JP2004307154A - ごみ収集システム、ごみ収集装置 - Google Patents

ごみ収集システム、ごみ収集装置 Download PDF

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Abstract

【課題】可燃物と不燃物とを確実に分類して回収することを可能とするごみ収集システムを提供する。
【解決手段】本発明のごみ収集システム(100)は、異なる種類のごみの少なくともいずれかを投入する投入者を認証するための認証装置(14)と、前記ごみのいずれかである特定ごみを収集するように指定され、前記認証装置(14)が前記投入者を認証したときに、前記投入者が前記ごみの投入を可能なように処理し、前記投入者が前記投入したごみに、前記特定ごみ以外の前記ごみが含まれないときに、前記投入者が前記投入したごみを貯留するごみ収集装置(17−1、17−2、17−3)とを具備する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ごみ収集システムに関し、特に、ごみの排出者の認証、及びごみの分別と回収を効率良く行うためのごみ収集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
全国各地において、通常、市町村の地域毎に更に細かな単位に区分してごみの収集場所を設けられ、住民は指定日に、指定された収集場所にごみを捨て、後に、ごみの収集業者が各地点の収集場所からごみを回収する処理が行われている。この収集場所は、通常、可燃物を収集するための収集部と、不燃物(缶、ペットボトル等の資源ごみ)を収集するための収集部とに区分されており、住民に対し、可燃物と不燃物とを区分して捨てること、及び必ず、居住する場所ごとに指定された収集場所にごみを捨てるように指示する警告が掲示されていることが多い。しかしながら、必ずしも指定日に全ての収集場所に多くのごみが捨てられるとは限らず、捨てられたごみの量が比較的少ないこともある。また、住民に対する警告も必ずしも守られているとは限らず、従って可燃物の中に不燃物が混入していること、及び指定された以外の収集場所にごみが捨てられることが後を絶たない。
【0003】
従って、ごみの収集場所において、住民に対する個人認証が可能であること、及び、異物(可燃物の中に含まれる不燃物、又は不燃物の中に含まれる可燃物)の混入を検知することの可能な装置、又はシステムが提供されることが望まれる。
【0004】
従来のごみ収集のためのシステムは、特許文献1の公共サービスシステムに例示される。特許文献1の公共サービスシステムは、ごみ排出者毎のごみ関連情報を格納した、ごみ排出者に携帯される記憶媒体、ごみ関連情報を読み出す手段、ごみ排出者の排出したごみの重量又は容積を計測する手段、その計測結果から課金額又は支払額を計算する手段の各々を具備する。また、特許文献1の公共サービスシステムは、ごみ関連情報に基づいて課金額又は支払額を加減する手段、課金額をごみ排出者から徴収、又は減算された支払額を排出者へ支払う手段、及び、課金額又は支払額と、計測の結果とを記憶媒体へ履歴情報として書込むことの可能な手段の各々を具備する。
【0005】
また、従来のごみ収集のためのシステムは、特許文献2のごみ処理システムに例示される。特許文献2のごみ処理システムは、ごみ収集所、ごみ収集車、ごみ処理場、及び情報センタを具備している。情報センタは、ごみ収集所に収集されたごみの種類及び量についてのデータを管理し、そのデータを用いてごみ収集車がごみを回収するときの最適な道順を決定し、ごみ収集車にごみ収集地域及び道順を伝送指示する。これにより、ごみ処理場にカロリー量の安定したごみが供給される。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−296589
【特許文献2】
特開2002−60005
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、可燃物と不燃物とを確実に分類して回収することを可能とするごみ収集システムを提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、捨てられた廃棄物の量に応じて、廃棄物の回収をするためのルートと回収日時を決定するごみ収集システムを提供することにある。
【0009】
本発明の更に他の目的は、廃棄物を排出する者の認証を行うことで、廃棄物の不正な投棄を防止することの可能なごみ収集システムを提供することにある。
【0010】
本発明の更に他の目的は、投棄された廃棄物において、可燃物と不燃物とが確実に分類されているかどうかを検出するための装置を備えた、ごみ収集装置を提供することにある。
【0011】
本発明の更に他の目的は、上記のごみ収集装置を用いたごみ収集方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用される番号・符号を括弧付で用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0013】
本発明のごみ収集システム(100)は、異なる種類のごみの少なくともいずれかを投入する投入者を認証するための認証装置(14)と、前記ごみのいずれかである特定ごみを収集するように指定され、前記認証装置(14)が前記投入者を認証したときに、前記投入者が前記ごみの投入を可能なように処理し、前記投入者が前記投入したごみに、前記特定ごみ以外の前記ごみが含まれないときに、前記投入者が前記投入したごみを貯留するごみ収集装置(17−1〜3)とを具備する。
【0014】
本発明のごみ収集システム(100)において、前記ごみ収集装置(17−1〜3)は、複数である。本発明のごみ収集システム(100)は、前記複数のごみ収集装置(17−1〜3)の各々における前記ごみの貯留量(15BS)に基づいて、前記ごみの回収形態を決定する管理センタ(12)を更に具備する。
【0015】
本発明のごみ収集システム(100)において、前記複数のごみ収集装置(17−1〜3)の各々は、前記特定ごみを投入するためのごみ投入口(17a)を具備する。前記ごみ投入口(17a)は、前記認証装置(14)が前記投入者を認証したときに開放される。また、前記複数のごみ収集装置(17−1〜3)の各々は、前記ごみ投入口(17a)に前記ごみが投入され、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むときに、前記特定ごみ以外の前記ごみを検出する検出部(17b、17c、17c´)と、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、前記投入ごみを貯留するための第1貯留部(17g)とを具備する。更に、前記複数のごみ収集装置(17−1〜3)の各々は、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出しなかったときに、前記投入ごみを貯留するための第2貯留部(17h)と、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、前記投入ごみを送出し、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出しなかったときに、前記投入ごみを前記第2貯留部(17h)に送出する第1送出部(17A、17D)とを具備する。更に、前記複数のごみ収集装置(17−1〜3)の各々は、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、第1送出部(17A、17D)から送出された前記投入ごみを所定時間、保管し、前記所定時間内に前記投入ごみが持出されなかったときに、前記投入ごみを前記第1貯留部(17g)に送出する第2送出部(17f、17E)を具備する。
【0016】
本発明のごみ収集システム(100)は、前記第2送出部(17f、17E)から前記所定時間内に前記投入ごみが持出されなかったときに、前記投入者に対し、前記投入ごみの持出を要求する警告を行う警告部(17j)を更に具備する。
【0017】
本発明のごみ収集システム(100)において、前記投入ごみは、可燃ごみと、金属とプラスチックの少なくともいずれかである資源ごみとのいずれかである。前記ごみ収集装置(17−1〜3)は、前記可燃ごみを収集するための可燃ごみ収集装置(17−1)と、前記資源ごみを収集するための資源ごみ収集装置(17−2、17−3)とのいずれかである。前記資源ごみ収集装置(17−2、17−3)は、前記金属を収集するための金属収集装置(17−2)と、前記プラスチックを収集するためのプラスチック収集装置(17−3)との少なくともいずれかである。前記検出部(17b、17c、17c´)は、前記可燃ごみ収集装置(17−1)と前記プラスチック収集装置(17−3)に備えられ、前記投入ごみが前記金属を含むときに、前記金属を検出する第1検出部(17b)と、前記可燃ごみ収集装置(17−1)に備えられ、前記投入ごみが前記プラスチックを含むときに、前記プラスチックを検出する第2検出部(17c)と、前記金属収集装置(17−2)に備えられ、前記投入ごみが前記プラスチック及び前記可燃ごみの少なくともいずれかの投入ごみを含むときに、前記少なくともいずれかの投入ごみを検出する第3検出部(17c´)とのいずれかである。
【0018】
本発明のごみ収集システム(100)において、前記複数のごみ収集装置(17−1〜3)の各々は、複数のごみ収集所(11−i)のいずれかに設置される。前記複数のごみ収集所(11−i)の各々は、前記可燃ごみ収集装置(17−1)、前記金属収集装置(17−2)、前記プラスチック収集装置(17−3)の少なくともいずれかを有する。前記回収形態は、前記投入ごみを前記複数のごみ収集所(11−i)の少なくともいずれかから回収するためのルートと前記回収の時期とを示す。また、本発明のごみ収集システム(100)は、前記第2貯留庫(17h)に送出された前記特定ごみの量を示す投入量情報(15BS)を記憶する記憶装置(15)を更に具備する。前記管理センタ(12)は、前記投入量情報(15BS)に基づいて、前記ルートと前記時期とを決定する。
【0019】
本発明のごみ収集システム(100)において、前記記憶装置(15)は、前記投入ごみの廃棄処理に対して課金される課金情報(15C)を記憶する。前記管理センタは、前記課金情報(15C)に基づいて、前記投入者に課金する。
【0020】
本発明のごみ収集装置(17−1〜3)は、指定された種類のごみである特定ごみを投入するためのごみ投入口(17a)を具備する。前記ごみ投入口(17a)は、前記特定ごみの投入者が認証されたときに開放される。また、本発明のごみ収集装置(17−1〜3)は、前記ごみ投入口(17a)に前記ごみが投入され、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むときに、前記特定ごみ以外の前記ごみを検出する検出部(17b、17c、17c´)と、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、前記投入ごみを貯留するための第1貯留部(17g)とを具備する。更に、本発明のごみ収集装置(17−1〜3)は、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出しなかったときに、前記投入ごみを貯留するための第2貯留部(17h)と、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、前記投入ごみを送出し、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出しなかったときに、前記投入ごみを前記第2貯留部(17h)に送出する第1送出部(17A、17D)とを具備する。更に、本発明のごみ収集装置(17−1〜3)は、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、第1送出部(17A、17D)から送出された前記投入ごみを所定時間、保管し、前記所定時間内に前記投入ごみが持出されなかったときに、前記投入ごみを前記第1貯留部(17g)に送出する第2送出部(17f、17E)を具備する。
【0021】
本発明のごみ収集装置(17−1〜3)は、前記第2送出部(17f、17E)から前記所定時間内に前記投入ごみが持出されなかったときに、前記投入者に対し、前記投入ごみの持出を要求する警告を行う警告部(17j)を更に具備する。
【0022】
本発明のごみ収集方法は、ごみ投入口(17a)、検出部(17b、17c、17c´)、第1貯留部(17g)、第2貯留部(17h)、第1送出部(17A、17D)、第2送出部(17f、17E)の各々を具備するごみ収集装置(17−1〜3)により実行される。前記ごみ投入口(17a)は、前記指定された種類のごみである特定ごみの投入者が認証されたときに開放され、指定された種類のごみである特定ごみを投入するために備えられる。また、本発明のごみ収集方法は、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記ごみ投入口(17a)に前記ごみが投入され、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むときに、前記特定ごみ以外の前記ごみを検出するステップ(S5)と、前記第1貯留部(17g)が、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、前記投入ごみを貯留するステップ(S10b´)を具備する。更に、本発明のごみ収集方法は、前記第2貯留部(17h)が、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出しなかったときに、前記投入ごみを貯留するステップ(S7b´)と、前記第1送出部(17A、17D)が、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、前記投入ごみを送出するステップ(S7a)と、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出しなかったときに、前記第1送出部(17A、17D)が前記投入ごみを前記第2貯留部(17h)に送出するステップ(S7b)とを具備する。更に、本発明のごみ収集方法は、前記第2送出部(17f、17E)が、前記検出部(17b、17c、17c´)が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、第1送出部(17A、17D)から送出された前記投入ごみを所定時間、保管し、前記所定時間内に前記投入ごみが持出されなかったときに、前記投入ごみを前記第1貯留部(17g)に送出するステップ(S10b)を具備する。
【0023】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明のごみ収集システム100に係る実施の形態について説明する。図1に、ごみ収集システム100の構成を示す。ごみ収集システム100は、市町村等の自治体毎に、各々異なる場所に設置される複数のごみ収集ステーション11−i(i=1,2,…,n)、管理センタ12、ごみ収集ステーション11−iと管理センタ12とを相互に接続するネットワーク13の各々と、ごみ収集車10に備えられる受信部10Aとを具備する。
【0024】
図2に、ごみ収集ステーション11−iの構成を示す(いずれのごみ収集ステーション11−iも同じ構成を有する)。ごみ収集ステーション11−iは、個人認証装置14、データ記憶装置15、データ通信装置16、複数のごみ収集装置17−1、17−2、17−3の各々を具備する。ごみ収集装置17−1は可燃物を回収するための装置であり、ごみ収集装置17−2は金属(資源ごみ)を回収するための装置であり、ごみ収集装置17−3はプラスチック(資源ごみ)を回収するための装置である。
【0025】
尚、図2に示されるごみ収集装置17−1、17−2、17−3の各々は、可燃ごみ、金属、プラスチックのうち、いずれかの種類のごみ(特定ごみ)を収集するように指定されたものであるが、この形態には限らない。例えば、金属を更にアルミ缶、スチール缶に区分し、アルミ缶を収集するためのごみ収集装置とスチール缶を収集するためのごみ収集装置を各々設けることも可能である。
【0026】
個人認証装置14は、図3に示される個人情報データベース1DBを具備する。個人情報データベース1DBには、対応するごみ収集ステーション11−iのごみ収集装置17−1〜3(17−1、17−2、17−3)にごみの投入を行うように指定された住民(投入者)の氏名14A、IDカード番号14B、指紋画像14Cの各々を示す情報を格納している。IDカード番号14Bと指紋画像14Cは、住民がごみ収集装置17−1〜3にごみを投入するときの認証処理において用いられ、少なくともいずれかが必要となる(従って、必ずしもIDカード番号14Bと指紋画像14Cの双方が個人情報データベース1DBに格納されている必要は無い)。
【0027】
個人認証装置14には、更に、表示装置とIDカード挿入口(いずれも図示されない)とが備えられている。表示装置は、住民の個人認証装置14への操作に応答して、第1画面、第2画面、及び第3画面のいずれか(いずれも図示されない)を表示する。
【0028】
第1画面には、指を押し付けることの要求された指押付箇所と、氏名14Aの入力の要求された氏名入力箇所、可燃ごみ、金属、プラスチックのいずれのごみを捨てるかを指定する(特定ごみを指定する)ための指定ボタン、及び確認ボタンの各々が表示される。第2画面は、住民がIDカード挿入口にIDカードを挿入したときに表示され、氏名入力箇所、指定ボタン、及び確認ボタンの各々が表示される。住民は、第1画面の表示を要求したときには、指押付箇所に、指紋画像14Cの登録時に用いた指を押し付け、また、氏名入力箇所に氏名14Aを入力した上で、指定ボタンと確認ボタンを操作することで、個人認証装置14に対して認証要求を入力する。または、住民は、IDカード挿入口にIDカードを挿入し、それによって表示された第2画面の氏名入力箇所に氏名14Aを入力し、指定ボタンと確認ボタンを操作することで、個人認証装置14に対して認証要求を入力する。
【0029】
第3画面には、メーカ・商品名と預託金額15Dとを対応付けたテーブルが示されており、住民は必要に応じて第3画面を表示させ、いずれかのメーカ・商品名をタッチ操作により指定する(この処理は、第1画面及び第2画面のいずれかに対する操作の前に行われ、後に、第3画面において指定された情報は、認証要求と共に個人認証装置14に入力される)。これは、投入ごみが家電製品等であるときに、予め住民が店舗からの購入時に、廃却時の費用を共に店舗に対して支払っている場合があり、その費用を、投入ごみの廃却を担当する管理センタ12に対して納める必要があるためである(後述のように、購入店舗口座番号12Bに基づいて、店舗から管理センタ12に引き落とされる)。
【0030】
個人認証装置14は、住民によって認証要求が入力されたときには、その認証要求に示される氏名14A、IDカード番号14B(又は、指紋画像14C)の各々と、個人情報データベース1DBに格納される氏名14A、IDカード番号14B(又は、指紋画像14C)の各々とを照合する。個人認証装置14は、照合の結果、双方の氏名14Aと、双方のIDカード番号14B(又は、指紋画像14C)の各々が互いに一致するときに、指定ボタンにおいて指定された特定ごみに基づいて、その特定ごみを収集するためのごみ収集装置11−iに備えられたごみ投入口17a(図4を用いて後述)の開放を要求する開放要求を、そのごみ投入口17aに対して送信する。
【0031】
以上のように、予め個人認証装置14に記憶される氏名14A、及びIDカード番号14B(又は、指紋画像14C)の各々と、住民によって個人認証装置14に入力された氏名14A、及びIDカード番号14B(又は、指紋画像14C)の各々とが照合され、照合の結果が一致するときに、いずれかのごみ投入口17aが開放され、住民はごみの投入が可能となる。これにより、特定のごみ収集ステーション11−iのごみ回収装置17−1〜3にごみを投入するように指示された住民以外の者による、ごみの不正投入を防止することが可能となる。
【0032】
図4は、ごみ収集装置17−1〜3の断面A(図2に示される)の構成を示している。ごみ収集装置17−1〜3は、ごみ投入口17a、金属検出センサ17b、赤外線検出センサ17c(17c´)、重量センサ17d、ごみ返却口17e、重量センサ17f、分別不良ごみ貯留庫17g、ごみ貯留庫17h、ごみ回収口17iの各々を具備する。但し、金属検出センサ17bはごみ収集装置17−2には備えられない。また、赤外線検出センサ17c´は、ごみ収集装置17−2にのみに備えられる。
【0033】
板17Aはボルト17Dと連結して構成されており、通常は、床面17Bと角度αをなす位置に固定されている。ボルト17Dは、図示されないモータと接続されており、モータからの制御によって時計方向に回転する。このとき、板17Aはボルト17Dの回転方向に回動し、その結果、板17Aと床面17Bとのなす角はβとなる。
【0034】
ごみ投入口17aは、個人認証装置14からの開放要求に応答して開放する。金属検出センサ17bは、ごみ投入口17aから投入されたごみ(投入ごみ)に金属が含まれるときに、投入ごみによって生じる電磁界の変化の程度を検出することで、投入ごみに含まれる金属を検出する。金属検出センサ17bは、投入ごみから金属を検出したときには、図示されないモータに対し、金属の検出を通知する金属検出通知を出力する。
【0035】
赤外線検出センサ17cは、投入ごみにプラスチックが含まれるときに、所定強度の赤外線を投入ごみに対して照射し、照射された赤外線の拡散度を検出することで、投入ごみに含まれるプラスチックを検出する。赤外線検出センサ17cは、検出の結果、プラスチック又は可燃物が含まれるときには、モータに対し、プラスチックの検出を通知するプラスチック検出通知を出力する。赤外線検出センサ17c´は、投入ごみにプラスチック及び可燃ごみの少なくともいずれかが含まれるときに、所定強度の赤外線を投入ごみに対して照射し、照射された赤外線の拡散度を検出することで、投入ごみに含まれるプラスチック及び可燃ごみの少なくともいずれかを検出する。赤外線検出センサ17c´は、検出の結果、プラスチック及び可燃ごみの少なくともいずれかが含まれるときには、モータに対し、プラスチック及び可燃ごみの少なくともいずれかの検出を通知するプラスチック・可燃ごみ検出通知を出力する。
【0036】
ごみ収集装置17−1、17−3が具備するモータは、金属検出通知、及びプラスチック検出通知(又は、可燃物検出通知)の少なくともいずれかを入力したときに、板17Aと床面17Bとのなす角度=βとなるように、ボルト17Dを回転させる。一方、ごみ収集装置17−2が具備するモータは、プラスチック・可燃ごみ検出通知を入力したときに、板17Aと床面17Bとのなす角度=βとなるように、ボルト17Dを回転させる。
【0037】
金属検出センサ17bと赤外線検出センサ17c(17c´)によって上記のような処理が行われることで、分別不良ごみ(可燃ごみとプラスチックのいずれかに、金属が含まれるもの、可燃ごみと金属のいずれかに、プラスチックが含まれるもの、又は、金属とプラスチックのいずれかに、可燃ごみが含まれるもの)は、ごみ返却口17eに送出されることとなる。従って、ごみ貯留庫17hには送出されないため、分別不良ごみが回収されることが無くなる。この場合、特にごみ収集装置17−1において可燃ごみが回収されるときには、後に、金属又はプラスチックが共に焼却されることによる、有害物質の排出の問題が軽減されることとなる。また、ごみ収集装置17−2、17−3において資源ごみが回収されるときにおいても、後に、可燃ごみと、金属ごみ(ごみ収集装置17−3のとき)又はプラスチックごみ(ごみ収集装置17−2のとき)の除去に係る手間が解消されることとなる。
【0038】
重量センサ17dはボルト17Cと連結して構成される平行板であり、投入ごみの接触を検知していないときは、壁面17Fと直角をなす位置に固定されており、また、データ記憶装置15とケーブル15Cによって接続されている。重量センサ17dは、重量センサ17dに接触した投入ごみのごみ重量15Bを検出し、検出したごみ重量15Bを、ケーブル15Cを介してデータ記憶装置15に送信すると共に、モータに対し、ごみが投入されたことを通知するごみ投入通知を出力する。ボルト17Cは、ごみ投入通知に応答したモータからの制御によって回転し、反時計方向に所定の角度だけ回転し、その後、再び壁面17Fと重量センサ17dとのなす角が直角となるように時計方向へ回転する。このとき、重量センサ17dはボルト17Cの回転方向に回動し、その結果、投入ごみはごみ貯留庫17h又は重量センサ17fへ送出される。
【0039】
尚、ごみ収集装置17−1、17−3に具備される重量センサ17dは、金属検出センサ17bから金属検出通知を入力したとき、又は、赤外線検出センサ17cからプラスチック検出通知(又は、可燃物検出通知)を入力したときには、ごみ重量15Bの計測は行わない。また、ごみ収集装置17−2に具備される重量センサ17dは、赤外線検出センサ17c´からプラスチック・可燃ごみ検出通知を入力したときにも、ごみ重量15Bの計測は行わない。但し、これらのときにおいても上記のごみ投入通知はモータに出力され、結果的に、投入ごみはごみ貯留庫17h又は重量センサ17fへ送出される。
【0040】
重量センサ17fはボルト17Eと連結して構成される平行板であり、投入ごみの接触を検知していないときは、壁面17Gと角度γをなす位置に固定されている。また、重量センサ17fは、投入ごみの重量センサ17fへの接触を検出したときに、アナウンス部17jに対し、投入ごみを投入した住民への警告をアナウンスするように要求するための警告アナウンス要求を送信すると共に、モータに対し、投入ごみの重量センサ17fへの接触の検出を通知する投入ごみ接触検出通知を出力する。モータは、投入ごみ接触検出通知を入力してからの経過時間を計測し、その経過時間が所定時間(例えば30秒)になったときに、ボルト17Eを時計方向に回転させる。このとき、重量センサ17fも共に時計方向へ回動し、その結果、投入ごみは分別不良ごみ貯留庫17gへ送出される。経過時間が所定時間となる前に、住民によって投入ごみがごみ返却口17eから持出されたときには、重量センサ17fは、投入ごみ持出通知をモータに出力し、モータはそれに応答して、時間の計測を停止する。
【0041】
アナウンス部17jは、警告アナウンス要求に応答して、警告をアナウンスする。ごみ返却口17eは、金属検出センサ17b及び赤外線検出センサ17cの少なくともいずれか一方から開放要求を受信したときに、その開放要求に応答して開放し(このとき、アナウンス部17jによる上記の警告が行われる)、所定時間(例えば30秒)の後に閉塞する。
【0042】
分別不良ごみ貯留庫17gは、金属検出センサ17b及び赤外線検出センサ17cの少なくともいずれか一方によって、各々のごみ回収装置17−1〜3に対する特定ごみ以外のごみが混入していることが検出されたごみ(分別不良ごみ)を貯留しておくためのものである。ごみ貯留庫17hは、各々のごみ回収装置17−1〜3に対する特定ごみを貯留しておくためのものである。ごみ回収口17iは、係員が後に、特定ごみを回収するときに開放され、回収終了後、閉塞される。
【0043】
データ記憶装置15は、図5に示すごみ収集関連情報データベース2DBを具備する。ごみ収集関連情報データベース2DBは、投入日時15A、氏名14A、ごみ重量15B、課金額15C、預託金額15Dの各々を示す情報を格納している。ごみ重量15BSは、ごみ重量15Bの和(15Ba+15Bb+15Bc+…)である。投入日時15Aと氏名14Aの各々は、データ通信装置16が個人認証装置14から受信し、データ記憶装置15に出力された情報である。投入日時15Aは、個人認証装置14によって、ごみを投入した住民の認証が行われたときの時刻(この時、ごみ投入口17aが開放される)を示している。即ち、この時刻は、IDカードに記載されたIDカード番号14B(又は、入力された指紋画像14C)と、個人情報データベース1DBに格納されるIDカード番号14B(又は、指紋画像14C)、及び、入力された氏名14Aと、個人情報データベース1DBに格納される氏名14Aの各々が一致することが確認された時を示す。ごみ重量15Bは、データ記憶装置15が重量センサ17dから入力したデータである。課金額15Cは、ごみ重量15Bに応じて、データ記憶装置15が算出した値である。預託金額15Dは、住民が第3画面から個人認証装置14に入力したデータがデータ記憶装置15に出力され、格納されたものである。
【0044】
データ通信装置16は、定時(例えば正午)に、ごみ収集関連情報データベース2DBから抽出されたごみ収集関連情報15A〜15Dを管理センタ12に送信する。
【0045】
管理センタ12は、図6に示す口座関連情報データベース3DBを具備する。口座関連情報データベース3DBには、氏名14A、住民口座番号12A、購入店舗口座番号12Bの各々を示すデータを格納している。住民口座番号12Aは、ごみ回収ステーション11−iにごみの投入を許可されている住民の各々が金融機関に設けた自らの口座番号である。購入店舗口座番号12Bは、投入ごみが例えば家電製品のときに、住民がそれを購入した店舗が、金融機関に設けた口座番号である。
【0046】
管理センタ12は、データ通信装置16からごみ収集関連情報15A〜15Dを受信したときに、ごみ収集関連情報15A〜15Dに示される氏名14Aに基づいて、口座番号情報データベース3DBを検索し、住民口座番号12Aと、購入店舗口座番号12B(格納されているときのみ)とを抽出する。また、管理センタ12は、抽出された住民口座番号12A又は購入店舗口座番号12Bに基づいて、管理センタ12が有する口座に対し、ごみの廃却のための料金の引き落としを行う。
【0047】
管理センタ12は、各々のごみ回収ステーション11−iに備えられるデータ通信装置16から、ごみ回収関連情報データベース2DBに格納されるごみ回収関連情報15A〜15D(15A、14A、15B、15C、15D)を受信する。また、管理センタ12は、受信したごみ回収関連情報15A〜15Dに基づいて、ごみ収集車10の収集ルートと収集時期とを決定する。収集ルートは、例えば、ごみを投入した住民数(投入者数)の最も多いごみ回収ステーション11−iを所定数抽出し、その所定数のごみ回収ステーション11−iの各々の位置に基づいて決定される。この場合、それ以外のごみ回収ステーション11−iについては、ごみの収集は行われない。従って、投入されたごみの数に応じて各々のごみ回収ステーション11−iに対し、ごみを収集するか否かを決定することが可能となり、ごみ収集を効率良く行うことが可能となる。更に、管理センタ12は、受信部10Aに対し、決定された収集ルートを示す情報を送信する。
【0048】
次に、図7を参照して、本発明のごみ収集システムを用いたごみ収集方法について説明する。尚、ステップS5は、ステップS5a、ステップS5b、及びステップS5cの処理の各々を含んでいる。
【0049】
住民(投入者)は、個人認証装置14のIDカード挿入口に対してIDカードを挿入して第2画面を表示させ、氏名14Aの入力、及び、指定ボタンと確認ボタンの各々の操作を行う。または、第1画面を表示させ、指紋画像14Cと氏名14Aの入力、及び、指定ボタンと確認ボタンの各々の操作を行う(ステップS1)。個人認証装置14は、個人情報データベース1DBに格納されるIDカード番号14B(又は、指紋画像14C)と、挿入されたIDカードに記載されるIDカード番号(又は、第1画面から入力された指紋画像14C)、及び、個人情報データベース1DBに格納される氏名14Aと、第1画面又は第2画面から入力された氏名14Aの各々を照合する(ステップS2)。
【0050】
照合の結果、いずれも互いに一致するときに、指定ボタンによって指定された特定ごみに基づいて、特定ごみを収集するように指定されたごみ収集装置17−1〜3のごみ投入口17aに対して開放要求を送信する。そのごみ投入口17aは、受信した開放要求に応答して、開放動作を行う(ステップS3a)。一方、照合の結果、少なくともいずれかが一致しないときには、個人認証装置14は、表示装置にごみの投入を拒否する投入拒否通知を表示する(ステップS3b)。
【0051】
住民は開放されたごみ投入口17aから、持参したごみを投入する(ステップS4)。金属検出センサ17bは、電磁界の変化の程度を検出する(ステップS5a)。赤外線検出センサ17cは、所定強度の赤外線を投入ごみに対して照射し、照射された赤外線の拡散度を検出する(ステップS5b)。赤外線検出センサ17c´は、所定強度の赤外線を投入ごみに対して照射し、照射された赤外線の拡散度を検出する(ステップS5c)。尚、ごみ収集装置17−2においては、ステップS5aの処理は行われない。
【0052】
ステップS5aとステップS5bの処理の結果、各々のごみ収集装置17−1〜3において特定ごみ以外のごみが混入していなかったときには、ステップS6、ステップS7b、ステップS7b´、ステップS8b、ステップS11、ステップS12の処理が行われる。一方、ステップS5aとステップS5bの処理の結果、各々のごみ収集装置17−1〜3において特定ごみ以外のごみが混入していたときには、ステップS7a、ステップS8a、ステップS9、(ステップS10b)、ステップS10b´、ステップS10aの処理が行われる。
【0053】
重量センサ17dは、投入ごみが重量センサ17dに接触したときに、ごみ重量15Bを計測し、計測されたごみ重量15Bをデータ記憶装置15に出力する(ステップS6)。モータは、ボルト17Cを反時計方向に所定角度だけ回転させる(このとき、重量センサ17dも共に、反時計方向へ所定角度だけ回動する)。これにより、投入ごみは、ごみ貯留庫17hへ送出される(ステップS7b)。ごみ貯留庫17hに投入ごみ(特定ごみ)が貯留される(ステップS7b´)。
【0054】
定時に、ごみ収集関連情報データベース2DBからごみ収集関連情報15A〜15Dが抽出され、データ通信装置16は、抽出されたごみ収集関連情報15A〜15Dを管理センタ12に送信する(ステップS8b)。管理センタ12は、受信したごみ収集関連情報15A〜15Dに基づいて、回収ルートと収集時期とを決定し、決定された収集時期に、決定された回収ルートを受信部10Aに送信する(ステップS11)。ごみ収集車10は、係員の運転によって、受信部10Aが受信した回収ルートに従って複数のごみ収集ステーション11−iを巡回する。そのとき、係員は、各々のごみ収集ステーション11−iにおいて、ごみ回収口17iを開放して、特定ごみを回収する(ステップS12)。
【0055】
金属検出センサ17bは、投入ごみの中に金属が含まれることを検出したときには、金属検出通知を重量センサ17dとモータの各々に出力する。赤外線検出センサ17cは、投入ごみの中に可燃ごみが含まれると判断したときには、可燃ごみ検出通知を重量センサ17dとモータの各々に出力する。赤外線検出センサ17c´は、投入ごみの中に可燃ごみ、又はプラスチックが含まれると判断したときには、可燃ごみ・プラスチック検出通知を重量センサ17dとモータの各々に出力する(これらに基づき、重量センサ17dは、ごみ重量15Bの計測を行わない)。モータは、板17Aと床面17Bとのなす角がβとなるように、ボルト17Dを時計方向に回転させ、また、ボルト17Cを所定角度だけ反時計方向に回動させる。これにより、投入ごみは、重量センサ17fへ送出される(ステップS7a)。
【0056】
重量センサ17fは、投入ごみの重量センサ17fへの接触を検出したときに、アナウンス部17jに対し、投入ごみを投入した住民への警告をアナウンスするように要求するための警告アナウンス要求を送信すると共に、モータに対し、投入ごみの重量センサ17fへの接触の検出を通知する投入ごみ接触検出通知を出力する。アナウンス部17jは、警告のアナウンスを行う。金属検出センサ17b(又は、赤外線検出センサ17c、17c´)は、開放要求をごみ回収口17eに送信し、ごみ回収口17eは、その開放要求に応答して開放動作を行う(ステップS8a)。重量センサ17fは、重量センサ17fに係る重量を検出することで、住民により、投入ごみの持出が行われたかどうかを判断する(ステップS9)。ステップS9における判断の結果、投入ごみが持出されたと判断したときには、重量センサ17fは、ごみ回収口17eに対して閉塞要求を出力し、ごみ回収口17eはその閉塞要求に応答して、閉塞動作を行う。また、重量センサ17fは、投入ごみ持出通知をモータに出力し、モータはそれに応答して、時間の計測を停止する(ステップS10a)。
【0057】
一方、モータは、投入ごみ接触検出通知を入力してからの経過時間を計測し、その経過時間が所定時間(例えば30秒)になったときに、ボルト17Eを時計方向に回転させる。このとき、重量センサ17fも共に時計方向へ回動し、その結果、投入ごみは分別不良ごみ貯留庫17gへ送出される。
【0058】
【発明の効果】
本発明のごみ処理システムにより、可燃物と不燃物とを確実に分類して回収することが可能となる。
【0059】
本発明のごみ処理システムにより、捨てられたごみの量に応じて、廃棄物の回収をするためのルートと回収日時を決定することが可能となる。
【0060】
本発明のごみ処理システムにより、ごみを排出する者の認証を行うことで、ごみの不正な投棄を防止することが可能となる。
【0061】
本発明のごみ回収装置により、投棄された廃棄物において、可燃物と不燃物とが確実に分類されているかどうかを検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のごみ収集装置の実施の形態に係る構成を示す図である。
【図2】本発明のごみ収集装置の実施の形態に係る、ごみ収集ステーションの構成を示す図である。
【図3】本発明のごみ収集装置の実施の形態に係る、個人情報データベースの構成を示す図である。
【図4】本発明のごみ収集装置の実施の形態に係る、ごみ収集装置の構成を示す図である。
【図5】本発明のごみ収集装置の実施の形態に係る、ごみ収集関連情報データベースの構成を示す図である。
【図6】本発明のごみ収集装置の実施の形態に係る、口座番号情報データベースの構成を示す図である。
【図7】本発明のごみ収集方法の実施の形態に係る、処理の過程を示す図である。
【符号の説明】
100:ごみ収集システム
10:ごみ収集車
10A:受信部
11−i(i=1,2,…,n):ごみ収集ステーション
12:管理センタ
12A:住民口座番号
12B:購入店舗口座番号
13:ネットワーク
14:個人認証装置
14A:氏名
14B:IDカード番号
14C:指紋画像
15:データ記憶装置
15A:投入日時
15B:ごみ重量
15C:課金額
15D:預託金額
16:データ通信装置
17−1、17−2、17−3:ごみ収集装置
1DB:個人情報データベース
2DB:ごみ収集関連情報データベース
3DB:口座番号情報データベース

Claims (10)

  1. 異なる種類のごみの少なくともいずれかを投入する投入者を認証するための認証装置と、
    前記ごみのいずれかである特定ごみを収集するように指定され、前記認証装置が前記投入者を認証したときに、前記投入者が前記ごみの投入を可能なように処理し、前記投入者が前記投入したごみに、前記特定ごみ以外の前記ごみが含まれないときに、前記投入者が前記投入したごみを貯留するごみ収集装置とを具備するごみ収集システム。
  2. 請求項1において、
    前記ごみ収集装置は、複数であり、
    前記複数のごみ収集装置の各々における前記ごみの貯留量に基づいて、前記ごみの回収形態を決定する管理センタを更に具備する
    ごみ収集システム。
  3. 請求項1又は2において、
    前記複数のごみ収集装置の各々は、
    前記特定ごみを投入するためのごみ投入口と、前記ごみ投入口は、前記認証装置が前記投入者を認証したときに開放され、
    前記ごみ投入口に前記ごみが投入され、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むときに、前記特定ごみ以外の前記ごみを検出する検出部と、
    前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、前記投入ごみを貯留するための第1貯留部と、
    前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出しなかったときに、前記投入ごみを貯留するための第2貯留部と、
    前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、前記投入ごみを送出し、前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出しなかったときに、前記投入ごみを前記第2貯留部に送出する第1送出部と、
    前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、第1送出部から送出された前記投入ごみを所定時間、保管し、前記所定時間内に前記投入ごみが持出されなかったときに、前記投入ごみを前記第1貯留部に送出する第2送出部とを具備する
    ごみ収集システム。
  4. 請求項3において、
    前記第2送出部から前記所定時間内に前記投入ごみが持出されなかったときに、前記投入者に対し、前記投入ごみの持出を要求する警告を行う警告部を更に具備する
    ごみ収集システム。
  5. 請求項3又は4において、
    前記投入ごみは、可燃ごみと、金属とプラスチックの少なくともいずれかである資源ごみとのいずれかであり、前記ごみ収集装置は、前記可燃ごみを収集するための可燃ごみ収集装置と、前記資源ごみを収集するための資源ごみ収集装置とのいずれかであり、前記資源ごみ収集装置は、前記金属を収集するための金属収集装置と、前記プラスチックを収集するためのプラスチック収集装置との少なくともいずれかであり、
    前記検出部は、
    前記可燃ごみ収集装置と前記プラスチック収集装置に備えられ、前記投入ごみが前記金属を含むときに、前記金属を検出する第1検出部と、
    前記可燃ごみ収集装置に備えられ、前記投入ごみが前記プラスチックを含むときに、前記プラスチックを検出する第2検出部と、
    前記金属収集装置に備えられ、前記投入ごみが前記プラスチック及び前記可燃ごみの少なくともいずれかの投入ごみを含むときに、前記少なくともいずれかの投入ごみを検出する第3検出部とのいずれかである
    ごみ収集システム。
  6. 請求項5において、
    前記複数のごみ収集装置の各々は、複数のごみ収集所のいずれかに設置され、前記複数のごみ収集所の各々は、前記可燃ごみ収集装置、前記金属収集装置、前記プラスチック収集装置の少なくともいずれかを有し、前記回収形態は、前記投入ごみを前記複数のごみ収集所の少なくともいずれかから回収するためのルートと前記回収の時期とを示し、
    前記第2貯留庫に送出された前記特定ごみの量を示す投入量情報を記憶する記憶装置を更に具備し、
    前記管理センタは、前記投入量情報に基づいて、前記ルートと前記時期とを決定する
    ごみ収集システム。
  7. 請求項6において、
    前記記憶装置は、前記投入ごみの廃棄処理に対して課金される課金情報を記憶し、
    前記管理センタは、前記課金情報に基づいて、前記投入者に課金する
    ごみ収集システム。
  8. 指定された種類のごみである特定ごみを投入するためのごみ投入口と、前記ごみ投入口は、前記特定ごみの投入者が認証されたときに開放され、
    前記ごみ投入口に前記ごみが投入され、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むときに、前記特定ごみ以外の前記ごみを検出する検出部と、
    前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、前記投入ごみを貯留するための第1貯留部と、
    前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出しなかったときに、前記投入ごみを貯留するための第2貯留部と、
    前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、前記投入ごみを送出し、前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出しなかったときに、前記投入ごみを前記第2貯留部に送出する第1送出部と、
    前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、第1送出部から送出された前記投入ごみを所定時間、保管し、前記所定時間内に前記投入ごみが持出されなかったときに、前記投入ごみを前記第1貯留部に送出する第2送出部とを具備する
    ごみ収集装置。
  9. 請求項8において、
    前記第2送出部から前記所定時間内に前記投入ごみが持出されなかったときに、前記投入者に対し、前記投入ごみの持出を要求する警告を行う警告部を更に具備する
    ごみ収集装置。
  10. ごみ投入口、検出部、第1貯留部、第2貯留部、第1送出部、第2送出部の各々を具備するごみ収集装置により実行されるごみ収集方法において、前記ごみ投入口は、前記指定された種類のごみである特定ごみの投入者が認証されたときに開放され、指定された種類のごみである特定ごみを投入するために備えられ、
    前記検出部が、前記ごみ投入口に前記ごみが投入され、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むときに、前記特定ごみ以外の前記ごみを検出するステップと、
    前記第1貯留部が、前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、前記投入ごみを貯留するステップと、
    前記第2貯留部が、前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出しなかったときに、前記投入ごみを貯留するステップと、
    前記第1送出部が、前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、前記投入ごみを送出するステップと、
    前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出しなかったときに、前記第1送出部が前記投入ごみを前記第2貯留部に送出するステップと、
    前記第2送出部が、前記検出部が、前記投入ごみが前記特定ごみ以外の前記ごみを含むことを検出したときに、前記第1送出部から送出された前記投入ごみを所定時間、保管し、前記所定時間内に前記投入ごみが持出されなかったときに、前記投入ごみを前記第1貯留部に送出するステップとを具備する
    ごみ収集方法。
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