JP2001178682A - 眼底撮影装置 - Google Patents

眼底撮影装置

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JP2001178682A
JP2001178682A JP37005999A JP37005999A JP2001178682A JP 2001178682 A JP2001178682 A JP 2001178682A JP 37005999 A JP37005999 A JP 37005999A JP 37005999 A JP37005999 A JP 37005999A JP 2001178682 A JP2001178682 A JP 2001178682A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検眼眼底の広い範囲を迅速に観察、撮影す
ることのできる眼底撮影装置を提供すること。 【解決手段】 揺動可能に配設された、対物レンズ5を
有する対物光学系10と、対物レンズ5を透して被検眼
Eに固視させるための固視指標と、固視指標を移動させ
るための固視指標移動手段とを備えており、被検眼Eが
視認する見かけの固視指標像Xが対物光学系10の揺動
と連動して対物光学系10の揺動方向と逆の方向に対物
光学系10の揺動角度だけ自動的に移動するように、固
視指標移動手段が固視指標を移動させるように構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は眼底撮影装置に関す
る。さらに詳しくは、被検眼の眼底を観察、撮影するた
めの眼底撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、眼底の撮影は、被検眼の瞳孔中心
に眼底撮影装置の撮影光学系の光軸を一致させ、さら
に、作動距離を合わせたうえで行っている。作動距離合
わせとは撮影光学系の光学瞳(入射瞳)を被検眼の瞳孔
位置に合わせることである。このように、被検眼に対し
て撮影光学系を前後上下左右の各方向に位置決めしてい
る。これらの動作は照明光を効果的に眼底に照射するた
めであり、また、眼底における反射光を有効にカメラに
導くためである。
【0003】一方、同一の被検眼についてその眼底の複
数部位を撮影することが行われている。その場合、眼底
撮影装置本体の可動アームに取り付けられた固視灯を検
査者が移動させることによって被検眼を回転変位させて
撮影している。しかし、被検眼が回転変位すると撮影光
学系の光軸が瞳孔中心から外れるので、その都度、検査
者がモニタ画面を監視しながら眼底撮影装置を移動させ
て光学系の光軸を瞳孔中心に一致させ、また、作動距離
も再調整している。この動作を作動位置調整という。撮
影ごとに作動位置調整を行っていては予定の撮影に長時
間を要することになる。
【0004】かかる問題を解消するために、被検眼を回
転させることなく固定しておき、眼底撮影装置の撮影光
学系の光軸を揺動させて撮影することができる眼底撮影
装置が提案されている。
【0005】図8に示すように、この眼底撮影装置81
は、被検者の顔を固定するための額当て82や図示しな
い顎台により、眼底撮影装置に対して位置決めされた被
検眼の瞳孔中心Sに相当する点(以下、揺動中心とい
う)83を中心として撮影光軸Rを揺動させる(必然的
に眼底撮影装置本体を揺動させる)機構が備えられてい
る。
【0006】この機構は、上記揺動中心83を中心とし
て、上下に揺動させ(ティルティング)、左右に回転さ
せる(パンニング)ものである。すなわち、装置の架台
84に対して水平面内に回転しうる回転台85を設け、
回転台に対して上下に揺動しうる装置本体86を配設し
ている。そして、上記揺動中心83の鉛直下方の架台8
4に装置本体86の回転軸87を鉛直方向に設け、回転
台には揺動中心83を中心とした円弧状のレール88が
設けられたものである。揺動中心83は架台84上に設
定されている。そして、手動または自動の図示しない回
転駆動手段および揺動駆動手段が配設されている。被検
眼Eの固定は、架台84に取り付けられた可動アーム8
9先端に配設された固視灯90を固視させることによっ
て行われる。
【0007】そうすることにより、図9に示すように装
置本体86の撮影光学系の光軸Rが瞳孔中心Sを通るよ
うにして眼底の複数部位について効果的に観察、撮影を
行おうとするものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、固視灯
90は架台84に取り付けられているといえども、被検
眼眼底の黄斑や乳頭を含み周辺を十分に観察、撮影し得
るように、固視灯は装置本体に接近させられている。し
たがって、装置本体をティルティングおよびパンティン
グさせるときに装置本体が固視灯に当たってしまう。そ
の結果、固視灯が装置本体とともに動いたり、装置本体
のティルティングおよびパンティングが制限されるなど
の問題が生じる。
【0009】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものであり、固視灯などの固視指標の移動と装置本
体の移動とが相互に制限されることなく、被検眼眼底の
広い範囲を迅速に観察、撮影することのできる眼底撮影
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の眼底撮影装置
は、揺動可能に配設された、対物レンズを有する対物光
学系と、該対物レンズを透して被検眼に固視させるため
の固視指標と、該固視指標を移動させるための固視指標
移動手段とを備えており、被検眼が視認する見かけの固
視指標像が対物光学系の揺動方向と逆の方向に対物光学
系の揺動角度だけ移動するように、上記固視指標移動手
段が固視指標を移動させるように構成されている。
【0011】かかる構成により、固視灯を固視している
被検眼を実質的に変位させることなく、対物光学系を揺
動させることができる。しかも、当初に被検眼の瞳孔中
心に一致させていた対物光学系の光軸が、固視灯の移動
後も実質的に瞳孔中心から外れることがない。したがっ
て、被検眼眼底の異なる複数部位を迅速に観察撮影する
ことができる。なお、上記揺動とは、上下方向や水平方
向に限定されることはなくあらゆる方向に対するものを
含む。
【0012】そして、上記固視指標移動手段が、対物光
学系の揺動と連動して固視指標を移動させるように構成
されてなる眼底撮影装置にあっては、固視灯の移動最中
においても対物光学系の光軸が実質的に瞳孔中心から外
れることがないので好ましい。その結果、検査者は固視
灯の移動に伴って連続的に眼底の観察部位を見失うこと
なく移動させることができる。
【0013】本発明の他の眼底撮影装置は、その光軸に
垂直な方向に移動可能に配設された、対物レンズを有す
る対物光学系と、該対物レンズを透して被検眼に固視さ
せるための固視指標と、該固視指標を移動させるための
固視指標移動手段と、対物レンズより被検眼側に設定さ
れた第一基準点とを備えており、固視指標の移動によ
り、被検眼が視認する見かけの固視指標像が移動したと
きに、該見かけの固視指標像の移動開始点と移動後点と
が上記第一基準点に対してなす角度に基づいた距離だけ
対物光学系が移動させられるように構成されている。
【0014】かかる構成により、本発明の上記眼底撮影
装置におけると同様に、対物光学系の光軸が固視灯の移
動後も実質的に瞳孔中心から外れることがない。したが
って、被検眼眼底の異なる複数部位を迅速に観察撮影す
ることができる。しかも、対物光学系の移動距離を非常
に小さくすることができるので、移動機構が簡易なもの
となる。
【0015】そして、かかる眼底撮影装置に、上記第一
基準点から見て、対物レンズ側の反対側に設定された第
二基準点を備え、第一基準点から第二基準点までの距離
L1に上記角度(α)の正接(tan)を乗じた距離
(L1×tanα)に近似した距離だけ対物光学系が移
動させられるように構成するのが好ましい。容易に移動
距離を設定することができるからである。
【0016】また、上記対物光学系が、固視指標の移動
と連動して移動させられるように構成されてなる眼底撮
影装置にあっては、固視灯の移動最中においても対物光
学系の光軸が実質的に瞳孔中心から外れることがないの
で好ましい。
【0017】以上の眼底撮影装置のいずれか一の眼底撮
影装置において、上記固視指標が複数個の固視灯であ
り、上記固視指標移動手段が、上記複数個の固視灯のう
ちの任意の固視灯を点灯させるように構成されてなるも
のにあっては、固視灯を実際に移動させる機構を備える
必要がないので構成が簡易なものとなる点で好ましい。
【0018】以上の本発明の眼底撮影装置では、特別に
固視指標の移動操作を行う必要が無く、対物光学系を任
意に移動させるだけで、実質的に対物光学系の光軸が被
検眼の瞳孔中心を通るように自動的に固視指標が相対移
動するのである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。
【0020】図1には眼底撮影装置の光学系配置が示さ
れている。図2には図1の光学系配置がなされた本発明
の眼底撮影装置の一実施形態が示されている。
【0021】この眼底撮影装置1は、観察用照明光源2
を備えた観察用照明光学系4aと、撮影用照明光源3を
備えた撮影用照明光学系4bとを有している。これらを
照明光学系4と呼ぶ。観察用照明光学系4aからは赤外
光(近赤外光を含むこともある)が、撮影用照明光学系
4bからは可視光が、対物レンズ5を透して被検眼Eの
瞳孔中心Sを通って眼底へ導かれる。検査者は観察用照
明光学系4aによる照明によって眼底を観察しながら眼
底における検査部位を選択する。そして撮影用照明光学
系4bによる照明によって上記検査部位を撮影するので
ある。両光学系4a、4bは、いわゆるホットミラー6
を図示の形態で挿入することにより光路を一体にしてい
る。ホットミラーは赤外光を反射して可視光を透過する
ものである。
【0022】さらに、各照明光学系4a、4bによる照
明によって眼底を観察および撮影するための撮影光学系
7が配設されている。撮影光学系7は、観察用照明光学
系4aからの照明光に基づいて眼底を観察するためのテ
レビカメラ8と、撮影用照明光学系4bからの照明光に
基づいて眼底の一部を撮影するための受光手段たるエリ
アセンサ9とを備えている。孔明きミラー30から被検
眼Eに至るまでは照明光学系4と撮影光学系7との光軸
10a一致させられている。孔明きミラー30から対物
レンズ5までの光学系を対物光学系10と呼ぶ。なお、
本実施形態では対物光学系10において撮影光学系7の
光軸と照明光学系4の光軸とが一致しているが、対物光
学系10はその光軸が少なくとも撮影光学系の光軸であ
ればよい。
【0023】また、対物光学系10に沿って被検眼Eに
指標光を照射するために、発光ダイオードなどからなる
固視灯11が撮影光学系7の一部に配設されている。こ
の固視灯11は図2に示す可動フレーム23に取り付け
られることによって上下左右方向に可動にされている。
固視灯11を移動することにより、固視灯11を固視し
ている被検眼Eを回転変位させることができる。
【0024】図2に示すように、本眼底撮影装置1は、
架台12と、この架台12上に水平面内に回転駆動可能
に配設された動作台13と、この動作台13に対して上
下方向に揺動駆動可能に配設された装置本体14とを備
えている。この水平面内の回転と上下方向の揺動を撮影
部位設定動作と呼ぶ。
【0025】架台12は図示しない基台上に前後上下左
右方向に移動可能に設置されている。架台12のこの上
下左右方向の移動は、被検眼Eに対する撮影光学系7の
通常の作動位置合わせおよび作動距離合わせのためのも
のであり、たとえば図示しない、いわゆるジョイスティ
ック機構を採用したり、ピニオンとラックを採用したう
えで回転ノブを手動によって操作したり、モータによっ
て自動作動させるなどの公知の駆動手段によってなされ
る。また、架台12には被検者用の額当て16および図
示しない顎台が配設されている。被検者がこの顎台およ
び額当て16に顔を当接することにより、その被検眼E
の眼底撮影装置1に対する位置決めがなされる。すなわ
ち、対物光学系10に対して被検眼Eの瞳孔中心Sの位
置決めがなされる。
【0026】本眼底撮影装置1は前述のように撮影部位
設定動作をなし得るようにされている。すなわち、上記
対物光学系10が上下方向に揺動させられ、また、水平
面内に回転させられるように構成されている。そのため
に、上記架台12には、対物光学系10が上下に揺動す
るときの揺動中心となり、且つ、水平面内に回転すると
きの回転中心となる動作中心100が設定されている。
この動作中心100は撮影光学系の光学瞳が形成される
点に一致させられている。光学瞳は図1に示す孔明きミ
ラー30の位置またはその近傍に配設された光束絞り3
0aの像である。このように、動作中心100は対物光
学系10の光軸10a上に存在する。そして、前述した
通常の作動位置調整によってこの動作中心100が被検
眼Eの瞳孔中心Sにほぼ相当する点に一致させられる。
【0027】対物光学系10を水平面内に回転させる機
構は以下のとおりである。動作中心100の鉛直下方の
位置に、動作台13の回転軸17が鉛直方向に配設され
ている。前述のとおり装置本体14は対物光学系の光軸
10aが動作中心100を通るように配設されているこ
とから、動作台13は、上記対物光学系の光軸10aが
動作中心100を中心として回転するように回動させる
ことができる。かかる動作は、検査者が手動によって回
動させるものに限らず、モータを内蔵してボタン押圧操
作などによって自動で回動させるものであってもよい。
この回転軸17と動作台13のボス部17aとの嵌合部
分には動作台の回転角信号を発信する図示しないエンコ
ーダが組み込まれている。それにより動作台の回転角度
が検出される。
【0028】対物光学系10を上下方向に揺動させる機
構は以下のとおりである。動作台13には上記動作中心
100を中心とした円弧状のレール18が配設されてお
り、このレール18には円弧方向にラック19が形成さ
れている。一方、装置本体14には、上記ラック19に
噛合するピニオン20が同軸状に形成された回転ノブ2
1が配設されており、レール18に摺動係合するガイド
22が配設されている。前述のとおり装置本体14は対
物光学系の光軸10aが動作中心100を通るように配
設されていることから、この回転ノブ21を回転操作す
ることによって装置本体14は動作中心100を中心と
して対物光学系の光軸10aが回転するように揺動させ
られる。このように、検査者が手動によって揺動させる
ものに限らず、モータを内蔵してボタン押圧操作などに
よって自動で揺動させるものであってもよい。
【0029】前述の固視灯11の可動フレーム23は公
知のパルスモータ、サーボモータ24などによって左右
方向に移動させられ、上記回転ノブ21の操作によって
上下方向に移動させられる。
【0030】固視灯11の左右方向移動のための機構は
以下のとおりである。図示のごとく、サーボモータ24
の出力軸にボールねじ24aが連結されており、ボール
ねじ24aに螺合したナット24bに係合ピン24cが
立設されており、係合ピン24cが上下方向に摺動自在
に係合するスライダ部材24dが上記固視灯の可動フレ
ーム23に形成されている。この構成により、サーボモ
ータ24の回転がナット24bを左右方向に移動させ、
これにより、係合ピン24cとスライダ部材24dとを
介して可動フレーム23がナット24bと同方向に移動
する。サーボモータ24の回転量と回転方向は上記エン
コーダからの動作台13の回転角度信号に基づいて決定
される。このように、動作台13の回転(すなわち装置
本体12の水平面内回転)によって固視灯11が左右方
向に移動させられることになる。動作台13の回転方向
と可動フレーム23の移動方向とは逆になるようにされ
ている。また、動作台13の回転と可動フレーム23の
移動とは同時になされるようにされている。
【0031】固視灯11の上下方向移動のための機構は
以下のとおりである。図示のごとく、可動フレーム23
はスライダ部材25aと仲介ピン25bを介してコイル
ばねなどの伸縮部材25cによって上方から懸架されて
おり、一方、下方へはワイヤやベルトなどの可撓性部材
26を介して巻き取りプーリ27によって引き下げられ
るようにされている。この巻き取りプーリ27と上記回
転ノブ21とにはワイヤ、ベルト、チェーン等の可撓性
部材28が係合状態で掛け回されている。かかる構成に
より、回転ノブ21の操作によって装置本体14が揺動
させられた角度に応じて可動フレーム23が、すなわち
固視灯11が、下方へ引き下げられ、または、上方へ引
き上げられる。このように、装置本体12の上下方向揺
動によって固視灯11が上下方向に移動させられること
になる。装置本体14と可動フレーム23との移動方向
は相互に逆方向になるようにされている。また、装置本
体14の揺動と可動フレーム23の移動とは同時になさ
れるようにされている。
【0032】装置本体14と可動フレーム23との水平
面内の移動量の比率は、エンコーダの信号に対するサー
ボモータ24の対応回転角の調整によって調節される。
また、鉛直方向の移動量の比率は、回転ノブ21と巻き
取りプーリ27との可撓性部材28の巻き掛け径を変更
することによって調節することができる。
【0033】図1および図3には、上記構成によって移
動させられる固視灯11と装置本体12(すなわち対物
光学系10)との移動方向および移動量の関係が説明さ
れている。
【0034】図1において、移動前の固視灯11は実線
で示され、移動後の固視灯11は破線で示されている。
また、移動後の固視灯からの主光線も破線で示されてい
る。符号51aおよび符号52aはそれぞれ移動前の固
視灯11の第一の像および第二の像である。固視灯11
自体が図示のごとく移動すると固視灯の像も第一の像5
1bおよび第二の像52bの位置に移動する。被検眼E
は最も近い固視灯の第二の像52bを見ていることにな
る。しかし、被検眼Eが移動後の固視灯の像52bを見
ているときには、被検眼Eにとっては符号Xで示す点に
像52bがあるように見える。このXを固視灯の見かけ
の像と呼ぶ。
【0035】図3に対物光学系10と固視灯の見かけの
像Xとの相対移動を示す。図中に実線で示すのが移動開
始前の状態であり、破線で示すのが移動後の状態であ
る。装置本体12が、すなわち対物光学系10が動作中
心100を中心として撮影部位設定動作(上下揺動およ
び/または水平面内回転)をすると、それに連動して見
かけの像Xが逆方向に対物光学系10の揺動角度だけ移
動する。このように実際の固視灯11が移動し得るよう
に設定されている。すなわち、エンコーダとサーボモー
タ24とボールねじ24aとナット24bとの関係がこ
のように設定されており、また、回転ノブ21と巻き取
りプーリ27との可撓性部材28の巻き掛け径がこのよ
うに設定されている。本実施形態では、実際の固視灯1
1が約0.4mm変位すると見かけの像Xは動作中心1
00について約1°移動するようにされている。
【0036】したがって、固視灯11を固視している被
検眼Eは、対物光学系10が移動しようとも、逆方向に
同一角度だけ移動する見かけの像Xを見ているのだか
ら、実質的に変位することはない。すなわち、被検眼E
に対する見かけの像Xの位置は不変である。
【0037】かかる構成により、対物光学系10がいず
れの方向に移動しようとも、動作中心100を通るその
光軸10aは実質的に常に被検眼Eの瞳孔中心を通るこ
とになる。それにより、眼底像の良好な観察、撮影が可
能となる。
【0038】本実施形態では、図1に示す視野絞り29
の開口部29aの範囲内を第一の像51aが移動するよ
うに可動フレーム23の移動範囲が制限されているが、
とくにかかる制限を設ける必要もない。上記開口部29
aは円形にされており、第一の像51aがこの開口部2
9aの上下左右に一杯に移動させられることにより、図
4に示す眼底像が撮影される。図中に示す円I〜Vが上
記視野絞り29の像であり、その内部に眼底の異なる部
位の像が撮影されている。第一の円Iは対物光学系10
が上方制限位置まで移動したときの眼底像を示し、第二
の円IIは下方制限位置まで移動したときの眼底像を示
し、第三の円IIIは向かって左方の制限位置まで移動
したときの眼底像を示し、第四の円IVは向かって右方
の制限位置まで移動したときの眼底像を示し、第五の円
Vは対物光学系光軸10a上に固視灯像があるときの眼
底像を示している。符号Cは眼底の黄斑を示す。本眼底
撮影装置1によれば、図4のように上下左右の制限位置
のみでの撮影だけでなく、制限範囲内での任意の部位を
撮影することができることは言うまでもない。
【0039】上記実施形態では固視灯11の移動と対物
光学系10の撮影部位設定動作とを、エンコーダとサー
ボモータ24、および、回転ノブ21と巻き取りプーリ
27などの組合せから連動させたが、本発明ではかかる
構成に限定されることはない。
【0040】たとえば、図5に示すように、固視灯11
の可動フレーム23に上下方向および左右方向にリンク
アーム31、32をスライダ部材33、34を介して揺
動可能に立設したものでもよい。そして、上下方向に延
びるリンクアーム31の先端をスライダ部材35を介し
て直線往復動自在且つ揺動自在に架台12に取り付け、
左右方向に延びるリンクアーム32の先端をスライダ部
材36を介して直線往復動自在且つ揺動自在に動作台1
3に取り付ける。各リンクアーム31、32の中間点3
1a、32aは装置本体にユニバーサルジョイント40
などによってスイベル動作可能に支持される。そして、
中間点31a、32aの両側の長さの比(アーム比)を
調整することにより、装置本体14の移動に対して固視
灯の見かけの像Xが移動方向と反対方向に所定の距離だ
け移動するようにすることができる。すなわち、被検眼
Eに対する見かけの像Xが不変となるような移動が可能
となる。
【0041】図6および図7には異なる実施形態が示さ
れている。
【0042】図6に示すようにこの眼底撮影装置41
は、固視灯11を移動させると対物光学系10を含む装
置本体42が自動的に、固視灯の見かけの像Xの移動方
向に、且つ、対物光学系10の光軸10aに垂直な方向
に若干距離だけ平行移動(撮影部位設定動作と呼ぶ)す
るようにされている。すなわち、固視灯の見かけの像X
が移動するとこれを固視する被検眼Eが回転変位する
が、このときに対物光学系10が固定されたままである
とその光軸10aが被検眼Eの瞳孔中心Sから外れてし
まう。そこで、固視灯11を移動させると同時に、回転
変位した被検眼Eの瞳孔中心Sを光軸10aが通るよう
に対物光学系10が平行移動するように構成されてい
る。図6中に実線で示すのが移動開始前の状態であり、
破線で示すのが移動後の状態である。
【0043】本眼底撮影装置41においては、前述の光
学瞳が形成される点に第一基準点101が設定されてお
り、さらに、この第一基準点101より所定距離だけ被
検眼側に離れた点に第二基準点200が設定されてい
る。この所定距離は人間の眼球の瞳孔中心と眼球の回転
中心Qと予測される点との平均的な距離に基づいて決定
される。本実施形態では約10mmにされている。そし
て、前述した通常の作動位置調整によってこの第一基準
点101が被検眼Eの瞳孔中心Sにほぼ相当する点に一
致させられる。それにより、被検眼Eが撮影光学系7の
光軸上に結像した固視灯11の像を固視しているときに
は、その瞳孔中心Sに第一基準点101が位置すること
になる。移動する固視灯の像を追うために被検眼Eが回
転変位するときにはほぼ上記回転中心Qを中心として回
転する。
【0044】図7には固視灯11の移動と対物光学系1
0の撮影部位設定動作とを連動させる機構が示されてい
る。この眼底撮影装置41は、床やテーブル上に設置さ
れる基台43と、この基台43上に前後上下左右に平行
移動可能に配設された動作台44と、この動作台44に
上下左右に平行移動可能に配設された上記装置本体42
とを備えている。
【0045】動作台44の前後上下左右方向の移動は、
被検眼Eに対する撮影光学系7の通常の作動位置合わせ
および作動距離合わせのためのものであり、たとえば図
示しない、いわゆるジョイスティック機構を採用した
り、ピニオンとラックを採用し、回転ノブを手動によっ
て操作したり、モータによって自動作動させるなどの公
知の駆動手段によってなされる。
【0046】また、装置本体42の上下左右方向の移動
は撮影部位設定動作のためのものである。撮影部位設定
動作は、前述した固視灯11の移動に伴って瞳孔中心S
から外れる対物光学系光軸10aを被検眼Eの瞳孔中心
Sに一致させるための平行移動である。この移動は図示
しない回転ノブまたはサーボモータ、ピニオン、ラック
などの公知の駆動手段によってなされる。
【0047】基台43には被検眼Eを位置決めをするた
めの前述と同様の額当て16および図示しない顎台が配
設されている。それにより、眼底撮影装置41に対する
被検眼Eの瞳孔中心Sも回転中心Qも位置決めされる。
そして、前述のように通常の作動位置調整によって装置
41の上記第一基準点101が瞳孔中心Sに一致させら
れる。
【0048】図7に示すごとく、本眼底撮影装置41に
おいても固視灯11は可動フレーム23に取り付けられ
ることによって可動にされている。そして、可動フレー
ム23の上下左右方向に、図5に示すと同様のリンクア
ーム45、46がスライダ部材47、48を介して直線
往復動自在且つ揺動可能に立設されている。そして、上
下方向に延びるリンクアーム45の先端がスライダ部材
49を介して直線往復動自在且つ揺動自在に動作台44
の水平部に取り付けられ、左右方向に延びるリンクアー
ム46の先端がスライダ部材50を介して直線往復動自
在且つ揺動自在に動作台44の鉛直部に取り付けられて
いる。各リンクアーム45、46の中間点45a、46
aは装置本体にユニバーサルジョイント40によってス
イベル動作可能に支持される。かかる構成により、固視
灯11の移動と装置本体42の撮影部位設定動作とが同
一方向に連動することになる。そして、中間点45a、
46aの両側の長さ比(アーム比)を調整することによ
り、固視灯11の移動(見かけの像Xの移動)に対応し
て、装置本体42を対物光学系光軸10aが変位後の瞳
孔中心Sに一致するように平行移動させることができ
る。
【0049】本実施形態では、図6に示すように、見か
けの像Xが対物光学系光軸10aにある時を始点とし
て、第二基準点200に対して角度α°だけ変位すると
きに、第二基準点200と第一基準点101との離間距
離L1にα°の正接(tan)を乗じた距離L2だけ装
置本体42が平行往復移動するように上記アーム比が設
定されている。すなわち、L2 = L1×tanα
と設定している。一例として、上記角度α°が30°で
あれば上記移動距離L2が約5.8mmとなり、角度α
°が15°であれば上記移動距離L2は約2.7mmと
なるようにされる。
【0050】このように構成することにより、固視灯1
1の移動に対して装置本体42の平行移動(撮影部位設
定動作)は極めて小さい距離で済む。したがって、移動
機構は簡易なものとなり、また、移動距離の精度も高い
ものとなる。なお、装置本体42の平行移動距離L2は
前述の角度α°の正接とL1との積に限定されることは
ない。正接に代えて正弦(sin)でもよい。また、固
視灯11の移動量が小さいときには角度βラジアンとL
1との積からL1を求めてもよい。
【0051】以上説明した実施形態では、固視灯を実際
に移動させる機構を備えているが、本発明ではとくにそ
のような構成に限定されることはない。たとえば、複数
個の固視灯をそれぞれ所定位置に配設し、装置本体の揺
動または平行移動に伴って点灯する固視灯を変化させる
構成であってもよい。具体的には以下のとおりである。
【0052】固視灯の第一の像51aが、図1に示す視
野絞り29の開口部29aの中心(撮影光学系7の光軸
上)、および開口部29aの上下左右端縁にそれぞれに
結像するように固視灯を5個配設したものである。そし
て、最初は開口部29a中心の像に対応する固視灯を点
灯して従来の作動位置合わせをする。ついで、周辺の4
個の固視灯のうち任意の固視灯を点灯するとともに、第
一の眼底撮影装置1の場合は装置本体14を動作中心1
00回りに移動させ、第二の眼底撮影装置41の場合は
装置本体42を平行移動させる。そうすると、図4に示
すような眼底像が観察、撮影される。もちろん、固視灯
はこの5個に限定することはない。それ以上の固視灯を
配設して、視野絞り29の開口部29aの範囲内の多く
の点に固視灯像が結像するようにすれば、満遍なく観
察、撮影することができる。
【0053】以上の眼底撮影装置では、特別に固視灯の
移動操作を行う必要が無く、対物光学系10を含む装置
本体を任意に移動させるだけで自動的に固視灯が相対移
動するのである。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、固視灯などの固視指標
の移動と装置本体の移動とが相互に制限されることな
く、被検眼眼底の広い範囲を迅速に観察、撮影すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の眼底撮影装置の光学系の一例を示す構
成図である。
【図2】図1の光学系を有する本発明の眼底撮影装置の
一実施形態を示す一部透過斜視図である。
【図3】図1の対物光学系と固視灯像との移動の関係を
示す概略平面図である。
【図4】図1および図2の眼底撮影装置によって撮影さ
れた眼底像の一例を示す概略図である。
【図5】本発明の眼底撮影装置の他の実施形態を示す要
部正面図である。
【図6】本発明の他の実施形態にかかる眼底撮影装置の
対物光学系と固視灯像との移動の関係を示す概略平面図
である。
【図7】図6の眼底撮影装置を示す一部透過斜視図であ
る。
【図8】従来の眼底撮影装置の一例を示す側面図であ
る。
【図9】図8の撮影光学系と固視灯との移動の関係を示
す概略平面図である。
【符号の説明】
1・・・・眼底撮影装置 2・・・・観察用照明光源 3・・・・撮影用照明光源 4・・・・照明光学系 4a・・・観察用照明光学系 4b・・・撮影用照明光学系 5・・・・対物レンズ 6・・・・ホットミラー 7・・・・撮影光学系 8・・・・テレビカメラ 9・・・・エリアセンサ 10・・・・対物光学系 10a・・・(対物光学系)の光軸 11・・・・固視灯 12・・・・架台 13・・・・動作台 14・・・・装置本体 15・・・・顎台 16・・・・額当て 17・・・・回転軸 17a・・・・(動作台の)ボス部 18・・・・レール 19・・・・ラック 20・・・・ピニオン 21・・・・回転ノブ 22・・・・ガイド 23・・・・可動フレーム 24・・・・サーボモータ 24a・・・・ボールねじ 24b・・・・ナット 24c・・・・係合ピン 24d・・・・スライダ部材 25a・・・・スライダ部材 25b・・・・仲介ピン 25c・・・・伸縮部材 25・・・・伸縮部材 26・・・・可撓性部材 27・・・・巻き取りプーリ 28・・・・可撓性部材 29・・・・視野絞り 29a・・・・(視野絞りの)開口部 30・・・・孔明きミラー 30a・・・・光束絞り 31、32・・・・リンクアーム 33、34、35、36・・・・スライダ部材 31a、32a・・・・(リンクアームの)中間点 40・・・・ユニバーサルジョイント 41・・・・眼底撮影装置 42・・・・装置本体 43・・・・基台 44・・・・動作台 45、46・・・・リンクアーム 45a、46b・・・・(リンクアームの)中間点 47、48、49、50・・・・スライダ部材 51a・・・・(移動前の固視灯の)第一の像 51b・・・・(移動後の固視灯の)第一の像 52a・・・・(移動前の固視灯の)第二の像 52b・・・・(移動後の固視灯の)第二の像 100・・・・動作中心 101・・・・第一基準点 200・・・・第二基準点 C・・・・黄斑 E・・・・被検眼 Q・・・・(被検眼の)回転中心 S・・・・(被検眼の)瞳孔中心

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動可能に配設された、対物レンズを有
    する対物光学系と、 該対物レンズを透して被検眼に固視させるための固視指
    標と、 該固視指標を移動させるための固視指標移動手段とを備
    えており、 被検眼が視認する見かけの固視指標像が対物光学系の揺
    動方向と逆の方向に対物光学系の揺動角度だけ移動する
    ように、上記固視指標移動手段が固視指標を移動させる
    ように構成されてなる眼底撮影装置。
  2. 【請求項2】 上記固視指標移動手段が、対物光学系の
    揺動と連動して固視指標を移動させるように構成されて
    なる請求項1記載の眼底撮影装置。
  3. 【請求項3】 その光軸に垂直な方向に移動可能に配設
    された、対物レンズを有する対物光学系と、 該対物レンズを透して被検眼に固視させるための固視指
    標と、 該固視指標を移動させるための固視指標移動手段と、 対物レンズより被検眼側に設定された第一基準点とを備
    えており、 固視指標の移動により、被検眼が視認する見かけの固視
    指標像が移動したときに、該見かけの固視指標像の移動
    開始点と移動後点とが上記第一基準点に対してなす角度
    に基づいた距離だけ対物光学系が移動させられるように
    構成されてなる眼底撮影装置。
  4. 【請求項4】 上記第一基準点から見て対物レンズ側の
    反対側に設定された第二基準点を備えており、 第一基準点から第二基準点までの距離に上記角度の正接
    を乗じた距離に近似した距離だけ対物光学系が移動させ
    られるように構成されてなる請求項3記載の眼底撮影装
    置。
  5. 【請求項5】 上記対物光学系が、固視指標の移動と連
    動して移動させられるように構成されてなる請求項3ま
    たは4記載の眼底撮影装置。
  6. 【請求項6】 上記固視指標が複数個の固視灯であり、
    上記固視指標移動手段が、上記複数個の固視灯のうちの
    任意の固視灯を点灯させるように構成されてなる請求項
    1〜5のいずれか一の項に記載の眼底撮影装置。
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