JP2003187279A - 有料道路の料金収受システム - Google Patents

有料道路の料金収受システム

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JP2003187279A
JP2003187279A JP2001383362A JP2001383362A JP2003187279A JP 2003187279 A JP2003187279 A JP 2003187279A JP 2001383362 A JP2001383362 A JP 2001383362A JP 2001383362 A JP2001383362 A JP 2001383362A JP 2003187279 A JP2003187279 A JP 2003187279A
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Tomoya Kaga
智哉 加賀
Wakana Matsuda
若菜 松田
Koichi Kanehara
幸一 金原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通行料金を自動計算できないような料金体系の
車両に対しても料金収受に要する時間の短縮化を図ると
ともに、収受監視員の負担の低減化を図る。 【解決手段】本発明の有料道路の料金収受システムによれ
ば、料金所出口に到着した車両12の車種を判別する車種
判別装置24と、通行券に記録された料金収受情報を読み
取り、判別された車種と記録された車種とが一致する場
合には、料金収受情報に基づいて通行料金を算出し、通
行料金を収受する料金自動収受機41と、一致しない場合
には、対応する車両12を撮影するテレヒ゛カメラ30と、判別さ
れた車種と記録された車種とが一致しない場合には、テレ
ヒ゛カメラ30によって撮影された映像と料金収受情報とを表
示し収受監視員に対して車種12の判定を促す監視盤49
と、監視盤49に表示された映像と料金収受情報とに基づ
き収受監視員により判定された車種に基づいて通行料金
を算出し、通行料金を収受処理する料金自動収受機41と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路料金所の
出口に設けられ、料金計算および料金収受処理を自動的
に行う有料道路の料金収受システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、高速道路等の有料道路では、料
金収受の自動化のために、図5に示すような、料金所入
口システム9と、料金所出口システム10とから構成さ
れた料金収受システムが適用されている。
【0003】料金所入口システム9において、11は有
料道路料金所入口車線であって、車両12は図中矢印A
方向に走行する。13は、車種判別装置であって、車両
分離器14、軸数・軸距離検知器15、車高検知器1
6、オーバーハング検知器17から構成されており、通
行する車両12の車種が自動的に判別され、自動通行券
発行機18に車種信号および車高信号が送出される。
【0004】自動通行券発行機18は、入口料金所情報
が印書および磁気記録されている通行券に、車種信号に
応じて更に車種情報(例えば普通車、大型車、特大車)
を書き込む機能と、車高信号に応じて通行車両12の車
高を検知し、当該車両12が最も通行券を取り易い位置
の発券段から通行券を発行する機能とが備えられてい
る。
【0005】19は、発進検出装置であって、車両検知
器20および踏板21から構成されており、車両12の
発進を検出し、その後上述した料金所入口システム9を
初期状態に復帰させる機能が備えられている。
【0006】22は、発進制御信号灯であって、通行車
両12の利用者が自動通行券発行機18から通行券を抜
き取った時点で信号灯が例えば赤色点灯から青色点灯に
変化し、発進しても良いことが車両12の利用者に報知
される。
【0007】次に、料金所出口システム10について説
明する。料金所出口システム10において、23は有料
道路料金所出口車線である。24は、料金所入口と同様
の車種判別装置であって、車両分離器25、軸数・軸距
離検知器26、車高検知器27、オーバーハング検知器
28から構成されており、通行する車両12の車種が自
動的に判別され、出口無人収受装置29に車種信号およ
び車高信号が送出される。
【0008】出口無人収受装置29は、通行車両12の
利用者によって通行券が挿入されたならばこの通行券に
記録されている情報を読み取る機能と、車種判別装置2
4からの車種信号等に応じて通行券の真偽をチェックす
る機能と、通行券から読み取った情報から通行料金を算
出する機能と、この算出された通行料金を表示する機能
と、この表示された通行料金が利用者によって支払われ
たならば車高信号に応じて通行車両12の車高を検知
し、当該車両12が最も領収書を取り易い位置の発券段
から領収書を発行する機能とが備えられている。
【0009】30はテレビカメラであって、料金未払い
の通行車両12が監視される。31は発進制御信号灯で
あって、通行料金の支払いが完了した通行車両12に対
して、例えば赤色点灯から青色点灯に変わり、通行可能
であることが報知される。32は遮断機であって、通行
車両12が通行可能となった場合にゲート32aが上昇
し、通行車両12の進行が許可される。
【0010】33は発進検出装置であって、車両検知器
34および踏板35から構成されており、車両12の発
進が検知され、その後上述した料金所出口システム10
を初期状態に復帰させる機能が備えられている。
【0011】上述したような料金収受システムによっ
て、有料道路料金所入口にて料金収受情報が記録された
通行券が発行され、この通行券が有料道路料金所出口に
おいて自動的に回収され、この回収された通行券に記録
された料金収受情報が自動的に読み取られる。そして、
この読み取られた料金収受情報に基づいて通行料金が算
出され、更にこの算出された通行料金が自動的に収受処
理されている。これによって、有料道路料金所における
収受監視員の負荷の軽減が図られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の料金収受システムでは、以下のような問題が
ある。
【0013】すなわち、料金所出口システム10では、
出口無人収受装置29によって、通行券に記録されてい
る情報が読み取られ、車種判別装置24からの車種信号
等に応じてこの通行券の真偽がチェックされる。これに
よって、この通行券の内容に矛盾がないことが確認され
た後に、通行料金が算出される。
【0014】一方、例えば通行券の差し替えや、車種判
別装置13の誤判別、誤発券された通行券の受け取り等
によって、通行券の内容に矛盾があった場合には、遮断
機32のゲート32aが閉じられたままとなる。そし
て、有人徴収ブース37で待機していた収受監視員がこ
の車両12まで赴き、個別に対応することによって所定
の通行料金の収受が手渡しで行われている。このように
通行料金の収受が完了すると、収受監視員の手動操作に
よって遮断機32のゲート32aが開操作され、車両1
2の発進が許可される。
【0015】また、一般的な通行料金は、走行距離と車
種とによって決定するが、一般的ではない通行料金の規
定も多々ある。たとえば、身障者割引や、観光バスなど
の事業者向け割引、パトカーや消防車などに対する無料
通行許可等である。このような一般的ではないケースに
対する情報は、通行券に記録されていないために、出口
無人収受装置29による自動料金収受を行うことができ
ない。
【0016】このような場合にもまた、遮断機32のゲ
ート32aが閉じられたまま、有人徴収ブース37で待
機していた収受監視員がこの車両12まで赴き、個別に
対応することによって所定の通行料金の収受、あるいは
無料通行の許可がなされている。そして、通行料金の収
受、あるいは無料通行の許可手続が完了すると、収受監
視員による手動操作によって遮断機32のゲート32a
が開操作され、車両12は発進が許可される。
【0017】このように、従来の料金収受システムで
は、通行料金の自動収受処理がなされる車両は、一般的
な通行料金体系に則った車両のうち、更にその通行券の
内容に矛盾のない車両に限定される。それ以外の車両に
ついては、出口無人収受装置29による自動料金収受を
行うことができないために、そのたび毎に、遮断機32
のゲート32aを閉状態として、収受監視員が現場に赴
き、個別処理しなければならない。
【0018】したがって、車両12は、収受監視員が到
着するまで遮断機32の手前で待機していなければなら
ず、料金所出口の渋滞をもたらすという問題がある。ま
た、収受監視員は、このようなことが起きた場合に現場
に直ちに赴くことができるように、予め出口無人収受装
置29の近辺に待機しなくてはならず、相変わらず負荷
が大きいという問題がある。
【0019】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、料金所出口に到着した車両の映像をカメラ
によって撮影し、撮影した映像を収受監視員に対して表
示するとともに、収受監視員が、この映像に基づいて、
出口無人収受装置を遠隔操作することによって、通行料
金を自動計算できないような料金体系の車両に対して
も、出口無人収受装置を用いた通行料金の収受処理を可
能とし、もって、通行料金を自動計算できないような料
金体系の車両に対しても料金収受に要する時間の短縮化
を図るとともに、収受監視員の負担の低減化を図ること
が可能な有料道路の料金収受システムを提供することを
目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0021】すなわち、請求項1の発明は、有料道路料
金所出口に設けられた有料道路の料金収受システムであ
って、車種判別手段と、通行券回収手段と、料金収受情
報読取手段と、第1の料金算出手段と、車両撮影手段
と、監視表示手段と、第2の料金算出手段と、料金収受
処理手段とを備えている。
【0022】車種判別手段は、有料道路料金所出口に到
着した車両の車種を判別する。通行券回収手段は、有料
道路料金所入口において発行され、料金所入口、車種、
および発行時刻等の料金収受情報が記録された通行券を
回収する。料金収受情報読取手段は、通行券回収手段に
よって回収された通行券に記録された料金収受情報を読
み取る。第1の料金算出手段は、車種判別手段によって
判別された車種と、料金収受情報読取手段によって読み
取られた料金収受情報に記録された車種とが一致する場
合には、料金収受情報に基づいて車両の通行料金を算出
する。車両撮影手段は、車種判別手段によって判別され
た車種と、料金収受情報読取手段によって読み取られた
料金収受情報に記録された車種とが一致しない場合に、
対応する車両の車種を確認することができるようにこの
車両を撮影する。監視表示手段は、車種判別手段によっ
て判別された車種と、料金収受情報読取手段によって読
み取られた料金収受情報に記録された車種とが一致しな
い場合には、車両撮影手段によって撮影された車両の映
像と、料金収受情報読取手段によって読み取られた料金
収受情報とを表示し、収受監視員に対して車種の判定を
促す。第2の料金算出手段は、監視表示手段に表示され
た映像と料金収受情報とに基づき収受監視員によって判
定された車種に基づいて、車両の通行料金を算出する。
料金収受処理手段は、第1の料金算出手段、または第2
の料金算出手段によって算出された通行料金を収受処理
する。
【0023】従って、請求項1の発明の有料道路の料金
収受システムにおいては、以上のような手段を講じるこ
とにより、車種判別手段によって判別された車種と、通
行券に記録された車種とが一致する場合には、この車両
の通行料金を計算し、通行料金を自動的に収受すること
ができる。一方、一致しない場合には、収受監視員がこ
の車両の映像に基づいて車種を決定し、決定した車種に
基づいて通行料金を計算し、通行料金を収受することが
できる。
【0024】請求項2の発明は、有料道路料金所出口に
設けられた有料道路の料金収受システムであって、車種
判別手段と、通行券回収手段と、料金収受情報読取手段
と、第1の料金算出手段と、車両撮影手段と、監視表示
手段と、第2の料金算出手段と、料金収受処理手段とを
備えている。
【0025】車種判別手段は、有料道路料金所出口に到
着した車両の車種を判別する。通行券回収手段は、有料
道路料金所入口において発行され、料金所入口、車種、
および発行時刻を少なくとも記録した料金収受情報が記
録された通行券を回収する。料金収受情報読取手段は、
通行券回収手段によって回収された通行券に記録された
料金収受情報を読み取る。第1の料金算出手段は、車種
判別手段によって判別された車種と、料金収受情報読取
手段によって読み取られた料金収受情報に記録された車
種とが一致する場合には、料金収受情報に基づいて車両
の通行料金を算出する。車両撮影手段は、車種判別手段
によって判別された車種と、料金収受情報読取手段によ
って読み取られた料金収受情報に記録された車種とが一
致しない場合に、対応する車両の車種を確認することが
できるようにこの車両を撮影する。監視表示手段は、車
種判別手段によって判別された車種と、料金収受情報読
取手段によって読み取られた料金収受情報に記録された
車種とが一致しない場合には、車両撮影手段によって撮
影された車両の映像と、料金収受情報読取手段によって
読み取られた料金収受情報とを表示するとともに、警報
を発することによって収受監視員に対して車種の判定を
促す。第2の料金算出手段は、監視表示手段に表示され
た映像と料金収受情報とに基づき収受監視員によって判
定された車種に基づいて、車両の通行料金を算出する。
料金収受処理手段は、第1の料金算出手段、または第2
の料金算出手段によって算出された通行料金を収受処理
する。
【0026】従って、請求項2の発明の有料道路の料金
収受システムにおいては、以上のような手段を講じるこ
とにより、請求項1の発明の有料道路の料金収受システ
ムの作用効果に加えて、車種判別手段によって判別され
た車種と、通行券に記録された車種とが一致しない場合
には、警報を発することにより、その旨を確実に収受監
視員に報知し、収受監視員に対して、対応する車両の車
種を決定するように促すことができる。
【0027】請求項3の発明は、有料道路料金所出口に
設けられた有料道路の料金収受システムであって、車種
判別手段と、通行券回収手段と、料金収受情報読取手段
と、第1の料金算出手段と、車両撮影手段と、監視表示
手段と、第2の料金算出手段と、料金収受処理手段とを
備えている。
【0028】車種判別手段は、有料道路料金所出口に到
着した車両の車種を判別する。通行券回収手段は、有料
道路料金所入口において発行され、料金所入口、車種、
および発行時刻を少なくとも記録した料金収受情報が記
録された通行券を回収する。料金収受情報読取手段は、
通行券回収手段によって回収された通行券に記録された
料金収受情報を読み取る。第1の料金算出手段は、車種
判別手段によって判別された車種と、料金収受情報読取
手段によって読み取られた料金収受情報に記録された車
種とが一致し、かつ料金収受情報読取手段によって読み
取られた料金所入口が、当該料金所出口よりも走行方向
上流側にある場合には、料金収受情報に基づいて車両の
通行料金を算出する。車両撮影手段は、第1の料金算出
手段によって通行料金が算出されない場合には、対応す
る車両を撮影する。監視表示手段は、車両撮影手段によ
って対応する車両が撮影された場合には、この車両の映
像と、料金収受情報読取手段によって読み取られた料金
収受情報とを表示し、収受監視員に対して通行料金の算
出条件の設定を促す。第2の料金算出手段は、監視表示
手段に表示された映像と料金収受情報とに基づき収受監
視員によって設定された算出条件に基づいて、車両の通
行料金を算出する。料金収受処理手段は、第1の料金算
出手段、または第2の料金算出手段によって算出された
通行料金を収受処理する。
【0029】従って、請求項3の発明の有料道路の料金
収受システムにおいては、以上のような手段を講じるこ
とにより、通行券に記録された車種のみならず、料金所
入口に関しても矛盾がないかを確認することができる。
これによって、通行料金をより厳密に収受することが可
能となる。
【0030】請求項4の発明は、有料道路料金所出口に
設けられた有料道路の料金収受システムであって、車種
判別手段と、通行券回収手段と、料金収受情報読取手段
と、第1の料金算出手段と、車両撮影手段と、監視表示
手段と、第2の料金算出手段と、料金収受処理手段とを
備えている。
【0031】車種判別手段は、有料道路料金所出口に到
着した車両の車種を判別する。通行券回収手段は、有料
道路料金所入口において発行され、料金所入口、車種、
および発行時刻を少なくとも記録した料金収受情報が記
録された通行券を回収する。料金収受情報読取手段は、
通行券回収手段によって回収された通行券に記録された
料金収受情報を読み取る。第1の料金算出手段は、車種
判別手段によって判別された車種と、料金収受情報読取
手段によって読み取られた料金収受情報に記録された車
種とが一致し、かつ料金収受情報読取手段によって読み
取られた料金所入口が、当該料金所出口よりも走行方向
上流側にあり、かつ料金収受情報読取手段によって読み
取られた発行時刻と、当該料金所出口に到着した時刻と
の時間差が、予め定めた所定値以下である場合には、料
金収受情報に基づいて車両の通行料金を算出する。車両
撮影手段は、第1の料金算出手段によって通行料金が算
出されない場合には、対応する車両を撮影する。監視表
示手段は、車両撮影手段によって対応する車両が撮影さ
れた場合には、この車両の映像と、料金収受情報読取手
段によって読み取られた料金収受情報とを表示し、収受
監視員に対して通行料金の算出条件の設定を促す。第2
の料金算出手段は、監視表示手段に表示された映像と料
金収受情報とに基づき収受監視員によって設定された算
出条件に基づいて、車両の通行料金を算出する。料金収
受処理手段は、第1の料金算出手段、または第2の料金
算出手段によって算出された通行料金を収受処理する。
【0032】従って、請求項4の発明の有料道路の料金
収受システムにおいては、以上のような手段を講じるこ
とにより、通行券に記録された車種、料金所入口のみな
らず、走行時間に関しても矛盾がないかを確認すること
ができる。これによって、通行料金をより厳密に収受す
ることが可能となる。
【0033】すなわち、請求項5の発明では、請求項1
乃至4のうちいずれか1項に記載の有料道路の料金収受
システムにおいて、有料道路料金所出口に到着した車両
が、割引通行料金の適用車両である場合には、車両撮影
手段は、車両の利用者によって提示された割引通行料金
適用車両証明書を撮影する。そして、更に、車両撮影手
段によって撮影された割引通行料金適用車両証明書と、
料金収受情報読取手段によって読み取られた料金収受情
報とを表示し、収受監視員に対して通行料金の算出条件
の設定を促す第2の監視表示手段と、第2の監視表示手
段に表示された割引通行料金適用車両証明書と料金収受
情報とに基づき収受監視員によって設定された算出条件
に基づいて、車両の通行料金を算出する第3の料金算出
手段とを備えている。
【0034】従って、請求項5の発明の有料道路の料金
収受システムにおいては、以上のような手段を講じるこ
とにより、例えば身障者割引や、観光バスなどの事業者
向け割引、パトカーや消防車などに対する無料通行許可
等、第1および第2の料金算出手段で通行料金を計算す
ることができないような特殊な料金体系の場合であって
も、収受監視員がこれら車両の映像に基づいて、通行料
金を決定し、決定した通行料金を収受することができ
る。
【0035】請求項6の発明は、請求項1乃至5のうち
いずれか1項に記載の有料道路の料金収受システムにお
いて、料金収受処理手段によってなされた収受処理結果
を記録する収受処理結果記録手段を付加してなる。
【0036】従って、請求項6の発明の有料道路の料金
収受システムにおいては、以上のような手段を講じるこ
とにより、料金収受結果を記録することができる。
【0037】請求項7の発明は、請求項1乃至6のうち
いずれか1項に記載の有料道路の料金収受システムにお
いて、料金収受処理手段による通行料金の収受処理が完
了していない間は、ゲートを閉じることによって、対応
する車両の当該料金所出口からの発進を阻止するととも
に、料金収受処理手段による通行料金の収受処理が完了
した場合には、ゲートを開くことによって、車両の当該
料金所出口からの発進を促す発進制御手段を付加してな
る。
【0038】従って、請求項7の発明の有料道路の料金
収受システムにおいては、以上のような手段を講じるこ
とにより、車両一台ずつの確実な料金収受が可能とな
る。
【0039】請求項8の発明は、請求項1乃至7のうち
いずれか1項に記載の有料道路の料金収受システムにお
いて、料金収受処理手段は、現金、プリペイドカード、
およびクレジットカードによって収受処理を行う。
【0040】従って、請求項8の発明の有料道路の料金
収受システムにおいては、以上のような手段を講じるこ
とにより、現金のみならず、プリペイドカード、および
クレジットカードといった媒体であっても収受処理する
ことができる。更に、例えば、プリペイドカードで料金
収受を行い、カードの残り度数が不足した分を現金によ
って収受するなど、複数の手段を組み合わせて行うこと
もできる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図1から図4を参照しながら説明する。
【0042】なお、以下の実施の形態の説明に用いる図
中の符号は、図5と同一部分については同一符号を付し
てその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ
述べる。
【0043】本発明の実施の形態に係る有料道路の料金
収受システムは、料金所入口システムと、料金所出口シ
ステムとから構成されるが、料金所入口システムの構成
は、図5に示すものと同一であるので、ここではその構
成に関する図示および説明を省略し、料金所出口システ
ムのみの構成に関する図示および説明を行う。
【0044】図1は、本発明の実施の形態に係る有料道
路の料金収受システムの料金所出口システムの一例を示
す構成概念図である。
【0045】すなわち、本発明の実施の形態に係る有料
道路の料金収受システムの料金所出口のシステムは、有
料道路料金所出口車線23上に設けられた車種判別装置
24および発進検出装置33と、有料道路料金所出口車
線23脇に設けられた有人徴収ブース37、料金自動収
受機41、および料金表示器43と、有料道路料金所出
口車線23から離れた場所に設けられた料金所事務所4
8とを備えている。
【0046】車種判別装置24は更に、車両分離器25
と、軸数・軸距離検知器26と、車高検知器27と、オ
ーバーハング検知器28と、車長検知器39と、撮像機
40から構成しており、通行する車両12の車種を自動
的に判別し、料金自動収受機41に対して車種信号、車
高信号、車長信号、および軸数・軸距離信号を送出す
る。また、撮像機40は、通行する車両12を撮影し、
画像信号を料金所事務所48の後述する画像処理機58
に送出する。
【0047】料金自動収受機41は、定常的な機能とし
て、図2の関連機能ブロック図に示すように、通行車両
12の利用者によって通行券が挿入されたならばこの通
行券を回収する通行券回収機能41aと、回収された通
行券に記録されている料金収受情報を読み取り、読み取
り結果を料金所事務所48の後述する監視盤49へ送出
する料金収受情報読取機能41bと、通行券の真偽をチ
ェックする通行券チェック機能41cと、真の通行券に
対しては、通行券から読み取った情報から通行料金を算
出し、算出結果を表示したり料金表示器43に送出する
料金算出機能41dと、通行料金を収受処理する料金収
受処理機能41eと、車種判別装置24からの車高信号
に応じて、当該車両12が最も領収書を取り易い位置の
発券段から領収書を発行する領収書発行機能41fとを
備えている。
【0048】更に、料金自動収受機41は、非定常的な
機能として、料金所事務所48からの通話機能41g、
特殊料金の収受機能41h、カード破損時対応機能41
i、高速道路の通行料金支払用のプリペイドカードの再
発行機能41j、監視事務所誘導機能41k、異常復旧
処理機能41mを備えている。
【0049】料金収受処理機能41eでは、現金、プリ
ペイドカード、およびクレジットカードを単独で、また
は任意に組み合わせて用いて行うことを可能としてい
る。例えば、プリペイドカードを用いて通行料金の支払
いを行ったところ、残りの度数で通行料金を支払いきれ
なかった場合には、差額を他のプリペイドカードや、現
金を用いて支払うようなことも可能としている。
【0050】次に、通行券チェック機能41cにおいて
行う通行券の真偽のチェック方法について説明する。こ
のチェックは、車種チェック、料金所入口場所チェッ
ク、時間異常チェックの3段階のチェックからなる。ま
ず、車種チェックの方法について説明する。
【0051】すなわち、車種チェックでは、通行券から
読み取った車種情報と、車種判別装置24から送出され
た車種信号、車長信号、および軸数・軸距離信号とを照
合する。この照合結果のパターンを図3に示す。図3の
ケースaに示すように、通行券に記録された車種情報
と、車種判別装置24から送出された各種信号とが矛盾
なく照合された場合には、通行料金を算出し、更に料金
収受処理機能41eにおいて算出結果に基づいて通行料
金を受け付ける。
【0052】なお、図3において、車種1は普通車、車
種2は大型車、車種3は特大車、車種4は中型車、車種
5は軽自動車、車種Xは車種不明車である。
【0053】一方、図3のケースbおよびケースcに示
すように、通行券から読み取った車種情報と、車種判別
装置24から送出された車種信号とが一致しない場合に
は、車種が一致しない可能性が高いために、通行券チェ
ック機能41cは、監視盤49に警報信号を送出し、警
報機能49bから警報を発生させる。そして、この警報
に応答して、収受監視員が通行料金の算出条件を再設定
するまでは、通行料金を算出しない。
【0054】また、図3のケースdは、料金所入口にお
いて、通常の通行券とは異なる予備券が発行された場合
である。この予備券とは、発券機が障害等で発券不能な
場合など、料金所入口の自動通行券発行機18から通行
券を自動発行できない場合に、料金所入口において手渡
しで渡される臨時の券であり、料金所入口情報や車種情
報、あるいは発行時刻が印書されているのみであり、磁
気情報として記録されていない。このような予備券が発
行された場合もまた、通行券チェック機能41cは、監
視盤49に警報信号を送出し、警報機能49bから警報
を発生させる。そして、この警報に応答して、収受監視
員が通行料金の算出条件の再設定を行うまでは、通行料
金を算出しない。
【0055】また、通行券チェック機能41cでは、料
金所入口場所チェックとして、通行券が発行された料金
所入口場所情報に基づいて、Uターン、Jターンがなさ
れていないかを確認する。そして、UターンまたはJタ
ーンがなされた可能性があるものと判定した場合には、
チェック異常信号を監視盤49に送出する。例えば、料
金所入口が、当該料金所出口よりも走行方向上流側にな
い場合、この車両12は、本来、当該料金所出口に到達
することはできないはずである。このような場合には、
この車両12は、UターンまたはJターンしたものと判
定する。この場合、料金算出機能41dは、監視盤49
側から、通行料金の算出許可信号が送出されるまでは、
通行料金を算出しない。
【0056】更に、通行券チェック機能41cでは、時
間異常チェックとして、通行券が発行された時刻と、現
在時刻とを比較することにより、不正通行がなされてい
ないか否かを確認する。そして、不正通行がなされた可
能性があるものと判定した場合には、時間異常信号を監
視盤49に送出する。例えば、通行券の発行時刻と、当
該料金所出口に到着した時刻との時間差が、予め定めた
所定値以上である場合には、この車両12は、不正通行
したものと判定する。この場合もまた、監視盤49側か
ら、通行料金の算出許可信号が送出されるまでは、料金
算出機能41は通行料金を算出しない。
【0057】次に、料金自動収受機41が備えている非
定常的な機能について説明する。
【0058】通話機能41gとは、料金所事務所48に
いる収受監視員と無線通信する機能である。
【0059】特殊料金収受機能41hとは、身障者割引
や、観光バスなどの事業者向け割引、パトカーや消防車
などに対する無料通行許可等といった一般的ではないケ
ースに対しても、料金収受を可能とした機能である。料
金自動収受機41には、特殊料金釦が設けられており、
車両12の利用者がこの特殊料金釦を押圧することによ
って、特殊料金処理信号を監視盤49に送出する。それ
に対して、監視盤49から、割引算出条件が送出された
場合には、料金算出機能41dは、この割引算出条件に
基づいて、対応する車両12の割引通行料金を算出す
る。
【0060】カード破損時対応機能41iとは、後述す
るように通行料金の収受処理を、プリペイドカードやク
レジットカードといったカードを用いて行う場合に、カ
ードの情報を読み取れないときには、カード番号の手入
力を受け付け、料金収受を可能とした機能である。
【0061】高速道路の通行料金支払用のプリペイドカ
ード再発行機能41jとは、プリペイドカードの印字面
が満了した場合であっても、このプリペイドカードの再
発行をする機能である。
【0062】監視事務所誘導機能41kとは、料金計算
を行うための算出条件を決定することができないような
車両12の利用者に対して、詳細な事情聴取や確認を行
うために、有人徴収ブース37までの誘導を行う機能で
ある。
【0063】異常復旧処理機能41mとは、料金自動収
受機41自体に何らかの異常が発生し、機能障害に陥っ
た場合、料金自動収受機41の状態をリセットすること
によって、異常から復旧させる機能である。
【0064】更に、料金自動収受機41は、後述するよ
うな監視盤49が備えている機能と同様の機能をも備え
ている。
【0065】料金表示器43は、料金自動収受機41か
ら送出された通行料金の算出結果を表示する。
【0066】発進検出装置33は更に、ゲート32aを
備えた遮断機32と、車両検知器34と、踏板35と、
テレビカメラ30と、テレビカメラ42とを備えてい
る。
【0067】テレビカメラ30は、料金自動収受機41
の脇に停止した車両12から、利用者が操作している状
況を撮影する固定式のカメラであって、映像信号を監視
盤49に送出する。また、テレビカメラ42は、収受監
視員が車種を確認するために車両12を監視する固定式
のカメラであって、映像信号を監視盤49に送出する。
【0068】遮断機32は、料金自動収受機41による
通行料金の収受処理が完了していない間は、ゲート32
aを閉じることによって、対応する車両12の当該料金
所出口からの発進を阻止するとともに、料金自動収受機
41による通行料金の収受処理が完了した場合には、ゲ
ート32aを開くことによって、車両12の当該料金所
出口からの進行を許可する。更に、踏板35と車両検知
器34によって車両12の発進を検知する。
【0069】料金所事務所48は更に、監視盤49と、
プリペイドカード再発行機52と、中央処理装置53
と、コンソールディスプレイ装置54と、印書装置55
と、無停電装置57と、画像処理機58とを備えてい
る。
【0070】監視盤49は、料金自動収受機41から警
報信号、チェック異常信号、時間異常信号、および通行
券の読み取り結果を、テレビカメラ30およびテレビカ
メラ42から映像信号をそれぞれ受信する。そして、警
報信号、チェック異常信号、および時間異常信号を受信
した場合には警報を発し、収受監視員に異常発生を報知
する警報機能49bを有している。また、通行券の読み
取り結果、テレビカメラ30からの映像、更に場合によ
ってはテレビカメラ42からの映像を、画面から表示す
る監視表示機能41aを有している。更に、通行料金の
算出条件を任意に設定することによって再設定し、この
再設定結果を料金自動収受機41に送出する再設定機能
49cを有している。
【0071】この再設定機能49cは、例えば、監視盤
49が警報信号を受信した場合には、テレビカメラ30
からの映像を参照することによって対応する車両12の
車種を決定したり、あるいは、チェック異常信号や時間
異常信号を受信した場合には、対応する車両12に対し
て、そのままの条件で通行料金の算出を許可する場合に
は、算出許可信号を送出する。通行料金の算出条件を変
更して再設定し、この再設定結果を料金自動収受機41
に送出することも可能としている。料金自動収受機41
は、算出許可信号に基づいて元々設定された算出条件に
基づいて、あるいは再設定機能49cによって再設定さ
れた算出条件に基づいて、対応する車両12の通行料金
を算出する。
【0072】また、監視盤49は、料金自動収受機41
の特殊料金釦が押圧された場合には、料金自動収受機4
1から送出された特殊料金処理信号を受信し、警報機能
49aから警報を発し、収受監視員に対して判断を促
す。これに対して収受監視員が、無線によって料金自動
収受機41から車両12の利用者に対して、特殊料金証
明書をテレビカメラ30に向かって提示するように指示
する。この指示に従って提示された特殊料金証明書をテ
レビカメラ30によって撮影し、監視表示機能49aか
ら表示された映像を確認することによって、収受監視員
は、この車両12が特殊料金適用車両であることを確認
し、再設定機能49cによって通行料金の割引算出条件
を設定し、料金自動収受機41に送出する。料金自動収
受機41の料金算出機能dでは、このように設定された
割引算出条件に基づいて、対応する車両12の割引通行
料金を算出する。
【0073】更に監視盤49は、発進検出装置33の遮
断機32を起動させ、ゲート32aを遠隔操作で開閉さ
せることも可能としている。
【0074】プリペイドカード再発行機52は、高速道
路の通行料金支払用のプリペイドカードの印字面が満了
した場合に、このプリペイドカードを再発行する。中央
処理装置53は、料金自動収受機41によってなされた
収受処理結果を記録するとともに、コンソールディスプ
レイ装置54、印書装置55、無停電装置57、画像処
理機58を制御する。コンソールディスプレイ装置54
は、中央処理装置53が制御している制御内容を表示す
る。
【0075】印書装置55は、中央処理装置53に記録
されている収受処理結果を必要に応じて印書する。無停
電装置57は、停電が発生した場合であっても、料金所
事務所48に備えられた各機器の機能を停止させること
なく、バックアップ電源への切り換えを行う装置であ
る。画像処理機58は、撮像機40によって撮像された
車両12の画像を画像処理する。
【0076】また、有料道路料金所出口車線23上に設
けられた有人徴収ブース37は更に、領収書発行機44
と、プリペイドカード処理機45と、通行券確認機46
と、出口車線制御装置47とを備えている。この有人徴
収ブース37は、料金自動収受機41が故障あるいは点
検等によって使用不能となった場合に通行料金の収受処
理が可能なように、領収書発行機44、プリペイドカー
ド処理機45、通行券確認機46、出口車線制御装置4
7を備えている。
【0077】すなわち、通行券確認機46は、通行券を
通すことによって、通行券に記録されている情報を読み
取り、読み取り情報に基づいて通行料金を算出する。プ
リペイドカード処理機45は、プリペイドカードによる
通行料金の収受処理を行う。領収書発行機44は、通行
料金の収受処理結果に基づいて、領収書を発行する。出
口車線制御装置47は、通行料金の収受処理が完了した
場合には、遮断機32を動作させてゲート32aを上げ
ることによって、車両12の発進を許可する。
【0078】次に、以上のように構成した本発明の実施
の形態に係る有料道路の料金収受システムの動作につい
て、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
【0079】料金所入口において通行券を取った車両1
2が、有料道路料金所出口車線23に進入すると、まず
車種判別装置24によって車種判別がなされ、車種信
号、車高信号、車長信号、および軸数・軸距離信号が料
金自動収受機41に対して送出される。また、撮像機4
0によって車両12が撮影され、画像信号が画像処理機
58に送出される(S1)。
【0080】この車両12がゲート32aの手前、すな
わち料金自動収受機41の脇に停止すると、料金自動収
受機41からこの車両12に対して、音声案内によっ
て、通行券を挿入するよう促される。また、この音声案
内によって、身障者割引や、観光バスなどの事業者向け
割引、パトカーや消防車などに対する無料通行許可等と
いった割引処理が適用される車両12については、料金
自動収受機41に設けられた図示しない特殊料金釦を押
圧するように促される(S2)。
【0081】割引処理が適用される車両12の場合(S
3:割引適用)には、この車両12の利用者が特殊料金
釦を押圧する。これによって、特殊料金処理信号が監視
盤49に送出される。監視盤49が特殊料金処理信号を
受信すると、警報機能41bから警報が発せられること
によって収受監視員に報知される。これに対して収受監
視員が、通話機能を使って料金自動収受機41を介して
車両12の利用者に対して、特殊料金証明書をテレビカ
メラ30に向かって提示するように指示する。車両12
の利用者は、この指示に従って特殊料金証明書をテレビ
カメラ30側に提示することによって、特殊料金証明書
がテレビカメラ30によって撮影され、監視盤49の監
視表示機能49aに表示される。この画面を参照するこ
とによって、この車両12が割引処理対象車両であるこ
とが収受監視員によって確認される(S4)。
【0082】次のステップでは、割引処理対象車両(S
3:割引適用)およびそうでない車両(S3:割引不適
用)ともに、通行券を料金自動収受機41に挿入する
(S5)。通行券が料金自動収受機41に挿入される
と、料金自動収受機41の料金収受情報読取機能41b
によって、通行券に記録された情報が読み取られ、通行
券チェック機能41cによって通行券の真偽がチェック
される(S6)。
【0083】通行券の真偽チェックは、車種チェック、
料金所入口場所チェック、時間異常チェックの3項目か
らなる。これら3項目のうちの何れかの項目について問
題がある場合(S6:偽)には、監視盤49の警報機能
49bによって警報が発せられ、収受監視員に異常発生
が報知されるとともに、通行券の読み取り結果、テレビ
カメラ30からの映像、更に場合によってはテレビカメ
ラ42からの映像が監視盤49の監視表示機能49aか
ら表示される。これら表示画面に基づいて、収受監視員
によって、通行料金の算出条件が再設定され、この再設
定結果が再設定機能49cから料金自動収受機41に送
出される(S7)。
【0084】一方、いずれの項目についても問題がない
場合(S6:真)には、通行券から読み取られた情報に
基づいて、料金算出機能41dによって通行料金が計算
され、計算された通行料金が料金表示器43から表示さ
れる。また、何れかの項目について問題がある場合(S
6:偽)には、ステップS7において再設定された算出
条件に基づいて、料金算出機能41dによって通行料金
が計算され、計算された通行料金が料金表示器43から
表示される(S8)。
【0085】ステップS8において通行料金が計算され
ると、料金自動収受機41から例えば「通行料金は○○
円です。」のような音声案内が出力される。更に、ステ
ップS4において割引処理された車両、またはステップ
S7において通行料金の算出条件の再設定がなされた車
両に対しては、例えば「通行料金は○○円です。収受監
視員が来るまでそのままお待ち下さい。」のような音声
案内が出力される(S9)。
【0086】割引処理された車両(S10:割引)に対
しては、収受監視員が該当する車両12まで赴き、特殊
料金証明書を確認し、料金自動収受機41を操作し、割
引料金を収受処理可能な状態とする(S11)。なお、
ステップS4において、監視盤49から料金自動収受機
41を遠隔操作し、割引料金を収受処理可能な状態とす
ることもできる。この場合、ステップS11の処理は不
要となる。
【0087】通行料金の算出条件の再設定がなされた車
両(S10:再設定)に対してもまた、収受監視員が該
当する車両12まで赴き、車両12を目視で確認し、料
金自動収受機41を操作し、変更料金を収受処理可能な
状態とする(S12)。なお、ステップS7において、
監視盤49から料金自動収受機41を遠隔操作し、変更
料金を収受処理可能な状態とすることもできる。この場
合、ステップS12の処理は不要となる。
【0088】割引処理も、通行料金の算出条件の変更も
ない車両(S10:無)、料金自動収受機41で割引料
金の収受が可能な状態とされた車両(S11)、および
料金自動収受機41で変更料金の収受が可能な状態とさ
れた車両(S12)は、次に、現金、プリペイドカー
ド、クレジットカード、あるいはその他の方法によっ
て、通行料金の収受処理がなされる(S13)。この通
行料金の収受処理は、現金処理によって(S14)、プ
リペイドカード処理によって(S15)、クレジットカ
ード処理(S16)、あるいはその他の事務処理(S1
7)によって行うことが可能である。また、これら処理
方法を単独ではなく、任意に組み合わせた方法で処理す
ることも可能である。例えば、プリペイドカードを用い
て通行料金の支払いを行ったところ、残りの度数で通行
料金を支払いきれなかった場合には、差額を他のプリペ
イドカードや、現金を用いて支払うようなことも可能で
ある。
【0089】通行料金が料金自動収受機41の料金収受
処理機能41eによって受領される(S18)と、釣銭
のある場合(S19:あり)には、釣銭が払い出される
(S20)。更に、領収書の発行を要求する場合(S2
1:する)には、領収書発行機能41fから領収書が発
行される(S22)。
【0090】このようにして通行料金の収受処理が完了
すると、遮断機32のゲート32aが上げられ、車両1
2が発進することによって、有料道路の料金所出口から
出て行く(S23)。
【0091】上述したように、本発明の実施の形態に係
る有料道路の料金収受システムにおいては、上記のよう
な作用により、料金所出口に到着した車両12の映像を
テレビカメラ30によって撮影し、撮影した映像を監視
盤49の監視表示機能49aから表示するとともに、収
受監視員が、この映像に基づいて、料金自動収受機41
を監視盤49から遠隔操作することができる。
【0092】以上により、通行券に記録されている情報
が矛盾していることによって、あるいは、割引料金の適
用対象車のように、通行券に記録されている情報のみか
らでは通行料金を自動計算できないような割引適用車両
等に対しても、料金自動収受機41を用いた通行料金の
収受処理が可能となるので、このような車両12に対し
ても料金収受に要する時間の短縮化を図ることが可能と
なる。
【0093】また、料金自動収受機41には、音声出力
機能が備えられているので、離れた場所から収受監視員
の指示を車両12の利用者に伝えることができるので、
不測の事態に対しても対処することが可能である。
【0094】更に、通行料金の収受処理は、現金、プリ
ペイドカード、およびクレジットカードを単独で、また
は任意に組み合わせて用いて行うことも可能である。例
えば、プリペイドカードを用いて通行料金の支払いを行
ったところ、残りの度数で通行料金を支払いきれなかっ
た場合には、差額を他のプリペイドカードや、現金を用
いて支払うようなことも可能である。
【0095】これらによって、料金所出口における渋滞
を緩和することが可能となる。また、収受監視員の負担
の低減化を図ることも可能となるので、有料道路の運営
に係る人件費を節約することもできる。
【0096】以上、本発明の好適な実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかか
る構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技
術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更
例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及
び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと
了解される。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
料金所出口に到着した車両の映像をカメラによって撮影
し、撮影した映像を収受監視員に対して表示するととも
に、収受監視員が、この映像に基づいて、出口無人収受
装置を遠隔操作することができる。
【0098】以上により、通行料金を自動計算できない
ような料金体系の車両に対しても、出口無人収受装置を
用いた通行料金の収受処理が可能となり、もって、通行
料金を自動計算できないような料金体系の車両に対して
も料金収受に要する時間の短縮化を図るとともに、収受
監視員の負担の低減化を図ることが可能な有料道路の料
金収受システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る有料道路の料金収受
システムの料金所出口システムの一例を示す構成概念図
【図2】料金自動収受機の関連機能を示す機能ブロック
【図3】料金自動収受機によって行われる車種チェック
の照合パターン例を示す図
【図4】同実施の形態に係る有料道路の料金収受システ
ムの動作を示すフローチャート
【図5】従来技術による有料道路の料金収受システムの
構成概念図
【符号の説明】
9…料金所入口システム 10…料金所出口システム 11…有料道路料金所入口車線 12…車両 13…車種判別装置 14…車両分離器 15…軸数・軸距離検知器 16…車高検知器 17…オーバーハング検知器 18…自動通行券発行機 19…発進検出装置 20…車両検知器 21…踏板 22…発進制御信号灯 23…有料道路料金所出口車線 24…車種判別装置 25…車両分離器 26…軸数・軸距離検知器 27…車高検知器 28…オーバーハング検知器 29…出口無人収受装置 30…テレビカメラ 31…発進制御信号灯 32…遮断機 32a…ゲート 33…発進検出装置 34…車両検知器 35…踏板 37…有人徴収ブース 39…車長検知器 40…撮像機 41…料金自動収受機 41a…通行券回収機能 41b…料金収受情報読取機能 41c…通行券チェック機能 41d…料金算出機能 41e…料金収受処理機能 41f…領収書発行機能 41g…通話機能 41h…特殊料金収受機能 41i…カード破損時対応機能 41j…プリペイドカード再発行機能 41k…監視事務所誘導機能 41m…異常復旧処理機能 42…テレビカメラ 43…料金表示器 44…領収書発行機 45…プリペイドカード処理機 46…通行券確認機 47…出口車線制御装置 48…料金所事務所 49…監視盤 49a…監視表示機能 49b…警報機能 49c…再設定機能 52…プリペイドカード再発行機 53…中央処理装置 54…コンソールディスプレイ装置 55…印書装置 57…無停電装置 58…画像処理機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金原 幸一 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 Fターム(参考) 3E027 EA01 EB02 EC07 EC08 5B058 CA31 KA02 KA06 YA20 5H180 AA01 BB12 CC04 EE07 EE10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路料金所出口に設けられた有料道
    路の料金収受システムであって、 前記有料道路料金所出口に到着した車両の車種を判別す
    る車種判別手段と、 有料道路料金所入口において発行され、料金所入口、車
    種、および発行時刻を少なくとも記録した料金収受情報
    が記録された通行券を回収する通行券回収手段と、 前記通行券回収手段によって回収された通行券に記録さ
    れた料金収受情報を読み取る料金収受情報読取手段と、 前記車種判別手段によって判別された車種と、前記料金
    収受情報読取手段によって読み取られた料金収受情報に
    記録された車種とが一致する場合には、前記料金収受情
    報に基づいて前記車両の通行料金を算出する第1の料金
    算出手段と、 前記車種判別手段によって判別された車種と、前記料金
    収受情報読取手段によって読み取られた料金収受情報に
    記録された車種とが一致しない場合に、対応する車両の
    車種を確認することができるようにこの車両を撮影する
    車両撮影手段と、 前記車種判別手段によって判別された車種と、前記料金
    収受情報読取手段によって読み取られた料金収受情報に
    記録された車種とが一致しない場合には、前記車両撮影
    手段によって撮影された車両の映像と、前記料金収受情
    報読取手段によって読み取られた料金収受情報とを表示
    し、収受監視員に対して車種の判定を促す監視表示手段
    と、 前記監視表示手段に表示された映像と前記料金収受情報
    とに基づき前記収受監視員によって判定された車種に基
    づいて、前記車両の通行料金を算出する第2の料金算出
    手段と、 前記第1の料金算出手段、または前記第2の料金算出手
    段によって算出された通行料金を収受処理する料金収受
    処理手段とを備えた有料道路の料金収受システム。
  2. 【請求項2】 有料道路料金所出口に設けられた有料道
    路の料金収受システムであって、 前記有料道路料金所出口に到着した車両の車種を判別す
    る車種判別手段と、 有料道路料金所入口において発行され、料金所入口、車
    種、および発行時刻を少なくとも記録した料金収受情報
    が記録された通行券を回収する通行券回収手段と、 前記通行券回収手段によって回収された通行券に記録さ
    れた料金収受情報を読み取る料金収受情報読取手段と、 前記車種判別手段によって判別された車種と、前記料金
    収受情報読取手段によって読み取られた料金収受情報に
    記録された車種とが一致する場合には、前記料金収受情
    報に基づいて前記車両の通行料金を算出する第1の料金
    算出手段と、 前記車種判別手段によって判別された車種と、前記料金
    収受情報読取手段によって読み取られた料金収受情報に
    記録された車種とが一致しない場合には、対応する車両
    の車種を確認することができるようにこの車両を撮影す
    る車両撮影手段と、 前記車種判別手段によって判別された車種と、前記料金
    収受情報読取手段によって読み取られた料金収受情報に
    記録された車種とが一致しない場合には、前記車両撮影
    手段によって撮影された車両の映像と、前記料金収受情
    報読取手段によって読み取られた料金収受情報とを表示
    するとともに、警報を発することによって収受監視員に
    対して車種の判定を促す監視表示手段と、 前記監視表示手段に表示された映像と前記料金収受情報
    とに基づき前記収受監視員によって判定された車種に基
    づいて、前記車両の通行料金を算出する第2の料金算出
    手段と、 前記第1の料金算出手段、または前記第2の料金算出手
    段によって算出された通行料金を収受処理する料金収受
    処理手段とを備えた有料道路の料金収受システム。
  3. 【請求項3】 有料道路料金所出口に設けられた有料道
    路の料金収受システムであって、 前記有料道路料金所出口に到着した車両の車種を判別す
    る車種判別手段と、 有料道路料金所入口において発行され、料金所入口、車
    種、および発行時刻を少なくとも記録した料金収受情報
    が記録された通行券を回収する通行券回収手段と、 前記通行券回収手段によって回収された通行券に記録さ
    れた料金収受情報を読み取る料金収受情報読取手段と、 前記車種判別手段によって判別された車種と、前記料金
    収受情報読取手段によって読み取られた料金収受情報に
    記録された車種とが一致し、かつ前記料金収受情報読取
    手段によって読み取られた料金所入口が、当該料金所出
    口よりも走行方向上流側にある場合には、前記料金収受
    情報に基づいて前記車両の通行料金を算出する第1の料
    金算出手段と、 前記第1の料金算出手段によって前記通行料金が算出さ
    れない場合には、対応する車両を撮影する車両撮影手段
    と、 前記車両撮影手段によって前記対応する車両が撮影され
    た場合には、この車両の映像と、前記料金収受情報読取
    手段によって読み取られた料金収受情報とを表示し、収
    受監視員に対して通行料金の算出条件の設定を促す監視
    表示手段と、 前記監視表示手段に表示された映像と前記料金収受情報
    とに基づき前記収受監視員によって設定された算出条件
    に基づいて、前記車両の通行料金を算出する第2の料金
    算出手段と、 前記第1の料金算出手段、または前記第2の料金算出手
    段によって算出された通行料金を収受処理する料金収受
    処理手段とを備えた有料道路の料金収受システム。
  4. 【請求項4】 有料道路料金所出口に設けられた有料道
    路の料金収受システムであって、 前記有料道路料金所出口に到着した車両の車種を判別す
    る車種判別手段と、 有料道路料金所入口において発行され、料金所入口、車
    種、および発行時刻を少なくとも記録した料金収受情報
    が記録された通行券を回収する通行券回収手段と、 前記通行券回収手段によって回収された通行券に記録さ
    れた料金収受情報を読み取る料金収受情報読取手段と、 前記車種判別手段によって判別された車種と、前記料金
    収受情報読取手段によって読み取られた料金収受情報に
    記録された車種とが一致し、かつ前記料金収受情報読取
    手段によって読み取られた料金所入口が、当該料金所出
    口よりも走行方向上流側にあり、かつ前記料金収受情報
    読取手段によって読み取られた発行時刻と当該料金所出
    口に到着した時刻との時間差が、予め定めた所定値以下
    である場合には、前記料金収受情報に基づいて前記車両
    の通行料金を算出する第1の料金算出手段と、 前記第1の料金算出手段によって前記通行料金が算出さ
    れない場合には、対応する車両を撮影する車両撮影手段
    と、 前記車両撮影手段によって前記対応する車両が撮影され
    た場合には、この車両の映像と、前記料金収受情報読取
    手段によって読み取られた料金収受情報とを表示し、収
    受監視員に対して通行料金の算出条件の設定を促す監視
    表示手段と、 前記監視表示手段に表示された映像と前記料金収受情報
    とに基づき前記収受監視員によって設定された算出条件
    に基づいて、前記車両の通行料金を算出する第2の料金
    算出手段と、 前記第1の料金算出手段、または前記第2の料金算出手
    段によって算出された通行料金を収受処理する料金収受
    処理手段とを備えた有料道路の料金収受システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のうちいずれか1項に記
    載の有料道路の料金収受システムにおいて、 前記有料道路料金所出口に到着した車両が、割引通行料
    金の適用車両である場合には、前記車両撮影手段は、前
    記車両の利用者によって提示された割引通行料金適用車
    両証明書を撮影し、 前記車両撮影手段によって撮影された割引通行料金適用
    車両証明書と、前記料金収受情報読取手段によって読み
    取られた料金収受情報とを表示し、収受監視員に対して
    通行料金の算出条件の設定を促す第2の監視表示手段
    と、 前記第2の監視表示手段に表示された割引通行料金適用
    車両証明書と前記料金収受情報とに基づき前記収受監視
    員によって設定された算出条件に基づいて、前記車両の
    通行料金を算出する第3の料金算出手段とを付加した有
    料道路の料金収受システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のうちいずれか1項に記
    載の有料道路の料金収受システムにおいて、 前記料金収受処理手段によってなされた収受処理結果を
    記録する収受処理結果記録手段を付加した有料道路の料
    金収受システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のうちいずれか1項に記
    載の有料道路の料金収受システムにおいて、 前記料金収受処理手段による通行料金の収受処理が完了
    していない間は、ゲートを閉じることによって、対応す
    る車両の当該料金所出口からの発進を阻止するととも
    に、前記料金収受処理手段による通行料金の収受処理が
    完了した場合には、前記ゲートを開くことによって、前
    記車両の当該料金所出口からの発進を促す発進制御手段
    を付加した有料道路の料金収受システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のうちいずれか1項に記
    載の有料道路の料金収受システムにおいて、 前記料金収受処理手段は、現金、プリペイドカード、お
    よびクレジットカードによって前記収受処理を行う有料
    道路の料金収受システム。
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