JP2002262612A - 播種用作業機 - Google Patents

播種用作業機

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JP2002262612A
JP2002262612A JP2001063933A JP2001063933A JP2002262612A JP 2002262612 A JP2002262612 A JP 2002262612A JP 2001063933 A JP2001063933 A JP 2001063933A JP 2001063933 A JP2001063933 A JP 2001063933A JP 2002262612 A JP2002262612 A JP 2002262612A
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traveling
seeding
unit
groove
sowing
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JP2001063933A
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Tsutomu Tomabechi
力 苫米地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性を向上すると共に、作業者の苦痛をも
減少し、不定形の種にも対応できる。 【解決手段】 圃場3に形成された播溝7を跨いで走行
可能な走行機体部9と、この走行機体部9に設けられ、
前記走行機体部9の走行に応じて前記播溝7の長手方向
に所定のピッチごとにマーク付けするマーク付け手段1
3と、前記走行機体部9の前後方向の前記マーク付け手
段13の後側に設けられて作業者が着座する着座部15
とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圃場に作物の播種
を行うときに用いられる播種用作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】圃場で栽培される作物は、収穫時の生育
状態を揃えたり生産性を向上させるために、複数条並列
に形成した播溝内に種が所定のピッチで配置される。
【0003】しかしながら、長芋のような不定形の種の
播種作業においては、所定のピッチの確保を従来作業者
の目分量で行われていたが、まず、播溝内に所定のピッ
チごとに種の配置位置のマーク付けを行い、次に、各マ
ークごとに種を合わせて配置するように改善されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記改
善された播種作業では、播溝内へのマーク付けと、種の
配置とが別工程として行われていたため、未だ作業工数
が多く、能率が低いものであった。
【0005】また、作業者は、種がマークから大きくず
れないにように、種の播溝内への配置作業を圃場に屈ん
だ姿勢で行っており、播溝に沿っての歩行移動速度が遅
く、作業の率が悪いばかりか、腰痛などの原因となって
いた。
【0006】そこで、本発明は、生産性を向上できるば
かりか、作業者の苦痛をも減少でき、不定形の種にも対
応できる播種用作業機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、圃場に形成された播溝を跨
いで走行可能な走行機体部と、この走行機体部に設けら
れ、前記走行機体部の走行に応じて前記播溝の長手方向
に所定のピッチごとにマーク付けするマーク付け手段
と、前記走行機体部の前後方向の前記マーク付け手段の
後側に設けられて作業者が着座する着座部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0008】このように構成された請求項1記載の発明
は、走行機体部の走行に応じてマーク付け手段により播
溝内にマーク付けが行われ、かつマーク付け手段の後側
に配置されている着座部に作業者が着座した状態で走行
機体部の走行により播溝に沿って移動すると共に、マー
ク付け手段により形成されたマークごとに播溝内に手作
業により連続的に種を配置することができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の播
種用作業機であって、前記マーク付け手段が、前記走行
機体部に回転自在に支持された環状の胴体部と、この胴
体部の外周面の周方向に所定のピッチを有して突設され
た突起部とからなり、前記走行機体部の走行に応じて前
記胴体部が回転駆動され、前記突起部により前記播溝に
所定のピッチごとに溝部を形成することを特徴とする。
【0010】このように構成された請求項2記載の発明
は、走行機体部の走行に応じて回転駆動されている胴体
部の外周面に設けられた複数の突起部が、播溝内に複数
の溝部を連続的に所定のピッチで形成する。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の播種用作業機であって、前記走行機体部を駆動す
る駆動手段と、前記走行機体部の走行を案内する走行案
内手段とを前記走行機体部に設けたことを特徴とする。
【0012】このように構成された請求項3記載の発明
は、駆動手段により走行機体部が自走すると共に、走行
機体部の走行が走行案内手段により案内される。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の播種用作業機であって、前記走行機体部
の前後方向の前記着座部の後側に設けられ、前記走行機
体部の走行に応じて前記圃場の播溝に覆土する覆土手段
を備えたことを特徴とする。
【0014】このように構成された請求項4記載の発明
は、内部に種が配置された播溝を走行機体部の着座部に
対して後側に設けられた覆土手段が通過することで、播
溝を覆土することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる播種用作業
機の実施形態について説明する。図1は、本発明にかか
る播種用作業機の一実施形態を示す斜視図である。図2
は、図1に示す播種用作業機の着座部を省略した状態の
斜視図である。図3は、図1に示す播種用作業機の要部
斜視図である。
【0016】播種用作業機1は、図1〜図3に示すよう
に、圃場3に形成されて播種時に種5が内部に配置され
る播溝7を跨いで走行可能な走行機体部9と、走行機体
部9の走行を案内する走行案内手段11と、走行機体部
9の走行に応じて播溝7の長手方向に所定のピッチごと
にマーク付けするマーク付け手段13と、走行機体部9
の前後方向のマーク付け手段13の後側に設けられて作
業者が着座する着座部15と、走行機体部9の走行に応
じて播溝7に覆土する覆土手段17とを備えている。
【0017】(走行機体部)走行機体部9は、図2に示
すように、機体部本体19と、機体部本体19の前側に
設けられている前輪21,21と、機体部本体19の後
側に設けられている後輪23,23と、機体部本体19
に支持されて後輪23,23を回転駆動する駆動手段2
5とで形成されている。機体部本体19は、播溝7(不
図示)の長手方向に沿って配置されている前後方向フレ
ーム27,29と、これらの前後方向フレーム27,2
9を連結する幅方向フレーム31,33と、走行機体部
9の操作用フレーム35とで形成されている。
【0018】前後方向フレーム27,29は、それぞれ
長尺棒状に形成され、播溝7を挟んで対向している。こ
れらの前後方向フレーム27,29は、下面が圃場3に
対して所定の上方位置に配置されている。また、前後方
向フレーム27,29は、前側および後側で幅方向フレ
ーム31,33により相互に連結されている。
【0019】幅方向フレーム31,33は、長尺棒状に
形成されて長手方向の寸法が対向した前後方向フレーム
27,29の外側面間の寸法と略同一となっている。こ
れらの幅方向フレーム31,33は、前後方向フレーム
27,29に交差して配置され、長手方向の両側の下面
が前後方向フレーム27,29の上面にそれぞれ接続さ
れている。そして、前側の幅方向フレーム31は、前後
方向フレーム27,29の前端間に設けられており、後
側の幅方向フレーム33は、前後方向フレーム27,2
9の後端に対して若干前側に設けられている。また、後
側の幅方向フレーム33には、操作用フレーム35が設
けられている。
【0020】操作用フレーム35は、作業員が把持する
一対の把持棒部37,37と、これらの把持棒部37,
37間に設けられた横棒部39とからなる。把持棒部3
7,37は、それぞれ後側の幅方向フレーム33の上面
から上方に向けて突設され、所定の上方位置で先端を後
方に向けて折り曲げられている。これらの把持棒部3
7,37は、それぞれ前側が中間部分で折り曲げられて
いる連結棒により前後方向フレーム27,29の上面と
連結されている。これらの把持棒部37,37の先端
は、走行機体部9の操作時に作業者に把持される。
【0021】また、横棒部39は、長尺状に形成されて
幅方向フレーム31,33を略平行な方向に配置され、
長手方向の両側が把持棒部37,37の折り曲げ部分か
ら先端側の外周面に一体成形されている。
【0022】このような機体部本体19には、種5を保
持する種保持部43が設けられている。この種保持部4
3は、機体部本体19の前側に設けられた第1の保持部
45と、機体部本体19の後側に設けられた第2の保持
部47とを備えている。
【0023】第1の保持部45は、図1、図2に示すよ
うに、機体部本体19の前端から若干後側の位置に設け
られ、種5(図示省略)を収容したケース49を支持す
るケース支持枠51と、このケース支持枠51を一方の
前後方向フレーム27と接続すると共に所定の上方位置
に支持する枠支持部53とで形成されている。
【0024】ケース支持枠51は、環状の板状体からな
り、ケース49の断面形状と略同一か若干大きい形状の
開口を有している。このケース支持枠51は、前側から
後側に向けて次第に下方に傾斜して配置され、ケース4
9の下側の外周面を支持する。
【0025】このケース支持枠51を支持する枠支持部
53は、長尺棒状体で形成されて一方の前後方向フレー
ム27に設けられた筒部から上方に突設されて周方向に
回転可能に形成されている。この枠支持部53は、所定
の上方位置で先端を前側に向けて折り曲げられている。
また、枠支持部53は、折り曲げ部分から先端に向けて
次第に上昇するように傾斜している。この枠支持部53
の折り曲げ部分から先端は、ケース支持枠51の下側の
開口縁に接続されていると共にケース支持枠51の下側
の開口内に配置され、ケース49の底面を支持する。
【0026】上述した第2の保持部47は、機体部本体
19の後端から若干前側の後述する後輪の外側に配置さ
れ、種5(図示省略)を収容したケース54が載置され
る載置枠部55と、この載置枠部55と一方の前後方向
フレーム27とを接続する枠接続部57とからなる。
【0027】載置枠部55は、複数の長尺棒状体を格子
状に接続して形成され、走行機体部9の前後方向に沿っ
て配置されている。この載置枠部55は、前後方向の両
側から延設されている棒状の枠接続部57がそれぞれ一
方の前後方向フレーム27に図示しないヒンジを介して
接続されている。そして、枠接続部57は、ヒンジを介
して回動させることで、第2の保持部47を折り畳んだ
状態として載置枠部55を機体部本体19の側部に沿っ
て配置させることができる。
【0028】このような機体部本体19の前側に設けら
れている前輪21,21は、図1〜図3に示すように、
前側の幅方向フレーム31に接続されている支持フレー
ム59を介して支持されている。支持フレーム59は、
長尺棒状に形成され、幅方向フレーム31に略平行に配
置されている。この支持フレーム59は、長手方向の中
間部が前側の幅方向フレーム31の長手方向の中間部に
連結部61を介して一側と他側とが前後および上下に揺
動自在に支持され、前側の幅方向フレーム31の所定の
上方位置に配置されている。また、支持フレーム59
は、長手方向の寸法が前側の幅方向フレーム31よりも
長く形成され、長手方向の両側が前後方向フレーム2
7,29の外側面に対してそれぞれ外側に配置されてい
る。そして、支持フレーム59は、長手方向の両側に設
けられている前輪支持部63,63によりそれぞれ前輪
21,21を回転自在に支持している。これらの前輪支
持部63,63は、図示しないボルト締結用穴と支持フ
レーム59の図示しない複数のボルト締結用穴との間を
ボルト、ナットにより締結固定されており、支持フレー
ム59側のボルト締結用穴を選択的に変更することで、
機体部本体19の車高を調節することができる。また、
前輪21,21は、支持フレーム59の揺動により圃場
3の凹凸などを吸収することができる。
【0029】また、後輪23,23は、図2に示すよう
に、前後方向フレーム27,29の後端に対して若干前
側に配置されており、前後方向フレーム27,29の上
面に設けられた軸受けにクラッチボックス67を介して
相互に連結された車軸がそれぞれ挿通され、これらの車
軸の先端にそれぞれ設けられて機体部本体19に回転自
在に支持されている。これらの後輪23,23は、駆動
手段25により回転駆動されて走行機体部9を走行させ
る。
【0030】(駆動手段)駆動手段25は、機体部本体
19の後端に配置されて後側の幅方向フレーム33に固
定され、原動力を発生させるモータ部73と、このモー
タ部73の原動力を後輪23,23に伝達してこれらの
後輪23,23を回転駆動可能とする伝達部75と、こ
の伝達部75を制御するための制御部77とで形成され
ている。
【0031】伝達部75は、モータ部73の原動力によ
り回転駆動される図示しない二つの駆動プーリと、これ
らの駆動プーリとの間に伝達ベルトがそれぞれ巻き掛け
られてそれぞれ駆動プーリに従動する大、小従動プーリ
83,85と、これらの大、小従動プーリ83,85と
同軸上に設けられて大、小従動プーリ83,85の回転
に従動する図示しない従動プーリと、クラッチボックス
67に設けられ、従動プーリとの間に伝達ベルトが巻き
掛けられて従動プーリに従動し、従動プーリの回転をク
ラッチボックス67内に伝達する伝達プーリ89とを備
えている。
【0032】このような伝達部75を制御するための制
御部77は、操作フレーム35の横棒部39に設けられ
た二つの操作レバー91,93と、操作フレーム35の
把持棒部37の先端にそれぞれ設けられたクラッチレバ
ー95,97とを有している。操作レバー91,93
は、二つの駆動プーリにそれぞれ連結部99,101を
介して連結されており、操作されることで連結部99,
101を介して原動力による二つの駆動プーリの回転駆
動を選択的に行わせて機械的に伝達部75を制御してい
る。一方の操作レバー91は、操作されると大従動プー
リ83を従動させる駆動プーリをモータ部73の原動力
により回転駆動させ、走行機体部9を低速走行状態とす
る。また、他方の操作レバー93は、操作されると小従
動プーリ85を従動させる駆動プーリをモータ部73の
原動力により回転駆動させ、走行機体部9を高速走行状
態とする。
【0033】また、制御部77は、後述する着座部15
に着座した状態で走行機体部9を低速走行させるための
着座用の操作レバー103を備えている。着座用の操作
レバー103は、クラッチボックス67の外側面に支持
され、連結部99に接続されており、作業者により操作
されると、大従動プーリ83を従動させる駆動プーリを
モータ部73の原動力により回転駆動させる。
【0034】また、クラッチレバー95,97は、それ
ぞれ作業者が操作することでクラッチボックス67内の
図示しないクラッチ板を制御して後輪23,23の車軸
への原動力の伝達を遮断することができる。
【0035】上述した走行案内手段11は、接続部10
5を介して支持フレーム59に接続されている。接続部
105は、支持フレーム59に回動自在に連結されてい
る回動部107と、この回動部107に支持され、走行
案内手段11に接続されている接続棒部109とを備え
ている。
【0036】回動部107は、一対のアーム部111,
111と、これらのアーム部111,111を連結して
いる筒部117とからなる。アーム部111,111
は、それぞれ長手方向の中間部分を折り曲げられた長尺
棒状体からなり、走行機体部9の前後方向に沿って配置
されていると共に走行機体部9の幅方向に相互に対向配
置されている。これらのアーム部111,111は、長
手方向の一側が支持フレーム59の長手方向の中間部分
からそれぞれ所定のピッチを有した部分にヒンジ11
3,113を介して支持され、他側が機体部本体19の
前端に対して前側に配置されてヒンジ113,113を
支点に回動可能となっている。これらのアーム部11
1,111は、上面に突設されたストッパ部115、1
15が所定の回動位置で支持フレーム59に当接するこ
とで回動が規制される。また、アーム部111,111
は、長手方向の一側から他側に向けて次第に下方に傾斜
していると共に、折り曲げ部分から長手方向の他側に向
けて次第に相互に近づいて他側で筒部117により連結
されている。
【0037】筒部117は、上下に開口を有した円筒形
状に形成され、外周面にアーム部111,111の長手
方向の他側が一体成形されている。この筒部117は、
外周面から内周面にかけて貫通されてボルトを締結する
ための図示しない締結用穴を備えている。そして、筒部
117は、締結用穴にそれぞれボルトが締結されてボル
トの先端と内周面とにより内部に挿通されている接続棒
部109を支持している。
【0038】接続棒部109は、長尺円柱状に形成さ
れ、筒部117の上下開口からそれぞれ上方および下方
に突出している。この接続棒部109は、下端が走行案
内手段11に接続されている。
【0039】(走行案内手段)走行案内手段11は、播
溝7の内面を摺動する側壁121,121と、これらの
側壁121,121の前端から前側に延設されている前
端壁123,123とで形成されている。側壁121,
121は、矩形板状に形成され、走行機体部9の前後方
向に沿って配置されている。これらの側壁121,12
1は、上側から下側に向けて次第に相互に近づくように
傾斜して下端で相互に一体成形されている。これらの側
壁121,121の下端は、内側面に接続棒部109の
下端が接続されている。また、側壁121,121の外
側面には、合成樹脂からなる摺動板がそれぞれ貼り付け
られ、側壁121,121が播溝7の内面を摺動すると
きの摩擦抵抗を低減している。そして、側壁121,1
21の前端には、それぞれ前端壁123,123が一体
成形されている。
【0040】前端壁123,123は、板状体からな
り、側壁121,121の前端から前側に延設されてい
る。これらの前端壁123,123は、後側から前側に
向けて次第に相互に近づくように傾斜して前端で一体成
形されていると共に、上側から下側に向けて次第に相互
に近づくように傾斜して下端で一体成形されている。ま
た、前端壁123,123は、上縁が後側から前側に向
けて次第に上方に向かって傾斜している。
【0041】このような走行案内手段11は、一体に形
成されている接続部105の回動部107を回動させる
ときに、作業者が操作する接続部105用の操作部12
7を備えている。操作部127は、長尺棒状に形成され
て長手方向の一側が前端壁123,123の前端の内側
面に接続され、他側が前端壁123,123の前端の傾
斜に沿って上方に引き出されている。この操作部127
は、長手方向の他側に作業者が把持する環状の把持部1
29が一体成形されている。
【0042】走行案内手段11の走行機体部9の前後方
向の後端と機体部本体19の前端との間には、マーク付
け手段13が設けられている。このマーク付け手段13
は、接続部105の接続棒部109に支持部129を介
して支持され、回動部107のアーム部111,111
間に配置されている。支持部129は、接続棒部109
に係止されている係止筒部131と、この係止筒部13
1に揺動自在に支持された一対の支持アーム部133,
133とからなる。
【0043】係止筒部131は、円筒状に形成され、接
続棒部109の接続部105の筒部117に対して上方
に配置されている。この係止筒部131は、外周面から
内周面にかけて貫通したボルトを締結するための図示し
ない締結用穴を備えている。そして、係止筒部131
は、締結用穴にボルトが締結されて内部を挿通している
接続棒部109をボルトの先端と内周面とにより挟持し
て接続棒部109に係止されている。この係止筒部13
1には、外周面から後側に向けて突設された突部135
が設けられている。
【0044】この突部135は、板状体からなり、走行
機体部9の前後方向に沿って配置されている。この突部
135は、ヒンジ137を介して支持アーム部133,
133が接続されてる。
【0045】支持アーム部133,133は、長手方向
の一側と他側との間でクランク状に折り曲げられた矩形
板状からなり、走行機体部9の前後方向に沿って配置さ
れている。これらの支持アーム部133,133は、長
手方向の他側の内側面にそれぞれ後述する回転軸部13
9を受ける図示しない軸受け開口を有している。
【0046】そして、支持アーム部133,133は、
長手方向の一側と折り曲げ部分との間で、内側面間に突
部135を介在させ、ボルト、ナットにより相互に締結
固定されて折り曲げ部分から他側が所定のピッチを有し
て相互に対向配置していると共に、ヒンジ137により
突部135に揺動自在に接続されている。これらの支持
アーム部133,133は、長手方向の他側間にマーク
付け手段13を回転自在に支持している。
【0047】(マーク付け手段)マーク付け手段13
は、支持アーム部133,133間に回転自在に支持さ
れている環状の胴体部141と、この胴体部141の外
周面に突設された複数の突起部143とからなる。
【0048】胴体部141は、環状の板状体からなり、
内周面に中心を通って交差している棒状体の長手方向の
両側が一体成形されている。この胴体部141は、棒状
体の交差部分に幅方向両側の開口から突出する回転軸部
139が設けられている。そして、胴体部141は、回
転軸部139の両側が支持アーム部133,133の軸
受け開口内に挿入されて支持部129に回転自在に支持
されている。また、胴体部141は、外周面が下端で播
溝7の内面に接しており、走行機体部9の走行に応じて
回転駆動される。
【0049】この胴体部141の外周面に設けられてい
る複数の突起部143は、矩形板状体を幅方向の中間部
分で折り曲げて形成され、隣接間に外周面の周方向に沿
って所定のピッチを有して配置されている。また、複数
の突起部143は、図2、図3に示すように、胴体部1
41の幅方向に沿って配置されて幅方向の両側の中間部
分が胴体部141の外周面に固着されている。これらの
突起部143は、走行機体部9の走行に応じて胴体部1
41が回転駆動されることで、播溝7の長手方向に所定
のピッチごとに複数の溝部147を形成する。
【0050】(着座部)上述したように走行機体部9
は、作業者が着座する着座部15を有している。着座部
15は、図1に示すように、前後方向フレーム27,2
9間に設けられている底板部149と、この底板部14
9に接続されている背板部151とで形成されている。
底板部149は、矩形板状体からなり、幅方向フレーム
31,33に平行な方向にクラッチボックス67の若干
前側に配置されている。また、底板部149は、覆土手
段17の回動軌道上に配置されている。この底板部14
9は、長手方向の寸法が幅方向フレーム31,33と略
同一寸法となっており、前後方向フレーム27,29の
上面と長手方向の両側の裏面の前端とがヒンジ153,
153により連結されてヒンジ153,153を支点に
後端が回動可能となっている。また、底板部149は、
前端と機体部本体19の前側の幅方向フレーム27の後
端との間に長芋の種の長手方向の寸法よりも大きいピッ
チを有しており、幅方向フレーム27との間に作業者が
着座部15に着座した状態で、播溝7に種を配置するた
めの作業用穴150を形成している。
【0051】背板部151は、矩形板状に形成され、底
板部149の後端に接続金具により接続されている。こ
の背板部151は、底板部149に対して所定の上方位
置に配置されていると共に、下側から上側に向けて次第
に走行機体部9の後側に傾斜している。
【0052】(覆土手段)この着座部15の後側には、
図2、図3に示すように、走行に応じて播溝7に覆土す
る覆土手段17が設けられている。覆土手段17は、連
結部155を介して後側の幅方向フレーム33に連結さ
れている。連結部155は、後側の幅方向フレーム33
に回動自在に支持されている回動アーム部157と、こ
の回動アーム部157に接続されている横アーム部15
9とで形成されている。
【0053】回動アーム部157は、長尺棒状に形成さ
れて走行機体部9の前後方向に沿って配置されている。
この回動アーム部157は、長手方向の一側が後側の幅
方向フレーム33の長手方向の中間部にヒンジ161を
介して接続されており、他側が幅方向フレーム33に対
して前側に配置されている。また、回動アーム部157
には、作業者が連結部155の回動操作を行うための、
連結部155用の操作部163が設けられている。
【0054】操作部163は、回動アーム部157に接
続されている棒部165と、この棒部165を操作する
ときに作業者が把持すると共に、棒部165と操作用フ
レーム35の横棒部39とを接続する把持接続部167
とからなる。棒部165は、長尺状に形成されて長手方
向の一側がヒンジ169を介して回動アーム部157の
長手方向の中間部に接続されている。この棒部165の
長手方向の他側は、一側に対して上方に配置されて把持
接続部167に接続されている。
【0055】把持接続部167は、長手方向の一側を他
側に対して交差する方向に折り曲げて形成された矩形板
状体からなり、長手方向の他側がヒンジ171を介して
回動自在に横棒部39の長手方向の中間部に接続され、
一側と他側との間でヒンジ173により棒部165の他
側に接続されている。この把持接続部167は、ヒンジ
171を支点に長手方向の他側を上方に回動変位させる
と、棒部165が全体として上昇して回動アーム部15
7を回動させる。また、把持接続部167は、長手方向
の一側に、走行機体部9の幅方向に突設されて自身が回
動するときに作業者が把持する把持棒175を有してい
る。
【0056】上記回動アーム部157は、長手方向の他
側の下面に下方に向けて突出した突出部を備えており、
この突出部の下端に横アーム部159が一体成形されて
いる。横アーム部159は、長尺棒状に形成されて幅方
向フレーム31,33に略平行な方向に配置されてい
る。この横アーム部159は、長手方向の中心部に突出
部の下端が一体成形されている。
【0057】このような連結部155により後側の幅方
向フレーム33に連結されている覆土手段17は、播溝
7に盛土を形成する一対の盛土部177,177と、こ
れらの盛土部177,177による盛土を整える整土部
179とからなる。盛土部177,177は、板状体か
らなり、横アーム部159の長手方向の中心部から所定
のピッチ有した位置に接続されて対向配置されており、
相互に対向した内側面が後側に向けて次第に間の寸法を
小さくするように傾斜していると共に湾曲している。こ
れらの盛土部177,177は、前端間の寸法が播溝7
の開口縁間の寸法より若干大きくなっている。また、盛
土部177,177は、前端下部が圃場3に食い込んで
いる。
【0058】そして、盛土部177,177は、走行機
体部9が走行することで圃場3の土を対向した内側面に
沿って次第に播溝7側に掻き集めて播溝7上に盛土を形
成する。
【0059】整土部179は、長手方向の一側から他側
にかけて湾曲した矩形板状体からなり、中心部が回動ア
ーム部157に接続されて盛土部177,177の後端
に対して若干後側に配置されている。この整土部179
は、走行機体部9が走行することで、盛土部177,1
77により形成された盛土の上端を下端が通過して盛土
の形状を整える。
【0060】このように構成された播種用作業機1を用
いて長芋の播種を行う場合には、図1〜図3に示すよう
に、まず、走行案内手段11を播溝7内の長手方向の一
側に配置させて圃場3に走行機体部9を配置する。次
に、作業者が着座部15に着座して走行機体部9を走行
させる。そして、走行機体部9の走行に応じて作業者が
複数の種5を播溝7内に所定のピッチごとに適宜配置す
る。走行機体部9を走行させるときには、着座部15に
着座した作業者が操作レバー103を操作する。このと
き、走行機体部9は、低速走行状態となっており、走行
案内手段11により走行が案内されている。
【0061】走行案内手段11による走行機体部9の走
行の案内は、図1、図3に示すように、走行案内手段1
1の側壁121,121の摺動板が播溝7の内面を摺動
することで行われている。走行案内手段11の側壁12
1,121が播溝7の内面を摺動すると、走行案内手段
11に一体に形成された支持フレーム59に支持されて
いる前輪21,21が播溝7に沿った状態で位置決めさ
れる。このため、走行機体部9は、支持フレーム59を
揺動自在に連結している連結部61を支点に揺動した状
態となり、走行機体部9が走行に応じて次第に全体とし
て播溝7に沿う。
【0062】このように走行案内手段11に案内されて
走行機体部9が播溝7に沿って走行すると、図3に示す
ように、走行機体部9の走行に応じてマーク付け手段1
3により播溝7内にマーク付けが行われる。マーク付け
手段13により播溝7内にマーク付け行うときには、走
行機体部9の走行に応じて回転駆動されている胴体部1
41の外周面に設けられた複数の突起部143により播
溝7内に複数の溝部147を形成する。このとき、胴体
部141の回転駆動は、胴体部141の外周面が下端で
播溝7の内面に接しているため、走行機体部9が走行す
ることで強制的に行われている。
【0063】複数の突起部143により播溝7内に複数
の溝部147を形成するときには、複数の突起部143
内のいずれか1つが、胴体部141の回転によりマーク
付け手段13の下端に配置されて播溝7の内面に食い込
む。そこで、走行機体部9が走行し、胴体部141がさ
らに回転すると、播溝7の内面に食い込んでいる突起部
143が播溝7の内面から引き抜かれる。この結果、突
起部143により播溝7の内面に溝部147が形成され
る。そして、これらの作業が走行機体部9の走行と共に
連続的に行われることで、播溝7の内面に所定のピッチ
ごとに複数の溝部147が形成されてマーク付けが行わ
れる。
【0064】そこで、作業者は、図1、図2に示すよう
に、第1の保持部45に支持されているケース49から
種5を適宜取り出し、マーク付け手段13により形成さ
れた複数の溝部147ごとに走行機体部9の走行に応じ
て種5を連続的に播溝7内に配置する。このとき、播溝
7内への種5の配置は、着座部15の前側に設けらた作
業用穴150から行われている。そして、播溝7内に配
置された複数の種5は、隣接した根元間に所定のピッチ
を有しており、先端が隣接した種5の側方に位置してい
る。
【0065】なお、第1の保持部45に支持されている
ケース49内の種5がなくなった場合には、第2保持部
47により支持されて複数の種5が収容されているケー
ス54と第1の保持部45に支持されている空のケース
49とを交換する。
【0066】その後、複数の種5が内部に配置された播
溝7は、図3に示すように、走行機体部9の着座部15
に対して後側に設けられた覆土手段17が通過すること
で覆土される。覆土手段17により播溝7を覆土すると
きには、盛土部177,177が走行機体部9の走行に
より圃場3の土を対向した内側面に沿って次第に播溝7
側に掻き集めて播溝7上に盛土を形成し、この播溝7上
に形成された盛土の上端を整土部179の下端が通過し
て盛土の形状を整える。
【0067】このように、圃場3に長芋の播種を行った
後には、播種用作業機1を次の播溝7に移動させる。播
種用作業機1を次の播溝7に移動させるときには、図示
しないが、まず、回動部107を回動させ、次に、連結
部155を回動させる。回動部107を回動させるとき
には、接続部105用の操作部127の把持部128を
把持して操作部127を上方に引き上げる。このため、
操作部127に接続されている走行案内手段11が上方
に引き上げられてこの走行案内手段11に接続棒部10
9を介して一体に形成されている回動部107がヒンジ
113,113を支点に上方に回動変位する。また、回
動部107の回動と共に回動部107に接続棒部109
を介して一体に形成されているマーク付け手段13が上
方に引き上げられる。そして、回動部107は、所定の
回動位置でストッパ部115により回動が規制されると
共に回動状態が保持される。
【0068】この状態では、操作部127の把持部12
8が操作用フレーム35と略同一の走行機体部9の前後
方向位置に、かつ操作用フレーム35の若干上方位置に
配置されており、操作用フレーム35を操作している作
業者が把持部128を把持して操作部127を操作する
ことで、支持フレーム59を揺動させて走行機体部9の
操舵を行うことができる。そこで、連結部155を回動
させる。
【0069】連結部155を回動させるときには、作業
者が把持接続部167の把持棒175を把持して上方に
引き上げる。このため、把持接続部167がヒンジ17
1を支点に長手方向の他側が上方に回動変位してヒンジ
173を介して把持接続部167に接続されている棒部
165を全体として引き上げる。このとき、棒部165
にヒンジ169を介して接続されている回動アーム部1
57がヒンジ161を支点に上方に回動変位して横アー
ム部159を全体として上方に移動させる。この結果、
連結部155は、ヒンジ161を支点に全体として上方
に回動変位した状態となっており、覆土手段17を圃場
3に対して上方に配置し、覆土手段17の盛土部17
7,177が圃場3に干渉していない状態としている。
【0070】そこで、作業者は、クラッチレバー95,
97および操作部127の把持部128を操作すること
で、走行機体部9を操舵すると共に走行させ、次の播溝
7に走行機体部9を配置する。
【0071】上記作業を複数回繰り返すことで、複数並
列に播溝7が形成されている圃場3の全域にわたって長
芋の播種作業を行うことができる。
【0072】上記本実施形態の播種用作業機1では、走
行機体部9の走行に応じてマーク付け手段13により播
溝7内にマーク付けが行われ、かつマーク付け手段13
の後側に配置されている着座部15に作業者が着座した
状態で走行機体部9の走行により播溝7に沿って移動す
ると共に、マーク付け手段13により形成された複数の
溝部147ごとに作業用穴150から播溝7内に手作業
で連続的に種5を配置している。
【0073】このため、播種用作業機1では、マーク付
け手段13によりマーク付けを行いながら走行機体部9
の走行により播溝7に沿って作業者が移動して長芋の種
5の播溝7内への配置を行うことができ、かつ複数の種
5を隣接した根元間に確実に所定のピッチを有して配置
することができる。この結果、長芋の場合でも収穫時の
生産性を向上することができ、かつ播種作業の作業性の
低下を防止することができる。
【0074】また、作業者は、着座した状態で播溝7内
への種5の配置を行うため、播種作業時の苦痛が低減さ
れる。
【0075】さらに、播種用作業機1では、長芋の播種
に用いたが、例えば馬鈴薯などの播種にも用いることが
でき、かつ作業用穴150内に条播機や散播機などを配
置することで、麦類などの播種にも用いることができ
る。このため、播種用作業機1は、多種類の作物の播種
作業に用いることができ汎用性が高い。
【0076】本実施形態の播種用作業機1では、走行機
体部の走行に応じて回転駆動されている胴体部の外周面
に設けられた複数の突起部が、播溝内に複数の溝部を連
続的に所定のピッチで形成するため、マーク付けを容易
に行うことができる。
【0077】また、播種用作業機1は、駆動手段25に
より走行機体部9が自走すると共に、走行機体部9の走
行が走行案内手段11により案内されるため、走行機体
部9を操舵、駆動させる作業者を省略することができ
る。
【0078】また、播種用作業機1では、内部に種5が
配置された播溝7を走行機体部9の着座部15に対して
後側に設けられた覆土手段17が通過することで、播溝
7を覆土することができるため、播種作業の作業性をよ
り向上することができる。
【0079】なお、上記実施形態の播種用作業機1で
は、走行案内手段11をマーク付け手段13と別体に設
けていたが、マーク付け手段13と一体に設けてもよ
い。この場合には、走行案内部をマーク付け手段の胴体
部の幅方向の両側からそれぞれ突設された円錐柱状に形
成し、この円錐柱状部分が溝部147の内周面に摺動す
る。
【0080】さらに、播種用作業機1では、走行機体部
9が駆動手段25により駆動される自走式のものであっ
たが、駆動手段25を省略して作業者が押すことで走行
機体部9を駆動してもよい。この場合には、走行機体部
9を駆動している作業者が走行機体部9を操舵できるた
め、走行案内手段11を省略することができ、軽量化を
図ることができる。また、走行案内手段11のみを省略
してもよい。
【0081】上記実施形態の播種用作業機1では、種保
持部43が種を収容するケース49を支持するものであ
ったが、ケースを一体に形成したものでもよい。
【0082】また、播種用作業機1は、別部品からなる
着座部15を走行機体部9に取り付けたものであった
が、機体部本体の幅方向フレームを増加し、この幅方向
フレームにより形成してもよい。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、走行機体部の走行に応じてマーク付け手段により播
溝内にマーク付けが行われ、かつマーク付け手段の後側
に配置されている着座部に作業者が着座した状態で走行
機体部の走行により播溝に沿って移動すると共に、マー
ク付け手段により形成されたマークごとに播溝内に手作
業により連続的に種を配置することができる。
【0084】この結果、播種用作業機では、不定形の種
でも生産性を向上できると共に、播種作業の作業性を向
上することができる。
【0085】また、作業者は、着座した状態で播溝内へ
の種の配置を行うため、播種作業時の苦痛が低減され
る。
【0086】請求項2記載の発明は、走行機体部の走行
に応じて回転駆動されている胴体部の外周面に設けられ
た複数の突起部が、播溝内に複数の溝部を連続的に所定
のピッチで形成するため、マーク付けを容易に行うこと
ができる。
【0087】請求項3記載の発明は、駆動手段により走
行機体部が自走すると共に、走行機体部の走行が走行案
内手段により案内されるため、走行機体部を操舵、駆動
させる作業者を省略することができる。
【0088】請求項4記載の発明は、内部に種が配置さ
れた播溝を走行機体部の着座部に対して後側に設けられ
た覆土手段が通過することで、播溝を覆土することがで
きるため、播種作業の作業性をより向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる播種用作業機の一実施
形態を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す播種用作業機の着座部を省
略した状態の斜視図である。
【図3】図3は、図1に示す播種用作業機の要部斜視図
である。
【符号の説明】
1 播種用作業機 3 圃場 7 播溝 9 走行機体部 11 走行案内手段 13 マーク付け手段 15 着座部 17 覆土手段 25 駆動手段 141 胴体部 143 突起部 147 溝部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圃場に形成された播溝を跨いで走行可能
    な走行機体部と、この走行機体部に設けられ、前記走行
    機体部の走行に応じて前記播溝の長手方向に所定のピッ
    チごとにマーク付けするマーク付け手段と、前記走行機
    体部の前後方向の前記マーク付け手段の後側に設けられ
    て作業者が着座する着座部とを備えたことを特徴とする
    播種用作業機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の播種用作業機であって、 前記マーク付け手段が、前記走行機体部に回転自在に支
    持された環状の胴体部と、この胴体部の外周面の周方向
    に所定のピッチを有して突設された複数の突起部とから
    なり、前記走行機体部の走行に応じて前記胴体部が回転
    駆動され、前記突起部により前記播溝の所定のピッチご
    とに溝部を形成することを特徴とする播種用作業機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の播種用作業機で
    あって、 前記走行機体部を駆動する駆動手段と、前記走行機体部
    の走行を案内する走行案内手段とを前記走行機体部に設
    けたことを特徴とする播種用作業機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の播種用
    作業機であって、 前記走行機体部の前後方向の前記着座部の後側に設けら
    れ、前記走行機体部の走行に応じて前記圃場の播溝に覆
    土する覆土手段を備えたことを特徴とする播種用作業
    機。
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