JP4064695B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特にキャパシタを含む半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の半導体デバイスにおいては、微細化にともないキャパシタセル面積が減少する一方、キャパシタ容量は一定の値を確保することが要求されており、誘電体膜としてこれまでの酸窒化膜から、Ta2O5、STO、BSTなどの高誘電体材料の採用が検討されている。これら高誘電体材料の多くは酸化性雰囲気において成膜が行われ、また高誘電体材料自身が酸素を含んでいるため、ストレージノードとしては耐酸化性に優れた金属や導電性酸化物が求められる。また、より多くの電荷を蓄積するためにキャパシタ構造としてはシリンダと呼ばれる立体構造を用いる必要がある。
【0003】
以上のことから、耐酸化性に優れた電極を用いたシリンダ構造の高誘電体キャパシタをDRAM(dynamic random-access memory)およびDRAM混載ロジックLSIに採用することが必要となっている。
【0004】
RuやPt、Irなどの白金族元素は金属の中でも特に耐酸化性が強くストレージノードとして優れているが、一方で他の物質との密着性に問題があるため、サポート構造を有するシリンダ型キャパシタを形成する際には白金族とサポート膜の密着性だけでは薬液の染みこみを防ぐことができず、特願平01-315370に示されているように、白金族元素とサポート膜との間に密着性改善層、例えばTiN等、を成膜する必要がある。
【0005】
図5(A)〜(I)は、サポート構造を有するシリンダ型キャパシタの製造方法を示す半導体装置の断面図である。
まず、図5(A)に示すように、半導体基板上にSiO2膜を成膜し、その後、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、円柱状のホールを有するSiO2膜501を形成する。次に、そのホール内にWプラグ502を形成する。Wプラグ502は、ストレージノード電極と基板とのコンタクトを取るための導電性のプラグである。次に、SiO2膜501及びWプラグ502上に、シリンダを形成するための絶縁膜として、ストッパ窒化膜(SiN)503、サポート酸化膜(SiO2)504、サポート窒化膜(SiN)505、犠牲酸化膜(SiO2)506の順に堆積する。
【0006】
次に、フォトリソグラフィ及びエッチングによりストッパ窒化膜503、サポート酸化膜504、サポート窒化膜505及び犠牲酸化膜506に円柱状のホールを形成し、図5(B)に示すように、ストッパ窒化膜503a、サポート酸化膜504a、サポート窒化膜505a及び犠牲酸化膜506aを残す。
【0007】
次に、図5(C)に示すように、基板全面に密着性改善層507として化学気相堆積(CVD)法によりTiNを10nm、続いて下部電極(ストレージノード電極)508を形成する。下部電極508としては、Ruをスパッタ法で15nm、続いてCVD法によりRuを30nm成膜する。CVD法で成膜されたTiN膜507及びRu膜508は、絶縁膜503a〜506aに形成されたホールの形状に沿って堆積される。
【0008】
次に、図5(D)に示すように、TiN膜507とRu膜508を成膜した後に、ダミーレジスト509をスピンコートし、CMP法により絶縁膜503a〜506aの上方のRu層508を除去する。すると、Ru層508aが残る。
【0009】
次に、ドライエッチングにより基板表面のTiN膜507等を除去し、図5(E)に示すようにTiN膜507aを残す。
【0010】
次に、サポートSiN層505aをエッチング停止層として用いて、犠牲酸化膜506aをHF系の薬液でエッチングし、図5(F)の状態にする。
【0011】
次に、アッシングによりダミーレジスト509を除去し、図5(G)の状態にする。密着性改善層としてのTiN膜507aを成膜しているために、サポートSiN膜505aとTiN膜507aの間、及びTiN膜507aとRu膜508aの間の密着性は良好で、薬液の染みこみは起こらない。この状態でシリンダ形状の下部電極508aは形成されるが、シリンダ形状の下部電極508aの外側は密着性改善層のTiN膜507aが露出している。この状態で、基板表面にTa2O5を成膜すると、Ta2O5膜とTiN膜507aが直接接触することになり、Ta2O5膜の絶縁特性が劣化する。その対策として、特願平01-315370にも示されているが、シリンダ外側のTiN膜507aをTa2O5膜の成膜前に除去する必要がある。
【0012】
TiN膜507aの露出部分をウエットエッチングにより除去し、図5(H)の状態にする。TiN膜507aの除去には、硫酸過水溶液を用いるが、下部電極508aの白金族元素にピンホールがあると硫酸過水溶液510がこのピンホールに染みこむ。これにより、下地のコンタクトホール内に埋め込まれたWプラグ502をエッチングし、コンタクト不良を引き起こすとともに、ひどい場合にはシリンダ倒れが発生するため、歩留まりを劣化させるといった問題が生じている。
【0013】
その後、図5(I)に示すように、基板全面に、絶縁膜(Ta2O5膜)511及び上部電極(Ru膜)512を成膜する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、絶縁膜と白金族電極(下部電極)との間の密着性改善層を用いることなくサポート構造を有するシリンダ型キャパシタを作製することで、製造工程の工程数を削減し、基板とストレージノード電極(下部電極)とのコンタクト不良及びシリンダ倒れを防止し、歩留まりを向上させることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、(a)第1の膜と、該第1の膜上に形成された第2の膜と、該第2の膜上に形成された第3の膜とを含むサポート膜にホールを形成する工程と、(b)前記サポート膜のホールにシリンダ形状の白金族の第1の電極を形成する工程と、(c)前記第1の電極及び前記第2の膜の界面において化学的反応により反応層をアニールにより形成する工程と、(d)前記第2の膜をストッパとして、前記第3の膜を除去する工程と、(e)前記第1の電極上に誘電体膜を形成する工程と、(f)前記誘電体膜上に導電性の第2の電極を形成する工程とを有する半導体装置の製造方法が提供される。
【0016】
反応層は、エッチングの際の薬液の染み込みを防止することができるので、密着性改善層を用いることなく、シリンダ型キャパシタを作製することができる。そのため、製造工程の工程数を削減し、基板と第1の電極(下部電極)とのコンタクト不良及びシリンダ倒れを防止し、歩留まりを向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1(A)〜(H)は、本発明の第1の実施形態によるサポート構造を有するシリンダ型キャパシタの製造方法を示す半導体装置の断面図である。
まず、図1(A)に示すように、半導体基板上にSiO2膜を成膜し、その後、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、円柱状のホールを有するSiO2膜101を形成する。次に、そのホール内にWプラグ102を形成し、表面を平坦化する。Wプラグ102は、ストレージノード電極と基板とのコンタクトを取るための導電性のプラグである。次に、SiO2膜101及びWプラグ102上に、ストッパSiN膜103を40nm、サポートSiO2膜104を100nm、サポートSi膜105を40nm、犠牲SiO2膜106を850nm成膜する。
【0018】
次に、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、ストッパSiN膜103、サポートSiO2膜104、サポートSi膜105、及び犠牲SiO2膜106に円柱状のコンタクトホールを形成し、図1(B)に示すように、ストッパSiN膜103a、サポートSiO2膜104a、サポートSi膜105a、及び犠牲SiO2膜106aを残す。
【0019】
次に、図1(C)に示すように、基板全面に下部電極107を成膜する。下部電極107の成膜方法を、以下説明する。まず、シード層としてPVD(physical vapor deposition)法によりRuを15nm成膜する。そのときの成膜条件は周波数13.56MHzでパワーを0.5〜4kW、Ar流量を10〜100sccm、圧力を10〜100mTorr、基板温度を100〜400℃とする。その後、CVD(chemical vapor deposition)法によりRuを30nm成膜する。そのときの成膜条件は原料にRu(EtCp)2を用い、Ru(EtCp)2の流量0.05〜0.35ccm、O2の流量40〜800sccm、キャリアガスとしてのArの流量100〜500sccm、成膜温度250〜400℃、成膜圧力0.1〜10Torrとする。ここで、Ru(EtCp)2は、Ru(C5H4C2H5)2である。
【0020】
次に、図1(D)に示すように、アニールによりサポートSi膜105aとRu膜107の界面に反応層108を形成させる。このときのアニール条件は、温度400〜700℃、圧力0.1Torr〜大気圧で、調圧に用いるガスはN2あるいはArである。通常、400℃以上の高温でアニールすると、SiとRuが反応してシリサイドを形成する。このシリサイドが反応層108である。反応層108は、Ru膜中の酸素濃度が低い場合は堆積膨張によりキャパシタの構造を破壊してしまうがCVD法にて成膜したRu膜107中には高濃度のO2(酸素)が含まれており、その結果、SiとRuの界面でSi、Ru、Oを含む非常に薄い反応層が形成され、それ以上の反応が進まない。下部電極107は酸素を含まないPVD-Ruをシード層として用いている。そのPVD-Ru膜は、コンタクトホールの側壁のサポートSi膜105aとの界面部分での膜厚は3nm以下で非常に薄いため、CVD-Ru膜の成膜時に膜中に酸素が拡散し、Ru及びSiの界面以外でのシリサイド化反応の進行を抑制することができる。
【0021】
次に、図1(E)に示すように、ダミー膜109としてフォトレジストをスピンコートする。次に、化学機械的研磨(CMP)にて犠牲SiO2膜106a上のRu膜107等を除去し、Ru膜107aを残す。
【0022】
次に、NH4Fの薬液によるウエットエッチング法により犠牲SiO2膜106aを除去し、図1(F)の状態にする。この際、反応層108は、薬液の染み込みを防ぐエッチング停止層として機能する。反応層108は薬液の染みこみを防止することができるため、図5(A)〜(I)の製造方法のように密着性改善層507を用いる必要がない。その結果、密着性改善層507の成膜工程(図5(C))及びシリンダ形成後の密着性改善層507aの除去工程(図5(H))が省略でき、製造工程の工程数を削減することができる。また密着性改善層507aの除去工程が必要ないため、たとえ下部電極107aの白金族元素にピンホールがあっても薬液の染みこみは起こらず、コンタクト不良やシリンダ倒れが起こることはなく、歩留まりを向上させることができる。
【0023】
次に、アッシングによりダミー膜109であるフォトレジストを除去し、図1(G)に示すように、シリンダ型の下部電極107aを形成することができる。
【0024】
次に、図1(H)に示すように、基板全面に、CVD法を用いて絶縁膜(Ta2O5膜)110を成膜し、UV-O3法にて酸化処理を行う。その後、Ta2O5膜110上に上部電極111を成膜する。上部電極111の成膜方法を、以下説明する。まず、シード層としてPVD-Ruを15nm成膜し、さらにその上にCVD-Ruを30nm成膜する。最後に、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、上部電極111をパターニングし、シリンダ型キャパシタを形成する。
【0025】
シリンダ型キャパシタは、下部電極107a、上部電極111及びその間に形成される絶縁膜110により構成される。下部電極107aは、Wプラグ102を介してトランジスタに接続される。このシリンダ型キャパシタは、水平方向に連続して配列されている。サポートSi膜105a、SiO2膜104a及びSiN膜103aは、絶縁性を有するので、隣接するキャパシタの下部電極107a同士は絶縁されている。すなわち、隣接するキャパシタは、絶縁されている。その詳細は、図2を参照しながら説明する。
【0026】
図2は、上記のキャパシタを含むDRAMの半導体装置の断面図である。DRAMは、複数のメモリセルを有する。図2では、2個のキャパシタ201,202及び2個のMOSトランジスタ203,204を示すが、実際には多数のキャパシタ及びトランジスタの組みが存在する。
【0027】
2個のキャパシタ201及び202は、それぞれ、図1(H)に示したキャパシタであり、下部電極107a、絶縁膜110及び上部電極111を有する。上部電極111の上には、例えばTiNの金属層211が形成される。金属層211は、Wプラグ212を介してプレート電位(電源電圧の1/2の電位)に接続される。
【0028】
nチャネルMOSトランジスタ203,204は、それぞれ、W層221及び多結晶Si層222からなるゲート、ソース223及びドレイン224を有する。ゲート221,222の周囲には、SiN層215,216が形成され、ゲート221,222の下にはゲート酸化膜を介してチャネル領域が形成される。ゲート221,222は、それ自身がワード線であり、ゲート配線層232を介して上部配線に接続される。ソース223は、n型不純物領域であり、多結晶Si層213及びWプラグ102を介して、キャパシタの下部電極107aに接続される。ドレイン224は、n型不純物領域であり、2個のトランジスタ203,204の共有ドレインであり、多結晶Si層214を介してビット線に接続される。酸化膜231は、埋め込み酸化膜である。トランジスタ233は、センスアンプ又はデコーダを構成するためのトランジスタである。
【0029】
トランジスタ203及び204の製造方法を説明する。上記のキャパシタ201及び202を形成する前に、トランジスタ203及び204を形成する。まず、半導体基板(Si基板)上に、ゲート酸化膜を形成する。次に、所定パターンの多結晶Si層222及びW層221を形成する。次に、n型不純物のイオン注入により、ソース223及びドレイン224を形成する。次に、SiN層215,216を形成する。次に、多結晶Si層214を形成する。以上で、トランジスタ203及び204が完成する。この後、上記のキャパシタ201及び202を形成する。
【0030】
なお、上記実施形態において、Si膜105aとRu膜107のシリサイド化反応を抑制するためにCVD-Ru膜を用いたが、PVD-Ru膜を用いた場合にも成膜時に5〜100sccmのO2を添加することで膜中の酸素含有量が増加し、界面に形成される非常に薄い反応層によってそれ以上のシリサイド化反応を抑制することが可能である。
【0031】
また、サポート膜105は、Si又はSi化合物が好ましい。例えば、サポート膜105は、Si,SiO2,SiN,SiCなど、Siを含む酸化物、窒化物、弗化物、酸窒化物、炭化物よりなる群から選ばれた1種類以上の材料である。
【0032】
また、上記実施形態において、下部電極107及び上部電極111の白金族元素としてRuを用いたが、Pt、Ir、RuO2、IrO2、SROでも良い。SROは、SrRuO3である。
【0033】
また、上記実施形態において、白金族と化学的反応を生じるようなサポート膜105としてSiを用いたが、化学量論的組成よりもSiを多めに含むSiOやSiNでも良い。
【0034】
また、上記実施形態において、コンタクトホールに埋め込むコンタクトメタル102にWを用いたが、WN、WSiN、TiN、TiSiN、TiAlN、TaN、TaSiN、Ru、Pt、Irでも良い。
【0035】
また、上記実施形態において、サポート部分103〜105は下からSiN、SiO2、Siの3層構造になっているが、白金族と化学的反応を生じるようなサポート膜が含まれていればどのような層構造でも良い。
【0036】
(第2の実施形態)
図3(A)〜(I)は、本発明の第2の実施形態によるサポート構造を有するシリンダ型キャパシタの製造方法を示す半導体装置の断面図である。図3(A)〜(G)の工程は、上記の図1(A)〜(G)の工程と同様である。ただし、図1(A)ではサポート膜105としてSiを用いたが、図3(A)ではサポート膜105としてTiNを用いる点が異なる。
【0037】
まず、図3(A)に示すように、SiO2膜101のコンタクトホールにWプラグ102が埋め込まれた状態で平坦化された下地上に、ストッパSiN膜103を40nm、サポートSiO2膜104を100nm、サポートTiN膜105を40nm、犠牲SiO2膜106を850nm成膜する。
【0038】
次に、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、膜103〜106にコンタクトホールを形成し、図3(B)に示すように膜103a〜106aを残す。
【0039】
次に、図3(C)に示すように、基板全面に下部電極107を以下のように形成する。まず、シード層としてPVD-Ruを15nm成膜する。そのときの成膜条件は周波数13.56MHzでパワーを0.5〜4kW、Ar流量を10〜100sccm、圧力を10〜100mTorr、基板温度を100〜400℃とする。その後、その上にCVD-Ruを30nm成膜する。そのときの成膜条件は原料にRu(EtCp)2を用い、Ru(EtCp)2の流量0.05〜0.35ccm、O2の流量40〜800sccm、キャリアガスとしてのArの流量100〜500sccm、成膜温度250〜400℃、成膜圧力0.1〜10Torrとする。
【0040】
次に、図3(D)に示すように、アニールによりサポートTiN膜105aとRu膜107の界面に反応層108を形成させる。このときのアニール条件は温度400〜700℃、圧力0.1〜10Torrで、調圧に用いるガスはN2あるいはArである。
【0041】
次に、図3(E)に示すように、ダミー膜109としてフォトレジストをスピンコートする。その後、CMPにて犠牲SiO2膜106a上のRu膜107等を除去し、Ru膜107aを残す。
【0042】
次に、NH4Fによるウエットエッチング法により犠牲SiO2膜106aを除去し、図3(F)の状態にする。この際、反応層108は、薬液の染み込みを防ぐエッチング停止層として機能する。反応層108は薬液の染みこみを防止することができるため、図5(A)〜(I)の製造方法に比べ、密着性改善層507の成膜工程(図5(C))及びシリンダ形成後の密着性改善層507aの除去工程(図5(H))が省略でき、製造工程の工程数を削減することができる。また、密着性改善層507aの除去工程が必要ないため、たとえ下部電極107aの白金族元素にピンホールがあっても薬液の染みこみは起こらず、コンタクト不良やシリンダ倒れが起こることはなく、歩留まりを向上させることができる。
【0043】
次に、アッシングによりダミー膜109であるフォトレジストを除去することにより、図3(G)に示すように、シリンダ型の下部電極107aを形成することができる。TiN膜105a自身は導電性であるため、この状態では隣接する下部電極107a間の絶縁性を確保することができない。
【0044】
そこで、この後、ドライエッチング法によりTiN膜105aを除去し、図3(H)の状態にする。なお、TiN膜105a及び反応膜108の双方を除去してもよいし、TiN膜105a及び反応膜108のいずれか一方のみを除去してもよい。少なくともいずれか一方を除去することにより、隣接する下部電極107a間の絶縁性を確保することができる。反応膜108は、上記の図3(F)にて犠牲SiO2膜106aを除去するための薬液の染み込みを防止するためのものであるため、犠牲SiO2膜106aの除去工程の後であれば、反応膜108を除去しても問題はない。また、サポート膜105として導電膜を用いた場合に限定されず、絶縁膜を用いた場合にも、サポート膜105a及び反応膜108の双方又はいずれか一方を除去してもよい。また、この除去工程は、ドライエッチング法又はウエットエッチング法により除去することができる。
【0045】
次に、図3(I)に示すように、基板全面にCVD法を用いて絶縁膜(Ta2O5膜)301を成膜し、UV-O3法にて酸化処理を行う。その後、Ta2O5膜301上に上部電極302を以下のように形成する。まず、シード層としてPVD-Ru膜を15nm成膜し、さらに、その上にCVD-Ru膜を30nm成膜する。最後に、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、上部電極302をパターニングし、シリンダ型キャパシタを形成する。トランジスタ等の製造方法は、上記の図2及びその説明と同じである。
【0046】
なお、上記実施形態において、下部電極107及び上部電極302の白金族元素としてRuを用いたが、Pt、Ir、RuO2、IrO2、SROでも良い。
【0047】
また、上記実施形態において、白金族と化学的反応を生じるようなサポート膜105としてTiNを用いたが、Ti 、Ta、Nb、W、TaN、NbN、WN、TiO、TaO、NbO、TiSiN、TaSiNでも良い。また、サポート膜105は、高融点金属よりなる群から選ばれた一種類以上の金属、又はこれらの合金、又はこれらを含む化合物が好ましい。例えば、サポート膜105は、Ti,Ta,Nb,Wなどの高融点金属よりなる群から選ばれた一種類以上の金属、もしくはこれらの合金、もしくは酸化物、窒化物、珪化物、酸窒化物、窒化珪化物である。
【0048】
また、上記実施形態において、コンタクトホールに埋め込むコンタクトメタル102としてWを用いたが、WN、WSiN、TiN、TiSiN、TiAlN、TaN、TaSiN、Ru、Pt、Irでも良い。
【0049】
また、上記実施形態において、サポート部103〜105は下からSiN、SiO2、TiNの3層構造になっているが、白金族と化学的反応を生じるようなサポート膜が含まれていればどのような層構造でも良い。
【0050】
(第3の実施形態)
図4(A)〜(I)は、本発明の第3の実施形態によるサポート構造を有するシリンダ型キャパシタの製造方法を示す半導体装置の断面図である。第3の実施形態は、上記の第1の実施形態(図1(A)〜(H))の製造方法を改良したものである。
【0051】
図1(H)において、反応層108は、Si、Ru、Oを含む薄い層である。その反応層108とTa2O5膜110が接触する部分でのリーク電流の増大が起こるような場合には、キャパシタの特性が劣化する。また、サポート膜が導電性である場合には、隣接する下部電極107a間での絶縁性を確保することができなくなってしまう。第3の実施形態では、以下の方法によりTa2O5膜及び下部電極107a間の絶縁性を確保する。
【0052】
図4(A)〜(G)の工程は、上記の図1(A)〜(G)の工程と同じである。図4(A)〜(G)の工程の後、以下の工程を行う。
図4(H)に示すように、温度200℃〜500℃でO2の雰囲気中での熱処理を行うことで、反応層108及びサポート膜105aの表面を酸化し、酸化膜(絶縁膜)401を形成する。酸化膜401を形成することにより、Ta2O5膜の絶縁性、及び隣接する下部電極107a間の絶縁性を強化することができ、Ta2O5膜自身及び下部電極107a間のリーク電流を防止することができる。なお、反応層108及びサポート膜105aの表面だけでなく全体を酸化させてよいし、反応層108のみを酸化させてもよい。
サポート膜を酸化することにより、下部電極107a間の絶縁性を確保することができる。また、反応層108を酸化することにより、Ta2O5膜及び反応層108の反応を防ぎ、Ta2O5膜の絶縁性を確保することができる。
【0053】
また、第3の実施形態は、第2の実施形態(図3(A)〜(I))にも適用することができる。第2の実施形態では、サポート膜105として導電性のTiN膜を使用している。その場合、図3(G)の状態では、サポート膜105を介して下部電極107a間が導通してしまう。
【0054】
この場合も、図4(H)に示すように、温度200℃〜500℃でO2雰囲気中での熱処理を行うことで、反応層108及びTiN膜105aの表面を酸化し、酸化膜401を形成することができる。酸化膜401は、絶縁性物質であるので、下部電極107a間の絶縁性を確保することができる。なお、反応層108及びサポート膜105aの表面だけでなく全体を酸化させてもよい。
【0055】
なお、上記の酸化工程は、サポート膜105a及び反応膜108の材質に応じて、サポート膜105a、反応層108、又はその両者の表面又は全体を酸化させて絶縁物にすることができる。また、酸化工程は、ウエット法又はアニール法により酸化することができる。
【0056】
次に、図4(I)に示すように、基板全面にCVD法を用いて絶縁膜(Ta2O5膜)402を成膜し、UV-O3法にて酸化処理を行う。その後、Ta2O5膜402上に上部電極403を以下のように形成する。まず、シード層としてPVD-Ru膜を15nm成膜し、さらに、その上にCVD-Ru膜を30nm成膜する。最後に、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、上部電極403をパターニングし、シリンダ型キャパシタを形成する。トランジスタ等の製造方法は、上記の図2及びその説明と同じである。
【0057】
以上のように、第1〜第3の実施形態によれば、サポート膜105として、白金族と化学的反応を生じるような特性を持つ膜を用いる。白金族の下部電極107成膜後に、サポート膜105と下部電極(白金族)107の界面に反応層108を形成し、この反応層108によりサポート膜105a上部の犠牲膜106aを除去する際の薬液の染みこみを防止する。サポート膜105a、又はサポート膜105aと下部電極(白金族)107の界面反応層108が導電性である場合には、図4(H)に示すように犠牲膜106a除去後に酸化処理を行うか、あるいは図3(H)に示すようにエッチングによりサポート膜(導電性膜)105aを除去することで、下部電極107a間の絶縁性を確保する。
【0058】
反応層108は、薬液の染み込みを防ぐエッチング停止層として機能する。反応層108は薬液の染みこみを防止することができるため、図5(A)〜(I)の製造方法のように密着性改善層507を用いる必要がない。その結果、密着性改善層507の成膜工程(図5(C))及びシリンダ形成後の密着性改善層507aの除去工程(図5(H))が省略でき、製造工程の工程数を削減することができる。また密着性改善層507aの除去工程が必要ないため、たとえ下部電極107aの白金族元素にピンホールがあっても薬液の染みこみは起こらず、コンタクト不良やシリンダ倒れが起こることはなく、歩留まりを向上させることができる。
【0059】
なお、白金族の下部電極107及び上部電極111等は、Ru、Ir、Re、Pt、Pd、Rh、Osよりなる群から選ばれた1種類以上の材料、又はこれらの合金若しくは酸化物が好ましい。
【0060】
また、下部電極107及び上部電極111等は、物理的方法、化学的方法又は電気化学的方法により形成することができる。同様に、サポート膜105も、物理的方法、化学的方法又は電気化学的方法により形成することができる。物理的方法としてはスパッタ法等であり、化学的方法としてはCVD法等であり、電気化学的方法としてはメッキ法等である。
【0061】
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、反応層は、エッチングの際の薬液の染み込みを防止することができるので、密着性改善層を用いることなく、シリンダ型キャパシタを作製することができる。そのため、製造工程の工程数を削減し、基板と第1の電極(下部電極)とのコンタクト不良及びシリンダ倒れを防止し、歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)〜(H)は本発明の第1の実施形態によるサポート構造を有するシリンダ型キャパシタの製造方法を示す半導体装置の断面図である。
【図2】キャパシタを含むDRAMの半導体装置の断面図である。
【図3】図3(A)〜(I)は本発明の第2の実施形態によるサポート構造を有するシリンダ型キャパシタの製造方法を示す半導体装置の断面図である。
【図4】図4(A)〜(I)は本発明の第3の実施形態によるサポート構造を有するシリンダ型キャパシタの製造方法を示す半導体装置の断面図である。
【図5】図5(A)〜(I)はサポート構造を有するシリンダ型キャパシタの製造方法を示す半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
101 SiO2
102 Wプラグ
103 ストッパSiN膜
104 サポートSiO2
105 サポートSi膜
106 犠牲SiO2
107 下部電極
108 反応層
109 ダミー膜
110 絶縁膜
111 上部電極

Claims (3)

  1. (a)第1の膜と、該第1の膜上に形成された第2の膜と、該第2の膜上に形成された第3の膜とを含むサポート膜にホールを形成する工程と、
    (b)前記サポート膜のホールにシリンダ形状の白金族の第1の電極を形成する工程と、
    (c)前記第1の電極及び前記第2の膜の界面において化学的反応により反応層をアニールにより形成する工程と、
    (d)前記第2の膜をストッパとして、前記第3の膜を除去する工程と、
    )前記第1の電極上に誘電体膜を形成する工程と、
    )前記誘電体膜上に導電性の第2の電極を形成する工程と
    を有する半導体装置の製造方法。
  2. さらに、()前記工程()の後及び前記工程()の前に、前記第2の膜、前記反応層、又はその両者の表面又は全体を酸化させて絶縁物にする工程を有する請求項記載の半導体装置の製造方法。
  3. さらに、()前記工程()の後及び前記工程()の前に、前記第2の膜、前記反応層、又はその両者を除去する工程を有する請求項記載の半導体装置の製造方法。
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