JP2002249341A - モールドプレス成形用光学ガラス - Google Patents

モールドプレス成形用光学ガラス

Info

Publication number
JP2002249341A
JP2002249341A JP2001042422A JP2001042422A JP2002249341A JP 2002249341 A JP2002249341 A JP 2002249341A JP 2001042422 A JP2001042422 A JP 2001042422A JP 2001042422 A JP2001042422 A JP 2001042422A JP 2002249341 A JP2002249341 A JP 2002249341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
optical glass
less
mold press
refractive index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001042422A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4697646B2 (ja
Inventor
Fumio Sato
史雄 佐藤
Koichi Yabuuchi
浩一 籔内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority to JP2001042422A priority Critical patent/JP4697646B2/ja
Publication of JP2002249341A publication Critical patent/JP2002249341A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4697646B2 publication Critical patent/JP4697646B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/04Glass compositions containing silica
    • C03C3/076Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
    • C03C3/095Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing rare earths
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/04Glass compositions containing silica
    • C03C3/076Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
    • C03C3/097Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing phosphorus, niobium or tantalum

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屈折率(nd)が1.50〜1.60、アッ
ベ数(νd)が55以上、軟化点が650℃以下、成形
工程中に失透し難くしかも高い耐候性を兼ね備えたモー
ルドプレス成形用光学ガラスを提供することである。 【解決手段】 重量%でSiO2 50.6〜60%、
Al23 0〜15%、B23 1〜12%、MgO
0〜10%、CaO 0〜15%、BaO 0〜11.
5%、SrO 4.1〜15%、ZnO 0〜10%、
Li2O 3〜12%、Na2O 0〜10%、K2
0〜9%、TiO2 0〜0.4%、ZrO2 0〜10
%、La23 7.1〜15%、Gd23 0〜10
%、Nb2 5 0〜4.5%、Bi23 0〜5%、M
gO+CaO+BaO+SrO 10〜27%、Li2
O+Na2O+K2O 5〜14.5%の組成を有するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモールドプレス成形用光
学ガラスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD、MD、DVDその他各種光ディス
クシステムの光ピックアップレンズ、ビデオカメラや一
般のカメラの撮影用レンズ等の光学レンズ用に、屈折率
(nd)が1.50〜1.60、アッベ数(νd)が5
5以上の光学ガラスが使用されている。従来、このよう
なガラスとしてSiO2−PbO−R'2O(R'2Oはア
ルカリ金属酸化物)を基本とした鉛含有ガラスが広く使
用されていたが、近年では環境上の問題からSiO2
23−RO(ROは2価の金属酸化物)−R'2O系等
の非鉛系ガラスに切り替えられつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの光ピックアッ
プレンズや撮影用レンズは、溶融ガラスをノズルの先端
から滴下し一旦液滴状ガラスを作製し、研削、研磨、洗
浄して得られるプリフォームガラス、または溶融ガラス
を急冷鋳造し一旦ガラスブロックを作製し、同じく研
削、研磨、洗浄して得られるプリフォームガラスを、精
密加工を施した金型によって、軟化状態のプリフォーム
ガラスを加圧成形し、金型の表面形状をガラスに転写さ
せる、いわゆるモールドプレス成形法が広く用いられて
いる。
【0004】しかしながら上記した非鉛系のプリフォー
ムガラスは一般に軟化点が高いため、金型が劣化して成
形精度が低下したり、ガラス成分の揮発による金型汚染
が生じる等、モールドプレス成形に適していないという
問題がある。
【0005】また軟化点を低下させる目的で、ホウ酸や
アルカリ金属酸化物を多量に含有させたモールドプレス
成形用ガラスが存在するが、これらのプリフォームガラ
スは、溶融、成形工程で失透ブツや脈理が発生し易いた
め、ガラスに内部欠陥が生じて量産化に適していない。
またこの内部欠陥は最終製品にも直接影響を与え、設計
通りの光学特性を得られないという問題がある。さらに
切削、研磨、洗浄工程におけるガラス成分の研磨洗浄水
や各種洗浄溶液中への溶出によって表面の変質が起こる
等、耐候性が悪く、最終製品においても、高温多湿状態
に長時間晒されるとガラスの表面が変質し、信頼性を損
なうという問題がある。
【0006】本発明の目的は、上記した問題を改善し、
屈折率(nd)が1.50〜1.60、アッベ数(ν
d)が55以上、軟化点が650℃以下、成形工程中に
失透し難くしかも高い耐候性を兼ね備えたモールドプレ
ス成形用光学ガラスを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のモールドプレス
成形用光学ガラスは、重量%でSiO2 50.6〜6
0%、Al23 0〜15%、B23 1〜12%、M
gO 0〜10%、CaO 0〜15%、BaO 0〜
11.5%、SrO 4.1〜15%、ZnO0〜10
%、Li2O 3〜12%、Na2O 0〜10%、K2
O 0〜9%、TiO2 0〜0.4%、ZrO2 0〜
10%、La23 7.1〜15%、Gd23 0〜1
0%、Nb25 0〜4.5%、Bi23 0〜5%、
MgO+CaO+BaO+SrO 10〜27%、Li
2O+Na2O+K2O 5〜14.5%の組成を有する
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のモールドプレス成形用光学ガラスは、
La23を7.1%以上含有するために、作業範囲(成
形温度―液相温度)が50℃以上と広くなり、成形工程
中で失透しにくくプリフォームガラスの量産に適してい
る、しかも高屈折率、低軟化点である。またLa2
3は、切削、研磨、洗浄工程での研磨洗浄水や各種洗浄
溶液中へのガラス成分の溶出を抑え、特に最終製品にお
ける高温多湿状態に長時間晒した場合にガラス表面の変
質を抑える効果がある。
【0009】以下に組成範囲を限定した理由を述べる。
【0010】SiO2はガラスの骨格を構成する成分で
あり、耐候性を向上させる効果がある。その含有量は5
0.6〜60%、好ましくは50.8〜58%である。
SiO2が60%を超えると屈折率が低くなり過ぎた
り、軟化点が650℃を超えてしまう。一方、50.6
%より少ないと、耐酸性や耐水性等の耐候性が著しく悪
化する。
【0011】Al23はSiO2と共にガラスの骨格を
構成する成分であり、耐候性を向上させる効果がある。
特にSiO2‐B23‐RO‐R'2O‐La23系ガラ
スでは、ガラス中アルカリ成分の、水への選択的溶出を
抑制する効果が顕著であり、その含有量は0〜15%、
好ましくは1〜10%である。Al23が15%を超え
ると失透し易くなり、溶融性も著しく悪化して脈理や泡
がガラス中に残り、レンズ用ガラスとしての要求品位を
満たさなくなる。
【0012】B23はアッベ数(νd)を高める成分と
して必須である。また軟化点を低下させ、モールドプレ
ス成形においてガラスと金型の融着防止に効果があり、
その含有量は1〜12%、好ましくは3〜9.5%であ
る。B23が12%を超えるとガラス溶融時にB23
R'2Oで形成される揮発物が多くなり、脈理の生成を助
長してしまう。またモールド成形時にも揮発が生じて金
型を汚染し、金型の寿命を大きく縮めてしまう。さらに
耐候性が著しく悪化する。一方B23が1%に満たない
と、アッベ数が55より小さくなる。
【0013】MgO、CaO、BaO、SrOは融剤と
して作用するとともに、SiO2‐B23‐RO‐R'2
O‐La23系ガラスにおいて、アッベ数を低下させず
に屈折率を高める効果がある。その合量は10〜27
%、好ましくは12〜24%である。27%を越える
と、プリフォームガラスの溶融、成形工程中に失透ブツ
が析出し易く、液相温度が上がって作業範囲が狭くなり
量産化し難くなる。さらにガラスから研磨洗浄水や各種
洗浄溶液中への溶出が激しくなり、また高温多湿状態で
のガラス表面の変質が顕著となり、耐候性が著しく悪化
する。一方10%より少ないと、屈折率が低くなり過ぎ
たり、軟化点が650℃を超えてしまう。
【0014】MgOは屈折率を高める成分であるが、分
相性が強く、また液相温度を高める傾向があるため、そ
の含有量は0〜10%、好ましくは0〜5%である。
【0015】CaOは屈折率を高める成分であり、Mg
Oに比べると、分相性は強くないため、15%まで含有
させることができる。好ましくは0〜6%である。
【0016】BaOは屈折率を高める成分であり、また
このガラス系においては液相温度を低下させ作業性を向
上させる効果もある。しかし、高温多湿状態でガラス表
面からの析出量が他のRO成分に比べ著しく多いため、
多量に含有させると最終製品の耐候性を著しく損なうこ
とになる。それ故、その含有量は11.5%以下、好ま
しくは3〜10%である。
【0017】SrOは屈折率を高めるための必須成分で
あり、他のRO成分に比べて液相温度を下げる効果があ
るため作業範囲が広くなる。またBaOに比べると、高
温多湿状態でのガラス表面からの析出程度は少なく、耐
候性に優れた製品を得ることができる。その含有量は
4.1〜15%、好ましくは4.1〜13%である。S
rOが15%を超えると液相温度が上がって作業範囲が
狭くなる。一方4.1%より少ないと屈折率が低くなり
過ぎたり、軟化点が650℃を超えてしまい、所望の特
性を得ることができなくなる。
【0018】Li2O、Na2O及びK2Oは軟化点を低
下させるための成分であり、その合量は5〜14.5
%、好ましくは6.5〜14.5%である。14.5%
を超えると液相温度が著しく上がって、作業範囲が狭く
なり量産性に悪影響を及ぼし、また耐候性が著しく悪化
する。一方5%より少ないと軟化点が高くなる。
【0019】Li2OはR'2O成分の中で最も軟化点を
低下させる効果があるため、必須成分である。その含有
量は3〜12%、好ましくは3〜10%である。12%
を超えると分相性が強く、液相温度が高くなって作業性
が悪くなる。一方3%より少ないと軟化点が650℃を
越えてしまう。
【0020】Na2O、K2Oは軟化点を低下させる効果
はあるが、B23とともに、ガラス溶融時のB23
R'2Oで形成される揮発物が多くなり、脈理の生成を助
長してしまう。またモールド成形時にも揮発が生じて金
型を汚染し、金型の寿命を大きく縮めてしまう。このた
め、Na2Oの含有量は0〜10%、好ましくは0.5
〜5%である。同様にK2Oの含有量は0〜9%、好ま
しくは0〜5%である。
【0021】La23は、十分な作業範囲を確保するた
めの必須成分であり、アッベ数を低下させることなく屈
折率を高める効果と軟化点の上昇を抑え、また耐候性を
向上させる効果がある。その含有量は7.1〜15%、
好ましくは8.1〜14%である。15%を超えると分
相性が強くなり、液相温度が上がって作業性が大幅に低
下する。一方7.1%より少ないと作業範囲が著しく狭
くなる。
【0022】Gd23は屈折率を高める成分であるが、
分相性が強く、液相温度を上げる傾向があるため、その
含有量は10%以下、特に5%以下にすることが望まし
い。
【0023】ZrO2、ZnO、Nb25は屈折率を高
める成分であり、その含有量はZrO2が0〜10%、
好ましくは0〜5%、ZnOが0〜10%、好ましくは
0〜5%、Nb25が0〜4.5%、好ましくは0〜3
%である。各成分がその範囲を超えるとアッベ数(ν
d)が下がって、所望の光学定数を得られず、失透傾向
も強くなり、均質なガラスが得られなくなる。
【0024】Bi23は屈折率を高める成分であり、モ
ールドプレス成形において、ガラスと金型の融着防止に
効果があるが、成形時の加熱によって着色する傾向が強
くなるため、その含有量は0〜5%、好ましくは3%以
下にすることが望ましい。
【0025】上記以外にも、P25は、モールドプレス
成形においてガラスと金型の融着防止や液相温度の低下
に効果があるが、分相性が強く耐水性が低下する傾向が
あるため、その含有量は5%以下、特に3%以下が望ま
しい。光学定数の調整成分として、TiO2は、0〜
0.4%含有することができ、清澄剤としてSb23
を添加することもできる。またPbOやAs23等は環
境上好ましくないため、使用しないほうがよい。さらに
Agおよびハロゲン類は、光可逆変色キャリヤーとなる
ので入れないほうがよい。
【0026】上記組成を有するガラスは、屈折率(n
d)が1.50〜1.60、アッベ数(νd)が55以
上、軟化点が650℃以下、△T={成形温度(10
2.5ポイズでの温度)−液相温度}が50℃以上、日本
光学硝子工業会規格JOGISによる粉末法耐水性での
重量減が0.10%未満、同粉末法耐酸性での重量減が
0.35%未満の特性を有する。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
【表5】
【0033】
【表6】
【0034】表1〜6は、本発明の実施例(試料No.
1〜10)及び比較例(試料No.11〜19)を示し
ている。
【0035】試料は次のようにして調製した。まず表に
示す組成になるようにガラス原料を調合し、白金ルツボ
を用いて1400℃で4時間溶融した。溶融後、融液を
カーボン板上に流しだし、更にアニール後、各測定に適
した試料を作製した。
【0036】得られた試料について、屈折率(nd)、
アッベ数(νd)、軟化点(Ts)、耐水性、耐酸性、
成形温度(TW)及び液相温度(TL)を測定した。それ
らの結果を各表に示す。
【0037】表から明らかなように、本発明の実施例で
あるNo.1〜10の各試料は、屈折率(nd)が1.
5363〜1.5922であり、アッベ数(νd)が5
6.2以上であり、軟化点(Ts)が639℃以下であ
った。また耐水性は重量減が0.09%以下、耐酸性は
重量減が0.27%以下であり、耐候性が良好であっ
た。また成形温度と液相温度の差(△T)は95℃以上
であったので作業性が優れていた。これに対し、比較例
であるNo.11、12、13、14、17は耐候性が
悪く、そのうちNo.11、13、14、17は△Tが
50℃より小さいので作業範囲が狭く、さらにNo.1
7は軟化点が650℃より高く、屈折率が1.50より
低かった。No.15はアッベ数が55より低かった。
No.16は軟化点が650℃より高かった。No.1
8、19は屈折率が1.50より低く、軟化点が650
℃より高かった。
【0038】なお屈折率(nd)は、ヘリウムランプの
d線(587.6nm)に対する測定値で示した。アッ
ベ数は上記したd線の屈折率と水素ランプのF線(48
6.1nm)、同じく水素ランプのC線(656.3n
m)の屈折率の値を用い、アッベ数(νd)=[(nd
−1)/(nF−nC)]式から算出した。軟化点は、
日本工業規格R−3104に基づいたファイバーエロン
ゲーション法によって測定した。耐水性及び耐酸性は、
日本光学硝子工業会規格06−1975に基づき、ガラ
ス試料を粒度420〜590μmに破砕し、その比重グ
ラムを秤量して白金篭に入れ、それを試薬の入ったフラ
スコに入れて沸騰水浴中で60分間処理し、処理後の粉
末ガラスの質量減(重量%)を算出したものである。な
お耐水性評価で用いた試薬はpH6.5〜7.5に調整
した純水であり、耐酸性評価で用いた試薬は0.01N
に調整した硝酸水溶液である。成形温度TWは白金球引
上げ法により測定し、102.5ポイズに相当する温度と
して求めた。液相温度TLは297〜500μmの粉末
状になるよう試料を粉砕、分級してから白金製のボート
に入れ、温度勾配を有する電気炉に24hr保持した
後、空気中で放冷し、光学顕微鏡で失透の析出位置を求
めることで測定した。作業範囲は成形温度TWと液相温
度TLの差(ΔT)として求めた。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学ガラ
スはモールドプレス成形に使用されるプリフォームガラ
スの量産性に優れ、CD、MD、DVDその他各種光デ
ィスクシステムの光ピックアップレンズ、ビデオカメラ
や一般のカメラの撮影用レンズ等の光学レンズに使用さ
れる1.50〜1.60の屈折率(nd)、55以上の
アッベ数(νd)を有している。また、耐候性が良好で
あり、製造工程や製品の使用中に物性の劣化や表面の変
質を起こすことがない。しかも軟化点が低いので、ガラ
ス成分が揮発し難いため、成形精度の低下および金型の
劣化や汚染が生じないので、モールドプレス成形用とし
て好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G062 AA04 BB01 CC01 DA06 DB01 DB02 DB03 DB04 DC03 DC04 DD01 DD02 DD03 DE01 DE02 DE03 DF01 EA03 EA04 EB01 EB02 EB03 EC01 EC02 EC03 ED01 ED02 ED03 EE01 EE02 EE03 EE04 EF03 EF04 EG01 EG02 EG03 EG04 FA01 FB01 FB02 FC01 FC02 FC03 FD01 FE01 FF01 FG01 FG02 FG03 FH01 FJ01 FK03 FK04 GA01 GA02 GA03 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH07 HH09 HH11 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK04 KK05 KK07 KK10 MM02 NN01 NN34 NN40 5D119 AA38 BA01 JA02 JA43 JB03 JB04 NA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%でSiO2 50.6〜60%、
    Al23 0〜15%、B23 1〜12%、MgO
    0〜10%、CaO 0〜15%、BaO0〜11.5
    %、SrO 4.1〜15%、ZnO 0〜10%、L
    2O 3〜12%、Na2O 0〜10%、K2O 0
    〜9%、TiO2 0〜0.4%、ZrO2 0〜10
    %、La23 7.1〜15%、Gd23 0〜10
    %、Nb25 0〜4.5%、Bi23 0〜5%、M
    gO+CaO+BaO+SrO10〜27%、Li2
    +Na2O+K2O 5〜14.5%の組成を有すること
    を特徴とするモールドプレス成形用光学ガラス。
  2. 【請求項2】 屈折率(nd)が1.50〜1.60、
    アッベ数(νd)が55以上、軟化点が650℃以下、
    △T={成形温度(102.5ポイズでの温度)−液相温
    度}が50℃以上、日本光学硝子工業会規格JOGIS
    による粉末法耐水性での重量減が0.10%未満、同粉
    末法耐酸性での重量減が0.35%未満であることを特
    徴とする請求項1のモールドプレス成形用光学ガラス。
  3. 【請求項3】 光ピックアップレンズ又は撮影用レンズ
    に使用されることを特徴とする請求項1のモールドプレ
    ス成形用光学ガラス。
JP2001042422A 2001-02-19 2001-02-19 モールドプレス成形用光学ガラス Expired - Fee Related JP4697646B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001042422A JP4697646B2 (ja) 2001-02-19 2001-02-19 モールドプレス成形用光学ガラス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001042422A JP4697646B2 (ja) 2001-02-19 2001-02-19 モールドプレス成形用光学ガラス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002249341A true JP2002249341A (ja) 2002-09-06
JP4697646B2 JP4697646B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=18904717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001042422A Expired - Fee Related JP4697646B2 (ja) 2001-02-19 2001-02-19 モールドプレス成形用光学ガラス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4697646B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116943A1 (ja) * 2006-04-05 2007-10-18 Nippon Electric Glass Co., Ltd. モールドプレス成形用光学ガラス
JP2019119646A (ja) * 2018-01-04 2019-07-22 日本電気硝子株式会社 光学素子の製造方法
CN112939455A (zh) * 2021-03-23 2021-06-11 成都光明光电股份有限公司 光学玻璃、光学元件和光学仪器
CN113045199A (zh) * 2021-03-23 2021-06-29 成都光明光电股份有限公司 透紫外玻璃
CN113735438A (zh) * 2021-09-23 2021-12-03 成都光明光电股份有限公司 玻璃组合物

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60122747A (ja) * 1983-12-01 1985-07-01 Ohara Inc 光学ガラス
JPH0812368A (ja) * 1994-06-30 1996-01-16 Hoya Corp 光学ガラス
JPH08277127A (ja) * 1995-04-05 1996-10-22 Hooya Precision Kk ガラス光学素子の製造方法
JP2000016830A (ja) * 1998-04-30 2000-01-18 Hoya Corp 光学ガラスおよび光学製品
JP2000302479A (ja) * 1999-02-08 2000-10-31 Nippon Electric Glass Co Ltd モールドプレス成形用光学ガラス
JP2002187735A (ja) * 2000-12-15 2002-07-05 Nippon Electric Glass Co Ltd モールドプレス成形用光学ガラス
JP2004137145A (ja) * 2002-09-25 2004-05-13 Nippon Electric Glass Co Ltd モールドプレス成形用光学ガラス

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60122747A (ja) * 1983-12-01 1985-07-01 Ohara Inc 光学ガラス
JPH0812368A (ja) * 1994-06-30 1996-01-16 Hoya Corp 光学ガラス
JPH08277127A (ja) * 1995-04-05 1996-10-22 Hooya Precision Kk ガラス光学素子の製造方法
JP2000016830A (ja) * 1998-04-30 2000-01-18 Hoya Corp 光学ガラスおよび光学製品
JP2000302479A (ja) * 1999-02-08 2000-10-31 Nippon Electric Glass Co Ltd モールドプレス成形用光学ガラス
JP2002187735A (ja) * 2000-12-15 2002-07-05 Nippon Electric Glass Co Ltd モールドプレス成形用光学ガラス
JP2004137145A (ja) * 2002-09-25 2004-05-13 Nippon Electric Glass Co Ltd モールドプレス成形用光学ガラス

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116943A1 (ja) * 2006-04-05 2007-10-18 Nippon Electric Glass Co., Ltd. モールドプレス成形用光学ガラス
JP2007297269A (ja) * 2006-04-05 2007-11-15 Nippon Electric Glass Co Ltd モールドプレス成形用光学ガラス
TWI391358B (zh) * 2006-04-05 2013-04-01 Nippon Electric Glass Co Optical glass for compression molding
KR101351450B1 (ko) * 2006-04-05 2014-01-15 니폰 덴키 가라스 가부시키가이샤 몰드 프레스 성형용 광학 유리
JP2019119646A (ja) * 2018-01-04 2019-07-22 日本電気硝子株式会社 光学素子の製造方法
JP7001999B2 (ja) 2018-01-04 2022-01-20 日本電気硝子株式会社 光学素子の製造方法
CN112939455A (zh) * 2021-03-23 2021-06-11 成都光明光电股份有限公司 光学玻璃、光学元件和光学仪器
CN113045199A (zh) * 2021-03-23 2021-06-29 成都光明光电股份有限公司 透紫外玻璃
CN112939455B (zh) * 2021-03-23 2022-04-15 成都光明光电股份有限公司 光学玻璃、光学元件和光学仪器
WO2022199203A1 (zh) * 2021-03-23 2022-09-29 成都光明光电股份有限公司 光学玻璃、光学元件和光学仪器
CN113735438A (zh) * 2021-09-23 2021-12-03 成都光明光电股份有限公司 玻璃组合物

Also Published As

Publication number Publication date
JP4697646B2 (ja) 2011-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4923366B2 (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP5748184B2 (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP4924978B2 (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP5825562B2 (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP4305940B2 (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP2005015302A (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP4337134B2 (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP5047449B2 (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP4126635B2 (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP2000247676A (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP2004292306A (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP4496763B2 (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP4161286B2 (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP2003176151A (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP5987364B2 (ja) 光学ガラス
JP2013032232A (ja) 光学ガラス
JP5224087B2 (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP4958060B2 (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP4697646B2 (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP2004075456A (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP2005200296A (ja) モールドプレス成形用ガラス
JP5729532B2 (ja) 光学ガラス
JP2013256438A (ja) 光学ガラス
JPH11199270A (ja) モールドプレス成形用光学ガラス
JP2014076941A (ja) 光学ガラス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110220

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees