JP2002189377A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002189377A
JP2002189377A JP2000389481A JP2000389481A JP2002189377A JP 2002189377 A JP2002189377 A JP 2002189377A JP 2000389481 A JP2000389481 A JP 2000389481A JP 2000389481 A JP2000389481 A JP 2000389481A JP 2002189377 A JP2002189377 A JP 2002189377A
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unit
cover
sheet
image forming
driving
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Takeshi Takagi
健 高木
Yoshihisa Ibaraki
義久 茨木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャムシートの処理が容易な画像形成装置を
提供する。 【解決手段】 シートにトナー像を転写した後、トナー
像が転写されたシートを加熱する加熱手段7と、加熱手
段7と圧接し、シートを加熱手段7と共に挟持しながら
搬送する加圧手段11とを備えた定着手段7Aにより、
シートを加熱及び加圧してトナー像を定着させる。ま
た、装置本体に開閉自在に設けられたカバー10を開い
た際、駆動手段による加圧手段11の駆動を解除すると
共に、定着手段7Aの加熱手段7と加圧手段11との圧
接を解除するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に定着部付近に発生したジャムシートの処理に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、シートにトナー像を転写した後、
シートを加熱及び加圧してトナー像を定着させるように
した画像形成装置がある。図6は、このような従来の画
像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの構成を
示す図である。
【0003】同図において、1はレーザ発光装置を備え
たスキャナユニット、2はドラム状の感光体2a、不図
示の帯電ローラ、クリーニング手段、現像手段及びトナ
ー容器2b等を備えたプロセスカートリッジであり、ス
キャナユニット1から発せられたレーザ光によってプロ
セスカートリッジ2内の感光体2a上に形成された潜像
を、トナーによって現像することによりトナー画像が形
成される。
【0004】また、3はシートを積載するための給紙ト
レイ、4は給紙トレイ3のシートPを給送するための給
送ローラ、5はシートPを分離するための分離パッドで
あり、給紙トレイ3のシートPは給送ローラ4と分離パ
ッド5によって分離、給送される。
【0005】また、6はプロセスカートリッジ2内の感
光体2a上に形成されたトナー像をシートPに転写する
転写ローラ、7はヒータ、フィルム等によって構成され
る加熱手段である発熱ユニット、11は発熱ユニット7
と共に定着手段である熱定着ユニット7Aを構成する加
圧手段である加圧ローラである。
【0006】そして、既述したように給送ローラ4によ
り給送されたシートPは、この後、転写ローラ6によっ
てプロセスカートリッジ2内の感光体2a上に形成され
たトナー像が転写され、更にこの後、このトナー像が転
写されたシートPは熱定着ユニット7Aにおいて加熱、
加圧されることによりトナー像が定着される。なお、こ
の後、トナー像が定着されたシートPは排出手段である
排紙ローラ対8a,8bによって排紙トレイ9上に排
出、積載される。
【0007】一方、同図において、10は開閉カバーで
あり、この開閉カバー10は装置本体12に対しヒンジ
10aを介して開閉可能に取り付けられている。そし
て、例えば装置本体内に着脱自在に設けられたプロセス
カートリッジ2を交換する際は、この開閉カバー10
を、ヒンジ10aを中心にして開放した後、プロセスカ
ートリッジ2の交換を行うようにしている。
【0008】ところで、このような構成のレーザビーム
プリンタにおいて、装置本体内でシートの滞留(以下、
ジャムという)が発生した場合、開閉カバー10を開く
事によりジャムシートを取り除くようにしているが、シ
ートが熱定着ユニット7A内に挟まっている場合には、
発熱ユニット7と加圧ローラ11の挟持圧により、或い
は加圧ローラ11が動力伝達状態となっているときに
は、加圧ローラ11を空転させることができないことか
らシートPを容易に取り除くことができない。
【0009】そこで、このような場合でもシートを容易
に引き出すための方法として、熱定着ユニット7Aの圧
力を解除してシートを引き出す方式(圧解除方式)と、
ジャム処理時に動力伝達部の連結を解除して加圧ローラ
11を空転可能な状態としてシートを引き出す方式(駆
動解除方式)が知られている。
【0010】なお、特開平10−186916号公報に
は熱定着ユニットの圧力の解除と排紙ローラ対の圧力を
解除してシートを引き出す方法が、また特開平10−2
36688号公報には開閉ドアと連動し、ジャム処理時
に動力伝達部の連結を解除して引き出す方法が開示され
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のレーザビームプリンタ(画像形成装置)におい
て、圧解除方式はシートが加圧ローラ11に巻き付いて
しまうと、加圧ローラ11を取り外さなければシートが
除去できない場合がある。また、駆動解除方式は動力伝
達部の連結を解除した場合でも、シートは熱定着ユニッ
ト7Aにおいて圧力を受けており引き出すのに大きな力
が必要であり、ジャムシートの処理が困難である。
【0012】そこで、本発明はこのような現状に鑑みて
なされたものであり、ジャムシートの処理が容易な画像
形成装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートにトナ
ー像を転写した後、該シートを加熱及び加圧して前記ト
ナー像を定着させるようにした画像形成装置において、
前記トナー像が転写されたシートを加熱する加熱手段
と、前記加熱手段と圧接し、前記シートを前記加熱手段
と共に挟持しながら搬送する加圧手段とを備えた定着手
段と、前記加圧手段を駆動する駆動手段と、装置本体に
開閉自在に設けられたカバーと、を備え、前記カバーを
開いた際、前記駆動手段による加圧手段の駆動を解除す
ると共に、前記定着手段の加熱手段と加圧手段との圧接
を解除するように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0014】また本発明は、前記カバーの開放動作と連
動して前記駆動手段による加圧手段の駆動を解除する駆
動伝達解除手段と、前記カバーの開放動作と連動して前
記定着手段の加熱手段と加圧手段との圧接を解除する圧
解除手段と、を有することを特徴とするものである。
【0015】また本発明は、前記駆動伝達解除手段は、
前記加圧手段に前記駆動手段の駆動を伝達する位置及び
駆動伝達を解除する位置に移動可能な伝達手段と、前記
伝達手段を前記駆動を伝達する位置及び駆動伝達を解除
する位置に移動させる移動手段と、前記カバーの開放動
作に連動して前記移動手段を介して前記伝達手段を駆動
伝達を解除する位置に移動させるリンク機構とを備え、
前記圧解除手段は、前記移動手段と、前記リンク機構
と、前記移動手段と前記定着手段との間に配されて前記
加熱手段と加圧手段とを圧接させる一方、前記カバーの
開放動作に連動して前記移動手段が移動する際には、前
記加熱手段と加圧手段との圧接を解除する弾性部材とを
備えていることを特徴とするものである。
【0016】また本発明は、前記リンク機構はカム部を
備え、前記カバーの開放動作の際、前記カム部により前
記移動手段を移動させることを特徴とするものである。
【0017】また本発明は、前記リンク機構のカム部及
び前記弾性部材により、前記カバーの開閉時、該カバー
の開閉状態を保持することを特徴とするものである。
【0018】また本発明は、前記トナー像が定着された
シートを排出する排出手段を備え、前記排出手段を前記
駆動手段により駆動し、かつ前記カバーの開放動作と連
動して前記駆動伝達解除手段により前記駆動手段による
駆動を解除することを特徴とするものである。
【0019】また本発明は、前記駆動伝達解除手段は、
前記加圧手段を前記駆動手段の駆動が伝達される位置及
び駆動伝達が解除される位置に移動させる移動手段と、
前記カバーの開放動作に連動して前記移動手段を介して
前記加圧手段を駆動伝達が解除される位置に移動させる
アーム部材とを備え、前記圧解除手段は、前記移動手段
と、前記アーム部材と、前記カバーの開放動作に連動し
て前記アーム部材が移動する際、該アーム部材と当接し
て該アーム部材を介して前記加圧手段を駆動伝達が解除
される位置に移動させる当接部とを備えていることを特
徴とするものである。
【0020】また本発明は、前記当接部は、挺子の原理
により前記アーム部材を介して前記加圧手段を駆動伝達
が解除される位置に移動させることを特徴とするもので
ある。
【0021】また本発明は、前記加熱手段と加圧手段と
を圧接させる弾性部材を備え、該弾性部材と前記当接部
の作用により前記カバーの開閉時、該カバーの開閉状態
を保持することを特徴とするものである。
【0022】また本発明は、前記トナー像が定着された
シートを排出する排出手段を備え、前記排出手段を前記
駆動手段により駆動し、かつ前記カバーの開放動作と連
動して前記駆動伝達解除手段により前記駆動手段による
駆動を解除することを特徴とするものである。
【0023】また本発明のように、シートにトナー像を
転写した後、トナー像が転写されたシートを加熱する加
熱手段と、加熱手段と圧接し、シートを加熱手段と共に
挟持しながら搬送する加圧手段とを備えた定着手段によ
り、シートを加熱及び加圧してトナー像を定着させる。
また、装置本体に開閉自在に設けられたカバーを開いた
際、駆動手段による加圧手段の駆動を解除すると共に、
定着手段の加熱手段と加圧手段との圧接を解除するよう
にする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
画像形成装置の熱定着ユニット付近の構成を説明する図
である。なお、同図において、図6と同一符号は、同一
又は相当部分を示している。
【0026】同図において、114はリンク機構であ
り、このリンク機構114は連結アーム112及び解除
レバー111を備えている。ここで、連結アーム112
の一端は開閉カバー10に軸105を介して回動自在に
支持され、他端は解除レバー111の一端に軸105a
を介して連結されている。また、一端が連結アーム11
2に連結された解除レバー111は、他端を装置本体に
固定された軸105bにより回動自在に保持されてい
る。
【0027】また、同図において、100は不図示の駆
動手段であるモータにより回転するモータギア、103
は加圧ローラ11のローラ軸11aに設けられ、加圧ロ
ーラ1を回転させる加圧ローラギアであり、モータの回
転はモータギア100、中間ギア101、駆動ギア10
2、解除ギア106のギア列を経て加圧ローラギア10
3に伝達される。なお、加圧ローラギア103の回転
は、不図示のギア列を介して排紙ローラ対8a,8bを
駆動する排紙ギア対110a,110bにも伝達される
ようになっている。
【0028】107は駆動ギア102の軸102aに回
動可能に取り付けられている定着フレームであり、この
定着フレーム107には解除ギア106が回転自在に保
持されている。なお、108は不図示の本体側板に設け
られた長穴であり、この長穴108に解除ギア106の
軸106aを挿通することにより、解除ギア106の動
く方向が規制されるようになっている。
【0029】ところで、解除レバー111の基端にはカ
ム部111aが設けられており、開閉カバー10が閉じ
られた状態のとき、同図に示すように解除レバー111
はカム部111aの最下点を超えた位置まで回転するよ
うになっており、このように解除レバー111が回転し
た際、カム部111aは定着フレーム107を下方に押
し下げた状態でカムストッパ107aに当たって止まる
ようになっている。
【0030】ここで、定着フレーム107と発熱ユニッ
ト7との間には弾性部材である加圧バネ109が設けら
れており、このようにカム部111aにより定着フレー
ム107を下方に押し下げた場合には、加圧バネ109
を介して発熱ユニット7が加圧ローラ11に圧接するよ
うになり、これにより定着時、シートPを加熱及び加圧
することができるようになっている。
【0031】一方、開閉カバー10が開放されると、ま
ず図2に示すように連結アーム112が開閉カバー10
と共に移動し、これに伴い解除レバー111が矢印12
0方向に回転し、この結果、カム部111aが定着フレ
ーム107から離れるようになる。
【0032】この後、さらに開閉カバー10が開放され
ると、解除レバー111が定着フレーム107に突設さ
れている係止軸113に下方より係止し、この結果、定
着フレーム107は解除レバー111と共に上方に回動
するようになる。そして、このように定着フレーム10
7が上方に回動すると、加圧バネ109が自由長に伸
び、発熱ユニット7の付勢力が解除される。
【0033】ところで、定着フレーム107が上方に回
動すると、解除ギア106も上方に持ち上げられて加圧
ローラギア103から離間する。即ち、開閉カバー10
が開放されると、リンク機構114により移動手段であ
る定着フレーム107が上方に回動し、これにより伝達
部材である解除ギア106が加圧ローラギア103にモ
ータからの駆動を伝達する位置から、駆動伝達を解除す
る位置に移動する。
【0034】この結果、解除ギア106から加圧ローラ
ギア103への駆動伝達が解除され、加圧ローラ11は
空転可能になる。また、加圧ローラギア103への駆動
伝達が解除されると、排紙ギア対110a,110bも
空転可能となる。
【0035】そして、このように解除ギア106と、定
着フレーム107と、リンク機構114とにより駆動伝
達解除手段を構成し、この駆動伝達解除手段により開閉
カバー10の開放動作と連動して加圧ローラ11の駆動
を解除し、加圧ローラ11及び排紙ギア対110a,1
10bを空転可能とすることにより、熱定着ユニット7
Aに挟持されたシート及び加圧ローラ11に巻き付いた
シートを容易に取り出すことができる。
【0036】また、定着フレーム107と、リンク機構
114と、定着フレーム107と発熱ユニット7との間
に配されて発熱ユニット7と加圧ローラ11とを圧接さ
せる一方、開閉カバー10の開放動作に連動して定着フ
レーム107が移動する際には、発熱ユニット7と加圧
ローラ11との圧接を解除する加圧バネ109とにより
圧解除手段を構成し、この圧解除手段により開閉カバー
10の開放動作と連動して発熱ユニット7と加圧ローラ
11との圧接を解除することにより、熱定着ユニット7
Aに挟まれた状態のジャムシートを容易に取り出すこと
ができる。
【0037】このように、開閉カバー10を開いた際、
駆動伝達解除手段により加圧ローラ11及び排紙ギア対
110a,110bの駆動を解除すると共に、圧解除手
段により発熱ユニット7と加圧ローラ11との圧接を解
除するように構成することにより、ジャムシートを容易
に取り出すことが出来る。また、開閉カバー10を開く
という1つの動作で熱定着ユニット7Aの圧解除と加圧
ローラ11への駆動伝達解除を同時に行うことができる
ので、ユーザビリティを向上させることができる。
【0038】なお、図2に示す状態のとき、即ち加圧バ
ネ109が自由長に伸びている状態のとき、加圧バネ1
09の作用により定着フレーム107は、同図に示す状
態に保持され、さらに定着フレーム107がこのような
状態に保持されると、解除レバー111と連結アーム1
12も同図に示す状態となる。この結果、解除レバー1
11と連結アーム112は、カバー開放時のストッパと
して作用するようになり、開閉カバー10を開放状態に
保持することができる。
【0039】一方、開閉カバー10を閉じたときは、既
述したように解除レバー111はカム111aの最下点
を超えた位置まで回転するようになっており、このよう
に解除レバー111が回転した際、解除レバー111は
加圧バネ109のばね力により、図1に示す状態に保持
されるようになる。この結果、解除レバー111と連結
アーム112は、カバー閉鎖時のストッパとして作用す
るようになり、開閉カバー10を閉鎖状態に保持するこ
とができる。
【0040】ところで、これまでの説明においては、発
熱ユニット7と加圧ローラ11の圧力解除と駆動力の解
除のために定着フレーム107を移動させる場合につい
て述べてきたが、本発明はこれに限らず発熱ユニット7
と加圧ローラ11の圧力解除と駆動力の解除のため、加
圧ローラ11を移動させるようにしても良い。
【0041】次に、このような本発明の第2の実施の形
態について説明する。
【0042】図3は本実施の形態に係る熱定着ユニット
付近の構成を説明する図である。なお、同図において、
図1と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0043】同図において、202はアーム部材である
連結アーム、201は移動部材である解除アームであ
り、連結アーム202の一端は開閉カバー10に軸10
5を介して回動自在に支持され、他端は解除アーム20
1に軸105aを介して連結されている。
【0044】また、一端が解除アーム201に連結され
た解除アーム201は装置本体に固定された軸105c
により揺動自在に保持されると共に、他端には加圧ロー
ラ11が回転自在に取り付けられている。
【0045】また、同図において、104は加圧ローラ
11の軸11aを下方より支持する軸受けであり、この
軸受け104は、解除ギア106と加圧ローラギア10
3とを結ぶ線と直交する方向に移動可能となっている。
なお、209は軸受け104を下方より付勢する弾性部
材である加圧バネであり、この加圧バネ209により加
圧ローラ11は軸受け104を介し発熱ユニット7に付
勢され、シートPを加熱及び加圧することができるよう
になっている。
【0046】なお、本実施の形態において、不図示のモ
ータの駆動はモータギア100、連結ギア101、駆動
ギア102のギア列を経て加圧ローラギア103に伝達
されるようになっており、さらに加圧ローラギア103
及び排紙駆動ギア206を経て、排紙ギア110a、1
10bに伝達されるようになっている。
【0047】また、同図において、203は本体装置内
に設けられた当接部である突起であり、開閉カバー10
を開放すると、図4に示すように連結アーム202が矢
印251方向に回転し、まず突起203に上方より当接
するようになっている。そして、このように突起203
に当接すると、テコの原理で解除アーム201が矢印2
52方向に回転し、これに伴い加圧ローラ11は下方に
押し下げられ、発熱ユニット7との挟持圧力が解除され
る。
【0048】また、このように加圧ローラ11が下方に
押し下げられると、加圧ローラギア103が駆動ギア1
02より離間し、この結果、駆動伝達が解除され、加圧
ローラ11が空転可能となる。なお、このように加圧ロ
ーラギア103への駆動伝達が解除されると、排紙駆動
ギア206への駆動伝達も解除され、この結果排紙ギア
110a、110bも空転可能となる。
【0049】そして、このように解除アーム201と、
連結アーム202とにより駆動伝達解除手段を構成し、
この駆動伝達解除手段により開閉カバー10の開放動作
と連動して加圧ローラ11を駆動伝達が解除される位置
に移動させて加圧ローラ11及び排紙ギア対110a,
110bを空転可能とすることにより、熱定着ユニット
7Aに挟持されたシート及び加圧ローラ11に巻き付い
たシートを容易に取り出すことができる。
【0050】なお、図5は解除アーム201の作動状態
を示した図であり、破線はカバー閉鎖時の挟持圧力が係
っているときの状態である。なお、解除アーム201の
一端部には加圧ローラ取付け部として長穴201Aが形
成されており、このような長穴201Aに加圧ローラ1
1のローラ軸11aを挿通することにより加圧ローラ1
1が発熱ユニット7に付勢されている時には加圧ローラ
11は自由に動くことができ、付勢力を妨げないように
なっている。また、実線は開閉ドア開放時の状態であ
り、加圧ローラ11が下方に押し下げられ挟持圧力が解
除された状態である。
【0051】また、解除アーム201と、連結アーム2
02と、突起203とにより圧解除手段を構成し、この
圧解除手段により開閉カバー10の開放動作と連動して
発熱ユニット7と加圧ローラ11との圧接を解除するこ
とにより、熱定着ユニット7Aに挟まれた状態のジャム
シートを容易に取り出すことができる。
【0052】なお、図4に示す状態のとき、即ちテコの
原理で解除レバー201が矢印252方向に回転してい
る状態のとき、解除アーム201と連結アーム202も
同図に示す状態となる。この結果、解除アーム201と
連結アーム202は、カバー開放時のストッパとして作
用するようになる。
【0053】一方、開閉カバー10を閉じたときは、解
除アーム201は加圧バネ209のばね力により、図3
に示す状態に保持されるようになる。この結果、解除ア
ーム201と連結アーム202とは、カバー閉鎖時のス
トッパとして作用するようになる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置本体に開閉自在に設けられたカバーを開いた際、駆動
手段による加圧手段の駆動を解除すると共に、定着手段
の加熱手段と加圧手段との圧接を解除するように構成す
ることにより、ジャムシートの処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の熱定着ユニット付近の構成を説明する図。
【図2】上記画像形成装置のカバー開放時の熱定着ユニ
ット付近の状態を示す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の熱定着ユニット付近の構成を説明する図。
【図4】上記画像形成装置のカバー開放時の熱定着ユニ
ット付近の状態を示す図。
【図5】上記画像形成装置の解除レバーの動作を示した
拡大図。
【図6】従来のレーザビームプリンタの構成を説明する
図。
【符号の説明】
2 プロセスカートリッジ 7 発熱ユニット 8a,8b 排紙ローラ対 10 開閉ドア 11 加圧ローラ 12 装置本体 103 加圧ローラギア 106 解除ギア 107 定着フレーム 109 加圧バネ 111 解除レバー 111a (解除レバーの)カム部 112 連結アーム 114 リンク機構 201 解除アーム 202 連結アーム 203 突起 209 加圧バネ P シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA37 BA10 BB35 BB37 BB38 2H071 AA42 BA23 BA27 CA01 DA12 DA24 DA26 3F049 AA04 CA32 DA12 DB01 LA02 LB03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートにトナー像を転写した後、該シー
    トを加熱及び加圧して前記トナー像を定着させるように
    した画像形成装置において、 前記トナー像が転写されたシートを加熱する加熱手段
    と、前記加熱手段と圧接し、前記シートを前記加熱手段
    と共に挟持しながら搬送する加圧手段とを備えた定着手
    段と、 前記加圧手段を駆動する駆動手段と、 装置本体に開閉自在に設けられたカバーと、 を備え、 前記カバーを開いた際、前記駆動手段による加圧手段の
    駆動を解除すると共に、前記定着手段の加熱手段と加圧
    手段との圧接を解除するように構成したことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記カバーの開放動作と連動して前記駆
    動手段による加圧手段の駆動を解除する駆動伝達解除手
    段と、 前記カバーの開放動作と連動して前記定着手段の加熱手
    段と加圧手段との圧接を解除する圧解除手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記駆動伝達解除手段は、前記加圧手段
    に前記駆動手段の駆動を伝達する位置及び駆動伝達を解
    除する位置に移動可能な伝達手段と、前記伝達手段を前
    記駆動を伝達する位置及び駆動伝達を解除する位置に移
    動させる移動手段と、前記カバーの開放動作に連動して
    前記移動手段を介して前記伝達手段を駆動伝達を解除す
    る位置に移動させるリンク機構とを備え、 前記圧解除手段は、前記移動手段と、前記リンク機構
    と、前記移動手段と前記定着手段との間に配されて前記
    加熱手段と加圧手段とを圧接させる一方、前記カバーの
    開放動作に連動して前記移動手段が移動する際には、前
    記加熱手段と加圧手段との圧接を解除する弾性部材とを
    備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記リンク機構はカム部を備え、前記カ
    バーの開放動作の際、前記カム部により前記移動手段を
    移動させることを特徴とする請求項3記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記リンク機構のカム部及び前記弾性部
    材により、前記カバーの開閉時、該カバーの開閉状態を
    保持することを特徴とする請求項4記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記トナー像が定着されたシートを排出
    する排出手段を備え、前記排出手段を前記駆動手段によ
    り駆動し、かつ前記カバーの開放動作と連動して前記駆
    動伝達解除手段により前記駆動手段による駆動を解除す
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動伝達解除手段は、前記加圧手段
    を前記駆動手段の駆動が伝達される位置及び駆動伝達が
    解除される位置に移動させる移動手段と、前記カバーの
    開放動作に連動して前記移動手段を介して前記加圧手段
    を駆動伝達が解除される位置に移動させるアーム部材と
    を備え、 前記圧解除手段は、前記移動手段と、前記アーム部材
    と、前記カバーの開放動作に連動して前記アーム部材が
    移動する際、該アーム部材と当接して該アーム部材を介
    して前記加圧手段を駆動伝達が解除される位置に移動さ
    せる当接部とを備えていることを特徴とする請求項2又
    は3記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記当接部は、挺子の原理により前記ア
    ーム部材を介して前記加圧手段を駆動伝達が解除される
    位置に移動させることを特徴とする請求項7記載の画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 前記加熱手段と加圧手段とを圧接させる
    弾性部材を備え、該弾性部材と前記当接部の作用により
    前記カバーの開閉時、該カバーの開閉状態を保持するこ
    とを特徴とする請求項7又は8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記トナー像が定着されたシートを排
    出する排出手段を備え、前記排出手段を前記駆動手段に
    より駆動し、かつ前記カバーの開放動作と連動して前記
    駆動伝達解除手段により前記駆動手段による駆動を解除
    することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に
    記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011133502A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Canon Inc 定着装置および画像形成装置
JP2017021209A (ja) * 2015-07-10 2017-01-26 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2017053921A (ja) * 2015-09-08 2017-03-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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