JPH01279177A - アイドル回転制御用アクチユエータ - Google Patents

アイドル回転制御用アクチユエータ

Info

Publication number
JPH01279177A
JPH01279177A JP10762488A JP10762488A JPH01279177A JP H01279177 A JPH01279177 A JP H01279177A JP 10762488 A JP10762488 A JP 10762488A JP 10762488 A JP10762488 A JP 10762488A JP H01279177 A JPH01279177 A JP H01279177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
lead wire
actuator
outer periphery
idle rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10762488A
Other languages
English (en)
Inventor
Torazo Nishinomiya
西宮 寅三
Takashi Iseyama
伊勢山 高志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Priority to JP10762488A priority Critical patent/JPH01279177A/ja
Publication of JPH01279177A publication Critical patent/JPH01279177A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車エンジンのアイドル回転数を制御する
ためのアクチュエータに関する。
〔従来の技術〕
従来より、例えば特開昭56−116967号公報に開
示されるように、自動車のアイドル回転数を水温あるい
は外気温度に対応して自動的に設定回転数に制御するア
イドル回転制御装置が実用化されている。
第4図及び第6図は、この種のアイドル回転制御用アク
チュエータの従来例を示すものである。
先ず第4図の従来例について説明する。
第4図において、1は電磁機構部で、ケース2゜電磁コ
イル3.コア4.プランジャ5.ターミナル6.7tヨ
ーク8,9等で構成される。
電磁コイル3は円筒形で、その中心部にはコア4、プラ
ンジャ5が配設される。コア4は固定され、プランジャ
5は、ばね5aに付勢されてコア4に対向しつつ摺動可
能に配置される。プランジャ5は、ロッド5bを介して
後述する一対の計量弁17.18と結合される。電磁コ
イル3は、内部にコア4及びプランジャ5を組込み、コ
イル3の一端側にはコイル3に電気入力を供給するター
ミナル6.7や磁気回路を形成するヨーク8,9を配し
、これらの部材6,7,8.9等をコイル3と共にプラ
スチック材によって一括して外装モールド(符号10で
示す)する。そして、この外装モールドされた電磁機構
部を、一端が開口する円筒形のケース2内に収納し、ケ
ース2の開口部2aを外装モールド10側に加締め固着
する。コア4の一部及びロッド5bはケース2の反開口
側端からシール27.28を介してケース2外に導出さ
れる。
11は流量制御機構部で、ボディ12を主要素とし、ボ
ディ12の内部にアイドル用の空気通路13.14を形
成し、夫々の通路に計量部シート15.16を形成する
。また、シート15,1.6には計量弁17.18を介
装する。計量弁17゜18はロッド5bを介してその一
端が電磁機構部1側に、他端がばね19を介してバルブ
ガイド20に支承される。
以上の構成において、ターミナル6.7を介してコイル
3に所定の電気入力を与えると、この入力に応じた電磁
力が発生し、プランジャ5が図の右方向に移動する。す
るとプランジャ5と結合されている計量弁17.18が
ばね19の力に抗して右方向に移動し、前記電磁力とば
ね19の力が釣り合った位置で計量弁17.18が停止
する。
そのときの計量弁17.18とシート15.16との開
口面積によってここを流れるアイドル空気量が制御され
る。
第6図の従来例も第4図とほぼ同様の構成をなす。第6
図の符号で第4図と同一符号は同−或いは共通する要素
を示す。この従来例はリード線方式のアイドル回転制御
装置で、リード線6aはターミナル6と接続した後、グ
ロメツト25を介して外部に引き出され、且つ、チュー
ブ21により被覆されている。
〔発明が解決しようといる課題〕
この種のアイドル回転制御用アクチュエータは、計量精
度に優れており、オートマチック車(AT車)の普及に
伴い近年広く使用されつつある。
ところで、アイドル回転制御用アクチュエータは、ター
ミナルやリード線等に短絡事故や断線が生じた場合には
、アイドル制御機能が働かなくなり、最悪の場合には大
きな事故に発展するおそれがある。従って、このような
事態が生じないように充分に対策を講じる必要があるが
、従来の装置においては、次のような改善すべき点があ
った。
以下改善すべき点を第5図(第5図は第4図の部分断面
図である)及び第6図により説明する。
先ず第1の改善すべき点は次の通りである。
このようなアイドル回転制御用のアクチュエータにおい
ては外装モールド1oが防水の役割をなすが、第5図の
如く、ケース2の開口部2aを加締めたとき空隙Gが生
じ易く、この空隙G部より水もしくは塩水が侵入する恐
れがある。ここより水、塩水等が侵入すると、ケース2
とモールド10間を伝わって、ヨーク8,9に錆を発生
させる。その錆は外装モールド10の内表面を伝わって
ターミナル6.7に到達し、ここでヨーク8゜9とター
ミナル6.7が錆によって連結し、最悪の場合、電気的
短絡が生じる。このような電気的短絡等が生ずると、過
電流によって、計量バルブ17.18が全開し、過大の
空気流量がエンジンに流入するため、エンジンは過回転
となり、事故に発展するという問題を含んでいる。特に
ヨーロッパ各地に見られる通り、道路上の融雪のため。
大量の岩塩をまくところでは、想像以上に塩害のトラブ
ルが多く、塩水侵入阻止対策は極めて重要視されている
次に、第2の改善すべき点を説明する。第6図に示すよ
うに、従来のリード線6aは保護チューブ21が被覆さ
れて保護されているが、固定されていないため、リード
線に外力等で負荷がかかると、リード線の付は根(外装
モールド付近)が断線、ショートするおそれがあった。
このような事態が生じた場合には、自動車の制御系をつ
かさどるコントロールユニットが破壊され、エンジン制
御不能といった事故に発展しかねない。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、その主
たる目的とするところは、前述した如き浸水による電気
的短絡事故をなくし、自動車運転の安全性を高めること
にあり、更に2次的には、前記上たる目的に加えてリー
ド線の断線、短絡事故を防止することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前述した第1の改善すべき点(主たる目的)については
アイドル回転制御用アクチュエータにおいて、一端が開
口されたケース内に収納した外装モールドとケースの開
口部加締部との間に生じる空隙部にプラスチックシール
剤を塗布、充填することで解決できる。
また、第2の改善すべき点(2次的目的)については、
リード線をケース外部にグロメットを介して引出す場合
に、リード線を覆う保護チューブの端面とグロメットと
の端面とを合せた状態で、この合せ部の周りを収縮チュ
ーブで被覆し、且つケースの一部には、リード線押え具
を固定し、このリード線押え具により前記収縮チューブ
の外周り支持することで達成される。
〔作用〕
まず、第1の課題解決手段によれば、ケース内に収納し
た外装モールドとケースの開口部加締部との間に生じる
空隙部にプラスチックシール剤を塗布、充填することで
、この空隙部にシール効果が働く。そして、この空隙部
に施されるプラスチック剤は、外装モールドも同材質な
ので、塗布。
充填工程を経て硬化すると外装モールドと一体化する。
従って、冷熱のくり返しや長期使用によっても劣化しな
いで、シール性に優れ、ケース開口部加締部と外装モー
ルド間からの塩水等の水分の侵入を確実に防止できる。
なおプラスチックシール剤の代りにOリングやゴムパツ
キンを用いる通常の手段では、冷熱のくり返しや長期使
用によって、ゴムが永久劣化し、その効果が薄れること
になる。
また、第2の課題解決手段によれば、ケースから引き出
されるリード線をケースに固定されたリード線押え具で
しっかりと支持固定することで、リード線に外力が加わ
った場合でも、その力を分散させ、リード線の付は根に
応力が集中するのを防止する。
その結果、リード線の断線、短絡事故を防止できる。更
に、リード線に保護チューブと収縮チューブとを被せた
ことにより、リード線が直接外部に露出することなく、
他部品との接触等による断線をも同時に防止できる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図ないし第3図に基づき説明する
第1図は本発明の第1実施例を示す要部断面図で、第4
図のアイドル回転制御用アクチュエータの改良例を示し
、第4図、第5図等に示される符号と同一符号は同−或
いは共通する要素を示す。
すなわち1本実施例のアクチュエータは、コイル3.タ
ーミナル6.7.磁気回路を形成するヨーク8,9等を
プラスチック材10で外装モールドして、この外装モー
ルド10をケース2に収納して電磁機構部1を構成する
が、更にケース2の開口部加締め部2aに生じた空隙部
にプラスチックシール剤22を塗布、充填したものであ
る。
プラスチックシール剤22は、塗布、充填時硬化し、外
装モールド10と同じような形態となる、。
本実施例によれば、プラスチックシール剤22は外装モ
ールド10と同材質なので、外装モールド10となじみ
易く密着性に優れ、しかも材質からして冷熱のくり返し
や長期の使用によっても劣化しないので、ケース2と外
装モールド間にて優れたシール性能を発揮して、塩水等
の水分の侵入を確実に防止することができる。従って、
自動車のアイドル回転数制御をつかさどるアイドル回転
制御装置の防水性、耐蝕性を極めて簡単な手段で著しく
高め、従来問題とされていた塩水等の侵入による電気的
短絡等を防止し、自動車運転の安全性を高めることがで
きる。
次に、本発明の第2実施例を第2図、第3図に基づき説
明する。
第2図及び第3図は、第6図に示したアイドル回転制御
用アクチュエータの改良例を示す要部断面図及び要部正
面図である。
本実施例のアクチュエータは、リード線引出方式を採用
するもので、ここでは、その改良点について説明する。
本実施例は、電磁機構部1におけるケース2の加締部2
aと外装モールド10との間に第1実施例同様のプラス
チックシール剤22を施す他に、リード線6aについて
、次のような支持構造を採用する。
すなわち、リード線6aは、グロメット25を介して外
部に引き出され、また保護チューブ21で被覆されるが
、本実施例では、保護チューブ21の端面とグロメット
25の端面とを合せて、これらを収縮チューブ26で覆
う。
更に、ケース2上には、リード線引出部を囲むようにし
てリード線押え具23が固定配置され、リード線押え具
23の一部に形成された複数個の環状つめ24によって
、収縮チューブ26の外周を支持する。
上記のようにリード線6aをリード線押え具23の一部
に形成された複数個のつめ24を介して、ケース2上に
て支持固定する。従って、リード線6aに外力が加わっ
た場合、その力を分散させることができる。さらに、リ
ード線6aに保護チューブ21と収縮チューブ26を被
せたことにより、リード線6aが直接外部に露出するこ
となく、他部品との接触等による断線も同時に防止でき
る。
従って、本実施例によれば、プラスチックシール22に
よってアクチュエータの防水効果を高める他に、リード
線の断線事故を防止して、自動車制御系の信頼性をも向
上させることができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、アイドル回転制御用アク
チューエータの防水性能を高めて電気的短絡事故をなく
し、自動車運転の安全性を高めることができる。更に、
2次的な効果として、リード線に断線防止対策を講じる
場合には、リード線の短絡事故をも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す要部断面図、第2図
は本発明の第2実施例を示す要部断面図、第3図は第2
実施例の部分正面図、第4図はアイドル回転制御用アク
チュエータの従来例を示す縦断面図、第5図は第4図の
部分断面図、第6図はリード線引出方式のアイドル回転
制御用アクチュエータの従来例を示す縦断面図である。 1・・・電磁機構部、2・・・ケース、2a・・・加締
部(ケース開口部)、3・・・電磁コイル、4・・コア
、5・・・プランジャ、6a・・リード線、10・・・
外装モールド、17.18・・・計量弁、21・保護チ
ューブ、22・・・プラスチックシール剤、23・・・
リード線押え具、25・・グロメット、26・・・収縮
チューブ、G・・・空隙部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.コイル内部にコアとプランジャが配置される電磁コ
    イルをプラスチック材で外装モールドし、この電磁コイ
    ルを一端が開口するケースに収納し、且つこのケースの
    開口部を機械的に加締固着してアクチュエータの電磁機
    構部を構成し、前記プランジャは、アイドル制御用の計
    量弁と結合されてなるアクチュエータにおいて、前記ケ
    ースの加締部と前記電磁コイルの外装モールド部との間
    に生じる空隙部にプラスチックシール剤を塗布,充填し
    てなることを特徴とするアイドル回転制御用アクチュエ
    ータ。
  2. 2.第1請求記載のアイドル回転制御用アクチュエータ
    において、前記ケースの外周上には、電磁コイル通電用
    のリード線をグロメットを介して引出し、このグロメッ
    トの一端面と前記リード線を被覆する保護チューブの一
    端面とを合せた状態で、この保護チューブ及びグロメッ
    トの合せ部外周を収縮チューブで被覆し、且つ前記ケー
    スにおけるリード線引出部近傍にリード線押え具を固定
    し、このリード線押え具が前記収縮チューブの外周を支
    持することで、前記リード線の引出部を前記ケースの外
    周上にて固定してなることを特徴とするアイドル回転制
    御用アクチュエータ。
JP10762488A 1988-05-02 1988-05-02 アイドル回転制御用アクチユエータ Pending JPH01279177A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10762488A JPH01279177A (ja) 1988-05-02 1988-05-02 アイドル回転制御用アクチユエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10762488A JPH01279177A (ja) 1988-05-02 1988-05-02 アイドル回転制御用アクチユエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01279177A true JPH01279177A (ja) 1989-11-09

Family

ID=14463905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10762488A Pending JPH01279177A (ja) 1988-05-02 1988-05-02 アイドル回転制御用アクチユエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01279177A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329609A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Toyooki Kogyo Co Ltd 電磁石
JP4627116B2 (ja) * 2001-01-31 2011-02-09 イーグル工業株式会社 ソレノイドバルブ
JP4627114B2 (ja) * 2001-01-31 2011-02-09 イーグル工業株式会社 ソレノイドバルブ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4627116B2 (ja) * 2001-01-31 2011-02-09 イーグル工業株式会社 ソレノイドバルブ
JP4627114B2 (ja) * 2001-01-31 2011-02-09 イーグル工業株式会社 ソレノイドバルブ
JP2002329609A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Toyooki Kogyo Co Ltd 電磁石
JP4698876B2 (ja) * 2001-04-27 2011-06-08 豊興工業株式会社 電磁石

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0782231B1 (en) Engine igniting coil device
EP0951027B1 (en) Engine igniting coil device
US4728916A (en) Solenoid operated fluid control valve
EP2978947B1 (de) Vorrichtung zum zumessen von fluid
JP2002221451A (ja) 温度センサ
JPH01279177A (ja) アイドル回転制御用アクチユエータ
US4985654A (en) Brush device for a motor
EP0964413A2 (en) Engine igniting coil device
JP2003308742A (ja) ワイヤハーネスの止水処理方法
EP1621413B1 (en) Igniter assembly
US5675248A (en) Magnetic sensor with molded casing having an insert molded coil assembly, pole piece and magnet and amounting bracket assembly
JP2021034383A (ja) 接着剤流出抑制剤を含む封止式電気端子
JP3861461B2 (ja) ケーブル取出部のモールド方法及びケーブル一体モールド構造
US20060017269A1 (en) Igniter assembly
JP2017091642A (ja) 電線モジュール製造方法及び電線モジュール
US6737947B1 (en) Assembly for sealing electrical leads to internal electrical device
JPH09218215A (ja) 車両用センサシステム及び同システム用センサ
JPH02169866A (ja) 弁駆動用アクチュエータ
JP3785586B2 (ja) 油圧式パワーステアリングにおける制御バルブのコントローラ
JPH09145434A (ja) 電磁流量計
US5903206A (en) Terminal for solenoid
KR100350396B1 (ko) 몰딩타입의 자동차용 에이비에스 센서
JPH07318573A (ja) 車輪速センサの出力線・端子接続構造
JPS60116550A (ja) マスタシリンダレザーバの液面減少警報装置
JPH0459507B2 (ja)