JP2002240046A - クリーナ装置及び樹脂封止装置 - Google Patents

クリーナ装置及び樹脂封止装置

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JP2002240046A
JP2002240046A JP2001039005A JP2001039005A JP2002240046A JP 2002240046 A JP2002240046 A JP 2002240046A JP 2001039005 A JP2001039005 A JP 2001039005A JP 2001039005 A JP2001039005 A JP 2001039005A JP 2002240046 A JP2002240046 A JP 2002240046A
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duct
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モールド金型の種類が変わっても共用できる
汎用性を向上させたクリーナ装置を提供する。 【解決手段】 上クリーナユニット36の上集塵ダクト
部38と下クリーナユニットの下集塵ダクト部39が連
通して共用する共通集塵ダクト33を有し、上集塵ダク
ト部38が移動して共通集塵ダクト33との連通孔40
を塞ぐように移動可能に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は型開きしたモールド
金型に進退動する際に上型面及び/又は下型面をクリー
ニングしつつ集塵するクリーナ装置及び該クリーナ装置
を備えた樹脂封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置として用いられる樹脂封
止装置には、型開きしたモールド金型より成形品を取り
出した後に、該モールド金型の金型面に付着した樹脂か
すを除去するためクリーナ装置が設けられている。この
クリーナ装置の1例について、図11を参照して説明す
る。クリーナ装置101は、取付板102の上下に上集
塵ダクト部103及び下集塵ダクト部104が取付固定
されている。上集塵ダクト部103及び下集塵ダクト部
104は、上型面及び下型面に対向してダクト開口部1
05、106を有するダクトフレーム107、108が
設けられている。
【0003】このダクト開口部105、106には金型
面に摺接して集塵する際のガイドとなるスカート部10
9、110が設けられている。ダクトフレーム107、
108内には上下金型面より各々樹脂かすを掻き落とす
クリーニングブラシ111、112が回転可能に収容さ
れている。クリーニングブラシ111、112は、図示
しない電動モータなどの駆動源により回転駆動される。
上集塵ダクト部103及び下集塵ダクト部104は、取
付板102に設けられた連通孔113、114を通じて
共通集塵ダクト部115に連通している。
【0004】樹脂成形後、型開きしたモールド金型にク
リーナ装置101が進入する際に上集塵ダクト部103
のクリーニングブラシ111を回転駆動させると共にダ
クトフレーム107、連通孔113、共通集塵ダクト部
115を通じて吸引しながら集塵し上型面をクリーニン
グするようになっている。また、モールド金型よりクリ
ーナ装置101が退避する際に下集塵ダクト部104の
クリーニングブラシ112を回転駆動させると共にダク
トフレーム108、連通孔114、共通集塵ダクト部1
15を通じて吸引しながら集塵し下型面をクリーニング
するようになっている。
【0005】また、近年、金型メンテナンスを簡略化
し、サイクルタイムを短縮化して生産効率を高めるた
め、モールド金型の上型面及び/又は下型面をリリース
フィルムで覆って樹脂封止する樹脂封止装置が開発さ
れ、実用化されている。この装置においては、樹脂封止
が行われるたびに、モールド金型の上型面及び/又は下
型面を覆うリリースフィルムを交換するだけで新たな樹
脂封止が行える。
【0006】例えば、上型面及び下型面をリリースフィ
ルムで覆う樹脂封止装置においては、クリーニングブラ
シがリリースフィルムに接触すると破れるおそれがある
ため、クリーナ装置は省略される。また、上型面又は下
型面の一方をリリースフィルムで覆う樹脂封止装置にお
いては、リリースフィルムで覆われない一方の金型面の
みをクリーニングするクリーナ装置が設けられる。例え
ば図12に示すように、上型面のみをリリースフィルム
117で覆うクリーナ装置116においては、下型面の
みをクリーニングするため、取付板102には下集塵ダ
クト部104のみが取付固定されている。取付板102
の上集塵ダクト部103の取付位置に設けられた連通孔
113は閉鎖板118により閉鎖されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リリー
スフィルムの使用/不使用によってクリーナ装置が不要
であったり必要であったり、或いはリリースフィルムに
より上型面側を覆うか下型面側を覆うかなどの樹脂封止
装置の装置構成によって、個別にクリーナ装置を製作す
るのは、製造コストが嵩む上に部品点数が多くなる。ま
た、同一の樹脂封止装置において、リリースフィルムを
使用するモールド金型と使用しないモールド金型とを交
換するたびに、クリーナ装置も交換する必要があり、メ
ンテナンスの作業負担が増えて作業性が低下する。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、モールド金型の種類が変わっても共用できる汎用
性を向上させたクリーナ装置及び該クリーナ装置を備え
て製造コストやメンテナンス作業が効率化して行える樹
脂封止装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。即ち、型開きしたモー
ルド金型に進退動する際に上型面及び/又は下型面をク
リーニングしつつ集塵するクリーナ装置においては、上
クリーナユニットの上集塵ダクト部と下クリーナユニッ
トの下集塵ダクト部が各々連通して共用する共通集塵ダ
クト部を有し、上集塵ダクト部及び/又は下集塵ダクト
部が共通集塵ダクト部との連通孔を個別に塞ぐように上
クリーナユニット及び/又は下クリーナユニットが移動
可能に設けられていることを特徴とする。また、上クリ
ーナユニット及び/又は下クリーナユニットは、上型面
及び/又は下型面をクリーニング可能なクリーニング位
置と、上型面及び/又は下型面より退避した退避位置と
の間を移動可能に設けられていることを特徴とする。ま
た、上下クリーナユニットは、上型面及び下型面に各々
対向してダクト開口部を有する上下ダクトフレームと、
該上下ダクトフレーム内に回転可能に収容され、金型面
より樹脂かすを掻き落とす上下クリーニングブラシとを
備えた上下集塵ダクト部と、上下クリーニングブラシを
回転駆動する駆動機構と、上下ダクトフレームを移動さ
せる移動機構とを具備したことを特徴とする。
【0010】また、樹脂封止装置においては、前述した
クリーナ装置が、移動レール部からプレス部へ進退移動
して被成形品を搬入するローダー及び/又は成形品を取
り出すアンローダーに設けられていることを特徴とす
る。また、クリーナ装置は、プレス部へ進退移動するワ
ーク搬送部の先頭側に前記上下集塵ダクト部が一体に設
けられていることを特徴とする。また、ローダー及びア
ンローダーは、共通の移動レール部を移動可能に設けら
れており、共通集塵ダクト部は移動レール部に沿って設
けられた装置本体側の集塵ダクトに連通可能に設けられ
ていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図面と共に詳述する。尚、本実施の態様で
は、樹脂封止装置の一例として、被成形品をプレス部に
搬入する搬入部(ローダー)と、プレス部より成形品を
成形品取出部へ取り出す搬出部(アンローダー)とが移
動レール部を共用するタイプの樹脂封止装置について説
明する。図1はクリーナ装置の上視図、図2は図1の左
側面図、図3は図1の右側面図、図4は上下クリーナユ
ニットが作動状態でクリーニングブラシ部側から見た説
明図、図5は図4のX−X断面図、図6は下クリーナユ
ニットのみが作動状態でクリーニングブラシ部側から見
た説明図、図7は図6のY−Y断面図、図8(a)
(b)はクリーナ装置を設けたアンローダーの平面図及
び側面図、図9は増設レールユニットにプレス部を搭載
して増設した樹脂封止装置の平面図、図10は図9の樹
脂封止装置のプレス部の側面説明図である。
【0012】先ず、樹脂封止装置の概略構成について図
9及び図10を参照して説明する。図9において、樹脂
封止装置は被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニッ
トBとの間に増設レールユニットCを分離可能に備えて
いる。被成形品供給ユニットA、成形品収納ユニットB
及び増設レールユニットCのそれぞれが移動レール部と
台座部を有しており、台座部には各種機能部を備えるこ
とが可能である。各種機能部として、供給部、整列部、
受渡部、取出部、ディゲート部、収納部、プレス部、フ
ィルムユニット等が適宜設置されている。
【0013】図9において、1は基板供給部であり、供
給マガジン2に収納したリードフレーム、樹脂基板など
の基板を整列部であるターンテーブル3へ向きを揃えて
供給し、該ターンテーブル3から受渡部である供給位置
4まで図示しない送り出し機構により送り出される。供
給位置4には、基板の加熱手段を設けても良い。5は樹
脂タブレット供給部であり、樹脂タブレットを送り出す
リニアフィーダ(図示せず)から樹脂タブレットをタブ
レットホルダー6へ装填し、該タブレットホルダー6を
供給位置まで移動して供給する。
【0014】7はプレス部であり、モールド金型8及び
該モールド金型8を型締め型開きする公知の型開閉機構
及びモールド金型8のキャビティに樹脂圧を印加しなが
ら封止樹脂を送り出す公知のトランスファ機構などが装
備されている。プレス部7は、台座部9に設けられてお
り、モールド金型8(上型面及び/又は下型面)をリリ
ースフィルム10により覆うフィルムユニットFが取付
け可能になっている。本実施例は、上型面のみがリリー
スフィルム10で覆われる場合について説明する。尚、
成形品収納ユニットB及び増設レールユニットCにプレ
ス部7を備えた場合にも、フィルムユニットFを同様に
取付可能になっている(図示せず)。
【0015】フィルムユニットFは、プレス部7の両側
にフィルム供給部11及びフィルム巻取り部12を備え
ており、リリースフィルム10は移動レール部と直交す
る方向に張設されている。リリースフィルム10は、Q
FNのようにインナーリードの一部をパッケージから露
出させたり、BGAタイプ或いはフリップチップ実装タ
イプの半導体パッケージにおいては、接続端子(バン
プ、はんだボールなど)の端部を露出させて樹脂封止す
る場合などに好適に用いられる。リリースフィルム10
は、モールド金型8の加熱温度に耐えられる耐熱性を有
するもので、金型面より容易に剥離するものであって、
柔軟性、伸展性を有するフィルム材、例えば、PTF
E、ETFE、PET、FEP、フッ素含浸ガラスクロ
ス、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリジン等が好適に用
いられる。リリースフィルム10は、モールド金型8の
上型パーティング面に形成された吸着穴よりエアーを吸
引することで、上型面に密着して張設される。
【0016】13は移動レール部であり、被成形品供給
ユニットA、成形品収納ユニットB及び増設レールユニ
ットCにわたって連結されている。この移動レール部1
3には、供給位置4で基板を受け取って保持し、タブレ
ットホルダー6より樹脂タブレットを受け取って保持す
るローダー14やプレス部7などから成形品を取出すア
ンローダー15が共用して移動可能になっている。ロー
ダー14及びアンローダー15は、移動レール部13を
所要位置へ移動して所要のプレス部7に一方向から進退
移動するようになっている。
【0017】16はアンローダー15の共通集塵ダクト
部に接続可能な集塵ダクトであり、移動レール部13に
併設されている。集塵ダクト16の一端は集塵機17に
連結しており、他端にはダクト連結部18が設けられて
いる。ダクト連結部18には増設レールユニットCの集
塵ダクト16が連結可能になっている。アンローダー1
5のプレス部7への進入方向先頭側にはクリーナ装置1
9が一体に設けられている。クリーナ装置19は、プレ
ス部7より成形品を取り出す際に、アンローダー15の
共通集塵ダクト部が対応する集塵ダクト16のダクト連
結部18に形成された連結孔(図示せず)に連結して、
型開きしたモールド金型8より退避する際に下金型面を
クリーニングしながら集塵動作を行い、樹脂かすなどの
塵を集塵機17へ集塵するようになっている。
【0018】図9において、いずれかのプレス部よりア
ンローダー15により取出された成形品は成形品取出部
の下方に待機している移動テーブル20へ受け渡され
る。アンローダー15は、成形品を移動テーブル20へ
受け渡すと次の成形品の取出し動作に移行する。移動テ
ーブル20は成形品を載置してディゲート部21へ搬送
する。ディゲート部21は、移動テーブル20へ載置さ
れて搬送された成形品を押えて冷却すると共に基板をツ
イストすることによりゲートブレイクし不要樹脂を分離
する。不要樹脂は図示しないスクラップボックスへ回収
される。移動テーブル20は成形品のみを載置して成形
品収納部へ搬送する。成形品収納部において、移動テー
ブル20に搬送された成形品が成形品ピックアップ22
により一旦保持される。そして、移動テーブル20が成
形品取出部へ向かって移動すると、ピックアップ22
は、下方に設けられた収納マガジン23へ必要に応じて
旋回して向きを揃えて成形品を収納する。
【0019】増設レールユニットCは、被成形品供給ユ
ニットAと成形品収納ユニットBとの間に挿脱可能に設
けられている。この増設レールユニットCには、移動レ
ール部13どうしを連結してローダー14及びアンロー
ダー15が長手方向に移動可能になっている。増設レー
ルユニットCの台座部9には、各種機能部が交換可能に
設けられている。本実施例では増設するプレス部7が設
けられている。
【0020】ここで、プレス部7を搭載した増設レール
ユニットCの構成について図10を参照して説明する。
台座部9は、レール台座部9aとベース台座部9bとを
備えており、ベース台座部9bには、プレス部7が搭載
されている。プレス部7には、モールド金型8を開閉す
る公知の型開閉機構や、キャビティへ封止樹脂に樹脂圧
を加えながら送り出す公知のトランスファ機構などが装
備されている。レール台座部9aには、移動レール部1
3が搭載されている。移動レール部13には、レール支
持部24の上にレールブロック25が固定されている。
レールブロック25の幅方向両側には、L字状に切欠か
れたアングル部が設けられており、該アングル部にはレ
ール26が位置決め固定されている。また、レール支持
部24には、集塵ダクト16がレール26に沿って保持
されている。また、レール台座部9aには、ベース台座
部9bに搭載される機能部の制御ユニット(本実施例で
はプレス部及びフィルムユニット)の制御ユニット27
が設けられている。
【0021】ローダー14及びアンローダー15は、被
成形品供給ユニットA、成形品収納ユニットB及び増設
レールユニットCのいずれかのレール支持部24に設け
られた軸部に回転可能に設けられた駆動側プーリと従動
側プーリとの間に掛け渡されたタイミングベルトに、ベ
ルト連結片により各々連繋している。ローダー14及び
アンローダー15は、図示しない駆動源により各軸部を
所定方向に回転駆動させることによりレール26上を各
ユニット間にわたって移動するようになっている。ロー
ダー14及びアンローダー15の下面には、レール26
上をスライドするスライドガイド28が設けられてい
る。
【0022】また、モールド金型(上型)8の両側には
長尺状のリリースフィルム10を供給し巻き取るフィル
ムユニットFが設けられている。このフィルムユニット
Fは、装置奥側(移動レール部13側)にリリースフィ
ルム10を供給するフィルム供給部11を有し、装置手
前側にリリースフィルム10を巻き取るフィルム巻取り
部12を有している。フィルム供給部11及びフィルム
巻取り部12は、フィルムカバー11a、12aを回動
させて、フィルムロールを各々着脱できるようになって
いる。
【0023】また、フィルムユニットFは、上型のみな
らず下型の両側に設けても良い。この場合、例えば装置
奥側に設けられたフィルム供給部11はフィルムロール
装着(又は交換)する場合の作業スペースに乏しいた
め、モールド金型8が型開きした状態でフィルム供給部
11を上下に移動可能にして移動レール部13側の空い
たスペースからフィルムカバー11aを回動させてフィ
ルムロールを着脱するようにしても良い。
【0024】次に、クリーナ装置19を備えたアンロー
ダー15の構成について図8を参照して説明する。図8
(a)において、アンローダー15には、モールド金型
より成形品を保持して取り出すワーク搬送部15aが設
けられている。このワーク搬送部15aには、成形品を
保持するための図示しないメカニカルハンド若しくは吸
着部が設けられている。また、ワーク搬送部15aは、
プレス部7へ進退動するため両側に複数のガイドローラ
29及び図示しない駆動ローラが設けられている。アン
ローダー駆動モータ30を駆動することにより、図示し
ないベルト駆動伝達機構などを介して駆動ローラに駆動
伝達して、該駆動ローラとガイドローラ29とでフレー
ム部31の両側に設けられたガイドレール32を挟みな
がら、ワーク搬送部15aはプレス部7へ向かって進退
動するようになっている。
【0025】33は共通集塵ダクト部であり、その一端
はクリーナ装置19のダクト部と連通しており他端はホ
ース34を介して集塵ダクト16のダクト連結部18に
連結するようになっている。35は集塵動作検知用の圧
力センサであり、共通集塵ダクト部33の途中に設けら
れている。この圧力センサ35は、後述する上下集塵ダ
クト部を併用したときと、何れか一方のみを使用した場
合とで、圧力変化を監視して常に一定の吸引圧を保つよ
うに設計されている。
【0026】次に、クリーナ装置19の具体的な構成に
ついて図1〜図3を参照して説明する。クリーナ装置1
9は、上クリーナユニット36と下クリーナユニット3
7とを備えており、上クリーナユニット36には上集塵
ダクト部38が、下クリーナユニット37には下集塵ダ
クト部39が設けられている。上集塵ダクト部38及び
下集塵ダクト部39は共通集塵ダクト部33に連通孔4
0,41(図4参照所)を介して各々連通して共用する
ようになっている。また、本実施例では、上型面がリリ
ースフィルム10で覆われているため、上集塵ダクト部
38が上下に移動可能に設けられており、共通集塵ダク
ト部33との連通孔40を塞ぐようになっている。具体
的には、上集塵ダクト部38は、上型面をクリーニング
可能なクリーニング位置Pと、上型面Tより下方へ退避
した退避位置Qとの間を移動可能に設けられている。
尚、装置形態によっては、例えば下型面がリリースフィ
ルム10で覆われている場合には、下集塵ダクト部39
が共通集塵ダクト部33との連通孔41を塞ぐように移
動可能に設けられていてもよく、また、リリースフィル
ム10を使用しない場合には、上集塵ダクト部38及び
下集塵ダクト部39が共通集塵ダクト部33との連通孔
40,41を塞ぐように移動可能に設けられていても良
い。
【0027】上集塵ダクト部38及び下集塵ダクト39
は、上型面T及び下型面Uに対向して上下ダクト開口部
42、43が設けられた上下ダクトフレーム44、45
を備えている。上下ダクト開口部42、43には、上型
面T及び下型面Uに摺接して吸引空間を形成する上下ス
カート部(例えばゴムスカート部)46、47が設けら
れている。
【0028】上下ダクトフレーム44、45内には上下
クリーニングブラシ48、49が夫々回転可能に収容さ
れており、金型面より樹脂かすを掻き落とすようになっ
ている。上下クリーニングブラシ48、49は、上下ダ
クトフレーム44、45に一体に設けられた上下駆動機
構50、51により各々回転駆動される。具体的には、
上下駆動モータ52、53のモータ軸には駆動プーリ5
4、55が設けられており、上下クリーニングブラシ4
8、49の回転軸には従動プーリ56、57が設けられ
ている。駆動プーリ54、55と従動プーリ56、57
との間には、ベルト(タイミングベルト、Vベルトな
ど)58、59が掛け渡されており、上下駆動モータ5
2、53より上下クリーニングブラシ48、49へ各々
駆動伝達するようになっている。
【0029】次に、上ダクトフレーム44を移動させる
移動機構の構成について説明する。60は取付板であ
り、その一方側には下ダクトフレーム45が取付固定さ
れている。また、取付板60には、下ダクトフレーム4
5の上側にスライドレール61が上下に設けられてお
り、該スライドレール61にはスライドガイド62を介
して上ダクトフレーム44がスライド可能に連繋してい
る。また、上ダクトフレーム44には可動板63が一体
に設けられており、該可動板63は取付板60に設けら
れたガイド孔60aを挿通して上下ダクトフレーム取付
面と反対面側へ延設されている。また、取付板60の他
方側(上下ダクトフレーム取付面と反対面側)にはエア
シリンダ64が取付固定されている。このエアシリンダ
64のシリンダロッド64aの先端部は可動板63に連
繋している。よって、エアシリンダ64を作動させるこ
とにより、可動板63を介して上ダクトフレーム44が
スライドレール61に沿って上下動するようになってい
る。また、上ダクトフレーム44の移動により連通孔4
0が開閉されるため、該連通孔40を形成する取付板6
0と上ダクトフレーム44との間にはシールパッキン材
65が嵌め込まれている。
【0030】次に、上ダクトフレーム44の移動動作に
ついて図4〜図7を参照して説明する。図4及び図5
は、上下クリーニングユニット36、37を作動させて
上型面T及び下型面Uを同時にクリーニングする場合
(即ちリリースフィルム10を使用しない場合)の説明
図である。上ダクトフレーム44は、エアシリンダ64
により取付板60に対して上動した位置で保持されてい
る。ワーク搬送部15aが成形品を保持してプレス部7
より退避する際に、上下クリーニングユニット36、3
7を作動させて上型面T及び下型面Uを同時にクリーニ
ングする。即ち、上下ダクトフレーム44、45は、連
通孔40、41を通じて各々共通集塵ダクト部33に連
通しており、上下クリーニングブラシ48、49を回転
駆動させて上下スカート部46、47で囲まれた上下ダ
クト開口部42、43より樹脂かすなどの塵が上下集塵
ダクト部38、39内へ吸引されて、連通孔40、41
を通じて各々共通集塵ダクト部33から装置本体側の集
塵機17へ集塵される。
【0031】次に、図6及び図7は、下クリーニングユ
ニット37のみを作動させて下型面Uをクリーニングす
る場合(即ち上型面のみにリリースフィルム10を使用
する場合)の説明図である。上ダクトフレーム44は、
エアシリンダ64を作動させて取付板60に対して下動
させ、上型面Tをクリーニング可能なクリーニング位置
P(図7の2点鎖線位置)から上型面Tより退避した退
避位置Q(図7の実線位置)へ移動させる。これによ
り、上ダクトフレーム44は連通孔40がシールパッキ
ン材65により遮断されており、共通集塵ダクト部33
からの吸引は作用しないようになっている。
【0032】ワーク搬送部15aが成形品を保持してプ
レス部7より退避する際に、下クリーニングユニット3
7のみを作動させて下型面Uをクリーニングする。即
ち、下ダクトフレーム45は、連通孔41を通じて共通
集塵ダクト部33に連通しており、下クリーニングブラ
シ49のみを回転駆動させて下スカート部47で囲まれ
た下ダクト開口部43より樹脂かすなどの塵が下集塵ダ
クト部39内へ吸引されて、連通孔41を通じて共通集
塵ダクト部33から装置本体側の集塵機17へ集塵され
る。
【0033】クリーナ装置19を用いれば、プレス部7
にリリースフィルム10の使用/不使用によってクリー
ナ装置が不要/必要であったりしても、或いはリリース
フィルム10により上型面側を覆うか下型面側を覆うか
などの樹脂封止装置の装置形態によって、個別にクリー
ナ装置を製作する必要がなく、何れの装置形態であって
もクリーナ装置19を共用できるので、部品点数を減ら
して、製造コストを低減することができる。また、同一
の樹脂封止装置において、リリースフィルム10を使用
するモールド金型8と使用しないモールド金型8とを交
換するたびに、逐一クリーナ装置19をも交換する必要
がなくなるので、メンテナンスの作業を効率化して行え
る。
【0034】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述した実施例に限定されるの
ではなく、増設レールユニットにはプレス部7に限らず
他の機能部が設けられていても良く、リリースフィルム
10を使用しなくても或いは上型及び下型の何れか又は
双方に使用する場合でも良い。また、クリーナ装置19
はアンローダー15に限らずローダー15の何れかに設
けられていても或いは双方に設けられていても良い等、
発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るの
はもちろんである。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るクリーナ装置を用いると、
プレス部にリリースフィルムの使用/不使用によってク
リーナ装置が不要/必要であったりしても、或いはリリ
ースフィルムにより上型面側を覆うか下型面側を覆うか
などの樹脂封止装置の装置形態によって、個別にクリー
ナ装置を製作する必要がなく、何れの装置形態であって
もクリーナ装置を共用できるので汎用性が高く、部品点
数を減らして、製造コストを低減することができる。ま
た、同一の樹脂封止装置において、リリースフィルムを
使用するモールド金型と使用しないモールド金型とを交
換するたびに、逐一クリーナ装置をも交換する必要がな
くなるので、メンテナンスの作業を効率化して行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリーナ装置の上視図である。
【図2】図1のクリーナ装置の左側面図である。
【図3】図1のクリーナ装置の右側面図である。
【図4】上下クリーナユニットが作動状態でクリーニン
グブラシ部側から見た説明図である。
【図5】図4のX−X断面図である。
【図6】下クリーナユニットのみが作動状態でクリーニ
ングブラシ部側から見た説明図である。
【図7】図6のY−Y断面図である。
【図8】クリーナ装置を設けたアンローダーの平面図及
び側面図である。
【図9】増設レールユニットにプレス部を搭載して増設
した樹脂封止装置の平面図である。
【図10】図9の樹脂封止装置のプレス部の側面説明図
である。
【図11】従来のクリーナ装置の説明図である。
【図12】従来のクリーナ装置の説明図である。
【符号の説明】
A 被成形品供給ユニット B 成形品収納ユニット C 増設レールユニット F フィルムユニット 1 被成形品供給部 2 供給マガジン 3 ターンテーブル 4 供給位置 5 樹脂タブレット供給部 6 タブレットホルダー 7 プレス部 8 モールド金型 9 供給側台座部 10 リリースフィルム 11 フィルム供給部 12 フィルム巻取り部 13 供給側移動レール部 14 ローダー 15 アンローダー 15a ワーク搬送部 16 供給側吸引ダクト 17 集塵機 18 移動テーブル 19 クリーナ装置 20 ディゲート部 21 成形品ピックアップ 22 ピックアップ 23 収納マガジン 24 レール支持部 25 レールブロック 26 レール 27 制御ユニット 28、62 スライドガイド 29 ガイドローラ 30 アンローダー駆動モータ 31 フレーム部 32 ガイドレール 33 共通集塵ダクト部 34 ホース 35 圧力センサ 36 上クリーナユニット 37 下クリーナユニット 38 上集塵ダクト部 39 下集塵ダクト部 40 41 連通孔 42 上ダクト開口部 43 下ダクト開口部 44 上ダクトフレーム 45 下ダクトフレーム 46 上スカート部 47 下スカート部 48 上クリーニングブラシ 49 下クリーニングブラシ 50 上駆動機構 51 下駆動機構 52 上駆動モータ 53 下駆動モータ 54、55 駆動プーリ 56、57 従動プーリ 58、59 ベルト 60 取付板 60a ガイド孔 61 スライドレール 63 可動板 64 エアシリンダ 65 シールパッキン材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型開きしたモールド金型に進退動する際
    に上型面及び/又は下型面をクリーニングしつつ集塵す
    るクリーナ装置において、 上クリーナユニットの上集塵ダクト部と下クリーナユニ
    ットの下集塵ダクト部が各々連通して共用する共通集塵
    ダクト部を有し、前記上集塵ダクト部及び/又は下集塵
    ダクト部が前記共通集塵ダクト部との連通孔を個別に塞
    ぐように上クリーナユニット及び/又は下クリーナユニ
    ットが移動可能に設けられていることを特徴とするクリ
    ーナ装置。
  2. 【請求項2】 前記上クリーナユニット及び/又は下ク
    リーナユニットは、上型面及び/又は下型面をクリーニ
    ング可能なクリーニング位置と、上型面及び/又は下型
    面より退避した退避位置との間を移動可能に設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載のクリーナ装置。
  3. 【請求項3】 前記上下クリーナユニットは、上型面及
    び下型面に各々対向してダクト開口部を有する上下ダク
    トフレームと、該上下ダクトフレーム内に回転可能に収
    容され、金型面より樹脂かすを掻き落とす上下クリーニ
    ングブラシとを備えた上下集塵ダクト部と、前記上下ク
    リーニングブラシを回転駆動する駆動機構と、前記上下
    ダクトフレームを移動させる移動機構とを具備したこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のクリーナ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうち何れかに記載のクリ
    ーナ装置が、移動レール部からプレス部へ進退移動して
    被成形品を搬入するローダー及び/又は成形品を取り出
    すアンローダーに設けられていることを特徴とする樹脂
    封止装置。
  5. 【請求項5】 前記クリーナ装置は、プレス部へ進退移
    動するワーク搬送部の先頭側に前記上下集塵ダクト部が
    一体に設けられていることを特徴とする請求項4記載の
    樹脂封止装置。
  6. 【請求項6】 前記ローダー及びアンローダーは、共通
    の移動レール部を移動可能に設けられており、前記共通
    集塵ダクト部は前記移動レール部に沿って設けられた装
    置本体側の集塵ダクトに連通可能に設けられていること
    を特徴とする請求項4又は5記載の樹脂封止装置。
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