JP6236895B2 - 流体制御弁装置 - Google Patents
流体制御弁装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6236895B2 JP6236895B2 JP2013122917A JP2013122917A JP6236895B2 JP 6236895 B2 JP6236895 B2 JP 6236895B2 JP 2013122917 A JP2013122917 A JP 2013122917A JP 2013122917 A JP2013122917 A JP 2013122917A JP 6236895 B2 JP6236895 B2 JP 6236895B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- valve
- movable core
- valve member
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
流体通路(110A)の途中に設けられた弁座部(111c)と、
弁座部(111c)を開閉する弁部材(140)と、
弁部材(140)に設けられた可動コア(143)と、
電力が供給されて磁束を生じることにより、可動コア(143)と共に弁部材(140)を開弁方向に吸引する電磁駆動部(150)とを備え、
ハウジング(111)は、樹脂材から形成されており、
電磁駆動部(150)の外側には、樹脂材によってモールドされたモールド部(154)が形成されて、電磁駆動部(150)の一部は、ハウジング(111)の軸方向端部(111d)側からハウジング(111)内に挿入されており、
モールド部(154)には、ハウジング(111)の径方向に張出すフランジ部(154a)、およびフランジ部(154a)の先端部から挿入方向に立上がる立上がり部(154b)が一体的に形成されており、
軸方向端部(111d)の外周面は、立上がり部(154b)の内周面に圧入されると共に、圧入により互いに接触する面同士が溶着されており、
軸方向端部(111d)、およびフランジ部(154a)において、
ハウジング(111)の軸方向に互いに当接する面のいずれか一方の面には、いずれか他方の面に向けて突出するシール用の突起(111f)が形成されたことを特徴としている。
本発明の第1実施形態にかかる流体制御弁装置100について、図1、図2を用いて説明する。流体制御弁装置100は、流体供給源としてのポンプ10と、内燃機関(以下、エンジン)20の排気通路30との間に設けられている。ポンプ10は、車両のエンジン20からの排気が流れる排気通路30に、流体としての空気を供給する流体機械である。流体制御弁装置100は、ポンプ10から排気通路30に供給する空気の断続(空気の流量)を制御するように作動する。
第2実施形態の流体制御弁装置100Aを図3に示す。第2実施形態では、上記第1実施形態に対して、モールド部154の軸方向端部111dに対応する部位に、第1ハウジング111の径方向に張出す張出し部154cが一体的に設けられている。そして、軸方向端部111dには、第1ハウジング111の径方向に張出すフランジ部111j、およびこのフランジ部111jの先端部から張出し部154c側に立上がる立上がり部111kが一体的に設けられている。そして、張出し部154cの外周面が、立上がり部111kの内周面に圧入されると共に、圧入により互いに接触する面同士が溶着されている。
上記第1、第2実施形態では、突起111fを第1ハウジング111側に設けるようにしたが、これに限らず、モールド部154側に設けるようにしても良い。また、圧入後の溶着により、第1ハウジング111とモールド部154との間のシール性が充分に確保できる場合は、突起111fを廃止しても良い。
110A 流体通路
111 第1ハウジング(ハウジング)
111c 弁座部
111d 軸方向端部
111j フランジ部
111k 立上がり部
140 弁部材
141 軸部
143 可動コア
150 電磁駆動部
151 固定コア
151b 受け部
154 モールド部
154a フランジ部
154b 立上がり部
154c 張出し部
160 付勢部材
Claims (6)
- 筒状のハウジング(111)内に形成される流体通路(110A)を流通する流体の流れを制御する流体制御弁装置であって、
前記流体通路(110A)の途中に設けられた弁座部(111c)と、
前記弁座部(111c)を開閉する弁部材(140)と、
前記弁部材(140)に設けられた可動コア(143)と、
電力が供給されて磁束を生じることにより、前記可動コア(143)と共に前記弁部材(140)を開弁方向に吸引する電磁駆動部(150)とを備え、
前記ハウジング(111)は、樹脂材から形成されており、
前記電磁駆動部(150)の外側には、樹脂材によってモールドされたモールド部(154)が形成されて、前記電磁駆動部(150)の一部は、前記ハウジング(111)の軸方向端部(111d)側から前記ハウジング(111)内に挿入されており、
前記モールド部(154)には、前記ハウジング(111)の径方向に張出すフランジ部(154a)、および前記フランジ部(154a)の先端部から前記挿入方向に立上がる立上がり部(154b)が一体的に形成されており、
前記軸方向端部(111d)の外周面は、前記立上がり部(154b)の内周面に圧入されると共に、前記圧入により互いに接触する面同士が溶着されており、
前記軸方向端部(111d)、および前記フランジ部(154a)において、
前記ハウジング(111)の軸方向に互いに当接する面のいずれか一方の面には、いずれか他方の面に向けて突出するシール用の突起(111f)が形成されたことを特徴とする流体制御弁装置。 - 前記弁部材(140)は、樹脂製であり、一体的に形成された軸部(141)を有し、
前記軸部(141)は、前記可動コア(143)に挿通され、
前記可動コア(143)から突出する前記軸部(141)の先端部が前記可動コア(143)に熱かしめされていることを特徴とする請求項1に記載の流体制御弁装置。 - 前記弁部材(140)を閉弁方向に付勢する付勢部材(160)と、
前記電磁駆動部(150)に設けられて、前記弁部材(140)が開閉する方向に前記可動コア(143)を往復移動可能に収容する固定コア(151)とを備え、
前記固定コア(151)には、前記弁部材(140)の開閉方向に対して交差する方向に張出す受け部(151b)が形成されており、
前記付勢部材(160)は、前記可動コア(143)と前記受け部(151b)との間に配設されて、前記受け部(151b)にて前記付勢部材(160)の付勢力を受けるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の流体制御弁装置。 - 筒状のハウジング(111)内に形成される流体通路(110A)を流通する流体の流れを制御する流体制御弁装置であって、
前記流体通路(110A)の途中に設けられた弁座部(111c)と、
前記弁座部(111c)を開閉する弁部材(140)と、
前記弁部材(140)に設けられた可動コア(143)と、
電力が供給されて磁束を生じることにより、前記可動コア(143)と共に前記弁部材(140)を開弁方向に吸引する電磁駆動部(150)とを備え、
前記ハウジング(111)は、樹脂材から形成されており、
前記電磁駆動部(150)の外側には、樹脂材によってモールドされたモールド部(154)が形成されて、前記電磁駆動部(150)の一部は、前記ハウジング(111)の軸方向端部(111d)側から前記ハウジング(111)内に挿入されており、
前記モールド部(154)には、前記ハウジング(111)の径方向に張出すフランジ部(154a)、および前記フランジ部(154a)の先端部から前記挿入方向に立上がる立上がり部(154b)が一体的に形成されており、
前記軸方向端部(111d)の外周面は、前記立上がり部(154b)の内周面に圧入されると共に、前記圧入により互いに接触する面同士が溶着されており、
前記弁部材(140)は、樹脂製であり、一体的に形成された軸部(141)を有し、
前記軸部(141)は、前記可動コア(143)に挿通され、
前記可動コア(143)から突出する前記軸部(141)の先端部が前記可動コア(143)に熱かしめされていることを特徴とする流体制御弁装置。 - 筒状のハウジング(111)内に形成される流体通路(110A)を流通する流体の流れを制御する流体制御弁装置であって、
前記流体通路(110A)の途中に設けられた弁座部(111c)と、
前記弁座部(111c)を開閉する弁部材(140)と、
前記弁部材(140)に設けられた可動コア(143)と、
電力が供給されて磁束を生じることにより、前記可動コア(143)と共に前記弁部材(140)を開弁方向に吸引する電磁駆動部(150)とを備え、
前記ハウジング(111)は、樹脂材から形成されており、
前記電磁駆動部(150)の外側には、樹脂材によってモールドされたモールド部(154)が形成されて、前記電磁駆動部(150)の一部は、前記ハウジング(111)の軸方向端部(111d)側から前記ハウジング(111)内に挿入されており、
前記モールド部(154)には、前記ハウジング(111)の径方向に張出すフランジ部(154a)、および前記フランジ部(154a)の先端部から前記挿入方向に立上がる立上がり部(154b)が一体的に形成されており、
前記軸方向端部(111d)の外周面は、前記立上がり部(154b)の内周面に圧入されると共に、前記圧入により互いに接触する面同士が溶着されており、
前記弁部材(140)を閉弁方向に付勢する付勢部材(160)と、
前記電磁駆動部(150)に設けられて、前記弁部材(140)が開閉する方向に前記可動コア(143)を往復移動可能に収容する固定コア(151)とを備え、
前記固定コア(151)には、前記弁部材(140)の開閉方向に対して交差する方向に張出す受け部(151b)が形成されており、
前記付勢部材(160)は、前記可動コア(143)と前記受け部(151b)との間に配設されて、前記受け部(151b)にて前記付勢部材(160)の付勢力を受けるようにしたことを特徴とする流体制御弁装置。 - 筒状のハウジング(111)内に形成される流体通路(110A)を流通する流体の流れを制御する流体制御弁装置であって、
前記流体通路(110A)の途中に設けられた弁座部(111c)と、
前記弁座部(111c)を開閉する弁部材(140)と、
前記弁部材(140)に設けられた可動コア(143)と、
電力が供給されて磁束を生じることにより、前記可動コア(143)と共に前記弁部材(140)を開弁方向に吸引する電磁駆動部(150)とを備え、
前記ハウジング(111)は、樹脂材から形成されており、
前記電磁駆動部(150)の外側には、樹脂材によってモールドされたモールド部(154)が形成されて、前記電磁駆動部(150)の一部は、前記ハウジング(111)の軸方向端部(111d)側から前記ハウジング(111)内に挿入されており、
前記モールド部(154)には、前記ハウジング(111)の径方向に張出す張出し部(154c)が一体的に形成され、
また、前記軸方向端部(111d)には、前記ハウジング(111)の径方向に張出すフランジ部(111j)、および前記フランジ部(111j)の先端部から前記張出し部(154c)側に立上がる立上がり部(111k)が一体的に形成されており、
前記張出し部(154c)の外周面は、前記立上がり部(111k)の内周面に圧入されると共に、前記圧入により互いに接触する面同士が溶着されていることを特徴とする流体制御弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013122917A JP6236895B2 (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | 流体制御弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013122917A JP6236895B2 (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | 流体制御弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014240682A JP2014240682A (ja) | 2014-12-25 |
JP6236895B2 true JP6236895B2 (ja) | 2017-11-29 |
Family
ID=52140032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013122917A Expired - Fee Related JP6236895B2 (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | 流体制御弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6236895B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06117570A (ja) * | 1992-10-05 | 1994-04-26 | Techno Excel Kk | 電磁弁 |
DE19521510C2 (de) * | 1995-06-13 | 1998-10-08 | Bosch Gmbh Robert | Hydraulikeinheit |
JP2006153231A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Denso Corp | アクチュエータの製造方法 |
JP5370437B2 (ja) * | 2011-08-29 | 2013-12-18 | 株式会社デンソー | 流体制御電磁弁 |
-
2013
- 2013-06-11 JP JP2013122917A patent/JP6236895B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014240682A (ja) | 2014-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5920376B2 (ja) | ソレノイド | |
JP5299499B2 (ja) | 電磁ソレノイド | |
JP2001263521A (ja) | 電磁駆動装置およびそれを用いた流体制御弁と電磁駆動装置の製造方法 | |
JPH11287349A (ja) | 電磁制御弁 | |
JP2012204574A (ja) | リニアソレノイド | |
JP4807287B2 (ja) | 電磁アクチュエータ | |
JP2015510276A (ja) | 相互結合部を備えた磁束コレクタ及びこれを含む電磁弁アセンブリの製造方法 | |
US20210278007A1 (en) | Solenoid | |
JP5128224B2 (ja) | 電磁弁 | |
JP2002181222A (ja) | 電磁弁装置およびその製造方法 | |
JP2005201413A (ja) | 電磁弁 | |
JP6236895B2 (ja) | 流体制御弁装置 | |
JP5859914B2 (ja) | 高圧ポンプ | |
JP2009108905A (ja) | 電動バルブの固定手段 | |
US20210327626A1 (en) | Solenoid | |
JP2002228037A (ja) | ソレノイドバルブ | |
JP2007278365A (ja) | 電磁駆動装置 | |
JP5708343B2 (ja) | 電磁駆動装置及び電磁弁 | |
WO2009090794A1 (ja) | 燃料噴射弁 | |
JP2012047283A (ja) | 電磁弁 | |
JP2001332419A (ja) | 電磁駆動装置、それを用いた流量制御装置および電磁駆動装置の製造方法 | |
WO2019224929A1 (ja) | 燃料噴射弁 | |
JP4126557B2 (ja) | 電磁弁装置 | |
JP2002228038A (ja) | ソレノイドバルブ | |
JP2002228036A (ja) | ソレノイドバルブ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160513 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20161129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170314 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170512 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171003 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171016 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6236895 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |