JP2000191142A - 促す流量調整装置 - Google Patents

促す流量調整装置

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JP2000191142A
JP2000191142A JP10372071A JP37207198A JP2000191142A JP 2000191142 A JP2000191142 A JP 2000191142A JP 10372071 A JP10372071 A JP 10372071A JP 37207198 A JP37207198 A JP 37207198A JP 2000191142 A JP2000191142 A JP 2000191142A
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spokes
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granular material
horizontal
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Yoshinori Kamihoriuchi
義則 上堀内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は粉粒体5の縦形粉粒体容器1内の架
橋、分離等の挙動を調整する装置を得ようとするもので
ある。 【解決手段】 下端に排出口2を有する縦形粉粒体容器
1の内部に超低速回転横軸3を架設し、該横軸3の複数
位置にそれぞれ複数のスポーク4を設け、該スポーク4
の超低速回転により収容粉粒体5の挙動調整を促すこと
を特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は縦形粉粒体容器内に
供給された粉粒体を該容器の下端開口部から先入れ先出
しの要領で円滑均等に流出又は均等排出させる分野に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】貯槽よりの排出、供給は粉体取扱上最大
の困難とされ、材料そのものが複雑を極め、異なる毎に
考え、工夫して、発達してきたもので、一般性のあるも
のは、いまだに解決されていない粉体供給ではプロセス
性能を左右する程の問題点は粉体の架橋と分離である。
【0003】粉粒体の供給装置は多種多様で、粉粒体の
流動性は、力学的性質が極めて複雑で一見類似な粉体で
もかなり異なった挙動を示すことがあって、千差万別で
一般性がない。従って、これらの取扱は、その粉粒体ご
とに、その性状の異なるごとに、考えねばならないので
面倒である。こうして、粉粒体ごとに、メーカーごと
に、ばら、ばらに考案され、発達してきたけれど、供給
装置における架橋問題はプロセスの性能を左右するほど
の問題点でありながらいまだに解決されていない、粉粒
体は困難な取扱材料として多種多様の方法で取扱ってい
る。
【0004】静止状態から粉粒体が動き出すときのトラ
ブルが多く長時間貯蔵の場合固結し、架橋現象を起こ
し、多種様々の手段を講じて架橋を防止している。架橋
をこわすことは大変である。万一のことを考えて、架橋
を壊すのに最も都合のよい場所に穴を設けておくことが
考えられる。
【0005】しかし架橋の場合は、振動を与えると粉粒
体がしまって逆効果になる。粉体流出は、大きな粉体圧
がかかり、粉体圧の不動ができ、流れが不均一になる粒
の大きい、滑りのよい材料が先に流出して後には粉だけ
残り分離状態を起こす。出口つまりを起こす。その影響
を受け、不均一な供給となり、精度が低下し、トラブル
が起こった。
【0006】(1)架橋問題 粉粒体は連続的に運動している場合は、比較的問題が少
ないが静止状態から動き出す場合とか断続的供給には多
くの困難を伴う。しかし、これがプロセスの性能を左右
する可能性が大きく、従って貯槽およびホッパは粉粒体
取扱で架橋は最大の問題点である。
【0007】(2)架橋現象 容器内における粉体の架橋現象とは、粉体の付着力およ
び摩擦力、粒子同士のからみあいなどによって粉体内に
ある層にそれより上方の粉体の圧力とつり合うだけの支
持力が生じて、その層より下から支持力が0となって静
的なつり合いを保つ現象で、そのため容器下部から粉体
を重力で排出する際に閉塞を起こす。架橋は粒子同士の
からみあいおよび壁面との摩擦によって上方の粉体層の
目方を支えて生じる。
【0008】固結材料の物理的あるいは化学的状態およ
び性質が時間とともに変化して次第に固結していく傾向
があるものが貯層内に静置した時間、および保持条件
(温度、湿度など)によって固形閉塞する。この場合は
粉体層内にアーチが形成されるというより全体が一体の
固定になると考えられるから容器の形状にはほとんど無
関係である。
【0009】(3)フラッシング 微粉が容器の中で一時的に架橋を起こしアーチの下部に
空洞が生じた後アーチが崩れると崩れ落ちた粉体塊は急
激に流動化状態となり粘度の低い流体の如く流れる現象
をフラッシングという。
【0010】(4)粉粒体材料の取扱工程 貯蔵、供給および取出し、輸送。
【0011】(5)貯槽の名称 サイロ、タンク、バンカ、ビン、ホッパなどあるが各名
称につきはっきりした定義、区別などない。サイロは穀
類などのような大量貯蔵する容器の代表的な名称。容器
は通常床の広さに比べて高さが高く狭い床面積に対して
多量の材料を経済的貯蔵できるのが特徴である。色々な
材料に広く用いられるゆえその容量、寸法、形状など千
差万別で一定の範囲はない。重量では10t、数10
t、100t、200tの貯槽が普通である。
【0012】(6)問題点 容器の床面積が狭く高いので粉体圧が大きくかかり架橋
現象を起こし容器内で粉体層が静止している場合の方が
多く容器より材料取出し断続連続供給排出時等の問題が
ほとんどである。 ・現在における架橋防止策。 ・出口寸法をなるべく大きくする。 ・垂直壁を有する構造。 ・ホッパ角度は小さいほうがよい場合がある。しかしホ
ッパに長時間貯蔵するような取扱の場合はかえって強固
なアーチを形成するおそれがある。 ・容器内面に平滑な付着防止ライニングを施す。 仕切板の使用ホッパ内に垂直な平板を取付けることで垂
直壁の効果と粉体圧の減少によりアーチの形成を防止。 ・ボークールこれは人力により一時的に形成されたアー
チを棒などでくずしてやる。 ・振動板の設置(バイブレータの取付)逆効果で固結の
おそれがある。 ・通気、フラッシングの危険に対する対策が必要。 ・粉体の前処理例えば乾燥、湿り空気の遮断、微粉の調
整など。 ・なるべく断続運転、長時間貯蔵を避ける。取扱い温
度、湿度にどの調整、帯電性。
【0013】(7)現在装置に要求される事項 ・偏折、分離現象のないこと。 ・供給時、架橋、フラッシング現象のないこと。 ・付着および残留層のないこと(分離状態)。 これらの条件が満足されれば、先に投入された材料は必
ず先に排出されることになる。 ・排出が容易であること(粉粒体の流れは極力重力を利
用すべきである)。 ・粉粒体供給装置は均一な流れを保ち連続的、断続的に
供給する場合供給装置の前段あるいは後段のある状態に
対応して供給可能なこと。 ・定量性の要求を満たすには、当然安定した供給が必要
となる。温度、湿度、圧力、などの周囲の条件の変化に
対して供給量が著しく変わったり連続供給、間欠的な供
給装置にあって粉粒体の流れが止まっている間に架橋が
起こすことがないこと。 ・連続操作とくに自動化されたプロセスでは望まれる範
囲内で供給速度を自由調節できることが要求されるが、
量の変化と流量変化との関係は流体の場合と異なり支配
因子が多くて極めて複雑となる。高度の制御を要求され
現在供給装置では困難である。
【0014】(8)架橋対策 サイロ、タンクは比較的長い(高さ数10m)円筒部ま
たは角柱部の下にホッパ部があり上の部の粉付圧がホッ
パ部にかかりここで架橋現象を起こす。したがってこの
ホッパ部になんらかの手段を講じて架橋を防止せねばな
らない。最近工業の規模が大きくなり連続化、自動化さ
れるに従ってますます貯槽が大きくなり架橋の心配のあ
るものの大型タンクに貯蔵せざるを得なくなった。それ
に伴って困難な粉粒体の架橋対策の必要性が高まってい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は粉粒体の貯
槽、供給状態において最大の困難な問題点である架橋、
分離のない粉粒体取扱いを達成することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は下端に排出口を有する縦形粉粒体容器の内部
に超低速回転横軸を架設し、該横軸の複数位置にそれぞ
れ複数のスポークを設け、該スポークの超低速回転によ
り収容粉粒体の挙動調整を促すことを特徴とする促す流
量調整装置上記スポークが小径丸棒である上記第1発明
記載の促す流量調整装置によって構成される。
【0017】
【発明の実施の形態】機枠6に縦形の粉粒体容器1を設
け、該容器1の上端に粉粒体供給口1’を設け、下端に
排出口2を設ける。
【0018】上記容器1は上述のようにサイロ、タン
ク、バンカ、ビン又はホッパ等であり、寸法、形状及び
容量は上述のとおり大小のものが用いられる。
【0019】この容器1の内部には図1に示すように超
低速回転横軸3を側板1”、1”の外面に設けた軸受
7,7に軸支して両側板1”、1”間に架設する。
【0020】横軸3は水平軸であって水平中心線cに沿
って等間隔の複数位置(5ヶ所)にそれぞれ複数(2
個)のスポーク4、4を開き角180度に、上記水平中
心線cと直角方向(垂直方向)に設け、各位置のスポー
ク4,4は水平方向に隣接するスポーク4、4と図2に
示すように開き角45度に交差させる。
【0021】これらのスポーク4も上記横軸3の回転に
伴って超低速で上記水平中心線cの回りに回転する。
【0022】スポーク4の超低速回転は容器1内に収容
されている粉粒体5の挙動を促す作用のみであり、粉粒
体5を攪拌することはできない。
【0023】即ちスポーク4の超低速回転によってスポ
ーク4の付近即ち水平方向隣接スポーク4、4間(縦
目)の粉粒体5を回転方向に回動させるものではなく静
止又は下降中の粉粒体5をスポーク4の径又は幅の部分
のみ両側(縦目側)に押しやる作用によって水平方向の
粉粒体5のむらを均一化し、静止中の粉粒体5に下降促
進の刺激を与え或は流下中の粉粒体5の流路の調整を促
す。即ち上記粉粒体5の挙動調整を促すものである。ス
ポーク4は小径丸棒によって形成される。
【0024】上記横軸3は噛合歯車8、8及び歯車軸9
に設けた駆動調車10によって超低速で図2矢印a方向
に回転し、上記容器1の下端開口部2には搬出ベルトコ
ンベヤ11が設けられる。
【0025】又図3(イ)(ロ)図に示すように上記横
軸3及びスポーク4は容器1内に上下2個及び下部ホッ
パ1a部内に1個設け、或は図6(イ)(ロ)(ハ)図
に示すように可動調整両側板1b、1b間の排出口2に
設けられる。
【0026】図3(ロ)図に示すように上中下の横軸
3、3、3及びスポーク4、4、4の回転方向は上中段
それぞれ矢印a、bのように逆方向である。
【0027】このようにすることによって図3(イ)
(ロ)図及び図6(イ)(ロ)(ハ)図に示すように先
入先出しが行われ粉粒体5は均等排出される。又図5に
示す粉粒体5のむら5’は下段のスポーク4によって水
平方向に均整化される。
【0028】
【実施例】貯蔵 投入された静止状態の粉粒体は各促す装置(スポーク
4)により長時間休眠貯蔵でも促す目より僅かな粉体圧
は起こるが、有限粉体圧である。従来の無限粉体圧では
ない。各装置(スポーク4)によって粉体圧は段階に区
分し、緩和されている。槽1内の粉粒体は長時間断続に
関係なく常に定常状態である。
【0029】排出 信号による排出時は各装置(スポーク4)が動くと同時
に粉粒体5もいっせいに流動をはじめ静止時の僅かな粉
体圧現象を各装置毎に促す。粉粒体全体も連係状態で排
出流動し、槽内水平面減量状態で供給能力に合わして逐
次排出する。
【0030】排出供給 排出口2に取付けた促す装置(スポーク4)はベルトフ
ィーダ装置11または輸送機器の輸送能力に順応した排
出供給が可能である。貯槽1よりホッパへの排出供給も
ホッパ供給能力に合わして排出供給され、従来の如く上
方よりのどんどん押し詰め供給ではなく制御供給量(流
量調節量)が供給される。ホッパ1aの供給量に対する
減量流動は図3に示す水平面減量流動5”で供給され
る。排出供給口2の後方はベルト水平輸送方向と促す回
転方向は同一である。ゆえに僅かな巻き込み機能が起こ
る。この機能により後面に余分推積量は直ちに輸送さ
れ、初速度の一時的停止状態はほとんどない。排出供給
口2前方は僅かな傾斜推積量の上面をすり切り板2’に
よってすり切り輸送量を定寸法に整形され高精度の定量
輸送が達成される。
【0031】促す機 促す棒(スポーク4)によって促す縦目(縦方向)、促
す横目(横方向)を形成し、縦目は流動されてきた粉粒
体を各縦目の僅かな動きにより抑止流動調節を行う。促
す横目は各縦目の粉粒体密度が不均一の場合、促す横目
の自由出入作用によって密度の高い縦目から低い方の縦
目に出入移行し全縦目の粉粒体密度を均一にする。また
供給、排出シュートの傾斜面粉粒体もこの作用で供給口
上面縦目に出入移行で定常流動化し定量供給、排出を行
う。この促す機の装置により、架橋、固結、流量速度調
度を解決した促す機の流量調節機である。
【0032】促す軸は促す棒4(丸棒鋼)を直線状に固
定する。数量、長さ、太さなど容器の大きさ、粉粒体性
状によって決められ促す棒によって促す縦目、促す横目
を形成する。促す縦目は粉粒体流動に対して順応して流
動に対して正方向と逆方向があるが、促す棒の接触面が
円形状で細く回転速度が超低速度の僅かな動きと全促す
棒は正、逆と次々と変じ、粉粒体の自重、重力、流速度
等により流動に対する影響はほとんど起きず流動によっ
て立消える。促す横目は促す棒間の横の隙間で形成され
る。促す横目の機能は促す縦目の縦列流動物が接してい
る近接の縦目に粉粒体が自由に出入移行ができる作用で
ある。
【0033】この作用は促す中、第1の促す縦目の粉粒
体密度が高く、第2の促す縦目の密度が低い場合に自由
の出入移行動作により全縦目の密度が均一され定常流動
が達せられる。シュート流動では非常にこの作用が応用
される。この作用により偏向流動が促す縦目に流動され
ると密度の高い縦目は近接の縦目に促す横目より出入移
行して均一流動化され、減量水平面に流動される。この
移行は縦目密度が不均一外は行われず従来の自然落下流
動の如く粉粒体が自由に無限に行うことはできない縦
目、横目の枠内で行い流動方向、移行は自由に無限に行
うことは不可能である。どこまでも促す目の制御に従っ
て定常流動化される。
【0034】排出シュート あらゆる排出、供給シュートは装置から次の装置にその
材料の自重で落下移行されるもので集合落下のためにあ
る傾斜角と供給口の大きさを必要とするシュートは前の
装置から材料を受けて集め供給口より落下供給、排出す
る。
【0035】シュートの形状は貯槽粉粒体を集めるため
逆円錐、角錐、または2面傾斜面と垂直面状等で粉粒体
の流れ方向に断面積の減少している形状である。
【0036】促す目装置シュート 貯槽促す装置により粉粒体材料は定常流動状態でシュー
トに落下する。この粉粒体をシュート促す装置は受けて
集合し、供給口より供給排出する。
【0037】促す縦目の僅かな動きで各縦目密度調節を
粉粒体が自由に出入移行できる促す横目作用によって各
縦目は均一密度に調節される。逆錐面傾斜面の粉粒体は
逐次供給口面上に移行集合される。粉粒対は横目より供
給口面上の縦目に移行し促す縦目の僅かな動きによって
流量調節され定量、供給、排出される。
【0038】促す横目作用なければ傾斜面の粉粒体は流
動行場がなく固結する。従来はこのシュートで垂直材料
と傾斜材料、上方からの押し込み流動により閉塞架橋を
起こしていた。
【0039】促す流量調節装置 促す機を貯層など長い距離、架橋発生近辺、材料集合す
るシュート等トラブル発生場所に取付け粉粒体促す装置
として設け、貯蔵、排出、供給の架橋、閉塞、固結をな
くす。
【0040】粉粒体と促す流量調節装置 容器内粉粒体層が静止状態から動き出す場合とか、断続
的供給には多く問題点が伴う貯槽、ホッパ内では粉粒体
の付着力、摩擦力、粒子同士のからみあいなどによって
架橋、時間と共に変化して固結した層などの変化が起こ
る。
【0041】従来は、この状態に適切な対策もなく、重
力により自然落下方式で供給を行っている。静止から動
き出し、断続供給、供給中でも架橋による閉塞、途切
れ、バラツキ、供給などでプロセスの性能、運転機能に
も大きな問題点となっている。粉粒体促す装置は、架
橋、固結の多発場所、出口の狭くなっている位置に設
け、高い貯槽(サイロなど)などは単段、数段に設け
る。上方段の粉体圧は促す装置で緩和され下方段には大
きな粉体圧は受けない。(機械的架橋となる)粉粒体の
静止状態から供給の為動き出す時点で促す装置がゆっく
り回転し、促す目で粉粒体を促すと粉粒体は促され促す
目から重力によりそのままの状態層で自然落下し垂直に
流動する。粉粒体、微粉体に対する流速は各装置毎に緩
和調節される。出口での促す装置では流速度は緩和調節
され、フラッシング現象、分離現象を起こすことはな
い。促す目は隙間目が大きく目的として、ものを運ぶで
なく、促すためのものである。ゆえに粉粒体性質(種々
材料の混合物製品など)など破損することはない。促す
装置とは粉体が休眠している静止状態を促す機が僅かな
動きの促す目で粉体を促し、全体に目をさまし、定常状
態で粉体が動き出し、容器全体の粉体が同じ速度で同じ
垂直方向に流動し、定量供給でき、架橋分離などおこな
らない促す流動調節装置である。この発明によって粉粒
取扱困難はなくなり粉粒体工業界としてプラスになるこ
とは明らかである。
【0042】架橋は多発位置近辺に設けた促す装置によ
り粉粒体を促す、ほぐされる。促す目枠はなんの障害抵
抗、制約もふるい分類機能のない、促す目は各装置によ
り粉圧緩和機能を持ち、従来の槽高の上面からシュート
までの直通粉圧は起きない促す目より僅かな粉体圧は伝
わるが粉粒体全体が連係され、これによって僅かな架
橋、固結が起きても促す装置による架橋はなくなる。
【0043】分離は粉粒体全体が連係流動し各促す装置
により流動を抑止する。従来は槽高の最高上面より排出
シュートまでの長い距離間を我先にと滑りのより粒が先
に流動して分離が起きていた。促す目の僅かな動きによ
り粉粒自然体流量定常状態を維持し、排出速度に合わし
た、促す排出流動調節で均一流速で動き、架橋、分離の
ない貯槽における貯蔵、貯蔵供給排出ができる。
【0044】貯槽およびホッパ(供給装置) 粉粒体5を取扱うプロセスには、貯槽とホッパ1aが付
帯しておりプロセス全体に重要である。貯槽とは粉粒体
5を保持および貯蔵するあらゆる容器1の対象とし、ホ
ッパ1aとは粉粒体5を取出し、供給することを目的と
する装置で、逆円錐又は角錐状に材料5の流れの方向に
断面積の減少している形状のものをいう。ホッパ1aは
容器1とシュートの機能を兼ね備えていて、また貯層に
ホッパ部を有するものや、供給装置の一部としてホッパ
が一体構造になっている場合が多い。
【0045】供給輸送 粉粒体をある場所(通常はそれを処理する機器) 供給する装置、一定の場所から取出す装置、および比較
的近接した位置にある機器間の輸送(ベルトフィダな
ど)を含めて材料を移動される装置。
【0046】貯槽における促す流動調節装置 促す装置を、貯槽粉体の架橋の多発近辺を選定し、促す
機数と位置を決める。この貯槽では、上段、下段、排出
シュートに設けた3段四機中型促す貯蔵、排出装置であ
る。上段位置の両側面板に促す軸受を取付け、促す軸を
支持する。軸片方側面板にモーター取付台を固定し、取
付板を介してギヤーモーターを取付ける、軸との連結は
カップリングで連結して促す機を動かす。この取付け方
法は三段とも同一取付である。この種のギヤーモーター
になると、トルク、回転速度、ともに自由に最適な機種
を選べるモーター機能は回転速度スピードコントローラ
付で超低速度に自由調整設定できて、粉体に最適の促す
速度で促す流量調節を行う。促す回転方向も右、左と回
転方向を選び、粉体性状に対して同一回転、反対回転を
選び、設定、回転ではあまり影響はないけど、僅かな影
響はあるので回転方向も選び設定する。装置間の距離寸
法も粉体性状によって位置を決定。
【0047】従来高槽部の粉体圧がシュート部にかか
り、ここで架橋を起こしていたがこの促す装置を設ける
ことで架橋は起きない。各装置により静止状態時は機械
的架橋機能を持ち、粉体圧は各装置毎、分散緩和され
る。シュート促す装置は下段促す装置から流動してきた
粉粒体を促す流量調節し、粉体圧の緩和と流動調節行
う。
【0048】排出、静止状態の粉体層が排出信号で各装
置のモーターが始動し、促す装置が静止休眠粉体を促す
と同時に粉体は自重と重力で全粉体が同時に垂直流動、
同一方向に動き出す。静止状態時の僅かな固結、架橋層
は各促す装置によって促される。また装置間の層も上
段、下段の促す流動で促されて同一均一に流動する。材
料の粒の大きい滑りのよい粒でも全材料が安息角傾向は
全く起きず、垂直方向のみに流動し、全粉粒体が連係し
て同体となり定常状態を保って流動であり、滑りのよい
材料のみが別行動の過動的な流動は起こせない。流動過
渡現象は全くなく全粉粒体が液体状で流動するので分離
がない。促す流動された粉体(サラサラ粉体)は下段促
し装置より排出シュートへと流動する。下段促す装置か
らシュートへの粉体圧はほとんど起きない。各装置は上
方の粉体圧を下方に伝えにくく機械的架橋緩和機能を有
している。また促す目より粉粒体はなんの障害も受けず
に通りぬけるから分類機能は全くなく粉粒体は促す目か
ら排出に必要な分量のみ排出流動される。また促しによ
り材料の押出し機能は全くなく、粉粒体の自然状態を保
ち、流量調節して排出する。断続排出動作も同じく全粉
体が連係流動を促す装置により促す、ほぐされ、均一速
度で定量排出する。
【0049】小型促す流動調節装置 小型モーター使用困難、故障が多いため動力源を駆動モ
ーター12より伝動し、ギヤーボックスを介して、促す
回転させる構造である。1台のモーター12で駆動する
ので経済的である。また動作が確実に同時に行える。構
造が機械的に故障が少ない。回転速度がフィーダと促す
速度の違うVプーリー回転比の組み合わせが手間であ
る。促す軸に促す縦目、促す横目を形成された促す機軸
をホッパ側面に軸受を設けて、促す軸を回転させる。モ
ーター面にギヤー取付板をホッパ側面に取付け、ボック
ス後板を取付位置に取り付ける。促す軸先端軸受先端に
促すギヤーを固定し、Vプーリーギヤーと噛み合わせ
て、Vプーリー回転を促す軸に伝動する。Vプーリーは
駆動モーターに取付けたVプーリーとVベルトで直結
し、モーター回転動力を2枚のギヤーを介して、促す回
転に伝導する。Vベルト調整は促す軸を作用点にギヤー
ボックスが傾斜回動し、後板の長穴によって調整締めつ
ける。
【0050】ベルトフィーダにおける促す供給流量調節
装置 排出シュート付中型促す装置はシュート両側板に促す軸
受を取付け、促す機を支持し、片面軸側にモーター取付
台をシュート側板に固定し、ギヤーモーターを取付け、
モーター軸をカップリングで、連結した排出シュート促
す流量調節装置で、モーターはスピードコントローラ、
速度設定付で自由に速度選定が可能である。
【0051】貯槽排出シュートに供給ホッパを取付け、
ホッパ供給口シュート内に促す供給装置を設けたフィー
ダ定量供給装置である。促す機は供給口の供給効率のよ
い位置に設け、促す軸受けはホッパ垂直側板に両軸受を
取付け、動力源はフィーダ駆動モーダーより伝動され
る。フィーダ駆動モーター軸に、フィーダVプーリー促
すプーリを取付け、同軸、同回転で両装置に伝動する。
フィーダはベルト駆動ローラの先端のローラVプーリー
とモーターVベルトで直結してベルトを回転させる。ギ
ヤーボックスはモーター面の供給ホッパ垂直側板に取付
けられる。促すVプーリーはモーター軸VプーリーとV
ベルトで直結され、同軸のギヤーと促す軸ギヤーと噛み
合わせ、Vプーリーの回転を促す軸に伝動し、2枚のギ
ヤーの組み合わせによりフィーダベルトの水平方向の進
行方向と促すの回転は同一である。粉粒体は促す目より
ベルト上に落下した粉粒体は輸送面の水平進行と促す供
給回転動作で、僅かながら巻き込み現象を起こす。この
現象は初速度時に対して最高の好条件である。ベルトフ
ィーダーは定量輸送機で一定量毎輸送し、供給された粉
粒体を断続、連続輸送される。輸送粉粒体は袋詰め、機
配合装置、出荷システムなどに輸送される。
【0052】ベルトフィーダ供給 供給ホッパの供給口を調整板により輸送能力(少し大き
く)に合わして調整ボルトで設定する。
【0053】輸送信号で全促す装置、ベルトフィーダが
動き出す。静止状態であった粉粒体はいっさいに休眠状
態から目がさめ、槽内粉粒体は促す排出、上段、下段の
各促す装置により供給量あわせて、逐次排出される。ま
たこの排出動作では滑りやすい粉体が勝手に流動できな
い。各促す装置の縦目、横目を通り抜けなければなら
ず、粉粒体全体が連係体となっていて、走れる能力があ
っても暴走できない。粉粒体の流動を抑止し、抑制され
た量が排出する。排出シュートより粉粒体は供給ホッパ
に排出され供給ホッパ内の粉粒体は、促す供給によりベ
ルトフィーダの輸送量に、合わした量を調整供給シュー
ト口よりベルト上に供給落下する。供給促す回転速度は
輸送量に適した超低速度に合わして駆動モーター同軸に
取付けているが促す速度とベルトローラ速度は同一では
ないが、運転動作は同一動作である。輸送量と供給量、
促す速度が合致し、余分量(無駄量)は供給されず、ベ
ルト上に粉粒体の推積量がない。供給シュートの後面は
図の如くベルト水平輸送に対して促す回転は同一方向で
ある。ベルト上に落下した粉粒体の障害がなく、ほぼ一
時停止なく直ちに初速度(ベルト上での初輸送速度、障
害が生じていたらベルトだけ回転し輸送物はベルト上で
一時停止し、輸送待ち後初速度で輸送する)によって輸
送される。コンベアと供給口の促す回転によるごく僅か
に巻き込み機能が起こり初速度に拍車をかけるような輸
送状態である。前面は図の如く傾斜形推積量ができ、ベ
ルト輸送能力と供給能力が同じでも前面の傾斜推積量が
僅かに高目に輸送されて都合よく供給される。輸送量上
面はすり切板で切り揃え整形されて定量輸送される。供
給ホッパ内の粉粒体は図の如く促す供給により減量状態
は中くぼでなく、液体状の水平面状態で減量供給され
る。
【0054】尚図中12’は変速ギヤードモータ、13
は駆動調車でありベルトコンベヤ11の速度は約4m/
分でありスポーク4の超低速回転速度は粉粒体5の種類
により変速可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので粉粒
体の貯蔵、供給に際し、架橋や分離がなく先入れ、先出
しによる均等排出を行い得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の促す流量調整装置を示す縦断正面図で
ある。
【図2】図1A−A線による側面図である。
【図3】(イ)図はサイロ状貯槽の縦断正面図である。 (ロ)図は(イ)図の側面図である。
【図4】容器下部の縦断側面図である。
【図5】図4を右方から見た正面図である。
【図6】(イ)(ロ)(ハ)図は粉粒体の均等下降状態
の側面図である。
【図7】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)図は従来のホッパに
よる粉粒体排出状態の縦断面図である。
【図8】(イ)図は従来のサイロ状容器の縦断側面図で
ある。 (ロ)図は(イ)図の縦断正面図である。
【図9】(イ)図は従来の排出状態の側面図である。 (ロ)図は(イ)図の正面図である。
【図10】(イ)(ロ)(ハ)図は従来のホッパによる
粉粒体排出状態の側面図である。
【図11】(イ)(ロ)図は従来のサイロによる粉粒体
排出状態の側面図である。
【符号の説明】
1 縦形粉粒体容器 2 排出口 3 超低速回転横軸 4 スポーク 5 収容粉粒体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に排出口を有する縦形粉粒体容器の
    内部に超低速回転横軸を架設し、該横軸の複数位置にそ
    れぞれ複数のスポークを設け、該スポークの超低速回転
    により収容粉粒体の挙動調整を促すことを特徴とする促
    す流量調整装置。
  2. 【請求項2】 上記スポークが小径丸棒である請求項1
    記載の促す流量調整装置。
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