JP7223330B2 - 廃棄物回収管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、廃棄物の回収を管理する廃棄物回収管理システム、収容装置側装置、及びサーバ装置に関する。
従来より、重量計を備えた廃棄物収集車両を用いて、収集した廃棄物の重量を廃棄物収集車両で計測することによって、廃棄物の重量を管理することが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009-211346号公報
ところで、廃棄物の収集は、収集業者が行っている。そのため、廃棄物収集車両に設けられた重量計で収集した廃棄物の重量を計測する場合、収集業者が廃棄物を収集する都度、回収作業者が収集先を入力したり、重量計測のためのボタン操作を行なったり、重量計測のための操作を行わなければならない。そのため、廃棄物の収集に手間が掛かるという、不都合があった。
本発明の目的は、廃棄物の重量を計測するための工数を低減することが容易な廃棄物回収管理システム、収容装置側装置、及びサーバ装置を提供することである。
本発明に係る廃棄物回収管理システムは、廃棄物を収容する収容装置に収容された廃棄物の重量を測定する測定部と、前記測定部で測定された測定重量に基づく重量情報を送信する第一通信部と、前記第一通信部から前記重量情報を受信し、当該受信された前記重量情報に基づいて、前記廃棄物の回収に関する情報を管理するサーバ装置とを備える。
この構成によれば、測定部によって収容装置に収容された廃棄物の重量が測定され、その測定重量に基づく重量情報がサーバ装置へ送信され、サーバ装置で重量情報に基づいて廃棄物の回収に関する情報が管理される。従って、廃棄物の収集作業者が廃棄物の重量を計測する作業を行う必要がないので、廃棄物の重量を計測するための工数を低減することが容易となる。
また、前記測定重量の減少に基づいて、前記廃棄物が回収されたことを判定する回収済判定部をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、収容装置から廃棄物が回収されたことを、自動的に判定することができる。
また、前記サーバ装置は、前記回収済判定部によって前記廃棄物が回収されたと判定された場合、前記重量情報に基づいて、前記回収された廃棄物の重量に関する情報を記憶することが好ましい。
廃棄物が回収されて測定重量が減少したとき、その減少量は、回収された廃棄物の重量に他ならない。従って、回収済判定部によって廃棄物が回収されたと判定された場合、重量情報に基づいて、回収された廃棄物の重量に関する情報を取得することは容易である。そして、このようにして取得された、回収された廃棄物の重量に関する情報を記憶することにより、廃棄物の回収に関する情報を管理することが可能となる。
また、前記回収済判定部は、前記収容装置に取りつけられ、前記第一通信部は、前記回収済判定部によって前記廃棄物が回収されたと判定された場合、前記重量情報を送信することが好ましい。
この構成によれば、回収済判定部が収容装置に取りつけられているので、収容装置側で廃棄物が回収されたことを判定することができる。
また、前記サーバ装置は、前記回収済判定部によって前記廃棄物が回収されたと判定された場合、前記廃棄物が回収された日時のうち少なくとも日付を記憶することが好ましい。
この構成によれば、収容装置から廃棄物が回収された日付を記録することができる。
また、前記測定重量が予め設定された基準値を超えたことを検出する重量超過検知部をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、測定重量が予め設定された基準値を超えたことが検出されるので、例えば収容装置内の廃棄物の量が満杯に近いことを知ることができる。
また、前記サーバ装置は、前記重量超過検知部によって、前記測定重量が前記基準値を超えたことが検出されたとき、前記収容装置に対して予め設定された連絡先へ、前記廃棄物の回収を依頼することが好ましい。
この構成によれば、収容装置内の廃棄物の測定重量が基準値を超えたことが検出されたとき、予め定められた回収者に対して廃棄物の回収を依頼することができる。
また、前記重量超過検知部は、前記収容装置に取りつけられ、前記第一通信部は、前記重量超過検知部によって前記測定重量が前記基準値を超えたことが検出されたとき、所定の超過通知信号を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記超過通知信号を受信した場合、前記収容装置に対して予め設定された連絡先へ、前記廃棄物の回収を依頼することが好ましい。
この構成によれば、重量超過検知部が収容装置に取り付けられているので、収容装置側で廃棄物の測定重量が基準値を超えたことが検出される。そして、廃棄物の測定重量が基準値を超えたことが検出されたとき、超過通知信号がサーバ装置へ送信されるので、サーバ装置は、超過通知信号を受信した場合、収容装置に対して予め設定された連絡先へ、廃棄物の回収を依頼することができる。
また、前記収容装置には、前記廃棄物を回収する回収者のための無線通信端末との間で無線通信を行う第二通信部が取りつけられており、前記無線通信端末には、前記回収者を識別する回収者識別情報が付与されており、前記無線通信端末は、前記無線通信端末と前記第二通信部との間の距離が、通信可能な所定の距離以下になったとき、前記回収者識別情報を前記第二通信部へ送信し、前記第一通信部は、前記第二通信部によって受信された前記回収者識別情報を前記サーバ装置へ送信することが好ましい。
この構成によれば、回収者が廃棄物を回収するべく収容装置に近づいた際、無線通信端末から回収者識別情報が第二通信部へ送信され、その回収者識別情報が第一通信部からサーバ装置へ送信される。これにより、実際に収容装置から廃棄物を回収した回収者を、回収者識別情報により特定することができる。
また、前記収容装置には、所定の無線通信端末との間で無線通信を行う第二通信部と、前記第二通信部からの、通信可能な距離の範囲に存在する前記無線通信端末に対して前記第二通信部の存在を知らせるための存在通知信号の送信を制御する省電力制御部とが取りつけられており、前記省電力制御部は、前記重量超過検知部によって前記測定重量が前記基準値を超えたことが検出されたとき、前記第二通信部によって、前記通信可能な距離の範囲に存在する前記無線通信端末に対して前記第二通信部の存在を知らせるための存在通知信号の送信を開始させ、前記第二通信部と前記無線通信端末との間の通信が終了した後、前記第二通信部による前記存在通知信号の送信を停止させることが好ましい。
存在通知信号は、無線通信端末と第二通信部との間の距離が、通信可能な所定の距離以下になったとき、自動的に無線通信端末と第二通信部とを通信可能にするために用いられる信号である。一方、重量超過検知部によって測定重量が基準値を超えたことが検出されると、廃棄物の回収が依頼される。そして、回収者が廃棄物を回収するべく収容容器に近づくと、回収者のための無線通信端末が通信可能な距離の範囲に入ってくる可能性が高い。従って、重量超過検知部によって測定重量が基準値を超えたことが検出されたとき、第二通信部によって、存在通知信号の送信を開始させ、第二通信部と無線通信端末との間の通信が終了した後、第二通信部による存在通知信号の送信を停止させることによって、存在通知信号を送信する必要性の高いときにのみ、第二通信部から存在通知信号を送信させることができる。これにより、第二通信部の消費電力を低減することが容易である。
また、前記収容装置には、所定の無線通信端末との間で無線通信を行う第二通信部と、前記第二通信部からの、通信可能な距離の範囲に存在する前記無線通信端末に対して前記第二通信部の存在を知らせるための存在通知信号の送信を制御する省電力制御部とが取りつけられており、前記サーバ装置は、前記重量超過検知部によって前記測定重量が前記基準値を超えたことが検出されたとき、前記存在通知信号の送信を開始させる通知開始指示を前記第一通信部へ送信し、前記省電力制御部は、前記第一通信部によって、前記通知開始指示が受信されたとき、前記第二通信部によって、前記存在通知信号の送信を開始させ、前記第二通信部と前記無線通信端末との間の通信が終了した後、前記第二通信部による前記存在通知信号の送信を停止させてもよい。
この構成によれば、重量超過検知部によって測定重量が基準値を超えたことが検出されたとき、サーバ装置から通知開始指示を第一通信部へ送信し、第一通信部によって通知開始指示が受信されたとき、第二通信部によって存在通知信号の送信を開始させる。このようにしても、上述と同様、存在通知信号を送信する必要性の高いときにのみ、第二通信部から存在通知信号を送信させることができる。これにより、第二通信部の消費電力を低減することが容易である。
また、前記無線通信端末を搭載する車両をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、廃棄物回収管理システムには、廃棄物回収車等の車両が含まれる。
また、前記収容装置をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、廃棄物回収管理システムには、収容装置が含まれる。
また、本発明に係る収容装置側装置は、廃棄物を収容する収容装置に収容された前記廃棄物の重量を測定する測定部と、前記測定部によって測定された測定重量に基づく重量情報をサーバ装置へ送信する第一通信部とを備える。
この構成によれば、測定部によって収容装置に収容された廃棄物の重量が測定され、その測定重量に基づく重量情報がサーバ装置へ送信される。従って、廃棄物の収集作業者が廃棄物の重量を計測する作業を行う必要がないので、廃棄物の重量を計測するための工数を低減することが容易となる。
また、本発明に係るサーバ装置は、廃棄物を収容する収容装置に取りつけられた第一通信部から、前記収容装置に収容された前記廃棄物の重量に基づく重量情報を受信し、当該受信された前記重量情報に基づいて、前記廃棄物の回収に関する情報を管理する。
この構成によれば、サーバ装置が、収容装置の第一通信部から廃棄物の重量に基づく重量情報を受信し、当該受信された重量情報に基づいて、廃棄物の回収に関する情報を管理することができる。この場合、廃棄物の収集作業者が廃棄物の重量を計測する作業を行う必要がないので、廃棄物の重量を計測するための工数を低減することが容易となる。
このような構成の廃棄物回収管理システム、収容装置側装置、及びサーバ装置は、廃棄物の重量を計測するための工数を低減することが容易である。
本発明の一実施形態に係る廃棄物回収管理システムの構成の一例を概念的に示すブロック図である。 図1に示す測定部の一例を示す斜視図である。 図2に示す測定部の他の一例を示す斜視図である。 図1に示す制御ユニット及び測定部の電気的構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す廃棄物回収管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明の一実施形態に係る廃棄物回収管理システムの構成の一例を概念的に示すブロック図である。
図1に示す廃棄物回収管理システム1は、サーバ装置2、制御ユニット3、測定部4、及び無線通信端末5を備えている。制御ユニット3及び測定部4は、ダストボックス100(収容装置)に取りつけられている。ダストボックス100は、1又は複数設けられており、ダストボックス100毎に制御ユニット3及び測定部4が取り付けられている。制御ユニット3及び測定部4は、収容装置側装置の一例に相当している。
制御ユニット3は、無線通信によって公衆回線網110にアクセスし、公衆回線網110を介してサーバ装置2とデータ送受信可能とされている。無線通信端末5は、例えば廃棄物回収車120に搭載されている。
公衆回線網110は、例えばSigfox(登録商標)の無線基地局、移動体無線通信基地局、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、インターネット等、種々のネットワークを含んでよい。
無線通信端末5は、例えば、タブレット端末、スマートフォン、及び携帯型パーソナルコンピュータ等の無線端末装置である。無線通信端末5は、例えばBluetooth(登録商標)等の無線通信手段によって、制御ユニット3と無線通信可能とされている。また、無線通信端末5は、移動体通信等の無線通信によって公衆回線網110にアクセスし、公衆回線網110を介してサーバ装置2とデータ送受信可能とされている。ダストボックス100、公衆回線網110、及び廃棄物回収車120は、廃棄物回収管理システム1に含まれない。なお、廃棄物回収管理システム1は、ダストボックス100(収容装置)及び廃棄物回収車120(車両)のうち少なくとも一方を含んでもよい。
ダストボックス100は、廃棄物を収容する収容空間を備えた本体部101と、本体部101上部の開口部を閉塞する開閉可能な蓋部102とを備えている。測定部4は、本体部101の収容空間の底部に配設されている。
なお、収容装置は、必ずしもダストボックス100に限らない。収容装置は、例えば籠であってもよく、トレイ状のものであってもよく、倉庫状のものであってもよい。
図2は、図1に示す測定部4の一例を示す斜視図である。図2に示す測定部4は、本体部101における収容空間の底部に対応した略矩形形状のプレート41と、プレート41の四つ角に配設された四つの重量センサ42とを備えている。プレート41としては、例えば鉄板を用いることができる。
四つの重量センサ42は、本体部101における収容空間の底部に配置され、その上にプレート41が取りつけられている。各重量センサ42は、図略の信号線で制御ユニット3と接続されている。各重量センサ42は、それぞれに加えられた重量を検出し、その検出値を制御ユニット3へ出力する。
ダストボックス100に収容された廃棄物は、プレート41の上に積載されるので、各重量センサ42で検出された重量を制御部33で合計することにより、ダストボックス100に収容された廃棄物の重量にプレート41の重量を加算した値が得られる。以下、各重量センサ42で検出された重量の合計を、単に測定重量Mと称する。
なお、測定部4は、例えばプレート41を備えず、ダストボックス100の外部底面の四つ角付近下部に四つの重量センサ42が取りつけられてもよい。また、測定部4は、ダストボックス100に収容された廃棄物の重量を測定することができればよく、その構成は限定されない。
図3は、図2に示す測定部4の他の一例を示す斜視図である。図3に示す測定部4aは、略矩形の底板431と底板431の周縁に立設された周壁432とを有する容器本体43と、容器本体43aの上方開口部に覆い被さる蓋体41aと、容器本体43内の四隅近傍に配設された四つの重量センサ42とを備えている。蓋体41aの重量は、四つの重量センサ42によって支持されている。
測定部4aは、ダストボックス100の外部に設けられ、蓋体41aの上にダストボックス100が載置される。四つの重量センサ42は、ダストボックス100と蓋体41aとを合わせた重量を測定する。このような測定部4aを測定部4の代わりに用いてもよい。この場合、測定重量Mは、ダストボックス100に収容された廃棄物の重量に、ダストボックス100の空重量及び蓋体41aの重量を加算した重量となる。
このように、測定部4aは、ダストボックス100ごとダストボックス100内に収容された廃棄物の重量を測定してもよい。
図4は、図1に示す制御ユニット3及び測定部4の電気的構成の一例を示すブロック図である。図4に示す制御ユニット3は、第一通信部31、第二通信部32、制御部33、及び電池34を備えている。第一通信部31、第二通信部32、制御部33、及び電池34は、略箱状のハウジングに収容されている。電池34は、第一通信部31、第二通信部32、制御部33、及び各重量センサ42の動作用電力を供給する。
なお、制御ユニット3は、必ずしも電池34を備えていなくてもよい。例えば商用電源や太陽電池等から得られた電力によって、第一通信部31、第二通信部32、制御部33、及び各重量センサ42が動作する構成であってもよい。
第一通信部31は、例えばSigfox(登録商標)方式の無線通信回路であり、公衆回線網110を介してサーバ装置2との間でデータ送受信可能とされている。第二通信部32は、例えばBluetooth(登録商標)方式の無線通信回路である。第二通信部32は、通信可能な距離範囲内に無線通信端末5が入ってきたとき、自動的に無線通信端末5と通信接続可能とされている。
具体的には、第二通信部32は、存在通知信号(アドバタイジングパケット)APを繰り返し送信しており、通信可能な距離範囲内に無線通信端末5が入って無線通信端末5が存在通知信号APを受信すると、無線通信端末5が応答信号を第二通信部32へ送信する。これにより、第二通信部32は、通信可能な距離範囲内に無線通信端末5が入ってきたとき、自動的に無線通信端末5と通信接続可能になるようにされている。
制御部33は、例えば、所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、所定の制御プログラム等を記憶するフラッシュメモリ等の不揮発性の装置側記憶部335、及びこれらの周辺回路等を備えている。そして、測定部4(各重量センサ42)、第一通信部31、及び第二通信部32が制御部33に接続されている。
制御部33は、例えば装置側記憶部335に記憶された制御プログラムを実行することによって、通信制御部331、重量超過検知部332、回収済判定部333、及び省電力制御部334として機能する。ダストボックス100には、各ダストボックス100を識別するための装置識別情報が付与されており、その装置識別情報が予め各装置側記憶部335に記憶されている。
重量超過検知部332は、測定部4で測定された測定重量Mを監視し、測定重量Mが予め設定された基準値thを超えたことを検出する。通信制御部331は、測定重量Mが基準値thを超えたことが検出されたとき、所定の超過通知信号Nを、第一通信部31によって、公衆回線網110を介してサーバ装置2へ送信させる。以下、通信制御部331が、第一通信部31によって、公衆回線網110を介してサーバ装置2へ送信、受信、又は通信することを、単に、通信制御部331がサーバ装置2へ送信、受信、又は通信する、というように記載する。
回収済判定部333は、測定重量Mの減少に基づいて、廃棄物が回収されたことを判定する。通信制御部331は、回収済判定部333によって廃棄物が回収されたと判定された場合、測定重量に基づく重量情報を、サーバ装置2へ送信する。
省電力制御部334は、重量超過検知部332によって測定重量Mが基準値thを超えたことが検出されたとき、第二通信部32によって、通信可能な距離の範囲に存在する無線通信端末5に対して第二通信部32の存在を知らせるための存在通知信号APの送信を開始させ、第二通信部32と無線通信端末5との間の通信が終了した後、第二通信部32による存在通知信号APの送信を停止させる。
図1に示すサーバ装置2は、いわゆるサーバと称されるコンピュータであり、公衆回線網110に接続されたパーソナルコンピュータ等であってもよい。サーバ装置2は、所定の演算処理を実行するCPU、データを一時的に記憶するRAM、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置によって構成されたサーバ側記憶部25、無線又は有線によって公衆回線網110に通信接続可能な通信回路、RTC(Real Time Clock)、及びこれらの周辺回路等によって構成されている。
サーバ装置2は、例えばサーバ側記憶部25に予め記憶されたプログラムを実行することによって、回収データ記録処理部21、回収依頼処理部22、及び回収料金算出部24として機能する。また、サーバ側記憶部25には、各ダストボックス100に付与された装置識別情報すなわち各ダストボックス100の制御ユニット3に記憶された装置識別情報と、その装置識別情報で特定されるダストボックス100の廃棄物を回収する回収業者(回収者)の連絡先とを対応付けるLUT(look-up table)である連絡先テーブルが予め記憶されている。また、サーバ側記憶部25には、LUTである後述の料金テーブルが予め記憶されている。
サーバ装置2は、制御ユニット3の第一通信部31から公衆回線網110を介して送信された重量情報を受信する。以下、サーバ装置2(回収データ記録処理部21、回収依頼処理部22、回収料金算出部24)が、第一通信部31との間で公衆回線網110を介して通信、送信、及び受信することを、単に、サーバ装置2(回収データ記録処理部21、回収依頼処理部22、回収料金算出部24)が制御ユニット3との間で通信、送信、及び受信する、のように記載する。
回収データ記録処理部21は、制御ユニット3から重量情報を受信し、当該受信された重量情報に基づいて、廃棄物の回収に関する情報をサーバ側記憶部25に記憶させる等して管理する。
回収依頼処理部22は、超過通知信号Nを受信した場合、その超過通知信号Nを送信した制御ユニット3に対して予め設定された連絡先、すなわちその制御ユニット3が取り付けられたダストボックス100に対して予め設定された連絡先へ、廃棄物の回収を依頼する。
回収料金算出部24は、制御ユニット3から受信した重量情報に基づいて、廃棄物の回収に関する情報として、例えば廃棄物の回収料金を計算する。
次に、上述のように構成された廃棄物回収管理システム1の動作について説明する。図5は、図1に示す廃棄物回収管理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。まず、ダストボックス100に取り付けられた制御ユニット3では、重量超過検知部332が、各重量センサ42で測定された重量を合計して得られる測定重量Mを監視する(ステップS1)。
重量超過検知部332は、測定重量Mを、予め設定された確認周期で定期的にチェックする。確認周期は、例えば1時間、10分、あるいは1分というような任意の時間である。そして、ダストボックス100に廃棄物が廃棄され、ダストボックス100に集積された廃棄物等の重量である測定重量Mが基準値thを超えると、重量超過検知部332によって、測定重量Mが基準値thを超えたことが検出される(ステップS2でYES)。
このとき、通信制御部331は、超過通知信号Nと、装置側記憶部335に記憶された装置識別情報とを、第一通信部31によってサーバ装置2へ送信させる。すなわち、第一通信部31は、重量超過検知部332によって、測定重量Mが基準値thを超えたことが検出されたとき、超過通知信号N及び装置識別情報をサーバ装置2へ送信する。
基準値thとしては、例えば、回収業者に依頼して廃棄物が回収されるまでの時間内に増加すると推定される廃棄物の重量を、ダストボックス100の満杯重量から差し引いた重量を用いることができる。
次に、省電力制御部334は、第二通信部32による存在通知信号APの送信を開始させる(ステップS4)。すなわち、省電力制御部334は、重量超過検知部332によって、測定重量Mが基準値thを超えたことが検出されたとき(ステップS2でYES)、第二通信部32による存在通知信号APの送信を開始させる。以後、第二通信部32は、存在通知信号APを繰り返し送信する。
一方、サーバ装置2では、超過通知信号N及び装置識別情報を受信すると、回収依頼処理部22が、サーバ側記憶部25に記憶された連絡先テーブルを参照し、受信した装置識別情報に対応付けられた連絡先へ、装置識別情報で特定されるダストボックス100の廃棄物の回収を依頼する(ステップS11)。
連絡先は、例えば電話番号、ファクシミリ番号、及びメールアドレス等種々の連絡先であってよく、回収依頼処理部22は、電話、ファクシミリ、及び電子メール等、種々の連絡手段によって、回収を依頼してもよい。
このようにして廃棄物の回収を依頼された回収業者は、例えば図1に示すような廃棄物回収車120を、依頼された装置識別情報で特定されるダストボックス100へ向かわせる。廃棄物回収車120には、無線通信端末5が搭載されている。この無線通信端末5には、この無線通信端末5を管理している回収業者の識別情報である回収者識別情報が予め記憶されている。
そして、廃棄物回収車120が依頼されたダストボックス100近傍に到着し、廃棄物回収車120に搭載された無線通信端末5が第二通信部32と通信可能な距離範囲内に入ったとき、無線通信端末5は、第二通信部32から繰り返し送信されている存在通知信号APを受信し、第二通信部32との間での通信を確立する処理を実行する(ステップS21)。これにより、無線通信端末5と、第二通信部32との間での無線通信が可能となる。
次に、無線通信端末5は、自機に記憶されている回収者識別情報を制御ユニット3の第二通信部32へ送信し(ステップS22)、無線通信端末5の処理を終了する。これにより、ダストボックス100の廃棄物を回収しに来た回収業者の回収者識別情報が、制御ユニット3で受信される。
一方、回収業者がダストボックス100内の廃棄物を、廃棄物回収車120に回収すると、測定部4によって測定される測定重量Mが減少する。
ここで、回収済判定部333は、測定重量Mを、例えば重量超過検知部332と同様の確認周期で定期的にチェックする。そして、前回チェックされた測定重量Mよりも、今回チェックされた測定重量Mが減少した場合(ステップS5でYES)、回収済判定部333は、ダストボックス100内の廃棄物が回収されたと判定する(ステップS6)。
通常、ダストボックス100内の廃棄物は増加していき、ダストボックス100内の廃棄物が減少するのは、回収業者によって廃棄物が回収された時に限られる。そこで、前回チェックされた測定重量Mよりも今回チェックされた測定重量Mが減少した場合、回収済判定部333は、ダストボックス100内の廃棄物が回収されたと判定することができる。
次に、通信制御部331は、重量情報と、装置側記憶部335に記憶された装置識別情報と、無線通信端末5から第二通信部32が受信した回収者識別情報とを、第一通信部31によってサーバ装置2へ送信させる(ステップS7)。すなわち、第一通信部31は、ステップS6で回収済判定部333によって廃棄物が回収されたと判定された場合、重量情報と、回収者識別情報とをサーバ装置2へ送信する。
通信制御部331は、例えば測定重量Mが減少する直前にチェックされた測定重量Mと、減少した後の測定重量Mとの差を、回収業者による回収重量を表す重量情報として算出し、これをサーバ装置2へ送信することができる。回収重量は測定重量Mに基づく重量情報の一例に相当している。
回収業者による廃棄物の回収作業時間を考慮すると、減少した後に予め設定された判定時間、例えば5分間の間、測定重量Mが一定の状態に保たれたとき、このときの測定重量Mと、測定重量Mが減少する直前にチェックされた測定重量Mとの差を、回収業者による回収重量を表す重量情報として算出し、これをサーバ装置2へ送信することが好ましい。
測定重量Mにはプレート41の重量(又はダストボックス100の空重量及び蓋体41aの重量)が含まれているが、測定重量Mが減少する直前と、減少した後の測定重量Mの差を算出することによって、プレート41(又はダストボックス100の空重量及び蓋体41aの重量)の重量を相殺し、回収業者により回収された廃棄物の重量、すなわち回収重量を求めることができる。
次に、省電力制御部334は、第二通信部32による存在通知信号APの送信を停止させ(ステップS8)、制御ユニット3の一連の処理を終了する。
存在通知信号APは、ダストボックス100の近傍に到着した回収業者の無線通信端末5と第二通信部32とを通信接続させるために用いられる信号である。従って、回収業者が回収に来る可能性のある期間だけ送信していればよい。廃棄物回収管理システム1によれば、測定重量Mが基準値thを超えたとき(ステップS2でYES)、サーバ装置2が回収業者に回収を依頼し(ステップS11)、回収業者が回収に来る。
従って、測定重量Mが基準値thを超え、回収業者が回収に来ることが予測される場合(ステップS2でYES)に存在通知信号APの送信を開始させ(ステップS4)、廃棄物が回収され(ステップS6)、かつ無線通信端末5の回収者識別情報を受信し、すなわち無線通信端末5と第二通信部32との間の通信が完了した後に存在通知信号APの送信を停止させる(ステップS8)ことによって、存在通知信号APを送信する必要のない期間における存在通知信号APの送信を減少させることができる。その結果、存在通知信号APの送信に必要な消費電力を低減し、電池34の消耗を低減させ、電池34を長持ちさせることが可能となる。
一方、サーバ装置2において、ステップS7で送信された重量情報、装置識別情報、及び回収者識別情報が受信された場合、回収データ記録処理部21は、受信された日時を回収日時として取得し、重量情報を、回収された廃棄物の重量に関する回収情報として取得する。そして、回収データ記録処理部21は、回収日時、回収重量、装置識別情報、及び回収者識別情報を対応付けてサーバ側記憶部25に記憶させることによって、これら廃棄物の回収に関する情報を管理する(ステップS12)。
すなわち、ステップS6,S7,S12によれば、回収データ記録処理部21は、回収済判定部333によって廃棄物が回収されたと判定された場合、重量情報に基づいて、回収された廃棄物の重量に関する情報をサーバ側記憶部25に記憶することができる。
装置識別情報及び回収者識別情報によって、回収されたダストボックス100と、回収した回収業者とを特定することができる。また、回収日時と回収重量とによって、回収が行われた日時と、回収された廃棄物の重量を確認することができる。
なお、回収データ記録処理部21は、必ずしも回収日時までサーバ側記憶部25に記憶させる必要はなく、少なくとも廃棄物が回収された日付をサーバ側記憶部25に記憶させればよい。
次に、回収料金算出部24は、サーバ側記憶部25に記憶された料金テーブルを参照し、回収重量及び装置識別情報に基づいて回収料金を算出し(ステップS13)、サーバ装置2の処理を終了する。具体的には、料金テーブルには、装置識別情報に対応付けて、単位重量、例えば1kg当たりの料金が記憶されている。
回収した廃棄物は、地域毎に設けられた処分場に搬送されて処分される。処分場での処分費用は、地域毎に決められている。そのため、ダストボックス100が設置されている地域によって、そのダストボックス100から回収された廃棄物の処分場での処分費用が異なる。一方、各ダストボックス100が設置されている場所は予め判っているので、各ダストボックス100が設置されている地域での処分場の処分費用もまた、予め判っている。そこで、各ダストボックス100が設置されている地域での処分場での単位重量当たりの処分費用に回収業者の料金を加算した料金が、各ダストボックス100の装置識別情報と対応付けて、単位重量当たりの回収料金として料金テーブルに記憶されている。
回収料金算出部24は、サーバ側記憶部25に記憶された料金テーブルを参照し、装置識別情報に対応付けられた単位重量当たりの回収料金を取得する。そして、回収料金算出部24は、この単位重量当たりの回収料金に、回収重量を乗じることによって、回収料金を算出する。
回収料金算出部24は、サーバ側記憶部25を参照して装置識別情報毎に、所定の期間、例えば1ヵ月間の回収重量の合計を算出し、各装置識別情報に対応付けられた単位重量当たりの回収料金に、1ヵ月分の回収重量を乗じることによって、1ヵ月単位で回収料金を算出してもよい。
従来、廃棄物の回収の都度、回収された廃棄物の重量を測定しようとすると手間が掛かりすぎるため、廃棄物の回収を依頼する依頼者と、回収業者との間で、当初の廃棄量に基づいて予め月極で回収料金を定めていた。しかしながら、依頼者の廃棄物排出量が変化しても月極の回収料金は変わらないため、適切な料金を請求したい、又は適切な料金を支払いたい、という依頼者、回収業者双方のニーズが有った。
回収された廃棄物の重量を測定する方法としては、特許文献1に記載されているように、重量計を備えた廃棄物収集車両を用いて、収集した廃棄物の重量を廃棄物収集車両で計測することによって廃棄物の重量を管理することが知られている。しかしながら、忙しい回収作業の際に、回収作業者が、収集先を入力したり、重量計測のためのボタン操作を行なったりしなければならず、手間が掛かる。
一方、廃棄物回収管理システム1及びステップS1,S5~S7の処理によれば、廃棄物回収管理システム1及びステップS1,S5~S7の処理によれば、ダストボックス100に取り付けられた測定部4及び制御ユニット3によって、ダストボックス100を特定する装置識別情報と、回収された廃棄物の重量に関する重量情報とが自動的に送信されるので、回収作業者は、回収の都度収集先のダストボックス100を特定する情報を入力したり、重量計測のためのボタン操作を行ったりする必要がない。従って、廃棄物回収管理システム1(ステップS1,S5~S7)によれば、廃棄物の重量を計測するための工数を低減することが容易である。
また、従来知られているように廃棄物収集車両で回収重量を計測する場合、回収業者による回収重量の改ざんが容易であるため、依頼者にとっては、回収業者から報告される回収重量に対する疑念が生じやすい。
これに対し、廃棄物回収管理システム1によれば、回収業者が回収した廃棄物の重量は、ダストボックス100側の測定部4で測定され、サーバ装置2で管理される。従って、サーバ装置2を、依頼者及び回収業者の何れとも異なる第三者が運用するようにすれば、回収重量の改ざんは困難となるため、依頼者及び回収業者の何れにとっても、廃棄物の回収重量に対する信頼性が向上する。
このように、信頼性の高い回収重量に基づいてステップS13で廃棄物の回収料金が算出されるので、サーバ装置2を運用する第三者が回収料金算出部24で算出された回収料金を依頼者に請求し、支払われた回収料金を回収業者に渡すようにすれば、依頼者及び回収業者の何れにとっても、廃棄物の実際の廃棄量に応じた適正な料金の支払、適正な手数料の受け取りが行われることになる。
また、ステップS2,S3,S11によれば、ダストボックス100が満杯になる前の適切なタイミングで、回収業者が廃棄物を回収することができる。その結果、回収が間に合わずにダストボックス100から廃棄物が溢れてしまうおそれが低減される。また、廃棄物が少量しか入っていないダストボックス100へ、何度も回収業者が回収に行く手間を低減することが可能となる。
また、ステップS4,S21,S22,S7によれば、実際に回収を行った回収業者の回収者識別情報を、制御ユニット3が自動的に取得してサーバ装置2へ送信することができる。その結果、回収作業者の手間を取ることなく、自動的に送信された回収者識別情報に基づいて、実際に回収を行った回収業者をサーバ装置2で確認することが可能になる。
なお、制御ユニット3は重量超過検知部332を備えず、サーバ装置2が重量超過検知部を備え、サーバ装置2がステップS1,S2を実行してもよい。
この場合、例えば通信制御部331が上述の確認周期で装置識別情報と共に測定重量Mを重量情報としてサーバ装置2へ送信し、サーバ装置2の重量超過検知部がステップS1,S2を実行して測定重量Mが基準値thを超えたことが検出されたとき(ステップS2でYES)、サーバ装置2が存在通知信号APの送信を開始させる通知開始指示を制御ユニット3の第一通信部31へ送信し、ステップS11へ移行するようにしてもよい。そして、ダストボックス100側の省電力制御部334は、通知開始指示が第一通信部31で受信されたとき、ステップS4で第二通信部32による存在通知信号APの送信を開始させてもよい。
測定重量Mは重量情報の一例に相当している。なお、測定重量Mからプレート41(又はダストボックス100の空重量及び蓋体41aの重量)等の重量を減算した値を重量情報としてもよい。
また、制御ユニット3は回収済判定部333を備えず、サーバ装置2が回収済判定部を備え、サーバ装置2がステップS5,S6を実行してもよい。そして、通信制御部331は、ステップS7において、第二通信部32が無線通信端末5から回収者識別情報を受信したとき、その回収者識別情報と、装置側記憶部335に記憶された装置識別情報とを、サーバ装置2へ送信してもよい。
この場合、例えば通信制御部331が上述の確認周期で装置識別情報と共に測定重量Mを重量情報としてサーバ装置2へ送信し、サーバ装置2の回収済判定部がステップS5,S6を実行して廃棄物が回収されたと判定されたとき(ステップS6)、サーバ装置2が上述と同様にして測定重量Mから回収重量を算出し、ステップS12において、回収データ記録処理部21が回収日時、回収重量、装置識別情報、及び回収者識別情報を対応付けてサーバ側記憶部25に記憶させるようにしてもよい。
なお、制御ユニット3は省電力制御部334を備えず、ステップS4,S8を実行せず、第二通信部32は、存在通知信号APを常時送信してもよい。また、廃棄物回収管理システム1は、無線通信端末5及び第二通信部32を備えず、ステップS4,S21,S22,S8を実行せず、ステップS7において回収者識別情報を送信せず、ステップS12において回収者識別情報を記録しなくてもよい。
また、廃棄物回収管理システム1は、重量超過検出部を備えず、ステップS2,S3,S11を実行しなくてもよい。例えば、毎日、1日でダストボックス100がほぼ満杯になるような場合、廃棄物の重量が基準値thを超えた都度回収を依頼する必要はなく、毎日回収を行えばよい。この場合、重量超過検出部を備えていなくてもよい。
また、廃棄物回収管理システム1は、回収済判定部を備えず、ステップS5,S6を実行しなくてもよい。この場合、通信制御部331は、重量情報と、装置側記憶部335に記憶された装置識別情報とを、定期的に、例えば上述の確認周期でサーバ装置2へ送信してもよい。また、サーバ装置2は、ステップS13を実行しなくてもよい。
1 廃棄物回収管理システム
2 サーバ装置
3 制御ユニット(収容装置側装置)
4,4a 測定部(収容装置側装置)
5 無線通信端末
21 回収データ記録処理部
22 回収依頼処理部
24 回収料金算出部
25 サーバ側記憶部
31 第一通信部
32 第二通信部
33 制御部
34 電池
41 プレート
41a 蓋体
42 重量センサ
100 ダストボックス(収容装置)
101 本体部
102 蓋部
110 公衆回線網
120 廃棄物回収車
331 通信制御部
332 重量超過検知部
333 回収済判定部
334 省電力制御部
335 装置側記憶部
431 底板
432 周壁
AP 存在通知信号
M 測定重量
N 超過通知信号
th 基準値

Claims (6)

  1. 廃棄物を収容する収容装置に収容された廃棄物の重量を測定する測定部と、
    前記測定部で測定された測定重量に基づく重量情報を送信する第一通信部と、
    前記第一通信部から前記重量情報を受信し、当該受信された前記重量情報に基づいて、前記廃棄物の回収に関する情報を管理するサーバ装置と、
    前記測定重量の減少に基づいて、前記廃棄物が回収されたことを判定する回収済判定部とを備え、
    前記サーバ装置は、前記回収済判定部によって前記廃棄物が回収されたと判定された場合、前記重量情報に基づいて、前記回収された廃棄物の重量に関する情報を記憶し、
    前記収容装置には、前記廃棄物を回収する回収者のための無線通信端末との間で無線通信を行う第二通信部が取りつけられており、
    前記無線通信端末には、前記回収者を識別する回収者識別情報が付与されており、
    前記無線通信端末は、前記無線通信端末と前記第二通信部との間の距離が、通信可能な所定の距離以下になったとき、前記回収者識別情報を前記第二通信部へ送信し、
    前記第一通信部は、前記第二通信部によって受信された前記回収者識別情報を前記サーバ装置へ送信する廃棄物回収管理システム。
  2. 廃棄物を収容する収容装置に収容された廃棄物の重量を測定する測定部と、
    前記測定部で測定された測定重量に基づく重量情報を送信する第一通信部と、
    前記第一通信部から前記重量情報を受信し、当該受信された前記重量情報に基づいて、前記廃棄物の回収に関する情報を管理するサーバ装置と、
    前記測定重量の減少に基づいて、前記廃棄物が回収されたことを判定する回収済判定部とを備え、
    前記サーバ装置は、前記回収済判定部によって前記廃棄物が回収されたと判定された場合、前記重量情報に基づいて、前記回収された廃棄物の重量に関する情報を記憶し、
    前記測定重量が予め設定された基準値を超えたことを検出する重量超過検知部をさらに備え、
    前記サーバ装置は、前記重量超過検知部によって、前記測定重量が前記基準値を超えたことが検出されたとき、前記収容装置に対して予め設定された連絡先へ、前記廃棄物の回収を依頼し、
    前記収容装置には、
    所定の無線通信端末との間で無線通信を行う第二通信部と、
    前記第二通信部からの、通信可能な距離の範囲に存在する前記無線通信端末に対して前記第二通信部の存在を知らせるための存在通知信号の送信を制御する省電力制御部とが取りつけられており、
    前記省電力制御部は、前記重量超過検知部によって前記測定重量が前記基準値を超えたことが検出されたとき、前記第二通信部によって、前記通信可能な距離の範囲に存在する前記無線通信端末に対して前記第二通信部の存在を知らせるための存在通知信号の送信を開始させ、前記第二通信部と前記無線通信端末との間の通信が終了した後、前記第二通信部による前記存在通知信号の送信を停止させる廃棄物回収管理システム。
  3. 廃棄物を収容する収容装置に収容された廃棄物の重量を測定する測定部と、
    前記測定部で測定された測定重量に基づく重量情報を送信する第一通信部と、
    前記第一通信部から前記重量情報を受信し、当該受信された前記重量情報に基づいて、前記廃棄物の回収に関する情報を管理するサーバ装置と、
    前記測定重量の減少に基づいて、前記廃棄物が回収されたことを判定する回収済判定部とを備え、
    前記サーバ装置は、前記回収済判定部によって前記廃棄物が回収されたと判定された場合、前記重量情報に基づいて、前記回収された廃棄物の重量に関する情報を記憶し、
    前記測定重量が予め設定された基準値を超えたことを検出する重量超過検知部をさらに備え、
    前記サーバ装置は、前記重量超過検知部によって、前記測定重量が前記基準値を超えたことが検出されたとき、前記収容装置に対して予め設定された連絡先へ、前記廃棄物の回収を依頼し、
    前記収容装置には、
    所定の無線通信端末との間で無線通信を行う第二通信部と、
    前記第二通信部からの、通信可能な距離の範囲に存在する前記無線通信端末に対して前記第二通信部の存在を知らせるための存在通知信号の送信を制御する省電力制御部とが取りつけられており、
    前記サーバ装置は、前記重量超過検知部によって前記測定重量が前記基準値を超えたことが検出されたとき、前記存在通知信号の送信を開始させる通知開始指示を前記第一通信部へ送信し、
    前記省電力制御部は、前記第一通信部によって、前記通知開始指示が受信されたとき、前記第二通信部によって、前記存在通知信号の送信を開始させ、前記第二通信部と前記無線通信端末との間の通信が終了した後、前記第二通信部による前記存在通知信号の送信を停止させる廃棄物回収管理システム。
  4. 前記回収済判定部は、前記収容装置に取りつけられ、
    前記第一通信部は、前記回収済判定部によって前記廃棄物が回収されたと判定された場合、前記重量情報を送信する請求項1~3のいずれか1項に記載の廃棄物回収管理システム。
  5. 前記無線通信端末を搭載する車両をさらに備える請求項1~4のいずれか1項に記載の廃棄物回収管理システム。
  6. 前記収容装置をさらに備える請求項1~のいずれか1項に記載の廃棄物回収管理システム。
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