JP2002222933A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2002222933A
JP2002222933A JP2001019242A JP2001019242A JP2002222933A JP 2002222933 A JP2002222933 A JP 2002222933A JP 2001019242 A JP2001019242 A JP 2001019242A JP 2001019242 A JP2001019242 A JP 2001019242A JP 2002222933 A JP2002222933 A JP 2002222933A
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semiconductor device
insulating film
forming
manufacturing
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Kenji Kawai
健治 川井
Hajime Kimura
肇 木村
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H01L28/90Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MIM構造のキャパシタで容量の飛躍的な増
大を図るとともに、半導体装置の信頼性をより向上させ
ることができるようにする。 【解決手段】 キャパシタ下部電極110の表面にアモ
ルファス状のシリコン膜11を形成する工程と(b)、
シリコン膜11を粗面化して粗面ポリシリコン12を形
成する工程と(c)、粗面ポリシリコン12をマスクに
して下部電極110の金属をエッチングし、下部電極1
10の表面を粗面にする工程(d)とを有し、以上の工
程によってMIM(金属−絶縁膜−金属)構造のキャパ
シタの下部電極110の表面を粗面(凹凸)に形成する
ことにより、キャパシタの表面積を増やし、大容量のM
IM構造キャパシタを形成することができるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およびそ
の製造方法に関し、特に、キャパシタを有する半導体装
置およびその製造方法に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年における半導体装置の微細化に伴っ
て、例えばダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
(DRAM)などのキャパシタを有する半導体装置で
は、記憶容量の増大のために縮小されたセル面積におい
ても必要十分なキャパシタ容量をいかにして確保するか
について、様々な工夫がなされている。例えば、キャパ
シタの上部電極と下部電極とに挟まれてなる誘電体膜
(容量絶縁膜とも呼ばれる)として、Ta25(五酸化
タンタル)、BST(BaxSr1〜xTiO3の略称)、
PZT(強誘電体PbTiO3と反強誘電体PbZrO3
の固溶体からなる強誘電体)等の高誘電体膜を用いる方
法が検討されている。
【0003】Ta25等の高誘電体膜は、比誘電率が従
来の酸化窒化シリコン(SiON)膜よりも数倍程度大
きい。したがって、これをキャパシタの容量絶縁膜とし
て用いることにより、微細化されたセル面積に応じてキ
ャパシタの電極の表面積が小さくなっても、電荷蓄積の
ために必要十分なキャパシタ容量を確保することが可能
となる。(C=εS/d C:キャパシタ容量、ε:誘
電率、S:キャパシタ面積、d:誘電体膜の膜厚)
【0004】しかし、これらの膜は何れも酸化雰囲気中
で形成されるため、キャパシタの電極材料に従来のポリ
シリコンを用いた場合には、電極表面が酸化されて誘電
率の低いシリコン酸化膜が形成されてしまうとともに、
空乏層が広がってしまう。そのため、容量絶縁膜として
わざわざ高誘電体膜を使用しても、酸化によって電極表
面に絶縁膜が形成されてその分だけ容量絶縁膜の膜厚が
厚くなり、キャパシタ容量が低下してしまうという問題
がある。
【0005】そこで、従来のSilicon/Insulator/Silico
nキャパシタまたはMIS(Metal/Insulator/Semicondu
ctor)キャパシタではなく、下部電極として耐酸化性の
強い白金(Pt)あるいは、その金属酸化物(Ru
2)が導電性を有するルテニウム(Ru)などの金属
を用いたMIM(Metal/Insulator/Metal)構造のキャ
パシタが検討されている。
【0006】ここで、キャパシタを有する半導体装置の
製造方法の従来例を、図8を用いて説明する。図8に示
すように、まず、シリコン基板100上に第1の層間絶
縁膜101を形成し、その上にレジストパターン102
を形成した後、ドライエッチングにより第1の層間絶縁
膜101に第1のホール103を開口する(図8
(a))。
【0007】次に、レジストパターン102を除去した
後、第1のホール103の部分に第1の導電膜(例えば
多結晶シリコン、タングステン(W)、窒化チタン(T
iN)等)104を充填するとともに、第1の層間絶縁
膜101上に同じ第1の導電膜104を堆積する(図8
(b))。
【0008】その後、全面エッチバックまたはCMP
(Chemical Mechanical Polishing)処理を行い、これ
によって第1の層間絶縁膜101上の第1の導電膜10
4を除去することにより、第1のホール103内に第1
の導電膜のプラグ105を形成する(図8(c))。
【0009】さらに、第1の層間絶縁膜101および第
1の導電膜のプラグ105の上に第2の層間絶縁膜10
6を形成し、その上にレジストパターン107を形成し
た後、ドライエッチングにより第2の層間絶縁膜106
に第2のホール108を開口する(図8(d))。その
後、レジストパターン107を除去する(図8
(e))。
【0010】次に、例えばTiN(窒化チタン)等のバ
リアメタル109と、キャパシタ下部電極(ストレージ
ノード)となる金属(例えばRu、Pt)110とを、
第2の層間絶縁膜106および第2のホール108の表
面上に順に堆積する(図8(f))。バリアメタル10
9を堆積するのは、キャパシタ下部電極となる金属11
0と第1の導電膜のプラグ105との接触による反応防
止のため、あるいは第2の層間絶縁膜106と第1の導
電膜のプラグ105との密着強化のためである。
【0011】その後、全面エッチバックまたはCMP処
理を行うことにより、第2の層間絶縁膜106上に堆積
されているバリアメタル109およびキャパシタ下部電
極の金属110を除去する(図8(g))。なお、この
処理の前に、第2のホール108の中にレジストなどの
有機物を埋め込むことでキャパシタ下部電極の金属11
0を保護し、その有機物を処理後に除去しても良い。
【0012】次に、キャパシタの大容量化を図るため
に、例えばTa25、BST、PZT等の高誘電体膜1
11を第2の層間絶縁膜106およびキャパシタ下部電
極の金属110の表面上に堆積する。さらにその上に、
キャパシタ上部電極(セルプレート)となる金属(例え
ばRu、Ptまたは熱的安定性を高めるためにイリジウ
ム(Ir)を添加したPt)112を、第2のホール1
08を充填するように堆積した後、レジストパターン1
13を形成する(図8(h))。そして、ドライエッチ
ングを行った後、レジストパターン113の除去を行う
ことにより、MIM構造のキャパシタを形成する(図8
(i))。
【0013】このとき、キャパシタ上部電極の金属11
2がRuの場合、O2ガスプラズマにてRu→RuO
2(導電性)→RuO4(揮発性)の反応よりエッチング
が進行する。この他にO2/Cl2(酸素/塩素),CO
(一酸化炭素),CO/Cl2ガスでエッチングしても
良い。また、キャパシタ上部電極の金属112がPtの
場合は、Cl2/Ar(塩素/アルゴン)ガスプラズマ
(どちらかといえばスパッタエッチ)にてエッチング処
理を行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、容量絶
縁体として高誘電体膜を用いたMIM構造のキャパシタ
を形成しても、特にBST、PZT等の高誘電体膜はプ
ロセス条件によるバラツキが大きいため、絶縁耐圧を保
つために厚膜形成をすることが必要となる。そのため、
薄膜形成が難しく、キャパシタ容量の飛躍的な増大は望
めないという問題がある。
【0015】なお、特開平11−220101号公報に
記載された発明においては、下部電極を円柱形状にして
キャパシタの表面積を増やし、キャパシタ容量の大容量
化を図っている。ところが、下部電極が円柱形状の場
合、微細化に伴い下部電極間の距離が急激に狭くなるた
め、底部にエッチング残渣が発生し、ショートしやすい
という問題が生じる。また、円柱自体も細くなって倒れ
やすいという問題が発生する。よって、半導体装置の信
頼性という点で問題がある。
【0016】本発明は、このような実情に鑑みて成され
たものであり、MIM構造のキャパシタで容量の飛躍的
な増大を図るとともに、半導体装置の信頼性をより向上
させることができるようにすることを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体装置は、金属より成る上部電極および下部電極
と、上部電極と下部電極との間に形成された容量絶縁膜
とを備えた金属−絶縁膜−金属構造のキャパシタを有す
る半導体装置であって、下部電極の表面が粗面であるも
のである。
【0018】この発明の請求項2に係る半導体装置は、
層間絶縁膜のホールまたはトレンチの壁に下部電極が形
成されたものである。
【0019】この発明の請求項3に係る半導体装置の製
造方法は、下部電極の上にアモルファス状のシリコン膜
あるいは金属シリサイド膜を形成する工程と、アモルフ
ァス状のシリコン膜あるいは金属シリサイド膜を粗面化
し、粗面ポリシリコンを形成する工程と、粗面ポリシリ
コンをマスクにして下部電極の金属をエッチングし、下
部電極の表面を粗面にする工程と、粗面ポリシリコンを
選択的に除去する工程とを有するものである。
【0020】この発明の請求項4に係る半導体装置の製
造方法は、粗面ポリシリコンを形成する工程において、
アモルファス状のシリコン膜あるいは金属シリサイド膜
の表面にジシランによる核付けを行い、熱処理により結
晶成長させることによって、アモルファス状のシリコン
膜あるいは金属シリサイド膜を粗面化するものである。
【0021】この発明の請求項5に係る半導体装置の製
造方法は、下部電極の下地となる層間絶縁膜をエッチン
グして表面を粗面にする工程と、粗面化された層間絶縁
膜の上に、下部電極の表面が粗面となるように成膜する
工程とを有するものである。
【0022】この発明の請求項6に係る半導体装置の製
造方法は、アモルファス状の下部電極を形成する工程
と、下部電極の表面に下部電極と同じ金属の核付けを行
った後、熱処理によってアモルファス状の下部電極の表
面を粗面にする工程とを有するものである。
【0023】この発明の請求項7に係る半導体装置の製
造方法は、下部電極の表面を粗面にする工程において、
真空アニール処理により、下部電極の表面の金属核を中
心にアモルファス状の下部電極を結晶成長させることに
よって、下部電極の表面を粗面にするものである。
【0024】この発明の請求項8に係る半導体装置の製
造方法は、アモルファス状の下部電極を形成する工程
と、アモルファス状の下部電極の表面に酸素プラズマを
照射することにより、下部電極の表面を粗面にする工程
とを有するものである。
【0025】この発明の請求項9に係る半導体装置の製
造方法は、下部電極の表面を粗面にする工程は、アモル
ファス状の下部電極の表面に酸素プラズマを照射するこ
とにより、下部電極の金属の酸化生成物を揮発させ、酸
化生成物から酸素を放出して下部電極と同じ金属を得
て、これを下部電極の表面に核付けする工程と、下部電
極の表面に核付けされた金属を中心にアモルファス状の
下部電極を結晶成長させることにより、下部電極の表面
を粗面にする工程とを有するものである。
【0026】この発明の請求項10に係る半導体装置の
製造方法は、アルミニウムから成る下部電極を形成する
工程と、下部電極に高温水処理または酸素プラズマ処理
を行うことにより、アルミニウムから成る下部電極の表
面を粗面にするとともに、下部電極の表面に前記アルミ
ニウムの酸化生成物を形成する工程とを有するものであ
る。
【0027】この発明の請求項11に係る半導体装置の
製造方法は、シリコンよりも電気的に陽性の金属から成
る下部電極およびシリコンを順に形成する工程と、下部
電極の金属およびシリコンを熱処理によってシリサイド
化し、下部電極の表面を粗面にする工程と、シリコンお
よびシリサイドを選択的に除去する工程とを有するもの
である。
【0028】この発明の請求項12に係る半導体装置の
製造方法は、下部電極の下地となる層間絶縁膜をエッチ
ングして後退させる工程を有するものである。
【0029】この発明の請求項13に係る半導体装置の
製造方法は、層間絶縁膜をエッチングし、下部電極を挿
入するホールあるいは溝を形成する工程と、ホールある
いは溝が形成された層間絶縁膜の上に下部電極を形成す
る工程と、下部電極の上にアモルファス状のシリコン膜
あるいは金属シリサイド膜を形成する工程と、アモルフ
ァス状のシリコン膜あるいは金属シリサイド膜を粗面化
し、粗面ポリシリコンを形成する工程と、粗面ポリシリ
コンをマスクにして前記下部電極の金属をエッチング
し、下部電極の表面を粗面にする工程と、粗面ポリシリ
コンを選択的に除去する工程と、層間絶縁膜の上に粗面
状に形成された下部電極をホールあるいは溝の中を残し
て除去する工程と、下部電極の上に容量絶縁膜および上
部電極を形成する工程とを有するものである。
【0030】この発明の請求項14に係る半導体装置の
製造方法は、層間絶縁膜をエッチングし、下部電極を挿
入するホールあるいは溝を形成する工程と、ホールある
いは溝が形成された層間絶縁膜をエッチングして表面を
粗面にする工程と、粗面化された層間絶縁膜の上に、下
部電極の表面を粗面となるように成膜する工程と、層間
絶縁膜の上に粗面状に形成された下部電極を前記ホール
あるいは溝の中を残して除去する工程と、下部電極の上
に容量絶縁膜および上部電極を形成する工程とを有する
ものである。
【0031】この発明の請求項15に係る半導体装置の
製造方法は、層間絶縁膜をエッチングし、下部電極を挿
入するホールあるいは溝を形成する工程と、ホールある
いは溝が形成された層間絶縁膜の上にアモルファス状の
下部電極を形成する工程と、下部電極の表面に下部電極
と同じ金属の核付けを行った後、熱処理によってアモル
ファス状の下部電極の表面を粗面にする工程と、層間絶
縁膜の上に粗面状に形成された下部電極を前記ホールあ
るいは溝の中を残して除去する工程と、下部電極の上に
容量絶縁膜および上部電極を形成する工程とを有するも
のである。
【0032】この発明の請求項16に係る半導体装置の
製造方法は、層間絶縁膜をエッチングし、下部電極を挿
入するホールあるいは溝を形成する工程と、ホールある
いは溝が形成された層間絶縁膜の上にアモルファス状の
下部電極を形成する工程と、アモルファス状の下部電極
の表面に酸素プラズマを照射することにより、下部電極
の表面を粗面にする工程と、層間絶縁膜の上に粗面状に
形成された下部電極をホールあるいは溝の中を残して除
去する工程と、下部電極の上に容量絶縁膜および上部電
極を形成する工程とを有するものである。
【0033】この発明の請求項17に係る半導体装置の
製造方法は、層間絶縁膜をエッチングし、下部電極を挿
入するホールあるいは溝を形成する工程と、層間絶縁膜
のホールあるいは溝の壁にアルミニウムから成る下部電
極を形成する工程と、下部電極に高温水処理または酸素
プラズマ処理を行うことにより、アルミニウムから成る
下部電極の表面を粗面にするとともに、下部電極の表面
にアルミニウムの酸化生成物を形成する工程と、ホール
あるいは溝の壁に粗面状に形成されたアルミニウムの酸
化生成物の上に上部電極を形成する工程とを有するもの
である。
【0034】この発明の請求項18に係る半導体装置の
製造方法は、層間絶縁膜をエッチングし、下部電極を挿
入するホールあるいは溝を形成する工程と、ホールある
いは溝が形成された層間絶縁膜の上に、タングステンか
ら成る下部電極およびシリコンを順に形成する工程と、
タングステンおよびシリコンを熱処理によってシリサイ
ド化し、下部電極の表面を粗面にする工程と、シリコン
およびシリサイドを選択的に除去する工程と、下部電極
の上に容量絶縁膜および上部電極を形成する工程とを有
するものである。
【0035】この発明の請求項19に係る半導体装置の
製造方法は、下部電極の下地となる層間絶縁膜をエッチ
ングして後退させ、ホールあるいは溝の裏面を露出させ
る工程を有するものである。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0037】実施の形態1.本発明の実施の形態1に係
る半導体装置とその製造方法について、図1を用いて説
明する。なお、図1において、図1(a)の構造を形成
するまでの工程は、従来例の図8(a)〜図8(f)に
示す工程と同じであるので(図1(a)と図8(f)は
同じ状態)、ここではその工程の図示および説明は省略
する。なお、第2のホール108はトレンチ(溝)であ
っても良い。
【0038】この図1(a)に示す状態から次に、キャ
パシタ下部電極となる金属110の上にドープアモルフ
ァスシリコン11を形成する(図1(b))。さらに、
ドープアモルファスシリコン11の表面にSi26(ジ
シラン)による核付けを行い、熱処理の一例として真空
アニール処理を施して結晶成長させることにより、ドー
プアモルファスシリコン11の粗面化処理を行う。これ
によって粗面ポリシリコン12を形成し、キャパシタ下
部電極の金属110の一部を表面に露出させる(図1
(c))。
【0039】次に、粗面ポリシリコン12をマスクにし
て化学的エッチング(ウェットエッチングや等方性プラ
ズマエッチング)を行い、キャパシタ下部電極の金属1
10の表面が凹凸(粗面)になるようにする(図1
(d))。このとき、キャパシタ下部電極の金属110
がRuの場合は、O2,O2/Cl2,CO,CO/Cl2
ガスでエッチング、または王水でエッチングする。ま
た、キャパシタ下部電極の金属110がPtの場合は、
王水でエッチングする。
【0040】図1(d)の一部(A部)拡大図を図1
(e)に示す。図1(e)に示すように、キャパシタ下
部電極の金属110は、化学的エッチングを行う前のイ
ニシャル面から粗面ポリシリコン12をマスクにしてエ
ッチングが行われることにより、その表面が凹凸(粗
面)に形成される。
【0041】次に、例えば第1にフッ酸、第2にアンモ
ニア水を用いたエッチングで粗面ポリシリコン12を選
択的に除去し、表面が凹凸(粗面)であるキャパシタ下
部電極の金属110を残す(図1(f))。
【0042】その後、全面エッチバックまたはCMP処
理を行い(このとき、第2のホール108の部分にレジ
スト等の有機物を埋め込むことでキャパシタ下部電極の
金属110を保護し、後でその有機物を除去するように
しても良い)、これにより、第2の層間絶縁膜106上
に堆積されている、バリアメタル109および表面が凹
凸(粗面)であるキャパシタ下部電極の金属110を除
去する(図1(g))。
【0043】さらに、キャパシタの大容量化を図るため
に、例えばTa25、BST、PZT等の高誘電体膜1
3を第2の層間絶縁膜106およびキャパシタ下部電極
の金属110の表面上に堆積する。さらにその上に、キ
ャパシタ上部電極となる金属(例えばRu、Ptまたは
熱的安定性を高めるためにIrを添加したPt)14
を、第2のホール108を充填するように堆積する。そ
して、図示しないレジストパターンを形成してドライエ
ッチングを行った後、当該レジストパターンの除去を行
うことにより、MIM構造のキャパシタを形成する(図
1(h))。
【0044】なお、上記図1(b)の工程では、キャパ
シタ下部電極となる金属110の上にドープアモルファ
スシリコン11を形成したが、キャパシタ下部電極の金
属110と同じ金属のアモルファスシリサイド膜(Ru
Six、PtSix)を成膜し、シリサイド中のシリコン
に対して粗面化処理を行っても良い。
【0045】以上、実施の形態1によれば、キャパシタ
下部電極の金属表面を凹凸(粗面)に形成することによ
り、キャパシタ下部電極の表面積を増やし、大容量のM
IM構造キャパシタを形成することができる。また、特
開平11−220101号公報に記載された発明と異な
り、本実施の形態では下部電極を円柱形状に形成せず、
層間絶縁膜のホールまたはトレンチの壁に下部電極を形
成しているので、下部電極の底部に生じるエッチング残
渣によってショートしやすくなるといった問題や、円柱
自体が倒れやすくなるといった問題がなく、より信頼性
の高い半導体装置を提供することができる。
【0046】さらに、上記特開平11−220101号
公報に記載された発明では、円柱形状に形成された下部
電極の物理的強度を得るためには、下部電極の底面では
なく側面に凹凸を形成する必要がある。これに対して、
本実施の形態の場合はこのような制約はなく、キャパシ
タ下部電極の側面に加え底面にも凹凸を形成することが
できる。したがって、キャパシタ容量の飛躍的な増大を
図ることができる。
【0047】実施の形態2.本発明の実施の形態2に係
る半導体装置とその製造方法について、図2を用いて説
明する。なお、図2において、図2(b)の構造を形成
するまでの工程は、従来例の図8(a)〜図8(e)に
示す工程と同じであるので(図2(a),(b)は、そ
れぞれ図8(d),(e)と同じ状態)、ここではその
工程の図示および説明は省略する。
【0048】この図2(b)に示す状態から次に、化学
的ドライエッチング(例えば、HF+NH4F+CH3
OOHの水溶液)を用いて、第1の層間絶縁膜101の
一部および第2の層間絶縁膜106の表面を凹凸(粗
面)にする(図2(c))。次に、表面が凹凸(粗面)
に形成された第1および第2の層間絶縁膜101,10
6の上に、例えばTiN等のバリアメタル21と、キャ
パシタ下部電極となる金属(例えばRu,Pt)22と
を順に堆積する。すると、下地となる第1および第2の
層間絶縁膜101,106の表面の凹凸(粗面)に反映
されて、キャパシタ下部電極の金属22の表面も凹凸
(粗面)になる(図2(d))。
【0049】その後、全面エッチバックまたはCMP処
理を行うことにより、第2の層間絶縁膜106上に堆積
されているバリアメタル21および表面が凹凸(粗面)
であるキャパシタ下部電極の金属22を除去する(図2
(e))。このとき、第2のホール108の部分にレジ
スト等の有機物を埋め込むことでキャパシタ下部電極の
金属22を保護し、後でその有機物を除去するようにし
ても良い。
【0050】さらに、キャパシタの大容量化を図るため
に、例えばTa25、BST、PZT等の高誘電体膜2
3を第2の層間絶縁膜106およびキャパシタ下部電極
の金属22の表面上に堆積する。さらにその上に、キャ
パシタ上部電極となる金属(例えばRu、Ptまたは熱
的安定性を高めるためにIrを添加したPt)24を、
第2のホール108を充填するように堆積する。そし
て、図示しないレジストパターンを形成してドライエッ
チングを行った後、当該レジストパターンの除去を行う
ことにより、MIM構造のキャパシタを形成する(図2
(f))。
【0051】以上、実施の形態2によれば、キャパシタ
下部電極の下地となる層間絶縁膜の表面を凹凸(粗面)
に形成することから、その上に堆積する下部電極の金属
表面も凹凸(粗面)に形成することができる。これによ
り、実施の形態1と同様に、大容量のMIM構造をキャ
パシタを形成することができるとともに、より信頼性の
高い半導体装置を提供することができる。また、実施の
形態1と比べて、下部電極の金属表面を凹凸(粗面)に
する製造工程を簡素化することができる。
【0052】実施の形態3.本発明の実施の形態3に係
る半導体装置とその製造方法について、図3を用いて説
明する。なお、図3において、図3(a)の構造を形成
する前までの工程は、従来例の図8(a)〜図8(e)
に示す工程と同じであるので、ここではその工程の図示
および説明は省略する。
【0053】上記図8(e)に示す状態から次に、第2
の層間絶縁膜106および第2のホール108の表面上
に、例えばTiN等のバリアメタル31と、キャパシタ
下部電極となる金属(例えばRu)32とを順に堆積す
る(図3(a))。このとき、キャパシタ下部電極とな
る金属32は、低温(DPM:ジピバロイルメタネート
系有機金属の分解温度である120℃付近)処理によっ
てアモルファス膜を形成する。
【0054】次に、キャパシタ下部電極の金属32と同
じ金属核33を、アモルファス状態のキャパシタ下部電
極金属32の上に核付けする(図3(b))。そして、
熱処理の一例として真空アニール処理を行うことによっ
て、キャパシタ下部電極の金属32の上に核付けした金
属核33を中心に、下地のアモルファス金属(キャパシ
タ下部電極金属32)を喰って結晶成長させる。これに
より、表面が凹凸(粗面)のキャパシタ下部電極の金属
34を形成する(図3(c))。
【0055】この図3(c)の一部(B部)拡大図を図
3(d)に示す。図3(d)に示すように、キャパシタ
下部電極の金属32は、結晶成長を行う前のイニシャル
面から上述の結晶成長が複数の金属核33を中心にして
行われることにより、表面が凹凸(粗面)に形成され
る。
【0056】その後、全面エッチバックまたはCMP処
理を行うことにより、第2の層間絶縁膜106上に堆積
されているバリアメタル31および表面が凹凸(粗面)
であるキャパシタ下部電極の金属34を除去する(図3
(e))。このとき、第2のホール108の部分にレジ
スト等の有機物を埋め込むことでキャパシタ下部電極の
金属34を保護し、後でその有機物を除去するようにし
ても良い。
【0057】さらに、キャパシタの大容量化を図るため
に、例えばTa25、BST、PZT等の高誘電体膜3
5を第2の層間絶縁膜106およびキャパシタ下部電極
の金属34の表面上に堆積する。さらにその上に、キャ
パシタ上部電極となる金属(例えばRu、Ptまたは熱
的安定性を高めるためにIrを添加したPt)36を、
第2のホール108を充填するように堆積する。そし
て、図示しないレジストパターンを形成してドライエッ
チングを行った後、当該レジストパターンの除去を行う
ことにより、MIM構造のキャパシタを形成する(図3
(f))。
【0058】以上、実施の形態3によれば、キャパシタ
下部電極の金属表面を凹凸(粗面)に形成することによ
り、実施の形態1と同様に、大容量のMIM構造をキャ
パシタを形成することができるとともに、より信頼性の
高い半導体装置を提供することができる。また、実施の
形態1と比べて、下部電極の金属表面を凹凸(粗面)に
する製造工程を簡素化することができる。
【0059】図4に、実施の形態3に係る半導体装置の
製造方法の変形例を示す。図4において、図4(a)〜
図4(c)の構造は、図3(a)〜図3(c)に示した
構造と同じである。
【0060】図4(a)に示すように、キャパシタ下部
電極となる金属(Ru)32の表面に対して、ウエハ温
度で200℃以上の高温条件、0.5Torr(67P
a)以上の高圧力条件で酸素プラズマ照射を行うと、キ
ャパシタ下部電極の金属32は反応生成物RuO4とし
て揮発する。その一方で、上述のような高温・高圧力条
件の下では、反応生成物RuO4はチャンバ内に滞在し
ている間に分解し、酸素を放出して再度Ruとなる。そ
こで、これをキャパシタ下部電極の金属32上に再結晶
化させる(図4(b))。これをもとに真空アニール処
理を行い、アモルファス状態のキャパシタ下部電極の金
属32を結晶成長させることにより、表面が凹凸(粗
面)をしたキャパシタ下部電極の金属34を形成するこ
とができる(図4(c))。
【0061】図5に、実施の形態3に係る半導体装置の
製造方法の更に別の変形例を示す。図5において、図5
(a),(b)の構造は、それぞれ図3(c),(e)
に示した構造と同じである。
【0062】図5(b)に示す状態から次に、更にキャ
パシタ容量を稼ぐために、第2の層間絶縁膜106をエ
ッチングして後退させる(図5(c))。そして、例え
ばTa25、BST、PZT等の高誘電体膜37を第2
の層間絶縁膜106およびキャパシタ下部電極の金属3
4の表面上に堆積する。このとき、第2の層間絶縁膜1
06を後退させることによって露出した第2のホール1
08の裏側の部分にも高誘電体膜37を堆積する。
【0063】さらにこの高誘電体膜37の上に、キャパ
シタ上部電極となる金属(例えばRu、Ptまたは熱的
安定性を高めるためにIrを添加したPt)36を、第
2のホール108を充填するように堆積する。次に、図
示しないレジストパターンを形成してドライエッチング
を行った後、当該レジストパターンの除去を行うことに
より、MIM構造のキャパシタを形成する(図5
(d))。
【0064】このように、第2の層間絶縁膜106をエ
ッチングして後退させることで、第2のホール108の
裏側の部分の面積を利用してキャパシタの表面積を更に
大きくするようにしても良い(この場合は円筒形キャパ
シタとなる)。このようにすれば、キャパシタ容量を更
に増大化することができる。
【0065】なお、この図5に示した例は、上述した実
施の形態1,2、あるいは後述する実施の形態4,5に
も同様に適用することが可能である。特に、実施の形態
2に適用した場合には、第2のホール108の裏側の部
分も凹凸(粗面)になっているので、キャパシタの表面
積を効果的に拡大することができる。
【0066】実施の形態4.本発明の実施の形態4に係
る半導体装置とその製造方法について、図6を用いて説
明する。なお、図6において、図6(a)の構造を形成
する前までの工程は、従来例の図8(a)〜図8(e)
に示す工程と同じであるので、ここではその工程の図示
および説明は省略する。
【0067】上記図8(e)に示す工程の次に、第2の
層間絶縁膜106内の第2のホール108の上に、バリ
アメタルとなる金属Ti/TiN(チタン/窒化チタ
ン)61と、キャパシタ下部電極となる金属Al(アル
ミニウム)62とを下から順に成膜する(図6
(a))。その後、高温水処理または酸素プラズマ処理
を行うことにより、キャパシタ下部電極の金属(Al)
62の表面にAl23(酸化アルミニウム)被膜63を
形成する(図6(b))。このとき、キャパシタ下部電
極の金属62の表面は凹凸となり、かつ、Al23被膜
63は良好な誘電体膜として作用する。
【0068】さらに、キャパシタ上部電極となる金属
(例えばRu、Ptまたは熱的安定性を高めるためにI
rを添加したPt)64を、第2のホール108を充填
するように堆積する。そして、図示しないレジストパタ
ーンを形成してドライエッチングを行った後、当該レジ
ストパターンの除去を行うことにより、MIM構造のキ
ャパシタを形成する(図6(c))。
【0069】以上、実施の形態4によれば、キャパシタ
下部電極の金属表面を凹凸(粗面)に形成することによ
り、実施の形態1と同様に、大容量のMIM構造をキャ
パシタを形成することができるとともに、より信頼性の
高い半導体装置を提供することができる。また、実施の
形態1と比べて、下部電極の金属表面を凹凸(粗面)に
する製造工程を簡素化することができる。
【0070】特に、本実施の形態によれば、第2のホー
ル108の上にのみバリアメタル61とキャパシタ下部
電極の金属62とを堆積しているので、当該バリアメタ
ル61およびキャパシタ下部電極の金属62の全面エッ
チバックまたはCMP処理を行う必要がない。また、A
23被膜63が良好な誘電体膜として作用するので、
Ta25、BST、PZT等の高誘電体膜を堆積する処
理も行わなくて済むので、工程数をより少なくして製造
コストを削減することができる。
【0071】実施の形態5.本発明の実施の形態5に係
る半導体装置とその製造方法について、図7を用いて説
明する。なお、図7において、図7(a)の構造を形成
する前までの工程は、従来例の図8(a)〜図8(e)
に示す工程と同じであるので、ここではその工程の図示
および説明は省略する。
【0072】上記図8(e)に示す工程の次に、第2の
層間絶縁膜106内の第2のホール108の上に、バリ
アメタルとなる金属Ti/TiN71と、キャパシタ下
部電極となる金属でシリコンよりも電気的に陽性の金属
(例えばW(タングステン))72とを下から順に成膜
した後、更にその上および第2の層間絶縁膜106の表
面上に、薄い多結晶シリコン73を成膜する(図7
(a))。その後、熱処理を加えてシリサイド化する
(タングステン72とシリコン73とを反応させる)こ
とにより、タングステン72の表面を凹凸(粗面)にす
る(図7(b))。
【0073】次に、エッチングによって多結晶シリコン
73およびタングステンシリサイド74を選択的に除去
し、表面が凹凸(粗面)のタングステン72を露出させ
る。そして、例えばTa25、BST、PZT等の高誘
電体膜75を第2の層間絶縁膜106およびキャパシタ
下部電極の金属72の表面上に堆積する。さらにその上
に、キャパシタ上部電極となる金属(例えばRu、Pt
または熱的安定性を高めるためにIrを添加したPt)
76を、第2のホール108を充填するように堆積す
る。そして、図示しないレジストパターンを形成してド
ライエッチングを行った後、当該レジストパターンの除
去を行うことにより、MIM構造のキャパシタを形成す
る(図7(c))。
【0074】以上、実施の形態5によれば、キャパシタ
下部電極の金属表面を凹凸(粗面)に形成することによ
り、実施の形態1と同様に、大容量のMIM構造をキャ
パシタを形成することができるとともに、より信頼性の
高い半導体装置を提供することができる。また、実施の
形態1と比べて、下部電極の金属表面を凹凸(粗面)に
する製造工程を簡素化することができる。
【0075】なお、以上に説明した各実施の形態は、何
れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示し
たものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が
限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、
本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱する
ことなく、様々な形で実施することができる。
【0076】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下のような効果を奏する。
【0077】金属−絶縁膜−金属構造(MIM構造)を
有するキャパシタの下部電極の表面を粗面(凹凸)に形
成することにより、キャパシタの表面積を増やし、大容
量のMIM構造キャパシタを形成することができる。
【0078】また、層間絶縁膜のホールまたはトレンチ
の壁に下部電極を形成することにより、下部電極を円柱
形状に形成した場合に当該下部電極の底面にエッチング
残渣が生じることによってショートしやすくなるといっ
た問題や、円柱自体が倒れやすくなるといった問題を回
避することができる。これにより、信頼性の高い半導体
装置を提供することができる。さらに、下部電極の側面
に加えて底面も粗面に形成することができるので、キャ
パシタ容量の飛躍的な増大を図ることができる。
【0079】また、キャパシタの下部電極の表面が粗面
(凹凸)に形成された半導体装置の製造方法として、下
部電極の下地となる層間絶縁膜をエッチングして表面を
粗面にし、粗面化された層間絶縁膜の上に下部電極を形
成してその表面が粗面になるように成膜することによ
り、半導体装置の製造工程を簡素化することができる。
【0080】また、キャパシタの下部電極の表面が粗面
(凹凸)に形成された半導体装置の製造方法として、ア
モルファス状の下部電極を形成した後、下部電極の表面
に当該下部電極と同じ金属の核付けを行い、熱処理によ
ってアモルファス状の下部電極を結晶成長させてその表
面を粗面にすることにより、半導体装置の製造工程を簡
素化することができる。
【0081】また、キャパシタの下部電極の表面が粗面
(凹凸)に形成された半導体装置の製造方法として、ア
ルミニウムから成る下部電極を形成し、下部電極に高温
水処理または酸素プラズマ処理を行うことにより、下部
電極の表面を粗面にするとともに、下部電極の表面にア
ルミニウムの酸化生成物を形成することにより、アルミ
ニウムの酸化生成物が良好な容量絶縁体として作用する
こととなるので、下部電極の上に高誘電体膜を堆積する
処理を行わなくても済む。また、層間絶縁膜のホールあ
るいは溝以外の部分の下部電極を除去する処理も行わな
くて済むので、半導体装置の製造工程をより簡素化する
ことができる。
【0082】また、キャパシタの下部電極の表面が粗面
(凹凸)に形成された半導体装置の製造方法として、シ
リコンよりも電気的に陽性の金属(例えばタングステ
ン)から成る下部電極およびシリコンを順に形成し、下
部電極の金属およびシリコンを熱処理によってシリサイ
ド化することによって下部電極の表面を粗面に形成する
ことにより、半導体装置の製造工程を簡素化することが
できる。
【0083】また、キャパシタの下部電極の表面が粗面
(凹凸)に形成された半導体装置の製造方法として、下
部電極の下地となる層間絶縁膜をエッチングして後退さ
せ、ホールあるいは溝の裏面を露出させることにより、
キャパシタの表面積を更に増やし、より大容量のMIM
構造キャパシタを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置とそ
の製造方法を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係る半導体装置とそ
の製造方法を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態3に係る半導体装置とそ
の製造方法を示す断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態3に係る半導体装置とそ
の製造方法の変形例を示す断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態3に係る半導体装置とそ
の製造方法の更に別の変形例を示す断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態4に係る半導体装置とそ
の製造方法を示す断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態5に係る半導体装置とそ
の製造方法を示す断面図である。
【図8】 従来の半導体装置とその製造方法を示す断面
図である。
【符号の説明】
11 ドープアモルファスシリコン、 12 粗面ポ
リシリコン、 13高誘電体膜、 14 キャパシ
タ上部電極金属、 21 バリアメタル、22 キャ
パシタ下部電極金属、 23 高誘電体膜、 24
キャパシタ上部電極金属、 31 バリアメタル、
32 キャパシタ下部電極金属、 33 金属
核、 34 キャパシタ下部電極金属、 35 高
誘電体膜、 36 キャパシタ上部電極金属、 3
7 高誘電体膜、 38キャパシタ上部電極金属、
61 バリアメタル、 62 キャパシタ下部電極
となるアルミニウム膜、 63 誘電体膜となるAl
23被膜、 64キャパシタ上部電極金属、 71
バリアメタル、 72 キャパシタ下部電極となる
タングステン膜、 73 多結晶シリコン、 74
タングステンシリサイド膜、 75 高誘電体膜、
76 キャパシタ上部電極金属、 100 シリ
コン基板、 101 第1の層間絶縁膜、 102
レジストパターン、 103 第1のホール、
104 第1の導電膜、105 導電性プラグ、 1
06 第2の層間絶縁膜、 107 レジストパター
ン、 108 第2のホール、 109 バリアメ
タル、 110キャパシタ下部電極金属、 111
誘電体膜、 112 キャパシタ上部電極金属、
113 レジストパターン。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属より成る上部電極および下部電極
    と、前記上部電極と下部電極との間に形成された容量絶
    縁膜とを備えた金属−絶縁膜−金属構造のキャパシタを
    有する半導体装置であって、 前記下部電極の表面が粗面であることを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において、 前記下部電極は、層間絶縁膜のホールまたはトレンチの
    壁に形成されることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    であって、 前記下部電極の上にアモルファス状のシリコン膜あるい
    は金属シリサイド膜を形成する工程と、 前記アモルファス状のシリコン膜あるいは金属シリサイ
    ド膜を粗面化し、粗面ポリシリコンを形成する工程と、 前記粗面ポリシリコンをマスクにして前記下部電極の金
    属をエッチングし、前記下部電極の表面を粗面にする工
    程と、 前記粗面ポリシリコンを選択的に除去する工程とを有す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の半導体装置の製造方法
    であって、 前記粗面ポリシリコンを形成する工程では、前記アモル
    ファス状のシリコン膜あるいは金属シリサイド膜の表面
    にジシランによる核付けを行い、熱処理により結晶成長
    させることによって、前記アモルファス状のシリコン膜
    あるいは金属シリサイド膜を粗面化することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    であって、 前記下部電極の下地となる層間絶縁膜をエッチングして
    表面を粗面にする工程と、 前記粗面化された層間絶縁膜の上に、前記下部電極の表
    面が粗面となるように成膜する工程とを有することを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    であって、 アモルファス状の下部電極を形成する工程と、 前記下部電極の表面に前記下部電極と同じ金属の核付け
    を行った後、熱処理によって前記アモルファス状の下部
    電極の表面を粗面にする工程とを有することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の半導体装置の製造方法
    であって、 前記下部電極の表面を粗面にする工程では、真空アニー
    ル処理により、前記下部電極の表面の金属核を中心に前
    記アモルファス状の下部電極を結晶成長させることによ
    って、前記下部電極の表面を粗面にすることを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    であって、 アモルファス状の下部電極を形成する工程と、 前記アモルファス状の下部電極の表面に酸素プラズマを
    照射することにより、前記下部電極の表面を粗面にする
    工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の半導体装置の製造方法
    であって、 前記下部電極の表面を粗面にする工程は、前記アモルフ
    ァス状の下部電極の表面に酸素プラズマを照射すること
    により、前記下部電極の金属の酸化生成物を揮発させ、
    前記酸化生成物から酸素を放出して前記下部電極と同じ
    金属を得て、これを前記下部電極の表面に核付けする工
    程と、 前記下部電極の表面に核付けされた金属を中心に前記ア
    モルファス状の下部電極を結晶成長させることにより、
    前記下部電極の表面を粗面にする工程とを有することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の半導体装置の製造方
    法であって、 アルミニウムから成る下部電極を形成する工程と、 前記下部電極に高温水処理または酸素プラズマ処理を行
    うことにより、前記アルミニウムから成る下部電極の表
    面を粗面にするとともに、前記下部電極の表面に前記ア
    ルミニウムの酸化生成物を形成する工程とを有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の半導体装置の製造方
    法であって、 シリコンよりも電気的に陽性の金属から成る下部電極お
    よびシリコンを順に形成する工程と、 前記下部電極の金属および前記シリコンを熱処理によっ
    てシリサイド化し、前記下部電極の表面を粗面にする工
    程と、 前記シリコンおよびシリサイドを選択的に除去する工程
    とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項3〜11の何れか1項に記載の
    半導体装置の製造方法であって、 前記下部電極の下地となる層間絶縁膜をエッチングして
    後退させる工程を有することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項2に記載の半導体装置の製造方
    法であって、 層間絶縁膜をエッチングし、前記下部電極を挿入するホ
    ールあるいは溝を形成する工程と、 前記ホールあるいは溝が形成された前記層間絶縁膜の上
    に前記下部電極を形成する工程と、 前記下部電極の上にアモルファス状のシリコン膜あるい
    は金属シリサイド膜を形成する工程と、 前記アモルファス状のシリコン膜あるいは金属シリサイ
    ド膜を粗面化し、粗面ポリシリコンを形成する工程と、 前記粗面ポリシリコンをマスクにして前記下部電極の金
    属をエッチングし、前記下部電極の表面を粗面にする工
    程と、 前記粗面ポリシリコンを選択的に除去する工程と、 前記層間絶縁膜の上に粗面状に形成された下部電極を前
    記ホールあるいは溝の中を残して除去する工程と、 前記下部電極の上に前記容量絶縁膜および前記上部電極
    を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項2に記載の半導体装置の製造方
    法であって、 層間絶縁膜をエッチングし、前記下部電極を挿入するホ
    ールあるいは溝を形成する工程と、 前記ホールあるいは溝が形成された前記層間絶縁膜をエ
    ッチングして表面を粗面にする工程と、 前記粗面化された層間絶縁膜の上に、前記下部電極の表
    面を粗面となるように成膜する工程と、 前記層間絶縁膜の上に粗面状に形成された下部電極を前
    記ホールあるいは溝の中を残して除去する工程と、 前記下部電極の上に前記容量絶縁膜および前記上部電極
    を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項2に記載の半導体装置の製造方
    法であって、 層間絶縁膜をエッチングし、前記下部電極を挿入するホ
    ールあるいは溝を形成する工程と、 前記ホールあるいは溝が形成された前記層間絶縁膜の上
    にアモルファス状の下部電極を形成する工程と、 前記下部電極の表面に前記下部電極と同じ金属の核付け
    を行った後、熱処理によって前記アモルファス状の下部
    電極の表面を粗面にする工程と、 前記層間絶縁膜の上に粗面状に形成された下部電極を前
    記ホールあるいは溝の中を残して除去する工程と、 前記下部電極の上に前記容量絶縁膜および前記上部電極
    を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項2に記載の半導体装置の製造方
    法であって、 層間絶縁膜をエッチングし、前記下部電極を挿入するホ
    ールあるいは溝を形成する工程と、 前記ホールあるいは溝が形成された前記層間絶縁膜の上
    にアモルファス状の下部電極を形成する工程と、 前記アモルファス状の下部電極の表面に酸素プラズマを
    照射することにより、前記下部電極の表面を粗面にする
    工程と、 前記層間絶縁膜の上に粗面状に形成された下部電極を前
    記ホールあるいは溝の中を残して除去する工程と、 前記下部電極の上に前記容量絶縁膜および前記上部電極
    を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項2に記載の半導体装置の製造方
    法であって、 層間絶縁膜をエッチングし、前記下部電極を挿入するホ
    ールあるいは溝を形成する工程と、 前記層間絶縁膜の前記ホールあるいは溝の壁にアルミニ
    ウムから成る下部電極を形成する工程と、 前記下部電極に高温水処理または酸素プラズマ処理を行
    うことにより、前記アルミニウムから成る下部電極の表
    面を粗面にするとともに、前記下部電極の表面に前記ア
    ルミニウムの酸化生成物を形成する工程と、 前記ホールあるいは溝の壁に粗面状に形成された前記ア
    ルミニウムの酸化生成物の上に前記上部電極を形成する
    工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  18. 【請求項18】 請求項2に記載の半導体装置の製造方
    法であって、 層間絶縁膜をエッチングし、前記下部電極を挿入するホ
    ールあるいは溝を形成する工程と、 前記ホールあるいは溝が形成された前記層間絶縁膜の上
    に、タングステンから成る下部電極およびシリコンを順
    に形成する工程と、 前記タングステンおよび前記シリコンを熱処理によって
    シリサイド化し、前記下部電極の表面を粗面にする工程
    と、 前記シリコンおよびシリサイドを選択的に除去する工程
    と、 前記下部電極の上に前記容量絶縁膜および前記上部電極
    を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項13〜18の何れか1項に記載
    の半導体装置の製造方法であって、 前記下部電極の下地となる層間絶縁膜をエッチングして
    後退させ、前記ホールあるいは溝の裏面を露出させる工
    程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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