JP4668968B2 - 計量システムおよびその方法 - Google Patents

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Description

この発明は、計量装置付きの塵芥収集車および、携帯電話を用いた計量システムに関する。
投入された塵芥等の重量を計量できる計量装置(ロードセル)付きの塵芥収集車が知られている。このような塵芥収集車を用いると、例えば、作業者は、塵芥収集車に設置された操作機器を操作することによって、投入した塵芥を計量することができ、計量した塵芥の重量値に基づいて、収集内容の確認や収集代金の請求を正確に行うことができる。
また、収集車に計量装置に加えてGPS(Global Positioning System)装置を設置しておき、収集場所のGPS情報と塵芥の重量値を集中管理する方法が知られている。例えば、塵芥収集車に通信端末を設置しておき、各地点における計量値およびGPS情報を通信端末を用いて基地局に送信し、基地局側で各地点毎の計量値および収集場所を集中管理することが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−127037号
しかしながら、塵芥収集車に、操作機器、通信端末およびGPS装置等を専用機として搭載すると装置コストがかかるという問題がある。
一方、塵芥収集車を利用する顧客においては、塵芥の重量値のみならず、現場写真等によって塵芥の収集前後における状況を的確に把握したいという要望もある。この場合、塵芥の収集と同時に現場写真を撮影してそのデータを基地局に送信することも可能である。
しかしながら、上記のような機能を全て満たそうとすると、塵芥収集車の作業者においては、ロードセルの風袋引き操作、塵芥の投入作業およびロードセルの計量操作を順に行うことに加えて、これらの作業の前後に現場写真の撮影作業を行わなければならず、作業操作が煩雑となるという問題が生じる。
この発明は、上記のような問題点を解決するため、システム構成を簡素化して装置コストを低減させるとともに、作業操作を容易化して作業効率を向上させることができる計量システムの提供を目的とする。
(1)この発明の計量システムは、
(a)塵芥を投入するための投入口を有する塵芥収集車および、(b)前記塵芥収集車における作業者が有する携帯電話を備えた計量システムであって、
前記塵芥収集車(a)は、
(a2)投入口に投入された塵芥を計量して当該塵芥の重量の計量値を取得する計量手段と
(a3)前記計量手段において取得した計量値を出力する計量値出力手段とを備え、
前記携帯電話(b)は、
(b2)前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求する計量値要求手段と、
(b3)前記塵芥収集車からの出力を受けて塵芥の計量値を取得する計量値取得手段と、
(b4)前記計量値取得手段において取得した計量値に基づく情報を、計量データとして記録部に記録する計量データ記録手段とを備えたこと
を特徴とする。したがって、塵芥収集車の作業者は、ロードセルの計量操作を携帯電話を用いて行うことができる。このため、システム構成を簡素化して装置コストを低減させるとともに、作業操作を容易化して作業効率を向上させることができる。
(2)この発明の計量システムにおいては、
前記塵芥収集車(a)の計量値出力手段は、投入口に投入された塵芥における累積的な計量値を出力するものであり、
前記携帯電話(b)の計量データ記録手段は、前記計量値取得手段において取得した前記累積的な計量値と、前回に記録した計量値との差分に基づく情報を、計量データとして記録すること
を特徴とする。したがって、ロードセルのリセット機能のない塵芥車であっても、塵芥の投入毎の計量値を携帯電話を用いて算出することができる。
(3)この発明の計量システムは、
(a)塵芥を投入するための投入口を有する塵芥収集車および、(b)前記塵芥収集車における作業者が有する携帯電話を備えた計量システムであって、
前記塵芥収集車(a)は、
(a1)現在の計量値をゼロリセットする計量値リセット手段と、
(a2)投入口に投入された塵芥を計量して当該塵芥の重量の計量値を取得する計量手段と
(a3)前記計量手段において取得した計量値を出力する計量値出力手段とを備え、
前記携帯電話(b)は、
(b1)前記塵芥収集車に対して計量値のゼロリセットを指示する計量値リセット指示手段と、
(b2)前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求する計量値要求手段と、
(b3)前記塵芥収集車からの出力を受けて塵芥の計量値を取得する計量値取得手段と、
(b4)前記計量値取得手段において取得した計量値を含む情報を、計量データとして記録部に記録する計量データ記録手段とを備えたこと
を特徴とする。したがって、塵芥収集車の作業者は、ロードセルの風袋引き操作およびロードセルの計量操作を携帯電話を用いて行うことができる。このため、システム構成を簡素化して装置コストを低減させるとともに、作業操作を容易化して作業効率を向上させることができる。
(4)この発明の計量システムにおいては、
計量システムは、さらに、(c)携帯電話と通信可能に設けられた計量管理サーバを備えており、
携帯電話(b)は、
(b5)記録部に記録された計量データを計量管理サーバに送信する計量データ送信手段をさらに備え、
計量管理サーバ(c)は、
(c1)携帯電話から計量データを受信する計量データ受信手段と、
(c2)計量データ受信手段において受信した計量データを記録部に記録する計量データ記録手段とを備えたこと
を特徴とする。したがって、携帯電話に記録された計量データを計量管理サーバにおいて集中管理することができる。特に、複数台の携帯電話および塵芥収集車を用いて収集業務を行う場合には、各現場で発生している計量データを迅速に取得することができる。
(5)この発明の計量システムにおいては、
さらに、(d)携帯電話と通信可能に設けられたプリンタ装置を備えており、
携帯電話(b)は、
(b11)記録部に記録された計量データをプリンタ装置に印刷出力する計量データ印刷出力手段をさらに備え、
プリンタ装置(d)は、
(d1)携帯電話から取得した計量データを印刷する計量データ印刷手段とを備えたこと
を特徴とする。したがって、現場において携帯電話を操作して容易に計量データを印刷することができる。
(6)この発明の計量システムにおいては、
携帯電話(b)は、
(b6)塵芥の収集前における現場を撮影する収集前現場撮影手段と、
(b7)塵芥の収集後における現場を撮影する収集後現場撮影手段とをさらに備えており、
前記携帯電話(b)の計量データ記録手段(b4)は、前記収集前現場撮影手段(b6)において得られた収集前現場画像データ、前記収集後現場撮影手段(b7)において得られた収集後現場画像データおよび、当該現場において投入された塵芥の計量値に基づく情報を、計量データとして記録すること
を特徴とする。したがって、塵芥の収集状況を適切に知ることができ、計量データの信頼性を高めることができる。
(7)(13)(15)(17)この発明の計量システムにおいては、
計量値要求手段(b4)は、収集後現場撮影手段(b7)において収集後の現場が撮影された場合に、塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求するものであること、
を特徴とする。したがって、作業者が行う計量操作を簡素化することができる。これにより、作業効率を向上させることができる。
(8)(14)(16)(18)この発明の計量システムにおいては、
計量値リセット指示手段(b1)は、収集前現場撮影手段(b6)において収集前の現場が撮影された場合に、塵芥収集車に対して計量値のゼロリセットを指示するものであり、
計量値要求手段(b4)は、収集後現場撮影手段(b7)において収集後の現場が撮影された場合に、塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求するものであること、
を特徴とする。したがって、作業者が行う計量操作を簡素化することができる。これにより、作業効率を向上させることができる。
(9)この発明の計量システムにおいては、
塵芥収集車(a)は、
(a4)計量値リセット手段おける計量値のゼロリセット完了を受けた場合、または、計量値出力手段における計量値の出力を完了した場合に、その旨を携帯電話(b)に通知する完了通知手段をさらに備え、
携帯電話(b)は、
(b8)塵芥収集車からの通知を受けると、その旨を出力する完了出力手段とをさらに備えたこと
を特徴とする。したがって、作業者においては、塵芥収集車における動作完了を容易に認識することができる。
(10)この発明の計量システムにおいては、
携帯電話(b)の完了出力手段は、
塵芥収集車からの通知を音声によって出力すること
を特徴とする。したがって、作業者においては、塵芥収集車における動作完了を容易に認識することができる。これにより、作業効率を向上させることができる。
(11)この発明の計量システムにおいては、
携帯電話(b)は、
(b9)当該携帯電話の現在の位置を示す情報を取得する位置情報取得手段と、
(b10)前記位置情報取得手段において取得した位置情報に基づいて、塵芥の収集現場にかかる顧客の情報を取得する顧客情報取得手段とをさらに備え、
計量データ記録手段(b4)は、前記顧客情報取得手段において取得した顧客情報に対応付けて、塵芥の計量値を記録すること
を特徴とする。したがって、塵芥の収集現場に対応する顧客を容易に特定することができる。これにより、作業者のデータ入力操作を削減することができ、作業効率が向上する。
(12)この発明の計量システムにおいては、
計量管理サーバ(c)は、
(c3)計量データの顧客情報に基づいて当該顧客の電子メールアドレスを取得する顧客メールアドレス取得手段と、
(c4)前記顧客メールアドレス取得手段において取得したメールアドレスに対して、前記計量データを含む情報を送信する計量データメール送信手段とをさらに備えたこと、
を特徴とする。したがって、メール送信により、各顧客に対して計量データにかかる情報を即座に通知することができる。
[請求項の用語]
(A)塵芥収集車aの計量値リセット手段a1は、実施形態においては、図5のステップS521の機能がこれに該当する。計量手段a2は、実施形態においては、図3のロードセル301の機能がこれに該当する。計量値出力手段a3は、実施形態においては、図5のステップS527の機能がこれに該当する。完了通知手段a4は、実施形態においては、図5のステップS529の機能がこれに該当する。
(B)携帯電話bの計量値リセット指示手段b1は、実施形態においては、図5のステップS505の機能がこれに該当する。計量値要求手段b2は、実施形態においては、図5のステップS511の機能がこれに該当する。計量値取得手段b3は、実施形態においては、図5のステップS513の機能がこれに該当する。計量データ記録手段b4は、実施形態においては、図6のステップS605の機能がこれに該当する。計量データ送信手段b5は、実施形態においては、図6のステップS611の機能がこれに該当する。完了出力手段b8は、実施形態においては、図5のステップS507の機能がこれに該当する。
計量データ印刷出力手段は、実施形態においては、図6のステップS609の機能がこれに該当する。収集前現場撮影手段b6は、実施形態においては、図5aのステップS533〜S539の機能がこれに該当する。収集後現場撮影手段b7は、実施形態においては、図5bのステップS553〜S559の機能がこれに該当する。位置情報取得手段b9は、実施形態においては、図6のステップS601の機能がこれに該当する。顧客情報取得手段b10は、実施形態においては、図6のステップS603の機能がこれに該当する。
(C)計量管理サーバcの計量データ受信手段c1は、実施形態においては、図6のステップS641の機能がこれに該当する。計量データ記録手段c2は、実施形態においては、図6のステップS643の機能がこれに該当する。顧客メールアドレス取得手段c3は、実施形態においては、図6のステップS645の機能がこれに該当する。計量データメール送信手段c4は、実施形態においては、図6のステップS647の機能がこれに該当する。
(D)プリンタ装置dの計量データ印刷手段d1は、実施形態においては、図6のステップS621およびS623の機能がこれに該当する。
(E)「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
1.第1の実施形態
1−1.概要
図1に、この発明の一実施形態による計量システム1の機能ブロック図を示す。本実施形態においては、塵芥収集車aは、塵芥の収集作業に用いる車両であり、ロードセル(計量機能)および近距離無線通信機能を備えている。また、携帯電話bは、塵芥の収集作業を行う作業者が所持するカメラ機能、近距離無線通信機能およびプログラム実行機能を備えている。塵芥収集車aおよび携帯電話bは、お互い近距離無線通信(例えば、Bluetooth(商標))によりそれぞれ通信可能である。
塵芥収集者が収集現場に到着すると、作業者は、ロードセルをリセットするための操作を、携帯電話bを用いて行う。これを受けて携帯電話bは、ロードセルをゼロリセットする指令を、塵芥収集車に近距離無線通信により送信する。送信を受けて塵芥収集車aは、ロードセルをゼロリセットする。
現場における塵芥を塵芥収集車の投入口に全て投入し終えると、作業者は、投入した塵芥の計量を開始するための操作を、携帯電話bを用いて行う。これを受けて携帯電話bは、投入した塵芥の重量を計量して得られる計量値を要求する指令を、塵芥収集車に近距離無線通信により送信する。これを受けて塵芥収集車aは、ロードセルを作動して塵芥の計量を行い、得られた計量値を携帯電話bに向けて出力する。
出力を受けて携帯電話bは、塵芥の収集前後の画像データおよび計量値を取得し、これを計量データとしてメモリに記録する。また、携帯電話bは、記録した計量データをネットワークを介して接続された遠隔地の計量管理サーバcに送信する。さらに、携帯電話bは、現場において生成した計量データをプリンタに出力する。
以上の動作を各収集現場において実行することにより、作業者は、携帯電話bの操作のみで計量操作を簡単に行うことができる。つまり、作業者は帯同する頻度の高い携帯電話bの操作のみで計量操作を行うことができ、塵芥車に設けられたスイッチまで移動して操作する必要がなく、計量操作を簡単に行うことができる。
また、既存の携帯電話を用いて計量システムを構成するため、専用端末を用いる場合に比べて全体の装置コストを大幅に低減させることができる。
1−2.機能ブロック図
1−2−1.携帯電話b
携帯電話bの計量値リセット指示手段b1は、塵芥収集車aに対して、ロードセルにおける計量値のゼロリセット(風袋引き)指示を行うためのものである。計量値要求手段b2は、塵芥収集車aに対して、塵芥の重量の計量値を要求するためのものである。計量値取得手段b3は、塵芥収集車aからの出力を受けて、塵芥の重量の計量値を取得するためのものである。計量データ記録手段b4は、当該現場において投入された塵芥の重量の計量値を、計量データとして記録部b0に記録するためのものである。計量データ送信手段b5は、記録部b0に記録された計量データを計量管理サーバcに送信するためのものである。
完了出力手段b8は、塵芥収集車aからの通知を受け、その旨を出力するためのものである。位置情報取得手段b9は、携帯電話の現在位置を示す情報を取得するためのものである。顧客情報取得手段b10は、位置情報取得手段b9において取得した位置情報に基づいて、塵芥の収集現場に対応する顧客の情報を取得するためのものである。計量データ印刷出力手段b11は、記録部b0に記録された計量データをプリンタ装置dに印刷出力するためのものである。
1−2−2.塵芥収集車a
塵芥収集車aの計量値リセット手段a1は、現在の計量値をゼロリセットするためのものである。計量手段a2は、投入口に投入された塵芥を計量して当該塵芥の重量の計量値を取得するためのものである。計量値出力手段a3は、計量手段a2において取得した計量値を出力するためのものである。完了通知手段a4は、計量値リセット手段a1における計量値のゼロリセット完了または、計量値出力手段a3における計量値の出力完了を受けて、その旨を携帯電話bに通知するためのものである。
1−2−3.計量管理サーバc
計量データ受信手段c1は、携帯電話から計量データを受信するためのものである。計量データ記録手段c2は、計量データ受信手段c1において携帯電話bから受信した計量データを記録部b0に記録するためのものである。顧客メールアドレス取得手段c3は、計量データの顧客情報に基づいて当該顧客にかかる電子メールアドレスを取得するためのものである。計量データメール送信手段c4は、顧客メールアドレス取得手段c3において取得したメールアドレスに対して、計量データを含む情報を送信するとためのものである。
1−2−4.プリンタd
計量データ印刷手段d1は、携帯電話から取得した計量データを印刷するためのものである。
1−3.ハードウエア構成
1−3−1.携帯電話b
図1に示す携帯電話bをCPUを用いて実現したハードウェア構成の一例を図2に示す。この携帯電話bは、ディスプレイ201、CPU203、テンキー207、GPS受信機208、メモリ205、カメラ211、近距離無線通信回路213および通信回路215を備えている。
メモリ205には、計量プログラム2051、計量データ2053および顧客マスタ2055が記録される。作業者によるテンキー207の操作を受けて、計量プログラム2051を実行するCPU203は、近距離無線通信回路213を介して、塵芥収集車aに対してロードセルのゼロリセット命令を送る。また、作業者によるテンキー207の操作を受けて、CPU203は、近距離無線通信回路213を介して、塵芥収集車aに対して計量値を要求し、取得した計量データをメモリ205に記録する。さらに、CPU203は、メモリ205に記録した計量データを、通信回路215を介してネットワーク0に接続された計量管理サーバcに送信する。加えて、CPU203は、計量データから印刷データを生成してプリンタdに印刷出力する。
よって、図1において携帯電話bを構成する、計量値リセット指示手段b1、計量値要求手段b2、計量値取得手段b3、計量データ記録手段b4、計量データ送信手段b5および計量データ印刷出力手段b11は、計量プログラム2051をCPU203上で実行したときの各機能によって実現される。
計量プログラム2051を実行するCPU203は、塵芥収集車aから、ロードセルにおけるゼロリセット完了、または、計量値の出力完了の通知を受けて、スピーカ209にこれらの完了を作業者に通知するための音声出力を行う。よって、完了出力手段b8は、計量プログラム2051をCPU203上で実行したときの各機能およびスピーカ209によって実現される。
計量プログラム2051を実行するCPU203は、GPS受信機208から携帯電話bの現在の位置情報を取得する。よって、位置情報取得手段b9は、計量プログラム2051をCPU203上で実行したときの各機能およびGPS受信機208によって実現される。
計量プログラム2051を実行するCPU203は、所定の位置情報および顧客名が関連付けて記録されている顧客マスタ2055を参照し、GPS受信機208から取得した位置情報に対応する顧客名を取得する。よって、顧客情報取得手段b10は、計量プログラム2051をCPU203上で実行したときの各機能および顧客マスタ2055によって実現される。
図10に、計量データ2053の例を示す。計量データには、顧客名1001、計量値1003および日時1005が記録される。図9に、顧客マスタ2055の例を示す。顧客マスタ2055には、顧客名91および位置情報93が記録される。
1−3−2.塵芥収集車a
図1に示す塵芥収集車aの計量機能部にかかるハードウェア構成の一例を図3に示す。この塵芥収集車aの計量機能部は、ロードセル301、ロードセルコントローラ303および近距離通信回路313を備えている。
ロードセルコントローラ303は、近距離通信回路313を介して、外部からの信号を受けてロードセルを制御する。ロードセル301は、塵芥収集車aの投入口に投入された塵芥の重量を計量して、ロードセルコントローラ303に出力する。例えば、ロードセルコントローラ303は、携帯電話bからの計量値リセット指示の信号を受けて、ロードセル301をゼロリセットする。また、ロードセルコントローラ303は、携帯電話bからの計量値要求の信号を受けて、ロードセル301に計量指示を行い、計量値を取得し携帯電話bに出力する。さらに、ロードセルコントローラ303は、ゼロリセット完了時および計量値出力完了時には、その旨を携帯電話bに通知する。
よって、計量値リセット手段a1、計量値出力手段a3および完了通知手段a4は、ロードセルコントローラ303によって実現される。また、計量手段a2は、ロードセル301およびロードセルコントローラ303によって実現される。
1−3−3.計量管理サーバc
図1に示す計量管理サーバcをCPUを用いて実現したハードウェア構成の一例を図4に示す。この情報管理サーバcは、ディスプレイ401、CPU403、メモリ405、キーボード/マウス407、ハードディスク409、DVDドライブ411および通信回路415を備えている。
ハードディスク409には、計量管理プログラム4091、顧客管理データベース4093および計量データ4095が記録される。計量管理プログラム4091は、DVDドライブ411を介してDVD412に記録されたプログラムを読み出してインストールしたものである。なお、上記インストールは、通信回路415を用いてインターネット等のネットワーク0からダウンロードしたプログラムを使用して行うようにしてもよい。
計量管理プログラム4091を実行するCPU403は、携帯電話bからの計量データを受けて、計量データ4095に記録する。計量管理プログラム4091を実行するCPU403は、顧客管理データベース4093から顧客のメールアドレスを取得して各顧客毎に計量データをメール送信する。
よって、計量データ受信手段c1、計量データ記録手段c2、顧客メールアドレス取得手段c3および計量データメール送信手段c4は、計量管理プログラム4051をCPU203上で実行したときの各機能および顧客管理データベース4093によって実現される。
図11に、顧客管理データベース4093の例を示す。顧客管理データベース4093には、顧客名1101、顧客メールアドレス1103、住所1105、電話番号1107などが記録される。なお、計量データは、図10に示したものと同様である。
1−3−4.プリンタ
図1に示すプリンタdは、近距離通信回路(例えば、Bluetooth(商標))および印字ヘッド等を備えた一般的な携帯型プリンタ(モバイルプリンタ)である。例えば、携帯電話bとBluetooth(商標)で接続して、印刷データを取得し、用紙に印刷を行う。よって、計量データ印刷手段d11は、このような携帯型プリンタの基本機能によって実現される。
1−4.処理詳細
図5〜11を用いて、本実施形態における処理詳細を説明する。図5および図6は、本実施形態の計量システムにおける全体処理を示すフローチャートである。携帯電話bにおいては、作業者の操作により、携帯電話アプリとして登録された計量プログラム2051が、CPU203上において実行されているものとする。
1−4−1.リセット
携帯電話bのディスプレイ201には、図7に示すメニュー画面71が表示される(ステップS501)。塵芥の収集前の時点において、作業者は、収集場所において投入する塵芥を正確に計量するため、ロードセルの計量値をゼロリセット(いわゆる風袋引き)する操作を行う必要がある。この場合、作業者は、携帯電話bをテンキー207により操作して、メニュー画面71に表示されたリセットボタン701を押下する。押下を受けて、携帯電話bのCPU203は、塵芥収集車aに対してロードセルのゼロリセットを指示する(ステップS503、S505)。
なお、携帯電話bと塵芥収集車aは、Bluetooth(商標)などの近距離無線通信によってデータの送受信が可能である。この通信は、携帯電話aの近距離無線通信回路213および塵芥収集車aの近距離無線通信回路313によって行われる。
塵芥収集車aのロードセルコントローラ303は、携帯電話aからロードセルのゼロリセット指示を受けると、ロードセル301から受ける計量値の出力をゼロにリセットする(ステップS521)。リセットを完了すると、ロードセルコントローラ303は、その旨を携帯電話bに近距離無線通信によって通知する(ステップS523)。
通知を受けて携帯電話bのCPU203は、ロードセルのリセットが完了した旨を出力する(ステップS507)。この出力は、ディスプレイ201に表示出力して行われるものであると同時に、スピーカ209からの音声出力によっても行われる。例えば、図7のメニュー画面73の下部において、「リセットが完了しました。」711が表示出力されと同時に、「リセットが完了しました。」がスピーカ209から音声出力される。
これにより、作業者は、携帯電話bのディスプレイ201を視認する必要がなく、他の作業を行いながらでも容易にリセット完了を認識することができる。
1−4−2.計量
ロードセルのゼロリセットの完了を表示出力または音声出力によって確認した作業者は、塵芥の収集作業を開始する。例えば、塵芥収集車の塵芥投入口の中に、収集場所に存在している塵芥を順次投入する。1つの収集場所における全ての塵芥を投入すると、作業者は、投入した塵芥の計量を行うため、塵芥収集車aから計量値を取得する操作を行う必要がある。この場合、作業者は、携帯電話bを操作して、メニュー画面71に表示された計量ボタン703を押下する。押下を受けて、携帯電話bのCPU203は、塵芥収集車aに対してロードセルの計量値を要求する(ステップS509、S511)。
塵芥収集車aのロードセルコントローラ303は、携帯電話aからロードセルの計量値の要求を受けると、ロードセル301からゼロリセット後において変動した現在の計量値を取得する(ステップS525)。計量値を取得すると、ロードセルコントローラ303は、その計量値を携帯電話bに近距離無線通信によって通知する(ステップS527)。
通知を受けて携帯電話bのCPU203は、ロードセルからの計量値を取得し、メモリ205上に一時記録する(ステップS513)。計量値の出力を完了すると、ロードセルコントローラ303は、その旨を携帯電話bに近距離無線通信によって通知する(ステップS529)。
1−4−3.計量データの出力・記録
通知を受けて携帯電話bのCPU203は、携帯電話bの現在の位置情報を示すGPS情報を取得する(ステップS601)。GPS情報は、携帯電話bに内蔵されたGPS受信機208を介して行えばよい。例えば、GPS情報として、緯度(北緯N)および経度(東経E)を表す「N:34.45.01.01,E:135.29.01.01」を取得する。
次に、CPU203は、GPS情報に基づいて顧客マスタ2055を参照し、取得したGPS情報に該当する顧客情報を取得する(ステップS603)。例えば、図9に示す顧客マスタ2055のレコード90を参照して、「N:34.45.01.01,E:135.29.01.01」に対応して記録された顧客名「○×商店」を取得する。
さらに、CPU203は、計量値(「59Kg」)および顧客情報(「○×商店」)に基づいて構成される計量データを出力する(ステップS604)。この出力は、ディスプレイ201に表示出力して行われるものであると同時に、スピーカ209からの音声出力によっても行われる。例えば、図7のメニュー画面75の下部において、「○×商店の計量値は、59Kgでした。」731が表示出力されと同時に、「○×商店の計量値は、59Kgでした。」がスピーカ209から音声出力される。
これにより、作業者は、携帯電話bのディスプレイ201を視認する必要がなく、他の作業を行いながらでも容易に計量データ送信完了と計量データを認識することができる。
CPU203は、取得した計量値および顧客情報をタイムスタンプとともに計量データ2053としてメモリ205に記録する(ステップS605)。図10に計量データ2053の例を示す。計量データには、顧客名1001、計量値1003、日時1005などが記録される。例えば、上記において出力した計量データ(「○×商店の計量値は、59Kgでした。」)は、レコード1000のように記録される。
1−4−4.計量データの印刷
計量値および顧客情報(計量データ)を表示出力または音声出力によって確認した作業者は、これらの情報を含む計量データを印刷することができる。なお、印刷された計量データは、塵芥収集に対する取引・証明に利用することができる。
この場合、作業者は、携帯電話bを操作して、メニュー画面71に表示された印刷ボタン705を押下する。押下を受けて、携帯電話bのCPU203は、
計量データ2053に記録された計量データを読み出して、印刷イメージデータを生成してプリンタdに印刷出力する(ステップS609)。
これを受けてプリンタdは、印刷イメージデータを受信して用紙に印刷する(ステップS621、S623)。図8に、用紙に印刷される計量データの例を示す。図8においては、顧客情報「○×商店」801、回収日時「平成19年9月15日」803、回収量「59Kg」805を含む計量データが印刷される。
1−4−4.計量データの送信
携帯電話bのCPU203は、プリンタへの印刷出力を終えると、計量データを計量管理サーバcに送信する(ステップS611)。ここで、計量管理サーバcは、各収集現場の塵芥の計量値を集中して、の各携帯電話bから受信するものであり、計量管理プログラム4091が、CPU403上において実行されているものとする。例えば、計量データとして、図10に示した計量データのレコード1000が携帯電話bから計量管理サーバcに送信される。
計量管理サーバcのCPU403は、携帯電話bから計量データを受信してハードディスク409に記録する(ステップS641、S643)。なお、計量管理サーバcの計量データ4095のレコードフォーマットは、図10に示したものと同様である。
次に、CPU403は、計量データに含まれる顧客情報に基づいて、顧客管理データベース4093を検索し、当該顧客の電子メールアドレスを取得する(ステップS645)。例えば、図11に示す顧客管理データベース4093のレコード1100から、顧客名「○×商店」に対応する顧客メールアドレス「ox@oxox.jp」を取得する。
次に、CPU403は、計量データからメール本文データを生成して、取得した顧客メールアドレスに送信する(ステップS647)。例えば、図8に示した計量データが記載された印刷データと同様の内容を、メール本文データとして計量管理サーバcに送信する。
1−5.まとめ
以上により、塵芥収集車aにかかる作業者は、ロードセルの計量値のゼロリセット(風袋引き)操作のみならず、ロードセルを用いた塵芥の計量操作までをも、自己の所持する携帯電話を用いて簡単に行うことができる。このため、塵芥収集車側に搭載する機器を削減し、システム構成を簡素化して装置コストを低減させるとともに、作業操作を容易化して作業効率を向上させることができる。
2.第2の実施形態
第2の実施形態においては、携帯電話bのカメラ機能を用いて、塵芥の収集前後における現場写真を撮影するように構成する。この場合において、作業者が行う撮影操作に連動して、携帯電話bが塵芥収集車に対して計量指示を行う例について説明する。
2−1.概要
第2の実施形態における計量システムの機能ブロック図を図1aに示す。図1aは、基本的に第1の実施形態における図1と同様である。携帯電話bが、収集前現場撮影手段b6および収集後現場撮影手段b7をさらに備えている点が異なる。
塵芥収集者が収集現場に到着すると、作業者は、塵芥収集前の現場を携帯電話で撮影する操作を行う。これを受けて、携帯電話bは、現場の画像を撮影して画像データを取得するとともに、近距離無線通信により、ロードセルをゼロリセットする指令を塵芥収集車に送信する。送信を受けて、塵芥収集車aはロードセルをゼロリセットする。
現場における塵芥を塵芥収集車の投入口に全て投入し終えると、作業者は、塵芥収集後の現場を携帯電話で撮影する操作を行う。これを受けて、携帯電話bは、現場の画像を撮影して画像データを取得するとともに、近距離無線通信により、投入した塵芥の重量を計量して得られる計量値を要求する指令を塵芥収集車に送信する。これを受けて、塵芥収集車aは、ロードセルを作動して塵芥の計量を行い、得られた計量値を携帯電話bに向けて出力する。
出力を受けて、携帯電話bは、塵芥の収集前後の画像データおよび計量値を取得し、これを計量データとしてメモリに記録する。
以上の動作を各収集現場において実行することにより、作業者は、携帯電話bの操作のみで計量操作を簡単に行うことができる。また、既存の携帯電話を用いて計量システムをするため、専用端末を用いる場合に比べて装置コストを大幅に低減させることができる。さらに、塵芥の収集前後の現場写真を計量値に対応付けて記録できるため、計量データの信頼性を高めて顧客満足度を向上させることができる。
2−2.機能ブロック図
塵芥収集車a、計量管理サーバcおよびプリンタdの機能ブロック図は、第1の実施形態において示したものと同様である。
携帯電話bの収集前現場撮影手段は、塵芥収集車aが到着した収集場所において、塵芥収集前における現場を写真撮影するためのものである。収集後現場撮影手段は、同収集場所において、塵芥収集後における現場を写真撮影するためのものである。その他の手段b1〜b5、b8〜b11については第1の実施形態と同様である。
2−3.ハードウエア構成
携帯電話b、塵芥収集車a、計量管理サーバcおよびプリンタdのハードウェア構成は、第1の実施形態において示したものと同様である(図2〜図4)。
2−4.処理詳細
図5a、5b、7a、8a、10a等を用いて、本実施形態における処理詳細を説明する。図5aおよび図5bは、第1の実施形態における図5に対応する携帯電話bおよび塵芥収集車aにおける処理を示すフローチャートである。
2−4−1.収集前撮影
携帯電話bのディスプレイ201には、図7aに示すメニュー画面771が表示される(ステップS531)。塵芥の収集前の時点において、作業者は、収集場所において投入する塵芥の存在を証明するため、収集前の現場の写真撮影を行う。この場合、作業者は、携帯電話bを操作して、メニュー画面771に表示された収集前撮影ボタン751を押下する。押下を受けて、携帯電話bのCPU203は、撮影画面772をディスプレイ201に表示させる(ステップS533、S535)。
作業者は、携帯電話bのカメラ211を収集現場の塵芥に向けて撮影ボタン79を操作して押下すると、CPU201はカメラ211によって撮像された画像データを計量データ2053のデータとして記録する(ステップS539)。例えば、図7の撮影画面772において塵芥53が撮像された画像データが記録される。
収集前の現場の撮影画像データの記録を終えると、これに連動して、CPU201は、塵芥収集車aに対してロードセルのゼロリセットを指示する(ステップS541、S543)。
第1の実施形態と同様に、塵芥収集車aのロードセルコントローラ303は、携帯電話aからロードセルのゼロリセット指示を受けると、ロードセル301から受ける計量値の出力をゼロにリセットする(ステップS521)。リセットを完了すると、ロードセルコントローラ303は、その旨を携帯電話bに近距離無線通信によって通知する(ステップS523)。
通知を受けて携帯電話bのCPU203は、ロードセルのリセットが完了した旨を出力する(ステップS543)。例えば、図7aのメニュー画面773の下部において、「リセットが完了しました。」711が表示出力されと同時に、「リセットが完了しました。」がスピーカ209から音声出力される。
2−4−2.収集後撮影
ロードセルのゼロリセットの完了を表示出力または音声出力によって確認した作業者は、塵芥の収集作業を開始する。例えば、塵芥収集車の塵芥投入口の中に、収集場所に存在している塵芥を順次投入する。1つの収集場所における全ての塵芥を投入すると、作業者は、収集現場の塵芥を全て塵芥収集車に投入したことを証明するため、収集後の現場の写真撮影を行う。この場合、作業者は、携帯電話bを操作して、メニュー画面773に表示された収集後撮影ボタン753を押下する。押下を受けて、携帯電話bのCPU203は、撮影画面774をディスプレイ201に表示させる(ステップS551、S553)。
作業者は、携帯電話bのカメラ211を収集現場の塵芥に向けて撮影ボタン79を操作して押下すると、CPU201はカメラ211によって撮像された画像データを計量データ2053のデータとして記録する(ステップS559)。例えば、図7の撮影画面774において塵芥53が全て収集された後における現場の画像データが記録される。
収集後の現場の撮影画像データの記録を終えると、これに連動して、CPU201は、塵芥収集車aに対してロードセルの計量値を要求する(ステップS561)。
塵芥収集車aのロードセルコントローラ303は、携帯電話aからロードセルの計量値の要求を受けると、ロードセル301からゼロリセット後において変動した現在の計量値を取得する(ステップS525)。計量値を取得すると、ロードセルコントローラ303は、その計量値を携帯電話bに近距離無線通信によって通知する(ステップS527)。
通知を受けて携帯電話bのCPU203は、ロードセルからの計量値を取得し、メモリ205上に一時記録する(ステップS563)。計量値の出力を完了すると、ロードセルコントローラ303は、その旨を携帯電話bに近距離無線通信によって通知する(ステップS529)。
2−4−3.計量データの出力・記録
通知を受けて携帯電話bのCPU203が行う処理は、第1の実施形態において示した図6と基本的に同様である。本実施形態においては、計量データに収集前後の現場画像データが記録され、プリンタの印刷イメージデータにも、この画像データが含まれる点が異なる。
図10aに、本実施形態における計量データ2053の例を示す。計量データには、顧客名1001、計量値1003、日時1005に加えて、収集前画像1007および収集後画像1009が記録される。
2−4−4.計量データの印刷
図8aに、本実施形態における計量データの印刷の例を示す。図8aにおいては、顧客情報「○×商店」801、回収日時「平成19年9月15日」803、回収量「59Kg」805に加えて、収集前画像821および収集後画像823を含む計量データが印刷される。
2−4−4.計量データの送信
計量管理サーバcのCPU403は、携帯電話bから計量データを受信してハードディスク409に記録する(ステップS641、S643)。なお、本実施形態における計量管理サーバcの計量データ4095のレコードフォーマットは、図10aに示したものと同様である。
また、図8aに示した計量データが記載された印刷データと同様の内容を、メール本文データとして計量管理サーバcに送信する。
2−5.まとめ
以上により、塵芥の収集状況を適切に知ることができ、作業の信頼性を向上させることができる。また、現場の写真撮影という作業が追加される場合であっても、作業者に計量操作の負担をかけることなく作業を容易に行わせることができる。
3.その他の実施形態
3−1.
上記実施形態においては、塵芥の投入前においてロードセルをゼロリセット(風袋引き)する操作を行っている。しかしながら、ゼロリセットを行わずに、塵芥の累積的な計量値を塵芥収集車から携帯電話に出力するように構成してもよい。この場合、携帯電話において前回の計量値との差分を算出することにより、計量データを得ることができる。
例えば、「A会社」において収集作業を行った後に出力された塵芥の累積的な計量値が「81kg」であった場合、図10の計量データに示すように、前回の「○×商店」における計量値が「59kg」であることにより、「A会社」における計量値は、「81kg」と「59kg」の差分を算出して「22kg」となる。
3−2.
上記実施形態においては、塵芥収集車においてロードセルがゼロリセットされた場合には、作業者は携帯電話によってリセット完了を確認している。しかしながら、塵芥収集車に設置された表示器および携帯電話の双方を用いてリセット完了を確認するようにしてもよい。
3−3.
上記実施形態においては、塵芥の収集現場にかかる顧客の情報を、携帯電話bのGPS機能等により現在位置を取得し、予め記録された顧客情報と位置情報との関係から顧客を特定するようにしている。しかしながら、作業者が、顧客情報を選択または入力するようにしてもよい。特に、この構成は、GPS情報により複数の顧客情報が該当してしまう場合に有効である。
3−4.
上記実施形態においては、携帯電話bに記録した計量データを、計量管理サーバcに送信し、計量データで集中管理するように構成している。しかしながら、携帯電話bに計量データを随時記録しておき、全ての塵芥収集作業の終了後において、携帯電話bと計量管理を行うコンピュータ装置を接続して、計量データを取り込むようにしてもよい。この場合、携帯電話bから計量管理サーバcに送信する機能は不要となる。
3−5.
上記実施形態においては、図7のメニュー画面71のリセットボタン701を押下した場合に、ロードセルのリセット指示を行うように構成したが、当該メニュー画面の表示に連動させて、表示と同時にリセット指示を行うようにしてもよい。これにより、操作回数を減らすことができ、操作効率が向上する。
3−6.
上記実施形態においては、携帯電話bのディスプレイ201に表示されたボタンをテンキー207で操作することにより、計量操作を行うように構成している。しかしながら、携帯電話等の特定のキー操作のみで、計量操作を行うようにしてもよい。例えば、テンキー上の「0」ボタンと「*」ボタンを連続して押すと「リセット指示」を行い、「1」ボタンと「*」ボタンを連続して押すと「計量値の要求」を行うようにしてもよい。また、テンキー以外に配置されたボタンにより操作を行うようにしてもよい。例えば、携帯電話の側面に位置する特殊ボタンに上記操作を割り付けてもよい。
3−7.
上記実施形態においては、携帯電話bを用いて計量システムを構成したが、上述した各手段を構成する機能を有する他の端末装置を用いてもよい。例えば、PHS、PDAまたは小型コンピュータ等であってもよい。
3−8.
上記実施形態(図5、ステップS529)においては、携帯電話bのCPU203は、塵芥収集車aのロードセルコントローラ303から計量値の出力完了の通知を受けているが、これに代えて、ステップS513において取得した計量値をメモリ205上に記録し終えた場合を出力完了とみなすようにしてもよい。すなわち、携帯電話の計量データ記録手段b4が、記録部b0への計量データ2053の記録完了を受けて、その旨を出力するようにしてもよい。また、塵芥収集車aからの通知と計量データ記録手段b4からの通知の両方を受けてから、その旨を出力するようにしてもよい。
3−9.
上記実施形態(図6、ステップS641〜S647)においては、計量管理サーバcが、携帯電話aから計量データを受けて、各顧客に計量データをメール送信するように構成したが、これに代えて、携帯電話aから計量データをメール送信するようにしてもよい。
この場合、携帯電話bに、顧客メールアドレス取得手段c3および計量データメール送信手段c4を備えるとともに、顧客マスタ2055に顧客メールアドレスを記録しておき、携帯電話bから直接顧客へ計量データの情報を記載したメールを送信すればよい。なお、送信のタイミングは、計量の都度顧客に送信するものであってもよいし、一括で複数の顧客に送信するものであってもよい。
3−10.
上記実施形態においては、図1または図1aに示す各機能を実現する為に、CPUを用いソフトウェアによってこれを実現している。しかし、その一部もしくは全てを、ロジック回路等のハードウェアによって実現してもよい。なお、プログラムの一部の処理をさらに、オペレーティングシステム(OS)にさせるようにしてもよい。
計量システムの機能ブロック図である。 計量システムの機能ブロック図である。 携帯電話のハードウエア構成を示す図である。 塵芥収集車のハードウエア構成を示す図である。 計量管理サーバのハードウエア構成を示す図である。 携帯電話と塵芥収集車における処理のフローチャートである。 携帯電話と塵芥収集車における処理のフローチャートである。 携帯電話と塵芥収集車における処理のフローチャートである。 携帯電話、プリンタ、計量管理サーバにおける処理のフローチャートである。 携帯電話のメニュー画面を示す図である。 携帯電話のメニュー画面を示す図である。 印刷される計量データを示す図である。 印刷される計量データを示す図である。 顧客マスタを示す図である。 計量データを示す図である。 計量データを示す図である。 顧客管理データベースを示す図である。
符号の説明
a:塵芥収集車
b:携帯電話
c:計量管理サーバ

Claims (17)

  1. (a)塵芥を投入するための投入口を有する塵芥収集車および、(b)前記塵芥収集車における作業者が有する携帯電話を備えた計量システムであって、
    前記塵芥収集車(a)は、
    (a2)投入口に投入された塵芥を計量して当該塵芥の重量の計量値を取得する計量手段と、
    (a3)前記計量手段において取得した計量値を出力する計量値出力手段とを備え、
    前記携帯電話(b)は、
    (b2)前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求する計量値要求手段と、
    (b3)前記塵芥収集車からの出力を受けて塵芥の計量値を取得する計量値取得手段と、
    (b4)前記計量値取得手段において取得した計量値に基づく情報を、計量データとして記録部に記録する計量データ記録手段とを備えたこと
    を特徴とする計量システムであって、
    前記携帯電話(b)は、
    (b7)塵芥収集後における現場を撮影する収集後現場撮影手段をさらに備えており、
    前記携帯電話(b)の計量データ記録手段(b4)は、前記収集後現場撮影手段(b7)において得られた収集後現場画像データおよび、当該現場において投入された塵芥の計量値に基づく情報を、計量データとして記録し、
    前記計量値要求手段(b2)は、前記収集後現場撮影手段(b7)において収集後の現場が撮影された場合に、前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求するものであること、
    を特徴とする計量システム。
  2. 請求項1の計量システムにおいて、
    前記塵芥収集車(a)の計量値出力手段は、投入口に投入された塵芥における累積的な計量値を出力するものであり、
    前記携帯電話(b)の計量データ記録手段は、前記計量値取得手段において取得した前記累積的な計量値と、前回に記録した計量値との差分に基づく情報を、計量データとして記録すること
    を特徴とする計量システム。
  3. (a)塵芥を投入するための投入口を有する塵芥収集車および、(b)前記塵芥収集車における作業者が有する携帯電話を備えた計量システムであって、
    前記塵芥収集車(a)は、
    (a1)現在の計量値をゼロリセットする計量値リセット手段と、
    (a2)投入口に投入された塵芥を計量して当該塵芥の重量の計量値を取得する計量手段と、
    (a3)前記計量手段において取得した計量値を出力する計量値出力手段とを備え、
    前記携帯電話(b)は、
    (b1)前記塵芥収集車に対して計量値のゼロリセットを指示する計量値リセット指示手段と、
    (b2)前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求する計量値要求手段と、
    (b3)前記塵芥収集車からの出力を受けて塵芥の計量値を取得する計量値取得手段と、
    (b4)前記計量値取得手段において取得した計量値を含む情報を、計量データとして記録部に記録する計量データ記録手段とを備えたこと
    を特徴とする計量システムであって、
    前記携帯電話(b)は、
    (b7)塵芥収集後における現場を撮影する収集後現場撮影手段をさらに備えており、
    前記携帯電話(b)の計量データ記録手段(b4)は、前記収集後現場撮影手段(b7)において得られた収集後現場画像データおよび、当該現場において投入された塵芥の計量値に基づく情報を、計量データとして記録し、
    前記計量値要求手段(b2)は、前記収集後現場撮影手段(b7)において収集後の現場が撮影された場合に、前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求するものであること、
    を特徴とする計量システム。
  4. 請求項3の計量システムにおいて、
    前記携帯電話は、さらに、(b6)塵芥収集前における現場を撮影する収集前現場撮影手段を備え、
    前記計量データ記録手段(b4)は、さらに、前記収集前現場撮影手段(b6)において得られた収集前現場画像データを計量データとして記録し、
    前記計量値リセット指示手段(b1)は、前記収集前現場撮影手段(b6)において収集前の現場が撮影された場合に、前記塵芥収集車に対して計量値のゼロリセットを指示するものであることを特徴とする計量システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかの計量システムにおいて、
    前記計量システムは、さらに、(c)前記携帯電話と通信可能に設けられた計量管理サーバを備えており、
    前記携帯電話(b)は、
    (b5)前記記録部に記録された計量データを計量管理サーバに送信する計量データ送信手段をさらに備え、
    前記計量管理サーバ(c)は、
    (c1)前記携帯電話から計量データを受信する計量データ受信手段と、
    (c2)前記計量データ受信手段において受信した計量データを記録部に記録する計量データ記録手段とを備えたこと
    を特徴とする計量システム。
  6. 請求項1〜5のいずれかの計量システムにおいて、
    前記計量システムは、さらに、(d)前記携帯電話と通信可能に設けられたプリンタ装置を備えており、
    前記携帯電話(b)は、
    (b11)前記記録部に記録された計量データをプリンタ装置に印刷出力する計量データ印刷出力手段をさらに備え、
    前記プリンタ装置(d)は、
    (d1)前記携帯電話から取得した計量データを印刷する計量データ印刷手段とを備えたこと
    を特徴とする計量システム。
  7. 請求項1〜6のいずれかの計量システムにおいて、
    前記塵芥収集車(a)は、
    (a4)計量値リセット手段おける計量値のゼロリセット完了を受けた場合、または、計量値出力手段における計量値の出力を完了した場合に、その旨を携帯電話(b)に通知する完了通知手段をさらに備え、
    前記携帯電話(b)は、
    (b8)前記塵芥収集車からの通知を受けると、その旨を出力する完了出力手段とをさらに備えたこと
    を特徴とする計量システム。
  8. 請求項7の計量システムにおいて、
    前記携帯電話(b)の完了出力手段は、
    前記塵芥収集車からの通知を音声によって出力すること
    を特徴とする計量システム。
  9. 請求項1〜8のいずれかの計量システムにおいて、
    前記携帯電話(b)は、
    (b9)当該携帯電話の現在の位置を示す情報を取得する位置情報取得手段と、
    (b10)前記位置情報取得手段において取得した位置情報に基づいて、塵芥収集現場にかかる顧客の情報を取得する顧客情報取得手段とをさらに備え、
    前記計量データ記録手段(b4)は、前記顧客情報取得手段において取得した顧客情報に対応付けて、前記計量データを記録すること
    を特徴とする計量システム。
  10. 請求項9の計量システムにおいて、
    前記計量管理サーバ(c)は、
    (c3)前記計量データの顧客情報に基づいて当該顧客の電子メールアドレスを取得する顧客メールアドレス取得手段と、
    (c4)前記顧客メールアドレス取得手段において取得したメールアドレスに対して、前記計量データを含む情報を送信する計量データメール送信手段とをさらに備えたこと、
    を特徴とする計量システム。
  11. 塵芥を収集するための投入口を有する塵芥収集車とともに計量システムを構成するための携帯電話であって、
    (b7)塵芥収集後における現場を撮影する収集後現場撮影手段と、
    (b2)前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求する計量値要求手段と、
    (b3)前記塵芥収集車からの出力を受けて塵芥の計量値を取得する計量値取得手段と、
    (b4)前記収集後現場撮影手段において得られた収集後現場画像データおよび、当該現場において投入された塵芥の計量値に基づく情報を、計量データとして記録する計量データ記録手段とを備えたこと
    を特徴とする携帯電話であって、
    前記携帯電話(b)の計量データ記録手段(b4)は、前記収集後現場撮影手段(b7)において得られた収集後現場画像データおよび、当該現場において投入された塵芥の計量値に基づく情報を、計量データとして記録し、
    前記計量値要求手段(b2)は、前記収集後現場撮影手段(b7)において収集後の現場が撮影された場合に、前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求するものであること、
    を特徴とする携帯電話。
  12. 塵芥を収集するための投入口を有する塵芥収集車とともに計量システムを構成するための携帯電話であって、
    (b7)塵芥収集後における現場を撮影する収集後現場撮影手段と、
    (b1)前記塵芥収集車に対して計量値のゼロリセットを指示する計量値リセット指示手段と、
    (b2)前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求する計量値要求手段と、
    (b3)前記塵芥収集車からの出力を受けて塵芥の計量値を取得する計量値取得手段と、
    (b4)前記収集後現場撮影手段において得られた収集後現場画像データおよび、当該現場において投入された塵芥の計量値を、計量データとして記録する計量データ記録手段とを備えたこと
    を特徴とする携帯電話であって、
    前記携帯電話(b)の計量データ記録手段(b4)は、前記収集後現場撮影手段(b7)において得られた収集後現場画像データおよび、当該現場において投入された塵芥の計量値に基づく情報を、計量データとして記録し、
    前記計量値要求手段(b2)は、前記収集後現場撮影手段(b7)において収集後の現場が撮影された場合に、前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求するものであること、
    を特徴とする携帯電話。
  13. 請求項12の携帯電話において、
    (b6)塵芥収集前における現場を撮影する収集前現場撮影手段をさらに備え、
    前記計量データ記録手段(b4)は、さらに、前記収集前現場撮影手段(b6)において得られた収集前現場画像データを計量データとして記録し、
    前記計量値リセット指示手段(b1)は、前記収集前現場撮影手段(b6)において収集前の現場が撮影された場合に、前記塵芥収集車に対して計量値のゼロリセットを指示するものであることを特徴とする携帯電話。
  14. 塵芥を収集するための投入口を有する塵芥収集車とともに計量システムを構成するための携帯電話をコンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、コンピュータを、
    (b7)塵芥収集後における現場を撮影する収集後現場撮影手段と、
    (b2)前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求する計量値要求手段と、
    (b3)前記塵芥収集車からの出力を受けて塵芥の計量値を取得する計量値取得手段と、
    (b4)前記収集後現場撮影手段において得られた収集後現場画像データおよび、当該現場において投入された塵芥の計量値に基づく情報を、計量データとして記録する計量データ記録手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記計量値要求手段(b2)は、前記収集後現場撮影手段(b7)において収集後の現場が撮影された場合に、前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求するものであること、
    を特徴とするプログラム。
  15. 塵芥を収集するための投入口を有する塵芥収集車とともに計量システムを構成するための携帯電話をコンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、コンピュータを、
    (b6)塵芥収集前における現場を撮影する収集前現場撮影手段と、
    (b7)塵芥収集後における現場を撮影する収集後現場撮影手段と、
    (b1)前記塵芥収集車に対して計量値のゼロリセットを指示する計量値リセット指示手段と、
    (b2)前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求する計量値要求手段と、
    (b3)前記塵芥収集車からの出力を受けて塵芥の計量値を取得する計量値取得手段と、
    (b4)前記収集前現場撮影手段において得られた収集前現場画像データ、前記収集後現場撮影手段において得られた収集後現場画像データおよび、当該現場において投入された塵芥の計量値を、計量データとして記録する計量データ記録手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記計量値要求手段(b2)は、前記収集後現場撮影手段(b7)において収集後の現場が撮影された場合に、前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求するものであり、
    前記計量値リセット指示手段(b1)は、前記収集前現場撮影手段(b6)において収集前の現場が撮影された場合に、前記塵芥収集車に対して計量値のゼロリセットを指示するものであることを特徴とするプログラム。
  16. (a)塵芥を投入するための投入口を有する塵芥収集車および、(b)前記塵芥収集車における作業者が有する携帯電話を用いた計量方法であって、
    前記塵芥収集車(a)は、
    (a2)投入口に投入された塵芥を計量して当該塵芥の重量の計量値を取得する計量ステップと
    (a3)前記計量ステップにおいて取得した計量値を出力する計量値出力ステップとを実行し、
    携帯電話(b)は、
    (b7)塵芥収集後における現場を撮影する収集後現場撮影ステップと、
    (b2)前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求する計量値要求ステップと、
    (b3)前記塵芥収集車からの出力を受けて塵芥の計量値を取得する計量値取得ステップと、
    (b4)前記収集後現場撮影ステップにおいて得られた収集後現場画像データおよび、当該現場において投入された塵芥の計量値に基づく情報を、計量データとして記録する計量データ記録ステップとを実行し、
    前記計量値要求ステップ(b2)は、前記収集後現場撮影ステップ(b7)において収集後の現場が撮影された場合に、前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求するものであること、
    を特徴とする計量方法。
  17. (a)塵芥を投入するための投入口を有する塵芥収集車および、(b)前記塵芥収集車における作業者が有する携帯電話を用いた計量方法であって、
    前記塵芥収集車(a)は、
    (a1)現在の計量値をゼロリセットする計量値リセットステップと、
    (a2)投入口に投入された塵芥を計量して当該塵芥の重量の計量値を取得する計量ステップと
    (a3)前記計量ステップにおいて取得した計量値を出力する計量値出力ステップとを実行し、
    携帯電話(b)は、
    (b6)塵芥収集前における現場を撮影する収集前現場撮影ステップと、
    (b7)塵芥収集後における現場を撮影する収集後現場撮影ステップと、
    (b1)前記塵芥収集車に対して計量値のゼロリセットを指示する計量値リセット指示ステップと、
    (b2)前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求する計量値要求ステップと、
    (b3)前記塵芥収集車からの出力を受けて塵芥の計量値を取得する計量値取得ステップと、
    (b4)前記収集前現場撮影ステップにおいて得られた収集前現場画像データ、前記収集後現場撮影ステップにおいて得られた収集後現場画像データおよび、当該現場において投入された塵芥の計量値を、計量データとして記録する計量データ記録ステップとを実行し、
    前記計量値要求ステップ(b2)は、前記収集後現場撮影ステップ(b7)において収集後の現場が撮影された場合に、前記塵芥収集車に対して塵芥の計量値を要求するものであり、
    前記計量値リセット指示ステップ(b1)は、前記収集前現場撮影ステップ(b6)において収集前の現場が撮影された場合に、前記塵芥収集車に対して計量値のゼロリセットを指示するものであることを特徴とする計量方法。
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