JP2002212906A - 舗装用処理材及びこれを用いる舗装の処理方法 - Google Patents
舗装用処理材及びこれを用いる舗装の処理方法Info
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Abstract
かつ大量に注入可能にすることにある。 【解決手段】 舗装用処理材は、セメントと、疎水性の
被膜を有する吸水性樹脂とを含む。そのような処理材
は、スラリー状で舗装面に散布することができる。散布
されたスラリーは、舗装の間隙に入り込み、セメントの
凝結により、舗装の維持される。疎水性の皮膜を有する
吸水性樹脂は、吸水に起因する吸水性樹脂の膨張速度が
遅延し、したがって処理材、特に吸水性樹脂を舗装に容
易にかつ大量に注入可能にすることができる。
Description
場等、運動場等、アスファルト舗装又はコンクリート舗
装に用いる舗装用処理材及びこれを用いる舗装の処理方
法に関する。
て、吸水性樹脂を含む処理材を用いる技術がある(例え
ば特開2000−104214号公報)。この技術は、
吸水性樹脂を含む処理材を用いて舗装を処理することに
より舗装の保水性を高め、その舗装の温度を低下させる
ときにその舗装に散水することにより吸水性樹脂に含水
させて吸水性樹脂中の水の気化熱で舗装の温度を低下さ
せる。
る技術の1つとして、吸水性樹脂を含む処理材を用いる
技術が知られている(例えば特開平11−302624
号公報)。この技術は、塩類を保持させた吸水性樹脂を
含む処理材を用い、その処理材を用いて舗装を処理する
ことにより舗装の塩類の保持性を高め、舗装面における
凍結を吸水性樹脂中の塩類により抑制する。
理材は、舗装への処理材の結合力を高めるために、セメ
ントと混合されてスラリーの形で散布のような適宜な手
法で舗装に浸透される。このため、吸水性樹脂を含む処
理材は、これを舗装の処理に用いることにより優れた機
能を発揮するが、吸水に起因する吸水性樹脂自体の膨張
速度が速いことから、以下のような不都合を生じる。
造し、その処理材を舗装に注入する場合に、製造時、注
入時等において、吸水性樹脂の吸水膨張が急速に進行
し、その結果吸水性樹脂が舗装内に浸透可能な流動性を
有する時間が短い。このため、舗装内への処理材の注入
量が少なく、その結果舗装への吸水性樹脂の注入量が不
足し、舗装における処理材、特に吸水性樹脂の機能が十
分に発揮されない。
足は、晩春、夏季、初秋等において舗装の温度を低下さ
せる場合には、舗装の保水性能の低下を招き、温度上昇
の抑制効果を著しく低減させる。また、晩秋、冬季、初
春等において舗装面の凍結を抑制する場合には、舗装の
塩類保持機能の低下を招き、凍結抑制効果を著しく低減
させる。
は、処理材の製造作業、その処理材を用いる舗装の処理
作業等、吸水性樹脂を含む処理材を取り扱う作業を極め
て迅速に行わなければならない。
材、特に吸水性樹脂を舗装に容易にかつ大量に注入可能
にすることにある。
セメントと、疎水性の被膜を有する吸水性樹脂とを含
む。
疎水性の皮膜を有する吸水性樹脂とを含む処理材をスラ
リー状で舗装面に散布することを含む。
と吸水性樹脂とを混合して乾燥する方法、加熱溶融させ
た疎水性剤と吸水性樹脂とを混合して冷却する方法等を
用いて、疎水性剤を吸水性樹脂の粉末又は粒子にコーテ
ィングすることにより形成することができる。
理材が舗装に散布されることにより、セメントと共に舗
装の空隙内に浸透し、舗装内に注入される。注入された
吸水性樹脂は、セメントが凝結することにより、セメン
トが固化することによりアスファルト混合物12の空隙
内に安定に維持される。
疎水効果により吸水速度を減じられ、緩やかな吸水特性
を有する。したがって、処理材、特に吸水性樹脂の、吸
水に起因する膨張速度が遅くなると共に、舗装内に注入
するに可能な流動性を有する状態がより長く維持され
る。
舗装内に浸透及び注入しやすくなると共に、舗装内に注
入可能の時間が長くなり、その結果舗装内への処理材、
特に吸水性樹脂の注入がより長い時間にわたってスムー
ズに十分に行われ、多量の吸水性樹脂を舗装内に容易に
注入することができる。
トが凝結することにより舗装の素材に固着されて舗装内
に長期間残留する。
上記のような処理材で処理された舗装に散水すると、舗
装内に注入された吸水性樹脂は散布された水を吸収す
る。これにより、舗装の温度は、吸水性樹脂内の水の蒸
発にともなって、水の気化熱により低下される。
のような処理材で処理された舗装に塩類を散布すると、
舗装内に注入された吸水性樹脂は散布された塩類を吸収
する。これにより、舗装面は、吸水性樹脂内の塩類によ
り凍結を防止される。
吸収可能であり、したがって舗装の低温下機能又は舗装
面の凍結抑制機能は長期間維持される。しかし、舗装の
低温下機能又は舗装面の凍結抑制機能は、水又は塩類が
吸水性樹脂から流出することにより、漸次低下する。そ
のようなときは、水又は塩類を舗装に再度散布して、水
又は塩類を舗装内の吸水性樹脂に吸収させることによ
り、低温下機能又は凍結抑制機能を回復させることがで
きる。
水性樹脂を用いるから、吸水に起因する吸水性樹脂の膨
張速度が遅延し、したがって処理材、特に吸水性樹脂を
舗装に容易にかつ大量に注入可能にすることができる。
できる。そのようにすれば、処理材を舗装に散布して吸
水性樹脂をセメントと共に舗装内に注入することによ
り、舗装面の凍結を抑制することができる。
る。酢酸系の塩類は、凝固点降下度が塩化カルシウムよ
り20度C程度低く、従って低温での凍結抑制効果が大
きくなる。また、酢酸系の塩類は、それによる塩害が少
ないから、鉄のような金属の腐食を招かない。
界面活性剤から選択される少なくとも1つを含むことが
できる。前記油脂類は、室温で固体でありかつ加熱する
ことによって液状化する油脂類を含むことができる。
酢酸ビニル、塩化ビニル及びアクリル樹脂から選択され
る少なくとも1つを含むことができる。これらの樹脂を
用いる場合、皮膜は、それらの樹脂をエマルジョンの形
で吸水性樹脂と混合することにより形成することができ
る。
の部分を備えており、また界面活性剤の適当な選択によ
り2つの作用の度合いを調整できる。このため、疎水性
の強い、例えば疎水性の部分が多い界面活性剤を用いる
ことにより、界面活性剤の疎水効果が高めることができ
るし、界面活性剤の適当な選択により、疎水性を高める
度合いを調整できる。したがって、前記界面活性剤は疎
水性の強い界面活性剤を用いることが好ましい。
シエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル、ソルビダンモノラウレート、ソル
ビダンモノバルミテート、ソルビダンモノステアレー
ト、ソルビダンジステアレート、ソルビダントリステア
レート、ソルビダンモノオレエート、ソルビダントリオ
レエート、ソルビダンセスキオレエート、ソルビダンモ
ノベヘネート、グリセロールモノステアレート、グリセ
ロールモノオレエート、グリセロールモノベヘネート、
グリセロールモノカプリレート、グリセロールトリ2−
エチルヘキサネートを含むグループから1以上の界面活
性剤を選択することができる。
ン酸アミド系、ポリアクリルアミド系、ポリビニルアル
コール系及びポリエチレンオキサイド系のポリマーから
選択される少なくとも1つを含むことができる。
場合について説明する。
セメントと疎水性の皮膜を有する吸水性樹脂(以下「被
覆済み樹脂」という。)とを用いる。皮膜は、すでに述
べたように、例えば、疎水性剤を吸水性樹脂の粉末又は
粒子にコーティングすることにより形成することができ
る。
性剤をコーティングすることにより形成された被膜を有
する樹脂であることから、疎水性剤の疎水効果により吸
水性樹脂の吸水速度が減じられる。したがって、被覆済
み樹脂の吸水は緩やかに行われ、樹脂の膨張速度は遅く
なる。
み樹脂と、水とを所定の配合率で配合して混合したスラ
リー状の処理材用セメントミルクとして、アスファルト
舗装面、ポーラスコンクリート舗装面等の舗装面に散布
されて、アスファルト舗装又はポーラスコンクリート舗
装内に注入される。
をアスファルト舗装の表面に散布し、アスファルト舗装
内に浸透させ、セメントを凝結させることにより得た舗
装10の一部の断面を図1に示す。
骨材とアスファルトとを所定の温度で混合し、その混合
物を敷設することにより形成されている。舗装10にお
いて、そのようなアスファルト混合物(アスファルトコ
ンクリート)すなわち開粒度アスファルト混合物12
は、舗装用母体として作用する。
ト舗装の表面に散布すると、被覆済み樹脂14は、所定
の水を保持してはいるものの、吸水に起因する膨張の速
度を減じられているから、セメントミルクが舗装内に浸
透するのに可能な流動性を有する状態で、セメントと水
との混合物であるセメントミルク16と共に、開粒度ア
スファルト混合物12間の空隙に浸透する。浸透した被
覆済み樹脂14は、セメントが凝結することによりアス
ファルト混合物12の空隙内に安定に維持される。
半撓み性舗装に用いられる開粒度アスファルト混合物と
同様に、アスファルトと、所定の粒径を有する骨材と、
フィラーとを加熱することにより得られる。舗装10
は、そのような開粒度アスファルト混合物を通常の半撓
み性舗装と同様に敷設すなわち舗設することにより形成
される。骨材の粒度は、被覆済み樹脂の注入が容易にな
る値であることが望ましい。
合物のマーシャル基準値及び舗設条件の一例をそれぞれ
図2及び図3に示す。図2において、突固め回数は両面
50回である。図3において、転圧回数は片道の回数で
ある。
分離による注入スラリーのむらの発生を回避するため
に、人力による敷き均しを可能な限り避け、アスファル
トフィニシャーのような敷き均し装置による機械式の敷
き均しを実行することが好ましい。また、敷き均し装置
のローラーへの混合物の付着防止に機械油のような油を
用いないことが好ましく、敷き均しローラーへの散水量
も少ないことが好ましい。
メントミルクの構成材料や配合割合は、舗装の低温化に
おいては、特に、保水性、耐久性及び施工性を考慮して
決定することが好ましい。
をあげることができる。しかし、セメントとして、ポル
トランドセメントのような一般的なセメントを用いても
よい。また、舗装を早期に使用に供するためには、速硬
固化型のセメント、特に、KMサルビアPのような速硬
固化型のセメントを用いることが好ましい。
ニルカルボン酸アミドの共重合体架橋物(PNVA)を
選択し、疎水性の強い界面活性剤でコーティングした被
覆済み樹脂である。
たとえば、図4に示すような工程を経ることにより、製
作することができる。
0)、所定量のセメントを選択し(ステップ21)、そ
れら水及びセメントをミキサーに投入して2分から3分
間混合する(ステップ22)。図示の例では、セメント
は、超速硬固化型のセメントであるKMサルビアPを用
いている。
である場合又は練り状態に変化があった場合は、ステッ
プ20に戻り(ステップ23)、ステップ20からのス
テップを再度実行する。
(ステップ24)、その被覆済み樹脂をミキサーに投入
して、その被覆済み樹脂を水及びセメントの混合物と1
〜2分間混合する(ステップ25)。
トミルクは、コンクリートシュートのような適宜な手段
によりミキサーから舗装面に排出されて、舗装面に散布
される(ステップ26)。
ドローラのような適宜な装置によりスラリーと舗装とに
振動が与えられる。これにより、舗装中の気泡が浮上
し、その代わりにスラリーが舗装内に浸透する。その結
果、舗装内へのスラリーの注入効率が向上し、多量のス
ラリーが舗装内に浸透、注入される。
吸水性樹脂の吸水速度を減じられており、被覆済み樹脂
の吸水が緩やかに行われるから、上記の処理の間におけ
る樹脂の膨張速度は遅い。このため、処理材、特に吸水
性樹脂を舗装により容易にかつより大量に注入可能にす
ることができる。
ラリーをゴムレーキのような適宜な手段で舗装面から除
去して、アスファルト舗装材の表面を露出させると、余
剰のスラリーの固化物による舗装面の滑り易さが抑えら
れる。アスファルト舗装内に浸透したスラリー中のセメ
ント及び被覆済み樹脂は、セメントの凝結により固化し
て、舗装内に保持される。
トが凝結した後に、散水される。これにより、多量の水
が被覆済み樹脂に保持される。その結果、舗装10の温
度は、散水自体により低下するのみならず、被覆済み樹
脂14に保持されている水の気化によっても低下する。
により漸次低下する。しかし、多量の被覆済み樹脂が舗
装10内に保持されていると共に、それらの被覆済み樹
脂に多量の水が保持されており、しかもそれらの水が徐
々に気化するから、舗装は長時間低温に維持され、舗装
の低温化機能は長期間維持される。また、舗装面に再度
散水することにより、多量の水が被覆済み樹脂に再度保
持されるから、舗装の低温化機能を回復させることがで
きる。
な処理材で処理された舗装に塩類を散布すると、舗装内
に注入された吸水性樹脂は散布された塩類を吸収する。
これにより、舗装面は、吸水性樹脂内の塩類により凍結
を防止される。
リーが急激に固化し、アスファルト舗装全体に充填され
なくなるおそれがあるので、外気の温度が5度Cから3
5度Cの間で、アスファルト舗装が45度C以下のとき
に実行することが好ましい。
混合物による舗装以外の通常のアスファルト舗装であっ
てもよい。しかし、アスファルト舗装が開粒度アスファ
ルト混合物によるものであると、多量のスラリーがアス
ファルト舗装材中の骨材間の空隙に浸透するから、保水
可能量が大きくなり、保水効果がより長く維持される。
耐塩性が要求される。そのような吸水性樹脂として、ポ
リN−ビニルカルボン酸アミド系、ポリアクリルアミド
系、ポリビニルアルコール系及びポリエチレンオキサイ
ド系のポリマーから選択される少なくとも1つの吸水性
樹脂とすることができる。
ポリN−ビニルカルボン酸アミド系の吸水性樹脂が好ま
しく、従来の吸水性樹脂に比べて、水のみならず、それ
以外の電解質溶液や多価金属イオンが存在する水性液体
に対しても高い膨潤率をも示す吸水性樹脂として、特開
平3−223304号公報、特開平4−323213号
公報、特開2000−104214号公報に開示されて
いる汎用性の非常に高い吸水性樹脂である。
は界面活性剤を用いることができ、特に、疎水性の強い
界面活性剤が好ましいことは、前述のとおりである。ま
た、疎油脂類として、室温で固体でありしかも加熱する
ことによって液状化する油脂類を用いることができる
し、疎水性樹脂として、ポリオレフィン樹脂、酢酸ビニ
ル、塩化ビニル又はアクリル樹脂を用いることができる
ことも、前述したとおりである。
性剤に応じて、一般に利用されているコーティング方法
で行うことができる。その例として、すでに述べたよう
な混合による方法がある。疎水性剤と吸水性樹脂との混
合に用いる混合機として、例えば、Vブレンダー、ヘン
シェルミキサー、ナウターミキサー、リボンブレンダ
ー、レディゲミキサー、スパイラルミキサー等を利用す
ることができる。
について説明する。
セメントと、塩化物中の塩類と、疎水性の被膜を有する
吸水性樹脂(被覆済み樹脂)とを含む処理材を用いる。
樹脂及び水のほかに、塩類がさらに加えられることを除
いて、前記と同様にそれらを所定の配合率で配合し混合
したスラリー状の処理材用セメントミルクとして、前記
と同様にして及び前記と同種の開粒度アスファルト舗装
面に散布して、舗装内に注入することができる。被覆済
み樹脂は、水との混合開始時からセメントの凝結までの
間、特にセメントミルクの状態において、所定量の塩類
を保持する。
ト舗装の表面に散布すると、被覆済み樹脂は、前記と同
様に、その膨張速度が遅くなっているから、セメントミ
ルクが舗装内に浸透するのに可能な流動性を有した状態
でセメントと共に、開粒度アスファルト混合物間の空隙
に浸透する。浸透した被覆済み樹脂は、セメントが固化
する凝結することによりアスファルト混合物の空隙内に
安定に維持される。
しての開粒度アスファルト混合物のマーシャル基準及び
舗設条件は、それぞれ、図2及び図3に示す基準及び条
件とすることができる。また、アスファルトの舗設及び
スラリー散布後の処理も、前記と同様に行うことができ
る。
メントミルクは、例えば、図5に示すように、図4に関
連して説明したステップ20の後に、先ず所定量の粉末
状又は粒状の塩類を選択し(ステップ27)、次いでそ
れら水及び塩類をミキサーに投入して2分間混合し(ス
テップ28)、その後図4に関連して説明したステップ
22以降を実行することにより、製作することができ
る。
ミキサーに投入して、その被覆済み樹脂を水、塩類及び
セメントの混合物と1〜2分間混合する。
ような酢酸系塩類を用い、セメントとして超高速固化型
の紛状セメントであるKMサルビアPを用いている。し
かし、セメントとして、ポルトランドセメントのような
一般的なセメントを用いてもよい。舗装の早期の供用に
ためには、高速固化型のセメント、特に、KMサルビア
Pのような超高速固化型のセメントを用いることが好ま
しい。
り漸次低下する。しかし、被覆済み樹脂が多量の塩類を
吸収し、保持しているから、凍結抑制機能は長期間維持
される。また、同種の塩類を舗装面に再度散布すること
により、それらの塩類が被覆済み樹脂に高濃度に保持さ
れ、凍結抑制機能が回復する。
吸収可能の塩類量が多いほど、好ましい。それゆえに、
塩化カルシウムの20%水溶液を自重の10倍以上吸収
することができるポリマーは、多量の塩類を吸収し、保
持することができるから、吸水性樹脂として好適であ
る。
た、ポリN−ビニルカルボン酸アミド系、ポリアクリル
アミド系、ポリビニルアルコール系及びポリエチレンオ
キサイド系のポリマーをあげることができる。
N−ビニルカルボン酸アミドの単独重合体架橋物又は共
重合体架橋物(PNVA)が好ましく、また、N−ビニ
ルアセトアミドの単独重合体架橋物は耐候性がよいこと
からより好ましい。それらの樹脂の化学式等の詳細につ
いては、特開平3−223304号公報、特開平4−3
46833号公報等に記載されているので、その具体的
な説明は省略する。
て、疎水性樹脂、油脂類又は界面活性剤を用いることが
でき、特に、疎水性の強い界面活性剤が好ましい。疎水
性樹脂及び油脂類も、すでに述べたような疎水性樹脂及
び油脂類を用いることができる。
ウム等の適宜な無機塩類とすることができる。また、酢
酸カリウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウム等の酢
酸系の塩類、プロピオン酸ナトリウムのようなプロピオ
ン酸系の塩類などの有機酸系の塩類も用いることができ
る。しかし、酢酸カリウムのような酢酸系の塩類が好ま
しい。酢酸系塩類は、凝固点降下度が塩化カルシウムよ
り20度C程度低いから、低温での凍結抑制効果が大き
くなる。また、酢酸系塩類は、それによる塩害が少ない
から、鉄のような金属の腐食させない。
より、図6に示す配合割合のスラリーを得た。用いた被
覆済み樹脂は、吸水性樹脂として昭和電工(株)製の
「PNVA NA−010」を選択し、疎水性剤として
疎水性の強い界面活性剤を用いてコーティングした被覆
済み樹脂である。
粒度アスファルト舗装にコンクリートシュートを利用し
て散布し、スラリーと開粒度アスファルト舗装とをコン
バインドで振動させてスラリーを舗装内に浸透させた。
振動の間、コンバインドの通過後に浮上する気泡が存在
しなくなるまで、散布されたスラリーをゴムレーキによ
り舗装面に供給した。
ト法)の結果を図7に示す。従来との比較のため、疎水
性剤のコーティングを行わない吸水性樹脂(以下「非被
覆済み樹脂」という。)を用いて図6の配合割合で製作
したスラリーの流動性試験の結果を併せて示した。
を示す数値であり、値が小さいほどスラリーの流動性が
大きいことを示す。図7から明らかなように、被覆済み
樹脂を用いたスラリー及び非被覆済み樹脂を用いたスラ
リーのいずれも、スラリーの製作における混合後、時間
の経過と共にフロー値が大きくなり、流動性が低下す
る。これは、スラリー内の吸水性樹脂が吸水するためで
ある。
は、非被覆済み樹脂を用いたスラリーと比較して、経過
時間に対するフロー値の上昇の割合が小さい。
用いたスラリーは、経過時間20分でフロー値が12秒
に達するのに対して、被覆済み樹脂を用いたスラリー
は、経過時間20分ではまだフロー値は12秒に達して
おらず、経過時間30を要してフロー値が12秒に到達
する。
ーは、非被覆済み樹脂を用いたスラリーより流動性が大
きく、より深く舗装内に浸透できる。
いて、例えばフロー値が12秒に達するまでに注入でき
るスラリーの限界流動性の場合で比較すると、非被覆済
み樹脂を用いたスラリーの注入作業では、与えられる作
業時間が20分であるのに対し、被覆済み樹脂を用いた
スラリーの注入作業では、作業時間として30分が与え
られることがわかる。
時間的な余裕を生じ、注入作業を容易にする。
す。スラリーの製造における混合後10分経過後に、開
粒度アスファルトコンクリートに注入を行い、スラリー
の注入率を測定した。比較のため、非被覆済み樹脂を用
いて図7の配合割合で製作したスラリーの注入率測定結
果を併せて示した。
を用いたスラリーの注入率が55.4%であるのに対
し、被覆済み樹脂を用いたスラリーの注入率は86.4
%と高い値が得られている。開粒度アスファルトコンク
リートの空隙に高密度に注入できることが確認された。
み樹脂を用いたスラリーの方が流動性が高く、舗装内に
深く浸透しやすいことを示す。
されるほど、多くの吸水性樹脂が舗装内に注入されるか
ら、舗装路面の凍結抑制機能が高い。したがって、より
高密度に注入できる被覆済み樹脂を用いたスラリーを舗
装内に注入することにより、舗装路面のより高い凍結抑
制機能が得られる。
曲げ強度試験結果を示す。図8のスラリーの注入率の測
定後7日間の養生を経て、スラリーが注入された舗装混
合物の曲げ試験を行った。比較のため、非被覆済み樹脂
を用いて図7の配合割合で製作したスラリーの曲げ強度
試験結果を併せて示した。
を用いたスラリーは、曲げ強度が1.4MPaと小さい
のに対して、被覆済み樹脂を用いたスラリーは、曲げ強
度が3.4MPaと高く、高強度かつ高耐久性であるこ
とがわかる。
の注入率が55.4%と不十分であり、一方、被覆済み
樹脂を用いたスラリーの注入率が86.4%と十分であ
ることに起因している。
されることはなく、種々の変更が可能であり、以下に説
明する。
って日照時における舗装面の温度を高めて舗装面の凍結
を抑制する場合に有効である。
リン高縮合物塩、リグニンスルホン酸カルシウム塩、ポ
リオール、水溶性メラミン樹脂スルホン酸塩、グルコン
酸ソーダ塩又はポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル等の分散剤を添加することにより、吸水性樹脂の分
散性が改善される。特に、ナフタリンスルホン酸ホルマ
リン高縮合物塩において顕著である。
ルシウム、酢酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸カルシ
ウム、硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウム、ギ酸カリウ
ム、ギ酸ナトリウム、しゅう酸カリウム、しゅう酸ナト
リウム、酒石酸カリウム又は酒石酸ナトリウム等の塩類
を添加すると、吸水性樹脂の吸水膨張をより緩やかに行
わせる。特に酢酸カリウムにおいて顕著である。
として、「アスファルト舗装要綱」に示される改質アス
ファルトI型又は改質アスファルトII型を用いるのが
望ましい。また、厳寒地では「排水性舗装技術指針
(案)」に示される高粘度改質アスファルト、熱硬化性
エポキシアスファルト、高粘度型石油樹脂バインダ及び
その他の樹脂系の結合材が良く、特に高粘度改質アスフ
ァルトを用いるのが望ましい。
低温化又は冬季における凍結抑制を目的とする場合にお
いて、具体的に説明したが、これに限定されることはな
く、舗装において、吸水性樹脂を含む舗装用処理材を舗
装内へ内包させる、特に注入することにおいて、浸透性
又は吸水性の問題を改良する場合に適用することでき
る。
明の趣旨を逸脱することなく種々変更することができ
る。
面図である。
マーシャル基準の一例を示す図である。
舗設条件の一例を示す図である。
明するためのである。
説明するためのである。
の例を示す図である。
流動性試験結果の一例を示す図である。
注入率の測定結果の一例を示す図である。
び従来の舗装用混合物における曲げ強度試験結果の一例
を示す図である。
セメントと、疎水性の被膜を有する吸水性樹脂とを含
む。
る。酢酸系の塩類は、凝固点降下度が塩化カルシウムよ
り20℃程度低く、従って低温での凍結抑制効果が大き
くなる。また、酢酸系の塩類は、それによる塩害が少な
いから、鉄のような金属の腐食を招かない。
リーが急激に固化し、アスファルト舗装全体に充填され
なくなるおそれがあるので、外気の温度が5℃から35
℃の間で、アスファルト舗装が45℃以下のときに実行
することが好ましい。
ウム等の適宜な無機塩類とすることができる。また、酢
酸カリウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウム等の酢
酸系の塩類、プロピオン酸ナトリウムのようなプロピオ
ン酸系の塩類などの有機酸系の塩類も用いることができ
る。しかし、酢酸カリウムのような酢酸系の塩類が好ま
しい。酢酸系塩類は、凝固点降下度が塩化カルシウムよ
り20℃程度低いから、低温での凍結抑制効果が大きく
なる。また、酢酸系塩類は、それによる塩害が少ないか
ら、鉄のような金属を腐食させない。
Claims (14)
- 【請求項1】 セメントと、疎水性の皮膜を有する吸水
性樹脂とを含む、舗装用処理材。 - 【請求項2】 さらに、塩類を含む、請求項1に記載の
処理材。 - 【請求項3】 前記疎水性の皮膜は、疎水性樹脂、油脂
類及び界面活性剤から選択される疎水性剤の少なくとも
1つを含む、請求項1又は2に記載の処理材。 - 【請求項4】 前記疎水性樹脂は、ポリオレフィン樹
脂、酢酸ビニル、塩化ビニル及びアクリル樹脂から選択
される少なくとも1つを含む、請求項3に記載の処理
材。 - 【請求項5】 前記油脂類は、室温で固体でありかつ加
熱することによって液状化する油脂類を含む、請求項3
に記載の処理材。 - 【請求項6】 前記界面活性剤は、疎水性の強い界面活
性剤を含む、請求項3に記載の処理材。 - 【請求項7】 前記吸水性樹脂は、ポリN−ビニルカル
ボン酸アミド系、ポリアクリルアミド系、ポリビニルア
ルコール系及びポリエチレンオキサイド系のポリマーか
ら選択される少なくとも1つを含む、請求項1から6の
いずれか1項に記載の処理材。 - 【請求項8】 セメントと、疎水性の皮膜を有する吸水
性樹脂とを含む処理材をスラリー状で舗装面に散布する
ことを含む、舗装の処理方法。 - 【請求項9】 前記処理材は、さらに、塩類を含む、請
求項8に記載の処理方法。 - 【請求項10】 前記疎水性の皮膜は、疎水性樹脂、油
脂類及び界面活性剤から選択される疎水性剤の少なくと
も1つを含む、請求項8又は9に記載の方法。 - 【請求項11】 前記疎水性樹脂は、ポリオレフィン樹
脂、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル樹脂から選択さ
れる少なくとも1つを含む、請求項10に記載の方法。 - 【請求項12】 前記油脂類は、室温で固体でありかつ
加熱することによって液状化する油脂類を含む、請求項
10に記載の処理材。 - 【請求項13】 前記界面活性剤は、疎水性の強い界面
活性剤を含む、請求項10に記載の処理材。 - 【請求項14】 前記吸水性樹脂は、ポリN−ビニルカ
ルボン酸アミド系、ポリアクリルアミド系、ポリビニル
アルコール系及びポリエチレンオキサイド系のポリマー
から選択される少なくとも1つを含む、請求項8から1
3のいずれか1項に記載の方法。
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