JP2002224154A - レーザ治療装置 - Google Patents

レーザ治療装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好なレーザ照射を行えるレーザ治療装置を
提供すること。 【解決手段】 患者眼にレーザ光を導光して治療を行う
レーザ治療装置において、レーザ光源からのレーザ光を
患者眼に向けて反射する反射ミラーを持つレーザ導光光
学系と、レーザ光の照射位置を変えるために前記反射ミ
ラーを移動する移動手段と、前記反射ミラーの移動を検
知する検知手段と、前記検知手段により前記反射ミラー
が移動していると検知されているときには患者眼へのレ
ーザ照射を停止する停止手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者眼を治療する
レーザ治療装置に関する。
【0002】
【従来技術】光凝固治療等に使用するレーザ治療装置で
は、治療部位にレーザ光を合せるときの微調整を可能と
するために、レーザ光を治療部位に向けて反射する反射
ミラーを移動するマニピュレータを持つものが多い。ま
た、汎網膜光凝固の様にレーザ照射回数の多い治療で
は、フットスイッチを押している間、周期的にレーザ光
が照射されるリピート機能があり、マニピュレータでの
照射部位の移動と組み合せて、広範囲を連続的に治療す
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マニピ
ュレータ操作のタイミングを誤る等で、反射ミラーの移
動中にレーザ光が照射されると光凝固班が動いた方向へ
流れてしまい、均一なレーザ照射密度で照射することが
できない。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
良好なレーザ照射を行えるレーザ治療装置を提供するこ
とを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0006】(1) 患者眼にレーザ光を導光して治療
を行うレーザ治療装置において、レーザ光源からのレー
ザ光を患者眼に向けて反射する反射ミラーを持つレーザ
導光光学系と、レーザ光の照射位置を変えるために前記
反射ミラーを移動する移動手段と、前記反射ミラーの移
動を検知する検知手段と、前記検知手段により前記反射
ミラーが移動していると検知されているときには患者眼
へのレーザ照射を停止する停止手段と、を備えることを
特徴とする。
【0007】(2) (1)のレーザ治療装置におい
て、前記検知手段は前記移動手段が有する操作部材の移
動又は操作部材による操作信号の入力を検知する手段で
あることを特徴とする。
【0008】(3) (1)のレーザ治療装置におい
て、レーザ照射の指示信号を発生する信号発生手段と、
該指示信号の入力に対して前記検知手段により前記反射
ミラーの移動が検知されなくなるのを待ってレーザ照射
の停止を解除する解除手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0009】(4) (3)のレーザ治療装置におい
て、さらに前記レーザ照射の指示信号の入力時に予め設
定されたインターバル時間を置いてレーザ照射を繰り返
すリピートモードを選択する選択手段を備え、前記停止
手段は前記検知手段により前記反射ミラーの移動が検知
されているときには前記インターバル時間に拘わりなく
レーザ照射を停止し、前記反射ミラーの移動が検知され
ていないときは前記インターバル時間にしたがってレー
ザ照射の停止を解除することを特徴とする。
【0010】(5) (1)のレーザ治療装置におい
て、さらにエイミング光源からのエイミング光をレーザ
光と同軸にすると共に前記反射ミラーを共用してエイミ
ング光を患者眼に導光するエイミング光導光光学系を備
え、前記検知手段は患者眼に照射されたエイミング光を
検出してその移動を検知する手段であることを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1はレーザ治療装置の外観図を示した
図であり、図2は装置の概略的な光学系を説明する図で
ある。
【0012】1はレーザ治療装置本体であり、内部には
治療用レーザ光を出射するレーザ光源、エイミング光源
等が内蔵される。2はレーザの照射出力条件やエイミン
グ光の出力等を設定入力するためのコントロール部であ
る。3は照明光学系や観察光学系を備えるスリットラン
プデリバリであり、患者眼へ治療用レーザ光を照射する
ための照射光学系ユニット40が取り付けられている。
また、5はレーザ照射のトリガ信号を発信するためのフ
ットスイッチである。6はスリットランプデリバリ3を
移動させるためのジョイスティックである。
【0013】図2はレーザ光凝固装置の光学系を示した
図である。70は治療レーザ光源である。71は治療レ
ーザ光源70からのレーザ光の大部分を透過し一部を反
射するビームスプリッタで、ビームスプリッタ71を反
射した治療レーザ光は拡散板72を介して出力センサ7
3に入射する。出力センサ73は治療レーザ光源70か
ら出射したレーザ光の出力を検出する。
【0014】74は第1安全シャッタであり、フットス
イッチ5が踏まれ、治療レーザ光の照射を行う指令がな
されたときは、図4に示すシャッタ駆動装置91の駆動
により光路から離脱してレーザ光の通過を可能にし、ま
た、異常時発生等の場合に光路に挿入されてレーザ光を
遮断する。この第1安全シャッター74の開閉はシャッ
タセンサ74aによって検知される。
【0015】78はエイミング用の半導体レーザであ
り、半導体レーザ78から出射したレーザ光はコリメー
タレンズ79を介した後、ダイクロイックミラー80に
より治療レーザ光と同軸にされる。
【0016】81は第2安全シャッタであり、第2安全
シャッター81の開閉はシャッタセンサ81aによって
検知される。82は集光レンズであり、各レーザ光を光
ファイバ4の入射端面4aに集光して入射させる。光フ
ァイバ4により導光された各レーザ光は、スリットラン
プデリバリ3の照射光学系ユニット40まで導光され
る。
【0017】照射光学系ユニット40に導光されたレー
ザ光は、リレーレンズ41、レーザ光のスポットサイズ
を変更するために光軸方向に移動可能なズームレンズ4
2、対物レンズ43を介した後、揺動駆動される反射ミ
ラー19で反射し、コンタクトレンズ44を経て患者眼
Eの患部に照射される。50はスリット光を投影するた
めの照明光学系であり、照明光源、コンデンサーレン
ズ、スリット、投影レンズ等を有する。60は観察光学
系であり、対物レンズを初め、変倍光学系、保護フィル
ター、正立プリズム群、視野絞り、接眼レンズ等を備え
る。
【0018】また、照射光学系ユニット40には反射ミ
ラー19を移動(実施形態では揺動)して、ファイバー
ケーブル4にて導光されるレーザ光の照射位置を微調整
するためのマニピュレータ10が備えられており、その
操作レバー11(図3参照)はスリットランプデリバリ
3の術者側に延びている。
【0019】図3(a)はマニピュレータ10の機構を
説明する図であり、装置の側面方向から見たときの状態
を概略的に示している。図3(b)は図3(a)のA−
A断面図を示す図である。
【0020】照射光学系ユニット40の下端部には、リ
ング状の回転部材21が対物レンズ43の光軸Lを中心
に回転可能に保持されており、対物レンズ43を通るレ
ーザ光はこの回転部材21内を通過する。また、回転部
材21の側面には、後方に延びる支持部材22がビス2
2aを支点として上下方向に回転可能に取り付けられて
おり、この支持部材22に反射ミラー19を固定保持す
るミラー取付台20が固定されている。従って、反射ミ
ラー19は光軸Lを中心に左右方向に揺動すると共に、
ビス22aを支点として前後方向に揺動することが可能
となり、これによりレーザ光の反射方向が変えられる。
【0021】一方、反射ミラー19を揺動するための操
作レバー11側には、反射ミラー19の揺動を検出する
マニピュレータセンサ部30(詳細な機構は後述する)
が設けられている。操作レバー11はセンサ部30が有
する筒部材31内で揺動可能に挿通され、筒部材31は
照射光学系ユニット40の筐体後方端に取り付け固定さ
れて延びるアーム23に固着されている。また、操作レ
バー11の前側は屈曲して上方に延び、その上方は固定
部材14に取付けられた弾性体であるゴム棒12に接合
される。ゴム棒12は、円筒面に軸と垂直方向に切欠き
があり、軸と垂直方向方向に自在に屈曲される構造をし
ている。固定部材14は照射光学系ユニット40の筐体
内壁に取り付けられており、操作レバー11とゴム棒1
2の接合部分は操作レバー11のてこの原理の支点とな
っている。なお、操作レバー11及びアーム23はスリ
ットランプデリバリ3の筐体との干渉を避けるように、
照射光学系ユニット40から湾曲して延びているが、図
3(a)では概略的な図示としている。
【0022】操作レバー11には動作伝達台16が固設
されており、動作伝達台16は上方から下方に延びるピ
ン17a、側方から延びるピン17bとを有する。ま
た、前述したミラー取付台20の上部後側には、3本の
ピン18a,18b,18cがピン17a及びピン17
bに係合するように固定されている。すなわち、図3
(b)に示すように、左右方向に平行に延びるピン18
aとピン18cとがピン17aを挟むように係合し、上
下方向に平行に延びるピン18aとピン18bがピン1
7bを挟むように係合する位置関係で、ミラー取付台2
0に各々取り付けられている。
【0023】このような構成により、例えば操作レバー
11を下に動かすと、ゴム棒12部分を支点として、動
作伝達台16を介してピン17bが上方向に動き、ピン
17bを挟んでいるうちの片方であるピン18aが上方
に押される。これにより、ミラー取付台20がビス22
aを支点として後方に揺動し、反射ミラー19で反射す
るレーザ光は操作レバー11と同じ下方向に振られる。
逆に、操作レバー11を上に動かすと、反射ミラー19
がビス22aを支点として前方に揺動するようになるの
で、反射ミラー19で反射するレーザ光も上方向に振ら
れる。
【0024】また、操作レバー11を左右方向に動かし
た場合は、ピン17aが右左方向に動き、反射ミラー1
9がミラー取付台20及び回転部材21と共に光軸Lを
中心として右左方向に揺動するので、レーザ光は操作レ
バー11の操作方向と同じ方向に振られるようになる。
【0025】また、操作レバー11を操作しなく、操作
レバー11から手をはなした状態では、ゴム棒12の弾
性力により常に筒部材31の中心に操作レバー11が戻
るようになっている。なお、操作レバー11が筒部材3
1の中心位置(基準位置)にあるときには、反射ミラー
19で反射されるレーザ光が観察光学系60による観察
の視野中心に照射されるように、前述したマニピュレー
タ10の機構が構成されている。
【0026】次に、マニピュレータセンサ部30の構成
を図5により説明する。図5(a)はセンサ部30の内
部機構を説明するための断面を示した図である。また、
図5(b)は、図5(a)でのB−B断面を示してい
る。
【0027】筒部材31内でシャフト32a、32bと
シャフト33a、33bは操作レバー11を上下水平方
向に挟むように配置されている。シャフト32a、32
bの両端は、支基34a、34bによって固定され、支
基34a、34bはそれぞれ筒部材31に取付けられて
上下方向に伸びるレール36a、36b上を直線運動す
る。また、支基34bには導電性のブラシ38が取付け
られ、筒部材31に固定されたリニアポテンショメータ
39の抵抗体面に接している。このリニアポテンショメ
ータ39の抵抗値により、支基34bの変位、すなわ
ち、操作レバー11の上下方向の変位を検出できる様に
なっている。
【0028】同様に、シャフト33a、33bの両端
は、支基35a、35bによって固定され、支基35
a、35bはそれぞれ筒部材31に取付けられて水平方
向に伸びるレール37a、37b上を直線運動する。支
基35bには導電性のブラシ25が取付けられ、筒部材
31に固定されたリニアポテンショメータ26の抵抗体
面に接している。このリニアポテンショメータ26の抵
抗値により、操作レバー11の左右方向の変位を検出で
きる様になっている。
【0029】以上のような構成を備える装置において、
その動作を図4の制御系ブロック図を使用して説明す
る。
【0030】汎網膜光凝固の様にレーザ照射回数の多い
治療を行う上では、フットスイッチ5からのレーザ照射
指示信号が入力されている間に治療用レーザ光を一定周
期で連続照射するリピートモードを使用すると良い。こ
のリピートモードはコントロール部2のスイッチ2aに
より選択する。リピートモードを選択しない場合は、フ
ットスイッチ5からのレーザ照射指示信号に対して1回
のレーザ照射が行われるシングルモードとなる。また、
リピートモードではインターバルスイッチ2bにより、
照射と照射の間のインターバル時間(休止時間)の設定
を行う。例えば、休止時間を1秒とすれば、フットスイ
ッチ5を踏みつづけている間、1秒おきに治療用レーザ
光が発射される。その他、凝固時間、レーザパワー等の
レーザ照射条件をコントロール部2の図示なきスイッチ
で設定しておく。
【0031】次に、術者は照明光学系50からの照明光
によって照らされた眼底を、観察光学系60を通して観
察する。また、図示なきエイミングスイッチによりエイ
ミング光を点灯させる。術者は眼底に照射されるエイミ
ング光を観察しながら、ジョイスティック6及びマニュ
ピレータ部10の操作レバー11を操作して患部への位
置合わせを行う。
【0032】患者眼へのエイミング光の位置調節が完了
したら、フットスイッチ5を使用してレーザ光を照射す
る。フットスイッチ5が踏まれると、制御部80は治療
レーザ光源70に、予めインターバルスイッチ2bで設
定されたインターバル周期でレーザ光を照射するように
指示する。また、制御部80はシャッタ駆動装置91
に、設定されたインターバル周期で第一安全シャッタ7
4を開閉するように指示する。治療レーザ光がインター
バル周期で照射されると、術者はマニュピレータ部10
の操作レバー11をインターバル周期に同期して動か
し、被検眼の照射部位を逐次変えていく。この操作レバ
ー11の動きは、マニュピレータセンサ部30によって
検知されている。操作レバー11が動いているか否か、
すなわち反射ミラー19が揺動されているか否かは、例
えば、単位時間あたりにリニアポテンショメータ26、
39で検出される抵抗値の変化量によって制御部80が
判断する。
【0033】図6に示すように、設定されたインターバ
ル信号Siの周期がTiであり、マニュピレータセンサ
部30からの動作信号Smが照射を休止している間に入
れば、レーザ照射は、インターバル信号Siの周期Ti
と同じタイミングで行なわれる。ところが、マニュピレ
ータセンサ30からの動作信号Smが次のインターバル
信号が来た時にも残っている場合、つまり、操作レバー
11を操作中にインターバルの周期が来てしまった場合
は、そのインターバル信号が来た時点では、第一安全シ
ャッタ74によりレーザ照射を遮断したままとする。そ
して、マニュピレータセンサ30からの動作信号Smが
消えた時点で第一安全シャッタ74を解除し、レーザ照
射がなされるようにする。その後は、そのレーザ照射し
た時点をスタート時点として、周期Tiの間隔でインタ
ーバル信号Siが出される。なお、レーザ照射の停止/
解除は治療レーザ光源20自体の駆動を制御しておこな
っても良い。
【0034】この様に、レーザの照射タイミングを制御
部80で制御することにより、反射ミラー19の揺動中
にレーザ光が照射されることがなくなり、光凝固班が動
いた方向へ流れず、均一なレーザ照射密度で照射するこ
とができる。
【0035】以上はリピートモードを選択した場合につ
いて説明したが、シングルモードでのレーザ照射におい
ても、同様に反射ミラー19の揺動が検出されたときに
はレーザ照射を停止し、反射ミラー19の揺動が検出さ
れなくなった時点でフットスイッチ6からの信号に対す
るレーザ照射を行う。
【0036】また、以上の実施形態では、反射ミラー1
9を機械的に動かす例で説明したが、モータ等により電
動で反射ミラー19を揺動する構成とすることもでき
る。この場合には、反射ミラー19を揺動するための操
作レバーの信号の入力の有無によって、反射ミラー19
が移動中か否かを検知できる。
【0037】図7は、別の実施形態の構成を示す図であ
り、先の例と同じ構成要素には同一符号を付している。
図7において、観察光学系60の光路にはハーフミラー
65が設けられ、ハーフミラー65の反射方向にはCC
Dカメラ66が配置されている。CCDカメラ66の出
力は本体1側の画像処理部67に入力され、画像処理部
67は制御部80に接続されている。
【0038】眼底に照射されるエイミング光は、観察光
学系60で観察されると共に、CCDカメラ66によっ
て撮像される。画像処理部67はCCDカメラ66から
出力されてくる撮影画像を処理してエイミング光の位置
検出を行う。制御部80は画像処理部67で検出された
エイミング光の位置が移動していると判定、すなわち、
エイミング光の位置は単位時間当たりに許容範囲以上に
移動したときには反射ミラー19が揺動中であると判定
する。このときはシャッタ74をレーザ光路に挿入し、
反射ミラー19が移動中にレーザ光が照射されないよう
にする。
【0039】また、フットスイッチ5からの信号が入っ
たときに、エイミング光が移動していると判定されたと
きにはその旨をアラームや表示によって術者に報知し、
マニピュレータの操作を安定させることの注意を促す構
成としても良い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光凝固等に対して良好なレーザ照射が行え、レーザ治療
を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の外観を示す図である。
【図2】光学系を示す図である。
【図3】マニピュレータの駆動機構を示す図である。
【図4】制御系のブロック図である。
【図5】マニピュレータセンサ部の機構を説明する図で
ある。
【図6】マニピュレータ動作信号とレーザ照射のタイミ
ングを説明する図である。
【図7】変容例の光学系を示す図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 コントロール部 3 スリットランプデリバリ 4 ファイバーケーブル 5 フットスイッチ 10 マニピュレータ 11 操作レバー 19 反射ミラー 26 リニアポテンショメータ 30 マニピュレータセンサ部 39 リニアポテンショメータ 66 CCDカメラ 67 画像処理部 70 治療レーザ光源 74 第1安全シャッタ 78 半導体レーザ 80 ダイクロイックミラー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者眼にレーザ光を導光して治療を行う
    レーザ治療装置において、レーザ光源からのレーザ光を
    患者眼に向けて反射する反射ミラーを持つレーザ導光光
    学系と、レーザ光の照射位置を変えるために前記反射ミ
    ラーを移動する移動手段と、前記反射ミラーの移動を検
    知する検知手段と、前記検知手段により前記反射ミラー
    が移動していると検知されているときには患者眼へのレ
    ーザ照射を停止する停止手段と、を備えることを特徴と
    するレーザ治療装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のレーザ治療装置において、前
    記検知手段は前記移動手段が有する操作部材の移動又は
    操作部材による操作信号の入力を検知する手段であるこ
    とを特徴とするレーザ治療装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のレーザ治療装置において、レ
    ーザ照射の指示信号を発生する信号発生手段と、該指示
    信号の入力に対して前記検知手段により前記反射ミラー
    の移動が検知されなくなるのを待ってレーザ照射の停止
    を解除する解除手段と、を備えることを特徴とするレー
    ザ治療装置。
  4. 【請求項4】 請求項3のレーザ治療装置において、さ
    らに前記レーザ照射の指示信号の入力時に予め設定され
    たインターバル時間を置いてレーザ照射を繰り返すリピ
    ートモードを選択する選択手段を備え、前記停止手段は
    前記検知手段により前記反射ミラーの移動が検知されて
    いるときには前記インターバル時間に拘わりなくレーザ
    照射を停止し、前記反射ミラーの移動が検知されていな
    いときは前記インターバル時間にしたがってレーザ照射
    の停止を解除することを特徴とするレーザ治療装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のレーザ治療装置において、さ
    らにエイミング光源からのエイミング光をレーザ光と同
    軸にすると共に前記反射ミラーを共用してエイミング光
    を患者眼に導光するエイミング光導光光学系を備え、前
    記検知手段は患者眼に照射されたエイミング光を検出し
    てその移動を検知する手段であることを特徴とするレー
    ザ治療装置。
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