JP2007114829A - 有料道路料金所の遠隔監視システム - Google Patents

有料道路料金所の遠隔監視システム Download PDF

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Nobuyuki Owari
伸行 尾張
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Abstract

【課題】本発明の目的は、有料道路料金所を遠隔から監視することが可能な遠隔監視システムを提供することである。
【解決手段】本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムは、有料道路(1)の第1料金所10の第1車線(11a)を監視し、監視画像の実時間データである監視画像実時間データを出力する複数の監視カメラ(501〜506)と、前記第1車線に設置されている第1料金自動収受装置(3)と、前記第1料金自動収受装置及び前記複数の監視カメラと接続されており、前記第1料金所に設置されている第1監視サーバ(6)と、前記第1監視サーバとネットワーク(999)を介して接続されている遠隔監視装置(7)とを具備している。前記遠隔監視装置は、前記第1料金自動収受装置に障害が発生しているか否かを表示する第1表示部(74)と、第1操作部(75)とを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、有料道路料金所を遠隔から監視することが可能な有料道路料金所の遠隔監視システムに関する。
従来、有料道路料金所の車線、及び車線機器の監視は、アイランドに設置されたブース、又は料金所事務所から行われていた。したがって、各料金所に最低一人の人員を監視のために配置する必要があった。
鉄道の駅において自動券売機や自動改札機のような駅務機器を監視制御する遠隔監視制御システムが特許文献1に開示されている。この遠隔監視制御システムにおいては、無線化により監視制御用の無線ターミナルを携帯可能とすることにより、駅員を効率的に配置することが可能とされ、省力化が図られている。
特開平7−95671
本発明の目的は、有料道路料金所を遠隔から監視することが可能な遠隔監視システムを提供することである。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムは、有料道路(1)の第1料金所(10)の第1車線(11a、12a、11b、12b)を監視し、監視画像の実時間データである監視画像実時間データを出力する複数の監視カメラ(501〜506)と、前記第1車線に設置されている第1料金自動収受装置(3)と、前記第1料金自動収受装置及び前記複数の監視カメラと接続されており、前記第1料金所に設置されている第1監視サーバ(6)と、前記第1監視サーバとネットワーク(999)を介して接続されている遠隔監視装置(7)とを具備している。前記遠隔監視装置は、前記第1料金自動収受装置に障害が発生しているか否かを表示する第1表示部(74)と、第1操作部(75)とを備えている。前記第1監視サーバは、監視画像データ記憶部(631)を備え、前記監視画像実時間データを監視画像過去データとして前記監視画像データ記憶部に記憶し、前記複数の監視カメラから選択される第1監視カメラが出力する第1監視画像実時間データを要求する前記第1操作部の第1監視画像要求操作に基づいて前記第1監視画像実時間データを前記遠隔監視装置に送信する。前記第1表示部は、前記第1監視画像実時間データとして送られてきた第1監視画像を表示する。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムにおいては、前記第1料金自動収受装置は、前記第1料金自動収受装置の操作を行なうための操作画面のデータである操作画面データを生成する操作画面生成部(38)を備えている。前記第1表示部は、前記操作画面データに基づいて前記操作画面を表示する。そして、前記第1操作部から前記第1料金自動収受装置を操作可能である。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムにおいては、前記第1料金自動収受装置は、前記第1料金自動収受装置に発生した機械的な障害である第1障害を検出する第1障害検知器(34)と、前記第1障害を復旧する第1障害復旧装置(35)とを備えている。前記第1表示部は、前記第1障害検知機が前記第1障害を検出したことに基づいて、前記第1料金自動収受装置に障害が発生したことを表示する。前記第1障害復旧装置は、前記第1操作部の第1障害復旧操作に基づいて前記第1障害を復旧する。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムにおいては、前記第1料金自動収受装置は第2障害復旧装置(36)を備えている。前記第2障害復旧装置は、前記第1操作部の第2障害復旧操作に基づいて前記第1料金自動収受装置をリセットする。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムにおいては、前記第2障害復旧装置は、前記第1操作部の第3障害復旧操作に基づいて前記第1料金自動収受装置の電源をON/OFFする。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムにおいては、前記遠隔監視装置は、前記第1料金自動収受装置を稼働させるためのプログラムを記憶している遠隔監視装置記憶部(73)を備えている。前記第1料金自動収受装置は、収受装置記憶部(37)を備え、前記第1操作部のプログラム更新操作に基づいて前記プログラムを前記遠隔監視装置からダウンロードして前記収受装置記憶部に記憶し、前記プログラムをインストールする。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムは、前記第1監視サーバと無線LANにより接続された無線式監視装置(7’)を具備している。前記無線式監視装置は、前記第1料金自動収受装置に障害が発生しているか否かを表示する第2表示部(74’)と、第2操作部(75’)とを備えている。前記第1監視サーバは、前記複数の監視カメラから選択される第2監視カメラが出力する第2監視画像実時間データを要求する前記第2操作部の第2監視画像要求操作に基づいて前記第2監視画像実時間データを前記無線式監視装置に送信する。前記第2表示部は、前記第2監視画像実時間データとして送られてきた第2監視画像を表示し、かつ、前記操作画面データに基づいて前記操作画面を表示する。前記第2操作部から前記第1料金自動収受装置を操作可能である。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムは、前記第1料金自動収受装置と無線LANにより接続された無線端末(9)を具備している。前記無線端末は、前記第1料金自動収受装置を操作可能な第3操作部(95)と、前記操作画面データに基づいて前記操作画面を表示する第3表示部(94)を備えている。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムにおいては、前記第1料金自動収受装置と前記遠隔監視装置との間で音声による通話が可能なインターホン(76、511)を具備している。前記複数の監視カメラは、前記第1料金自動収受装置を操作する利用者の操作状況を撮影可能な操作状況撮影用カメラ(504)を含んでいる。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムにおいては、前記複数の監視カメラは、前記第1料金自動収受装置に投入された証明書を撮影可能なように前記第1料金自動収受装置の筐体(30)内に設けられた証明書撮影用カメラ(505)を含んでいる。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムにおいては、前記監視画像過去データは、所定の時間間隔毎の静止画像のデータであり、前記静止画像の撮影時刻と、前記静止画像を撮影した監視カメラを示すカメラIDと、前記監視カメラが設置されている車線を示す車線IDとを検索キーとして持つ。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムにおいては、前記第1監視サーバは、前記第1料金自動収受装置が実行した料金自動収受処理に関する稼働履歴データを記憶している稼働履歴記憶部(632)を備えている。前記稼働履歴データは、前記料金自動収受処理の内容を示すデータであり、前記第1料金自動収受装置を示す機器IDと、前記料金自動収受処理を実行した時刻とを検索キーとして持つ。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムにおいては、前記第1監視サーバは、前記第1料金自動収受装置において検出された障害に関する障害履歴データを記憶する障害履歴記憶部(633)を備えている。前記障害履歴データは、前記障害の種類を示すデータであり、前記第1料金自動収受装置を示す機器IDと、前記障害が検出された時刻とを検索キーとして持つ。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムにおいては、前記第1監視サーバは、前記第1料金自動収受装置に対して実行された保守操作に関する保守履歴データを記憶している保守履歴記憶部(634)を備えている。前記保守履歴データは、前記保守操作の内容を示すデータであり、前記第1料金自動収受装置を示す機器IDと、前記保守操作が実行された時刻とを検索キーとして持つ。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムにおいては、前記第1監視サーバは、 前記第1料金自動収受装置に発生した障害に基づいて、所定の報知先に報知する。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムは、前記有料道路の第2料金所(20)の第2車線(21a、22a、21b、22b)に設置されている第2料金自動収受装置(3)と、前記第2料金自動収受装置と接続されており、前記第2料金所に設置されている第2監視サーバ(6)とを具備している。前記第2監視サーバは前記ネットワークを介して前記遠隔監視装置に接続されている。前記第1表示部は、前記第2料金自動収受装置に障害が発生しているか否かを表示する。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムにおいては、前記第1料金自動収受装置及び前記複数のカメラは、前記第1監視サーバと無線LANにより接続されている。
本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムは、前記第1監視サーバに前記ネットワークを介して接続されており、前記監視画像過去データを再生表示する監視画像再生装置(8)を具備している。
本発明によれば、有料道路料金所を遠隔から監視することが可能な遠隔監視システムが提供される。
添付図面を参照して、本発明による有料道路料金所の遠隔監視システムを実施するための最良の形態を以下に説明する。
本発明の実施形態に係る有料道路1を図1に示す。有料道路1は、上り車線1aと、下り車線1bとを有している。有料道路1には、第1料金所10と、第1料金所10よりも有料道路1の上り方向に位置する第2料金所20とが設けられている。第1料金所10は、上り車線1aからの出口に設けられた第1料金所上り出口10aと、下り車線1bからの出口に設けられた第1料金所下り出口10bとを備えている。第2料金所20は、上り車線1aからの出口に設けられた第2料金所上り出口20aと、下り車線1bからの出口に設けられた第2料金所下り出口20bとを備えている。なお、有料道路1は、第1料金所10及び第2料金所20において上り車線1a及び下り車線1bに進入するための入口側ランプと入口料金所を備えているが、図1では省略されている。
第1料金所上り出口10aを図2に示す。第1料金所上り出口10aは、第1車線11aと第2車線12aとを備えている。第1車線11aには、車種判別装置2、料金自動収受装置3、発進制御機4、及び発進検知器40が第1車線11aの進入側から発進側に順に設けられている。車種判別装置2は、第1車線11aに進入してきた車両の車種を判別する。料金自動収受装置3は、通行料金収受を自動で行なう装置である。発進制御機4は、第1車線11aからの車両の発進を制御する機械であり、車両の発進を制御するための発進制御バー4aを備えている。発進検知器40は、第1車線11aから車両が発進したことを検知する。
第1車線11aには、進入側撮影用カメラ501、発進側撮影用カメラ502、ナンバープレート撮影用カメラ503、及び車両全体像撮影用カメラ506が設置されている。進入側撮影用カメラ501は、第1車線11aの進入側を撮影することが可能なように料金自動収受装置3の上方に設置されている。進入側撮影用カメラ501は、車種判別装置2の方向を俯瞰している。発進側撮影用カメラ502は、第1車線11aの発進側を撮影することが可能なように料金自動収受装置3の上方に設置されている。発進側撮影用カメラ502は、発進制御機4の方向を俯瞰している。進入側撮影用カメラ501及び発進側撮影用カメラ502は、料金自動収受装置3の上部に取り付けてもよく、車線11a及び12aに設けられた天蓋(図示せず)から吊り下げてもよい。ナンバープレート撮影用カメラ503は、通行料金の支払い手続きをするために料金自動収受装置3の前に停止した車両13のナンバープレート13aを撮影することが可能なように発進制御機4の近傍に設置されている。車両全体像撮影用カメラ506は、料金自動収受装置3と料金自動収受装置3の前に停止している車両13の全体像とを車両13の斜め前方から俯瞰して撮影することが可能なように料金自動収受装置3が設置されているアイランドの第1車線11aを挟んで反対側のアイランドに設置されている。
料金自動収受装置3の正面図及び側面図を図3(a)及び(b)にそれぞれ示す。料金自動収受装置3は、筐体30と、筐体30の正面の上段及び下段にそれぞれ設けられた操作盤31を備えている。操作盤31は、カード挿入口310a、プリペイドカード挿入口310b、証明書投入口310c、領収書発行口310d、通行券挿入口311a、紙幣挿入口312a、硬貨投入口312b、釣銭払出口313a、及び表示部314を備えている。
料金自動収受装置3には、操作状況撮影用カメラ504、証明書撮影用カメラ505、及びインターホン511が設置されている。操作状況撮影用カメラ504は、利用者が操作盤31を操作するときの操作状況を撮影可能なように筐体30の上部に取り付けられている。証明書撮影用カメラ505は、証明書投入口310cから投入された証明書300を撮影可能なように筐体30の内部に設置されている。ここで、証明書300は、身体障害者手帳のような通行料金の割引制度を利用するために必要とされる証明書である。インターホン511は、筐体30の正面に設置され、スピーカ511a及びマイクロホン511bを備えている。
本発明の実施形態に係る遠隔監視システム100のシステム構成を図4に示す。遠隔監視システム100は、料金自動収受装置3、監視カメラ501〜506、及びインターホン511を備えている。監視カメラ501〜506は、監視画像データをリアルタイムで出力する。料金自動収受装置3、監視カメラ501〜506、及びインターホン511は、第1車線11a、第2車線12a、第1車線11b、第2車線12b、第1車線21a、第2車線22a、第1車線21b、及び第2車線22bにそれぞれ設置されている。ここで、第1車線11a及び第2車線12aは第1料金所上り出口10aが有する車線である。同様に、第1車線11b及び第2車線12b、第1車線21a及び第2車線22a、第1車線21b及び第2車線22bは、第1料金所下り出口10bと、第2料金所上り出口20aと、第2料金所下り出口20bとがそれぞれ有する車線である。
遠隔監視システム100は、第1料金所10と第2料金所20とにそれぞれ設置されている監視サーバ6を備えている。第1料金所10に設置されている監視サーバ6は、第1料金所10が有する車線11a、12a、11b、及び12bに設置されている料金自動収受装置3、監視カメラ501〜506、及びインターホン511とそれぞれ接続されている。同様に、第2料金所20に設置されている監視サーバ6は、第2料金所20が有する車線21a、22a、21b、及び22bに設置されている料金自動収受装置3、監視カメラ501〜506、及びインターホン511とそれぞれ接続されている。
遠隔監視システム100は、遠隔監視装置7及び監視画像再生装置8を備えている。監視サーバ6と遠隔監視装置7はネットワーク999を介して接続されている。監視サーバ6と監視画像再生装置8は、ネットワーク999を介して接続されている。ここで、ネットワーク999は、専用回線、汎用回線、インターネット回線等である。
遠隔監視システム100は、無線式監視装置7’を備えている。無線式監視装置7’と監視サーバ6とは無線LAN(ローカルエリアネットワーク)により接続されている。監視サーバ6は、無線式監視装置7’が監視サーバ6の設置されている料金所内を移動しても無線通信が可能なように料金所の各所に設置されたアンテナ6aを備えている。したがって、無線式監視装置7’が第1車線11aのような車線に移動した場合であっても、無線式監視装置7’と監視サーバ6との無線通信が可能である。
遠隔監視システム100は、無線端末9を備えている。無線端末9と料金自動収受装置3とは無線LANにより接続されている。
料金自動収受装置3のブロック図を図5に示す。料金自動収受装置3は、演算制御部32、通信部331、無線通信部332、第1障害検知器34、第1障害復旧装置35、第2障害復旧装置36、記憶部37、操作画面生成部38、通行券読取り部311、現金計数部312、釣銭準備部313、及び表示部314を備えている。
料金自動収受装置3は、記憶部37に記憶されているプログラム37aに従って通行料金の自動収受を実行する。記憶部37は、料金自動収受装置3が通行料金の自動収受を実行するための設定データ37bを格納している。通行券読取り部311は、通行券挿入口311aに挿入された通行券から入口情報と車種情報とを読取る。演算制御部32は、記憶部37に格納されている料金テーブル37cを参照して通行料金を算出する。ここで、料金テーブル37cは、入口情報及び車種情報に通行料金を対応付けている。表示部314は、演算制御部32が算出した通行料金を表示する。現金計数部312は、利用者が紙幣挿入口312a及び硬貨投入口312bに投入した現金を計数し、その金額を算出する。演算制御部32は、現金計数部312が算出した現金の金額と、通行料金とから、釣銭の金額を算出する。釣銭準備部313は、演算制御部32が算出した釣銭の金額分の釣銭を現金で準備し、釣銭払出口313aから払い出す。
第1障害検知器34は、通行券の券詰まり等の機械的障害を検出して障害検出信号として出力する。障害検出信号には、障害を検出した料金自動収受装置3を示す機器ID、障害の種類を示す障害種別コード、及び障害検出時刻が含まれている。第1障害復旧装置35は、通行券の搬送ローラを逆回転する等の障害復旧操作を実行する。
演算制御部32は、料金自動収受装置3におけるソフトウエアの動作状態を監視し、障害を検出して障害検出信号を出力する。障害検出信号には、障害を検出した料金自動収受装置3を示す機器ID、障害の種類を示す障害種別コード、及び障害検出時刻が含まれている。第2障害復旧装置36は、料金自動収受装置3のソフトウエアリセットや、料金自動収受装置3の電源のON/OFFのような障害復旧操作を実行する。
操作画面生成部38は、料金自動収受装置3を手動により操作するための操作画面のデータを生成して出力する。ここで、操作画面は、例えば、操作画面表示領域745に表示される画面である。操作画面表示領域745に表示される画面については後述する。通信部331は、演算制御部32や第1障害検知器34が出力した障害検出信号、及び操作画面生成部38が生成して出力した操作画面データを監視サーバ6に送信する等、監視サーバ6との間で通信を行なう。無線通信部332は、アンテナ3aに接続されており、無線端末9との間で無線による通信を行なう。
監視サーバ6のブロック図を図6に示す。監視サーバ6は、第1通信部611、第2通信部612、無線通信部613、監視画像データ記憶部631、稼働履歴記憶部632、障害履歴記憶部633、保守履歴記憶部634、報知先記憶部635、第1表示操作部641、第2表示操作部642、及び障害発生報知部65を備えている。
第1通信部611は、料金自動収受装置3、監視カメラ501〜506、及びインターホン511との間で通信を行なう。第2通信部612は、ネットワーク999を介して遠隔監視装置7及び監視画像再生装置8との間で通信を行なう。無線通信部613は、アンテナ6aに接続されており、無線式監視装置7’との間で無線による通信を行なう。
演算制御部60は、第1障害検知器34や演算制御装置32から出力された障害検出信号を受信すると、障害検出信号を遠隔監視装置7及び無線式監視装置7’に送信するとともに、監視サーバ635に格納されている報知先テーブル635aを参照して報知先を検出する。ここで、報知先テーブル635aは、機器ID及び障害種別コードに報知先を対応付けて登録しているから、障害検出信号に含まれている機器ID及び障害種別コードから報知先が検出される。障害発生報知部65は、電話回線及びインターネット回線に接続されており、検出された報知先に障害が発生したことを報知する。障害発生報知部65は、電話をかけて報知してもよく、電子メールを送信して報知してもよい。ここで、報知先としては、有料道路の管理をする職員が携行する携帯電話機のような携帯端末が例示される。障害発生報知部65が携帯電話機に電話をかけて報知する場合は、職員は、発信元の電話番号から、どの料金所に設置されている監視サーバ6から報知があったのかがわかる。障害発生報知部65が携帯端末に機器ID、障害種別コード、障害検出時刻の情報を含む電子メールを送信して報知する場合には、職員は、障害についてより詳しい情報を得ることができる。
監視画像データ記憶部631は、監視カメラ501〜506からリアルタイムで送られてきた監視画像のデータを監視画像過去データとして記憶する。監視画像過去データは、所定の時間間隔毎の静止画像のデータである。監視画像過去データは、この監視画像を撮影した監視カメラを示すカメラIDと、撮影時刻と、監視カメラが設置されている車線を示す車線IDを検索キーとして有しており、これらの検索キーを利用した検索が可能である。
稼働履歴記憶部632は料金自動収受装置3が実行した料金自動収受処理に関する稼働履歴データを記憶している。稼働履歴データは、車種、通行料金等の料金自動収受処理の内容を示すデータである。稼働履歴データは、処理を実行した料金自動収受装置3を示す機器IDと、処理を実行した時刻と、料金自動収受装置3が設置されている車線を示す車線IDを検索キーとして有しており、これらの検索キーを利用した検索が可能である。
障害履歴記憶部633は第1障害検知器34や演算制御装置32から出力された障害検出信号に基づく障害履歴データを記憶する。障害履歴データは、障害の種類を示すデータであり、障害検出信号に含まれていた障害識別コードに対応している。障害履歴データは、障害が検出された料金自動収受装置3を示す機器IDと、障害検出時刻を検索キーとして有しており、これらの検索キーを利用した検索が可能である。
保守履歴記憶部634は料金自動収受装置3に対して実行された保守操作に関する保守履歴データを記憶している。ここで保守操作とは、第1障害復旧装置35や第2障害復旧装置36が行なう障害復旧操作等のことをいう。保守履歴データは、保守操作の内容を示すデータである。保守履歴データは、保守操作を実行した料金自動収受装置3を示す機器IDと、操作を実行した時刻と、保守操作を実行した料金自動収受装置3が設置されている車線を示す車線IDと、保守操作の実行を指令した職員を示す職員IDを検索キーとして有しており、これらの検索キーを利用した検索が可能である。
第1表示操作部641及び第2表示操作部642は、タッチパネルディスプレイのように表示機能と操作機能とが一体化されている。第1表示操作部641から、監視サーバ6に接続されている一の料金自動収受装置3を操作可能である。第1表示操作部641は、一の料金自動収受装置3の操作画面生成部38が生成した操作画面を操作画面データに基づいて表示する。この操作画面に表示されている操作キーを選択するように第1表示操作部641を操作することで料金自動収受装置3が操作される。同様に、第2表示操作部642から、監視サーバ6に接続されている他の料金自動収受装置3を操作可能である。第2表示操作部642は、他の料金自動収受装置3の操作画面生成部38が生成した操作画面を操作画面データに基づいて表示する。この操作画面に表示されている操作キーを選択するように第2表示操作部642を操作することで料金自動収受装置3が操作される。
遠隔監視装置7を図7に示す、遠隔監視装置7は、演算制御部71、通信部72、記憶部73、表示部74、操作部75、インターホン76、及び監視画面生成部77を備えている。インターホン76はスピーカ及びマイクロホンを備えている。遠隔監視装置7は通信部72を介してネットワーク999に接続されている。監視画面生成部77は、障害検出信号と、監視カメラ501〜506から監視サーバを介して送られてくる監視画像のリアルタイムのデータと、操作画面生成部38からの操作画面データとに基づいて、監視画面データを生成して出力する。表示部74は監視画面データに基づいて監視画面740を表示する。ここで、表示部74と操作部75とは、タッチパネルディスプレイのような一体型の表示操作部であっても良く、それぞれが独立しており、表示部74に表示されている操作キーを選択するように操作部75を操作することでその操作キーが表している機能を実行するものであっても良い。
監視画面740を図8に示す。監視画面740は、監視画面740の上段に車線情報表示領域741を有し、監視画面740の下段に車両全体像表示領域742、汎用表示領域743、操作キー表示領域744、及び操作画面表示領域745を有している。
車線情報表示領域741には、遠隔監視装置7に接続されている各車線11a、12a、11b、12b、21a、21b、22a、及び22bのそれぞれについて車線選択キー741dが表示されている。車線選択キー741dには、その車線の車線名を示す車線名表示741bと、その車線に設置されている料金自動収受装置3に障害が発生しているか否かを示す障害発生表示741aと、その車線が勤務中であるか閉鎖中であるかを示す勤務中/閉鎖中表示741cとが表示されている。車線情報表示領域741は、一度に16の車線について車線キーを表示することが可能である。遠隔監視装置7に接続されていない車線については、未接続と表示されている。
遠隔監視装置7は、障害検出信号を受信すると、障害が検出された料金自動収受装置3が設置されている車線に対応している車線選択キー741dの障害発生表示741aに障害が発生したことを表示する。
車線選択キー741dを選択するように操作部75を操作すると、車両全体像表示領域742、汎用表示領域743、操作キー表示領域744、及び操作画面表示領域745を利用して、車線名表示741bに表示されている車線を監視することと、この車線に設置されている機器を操作することとが可能である。以下、選択した車線の監視と車線に設置されている機器の操作とについて説明する。
表示部74は、車両全体像撮影用カメラ506が撮影しているリアルタイム画像を車両全体像表示領域742に表示する。したがって、料金自動収受装置3と、料金自動収受装置3の前に停止している車両13の全体像とを監視することができる。
表示部74は、操作キー表示領域744に操作キー744a〜744lを表示している。設定表示キー744dを選択するように操作部75を操作すると、表示部74は設定データ37bを汎用表示領域743に表示する。保守履歴表示キー744eを選択するように操作部75を操作すると、表示部74は保守履歴記憶部634に記憶されている料金自動収受装置3の保守履歴データを汎用表示領域743に表示する。
進入側撮影用カメラ選択キー744fを選択するように操作部75を操作すると、監視サーバ6は進入側撮影用カメラ501が出力しているリアルタイム画像のデータを遠隔監視装置7に送信し、表示部74はその画像を汎用表示領域743に表示する。このとき、車線の進入側を監視することができる。発進側撮影用カメラ選択キー744gを選択するように操作部75を操作すると、監視サーバ6は発進側撮影用カメラ502が出力しているリアルタイム画像のデータを遠隔監視装置7に送信し、表示部74はその画像を汎用表示領域743に表示する。このとき、車線の発進側を監視することができる。ナンバープレート撮影用カメラ503選択キー744hを選択するように操作部75を操作すると、監視サーバ6はナンバープレート撮影用カメラ503が出力しているリアルタイム画像のデータを遠隔監視装置7に送信し、表示部74はその画像を汎用表示領域743に表示する。このとき、料金自動収受装置3の前に停止している車両13のナンバープレート13aを確認することができる。操作状況撮影用カメラ選択キー744iを選択するように操作部75を操作すると、監視サーバ6は操作状況撮影用カメラ504が出力しているリアルタイム画像のデータを遠隔監視装置7に送信し、表示部74はその画像を汎用表示領域743に表示する。このとき、利用者が操作盤31を操作する状況を確認することができる。証明書撮影用カメラ選択キー744jを選択するように操作部75を操作すると、監視サーバ6は証明書撮影用カメラ505が出力しているリアルタイム画像のデータを遠隔監視装置7に送信し、表示部74はその画像を汎用表示領域743に表示する。このとき、利用者が証明書投入口310cから投入した証明書300を確認することができる。車両全体像撮影用カメラ選択キー744kを選択するように操作部75を操作すると、監視サーバ6は車両全体像撮影用カメラ506が出力しているリアルタイム画像のデータを遠隔監視装置7に送信し、表示部74はその画像を汎用表示領域743に表示する。汎用表示領域743は車両全体像表示領域742よりも大きいから、料金自動収受装置3と、料金自動収受装置3の前に停止している車両13の全体像とを大きい画面で監視することができる。
監視サーバ6は遠隔監視装置7から要求された監視画像のデータのみを遠隔監視装置7に送信するから、ネットワーク999のデータ転送能力が制限される場合であっても、遠隔監視装置7を用いて遠隔から料金自動収受装置3及び料金自動収受装置3が設置されている車線を監視することが容易である。
通話キー744aを選択するように操作部75を操作すると、インターホン76及びインターホン511を利用して遠隔監視装置7の前にいる監視員とインターホン511の前にいる有料道路1の利用者との間で通話をすることができる。したがって、監視員は、各監視カメラ501〜506が撮影する監視画像を見ながら、利用者との間で円滑な意思疎通を図ることができるため、利用者に質の高いサービスを提供することができる。
スナップキー744bを選択するように操作部75を操作すると、表示部74はこのとき汎用表示領域743に表示していた画像を汎用表示領域743に表示しつづける。ここで、保存キー744cを選択するように操作部75を操作すると、遠隔監視装置7は、汎用表示領域743に表示しつづけている画像を記憶部73に記憶する。したがって、監視員は、必要な静止画像を手元に保存しておくことができる。
障害履歴表示キー744lを選択するように操作部75を操作すると、表示部74は、障害履歴記憶部633に記憶されている障害履歴データであって、現在、車線選択キー741dによって選択されている車線に設置されている料金自動収受装置3に関するデータを汎用表示領域743に表示する。したがって、障害発生表示741aに障害が発生したことが表示された場合には、どのような障害が発生したのかをすぐに確認できる。
表示部74は、操作画面生成部38が生成した料金自動収受装置3を操作するための操作画面を操作画面データに基づいて操作画面表示領域745に表示する。操作画面表示領域745に表示されている操作キー745a〜745dを選択するように操作部75を操作することで、料金自動収受装置3を遠隔から操作することができる。操作画面表示領域745には、リセットキー745a、電源ON/OFFキー745b、プログラム更新キー745c、及び機械的障害復旧キー745dが表示されている。リセットキー745aを選択するように操作部75を操作すると、第2障害復旧装置36は料金自動収受装置3をリセットする。電源ON/OFFキー745bを選択するように操作部75を操作すると、第2障害復旧装置36は、料金自動収受装置3の電源をON/OFFする。電源をON/OFFするとは、料金自動収受装置3を再起動することであってもよい。プログラム更新キー745cを選択するように操作部75を操作すると、料金自動収受装置3は、記憶部73に記憶されている更新用プログラムをダウンロードし、ダウンロードした更新用プログラムを記憶部37に記憶し、インストールしてプログラム37aと置きかえる。機械的障害復旧キー745dを選択するように操作部75を操作すると、第1障害復旧装置35は機械的な障害を復旧する。
したがって、複数の料金所が有する車線と、その車線に設置されている料金自動収受装置とを一箇所から監視でき、障害が発生した場合には直ちに復旧のための措置をとることができる。
無線式監視装置7’を図9に示す。無線式監視装置7’は、ノート型パソコンのような可搬型の監視装置である。無線式監視装置7’は、演算制御部71’、無線通信部72’、記憶部73’、表示部74’、操作部75’、インターホン76’、及び監視画像生成部77’を備えている。無線通信部72’は、無線通信部613との間で無線通信を行なう。演算制御部71’、記憶部73’、表示部74’、操作部75’、インターホン76’、及び監視画像生成部77’は、演算制御部71、記憶部73、表示部74、操作部75、インターホン76、及び監視画面生成部77と同様の構成及び機能を有している。無線式監視装置7’を用いれば、料金所内の場所を選ばずに遠隔監視装置7でするのと同様のことができる。
監視画像再生装置8を図10に示す。監視画像再生装置8は、演算制御部81、通信部82、記憶部83、表示部84、及び操作部85を備えている。通信部82は監視画像再生装置8をネットワーク999に接続している。操作部85の操作に基づいて、監視サーバ6は監視画像データ記憶部631に記憶されている監視画像過去データを監視画像再生装置8に送信し、表示部84はその監視画像を表示する。
無線端末9を図11に示す。無線端末9は、演算制御部91、無線通信部92、記憶部93、表示部94、及び操作部95を具備している。無線通信部92は、無線通信部332との間で無線により通信する。表示部94は、操作画面生成部38が生成した操作画面を操作画面データに基づいて表示する。操作画面に表示されている操作キーを選択するように操作部95を操作することで、料金自動収受装置3を操作することが可能である。したがって、筐体30の扉を開けずに料金自動収受装置3の保守を実行できるから、狭いアイランド上でも容易に保守をすることが可能である。
また、料金自動収受装置3、監視カメラ501〜506、及びインターホン511を無線LANにより監視サーバ6と接続すれば、これらを配線で接続する必要がなくなるため、遠隔監視システムの設置工事のときに車線を長期間閉鎖しなくてもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る有料道路を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る料金所を示す図である。 図3(a)及び(b)は、本発明の実施形態に係る料金自動収受装置の正面図及び側面図ある。 図4は、本発明の実施形態に係る遠隔監視システムのシステム構成を示す図である。 図5は、料金自動収受装置のブロック図である。 図6は、監視サーバのブロック図である。 図7は、遠隔監視装置のブロック図である。 図8は、遠隔監視装置の監視画面を示す図である。 図9は、無線式監視装置のブロック図である。 図10は、監視画像再生装置のブロック図である。 図11は、料金自動収受装置を操作するための無線端末のブロック図である。
符号の説明
100…遠隔監視システム
1…有料道路
1a…上り車線
1b…下り車線
10…第1料金所
10a…第1料金所上り出口
10b…第1料金所下り出口
11a、11b…第1車線
12a、12b…第2車線
13…車両
13a…ナンバープレート
20…第2料金所
20a…第2料金所上り出口
20b…第2料金所下り出口
21a、21b…第1車線
22a、22b…第2車線
2…車種判別装置
3…料金自動収受装置
3a…アンテナ
30…筐体
31…操作盤
300…証明書
310a…カード挿入口
310b…プリペイドカード挿入口
310c…証明書投入口
310d…領収書発行口
311…通行券読取り部
311a…通行券挿入口
312…現金計数部
312a…紙幣挿入口
312b…硬貨投入口
313…釣銭準備部
313a…釣銭払出口
314…表示部
32…演算制御部
331…通信部
332…無線通信部
34…第1障害検知器
35…第1障害復旧装置
36…第2障害復旧装置
37…記憶部
37a…プログラム
37b…設定データ
37c…料金テーブル
38…操作画面生成部
4…発進制御機
4a…発進制御バー
40…発進検知器
501…進入側撮影用カメラ
502…発進側撮影用カメラ
503…ナンバープレート撮影用カメラ
504…操作状況撮影用カメラ
505…証明書撮影用カメラ
506…車両全体像撮影用カメラ
511…インターホン
511a…スピーカ
511b…マイクロホン
6…監視サーバ
6a…アンテナ
60…演算制御部
611…第1通信部
612…第2通信部
613…無線通信部
631…監視画像データ記憶部
632…稼働履歴記憶部
633…障害履歴記憶部
634…保守履歴記憶部
635…報知先記憶部
635a…報知先テーブル
641…第1表示操作部
642…第2表示操作部
65…障害発生報知部
7…遠隔監視装置
71…演算制御部
72…通信部
73…記憶部
74…表示部
740…監視画面
741…車線情報表示領域
741a…障害発生表示
741b…車線名表示
741c…勤務中/閉鎖中表示
741d…車線選択キー
742…車両全体像表示領域
743…汎用表示領域
744…操作キー表示領域
744a…通話キー
744b…スナップキー
744c…保存キー
744d…設定表示キー
744e…保守履歴表示キー
744f…進入側撮影用カメラ選択キー
744g…発進側撮影用カメラ選択キー
744h…ナンバープレート撮影用カメラ選択キー
744i…操作状況撮影用カメラ選択キー
744j…証明書撮影用カメラ選択キー
744k…車両全体像撮影用カメラ選択キー
744l…障害履歴表示キー
745…操作画面表示領域
745a…リセットキー
745b…電源ON/OFFキー
745c…プログラム更新キー
745d…機械的障害復旧キー
75…操作部
76…インターホン
77…監視画面生成部
7’…無線式監視装置
71’…演算制御部
72’…無線通信部
73’…記憶部
74’…表示部
75’…操作部
76’…インターホン
77’…監視画面生成部
8…監視画像再生装置
81…演算制御部
82…通信部
83…記憶部
84…表示部
85…操作部
9…無線端末
91…演算制御部
92…無線通信部
93…記憶部
94…表示部
95…操作部
999…ネットワーク

Claims (18)

  1. 有料道路の第1料金所の第1車線を監視し、監視画像の実時間データである監視画像実時間データを出力する複数の監視カメラと、
    前記第1車線に設置されている第1料金自動収受装置と、
    前記第1料金自動収受装置及び前記複数の監視カメラと接続されており、前記第1料金所に設置されている第1監視サーバと、
    前記第1監視サーバとネットワークを介して接続されている遠隔監視装置と
    を具備し、
    前記遠隔監視装置は、前記第1料金自動収受装置に障害が発生しているか否かを表示する第1表示部と、第1操作部とを備え、
    前記第1監視サーバは、監視画像データ記憶部を備え、前記監視画像実時間データを監視画像過去データとして前記監視画像データ記憶部に記憶し、前記複数の監視カメラから選択される第1監視カメラが出力する第1監視画像実時間データを要求する前記第1操作部の第1監視画像要求操作に基づいて前記第1監視画像実時間データを前記遠隔監視装置に送信し、
    前記第1表示部は、前記第1監視画像実時間データとして送られてきた第1監視画像を表示する
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  2. 請求項1の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記第1料金自動収受装置は、前記第1料金自動収受装置の操作を行なうための操作画面のデータである操作画面データを生成する操作画面生成部を備え、
    前記第1表示部は、前記操作画面データに基づいて前記操作画面を表示し、
    前記第1操作部から前記第1料金自動収受装置を操作可能である
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  3. 請求項2の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記第1料金自動収受装置は、前記第1料金自動収受装置に発生した機械的な障害である第1障害を検出する第1障害検知器と、
    前記第1障害を復旧する第1障害復旧装置と
    を備え、
    前記第1表示部は、前記第1障害検知機が前記第1障害を検出したことに基づいて、前記第1料金自動収受装置に障害が発生したことを表示し、
    前記第1障害復旧装置は、前記第1操作部の第1障害復旧操作に基づいて前記第1障害を復旧する
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  4. 請求項2又は3の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記第1料金自動収受装置は第2障害復旧装置を備え、
    前記第2障害復旧装置は、前記第1操作部の第2障害復旧操作に基づいて前記第1料金自動収受装置をリセットする
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  5. 請求項4の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記第2障害復旧装置は、前記第1操作部の第3障害復旧操作に基づいて前記第1料金自動収受装置の電源をON/OFFする
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  6. 請求項2乃至5から選択される1請求項の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記遠隔監視装置は、前記第1料金自動収受装置を稼働させるためのプログラムを記憶している遠隔監視装置記憶部を備え、
    前記第1料金自動収受装置は、収受装置記憶部を備え、前記第1操作部のプログラム更新操作に基づいて前記プログラムを前記遠隔監視装置からダウンロードして前記収受装置記憶部に記憶し、前記プログラムをインストールする
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  7. 請求項2乃至6から選択される1請求項の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記第1監視サーバと無線LANにより接続された無線式監視装置を具備し、
    前記無線式監視装置は、前記第1料金自動収受装置に障害が発生しているか否かを表示する第2表示部と、第2操作部とを備え、
    前記第1監視サーバは、前記複数の監視カメラから選択される第2監視カメラが出力する第2監視画像実時間データを要求する前記第2操作部の第2監視画像要求操作に基づいて前記第2監視画像実時間データを前記無線式監視装置に送信し、
    前記第2表示部は、前記第2監視画像実時間データとして送られてきた第2監視画像を表示し、前記操作画面データに基づいて前記操作画面を表示し、
    前記第2操作部から前記第1料金自動収受装置を操作可能である
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  8. 請求項2乃至7から選択される1請求項の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記第1料金自動収受装置と無線LANにより接続された無線端末を具備し、
    前記無線端末は、前記第1料金自動収受装置を操作可能な第3操作部と、前記操作画面データに基づいて前記操作画面を表示する第3表示部を備えている
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  9. 請求項1乃至8から選択される1請求項の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記第1料金自動収受装置と前記遠隔監視装置との間で音声による通話が可能なインターホンを具備し、
    前記複数の監視カメラは、前記第1料金自動収受装置を操作する利用者の操作状況を撮影可能な操作状況撮影用カメラを含んでいる
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  10. 請求項9の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記複数の監視カメラは、前記第1料金自動収受装置に投入された証明書を撮影可能なように前記第1料金自動収受装置の筐体内に設けられた証明書撮影用カメラを含んでいる
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  11. 請求項1乃至10から選択される1請求項の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記監視画像過去データは、所定の時間間隔毎の静止画像のデータであり、前記静止画像の撮影時刻と、前記静止画像を撮影した監視カメラを示すカメラIDと、前記監視カメラが設置されている車線を示す車線IDとを検索キーとして持つ
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  12. 請求項1乃至11から選択される1請求項の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記第1監視サーバは、前記第1料金自動収受装置が実行した料金自動収受処理に関する稼働履歴データを記憶している稼働履歴記憶部を備え、
    前記稼働履歴データは、前記料金自動収受処理の内容を示すデータであり、前記第1料金自動収受装置を示す機器IDと、前記料金自動収受処理を実行した時刻とを検索キーとして持つ
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  13. 請求項1乃至12から選択される1請求項の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記第1監視サーバは、前記第1料金自動収受装置において検出された障害に関する障害履歴データを記憶する障害履歴記憶部を備え、
    前記障害履歴データは、前記障害の種類を示すデータであり、前記第1料金自動収受装置を示す機器IDと、前記障害が検出された時刻とを検索キーとして持つ
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  14. 請求項1乃至13から選択される1請求項の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記第1監視サーバは、前記第1料金自動収受装置に対して実行された保守操作に関する保守履歴データを記憶している保守履歴記憶部を備え、
    前記保守履歴データは、前記保守操作の内容を示すデータであり、前記第1料金自動収受装置を示す機器IDと、前記保守操作が実行された時刻とを検索キーとして持つ
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  15. 請求項1乃至14から選択される1請求項の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記第1監視サーバは、
    前記第1料金自動収受装置に発生した障害に基づいて、
    所定の報知先に報知する
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  16. 請求項1乃至15から選択される1請求項の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記有料道路の第2料金所の第2車線に設置されている第2料金自動収受装置と、
    前記第2料金自動収受装置と接続されており、前記第2料金所に設置されている第2監視サーバと
    を具備し、
    前記第2監視サーバは前記ネットワークを介して前記遠隔監視装置に接続されており、
    前記第1表示部は、前記第2料金自動収受装置に障害が発生しているか否かを表示する
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  17. 請求項1乃至16から選択される1請求項の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記第1料金自動収受装置及び前記複数の監視カメラは、前記第1監視サーバと無線LANにより接続されている
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
  18. 請求項1乃至17から選択される1請求項の有料道路料金所の遠隔監視システムであって、
    前記第1監視サーバに前記ネットワークを介して接続されており、前記監視画像過去データを再生表示する監視画像再生装置を具備する
    有料道路料金所の遠隔監視システム。
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