JP4359484B2 - 樹脂封止装置 - Google Patents
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Description
また、マップ状に配置された半導体チップが一括して封止される場合にはスクラップも大型になり、ディゲートピンで部分的に押すと荷重の偏りによりスクラップが破損して回収が困難になる。
更に、パッケージ部が薄く、ワーク(特に樹脂基板)の面積が大きい場合には、樹脂封止後のパッケージ部の硬化が進むと樹脂部分がシュリンクすることにより基板の反りが大きくなり、製品が不良品となるおそれがある。
即ち、ワークと、該ワークの樹脂封止部の外形及び厚さを規定するキャビティ孔が穿孔されたキャビティプレートとがプレス部に搬入され、モールド金型と位置合わせしてクランプすることにより樹脂封止され、樹脂封止後のワークよりスクラップ部を除去するディゲート部を具備した樹脂封止装置であって、前記ディゲート部はキャビティプレートをクランプする上下クランプユニットを備え、該上下クランプユニットは、前記キャビティプレートの透孔を通じて前記スクラップ部に当接するスクラップ用ディゲートブロックと、透孔を通じてパッケージ部に当接する該パッケージ部と同等のクランプ面を有するワーク用ディゲートブロックとを具備し、前記上下クランプユニットによりキャビティプレートがクランプされた状態で、先ず前記スクラップ用ディゲートブロックによりスクラップを押動してゲートブレイクを行うと共に前記ワーク用ディゲートブロックをパッケージ部に所定時間当接させ、次いで前記ワーク用ディゲートブロックにより前記パッケージ部を前記スクラップと逆向きに押動してゲートブレイクが行われることを特徴とする。
また、前記スクラップ部又はワークをクランプする上下クランプユニットの一部に可動ブロックが設けられており、キャビティプレートの透孔を通じてスクラップ部又はパッケージ部を押動するスクラップ用ディゲートブロック又はワーク用ディゲートブロックと前記可動ブロックとの間でスクラップ部又はワークが各々クランプされた状態から押動されて前記キャビティプレートから各々分離することを特徴とする。
特に、上下クランプユニットによりキャビティプレートをクランプし、ワーク用ディゲートブロックをパッケージ部に当接させることにより、パッケージ部の樹脂硬化を促進しつつ基板の反りを矯正することができる。
また、スクラップ用ディゲートブロック又はワーク用ディゲートブロックと可動ブロックとの間でスクラップ部又はワークをクランプした状態でキャビティプレートから分離することにより、荷重の偏りや反りなどの変形が生じ難く、スクラップ部又はワークをキャビティプレートから精度よく分離することができる。
本願発明は、ワークと、該ワークの樹脂封止部の外形及び厚さを規定する透孔が穿孔されたキャビティプレートとがプレス部に搬入され、モールド金型と位置合わせしてクランプすることにより樹脂封止が行なわれ、樹脂封止後のワークよりスクラップ部を除去するディゲート部を具備した樹脂封止装置について広く適用可能である。
半導体チップが基板上に搭載されたワークW或いは半導体用基板などのワークWは、ワーク供給部7より基板プレヒート部8へ送り出される。ワークWは供給マガジン9に収容されており、該供給マガジン9からプッシャー10によってワークWが基板プレヒート部8へ送り出される。基板プレヒート部8は、基板温度と金型温度との温度差を縮小して成形時間を短縮するために設けられる。
型閉じする場合は、下型が上動し、搬送アーム13及び支持枠体11の中空孔14(図3参照)へ進入して上型クランプ面へリフトアップされたキャビティプレート1をクランプする。このとき、ワークWは半導体チップがキャビティ孔17に進入し、基板がキャビティプレート面へ押し当てられる。また、下型のポットはキャビティプレート1のポット孔16と位置合わせしてクランプされる。下型にはポット内に装填される樹脂材を押動するプランジャを備えた公知のトランスファ機構が設けられている。ワークWをクランプした状態でトランスファ機構を作動させると、プランジャが溶融した封止樹脂をキャビティプレート1とリリースフィルム22との間に形成された樹脂路を通じてキャビティ孔17内へ圧送りして樹脂封止される。
図1において、ディゲート部5には、キャビティプレート1及びワークWをクランプする上クランプユニットA及び下クランプユニットBが設けられている。
図4において、プレス部4で樹脂封止されたワークWは、上型44と下型45が型開きすると、キャビティプレート1と共に支持枠体11に支持されたまま搬送アーム13(図1参照)上にリフトダウンされ、該搬送アーム13に載置されたまま、トラック面2に沿ってディゲート部5へ搬送される。このとき、ワークWがプレス部4からディゲート部5へ搬送される途中に成形品(パッケージ部24)及びスクラップ部25の脱落の有無を検出する透過型のセンサ46が設けられている。センサ46は、図4のワークWにおいては、両側パッケージ部24と中央のスクラップ部25に対応してトラック面2の幅方向に3箇所に設けられる。パッケージ部24及び/又はスクラップ部25の欠損が検出されると、ワークWの搬送を停止するようになっている。
図8において、本実施例は、キャビティプレート1をクランプする下クランプユニットBの一部にワークWをクランプ可能な可動ブロック48が設けられている。具体的には、ディゲートパレット26のワーク載置部に相当する部位に可動ブロック48がコイルスプリング49を介して支持されている。この場合、キャビティプレート1を成形品保持装置28とディゲートパレット26によりクランプした状態で、ワークWをスクラップ用ディゲートブロック32と可動ブロック48とでクランプできるので、パッケージ部24の冷却する際の反り矯正効果を向上させることができる。
図示しないが、プレス部4はキャビティプレート1の下面側を樹脂路に用いてワークWの樹脂封止が行われる。
分離後のワークWは成形品保持装置28の吸着パッド33に吸着されたまま搬出される。また、可動ブロック48に残存するスクラップ部25は、ディゲートパレット26から回収されるようになっている。
B 下クランプユニット
1 キャビティプレート
2 トラック面
3 プレヒート部
4 プレス部
5 ディゲート部
6 クリーナー部
7 ワーク供給部
8 基板プレヒート部
9 供給マガジン
10、42 プッシャー
11 支持枠体
12 ピン
13 搬送アーム
14 中空孔
15 リフター装置
16 ポット孔
17 キャビティ孔
18、19 プーリ
20 ベルト
21 周回用モータ
22 リリースフィルム
23 フィルム搬送機構
24 パッケージ部
25 スクラップ部
26 ディゲートパレット
27 ワーク収納部
28 成形品保持装置
29a、29b クリーニングブラシ
29c 吸引ダクト
29d フードカバー
30 スクラップ用ディゲートブロック
31 ワーク載置部
32 ワーク用ディゲートブロック
33 吸着パッド
34 シュート
35 ボールねじ
37、40、43 シリンダ
38 ガイドレール
41 ワーク収納装置
44 上型
45 下型
46 センサ
47 隙間
48 可動ブロック
49 コイルスプリング
Claims (2)
- ワークと、該ワークの樹脂封止部の外形及び厚さを規定するキャビティ孔が穿孔されたキャビティプレートとがプレス部に搬入され、モールド金型と位置合わせしてクランプすることにより樹脂封止され、樹脂封止後のワークよりスクラップ部を除去するディゲート部を具備した樹脂封止装置であって、
前記ディゲート部はキャビティプレートをクランプする上下クランプユニットを備え、該上下クランプユニットは、前記キャビティプレートの透孔を通じて前記スクラップ部に当接するスクラップ用ディゲートブロックと、透孔を通じてパッケージ部に当接する該パッケージ部と同等のクランプ面を有するワーク用ディゲートブロックとを具備し、前記上下クランプユニットによりキャビティプレートがクランプされた状態で、先ず前記スクラップ用ディゲートブロックによりスクラップを押動してゲートブレイクを行うと共に前記ワーク用ディゲートブロックをパッケージ部に所定時間当接させ、次いで前記ワーク用ディゲートブロックにより前記パッケージ部を前記スクラップと逆向きに押動してゲートブレイクが行われることを特徴とする樹脂封止装置。 - 前記スクラップ部又はワークをクランプする上下クランプユニットの一部に可動ブロックが設けられており、キャビティプレートの透孔を通じてスクラップ部又はパッケージ部を押動するスクラップ用ディゲートブロック又はワーク用ディゲートブロックと前記可動ブロックとの間でスクラップ部又はワークが各々クランプされた状態から押動されて前記キャビティプレートから各々分離することを特徴とする請求項1記載の樹脂封止装置。
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