JP2002209157A - 表示装置および録画再生システム - Google Patents

表示装置および録画再生システム

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JP2002209157A JP2001001975A JP2001001975A JP2002209157A JP 2002209157 A JP2002209157 A JP 2002209157A JP 2001001975 A JP2001001975 A JP 2001001975A JP 2001001975 A JP2001001975 A JP 2001001975A JP 2002209157 A JP2002209157 A JP 2002209157A
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】録画予約時に予約待機しているときの消費電力
を軽減すると共に、予約設定した録画を確実に実行す
る。 【解決手段】制御手段330は、メモリ331内の制御
プログラムに基づいて、電源制御装置328を介して、
少なくとも録画終了時刻までは、TVチューナ325、
MPEG2エンコーダ327およびUSBI/F320
などからなる録画関係ユニット部用の電源供給だけは、
自動的に続行するように電源制御するため、予約待機し
ているときのモニタ装置30の消費電力が、グラフィッ
クコントローラ322、LCDドライバ323およびバ
ックライト用のインバータ324などの画面表示関係ユ
ニット部に供給する電力を削減した分だけ軽減すること
ができると共に、録画関係ユニット部だけは常に電源供
給していることから、予約設定した録画を確実に実行す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを取り
込んで記録可能であるパーソナルコンピュータ(以下P
Cという)などの情報機器と接続し、この情報機器から
の画像データを画面表示可能とし、また、テレビジョン
(以下TVという)画像も表示可能とする液晶ディスプ
レイモニタなどの表示装置および、これを用いた録画再
生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PCなどの情報機器において、画
像エンコーダを内蔵し、動画データを含む画像データを
デジタル化して取り込み、それを再生することができる
ものが増えてきている。画像のコンポジット信号を情報
機器に入力するだけではなく、TVチューナを内蔵し、
TVの画像信号を得ることができるものもある。
【0003】また、情報機器本体とは別に、TVチュー
ナおよび画像エンコーダを備え、デジタイズ済みの信号
をUSBなどのインターフェイス(I/F)から送信す
るTV受信装置もある。このTV受信装置は、TVチュ
ーナ、画像エンコーダを備えていない記憶装置に接続
し、記憶装置から画像データを取り込んで、それを再生
するものである。
【0004】通常、PCなどの情報機器は、表示信号を
出力するのみで、実際に画像表示をするためには、表示
装置に接続する必要がある。一方、表示装置は、情報機
器からの表示信号を表示する機能以外に、TVチューナ
を内蔵し、TV画面を表示する機能を併せ持つものがあ
る。この場合、情報機器側の動作とは別に、表示装置の
TV画面の表示ができるようになっている。
【0005】画像の録画には、大容量の記憶デバイスが
必要である。表示装置には、通常、大容量の記憶デバイ
スは内蔵されていないため、情報機器側のハードディス
ク装置(以下HDDという)などに記憶するのが一般的
である。情報機器側で録画データを録画するには、当
然、情報機器側の電源をオンして、動作状態にしておく
必要がある。
【0006】録画処理には、ある時刻になったときに録
画を行うことを指定する録画予約という機能がある。こ
の場合、PCなどの情報機器側はスタンバイ状態にして
おき、タイマを起動して録画開始時刻に録画を実行させ
ることになる。このように、PC側では、録画予約中に
使用しない場合に、スタンバイ状態に設定しておくのが
一般的である。また、スタンバイ状態ではなく、タイマ
部以外の電源を完全に切っても指定開始時刻に起動でき
るものもあるが、これは特殊なハードウエアを備えたも
のであり、一般的ではない。
【0007】一方、表示装置では、通常、モニタとして
使用しているときは、画面表示関係ユニットと、TVチ
ューナを含む録画関係ユニットとの両方に電源を供給し
ている。これはモニタがPC画面、TV画面を瞬時に切
替えられるようにするためである。表示装置には、電源
のオン/オフを指示する電源スイッチがあるが、通常、
電源スイッチによるオン/オフでは表示装置全ての電源
をオン/オフにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の表示装置では、PC側に録画予約が設定されてい
て、PCがスタンバイ状態になっている場合に、表示装
置の電源を一旦オフすると、録画開始時までに電源をオ
ンしなければ、録画することができない。また、PCに
録画予約を設定した場合に、表示装置の電源をオフせず
に電源をオン状態のままにすると、予約待機していると
きの消費電力が大きくなってしまう。
【0009】本発明は、上記従来の事情に鑑みて為され
たもので、録画予約時に予約待機しているときの消費電
力を軽減すると共に、予約設定した録画を確実に実行す
ることができる表示装置および、これを用いた録画再生
システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、少
なくとも情報機器からの表示データおよびテレビジョン
受信信号の何れかを表示画面上に表示可能とすると共
に、テレビジョン受信信号を録画時にデータ圧縮して情
報機器側にデータ送信する表示装置において、情報機器
との間でデータ通信を行う第1データ通信手段と、情報
機器側での録画予約情報の設定を、第1データ通信手段
を介して検出した場合に、画面表示部への電源供給およ
び録画関係ユニット部への電源供給のうち録画関係ユニ
ット部への電源供給を続行する(または行う)電源供給
管理手段とを備えたものであり、そのことにより上記目
的が達成される。
【0011】この構成により、例えば画面表示関係ユニ
ット部と録画関係ユニット部とに対して別々に電源スイ
ッチを設け、録画開始時刻までに、録画関係ユニット部
用の電源スイッチのみをオンする操作は、ユーザにとっ
てわずらわしいものである。このため、情報機器側での
録画予約情報の設定を検出した場合に、録画関係ユニッ
ト部への電源供給を行うか続行すれば、予約待機してい
るときの表示装置の消費電力は、画面表示関係ユニット
部に供給する電力を削減した分だけ軽減されると共に、
予約設定した録画を確実に実行することが可能となる。
【0012】また、好ましくは、本発明の表示装置にお
ける電源供給管理手段は、画面表示関係ユニット部の電
源供給と録画関係ユニット部の電源供給をそれぞれ独立
して行う電源供給手段に対して電源モードを切替える電
源モード切替手段と、電源オフの操作指示を検出したと
きに該電源モード切替手段に対して、録画関係ユニット
部への電源供給のみの電源モードに切替える電源モード
切替制御手段とを有する。
【0013】この構成により、画面表示関係ユニット部
の電源供給と、録画関係ユニット部への電源供給を独立
して管理することが可能であり、電源オフ操作を指示し
たときに、画面表示関係ユニット部の電源モードは遮断
し、録画関係ユニット部のみの電源モードに切替えるの
で、録画予約時に予約待機しているときの消費電力を軽
減すると共に、予約設定した録画を確実に実行すること
が可能となる。
【0014】さらに、好ましくは、本発明の表示装置に
おける電源モード切替制御手段は、情報機器側が予約録
画を終了したときに、これを検出して、他に録画予約情
報がない場合に、録画関係ユニット部への電源モードを
遮断する。
【0015】この構成により、予約録画が終了した場合
には、録画関係ユニット部に電源を供給したままでは、
電力が無駄に消費されるので、録画関係ユニット部への
電力供給も遮断する。
【0016】さらに、好ましくは、本発明の表示装置に
おいて、電源オフの操作指示を検出したときに、電源供
給状態の情報を表示画面上に表示する情報表示制御手段
を有する。
【0017】この構成により、録画予約のあるときは、
電源オフ操作を指示しても、部分的に電源を供給してい
るが、これをユーザに知らせないと、誤ってAC商用電
力供給用のコンセントを抜いてしまうことが考えられ
る。これを、表示画面上の電源供給状態の情報表示によ
り防止する。
【0018】さらに、好ましくは、本発明の表示装置に
おける電源供給管理手段は、情報機器側の録画予約情報
を受信した場合に、録画関係ユニット部への電源供給の
みに切替える。これはデータ通信手段によって録画予約
情報を受信した場合の電源切替動作であるが、データ通
信手段を介して録画予約情報を受信した後に、これを情
報記憶手段に記憶し、情報記憶手段内に録画予約情報が
存在するかどうかで電源切替動作を行う場合を次に示
す。即ち、好ましくは、本発明の表示装置において、情
報機器側で設定されデータ通信で得られた録画予約情報
を記憶する情報記憶手段を有し、電源供給管理手段は、
この情報記憶手段に記憶された録画予約情報が存在する
場合に、録画関係ユニット部への電源供給のみに切替え
る。または、電源供給管理手段は、この情報記憶手段に
記憶された録画予約情報が存在する場合に、録画関係ユ
ニット部への電源供給を行ったり続行したりする。
【0019】この構成により、情報機器側で録画予約を
行った際に、画面表示の電源を即座に切断し、低消費電
力状態へと移行できるように選択可能であると、使い勝
手が便利である。
【0020】また、本発明の録画再生システムは、請求
項1〜5の何れかに記載の表示装置と、この表示装置か
らの圧縮データを記憶する情報記憶手段、この情報記憶
手段から圧縮データを再生して圧縮前のデータに解凍す
る解凍手段および、この解凍手段で解凍したデータおよ
び入力指示した録画設定情報の少なくとも何れかを送信
可能とする第2データ通信手段を有する情報機器とを備
えたものであり、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0021】この構成により、予約録画の録画設定情報
が、情報機器側で設定されると、これが表示装置側に送
信されるので、表示装置側にて録画設定情報を検出した
ときに、少なくとも録画関係ユニット部への電源供給を
行えば、予約待機しているときの表示装置の消費電力
が、画面表示に供給する電力分だけ軽減されると共に、
予約設定した録画を確実に実行することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の録画再
生システムついて図面を参照しながら説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施形態における録画
再生システムの外観構成を示す斜視図であり、図2は図
1のコンピュータ表示端末装置の断面図である。図1お
よび図2において、録画再生システム10は、情報機器
としてのコンピュータ本体20と、コンピュータ表示端
末装置としてのモニタ装置30と、コンピュータ本体2
0とモニタ装置30間に接続されたデータ通信用のコン
ピュータ信号ケーブル40とを有している。
【0024】コンピュータ本体20は、一つの独立した
筐体で構成され、独立した電源装置(図示せず)によっ
て駆動するパーソナルコンピュータ(以下PCという)
で構成されており、予め種々のデータ処理、インターネ
ット、電子メール、画像編集などのアプリケーションプ
ログラムが記憶されており、これに加えて、詳細に後述
する本発明の録画処理プログラムおよび録画再生処理プ
ログラムがインストールされているものである。
【0025】モニタ装置30は、一つの独立した筐体で
構成され、コンピュータ本体20とは独立した電源装置
(図示せず)によって駆動されるものであり、表示手段
としての液晶表示パネル31と、モニタ制御装置32
と、入力操作手段としての入力装置35とを有してい
る。
【0026】液晶表示パネル31は、図3にて後述する
バックライトユニット311とTFT液晶表示ユニット
(図示せず)を持つ画像表示部が、チルトヒンジ機構3
6によりスタンド37に対して上下に回動自在に軸支さ
れることにより、その視認角度の操作性の向上を図って
いる。
【0027】モニタ制御装置32は録画制御用、録画再
生制御用、TV視聴制御用さらには電源供給管理用の制
御ボードユニットが内蔵されている。
【0028】入力装置35は、各種操作指令を入力可能
とするリモコン(図示せず)、操作パネル33およびマ
ウス34などで構成され、TV受信局を選局するTVの
チャンネル変更指示や、TV表示とPC信号表示の表示
切替指示などの機能を有している。
【0029】操作パネル33には、TV受信機の選局ボ
タン、音量ボタン、AV周辺機器の選択ボタン、表示環
境設定ボタンおよび、図示しないリモコン受信器などが
設けられている。
【0030】コンピュータ信号ケーブル40は、D−S
UBコネクタ間を接続するアナログRGBの表示データ
信号ケーブルと、オーデイオコネクタ間を接続するオー
デイオ信号ケーブルと、USB(Universal Serial Bu
s;ユニバーサルシリアルバス)ポートとUSBUハブ
間を接続するUSBケーブルとを有している。
【0031】図3は、図1の録画再生システムの要部ハ
ード構成を示すブロック図である。図3において、コン
ピュータ本体20のUSBインターフェイス(I/F)
21とモニタ制御装置32のUSBインターフェイス
(I/F)320との間でデータ通信可能に構成されて
おり、例えば録画用の圧縮データがモニタ制御装置32
からコンピュータ本体20に送信される。また、コンピ
ュータ本体20の表示RGBインターフェイス(I/
F)22はモニタ制御装置32のA/D変換装置321
に接続され、録画データを解凍して得た表示データがA
/D変換装置321側に送信される。
【0032】コンピュータ本体20は、詳細には図示し
ていないが、CPUモジュールと、表示コントローラ
と、VRAMと、通信用のモデム装置と、PCI(Peri
pheralComponent Interconnect)インターフェイスと、
I/Oコントローラと、録画情報を記憶可能とする情報
記憶手段(可読記録媒体)としてのHDD23と、BI
OS−ROMと、キーコントローラと、音声情報をオー
デイオ出力端子より出力してモニタ装置30にて音声再
生するためのオーディオコントローラとを有している。
【0033】CPUモジュールは、このシステム全体の
動作制御およびデータ処理を実行するコンピュータ制御
手段である。
【0034】HDD23は、このシステムの主記憶部と
して使用されるものであり、後述する各プロセスにおけ
る、HDD23やUSBI/F21,320経由のMP
EG2エンコーダ327などのデバイスヘのアクセスを
管理するオペレーティングシステム(OS)24、処理
対象のアプリケーションプログラムおよび、このアプリ
ケーションプログラムによって作成されたユーザデータ
などが格納されるようになっている。このアプリケーシ
ョンプログラムの一つとして、本発明を実現するための
録画処理プログラムおよび録画再生処理プログラムが、
主メモリ(HDD23)にインストールされる。また、
この録画処理プログラムには、録画設定情報の設定およ
び送信をする録画予約処理(録画設定処理)などを実行
する録画管理プロセス25が含まれている。録画管理プ
ロセス25は、録画予約した録画情報、例えば録画開始
日および時刻、録画終了日および時刻、チャンネル情
報、圧縮レートに対応した録画密度情報、管理情報など
を記憶する録画情報テーブルを有している。また、録画
管理プロセス25には、録画予約に際して、インターネ
ットによって配信される番組内容を含む番組情報の利用
により設定可能になっており、この番組情報と管理情報
との関連付けも記憶されている。主メモリ(HDD2
3)内の録画再生処理プログラムとCPUモジュールに
より、圧縮データを元に戻す解凍手段が構成されてい
る。なお、ハードウエアで構成される解凍手段としての
MPEG2デコーダコントローラを周辺デバイスとして
組み込む方法もあるが、ここでは必ずしもハードウエア
のMPEG2デコーダコントローラを必要としない。
【0035】この録画処理プログラムは、GUI(Grap
hical User Interface;グラフィカル・ユーザ・イン
ターフェイス)を利用して受信局の選局、録画および録
画予約の操作指令を検出するステップ(操作指令検出手
段)と、この検出した操作指令に基づいて、USBを介
してモニタ装置30にコマンド送信(録画設定情報送
信)するステップ(第2データ通信手段)と、モニタ装
置30からUSBを介して入力される、MPEG2フォ
ーマットで圧縮された映像情報を、順次、HDD23に
記憶させるステップ(記憶制御手段)とを有している。
【0036】また、録画再生処理プログラムは、GUI
を利用して録画再生の操作指令を検出するステップ(操
作指令検出手段)と、この操作指令に基づいて、HDD
23に記憶した圧縮データの映像情報を上記MPEG2
デコーダプロセス26によって元のデータに解凍するス
テップ(解凍手段)と、解凍した表示データを元の表示
データとしてモニタ装置30側に送信出力すると共に、
音声データもオーデイオ出力端子より送信出力するステ
ップ(第2データ通信手段)とを有している。なお、P
Cから出力される表示データとしては、通常のワープ
ロ、表計算、図形処理の表示データを出力することは当
然のこととして、これらのデータと映像再生した映像デ
ータと合成(ピクチャ・イン・ピクチャ)して出力でき
ることは当然のことである。
【0037】表示コントローラは、VRAMに描画され
たデータをアナログRGBの表示データとして出力して
モニタ装置30側に表示させるための表示制御処理を行
うものである。
【0038】PCIインターフェイスには、HDD2
3、CD−ROMドライブ,FDDドライブなどの制御
部と、USBスロットに接続されるUSBデバイスコン
トローラなどが含まれている。
【0039】I/Oコントローラは、各種I/Oデバイ
スを制御するためのものである。
【0040】次に、モニタ制御装置32は、表示RGB
I/F(I/Fはインターフェイス)から表示データが
入力されるA/D変換装置321と、グラフィックコン
トローラ322と、LCDドライバ323と、バックラ
イトユニット311用のインバータ324と、TV受信
手段としてのTVチューナ325と、ビデオデコーダ3
26と、画像圧縮手段としてのMPEG(Mortion Pic
ture Expert Group;エムペグ)2エンコーダ327
と、USBI/F320と、電源供給手段としての電源
制御装置328と、電源状態変更指示装置329と、各
部を制御する制御手段330と、制御手段330が各部
を制御する際に用いるデータを格納した情報記憶手段と
してのメモリ331とを有している。
【0041】USBI/F320は、情報機器としての
PCに対して、MPEG2エンコーダ327からの圧縮
データを送出し、また、PC側からキャプチャーサイ
ズ、ビットレートなどの指定を行うことができるもので
ある。
【0042】A/D変換装置321は、PCからの表示
データであるアナログRGB信号をデジタルRGB信号
に変換するものである。
【0043】グラフィックコントローラ322は、入力
デジタル画像信号を、液晶表示パネル31の表示画素数
に合わせて表示できるように変換するものであり、色空
間変換機能、IP(Interlace to Progressive)変換、
スケーリング機能、FRC(FrameRateConversion)機
能、γ補正機能、色補正機能および同期検出機能を有
し、デジタルRGB信号、デジタルYUVビデオ信号か
ら生成した表示データを16ビットの表示データバス3
22aに出力するものである。
【0044】LCDドライバ323は、グラフィックコ
ントローラ322の出力表示データを入力し、液晶表示
パネル31の画像表示を制御する駆動回路である。
【0045】インバータ324は、バックライトユニッ
ト311に対して点灯制御を行うものである。
【0046】TVチューナ325は、コンピュータ本体
20(PC)からのTV受信局の選局情報、またはリモ
コンなどの選局操作手段(入力装置35)からの選局情
報に応答したチャンネル設定情報を基に、後述する制御
手段330によりIICバス330aを介して受信局の
選局制御が実行されるものである。また、TVチューナ
325は、アンテナ端子に接続され、選局制御によって
アンテナ端子からの所望のTV信号が選局されて受信さ
れ、このTV受信信号よりNTSC画像信号を検波出力
して信号ライン325aを介してビデオデコーダ326
に供給するものである。また、TVチューナ325は、
TV受信信号より音声周波数信号が分離出力され、その
音声周波数信号を、後述する音声処理回路(図示せず)
に供給するものである。
【0047】ビデオデコーダ326は、TVチューナ3
25から供給されるNTSC画像信号および、図示して
いないが、外部ビデオ機器を接続したビデオ入力端子か
らのビデオ信号の何れかを選択し、信号ライン326a
にYUVデジタルビデオ信号を出力するものである。ま
た、ビデオデコーダ326には、フィルタ回路、同期分
離回路、YC分離回路、A/Dコンバ―タ回路、色情報
調整回路、AGC回路、カラーデコーダ回路、水平垂直
同期化回路および所望の画像サイズ決定のスケーリング
回路などを有している。なお、ビデオデコーダ326
は、MPEG2エンコーダ327とグラフィックコント
ローラ322との調停処理によって、信号ライン326
a,326bに出力するYUVデジタルビデオ信号を各
々独立して出力制御でき、さらに各々独立して画像サイ
ズのスケーリング処理が行えるようになっている。
【0048】MPEG2エンコーダ327は、入力され
たNTSC画像信号を既知のMPEG2形式にてデータ
圧縮を行うと共に、デジタル化された音声信号も同様に
データ圧縮を行うものである。
【0049】電源制御装置328は、画面表示関係ユニ
ット部の電源供給と、後述する録画関係ユニット部の電
源供給との2系統(2電源モード)に対してそれぞれ独
立に電源供給/電源遮断制御をするものである。
【0050】電源状態変更指示装置329は例えば電源
ボタンなどで構成されており、電源のオン/オフ操作を
変更指示するものである。この電源ボタンは、モニタ装
置30への電源を完全に切断する他に、後述する制御手
段330およびメモリ331内の制御プログラムと協働
して、入力装置35、さらにTVチューナ325、MP
EG2エンコーダ327、通信I/F(USBI/F3
20)など、録画データを取得するのに必要な録画関係
ユニット部のみを動作させる指示、モニタ装置30の電
源を全遮断する指示、これらの電源状態から通常の電源
状態(表示関係ユニット部および録画関係ユニット部が
オン)に復帰する指示などを行うソフトウエアによる電
源オン/オフのスイッチ機能を備えるものである。
【0051】制御手段330は、CPU(中央演算処理
装置)で構成され、全体制御手段として、メモリ331
内の制御プログラムに基づいて、IICバス330aを
介して、A/D変換装置321に対してRGBカラー調
整などを行い、LCDドライバ323に対して駆動制御
し、インバータ324に対してバックライトユニット3
11の輝度の調整を行い、TVチューナ325に対して
選局動作を行い、ビデオデコーダ326に対してカラー
調整などの各種制御を行い、また、16ビットデータバ
ス330bを介して、グラフィックコントローラ322
に対して解像度その他の各種調整を行い、入力装置35
からのTV表示とPC信号表示との切替指示、TVのチ
ャンネル変更指示およびその他の操作指示を読み取りそ
の指示に応じて各部を制御し、MPEG2エンコーダ3
27に対してエンコードを指示する駆動制御を行い、メ
モリ331に対してデータの読み取りおよび書き込みを
行うように全体制御が為される。
【0052】特に、制御手段330は、制御プログラム
に基づいて、PCからのTV受信局の選局情報に応答し
て受信局を決定し、TVチューナ325に対して選局設
定を行う選局制御手段330Aと、PCとの間でのデー
タ通信、例えばPCから録画予約情報などを受信するデ
ータ通信手段330B(第1データ通信手段)と、PC
側で設定された録画予約情報を受信したときに、画面表
示関係ユニット部への電源供給および録画関係ユニット
部への電源供給のうち少なくとも録画関係ユニット部へ
の電源供給を行ったり続行したりする電源供給管理手段
330Cと、電源ボタンをオフ操作したときに、これを
検出して、電源供給状態の情報を表示画面上に重ね合わ
せて表示する情報表示制御手段330Dとを備えてい
る。
【0053】この場合、録画関係ユニット部とは、録画
に関係するTVチューナ325、ビデオデコーダ32
6、MPEG2エンコーダ327、通信I/FとしてU
SBI/F320の他、電源制御装置328、電源状態
変更指示装置329、制御手段330およびメモリ33
1、入力装置35を含むものである。また、情報表示関
係ユニット部は、特にバックライト、インバータ、LC
Dドライバ、グラフィックコントローラおよびA/D変
換装置などの他、電源制御装置328、電源状態変更指
示装置329、制御手段330およびメモリ331、入
力装置35を含むものである。なお、制御手段330、
メモリ331、通信I/F(USBI/F320)、入
力装置35、電源制御装置328、電源状態変更指示装
置329は、モニタ装置30の全電源オフ時以外は常時
電源供給されているものとする。
【0054】電源供給管理手段330Cは、電源制御装
置328に対して電源モードを切替える電源モード切替
手段と、電源ボタンをオフ操作指示したときに電源モー
ド切替手段に対して、録画関係ユニット部のみの電源モ
ードに切替える電源モード切替制御手段とを有してい
る。この電源モード切替制御手段は、PC側が予約録画
を終了したときに、これを検出して、他に録画予約(録
画予約情報)がなければ、録画関係ユニット部の電源モ
ードをも遮断するように制御するものである。
【0055】情報表示制御手段330Dは、例えばメッ
セージを生成するOSD機能を有するメッセージ表示手
段などで構成され、電源供給状態の情報が、OSD表示
プロセスで取り込まれ、文字情報などの表示情報に展開
されて液晶表示パネル31の表示画面上に重ね合わせて
表示されるようになっている。
【0056】メモリ331には、制御手段330が動作
するための制御プログラムおよび各種データが格納され
ている。制御プログラムは、TVチューナ325の選局
などを行うチューナ管理プロセス(図示せず)、各部や
各装置への電源供給/停止の管理を行う電源管理プロセ
ス、TV表示とPC信号表示の切替えを行う画面表示切
替えプロセス、メッセージを液晶表示パネル31に表示
するOSD表示プロセス、PCの動作状態を読み取る情
報機器状態読み取りプロセス、録画管理情報をPCから
受信し、編集、保持および送信処理を行う録画管理情報
処理プロセスなどを有している。
【0057】なお、音声再生処理については、音声処理
回路が、音声入力端子からの音声信号をD/A変換した
後のアナログ音声信号を音声コントローラに出力し、音
声コントローラは、音質・音量調整、サラウンド制御等
を行った後のアナログ音声信号を増幅回路に出力し、そ
の増幅したアナログ音声信号をスピーカに出力するもの
である。また、音声処理回路は、TVチューナ325に
接続されており、上記構成に加えて、TVチューナ32
5から供給された音声周波数信号をA/D変換してさら
に復調し、そのデジタル化された音声信号はMPEG2
エンコーダ327に供給され、A/D変換された音声信
号はD/A変換されて音声コントローラに供給されるよ
うになっている。なお、音声処理回路は、MPEG2エ
ンコーダ327とグラフィックコントローラ322との
調停処理によって、音声入力端子からの音声信号と、T
Vチューナ325からの音声信号とのそれぞれに対して
MPEG2エンコーダ327への出力と音声コントロー
ラへの出力とを選択的なスイッチングを行って両信号の
同時処理を可能に構成している。
【0058】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
【0059】TV受信時には、TVチューナ325は、
チャンネル設定信号に基づいて、所望の受信チャンネル
のTV信号が選択され、ビデオデコーダ326にてNT
SC画像信号よりデジタル画像信号に変換され、さらに
グラフィックコントローラ322にて表示データに変換
されて液晶表示パネル31の表示画面上に表示される。
【0060】次に、録画に際しては、PCにおけるTV
録画処理プログラムの起動に基づいて、TVチューナ3
25が所望の受信チャンネルに選局され、ビデオデコー
ダ326を介し、MPEG2エンコーダ327にて、デ
ジタル画像信号がデータ圧縮され、圧縮データがUSB
I/F320よりPC側に送出される。
【0061】さらに、PC側においては、USBI/F
21を経由して入力された圧縮データは、所望の属性情
報と共にPC内のHDD23に順次記憶される。
【0062】次に、録画再生時には、PCにおけるTV
録画再生処理プログラムの起動に基づいて、PC内のM
PEG2デコードプログラム(またはMPEG2デコー
ダ回路)により、HDD23内に記憶されている圧縮デ
ータが順次呼び出されて解凍処理され、さらにMPEG
1デコードプログラムまたはMPEG1デコーダ回路に
より音声データも解凍処理される。なお、音声データの
解凍処理はこれに限らず、PC内のMPEG2デコード
プログラムまたはMPEG2デコーダ回路によっても音
声データの解凍処理は可能である。本実施形態では、音
質を高めるためにMPEG1デコードプログラムまたは
MPEG1デコーダ回路を用いている。
【0063】解凍されたアナログRGBの表示データ
は、表示RGBI/F22からモニタ装置30側のA/
D変換装置321、グラフィックコントローラ322を
経由して液晶表示パネル31の表示画面上に映出され
る。また同様に、音声データは、モニタ装置30側の音
声入力端子(図示せず)に入力し、所定の回路を経由し
てスピーカより、表示画像と同期して音声再生出力が為
される。
【0064】次に、録画予約をする場合には、PCにお
けるTV録画処理プログラムに基づいて、録画設定情
報、例えば録画開始・終了時刻、録画チャンネル、録画
密度などを入力設定し、それが、PC内の録画管理プロ
セスにてHDD23に保存されると共に、モニタ装置3
0側に送信される。PC側のHDD23に設定された録
画予約の録画設定情報をモニタ装置30側が受信したと
きに、これを検知して、画面表示関係ユニット部への電
源供給および録画関係ユニット部への電源供給のうち録
画関係ユニット部への電源供給を行ったり続行したりす
るように電源制御が為される。さらに、録画予約のある
ときは、電源状態変更指示装置329(電源ボタン)に
対してユーザが電源オフ操作を指示すると、画面表示関
係ユニット部への電源供給は遮断されるが、録画関係ユ
ニット部への電源供給は続行されており、これをユーザ
に知らせる。即ち、制御手段330は、オフ操作を検出
して、電源供給状態の情報を表示画面上に重ね合わせて
OSD表示する。
【0065】さらに、録画開始時刻になると、録画予約
の録画設定情報に従ってモニタ装置30とコンピュータ
本体20(PC)との調停により、制御手段330が、
TVチューナ325に対して録画チャンネルを選局制御
したり、MPEG2エンコーダ327に対してTV画像
のエンコードを指示するなど、TVチューナ325、ビ
デオデコーダ326、MPEG2エンコーダ327さら
にはUSBI/F320を起動させて録画処理を開始す
る。
【0066】さらに、録画終了時刻になって、PC側が
予約録画を終了指示したときに、モニタ装置30側の制
御手段330が、この終了指示を検出して、録画関係ユ
ニット部の電源モードをも電源遮断する。
【0067】ここで、録画再生システムについて更に具
体的に説明する。
【0068】図4は、図1のモニタ装置30の動作を詳
細に示したフローチャートである。
【0069】図4に示すように、まず、モニタ装置30
が、電源状態変更指示装置329(電源ボタン)による
オン指示により起動したときに、電源供給が必要な各部
や装置に対して電源供給する(ステップS2−1)。
【0070】次に、PCモードまたはTVモードで画面
表示し(ステップS2−2)、入力操作があったかどう
かを判定する(ステップS2−3)。入力操作がない場
合に、情報機器(PC)からの情報の着信を受け付ける
(ステップS2−9)。
【0071】ステップS2−3で入力操作があった場
合、録画予約情報を受信した場合のモニタ装置30の電
源状態を設定するメニュー表示が指示されると、メニュ
ー表示が表示画面上にOSD表示が行われ(ステップS
2−4)、このメニュー表示において、録画予約情報を
受信した場合に、画面表示関係ユニット部への電源供給
を即座にオフするかオフしないかを選択できる(ステッ
プS2−41)。このときの画面表示関係ユニット部へ
の電源供給状態の選択表示画面の様子を図5に示してい
る。
【0072】ステップS2−41で「ソフト電源オフし
ない」が指示されると、この電源状態をメモリ331に
設定して、ステップS2−3の入力操作の有無判定に戻
る。ステップS2−41で「ソフト電源オフする」が指
示されると、録画予約情報の有無をチェックし(ステッ
プS2−6)、以下のように動作する。
【0073】ステップS2−6で録画予約情報が無い場
合は、表示画面関係ユニット部と録画ユニット部の両方
の電源をオフし(ステップS2−7,S2−8)、ソフ
ト電源オンを待機する状態(ステップS2−19)に移
行する。
【0074】また、ステップS2−6で録画予約情報が
ある場合は、「録画予約があります。録画ユニットを待
機状態にして終了します」という警告文(または警告図
柄)などをOSD表示する(ステップS2−12)。こ
のときのOSD警告時の表示画面の様子を図6に示して
いる。
【0075】この後、画面表示関係ユニット部への電源
供給のオフ指示を検知し(ステップS2−13)、ソフ
ト電源オンかどうかを判定し(ステップS2−14)、
ソフト電源がオンではないとき、コンピュータ本体20
(PC)からの情報着信(予約なし情報)を待機する状
態に移行する(ステップS2−15)。
【0076】一方、画面表示がなされている状態で、P
Cからの情報着信があった場合、情報の種類別に以下の
ように動作する(ステップS2−9)。即ち、着信情報
が録画予約情報かどうかを判定する(ステップS2−9
1)。ステップS2−91で着信情報が録画予約情報の
場合、この予約情報をモニタ装置30側のメモリ331
に記憶更新する(ステップS2−10)。PCからの録
画予約情報は、現在時刻以降で、最も近いものが送信さ
れる(PCで常にそのように管理可能であるので、そう
している)。なお、録画予約情報の受信時に画面表示用
の電源をオフする指定が為されている場合は、「録画予
約があります。録画ユニットを待機状態にして終了しま
す」という警告文などをOSDで表示した後に、画面表
示関係ユニット部への電源供給をオフし、ソフト電源オ
ンまたは、PCからの情報の着信を待機する状態に移行
する(ステップS2−11〜S2−13)。
【0077】また、ステップS2−91で着信情報が予
約無し情報の場合は、PCが予約録画を完了し、それ以
後に予約の設定が無い状態であれば、モニタ装置30の
メモリ331の予約情報を消去し(ステップS2−2
3)、通常の操作またはPCからの情報着信を受け付け
る(ステップS2−3)。
【0078】次に、ソフト電源オンでPCからの情報着
信を待機する状態(ステップS2−14,S2−15)
になってからの動作を説明する。この状態では画面表示
関係ユニット部への電源供給はオフされている。
【0079】この状態で、ソフト電源オンが入力操作さ
れた場合は、画面表示関係ユニット部への電源供給をオ
ンし(ステップS2−22)、その後、通常の操作また
はPCからの情報着信を受け付ける状態に復帰する(ス
テップS2−3)。
【0080】PCからの着信情報が録画予約なし情報か
どうかを判定する(ステップS2−151)。PCから
の着信情報が録画予約情報の場合には、表示画面につい
ては既にオフされているが、この予約情報をモニタ装置
30のメモリ331に記憶更新する(ステップS2−1
6)。
【0081】また、PCからの着信情報が予約無し情報
の場合には、モニタ装置30のメモリ331の予約情報
を消去する(ステップS2−17)。さらに、録画関係
ユニット部の電源をオフする(ステップS2−18)。
この状態で、モニタ装置30の録画関係ユニット部と画
面表示関係ユニット部との両方の電源がオフされる。こ
の後に、ソフト電源がオンを待機する状態に移行する
(ステップS2−19)。
【0082】このソフト電源オンの待機状態は、画面表
示関係ユニット部、録画関係ユニット部両方の電源がオ
フされている。ここでは、ソフト電源オン入力のみ有効
である。
【0083】ソフト電源オンが操作指示された場合は、
情報表示関係ユニット部への電源供給もオンして(ステ
ップS2−21)、通常の操作またはPCからの情報着
信を受け付ける状態に復帰する(ステップS2−3)。
【0084】次に、情報機器としてのコンピュータ本体
20(PC)側の動作について、具体的に説明する。
【0085】図7は図1のPCの動作を詳細に示したフ
ローチャートである。
【0086】図7に示すように、まず、電源をオンし、
録画管理ソフトウエアを起動する(ステップS3−
1)。このソフトウエアは、オペレータの操作を受け付
け、新規録画予約さらには録画実行などを行うものであ
る。PCが電源オンして起動すると、操作入力またはタ
イマによるイベントを待つ(ステップS3−2)。さら
に、このイベントが新規録画予約か録画開始イベントか
を判定する(ステップS3−21)。
【0087】ステップS3−21でイベントが操作入力
による新規録画予約の場合、この予約情報をPC側のH
DD23に記憶する(ステップS3−3)。
【0088】さらに、PCには時計が内蔵されており、
予約情報のうち、現在から最も近いものを選び出すこと
ができる。この録画予約情報をモニタ装置30側に送信
する(ステップS3−4)。
【0089】さらに、PCでの予約は時計を用いて、指
定の時刻に録画イベントを発生させるスケジュールの登
録で実現されている(ステップS3−5)。
【0090】また、ステップS3−21で録画イベント
が開始すると、TVチューナ325の選局設定、MPE
G2エンコーダ327の各種設定を行い、HDD23に
エンコードデータを記録して行き、録画を開始する(ス
テップS3−6)。
【0091】さらに、エラー発生かどうかを判定し(ス
テップS3−7)、エラー発生がなければ、録画終了時
刻まで待つ(ステップS3−8)。録画終了時刻になる
と録画を終了し(ステップS3−9)、これに対応する
録画予約情報を消去する(ステップS3−10)。
【0092】一方、ステップS3−7でエラーが発生、
即ち、録画中に中断の指示が為されたり、HDD23の
残り記憶容量不足などの異常を検出すると、MPEG2
録画を中断し(ステップS3−13)、これに対応する
録画予約情報を消去する(ステップS3−14)。
【0093】この後、現在の時刻以降に予約が設定され
ているかどうかを調べる(ステップS3−11)。録画
予約が設定されていれば、録画予約情報のうち、現在か
ら最も近いものを選び出し、この録画予約情報をモニタ
装置30に送信する(ステップS3−15)。また、予
約が設定されていなければ、録画予約消去情報をモニタ
装置30に送信する(ステップS3−12)。
【0094】以上により、本実施形態によれば、制御手
段330は、メモリ331内の制御プログラムに基づい
て、電源制御装置328を介して、少なくとも録画終了
時刻までは、TVチューナ325、MPEG2エンコー
ダ327およびUSBI/F320などからなる録画関
係ユニット部への電源供給だけは、自動的に続行するよ
うに電源制御するため、予約待機しているときのモニタ
装置30の消費電力が、グラフィックコントローラ32
2、LCDドライバ323およびバックライト用のイン
バータ324などの画面表示関係ユニット部に供給する
電力を削減した分だけ軽減することができると共に、録
画関係ユニット部には常に電源供給していることから、
予約設定した録画を確実に実行することができる。
【0095】なお、本実施形態では、本発明の説明を簡
単にするため、録画予約のある場合は録画関係ユニット
部の電源を切断しない前提で説明したが、これに限ら
ず、通信I/Fと制御手段330およびメモリ331は
常時動作させておき、PCからの録画開始指示の着信を
検出することができれば、予約待機時は,TVチューナ
325、MPEG2エンコーダ327の電源は切ってお
き、録画開始時に電源オンするように構成することもで
きる。
【0096】また、本実施形態では、電源供給管理手段
330Cは、PC側の録画予約情報を受信したときに、
これを検出して録画関係ユニット部への電源供給のみに
切替える場合が選択可能であることを説明したが、これ
に限らず、電源供給管理手段330Cは、メモリ331
に、PC側で設定された録画予約情報が記憶されている
場合に、これを検出して、録画関係ユニット部への電源
供給のみに切替えたり、録画関係ユニット部への電源供
給を行ったり続行したりする場合もあってもよい。
【0097】
【発明の効果】以上のように、請求項1によれば、情報
機器側での録画予約情報の設定を検出した場合に、録画
関係ユニット部への電源供給を行うため、予約待機して
いるときの表示装置の消費電力を、画面表示関係ユニッ
ト部に供給する電力を削減した分だけ軽減することがで
きると共に、予約設定した録画を確実に実行することが
できる。
【0098】さらに、請求項2によれば、画面表示関係
ユニット部の電源供給と、録画関係ユニット部への電源
供給を独立して管理することができ、電源オフ操作を指
示したときに、画面表示関係ユニット部の電源モードを
遮断し、録画関係ユニット部のみの電源モードに切替え
るため、録画予約時に予約待機しているときの消費電力
を軽減することができると共に、予約設定した録画を確
実に実行することができる。
【0099】さらに、請求項3によれば、予約録画が終
了した場合には、録画関係ユニット部に電源を供給した
ままでは、電力が無駄に消費されるため、録画関係ユニ
ット部への電力供給も遮断することで、電力を無駄に消
費することを防止することができる。
【0100】さらに、請求項4によれば、録画予約のあ
るときは、電源オフ操作を指示しても、部分的に電源を
供給しているが、これをユーザに知らせないと、誤って
AC商用電力供給用のコンセントを抜いてしまうことが
考えられ、これを、表示画面上の電源供給状態の情報と
して表示することにより防止することができる。
【0101】さらに、請求項5によれば、情報機器側で
録画予約を行った際に、画面表示の電源を即座に切断
し、低消費電力状態へと移行できると使い勝手が便利で
ある場合がある。
【0102】また、請求項6によれば、予約録画の録画
設定情報を、情報機器側で設定すると、これが表示装置
側に送信されるため、表示装置側にて録画設定情報を検
出したときに、録画関係ユニット部への電源供給を続行
することができ、予約待機しているときの表示装置の消
費電力を、画面表示に供給する電力を削減した分だけ軽
減することができると共に、予約設定した録画を確実に
実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における録画再生システム
の外観構成を示す斜視図である。
【図2】図1のコンピュータ表示端末装置の断面図であ
る。
【図3】図1の録画再生システムの要部ハード構成を示
すブロック図である。
【図4】図1のモニタ装置の動作を詳細に示すフローチ
ャートである。
【図5】画面表示電源状態の選択表示画面図である。
【図6】OSD警告時の表示画面図である。
【図7】図1のPCの動作を詳細に示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 録画再生システム 20 コンピュータ本体(PC) 21 USBI/F 22 表示RGBI/F 23 HDD 30 モニタ装置 31 液晶表示パネル 32 モニタ制御装置 320 USBI/F 321 A/D変換装置 322 グラフィックコントローラ 323 LCDドライバ 325 TVチューナ 326 ビデオデコーダ 327 MPEG2エンコーダ 328 電源制御装置 329 電源状態変更指示装置 330 制御手段 330A 選局制御手段 330B データ通信手段 330C 電源供給管理手段 330D 情報表示制御手段 331 メモリ 33 操作パネル 35 入力装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 CA09 CB01 CB07 5C026 EA08 EA10 5C053 FA23 GA11 GB38 KA01 KA25 LA06 LA07 LA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも情報機器からの表示データお
    よびテレビジョン受信信号の何れかを表示画面上に表示
    可能とすると共に、該テレビジョン受信信号を録画時に
    データ圧縮して情報機器側にデータ送信する表示装置に
    おいて、 該情報機器との間でデータ通信を行う第1データ通信手
    段と、該情報機器側での録画予約情報の設定を、該第1
    データ通信手段を介して検出した場合には、画面表示部
    への電源供給および録画関係ユニット部への電源供給の
    うち該録画関係ユニット部への電源供給を続行する電源
    供給管理手段とを備えた表示装置。
  2. 【請求項2】 前記電源供給管理手段は、画面表示関係
    ユニット部の電源供給と録画関係ユニット部の電源供給
    をそれぞれ独立して行う電源供給手段に対して電源モー
    ドを切替える電源モード切替手段と、電源オフの操作指
    示を検出したときに該電源モード切替手段に対して、該
    録画関係ユニット部への電源供給のみの電源モードに切
    替える電源モード切替制御手段とを有した請求項1記載
    の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記電源モード切替制御手段は、前記情
    報機器側が予約録画を終了したときに、これを検出し
    て、他に録画予約情報がない場合に、前記録画関係ユニ
    ット部への電源モードを遮断する請求項2記載の表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記電源オフの操作指示を検出したとき
    に、電源供給状態の情報を表示画面上に表示する情報表
    示制御手段を有する請求項1〜3の何れかに記載の表示
    装置。
  5. 【請求項5】 前記電源供給管理手段は、前記情報機器
    側の録画予約情報を受信した場合に、前記録画関係ユニ
    ット部への電源供給のみに切替える請求項1記載の表示
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の表示装置
    と、該表示装置からの圧縮データを記憶する情報記憶手
    段、該情報記憶手段から圧縮データを再生して圧縮前の
    データに解凍する解凍手段および、該解凍手段で解凍し
    たデータおよび入力指示した録画設定情報の少なくとも
    何れかを送信可能とする第2データ通信手段を有する情
    報機器とを備えた録画再生システム。
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