JP2002216499A - シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式 - Google Patents

シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式

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JP2002216499A JP2001009376A JP2001009376A JP2002216499A JP 2002216499 A JP2002216499 A JP 2002216499A JP 2001009376 A JP2001009376 A JP 2001009376A JP 2001009376 A JP2001009376 A JP 2001009376A JP 2002216499 A JP2002216499 A JP 2002216499A
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    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/10Test algorithms, e.g. memory scan [MScan] algorithms; Test patterns, e.g. checkerboard patterns 
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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力サイクルが簡素化されるシリアルアクセ
ス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式
を提供する。 【解決手段】 本発明によるシリアルアクセス機能付き
アドレスマルチプレクサメモリのテスト方式は、複数の
データを記憶する複数のメモリセルを有するメモリセル
アレイ(13)と、複数のコマンドを入力し、メモリセ
ルのテストを行うテストモードにおいて、入力されたコ
マンドを保持してコマンドの入力を拒否するようにコマ
ンドを制御するコマンド制御部(15)と、複数のアド
レスを入力し、テストモードにおいて、入力されたアド
レスを保持してアドレスの入力を拒否するようにアドレ
スを制御するアドレス制御部(16)と、コマンド制御
部(15)から出力されたコマンドとアドレス制御部
(16)から出力されたアドレスとに基づいて、複数の
データを連続的に読み出す記憶部(17)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアルアクセス
機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式に
関し、特に入力サイクルが簡素化されるシリアルアクセ
ス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なマルチプレクサは、複数の信号
を1つのチャンネルで多重化する装置であり、多重化装
置あるいはデータセレクタともいう。また、一般的なマ
ルチプレクサは、複数の入力段と単一の出力段から構成
され、入力段に入力された信号を順次切り換えて出力し
たり、入力された信号を一次的に記憶して、記憶された
信号のうち1つを選択して出力したりする装置である。
代表的なマルチプレクサとしてアドレスマルチプレクサ
がある。
【0003】アドレスマルチプレクサは、アドレスバス
に複数のアドレスの情報を時分割で乗せて送るものであ
る。また、アドレスマルチプレクサとしてシリアルアク
セス機能付きアドレスマルチプレクサメモリがある。シ
リアルアクセスとは、読み出しを開始したいアドレスを
指定した後、外部クロック信号に同期してデータを連続
して読み出す(アクセス)ことをいう。クロック信号に
同期して連続してデータを読み出す場合、クロック信号
毎にアドレスを指定する必要はない。通常、シリアルア
クセス機能を用いたアドレスマルチプレクサのテスト方
式は、半導体メモリの不良ビットを検知(テスト)する
とき、コマンド及びアドレスを入力することにより、メ
モリセルに記憶されたデータを読み出すことで行われて
いる。
【0004】コマンドとは、チップの動作を決める命令
のことである。コマンドを入力することにより、メモリ
セルに記憶されたデータを読み出すことや、メモリセル
にデータを書き込むこと、メモリセルに記憶されたデー
タを消去することが可能となる。
【0005】しかし、シリアルアクセス機能付きアドレ
スマルチプレクサメモリの適用製品において、半導体メ
モリの不良ビットを検知(テスト)するとき、コマンド
及びアドレスを必要とされるサイクル数に分けて入力し
なければメモリセルのデータを読み出すことができな
い。
【0006】従来のシリアルアクセス機能付きアドレス
マルチプレクサメモリのテスト方式を図7に示す。
【0007】図7は、従来のシリアルアクセス機能付き
アドレスマルチプレクサメモリのテスト方式を示すブロ
ック図である。
【0008】図7に示されるように、従来のシリアルア
クセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト
方式は、I/O〜I/O(Pは任意の定数)の入出
力バッファ102(又は、単に入出力バッファ10
2)、コマンドレジスタ制御回路103、アドレスレジ
スタ制御回路104、コマンド及びアドレス入力制御ク
ロック回路105、アドレスレジスタインクリメント制
御クロック回路106、コマンド制御部115、アドレ
ス制御部116、記憶部117、メモリセル113から
構成されている。コマンド制御部115は、コマンドレ
ジスタCR107(I=1〜N)から構成されてい
る。アドレス制御部116は、アドレスレジスタAR
109(J=1〜M)、アドレスレジスタARM+K
11(K=1〜L)から構成されている。記憶部117
は、コマンドデコーダ108、カウンタC110(J
=1〜M)、アドレスデコーダ112から構成されてい
る。ここで、L、M、Nは任意の整数である。
【0009】メモリセルアレイ113は、ビット線及び
ワード線の交点にマトリクス状に配置され、データを記
憶するメモリセルを有する。
【0010】入出力バッファ102には、入出力信号で
ある信号I/O〜I/O(または、I/O〜I/
と称す)が入力される。信号I/O〜I/O
は、入力信号であるコマンドに対応するN個のコマンド
値、アドレスに対応するM個のアドレス値、(M+L)
個のアドレス値と、出力信号である出力データ(メモリ
セルに記憶されたデータ)とが含まれる。N個のコマン
ド値を含むI/O〜I/Oの第1コマンド値〜第N
コマンド値は、コマンド値の順番(1〜N)に対応する
コマンドレジスタCR107〜コマンドレジスタCR
107に出力される。また、M個のアドレス値を含む
I/O〜I/Oの第1アドレス値〜第Mアドレス値
は、アドレス値の順番(1〜M)に対応するアドレスレ
ジスタAR109〜アドレスレジスタAR109に
出力される。更に、(M+L)個のアドレス値を含むI
/O〜I/Oの第M+1アドレス値〜第M+Lアド
レス値は、アドレス値の順番{(M+1)〜(M+
L)}に対応するアドレスレジスタARM+1111〜
アドレスレジスタARM+L111に出力される。
【0011】コマンドレジスタ制御回路103は、コマ
ンドレジスタCR107が入出力バッファ102から
コマンド値を取り込む準備をする(コマンド値の入力許
可状態)ための許可信号であるコマンドレジスタ制御信
号103aを設定し、コマンドレジスタCR107〜
コマンドレジスタCR107に出力する。
【0012】アドレスレジスタ制御回路104は、アド
レスレジスタAR109、アドレスレジスタAR
M+K111が入出力バッファ102からアドレス値を
取り込む準備をする(アドレス値の入力許可状態)ため
の許可信号であるアドレスレジスタ制御信号104aを
設定し、アドレスレジスタAR109〜アドレスレジ
スタAR109、アドレスレジスタARM+1111
〜アドレスレジスタAR +L111に出力する。
【0013】コマンド及びアドレス入力制御クロック回
路105は、コマンドレジスタCR 107が入出力バ
ッファ102からコマンド値を、アドレスレジスタAR
109、アドレスレジスタARM+K111が入出力
バッファ102からアドレス値を取り込むための制御信
号であるコマンド及びアドレス入力制御クロック信号1
05aを設定する。コマンド及びアドレス入力制御クロ
ック信号105aは、コマンド及びアドレス入力制御ク
ロック回路105によりコマンドレジスタCR 107
〜コマンドレジスタCR107、アドレスレジスタA
109〜アドレスレジスタAR109、アドレス
レジスタARM+1111〜アドレスレジスタAR
M+L111に出力される。
【0014】アドレスレジスタインクリメント制御クロ
ック回路106は、メモリセルアレイ113から特定の
メモリセルを選択するためのアドレスレジスタインクリ
メント制御クロック信号106aを設定し、カウンタC
110〜カウンタC110に出力する。
【0015】コマンドレジスタCR107は、上述し
たように、コマンドレジスタCR107〜コマンドレ
ジスタCR107を有している。コマンドレジスタC
107は、コマンドレジスタ制御回路103から出
力されたコマンドレジスタ制御信号103aにより、入
出力バッファ102からのコマンド値を取り込むための
入力許可状態になる。入力許可状態にあるコマンドレジ
スタCR107には、コマンド及びアドレス入力制御
クロック回路105から出力されたコマンド及びアドレ
ス入力制御クロック信号105aにより、入出力バッフ
ァ102からコマンド値が取り込まれる。ここで、コマ
ンドレジスタCR107に第1コマンド値、コマンド
レジスタCR107に第2コマンド値、…、コマンド
レジスタCR107に第Nコマンド値が取り込まれ
る。取り込まれた第1コマンド値〜第Nコマンド値は、
コマンドデコーダ108に出力される。
【0016】アドレスレジスタAR109は、上述し
たように、アドレスレジスタAR109〜アドレスレ
ジスタAR109を有している。アドレスレジスタA
109は、アドレスレジスタ制御回路104から出
力されたアドレスレジスタ制御信号104aにより、入
出力バッファ102からのアドレス値を取り込むための
入力許可状態になる。入力許可状態にあるアドレスレジ
スタAR109には、コマンド及びアドレス入力制御
クロック回路105から出力されたコマンド及びアドレ
ス入力制御クロック信号105aにより、入出力バッフ
ァ102からアドレス値が取り込まれる。ここで、アド
レスレジスタAR109に第1アドレス値、アドレス
レジスタAR109に第2アドレス値、…、アドレス
レジスタAR109に第Mアドレス値が取り込まれ
る。取り込まれた第1アドレス値〜第Mアドレス値は、
アドレス値の順番(1〜M)に対応するC110〜カ
ウンタC110に出力される。
【0017】アドレスレジスタARM+K111は、上
述したように、アドレスレジスタARM+1111〜ア
ドレスレジスタARM+L111を有している。アドレ
スレジスタARM+K111は、アドレスレジスタ制御
回路104から出力されたアドレスレジスタ制御信号1
04aにより、入出力バッファ102からのアドレス値
を取り込むための入力許可状態になる。入力許可状態に
あるアドレスレジスタARM+K111には、コマンド
及びアドレス入力制御クロック回路105から出力され
たコマンド及びアドレス入力制御クロック信号105a
により、入出力バッファ102からアドレス値が取り込
まれる。ここで、アドレスレジスタAR M+1111に
第M+1アドレス値、アドレスレジスタARM+211
1に第M+2アドレス値、…、アドレスレジスタAR
M+K111に第M+Kアドレス値が取り込まれる。取
り込まれた第M+1アドレス値〜第M+Lアドレス値
は、アドレスデコーダ112に出力される。
【0018】コマンドデコーダ108は、コマンドレジ
スタCR107からN個のコマンド値を入力し、チッ
プの内部の動作を決める内部コマンドを決定する回路で
ある。シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレク
サメモリのテスト方式は、決定された内部コマンドによ
り、メモリセルの読み出しが可能となる。このコマンド
デコーダ108には、コマンドレジスタCR107か
ら第1コマンド値、コマンドレジスタCR107から
第2コマンド値、…、コマンドレジスタCR107か
ら第Nコマンド値が入力される。コマンドデコーダ10
8は、入力された第1コマンド値、第2コマンド値、
…、第Nコマンド値に基づいて内部コマンドを決定し、
決定された内部コマンドをカウンタC110〜カウン
タC110に出力する。
【0019】カウンタC110は、上述したように、
カウンタC110〜カウンタC110を有してい
る。カウンタC110は、アドレスレジスタAR
09から出力されたアドレス値と、コマンドデコーダ1
08から出力された内部コマンドとが入力される。ここ
で、カウンタC110に第1アドレス値、カウンタC
110に第2アドレス値、…、カウンタC110に
第Mアドレス値が入力される。カウンタC110は、
入力されたアドレス値、入力された内部コマンドに基づ
いて、アドレスデコーダ112がメモリセルアレイ11
3から特定のメモリセルを選択するための選択信号を決
定する。ここで、カウンタC110は第1アドレス値
と内部コマンドから第1選択信号、カウンタC110
は第2アドレス値と内部コマンドから第2選択信号、
…、カウンタC110は第Mアドレス値と内部コマン
ドから第M選択信号を決定する。カウンタC110
は、アドレスレジスタインクリメント制御クロック回路
106から出力されたアドレスレジスタインクリメント
制御クロック信号106aに応答して、決定された第1
選択信号、第2選択信号、…、第M選択信号をアドレス
デコーダ112に出力する。
【0020】アドレスデコーダ112は、カウンタC
110から出力された選択信号(第1選択信号、第2選
択信号、…、第M選択信号)とアドレスレジスタAR
M+K111から出力されたアドレス値(第M+1アド
レス値、第M+2アドレス値、…、第M+Kアドレス
値)を入力する。アドレスデコーダ112は、選択信号
に応答して、メモリセルアレイ113から対象となるメ
モリセルを選択し、選択されたメモリセルに記憶された
データを読み出す。読み出されたデータは、アドレスレ
ジスタARM+K111に取り込まれ、入出力バッファ
102のI/O〜I/Oに出力される。
【0021】この従来のシリアルアクセス機能付きアド
レスマルチプレクサメモリのテスト方式は、複数回のコ
マンド入力がある場合、その度に、コマンド値、アドレ
ス値を決定して、入出力バッファ102のI/O〜I
/Oから入力を与えなけらばならない。次に、従来の
シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモ
リのテスト方式における動作について、図7と図8を参
照して説明する。
【0022】図8は、従来のシリアルアクセス機能付き
アドレスマルチプレクサメモリのテスト方式における動
作を示すタイミングチャートである。
【0023】まず、コマンドレジスタ制御回路103
は、コマンドレジスタCR107をアクティブ状態
(コマンド値の入力が可能な状態)にするために、コマ
ンドレジスタ制御信号103aをアクティブ状態にする
(図8におけるコマンドレジスタ制御信号103aのポ
イントS〜ポイントT)。
【0024】次に、コマンドレジスタCR107に
は、アクティブ状態にされたコマンドレジスタCR
07にコマンド値を取り込むため、コマンド及びアドレ
ス入力制御クロック信号105aがN回入力される(図
8におけるコマンド及びアドレス入力制御クロック信号
105aのポイントS〜ポイントT)。ここで、入出力
バッファ102のI/O〜I/Oには、コマンド及
びアドレス入力制御クロック信号105aと同期して、
内部の動作モードを決定する上述したコマンド値がN回
与えられる(図8におけるI/O〜I/Oのポイン
トS〜ポイントT)。
【0025】次いで、アドレスレジスタ制御回路104
は、アドレスレジスタAR109、アドレスレジスタ
ARM+K111をアクティブ状態(アドレス値の入力
が可能な状態)にするために、アドレスレジスタ制御信
号104aをアクティブ状態にする(図8におけるアド
レスレジスタ制御信号104aのポイントT〜ポイント
V)。
【0026】次に、アドレスレジスタAR109に
は、アクティブ状態にされたアドレスレジスタAR
09にアドレス値を取り込むため、コマンド及びアドレ
ス入力制御クロック信号105aがM回入力される(図
8におけるコマンド及びアドレス入力制御クロック信号
105aのポイントT〜ポイントU)。また、アドレス
レジスタARM+K111には、アクティブ状態にされ
たアドレスレジスタAR M+K111にアドレスのレジ
スタ値を取り込むため、コマンド及びアドレス入力制御
クロック信号105aがL回入力される(図8における
コマンド及びアドレス入力制御クロック信号105aの
ポイントU〜ポイントV)。ここで、入出力バッファ1
02のI/O〜I/Oには、コマンド及びアドレス
入力制御クロック信号105aと同期して、シリアルア
クセスを開始するメモリセルの読み出しアドレス値がM
+L回に分けて指定される(図8におけるI/O〜I
/O のポイントT〜ポイントV)。
【0027】このようにして、従来のシリアルアクセス
機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式
は、全てのコマンドレジスタCR107のコマンド
値、アドレスレジスタAR109、アドレスレジスタ
ARM+K111のアドレス値が決定すると、カウンタ
110、カウンタC110…カウンタC110
が決定し、アドレスデコーダ112により、読み出しメ
モリセルの選択が可能になる。
【0028】次に、カウンタC110には、アドレス
レジスタインクリメント制御クロック信号106aが入
力される(図8におけるアドレスレジスタインクリメン
ト制御クロック信号106aのポイントW〜ポイント
X)。アドレスレジスタインクリメント制御クロック信
号106aがカウンタC110、カウンタC110
…カウンタC110をインクリメントすることによ
り、メモリセルがシリアルにアクセスされ、選択された
メモリセルに記憶されたデータが入出力バッファ102
のI/O〜I/Oに出力される(図8におけるI/
〜I/OのポイントW〜ポイントX)。
【0029】したがって、従来のシリアルアクセス機能
付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式は、選
択されたメモリセルに記憶されたデータを読み出すため
にN回のコマンド入力サイクル数と(M+L)回のアド
レス入力のサイクル数が必要である。
【0030】他の従来技術として、特開平11−392
26号公報では、テスト時間及びコストの増加を招くこ
となく、フェイルしたデータのアドレス及びビットを明
らかにすることができ、またアクセス時間等のAC特性
のテストを容易に行うことが可能な“自己テスト回路を
内蔵する半導体装置”が開示されている。
【0031】この自己テスト回路を内蔵する半導体装置
は、データの書き込み及び読み出しが可能な記憶装置
と、記憶装置のテストを行うための自己テスト回路と、
を備えている。自己テスト回路は、テストクロックとテ
スト開始信号とを与えられて制御信号を出力するコント
ローラと、制御信号を与えられてアドレス信号を発生
し、記憶装置に出力するアドレス発生器と、制御信号を
与えられてテストデータを発生し、記憶装置に出力する
データ発生器と、データ発生器が出力したテストデータ
と、記憶装置がテストデータに与えられて書き込んだ後
読み出した実データとを与えられて比較し、テストデー
タと実データとが相違する場合にエラー信号を出力する
比較器と、記憶装置が出力した実データ又はアドレス発
生器が出力したアドレス信号を与えられてシリアルに出
力するスキャン回路と、制御信号に基づき、比較器から
出力されたエラー信号、スキャン回路から出力された実
データ又はアドレス信号のいずれかを選択的に出力する
マルチプレクサとを備えている。自己テスト回路を内蔵
する半導体装置は、テスト開始後に比較器がエラー信号
を出力した場合、このエラー信号が発生したときの実デ
ータがマルチプレクサを介して外部に出力され、さらに
この実データに対応するアドレス信号がマルチプレクサ
を介して外部に出力されることを特徴としている。
【0032】また、特開平9−245498号公報で
は、簡単な構成で高機能のテストを実現することができ
るテスト回路を内蔵した“半導体記憶装置とそのテスト
方法”が開示されている。
【0033】この半導体記憶装置は、複数のワード線と
複数のデータ線との交点に書き換え可能なメモリセルが
マトリックス状に配置されたメモリアレイと、かかるメ
モリアレイの選択動作に必要なアドレス信号を発生させ
るアドレス発生回路と、メモリアレイに対するデータの
入力と出力とを行う信号経路に設けられたデータ保持回
路と、テストモード信号によりアドレス発生回路とデー
タ保持回路を制御してメモリアレイの一部に書き込まれ
ているテストパターンを用いてかかるメモリアレイに対
する一連の書き込みと読み出し動作を含む自動テスト動
作を行うテスト回路とを備えてなることを特徴としてい
る。
【0034】また、特開平10−162600号公報で
は、自己テスト機能を内蔵し、かつチップ面積の小さい
“テスト機能内臓半導体記憶装置”が開示されている。
【0035】このテスト機能内臓半導体記憶装置は、デ
ータ保持のためにリフレッシュ動作が必要なメモリセル
と、リフレッシュ動作時にリフレッシュ時間を与えるリ
フレッシュ用タイマとを含む半導体記憶装置において、
メモリセルのテスト時にテストクロックを発生するテス
トクロック発生手段と、所定の状態を有する順序で実現
され、メモリセルのテスト時に状態に応じた制御信号を
出力するシーケンサ手段と、シーケンサ手段からの制御
信号に基づき、テストデータに書き込みまたは読み出し
時に行アドレスを生成する行アドレスカウンタと、シー
ケンサ手段からの制御信号に基づき、テストデータに書
き込みまたは読み出し時に列アドレスを生成する列アド
レスカウンタと、シーケンサ手段からの制御信号に基づ
き、テストデータを生成し、また、メモリセルに書き込
まれたデータを読み出し、テストデータと比較し、比較
結果を出力するデータ生成比較手段とを備えた内蔵自己
テスト部を設けている。内蔵自己テスト部は、テスト用
クロックと同期して、シーケンサ手段の制御に基づき、
行アドレスカウンタおよび列アドレスカウンタの値に基
づいて、メモリセルにデータ生成比較手段で生成された
テストデータを書き込み、メモリセル内の各セルに対し
てディスターブを行ない、その後、メモリセルに書き込
まれたデータを読み出し、該読み出したデータをテスト
データと比較することによりメモリセルの自己テストを
可能としたことを特徴としている。
【0036】また、特開昭63−184989号公報で
は、複雑な評価システムを必要とせず、ハード機能が正
常動作するかどうかを自己診断できる“半導体記憶装
置”が開示されている。
【0037】この半導体記憶装置は、外部よりハード機
能の自己診断を支持するためのピンと、外部へ自己のハ
ード機能の診断結果を出力するためのピンと、外部より
自己診断用支持ピンを所定のレベルにすることによって
駆動される内臓テスト用回路とを備えたことを特徴とし
ている。
【0038】また、特開平2−28853号公報では、
ROMアドレス空間内の一部のアドレス領域をデコード
し、その領域のROMデータのLSI外への読出しを禁
止することにより、ソフトウェアプログラムの機密保護
を可能とした“半導体集積回路装置”が開示されてい
る。
【0039】この半導体集積回路装置は、LSIを搭載
した半導体基板に内蔵され少なくともソフトウェアプロ
グラムを記憶したプログラムメモリを有する内蔵メモリ
と、プログラムメモリのアドレスを発生するアドレス発
生回路およびアドレスデコーダと、プログラムメモリの
内容を外部に読出す出力回路と、LSI外部から入力さ
れるテスト信号によりプログラムメモリのアドレスを制
御するアドレス制御信号を出力するテスト制御回路と、
このテスト制御回路のアドレス制御信号をアドレス発生
回路のアドレスが所定アドレスとなったときアドレス制
御信号をオフとするよう制御するアドレス制御回路とを
備えることを特徴としている。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】今後、半導体メモリの
高機能化・大容量化が進む中で、半導体メモリの不良ビ
ットをテストするとき、コマンド及びアドレスの入力サ
イクル数は増えていく傾向にある。
【0041】従来のシリアルアクセス機能付きアドレス
マルチプレクサメモリのテスト方式は、携帯端末等に実
装される製品において少ピン化が進むにつれ、半導体メ
モリの不良ビットをテストする際に必然的にコマンド及
びアドレスを複数のサイクルに分けて入力しなければな
らない。このため、従来のシリアルアクセス機能付きア
ドレスマルチプレクサメモリのテスト方式は、半導体メ
モリの不良ビットをテストする際にコマンド及びアドレ
スの入力サイクル数が多いために、入力サイクルの複雑
化、読み出し時間の増加という問題点がある。
【0042】また、デバイスの耐久性を試験する試験機
等において入力するサイクル数に制限があり、試験者
は、制限を越えた入力サイクル数が必要な製品を試験で
きなくなる。そのため、試験者には、入力サイクルを工
夫し、汎用性のある試験機にて試験可能なシリアルアク
セス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方
式が望まれる。
【0043】本発明の目的は、入力サイクルが簡素化さ
れるシリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサ
メモリのテスト方式を提供することにある。
【0044】本発明の他の目的は、読み出し時間が短縮
されるシリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレク
サメモリのテスト方式を提供することにある。
【0045】本発明の更に他の目的は、読み出しのテス
トパターンが簡素化されるシリアルアクセス機能付きア
ドレスマルチプレクサメモリのテスト方式を提供するこ
とにある。
【0046】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()付きで、番号、記号
等が添記されている。その番号、記号等は、本発明の実
施の複数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1
つの実施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事
項、特に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に
表現されている技術的事項に付せられている参照番号、
参照記号等に一致している。このような参照番号、参照
記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施
例の技術的事項との対応・橋渡しを明白にしている。こ
のような対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実
施の形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈する
ことを意味しない。
【0047】本発明によるシリアルアクセス機能付きア
ドレスマルチプレクサメモリのテスト方式は、複数のデ
ータを記憶する複数のメモリセルを有するメモリセルア
レイ(13)と、複数のコマンドを入力し、メモリセル
のテストを行うテストモードにおいて、入力されたコマ
ンドを保持してコマンドの入力を拒否するようにコマン
ドを制御するコマンド制御部(15)と、複数のアドレ
スを入力し、テストモードにおいて、入力されたアドレ
スを保持してアドレスの入力を拒否するようにアドレス
を制御するアドレス制御部(16)と、コマンド制御部
(15)から出力されたコマンドとアドレス制御部(1
6)から出力されたアドレスとに基づいて、複数のデー
タを連続的に読み出す記憶部(17)とを含む。
【0048】本発明によるシリアルアクセス機能付きア
ドレスマルチプレクサメモリのテスト方式は、更に、テ
ストモードにするためのテストモード信号(1a)を設
定するテスト回路(1)を含む。
【0049】コマンド制御部(15)は、テストモード
信号(1a)に従って、入力されたコマンドを保持す
る。また、アドレス制御部(16)は、テストモード信
号(1a)に従って、入力されたアドレスを保持する。
【0050】記憶部(17)は、コマンドからメモリセ
ルの読み出しを可能とする内部コマンドを設定するコマ
ンドデコーダ(8)を備えている。従って、記憶部(1
7)は、内部コマンドとアドレスとに基づいて、複数の
データを連続的に読み出すことができる。
【0051】記憶部(17)は、アドレスと、コマンド
デコーダ(8)から出力された内部コマンドとを入力
し、アドレスと内部コマンドとに基づいて、メモリセル
アレイ(13)から特定のメモリセルを選択するための
選択信号を設定するカウンタ(10)と、選択信号に応
答して、メモリセルを選択し、選択されたメモリセルに
記憶された複数のデータを読み出すアドレスデコーダ
(12)とを更に備えている。
【0052】本発明によるシリアルアクセス機能付きア
ドレスマルチプレクサメモリのテスト方式は、更に、カ
ウンタ(10)により設定された選択信号をアドレスデ
コーダ(12)に出力させるための制御クロック信号
(6a)を設定する制御クロック回路(6)を含む。
【0053】カウンタ(10)は、制御クロック信号
(6a)に従って、アドレスデコーダ(12)に選択信
号を出力する。従って、アドレスデコーダ(12)は、
選択信号に応答して、メモリセルを選択し、選択された
メモリセルに記憶された複数のデータを連続的に読み出
すことができる。
【0054】本発明によるシリアルアクセス機能付きア
ドレスマルチプレクサメモリのテスト方式は、更に、コ
マンド及びアドレスを入力するための入力クロック信号
(5a)を設定する入力クロック回路(5)を含む。コ
マンド制御部(15)は、入力クロック信号(5a)に
従ってコマンドを入力する。アドレス制御部(16)
は、入力クロック信号(5a)に従ってアドレスを入力
する。
【0055】本発明によるシリアルアクセス機能付きア
ドレスマルチプレクサメモリのテスト方式は、更に、コ
マンドとアドレスとが入力され、読み出された複数のデ
ータが出力される入出力バッファ(2)を含む。
【0056】コマンド制御部(15)は、入力クロック
信号(5a)に従って入出力バッファ(2)からのコマ
ンドを入力する。アドレス制御部(16)は、入力クロ
ック信号(5a)に従って入出力バッファ(2)からの
アドレスを入力する。
【0057】シリアルアクセス機能付きアドレスマルチ
プレクサメモリ適用製品において、通常、全メモリセル
をアクセスするためには、コマンド及びアドレスを複数
のサイクルに分け入力しなければメモリセルに記憶され
たデータを読み出すことができない。本発明によるシリ
アルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリの
テスト方式は、テストモード信号(1a)によりメモリ
チップ内のコマンドを保持(固定)し、アドレスをシリ
アルアクセス可能なメモリ空間の先頭アドレスにセット
することによって、コマンド及びアドレスの入力回数を
削減できる。その後、コマンド及びアドレス入力制御ク
ロック回路(5)により設定されたコマンド及びアドレ
ス入力制御クロック信号(5a)を入力することによ
り、アドレス制御部(16)に含まれるアドレスレジス
タARM+K(11)のアドレスを決定し、決定後にア
ドレスレジスタインクリメント信号(6a)を入力する
ことにより、カウンタC(10)をインクリメントさ
せシリアルアクセスを開始し、メモリセルに記憶された
データを読み出すことができる。ここで、コマンド及び
アドレス入力制御クロック回路(5)は、上述した入力
クロック回路に対応する。コマンド及びアドレス入力制
御クロック信号(5a)は、上述した入力クロック信号
に対応する。また、アドレスレジスタインクリメント信
号(6a)は、上述した制御クロック信号に対応する。
これにより、本発明によるシリアルアクセス機能付きア
ドレスマルチプレクサメモリのテスト方式は、コマンド
及びアドレスの入力回数を削減し、入力サイクルを簡素
化、テスト時間を削減することができる。
【0058】本発明によるシリアルアクセス機能付きア
ドレスマルチプレクサメモリのテスト方式は、テスト回
路(1)から出力されるテストモード信号(1a)によ
りメモリチップ内のコマンドを保持(固定)し、アドレ
スをシリアルアクセス可能なメモリ空間の先頭アドレス
に保持(セット、固定)することによって、コマンド及
びアドレスの入力回数を削減し、入力サイクルを簡素
化、テスト時間を削減するものである。本発明によるシ
リアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリ
のテスト方式は、テスト回路(1)から出力されるテス
トモード信号(1a)によりコマンド及びアドレスを保
持(固定)するものであり、特開平11−39226号
公報、特開平9−245498号公報、特開平10−1
62600号公報、特開昭63−184989号公報、
特開平2−28853号公報に記載されたテスト回路、
またはテストモード信号とは異なる。
【0059】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によ
るシリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメ
モリのテスト方式の実施の形態を以下に説明する。
【0060】(実施の形態1)図1は、本実施の形態1
に係るシリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレク
サメモリのテスト方式を示すブロック図である。
【0061】図1に示されるように、実施の形態1に係
るシリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメ
モリは、メモリセルに記憶された複数のデータをチップ
の内部で読み出すものである。実施の形態1に係るシリ
アルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリ
は、テスト回路1、I/O〜I/O(Pは任意の定
数)の入出力バッファ2(又は、単に入出力バッファ
2)、コマンドレジスタ制御回路3、アドレスレジスタ
制御回路4、コマンド及びアドレス入力制御クロック回
路5、アドレスレジスタインクリメント制御クロック回
路6、コマンド制御部15、アドレス制御部16、記憶
部17、メモリセルアレイ13から構成されている。
【0062】コマンド制御部15は、コマンドレジスタ
CR7(I=1〜N)から構成されている。ここで、
Nは任意の整数である。コマンド制御部15は、複数の
コマンドを入力し、メモリセルのテストを行うテストモ
ードにおいて、入力されたコマンドを保持してコマンド
の入力を拒否するようにコマンドを制御する。
【0063】アドレス制御部16は、アドレスレジスタ
AR9(J=1〜M)、アドレスレジスタARM+K
11(K=1〜L)から構成されている。ここで、L、
Mは任意の整数である。アドレス制御部16は、複数の
アドレスを入力し、テストモードにおいて、入力された
アドレスを保持してアドレスの入力を拒否するようにア
ドレスを制御する。
【0064】記憶部17は、コマンドデコーダ8、カウ
ンタC10(J=1〜M)、アドレスデコーダ12か
ら構成されている。ここで、Mは任意の整数である。記
憶部17は、コマンド制御部15から出力されたコマン
ドとアドレス制御部16から出力されたアドレスとに基
づいて、複数のデータを連続的に読み出す。
【0065】メモリセルアレイ13は、ビット線及びワ
ード線の交点にマトリクス状に配置され、データを記憶
するメモリセルを有する。
【0066】入出力バッファ2には、入出力信号である
信号I/O〜I/O(または、I/O〜I/O
と称す)が入力される。信号I/O〜I/Oには、
入力信号であるコマンドに対応するN個のコマンド値、
アドレスに対応するM個のアドレス値、(M+L)個の
アドレス値と、出力信号である出力データ(メモリセル
に記憶されたデータ)とが含まれる。N個のコマンド値
を含むI/O〜I/Oの第1コマンド値〜第Nコマ
ンド値は、コマンド値の順番(1〜N)に対応するコマ
ンドレジスタCR7〜コマンドレジスタCR7に出
力される。また、M個のアドレス値を含むI/O〜I
/Oの第1アドレス値〜第Mアドレス値は、アドレス
値の順番(1〜M)に対応するアドレスレジスタAR
9〜アドレスレジスタAR9に出力される。更に、
(M+L)個のアドレス値を含むI/O〜I/O
第M+1アドレス値〜第M+Lアドレス値は、アドレス
値の順番{(M+1)〜(M+L)}に対応するアドレ
スレジスタARM+111〜アドレスレジスタAR
M+L11に出力される。
【0067】コマンドレジスタ制御回路3は、コマンド
レジスタCR7が入出力バッファ2からコマンド値を
取り込む準備をする(コマンド値の入力許可状態)ため
の許可信号であるコマンドレジスタ制御信号3aを設定
し、コマンドレジスタCR7〜コマンドレジスタCR
7に出力する。
【0068】アドレスレジスタ制御回路4は、アドレス
レジスタAR9、アドレスレジスタARM+K11が
入出力バッファ2からアドレス値を取り込む準備をする
(アドレス値の入力許可状態)ための許可信号であるア
ドレスレジスタ制御信号4aを設定し、アドレスレジス
タAR9〜アドレスレジスタAR9、アドレスレジ
スタARM+111〜アドレスレジスタARM+L11
に出力する。
【0069】コマンド及びアドレス入力制御クロック回
路5は、コマンドレジスタCR7が入出力バッファ2
からコマンド値を、アドレスレジスタAR9及びアド
レスレジスタARM+K11が入出力バッファ2からア
ドレス値を取り込むための制御信号であるコマンド及び
アドレス入力制御クロック信号5aを設定する。コマン
ド及びアドレス入力制御クロック信号5aは、コマンド
及びアドレス入力制御クロック回路5によりコマンドレ
ジスタCR7〜コマンドレジスタCR7、アドレス
レジスタAR9〜アドレスレジスタAR9、アドレ
スレジスタAR M+111〜アドレスレジスタAR
M+L11に出力される。
【0070】アドレスレジスタインクリメント制御クロ
ック回路6は、メモリセルアレイ13から特定のメモリ
セルを選択するためのアドレスレジスタインクリメント
制御クロック信号6aを設定し、カウンタC10〜カ
ウンタC10に出力する。
【0071】テスト回路1は、メモリセルのテストを行
うためのテストモード信号1aを設定する。このテスト
モード信号1aは、テスト回路1によりアクティブ状態
にして、コマンドレジスタCR7〜コマンドレジスタ
CR7に取り込まれたコマンド値、アドレスレジスタ
AR9〜アドレスレジスタAR9に取り込まれたア
ドレス値を保持(固定)させるための信号である。テス
トモード信号1aは、コマンドレジスタCR7〜コマ
ンドレジスタCR7、アドレスレジスタAR 9〜ア
ドレスレジスタAR9に出力される。
【0072】コマンドレジスタCR7は、上述したよ
うに、コマンドレジスタCR7〜コマンドレジスタC
7を有している。コマンドレジスタCR7は、コ
マンドレジスタ制御回路3から出力されたコマンドレジ
スタ制御信号3aにより、入出力バッファ2からのコマ
ンド値を取り込むための入力許可状態になる。入力許可
状態にあるコマンドレジスタCR7には、コマンド及
びアドレス入力制御クロック回路5から出力されたコマ
ンド及びアドレス入力制御クロック信号5aにより、入
出力バッファ2からコマンド値が取り込まれる。コマン
ドレジスタCR 7には、テスト回路1からテストモー
ド信号1aが入力される。ここで、テストモード信号1
aがアクティブ状態でないとき、コマンドレジスタCR
7に第1コマンド値、コマンドレジスタCR7に第
2コマンド値、…、コマンドレジスタCR7に第Nコ
マンド値が取り込まれる。取り込まれた第1コマンド値
〜第Nコマンド値は、コマンドデコーダ8に出力され
る。また、テスト回路1によりテストモード信号1aが
アクティブ状態であるとき、I/O〜I/Oの内容
に関係なく、コマンドレジスタCR7は、取り込まれ
た第1コマンド値〜第Nコマンド値を保持(固定)す
る。即ち、第1コマンド値〜第Nコマンド値を固定する
ことで入出力バッファ2からの入力(取り込み)を拒否
し、従来では入力が必要であった第1コマンド値〜第N
コマンド値の入力が不要になる。固定された第1コマン
ド値〜第Nコマンド値は、コマンドデコーダ8に出力さ
れる。
【0073】アドレスレジスタAR9は、上述したよ
うに、アドレスレジスタAR9〜アドレスレジスタA
9を有している。アドレスレジスタAR9は、ア
ドレスレジスタ制御回路4から出力されたアドレスレジ
スタ制御信号4aにより、入出力バッファ2からのアド
レス値を取り込むための入力許可状態になる。入力許可
状態にあるアドレスレジスタAR9には、コマンド及
びアドレス入力制御クロック回路5から出力されたコマ
ンド及びアドレス入力制御クロック信号5aにより、入
出力バッファ2からアドレス値が取り込まれる。アドレ
スレジスタAR 9には、テスト回路1からテストモー
ド信号1aが入力される。ここで、テストモード信号1
aがアクティブ状態でないとき、アドレスレジスタAR
9に第1アドレス値、アドレスレジスタAR9に第
2アドレス値、…、アドレスレジスタAR9に第Mア
ドレス値が取り込まれる。取り込まれた第1アドレス値
〜第Mアドレス値は、アドレス値の順番(1〜M)に対
応するC10〜カウンタC10に出力される。ま
た、テスト回路1によりテストモード信号1aがアクテ
ィブ状態であるとき、I/O〜I/Oの内容に関係
なく、アドレスレジスタAR9は、取り込まれた第1
アドレス値〜第Mアドレス値を保持(固定)する。即
ち、第1アドレス値〜第Mアドレス値を固定することで
入出力バッファ2からの入力(取り込み)を拒否し、従
来では入力が必要であった第1アドレス値〜第Mアドレ
ス値の入力が不要になる。固定された第1アドレス値〜
第Mアドレス値は、アドレス値の順番(1〜M)に対応
するC10〜カウンタC10に出力される。
【0074】アドレスレジスタARM+K11は、上述
したように、アドレスレジスタAR M+111〜アドレ
スレジスタARM+L11を有している。アドレスレジ
スタARM+K11は、アドレスレジスタ制御回路4か
ら出力されたアドレスレジスタ制御信号4aにより、入
出力バッファ2からのアドレス値を取り込むための入力
許可状態になる。入力許可状態にあるアドレスレジスタ
ARM+K11には、コマンド及びアドレス入力制御ク
ロック回路5から出力されたコマンド及びアドレス入力
制御クロック信号5aにより、入出力バッファ2からア
ドレス値が取り込まれる。ここで、アドレスレジスタA
M+111に第M+1アドレス値、アドレスレジスタ
ARM+211に第M+2アドレス値、…、アドレスレ
ジスタARM+K11に第M+Kアドレス値が取り込ま
れる。取り込まれた第M+1アドレス値〜第M+Lアド
レス値は、アドレスデコーダ12に出力される。
【0075】コマンドデコーダ8は、コマンドレジスタ
CR7からN個のコマンド値を入力し、チップの内部
の動作を決める内部コマンドを決定する回路である。シ
リアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリ
のテスト方式は、決定された内部コマンドにより、メモ
リセルの読み出しが可能となる。このコマンドデコーダ
8には、コマンドレジスタCR7から第1コマンド
値、コマンドレジスタCR7から第2コマンド値、
…、コマンドレジスタCR7から第Nコマンド値が入
力される。コマンドデコーダ8は、入力された第1コマ
ンド値、第2コマンド値、…、第Nコマンド値に基づい
て内部コマンドを決定し、決定された内部コマンドをカ
ウンタC10〜カウンタC10に出力する。
【0076】カウンタC10は、上述したように、カ
ウンタC10〜カウンタC10を有している。カウ
ンタC10は、アドレスレジスタAR9から出力さ
れたアドレス値と、コマンドデコーダ8から出力された
内部コマンドとが入力される。ここで、カウンタC
0に第1アドレス値、カウンタC10に第2アドレス
値、…、カウンタC10に第Mアドレス値が入力され
る。カウンタC10は、入力されたアドレス値、入力
された内部コマンドに基づいて、アドレスデコーダ12
がメモリセルアレイ13から特定のメモリセルを選択す
るための選択信号を決定する。ここで、カウンタC
0は第1アドレス値と内部コマンドから第1選択信号、
カウンタC10は第2アドレス値と内部コマンドから
第2選択信号、…、カウンタC10は第Mアドレス値
と内部コマンドから第M選択信号を決定する。カウンタ
10は、アドレスレジスタインクリメント制御クロ
ック回路6から出力されたアドレスレジスタインクリメ
ント制御クロック信号6aに応答して、決定された第1
選択信号、第2選択信号、…、第M選択信号をアドレス
デコーダ12に出力する。
【0077】アドレスデコーダ12は、カウンタC
0から出力された選択信号(第1選択信号、第2選択信
号、…、第M選択信号)とアドレスレジスタARM+K
11から出力されたアドレス値(第M+1アドレス値、
第M+2アドレス値、…、第M+Kアドレス値)を入力
する。アドレスデコーダ12は、選択信号に応答して、
メモリセルアレイ13から対象となるメモリセルを選択
し、選択されたメモリセルに記憶された複数のデータを
連続的に読み出す。読み出されたデータは、アドレスレ
ジスタARM+K11に取り込まれ、入出力バッファ2
のI/O〜I/Oに出力される。
【0078】これにより、実施の形態1に係るシリアル
アクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテス
ト方式は、コマンド値、アドレス値を固定することによ
り、コマンドレジスタCR7〜コマンドレジスタCR
7に対応するN回のコマンド入力、アドレスレジスタ
AR9〜アドレスレジスタAR9に対応するM回の
アドレス入力が不要になる。
【0079】次に、実施の形態1に係るシリアルアクセ
ス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式
の動作について、図2〜4を参照して説明する。
【0080】図2は、本実施の形態1に係るシリアルア
クセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト
方式の動作を示すタイミングチャートである。
【0081】図3は、本実施の形態1に係るシリアルア
クセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト
方式におけるメモリ空間の先頭アドレスを示す図であ
る。
【0082】まず、テスト回路1は、テストモード信号
1aをアクティブ状態にする(図2におけるテストモー
ド信号1aのタイミングチャートのポイントA)。
【0083】次に、コマンドレジスタCR7に取り込
まれたコマンド値及びアドレスレジスタAR9に取り
込まれたアドレス値は、アクティブ状態されたテストモ
ード信号1aにより固定される。この固定されたコマン
ド値及びアドレス値は、I/O〜I/Oのいかなる
入力にも影響を受けず、テストモード信号1aにのみ制
御される値である。
【0084】次いで、テストモード信号1aにより固定
されたコマンド値には、コマンドデコーダ8により内部
コマンドが決定される。
【0085】図3に示されるように、テストモード信号
1aにより固定されたアドレス値は、シリアルアクセス
可能なメモリ空間の先頭アドレスである。また、カウン
タC 10は、アドレスレジスタAR9に取り込まれ
たアドレス値がシリアルアクセス可能なメモリ空間の先
頭アドレスに固定されることにより、シリアルアクセス
可能なメモリ空間の先頭アドレスにセット(指定)され
る。
【0086】したがって、テスト回路1によりテストモ
ード信号1aをアクティブ状態にしたあとに、アドレス
レジスタ制御回路4は、アドレスレジスタ制御信号4a
をアクティブ状態(アドレス値の入力が可能な状態)に
し(図2におけるアドレスレジスタ制御信号4aのタイ
ミングチャートのポイントB〜ポイントC)、アドレス
レジスタARM+K11に出力する。このとき、アクテ
ィブ状態にされたアドレスレジスタ制御信号4aによ
り、アドレスレジスタARM+K11はアクティブ状態
になる。
【0087】次に、アクティブ状態にされたアドレスレ
ジスタARM+K11にアドレス値を取り込むため、ア
クティブ状態にされたアドレスレジスタARM+K11
にはコマンド及びアドレス入力制御クロック回路5から
コマンド及びアドレス入力制御クロック信号5aがL回
入力される(図2におけるコマンド及びアドレス入力制
御クロック信号5aのポイントB〜ポイントC)。ここ
で、入出力バッファ2のI/O〜I/Oには、コマ
ンド及びアドレス入力制御クロック信号5aに同期し
て、読み出したいメモリセルのアドレス値をL回入力す
ると、アドレス値が取り込まれ、アドレスレジスタAR
M+K11には入出力バッファ2からアドレス値が取り
込まれる(図2におけるI/O〜I/Oのポイント
B〜ポイントC)。
【0088】次いで、コマンドデコーダ8が出力する内
部コマンドは、テストモード信号1aにより固定された
コマンド値に対応したものであり、カウンタC10の
カウンタ値(アドレスレジスタAR9に取り込まれた
アドレス値の数)も決定しているので、アドレスレジス
タARM+K11にアドレス値が取り込まれた時点で、
アドレスデコーダ12には全ての選択信号が決定され
る。これにより、アドレスデコーダ12は、読み出し対
象となるメモリセルの選択が可能になる。
【0089】次に、カウンタC10には、アドレスレ
ジスタインクリメント制御クロック回路6から出力され
たアドレスレジスタインクリメント制御クロック信号6
aが入力される(図2におけるアドレスレジスタインク
リメント制御クロック信号6aのポイントD〜ポイント
E)。アドレスレジスタインクリメント制御クロック信
号6aによりカウンタC10をインクリメントさせた
とき、メモリセルは、シリアルアクセス可能なメモリ空
間の先頭アドレスから選択される。ここで、I/O
I/Oとして、選択されたメモリセルから記憶された
複数のデータが順に読み出される(図2におけるI/O
〜I/OのポイントD〜ポイントE)。
【0090】これにより、実施の形態1に係るシリアル
アクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテス
ト方式では、L回のアドレスの入力サイクル数で選択し
たメモリセルのデータの読み出しが可能となる。従来の
シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモ
リのテスト方式では、コマンド値、アドレス値を全て決
定して入力しなければならないことから、(N+M+
L)回の入力サイクル数が必要であった。実施の形態1
に係るシリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレク
サメモリのテスト方式によれば、(N+M)回の入力サ
イクル数の削減とテスト時間の短縮ができる。
【0091】以上の説明により、本実施の形態1に係る
シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモ
リのテスト方式によれば、テストモード信号1aによ
り、コマンド及びアドレスがチップの内部で決定され、
コマンド及びアドレスの入力サイクル数が削減されるた
め、入力サイクルが簡素化される。本実施の形態1に係
るシリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメ
モリのテスト方式は、従来に比べて(N+M)回の入力
サイクル数を削減できる。
【0092】また、本実施の形態1に係るシリアルアク
セス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方
式によれば、コマンド及びアドレスの入力サイクル時間
を省略できるため、読み出し時間が短縮される。本実施
の形態1に係るシリアルアクセス機能付きアドレスマル
チプレクサメモリのテスト方式は、コマンド及びアドレ
スの入力1サイクルに要する時間をt(nsec)とす
ると、従来に比べて{(N+M)×t}nsecだけ読
み出し時間を短縮できる。
【0093】また、本実施の形態1に係るシリアルアク
セス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方
式によれば、入力サイクルが簡素化されることにより、
メモリセルをより単純なアクセス方法にて選択できるた
め、読み出しのテストパターンが簡素化される。本実施
の形態1に係るシリアルアクセス機能付きアドレスマル
チプレクサメモリのテスト方式は、メモリセルの耐久性
試験やLFT(Loose Function Tes
t)など、シリアルアクセス可能なメモリ空間の先頭番
地から順にシリアルアクセスする試験で特に有効であ
る。
【0094】(実施の形態2)実施の形態1に係るシリ
アルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリの
テスト方式において、テスト回路1から出力されるテス
トモード信号1aをコマンドレジスタCR7とアドレ
スレジスタAR9に出力することでメモリセルに記憶
された複数のデータをチップの内部で読み出している。
一方、実施の形態2に係るシリアルアクセス機能付きア
ドレスマルチプレクサメモリのテスト方式において、テ
スト回路から出力されるテストモード信号をコマンドレ
ジスタに出力せずにコマンドデコーダとアドレスレジス
タに出力することにより、メモリセルに記憶された複数
のデータをチップの内部で読み出すことでチップのサイ
ズを縮小化できる。
【0095】実施の形態2に係るシリアルアクセス機能
付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式につい
て図4を参照して説明する。但し、実施の形態2に係る
シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモ
リのテスト方式の動作を示すタイミングチャートについ
ては、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
【0096】図4は、本実施の形態2に係るシリアルア
クセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト
方式を示すブロック図である。
【0097】図4に示されるように、実施の形態2に係
るシリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメ
モリは、メモリセルに記憶された複数のデータをチップ
の内部で読み出すものである。実施の形態2に係るシリ
アルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリ
は、テスト回路21、I/O〜I/O(Pは任意の
定数)の入出力バッファ22(又は、単に入出力バッフ
ァ22)、コマンドレジスタ制御回路23、アドレスレ
ジスタ制御回路24、コマンド及びアドレス入力制御ク
ロック回路25、アドレスレジスタインクリメント制御
クロック回路26、コマンド制御部35、アドレス制御
部36、記憶部37、メモリセルアレイ33から構成さ
れている。
【0098】コマンド制御部35は、コマンドレジスタ
CR27(I=1〜N)から構成されている。ここ
で、Nは任意の整数である。コマンド制御部35は、複
数のコマンドを入力し、メモリセルのテストを行うテス
トモードにおいて、入力されたコマンドを保持してコマ
ンドの入力を拒否するようにコマンドを制御する。
【0099】アドレス制御部36は、アドレスレジスタ
AR29(J=1〜M)、アドレスレジスタAR
M+K31(K=1〜L)から構成されている。ここ
で、L、Mは任意の整数である。アドレス制御部36
は、複数のアドレスを入力し、テストモードにおいて、
入力されたアドレスを保持してアドレスの入力を拒否す
るようにアドレスを制御する。
【0100】記憶部37は、コマンドデコーダ28、カ
ウンタC30(J=1〜M)、アドレスデコーダ32
から構成されている。ここで、Mは任意の整数である。
記憶部37は、コマンド制御部35から出力されたコマ
ンドとアドレス制御部36から出力されたアドレスとに
基づいて、複数のデータを連続的に読み出す。
【0101】メモリセルアレイ33は、ビット線及びワ
ード線の交点にマトリクス状に配置され、データを記憶
するメモリセルを有する。
【0102】入出力バッファ22には、入出力信号であ
る信号I/O〜I/O(または、I/O〜I/O
と称す)が入力される。信号I/O〜I/O
は、入力信号であるコマンドに対応するN個のコマンド
値、アドレスに対応するM個のアドレス値、(M+L)
個のアドレス値と、出力信号である出力データ(メモリ
セルに記憶されたデータ)とが含まれる。N個のコマン
ド値を含むI/O〜I/Oの第1コマンド値〜第N
コマンド値は、コマンド値の順番(1〜N)に対応する
コマンドレジスタCR27〜コマンドレジスタCR
27に出力される。また、M個のアドレス値を含むI/
〜I/Oの第1アドレス値〜第Mアドレス値は、
アドレス値の順番(1〜M)に対応するアドレスレジス
タAR29〜アドレスレジスタAR29に出力され
る。更に、(M+L)個のアドレス値を含むI/O
I/Oの第M+1アドレス値〜第M+Lアドレス値
は、アドレス値の順番{(M+1)〜(M+L)}に対
応するアドレスレジスタAR +131〜アドレスレジ
スタARM+L31に出力される。
【0103】コマンドレジスタ制御回路23は、コマン
ドレジスタCR27が入出力バッファ22からコマン
ド値を取り込む準備をする(コマンド値の入力許可状
態)ための許可信号であるコマンドレジスタ制御信号2
3aを設定し、コマンドレジスタCR27〜コマンド
レジスタCR27に出力する。
【0104】アドレスレジスタ制御回路24は、アドレ
スレジスタAR29、アドレスレジスタARM+K
1が入出力バッファ22からアドレス値を取り込む準備
をする(アドレス値の入力許可状態)ための許可信号で
あるアドレスレジスタ制御信号24aを設定し、アドレ
スレジスタAR29〜アドレスレジスタAR29、
アドレスレジスタARM+131〜アドレスレジスタA
M+L31に出力する。
【0105】コマンド及びアドレス入力制御クロック回
路25は、コマンドレジスタCR27が入出力バッフ
ァ22からコマンド値を、アドレスレジスタAR29
及びアドレスレジスタARM+K31が入出力バッファ
22からアドレス値を取り込むための制御信号であるコ
マンド及びアドレス入力制御クロック信号25aを設定
する。コマンド及びアドレス入力制御クロック信号25
aは、コマンド及びアドレス入力制御クロック回路5に
よりコマンドレジスタCR7〜コマンドレジスタCR
27、アドレスレジスタAR29〜アドレスレジス
タAR29、アドレスレジスタARM+131〜アド
レスレジスタARM+L31に出力される。
【0106】アドレスレジスタインクリメント制御クロ
ック回路26は、メモリセルアレイ33から特定のメモ
リセルを選択するためのアドレスレジスタインクリメン
ト制御クロック信号26aを設定し、カウンタC30
〜カウンタC30に出力する。
【0107】テスト回路21は、メモリセルのテストを
行うためのテストモード信号21aを設定する。このテ
ストモード信号21aは、テスト回路21によりアクテ
ィブ状態にして、コマンドレジスタCR27〜コマン
ドレジスタCR27からコマンドデコーダ28に出力
されたコマンド値、アドレスレジスタAR29〜アド
レスレジスタAR29に取り込まれたアドレス値を保
持(固定)させるための信号である。テストモード信号
21aは、コマンドレジスタCR27〜コマンドレジ
スタCR27、アドレスレジスタAR29〜アドレ
スレジスタAR 29に出力される。
【0108】コマンドレジスタCR27は、上述した
ように、コマンドレジスタCR27〜コマンドレジス
タCR27を有している。コマンドレジスタCR
7は、コマンドレジスタ制御回路23から出力されたコ
マンドレジスタ制御信号23aにより、入出力バッファ
22からのコマンド値を取り込むための入力許可状態に
なる。入力許可状態にあるコマンドレジスタCR27
には、コマンド及びアドレス入力制御クロック回路25
から出力されたコマンド及びアドレス入力制御クロック
信号25aにより、入出力バッファ22からコマンド値
が取り込まれる。ここで、コマンドレジスタCR27
に第1コマンド値、コマンドレジスタCR27に第2
コマンド値、…、コマンドレジスタCR27に第Nコ
マンド値が取り込まれる。取り込まれた第1コマンド値
〜第Nコマンド値は、コマンドデコーダ28に出力され
る。
【0109】アドレスレジスタAR29は、上述した
ように、アドレスレジスタAR29〜アドレスレジス
タAR29を有している。アドレスレジスタAR
9は、アドレスレジスタ制御回路24から出力されたア
ドレスレジスタ制御信号24aにより、入出力バッファ
22からのアドレス値を取り込むための入力許可状態に
なる。入力許可状態にあるアドレスレジスタAR29
には、コマンド及びアドレス入力制御クロック回路25
から出力されたコマンド及びアドレス入力制御クロック
信号25aにより、入出力バッファ22からアドレス値
が取り込まれる。アドレスレジスタAR29には、テ
スト回路21からテストモード信号21aが入力され
る。ここで、テストモード信号21aがアクティブ状態
でないとき、アドレスレジスタAR29に第1アドレ
ス値、アドレスレジスタAR29に第2アドレス値、
…、アドレスレジスタAR29に第Mアドレス値が取
り込まれる。取り込まれた第1アドレス値〜第Mアドレ
ス値は、アドレス値の順番(1〜M)に対応するC
0〜カウンタC30に出力される。また、テスト回路
21によりテストモード信号21aがアクティブ状態で
あるとき、I/O〜I/Oの内容に関係なく、アド
レスレジスタAR29は、取り込まれた第1アドレス
値〜第Mアドレス値を保持(固定)する。即ち、第1ア
ドレス値〜第Mアドレス値を固定することで入出力バッ
ファ22からの入力(取り込み)を拒否し、従来では入
力が必要であった第1アドレス値〜第Mアドレス値の入
力が不要になる。固定された第1アドレス値〜第Mアド
レス値は、アドレス値の順番(1〜M)に対応するC
30〜カウンタC30に出力される。
【0110】アドレスレジスタARM+K31は、上述
したように、アドレスレジスタAR M+131〜アドレ
スレジスタARM+L31を有している。アドレスレジ
スタARM+K31は、アドレスレジスタ制御回路24
から出力されたアドレスレジスタ制御信号24aによ
り、入出力バッファ22からのアドレス値を取り込むた
めの入力許可状態になる。入力許可状態にあるアドレス
レジスタARM+K31には、コマンド及びアドレス入
力制御クロック回路25から出力されたコマンド及びア
ドレス入力制御クロック信号25aにより、入出力バッ
ファ22からアドレス値が取り込まれる。ここで、アド
レスレジスタARM+131に第M+1アドレス値、ア
ドレスレジスタARM+231に第M+2アドレス値、
…、アドレスレジスタARM+K31に第M+Kアドレ
ス値が取り込まれる。取り込まれた第M+1アドレス値
〜第M+Lアドレス値は、アドレスデコーダ32に出力
される。
【0111】コマンドデコーダ28は、コマンドレジス
タCR27からN個のコマンド値を入力し、チップの
内部の動作を決める内部コマンドを決定する回路であ
る。シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサ
メモリのテスト方式は、決定された内部コマンドによ
り、メモリセルの読み出しが可能となる。また、コマン
ドデコーダ28には、テスト回路21から出力されるテ
ストモード信号21aが入力される。テストモード信号
21aがアクティブ状態でないとき、コマンドデコーダ
28には、コマンドレジスタCR27から第1コマン
ド値、コマンドレジスタCR27から第2コマンド
値、…、コマンドレジスタCR27から第Nコマンド
値が入力される。コマンドデコーダ28は、入力された
第1コマンド値、第2コマンド値、…、第Nコマンド値
に基づいて内部コマンドを決定し、決定された内部コマ
ンドをカウンタC30〜カウンタC30に出力す
る。また、テスト回路21によりテストモード信号21
aがアクティブ状態であるとき、コマンドデコーダ28
は、コマンドレジスタCR27からのコマンド値の入
力を無効にし、強制的にメモリセルを読み出すことがで
きる内部コマンドを決定し、決定された内部コマンドを
カウンタC30〜カウンタC30に出力する。
【0112】カウンタC30は、上述したように、カ
ウンタC30〜カウンタC30を有している。カウ
ンタC30は、アドレスレジスタAR29から出力
されたアドレス値と、コマンドデコーダ28から出力さ
れた内部コマンドとが入力される。ここで、カウンタC
30に第1アドレス値、カウンタC30に第2アド
レス値、…、カウンタC30に第Mアドレス値が入力
される。カウンタC30は、入力されたアドレス値、
入力された内部コマンドに基づいて、アドレスデコーダ
32がメモリセルアレイ33から特定のメモリセルを選
択するための選択信号を決定する。ここで、カウンタC
30は第1アドレス値と内部コマンドから第1選択信
号、カウンタC30は第2アドレス値と内部コマンド
から第2選択信号、…、カウンタC30は第Mアドレ
ス値と内部コマンドから第M選択信号を決定する。カウ
ンタC30は、アドレスレジスタインクリメント制御
クロック回路26から出力されたアドレスレジスタイン
クリメント制御クロック信号26aに応答して、決定さ
れた第1選択信号、第2選択信号、…、第M選択信号を
アドレスデコーダ32に出力する。
【0113】アドレスデコーダ32は、カウンタC
0から出力された選択信号(第1選択信号、第2選択信
号、…、第M選択信号)とアドレスレジスタARM+K
11から出力されたアドレス値(第M+1アドレス値、
第M+2アドレス値、…、第M+Kアドレス値)を入力
する。アドレスデコーダ32は、選択信号に応答して、
メモリセルアレイ33から対象となるメモリセルを選択
し、選択されたメモリセルに記憶された複数のデータを
連続的に読み出す。読み出されたデータは、アドレスレ
ジスタARM+K31に取り込まれ、入出力バッファ2
2のI/O〜I/Oに出力される。
【0114】これにより、実施の形態2に係るシリアル
アクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテス
ト方式は、テスト回路から出力されるテストモード信号
1aをコマンドレジスタCR27〜コマンドレジスタ
CR27に出力する必要がなく、コマンドデコーダ2
8とアドレスレジスタAR29〜アドレスレジスタA
29に出力することにより、メモリセルに記憶され
た複数のデータをチップの内部で読み出すことができ
る。また、実施の形態2に係るシリアルアクセス機能付
きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式は、テス
トモード信号1aの負荷が大幅に軽減され、テストモー
ド信号1aをN個のコマンドレジスタCR 27へ出力
するための信号線の引き回しも不要になり、チップのサ
イズを縮小化できる。
【0115】以上の説明により、本実施の形態2に係る
シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモ
リのテスト方式によれば、実施の形態1の効果に加え
て、チップのサイズを縮小化できる。
【0116】(実施の形態3)実施の形態1に係るシリ
アルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリの
テスト方式において、テスト回路1から出力されるテス
トモード信号1aをN個のコマンドレジスタCR7と
M個のアドレスレジスタAR9に出力することでメモ
リセルに記憶された複数のデータをチップの内部で読み
出している。一方、実施の形態3に係るシリアルアクセ
ス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式
において、テスト回路から出力されるテストモード信号
をN個のコマンドレジスタとM個のアドレスレジスタに
だけ出力するのではなく、N個のコマンドレジスタ、M
個のアドレスレジスタ、(M+L)個のアドレスレジス
タに出力することにより、メモリセルに記憶された複数
のデータをチップの内部で読み出すことで読み出し時間
を更に短縮できる。
【0117】図5は、本実施の形態3に係るシリアルア
クセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト
方式を示すブロック図である。
【0118】図5に示されるように、実施の形態3に係
るシリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメ
モリは、メモリセルに記憶された複数のデータをチップ
の内部で読み出すものである。実施の形態3に係るシリ
アルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリ
は、テスト回路41、I/O〜I/O(Pは任意の
定数)の入出力バッファ42(又は、単に入出力バッフ
ァ42)、コマンドレジスタ制御回路43、アドレスレ
ジスタ制御回路44、コマンド及びアドレス入力制御ク
ロック回路45、アドレスレジスタインクリメント制御
クロック回路46、コマンド制御部55、アドレス制御
部56、記憶部57、メモリセルアレイ53から構成さ
れている。
【0119】コマンド制御部55は、コマンドレジスタ
CR47(I=1〜N)から構成されている。ここ
で、Nは任意の整数である。コマンド制御部55は、複
数のコマンドを入力し、メモリセルのテストを行うテス
トモードにおいて、入力されたコマンドを保持してコマ
ンドの入力を拒否するようにコマンドを制御する。
【0120】アドレス制御部56は、アドレスレジスタ
AR49(J=1〜M)、アドレスレジスタAR
M+K51(K=1〜L)から構成されている。ここ
で、L、Mは任意の整数である。アドレス制御部56
は、複数のアドレスを入力し、テストモードにおいて、
入力されたアドレスを保持してアドレスの入力を拒否す
るようにアドレスを制御する。
【0121】記憶部57は、コマンドデコーダ48、カ
ウンタC50(J=1〜M)、アドレスデコーダ52
から構成されている。ここで、Mは任意の整数である。
記憶部17は、コマンド制御部55から出力されたコマ
ンドとアドレス制御部56から出力されたアドレスとに
基づいて、複数のデータを連続的に読み出す。
【0122】メモリセルアレイ53は、ビット線及びワ
ード線の交点にマトリクス状に配置され、データを記憶
するメモリセルを有する。
【0123】入出力バッファ42には、入出力信号であ
る信号I/O〜I/O(または、I/O〜I/O
と称す)が入力される。信号I/O〜I/O
は、入力信号であるコマンドに対応するN個のコマンド
値、アドレスに対応するM個のアドレス値、(M+L)
個のアドレス値と、出力信号である出力データ(メモリ
セルに記憶されたデータ)とが含まれる。N個のコマン
ド値を含むI/O〜I/Oの第1コマンド値〜第N
コマンド値は、コマンド値の順番(1〜N)に対応する
コマンドレジスタCR47〜コマンドレジスタCR
47に出力される。また、M個のアドレス値を含むI/
〜I/Oの第1アドレス値〜第Mアドレス値は、
アドレス値の順番(1〜M)に対応するアドレスレジス
タAR49〜アドレスレジスタAR49に出力され
る。更に、(M+L)個のアドレス値を含むI/O
I/Oの第M+1アドレス値〜第M+Lアドレス値
は、アドレス値の順番{(M+1)〜(M+L)}に対
応するアドレスレジスタAR +151〜アドレスレジ
スタARM+L51に出力される。
【0124】コマンドレジスタ制御回路43は、コマン
ドレジスタCR47が入出力バッファ42からコマン
ド値を取り込む準備をする(コマンド値の入力許可状
態)ための許可信号であるコマンドレジスタ制御信号4
3aを設定し、コマンドレジスタCR47〜コマンド
レジスタCR47に出力する。
【0125】アドレスレジスタ制御回路44は、アドレ
スレジスタAR49、アドレスレジスタARM+K
1が入出力バッファ42からアドレス値を取り込む準備
をする(アドレス値の入力許可状態)ための許可信号で
あるアドレスレジスタ制御信号44aを設定し、アドレ
スレジスタAR49〜アドレスレジスタAR49、
アドレスレジスタARM+151〜アドレスレジスタA
M+L51に出力する。
【0126】コマンド及びアドレス入力制御クロック回
路45は、コマンドレジスタCR47が入出力バッフ
ァ42からコマンド値を、アドレスレジスタAR49
及びアドレスレジスタARM+K51が入出力バッファ
42からアドレス値を取り込むための制御信号であるコ
マンド及びアドレス入力制御クロック信号45aを設定
する。コマンド及びアドレス入力制御クロック信号45
aは、コマンド及びアドレス入力制御クロック回路45
によりコマンドレジスタCR47〜コマンドレジスタ
CR47、アドレスレジスタAR49〜アドレスレ
ジスタAR49、アドレスレジスタARM+151〜
アドレスレジスタARM+L51に出力される。
【0127】アドレスレジスタインクリメント制御クロ
ック回路46は、メモリセルアレイ53から特定のメモ
リセルを選択するためのアドレスレジスタインクリメン
ト制御クロック信号46aを設定し、カウンタC50
〜カウンタC50に出力する。
【0128】テスト回路41は、メモリセルのテストを
行うためのテストモード信号41aを設定する。このテ
ストモード信号41aは、テスト回路41によりアクテ
ィブ状態にして、コマンドレジスタCR47〜コマン
ドレジスタCR47に取り込まれたコマンド値、アド
レスレジスタAR49〜アドレスレジスタAR49
に取り込まれたアドレス値、アドレスレジスタAR
M+151〜アドレスレジスタARM+L51に取り込
まれたアドレス値を保持(固定)させるための信号であ
る。テストモード信号41aは、コマンドレジスタCR
47〜コマンドレジスタCR47、アドレスレジス
タAR49〜アドレスレジスタAR49、アドレス
レジスタARM+151〜アドレスレジスタARM+L
51に出力される。
【0129】コマンドレジスタCR47は、上述した
ように、コマンドレジスタCR47〜コマンドレジス
タCR47を有している。コマンドレジスタCR
7は、コマンドレジスタ制御回路43から出力されたコ
マンドレジスタ制御信号43aにより、入出力バッファ
42からのコマンド値を取り込むための入力許可状態に
なる。入力許可状態にあるコマンドレジスタCR47
には、コマンド及びアドレス入力制御クロック回路45
から出力されたコマンド及びアドレス入力制御クロック
信号45aにより、入出力バッファ42からコマンド値
が取り込まれる。また、コマンドレジスタCR47に
は、テスト回路41からテストモード信号41aが入力
される。ここで、テストモード信号41aがアクティブ
状態でないとき、コマンドレジスタCR47に第1コ
マンド値、コマンドレジスタCR 47に第2コマンド
値、…、コマンドレジスタCR47に第Nコマンド値
が取り込まれる。取り込まれた第1コマンド値〜第Nコ
マンド値は、コマンドデコーダ48に出力される。ま
た、テスト回路41によりテストモード信号41aがア
クティブ状態であるとき、I/O〜I/Oの内容に
関係なく、コマンドレジスタCR47は、取り込まれ
た第1コマンド値〜第Nコマンド値を保持(固定)す
る。即ち、第1コマンド値〜第Nコマンド値を固定する
ことで入出力バッファ42からの入力(取り込み)を拒
否し、従来では入力が必要であった第1コマンド値〜第
Nコマンド値の入力が不要になる。固定された第1コマ
ンド値〜第Nコマンド値は、コマンドデコーダ48に出
力される。
【0130】アドレスレジスタAR49は、上述した
ように、アドレスレジスタAR49〜アドレスレジス
タAR49を有している。アドレスレジスタAR
9は、アドレスレジスタ制御回路44から出力されたア
ドレスレジスタ制御信号44aにより、入出力バッファ
42からのアドレス値を取り込むための入力許可状態に
なる。入力許可状態にあるアドレスレジスタAR49
には、コマンド及びアドレス入力制御クロック回路45
から出力されたコマンド及びアドレス入力制御クロック
信号45aにより、入出力バッファ42からアドレス値
が取り込まれる。アドレスレジスタAR49には、テ
スト回路41からテストモード信号41aが入力され
る。ここで、テストモード信号41aがアクティブ状態
でないとき、アドレスレジスタAR49に第1アドレ
ス値、アドレスレジスタAR49に第2アドレス値、
…、アドレスレジスタAR49に第Mアドレス値が取
り込まれる。取り込まれた第1アドレス値〜第Mアドレ
ス値は、アドレス値の順番(1〜M)に対応するC
0〜カウンタC50に出力される。また、テスト回路
41によりテストモード信号41aがアクティブ状態で
あるとき、I/O〜I/Oの内容に関係なく、アド
レスレジスタAR49は、取り込まれた第1アドレス
値〜第Mアドレス値を保持(固定)する。即ち、第1ア
ドレス値〜第Mアドレス値を固定することで入出力バッ
ファ42からの入力(取り込み)を拒否し、従来では入
力が必要であった第1アドレス値〜第Mアドレス値の入
力が不要になる。固定された第1アドレス値〜第Mアド
レス値は、アドレス値の順番(1〜M)に対応するC
50〜カウンタC50に出力される。
【0131】アドレスレジスタARM+K51は、上述
したように、アドレスレジスタAR M+151〜アドレ
スレジスタARM+L51を有している。アドレスレジ
スタARM+K51は、アドレスレジスタ制御回路44
から出力されたアドレスレジスタ制御信号44aによ
り、入出力バッファ42からのアドレス値を取り込むた
めの入力許可状態になる。入力許可状態にあるアドレス
レジスタARM+K51には、コマンド及びアドレス入
力制御クロック回路45から出力されたコマンド及びア
ドレス入力制御クロック信号45aにより、入出力バッ
ファ42からアドレス値が取り込まれる。アドレスレジ
スタARM+K51には、テスト回路41からテストモ
ード信号41aが入力される。ここで、テストモード信
号41aがアクティブ状態でないとき、アドレスレジス
タARM+151に第M+1アドレス値、アドレスレジ
スタARM+251に第M+2アドレス値、…、アドレ
スレジスタARM+K51に第M+Kアドレス値が取り
込まれる。取り込まれた第M+1アドレス値〜第M+L
アドレス値は、アドレスデコーダ52に出力される。ま
た、テスト回路41によりテストモード信号41aがア
クティブ状態であるとき、I/O〜I/Oの内容に
関係なく、アドレスレジスタARM+K51は、取り込
まれた第M+1アドレス値〜第M+Lアドレス値を保持
(固定)する。即ち、第M+1アドレス値〜第M+Lア
ドレス値を固定することで入出力バッファ42からの入
力(取り込み)を拒否し、従来では入力が必要であった
第M+1アドレス値〜第M+Lアドレス値の入力が不要
になる。固定された第M+1アドレス値〜第M+Lアド
レス値は、アドレスデコーダ52に出力される。
【0132】コマンドデコーダ48は、コマンドレジス
タCR47からN個のコマンド値を入力し、チップの
内部の動作を決める内部コマンドを決定する回路であ
る。シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサ
メモリのテスト方式は、決定された内部コマンドによ
り、メモリセルの読み出しが可能となる。このコマンド
デコーダ48には、コマンドレジスタCR47から第
1コマンド値、コマンドレジスタCR47から第2コ
マンド値、…、コマンドレジスタCR47から第Nコ
マンド値が入力される。コマンドデコーダ48は、入力
された第1コマンド値、第2コマンド値、…、第Nコマ
ンド値に基づいて内部コマンドを決定し、決定された内
部コマンドをカウンタC50〜カウンタC50に出
力する。
【0133】カウンタC50は、上述したように、カ
ウンタC50〜カウンタC50を有している。カウ
ンタC50は、アドレスレジスタAR49から出力
されたアドレス値と、コマンドデコーダ48から出力さ
れた内部コマンドとが入力される。ここで、カウンタC
50に第1アドレス値、カウンタC50に第2アド
レス値、…、カウンタC50に第Mアドレス値が入力
される。カウンタC50は、入力されたアドレス値、
入力された内部コマンドに基づいて、アドレスデコーダ
52がメモリセルアレイ53から特定のメモリセルを選
択するための選択信号を決定する。ここで、カウンタC
50は第1アドレス値と内部コマンドから第1選択信
号、カウンタC50は第2アドレス値と内部コマンド
から第2選択信号、…、カウンタC50は第Mアドレ
ス値と内部コマンドから第M選択信号を決定する。カウ
ンタC50は、アドレスレジスタインクリメント制御
クロック回路46から出力されたアドレスレジスタイン
クリメント制御クロック信号46aに応答して、決定さ
れた第1選択信号、第2選択信号、…、第M選択信号を
アドレスデコーダ52に出力する。
【0134】アドレスデコーダ52は、カウンタC
0から出力された選択信号(第1選択信号、第2選択信
号、…、第M選択信号)とアドレスレジスタARM+K
51から出力されたアドレス値(第M+1アドレス値、
第M+2アドレス値、…、第M+Kアドレス値)を入力
する。アドレスデコーダ52は、選択信号に応答して、
メモリセルアレイ53から対象となるメモリセルを選択
し、選択されたメモリセルに記憶された複数のデータを
連続的に読み出す。読み出されたデータは、アドレスレ
ジスタARM+K51に取り込まれ、入出力バッファ4
2のI/O〜I/Oに出力される。
【0135】これにより、実施の形態3に係るシリアル
アクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテス
ト方式は、テスト回路41から出力されるテストモード
信号41aをN個のコマンドレジスタCR47とM個
のアドレスレジスタAR49にだけ出力するのではな
く、N個のコマンドレジスタCR47、M個のアドレ
スレジスタAR49、(M+L)個のアドレスレジス
タARM+K51に出力することにより、メモリセルに
記憶された複数のデータをチップの内部で読み出すこと
で読み出し時間を更に短縮できる。
【0136】次に、実施の形態3に係るシリアルアクセ
ス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式
の動作について、図6を参照して説明する。但し、実施
の形態3に係るシリアルアクセス機能付きアドレスマル
チプレクサメモリのテスト方式の動作を示すフローチャ
ートについては、実施の形態1と同様である。
【0137】図6は、本実施の形態3に係るアドレスマ
ルチプレクサの動作を示すタイミングチャートである。
【0138】まず、テスト回路41は、テストモード信
号41aをアクティブ状態にする(図6におけるテスト
モード信号41aのタイミングチャートのポイント
H)。
【0139】次に、コマンドレジスタCR47に取り
込まれたコマンド値、アドレスレジスタAR49に取
り込まれたアドレス値、アドレスレジスタARM+K
1に取り込まれたアドレス値は、アクティブ状態された
テストモード信号41aにより固定される。この固定さ
れたコマンド値及びアドレス値は、I/O〜I/O
のいかなる入力にも影響を受けず、テストモード信号4
1aにのみ制御される値である。
【0140】次いで、テストモード信号41aにより固
定されたコマンド値には、コマンドデコーダ48により
内部コマンドが決定される。
【0141】テストモード信号41aにより固定された
アドレス値は、シリアルアクセス可能なメモリ空間の先
頭アドレスである。また、カウンタC50は、アドレ
スレジスタAR49に取り込まれたアドレス値がシリ
アルアクセス可能なメモリ空間の先頭アドレスに固定さ
れることにより、シリアルアクセス可能なメモリ空間の
先頭アドレスにセット(指定)される。
【0142】次いで、コマンドデコーダ48が出力する
内部コマンドは、テストモード信号41aにより固定さ
れたコマンド値に対応したものであり、カウンタC
0のカウンタ値(アドレスレジスタAR49に取り込
まれたアドレス値の数)も決定しているので、アドレス
レジスタARM+K51のアドレス値が固定された時点
で、アドレスデコーダ52には全ての入力が決定され
る。これにより、アドレスデコーダ52は、読み出し対
象となるメモリセルの選択が可能になる。
【0143】次に、カウンタC50には、アドレスレ
ジスタインクリメント制御クロック回路46から出力さ
れたアドレスレジスタインクリメント制御クロック信号
46aが入力される(図6におけるアドレスレジスタイ
ンクリメント制御クロック信号46aのポイントJ〜ポ
イントK)。アドレスレジスタインクリメント制御クロ
ック信号46aによりカウンタC50をインクリメン
トさせたとき、メモリセルは、シリアルアクセス可能な
メモリ空間の先頭アドレスから選択される。ここで、I
/O〜I/Oとして、選択されたメモリセルから記
憶された複数のデータが順に読み出される(図6におけ
るI/O〜I/OのポイントJ〜ポイントK)。
【0144】これにより、テストモード信号41aによ
り、N個のコマンドレジスタCR47はコマンド値が
固定され、M個のアドレスレジスタAR49、(M+
L)個のアドレスレジスタARM+K51はアドレス値
が固定されるので、I/O〜I/Oのいかなる入力
も無効となる。即ち、実施の形態3に係るシリアルアク
セス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方
式は、テストモード信号41aをアクティブ状態にする
と、コマンドレジスタCR47のコマンド値、アドレ
スレジスタAR49、アドレスレジスタARM+K
1のアドレス値は決定されるので、N個のコマンドレジ
スタCR47、M個のアドレスレジスタAR49、
(M+L)個のアドレスレジスタARM+K51へのI
/O〜I/Oの入力が不要となる。実施の形態3に
係るシリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサ
メモリのテスト方式は、コマンド及びアドレスの入力1
サイクルに要する時間をt(nsec)とすると、従来
に比べて{(N+M+L)×t}nsecだけ読み出し
時間を短縮できる。
【0145】以上の説明により、本実施の形態3に係る
シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモ
リのテスト方式によれば、実施の形態1の効果に加え
て、読み出し時間を更に短縮できる。
【0146】
【発明の効果】本発明のシリアルアクセス機能付きアド
レスマルチプレクサメモリのテスト方式は、入力サイク
ルが簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施の形態1に係るシリアルアクセ
ス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式
を示すブロック図である。
【図2】図2は、本実施の形態1に係るシリアルアクセ
ス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式
の動作を示すタイミングチャートである。
【図3】図3は、本実施の形態1に係るシリアルアクセ
ス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式
におけるメモリ空間の先頭アドレスを示す図である。
【図4】図4は、本実施の形態2に係るシリアルアクセ
ス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式
を示すブロック図である。
【図5】図5は、本実施の形態3に係るアドレスマルチ
プレクサを示すブロック図である。
【図6】図6は、本実施の形態3に係るアドレスマルチ
プレクサの動作を示すタイミングチャートである。
【図7】図7は、従来のシリアルアクセス機能付きアド
レスマルチプレクサメモリのテスト方式を示すブロック
図である。
【図8】図8は、従来のシリアルアクセス機能付きアド
レスマルチプレクサメモリのテスト方式における動作を
示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 テスト回路 1a テストモード信号 2 入出力バッファ 3 コマンドレジスタ制御回路 3a コマンドレジスタ制御信号 4 アドレスレジスタ制御回路 4a アドレスレジスタ制御信号 5 コマンド及びアドレス入力制御クロック回路 5a コマンド及びアドレス入力制御クロック信号 6 アドレスレジスタインクリメント制御クロック回
路 6a アドレスレジスタインクリメント制御クロック信
号 7 コマンドレジスタCR (I=1〜N) 8 コマンドデコーダ 9 アドレスレジスタAR (J=1〜M) 10 カウンタC (J=1〜M) 11 アドレスレジスタARM+K (K=1〜L) 12 アドレスデコーダ 13 メモリセルアレイ 15 コマンド制御部 16 アドレス制御部 17 記憶部 21 テスト回路 21a テストモード信号 22 入出力バッファ 23 コマンドレジスタ制御回路 23a コマンドレジスタ制御信号 24 アドレスレジスタ制御回路 24a アドレスレジスタ制御信号 25 コマンド及びアドレス入力制御クロック回路 25a コマンド及びアドレス入力制御クロック信号 26 アドレスレジスタインクリメント制御クロック
回路 26a アドレスレジスタインクリメント制御クロック
信号 27 コマンドレジスタCR (I=1〜N) 28 コマンドデコーダ 29 アドレスレジスタAR (J=1〜M) 30 カウンタC (J=1〜M) 31 アドレスレジスタARM+K (K=1〜L) 32 アドレスデコーダ 33 メモリセルアレイ 35 コマンド制御部 36 アドレス制御部 37 記憶部 41 テスト回路 41a テストモード信号 42 入出力バッファ 43 コマンドレジスタ制御回路 43a コマンドレジスタ制御信号 44 アドレスレジスタ制御回路 44a アドレスレジスタ制御信号 45 コマンド及びアドレス入力制御クロック回路 45a コマンド及びアドレス入力制御クロック信号 46 アドレスレジスタインクリメント制御クロック
回路 46a アドレスレジスタインクリメント制御クロック
信号 47 コマンドレジスタCR (I=1〜N) 48 コマンドデコーダ 49 アドレスレジスタAR (J=1〜M) 50 カウンタC (J=1〜M) 51 アドレスレジスタARM+K (K=1〜L) 52 アドレスデコーダ 53 メモリセルアレイ 55 コマンド制御部 56 アドレス制御部 57 記憶部 102 入出力バッファ 103 コマンドレジスタ制御回路 103a コマンドレジスタ制御信号 104 アドレスレジスタ制御回路 104a アドレスレジスタ制御信号 105 コマンド及びアドレス入力制御クロック回路 105a コマンド及びアドレス入力制御クロック信号 106 アドレスレジスタインクリメント制御クロッ
ク回路 106a アドレスレジスタインクリメント制御クロッ
ク信号 107 コマンドレジスタCR (I=1〜N) 108 コマンドデコーダ 109 アドレスレジスタAR (J=1〜M) 110 カウンタC (J=1〜M) 111 アドレスレジスタARM+K (K=1〜
L) 112 アドレスデコーダ 113 メモリセルアレイ 115 コマンド制御部 116 アドレス制御部 117 記憶部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータを記憶する複数のメモリセ
    ルを有するメモリセルアレイと、 複数のコマンドを入力し、前記メモリセルのテストを行
    うテストモードにおいて、前記入力されたコマンドを保
    持して前記コマンドの入力を拒否するように前記コマン
    ドを制御するコマンド制御部と、 複数のアドレスを入力し、前記テストモードにおいて、
    前記入力されたアドレスを保持して前記アドレスの入力
    を拒否するように前記アドレスを制御するアドレス制御
    部と、 前記コマンド制御部から出力された前記コマンドと前記
    アドレス制御部から出力された前記アドレスとに基づい
    て、前記複数のデータを連続的に読み出す記憶部とを含
    むシリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメ
    モリのテスト方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシリアルアクセス機能
    付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式におい
    て、 更に、 前記テストモードにするためのテストモード信号を設定
    するテスト回路を含むシリアルアクセス機能付きアドレ
    スマルチプレクサメモリのテスト方式。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のシリアルアクセス機能
    付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式におい
    て、 前記コマンド制御部は、前記テストモード信号に従っ
    て、前記入力されたコマンドを保持し、 前記アドレス制御部は、前記テストモード信号に従っ
    て、前記入力されたアドレスを保持するシリアルアクセ
    ス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方
    式。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモ
    リのテスト方式において、 前記記憶部は、前記コマンドから前記メモリセルの読み
    出しを可能とする内部コマンドを設定するコマンドデコ
    ーダを備え、 前記記憶部は、前記内部コマンドと前記アドレスとに基
    づいて、前記複数のデータを連続的に読み出すシリアル
    アクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテス
    ト方式。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のシリアルアクセス機能
    付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式におい
    て、 前記記憶部は、 前記アドレスと、前記コマンドデコーダから出力された
    前記内部コマンドとを入力し、前記アドレスと前記内部
    コマンドとに基づいて、前記メモリセルアレイから特定
    の前記メモリセルを選択するための選択信号を設定する
    カウンタと、 前記選択信号に応答して、前記メモリセルを選択し、前
    記選択されたメモリセルに記憶された前記複数のデータ
    を読み出すアドレスデコーダとを更に備えるシリアルア
    クセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト
    方式。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のシリアルアクセス機能
    付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式におい
    て、 更に、 前記カウンタにより設定された前記選択信号を前記アド
    レスデコーダに出力させるための制御クロック信号を設
    定する制御クロック回路を含むシリアルアクセス機能付
    きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載のシリアルアクセ
    ス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式
    において、 前記カウンタは、前記制御クロック信号に従って、前記
    アドレスデコーダに前記選択信号を出力し、 前記アドレスデコーダは、前記選択信号に応答して、前
    記メモリセルを選択し、前記選択されたメモリセルに記
    憶された前記複数のデータを連続的に読み出すシリアル
    アクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリのテス
    ト方式。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の
    シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモ
    リのテスト方式において、 更に、 前記コマンド及び前記アドレスを入力するための入力ク
    ロック信号を設定する入力クロック回路を含み、 前記コマンド制御部は、前記入力クロック信号に従って
    前記コマンドを入力し、 前記アドレス制御部は、前記入力クロック信号に従って
    前記アドレスを入力するシリアルアクセス機能付きアド
    レスマルチプレクサメモリのテスト方式。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の
    シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモ
    リのテスト方式において、 更に、 前記コマンドと前記アドレスとが入力され、読み出され
    た前記複数のデータが出力される入出力バッファを含む
    シリアルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモ
    リのテスト方式。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のシリアルアクセス機
    能付きアドレスマルチプレクサメモリのテスト方式にお
    いて、 前記コマンド制御部は、前記入力クロック信号に従って
    前記入出力バッファからの前記コマンドを入力し、 前記アドレス制御部は、前記入力クロック信号に従って
    前記入出力バッファからの前記アドレスを入力するシリ
    アルアクセス機能付きアドレスマルチプレクサメモリの
    テスト方式。
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