JP2002229373A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002229373A JP2001025606A JP2001025606A JP2002229373A JP 2002229373 A JP2002229373 A JP 2002229373A JP 2001025606 A JP2001025606 A JP 2001025606A JP 2001025606 A JP2001025606 A JP 2001025606A JP 2002229373 A JP2002229373 A JP 2002229373A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】梱包を解いて使用可能な状態にセッテイングす
る際、確実に使用可能な状態にすることができる画像形
成装置を提供する。 【解決手段】定着ローラ1に対しバネ7の加圧力で加圧
ローラ2を加圧させると共に、フレーム16をレバー17に
より下方に押し付けてローラ1、2とのニップ圧を弱め
て出荷し、シッピングスペーサ18をレバー17に取り外し
可能に装着すると共に、テープ19をシッピングスペーサ
18に連結し、さらにテープ19の先端を装置本体の外装部
材に粘着させていて、テープ19を引っ張るとレバー17が
回動してローラ1、2とを所定のニップ圧に保持させる
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等に備えられる画像形成装置に係り、
詳しくは、出荷時に圧を解除されている状態の定着器を
プリント可能な状態にするために備えられた部材(以下
シッピングスペーサと呼ぶ)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザービームプリンタ等の画像
形成装置におけるシッピングスペーサを図2に示す。
【0003】図2は従来のシッピングスペーサが公知の
定着器に備え付けられている様子を示しており、1は内
部にヒーター5を有する定着ローラ、2はフレーム6に支
えられ内部にヒータ5を有する公知の加圧ローラ、3はシ
ートを剥離する公知の分離爪、4は定着装置T内に備えら
れている搬送ローラ対を示す。加圧ローラ2は耐熱性部
材(不図示)と軸受部材(不図示)を介してフレーム6
に保持されている。
【0004】フレーム6は支軸6aを中心に揺動可能であ
り、ばね7によって加圧されている。ここでシッピング
スペーサ8が定着装置T内の固定部9とフレーム6の間に挟
まっており、その結果フレーム6を押し下げ加圧ローラ2
と定着ローラ1が圧接しないようにしている。
【0005】シッピングスペーサ8はユーザーが操作す
るための把手8aを有している。時間あたりのプリント枚
数(枚/分)が多い画像形成装置においては、定着性を
良くするためにニップを大きくする必要があり、加圧ロ
ーラ2の硬度を低くしてかつばね7を強くして対応してい
る。
【0006】このような圧接状態で定着装置を出荷する
と、長期にわたりこのような状態で放置される場合が生
じ、その結果加圧ローラの一部が扁平形状になる、いわ
ゆるCセット現象が発生する。この状態でユーザーが画
像形成装置を使いプリント動作を行い定着ローラ1、加
圧ローラ2を回転させると扁平に変形した加圧ローラ2
のために変音が生じ、場合によっては回転させるときの
負荷が増え装置本体が動かないばかりか駆動系(不図
示)を破損させ装置本体Mが使えなくなってしまうおそ
れがある。
【0007】そこで、シッピングスペーサにより定着ロ
ーラ1と加圧ローラ2が圧接しないようにして出荷するこ
とは広く行なわれている。
【0008】図3は従来のシッピングスペーサを有する
定着器Tが画像形成装置M内に備え付けられている様子
を示す。
【0009】図において、10は支軸10aを中心に開閉可
能なシートガイド、11は搬送ローラ対、12はシート排出
ローラ、13はシート積載トレイを示す。定着器Tは装置
本体内にビス等(不図示)により固定れている。この状
態で画像形成装置を工場等で組立後梱包(不図示)しユ
ーザーの元へと出荷する。
【0010】次にユーザーの元に画像形成装置が届き、
画像形成装置を動作できるように行なう作業について図
を用いて説明を行なう。ここで、再び図3を用いて説明
を行なう。
【0011】図3はユーザーが梱包を外した状態の画像
形成装置も示す。説明を続けるとユーザーは画像形成装
置をプリント可能な状態にするためにまず開閉ガイド10
を開ける。
【0012】図4はユーザーが開閉ガイド10を開けたと
ころを示す。図を用いて説明を続けると、ユーザーは開
閉ガイド10を開け、定着器Tのシッピングスペーサ8の把
手部8aを矢印A方向に引っ張りシッピングスペーサを外
す。
【0013】図5はシッピングスペーサ8が外れた状態の
定着器Tを示す。図に示すように、スペーサ8が外れると
ばね7の加圧力によりフレーム6が支軸6aを中心に回動す
ることにより加圧ローラ2が定着ローラ1に圧接する。こ
のとき、フレーム6と固定部9には隙間があり、固定部9
はばね7の加圧に関し関与しないようにしている。これ
により定着ローラ1と加圧ローラ2が圧接しトナーによっ
て印字されたシートを公知の加圧、加熱による充分な定
着を行なう状態とすることが可能になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のシ
ッピングスペーサは装置本体内部に設置されているため
下記に示す問題があった。
【0015】シッピングスペーサが装置内部にあるた
め、ユーザーが気が付きにくく定着ローラ1と加圧ロー
ラ2が圧接しない出荷状態のままプリント動作を行い、
定着性が不十分なシートをトレイ13に排出しシートから
トナーが剥がれてユーザーが読み取ることができないば
かりか手や衣服を不十分な定着性によるトナーで汚し不
快感を与えることが考えられる。
【0016】また、装置本体内の搬送路も汚してしま
い、排出したシートに汚れが付き装置が汚れ、特に公知
の自動両面機能を有する画像形成装置の場合、不十分な
定着性のシートの裏面に再び画像を印字させるため装置
本体内の大部分の搬送路を汚すこともあり得る。
【0017】上記問題を回避するため、シッピングスペ
ーサが装着されていることを検知する手段を設け、電気
的な信号でユーザーに知らせる方法があるがコストが高
くなってしまいユーザーに負担をかけていた。
【0018】また、画像形成装置内にシッピングスペー
サ8があり開閉カバー10を開けて装置内に手を入れてシ
ッピングスペーサ8の把手部8aを引っ張らせるため操作
しずらかった。
【0019】さらに、加圧されたフレーム6と固定部材9
との間のシッピングスペーサを引き抜くためばね7の力
が強いと抜きにくく、操作性が悪かった。
【0020】本出願に係る発明の目的は、このような従
来の問題を解決し、梱包を解いて使用可能な状態にセッ
テイングする際、ユーザーに安定した操作を行なわせ、
確実に使用可能な状態にすることができる画像形成装置
を提供しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、使用時に
所定の加圧力で加圧保持される第1の部材と第2の部材
と、被操作部材の除去で前記第1の部材と前記第2の部
材との加圧力の解除または加圧力を弱めさせる加圧力保
持手段と、画像形成装置本体外からの操作で前記被操作
部材を操作する操作部材とを有し、前記操作部材の操作
で前記被操作部材を前記加圧力保持手段から除去して前
記第1の部材と第2の部材とを使用時の加圧力に保持さ
せることを特徴とする画像形成装置にある。
【0022】第2の発明は、上記第1の発明で、前記第
1の部材と第2の部材とは定着装置における定着ローラ
と加圧ローラであることを特徴とする。
【0023】第3の発明は、使用時に所定の加圧力で加
圧保持される第1の部材と第2の部材と、被操作部材の
除去で前記第1の部材と前記第2の部材との加圧力の解
除または加圧力を弱めさせる加圧力保持手段と、前記被
操作部材を操作する操作部材とを有し、前記加圧力保持
手段は、前記加圧ローラを保持するフレームと、前記フ
レームを加圧する加圧部材と、回動することにより前記
フレームを前記加圧部材の加圧力に抗して移動させるレ
バー部材と、前記レバー部材に取り外し可能に装着され
ると共に前記操作部材と連結された被操作部材とを有し
ていることを特徴とする。
【0024】第4の発明は、上記いずれかの発明で、前
記操作部材の操作端部は、画像形成装置本体の開閉可能
なカバーと画像形成装置本体との間を通り画像形成装置
本体の外装部材まで延びていることを特徴とする。
【0025】第5の発明は、開閉可能なカバーと、回動
可能な回動部材と、取り外し可能に装着されて前記回動
部材を固定する固定部材と、前記固定部材に取り付けた
操作部材とを有し、前記操作部材が前記開閉カバーと画
像形成装置本体の外装部材との間を通り画像形成装置本
体の外装部材まで延びていることを特徴とする画像形成
装置にある。
【0026】第6の発明は、上記第5の発明で、前記回
動部材がカセット内のシートを持ち上げる中板であるこ
とを特徴とする。
【0027】第7の発明は、上記いずれかの発明で、前
記操作部材はテープまたは紐であることを特徴とする。
【0028】第8の発明は、上記いずれかの発明で、前
記操作部材を操作するための操作説明書を、前記操作部
材によって画像形成装置本体の外装部材に止められてい
ることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図に示す実施の形態に基づいて説明する。
【0030】<実施の形態1>図6は本発明の実施の形
態1を示すシッピングスペーサを備えた定着器Fの側断
面図を示す。
【0031】図において、従来例と同様の機能を有する
部材については同一符号を付しその説明を省略する。
【0032】加圧ローラ2は耐熱性部材(不図示)と軸
受部材(不図示)を介してフレーム16に保持されてい
る。フレーム16は、U字形状部16bを有し定着装置内の
軸20と嵌合しながらスムーズに移動できる。17は平面略
T型のレバーで、軸17aを中心に回動可能である。18は
シッピングスペーサ、19はシッピングスペーサ18に組
みつけられている片面に粘着性を有するテープ(あるい
は紐)を示す。19aで示す側(図中の上面側)に粘着剤
を有している。シッピングスペーサ18は、フック部18b
とストッパ部18dによりレバー17の先端に形成されてい
る張り出し部17Cをくわえた状態で組み付いている。図
7はレバー17の斜視図を、図8はレバー17にシッピング
スペーサ18とレバー17が組み付いている斜視図を示す。
図7,図8に示すように、レバー17は2つの張り出し部1
7cを有し、ここに2つのフック部18b(奥側は不図示)
により位置決めされている。
【0033】図7に戻って説明を続けると、フレーム16
はレバー17の押圧部17bが接して押し下げられ、U字部
16b部が距離Dの隙間をあけて浮き上がり定着ローラ1
と加圧ローラ2が接している状態が保持されている。こ
のとき、ばね7はフレーム16に圧をかけているが、てこ
の原理であるB:Cの比により、定着ローラ1と加圧ロ
ーラ2の圧接力はわずかなものであるため長時間放置し
ても加圧ローラが扁平になることはない。
【0034】図9は定着器Fが画像形成装置内に備えつ
けられている様子を示す。図において、従来例と同様の
機能を有する部材については同一符号を付しその説明を
省略する。10bは開閉ガイド10に設けられた把手を
示す。定着器Fは従来例と同様にビス等により画像形成
装置内のフレーム(不図示)に固定されている。
【0035】テープ19は、開閉ガイド10と画像形成
装置の間を通り装置外に出ている。
【0036】図1は、シッピングスペーサ18につけら
れたテープ19が画像形成装置の外装面に出ている様子
を示す斜視図である。図に示すように、テープ19は画
像形成装置Mの外装部材に貼り付けている。なお、一方
のテープは側面に、もう一方のテープは上方に貼ってあ
るがなんら規制されるものではない。
【0037】この状態で画像形成装置Mを工場等で梱包
(不図示)しユーザーの元へと出荷する。
【0038】次にユーザーの元に画像形成装置が届きプ
リント動作できるように行なう作業について図を用いて
説明を行なう。
【0039】図1に戻って説明を行うと、ユーザーの元
に画像形成装置が届き梱包(不図示)を外すと図に示す
状態となる。次にユーザーは把手10bに手をかけ開閉ガ
イド10を開く。
【0040】図10は開閉ガイドをユーザーが開いた状
態を示す。説明を続けると、ユーザーは開閉ガイド10
を開いた後、画像形成装置の外装部材に貼り付けてある
テープ19を剥がし矢印E方向に装置の外から引っ張
る。図7に戻って説明を続けると、画像形成装置の外側
からテープをE方向に引っ張ると、シッピングスペーサ
18はフック部18bがレバー17に引っ掛けられてい
るため、図6に示すように、レバー17が軸17aを中心
に矢印G方向に回転する。
【0041】図11はレバー17がテープ19が引っ張
られることによって回転し下がった状態を示す。図を用
いて説明を続ける。テープ19を引っ張ることにより、
レバー17が図中反時計方向に回動し、レバー17の先
端部側が下がり、シッピングスペーサ18の位置も図に
示す位置になることから、シッピングスペーサ18のフ
ック部18bがレバー17から外れ、画像形成装置の外
で操作していたユーザーはテープ19のついたシッピン
グスペーサ18を手にしそのまま捨てる。
【0042】一方、定着器Fはフレーム16がばね7に
よって加圧されているので、ばね7と接触している部分
が持ち上げられ加圧ローラ2が定着ローラ1に圧接す
る。
【0043】ここで、フレーム16がばね7によって加
圧されることによってフレームのU字部16bは移動
し、軸20とフレーム16のU字部16bにあった隙間D
はなくなり突き当たる。
【0044】また、フレーム16とレバー17の間に隙
間Hができ、レバー17がばね7の加圧力になんら関与
していない。これにより、定着ローラ1と加圧ローラ2
はプリント可能なニップを有しユーザーはプリント動作
を行うことができる。
【0045】ここで、再び図3を用いて従来例の説明を
行なう。図3はユーザーが梱包を外した状態の画像形成
装置も示す。説明を続けると、ユーザーは画像形成装置
をプリント可能な状態にするためにまず開閉ガイド10を
開ける。図4はユーザーが開閉ガイド10を開けたところ
を示す。図を用いて説明を続けると、ユーザーは開閉ガ
イド10を開け定着器Tのシッピングスペーサ8の把手部8a
を矢印A方向に引っ張りシッピングスペーサを外す。図5
はシッピングスペーサ8が外れた状態の定着器Tを示す。
図に示すように、スペーサ8が外れるとばね7の加圧力に
よりフレーム6が軸6aを中心に揺動することにより加圧
ローラ2が定着ローラ1に圧接する。このとき、フレーム
6と固定部9には隙間があり、固定部9はばね7の加圧に関
し関与しないようにしている。これにより、定着ローラ
1と加圧ローラ2が圧接しトナーによって印字されたシー
トを公知の加圧、加熱による充分な定着を行なう状態と
することが可能になる。図1に戻って説明を補足する
と、テープ19はオレンジ色などの色彩色を用いると一
段と目立ちやすいのでユーザーが気がつきやすい。さら
に、外装部材に操作説明書(不図示)をテープ19によ
って一緒に止めておくとユーザーは上記操作をするのに
困惑することがない。
【0046】さらに、図9に戻って説明を補足すると、
開閉ガイド10を閉めている時はレバ−17は開閉ガイド10
がストッパ−になるので下がることはない。
【0047】以上説明したように、本実施の形態1によ
れば、以下の効果を得ることができる。 :シッピングスペーサ18を引っ張るとレバー17が
下がるまで外れないで下がった後フック部が外れるので
確実に操作できる。 :シッピングスペーサ18につけられたテープ19を
画像形成装置の外装部にはわせてあるのでユーザーが気
がつきやすく定着器をプリント可能動作にし忘れる(シ
ッピングスペーサを外し忘れる)ことがない。 :操作は画像形成装置Mの外から行うので広い空間で
でき操作しやすい。 :回転可能なレバー17を下げることによって定着ロ
ーラ1と加圧ローラ2の圧がかかる構成なので操作時に
小さな力でテープ19を引っ張るだけでプリント可能状
態にすることができる。 :テープ19によって操作説明書を外装部材に貼り付け
てあるので新たな接着部材を必要としない。 :シッピングスペーサに圧がかからないので壊れにく
く比較的安価な材料で作成できるので最後に捨てる部材
として最適である。
【0048】<実施の形態2>図12は本発明の実施の
形態2に係る画像形成装置の斜視図を示す。
【0049】図において、実施の形態1の画像形成装置
と同一の部材には同一符号を付すと共に、構成的、機能
的に変わらないものについてはその説明を省略する。
【0050】図において、実施の形態1で示したテープ
19は開閉ガイド10の外装部に貼り付けてある。次
に、ユーザーの元に画像形成装置が届きプリント動作で
きるように行なう作業について説明を行なう。
【0051】ユーザーの元に画像形成装置が届き梱包
(不図示)を外すと、図12に示す状態となる。ユーザ
ーはテープ19によっていっしょに貼り付けてある操作
説明書20を見て操作をおこなう。操作説明書21には
開閉ガイド10を開いた後テープ19(含むシッピングス
ペーサ)を捨てるように書かれてある。説明書の指示に
従いユーザーは把手10bに手をかけ開閉ガイド10を開
く。
【0052】これにより、開閉ガイド10の外装部につ
けられたテープ19が引っ張られ、結果シッピングスペ
ーサ18を引っ張り、レバー17を下げ、プリント可能
状態にすることができる。この後テープ19を破棄す
る。
【0053】以上の構成によりテープ19を引く必要な
くプリント動作可能な状態にすることができる。
【0054】<実施の形態3>図13は本発明の実施の
形態3に係わる画像形成装置の斜視図を示す。
【0055】テープ21は公知の給送カセットK内にある
公知の中板のガタを押さえるために設けられたガタ取り
用のスペーサにつけられている。カセットK内の中板が
回動できるようになっていて、積載されたシートをリフ
トアップする。そして、画像形成装置を出荷するとき、
中板にガタ取り用のスペーサをつけることは広く行われ
ている。
【0056】本実施の形態3はこのガタ取り用のスペー
サにテープ21をつけて画像形成装置本体外装部まで延
ばしているものである。これにより、ユーザーは一目瞭
然でスペーサを外すことができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、被操作部材として
のシッピングスペーサに付けた操作部材としてのテープ
を画像形成装置の外装部材まで延ばしたことにより下記
効果を得ることができる。 :テープを引っ張るとレバーが回動してシッピングス
ペーサが外れることで確実に操作できる。 :シッピングスペーサにつけられたテープを画像形成
装置の外装部に這わせてあるのでユーザーが気がつきや
すく、定着装置をプリント可能動作にし忘れる(シッピ
ングスペーサを外し忘れる)ことがない。 :操作は画像形成装置の外から行うので広い空間でで
き操作しやすい。 :テープによって操作説明書を外装に貼り付けてある
ので新たな接着部材を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の斜
視図。
【図2】従来の定着器の主断面図。
【図3】従来の画像形成装置の出荷時の主断面図。
【図4】従来の画像形成装置の開閉ガイドを開いた状態
の主断面図。
【図5】従来の定着器のプリント可能な状態の主断面図
【図6】本発明の実施の形態1の定着器の出荷時の主断
面図
【図7】図6のレバーの斜視図。
【図8】図6のレバーにつけられたシッピングスペーサ
の斜視図。
【図9】第1の実施の形態の画像形成装置の出荷時の主
断面図。
【図10】第1の実施の形態の画像形成装置の開閉ガイ
ドを開いた状態の主断面図。
【図11】第1の実施の形態の定着器のプリント可能状
態へと導かれる説明詳細図。
【図12】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の
斜視図。
【図13】本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の
斜視図。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3 分離爪 4 搬送ローラ 5 ヒータ 6 フレーム 7 ばね 9 固定部 10 開閉ガイド 11 搬送ローラ 12 排出ローラ 13 スキャナ 14 感光ドラム 16 フレーム 17 レバー 18 シッピングスペーサ 19 テープ 20 軸 21 操作説明書 F 定着器 M 画像形成装置 K カセット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用時に所定の加圧力で加圧保持される
    第1の部材と第2の部材と、被操作部材の除去で前記第
    1の部材と前記第2の部材との加圧力の解除または加圧
    力を弱めさせる加圧力保持手段と、画像形成装置本体外
    からの操作で前記被操作部材を操作する操作部材とを有
    し、前記操作部材の操作で前記被操作部材を前記加圧力
    保持手段から除去して前記第1の部材と第2の部材とを
    使用時の加圧力に保持させることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の部材と第2の部材とは定着装
    置における定着ローラと加圧ローラであることを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 使用時に所定の加圧力で加圧保持される
    第1の部材と第2の部材と、被操作部材の除去で前記第
    1の部材と前記第2の部材との加圧力の解除または加圧
    力を弱めさせる加圧力保持手段と、前記被操作部材を操
    作する操作部材とを有し、前記加圧力保持手段は、前記
    加圧ローラを保持するフレームと、前記フレームを加圧
    する加圧部材と、回動することにより前記フレームを前
    記加圧部材の加圧力に抗して移動させるレバー部材と、
    前記レバー部材に取り外し可能に装着されると共に前記
    操作部材と連結された被操作部材とを有していることを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記操作部材の操作端部は、画像形成装
    置本体の開閉可能なカバーと画像形成装置本体との間を
    通り画像形成装置本体の外装部材まで延びていることを
    特徴とする請求項1、2または3に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 開閉可能なカバーと、回動可能な回動部
    材と、取り外し可能に装着されて前記回動部材を固定す
    る固定部材と、前記固定部材に取り付けた操作部材とを
    有し、前記操作部材が前記開閉カバーと画像形成装置本
    体の外装部材との間を通り画像形成装置本体の外装部材
    まで延びていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記回動部材がカセット内のシートを持
    ち上げる中板であることを特徴とする請求項5記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記操作部材はテープまたは紐であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記操作部材を操作するための操作説明
    書を、前記操作部材によって画像形成装置本体の外装部
    材に止められていることを特徴とする請求項1ないし7
    のいずれかに記載の画像形成装置。
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