JP2002228038A - ソレノイドバルブ - Google Patents

ソレノイドバルブ

Info

Publication number
JP2002228038A
JP2002228038A JP2001024745A JP2001024745A JP2002228038A JP 2002228038 A JP2002228038 A JP 2002228038A JP 2001024745 A JP2001024745 A JP 2001024745A JP 2001024745 A JP2001024745 A JP 2001024745A JP 2002228038 A JP2002228038 A JP 2002228038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caulking
valve
solenoid
solenoid valve
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001024745A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4627116B2 (ja
Inventor
Ichiro Hirata
一朗 平田
Kunisuke Kamimura
訓右 上村
Yoshinari Kasagi
好成 笠置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP2001024745A priority Critical patent/JP4627116B2/ja
Priority to DE10295941.2T priority patent/DE10295941B3/de
Priority to PCT/JP2002/000712 priority patent/WO2002061314A1/ja
Priority to US10/466,326 priority patent/US6811137B2/en
Publication of JP2002228038A publication Critical patent/JP2002228038A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4627116B2 publication Critical patent/JP4627116B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立時における気密性の悪化を抑え、気密性
に優れたソレノイドバルブを提供する。 【解決手段】 かしめ用の突起94は、まず、バルブス
リーブ16の被かしめ部となる段差部16aに設けられ
た第1角部16cによって曲がり始めの位置が規定され
るため、この第1角部16cを起点として折れ曲がり、
さらに折れ曲がると、バルブスリーブ16の被かしめ部
となる段差部16aに設けられた第2角部16dに当接
し、この第2角部16dを押し込みつつ、かしめ用の突
起94の先端がバルブスリーブ16の被かしめ部となる
段差部16aに設けられた傾斜面に当接する位置まで折
れ曲がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種流体圧力制御
等に好適に用いられるソレノイドバルブに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のソレノイドバルブとして
は、たとえば、図9に示すものがある。図9は従来技術
に係るソレノイドバルブの概略構成断面図である。
【0003】ソレノイドバルブ200は、ソレノイド部
200Aとバルブ部200Bとから構成される。
【0004】ここで、バルブ部200Bはスプールバル
ブであり、スプールのストロークに応じて弁の開口面積
が変化するため、ソレノイドによりスプールのストロー
ク量を制御することによって流体の流入量や流出量を制
御できる構成となっている。
【0005】ソレノイド部200Aは、概略、コイル2
03と、コイル203への通電によってセンターポスト
202に磁気的に吸引されるプランジャ201と、プラ
ンジャ201の駆動をバルブ部200B(具体的にはス
プール)に伝達するためにプランジャ201に連結され
たロッド204と、各種ソレノイド構成部材が組込まれ
るケース部材208と、コイル203に給電するための
コネクタ211と、を備えている。
【0006】また、往復動を行うプランジャ201やロ
ッド204の同軸度を高めるための第1軸受205及び
第2軸受210とを備えており、プランジャ201に嵌
合されたロッド204を軸受205,210で支持し、
一方の軸受205はスリーブ206で保持されている。
他方の軸受210はセンターポスト202で保持されて
いる。また、磁路を形成するアッパープレート207等
を備えている。
【0007】ここで、プランジャ201は、通常状態、
すなわちコイル203に通電していない状態では、セン
ターポスト202から離間する方向に位置する構成とな
っている。
【0008】なお、一般的にはスプリング等の付勢部材
によって、プランジャ201をセンターポスト202か
ら離間する方向に付勢するように構成されている。図示
の例では、スプールをソレノイド部200A方向に付勢
するスプリングを設けることによって、プランジャはス
プールを介してセンターポスト202から離間されるよ
うに構成されている。
【0009】そして、コイル203に通電することによ
って、磁路が形成され、プランジャ201はセンターポ
スト202に磁気的に吸引される。
【0010】従って、コイル203に通電する電流の大
きさによって、磁気力を制御することができ、これによ
りプランジャ201の移動量を制御することでスプール
のストローク量を制御でき、これにより流体の流量を制
御し、油圧制御などの各種流体圧力制御等を行うことが
できるというものである。
【0011】ここで、従来技術に係るソレノイドバルブ
200においては、略円筒形状のケース部材208の中
空内部に、プランジャ201やセンターポスト202を
含む各種ソレノイド構成部材を、各部材の形状等に応じ
てケース部材208の両端側から適宜組込んだ後に、ケ
ース部材208の一端側に設けられたかしめ部208a
によってアッパープレート207の端部をかしめ、更
に、他端側に設けられたかしめ部208bによってバル
ブ部200Bの端部をかしめることによって、組立を行
っていた(ただし、かしめる順序はかしめ部208aが
最初になるとは限らない)。
【0012】ところで、図9に示す従来技術に係るソレ
ノイドバルブ200のように、コネクタ211が、ソレ
ノイドバルブ本体の後端において、円周方向における一
部分に配置されるようなタイプの場合には、ソレノイド
バルブ本体を所定の取付箇所に取り付けるためのブラケ
ット212との配置関係を、取付箇所に応じて変更しな
ければならないために互換性が悪いという欠点を有す
る。
【0013】そこで、互換性を良くするために、図11
に示すように、コネクタ311が、ソレノイドバルブ3
00の本体の後端部において、ケース部材308の一端
側から外部に突出するタイプのものが知られている。
【0014】この場合、コネクタ311がケース部材3
08の一端側から外部に突出して、コネクタ311が軸
心上にあるような構造のため、ブラケット等との配置関
係を考慮する必要がなくなり、互換性に優れたものであ
る。
【0015】このタイプの場合には、コネクタ端子をイ
ンサートモールドすることによって成形されるコネクタ
311に、段差部311aを形成して、この段差部31
1aにケース部材308の一端に設けたかしめ部311
aをかしめることで組立を行っていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0017】上記従来技術の場合には、軸受が軸ずれを
起こしてしまい、同軸度の精度が低くなるという問題が
あった。ここで、同軸度とは、軸方向に往復移動を行う
プランジャ及びロッドの位置精度のことを意味する。つ
まり、往復動を行うプランジャ及びロッドの軸心が、ソ
レノイドバルブ全体の中心軸に近ければ近いほど精度が
高いことになる。この同軸度は各部材間の位置決め精度
によって決定付けられ、特に、軸受が軸ずれを起こす
と、同軸度の精度が低くなってしまう。
【0018】このように、軸受が軸ずれを起こし、同軸
度が低くなると、ロッドやプランジャの摺動抵抗が高く
なりヒステリシスを引き起こす等、機能を低下する原因
となってしまうのである。
【0019】この軸ずれを起こす原因としては、かしめ
部分の曲げの位置を規定する構成となっていないことが
挙げられる。
【0020】すなわち、従来、かしめは、ケース端部の
全周や、かしめ用の突起を設けて、この突起をかしめる
ことで、かしめを行っていたが、かしめ部分の曲げの位
置は、かしめを行うための治具(かしめ用の金型)に依
存するのみであった。
【0021】従って、かしめ用の金型は、一般的に、か
しめ部分がスムーズに曲がるように、内面が曲面形状の
部分をかしめ突起等に突き当ててかしめを行うため、か
しめ部分は、その根本部が膨らみやすかった。
【0022】従って、この膨らんだ部分にプレートがあ
ると、プレートの外周とケース内周との間に隙間が発生
するため、この隙間によってプレートがずれやすくなっ
てしまい、軸ずれを大きくする結果となってしまうので
ある。
【0023】つまり、一般的に、プレートは、ソレノイ
ドを構成する各種構成部材の位置決め精度に大きく関わ
る部材である。これは、プレートに対してスリーブ等が
一体的に接合され、その他のいくつかの部材を介して、
プレートが軸受を位置決めすることになるからである。
また、プレートは、その外周がケースの内周に当接して
位置決めがなされるものである。
【0024】従って、プレートがずれると、軸ずれを起
こす結果となってしまうのである。
【0025】これらの点について、上述した図9に示す
ソレノイドバルブの場合を例にしてより具体的に説明す
る。
【0026】図9に示すソレノイドバルブの場合には、
上述のように、かしめ部208aによってアッパープレ
ート207の端部をかしめる構成である。従って、かし
め部208aの根本は膨らむように変形しやすいため、
アッパープレート207は位置ずれを起こしやすい。
【0027】一方、アッパープレート207には、スリ
ーブ206が一体的に接合されており、このスリーブ2
06により軸受205を保持している。従って、アッパ
ープレート207が軸ずれを起こすと、軸受205も軸
ずれを起こし、同軸度の精度が低くなってしまうのであ
る。
【0028】また、他の問題として、かしめ部分でスプ
リングバックが発生することにより、十分なかしめ固定
力が得られないということもあった。
【0029】この点について、図9中、かしめ部208
bについての拡大図を示す図10を参照して説明する。
【0030】かしめは、一般的に、かしめ部の先端が、
相手側の壁面に当接する位置まで曲げるようにして行
う。つまり、図示の例では、かしめ部208bの先端が
バルブ部の外壁面に当接する位置まで曲げるようにする
(図10中点線部)。
【0031】しかし、ケースは金属製であるため、かし
め部208bは自己の弾性的な復元力によって少し元に
戻るような変形、つまり、スプリングバックが発生す
る。
【0032】このように、かしめを行った後に、かしめ
部208bの先端が図10中、矢印B方向にスプリング
バックを起こし、実線に示す位置まで変形するため、隙
間が生じ、十分なかしめ固定力が得られなくなることが
あった。
【0033】従って、十分なかしめ固定力が得られない
場合には、各種構成部材の位置決めが不十分となり、機
能低下の原因となっていた。
【0034】更に、図11に示すような従来技術に係る
ソレノイドバルブの構成では、ソレノイド構成部材のう
ち樹脂材に対してかしめ荷重がかかるため、変形などを
起こしやすく、これも各部材間の位置決め精度を悪くす
る原因となっていた。
【0035】従って、図11に示すソレノイドバルブ3
00の場合には、かしめ荷重かかかる樹脂材の負担を十
分に考慮しなければならず、シール部材Oを装着する溝
から端面までの肉厚L0を十分に大きくしなければなら
なかった。
【0036】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、かし
めを行う場合に、同軸度の安定性を向上させることので
きる信頼性に優れたソレノイドバルブを提供することに
ある。
【0037】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、円筒状のケース内部に各種ソレノ
イド構成部材が挿入されて、一端側がバルブに取り付け
られ、他端側が前記各種ソレノイド構成部材を挿入した
状態で一端側の取り付け荷重を受ける受け部を備えるソ
レノイドバルブであって、バルブ側にあって前記ケース
とソレノイド構成部材との間の磁路を形成するためのプ
レートが設けられ、該プレートは、その一方の面に前記
バルブ部の一端が当接され、かつ、該当接部分以外の部
分がケースの一部と当接されており、前記ケースの一端
側には、前記各種ソレノイド構成部材および前記バルブ
部を組み付けるかしめ用突起が設けられ、前記バルブに
は、かしめ時における前記かしめ用突起の曲がり始めの
位置を規定する第1角部と、該第1角部によって曲げら
れたかしめ用突起の内周面によって押さえ込まれる第2
角部と、が設けられることを特徴とする。
【0038】ここで、「一体に成形され」とは、複数の
部品(この場合はブラケットとプレート)を、溶接,か
しめ、または凹凸嵌合等によって一つの部材に結合した
形態、あるいは一つの部材(例えば一枚の鋼板)からプ
レス等によって一つの部品に形成した形態をいう。
【0039】上記発明により、かしめ用突起によってか
しめるため、端部全周でかしめる場合に比べて、かしめ
る部分付近の変形量が少なく、また、バルブに第1角部
が備えられることで、かしめ用突起の曲がる位置が規定
され、第2角部が備えられることで、かしめ用突起に押
さえ込まれるため、十分なかしめ固定力が得られる。ま
た、スプリングバックによりかしめ用突起の先端がバル
ブの壁面から離れても、第2角部は押さえ込まれたまま
なので、十分なかしめ固定力を維持できる。
【0040】前記かしめ用突起には、突起の先端から前
記第1角部近傍まで伸びる溝が設けられるとよい。
【0041】これにより、かしめ用突起は第1角部付近
からスムーズに曲げられる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0043】(第1の実施の形態)図1〜図6を参照し
て、本発明の第1の実施の形態に係るソレノイドバルブ
について説明する。まず、本実施の形態に係るソレノイ
ドバルブの全体の概要を図1及び図2を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施の形態に係るソレノイド
バルブの概略構成断面図であり、図2は本発明の第1の
実施の形態に係るソレノイドバルブの概略構成図
((A)は一部破断断面図,(B)は(A)中P方向か
ら見た概観図,(C)は(A)中Q方向から見た概観
図)である。
【0044】ソレノイドバルブ100は、ソレノイド部
100Aとバルブ部100Bとから構成される。
【0045】ここで、バルブ部100Bはスプールバル
ブであり、バルブ部本体となるバルブスリーブ16の内
部にスプール15が往復動自在に備えられており、この
スプール15のストロークに応じてバルブスリーブ16
に形成した弁の開口面積が変化するため、ソレノイドに
よりスプール15のストローク量を制御することによっ
て流体の流入量や流出量を制御できる構成となってい
る。
【0046】ソレノイド部100Aは、概略、コイル3
と、コイル3に給電を行うために電気的に接続される端
子17aをインサートモールドしたコネクタ部材17
と、コイル3への通電によってセンターポスト2に磁気
的に吸引されるプランジャ1と、プランジャ1の駆動を
スプール15に伝達するためにプランジャ1に連結され
たロッド7と、各種ソレノイド構成部材(上記コイル3
やセンターポスト2等)を組み込むためのケース部材9
と、を備えている。
【0047】また、プランジャ1の軸受となるスリーブ
4と、コイル3が巻かれるボビン6と、プランジャ1が
センターポスト2から離間しやすくするためのシム8
と、バルブ部100B内部からコイル3側への流体の漏
れを防止するパッキン10と、磁路を形成するアッパー
プレート11と、同じく磁路を形成すると共にソレノイ
ドバルブ本体を所定の位置に固定するためのブラケット
プレート12とを備えている。
【0048】更に、ロッド7の軸受13と、スプール1
5に固定されたE型リング18を付勢することによって
スプール15と共にロッド7を介してプランジャ1をセ
ンターポスト2から離間させる方向に付勢するスプリン
グ14と、を備えている。
【0049】なお、コイル3やボビン6はモールドによ
ってAssy化され、モールドコイルサブAssy5を
構成している。
【0050】ここで、プランジャ1は、通常状態、すな
わちコイル3に通電していない状態では、センターポス
ト2から離間する方向に位置する構成となっており、す
なわち、本実施の形態では、上述のようにスプール15
を、E型リング18を介してソレノイド部100A方向
に付勢することによって、プランジャ1はセンターポス
ト2から離間される。
【0051】そして、コイル3に通電することによっ
て、コイル3が磁界を発生し、磁路(ケース9,アッパ
ープレート11,プランジャ1,センターポスト2,ブ
ラケットプレート12によって形成される磁路)が形成
され、プランジャ1はセンターポスト2に磁気的に吸引
される。
【0052】従って、コイル3に通電する電流の大きさ
によって、磁気力を制御することができ、これによりプ
ランジャ1の移動量を制御することでスプール15のス
トローク量を制御でき、これにより流体の流量を制御
し、油圧制御などの各種流体圧力制御等を行うことがで
きるというものである。
【0053】次に、本実施の形態に係るソレノイドバル
ブの組立構造について説明する。
【0054】本実施の形態に係るソレノイドバルブ10
0の場合には、優れた互換性を実現すべく、ブラケット
との配置関係が周方向に対して無関係とするために、コ
ネクタ部材17が、軸心上にあるようにケース部材9の
他端側(後端側)から外部に突出する構造となってい
る。
【0055】ここで、ケース部材9は、略円筒形状であ
り、他端側には内側に曲げられた曲げ部93を有してい
る。この曲げ部93は、ケース部材9を成形加工する際
に設けられたものであり、従来技術のようにかしめる構
成とは異なるものである。
【0056】一方、コネクタ部材17は外部に突出する
部分よりも径が大きくなるような段差部17bを有して
おり、ケース部材9の他端側の開口部から挿入すると、
段差部17bが上記曲げ部93に引っ掛かって位置決め
されるように構成されている。
【0057】このようにコネクタ部材17を挿入した後
に、各種ソレノイド構成部材の全てを順次ケース部材9
の一端側の開口部から挿入できるように、各構成部材の
寸法形状を設定しており、図示の例では、例えば、モー
ルドコイルサブAssy5,スリーブ4,プランジャ1
とロッド7とを予め組み付けて一体としたもの,パッキ
ン10,シム8とセンターポスト2と軸受13とブラケ
ットプレート12とを予め組み付けて一体としたものを
取り付ける。
【0058】ここで、ケース部材9は、上述した曲げ部
93とは反対側の端部に、かしめ用の突起94が設けら
れている。なお、図1ではかしめを行った後の状態を示
している。
【0059】そして、このかしめ用の突起94が設けら
れていない領域において、その端縁にブラケットプレー
ト12の一方の面が当接するように構成されている。
【0060】また、ブラケットプレート12を取り付け
た後に、バルブ部100Bを取り付けると、その本体で
あるバルブスリーブ16の一端16bが、ブラケットプ
レート12の他方の面に当接するように構成されてい
る。
【0061】この状態で、かしめ用の突起94を、バル
ブスリーブ16の被かしめ部となる段差部16aにかし
めることによって、ソレノイド構成部材,ブラケットプ
レート12及びバルブ部100Bが位置決め固定されて
組立が完了する。
【0062】このように、かしめ用の突起94によって
かしめるようにしたので、ケースの端部全周でかしめる
場合に比べて、ケース部材の外形の変形を低減すること
ができる。従って、ケース部材の肉厚が厚い場合でも、
肉を薄く削るなどの切削を施さなくても、好適にかしめ
ることができる。
【0063】このかしめ工程に関して、図3〜図6を参
照して、さらに詳しく説明する。
【0064】図3はケース部材とブラケットプレートの
取り付けを説明する模式図((A)はケース部材の模式
的平面図,(B)はブラケットプレートの模式的平面
図,(C)はケース部材にブラケットプレートを取り付
けた状態の模式的平面図,(D)は(C)中AA断面
図)であり、図4は図3の変形例を示したもの((A)
はケース部材の模式的平面図,(B)はブラケットプレ
ートの模式的平面図,(C)はケース部材にブラケット
プレートを取り付けた状態の模式的平面図,(D)は
(C)中BB断面図)であり、図5はかしめ工程を示す
模式図であり、図6はかしめ用突起の好適な態様を示す
模式図である。
【0065】図3(A)に示すように、円筒状のケース
部材9の端部においては、複数の切り欠き(図示の例で
は3箇所の切り欠き)を設けることで、切り欠かれてい
ない部分をかしめ用の突起94としている。
【0066】従って、かしめ用の突起94の内周面94
aは、曲面形状となっている。
【0067】一方、図3(B)に示すように、ブラケッ
トプレート12には、かしめ用の突起94に対応させて
複数(図示の例では3個)の切り欠き溝を形成してお
り、外周面となる、この切り欠き溝の溝底12aを、上
述したかしめ用の突起94の内周面94aの曲面形状に
沿うような曲面形状としている。
【0068】従って、図3(C),(D)に示すよう
に、かしめ用の突起94がブラケットプレート12の切
り欠き溝に嵌め込まれるようにすると、かしめ用の突起
94の内周面94aとブラケットプレート12の外周面
(溝底12aの部分)は、その面全体が当接した状態と
なる。
【0069】また、特に図示はしないが、バルブスリー
ブ16の被かしめ部となる段差部16aにおいても、そ
の外周面の少なくとも一部を、上述したかしめ用の突起
94の内周面94aの曲面形状に沿うような曲面形状と
しており、同様に面全体が当接するようになっている。
【0070】このように、かしめ用の突起94の曲面形
状の内周面94aを、ブラケットプレート12及びバル
ブスリーブ16の外周面の少なくとも一部に沿うように
当接させた状態で、かしめを行うことによって、ブラケ
ットプレート12及びバルブスリーブ16のケース部材
9に対する径方向のガタを防止(芯ずれ防止)すること
ができる。
【0071】これにより、ブラケットプレート12と一
体のセンターポスト2が偏心することによってプランジ
ャ1に働く横力が大きくなることを防止することがで
き、これによってヒステリシスを低減することができ
る。
【0072】また、かしめ用の突起94に多少の変形が
生じたとしても、ブラケットプレート12からは離れた
位置でバルブスリーブ16を固定するため、ブラケット
プレート12が位置決めされる部分ではケースの変形が
なく、ブラケットプレート12は精度良く位置決めされ
る。従って、軸受の軸ずれを低減でき、同軸度を向上で
きる。
【0073】また、ブラケットプレート12を他の要素
(ソレノイドバルブ100が取り付けられる装置)に取
り付けた場合に、このほかの要素とソレノイドバルブ1
00の中心位置との位置精度を向上させることができ
る。
【0074】なお、図示の例では、スプール15の端部
を球面形状として、この部分をロッド7に当接させてい
ることから、ソレノイド部100Aとバルブ部100B
との間に傾きがあった場合でも、これを吸収できる構造
となっており、より一層ヒステリシスを低減することが
できる。
【0075】また、図示の例では、かしめ用の突起94
を等配に3箇所設ける構成としているため、かしめを行
った場合に、中心方向に向かって均等にかしめ力が働く
ため、軸ずれを低減することができる。
【0076】また、上記図3に示す例では、円筒状のケ
ース部材9の端部において、切り欠きを設けていない部
分の壁の全部をかしめ用の突起94とした場合を示した
が、図4に示すように、円筒のうち、外周側のみをかし
め用の突起94として、内周側に、ブラケットプレート
12が当接される当接面94bを残しておくこともでき
る。
【0077】次に、かしめ時における、かしめ治具(金
型)とかしめ用の突起の挙動について図5を参照して説
明する。
【0078】図5には、かしめを行うための治具(金
型)の一部断面図と、ケース部材9,ブラケットプレー
ト12及びバルブスリーブ16の被かしめ部となる段差
部16aのそれぞれの一部断面図を模式的に示してお
り、(A)はかしめ開始時,(B)はかしめ終了時の様
子を示している。
【0079】図示のように、かしめを行うための金型5
00には、かしめ用の突起94の先端に当接して、かし
め用の突起94を折り曲げるための当接面501が設け
られている。この当接面501は、曲面状に傾斜してい
る。
【0080】そして、かしめを行う場合には、ブラケッ
トプレート12及びバルブスリーブ16を組込んだ状態
で、金型500を、図5(A)中矢印X方向に駆動す
る。
【0081】これにより、まず、当接面501が、かし
め用の突起94の先端に当接し、さらにX方向に駆動す
ることで、かしめ用の突起94の先端は、当接面501
によってブラケットプレート12側と内径方向側にそれ
ぞれ分力を受ける。
【0082】従って、かしめ用の突起94は、図5
(A)中矢印で示すように内側に折れ曲がる。
【0083】この場合に、かしめ用の突起94は、ま
ず、バルブスリーブ16の被かしめ部となる段差部16
aに設けられた第1角部16cによって曲がり始めの位
置が規定されるため、この第1角部16cを起点として
折れ曲がる。
【0084】そして、さらに折れ曲がると、バルブスリ
ーブ16の被かしめ部となる段差部16aに設けられた
第2角部16dに当接し、この第2角部16dを押し込
みつつ、かしめ用の突起94の先端がバルブスリーブ1
6の被かしめ部となる段差部16aに設けられた傾斜面
に当接する位置まで折れ曲がる。
【0085】このように、第1角部16cを設けたこと
で、かしめ用の突起94の折れ曲がる位置を規定でき、
また、第2角部16dを設けたことで、かしめ用の突起
94によって、ブラケットプレート12側に向かって積
極的に押さえ込まれるため、十分なかしめ固定力が得ら
れる。
【0086】また、上述のように、かしめ加工を行った
場合には、スプリングバックが発生してしまう。従っ
て、図5(B)に示した状態では、かしめ用の突起94
の先端がバルブスリーブ16の段差部16aに設けられ
た傾斜面に当接しているが、その後、自己の弾性的な復
元力によりスプリングバックを生じ、その先端は傾斜面
から離れた位置まで少し戻った状態となる。
【0087】しかし、本実施の形態では、先端が離れて
しまっても、第2角部16dは押さえ込まれた状態のま
まであるため、十分なかしめ固定力が維持される。
【0088】以上のことから、本実施の形態の構成によ
り、比較的かしめ荷重を低くしても十分なかしめ固定力
を得ることが可能となる。
【0089】ここで、図6に示すように、かしめ用の突
起94には、溝94cを設けている。このとき、溝94
cの溝底の深さが、上記バルブスリーブ16の被かしめ
部となる段差部16aにおける第1角部の位置の近傍
(同等か、あるいはそれよりも少し深いくらい)になる
ようにした。
【0090】これにより、かしめが行われる場合に、か
しめ用の突起94は剛性が低くなるため、溝94cの溝
底の付近から曲げられ易くなり、かしめ用の突起94の
根本付近のふくらみを防止することができる。
【0091】すなわち、溝94cを設けない場合には、
かしめ用の突起94が、根本付近から曲がろうとするた
め、ブラケットプレートの外周面付近で、ケースの内周
面及び外周面のふくらみが発生する可能性が高くなる。
【0092】このふくらみは、ブラケットプレートがず
れる原因となり、軸ずれの原因となるため、本実施の形
態では、上記のようにこのふくらみの発生を防止する構
成とした。
【0093】以上のように、上述したようなかしめを行
うことによって、かしめ用の突起94とケース部材9の
端縁とで、バルブスリーブ16の一端とブラケットプレ
ート12とを挟持固定することによって、これらバルブ
スリーブ16及びブラケットプレート12は位置決め固
定されると共に、コネクタ部材17は上記のように段差
部17bが曲げ部93に対して位置決めされ、その他の
ソレノイド構成部材は、コネクタ部材17とブラケット
プレート12とによって閉じ込められることで位置決め
固定される。
【0094】ここで、かしめ時には、かしめ用の突起9
4によって、バルブスリーブ16の一端にかしめ荷重を
かけることになり、この荷重はブラケットプレート12
に伝達することになるが、ブラケットプレート12の荷
重を受ける側とは反対側の面は、ケース部材9の端縁に
当接するため、ケース部材9のみが荷重を受け、ケース
部材9に内包されたその他のソレノイド構成部材はかし
め荷重を受けることはない。
【0095】また、図示例に示すソレノイドバルブ10
0においては、ケース部材9を小径部91と大径部92
とから構成するようにしており、この点について説明す
る。
【0096】まず、小径部91は、その内周面にシール
部材(シールリング)であるOリング19が密着し、か
つ、アッパープレート11の端面が当接され、このアッ
パープレート11との間で磁路を形成するため、内径精
度の要求が比較的大きい部分である。
【0097】一方、大径部92は内径精度の要求が比較
的少ない部分である。なお、この大径部92の内周面に
対しても、パッキン10が密着するが、このパッキン1
0は寸法ばらつきに対しても十分にシール性を発揮でき
る構造となっているが、この点についての説明は省略す
る。
【0098】このように、寸法精度が要求される部分を
減らすことで製造負担を減らすことが可能となる。
【0099】また、大径部92の内径は、Oリング19
の外周面が接触することのない程度の大きさに設定して
おくことによって、Oリング19の品質低下を防止する
ことが可能となる。
【0100】すなわち、上述のように組立を行う場合に
は、コネクタ部材17をケース部材9の他端側の開口部
から挿入することになるが、Oリング19がこのコネク
タ部材17の装着溝に装着された状態で挿入作業が行わ
れるため、挿入側の大径部92の内径を上記のように設
定しておくことによって、挿入の際に、Oリング19が
小径部91に至るまでの間に、大径部92の内周面と擦
れてしまうことが防止できるため、Oリング19の品質
低下を防止できる。
【0101】次に、本実施の形態に係るソレノイドバル
ブ100の好適な適用例について説明する。
【0102】自動車等のエンジンにおいては、エンジン
の吸排気バルブをカムシャフトの回転によってバルブ開
閉を行うが、運転状態(高速・低速)によって、バルブ
のタイミングを適切に制御することによって、燃費が向
上し、高い排ガス清浄化を得ることが可能になる。
【0103】このバルブタイミングの制御は、カムシャ
フトを回転方向にずらして、位相を変えることにより行
うことができ、これをソレノイドバルブによって行う技
術が公知技術として知られている。
【0104】ここで、カムシャフトを回転方向にずらす
ために、ソレノイドバルブによる油圧制御を行うことに
なるが、配置スペース等の関係からエンジンオイルの流
路の経路上にソレノイドバルブが設置されて、エンジン
オイルを利用するのが一般的である。
【0105】従来、オンオフ制御を行うソレノイドバル
ブを用いることによって、高速時と低速時の2種類の状
態に分けて制御を行うことがなされていたが、近年、よ
り高精細な制御を行うべく、リニア制御が可能なソレノ
イドバルブが用いられるようになっている。
【0106】そこで、上述した本発明の実施の形態に係
るソレノイドバルブをこのようなバルブタイミングコン
トロール(VTC)用のリニア制御ソレノイドバルブと
して好適に用いることが可能となる。
【0107】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態について、図7を参照して説明する。図7は本発
明の第2の実施の形態に係るソレノイドバルブの概略構
成断面図である。
【0108】上記第1の実施の形態の場合には、優れた
互換性を達成すべく、コネクタ部材が軸心上に位置する
場合を例に説明した。
【0109】しかしながら、かしめ付近の変形を低減す
るという点と、十分なかしめ固定力を得るという点に着
目すれば、上記第1の実施の形態で示した構造に限定さ
れるものではなく、上記第1の実施の形態とは異なる形
態を説明する。
【0110】図7に示すように、本実施の形態に係るソ
レノイドバルブ600は、コネクタ部材602が軸心上
にはなく、側面に設けられた構成となっている。
【0111】そして、本実施の形態においても、ケース
部材601の一端側におけるかしめ構造については、上
記第1の実施の形態の場合と同様である。
【0112】したがって、上記第1の実施の形態の場合
と同様に、かしめ付近のケース部材の外形の変形を低減
することができ、かつ、十分なかしめ固定力を得ること
が可能となる。
【0113】また、図8は、本実施の形態の変形例を示
したもので、ブラケット603とプレート604が一体
的ではなく、別体で構成されており、ブラケット603
はケース部材601の側面に取り付けられている。な
お、その他の構成は、図7に示す構成と同一である。
【0114】この場合も、かしめ構造は、同様であり、
かしめ付近のケース部材の外形の変形を低減することが
でき、かつ、十分なかしめ固定力を得ることが可能とな
る。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、かしめ
によるケースの外形の変形量が少なく、かつ、かしめ用
突起の曲がる位置を規定できると共に、十分なかしめ固
定力を得ることが可能であるので、各部の位置決め精度
が向上し、同軸度が安定するので信頼性に優れる。
【0116】かしめ用突起に、突起の先端から第1角部
近傍まで伸びる溝を設ければ、かしめ用突起を第1角部
付近からスムーズに曲げることができ、ケースのふくら
みを防止でき、一層、各部の位置決め精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るソレノイドバルブの
概略構成断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るソレノイドバルブの
概略構成図である。
【図3】ケース部材とブラケットプレートの取り付けを
説明する模式図である。
【図4】図3の変形例を示す模式図である。
【図5】かしめ工程を示す模式図である。
【図6】かしめ用突起の好適な態様を示す模式図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るソレノイドバ
ルブの概略構成断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るソレノイドバ
ルブの変形例を示す概略構成断面図である。
【図9】従来技術に係るソレノイドバルブの概略構成断
面図である。
【図10】図9中一部拡大図である。
【図11】従来技術に係るソレノイドバルブの概略構成
断面図の一部である。
【符号の説明】 1 プランジャ 2 センターポスト 3 コイル 4 スリーブ 5 モールドコイルサブAssy 6 ボビン 7 ロッド 8 シム 9 ケース部材 91 小径部 92 大径部 93 曲げ部 94 突起 94a (突起の)内周面 94b 当接面 94c 溝 10 パッキン 11 アッパープレート 12 ブラケットプレート 12a 溝底 13 軸受 14 スプリング 15 スプール 16 バルブスリーブ 16a 段差部 16b (バルブスリーブの)一端 16c 第1角部 16d 第2角部 17 コネクタ部材 17a 端子 17b 段差部 18 E型リング 19 シールリング 100 ソレノイドバルブ 100A ソレノイド部 100B バルブ部 500 金型 501 当接面 600 ソレノイドバルブ 601 ケース部材 602 プレート 603 ブラケット 604 コネクタ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠置 好成 神奈川県藤沢市辻堂新町4丁目3番1号 エヌオーケー株式会社内 Fターム(参考) 3H051 AA10 BB02 BB10 CC11 EE08 3H106 DA08 DA23 DB02 DB12 DB22 DB32 DC09 EE34 EE35 EE39 GA01 GB01 GD02 JJ06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状のケース内部に各種ソレノイド構成
    部材が挿入されて、一端側がバルブに取り付けられ、他
    端側が前記各種ソレノイド構成部材を挿入した状態で一
    端側の取り付け荷重を受ける受け部を備えるソレノイド
    バルブであって、 バルブ側にあって前記ケースとソレノイド構成部材との
    間の磁路を形成するためのプレートが設けられ、該プレ
    ートは、その一方の面に前記バルブ部の一端が当接さ
    れ、かつ、該当接部分以外の部分がケースの一部と当接
    されており、 前記ケースの一端側には、前記各種ソレノイド構成部材
    および前記バルブ部を組み付けるかしめ用突起が設けら
    れ、 前記バルブには、かしめ時における前記かしめ用突起の
    曲がり始めの位置を規定する第1角部と、該第1角部に
    よって曲げられたかしめ用突起の内周面によって押さえ
    込まれる第2角部と、が設けられることを特徴とするソ
    レノイドバルブ。
  2. 【請求項2】前記かしめ用突起には、突起の先端から前
    記第1角部近傍まで伸びる溝が設けられることを特徴と
    する請求項1に記載のソレノイドバルブ。
JP2001024745A 2001-01-31 2001-01-31 ソレノイドバルブ Expired - Fee Related JP4627116B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001024745A JP4627116B2 (ja) 2001-01-31 2001-01-31 ソレノイドバルブ
DE10295941.2T DE10295941B3 (de) 2001-01-31 2002-01-30 Solenoidventil
PCT/JP2002/000712 WO2002061314A1 (fr) 2001-01-31 2002-01-30 Vanne electromagnetique
US10/466,326 US6811137B2 (en) 2001-01-31 2002-01-30 Solenoid valve

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001024745A JP4627116B2 (ja) 2001-01-31 2001-01-31 ソレノイドバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002228038A true JP2002228038A (ja) 2002-08-14
JP4627116B2 JP4627116B2 (ja) 2011-02-09

Family

ID=18889839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001024745A Expired - Fee Related JP4627116B2 (ja) 2001-01-31 2001-01-31 ソレノイドバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4627116B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006307984A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Denso Corp リニアソレノイド
WO2010024282A1 (ja) * 2008-08-29 2010-03-04 イーグル工業株式会社 ソレノイドバルブ
CN102449362A (zh) * 2009-10-30 2012-05-09 伊格尔工业股份有限公司 电磁阀
JP2012122492A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Hitachi Automotive Systems Ltd 電磁弁
JP2013087873A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Hitachi Automotive Systems Ltd 電磁弁
JP2017082816A (ja) * 2015-10-22 2017-05-18 日本電産トーソク株式会社 電磁弁装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068749U (ja) * 1992-07-08 1994-02-04 愛三工業株式会社 気化器のスロー燃料カット用電磁弁
JP2000120911A (ja) * 1998-10-14 2000-04-28 Nok Corp ソレノイドバルブ
JP2000193125A (ja) * 1998-12-18 2000-07-14 Borg Warner Automot Inc 磁束分路を持つソレノイド式圧力制御弁
JP2000220762A (ja) * 1998-11-25 2000-08-08 Toyota Motor Corp 電磁弁
JP2005098310A (ja) * 2000-09-29 2005-04-14 Nok Corp リニアソレノイド及びソレノイドバルブ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01279177A (ja) * 1988-05-02 1989-11-09 Hitachi Ltd アイドル回転制御用アクチユエータ
JPH04210173A (ja) * 1990-11-30 1992-07-31 Aisan Ind Co Ltd 電磁弁

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068749U (ja) * 1992-07-08 1994-02-04 愛三工業株式会社 気化器のスロー燃料カット用電磁弁
JP2000120911A (ja) * 1998-10-14 2000-04-28 Nok Corp ソレノイドバルブ
JP2000220762A (ja) * 1998-11-25 2000-08-08 Toyota Motor Corp 電磁弁
JP2000193125A (ja) * 1998-12-18 2000-07-14 Borg Warner Automot Inc 磁束分路を持つソレノイド式圧力制御弁
JP2005098310A (ja) * 2000-09-29 2005-04-14 Nok Corp リニアソレノイド及びソレノイドバルブ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006307984A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Denso Corp リニアソレノイド
JP4569371B2 (ja) * 2005-04-28 2010-10-27 株式会社デンソー リニアソレノイド
WO2010024282A1 (ja) * 2008-08-29 2010-03-04 イーグル工業株式会社 ソレノイドバルブ
US8382064B2 (en) 2008-08-29 2013-02-26 Eagle Industry Co., Ltd. Solenoid valve
JP5498945B2 (ja) * 2008-08-29 2014-05-21 イーグル工業株式会社 ソレノイドバルブ
CN102449362A (zh) * 2009-10-30 2012-05-09 伊格尔工业股份有限公司 电磁阀
JP2012122492A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Hitachi Automotive Systems Ltd 電磁弁
JP2013087873A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Hitachi Automotive Systems Ltd 電磁弁
JP2017082816A (ja) * 2015-10-22 2017-05-18 日本電産トーソク株式会社 電磁弁装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4627116B2 (ja) 2011-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2002061314A1 (fr) Vanne electromagnetique
US6807896B2 (en) High pressure supply pump with lifter guide and method of manufacturing the lifter guide
JP4294501B2 (ja) 電磁弁の製造方法
JP2001336662A (ja) 電磁弁
JP2002228038A (ja) ソレノイドバルブ
JP4021838B2 (ja) 燃料噴射装置
JP4627115B2 (ja) ソレノイドバルブ
JP4627114B2 (ja) ソレノイドバルブ
JP2004316855A (ja) 比例電磁弁
JP2000220762A (ja) 電磁弁
US6969043B2 (en) Solenoid valve
JP2006183754A (ja) 電磁弁
KR100622206B1 (ko) 시동기용 접촉기
JPH10318079A (ja) 燃料噴射弁の製造方法
JP4188250B2 (ja) 電磁弁
JP6236895B2 (ja) 流体制御弁装置
JP2006194351A (ja) 電磁弁
JP2001146980A (ja) 電磁弁
JP2515418Y2 (ja) ソレノイドバルブ
JPH10252913A (ja) 圧入リリーフ弁および圧入リリーフ弁カシメ付け装置
JP2000205436A (ja) 電磁弁
JPH08277952A (ja) 電磁弁
JP2000018417A (ja) 電磁弁装置
JPH07253173A (ja) 電磁弁構造
JP3390787B2 (ja) 電磁駆動ソレノイドバルブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101104

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4627116

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees