JP4790137B2 - 粉粒体原料の供給方法及び供給装置 - Google Patents

粉粒体原料の供給方法及び供給装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉粒体原料をホッパーから安定的に、連続定量供給する方法及び装置に関し、更に詳しくは、原料供給の際に、ホッパー内でのブリッジが発生することを防止する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、食品工業等における粉粒体原料の供給方法として、ホッパーに原料を投入し、その下方に搬送ベルトを配置して、ホッパーの下端と搬送ベルトとの隙間から粉粒体原料を一定の厚さで流出させて、搬送ベルトで搬送して供給する方法が広く用いられている。
【0003】
しかしながら、原料が粉粒体原料の場合には、ホッパー内で粉粒体どうしが圧縮されて密度が変わったり、粉粒体相互間の摩擦が生じること等により流動性が次第に悪くなり、最終的にはホッパー内にいわゆるブリッジが生成して、これが粉粒体原料の円滑な排出を妨げ、粉粒体原料の安定した連続供給における問題点となっている。
【0004】
このような現象は、通常の固体や液体にはない粉粒体に特有の問題点であり、特に食品工業においては、原料として種々の粉粒体を用いることから、安定生産を妨げる要因の1つとなっている。
【0005】
ここで、上記の問題点を解決するための従来技術としては、ホッパー全体に外部から振動を与えてブリッジの形成を防止する手段、あるいはホッパー内部に撹拌子又は振動子を物理的又は機械的に設け、これを回転や振動等させることによりブリッジの形成を抑制する手段、更には、ホッパー内に圧力空気流を所定のタイミングで吹き付け、その勢いでブリッジを崩すことにより防止する手段等が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の従来技術においては以下の問題点があり、必ずしも有効なブリッジ防止手段とはなっていなかった。
【0007】
すなわち、上記従来技術のうち、ホッパーの全体に外部から振動を与えてブリッジを防止する方法においては、ホッパーの中心部には振動が伝わり難くなるので、粉粒体のブリッジ防止効果が場所によって十分でないという問題点があり、また、また振動をかけすぎて逆に粉体が固く締まってしまい、かえって流動性を妨げる場合も生じる。
【0008】
また、撹拌機構や振動機構を内部に設ける方法においては、上記とは逆に撹拌子や振動子の近辺の粉体のみが振動し、離れた場所では効果が薄くなるという問題点がある。更に、やはり振動をかけすぎて逆に粉体が固く締まってしまい、かえって流動性を妨げる場合も生じる。更にまた、撹拌機構や振動機構をホッパー内部に設ける場合には、設置位置によっては機構自体が粉粒体の流れを妨げることがある。更に供給装置が複雑になるので、装置が高価となり、しかもメンテナンスが必要で扱い難いという問題点もある。
【0009】
一方、ホッパー内に圧力空気を連続的又は断続的に与える方法においては、ブリッジ防止としては優れた効果が得られるものの、圧力空気の噴射位置、噴射量や噴射のタイミングにより効果が微妙に異なるのでその設定が困難であり、しかも粉粒体の種類によって最適条件をその都度選定しなければならないという問題がある。また、前記従来技術と同様に装置が高価になり、メンテナンスが必要となるとともに、過剰な圧力空気により発塵しやすく、作業性が悪くなるという新たな問題も生じる。
【0010】
したがって、本発明の目的は、簡単な構造でブリッジの発生を防止し、粉粒体原料をホッパーから安定して供給できる方法及び装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の粉粒体原料の供給方法は、粉粒体原料をホッパーに投入し、前記ホッパーの下方に配置された搬送ベルトを移動させて、前記ホッパーの下端と前記搬送ベルトとの隙間から前記粉粒体原料を流出させて供給する方法において、前記搬送ベルトを前進させるだけでなく、一時的に反転して後退させながら、前記搬送ベルトの前進動作量に対する後退動作量の割合が、1.5:1から10:1の範囲となるようにして供給することを特徴とする。
【0012】
この供給方法によれば、ホッパーに投入された粉粒体原料は、ホッパーの下端と搬送ベルトとの隙間から所定の厚さで流出し、搬送ベルトに載って送り出され、所定の箇所に供給される。この場合、搬送ベルトは前進するだけでなく、一時的に反転して後退するので、ホッパー内で粉粒体のブリッジが形成されても、あるいはブリッジが形成されやすい状態になっても、搬送ベルトが後退するときに流出方向に逆流して戻されることにより、ブリッジが崩れ、あるいはブリッジの形成が抑制されて、粉粒体原料の供給を安定して行うことができる。
また、前記搬送ベルトの前進動作量に対する後退動作量の割合が、1.5:1から10:1の範囲とされ、搬送ベルトの前進量と後退量の割合が適切な範囲に規定されるので、ブリッジの発生を有効に防止しつつ、かつ次工程に必要な十分な供給量を確保できる。
【0013】
本発明の供給方法の好ましい態様によれば、前記ホッパーの下端と前記搬送ベルトとの隙間に、前記ホッパーの下端に隣接し、前記搬送ベルトの幅方向に渡る回転ローラを有する。
これにより、粉粒体原料が搬送ベルトと回転ローラの隙間から流出するので、流出口付近での摩擦が少なくなり、粉粒体原料が流出口付近に詰まって強く圧縮されることが防止されるので、ブリッジの形成をより効果的に防止できる。
【0015】
本発明の供給方法の更に好ましい態様によれば、前記粉粒体原料が、スポンジケーキの粉砕物、きな粉、ココアパウダー、ナッツ類、パフから選ばれた少なくとも1種である。ナッツ類としては、アーモンド、ピーナッツ、カシューナッツ、マカデミアナッツ、ヘーゼルナッツ、ココナッツ、くり、まつの実、等が挙げられる。
これらの粉粒体原料は、粉体どうしが圧縮されてホッパーの流出口付近で詰まりやすく、本発明の供給方法が特に効果的である。
【0016】
一方、本発明の粉粒体原料の供給装置は、粉粒体原料を投入するためのホッパーと、前記粉粒体原料を搬送するための搬送ベルトとを備え、前記搬送ベルトは、前記ホッパー下端から所定の距離だけ離れて下方に配置されており、前記搬送ベルトは、前進動作だけでなく、一時的に反転して後退する動作も行うように構成されており、前記搬送ベルトの前進動作量に対する後退動作量の割合が、1.5:1から10:1の範囲とされていることを特徴とする。
【0017】
この供給装置によれば、搬送ベルトが、前進動作だけでなく、一時的に反転して後退する動作も行うことにより、ホッパー内で粉粒体のブリッジが形成されても、あるいはブリッジが形成されやすい状態になっても、搬送ベルトが後退するときに、ブリッジが崩れ、あるいはブリッジの形成が抑制されて、粉粒体原料の供給を安定して行うことができる。また、ホッパー本体には複雑な機構を有していないので、清掃、点検等のメンテナンス性にも優れる。
また、前記搬送ベルトの前進動作量に対する後退動作量の割合が、1.5:1から10:1の範囲とされ、搬送ベルトの前進量と後退量の割合が適切な範囲に規定されるので、ブリッジの発生を有効に防止しつつ、かつ次工程に必要な十分な供給量を確保できる。
【0018】
本発明の供給装置の好ましい態様によれば、前記ホッパーの下端に隣接して前記搬送ベルトの幅方向に渡る回転ローラが設けられ、この回転ローラと前記搬送ベルトとの間に所定の距離が設けられている。これにより、前述したように、ブリッジ発生をより効果的に防止できる。
【0019】
なお、本発明において、ホッパーの下端に回転ローラが設けられた場合のホッパー下端と搬送ベルトとの距離は、回転ローラと搬送ベルトとの距離を意味することにする。
【0020】
本発明の供給装置の更に好ましい態様によれば、前記所定の距離(ホッパー下端と搬送ベルトとの距離)が5〜20mmである。これにより、前記粉粒体の供給量、供給厚さを最適な範囲に規定でき、次工程で必要な分を確実に供給することができる。
【0021】
本発明の供給装置の更に好ましい態様によれば、前記粉粒体原料が、スポンジケーキの粉砕物、きな粉、ココアパウダー、ナッツ類、パフから選ばれた少なくとも1種である。前述したように、これらの粉粒体原料に対して、本発明の供給装置は、特に効果的に用いられる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照しながら更に詳しく説明する。
図1には本発明による粉粒体原料の供給装置の一実施形態が示されている。この供給装置10は、粉粒体原料20を投入するためのホッパー30、ホッパー下端に隣接して配置された回転ローラ40、及び粉粒体原料20を搬送するための搬送ベルト50より構成されている。
【0023】
ホッパー30は、本実施の形態においては角型で逆テーパー状をなしている。ここで、ホッパー30の材質はプラスチック、金属等特に限定されず、あらゆる材質が使用可能である。また、形状も特に限定されず、角型のみならず円筒状等でもよく、テーパーを有していてもよく、粉粒体原料20の種類や供給量、及び搬送ベルト40の幅等に応じて適宜選択可能であるが、ホッパーの壁面は容積の確保、及び粉粒体原料20の流動性確保の点から、できるだけ垂直に近いほうが好ましい。
【0024】
本実施の形態においては、更にホッパー30の下端に隣接し、搬送ベルト50の前進方向(図1では左側)に、搬送ベルト50の幅方向に渡る回転ローラ40が設けられており、回転ローラ40は搬送ベルト50の移動方向に合わせて左右どちらにでも自由に回転するようになっている。
本発明においては、回転ローラ40は必ずしも必要でなく、直接ホッパーの下端から所定の距離だけ離れて搬送ベルト50が配置されていてもよい。
【0025】
搬送ベルト50は、回転ローラ40の下端から所定の距離hだけ離れて配置されている。ここで、前記の所定の距離hは粉粒体原料の種類や供給量に応じて適宜選択可能であり特に限定されないが、5〜20mmの範囲であることが好ましい。距離hが5mmより小さいと粉粒体20の供給がスムーズでなく、搬送ベルト50を反転、後退させた際に粉粒体原料20が圧縮されて比重が変わってしまい、回転ローラ40の下端付近で詰まり易くなるので好ましくなく、また20mmより大きいと流出量が一定せず、定量性が悪くなる傾向があるのでやはり好ましくない。
【0026】
また、本実施の形態においては、搬送ベルトの後退方向のホッパー後部下端31も上記所定の距離hと同程度離れている。ここで、ホッパー後部下端31と搬送ベルト50との距離は特に限定されず、必ずしも必要ではないが、搬送ベルト50が反転して後退する際に粉粒体20の逃げ部分となるよう、上記所定の距離hと同程度離れていることが好ましい。
【0027】
搬送ベルト50の搬送表面は平滑でもよく、また、凹凸があってもよく特に限定されない。更に搬送ベルトの搬送面には、例えばその両側に所定の間隔で対置された一対の仕切りガイド等が設けられていてもよい。
【0028】
搬送ベルト50の両端にはベルト車51があり、図示しない駆動機構により駆動及び停止を行うことにより間欠動作が可能となっている。また、所定のタイミングでベルト車51は反転動作が可能となっている。ここで、移動速度や反転のタイミングは搬送する粉粒体20に応じて適宜設定可能である。
【0029】
次に、この供給装置を用いた本発明による粉粒体原料の供給方法について説明する。
まず、粉粒体原料20を所定量ホッパー30に投入する。粉粒体原料20の種類としては特に限定されるものではないが、食品素材等が好適に用いられ、特に菓子素材である、スポンジケーキの粉砕物、きな粉、ココアパウダー、ナッツ類、パフ等の、比重が軽く、空気を含有していてブリッジを起こしやすい原料が好ましく適用できる。また、粉粒体原料20の2種類以上を混合してホッパー30に投入することも、もちろん可能である。
そして、投入された粉粒体原料20は、ホッパー30の下方に配置された搬送ベルト50上に到達後、ホッパー30内に徐々に堆積される。
【0030】
次に、搬送ベルト50を駆動させると粉粒体原料20の供給が開始される。粉粒体原料20aが、搬送ベルト50の進行方向(図1(a)では左側)に沿って排出供給される。この際、図1(a)に示されるようにホッパー30の下端に配置された回転ローラ40にならされながら、搬送ベルト50と回転ローラ40の間から送り出されて一定の高さhで供給される。
【0031】
このとき、特にホッパー30内部の下端の回転ローラ40付近では、排出による圧力のため粉粒体の密度が変化し、図1(a)に示すようなブリッジ60が瞬間的に生じやすくなっている。しかしながら、搬送ベルト50は所定の距離移動後に停止し、反転して所定量後退する(図1(b))。これにより、瞬間的にブリッジ60が生じたとしても、搬送ベルト50の後退により粉粒体20aの一部がホッパー30内に戻され、更に粉粒体原料20の底部が動くので、そのときの圧力によってブリッジ60は直ちに崩される。この繰返しによって、常にブリッジ60の発生を防止することができ、安定的に粉粒物20aを定量供給できる。
【0032】
ここで、搬送ベルト50を反転させるタイミングと反転させる距離は、前進距離よりも後退距離が短ければよく、粉粒体原料20の種類や供給量に応じて適宜選択可能であり特に限定されないが、前進距離に対する後退距離の比が1.5:1〜10:1の範囲であることが好ましい。前記の比が10:1より大きい場合、後退距離が少ないので生成したブリッジを十分に崩せないので好ましくなく、また1.5:1より小さいと供給速度が遅くなり生産性が低下するので好ましくない。
【0033】
また、個々の前進動作及び後退動作は連続動作に限らず、間欠動作でもよい。すなわち、1回の後退動作が小刻みに間欠で行われてもよく、また、所定回数の前進間欠動作の後、後退動作をさせてもよい。
【0034】
本発明の供給方法及び供給装置により得られた粉粒体原料20の使用方法については特に限定されないが、例えば粉粒体原料20が菓子原料であり、スポンジケーキ破砕物等の場合には、次工程において例えばシェルチョコレートの内部の具材として好適に用いることができる。
【0035】
なお、搬送ベルト50を反転させるタイミングは、前記のように所定の距離前進する毎に定期的に行うようにしてもよく、前進距離に関係なく所定時間毎に行うようにしてもよく、ホッパー内又はホッパー近傍に配置したセンサによってブリッジ発生の兆候が検出されたときに行うようにしてもよく、粉粒体原料の供給がストップしたときにこれを検知して行うようにすることもできる。
【0036】
【実施例】
開口部200×230mm、高さ250mmのホッパーと、ホッパー下端に隣接する直径10mmの回転ローラと、回転ローラの下端から8mmの位置に幅300mmの搬送ベルトを配置した、図1に示すような本発明の供給装置を用い、以下の実施例及び比較例の試験を行ない、ブリッジの発生を比較した。
【0037】
実施例
粉粒体としてスポンジケーキの粉砕物1kgをホッパーに投入し、間欠動作で20cm前進させた後に反転させて5cm後退させながら、計1.5m/分の前進速度でスポンジケーキ粉砕物を180分間連続供給した。
【0038】
比較例
粉粒体としてスポンジケーキの粉砕物1kgをホッパーに投入し、間欠動作で20cm毎に前進させ、計2.0m/分の前進速度でスポンジケーキ粉砕物を20分間連続供給した。
【0039】
上記の実施例及び比較例の試験の結果、実施例においてはブリッジは全く発生せず、運転180分間にわたって連続的に安定してスポンジケーキ粉砕物が供給可能であった。
これに対して比較例においては、運転2分後から断続的にブリッジが発生してしまい安定した定量供給性が得られなかった。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡単な構造でブリッジの発生を防止し、粉粒体原料をホッパーから安定的に連続定量供給する方法及び装置を提供できるので、菓子等の製品の安定生産が可能となり、また、ホッパー内のメンテナンス性にも優れるので生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造装置の一実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 供給装置
20 粉粒体原料
30 ホッパー
31 ホッパー後部下端
40 回転ローラ
50 搬送ベルト
51 ベルト車
60 ブリッジ
h 回転ローラの下端から搬送ベルトまでの距離

Claims (7)

  1. 粉粒体原料をホッパーに投入し、前記ホッパーの下方に配置された搬送ベルトを移動させて、前記ホッパーの下端と前記搬送ベルトとの隙間から前記粉粒体原料を流出させて供給する方法において、前記搬送ベルトを前進させるだけでなく、一時的に反転して後退させながら、前記搬送ベルトの前進動作量に対する後退動作量の割合が、1.5:1から10:1の範囲となるようにして供給することを特徴とする粉粒体原料の供給方法。
  2. 前記ホッパーの下端と前記搬送ベルトとの隙間に、前記ホッパーの下端に隣接し、前記搬送ベルトの幅方向に渡る回転ローラを有する請求項1記載の粉粒体原料の供給方法。
  3. 前記粉粒体原料が、スポンジケーキの粉砕物、きな粉、ココアパウダー、ナッツ類、パフから選ばれた少なくとも1種である請求項1又は2記載の粉粒体原料の供給方法。
  4. 粉粒体原料を投入するためのホッパーと、前記粉粒体原料を搬送するための搬送ベルトとを備え、前記搬送ベルトは、前記ホッパー下端から所定の距離だけ離れて下方に配置されており、前記搬送ベルトは、前進動作だけでなく、一時的に反転して後退する動作も行うように構成されており、前記搬送ベルトの前進動作量に対する後退動作量の割合が、1.5:1から10:1の範囲とされていることを特徴とする粉粒体原料の供給装置。
  5. 前記ホッパーの下端に隣接して前記搬送ベルトの幅方向に渡る回転ローラが設けられ、この回転ローラと前記搬送ベルトとの間に所定の距離が設けられている請求項記載の粉粒体原料の供給装置。
  6. 前記所定の距離が5〜20mmである請求項又は記載の粉粒体原料の供給装置。
  7. 前記粉粒体原料が、スポンジケーキの粉砕物、きな粉、ココアパウダー、ナッツ類、パフから選ばれた少なくとも1種である請求項のいずれかに記載の粉粒体原料の供給装置。
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