JPH11109403A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH11109403A JPH11109403A JP26963397A JP26963397A JPH11109403A JP H11109403 A JPH11109403 A JP H11109403A JP 26963397 A JP26963397 A JP 26963397A JP 26963397 A JP26963397 A JP 26963397A JP H11109403 A JPH11109403 A JP H11109403A
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- Japan
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- glass substrate
- wiring
- liquid crystal
- common electrode
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造途中や運搬中に外部から侵入した静電気
によりTFTなどの回路素子が破壊されることを防止す
る。 【解決手段】 ガラス基板1の上にはTFTを含む表示
エリア2、H方向駆動回路3及びV方向駆動回路4a、
4bを囲むように配線6が形成されている。ガラス基板
1側の表示エリア2とガラス基板11側の共通電極13
が対向するようにガラス基板1、11を配置してその間
に液晶14を封止すると共に、相対向するランド6a、
6bとランド13a,13bをAgペースト等の導電性
材料で結合することにより、ガラス基板11側の共通電
極13が配線6を介して外部接続端子5に接続される。
によりTFTなどの回路素子が破壊されることを防止す
る。 【解決手段】 ガラス基板1の上にはTFTを含む表示
エリア2、H方向駆動回路3及びV方向駆動回路4a、
4bを囲むように配線6が形成されている。ガラス基板
1側の表示エリア2とガラス基板11側の共通電極13
が対向するようにガラス基板1、11を配置してその間
に液晶14を封止すると共に、相対向するランド6a、
6bとランド13a,13bをAgペースト等の導電性
材料で結合することにより、ガラス基板11側の共通電
極13が配線6を介して外部接続端子5に接続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
し、特にTFT(薄膜トランジスタ)駆動方式に好適な
液晶表示装置に関する。
し、特にTFT(薄膜トランジスタ)駆動方式に好適な
液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、TFT駆動方式の液晶表示装置
では、ガラス基板上に多数のTFTがマトリクス状に形
成されると共に、TFTの回りにはTFTを水平方向に
駆動する回路と、TFTを垂直方向に駆動する回路等が
形成される。また、この部材とは別に、ガラス基板上に
フィルタと共通電極が形成され、上記のTFTと共通電
極の間に液晶を挟むように貼り合わされる。
では、ガラス基板上に多数のTFTがマトリクス状に形
成されると共に、TFTの回りにはTFTを水平方向に
駆動する回路と、TFTを垂直方向に駆動する回路等が
形成される。また、この部材とは別に、ガラス基板上に
フィルタと共通電極が形成され、上記のTFTと共通電
極の間に液晶を挟むように貼り合わされる。
【0003】従来、この種の液晶表示装置では、上記の
各種素子を接続するための配線は、回路構成の制約など
に応じた位置に形成していた。
各種素子を接続するための配線は、回路構成の制約など
に応じた位置に形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな液晶表示装置では、製造途中や運搬中に外部からの
静電気が侵入するとTFTなどの回路素子が破壊される
という問題が生じていた。
うな液晶表示装置では、製造途中や運搬中に外部からの
静電気が侵入するとTFTなどの回路素子が破壊される
という問題が生じていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
に鑑みてなされたもので、第1のガラス基板上に配線を
トランジスタ素子のエリアを囲むように形成すると共
に、第2のガラス基板上に形成された共通電極と前記配
線を接続することを特徴とする本発明に係る液晶表示装
置により、また、第1のガラス基板上にトランジスタ素
子を含む表示エリア及び駆動回路と、外部からの信号を
入力する外部接続端子とを有し、第2のガラス基板上に
少なくとも前記表示エリアと対向するように共通電極を
配置すると共に、前記外部接続端子から前記共通電極用
の電圧を入力し、該電圧を第1のガラス基板上に形成さ
れた配線を介して前記共通電極へ供給する液晶表示装置
において、前記配線を前記表示エリア及び駆動回路を囲
むように形成したことを特徴とする液晶表示装置によ
り、上記課題を解決するものである。
に鑑みてなされたもので、第1のガラス基板上に配線を
トランジスタ素子のエリアを囲むように形成すると共
に、第2のガラス基板上に形成された共通電極と前記配
線を接続することを特徴とする本発明に係る液晶表示装
置により、また、第1のガラス基板上にトランジスタ素
子を含む表示エリア及び駆動回路と、外部からの信号を
入力する外部接続端子とを有し、第2のガラス基板上に
少なくとも前記表示エリアと対向するように共通電極を
配置すると共に、前記外部接続端子から前記共通電極用
の電圧を入力し、該電圧を第1のガラス基板上に形成さ
れた配線を介して前記共通電極へ供給する液晶表示装置
において、前記配線を前記表示エリア及び駆動回路を囲
むように形成したことを特徴とする液晶表示装置によ
り、上記課題を解決するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係る液晶表示装置
の一実施形態を示す平面図、図2は図1の液晶表示装置
の共通電極の接続部を示す側面断面図である。図1及び
図2において、ガラス基板1の上には画素毎にTFT及
び表示電極がマトリクス状に形成されて表示エリア2を
構成すると共に、表示エリア2の回りには表示エリア2
内のTFTを水平(H)方向に列毎に駆動するH方向駆
動回路3と、垂直(V)方向にライン毎に駆動するV方
向駆動回路4a、4b等が形成されている。また、ガラ
ス基板1の端部には外部回路に接続するために複数の外
部接続端子5が形成され、この外部接続端子5はH方向
駆動回路3及びV方向駆動回路4a、4bに対して配線
7を介して接続されている。なお、駆動回路3、4a、
4bもTFTで構成されている。
施の形態を説明する。図1は本発明に係る液晶表示装置
の一実施形態を示す平面図、図2は図1の液晶表示装置
の共通電極の接続部を示す側面断面図である。図1及び
図2において、ガラス基板1の上には画素毎にTFT及
び表示電極がマトリクス状に形成されて表示エリア2を
構成すると共に、表示エリア2の回りには表示エリア2
内のTFTを水平(H)方向に列毎に駆動するH方向駆
動回路3と、垂直(V)方向にライン毎に駆動するV方
向駆動回路4a、4b等が形成されている。また、ガラ
ス基板1の端部には外部回路に接続するために複数の外
部接続端子5が形成され、この外部接続端子5はH方向
駆動回路3及びV方向駆動回路4a、4bに対して配線
7を介して接続されている。なお、駆動回路3、4a、
4bもTFTで構成されている。
【0007】また、ガラス基板1上には、表示エリア
2、H方向駆動回路3及びV方向駆動回路4a、4bを
囲むように配線6が形成されている。更に、ガラス基板
1上の対向する2つのコーナ部には、後述する対向電極
(共通電極)13に接続するためのランド6a、6bが
形成され、このランド6a、6bは配線6を介して外部
接続端子5に接続されている。
2、H方向駆動回路3及びV方向駆動回路4a、4bを
囲むように配線6が形成されている。更に、ガラス基板
1上の対向する2つのコーナ部には、後述する対向電極
(共通電極)13に接続するためのランド6a、6bが
形成され、このランド6a、6bは配線6を介して外部
接続端子5に接続されている。
【0008】また、ガラス基板11の上にはフィルタ1
2が配置され、フィルタ12の上には共通電極13が表
示エリア2に対向するように形成されている。また、ガ
ラス基板11の上には更に、ランド6a、6bに対向す
る位置にランド13a,13bが形成され、このランド
13a,13bは共通電極13に接続されている。な
お、共通電極13は水平配向方式の場合には一様に形成
され、垂直配向方式の場合にはパターンで形成される。
2が配置され、フィルタ12の上には共通電極13が表
示エリア2に対向するように形成されている。また、ガ
ラス基板11の上には更に、ランド6a、6bに対向す
る位置にランド13a,13bが形成され、このランド
13a,13bは共通電極13に接続されている。な
お、共通電極13は水平配向方式の場合には一様に形成
され、垂直配向方式の場合にはパターンで形成される。
【0009】そして、ガラス基板1側の表示エリア2と
ガラス基板11側の共通電極13が対向するようにガラ
ス基板1、11を配置してその間に液晶14を不図示の
スペーサをはさみシール材により封止すると共に、相対
向するランド6a、6bとランド13a,13bをAg
ペースト等の導電性材料15で結合する。したがって、
ガラス基板11側の共通電極13が配線6を介して外部
接続端子5に接続される。
ガラス基板11側の共通電極13が対向するようにガラ
ス基板1、11を配置してその間に液晶14を不図示の
スペーサをはさみシール材により封止すると共に、相対
向するランド6a、6bとランド13a,13bをAg
ペースト等の導電性材料15で結合する。したがって、
ガラス基板11側の共通電極13が配線6を介して外部
接続端子5に接続される。
【0010】このような構成によれば、配線6が表示エ
リア2、H方向駆動回路3及びV方向駆動回路4a、4
bを囲むように形成されているので、製造途中や運搬中
に外部からの静電気が侵入しても、TFTなどの回路素
子が配線6によりシールドされるので、静電気による破
壊を防止することができる。また、ここでは配線6はガ
ラス基板11側の共通電極13をガラス基板1側の外部
接続端子5から入力される共通電極用電圧を供給する電
圧ラインを流用しており、この電圧ラインはガラス基板
1内のいずれのTFTとも接続されていない。よって静
電破壊を確実に防止できる。
リア2、H方向駆動回路3及びV方向駆動回路4a、4
bを囲むように形成されているので、製造途中や運搬中
に外部からの静電気が侵入しても、TFTなどの回路素
子が配線6によりシールドされるので、静電気による破
壊を防止することができる。また、ここでは配線6はガ
ラス基板11側の共通電極13をガラス基板1側の外部
接続端子5から入力される共通電極用電圧を供給する電
圧ラインを流用しており、この電圧ラインはガラス基板
1内のいずれのTFTとも接続されていない。よって静
電破壊を確実に防止できる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る液晶表
示装置によれば、第1のガラス基板上に配線をトランジ
スタ素子のエリアを囲むように形成すると共に、第2の
ガラス基板上に形成された共通電極と前記配線を接続す
るので、製造途中や運搬中に外部から侵入した静電気が
配線によりシールドされ、したがって、TFTなどの回
路素子が破壊されることを防止することができる。
示装置によれば、第1のガラス基板上に配線をトランジ
スタ素子のエリアを囲むように形成すると共に、第2の
ガラス基板上に形成された共通電極と前記配線を接続す
るので、製造途中や運搬中に外部から侵入した静電気が
配線によりシールドされ、したがって、TFTなどの回
路素子が破壊されることを防止することができる。
【図1】本発明に係る液晶表示装置の一実施形態を示す
平面図である。
平面図である。
【図2】図1の液晶表示装置の共通電極の接続部を示す
側面断面図である。
側面断面図である。
1 第1のプリント基板 2 表示エリア 3 H方向駆動回路 4a、4b V方向駆動回路 5 外部接続端子 6,7 配線 6a,6b ランド 11 第2のプリント基板 12 フィルタ 13 共通電極 13a、13b ランド
Claims (2)
- 【請求項1】 第1のガラス基板上に少なくともトラン
ジスタ素子のエリアを囲むように配線を形成すると共
に、第2のガラス基板上に形成された共通電極と前記配
線を接続することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 第1のガラス基板上にトランジスタ素子
を含む表示エリア及び駆動回路と、外部からの信号を入
力する外部接続端子とを有し、第2のガラス基板上に少
なくとも前記表示エリアと対向するように共通電極を配
置すると共に、前記外部接続端子から前記共通電極用の
電圧を入力し、該電圧を第1のガラス基板上に形成され
た配線を介して前記共通電極へ供給する液晶表示装置に
おいて、前記配線を前記表示エリア及び駆動回路を囲む
ように形成したことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26963397A JPH11109403A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26963397A JPH11109403A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11109403A true JPH11109403A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17475077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26963397A Pending JPH11109403A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11109403A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003025889A1 (fr) * | 2001-09-13 | 2003-03-27 | Seiko Epson Corporation | Dispositif electronique, son procede de production et appareil electronique |
JP2006227242A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
JP2007249233A (ja) * | 2001-09-13 | 2007-09-27 | Seiko Epson Corp | 電子装置及び電子機器 |
JP2011191772A (ja) * | 2003-06-02 | 2011-09-29 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及びこれを備えた電子機器 |
JP2012118556A (ja) * | 2012-01-18 | 2012-06-21 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
-
1997
- 1997-10-02 JP JP26963397A patent/JPH11109403A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003025889A1 (fr) * | 2001-09-13 | 2003-03-27 | Seiko Epson Corporation | Dispositif electronique, son procede de production et appareil electronique |
EP1426914A1 (en) * | 2001-09-13 | 2004-06-09 | Seiko Epson Corporation | Electronic device, its manufoprtaturing method, and electronic apparatus |
JPWO2003025889A1 (ja) * | 2001-09-13 | 2005-01-06 | セイコーエプソン株式会社 | 電子装置及びその製造方法並びに電子機器 |
US6845016B2 (en) | 2001-09-13 | 2005-01-18 | Seiko Epson Corporation | Electronic device and method of manufacturing the same, and electronic instrument |
EP1426914A4 (en) * | 2001-09-13 | 2005-11-23 | Seiko Epson Corp | ELECTRONIC COMPONENT, METHOD FOR ITS MANUFACTURE AND ELECTRONIC DEVICE |
JP2007249233A (ja) * | 2001-09-13 | 2007-09-27 | Seiko Epson Corp | 電子装置及び電子機器 |
CN100401339C (zh) * | 2001-09-13 | 2008-07-09 | 精工爱普生株式会社 | 电子装置及其制造方法及电子机器 |
JP2010016008A (ja) * | 2001-09-13 | 2010-01-21 | Seiko Epson Corp | 電子装置及び電子機器 |
JP2011191772A (ja) * | 2003-06-02 | 2011-09-29 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及びこれを備えた電子機器 |
JP2006227242A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
JP2012118556A (ja) * | 2012-01-18 | 2012-06-21 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
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