JP2002253947A - 粉粒体原料の供給方法及び供給装置 - Google Patents

粉粒体原料の供給方法及び供給装置

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    • B65G47/02Devices for feeding articles or materials to conveyors
    • B65G47/16Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding materials in bulk
    • B65G47/18Arrangements or applications of hoppers or chutes
    • B65G47/19Arrangements or applications of hoppers or chutes having means for controlling material flow, e.g. to prevent overloading

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉粒体原料のホッパーからの供給においてブ
リッジの発生を防止し、安定的に連続定量供給する方法
及び装置を提供する。 【解決手段】 粉粒体原料20をホッパー30に投入
し、前記ホッパー30の下方に配置された搬送ベルト5
0を移動させて、前記ホッパー30の下端と前記搬送ベ
ルト50との隙間から粉粒体原料20を供給する方法に
おいて、搬送ベルト50を前進させるだけでなく、一時
的に反転して後退させながら供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体原料をホッ
パーから安定的に、連続定量供給する方法及び装置に関
し、更に詳しくは、原料供給の際に、ホッパー内でのブ
リッジが発生することを防止する方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、食品工業等における粉粒体原
料の供給方法として、ホッパーに原料を投入し、その下
方に搬送ベルトを配置して、ホッパーの下端と搬送ベル
トとの隙間から粉粒体原料を一定の厚さで流出させて、
搬送ベルトで搬送して供給する方法が広く用いられてい
る。
【0003】しかしながら、原料が粉粒体原料の場合に
は、ホッパー内で粉粒体どうしが圧縮されて密度が変わ
ったり、粉粒体相互間の摩擦が生じること等により流動
性が次第に悪くなり、最終的にはホッパー内にいわゆる
ブリッジが生成して、これが粉粒体原料の円滑な排出を
妨げ、粉粒体原料の安定した連続供給における問題点と
なっている。
【0004】このような現象は、通常の固体や液体には
ない粉粒体に特有の問題点であり、特に食品工業におい
ては、原料として種々の粉粒体を用いることから、安定
生産を妨げる要因の1つとなっている。
【0005】ここで、上記の問題点を解決するための従
来技術としては、ホッパー全体に外部から振動を与えて
ブリッジの形成を防止する手段、あるいはホッパー内部
に撹拌子又は振動子を物理的又は機械的に設け、これを
回転や振動等させることによりブリッジの形成を抑制す
る手段、更には、ホッパー内に圧力空気流を所定のタイ
ミングで吹き付け、その勢いでブリッジを崩すことによ
り防止する手段等が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術においては以下の問題点があり、必ずしも有効
なブリッジ防止手段とはなっていなかった。
【0007】すなわち、上記従来技術のうち、ホッパー
の全体に外部から振動を与えてブリッジを防止する方法
においては、ホッパーの中心部には振動が伝わり難くな
るので、粉粒体のブリッジ防止効果が場所によって十分
でないという問題点があり、また、また振動をかけすぎ
て逆に粉体が固く締まってしまい、かえって流動性を妨
げる場合も生じる。
【0008】また、撹拌機構や振動機構を内部に設ける
方法においては、上記とは逆に撹拌子や振動子の近辺の
粉体のみが振動し、離れた場所では効果が薄くなるとい
う問題点がある。更に、やはり振動をかけすぎて逆に粉
体が固く締まってしまい、かえって流動性を妨げる場合
も生じる。更にまた、撹拌機構や振動機構をホッパー内
部に設ける場合には、設置位置によっては機構自体が粉
粒体の流れを妨げることがある。更に供給装置が複雑に
なるので、装置が高価となり、しかもメンテナンスが必
要で扱い難いという問題点もある。
【0009】一方、ホッパー内に圧力空気を連続的又は
断続的に与える方法においては、ブリッジ防止としては
優れた効果が得られるものの、圧力空気の噴射位置、噴
射量や噴射のタイミングにより効果が微妙に異なるので
その設定が困難であり、しかも粉粒体の種類によって最
適条件をその都度選定しなければならないという問題が
ある。また、前記従来技術と同様に装置が高価になり、
メンテナンスが必要となるとともに、過剰な圧力空気に
より発塵しやすく、作業性が悪くなるという新たな問題
も生じる。
【0010】したがって、本発明の目的は、簡単な構造
でブリッジの発生を防止し、粉粒体原料をホッパーから
安定して供給できる方法及び装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の粉粒体原料の供給方法は、粉粒体原料をホ
ッパーに投入し、前記ホッパーの下方に配置された搬送
ベルトを移動させて、前記ホッパーの下端と前記搬送ベ
ルトとの隙間から前記粉粒体原料を流出させて供給する
方法において、前記搬送ベルトを前進させるだけでな
く、一時的に反転して後退させながら供給することを特
徴とする。
【0012】この供給方法によれば、ホッパーに投入さ
れた粉粒体原料は、ホッパーの下端と搬送ベルトとの隙
間から所定の厚さで流出し、搬送ベルトに載って送り出
され、所定の箇所に供給される。この場合、搬送ベルト
は前進するだけでなく、一時的に反転して後退するの
で、ホッパー内で粉粒体のブリッジが形成されても、あ
るいはブリッジが形成されやすい状態になっても、搬送
ベルトが後退するときに流出方向に逆流して戻されるこ
とにより、ブリッジが崩れ、あるいはブリッジの形成が
抑制されて、粉粒体原料の供給を安定して行うことがで
きる。
【0013】本発明の供給方法の好ましい態様によれ
ば、前記ホッパーの下端と前記搬送ベルトとの隙間に、
前記ホッパーの下端に隣接し、前記搬送ベルトの幅方向
に渡る回転ローラを有する。これにより、粉粒体原料が
搬送ベルトと回転ローラの隙間から流出するので、流出
口付近での摩擦が少なくなり、粉粒体原料が流出口付近
に詰まって強く圧縮されることが防止されるので、ブリ
ッジの形成をより効果的に防止できる。
【0014】本発明の供給方法の更に好ましい態様によ
れば、前記搬送ベルトの前進動作量に対する後退動作量
の割合が、1.5:1から10:1の範囲である。これ
によれば、搬送ベルトの前進量と後退量の割合が適切な
範囲に規定されるので、ブリッジの発生を有効に防止し
つつ、かつ次工程に必要な十分な供給量を確保できる。
【0015】本発明の供給方法の更に好ましい態様によ
れば、前記粉粒体原料が、スポンジケーキの粉砕物、き
な粉、ココアパウダー、ナッツ類、パフから選ばれた少
なくとも1種である。ナッツ類としては、アーモンド、
ピーナッツ、カシューナッツ、マカデミアナッツ、ヘー
ゼルナッツ、ココナッツ、くり、まつの実、等が挙げら
れる。これらの粉粒体原料は、粉体どうしが圧縮されて
ホッパーの流出口付近で詰まりやすく、本発明の供給方
法が特に効果的である。
【0016】一方、本発明の粉粒体原料の供給装置は、
粉粒体原料を投入するためのホッパーと、前記粉粒体原
料を搬送するための搬送ベルトとを備え、前記搬送ベル
トは、前記ホッパー下端から所定の距離だけ離れて下方
に配置されており、前記搬送ベルトは、前進動作だけで
なく、一時的に反転して後退する動作も行うように構成
されていることを特徴とする。
【0017】この供給装置によれば、搬送ベルトが、前
進動作だけでなく、一時的に反転して後退する動作も行
うことにより、ホッパー内で粉粒体のブリッジが形成さ
れても、あるいはブリッジが形成されやすい状態になっ
ても、搬送ベルトが後退するときに、ブリッジが崩れ、
あるいはブリッジの形成が抑制されて、粉粒体原料の供
給を安定して行うことができる。また、ホッパー本体に
は複雑な機構を有していないので、清掃、点検等のメン
テナンス性にも優れる。
【0018】本発明の供給装置の好ましい態様によれ
ば、前記ホッパーの下端に隣接して前記搬送ベルトの幅
方向に渡る回転ローラが設けられ、この回転ローラと前
記搬送ベルトとの間に所定の距離が設けられている。こ
れにより、前述したように、ブリッジ発生をより効果的
に防止できる。
【0019】なお、本発明において、ホッパーの下端に
回転ローラが設けられた場合のホッパー下端と搬送ベル
トとの距離は、回転ローラと搬送ベルトとの距離を意味
することにする。
【0020】本発明の供給装置の更に好ましい態様によ
れば、前記所定の距離(ホッパー下端と搬送ベルトとの
距離)が5〜20mmである。これにより、前記粉粒体
の供給量、供給厚さを最適な範囲に規定でき、次工程で
必要な分を確実に供給することができる。
【0021】本発明の供給装置の更に好ましい態様によ
れば、前記粉粒体原料が、スポンジケーキの粉砕物、き
な粉、ココアパウダー、ナッツ類、パフから選ばれた少
なくとも1種である。前述したように、これらの粉粒体
原料に対して、本発明の供給装置は、特に効果的に用い
られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながら更に詳しく説明する。図1には本発明による粉
粒体原料の供給装置の一実施形態が示されている。この
供給装置10は、粉粒体原料20を投入するためのホッ
パー30、ホッパー下端に隣接して配置された回転ロー
ラ40、及び粉粒体原料20を搬送するための搬送ベル
ト50より構成されている。
【0023】ホッパー30は、本実施の形態においては
角型で逆テーパー状をなしている。ここで、ホッパー3
0の材質はプラスチック、金属等特に限定されず、あら
ゆる材質が使用可能である。また、形状も特に限定され
ず、角型のみならず円筒状等でもよく、テーパーを有し
ていてもよく、粉粒体原料20の種類や供給量、及び搬
送ベルト40の幅等に応じて適宜選択可能であるが、ホ
ッパーの壁面は容積の確保、及び粉粒体原料20の流動
性確保の点から、できるだけ垂直に近いほうが好まし
い。
【0024】本実施の形態においては、更にホッパー3
0の下端に隣接し、搬送ベルト50の前進方向(図1で
は左側)に、搬送ベルト50の幅方向に渡る回転ローラ
40が設けられており、回転ローラ40は搬送ベルト5
0の移動方向に合わせて左右どちらにでも自由に回転す
るようになっている。本発明においては、回転ローラ4
0は必ずしも必要でなく、直接ホッパーの下端から所定
の距離だけ離れて搬送ベルト50が配置されていてもよ
い。
【0025】搬送ベルト50は、回転ローラ40の下端
から所定の距離hだけ離れて配置されている。ここで、
前記の所定の距離hは粉粒体原料の種類や供給量に応じ
て適宜選択可能であり特に限定されないが、5〜20m
mの範囲であることが好ましい。距離hが5mmより小
さいと粉粒体20の供給がスムーズでなく、搬送ベルト
50を反転、後退させた際に粉粒体原料20が圧縮され
て比重が変わってしまい、回転ローラ40の下端付近で
詰まり易くなるので好ましくなく、また20mmより大
きいと流出量が一定せず、定量性が悪くなる傾向がある
のでやはり好ましくない。
【0026】また、本実施の形態においては、搬送ベル
トの後退方向のホッパー後部下端31も上記所定の距離
hと同程度離れている。ここで、ホッパー後部下端31
と搬送ベルト50との距離は特に限定されず、必ずしも
必要ではないが、搬送ベルト50が反転して後退する際
に粉粒体20の逃げ部分となるよう、上記所定の距離h
と同程度離れていることが好ましい。
【0027】搬送ベルト50の搬送表面は平滑でもよ
く、また、凹凸があってもよく特に限定されない。更に
搬送ベルトの搬送面には、例えばその両側に所定の間隔
で対置された一対の仕切りガイド等が設けられていても
よい。
【0028】搬送ベルト50の両端にはベルト車51が
あり、図示しない駆動機構により駆動及び停止を行うこ
とにより間欠動作が可能となっている。また、所定のタ
イミングでベルト車51は反転動作が可能となってい
る。ここで、移動速度や反転のタイミングは搬送する粉
粒体20に応じて適宜設定可能である。
【0029】次に、この供給装置を用いた本発明による
粉粒体原料の供給方法について説明する。まず、粉粒体
原料20を所定量ホッパー30に投入する。粉粒体原料
20の種類としては特に限定されるものではないが、食
品素材等が好適に用いられ、特に菓子素材である、スポ
ンジケーキの粉砕物、きな粉、ココアパウダー、ナッツ
類、パフ等の、比重が軽く、空気を含有していてブリッ
ジを起こしやすい原料が好ましく適用できる。また、粉
粒体原料20の2種類以上を混合してホッパー30に投
入することも、もちろん可能である。そして、投入され
た粉粒体原料20は、ホッパー30の下方に配置された
搬送ベルト50上に到達後、ホッパー30内に徐々に堆
積される。
【0030】次に、搬送ベルト50を駆動させると粉粒
体原料20の供給が開始される。粉粒体原料20aが、
搬送ベルト50の進行方向(図1(a)では左側)に沿
って排出供給される。この際、図1(a)に示されるよ
うにホッパー30の下端に配置された回転ローラ40に
ならされながら、搬送ベルト50と回転ローラ40の間
から送り出されて一定の高さhで供給される。
【0031】このとき、特にホッパー30内部の下端の
回転ローラ40付近では、排出による圧力のため粉粒体
の密度が変化し、図1(a)に示すようなブリッジ60
が瞬間的に生じやすくなっている。しかしながら、搬送
ベルト50は所定の距離移動後に停止し、反転して所定
量後退する(図1(b))。これにより、瞬間的にブリ
ッジ60が生じたとしても、搬送ベルト50の後退によ
り粉粒体20aの一部がホッパー30内に戻され、更に
粉粒体原料20の底部が動くので、そのときの圧力によ
ってブリッジ60は直ちに崩される。この繰返しによっ
て、常にブリッジ60の発生を防止することができ、安
定的に粉粒物20aを定量供給できる。
【0032】ここで、搬送ベルト50を反転させるタイ
ミングと反転させる距離は、前進距離よりも後退距離が
短ければよく、粉粒体原料20の種類や供給量に応じて
適宜選択可能であり特に限定されないが、前進距離に対
する後退距離の比が1.5:1〜10:1の範囲である
ことが好ましい。前記の比が10:1より大きい場合、
後退距離が少ないので生成したブリッジを十分に崩せな
いので好ましくなく、また1.5:1より小さいと供給
速度が遅くなり生産性が低下するので好ましくない。
【0033】また、個々の前進動作及び後退動作は連続
動作に限らず、間欠動作でもよい。すなわち、1回の後
退動作が小刻みに間欠で行われてもよく、また、所定回
数の前進間欠動作の後、後退動作をさせてもよい。
【0034】本発明の供給方法及び供給装置により得ら
れた粉粒体原料20の使用方法については特に限定され
ないが、例えば粉粒体原料20が菓子原料であり、スポ
ンジケーキ破砕物等の場合には、次工程において例えば
シェルチョコレートの内部の具材として好適に用いるこ
とができる。
【0035】なお、搬送ベルト50を反転させるタイミ
ングは、前記のように所定の距離前進する毎に定期的に
行うようにしてもよく、前進距離に関係なく所定時間毎
に行うようにしてもよく、ホッパー内又はホッパー近傍
に配置したセンサによってブリッジ発生の兆候が検出さ
れたときに行うようにしてもよく、粉粒体原料の供給が
ストップしたときにこれを検知して行うようにすること
もできる。
【0036】
【実施例】開口部200×230mm、高さ250mm
のホッパーと、ホッパー下端に隣接する直径10mmの
回転ローラと、回転ローラの下端から8mmの位置に幅
300mmの搬送ベルトを配置した、図1に示すような
本発明の供給装置を用い、以下の実施例及び比較例の試
験を行ない、ブリッジの発生を比較した。
【0037】実施例 粉粒体としてスポンジケーキの粉砕物1kgをホッパー
に投入し、間欠動作で20cm前進させた後に反転させ
て5cm後退させながら、計1.5m/分の前進速度で
スポンジケーキ粉砕物を180分間連続供給した。
【0038】比較例 粉粒体としてスポンジケーキの粉砕物1kgをホッパー
に投入し、間欠動作で20cm毎に前進させ、計2.0
m/分の前進速度でスポンジケーキ粉砕物を20分間連
続供給した。
【0039】上記の実施例及び比較例の試験の結果、実
施例においてはブリッジは全く発生せず、運転180分
間にわたって連続的に安定してスポンジケーキ粉砕物が
供給可能であった。これに対して比較例においては、運
転2分後から断続的にブリッジが発生してしまい安定し
た定量供給性が得られなかった。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構造でブリッジの発生を防止し、粉粒体原料をホ
ッパーから安定的に連続定量供給する方法及び装置を提
供できるので、菓子等の製品の安定生産が可能となり、
また、ホッパー内のメンテナンス性にも優れるので生産
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造装置の一実施形態を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 供給装置 20 粉粒体原料 30 ホッパー 31 ホッパー後部下端 40 回転ローラ 50 搬送ベルト 51 ベルト車 60 ブリッジ h 回転ローラの下端から搬送ベルトまでの距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 88/26 B65D 88/26 A 4B036 88/28 88/28 4G068 B65G 65/42 B65G 65/42 C (72)発明者 増川 純夫 神奈川県横浜市鶴見区下末吉2−1−1 森永製菓株式会社プロセス開発研究所内 Fターム(参考) 3E070 AA19 AB11 FA20 FB01 GA05 HB14 VA02 VA14 VA15 VA17 WF12 3F075 AA08 BA01 BB01 CA02 CA09 CB14 CC08 4B014 GB01 GB12 GE06 GP07 GU15 4B020 LB22 LG01 LP30 4B025 LB10 LE01 LP20 LT09 4B036 LE01 LF17 LH28 LT07 4G068 AB22 AC11 AD29 AF21 AF31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体原料をホッパーに投入し、前記ホ
    ッパーの下方に配置された搬送ベルトを移動させて、前
    記ホッパーの下端と前記搬送ベルトとの隙間から前記粉
    粒体原料を流出させて供給する方法において、前記搬送
    ベルトを前進させるだけでなく、一時的に反転して後退
    させながら供給することを特徴とする粉粒体原料の供給
    方法。
  2. 【請求項2】 前記ホッパーの下端と前記搬送ベルトと
    の隙間に、前記ホッパーの下端に隣接し、前記搬送ベル
    トの幅方向に渡る回転ローラを有する請求項1記載の粉
    粒体原料の供給方法。
  3. 【請求項3】 前記搬送ベルトの前進動作量に対する後
    退動作量の割合が、1.5:1から10:1の範囲であ
    る請求項1又は2記載の粉粒体原料の供給方法。
  4. 【請求項4】 前記粉粒体原料が、スポンジケーキの粉
    砕物、きな粉、ココアパウダー、ナッツ類、パフから選
    ばれた少なくとも1種である請求項1〜3のいずれかに
    記載の粉粒体原料の供給方法。
  5. 【請求項5】 粉粒体原料を投入するためのホッパー
    と、前記粉粒体原料を搬送するための搬送ベルトとを備
    え、前記搬送ベルトは、前記ホッパー下端から所定の距
    離だけ離れて下方に配置されており、前記搬送ベルト
    は、前進動作だけでなく、一時的に反転して後退する動
    作も行うように構成されていることを特徴とする粉粒体
    原料の供給装置。
  6. 【請求項6】 前記ホッパーの下端に隣接して前記搬送
    ベルトの幅方向に渡る回転ローラが設けられ、この回転
    ローラと前記搬送ベルトとの間に所定の距離が設けられ
    ている請求項5記載の粉粒体原料の供給装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の距離が5〜20mmである請
    求項5又は6記載の粉粒体原料の供給装置。
  8. 【請求項8】 前記粉粒体原料が、スポンジケーキの粉
    砕物、きな粉、ココアパウダー、ナッツ類、パフから選
    ばれた少なくとも1種である請求項5〜7のいずれかに
    記載の粉粒体原料の供給装置。
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