JPH09217916A - ごみ処理施設の管制装置 - Google Patents

ごみ処理施設の管制装置

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JPH09217916A
JPH09217916A JP4693196A JP4693196A JPH09217916A JP H09217916 A JPH09217916 A JP H09217916A JP 4693196 A JP4693196 A JP 4693196A JP 4693196 A JP4693196 A JP 4693196A JP H09217916 A JPH09217916 A JP H09217916A
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garbage
pit
waste
door
refuse
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Takashi Kawai
貴 川井
Masaharu Yana
雅治 簗
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IHI Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G5/00Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
    • F23G5/44Details; Accessories
    • F23G5/442Waste feed arrangements
    • F23G5/444Waste feed arrangements for solid waste

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ごみピット内へどのごみ投入扉の位置からど
れだけごみが投入されたかを把握できるようにする。 【解決手段】 車両情報を発信する無線式発信器15を
ごみ収集車4に具備させる。車両情報を受けるリーダー
14を搬入側計量室3のトラックスケール13の脇に設
置する。ごみ投入扉7と対応する位置に、ごみ投入扉7
を開閉するループコイル30と車両情報を受ける別のリ
ーダー29とを設置する。各リーダー14,29からの
情報を受けてどのごみ投入扉7の位置からごみピット5
内にどれだけのごみが投入されたかを管理する管制制御
器を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は都市ごみ等のごみを
収集して焼却するごみ処理施設の管制装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ごみ収集車により収集された都市ごみ等
の可燃のごみは、通常、ごみ処理施設に搬送され、ごみ
ピットに投入されて一時的に貯留された後、焼却処理さ
れるようにしてある。
【0003】上記ごみ処理施設では、ごみの量を管理す
るために、車番、地区、銘柄、風袋重量等の情報を予め
キーパンチしておいたカードを各ごみ収集車に備えさせ
ておき、図9に概要を示す如く、ごみ収集車aがごみ処
理施設に到着して計量機bの上で停車して計量している
ときに、上記のカードをカードリーダーcに差し込むこ
とにより、その情報内容を読み取らせるようにし、計量
完了後、ごみ収集車aは行先表示にしたがってごみピッ
トdの指定のごみ投入扉eのところまで移動してごみを
ごみピットd内に投入するようにしている。fはピット
前面のプラットホームgに埋め込まれてごみ収集車aの
鉄分を感知するとごみ投入扉eを開かせるようにするル
ープコイル、hはごみピットd内に装備されたクレーン
を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来方
式の場合、計量に際してはカードリーダーcにカードを
差し込まなければならないが、ごみ収集車aには各種の
車両サイズがあるため、運転席(又は補助席)の窓から
カードリーダーcに手の届かないような車両サイズのご
み収集車aでは、その都度作業員が降車しなければなら
ず不便であり、ごみ収集車aが集中して到着するピーク
の時間帯では作業の円滑性に支障を来す問題がある。し
たがって、各種の車両サイズのごみ収集車aにカードリ
ーダーcを対応させるためには、カードリーダーcの位
置に工夫を凝らしたり、上下方向に複数のカード挿入口
を有するカードリーダーを用いたりしなければならな
い。
【0005】又、ごみ収集車aに対する行先表示は、行
先表示灯に表示されるが、従来では、プラットホームg
上の監視員が手動で指示したり、あるいは、クレーンh
の操作員がクレーンiを使用していない個所のごみ投入
扉eを指示するようにしているため、ごみ投入可能なご
み投入扉eが複数個所表示されているような場合には、
ごみ収集車aの運転手の判断となってしまう。又、行先
表示されたごみ投入扉eの部分からごみが投入されたか
どうかも不明である。したがって、ごみピットdのごみ
投入扉e付近のごみの山積み(堆積)状況は把握しにく
い状況である。
【0006】更に、ごみピットd内ではクレーンhによ
りごみの積替えを行って高さを均らすような作業を行う
必要があるが、上述したように、ごみがどの位置に山積
みされているかは目で見ない限り不明であるため、クレ
ーンhを全自動で運転することができなかった。
【0007】そこで、本発明は、どのような車両サイズ
のごみ収集車であっても、そのごみ収集車から作業員が
降車することなく車両情報をカードリーダーに読み取ら
せることができるようにし、且つ指定したごみ投入扉の
位置からのごみピットへのごみの投入を確認できるよう
にし、更に、ごみ投入扉の位置から投入されたごみの山
積み状況を把握できるようにしてクレーンの全自動運転
を可能ならしめるごみ処理施設の管制装置を提供しよう
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ごみピットの前面に形成されたピット前
室の入口より手前の位置でごみ収集車の重量を計量機で
計量してから、上記ごみ収集車をピット前室内に進入さ
せて並列配置されたいずれかのごみ投入扉の位置からご
みピット内にごみを投入させるようにしてあるごみ処理
施設における上記計量機の脇に、ごみ収集車の情報を受
ける無線式受信器を設置し、上記ピット前室の各ごみ投
入扉と対応する位置に、ごみ投入扉を開閉させる車両接
近検知センサと別の無線式受信器とを設け、一方、上記
各無線式受信器に車両情報を送る無線式発信器をごみ収
集車に具備させるようにし、且つ上記各無線式受信器か
ら送られた信号を受けて車両情報と共に各ごみ投入扉の
位置からのごみ投入量を管理できるようにした管制制御
器を備えた構成とする。
【0009】ピット前室への進入前に行うごみ収集車の
計量時に、無線式発信器から計量機の脇の無線式受信器
へ向けて車両情報を送信すると、その車両情報及び計量
値が管制制御器に送られることになる。ごみ収集車がピ
ット前室内に進入してごみ投入扉に近付くと、車両接近
検知センサにて検知されることによりごみ投入扉が開か
れるため、ごみ収集車からごみピット内にごみが投入さ
れ、この際、無線式発信器からごみ投入扉近くの無線式
受信器へ信号を送ると、管制制御器で当該ごみ投入扉の
位置からのごみ投入量を把握することができる。
【0010】又、管制制御器からの指令により、使用す
るごみ投入扉の位置を順番にずらして行くように行先表
示灯に表示させるようにすると、ごみピット内でのごみ
の山積み状況を均一化することができるようになる。
【0011】更に、ごみピット内に、投入されたごみの
山積み量を計測するレベル計を設置し、且つ該レベル計
で計測した山積み量を基にごみピット内のクレーンの運
転を制御するクレーン制御部を備えた構成とすると、ク
レーン制御部からの指令でクレーンの自動運転を行うこ
とができるようになる。
【0012】一方、クレーンの運転動作とごみ投入扉の
位置関係から次のごみ収集車の行先を決定させるように
すると、ごみ収集車は迷うことなく指定のごみ投入扉の
位置へ進むことができる。
【0013】又、ごみピット内をゾーン分割式として、
ごみピット内の情報を基にごみ収集車の行先を決定して
行先表示灯に表示させるようにすると、ピークの時間帯
でもクレーン作業を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】図1乃至図4は本発明の実施の一形態を示
すもので、工場棟1の搬入口2部分の計量室3で計量し
た後のごみ収集車4を、ごみピット5の前面に形成され
たピット前室6内に進入させ、ごみピット5の側壁部に
並列配置されたごみ投入扉7の位置からごみピット5内
にごみ8を投入させ、ごみピット5内に投入されたごみ
8の山積み量をクレーン9にて管理するようにしてある
ごみ処理施設において、ごみ収集車4の搬入時の計量と
ピット前室6内でのごみ収集車4の認識とを無線式発、
受方式によって行うようにし、更に、ごみ投入扉7の位
置とごみ投入量とを管理し、クレーン9の運転制御に必
要な情報を通信にてクレーン9に送信して、通信情報を
基にごみの山積み量を管理させるようにしたものであ
る。
【0016】詳述すると、ごみ処理施設の入口門には、
計量室監視員がスイッチを入、切させる受付/終了の表
示灯(図示せず)を設け、又、工場棟1の搬入口2に
は、計量室監視員が開閉操作する電動シャッター10を
備え、且つ工場棟1の搬入口2の外側に、ごみ収集車4
のための進入可否灯(たとえば、青・赤ランプ)11を
設ける。
【0017】計量室3には、左右の側壁部の所要位置
に、ごみ収集車4の進入を検知する光電管12を前後2
個所設置し、又、床側に、計量機としてのトラックスケ
ール13を装備させて、計量中は上記進入可否灯11に
進入不可の表示をさせると共に計量終了後に進入可の表
示をさせるようにし、且つ上記トラックスケール13の
脇の位置に、無線式受信器としてのリーダー(トランス
ポンダリーダー)14を設置する。
【0018】一方、上記リーダー14に車両情報を読み
取らせるために、車両番号、銘柄、地区、業者、風袋重
量等を記憶させたカード状又は棒状の無線式発信器15
をごみ収集車4に携帯させておくようにする。なお、上
記リーダー14は、車両情報の読み取り時に、車両重量
と車両番号とをひも付けして一時記憶できるようにして
ある。
【0019】ピット前室6には、入口16に、タイマー
の設定等に基づく計量終了信号によってピット前室6へ
の進入を指示する進入可否灯(たとえば、青・赤ラン
プ)17と、該進入可否灯17の進入可の表示と同時に
オンロードされるようにしたエアカーテン発生室18
と、同じく進入可否灯17が進入可の表示となったとき
に開くようにした入口扉19を備え、又、出口20に、
出口扉21とエアカーテン発生室22を設ける。更に、
床となるプラットホーム23の入口扉19の内側近傍位
置に、ごみ収集車4がピット前室6内に完全に進入した
ことを検出して入口扉19を閉じるようにするための車
両検知センサとしてのループコイル24を設けると共
に、プラットホーム23の出口扉21の内側近傍位置
に、ごみ収集車4がピット前室6から退出するときに出
口扉21を開くようにするための同様な車両検知センサ
としてのループコイル25を設け、一方、入口扉19付
近の天井側に、使用するごみ投入扉7の番号を点滅させ
るようにした行先表示灯26を取り付ける。
【0020】更に、ピット前室6内には、ごみ投入扉7
の上部位置に、行先表示灯26にて指定されたときに点
滅するようにした番号表示灯27と、投入可否灯(たと
えば、青、赤ランプ)28を備え、且つごみ投入扉7の
前方の脇の位置に、無線式受信器としてのリーダー(ト
ランスポンダリーダー)29を設置する。該リーダー2
9は、無線式発信器15からの情報を読み取ったとき
に、車両番号とごみ投入扉7の番号とをひも付けして一
時記憶すると共に、指定されたごみ収集車4がごみを投
入したことを知らせるようにしてある。又、プラットホ
ーム23のごみ投入扉7の前部位置に、ごみ収集車4が
接近してきたことを検知してごみ投入扉7を開くように
する車両接近検知センサとしてのループコイル30と後
端部検出用の光電管31とを設け、該ループコイル30
と光電管31との両方の信号がなくなるまではごみ投入
扉7の開放が保持されるようにする。なお、プラットホ
ーム23上のごみ投入扉7の直前部には車止めが取り付
けてある。
【0021】又、上記ピット前室6の出口20の外側に
は、ピット前室6から退出したごみ収集車4を検知する
光電管32を前後2個所設置すると共に、床側に、計量
機としてのトラックスケール33を装備させ、且つ該ト
ラックスケール33の脇の位置に、リーダー(トランス
ポンダリーダー)34を設置する。38はダンピングボ
ックス、39はダンピングボックス用リーダー、40は
同番号表示灯、41は同投入可否灯を示す。
【0022】更に、上記ごみピット5内の天井部には、
図3に示す如く、ごみ8の山積みレベルを各ごみ投入扉
7の位置毎に検出する超音波レベル計35を設置する。
ごみピット5内には、たとえば、4基のクレーン9が装
備され、該クレーン9は、バケット36を有する天井走
行型バケットクレーンとしてあり、ごみピット5内の前
部に投入されたごみ8を後部に掴み上げるごみの積み上
げや、ごみピット5内のごみ8の攪拌、ごみ山の均し、
ホッパ37内へのごみ8の投入等を行えるようにしてあ
る。クレーン9の運転は、手動、自動いずれでも実施可
能で、自動運転はクレーン9を選択して1基のみ用い、
クレーン操作室43又は図示しない中央制御室のいずれ
においても行うことができるようにしてあり、又、手動
運転はクレーン9を選択して2基用いることができるよ
うにしてある。
【0023】なお、42はプラットホーム監視室であ
り、遠隔操作により、ごみ投入扉7の開閉、入口扉19
及び出口扉21の開閉、行先表示灯26の操作、ピット
前室6内の交通信号機(図示せず)の切替等の操作を行
うことができるようにしてある。又、これらの操作は各
位置に設置した操作箱により手動にても操作できるよう
にしてある。更に、ピット前室6には、プラットホーム
監視室42からごみ収集車4の運転手に音声を伝達する
ための放送装置60(図4参照)や、プラットホーム監
視室42とクレーン操作室43との連絡を行うためのイ
ンターホーン装置(図示せず)、その他必要な機器類を
備えている。更に、クレーン操作室43、中央制御室に
はそれぞれ緊急停止スイッチがあり、又、クレーン9の
自動運転時には、ホッパ37の部分への出入を行うホッ
パステージ出入口扉に自動運転中の表示を行うようにし
てある。
【0024】次に、図4は本発明のごみ処理施設の管制
装置で用いる管制システム制御ブロックを示すもので、
図1乃至図3に示したものと同一符号は同一部分を示
す。図4中、44は搬入側計量室3のリーダー14、ト
ラックスケール13からの信号や、搬出側のリーダー3
4、トラックスケール33からの信号を基にごみ収集車
4の重量を計量する計量演算器(計量CPU)であり、
45は該計量演算器44からの信号を演算して管制制御
器46との間で信号のやりとりを行うと共にデータ処理
計算器47へデータを送る通信制御器(パソコン)であ
る。48は現場操作箱49の操作や上記管制制御器46
と接続されたごみ投入扉監視、操作盤50からの指令に
より作動させられてごみ投入扉7の油圧ユニット(モー
タ、電磁弁)51を駆動するごみ投入扉制御盤である。
52はダンピングボックス用現場操作箱、53は投入扉
用現場操作箱であり、それぞれ上記ごみ投入扉監視、操
作盤50に接続してある。
【0025】又、54は電動シャッター用現場操作箱、
55は入口扉用現場操作箱、56は出口扉用現場操作箱
であり、それぞれ建築設備制御盤57を介して管制制御
器46に接続してある。58は管制制御器46との間で
ごみ投入扉7ごとのごみ投入量の信号や投入不可信号等
のやりとりを行ってクレーン9のシステム制御を行うク
レーン制御部、59は管制異常信号に基づいて作動する
分散形制御システム部である。
【0026】ごみ収集車4がごみ処理施設に到着してか
らの行程は図5のフローに基づいて行われる。
【0027】すなわち、先ず、工場棟1の搬入口2の前
に到着したときに、進入可否灯11が進入可の表示にな
っていれば、ごみ収集車4は計量室3に進入することに
なる。計量室3内では、ごみ収集車4はトラックスケー
ル13上で一時停止し、このとき、無線式発信器15を
リーダー14に向かって掲げるようにする。これによ
り、車両番号や銘柄、地区、業者、風袋重量等の車両情
報が管制制御器46に送られる。計量が終了して前方の
進入可否灯17の表示が進入可になると、ピット前室6
の入口扉19が開かれるので、ごみ収集車4はピット前
室6内に進入する。このとき、エアカーテン発生室18
はオンロードにされている。
【0028】ごみ収集車4がピット前室6内に完全に入
ると、入口扉19の内側に位置するループコイル24上
を通過するため、入口扉19は閉じられる。なお、ごみ
収集車4が集まるピーク時(たとえば、午前8時〜9時
30分、午後1時〜2時30分)の間は、入口扉19を
開いたままとし、エアカーテン発生室18をオンロード
の状態のままとさせるようにする。次に、ピット前室6
内に進入したごみ収集車4は、行先表示灯26の点滅す
る番号にしたがって指定されたごみ投入扉7の位置へ向
かって進行し、ごみ投入扉7の上部にある番号表示灯2
7の点滅と、投入可否灯28の投入可の表示を確認した
後、指定されたごみ投入扉7にバックで接近させるよう
にする。
【0029】ごみ収集車4が指定されたごみ投入扉7に
接近すると、ループコイル30が車両を検知するので、
ごみ投入扉7は開かれることになり、ごみ収集車4が車
止めにて停止させられたときには、ごみ投入扉7は全開
になっており、ごみ収集車4の後端部が光電管31によ
り検出されることにより、ごみ投入扉7の全開が保持さ
れた状態となる。この状態において、ごみ収集車4から
無線式発信器15をリーダー29へ向けて検知させた
後、ごみピット5内へごみ8を投入させるようにする。
これにより、指定されたごみ収集車4が指定されたごみ
投入扉7の位置からごみ8が投入されたものとして管制
制御器46にて確認されることになる。一方、ごみピッ
ト5内に投入されたごみ8の量は超音波レベル計35に
て計測され、その計測値がクレーン制御部58に送ら
れ、計測値に基づいた山積み状況図が修正されることに
なる。すなわち、ごみ投入扉7の位置からごみピット5
内に投入されたごみ8は、図6(イ)に示す如く、始め
は手前が高く奥が低い山形となるが、次々にごみ8が投
入されると、図6(ロ)に示す如く、次第に低い部分が
高くなる。したがって、この場合、図7(イ)に示すよ
うな山積み状況図が図7(ロ)に示すような山積み状況
図に修正されることになる。なお、投入されたごみ8は
クレーン9で均すと、低い山に近づくので、超音波レベ
ル計35の計測信号は低目の方を選択するようにする。
【0030】ごみ8を投入した後のごみ収集車4が退去
するために前進して光電管31とループコイル30との
両方の信号がなくなると、ごみ投入扉7は閉じられる。
ごみ収集車4が出口20に近付き、ループコイル25上
に乗ると、出口扉21が開かれると同時にエアカーテン
発生室22がオンロード状態にさせられ、更に、ごみ収
集車4が出口20から退出して光電管32にて検知され
ると、出口扉21は閉じられ、エアカーテン発生室22
はアンロード状態にさせられる。
【0031】なお、ごみ収集車4が、無線式発信器15
を具備していない一般車の場合には、搬入時にトラック
スケール13で計量された重量と、退出時にトラックス
ケール33で計量された重量との差がごみピット5内に
投入されたものとして管制制御器46にて認識される。
【0032】ごみピット5内に投入されたごみ8は、ク
レーン9によるホッパ37への投入、ごみピット5内で
の攪拌、山の均し、山積み等が手動又は自動的に行われ
る。自動運転の場合、ごみ収集車4のピークとなる時間
帯は、すべてのごみ投入扉7を閉じてごみ投入扉7付近
のごみ8を掴んで積替える作業は行わず、たとえば、夜
間にごみ8の積替え、攪拌、均し、積み上げ、ホッパ3
7への投入を行うように、クレーン制御部58に作業行
程プログラムを設定しておく。したがって、ピークの時
間帯以外は、ごみ投入扉7の使用可能数を制限するよう
なゾーン分割制御を行い、使用不可のごみ投入扉7につ
いてのみ、クレーン9によりごみ8の積替え作業を行う
ようにする。クレーン9の運転フローは図8に一例を示
す如くである。
【0033】このように、本発明においては、トラック
スケール13で自動計量したごみ収集車4がプラットホ
ーム23上のごみ投入扉7のところへ行き、ごみピット
5へごみ8を投入する際に、無線式発信器15を使用す
ることにより、どのごみ投入扉7の位置から何トンのご
みが投入されたかを自動計測することができる。したが
って、ループコイル30によりごみ収集車4を検知し、
加えて、無線式発信器15により信号が入った条件(A
ND条件)でごみ投入扉7が開けば、ごみ投入量のデー
タ管理とごみ投入扉7の自動開閉の処理を同時に行うこ
とができ、更にクレーン9の制御とリンクさせることが
できる。
【0034】上記において、管制制御器46からの指令
により、たとえば、使用するごみ投入扉7の位置を順次
隣りに移して行くように順番を設定して行先表示灯26
に表示させるようにすると、ごみピット5でのごみ8の
山積み状況の均一化を図ることができるので、クレーン
作業が容易となる。又、ごみピット5内をゾーン分割式
とし、ごみピット5内の情報を基に使用できるごみ投入
扉7のみの範囲で行先表示灯26に表示させるようにす
ると、ピークの時間帯であってもクレーン作業を行うこ
とができる。
【0035】なお、車両接近検知センサとして、上記ル
ープコイル30に代えて超音波センサを用いるようにし
たり、あるいは、ループコイル30と超音波センサを併
設してOR条件で用いるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のごみ処理施設
の管制装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 車両情報を発信する無線式発信器をごみ収集車に具
備させておくようにして、車両情報を受ける無線式受信
器を計量機の脇と各ごみ投入扉と対応する位置に設置
し、且つ各ごみ投入扉と対応する位置にごみ投入扉を開
かせる車両接近検知センサを設置し、更に、上記各無線
式受信器からの信号を受けて各ごみ投入扉の位置からの
ごみ投入量を管理できるようにした管制制御器を備えた
構成としてあるので、計量時にごみ収集車から降車する
ことなく車両情報を与えることができると共に、各ごみ
投入扉の位置からのごみ投入量を正確に把握することが
できる。 (2) 管制制御器からの指令により、使用するごみ投入扉
の位置を順番にずらして行くように行先表示灯に表示さ
せるようにすることによって、ごみピット内での山積み
状況の均一化を図ることができる。 (3) ごみピット内に、投入されたごみの山積み量を計測
するレベル計を設置し、且つ該レベル計で計測した山積
み量を基にごみピット内のクレーンの運転を制御するク
レーン制御部を備えた構成とすることによって、ごみピ
ット内のごみの山積み状況を管理することができ、これ
によりクレーンの自動運転が可能となり、無人化の推進
を図ることができる。 (4) クレーンの運転動作とごみ投入扉の位置関係から次
のごみ収集車の行先を決定させるようにすることによ
り、ごみ収集車を円滑に誘導できて、ピット前室内での
渋滞や衝突等を防止することができる。 (5) ごみピット内をゾーン分割式として、ごみピット内
の情報を基にごみ収集車の行先を決定して行先表示灯に
表示させるようにすることにより、ピークの時間帯であ
ってもクレーン作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のごみ処理施設の管制装置の実施の一形
態を示す工場欄の概略平面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII −III 矢視図である。
【図4】本発明のごみ処理施設の管制装置で用いる管制
システム制御のブロック図である。
【図5】ごみ収集車の移動に伴うフローである。
【図6】ごみピット内でのごみの山積み状況の一例を示
すもので、(イ)は手前が高くなっている状態を示す概
略図、(ロ)は(イ)の状態から更にごみが投入された
状態を示す概略図である。
【図7】クレーン制御部で作成したごみの山積み状況図
を示すもので、(イ)(ロ)はそれぞれ図6(イ)
(ロ)に対応する図である。
【図8】クレーンの運転制御の一例を示すフローであ
る。
【図9】ごみ処理施設における従来のごみ投入量管理方
式を示す概略図である。
【符号の説明】
4 ごみ収集車 5 ごみピット 6 ピット前室 7 ごみ投入扉 8 ごみ 9 クレーン 13 トラックスケール(計量機) 14 リーダー(無線式受信器) 15 無線式発信器 26 行先表示灯 29 リーダー(無線式受信器) 30 ループコイル(車両接近検知センサ) 35 超音波レベル計(レベル計) 46 管制制御器 58 クレーン制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみピットの前面に形成されたピット前
    室内に進入する前にごみ収集車の重量を計量機で計量し
    てから、上記ごみ収集車をピット前室内に進入させて並
    列配置されたいずれかのごみ投入扉の位置からごみピッ
    ト内にごみを投入させるようにしてあるごみ処理施設に
    おける上記計量機の脇に、ごみ収集車の情報を受ける無
    線式受信器を設置し、上記ピット前室の各ごみ投入扉と
    対応する位置に、ごみ投入扉を開閉させる車両接近検知
    センサと別の無線式受信器とを設け、一方、上記各無線
    式受信器に車両情報を送る無線式発信器をごみ収集車に
    携帯させるようにし、且つ上記各無線式受信器から送ら
    れた信号を受けて車両情報と共に各ごみ投入扉の位置か
    らのごみ投入量を管理できるようにした管制制御器を備
    えた構成を有することを特徴とするごみ処理施設の管制
    装置。
  2. 【請求項2】 管制制御器からの指令により、使用する
    ごみ投入扉の位置を順番にずらして行くように行先表示
    灯に表示させるようにした請求項1記載のごみ処理施設
    の管制装置。
  3. 【請求項3】 ごみピット内に、投入されたごみの山積
    み量を計測するレベル計を設置し、且つ該レベル計で計
    測した山積み量を基にごみピット内のクレーンの運転を
    制御するクレーン制御部を備えた請求項1記載のごみ処
    理施設の管制装置。
  4. 【請求項4】 クレーンの運転動作とごみ投入扉の位置
    関係から次のごみ収集車の行先を決定して行先表示灯に
    表示させるようにした請求項3記載のごみ処理施設の管
    制装置。
  5. 【請求項5】 ごみピット内をゾーン分割式として、ご
    みピット内の情報を基にごみ収集車の行先を決定して行
    先表示灯に表示させるようにした請求項3記載のごみ処
    理施設の管制装置。
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