JP2002244120A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2002244120A
JP2002244120A JP2001037808A JP2001037808A JP2002244120A JP 2002244120 A JP2002244120 A JP 2002244120A JP 2001037808 A JP2001037808 A JP 2001037808A JP 2001037808 A JP2001037808 A JP 2001037808A JP 2002244120 A JP2002244120 A JP 2002244120A
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line
liquid crystal
intersection
crystal display
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対向電極と同電位となるブラックマトリクス
を備えたアクティブマトリクス型液晶表示装置におい
て、シール材から溶出するイオン性不純物に起因する、
走査信号ラインに接続された引き回し線の交点の腐食を
防止する。 【解決手段】 ブラックマトリクス17の右辺の外側縁
17aはシール材3の内側に配置されている。走査信号
ライン5に接続された引き回し線7の交点7cはブラッ
クマトリクス17の右辺の外側縁17aの外側に配置さ
れている。これにより、シール材3と重なる領域に配置
された引き回し線7の交点7cがブラックマトリクス1
7と対向しないようにすることができる。この結果、走
査信号電位となる引き回し線7の交点7aと対向電極と
同電位となるブラックマトリクス17との間に比較的大
きな電位差が生じることがなく、シール材3から溶出す
るイオン性不純物が引き回し線7の交点7cに集中しな
いようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液晶表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の液晶表示装置の一部の等価
回路的透過平面図を示したものである。この液晶表示装
置は、アクティブ基板1と該アクティブ基板1の上方に
位置する対向基板2とがほぼ方形枠状のシール材3を介
して貼り合わされ、シール材3の内側における両基板
1、2間に液晶(図示せず)が封入されたものからなっ
ている。この場合、アクティブ基板1の下辺部は対向基
板2から突出されている。以下、この突出部を下辺突出
部1aという。また、シール材3は、図6において一点
鎖線で示す表示領域4の外側に配置されている。
【0003】アクティブ基板1上の表示領域4には複数
の走査信号ライン5および複数のデータ信号ライン6が
行方向および列方向に延びて設けられている。両ライン
5、6の各交点近傍には、図示していないが、両ライン
5、6に接続された薄膜トランジスタおよびこの薄膜ト
ランジスタによって駆動される画素電極がマトリクス状
に配置されている。
【0004】走査信号ライン5の右端部は、その右側に
設けられた引き回し線7を介して、アクティブ基板1の
下辺突出部1a上の右側の点線で示す走査線駆動用の半
導体チップ搭載領域8内に設けられた出力側接続端子9
に接続されている。データ信号ライン6の下端部は、そ
の下側に設けられた引き回し線10を介して、アクティ
ブ基板1の下辺突出部1a上の左側の点線で示すデータ
線駆動用の半導体チップ搭載領域11内に設けられた出
力側接続端子12に接続されている。上記において、引
き回し線7および引き回し線10は、それぞれ、両端の
2本のみが図示されている。
【0005】半導体チップ搭載領域8内およびその外側
には入力側接続端子13および該入力側接続端子13に
接続された外部接続端子14が設けられている。半導体
チップ搭載領域8上には、図示していないが、走査信号
ライン5に走査信号を供給する走査線駆動用の半導体チ
ップが出力側接続端子9および入力側接続端子13に接
続されて搭載されている。半導体チップ搭載領域11内
およびその外側には入力側接続端子15および該入力側
接続端子15に接続された外部接続端子16が設けられ
ている。半導体チップ搭載領域11上には、図示してい
ないが、データ信号ライン6にデータ信号を供給するデ
ータ線駆動用の半導体チップが出力側接続端子12およ
び入力側接続端子15に接続されて搭載されている。
【0006】対向基板2の下面にはブラックマトリクス
17、カラーフィルタ(図示せず)およびITO等の透
明な金属からなる対向電極(図示せず)が設けられてい
る。カラーフィルタは表示領域4内に設けられ、対向電
極は表示領域4内から表示領域4の周辺部に亘りベタ状
に形成され、ブラックマトリクス17は、表示領域4内
では各カラーフィルタの境界のみに格子状に形成され、
表示領域外では4辺の全てがシール材3よりも少し大き
な外側縁17aを有する数mmの幅の方形枠形状とされ、
一部が対向電極上に重合して該対向電極と同電位となる
ようになっている。
【0007】次に、走査信号ライン5の右端部と出力側
接続端子9とを接続する引き回し線7の一部について、
図7を参照して説明する。引き回し線7は、走査信号ラ
イン5の延長線上に位置する延長部分7aおよび該延長
部分7aに直交する直交部分7bを有している。この場
合、延長部分7aのピッチは走査信号ライン5のピッチ
と同じであり、直交部分7bのピッチは走査信号ライン
5のピッチよりも小さくなっている。また、各延長部分
7aと各直交部分7bとの各交点7cは、すべてブラッ
クマトリクス17の表示領域4の領域外で外側縁17a
の内側に形成され、特に、交点7cの中の表示領域4側
に位置するものは、ブラックマトリクス17がシール材
3と重なっている領域に形成されている。
【0008】つまり、この液晶表示装置は、アクティブ
基板1の下辺突出部1aにデータ線駆動用の半導体チッ
プ搭載領域11と走査線駆動用の半導体チップ搭載領域
8を設け、半導体チップ搭載領域11内の出力側接続端
子12に、表示領域4内で平行に延出されるデータ信号
ライン6を表示領域4側に向けて扇状にピッチが拡大す
る引き回し部10を介して接続し、走査線駆動用の半導
体チップ搭載領域8内の出力側接続端子9に、表示領域
4内でデータ信号ライン6と直交する方向に平行に延出
される走査信号ライン5を、表示領域4の領域外で該走
査信号ライン5とは直交する方向に延出される直交部分
7bを有する引き回し部7を介して接続したものであ
り、この液晶表示装置は、データ線駆動用の半導体チッ
プと走査線駆動用の半導体チップとが、アクティブ基板
1の一辺側にのみ搭載されるので、この一辺と直交する
方向の液晶表示装置の大きさを小さくすることができる
ため、携帯電話等できるだけ狭い幅とすることが要求さ
れる電子機器に好適である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
液晶表示装置では、引き回し線7の延長部分7aと直交
部分7bとが直角に折曲される交点7cの一部がブラッ
クマトリクス17がシール材3と重なる領域に形成され
ているので、走査信号電位となる引き回し線7の交点7
aと対向電極と同電位となるブラックマトリクス17と
の間に生じる比較的大きな電位差に起因して、シール材
3から溶出したイオン性不純物が引き回し線7の交点7
aに集中し、引き回し線7の交点7aで腐食が発生する
ことがあるという問題があった。この発明の課題は、シ
ール材から溶出するイオン性不純物に起因する引き回し
線の交点の腐食を防止することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の信号ラインを有する第1の基板と対向電極お
よび該対向電極と同電位とされたブラックマトリクスを
有する第2の基板とがほぼ枠状のシール材を介して貼り
合わされ、前記信号ラインが引き回し線に接続された液
晶表示装置において、前記引き回し線はそれに接続され
た前記信号ラインの延長線上に位置する延長部分および
該延長部分に直交する直交部分を有し、前記引き回し線
の延長部分と直交部分との交点の少なくとも一部は前記
シール材と重なる領域に配置され、前記ブラックマトリ
クスは前記シール材と重なる領域に配置された前記引き
回し線の前記交点と重ならない領域に配置されているこ
とを特徴とするものである。請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の発明において、前記引き回し線の前記
交点の近傍における前記ブラックマトリクスの一側縁部
は前記シール材の内側に配置されていることを特徴とす
るものである。請求項3に記載の発明は、請求項2に記
載の発明において、前記引き回し線の前記交点の少なく
とも一部は前記シール材と重なる領域に配置されている
ことを特徴とするものである。請求項4に記載の発明
は、請求項3に記載の発明において、前記引き回し線の
前記交点は前記シール材と重なる領域およびその外側に
配置されていることを特徴とするものである。請求項5
に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記
引き回し線の前記交点は前記シール材と重なる領域およ
びその内側と外側に配置されていることを特徴とするも
のである。請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載の発明において、前記第1の基板は前記第
2の基板から突出する突出部を有し、該突出部上に走査
信号供給用の半導体チップおよびデータ信号供給用の半
導体チップが搭載されていることを特徴とするものであ
る。請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか
に記載の発明において、前記引き回し線はそれに接続さ
れた前記信号ラインの両側に配置されていることを特徴
とするものである。請求項8に記載の発明は、互いに交
差する走査信号ラインおよびデータ信号ラインを有する
アクティブ基板と対向電極を有する対向基板とがほぼ枠
状のシール材を介して貼り合わされ、前記アクティブ基
板の一辺部が前記対向基板から突出され、該突出部上の
中央にデータ線駆動回路をその両側に走査線駆動回路を
配置し、前記走査信号ラインの一部を前記アクティブ基
板の一側部に形成された前記データ信号ラインと直交す
る方向に延びる前記シール材に少なくとも一部が重なる
第1の引き回し線を介して前記走査線駆動回路の一方に
接続し、前記走査信号ラインの残りを前記アクティブ基
板の一側部に対向する他側部に形成された前記データ信
号ラインと直交する方向に延びる前記シール材に少なく
とも一部が重なる第2の引き回し線を介して前記走査線
駆動回路の他方に接続したことを特徴とするものであ
る。そして、請求項1に記載の発明によれば、引き回し
線の交点の少なくとも一部をシール材と重なる領域に配
置し、ブラックマトリクスをシール材と重なる領域に配
置された引き回し線の交点と重ならない領域に配置して
いるので、シール材と重なる領域に配置された引き回し
線の交点がブラックマトリクスと対向しないようにする
ことができ、これによりシール材から溶出するイオン性
不純物が引き回し線の交点に集中しないようにすること
ができ、したがってシール材から溶出するイオン性不純
物に起因する引き回し線の交点の腐食を防止することが
できる。なお、請求項8に記載の発明によれば、アクテ
ィブ基板のシール材より外側の部分を小さくすることが
可能となり、ひいてはアクティブ基板の例えば図5にお
ける左右方向の幅を小さくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施形態に
おける液晶表示装置の要部の等価回路的透過平面図を示
したものである。この図において、説明の都合上、図6
に示す従来例のものと同一名称部分には同一の符号を付
して説明することとする。
【0012】この液晶表示装置は、アクティブ基板1と
該アクティブ基板1の上方に位置する対向基板2とがほ
ぼ方形枠状のシール材3を介して貼り合わされ、シール
材3の内側における両基板1、2間に液晶(図示せず)
が封入されたものからなっている。この場合、アクティ
ブ基板1の下辺部は対向基板2から突出されている。以
下、この突出部を下辺突出部1aという。また、シール
材3は、図1において一点鎖線で示す表示領域4の外側
に配置されている。
【0013】アクティブ基板1上の表示領域4には複数
の走査信号ライン5および複数のデータ信号ライン6が
行方向および列方向に延びてつまり互いに直交して設け
られている。両ライン5、6の各交点近傍には、図示し
ていないが、両ライン5、6に接続された薄膜トランジ
スタおよびこの薄膜トランジスタによって駆動される画
素電極がマトリクス状に配置されている。
【0014】走査信号ライン5の右端部は、その右側に
設けられた引き回し線7を介して、アクティブ基板1の
下辺突出部1a上の右側の点線で示す走査線駆動用の半
導体チップ搭載領域8内に設けられた出力側接続端子
(走査信号端子)9に接続されている。データ信号ライ
ン6の下端部は、その下側に設けられた引き回し線10
を介して、アクティブ基板1の下辺突出部1a上の左側
の点線で示すデータ線駆動用の半導体チップ搭載領域1
1内に設けられた出力側接続端子(データ信号端子)1
2に接続されている。上記において、引き回し線7およ
び引き回し線10は、それぞれ、両端の2本のみが図示
されている。
【0015】半導体チップ搭載領域8内およびその外側
には入力側接続端子13および該入力側接続端子13に
接続された外部接続端子14が設けられている。半導体
チップ搭載領域8上には、図示していないが、走査信号
ライン5に走査信号を供給する走査線駆動用の半導体チ
ップが出力側接続端子9および入力側接続端子13に接
続されて搭載されている。半導体チップ搭載領域11内
およびその外側には入力側接続端子15および該入力側
接続端子15に接続された外部接続端子16が設けられ
ている。半導体チップ搭載領域11上には、図示してい
ないが、データ信号ライン6にデータ信号を供給するデ
ータ線駆動用の半導体チップが出力側接続端子12およ
び入力側接続端子15に接続されて搭載されている。
【0016】対向基板2の下面にはブラックマトリクス
17、カラーフィルタ(図示せず)およびITO等の透
明な金属からなる対向電極(図示せず)が設けられてい
る。カラーフィルタは表示領域4内に設けられ、対向電
極は表示領域4内から表示領域4の周辺部に亘りベタ状
に形成され、ブラックマトリクス17は、表示領域4内
では各カラーフィルタの境界のみに格子状に形成され、
表示領域外では数mmの幅の方形枠形状とされ、一部が対
向電極上に重合して該対向電極と同電位となるようにな
っている。この場合、ブラックマトリクス17の上辺、
下辺および左辺の外側縁は、シール材3のうち液晶注入
口形成部3aを除く実質的にほぼ方形枠状の部分の上
辺、下辺および左辺の外側に配置され、ブラックマトリ
クス17の右辺の外側縁17aは、表示領域4の外側に
おいてシール材3の右辺の内側に配置されている。
【0017】次に、走査信号ライン5の右端部と出力側
接続端子9とを接続する引き回し線7の一部について、
図2を参照して説明する。引き回し線7は、走査信号ラ
イン5の延長線上に位置する延長部分7aおよび該延長
部分7aに直交する直交部分7bを有している。この場
合、延長部分7aのピッチは走査信号ライン5のピッチ
と同じであり、直交部分7bのピッチは走査信号ライン
5のピッチよりも小さくなっている。また、各延長部分
7aと各直交部分7bとの各交点7cは、ブラックマト
リクス17の右辺の外側縁17aの外側(右側)におい
て、シール材3と重なる領域およびその外側に配置され
ている。ここで、ブラックマトリクス17の右辺の外側
縁17aとシール材3との間隔W1はシール材3の幅W
2よりも小さくなっているが、この間隔W1は光漏れを
起こさないようになるべく小さい方が好ましい。
【0018】以上のように、この液晶表示装置では、ブ
ラックマトリクス17の右辺の外側縁17aをシール材
3の内側に配置し、引き回し線7の交点7cをブラック
マトリクス17の右辺の外側縁17aの外側に配置して
いるので、シール材3と重なる領域に配置された引き回
し線7の交点7cがブラックマトリクス17と対向しな
いようにすることができる。この結果、走査信号電位と
なる引き回し線7の交点7aと対向電極と同電位となる
ブラックマトリクス17との間に比較的大きな電位差が
生じることがなく、シール材3から溶出するイオン性不
純物が引き回し線7の交点7cに集中しないようにする
ことができ、したがってシール材3から溶出するイオン
性不純物に起因する引き回し線7の交点7cの腐食を防
止することができる。
【0019】なお、上記第1実施形態では、図2に示す
ように、引き回し線7の交点7cをブラックマトリクス
17の右辺の外側縁17aの外側(右側)においてシー
ル材3と重なる領域およびその外側に配置した場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではない。例え
ば、図3に示すこの発明の第2実施形態のように、ブラ
ックマトリクス17の右辺の外側縁17aとシール材3
との間隔W1(図2参照)はなるべく小さい方が好まし
いが、この間隔W1内に引き回し線7の直交部分7bを
配置するようにしてもよい。すなわち、引き回し線7の
交点7cをブラックマトリクス17の右辺の外側縁17
aの外側(右側)においてシール材3と重なる領域およ
びその内側と外側に配置するようにしてもよい。
【0020】また、図4に示すこの発明の第3実施形態
のように、ブラックマトリクス17の右辺の外側縁17
aの内側(左側)に引き回し線7の直交部分7bを配置
するようにしてもよい。このようにしても、シール材3
と重なる領域に配置された引き回し線7の交点7cはブ
ラックマトリクス17と対向しないので、別に問題はな
い。なお、図2、図3、図4において、引き回し線7の
本数が異なるが、これは図示の都合上である。
【0021】また、上記第1実施形態では、図1に示す
ように、引き回し線7をアクティブ1の右辺部上にのみ
配置した場合について説明したが、これに限定されるも
のではない。例えば、図5に示すこの発明の第4実施形
態のようにしてもよい。すなわち、この実施形態では、
アクティブ基板1の下辺突出部1a上の中央にデータ線
駆動用の半導体チップ搭載領域11が形成され、その左
右両側に走査線駆動用の半導体チップ搭載領域8Aおよ
び8Bが形成されている。そして、走査信号ライン5の
うち上側の約1/2のものの右端部は、その右側に設け
られた引き回し線7Aを介して、アクティブ基板1の下
辺突出部1a上の右側の点線で示す走査線駆動用の半導
体チップ搭載領域8A内に設けられた出力側接続端子9
Aに接続されている。走査信号ライン5のうち下側の約
1/2のものの左端部は、その左側に設けられた引き回
し線7Bを介して、アクティブ基板1の下辺突出部1a
上の左側の点線で示す走査線駆動用の半導体チップ搭載
領域8B内に設けられた出力側接続端子9Bに接続され
ている。上記において、引き回し線7Aおよび引き回し
線7Bは、それぞれ、両端の2本のみが図示されてい
る。
【0022】この場合、ブラックマトリクス17の右辺
の外側縁17aおよび左辺の外側縁17bはシール材3
の内側に配置されている。そして、右側の引き回し線7
Aの交点7cはブラックマトリクス17の右辺の外側縁
17aの外側に配置され、左側の引き回し線7Bの交点
7cはブラックマトリクス17の左辺の外側縁17bの
外側に配置されている。
【0023】図5に示すこの発明の第4実施形態では、
アクティブ基板1の下辺突出部1a上の中央にデータ線
駆動用の半導体チップ搭載領域11を形成し、その左右
両側に走査線駆動用の半導体チップ搭載領域8Aおよび
8Bを形成して、走査信号ライン5のほぼ半数ずつを、
それぞれ、アクティブ基板1のシール材3が形成される
側縁部に少なくとも一部が該シール材3に重ねて形成さ
れた引き回し線7Aおよび7Bを介して左右の走査線駆
動回路に接続しているので、アクティブ基板1のシール
材3より外側の部分を小さくすることが可能となり、ひ
いてはアクティブ基板1の図5における左右方向の幅を
小さくすることができる。この場合、ブラックマトリク
ス17を樹脂で形成するような場合には、ブラックマト
リクス17の外側縁17aおよび17bを引き回し線7
Aおよび7Bの交点7cに重ねて形成することもでき
る。
【0024】なお、上記各実施形態では、ブラックマト
リクス17の右辺の外側縁17a(および左辺の外側縁
17b)をシール材3の内側に配置した場合について説
明したが、これに限らず、図示していないが、ブラック
マトリクス17を、その右辺の外側縁17a(および左
辺の外側縁17b)の少なくとも一部をシール材3の外
側に配置するとしても、シール材3と重なる領域に配置
された引き回し線7(7A、7B)の交点7cと少なく
とも重ならない領域に配置するようにしてもよい。
【0025】さらに、上記各実施形態では、アクティブ
基板1の下辺部を対向基板2から突出させ、この下辺突
出部1a上に半導体チップを搭載する場合について説明
したが、これに限らず、図示していないが、アクティブ
基板1の右辺部を対向基板2から突出させ、この右辺突
出部上に半導体チップを搭載するようにしてもよい。こ
の場合、データ信号ライン6に接続された引き回し線1
0に交点が形成されるので、対象となる引き回し線はこ
の引き回し線10である。また、この発明は、走査線駆
動用およびデータ線駆動用の集積回路は、半導体チップ
を搭載する場合に限らず、アクティブ基板1上に、直
接、薄膜トランジスタで形成したり、あるいは、パッシ
ブ型の液晶表示装置に適用することも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、シール材と重なる領域に配置された引き回し線の交
点がブラックマトリクスと対向しないようにしているの
で、シール材から溶出するイオン性不純物が引き回し線
の交点に集中しないようにすることができ、したがって
シール材から溶出するイオン性不純物に起因する引き回
し線の交点の腐食を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態における液晶表示装置
の要部の等価回路的透過平面図。
【図2】図1に示す液晶表示装置の一部を拡大した透過
平面図。
【図3】この発明の第2実施形態における液晶表示装置
の図2同様の透過平面図。
【図4】この発明の第3実施形態における液晶表示装置
の図2同様の透過平面図。
【図5】この発明の第4実施形態における液晶表示装置
の図1同様の等価回路的透過平面図。
【図6】従来の液晶表示装置の一部の等価回路的透過平
面図。
【図7】図6に示す液晶表示装置の一部を拡大した透過
平面図。
【符号の説明】
1 アクティブ基板 1a 下辺突出部 2 対向基板 3 シール材 4 表示領域 5 走査信号ライン 6 データ信号ライン 7 引き回し線 7a 延長部分 7b 直交部分 7c 交点 8 半導体チップ搭載領域 10 引き回し線 11 半導体チップ搭載領域 17 ブラックマトリクス
フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 QA01 QA12 QA16 TA03 TA07 TA09 TA13 2H091 FA35Y FD02 GA02 GA03 GA09 GA11 GA13 LA01 LA30 2H092 GA32 HA04 JA24 NA15 NA16 NA29 NA30 PA04 PA06 PA09 5C094 AA32 BA03 BA43 CA19 DB01 EB02 5G435 AA00 BB12 EE09 EE33 EE37 EE41 FF00 GG21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号ラインを有する第1の基板と
    対向電極および該対向電極と同電位とされたブラックマ
    トリクスを有する第2の基板とがほぼ枠状のシール材を
    介して貼り合わされ、前記信号ラインが引き回し線に接
    続された液晶表示装置において、前記引き回し線はそれ
    に接続された前記信号ラインの延長線上に位置する延長
    部分および該延長部分に直交する直交部分を有し、前記
    引き回し線の延長部分と直交部分との交点の少なくとも
    一部は前記シール材と重なる領域に配置され、前記ブラ
    ックマトリクスは前記シール材と重なる領域に配置され
    た前記引き回し線の前記交点と重ならない領域に配置さ
    れていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、前記引
    き回し線の前記交点の近傍における前記ブラックマトリ
    クスの一側縁部は前記シール材の内側に配置されている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の発明において、前記引
    き回し線の前記交点の少なくとも一部は前記シール材と
    重なる領域に配置されていることを特徴とする液晶表示
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の発明において、前記引
    き回し線の前記交点は前記シール材と重なる領域および
    その外側に配置されていることを特徴とする液晶表示装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の発明において、前記引
    き回し線の前記交点は前記シール材と重なる領域および
    その内側と外側に配置されていることを特徴とする液晶
    表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記第1の基板は前記第2の基板から突出する
    突出部を有し、該突出部上に走査信号供給用の半導体チ
    ップおよびデータ信号供給用の半導体チップが搭載され
    ていることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記引き回し線はそれに接続された前記信号ラ
    インの両側に配置されていることを特徴とする液晶表示
    装置。
  8. 【請求項8】 互いに交差する走査信号ラインおよびデ
    ータ信号ラインを有するアクティブ基板と対向電極を有
    する対向基板とがほぼ枠状のシール材を介して貼り合わ
    され、前記アクティブ基板の一辺部が前記対向基板から
    突出され、該突出部上の中央にデータ線駆動回路をその
    両側に走査線駆動回路を配置し、前記走査信号ラインの
    一部を前記アクティブ基板の一側部に形成された前記デ
    ータ信号ラインと直交する方向に延びる前記シール材に
    少なくとも一部が重なる第1の引き回し線を介して前記
    走査線駆動回路の一方に接続し、前記走査信号ラインの
    残りを前記アクティブ基板の一側部に対向する他側部に
    形成された前記データ信号ラインと直交する方向に延び
    る前記シール材に少なくとも一部が重なる第2の引き回
    し線を介して前記走査線駆動回路の他方に接続したこと
    を特徴とする液晶表示装置。
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