JP2018167963A - ゴミ処理場の管理システム - Google Patents

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垣内 泉
Izumi Kakiuchi
泉 垣内
日狩 田中
Hikari Tanaka
日狩 田中
英樹 吉富
Hideki Yoshitomi
英樹 吉富
嘉章 原
Yoshiaki Hara
嘉章 原
鈴木 高志
Takashi Suzuki
高志 鈴木
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Abstract

【課題】ゴミ処理場に入庫した複数台のゴミ収集車を、処理スペースの稼動率を低下させることなく、順次受け入れ可能とする。【解決手段】ゴミ処理場10には、ゴミ収集車11を一時的に待機させる待機スペース45が設けられている。ゴミ処理場10の入口付近には、ゴミ収集車11に積載されたゴミの種類が入力される入力部22が設けられている。ゴミの種類に対応した処理スペース40が受け入れ可能かが、受け入れ判定部35で判定される。案内表示部33には、受け入れ判定部35において処理スペース40が受け入れ可能と判定された場合に、ゴミ収集車11の移動先として処理スペース40が案内表示される一方、受け入れ不能と判定された場合に、ゴミ収集車11の移動先として待機スペース45が案内表示される。【選択図】図1

Description

本発明は、ゴミ処理場の管理システムに関するものである。
従来より、ゴミを搬送してくるゴミ収集車をゴミ処理場において誘導するゴミ処置場管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、ゴミ収集車の位置に対応したゴミ処理情報を選択して表示部に表示するとともに、混雑情報としてゴミ処理場の各施設にいる他のゴミ収集車を点で表示するようにした構成が開示されている。
これにより、ゴミ収集車の位置に最適な情報を表示して、ゴミ収集車をより確実に誘導することで、ゴミ収集車が集中して到着するピークの時間帯において渋滞が発生するのを抑えるようにしている。
特許4306216号公報
ところで、ゴミが複数種類、例えば、プラスチックゴミ、ペットボトルゴミ、可燃ゴミに分別されて持ち込まれるような大規模なゴミ処理場では、複数のゴミの種類に対応して、ゴミの搬出作業を行うための複数の処理スペースが設けられることとなる。
具体的に、プラスチックゴミが積載されたゴミ収集車が2台、ペットボトルゴミが積載されたゴミ収集車が1台、可燃ゴミが積載されたゴミ収集車が1台、この順番でゴミ処理場に到着しており、ゴミ収集車を到着順に処理スペースに案内する場合について検討する。
まず、1台目のプラスチックゴミが積載されたゴミ収集車は、プラスチックゴミ用の処理スペースに案内されてゴミの搬出作業を行うが、この搬出作業が完了してプラスチックゴミ用の処理スペースが空くまでの間は、2台目のゴミ収集車は案内スペースで待機することとなる。
そうすると、3台目のペットボトルゴミが積載されたゴミ収集車は、ペットボトルゴミ用の処理スペースが空いているにもかかわらず、2台目のゴミ収集車が案内されるまでの間、案内スペースで待機し続けることとなる。
また、4台目の可燃ゴミが積載されたゴミ収集車についても同様に、可燃ゴミ用の処理スペースが空いているにもかかわらず、2台目、3台目のゴミ収集車が案内されるまでの間、案内スペースで待機し続けることとなる。
このように、ゴミ処理場に入庫した複数台のゴミ収集車を、単に到着順に処理スペースに案内しようとすると、処理スペース手前の案内スペースが渋滞するとともに、処理スペースの稼動率が低下してしまうという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ゴミ処理場に入庫した複数台のゴミ収集車を、処理スペースの稼動率を低下させることなく、順次受け入れ可能とすることにある。
本発明は、ゴミの種類に対応した複数の処理スペースが設けられたゴミ処理場の管理システムを対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、前記ゴミ処理場には、ゴミ収集車を一時的に待機させる待機スペースが設けられ、
前記ゴミ収集車に積載されたゴミの種類が入力される入力部と、
前記処理スペースに前記ゴミ収集車を受け入れ可能かを判定する受け入れ判定部と、
前記ゴミ収集車の移動先を案内表示する案内表示部と、
前記入力部で入力されたゴミの種類に対応した前記処理スペースが、前記受け入れ判定部において受け入れ可能と判定された場合に、前記ゴミ収集車の移動先として前記処理スペースを案内表示する一方、受け入れ不能と判定された場合に、該ゴミ収集車の移動先として前記待機スペースを案内表示するように、前記案内表示部を制御する制御部とを備えたことを特徴とするものである。
第1の発明では、ゴミの種類に対応した処理スペースが受け入れ可能な場合には、ゴミ収集車の移動先として処理スペースが案内表示される。処理スペースが受け入れ不能な場合には、ゴミ収集車の移動先として待機スペースが案内表示される。
このような構成とすれば、ゴミ処理場に複数台のゴミ収集車が入庫した場合でも、ゴミ収集車を順次、受け入れ可能な処理スペースに受け入れることで、処理スペースの稼動率を向上させることができる。
具体的に、プラスチックゴミが積載されたゴミ収集車が2台、ペットボトルゴミが積載されたゴミ収集車が1台、可燃ゴミが積載されたゴミ収集車が1台、この順番でゴミ処理場に到着しており、ゴミ収集車を到着順に処理スペースに案内する場合について検討する。
まず、1台目のプラスチックゴミが積載されたゴミ収集車は、プラスチックゴミ用の処理スペースが受け入れ可能な状態であるため、プラスチックゴミ用の処理スペースに案内される。
2台目のプラスチックゴミが積載されたゴミ収集車は、1台目のゴミ収集車が搬出作業中でプラスチックゴミ用の処理スペースが受け入れ不能な状態であるため、待機スペースで待機するように案内される。
3台目のペットボトルゴミが積載されたゴミ収集車は、ペットボトルゴミ用の処理スペースが受け入れ可能な状態であるため、ペットボトルゴミ用の処理スペースに案内される。
4台目の可燃ゴミが積載されたゴミ収集車は、可燃ゴミ用の処理スペースが受け入れ可能な状態であるため、可燃ゴミ用の処理スペースに案内される。
このように、2台目のゴミ収集車を待機スペースに案内して待機させ、3台目、4台目のゴミ収集車を、対応する処理スペースに先に案内することで、プラスチックゴミ用、ペットボトルゴミ用、可燃ゴミ用の処理スペースにおいて、同時に搬出作業を行うことができる。これにより、処理スペースの稼動率を向上させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、
前記処理スペースの付近に設けられ、前記受け入れ判定部の判定結果を示す情報を表示する受け入れ情報表示部を備えたことを特徴とするものである。
第2の発明では、処理スペースの付近に受け入れ情報表示部が設けられる。ここで、受け入れ情報表示部は、例えば、受け入れ可能な場合には青色、受け入れ不能な場合には赤色に点灯する信号灯で構成したり、受け入れ可能な状態か受け入れ不能な状態かを文字情報で表示する電光掲示板で構成すればよい。
これにより、待機スペースに待機しているゴミ収集車の運転手は、例えば、対応する処理スペースの信号灯が、赤色から青色に変わった場合に、処理スペースが空いたことを把握することができる。その後、待機スペースから処理スペースに向かってゴミ収集車を移動させてゴミの搬出作業を行うことができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、
前記ゴミ収集車が入庫する入庫スペースに設けられ、前記ゴミ収集車の車両番号を認識する第1の車両番号認識部と、
前記案内表示部が設置された案内スペースに設けられ、該案内スペースに到着した前記ゴミ収集車の車両番号を認識する第2の車両番号認識部とを備え、
前記制御部は、前記第2の車両番号認識部で認識された前記ゴミ収集車に積載されているゴミの種類を、前記第1の車両番号認識部で認識された同じ車両番号の該ゴミ収集車に積載されたゴミの種類に基づいて判断することを特徴とするものである。
第3の発明では、案内スペースに到着したゴミ収集車のゴミの種類を、車両番号が同じ入庫時のゴミ収集車に積載されたゴミの種類に基づいて判断している。
これにより、ゴミ収集車に積載されているゴミの種類を適切に把握するとともに、ゴミ収集車を対応する処理スペースに間違い無く案内することができる。
具体的に、プラスチックゴミが積載されたゴミ収集車が1台、ペットボトルゴミが積載されたゴミ収集車が1台、ゴミ処理場の入口に到着しており、この順番で入力部においてゴミの種類が入力されている場合について検討する。
ここで、2台のゴミ収集車がゴミ処理場内を通行している途中で、2台目のゴミ収集車が1台目のゴミ収集車を追い抜いて、案内スペースに先に到着した場合、このゴミ収集車には、ペットボトルゴミが積載されているにもかかわらず、入力部で入力されたゴミの種類の順番に基づいて、案内表示部には、ゴミ収集車の移動先としてプラスチックゴミ用の処理スペースが案内表示されてしまうこととなる。
これに対し、本発明では、案内スペースに到着したゴミ収集車の車両番号を認識して、入庫時に認識した車両番号と照合することで、ゴミ収集車の追い抜き等が発生した場合でも、ゴミ収集車に搭載されているゴミの種類を適切に把握することができる。
第4の発明は、第1乃至第3の発明のうち何れか1つにおいて、
前記処理スペースにおいてゴミの搬出作業が完了した前記ゴミ収集車の有無を検知する搬出後車両検知部と、
前記ゴミ収集車が入庫する入庫スペースに設けられ、前記ゴミ収集車に対して通行の許可又は停止を指示する通行指示部とを備え、
前記制御部は、前記搬出後車両検知部で前記ゴミ収集車が検知された場合に、該ゴミ収集車に対して通行の停止を指示するように前記通行指示部を制御することを特徴とするものである。
第4の発明では、ゴミの搬出作業が完了したゴミ収集車が存在する場合に、ゴミ収集車を入庫スペースで停止させ、搬出作業が完了したゴミ収集車を先にゴミ処理場から出庫させるようにしている。
これにより、ゴミ処理場内におけるゴミ収集車の混雑を緩和して、処理スペースや待機スペースの稼動率を向上させることができる。ここで、通行指示部は、例えば、通行を許可する場合には青色、通行を停止する場合には赤色に点灯する信号灯で構成すればよい。
第5の発明は、第1乃至第4の発明のうち何れか1つにおいて、
前記待機スペースは、前記複数の処理スペースに対応した複数の区画に分割されていることを特徴とするものである。
第5の発明では、複数の処理スペースに対応して、待機スペースを複数の区画に分割している。そして、例えば、プラスチックゴミが積載されたゴミ収集車の移動先として、待機スペースのうちプラスチックゴミ用の処理スペースに近い区画を案内表示したり、ペットボトルゴミが積載されたゴミ収集車の移動先として、待機スペースのうちペットボトルゴミ用の処理スペースに近い区画を案内表示すればよい。
これにより、処理スペースが受け入れ可能となったときに、ゴミ収集車を待機スペースから処理スペースにスムーズに移動させることができる。
本発明によれば、ゴミ処理場に複数台のゴミ収集車が入庫した場合でも、ゴミ収集車を順次、受け入れ可能な処理スペースに受け入れることで、処理スペースの稼動率を向上させることができる。
本実施形態に係るゴミ処理場の構成を示す平面図である。 管理システムの構成を示すブロック図である。 ゴミ収集車がゴミ処理場に入庫してから出庫するまでに行われる動作を示すフローチャート図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
〈ゴミ処理場の全体構成〉
図1に示すように、ゴミ処理場10は、ゴミ収集車11によって搬入されるゴミを分別して、ゴミ焼却炉に搬送する前に可燃ゴミを圧縮したり、リサイクル施設に搬送する前にペットボトルゴミを回収するための中継施設である。
ゴミ処理場10は、ゴミ収集車11が入庫する入庫スペース20と、ゴミの種類に対応した複数の処理スペース40と、処理スペース40の手前に設けられた案内スペース30と、案内スペース30と処理スペース40との間に設けられてゴミ収集車11を一時的に待機させる待機スペース45と、搬出作業が完了したゴミ収集車11や処理スペース40で処理されたゴミを積載したトラック12が出庫する出庫スペース50とを有する。
〈入庫スペースについて〉
図1及び図2に示すように、入庫スペース20には、ゴミ収集車11の重量を計測する計測器21と、ゴミ収集車11に積載されているゴミの種類を入力する入力部22と、ゴミ処理場10の管理システム1を構成する制御部23と、入庫スペース20にゴミ収集車11が到着したことを検知する第1のトリガーセンサ24と、ゴミ収集車11の車両番号を認識する第1の認識カメラ25(第1の車両番号認識部)と、ゴミ収集車11の通行を許可又は停止するように指示する入口信号灯26(通行指示部)と、ゴミ収集車11に対して文字情報を表示する入口表示部27と、ゴミ収集車11の通行を検知するループコイル28とが設けられている。
計測器21は、入庫スペース20の地面に設置されており、ゴミ収集車11が計測器21上に移動して載置されることで、ゴミ収集車11の重量、つまり、ゴミの積載量を計測するようになっている。計測器21の計測結果は、制御部23に送信される。
入力部22は、例えば、タッチパネル式のモニタとカードリーダとを備えている。そして、ゴミ収集車11の運転手が、タッチパネル式のモニタを用いてゴミの種類を手動で入力するか、又は、予めゴミの種類が入力されたICカードをカードリーダにかざしてゴミの種類を入力する。
本実施形態では、ゴミの種類として、プラスチックゴミ、ペットボトルゴミ、可燃ゴミ、その他ゴミの4種類に分別される。入力部22で入力されたゴミの種類を示す情報は、制御部23に送信される。
制御部23は、ゴミ処理場10内に設けられた各種の入力機器からの入力に基づいて、ゴミ収集車11に対する各種の出力機器の動作を指示するためのものである。
第1のトリガーセンサ24は、計測器21を挟んで対向する一対の透過型のセンサで構成され、計測器21上にゴミ収集車11が載置されていることを検知する。
第1の認識カメラ25は、第1のトリガーセンサ24でゴミ収集車11が検知された場合に、ゴミ収集車11の車両番号を認識する。第1の認識カメラ25で認識された車両番号は、制御部23に送信される。これにより、制御部23では、入力部22で入力されたゴミの種類と、そのゴミが積載されたゴミ収集車11の車両番号とが関連付けられる。
入口信号灯26は、ゴミ収集車11が入庫した直後は、赤信号となっており、ゴミ収集車11の重量の計測、ゴミの種類の入力、車両番号の認識等が完了した後で、青信号に変わるようになっている。
また、入口表示部27には、ゴミ収集車11の重量の計測、ゴミの種類の入力、車両番号の認識等が完了した後で、ゴミ収集車11の次の移動先、つまり、案内スペース30への移動を促す文字情報が表示される。
これにより、ゴミ収集車11の通行が許可され、ゴミ収集車11が案内スペース30に向かって移動可能となる。ゴミ収集車11の移動は、地面に埋め込まれたループコイル28で検知される。
〈通行道路について〉
入庫スペース20と案内スペース30との間は、ゴミ収集車11が通行する通行道路15によって繋がっている。通行道路15の通路幅は、ゴミ収集車11が1台通過可能な幅に設定されている。通行道路15の途中には、測域センサ16が設けられている。
測域センサ16は、通行道路15上の第1の検出領域16aと、第1の検出領域16aよりも案内スペース30側に離れた第2の検出領域16bとの2つの領域を同時に検出することが可能となっている。これにより、通行道路15を通行するゴミ収集車11の移動方向を把握することができる。測域センサ16の検出結果は、制御部23に送信される。
具体的に、測域センサ16において、第1の検出領域16aから第2の検出領域16bの順に、ゴミ収集車11を検出した場合には、ゴミ収集車11は、ゴミの搬出作業を行うために、入庫スペース20から処理スペース40に向かって移動していると判断することができる。
一方、測域センサ16において、第2の検出領域16bから第1の検出領域16aの順に、ゴミ収集車11を検出した場合には、ゴミ収集車11は、ゴミの搬出作業が完了したために、処理スペース40から出庫スペース50に向かって移動していると判断することができる。
〈案内スペースについて〉
案内スペース30には、案内スペース30にゴミ収集車11が到着したことを検知する第2のトリガーセンサ31と、ゴミ収集車11の車両番号を認識する第2の認識カメラ32(第2の車両番号認識部)と、タッチパネル式のモニタやカードリーダを備えた入力部22と、ゴミ収集車11の移動先を案内表示する案内表示部33と、ゴミ収集車11の通行を検知するループコイル28とが設けられている。
第2のトリガーセンサ31は、通行道路15を挟んで対向する一対の透過型のセンサで構成され、案内スペース30の案内表示部33の前にゴミ収集車11が到着したことを検知する。
第2の認識カメラ32は、第2のトリガーセンサ31でゴミ収集車11が検知された場合に、ゴミ収集車11の車両番号を認識する。第2の認識カメラ32で認識された車両番号は、制御部23に送信される。
案内表示部33には、ゴミ収集車11に積載されているゴミの種類に対応した移動先を示す情報が案内表示される。案内表示部33は、例えば、ゴミ収集車11の移動先を文字情報で表示する電光掲示板で構成すればよい。
制御部23は、案内スペース30に到着したゴミ収集車11に積載されているゴミの種類を、第2の認識カメラ32で認識された車両番号と、第1の認識カメラ25で認識された車両番号とを照合する。そして、制御部23は、同じ車両番号のゴミ収集車11に積載されたゴミの種類に基づいて、ゴミの種類に対応した処理スペース40を移動先として案内表示するように、案内表示部33を制御する。なお、案内スペース30の入力部22を用いて、再度、ゴミの種類を入力するようにしてもよい。
ゴミ収集車11の運転手は、案内表示部33に案内表示された移動先に向かってゴミ収集車11を移動させる。ゴミ収集車11の移動は、地面に埋め込まれたループコイル28で検知される。
案内スペース30と処理スペース40とを繋ぐ道路の途中で且つ待機スペース45の手前側には、停止線が引かれており、停止線の近くには、案内後信号灯34が設けられている。案内後信号灯34は、案内スペース30のループコイル28を通過した後のゴミ収集車11を一時停止させるように、赤信号となっている。そして、処理スペース40周辺の他のゴミ収集車11の運転状況に応じて、青信号に変更するように制御される。なお、案内後信号灯34の制御については、後述する。
〈処理スペースについて〉
処理スペース40は、ゴミの搬出作業を行うための作業場所であり、複数のゴミの種類に対応して、図1で左側から順に、プラスチックゴミ用の処理スペース40a、ペットボトルゴミ用の処理スペース40b、可燃ゴミ用の処理スペース40c、その他ゴミ用の処理スペース40dが設けられている。処理スペース40は、入口側及び出口側にシャッタ41が設けられた倉庫で構成されている。
シャッタ41は、ゴミ収集車11が処理スペース40内でゴミの搬出作業を行っている間は自動で閉じられる一方、処理スペース40内にゴミ収集車11が存在していない場合は自動で開かれるように、開閉動作が制御される。
処理スペース40内における入口側のシャッタ41の付近には、測域センサ43が設けられている。測域センサ43は、処理スペース40内の第1の検出領域43aと、第1の検出領域43aよりも出口側に離れた第2の検出領域43bとの2つの領域を同時に検出することが可能となっている。これにより、処理スペース40内にゴミ収集車11が存在しているかを検知するとともに、処理スペース40に出入りするゴミ収集車11の移動方向を把握することができる。測域センサ43の検出結果は、制御部23に送信される。
具体的に、測域センサ43において、第1の検出領域43aから第2の検出領域43bの順に、ゴミ収集車11を検出した場合には、ゴミ収集車11は、ゴミの搬出作業を行うために、処理スペース40内に進入したと判断することができる。
一方、測域センサ43において、第2の検出領域43bから第1の検出領域43aの順に、ゴミ収集車11を検出した場合には、ゴミ収集車11は、ゴミの搬出作業が完了したために、処理スペース40から退出したと判断することができる。
ここで、案内後信号灯34が赤信号であり、案内後信号灯34の前でゴミ収集車11が一時停止している場合、制御部23は、案内後信号灯34を赤信号から青信号に変更する前に、測域センサ43の検知信号を確認する。
そして、測域センサ43の検知信号に基づいて、処理スペース40内から退出しようとするゴミ収集車11が存在しないことが、制御部23で確認されると、制御部23は、案内後信号灯34を赤信号から青信号に変更するように制御して、一時停止していたゴミ収集車11を処理スペース40に移動可能とする。
一方、測域センサ43の検知信号に基づいて、処理スペース40内から退出しようとするゴミ収集車11が存在していることが、制御部23で確認されると、制御部23は、案内後信号灯34を赤信号のまま維持するとともに、他の処理スペース40からもゴミ収集車11が同時に退出できないように、他の処理スペース40のシャッタ41が開かないようにロックする。
これにより、処理スペース40でゴミの搬出作業が完了したゴミ収集車11の退出を優先させて混雑を緩和するとともに、ゴミ収集車11同士の衝突を回避することができる。
ところで、複数台のゴミ収集車11を、処理スペース40に到着順に案内しようとすると、案内スペース30が渋滞するとともに、処理スペース40の稼働率が低下することがある。
具体的に、プラスチックゴミが積載されたゴミ収集車11が2台、ペットボトルゴミが積載されたゴミ収集車11が1台、可燃ゴミが積載されたゴミ収集車11が1台、この順番でゴミ処理場10に到着しており、ゴミ収集車11を到着順に処理スペース40に案内する場合について検討する。
まず、1台目のプラスチックゴミが積載されたゴミ収集車11は、プラスチックゴミ用の処理スペース40aに案内されてゴミの搬出作業を行うが、この搬出作業が完了してプラスチックゴミ用の処理スペース40aが空くまでの間は、2台目のゴミ収集車11は案内スペース30で待機することとなる。
そうすると、3台目のペットボトルゴミが積載されたゴミ収集車11は、ペットボトルゴミ用の処理スペース40bが空いているにもかかわらず、2台目のゴミ収集車11が案内されるまでの間、案内スペース30で待機し続けることとなる。
また、4台目の可燃ゴミが積載されたゴミ収集車11についても同様に、可燃ゴミ用の処理スペース40cが空いているにもかかわらず、2台目、3台目のゴミ収集車11が案内されるまでの間、案内スペース30で待機し続けることとなる。
そこで、本実施形態では、ゴミ収集車11に積載されているゴミの種類に対応した処理スペース40が受け入れ可能かを判定して、案内表示部33の案内表示を変更するようにしている。
〈待機スペースについて〉
待機スペース45は、複数の処理スペース40に対応して、複数の区画45a〜45dに分割されている。図1に示す例では、待機スペース45は、処理スペース40に対向する位置に設けられており、待機スペース45におけるプラスチックゴミ用の処理スペース40aに近い位置が、プラスチックゴミを積載したゴミ収集車11が待機するプラスチックゴミ用の区画45aとして設定されている。待機スペース45におけるペットボトルゴミ用の区画45b、可燃ゴミ用の区画45c、その他ゴミ用の区画45dについても同様に、それぞれ対応する処理スペース40b〜40dの近くに設定されている。
制御部23には、処理スペース40にゴミ収集車11を受け入れ可能かを判定する受け入れ判定部35が設けられている(図2参照)。受け入れ判定部35は、処理スペース40において作業中のゴミ収集車11が存在しない状態を受け入れ可能と判定する一方、処理スペース40において搬出作業中のゴミ収集車11が存在する状態を受け入れ不能と判定する。
ここで、先ほどの例では、1台目のプラスチックゴミが積載されたゴミ収集車11は、プラスチックゴミ用の処理スペース40aが受け入れ可能な状態であるため、案内表示部33には、ゴミ収集車11の移動先として、プラスチックゴミ用の処理スペース40aが案内表示される。
2台目のプラスチックゴミが積載されたゴミ収集車11は、1台目のゴミ収集車11が搬出作業中でプラスチックゴミ用の処理スペース40aが受け入れ不能な状態であるため、案内表示部33には、ゴミ収集車11の移動先として、待機スペース45のプラスチックゴミ用の区画45aが案内表示される。
3台目のペットボトルゴミが積載されたゴミ収集車11は、ペットボトルゴミ用の処理スペース40bが受け入れ可能な状態であるため、案内表示部33には、ゴミ収集車11の移動先として、ペットボトルゴミ用の処理スペース40bが案内表示される。
4台目の可燃ゴミが積載されたゴミ収集車11は、可燃ゴミ用の処理スペース40cが受け入れ可能な状態であるため、案内表示部33には、ゴミ収集車11の移動先として、可燃ゴミ用の処理スペース40cが案内表示される。
このように、2台目のゴミ収集車11を待機スペース45に案内して待機させ、3台目、4台目のゴミ収集車11を、対応する処理スペース40に先に案内することで、プラスチックゴミ用、ペットボトルゴミ用、可燃ゴミ用の処理スペース40a〜40cにおいて、同時に搬出作業を行うことができる。これにより、処理スペース40の稼動率を向上させることができる。
処理スペース40の入口付近には、受け入れ判定部35の判定結果を示す情報を表示する受け入れ情報表示部42が設けられている。受け入れ情報表示部42は、例えば、信号灯で構成されており、受け入れ判定部35によってゴミ収集車11を受け入れ可能であると判定された場合には青色に点灯する一方、ゴミ収集車11を受け入れ不能であると判定された場合には赤色に点灯する。なお、受け入れ情報表示部42を、信号灯の代わりに、受け入れ可能な状態か受け入れ不能な状態かを文字情報で表示する電光掲示板で構成してもよい。
このように、処理スペース40の入口付近に受け入れ情報表示部42を設けることで、待機スペース45で待機しているゴミ収集車11の運転手は、例えば、信号灯が赤信号から青信号に変わったときに、処理スペース40が空いたことを把握することができる。
ここで、待機スペース45で待機しているゴミ収集車11が存在している場合、制御部23は、受け入れ情報表示部42としての赤信号から青信号に変更する前に、測域センサ43の検知信号を確認する。なお、待機スペース45に何台のゴミ収集車11が待機しているかは、ゴミ収集車11の移動先として待機スペース45を案内表示した台数に基づいて、管理システム側で把握している。
そして、測域センサ43の検知信号に基づいて、処理スペース40内から退出しようとするゴミ収集車11が存在しないことが、制御部23で確認されると、制御部23は、受け入れ情報表示部42としての信号灯を、赤信号から青信号に変更するように制御して、待機スペース45で待機していたゴミ収集車11を処理スペース40に移動可能とする。
一方、測域センサ43の検知信号に基づいて、処理スペース40内から退出しようとするゴミ収集車11が存在していることが、制御部23で確認されると、制御部23は、他の処理スペース40の受け入れ情報表示部42としての信号灯を赤信号のまま維持するとともに、他の処理スペース40からもゴミ収集車11が同時に退出できないように、他の処理スペース40のシャッタ41が開かないようにロックする。
これにより、処理スペース40でゴミの搬出作業が完了したゴミ収集車11の退出を優先させて混雑を緩和するとともに、待機スペース45から処理スペース40に向かうゴミ収集車11との衝突を回避することができる。
また、案内後信号灯34が赤信号であり、案内後信号灯34の前でゴミ収集車11が一時停止している状態において、制御部23は、受け入れ情報表示部42の状態、つまり、赤信号か青信号かを確認する。そして、待機スペース45で待機しているゴミ収集車11の受け入れ先の受け入れ情報表示部42が受け入れ可能、つまり、青信号となったことが制御部23で確認されると、制御部23は、案内後信号灯34を赤信号のまま維持する。
これにより、待機スペース45で待機しているゴミ収集車11の移動を優先させるとともに、案内スペース30から処理スペース40や待機スペース45に向かうゴミ収集車11と、待機スペース45から処理スペース40に向かうゴミ収集車11とが衝突するのを回避することができる。
〈出口通路について〉
処理スペース40においてゴミの搬出作業を完了したゴミ収集車11は、処理スペース40の手前側を図1で左右方向に延びて通行道路15に合流する退出道路17に沿って左方向に移動する。退出道路17における通行道路15との合流位置付近には、ゴミ収集車11の通行道路15への合流を許可又は停止するように指示する合流位置信号灯18と、ゴミ収集車11の有無を検知する搬出後車両検知部19と、ゴミ収集車11の移動を検知するループコイル28とが設けられている。
搬出後車両検知部19は、地面に埋め込まれたループコイルで構成され、退出道路17に沿って間隔をあけて2つ配設されている。搬出後車両検知部19では、搬出後車両検知部19の上を通過したゴミ収集車11が検知される。搬出後車両検知部19の検知結果は、制御部23に送信される。
制御部23は、搬出後車両検知部19で搬出後車両が検知されると、入庫スペース20の入口信号灯26を赤色に点灯させ、入庫スペース20内のゴミ収集車11が通行道路15を通行しないように停止させる。
そして、入庫されたゴミ収集車11が通行道路15に進入しないように停止させている間に、退出道路17の合流位置信号灯18を青色に点灯させ、搬出作業が完了したゴミ収集車11を出庫スペース50に移動させ、ゴミ処理場10から先に出庫させるようにする。これにより、ゴミ処理場10内における混雑を緩和することができる。
なお、搬出作業を完了したゴミ収集車11が複数台、退出道路17に並んでいた場合には、最後尾のゴミ収集車11が搬出後車両検知部19の上を通過してから、所定時間が経過した後で、入庫スペース20の入口信号灯26を青信号に変更するようにすればよい。つまり、全てのゴミ収集車11が出庫してから、新たなゴミ収集車11を入庫させるように制御する。
ループコイル28は、退出道路17におけるプラスチックゴミ用の処理スペース40aとペットボトルゴミ用の処理スペース40bとの間と、ペットボトルゴミ用の処理スペース40bと可燃ゴミ用の処理スペース40cとの間との2箇所で、地面に埋設されている。
ここで、測域センサ43の検知信号に基づいて、処理スペース40内から退出しようとするゴミ収集車11が存在していることが、制御部23で確認されると、制御部23は、他の処理スペース40からもゴミ収集車11が同時に退出できないように、他の処理スペース40のシャッタ41が開かないようにロックする。
そして、制御部23は、退出したゴミ収集車11が、退出道路17のループコイル28を通過した時点で、他のシャッタ41のロックを解除する。例えば、可燃ゴミ用の処理スペース40cからゴミ収集車11が退出する場合には、退出道路17の2つのループコイル28を通過した時点で、他のシャッタ41のロックを解除する。これにより、複数の処理スペース40から同時に複数台のゴミ収集車11が退出してしまい、ゴミ収集車11同士が衝突するのを回避することができる。
なお、案内後信号灯34が赤信号であり、案内後信号灯34の前でゴミ収集車11が一時停止している場合には、退出したゴミ収集車11が退出道路17のループコイル28を通過した時点で、案内後信号灯34を赤信号から青信号に変更するように制御すればよい。
〈出庫スペースについて〉
出庫スペース50には、ゴミ収集車11の重量を計測する計測器21と、タッチパネル式のモニタやカードリーダを備えた入力部22と、出庫スペース50にゴミ収集車11が到着したことを検知する第3のトリガーセンサ51と、ゴミ収集車11の車両番号を認識する第3の認識カメラ52と、ゴミ収集車11に対して文字情報を表示する出口表示部53と、ゴミ収集車11の通行を検知するループコイル28とが設けられている。
出庫スペース50では、搬出作業が完了したゴミ収集車11の重量の計測や、車両番号の認識が行われる。また、出庫スペース50では、処理スペース40において圧縮された可燃ゴミが積載されたコンテナを搬送するトラック12や、リサイクル施設に搬送するペットボトルゴミを回収するトラック12についても、重量の計測や車両番号の認識が行われる。
また、出口表示部53には、ゴミ収集車11やトラック12の重量の計測、車両番号の認識等が完了した後で、ゴミ収集車11やトラック12に対して、出庫許可を示す文字情報が表示される。ゴミ処理場10から出庫するゴミ収集車11やトラック12は、地面に埋め込まれたループコイル28で検知される。
〈ゴミ収集車の入庫から出庫までに行われる動作について〉
以下、ゴミ収集車11がゴミ処理場10に入庫してから出庫するまでに行われる動作について、図3のフローチャート図を用いて説明する。
図3に示すように、ステップS101では、ゴミ処理場10の入庫スペース20に到着したゴミ収集車11は、入庫スペース20の計測器21において重量が計測され、ステップS102に進む。
ステップS102では、ゴミ収集車11に積載されているゴミの種類を入力部22によって入力し、ステップS103に進む。
ステップS103では、第1の認識カメラ25によって、ゴミ収集車11の車両番号を認識し、ステップS104に進む。
ステップS104では、入口信号灯26が青信号であるかを判定する。ステップS104での判定が「YES」の場合には、ステップS105に分岐する。ステップS104での判定が「NO」の場合には、青信号に変わるまで待機する。
ステップS105では、通行道路15を通ってゴミ収集車11を案内スペース30まで移動させ、ステップS106に進む。
ステップS106では、第2の認識カメラ32によって、ゴミ収集車11の車両番号を認識し、ステップS107に進む。
ステップS107では、第2の認識カメラ32で認識した車両番号と、第1の認識カメラ25で認識した車両番号とを照合することで、案内スペース30に到着したゴミ収集車11に積載されているゴミの種類を特定し、ステップS108に進む。
ステップS108では、特定したゴミの種類に対応した処理スペース40が受け入れ可能かを判定する。ステップS108での判定が「YES」の場合には、ステップS109に分岐する。ステップS108での判定が「NO」の場合には、ステップS111に分岐する。
ステップS109では、ゴミ収集車11の移動先として、対応する処理スペース40を案内表示部33に案内表示し、ステップS110に進む。
ステップS110では、ゴミ収集車11を処理スペース40まで移動させてゴミの搬出作業を行い、ステップS113に進む。
ステップS111では、ゴミ収集車11の移動先として、待機スペース45における対応する処理スペース40に近い区画を案内表示部33に案内表示し、ステップS112に分岐する。
ステップS112では、対応する処理スペース40が受け入れ可能となったかを判定する。具体的には、処理スペース40の入口付近に設けられた信号灯が赤信号から青信号に変わったかを確認する。ステップS112での判定が「YES」の場合には、ステップS110に分岐する。ステップS112での判定が「NO」の場合には、処理スペース40が受け入れ可能となるまで待機する。
ステップS113では、搬出後車両検知部19でゴミ収集車11が検知されたかを判定する。ステップS113での判定が「YES」の場合には、ステップS114に分岐する。ステップS113での判定が「NO」の場合には、ゴミ収集車11が検知されるまで待機する。
ステップS114では、入口信号灯26を赤信号とするとともに、合流位置信号灯18を青信号として、ステップS115に進む。
ステップS115では、通行道路15を通ってゴミ収集車11を出庫スペース50まで移動させ、ステップS116に進む。
ステップS116では、ゴミ収集車11の重量の計測、車両番号の認識を行った後で、ゴミ処理場10から出庫して、処理を終了する。
《その他の実施形態》
前記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
本実施形態では、待機スペース45の設置場所について特に限定していないが、待機スペース45では、待機しているゴミ収集車11のエンジン音等の騒音や、ゴミの臭い等が発生するため、ゴミ処理場10の周辺に、マンションや一戸建て等の住居スペースが存在する場合には、待機スペース45を住居スペースから離れた場所に設定するのが好ましい。
例えば、ゴミ処理場10の南側にマンションや一戸建てが多く存在する場合には、ゴミ処理場10内の北側に待機スペース45を設置すればよい。
また、本実施形態では、処理スペース40に対向する位置に待機スペース45を設定して、待機スペース45から処理スペース40の入口の受け入れ情報表示部42を視認できるようになっているが、例えば、処理スペース40から離れた位置に待機スペース45を設定した場合には、待機スペース45内に、受け入れ情報表示部42を設けるようにすればよい。
また、本実施形態では、ゴミ収集車11に対して、処理スペース40が受け入れ可能であれば移動先として処理スペース40を案内表示する一方、処理スペース40が受け入れ不能であれば移動先として待機スペース45を案内表示するように制御しているが、例えば、トラック12に対しても同様の案内表示をするようにしてもよい。
具体的に、入庫スペース20に入庫したトラック12が、ペットボトルゴミを回収するトラック12であれば、ペットボトルゴミ用の処理スペース40bの出口側のシャッタ41前を、トラック12の移動先として入口表示部27に案内表示するように制御すればよい。
また、ペットボトルゴミ用の処理スペース40bの出口側で別のトラック12が作業中であれば、例えば、処理スペース40と通行道路15との間にある空きスペースを待機スペースとして利用し、この待機スペースを、トラック12の移動先として入口表示部27に案内表示するように制御すればよい。
以上説明したように、本発明は、ゴミ処理場に入庫した複数台のゴミ収集車を、処理スペースの稼動率を低下させることなく、順次受け入れ可能とすることができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
1 管理システム
10 ゴミ処理場
11 ゴミ収集車
19 搬出後車両検知部
20 入庫スペース
22 入力部
23 制御部
25 第1の認識カメラ(第1の車両番号認識部)
26 入口信号灯(通行指示部)
30 案内スペース
32 第2の認識カメラ(第2の車両番号認識部)
33 案内表示部
35 受け入れ判定部
40 処理スペース
42 受け入れ情報表示部
45 待機スペース
45a〜45d 区画

Claims (5)

  1. ゴミの種類に対応した複数の処理スペースが設けられたゴミ処理場の管理システムであって、
    前記ゴミ処理場には、ゴミ収集車を一時的に待機させる待機スペースが設けられ、
    前記ゴミ収集車に積載されたゴミの種類が入力される入力部と、
    前記処理スペースに前記ゴミ収集車を受け入れ可能かを判定する受け入れ判定部と、
    前記ゴミ収集車の移動先を案内表示する案内表示部と、
    前記入力部で入力されたゴミの種類に対応した前記処理スペースが、前記受け入れ判定部において受け入れ可能と判定された場合に、前記ゴミ収集車の移動先として前記処理スペースを案内表示する一方、受け入れ不能と判定された場合に、該ゴミ収集車の移動先として前記待機スペースを案内表示するように、前記案内表示部を制御する制御部とを備えたことを特徴とするゴミ処理場の管理システム。
  2. 請求項1において、
    前記処理スペースの付近に設けられ、前記受け入れ判定部の判定結果を示す情報を表示する受け入れ情報表示部を備えたことを特徴とするゴミ処理場の管理システム。
  3. 請求項1又は2において、
    前記ゴミ収集車が入庫する入庫スペースに設けられ、前記ゴミ収集車の車両番号を認識する第1の車両番号認識部と、
    前記案内表示部が設置された案内スペースに設けられ、該案内スペースに到着した前記ゴミ収集車の車両番号を認識する第2の車両番号認識部とを備え、
    前記制御部は、前記第2の車両番号認識部で認識された前記ゴミ収集車に積載されているゴミの種類を、前記第1の車両番号認識部で認識された同じ車両番号の該ゴミ収集車に積載されたゴミの種類に基づいて判断することを特徴とするゴミ処理場の管理システム。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1つにおいて、
    前記処理スペースにおいてゴミの搬出作業が完了した前記ゴミ収集車の有無を検知する搬出後車両検知部と、
    前記ゴミ収集車が入庫する入庫スペースに設けられ、前記ゴミ収集車に対して通行の許可又は停止を指示する通行指示部とを備え、
    前記制御部は、前記搬出後車両検知部で前記ゴミ収集車が検知された場合に、該ゴミ収集車に対して通行の停止を指示するように前記通行指示部を制御することを特徴とするゴミ処理場の管理システム。
  5. 請求項1乃至4のうち何れか1つにおいて、
    前記待機スペースは、前記複数の処理スペースに対応した複数の区画に分割されていることを特徴とするゴミ処理場の管理システム。
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