す
る送信機能を有している。
【0034】次に、着荷用ボックスとしての機能につい
ては第1実施形態と同様であるので、第2実施形態の特
徴となる集荷用ボックスとしての機能を中心に説明す
る。
【0035】宅配ボックス1aは、基本構成として、通
信インターフェース11と、信号多重/分離回路12
と、CPU13と、RAM15と、入出力ポート16
と、ブザー161と、操作釦162と、ディスプレイ1
63と、認証部164と、ボックスインターフェース1
7とを第1実施形態と同様に備えているほか、第1実施
形態との相違点としてROM14aを備えている。この
ROM14aには、予め選別された複数の業者のデータ
およびこれらの各業者に設けられたリモート端末Bとの
通信に必要なデータなどが第1実施形態と同様に記憶さ
れているとともに、第1実施形態とは異なる動作プログ
ラム、集荷用荷物の送り先の地域を指定するための各地
域のデータおよび宅配料金のテーブルなどが記憶されて
いる。
【0036】そして、宅配ボックス1aには、上記集荷
および着荷の判別機能を有するボックス10aとして、
着荷用のボックス(図示せず)と、大中小とサイズの異
なる集荷用のボックス10L,10M,10Sとが設け
られている。これら各集荷用のボックスには、入庫され
た集荷用の荷物の重量を検出する重量センサ173と、
接続インターフェース171と、重量センサ173の検
出結果を、接続インターフェース171、ボックスイン
ターフェース17および入出力ポート16を介して、通
信インターフェース11、信号多重/分離回路12、C
PU13、ROM14aおよびRAM15などにより構
成される送信機能に出力する制御部172aとが設けら
れている。
【0037】上記送信機能は、各重量センサ173の出
力を監視しており、重量センサ173により集荷用の荷
物の重量が検出されるととともに、操作釦162で集荷
用荷物の送り先の地域が指定されると、荷物の重量を出
力した制御部172aから集荷用のボックスのサイズを
特定する処理と、集荷依頼のデータを生成する処理と、
指定された地域、集荷用の荷物の重量およびボックスの
サイズを利用して、予め選別されリモート端末Bがそれ
ぞれ設けられる複数の業者から、一の業者を選定してこ
の業者のリモート端末Bに、生成した集荷依頼のデータ
を送信する処理とを行うものである。
【0038】次に、宅配ボックス1aを用いた集荷の手
順を説明する。まず、集合住宅の居住者は、業者によっ
て集荷してもらいたい荷物を、この荷物のサイズに合わ
せて、集荷用のボックス10L,10M,10Sのいず
れかに入れる。これにより、集荷用の荷物の重量が、実
質的に集荷用のボックスのサイズとともに上記送信機能
に取り込まれる。そして、このとき、集荷用荷物の送り
先を含む地域を指定するために必要な情報がディスプレ
イ163に表示される。
【0039】続いて、居住者は集荷用荷物の送り先を含
む地域を操作釦162で指定する。これにより、集荷依
頼のデータが生成され、宅配料金のテーブル、指定され
た地域、集荷用の荷物の重量および集荷用の荷物の入っ
たボックスのサイズに基づいて、予め選別されリモート
端末Bがそれぞれ設けられる複数の業者から、例えば最
も宅配料金が安い一の業者が選定され、この業者のリモ
ート端末Bに、生成した集荷依頼のデータが共用情報盤
C1経由で送信される。この後、集荷依頼の連絡を受け
た業者が集合住宅に来てその荷物を集荷する。
【0040】以上、第2実施形態によれば、集荷用の荷
物の重量およびボックスの大きさから業者が選定され
て、その業者に集荷依頼のデータが送信されるから、第
1実施形態と同様の効果に加えて、複数の業者から一の
業者を迷うことなく自動的に指定することができる効果
があり、例えば、宅配業者による集荷の場合、居住者
が、どの業者に依頼すれば最も宅配料金が安いかなど、
最適な業者を自分で判断する煩わしさをなくすことがで
きる。
【0041】図5は本発明に係る第3実施形態の宅配ボ
ックスの構成図であり、この図を用いて以下に第3実施
形態の説明を行う。ただし、第3実施形態では、宅配ボ
ックス1bは第1実施形態と同様に通信システムを構成
するものであり、その通信システムにおいて(図2参
照)、集合住宅の各戸毎に、ローカル端末Aまたはリモ
ート端末Bとして、通信システム上のデータの受信機能
を少なくとも有する受信端末(図示せず)が設けられて
いるものとする。
【0042】図5に示す宅配ボックス1bは、上述の如
くローカル端末Aとして設けられ、錠付き扉101と、
接続インターフェース171と、制御部172bとを有
する複数のボックス10bを備えている。また、基本構
成として、通信インターフェース11と、信号多重/分
離回路12と、CPU13と、RAM15と、入出力ポ
ート16と、ブザー161と、操作釦162と、ディス
プレイ163と、認証部164と、ボックスインターフ
ェース17とが第1実施形態と同様に具備されているほ
か、第1実施形態との相違点としてROM14bが具備
されている。そして、このROM14bには、第1実施
形態とは異なる動作プログラムおよび予め登録された各
受信端末との通信に必要なデータなどが記憶されてい
る。
【0043】ここで、第3実施形態では、ボックス10
bに入庫される着荷物に対する料金が未払いである場合
に、その料金の額がディスプレイ163を見ながら操作
釦162で入力されると、その料金の額と未払いの荷物
の入庫とを通知するデータを生成して該当する受信端末
に送信する通知機能が通信インターフェース11、信号
多重/分離回路12、CPU13、ROM14bおよび
RAM15などにより構成される。
【0044】このように構成される宅配ボックス1bで
は、宅配業者またはクリーニング業者などの業者は、料
金が未払いの荷物をボックス10bに入れるとき、その
料金の額を操作釦162で入力する。このとき、当然、
届け先の入力も行われる。これにより、その料金の額と
未払いの荷物の入庫とを通知するデータが生成され、届
け先に該当する受信端末に送信される。このとき、予め
登録された受信端末がローカル端末Aであれば、ローカ
ルネットワークLNを介してその受信端末に送信され
る。また、受信端末が携帯電話などのリモート端末Bで
あれば、共用情報盤C1を介してその受信端末に送信さ
れる。
【0045】ところで、従来の宅配ボックスでは、宅配
業者は着払いか否かの区別に関わらず荷物を入庫するの
で、居住者は、着払いと認識して荷物を受け取ることが
できないほか、宅配業者の代理店で宅配料金の精算を行
う必要がある。また、クリーニング業者用のボックスが
設けられているものがあり、この場合、クリーニング業
者が荷物(クリーニングされた衣服など)をボックスに
納品した後、居住者がクリーニング店に出向いて料金の
清算を行うか、クリーニング業者が後で集金に廻る必要
があるが、居住者は、清算の時点まで料金を把握するこ
とができない。これに対して、第3実施形態によれば、
料金が未払いの荷物が届けられると、未払いの料金の額
と未払いの荷物の入庫とが、集合住宅の居住者のうち該
当する居住者に受信端末を通して通知されるから、未払
いの荷物を届けた業者は当然として、その荷物を受け取
る居住者もその荷物に対する料金が未払いであることを
認識するので、その料金の精算のトラブルを防止するこ
とができる。
【0046】図6は本発明に係る第4実施形態の宅配ボ
ックスの構成図であり、この図を用いて以下に第4実施
形態の説明を行うと、図6に示す宅配ボックス1cは、
現金入金部165と、錠制御機能とをさらに備える以外
は、第2実施形態と同様に構成される。
【0047】上記錠制御機能は、CPU13、ROM1
4c、RAM15、I/O16、ボックスインターフェ
ース17、接続インターフェース171および制御部1
72aなどにより構成され、ボックス10a内に入庫さ
れた荷物に対する料金が未払いである場合、予め登録さ
れた集合住宅の居住者であるか否かの認証を行う認証部
164で、少なくとも居住者であることを示す認証結果
が得られるとともに、現金入金部165で上記未払いの
料金の支払いが行われると、対応する未払いの荷物が集
荷用の荷物であればその荷物が入庫されているボックス
10aの錠付き扉101を施錠する一方、着荷物であれ
ばその荷物が入庫されているボックス10aの錠付き扉
101を開錠するものである。ただし、ROM14cに
は、上記錠制御機能に必要なプログラムがさらに追加さ
れている。
【0048】このように構成される宅配ボックス1cで
は、ボックス10a内に未払いの集荷用の荷物が入庫さ
れた場合、認証部164に対するパスワードなどの入力
により、予め登録された集合住宅の居住者であることを
示す認証結果が得られるとともに、現金入金部165で
料金の支払いが行われると、ボックス10aの錠付き扉
101が施錠される。この場合、錠付き扉101を施錠
させるための命令がCPU13からI/O16、ボック
スインターフェース17および接続インターフェース1
71を介して錠付き扉101を開閉する制御部に送られ
て、錠付き扉101が施錠されることになる。
【0049】一方、ボックス10a内に未払いの着荷物
が入庫された場合、認証部164に対するパスワードな
どの入力により、予め登録された集合住宅の居住者であ
ることを示す認証結果が得られ、かつその認証結果が着
荷時に業者により入力された届け先の居住者と一致する
とともに、現金入金部165で未払いの料金の支払いが
行われると、ボックス10aの錠付き扉101が開錠さ
れる。この場合、現金入金部165で支払われる料金
は、宅配業者またはクリーニング業者が入庫時に操作釦
162で入力した額になり、この額はRAM15に記憶
保持される。そして、ボックス10aの錠付き扉101
を開錠させるための命令がCPU13から錠付き扉10
1を開閉する制御部に送られて、錠付き扉101が開錠
されることになる。
【0050】ところで、従来の宅配ボックスでは、荷物
が料金未払いの集荷用の荷物である場合、例えば発送物
またはクリーニングに出す衣服などに対する料金の精算
について、また荷物が料金未払いの着荷物である場合、
例えば着払いの着荷物または後払いのクリーニングされ
た納品物に対する料金の精算については、受渡し時点で
料金の精算ができないので、例えば、居住者が後で宅配
業者の代理店またはクリーニング店に出向いて料金を支
払う必要があった。これに対して、第4実施形態によれ
ば、上記いずれの場合にも、集合住宅において未払いの
料金を支払うことになるから、集合住宅の居住者が支払
い場所に出向く手間を省くことができる。
【0051】図7は本発明に係る第5実施形態の宅配ボ
ックスの構成図であり、この図を用いて以下に第5実施
形態の説明を行う。
【0052】図7に示す宅配ボックス1dは、所定の決
済カードの認証を行う決済カード認証部166と、決済
データ送信機能と、錠制御機能とをさらに備える以外
は、第2実施形態と同様に構成される。
【0053】上記決済データ送信機能は、通信インター
フェース11、信号多重/分離回路12、CPU13、
ROM14d、RAM15およびI/O16などにより
構成され、ボックス10a内に入庫された荷物に対する
料金が未払いである場合、少なくとも決済カード認証部
166で決済カードの適正な認証結果が得られると、上
記未払いの料金をその決済カードで支払うための決済デ
ータを生成し、決済カードによる支払いを取り扱う支払
機関に送信するものである。
【0054】上記錠制御機能は、CPU13、ROM1
4d、RAM15、I/O16、ボックスインターフェ
ース17、接続インターフェース171および制御部1
72aなどにより構成され、決済データ送信機能で決済
データが送信されると、未払いの荷物が集荷用の荷物で
あればその荷物が入庫されているボックス10aの錠付
き扉101を施錠する一方、着荷物であればその荷物が
入庫されているボックス10aの錠付き扉101を開錠
するものである。ただし、ROM14dには、上記両機
能に必要なプログラムがさらに追加されている。
【0055】このように構成される宅配ボックス1dで
は、ボックス10a内に未払いの集荷用の荷物が入庫さ
れた場合、集合住宅の居住者がその未払いの料金を決済
カード(クレジットカード)で支払うために、決済カー
ドのデータを決済カード認証部166に読み込ませる
と、決済カードが適正であるか否かの認証が行われる。
続いて、適正な認証結果が得られると、上記未払いの料
金をその決済カードで支払うための決済データが生成さ
れて、決済カードによる支払いを取り扱う支払機関(ク
レジット会社)に送信される。この後、その荷物が入庫
されているボックス10aの錠付き扉101が施錠され
る。
【0056】これに対して、ボックス10a内に未払い
の着荷物が入庫された場合、集合住宅の居住者がその未
払いの料金を決済カード(クレジットカード)で支払う
ために、決済カードのデータを決済カード認証部166
に読み込ませると、決済カードが適正であるか否かの認
証が行われる。続いて、適正な認証結果が得られ、かつ
その認証結果が着荷時に業者により入力された届け先の
居住者と一致すると、上記未払いの料金をその決済カー
ドで支払うための決済データが生成されて、決済カード
による支払いを取り扱う支払機関に送信される。この
後、その荷物が入庫されているボックス10aの錠付き
扉101が開錠される。なお、この場合、決済データの
支払い額は、宅配業者またはクリーニング業者が入庫時
に操作釦162で入力した額になる。
【0057】以上、第5実施形態によれば、集荷用また
は着荷用の荷物のいずれの場合にも、未払いの料金を決
済カードで支払うことになるから、集合住宅の居住者が
支払い場所に出向く手間および支払いのために現金を用
意する手間を省くことができる。
【0058】なお、決済カードは、銀行の預金で決済で
きるデビットカードでもよい。また、認証部164はパ
スワードの入力で認証を行うものでもよく、認証用デー
タが記録された個人用カードのデータを読み込むカード
リーダでもよく、あるいは各個人に固有である指紋認識
や網膜認識を行うものでもよい。
【0059】図8は本発明に係る第6実施形態の宅配ボ
ックスの構成図であり、この図を用いて以下に第6実施
形態の説明を行う。
【0060】図8に示す宅配ボックス1eは、ボックス
10内に着荷物が入庫されると、その着荷物が入庫され
たことを証明する証明データを生成してリモート端末B
などに送信する証明送信機能を有する以外は、第1実施
形態と同様に構成される。ただし、上記証明送信機能
は、通信インターフェース11、信号多重/分離回路1
2、CPU13、ROM14e、RAM15およびI/
O16などにより構成され、ROM14eには、その機
能に必要なプログラムがさらに追加されている。
【0061】このように構成される宅配ボックス1eで
は、ボックス10内に着荷物が入庫されると、業者によ
る操作釦162に対する操作および重量センサ173の
検出結果により、ボックス10内に着荷物が入庫された
ことが検出される。このことに応じて、着荷物が入庫さ
れたことを証明する証明データが生成される。次いで、
生成された証明データは、その着荷物を入庫した業者の
リモート端末Bと、入庫時入力された届け先に該当する
ローカル端末Aまたは携帯電話などのリモート端末Bと
に送信される。これにより、宅配業者またはクリーニン
グ業者などの業者は、上記証明データにより荷物の配達
完了データを集約する。なお、業者のリモート端末Bに
証明データを送信するために必要なデータは、着荷物を
入庫時に業者によって操作部162から入力される構成
でもよく、予めROM14eなどに記憶されている構成
でもよい。また、集合住宅の居住者のローカル端末Aま
たはリモート端末Bに証明データを送信するために必要
なデータは、予めROM14eなどに記憶されている構
成でもよく、そのデータは所有者によって適宜書換え可
能な構成でもよい。
【0062】ところで、着荷用の荷物を配達する業者
は、荷物を入庫したことの証として、集合住宅の居住者
から受取り証明をもらう必要があるので、従来の宅配ボ
ックスには、自動捺印機が設けられ、届け状の差込みに
よる捺印または受取り証明の発行を可能にするものがあ
る。しかしながら、この種の従来の宅配ボックスでは、
自動捺印機にプリンタを備える必要があるので、故障発
生率が高く、メンテナンス費用を増加させる問題があ
る。これに対して、第6実施形態によれば、着荷物が入
庫されたことを証明データで証明するから、受取り証明
用の書類を不要にすることができ、受取り証明用の自動
捺印機などを設ける必要もなくなる。
【0063】図9は本発明に係る第7実施形態の宅配ボ
ックスの構成図であり、この図を用いて以下に第7実施
形態の説明を行う。
【0064】図9に示す宅配ボックス1fは、上述の如
くローカル端末Aとして設けられ、錠付き扉101を有
するボックス10cを複数備え、各ボックス10c内の
撮像を行うカメラ174と、リモート端末Bが設けられ
た業者によって着荷物がボックス10c内に入庫される
と、そのボックス10c内に着荷物を入庫した業者のリ
モート端末Bなどに対し、カメラ10cの撮像で得られ
た画像データを送信する画像データ送信機能とをさらに
備える以外は、例えば第3実施形態と同様に構成され
る。ただし、上記画像データ送信機能は、通信インター
フェース11、信号多重/分離回路12、CPU13、
ROM14f、RAM15およびI/O16などにより
構成され、ROM14fには、その機能に必要なプログ
ラムがさらに追加されている。
【0065】このように構成される宅配ボックス1fで
は、着荷物がボックス10c内に入庫されると、業者に
よる操作釦162に対する操作などにより、ボックス1
0c内に着荷物が入庫されたことが検出される。このこ
とに応じて、制御部172cの制御で、カメラ10cが
そのボックス10c内の撮像を行い、その撮像で得られ
た画像データがカメラ174からデータ変換部174a
を介して制御部172cに取り込まれ、この制御部17
2cから上記画像データ送信機能(のRAM15)に送
信される。そして、その画像データがそのボックス10
c内に着荷物を入庫した業者のリモート端末Bと、その
着荷物の届け先に該当する居住者のローカル端末Aまた
は画像表示可能な携帯電話などのリモート端末Bとに送
信される。これにより、居住者および業者は、受信した
画像データから、確実に所定の納品が行われたことを互
いに確認する。なお、業者のリモート端末Bに画像デー
タを送信するために必要なデータは、着荷物を入庫時に
業者によって操作部162から入力される構成でもよ
く、予めROM14eなどに記憶されている構成でもよ
い。また、集合住宅の居住者のローカル端末Aまたはリ
モート端末Bに画像データを送信するために必要なデー
タは、予めROM14eなどに記憶されている構成でも
よい。さらに、所有者のローカル端末Aとしては、例え
ば図3に示した住宅盤Dでもよく、これに接続された図
略のローカル端末でもよい。
【0066】ところで、従来の宅配ボックスでは、居住
者は業者が入庫した着荷物を直接受け取るわけではない
ので、荷物の受取りに業者と居住者との間でトラブルが
発生する可能性がある。例えば、受取り証明の発行を自
動的に行うものでは、着荷物を確認してその発行を行う
わけではないので、関係のない物などでも受取り証明の
発行が行われてしまう可能性がある。これに対して、第
7実施形態によれば、ボックス10c内に着荷物を入庫
した業者にそのボックス内の画像データが送信されるか
ら、業者と居住者との間で生じ得る荷物の受渡しのトラ
ブルを防止することができる。
【0067】なお、第7実施形態において、画像データ
と合わせて、着荷を知らせる着荷通知を受取人である居
住者に送信するようにしてもよい。
【0068】図10は本発明に係る第8実施形態の宅配
ボックスの構成図であり、この図を用いて以下に第8実
施形態の説明を行う。
【0069】図10に示す宅配ボックス1gは、操作釦
162で行われたボックス10b内への荷物の入庫に対
する許否の設定が拒否である場合に、ボックス10b内
への荷物の入庫を拒否する入庫拒否機能と、少なくとも
ローカルネットワークLNを介して、ローカル端末Aま
たはリモート端末Bから、許否の設定状態を示すデータ
の要求を受信すると、その設定状態を示すデータを応答
として返信する返信機能と、少なくともローカルネット
ワークLNを介して、ローカル端末Aまたはリモート端
末Bから、その設定状態を変更するデータを受信する
と、受信したデータに従って許否の設定を変更する設定
変更機能とを有する以外は、第3実施形態と同様に構成
される。ただし、入庫拒否機能は、CPU13、ROM
14g、RAM15、I/O16およびディスプレイ1
63などにより構成され、返信機能および設定変更機能
は、通信インターフェース11、信号多重/分離回路1
2、CPU13、ROM14gおよびRAM15などに
より構成され、ROM14gには、それら機能に必要な
プログラムがさらに追加されている。
【0070】このように構成される宅配ボックス1gで
は、集合住宅の居住者がディスプレイ163を見ながら
操作釦162でボックス10b内への荷物の入庫に対す
る拒否の設定を行うと、その設定状態がRAM15で保
持され、例えば、業者が着荷物をそのボックス10b内
に入庫しようとしたときに、ボックス10b内への荷物
の入庫を拒否する表示がディスプレイ163に表示され
る。なお、荷物の入庫を許可する表示もディスプレイ1
63に表示される構成でもよい。
【0071】また、ローカル端末Aまたはリモート端末
BからローカルネットワークLNを経由して許否の設定
状態を示すデータの要求があると、許否の設定状態を示
すデータがRAM15から読み出されて応答として返信
される。
【0072】さらに、ローカル端末Aまたはリモート端
末BからローカルネットワークLNを経由して許否の設
定状態を変更するデータが送信されてくると、そのデー
タに従って、RAM15に記憶された許否の設定が変更
される。なお、リモート端末Bが携帯電話または公衆電
話である場合、許否の設定状態を変更するデータは、所
定のキー操作をすることによって生成されるものでもよ
い。
【0073】ところで、従来の宅配ボックスでは、居住
者が長期不在などで荷物の受取りを拒否する設定が可能
となっているものがあるが、このような構成の宅配ボッ
クスでも、その設定を忘れて長期旅行などに出かけてし
まい、その設定が許可になっていると、長期不在にも関
わらず、荷物が入庫されてしまう問題があった。この場
合、引取りを宅配ボックスの管理センタに依頼する必要
があり、業者に対しては、どの業者が入庫したか旅行先
からは分からないので、引取りを依頼することができな
かった。これに対して、第8実施形態によれば、例え
ば、居住者が長期間留守にする場合に設定を拒否にすれ
ば、ボックス10b内への荷物の入庫が拒否されるか
ら、ボックス10b内に荷物が入庫されるのを禁止する
ことができるほか、ローカル端末Aまたはリモート端末
Bで設定状態を示すデータの要求を送信すれば、設定状
態を示すデータが返信されてくるから、ボックス10b
の有る所に行かなくても許否の設定状態を知ることがで
き、しかも、リモート端末Bで設定状態を変更するデー
タを送信すれば、そのデータに従って許否の設定が変更
されるから、外出先で許否の設定を変更することができ
る。
【0074】図11は本発明に係る第9実施形態の宅配
ボックスの構成図であり、この図を用いて以下に第9実
施形態の説明を行う。
【0075】図11に示す宅配ボックス1hは、各ボッ
クス10dに設けられる音センサ175、水分センサ1
76および人体センサ177などの状態センサと、この
状態センサの出力を利用して、ボックス10d内に入庫
されているものが危険物ないし人体などであるか否かの
検査を行う検査機能と、この検査機能による検査結果
を、予め定められた通知先にローカル端末Aまたはリモ
ート端末Bを介して通知する検査結果通知機能とを備え
る以外は、第3実施形態と同様に構成される。ただし、
検査機能は、CPU13、ROM14h、RAM15、
I/O16およびボックスインターフェース17などに
より構成され、検査結果通知機能は、通信インターフェ
ース11、信号多重/分離回路12、CPU13、RO
M14hおよびRAM15などにより構成され、ROM
14hには、それら機能に必要なプログラム、予め定め
られた通知先のデータ、および状態センサの出力結果と
検出物(人)とを対応付けるテーブルなどがさらに追加
されている。
【0076】このように構成される宅配ボックス1hで
は、ボックス10d内が上記状態センサを通じて監視さ
れ、その状態センサの出力結果が制御部172dを介し
て上記検査機能に取り込まれる。このとき、状態センサ
で所定の検知(例えば、人体センサ177で人体検知)
が行われると、その検知結果が制御部172dを介して
検査機能に取り込まれる。続いて、状態センサの出力
(検知)結果を利用して、ROM14hに記憶されたテ
ーブルから、ボックス10d内に入庫されているものが
危険物ないし人体などであるか否かの検査が行われる。
そして、検査結果がボックス10d内に入庫されている
ものが危険物ないし人体などであることを示すものであ
れば、その検査結果が予め定められた通知先にローカル
端末Aまたはリモート端末Bを介して通知される。通知
先の機器としては、集合住宅の居住者のローカル端末A
(例えば図3の住宅盤Dまたはこれに接続されるローカ
ル端末)、管理人室のローカル端末A、および宅配ボッ
クス管理会社のリモート端末Bなどが挙げられる。そし
て、宅配ボックス管理会社のリモート端末Bに通知され
ると、宅配ボックス管理会社は、係の者を現場に急行さ
せ、危険物ないし人がボックス10d内に入っている旨
を集合住宅の管理人または警察署、消防署などに通報す
るなどの対応をとることになる。
【0077】ところで、従来の宅配ボックスには、子供
が誤ってボックス内に入ってしまうことに鑑みて、人体
センサを備えるものがあるが、通知は、人体センサの発
報に応じて、居住者もしくは管理人または専用回線経由
で、24時間体制の宅配ボックス管理会社に通知される
ようになっている。しかしながら、この種の従来の宅配
ボックスでは、通知が遅れるなどの問題があるほか、人
体監視のためのコスト(人件費・通信費)が高いなどの
問題がある。これに対して、第9実施形態によれば、ボ
ックス10b内の入庫物に対する検査結果が例えば危険
物ないし人体などであることを示すものであれば、その
旨が予め定められた通知先にローカル端末Aまたはリモ
ート端末Bを介して通知されるから、危険物の入庫に対
する対処およびボックス内に誤って子供が閉じ込められ
た場合の対処などを迅速に、しかも格安に行うことがで
きる。
【0078】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明の、集合住宅に構築されたローカルネット
ワークに接続されるローカル端末として設けられ、外部
ネットワークに接続されるリモート端末と、前記ローカ
ルネットワークおよび外部ネットワーク間に介設されて
前記ローカルネットワークおよび外部ネットワークの一
方から送信されてくるデータを受信してその他方に送信
するゲートウェイ機能を有する制御装置とともに通信シ
ステムを構成する宅配ボックスによれば、錠付き扉を有
するとともに集荷および着荷の判別機能を有するボック
スを備え、このボックス内に荷物が入庫されると、集荷
依頼または着荷通知のデータを生成して前記制御装置を
経由して前記リモート端末に送信する送信手段を有する
ので、リモート端末が例えば宅配業者またはクリーニン
グ業者などに設けられている場合に、ボックス内に集荷
用の荷物が入庫されると、集荷依頼のデータがそのリモ
ート端末に送信されるから、宅配業者またはクリーニン
グ業者などによる荷物集荷のための集合住宅への定期的
な訪問を不要にすることができるとともに、集合住宅の
居住者による宅配業者またはクリーニング業者などへの
集荷依頼の連絡を不要にすることができ、業者と居住者
とが接することがなく意志の疎通を図ることができない
ことに起因する問題を解決することができる。
【0079】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の宅配ボックスにおいて、前記判別機能を有するボッ
クスとして、着荷用のボックスと集荷用のボックスとが
設けられ、前記送信手段は、荷物が入庫されると、前記
集荷依頼または着荷通知のデータを生成して前記リモー
ト端末に送信するので、リモート端末が例えば宅配業者
またはクリーニング業者などに設けられている場合に、
集荷用のボックス内に集荷用の荷物が入庫されると、集
荷依頼のデータがそのリモート端末に送信されるから、
宅配業者またはクリーニング業者などによる荷物集荷の
ための集合住宅への定期的な訪問を不要にすることがで
きるとともに、集合住宅の居住者による宅配業者または
クリーニング業者などへの集荷依頼の連絡を不要にする
ことができる。
【0080】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の宅配ボックスにおいて、前記判別機能として、集荷
と着荷とのうち、少なくとも集荷を指定する集荷指定手
段が設けられ、前記送信手段は、前記集荷指定手段で集
荷が指定されるとともに、前記ボックス内に集荷用の荷
物が入庫されると、前記集荷依頼のデータを生成して前
記リモート端末に送信するので、リモート端末が例えば
宅配業者またはクリーニング業者などに設けられている
場合に、集荷指定手段で集荷が指定されるとともに、ボ
ックス内に集荷用の荷物が入庫されると、集荷依頼のデ
ータがそのリモート端末に送信されるから、宅配業者ま
たはクリーニング業者などによる荷物集荷のための集合
住宅への定期的な訪問を不要にすることができるととも
に、集合住宅の居住者による宅配業者またはクリーニン
グ業者などへの集荷依頼の連絡を不要にすることができ
る。この場合、集荷用のボックスと着荷用のボックスと
の共用が可能になる。
【0081】請求項4記載の発明によれば、請求項1か
ら3のいずれかに記載の宅配ボックスにおいて、前記ボ
ックス内に入庫された集荷用の荷物の重量を検出する検
出手段と、予め選別され前記リモート端末がそれぞれ設
けられる複数の業者から、所望の業者を指定する指定手
段とをさらに備え、前記送信手段は、前記検出手段によ
り集荷用の荷物の重量が検出されるとともに、前記指定
手段で予め選別された複数の業者から所望の業者が指定
されると、前記集荷依頼のデータを生成して前記指定手
段で指定された業者のリモート端末に送信するので、検
出手段により集荷用の荷物の重量が検出されるととも
に、指定手段で予め選別された複数の業者から所望の業
者が指定されると、指定手段で指定した業者のリモート
端末に集荷依頼のデータが送信されるから、宅配業者ま
たはクリーニング業者などによる荷物集荷のための集合
住宅への定期的な訪問を不要にすることができるととも
に、集合住宅の居住者による宅配業者またはクリーニン
グ業者などへの集荷依頼の連絡を不要にすることができ
る。
【0082】請求項5記載の発明によれば、請求項1か
ら3のいずれかに記載の宅配ボックスにおいて、前記集
荷用の荷物が入庫されるボックスとして、サイズの異な
る複数のボックスが設けられ、これら複数のボックス内
に入庫された集荷用の荷物の重量を検出する検出手段
と、送り先を入力するための送り先入力手段とをさらに
備え、前記送信手段は、前記送り先入力手段で送り先が
入力されるとともに、前記検出手段により集荷用の荷物
の重量が検出されると、前記集荷依頼のデータを生成す
るとともに、前記送り先と前記集荷用の荷物の重量およ
びボックスのサイズとを利用して、予め選別され前記リ
モート端末がそれぞれ設けられる複数の業者から一の業
者を選定して、この業者のリモート端末に前記集荷依頼
のデータを送信するので、集荷用の荷物の重量およびボ
ックスのサイズから業者が選定されて、その業者に集荷
依頼のデータが送信されるから、複数の業者から一の業
者を迷うことなく自動的に指定することができる効果が
ある。
【0083】請求項6記載の発明の、集合住宅に構築さ
れたローカルネットワークに接続されるローカル端末と
して設けられ、外部ネットワークに接続されるリモート
端末と、前記ローカルネットワークおよび外部ネットワ
ーク間に介設されて前記ローカルネットワークおよび外
部ネットワークの一方から送信されてくるデータを受信
してその他方に送信するゲートウェイ機能を有する制御
装置とともに通信システムを構成する宅配ボックスによ
れば、前記ローカル端末またはリモート端末として、少
なくとも前記データの受信機能を有する受信端末が設け
られ、錠付き扉を有するボックスを備え、このボックス
に入庫される着荷物に対する料金が未払いである場合に
その料金の額を入力するための料金入力手段と、この料
金入力手段で料金の額が入力されると、その料金の額と
未払いの荷物の入庫とを通知するデータを生成して該当
する前記受信端末に送信する通知手段とを有するので、
料金が未払いの荷物が届けられると、未払いの料金の額
と未払いの荷物の入庫とが、集合住宅の居住者のうち該
当する居住者に受信端末を通して通知されるから、未払
いの荷物を届けた業者は当然として、その荷物を受け取
る居住者もその荷物に対する料金が未払いであることを
認識するので、その料金の精算のトラブルを防止するこ
とができ、業者と居住者とが接することがなく意志の疎
通を図ることができないことに起因する問題を解決する
ことができる。
【0084】請求項7記載の発明によれば、請求項1か
ら6のいずれかに記載の宅配ボックスにおいて、前記集
合住宅の居住者であるか否かの認証を行う認証手段と、
入金手段と、前記ボックス内に入庫された荷物に対する
料金が未払いである場合、前記認証手段で居住者である
ことを示す認証結果が得られるとともに、前記入金手段
で前記未払いの料金の支払いが行われると、前記未払い
の荷物が集荷用の荷物であればその荷物が入庫されてい
るボックスの錠付き扉を施錠する一方、着荷物であれば
その荷物が入庫されているボックスの錠付き扉を開錠す
る錠制御手段とをさらに備えるので、ボックス内に未払
いの集荷用の荷物が入庫された場合、集合住宅の居住者
であることを示す認証結果が得られるとともに、未払い
の料金の支払いが行われると、ボックスの錠付き扉が施
錠されるようになる一方、ボックス内に未払いの着荷物
が入庫された場合、集合住宅の居住者であることを示す
認証結果が得られるとともに、未払いの料金の支払いが
行われると、ボックスの錠付き扉が開錠されるようにな
る。これらいずれの場合にも、集合住宅において未払い
の料金を支払うことになるから、支払い場所に出向く手
間を省くことができる。
【0085】請求項8記載の発明によれば、請求項1か
ら6のいずれかに記載の宅配ボックスにおいて、所定の
決済カードの認証を行う決済カード認証手段と、前記ボ
ックス内に入庫された荷物に対する料金が未払いである
場合、前記決済カード認証手段で前記決済カードの適正
な認証結果が得られると、前記未払いの料金を前記決済
カードで支払うための決済データを生成し、前記決済カ
ードによる支払いを取り扱う支払機関に送信する決済デ
ータ送信手段と、この決済データ送信手段で決済データ
が送信されると、前記未払いの荷物が集荷用の荷物であ
ればその荷物が入庫されているボックスの錠付き扉を施
錠する一方、着荷物であればその荷物が入庫されている
ボックスの錠付き扉を開錠する錠制御手段とをさらに備
えるので、ボックス内に未払いの荷物が入庫された場
合、その未払いの料金を決済カードで支払うための決済
データが決済カードによる支払いを取り扱う支払機関に
送信されると、未払いの荷物が集荷用の荷物であればそ
の荷物が入庫されているボックスの錠付き扉が施錠され
るようになる一方、着荷物であればその荷物が入庫され
ているボックスの錠付き扉が開錠されるようになる。こ
れらいずれの場合にも、未払いの料金を決済カードで支
払うことになるから、支払い場所に出向く手間および支
払いのために現金を用意する手間を省くことができる。
【0086】請求項9記載の発明の、集合住宅に構築さ
れたローカルネットワークに接続されるローカル端末と
して設けられ、外部ネットワークに接続されるリモート
端末と、前記ローカルネットワークおよび外部ネットワ
ーク間に介設されて前記ローカルネットワークおよび外
部ネットワークの一方から送信されてくるデータを受信
してその他方に送信するゲートウェイ機能を有する制御
装置とともに通信システムを構成する宅配ボックスによ
れば、錠付き扉を有するボックスを備え、このボックス
内に着荷物が入庫されると、その着荷物が入庫されたこ
とを証明する証明データを生成して少なくとも前記リモ
ート端末に送信する証明送信手段を有するので、着荷物
が入庫されたことを証明データで証明するから、受取り
証明用の書類を不要にすることができ、受取り証明用の
自動捺印機などを設ける必要もなくなり、業者と居住者
とが接することがなく意志の疎通を図ることができない
ことに起因する問題を解決することができる。
【0087】請求項10記載の発明の、集合住宅に構築
されたローカルネットワークに接続されるローカル端末
として設けられ、外部ネットワークに接続されるリモー
ト端末と、前記ローカルネットワークおよび外部ネット
ワーク間に介設されて前記ローカルネットワークおよび
外部ネットワークの一方から送信されてくるデータを受
信してその他方に送信するゲートウェイ機能を有する制
御装置とともに通信システムを構成する宅配ボックスに
よれば、錠付き扉を有するボックスを備え、このボック
ス内の撮像を行う撮像手段と、前記リモート端末が設け
られた業者によって着荷物が前記ボックス内に入庫され
ると、少なくともそのボックス内に着荷物を入庫した業
者のリモート端末に対し、前記撮像手段の撮像で得られ
た画像データを送信する画像データ送信手段とを備える
ので、ボックス内に着荷物を入庫した業者にそのボック
ス内の画像データが送信されるから、業者と居住者との
間で生じ得る荷物の受渡しのトラブルを防止することが
でき、業者と居住者とが接することがなく意志の疎通を
図ることができないことに起因する問題を解決すること
ができる。また、画像データと合わせて、着荷を知らせ
る着荷通知を、受取人である居住者に送信するなどの種
々の構成展開が可能になる。
【0088】請求項11記載の発明の、集合住宅に構築
されたローカルネットワークに接続されるローカル端末
として設けられ、外部ネットワークに接続されるリモー
ト端末と、前記ローカルネットワークおよび外部ネット
ワーク間に介設されて前記ローカルネットワークおよび
外部ネットワークの一方から送信されてくるデータを受
信してその他方に送信するゲートウェイ機能を有する制
御装置とともに通信システムを構成する宅配ボックスに
よれば、錠付き扉を有するボックスを備え、このボック
ス内への荷物の入庫に対する許否の設定を行う設定手段
と、この設定手段の設定状態が拒否である場合に前記ボ
ックス内への荷物の入庫を拒否する入庫拒否手段と、少
なくとも前記ローカルネットワークを介して、前記ロー
カル端末またはリモート端末から、前記設定状態を示す
データの要求を受信すると、その設定状態を示すデータ
を応答として返信する返信手段と、少なくとも前記ロー
カルネットワークを介して、前記ローカル端末またはリ
モート端末から、前記設定状態を変更するデータを受信
すると、受信したデータに従って前記設定状態を変更す
る設定変更手段とを有するので、例えば、居住者が長期
間留守にする場合に設定を拒否にすれば、ボックス内へ
の荷物の入庫が拒否されるから、ボックス内に荷物が入
庫されるのを禁止することができ、また、ローカル端末
またはリモート端末で設定状態を示すデータの要求を送
信すれば、設定状態を示すデータが返信されてくるか
ら、ボックスの有る所に行かなくても許否の設定状態を
知ることができ、しかも、リモート端末で設定状態を変
更するデータを送信すれば、そのデータに従って設定手
段の設定が変更されるようになるから、外出先で設定手
段の設定を変更することができる。つまり、業者と居住
者とが接することがなく意志の疎通を図ることができな
いことに起因する問題を解決することができる。
【0089】請求項12記載の発明の、集合住宅に構築
されたローカルネットワークに接続されるローカル端末
として設けられ、外部ネットワークに接続されるリモー
ト端末と、前記ローカルネットワークおよび外部ネット
ワーク間に介設されて前記ローカルネットワークおよび
外部ネットワークの一方から送信されてくるデータを受
信してその他方に送信するゲートウェイ機能を有する制
御装置とともに通信システムを構成する宅配ボックスに
よれば、錠付き扉を有するボックスと、水分センサ、音
センサ、人体センサなどの状態センサとを備え、この状
態センサの出力を利用して、前記ボックス内に入庫され
ているものが危険物ないし人体などであるか否かの検査
を行う検査手段と、この検査手段による検査結果を、予
め定められた通知先に前記ローカル端末またはリモート
端末を介して通知する検査結果通知手段とを備えるの
で、ボックス内の入庫物に対する検査結果が予め定めら
れた通知先に通知されるから、危険物の入庫に対する対
処およびボックス内に誤って子供が閉じ込められた場合
の対処などを迅速に行うことができる。つまり、業者と
居住者とが接することがなく意志の疎通を図ることがで
きないことに起因する問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の宅配ボックスの構
成図である。
【図2】図1の宅配ボックスなどにより構成される通信
システムの構成図である。
【図3】図2の通信システムの例を示す図である。
【図4】本発明に係る第2実施形態の宅配ボックスの構
成図である。
【図5】本発明に係る第3実施形態の宅配ボックスの構
成図である。
【図6】本発明に係る第4実施形態の宅配ボックスの構
成図である。
【図7】本発明に係る第5実施形態の宅配ボックスの構
成図である。
【図8】本発明に係る第6実施形態の宅配ボックスの構
成図である。
【図9】本発明に係る第7実施形態の宅配ボックスの構
成図である。
【図10】本発明に係る第8実施形態の宅配ボックスの
構成図である。
【図11】本発明に係る第9実施形態の宅配ボックスの
構成図である。
【符号の説明】
1 宅配ボックス 10 ボックス 11 通信インターフェース(通信I/F) 12 信号多重/分離回路(多重) 13 CPU 14 ROM 15 RAM 16 入出力ポート(I/O) 161 ブザー 162 操作釦 163 ディスプレイ 164 認証部 17 ボックスインターフェース(Box−I/F) 171 接続インターフェース 172 制御部 173 重量センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川原 雄三 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 竹山 博昭 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 妹尾 純二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 柳 康裕 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K100 CA01 CA11 CA31 CA43 CA45 CA47 CA51 CC05 CD03 5B049 BB33 DD01 GG02 GG03 GG06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集合住宅に構築されたローカルネットワ
    ークに接続されるローカル端末として設けられ、外部ネ
    ットワークに接続されるリモート端末と、前記ローカル
    ネットワークおよび外部ネットワーク間に介設されて前
    記ローカルネットワークおよび外部ネットワークの一方
    から送信されてくるデータを受信してその他方に送信す
    るゲートウェイ機能を有する制御装置とともに通信シス
    テムを構成する宅配ボックスであって、 錠付き扉を有するとともに集荷および着荷の判別機能を
    有するボックスを備え、このボックス内に荷物が入庫さ
    れると、集荷依頼または着荷通知のデータを生成して前
    記制御装置を経由して前記リモート端末に送信する送信
    手段を有することを特徴とする宅配ボックス。
  2. 【請求項2】 前記判別機能を有するボックスとして、
    着荷用のボックスと集荷用のボックスとが設けられ、前
    記送信手段は、荷物が入庫されると、前記集荷依頼また
    は着荷通知のデータを生成して前記リモート端末に送信
    することを特徴とする請求項1記載の宅配ボックス。
  3. 【請求項3】 前記判別機能として、集荷と着荷とのう
    ち、少なくとも集荷を指定する集荷指定手段が設けら
    れ、前記送信手段は、前記集荷指定手段で集荷が指定さ
    れるとともに、前記ボックス内に集荷用の荷物が入庫さ
    れると、前記集荷依頼のデータを生成して前記リモート
    端末に送信することを特徴とする請求項1記載の宅配ボ
    ックス。
  4. 【請求項4】 前記ボックス内に入庫された集荷用の荷
    物の重量を検出する検出手段と、予め選別され前記リモ
    ート端末がそれぞれ設けられる複数の業者から、所望の
    業者を指定する指定手段とをさらに備え、前記送信手段
    は、前記検出手段により集荷用の荷物の重量が検出され
    るとともに、前記指定手段で予め選別された複数の業者
    から所望の業者が指定されると、前記集荷依頼のデータ
    を生成して前記指定手段で指定された業者のリモート端
    末に送信することを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載の宅配ボックス。
  5. 【請求項5】 前記集荷用の荷物が入庫されるボックス
    として、サイズの異なる複数のボックスが設けられ、こ
    れら複数のボックス内に入庫された集荷用の荷物の重量
    を検出する検出手段と、送り先を入力するための送り先
    入力手段とをさらに備え、前記送信手段は、前記送り先
    入力手段で送り先が入力されるとともに、前記検出手段
    により集荷用の荷物の重量が検出されると、前記集荷依
    頼のデータを生成するとともに、前記送り先と前記集荷
    用の荷物の重量およびボックスのサイズとを利用して、
    予め選別され前記リモート端末がそれぞれ設けられる複
    数の業者から一の業者を選定して、この業者のリモート
    端末に前記集荷依頼のデータを送信することを特徴とす
    る請求項1から3のいずれかに記載の宅配ボックス。
  6. 【請求項6】 集合住宅に構築されたローカルネットワ
    ークに接続されるローカル端末として設けられ、外部ネ
    ットワークに接続されるリモート端末と、前記ローカル
    ネットワークおよび外部ネットワーク間に介設されて前
    記ローカルネットワークおよび外部ネットワークの一方
    から送信されてくるデータを受信してその他方に送信す
    るゲートウェイ機能を有する制御装置とともに通信シス
    テムを構成する宅配ボックスであって、前記ローカル端
    末またはリモート端末として、少なくとも前記データの
    受信機能を有する受信端末が設けられ、錠付き扉を有す
    るボックスを備え、このボックスに入庫される着荷物に
    対する料金が未払いである場合にその料金の額を入力す
    るための料金入力手段と、この料金入力手段で料金の額
    が入力されると、その料金の額と未払いの荷物の入庫と
    を通知するデータを生成して該当する前記受信端末に送
    信する通知手段とを有することを特徴とする宅配ボック
    ス。
  7. 【請求項7】 前記集合住宅の居住者であるか否かの認
    証を行う認証手段と、入金手段と、前記ボックス内に入
    庫された荷物に対する料金が未払いである場合、前記認
    証手段で居住者であることを示す認証結果が得られると
    ともに、前記入金手段で前記未払いの料金の支払いが行
    われると、前記未払いの荷物が集荷用の荷物であればそ
    の荷物が入庫されているボックスの錠付き扉を施錠する
    一方、着荷物であればその荷物が入庫されているボック
    スの錠付き扉を開錠する錠制御手段とをさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の宅配
    ボックス。
  8. 【請求項8】 所定の決済カードの認証を行う決済カー
    ド認証手段と、前記ボックス内に入庫された荷物に対す
    る料金が未払いである場合、前記決済カード認証手段で
    前記決済カードの適正な認証結果が得られると、前記未
    払いの料金を前記決済カードで支払うための決済データ
    を生成し、前記決済カードによる支払いを取り扱う支払
    機関に送信する決済データ送信手段と、この決済データ
    送信手段で決済データが送信されると、前記未払いの荷
    物が集荷用の荷物であればその荷物が入庫されているボ
    ックスの錠付き扉を施錠する一方、着荷物であればその
    荷物が入庫されているボックスの錠付き扉を開錠する錠
    制御手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1か
    ら6のいずれかに記載の宅配ボックス。
  9. 【請求項9】 集合住宅に構築されたローカルネットワ
    ークに接続されるローカル端末として設けられ、外部ネ
    ットワークに接続されるリモート端末と、前記ローカル
    ネットワークおよび外部ネットワーク間に介設されて前
    記ローカルネットワークおよび外部ネットワークの一方
    から送信されてくるデータを受信してその他方に送信す
    るゲートウェイ機能を有する制御装置とともに通信シス
    テムを構成する宅配ボックスであって、 錠付き扉を有するボックスを備え、このボックス内に着
    荷物が入庫されると、その着荷物が入庫されたことを証
    明する証明データを生成して少なくとも前記リモート端
    末に送信する証明送信手段を有することを特徴とする宅
    配ボックス。
  10. 【請求項10】 集合住宅に構築されたローカルネット
    ワークに接続されるローカル端末として設けられ、外部
    ネットワークに接続されるリモート端末と、前記ローカ
    ルネットワークおよび外部ネットワーク間に介設されて
    前記ローカルネットワークおよび外部ネットワークの一
    方から送信されてくるデータを受信してその他方に送信
    するゲートウェイ機能を有する制御装置とともに通信シ
    ステムを構成する宅配ボックスであって、 錠付き扉を有するボックスを備え、このボックス内の撮
    像を行う撮像手段と、前記リモート端末が設けられた業
    者によって着荷物が前記ボックス内に入庫されると、少
    なくともそのボックス内に着荷物を入庫した業者のリモ
    ート端末に対し、前記撮像手段の撮像で得られた画像デ
    ータを送信する画像データ送信手段とを備えることを特
    徴とする宅配ボックス。
  11. 【請求項11】 集合住宅に構築されたローカルネット
    ワークに接続されるローカル端末として設けられ、外部
    ネットワークに接続されるリモート端末と、前記ローカ
    ルネットワークおよび外部ネットワーク間に介設されて
    前記ローカルネットワークおよび外部ネットワークの一
    方から送信されてくるデータを受信してその他方に送信
    するゲートウェイ機能を有する制御装置とともに通信シ
    ステムを構成する宅配ボックスであって、 錠付き扉を有するボックスを備え、このボックス内への
    荷物の入庫に対する許否の設定を行う設定手段と、この
    設定手段の設定状態が拒否である場合に前記ボックス内
    への荷物の入庫を拒否する入庫拒否手段と、少なくとも
    前記ローカルネットワークを介して、前記ローカル端末
    またはリモート端末から、前記設定状態を示すデータの
    要求を受信すると、その設定状態を示すデータを応答と
    して返信する返信手段と、少なくとも前記ローカルネッ
    トワークを介して、前記ローカル端末またはリモート端
    末から、前記設定状態を変更するデータを受信すると、
    受信したデータに従って前記設定状態を変更する設定変
    更手段とを有することを特徴とする宅配ボックス。
  12. 【請求項12】 集合住宅に構築されたローカルネット
    ワークに接続されるローカル端末として設けられ、外部
    ネットワークに接続されるリモート端末と、前記ローカ
    ルネットワークおよび外部ネットワーク間に介設されて
    前記ローカルネットワークおよび外部ネットワークの一
    方から送信されてくるデータを受信してその他方に送信
    するゲートウェイ機能を有する制御装置とともに通信シ
    ステムを構成する宅配ボックスであって、 錠付き扉を有するボックスと、水分センサ、音センサ、
    人体センサなどの状態センサとを備え、この状態センサ
    の出力を利用して、前記ボックス内に入庫されているも
    のが危険物ないし人体などであるか否かの検査を行う検
    査手段と、この検査手段による検査結果を、予め定めら
    れた通知先に前記ローカル端末またはリモート端末を介
    して通知する検査結果通知手段とを備えることを特徴と
    する宅配ボックス。
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