JP2002220182A - エスカレータ - Google Patents

エスカレータ

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JP2002220182A JP2001015992A JP2001015992A JP2002220182A JP 2002220182 A JP2002220182 A JP 2002220182A JP 2001015992 A JP2001015992 A JP 2001015992A JP 2001015992 A JP2001015992 A JP 2001015992A JP 2002220182 A JP2002220182 A JP 2002220182A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車椅子利用者の輸送効率を高めると共に、一
般利用者に対するサービスの向上も図れるエスカレータ
を提供することである。 【解決手段】 上階フロア2aと下階フロア2bとの循
環経路の対称の位置に車椅子4を搭載可能な特殊踏段3
a、3bを設け、制御装置7は、上階および下階の双方
またはいずれか一方で、運転操作盤5a、5bの車椅子
運転ボタンにより車椅子運転モードが選択されたとき
は、その選択された階床の双方またはいずれか一方の階
床で特殊踏段を変形し車椅子運転を行う。これにより、
上階および下階の特殊踏段を同時に変形をして車椅子を
輸送するを可能とし、待ち時間を削減して輸送効率を向
上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上階フロアと下階
フロアとを循環経路に沿って循環走行するエスカレータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】エスカレータには車椅子利用者のための
車椅子ステップが設けられており、車椅子運転の際に特
殊踏段に変形してその特殊踏段に車椅子を搭載できるよ
うにしている。図13は従来の車椅子ステップ付きエス
カレータの構成図である。
【0003】上階フロアには乗降板101Uが設けら
れ、下階フロアには乗降板101Dが設けられ、これら
乗降板101U、101Dから乗客がエスカレータに乗
り込むことになる。踏段102および特殊踏段103
A、103Bは、駆動装置105で駆動され、これら踏
段102および特殊踏段103A、103Bの側面に
は、パネル108が設けられデッキ107には手摺ベル
ト104が配置されている。手摺ベルト104は手摺駆
動装置106で駆動される。
【0004】特に、車椅子ステップ付きエスカレータと
して、車椅子を積載して運転するために、上階フロアお
よび下階フロアの乗降口近くにおいて、補助ガイドレー
ル110に対して特殊踏段検出リミットスイッチ111
U、111Dが取付けられている。また、特殊踏段10
3A、103Bに対する変形動作や収納動作のための給
電装置112U、112Dが設けられている。
【0005】さらに、車椅子運転操作のための操作盤1
13U、113Dが上階および下階の乗降口においてパ
ネル108に取付けられており、また上階下階の途中位
置の適所に非常停止ボタン114が取付けられている。
【0006】踏段速度は踏段速度検出装置115で検出
され、車椅子ステップ付きエスカレータの駆動制御のた
めの通常運転用制御盤121、車椅子運転用制御盤12
2と車椅子運転用インバータ盤123とに入力されてい
る。
【0007】ここで、車椅子運転用制御盤122は主制
御盤である通常運転用制御盤121と別で記述している
が一体型としても良い。また、特殊踏段103A、10
3Bは回転展開式または水平式のいずれであっても良
い。
【0008】このような車椅子ステップ付きエスカレー
タで通常運転するときには、通常運転用制御盤121が
駆動装置105を制御し、上り方向あるいは下り方向に
踏段102及び特殊踏段103A、103Bを通常速度
(約30m/sec)で運転する。
【0009】車椅子運転するときには、上階から下階へ
の運転の場合には上階側の操作盤113U、逆方向の運
転の場合には下階側の操作盤113Dによって車椅子運
転操作する。これにより、踏段102と特殊踏段103
A、103Bとが継続して駆動されるが、特殊踏段10
3A、103Bが特殊踏段検出リミットスイッチ111
Uまたは111Dの位置まで来て、それらによって検出
された時に一旦踏段102、特殊踏段103A、103
Bの移動が停止される。
【0010】そして、給電装置112Uまたは112D
が特殊踏段103A、103Bに車椅子運転用インバー
タ盤123から給電を受け、図14に示すように変形展
開して車椅子ステップを形成する。こうして、車椅子ス
テップが完全に形成された後、操作員が車椅子をその特
殊踏段103A、103B上に乗り込ませ、操作盤11
3Uまたは113Dの乗込確認ボタンを押す。これによ
り、図14に示す車止め109が上昇して車椅子の輪留
めをし、この後、車椅子運転用制御盤122は車椅子運
転速度(通常速度よりも遅い、例えば15m/sec)
で運行を再開して車椅子を下階へあるいは上階へ向かっ
て移動する。
【0011】車椅子運転で特殊踏段103A、103B
が下階あるいは上階の乗降口に近づき、反対側の特殊踏
段検出リミットスイッチ111D、111Uによって到
着を検出されると一旦停止する。そこで、車椅子を乗降
口から降ろし、安全を確認して操作盤113D、113
Uの確認ボタンを押すと、車椅子運転用制御盤122は
車椅子運転完了と判断し、特殊踏段103A、103B
を給電装置112D、112Uからの給電によって逆に
折り畳み収納動作させ、通常の踏段102と同じ形に戻
す。そして、車椅子運転終了ボタンが押されると、通常
運転用制御盤121側に制御権が渡され、通常速度の運
転に移行する。これにより、車椅子使用者でもエスカレ
ータを利用して階間移動ができるようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のエスカレータでは、次のような問題点があった。
車椅子運転を行う場合、車椅子運転を開始すると車椅子
が搭載できるように特殊踏段を変形させて車椅子を積載
して輸送し、着床すると特殊踏段を収納して通常運転に
復帰するようにしている。
【0013】この場合、側えば、上下階で車椅子利用者
が同時に待っているときや、上階あるいは下階に車椅子
利用者が団体で待っているときでも、1台の車椅子を輸
送することしかできず、車椅子を搭載するための特殊踏
段を展開収納動作させなければならないので、特殊踏段
の変形動作に要する時間だけ待ち時間が増えることにな
る。
【0014】また、車椅子運転時の速度を一定とする
と、特に階高が大きなエスカレータでは車椅子輸送効率
が低いと待ち時間を長く感じたり、利用客の多いエスカ
レータでは、一般乗客においても待ちや階段の利用など
輸送効率の低下による混雑を生じることが予測される。
【0015】本発明の目的は、車椅子利用者の輸送効率
を高めると共に、一般利用者に対するサービスの向上も
図れるエスカレータを提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
エスカレータは、上階フロアと下階フロアとを循環経路
に沿って循環走行するエスカレータにおいて、循環経路
の対称の位置に設けられ車椅子を搭載可能な特殊踏段
と、上階および下階に設けられ車椅子運転モードを選択
する車椅子運転ボタンを有した運転操作盤と、上階およ
び下階の双方またはいずれか一方で前記車椅子運転ボタ
ンにより前記車椅子運転モードが選択されたときは選択
された階床の双方またはいずれか一方の階床で特殊踏段
を変形し車椅子運転を行う制御装置とを備えたことを特
徴とする。
【0017】請求項1の発明に係わるエスカレータにお
いては、上階フロアと下階フロアとの循環経路の対称の
位置に車椅子を搭載可能な特殊踏段を設け、制御装置
は、上階および下階の双方またはいずれか一方で、運転
操作盤の車椅子運転ボタンにより車椅子運転モードが選
択されたときは、その選択された階床の双方またはいず
れか一方の階床で特殊踏段を変形し車椅子運転を行う。
これにより、上階および下階の特殊踏段を同時に変形を
して車椅子を輸送するを可能とし、待ち時間を削減して
輸送効率を向上させる。
【0018】請求項2の発明に係わるエスカレータは、
請求項1の発明において、通常運転または車椅子運転の
運転モードを出力させる出力装置を設けたことを特徴と
する。
【0019】請求項2の発明に係わるエスカレータにお
いては、請求項1の発明の作用に加え、出力装置には通
常運転または車椅子運転の運転モードが出力される。こ
れにより、操作員が誤操作するのを確実に防止する。
【0020】請求項3の発明に係わるエスカレータは、
請求項1または請求項2の発明において、前記運転操作
盤にシャトル運転ボタンを設け、前記制御装置は、前記
車椅子運転ボタンが選択されかつ前記シャトル運転ボタ
ンが選択されているときは、前記特殊踏段を上昇下降の
往復運転とすることを特徴とする。
【0021】請求項3の発明に係わるエスカレータにお
いては、請求項1または請求項2の発明の作用に加え、
制御装置は、車椅子運転ボタンが選択されかつシャトル
運転ボタンが選択されているときは、特殊踏段を上昇下
降の往復運転(シャトル運転)とする。これにより、往
復運転時の特殊踏段の変形動作を省略して待ち時間を削
減して輸送効率を向上させる。
【0022】請求項4の発明に係わるエスカレータは、
請求項1または請求項2の発明において、前記運転操作
盤に連続車椅子運転ボタンを設け、前記制御装置は、前
記車椅子運転ボタンが選択されかつ前記連続車椅子運転
ボタンが選択されているときは、前記特殊踏段を一定方
向に循環させる連続車椅子運転を行うことを特徴とす
る。
【0023】請求項4の発明に係わるエスカレータにお
いては、請求項1または請求項2の発明の作用に加え、
制御装置は、車椅子運転ボタンが選択されかつ連続車椅
子運転ボタンが選択されているときは、特殊踏段を一定
方向に循環させる連続車椅子運転を行う。これにより、
待ち時間を削減して輸送効率を向上させると共に、車椅
子運転中に車椅子と共に他の乗客を上階または下階にそ
れぞれ輸送することができる。
【0024】請求項5の発明に係わるエスカレータは、
請求項3の発明において、前記制御装置は、前記特殊踏
段に車椅子を搭載しない帰還運転を行う場合には、前記
特殊踏段を途中まで復帰させた半収納状態で運転するこ
とを特徴とする。
【0025】請求項5の発明に係わるエスカレータにお
いては、請求項3の発明の作用に加え、制御装置は、特
殊踏段に車椅子を搭載しない帰還運転を行う場合には、
特殊踏段を途中まで復帰させた半収納状態で運転する。
これにより、周囲の人々に対してエスカレータは帰還運
転中のために乗ることができないことを認知させること
ができ、誤って他の乗客が乗ることを防止できる。
【0026】請求項6の発明に係わるエスカレータは、
請求項3または請求項5の発明において、前記車椅子運
転モードでの往復運転と通常の車椅子運転とで異なる音
楽を出力させる音楽出力装置を設けたことを特徴とす
る。
【0027】請求項6の発明に係わるエスカレータにお
いては、請求項3または請求項5の発明の作用に加え、
音楽出力装置は、車椅子運転モードでの往復運転と通常
の車椅子運転とで異なる音楽を出力する。これにより、
聴覚的に運転状態の違いを認識させ、操作員が誤操作す
るのを確実に防止する。
【0028】請求項7の発明に係わるエスカレータは、
請求項3ないし請求項6のいずれか1項の発明におい
て、前記制御装置は、前記車椅子運転モードで往復運転
または一定方向に循環させる連続車椅子運転を行うとき
は、通常の車椅子運転の速度より速い速度で運転するこ
とを特徴とする。
【0029】請求項7の発明に係わるエスカレータにお
いては、請求項3ないし請求項6のいずれか1項の発明
の作用に加え、制御装置は、車椅子運転モードで往復運
転または一定方向に循環させる連続車椅子運転を行うと
きは、通常の車椅子運転の速度より速い速度で運転す
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わるエスカ
レータの構成図である。エスカレータ1は上階フロア2
aと下階フロア2bとの間を循環経路に沿って走行し、
右が上昇側であり左が下降側としたものを示している。
従って、下階フロア2bから上階フロア2aに踏段が移
動すると上階フロア2aで踏段が左側に回転して下階フ
ロア2bへ下降する。
【0031】エスカレータ1の踏段の一部は車椅子の搭
載が可能な特殊踏段3a、3bとなっており、特殊踏段
3aと対称の位置に特殊踏段3bが設置されている。こ
の特殊踏段3a、3bに車椅子4が搭載されることにな
る。特殊踏段3a、3bは水平三段式あるいは回転展開
式のいずれかが用いられる。
【0032】上階フロア2aには、車椅子運転モードを
選択する車椅子運転ボタンを有した運転操作盤5aが設
けられており、また、特殊踏段3a、3bが上階フロア
2aで停止する位置を検出する停止位置検出器6a、6
a’が設けられている。同様に下階フロア2bにも、車
椅子運転モードを選択する車椅子運転ボタンを有した運
転操作盤5bが設けられており、また、特殊踏段3a、
3bが下階フロア2bで停止する位置を検出する停止位
置検出器6b、6b’が設けられている。
【0033】制御装置7は運転操作盤5a、5bからの
入力によりエスカレータ1を運転制御するものであり、
車椅子運転の指示や乗込み確認や車椅子停止が入力され
ると、エスカレータ1を駆動するモータ8を駆動制御し
てエスカレータの運転を制御する。
【0034】図2は、運転操作盤5a、5bの操作面の
平面図である。車椅子運転ボタン9は通常運転と車椅子
運転とを切り換えるボタンであり、車椅子運転ボタン9
が「入」であるときには車椅子運転となる。乗降確認ボ
タン10は、車椅子運転の際に車椅子が特殊踏段3に乗
ったことや降りたことを確認するためのボタンである。
【0035】すなわち、車椅子運転ボタン9を「入」に
すると、特殊踏段3が上階フロア2a、2bに来たとき
に特殊踏段3を展開する。そして、車椅子4が特殊踏段
3に乗り込み完了後に乗降確認ボタン10を入力すると
エスカレータが始動する。また、車椅子4が特殊踏段3
から降りた後に、乗降確認ボタン10を入力すると特殊
踏段3の収納動作に入り車椅子運転を終了する。
【0036】運転停止スイッチ11は車椅子運転中に車
椅子運転を止めたいときに操作されるボタンである。ま
た、運転表示灯として故障灯12と運転灯13とが設け
られ、エスカレータ1の運転状態を表示するようにして
いる。
【0037】図3は、第1の実施の形態に係わるエスカ
レータの動作を示すフローチャートである。通常運転状
態では、エスカレータ1は左回転で循環運転している。
つまり、左側が下りで右側が上りで循環走行をしてい
る。
【0038】この状態で運転操作盤5a、5bの車椅子
運転ボタン9が操作され車椅子運転が選択されたか否か
を判定する(S1)。車椅子運転ボタン9により車椅子
運転が選択されているときは、停止位置検出器6a、6
bが特殊踏段3a、3bを検出したか否かを判定する
(S2)。つまり、特殊踏段3a、3bが上階フロア2
aおよび下階フロア2bの到着したことを検出する。
【0039】特殊踏段3a、3bが上階フロア2aおよ
び下階フロア2bの到着したことが検出されたときは、
車椅子運転の呼びが上階呼びであるか否かを判定し(S
3)、車椅子運転が上階呼びであるときは、上階の特殊
踏段3aに対して展開指令を出力する(S4)。また、
車椅子運転の呼びが下階呼びであるか否かを判定し(S
5)、車椅子運転が下階呼びであるときは、下階の特殊
踏段3bに対して展開指令を出力する(S6)。
【0040】そして、特殊踏段3a、3bの展開指令が
出ている特殊踏段を車椅子用に変形する(S7)。この
場合、モータ8を停止あるいは低速で回転させ、エスカ
レータ1を停止あるいは微速で運転させながら特殊踏段
3a、3bを変形させて車椅子4が搭載できるようにす
る。
【0041】ここで、特殊踏段の展開指令が出ていない
方の特殊踏段3a、3bは展開させない。従って、上階
および下階の双方で車椅子運転の呼びがある場合には双
方の特殊踏段3a、3bを変形し、いずれか一方の車椅
子運転の呼びであるときは、呼びのある方の特殊踏段3
a、3bを展開変形することになる。
【0042】特殊踏段3a、3bを変形した後に、乗降
確認ボタン10が操作されたか否かを判定する(S
8)。乗降確認ボタン10が操作されたときは、特殊踏
段3a、3bに車椅子利用者が乗り込んだと判断し車椅
子輸送運転を行う(S9)。これにより、モータ8の回
転速度を上げて車椅子4を右側は上階フロア2aへ、左
側は下階フロア2bへ輸送する。
【0043】そして、目的階の停止位置検出器6a’、
6b’により特殊踏段3a、3bが目的階に着床したか
否かを判定し(S10)、停止位置検出器6a’、6
b’が特殊踏段3a、3bを検出したときは、エスカレ
ータ1を停止あるいは微速運転とし着床制御を行う(S
11)。
【0044】そして、乗降確認ボタン10が操作された
か否かを判定する(S12)。乗降確認ボタン10が操
作されたときは、特殊踏段3a、3bが着床して車椅子
利用者が特殊踏段3a、3bから降りたと判断し、特殊
踏段3a、3bを収納して(S13)、車椅子運転を終
了し通常運転に戻る(S14)。
【0045】この第1の実施の形態によれば、車椅子運
転の呼びのあった上階および下階の双方または一方で、
特殊踏段3a、3bを展開して同時に車椅子を輸送でき
るので、上階および下階共に車椅子4を輸送する場合の
待ち時間を削減することができ、運転効率が向上でき
る。
【0046】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図4は本発明の第2の実施の形態に係わるエ
スカレータの構成図である。この第2の実施の形態は、
図1に示した第1の実施の形態に対し、上階フロア2a
および下階フロア2bにそれぞれ通常運転または車椅子
運転の運転モードを出力させる出力装置14a、14b
を設けたものである。その他の構成は、図1に示した第
1の実施の形態と同一であるので、同一要素には同一符
号を付し重複する記載は省略する。
【0047】図4に示すように、上階フロア2aおよび
下階フロア2bには出力装置14a、14bが設けられ
ており、運転操作盤5a、5bの車椅子運転ボタン9に
より車椅子運転が選択されたときには、その旨を出力装
置14a、14bに文字表示や音声の力で出力し、エス
カレータ利用者や操作員に車椅子運転モードである旨を
報知する。
【0048】車椅子運転ボタン9により車椅子運転モー
ドが選択されているときは、例えば、「車椅子運転モー
ドです」と出力し、通常運転モードであるときは、「通
常運転モードです」などの出力を行う。これにより、エ
スカレータ利用者や操作員が誤操作するのを確実に防止
する。
【0049】図5は、第2の実施の形態に係わるエスカ
レータの動作を示すフローチャートである。この第2の
実施の形態では、図3に示した第1の実施の形態に対
し、ステップS21、S22を追加したものである。
【0050】通常運転状態では、エスカレータ1は左回
転で循環運転している。つまり、左側が下りで右側が上
りで循環走行をしている。この状態で運転操作盤5a、
5bの車椅子運転ボタン9が操作され車椅子運転が選択
されたか否かを判定する(S1)。車椅子運転が選択さ
れていない通常運転モードであるときには、通常運転の
出力を行う(S21)。例えば、「通常運転モードで
す」との表示出力または音声出力を行う。
【0051】一方、車椅子運転が選択された車椅子運転
モードであるときには、車椅子運転の出力を行う(S2
2)。例えば、「車椅子運転モードです」との表示出力
または音声出力を行う。そして、停止位置検出器6a、
6bが特殊踏段3a、3bを検出したか否かを判定する
(S2)。つまり、特殊踏段3a、3bが上階フロア2
aおよび下階フロア2bの到着したことを検出する。
【0052】特殊踏段3a、3bが上階フロア2aおよ
び下階フロア2bの到着したことが検出されたときは、
車椅子運転の呼びが上階呼びであるか否かを判定し(S
3)、車椅子運転が上階呼びであるときは、上階の特殊
踏段3aに対して展開指令を出力する(S4)。また、
車椅子運転の呼びが下階呼びであるか否かを判定し(S
5)、車椅子運転が下階呼びであるときは、下階の特殊
踏段3bに対して展開指令を出力する(S6)。
【0053】次に、特殊踏段3a、3bの展開指令が出
ている特殊踏段を車椅子用に変形する(S7)。この場
合、モータ8を停止あるいは低速で回転させ、エスカレ
ータ1を停止あるいは微速で運転させながら特殊踏段3
a、3bを変形させて車椅子4が搭載できるようにす
る。
【0054】ここで、特殊踏段の展開指令が出ていない
方の特殊踏段3a、3bは展開させない。従って、上階
および下階の双方で車椅子運転の呼びがある場合には双
方の特殊踏段3a、3bを変形し、いずれか一方の車椅
子運転の呼びであるときは、呼びのある方の特殊踏段3
a、3bを展開変形することになる。
【0055】特殊踏段3a、3bを変形した後に、乗降
確認ボタン10が操作されたか否かを判定する(S
8)。乗降確認ボタン10が操作されたときは、特殊踏
段3a、3bに車椅子利用者が乗り込んだと判断し車椅
子輸送運転を行う(S9)。これにより、モータ8の回
転速度を上げて車椅子4を右側は上階フロア2aへ、左
側は下階フロア2bへ輸送する。
【0056】そして、目的階の停止位置検出器6a’、
6b’により特殊踏段3a、3bが目的階に着床したか
否かを判定し(S10)、停止位置検出器6a’、6
b’が特殊踏段3a、3bを検出したときは、エスカレ
ータ1を停止あるいは微速運転とし着床制御を行う(S
11)。
【0057】そして、乗降確認ボタン10が操作された
か否かを判定する(S12)。乗降確認ボタン10が操
作されたときは、特殊踏段3a、3bが着床して車椅子
利用者が特殊踏段3a、3bから降りたと判断し、特殊
踏段3a、3bを収納して(S13)、車椅子運転を終
了し通常運転に戻る(S14)。
【0058】この第2の実施の形態によれば、車椅子運
転モードである場合には車椅子運転であることを、通常
運転モードである場合には通常運転であることを出力す
るので、操作員の誤操作を確実に防止することができ
る。また、他の乗客へ周知することができるので誤って
エスカレータに乗ってしまうことを防止できる。
【0059】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図6は本発明の第3の実施の形態に係わるエスカレ
ータの動作を示すフローチャートである。この第3の実
施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、ス
テップS31、S32を追加し、車椅子運転モードにお
いて特殊踏段3a、3bを上昇下降の往復運転(シャト
ル運転)とするようにしたものである。
【0060】この場合、運転操作盤5a、5bにシャト
ル運転ボタンを設け、制御装置7は、車椅子運転ボタン
9が選択されかつシャトル運転ボタンが選択されている
ときには、特殊踏段3a、3bを上昇下降の往復運転
(シャトル運転)とする。また、運転操作盤5a、5b
には、シャトル運転であることを表示するためのシャト
ル運転灯を設ける。
【0061】図6において、通常運転状態では、エスカ
レータ1は左回転で循環運転している。つまり、左側が
下りで右側が上りで循環走行をしている。この状態で運
転操作盤5a、5bの車椅子運転ボタン9が操作され車
椅子運転が選択されたか否かを判定する(S1)。車椅
子運転ボタン9により車椅子運転が選択されているとき
は、停止位置検出器6a、6bが特殊踏段3a、3bを
検出したか否かを判定する(S2)。つまり、特殊踏段
3a、3bが上階フロア2aおよび下階フロア2bの到
着したことを検出する。
【0062】特殊踏段3a、3bが上階フロア2aおよ
び下階フロア2bの到着したことが検出されたときは、
車椅子運転の呼びが上階呼びであるか否かを判定し(S
3)、車椅子運転が上階呼びであるときは、上階の特殊
踏段3aに対して展開指令を出力する(S4)。また、
車椅子運転の呼びが下階呼びであるか否かを判定し(S
5)、車椅子運転が下階呼びであるときは、下階の特殊
踏段3bに対して展開指令を出力する(S6)。
【0063】そして、特殊踏段3a、3bの展開指令が
出ている特殊踏段を車椅子用に変形する(S7)。この
場合、モータ8を停止あるいは低速で回転させ、エスカ
レータ1を停止あるいは微速で運転させながら特殊踏段
3a、3bを変形させて車椅子4が搭載できるようにす
る。
【0064】ここで、特殊踏段の展開指令が出ていない
方の特殊踏段3a、3bは展開させない。従って、上階
および下階の双方で車椅子運転の呼びがある場合には双
方の特殊踏段3a、3bを変形し、いずれか一方の車椅
子運転の呼びであるときは、呼びのある方の特殊踏段3
a、3bを展開変形することになる。
【0065】特殊踏段3a、3bを変形した後に、乗降
確認ボタン10が操作されたか否かを判定する(S
8)。乗降確認ボタン10が操作されたときは、特殊踏
段3a、3bに車椅子利用者が乗り込んだと判断し車椅
子輸送運転を行う(S9)。これにより、モータ8の回
転速度を上げて車椅子4を右側は上階フロア2aへ、左
側は下階フロア2bへ輸送する。
【0066】そして、目的階の停止位置検出器6a’、
6b’により特殊踏段3a、3bが目的階に着床したか
否かを判定し(S10)、停止位置検出器6a’、6
b’が特殊踏段3a、3bを検出したときは、エスカレ
ータ1を停止あるいは微速運転とし着床制御を行う(S
11)。
【0067】着床制御が行われ特殊踏段3a、3bが停
止すると、車椅子利用者は特殊踏段3a、3bから降り
ることになる。ここで、シャトル運転を行うために他の
車椅子を搭載する。そして、操作員は運転操作盤5a、
5bの乗降確認ボタン10およびシャトル運転ボタンを
操作することになる。
【0068】制御装置8は乗降確認ボタン10が操作さ
れたか否かを判定し(S12)、乗降確認ボタン10が
操作されたときは、シャトル運転ボタンが操作されシャ
トル運転モードになっているか否かを判定する(S3
1)。シャトル運転モードであるときは、通常運転の逆
方向の右回転で車椅子運転を行う(S32)。つまり、
シャトル運転を行いステップS10へ戻る。
【0069】一方、ステップS31の判定でシャトル運
転モードが解除されていると判定したときは、特殊踏段
3a、3bを収納して(S13)、車椅子運転を終了し
通常運転に戻る(S14)。
【0070】この第3の実施の形態によれば、上階およ
び下階で特殊踏段3a、3bを展開して同時に車椅子を
輸送できると共に、逆方向の車椅子利用者が待っている
ときは、特殊踏段3a、3bの展開収納動作を省略して
運転できるので、上階および下階共に車椅子利用者が多
い場合に待ち時間を削減することができ運転効率が向上
できる。
【0071】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図7は本発明の第4の実施の形態に係わるエスカレ
ータの動作を示すフローチャートである。この第4の実
施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、ス
テップS41を追加し、車椅子運転モードにおいて特殊
踏段3a、3bを一定方向に循環させる連続車椅子運転
を行うようにしたものである。
【0072】この場合、運転操作盤5a、5bに連続車
椅子運転ボタンを設け、制御装置7は、車椅子運転ボタ
ン9が選択されかつ連続車椅子運転ボタンが選択されて
いるときには、特殊踏段3a、3bを一定方向に循環さ
せる連続車椅子運転とする。また、運転操作盤5a、5
bには、連続車椅子運転であることを表示するための連
続車椅子運転灯を設ける。
【0073】図7において、通常運転状態では、エスカ
レータ1は左回転で循環運転している。つまり、左側が
下りで右側が上りで循環走行をしている。この状態で運
転操作盤5a、5bの車椅子運転ボタン9が操作され車
椅子運転が選択されたか否かを判定する(S1)。車椅
子運転ボタン9により車椅子運転が選択されているとき
は、停止位置検出器6a、6bが特殊踏段3a、3bを
検出したか否かを判定する(S2)。つまり、特殊踏段
3a、3bが上階フロア2aおよび下階フロア2bの到
着したことを検出する。
【0074】特殊踏段3a、3bが上階フロア2aおよ
び下階フロア2bの到着したことが検出されたときは、
車椅子運転の呼びが上階呼びであるか否かを判定し(S
3)、車椅子運転が上階呼びであるときは、上階の特殊
踏段3aに対して展開指令を出力する(S4)。また、
車椅子運転の呼びが下階呼びであるか否かを判定し(S
5)、車椅子運転が下階呼びであるときは、下階の特殊
踏段3bに対して展開指令を出力する(S6)。
【0075】そして、特殊踏段3a、3bの展開指令が
出ている特殊踏段を車椅子用に変形する(S7)。この
場合、モータ8を停止あるいは低速で回転させ、エスカ
レータ1を停止あるいは微速で運転させながら特殊踏段
3a、3bを変形させて車椅子4が搭載できるようにす
る。
【0076】ここで、特殊踏段の展開指令が出ていない
方の特殊踏段3a、3bは展開させない。従って、上階
および下階の双方で車椅子運転の呼びがある場合には双
方の特殊踏段3a、3bを変形し、いずれか一方の車椅
子運転の呼びであるときは、呼びのある方の特殊踏段3
a、3bを展開変形することになる。
【0077】特殊踏段3a、3bを変形した後に、乗降
確認ボタン10が操作されたか否かを判定する(S
8)。乗降確認ボタン10が操作されたときは、特殊踏
段3a、3bに車椅子利用者が乗り込んだと判断し車椅
子輸送運転を行う(S9)。これにより、モータ8の回
転速度を上げて車椅子4を右側は上階フロア2aへ、左
側は下階フロア2bへ輸送する。
【0078】そして、目的階の停止位置検出器6a’、
6b’により特殊踏段3a、3bが目的階に着床したか
否かを判定し(S10)、停止位置検出器6a’、6
b’が特殊踏段3a、3bを検出したときは、エスカレ
ータ1を停止あるいは微速運転とし着床制御を行う(S
11)。
【0079】そして、乗降確認ボタン10が操作された
か否かを判定する(S12)。乗降確認ボタン10が操
作されたときは、特殊踏段3a、3bが着床して車椅子
利用者が特殊踏段3a、3bから降りたと判断し、特殊
踏段3a、3bを収納し(S13)、通常速度に戻すか
あるいは低速運転を続ける。
【0080】次に、運転操作盤5a、5bの連続車椅子
運転ボタンが操作され連続車椅子運転モードとなってい
るか否かを判定する(S41)。連続車椅子運転モード
であるときは、ステップS2に戻り車椅子運転を継続す
る。一方、連続車椅子運転モードでないときは、車椅子
運転を終了し通常運転に戻る(S14)。
【0081】この第4の実施の形態によれば、上階およ
び下階で特殊踏段3a、3bを展開して同時に車椅子を
輸送し、同一方向の車椅子利用者が待っているときは、
連続して車椅子運転を行うので、上階および下階で車椅
子を輸送する場合の待ち時間を削減することができる。
また、戻りの逆方向の場合に車椅子以外の乗客を輸送す
ることができる。
【0082】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。図8は本発明の第5の実施の形態に係わるエ
スカレータの構成図である。この第5の実施の形態は、
図4に示した第2の実施の形態に対し、特殊踏段3a、
3bに荷重検出器15a、15bを追加け、図6に示し
た第3の実施の形態におけるシャトル運転を行う際に特
殊踏段3a、3bの荷重を検出し、制御装置7は特殊踏
段3a、3bに車椅子4を搭載しないで帰還運転を行う
場合には、特殊踏段3a、3bを途中まで復帰させた半
収納状態で運転するようにしたものである。これによ
り、周囲の人々に対してエスカレータは帰還運転中のた
めに乗ることができないことを認知させることができ、
誤って他の乗客が乗ることを防止できる。
【0083】図9は、本発明の第5の実施の形態に係わ
るエスカレータの動作を示すフローチャートである。図
6に示した第3の実施の形態に対し、ステップS51、
S52、S53、S54が追加されれいる。
【0084】図9において、通常運転状態では、エスカ
レータ1は左回転で循環運転している。つまり、左側が
下りで右側が上りで循環走行をしている。この状態で運
転操作盤5a、5bの車椅子運転ボタン9が操作され車
椅子運転が選択されたか否かを判定する(S1)。車椅
子運転ボタン9により車椅子運転が選択されているとき
は、停止位置検出器6a、6bが特殊踏段3a、3bを
検出したか否かを判定する(S2)。つまり、特殊踏段
3a、3bが上階フロア2aおよび下階フロア2bの到
着したことを検出する。
【0085】特殊踏段3a、3bが上階フロア2aおよ
び下階フロア2bの到着したことが検出されたときは、
車椅子運転の呼びが上階呼びであるか否かを判定し(S
3)、車椅子運転が上階呼びであるときは、上階の特殊
踏段3aに対して展開指令を出力する(S4)。また、
車椅子運転の呼びが下階呼びであるか否かを判定し(S
5)、車椅子運転が下階呼びであるときは、下階の特殊
踏段3bに対して展開指令を出力する(S6)。
【0086】そして、特殊踏段3a、3bの展開指令が
出ている特殊踏段を車椅子用に変形する(S7)。この
場合、モータ8を停止あるいは低速で回転させ、エスカ
レータ1を停止あるいは微速で運転させながら特殊踏段
3a、3bを変形させて車椅子4が搭載できるようにす
る。
【0087】ここで、特殊踏段の展開指令が出ていない
方の特殊踏段3a、3bは展開させない。従って、上階
および下階の双方で車椅子運転の呼びがある場合には双
方の特殊踏段3a、3bを変形し、いずれか一方の車椅
子運転の呼びであるときは、呼びのある方の特殊踏段3
a、3bを展開変形することになる。
【0088】特殊踏段3a、3bを変形した後に、乗降
確認ボタン10が操作されたか否かを判定する(S
8)。乗降確認ボタン10が操作されたときは、特殊踏
段3aの荷重検出器15aが荷重を検出したか否かを判
定し(S51)、特殊踏段3aの荷重検出器15aが荷
重を検出しないときは特殊踏段3aを半収納し(S5
2)、次に、特殊踏段3bの荷重検出器15bが荷重を
検出したか否かを判定する(S53)。そして、特殊踏
段3bの荷重検出器15aが荷重を検出しないときは特
殊踏段3bを半収納し(S54)、車椅子輸送運転を行
う(S9)。
【0089】一方、ステップS51、S53の判定で荷
重検出器15a、15bが荷重を検出したときは、特殊
踏段3a、3bを変形したまま車椅子輸送運転を行う
(S9)。車椅子輸送運転では、モータ8の回転速度を
上げて車椅子4を右側は上階フロア2aへ、左側は下階
フロア2bへ輸送する。
【0090】そして、目的階の停止位置検出器6a’、
6b’により特殊踏段3a、3bが目的階に着床したか
否かを判定し(S10)、停止位置検出器6a’、6
b’が特殊踏段3a、3bを検出したときは、エスカレ
ータ1を停止あるいは微速運転とし着床制御を行う(S
11)。
【0091】着床制御が行われ特殊踏段3a、3bが停
止すると、車椅子利用者は特殊踏段3a、3bから降り
ることになる。ここで、シャトル運転を行うために他の
車椅子を搭載する。そして、操作員は運転操作盤5a、
5bの乗降確認ボタン10およびシャトル運転ボタンを
操作することになる。
【0092】制御装置8は乗降確認ボタン10が操作さ
れたか否かを判定し(S12)、乗降確認ボタン10が
操作されたときは、シャトル運転ボタンが操作されシャ
トル運転モードになっているか否かを判定する(S3
1)。シャトル運転モードであるときは、通常運転の逆
方向の右回転で車椅子運転を行う(S32)。つまり、
シャトル運転を行いステップS51へ戻る。
【0093】一方、ステップS31の判定でシャトル運
転モードが解除されていると判定したときは、特殊踏段
3a、3bを収納して(S13)、車椅子運転を終了し
通常運転に戻る(S14)。
【0094】この第5の実施の形態によれば、上階およ
び下階で特殊踏段3a、3bを展開して同時に車椅子を
輸送できると共に、逆方向の車椅子利用者が待っている
ときは、シャトル運転を行うので特殊踏段3a、3bの
展開収納動作を省略して運転できる。また、シャトル運
転を行う場合に、車椅子4を搭載しないときは半収納状
態としてエスカレータを走行させるので、エスカレータ
に搭乗できないことを周囲の人々に対して認識させるこ
とができる。従って、誤って他の乗客が乗ることを防止
できる。
【0095】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。図10は本発明の第6の実施の形態に係わる
エスカレータの構成図である。この第6の実施の形態
は、図1に示した第1の実施の形態に対し、車椅子運転
モードでの往復運転(シャトル運転)と通常の車椅子運
転とで異なる音楽を出力させる音楽出力装置16a、1
6bを設けたものである。
【0096】図10に示すように、上階フロア2aおよ
び下階フロア2bには、音楽出力装置16a、16bが
設けられ、車椅子運転モードでの往復運転(シャトル運
転)と通常の車椅子運転とで異なる音楽を出力する。こ
れにより、聴覚的に運転状態の違いを認識させ、操作員
が誤操作するのを確実に防止する。
【0097】図11は、本発明の第6の実施の形態に係
わるエスカレータの動作を示すフローチャートである。
図6に示した第3の実施の形態に対し、ステップS6
1、S62、S63が追加されている。
【0098】通常運転状態では、エスカレータ1は左回
転で循環運転している。つまり、左側が下りで右側が上
りで循環走行をしている。この状態で運転操作盤5a、
5bの車椅子運転ボタン9が操作され車椅子運転が選択
されたか否かを判定する(S1)。そして、車椅子運転
モードであるときは、シャトル運転モードであるか否か
を判定する(S61)。
【0099】シャトル運転モードであるときには、音楽
出力装置16a、16bにバックグランドミュージック
としてBGM1を出力する(S62)。これにより、車
椅子運転モードでかつシャトル運転モードであることを
報知する。一方、ステップS61の判定でシャトル運転
モードではないときは、音楽出力装置16a、16bに
BGM1とは異なるBGM2を出力する(S63)。こ
れにより、シャトル運転モードではない通常の車椅子運
転モードであることを報知する。
【0100】次に、停止位置検出器6a、6bが特殊踏
段3a、3bを検出したか否かを判定する(S2)。つ
まり、特殊踏段3a、3bが上階フロア2aおよび下階
フロア2bの到着したことを検出する。
【0101】特殊踏段3a、3bが上階フロア2aおよ
び下階フロア2bの到着したことが検出されたときは、
車椅子運転の呼びが上階呼びであるか否かを判定し(S
3)、車椅子運転が上階呼びであるときは、上階の特殊
踏段3aに対して展開指令を出力する(S4)。また、
車椅子運転の呼びが下階呼びであるか否かを判定し(S
5)、車椅子運転が下階呼びであるときは、下階の特殊
踏段3bに対して展開指令を出力する(S6)。
【0102】そして、特殊踏段3a、3bの展開指令が
出ている特殊踏段を車椅子用に変形する(S7)。この
場合、モータ8を停止あるいは低速で回転させ、エスカ
レータ1を停止あるいは微速で運転させながら特殊踏段
3a、3bを変形させて車椅子4が搭載できるようにす
る。
【0103】ここで、特殊踏段の展開指令が出ていない
方の特殊踏段3a、3bは展開させない。従って、上階
および下階の双方で車椅子運転の呼びがある場合には双
方の特殊踏段3a、3bを変形し、いずれか一方の車椅
子運転の呼びであるときは、呼びのある方の特殊踏段3
a、3bを展開変形することになる。
【0104】特殊踏段3a、3bを変形した後に、乗降
確認ボタン10が操作されたか否かを判定する(S
8)。乗降確認ボタン10が操作されたときは、特殊踏
段3a、3bに車椅子利用者が乗り込んだと判断し車椅
子輸送運転を行う(S9)。これにより、モータ8の回
転速度を上げて車椅子4を右側は上階フロア2aへ、左
側は下階フロア2bへ輸送する。
【0105】そして、目的階の停止位置検出器6a’、
6b’により特殊踏段3a、3bが目的階に着床したか
否かを判定し(S10)、停止位置検出器6a’、6
b’が特殊踏段3a、3bを検出したときは、エスカレ
ータ1を停止あるいは微速運転とし着床制御を行う(S
11)。
【0106】着床制御が行われ特殊踏段3a、3bが停
止すると、車椅子利用者は特殊踏段3a、3bから降り
ることになる。ここで、シャトル運転を行うために他の
車椅子を搭載する。そして、操作員は運転操作盤5a、
5bの乗降確認ボタン10およびシャトル運転ボタンを
操作することになる。
【0107】制御装置8は乗降確認ボタン10が操作さ
れたか否かを判定し(S12)、乗降確認ボタン10が
操作されたときは、シャトル運転ボタンが操作されシャ
トル運転モードになっているか否かを判定する(S3
1)。シャトル運転モードであるときは、通常運転の逆
方向の右回転で車椅子運転を行う(S32)。つまり、
シャトル運転を行いステップS10へ戻る。
【0108】一方、ステップS31の判定でシャトル運
転モードが解除されていると判定したときは、特殊踏段
3a、3bを収納して(S13)、車椅子運転を終了し
通常運転に戻る(S14)。
【0109】この第6の実施の形態によれば、車椅子運
転モードが通常の車椅子運転モードかシャトル運転モー
ドかにより、異なるバックグランドミュージックBGM
を出力するので、操作員の誤操作を防止することができ
る。
【0110】次に、本発明の第7の実施の形態を説明す
る。図12は本発明の第7の実施の形態に係わるエスカ
レータの動作を示すフローチャートである。この第7の
実施の形態は、図6に示した第3の実施の形態に対し、
ステップS71、S72、S73を追加すると共に、ス
テップS32に代えてステップS74を設け、車椅子運
転モードで往復運転(シャトル運転)を行うときは、通
常の車椅子運転の速度より速い速度で運転するようにし
たものである。
【0111】図12において、通常運転状態では、エス
カレータ1は左回転で循環運転している。つまり、左側
が下りで右側が上りで循環走行をしている。この状態で
運転操作盤5a、5bの車椅子運転ボタン9が操作され
車椅子運転が選択されたか否かを判定する(S1)。車
椅子運転ボタン9により車椅子運転が選択されていると
きは、停止位置検出器6a、6bが特殊踏段3a、3b
を検出したか否かを判定する(S2)。つまり、特殊踏
段3a、3bが上階フロア2aおよび下階フロア2bの
到着したことを検出する。
【0112】特殊踏段3a、3bが上階フロア2aおよ
び下階フロア2bの到着したことが検出されたときは、
車椅子運転の呼びが上階呼びであるか否かを判定し(S
3)、車椅子運転が上階呼びであるときは、上階の特殊
踏段3aに対して展開指令を出力する(S4)。また、
車椅子運転の呼びが下階呼びであるか否かを判定し(S
5)、車椅子運転が下階呼びであるときは、下階の特殊
踏段3bに対して展開指令を出力する(S6)。
【0113】そして、特殊踏段3a、3bの展開指令が
出ている特殊踏段を車椅子用に変形する(S7)。この
場合、モータ8を停止あるいは低速で回転させ、エスカ
レータ1を停止あるいは微速で運転させながら特殊踏段
3a、3bを変形させて車椅子4が搭載できるようにす
る。
【0114】ここで、特殊踏段の展開指令が出ていない
方の特殊踏段3a、3bは展開させない。従って、上階
および下階の双方で車椅子運転の呼びがある場合には双
方の特殊踏段3a、3bを変形し、いずれか一方の車椅
子運転の呼びであるときは、呼びのある方の特殊踏段3
a、3bを展開変形することになる。
【0115】特殊踏段3a、3bを変形した後に、乗降
確認ボタン10が操作されたか否かを判定する(S
8)。そして、乗降確認ボタン10が操作されたときは
シャトル運転ボタンが操作されたか否かを判定し(S7
1)、シャトル運転ボタンが操作されていないときはシ
ャトル運転モードではないと判断し、エスカレータの速
度を通常の速度V(V=VM)に設定する(S72)。
一方、ステップS71でシャトル運転モードであると判
定されたときは、エスカレータの速度を通常速度よりも
速い速度V=VH(VH>VM)に設定する(S7
3)。
【0116】そして、車椅子輸送運転を行う(S9)。
車椅子輸送運転では、モータ8の回転速度を上げて車椅
子4を右側は上階フロア2aへ、左側は下階フロア2b
へ輸送する。次に、目的階の停止位置検出器6a’、6
b’により特殊踏段3a、3bが目的階に着床したか否
かを判定し(S10)、停止位置検出器6a’、6b’
が特殊踏段3a、3bを検出したときは、エスカレータ
1を停止あるいは微速運転とし着床制御を行う(S1
1)。
【0117】着床制御が行われ特殊踏段3a、3bが停
止すると、車椅子利用者は特殊踏段3a、3bから降り
ることになる。ここで、シャトル運転を行うために他の
車椅子を搭載する。そして、操作員は運転操作盤5a、
5bの乗降確認ボタン10およびシャトル運転ボタンを
操作することになる。
【0118】制御装置8は乗降確認ボタン10が操作さ
れたか否かを判定し(S12)、乗降確認ボタン10が
操作されたときは、シャトル運転ボタンが操作されシャ
トル運転モードになっているか否かを判定する(S3
1)。シャトル運転モードであるときは、エスカレータ
の速度を通常速度より速い速度V=VHに設定して(S
74)、ステップS9に戻り逆方向の右回転で車椅子運
転を行う。
【0119】一方、ステップS31の判定でシャトル運
転モードが解除されていると判定したときは、特殊踏段
3a、3bを収納して(S13)、車椅子運転を終了し
通常運転に戻る(S14)。
【0120】以上の説明では、車椅子運転モードで往復
運転(シャトル運転)を行う場合について説明したが、
車椅子運転モードで一定方向に循環させる連続車椅子運
転を行うときにも同様に適用できることは言うまでもな
い。
【0121】この第7の実施の形態によれば、上階およ
び下階で特殊踏段3a、3bを展開して同時に車椅子を
輸送でき、シャトル運転の場合は通常より速い速度で運
転するので、上階および下階共に車椅子を輸送する場合
の待ち時間を削減することができ、運転効率が向上でき
る。
【0122】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1の
発明によれば、上階フロアと下階フロアとを循環経路の
対称の位置に車椅子を搭載可能な特殊踏段を設け、上階
および下階の特殊踏段を同時に変形をして車椅子を輸送
するので、車椅子利用者の待ち時間を削減でき輸送効率
を向上できる。
【0123】請求項2の発明によれば、通常運転である
ことおよび車椅子運転であることを出力装置に出力し報
知するので、操作員が誤操作するのを確実に防止でき
る。
【0124】請求項3の発明によれば、特殊踏段を展開
した状態で運転を行う際に、特殊踏段の収納動作を行わ
ずに上昇下降往復運転を行うので、往復運転時の特殊踏
段の変形動作を省略でき待ち時間を削減できる。
【0125】請求項4の発明によれば、車椅子運転を行
っている際に、一定方向に循環して連続で車椅子運転を
行うので、待ち時間を削減でき輸送効率を向上させると
共に、車椅子運転中に車椅子と共に他の乗客を上階およ
び下階にそれぞれ輸送できる。
【0126】請求項5の発明によれば、往復運転を行っ
ている際に、車椅子を搭載せずに帰還運転を行う場合に
は、特殊踏段を途中まで復帰させて帰還運転させるの
で、周囲の人々に対してエスカレータは帰還運転中のた
めに乗ることができないことを認知させることができ
る。従って、誤って他の乗客が乗ることを防止できる。
【0127】請求項6の発明によれば、往復運転や連続
車椅子運転と通常の車椅子運転とで異なる音楽を音楽出
力装置に出力して、聴覚的に運転状態の違いを認識させ
るので、操作員が誤操作するのを確実に防止できる。
【0128】請求項7の発明によれば、シャトル運転や
連続車椅子運転を行う際は通常速度より速い速度で運転
するので、輸送効率を向上させ待ち時間を短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるエスカレー
タの構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における運転操作盤
の操作面の平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係わるエスカレー
タの動作を示すフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係わるエスカレー
タの構成図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係わるエスカレー
タの動作を示すフローチャート。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係わるエスカレー
タの動作を示すフローチャート。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係わるエスカレー
タの動作を示すフローチャート。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係わるエスカレー
タの構成図。
【図9】本発明の第5の実施の形態に係わるエスカレー
タの動作を示すフローチャート。
【図10】本発明の第6の実施の形態に係わるエスカレ
ータの構成図。
【図11】本発明の第6の実施の形態に係わるエスカレ
ータの動作を示すフローチャート。
【図12】本発明の第7の実施の形態に係わるエスカレ
ータの動作を示すフローチャート。
【図13】従来の車椅子ステップ付きエスカレータの構
成図。
【図14】従来の特殊踏段の展開状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1…エスカレータ、2a…上階フロア、2b…下階フロ
ア、3…特殊踏段、4…車椅子、5…運転操作盤、6…
停止位置検出器、7…制御装置、8…モータ、9…車椅
子運転ボタン、10…乗降確認ボタン、11…運転停止
ボタン、12…故障灯、13…運転灯、14…出力装
置、15…荷重検出器、16…音楽出力装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上階フロアと下階フロアとを循環経路に
    沿って循環走行するエスカレータにおいて、循環経路の
    対称の位置に設けられ車椅子を搭載可能な特殊踏段と、
    上階および下階に設けられ車椅子運転モードを選択する
    車椅子運転ボタンを有した運転操作盤と、上階および下
    階の双方またはいずれか一方で前記車椅子運転ボタンに
    より前記車椅子運転モードが選択されたときは選択され
    た階床の双方またはいずれか一方の階床で特殊踏段を変
    形し車椅子運転を行う制御装置とを備えたことを特徴と
    するエスカレータ。
  2. 【請求項2】 通常運転または車椅子運転の運転モード
    を出力させる出力装置を設けたことを特徴とする請求項
    1に記載のエスカレータ。
  3. 【請求項3】 前記運転操作盤にシャトル運転ボタンを
    設け、前記制御装置は、前記車椅子運転ボタンが選択さ
    れかつ前記シャトル運転ボタンが選択されているとき
    は、前記特殊踏段を上昇下降の往復運転とすることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載のエスカレー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記運転操作盤に連続車椅子運転ボタン
    を設け、前記制御装置は、前記車椅子運転ボタンが選択
    されかつ前記連続車椅子運転ボタンが選択されていると
    きは、前記特殊踏段を一定方向に循環させる連続車椅子
    運転を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のエスカレータ。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、前記特殊踏段に車椅子
    を搭載しない帰還運転を行う場合には、前記特殊踏段を
    途中まで復帰させた半収納状態で運転することを特徴と
    する請求項3に記載のエスカレータ。
  6. 【請求項6】 前記車椅子運転モードでの往復運転と通
    常の車椅子運転とで異なる音楽を出力させる音楽出力装
    置を設けたことを特徴とする請求項3または請求項5に
    記載のエスカレータ。
  7. 【請求項7】 前記制御装置は、前記車椅子運転モード
    で往復運転または一定方向に循環させる連続車椅子運転
    を行うときは、通常の車椅子運転の速度より速い速度で
    運転することを特徴とする請求項3ないし請求項6のい
    ずれか1項に記載のエスカレータ。
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