JP4632223B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データを取り込んで記録可能であるパーソナルコンピュータ(以下PCという)などの情報機器と接続し、この情報機器からの画像データを画面表示可能とし、また、テレビジョン(以下TVという)画像も表示可能とする液晶ディスプレイモニタなどの表示装置および、これを用いた録画再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、PCなどの情報機器において、画像エンコーダを内蔵し、動画データを含む画像データをデジタル化して取り込み、それを再生することができるものが増えてきている。画像のコンポジット信号を情報機器に入力するだけではなく、TVチューナを内蔵し、TVの画像信号を得ることができるものもある。
【0003】
また、情報機器本体とは別に、TVチューナおよび画像エンコーダを備え、デジタイズ済みの信号をUSBなどのインターフェイス(I/F)から送信するTV受信装置もある。このTV受信装置は、TVチューナ、画像エンコーダを備えていない記憶装置に接続し、記憶装置から画像データを取り込んで、それを再生するものである。
【0004】
通常、PCなどの情報機器は、表示信号を出力するのみで、実際に画像表示をするためには、表示装置に接続する必要がある。一方、表示装置は、情報機器からの表示信号を表示する機能以外に、TVチューナを内蔵し、TV画面を表示する機能を併せ持つものがある。この場合、情報機器側の動作とは別に、表示装置のTV画面の表示ができるようになっている。
【0005】
画像の録画には、大容量の記憶デバイスが必要である。表示装置には、通常、大容量の記憶デバイスは内蔵されていないため、情報機器側のハードディスク装置(以下HDDという)などに記憶するのが一般的である。情報機器側で録画データを録画するには、当然、情報機器側の電源をオンして、動作状態にしておく必要がある。
【0006】
録画処理には、ある時刻になったときに録画を行うことを指定する録画予約という機能がある。この場合、PCなどの情報機器側はスタンバイ状態にしておき、タイマを起動して録画開始時刻に録画を実行させることになる。このように、PC側では、録画予約中に使用しない場合に、スタンバイ状態に設定しておくのが一般的である。また、スタンバイ状態ではなく、タイマ部以外の電源を完全に切っても指定開始時刻に起動できるものもあるが、これは特殊なハードウエアを備えたものであり、一般的ではない。
【0007】
一方、表示装置では、通常、モニタとして使用しているときは、画面表示関係ユニットと、TVチューナを含む録画関係ユニットとの両方に電源を供給している。これはモニタがPC画面、TV画面を瞬時に切替えられるようにするためである。表示装置には、電源のオン/オフを指示する電源スイッチがあるが、通常、電源スイッチによるオン/オフでは表示装置全ての電源をオン/オフにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の表示装置では、PC側に録画予約が設定されていて、PCがスタンバイ状態になっている場合に、表示装置の電源を一旦オフすると、録画開始時までに電源をオンしなければ、録画することができない。また、PCに録画予約を設定した場合に、表示装置の電源をオフせずに電源をオン状態のままにすると、予約待機しているときの消費電力が大きくなってしまう。
【0009】
本発明は、上記従来の事情に鑑みて為されたもので、録画予約時に予約待機しているときの消費電力を軽減すると共に、予約設定した録画を確実に実行することができる表示装置および、これを用いた録画再生システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の表示装置は、少なくとも情報機器からの表示データおよびテレビジョン受信信号の何れかを表示画面上に表示可能とすると共に、録画時に該テレビジョン受信信号を情報機器側にデータ送信する表示装置において、該情報機器との間でデータ通信を行う第1データ通信手段と、該情報機器側での録画予約情報の設定を、該第1データ通信手段を介して検出した場合には、画面表示部への電源供給および録画関係ユニット部への電源供給のうち該録画関係ユニット部への電源供給を続行する電源供給管理手段とを備え、そのことにより上記目的が達成される。
【0011】
この構成により、例えば画面表示関係ユニット部と録画関係ユニット部とに対して別々に電源スイッチを設け、録画開始時刻までに、録画関係ユニット部用の電源スイッチのみをオンする操作は、ユーザにとってわずらわしいものである。このため、情報機器側での録画予約情報の設定を検出した場合に、録画関係ユニット部への電源供給を行うか続行すれば、予約待機しているときの表示装置の消費電力は、画面表示関係ユニット部に供給する電力を削減した分だけ軽減されると共に、予約設定した録画を確実に実行することが可能となる。
【0012】
また、好ましくは、本発明の表示装置における電源供給管理手段は、画面表示関係ユニット部の電源供給と録画関係ユニット部の電源供給をそれぞれ独立して行う電源供給手段に対して電源モードを切替える電源モード切替手段と、電源オフの操作指示を検出したときに該電源モード切替手段に対して、録画関係ユニット部への電源供給のみの電源モードに切替える電源モード切替制御手段とを有する。
【0013】
この構成により、画面表示関係ユニット部の電源供給と、録画関係ユニット部への電源供給を独立して管理することが可能であり、電源オフ操作を指示したときに、画面表示関係ユニット部の電源モードは遮断し、録画関係ユニット部のみの電源モードに切替えるので、録画予約時に予約待機しているときの消費電力を軽減すると共に、予約設定した録画を確実に実行することが可能となる。
【0014】
さらに、好ましくは、本発明の表示装置における電源モード切替制御手段は、情報機器側が予約録画を終了したときに、これを検出して、他に録画予約情報がない場合に、録画関係ユニット部への電源モードを遮断する。
【0015】
この構成により、予約録画が終了した場合には、録画関係ユニット部に電源を供給したままでは、電力が無駄に消費されるので、録画関係ユニット部への電力供給も遮断する。
【0016】
さらに、好ましくは、本発明の表示装置において、電源オフの操作指示を検出したときに、電源供給状態の情報を表示画面上に表示する情報表示制御手段を有する。
【0017】
この構成により、録画予約のあるときは、電源オフ操作を指示しても、部分的に電源を供給しているが、これをユーザに知らせないと、誤ってAC商用電力供給用のコンセントを抜いてしまうことが考えられる。これを、表示画面上の電源供給状態の情報表示により防止する。
【0018】
さらに、好ましくは、本発明の表示装置における電源供給管理手段は、情報機器側の録画予約情報を受信した場合に、録画関係ユニット部への電源供給のみに切替える。これはデータ通信手段によって録画予約情報を受信した場合の電源切替動作であるが、データ通信手段を介して録画予約情報を受信した後に、これを情報記憶手段に記憶し、情報記憶手段内に録画予約情報が存在するかどうかで電源切替動作を行う場合を次に示す。即ち、好ましくは、本発明の表示装置において、情報機器側で設定されデータ通信で得られた録画予約情報を記憶する情報記憶手段を有し、電源供給管理手段は、この情報記憶手段に記憶された録画予約情報が存在する場合に、録画関係ユニット部への電源供給のみに切替える。または、電源供給管理手段は、この情報記憶手段に記憶された録画予約情報が存在する場合に、録画関係ユニット部への電源供給を行ったり続行したりする。
【0019】
この構成により、情報機器側で録画予約を行った際に、画面表示の電源を即座に切断し、低消費電力状態へと移行できるように選択可能であると、使い勝手が便利である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態の録画再生システムついて図面を参照しながら説明する。
【0023】
図1は、本発明の一実施形態における録画再生システムの外観構成を示す斜視図であり、図2は図1のコンピュータ表示端末装置の断面図である。図1および図2において、録画再生システム10は、情報機器としてのコンピュータ本体20と、コンピュータ表示端末装置としてのモニタ装置30と、コンピュータ本体20とモニタ装置30間に接続されたデータ通信用のコンピュータ信号ケーブル40とを有している。
【0024】
コンピュータ本体20は、一つの独立した筐体で構成され、独立した電源装置(図示せず)によって駆動するパーソナルコンピュータ(以下PCという)で構成されており、予め種々のデータ処理、インターネット、電子メール、画像編集などのアプリケーションプログラムが記憶されており、これに加えて、詳細に後述する本発明の録画処理プログラムおよび録画再生処理プログラムがインストールされているものである。
【0025】
モニタ装置30は、一つの独立した筐体で構成され、コンピュータ本体20とは独立した電源装置(図示せず)によって駆動されるものであり、表示手段としての液晶表示パネル31と、モニタ制御装置32と、入力操作手段としての入力装置35とを有している。
【0026】
液晶表示パネル31は、図3にて後述するバックライトユニット311とTFT液晶表示ユニット(図示せず)を持つ画像表示部が、チルトヒンジ機構36によりスタンド37に対して上下に回動自在に軸支されることにより、その視認角度の操作性の向上を図っている。
【0027】
モニタ制御装置32は録画制御用、録画再生制御用、TV視聴制御用さらには電源供給管理用の制御ボードユニットが内蔵されている。
【0028】
入力装置35は、各種操作指令を入力可能とするリモコン(図示せず)、操作パネル33およびマウス34などで構成され、TV受信局を選局するTVのチャンネル変更指示や、TV表示とPC信号表示の表示切替指示などの機能を有している。
【0029】
操作パネル33には、TV受信機の選局ボタン、音量ボタン、AV周辺機器の選択ボタン、表示環境設定ボタンおよび、図示しないリモコン受信器などが設けられている。
【0030】
コンピュータ信号ケーブル40は、D−SUBコネクタ間を接続するアナログRGBの表示データ信号ケーブルと、オーデイオコネクタ間を接続するオーデイオ信号ケーブルと、USB(Universal Serial Bus;ユニバーサルシリアルバス)ポートとUSBUハブ間を接続するUSBケーブルとを有している。
【0031】
図3は、図1の録画再生システムの要部ハード構成を示すブロック図である。図3において、コンピュータ本体20のUSBインターフェイス(I/F)21とモニタ制御装置32のUSBインターフェイス(I/F)320との間でデータ通信可能に構成されており、例えば録画用の圧縮データがモニタ制御装置32からコンピュータ本体20に送信される。また、コンピュータ本体20の表示RGBインターフェイス(I/F)22はモニタ制御装置32のA/D変換装置321に接続され、録画データを解凍して得た表示データがA/D変換装置321側に送信される。
【0032】
コンピュータ本体20は、詳細には図示していないが、CPUモジュールと、表示コントローラと、VRAMと、通信用のモデム装置と、PCI(Peripheral Component Interconnect)インターフェイスと、I/Oコントローラと、録画情報を記憶可能とする情報記憶手段(可読記録媒体)としてのHDD23と、BIOS−ROMと、キーコントローラと、音声情報をオーデイオ出力端子より出力してモニタ装置30にて音声再生するためのオーディオコントローラとを有している。
【0033】
CPUモジュールは、このシステム全体の動作制御およびデータ処理を実行するコンピュータ制御手段である。
【0034】
HDD23は、このシステムの主記憶部として使用されるものであり、後述する各プロセスにおける、HDD23やUSBI/F21,320経由のMPEG2エンコーダ327などのデバイスヘのアクセスを管理するオペレーティングシステム(OS)24、処理対象のアプリケーションプログラムおよび、このアプリケーションプログラムによって作成されたユーザデータなどが格納されるようになっている。このアプリケーションプログラムの一つとして、本発明を実現するための録画処理プログラムおよび録画再生処理プログラムが、主メモリ(HDD23)にインストールされる。また、この録画処理プログラムには、録画設定情報の設定および送信をする録画予約処理(録画設定処理)などを実行する録画管理プロセス25が含まれている。録画管理プロセス25は、録画予約した録画情報、例えば録画開始日および時刻、録画終了日および時刻、チャンネル情報、圧縮レートに対応した録画密度情報、管理情報などを記憶する録画情報テーブルを有している。また、録画管理プロセス25には、録画予約に際して、インターネットによって配信される番組内容を含む番組情報の利用により設定可能になっており、この番組情報と管理情報との関連付けも記憶されている。主メモリ(HDD23)内の録画再生処理プログラムとCPUモジュールにより、圧縮データを元に戻す解凍手段が構成されている。なお、ハードウエアで構成される解凍手段としてのMPEG2デコーダコントローラを周辺デバイスとして組み込む方法もあるが、ここでは必ずしもハードウエアのMPEG2デコーダコントローラを必要としない。
【0035】
この録画処理プログラムは、GUI(Graphical User Interface;グラフィカル・ユーザ・インターフェイス)を利用して受信局の選局、録画および録画予約の操作指令を検出するステップ(操作指令検出手段)と、この検出した操作指令に基づいて、USBを介してモニタ装置30にコマンド送信(録画設定情報送信)するステップ(第2データ通信手段)と、モニタ装置30からUSBを介して入力される、MPEG2フォーマットで圧縮された映像情報を、順次、HDD23に記憶させるステップ(記憶制御手段)とを有している。
【0036】
また、録画再生処理プログラムは、GUIを利用して録画再生の操作指令を検出するステップ(操作指令検出手段)と、この操作指令に基づいて、HDD23に記憶した圧縮データの映像情報を上記MPEG2デコーダプロセス26によって元のデータに解凍するステップ(解凍手段)と、解凍した表示データを元の表示データとしてモニタ装置30側に送信出力すると共に、音声データもオーデイオ出力端子より送信出力するステップ(第2データ通信手段)とを有している。なお、PCから出力される表示データとしては、通常のワープロ、表計算、図形処理の表示データを出力することは当然のこととして、これらのデータと映像再生した映像データと合成(ピクチャ・イン・ピクチャ)して出力できることは当然のことである。
【0037】
表示コントローラは、VRAMに描画されたデータをアナログRGBの表示データとして出力してモニタ装置30側に表示させるための表示制御処理を行うものである。
【0038】
PCIインターフェイスには、HDD23、CD−ROMドライブ,FDDドライブなどの制御部と、USBスロットに接続されるUSBデバイスコントローラなどが含まれている。
【0039】
I/Oコントローラは、各種I/Oデバイスを制御するためのものである。
【0040】
次に、モニタ制御装置32は、表示RGBI/F(I/Fはインターフェイス)から表示データが入力されるA/D変換装置321と、グラフィックコントローラ322と、LCDドライバ323と、バックライトユニット311用のインバータ324と、TV受信手段としてのTVチューナ325と、ビデオデコーダ326と、画像圧縮手段としてのMPEG(Mortion Picture Expert Group;エムペグ)2エンコーダ327と、USBI/F320と、電源供給手段としての電源制御装置328と、電源状態変更指示装置329と、各部を制御する制御手段330と、制御手段330が各部を制御する際に用いるデータを格納した情報記憶手段としてのメモリ331とを有している。
【0041】
USBI/F320は、情報機器としてのPCに対して、MPEG2エンコーダ327からの圧縮データを送出し、また、PC側からキャプチャーサイズ、ビットレートなどの指定を行うことができるものである。
【0042】
A/D変換装置321は、PCからの表示データであるアナログRGB信号をデジタルRGB信号に変換するものである。
【0043】
グラフィックコントローラ322は、入力デジタル画像信号を、液晶表示パネル31の表示画素数に合わせて表示できるように変換するものであり、色空間変換機能、IP(Interlace to Progressive)変換、スケーリング機能、FRC(FrameRateConversion)機能、γ補正機能、色補正機能および同期検出機能を有し、デジタルRGB信号、デジタルYUVビデオ信号から生成した表示データを16ビットの表示データバス322aに出力するものである。
【0044】
LCDドライバ323は、グラフィックコントローラ322の出力表示データを入力し、液晶表示パネル31の画像表示を制御する駆動回路である。
【0045】
インバータ324は、バックライトユニット311に対して点灯制御を行うものである。
【0046】
TVチューナ325は、コンピュータ本体20(PC)からのTV受信局の選局情報、またはリモコンなどの選局操作手段(入力装置35)からの選局情報に応答したチャンネル設定情報を基に、後述する制御手段330によりIICバス330aを介して受信局の選局制御が実行されるものである。また、TVチューナ325は、アンテナ端子に接続され、選局制御によってアンテナ端子からの所望のTV信号が選局されて受信され、このTV受信信号よりNTSC画像信号を検波出力して信号ライン325aを介してビデオデコーダ326に供給するものである。また、TVチューナ325は、TV受信信号より音声周波数信号が分離出力され、その音声周波数信号を、後述する音声処理回路(図示せず)に供給するものである。
【0047】
ビデオデコーダ326は、TVチューナ325から供給されるNTSC画像信号および、図示していないが、外部ビデオ機器を接続したビデオ入力端子からのビデオ信号の何れかを選択し、信号ライン326aにYUVデジタルビデオ信号を出力するものである。また、ビデオデコーダ326には、フィルタ回路、同期分離回路、YC分離回路、A/Dコンバ―タ回路、色情報調整回路、AGC回路、カラーデコーダ回路、水平垂直同期化回路および所望の画像サイズ決定のスケーリング回路などを有している。なお、ビデオデコーダ326は、MPEG2エンコーダ327とグラフィックコントローラ322との調停処理によって、信号ライン326a,326bに出力するYUVデジタルビデオ信号を各々独立して出力制御でき、さらに各々独立して画像サイズのスケーリング処理が行えるようになっている。
【0048】
MPEG2エンコーダ327は、入力されたNTSC画像信号を既知のMPEG2形式にてデータ圧縮を行うと共に、デジタル化された音声信号も同様にデータ圧縮を行うものである。
【0049】
電源制御装置328は、画面表示関係ユニット部の電源供給と、後述する録画関係ユニット部の電源供給との2系統(2電源モード)に対してそれぞれ独立に電源供給/電源遮断制御をするものである。
【0050】
電源状態変更指示装置329は例えば電源ボタンなどで構成されており、電源のオン/オフ操作を変更指示するものである。この電源ボタンは、モニタ装置30への電源を完全に切断する他に、後述する制御手段330およびメモリ331内の制御プログラムと協働して、入力装置35、さらにTVチューナ325、MPEG2エンコーダ327、通信I/F(USBI/F320)など、録画データを取得するのに必要な録画関係ユニット部のみを動作させる指示、モニタ装置30の電源を全遮断する指示、これらの電源状態から通常の電源状態(表示関係ユニット部および録画関係ユニット部がオン)に復帰する指示などを行うソフトウエアによる電源オン/オフのスイッチ機能を備えるものである。
【0051】
制御手段330は、CPU(中央演算処理装置)で構成され、全体制御手段として、メモリ331内の制御プログラムに基づいて、IICバス330aを介して、A/D変換装置321に対してRGBカラー調整などを行い、LCDドライバ323に対して駆動制御し、インバータ324に対してバックライトユニット311の輝度の調整を行い、TVチューナ325に対して選局動作を行い、ビデオデコーダ326に対してカラー調整などの各種制御を行い、また、16ビットデータバス330bを介して、グラフィックコントローラ322に対して解像度その他の各種調整を行い、入力装置35からのTV表示とPC信号表示との切替指示、TVのチャンネル変更指示およびその他の操作指示を読み取りその指示に応じて各部を制御し、MPEG2エンコーダ327に対してエンコードを指示する駆動制御を行い、メモリ331に対してデータの読み取りおよび書き込みを行うように全体制御が為される。
【0052】
特に、制御手段330は、制御プログラムに基づいて、PCからのTV受信局の選局情報に応答して受信局を決定し、TVチューナ325に対して選局設定を行う選局制御手段330Aと、PCとの間でのデータ通信、例えばPCから録画予約情報などを受信するデータ通信手段330B(第1データ通信手段)と、PC側で設定された録画予約情報を受信したときに、画面表示関係ユニット部への電源供給および録画関係ユニット部への電源供給のうち少なくとも録画関係ユニット部への電源供給を行ったり続行したりする電源供給管理手段330Cと、電源ボタンをオフ操作したときに、これを検出して、電源供給状態の情報を表示画面上に重ね合わせて表示する情報表示制御手段330Dとを備えている。
【0053】
この場合、録画関係ユニット部とは、録画に関係するTVチューナ325、ビデオデコーダ326、MPEG2エンコーダ327、通信I/FとしてUSBI/F320の他、電源制御装置328、電源状態変更指示装置329、制御手段330およびメモリ331、入力装置35を含むものである。また、情報表示関係ユニット部は、特にバックライト、インバータ、LCDドライバ、グラフィックコントローラおよびA/D変換装置などの他、電源制御装置328、電源状態変更指示装置329、制御手段330およびメモリ331、入力装置35を含むものである。なお、制御手段330、メモリ331、通信I/F(USBI/F320)、入力装置35、電源制御装置328、電源状態変更指示装置329は、モニタ装置30の全電源オフ時以外は常時電源供給されているものとする。
【0054】
電源供給管理手段330Cは、電源制御装置328に対して電源モードを切替える電源モード切替手段と、電源ボタンをオフ操作指示したときに電源モード切替手段に対して、録画関係ユニット部のみの電源モードに切替える電源モード切替制御手段とを有している。この電源モード切替制御手段は、PC側が予約録画を終了したときに、これを検出して、他に録画予約(録画予約情報)がなければ、録画関係ユニット部の電源モードをも遮断するように制御するものである。
【0055】
情報表示制御手段330Dは、例えばメッセージを生成するOSD機能を有するメッセージ表示手段などで構成され、電源供給状態の情報が、OSD表示プロセスで取り込まれ、文字情報などの表示情報に展開されて液晶表示パネル31の表示画面上に重ね合わせて表示されるようになっている。
【0056】
メモリ331には、制御手段330が動作するための制御プログラムおよび各種データが格納されている。制御プログラムは、TVチューナ325の選局などを行うチューナ管理プロセス(図示せず)、各部や各装置への電源供給/停止の管理を行う電源管理プロセス、TV表示とPC信号表示の切替えを行う画面表示切替えプロセス、メッセージを液晶表示パネル31に表示するOSD表示プロセス、PCの動作状態を読み取る情報機器状態読み取りプロセス、録画管理情報をPCから受信し、編集、保持および送信処理を行う録画管理情報処理プロセスなどを有している。
【0057】
なお、音声再生処理については、音声処理回路が、音声入力端子からの音声信号をD/A変換した後のアナログ音声信号を音声コントローラに出力し、音声コントローラは、音質・音量調整、サラウンド制御等を行った後のアナログ音声信号を増幅回路に出力し、その増幅したアナログ音声信号をスピーカに出力するものである。また、音声処理回路は、TVチューナ325に接続されており、上記構成に加えて、TVチューナ325から供給された音声周波数信号をA/D変換してさらに復調し、そのデジタル化された音声信号はMPEG2エンコーダ327に供給され、A/D変換された音声信号はD/A変換されて音声コントローラに供給されるようになっている。なお、音声処理回路は、MPEG2エンコーダ327とグラフィックコントローラ322との調停処理によって、音声入力端子からの音声信号と、TVチューナ325からの音声信号とのそれぞれに対してMPEG2エンコーダ327への出力と音声コントローラへの出力とを選択的なスイッチングを行って両信号の同時処理を可能に構成している。
【0058】
上記構成により、以下、その動作を説明する。
【0059】
TV受信時には、TVチューナ325は、チャンネル設定信号に基づいて、所望の受信チャンネルのTV信号が選択され、ビデオデコーダ326にてNTSC画像信号よりデジタル画像信号に変換され、さらにグラフィックコントローラ322にて表示データに変換されて液晶表示パネル31の表示画面上に表示される。
【0060】
次に、録画に際しては、PCにおけるTV録画処理プログラムの起動に基づいて、TVチューナ325が所望の受信チャンネルに選局され、ビデオデコーダ326を介し、MPEG2エンコーダ327にて、デジタル画像信号がデータ圧縮され、圧縮データがUSBI/F320よりPC側に送出される。
【0061】
さらに、PC側においては、USBI/F21を経由して入力された圧縮データは、所望の属性情報と共にPC内のHDD23に順次記憶される。
【0062】
次に、録画再生時には、PCにおけるTV録画再生処理プログラムの起動に基づいて、PC内のMPEG2デコードプログラム(またはMPEG2デコーダ回路)により、HDD23内に記憶されている圧縮データが順次呼び出されて解凍処理され、さらにMPEG1デコードプログラムまたはMPEG1デコーダ回路により音声データも解凍処理される。なお、音声データの解凍処理はこれに限らず、PC内のMPEG2デコードプログラムまたはMPEG2デコーダ回路によっても音声データの解凍処理は可能である。本実施形態では、音質を高めるためにMPEG1デコードプログラムまたはMPEG1デコーダ回路を用いている。
【0063】
解凍されたアナログRGBの表示データは、表示RGBI/F22からモニタ装置30側のA/D変換装置321、グラフィックコントローラ322を経由して液晶表示パネル31の表示画面上に映出される。また同様に、音声データは、モニタ装置30側の音声入力端子(図示せず)に入力し、所定の回路を経由してスピーカより、表示画像と同期して音声再生出力が為される。
【0064】
次に、録画予約をする場合には、PCにおけるTV録画処理プログラムに基づいて、録画設定情報、例えば録画開始・終了時刻、録画チャンネル、録画密度などを入力設定し、それが、PC内の録画管理プロセスにてHDD23に保存されると共に、モニタ装置30側に送信される。PC側のHDD23に設定された録画予約の録画設定情報をモニタ装置30側が受信したときに、これを検知して、画面表示関係ユニット部への電源供給および録画関係ユニット部への電源供給のうち録画関係ユニット部への電源供給を行ったり続行したりするように電源制御が為される。さらに、録画予約のあるときは、電源状態変更指示装置329(電源ボタン)に対してユーザが電源オフ操作を指示すると、画面表示関係ユニット部への電源供給は遮断されるが、録画関係ユニット部への電源供給は続行されており、これをユーザに知らせる。即ち、制御手段330は、オフ操作を検出して、電源供給状態の情報を表示画面上に重ね合わせてOSD表示する。
【0065】
さらに、録画開始時刻になると、録画予約の録画設定情報に従ってモニタ装置30とコンピュータ本体20(PC)との調停により、制御手段330が、TVチューナ325に対して録画チャンネルを選局制御したり、MPEG2エンコーダ327に対してTV画像のエンコードを指示するなど、TVチューナ325、ビデオデコーダ326、MPEG2エンコーダ327さらにはUSBI/F320を起動させて録画処理を開始する。
【0066】
さらに、録画終了時刻になって、PC側が予約録画を終了指示したときに、モニタ装置30側の制御手段330が、この終了指示を検出して、録画関係ユニット部の電源モードをも電源遮断する。
【0067】
ここで、録画再生システムについて更に具体的に説明する。
【0068】
図4は、図1のモニタ装置30の動作を詳細に示したフローチャートである。
【0069】
図4に示すように、まず、モニタ装置30が、電源状態変更指示装置329(電源ボタン)によるオン指示により起動したときに、電源供給が必要な各部や装置に対して電源供給する(ステップS2−1)。
【0070】
次に、PCモードまたはTVモードで画面表示し(ステップS2−2)、入力操作があったかどうかを判定する(ステップS2−3)。入力操作がない場合に、情報機器(PC)からの情報の着信を受け付ける(ステップS2−9)。
【0071】
ステップS2−3で入力操作があった場合、録画予約情報を受信した場合のモニタ装置30の電源状態を設定するメニュー表示が指示されると、メニュー表示が表示画面上にOSD表示が行われ(ステップS2−4)、このメニュー表示において、録画予約情報を受信した場合に、画面表示関係ユニット部への電源供給を即座にオフするかオフしないかを選択できる(ステップS2−41)。このときの画面表示関係ユニット部への電源供給状態の選択表示画面の様子を図5に示している。
【0072】
ステップS2−41で「ソフト電源オフしない」が指示されると、この電源状態をメモリ331に設定して、ステップS2−3の入力操作の有無判定に戻る。ステップS2−41で「ソフト電源オフする」が指示されると、録画予約情報の有無をチェックし(ステップS2−6)、以下のように動作する。
【0073】
ステップS2−6で録画予約情報が無い場合は、表示画面関係ユニット部と録画ユニット部の両方の電源をオフし(ステップS2−7,S2−8)、ソフト電源オンを待機する状態(ステップS2−19)に移行する。
【0074】
また、ステップS2−6で録画予約情報がある場合は、「録画予約があります。録画ユニットを待機状態にして終了します」という警告文(または警告図柄)などをOSD表示する(ステップS2−12)。このときのOSD警告時の表示画面の様子を図6に示している。
【0075】
この後、画面表示関係ユニット部への電源供給のオフ指示を検知し(ステップS2−13)、ソフト電源オンかどうかを判定し(ステップS2−14)、ソフト電源がオンではないとき、コンピュータ本体20(PC)からの情報着信(予約なし情報)を待機する状態に移行する(ステップS2−15)。
【0076】
一方、画面表示がなされている状態で、PCからの情報着信があった場合、情報の種類別に以下のように動作する(ステップS2−9)。即ち、着信情報が録画予約情報かどうかを判定する(ステップS2−91)。ステップS2−91で着信情報が録画予約情報の場合、この予約情報をモニタ装置30側のメモリ331に記憶更新する(ステップS2−10)。PCからの録画予約情報は、現在時刻以降で、最も近いものが送信される(PCで常にそのように管理可能であるので、そうしている)。なお、録画予約情報の受信時に画面表示用の電源をオフする指定が為されている場合は、「録画予約があります。録画ユニットを待機状態にして終了します」という警告文などをOSDで表示した後に、画面表示関係ユニット部への電源供給をオフし、ソフト電源オンまたは、PCからの情報の着信を待機する状態に移行する(ステップS2−11〜S2−13)。
【0077】
また、ステップS2−91で着信情報が予約無し情報の場合は、PCが予約録画を完了し、それ以後に予約の設定が無い状態であれば、モニタ装置30のメモリ331の予約情報を消去し(ステップS2−23)、通常の操作またはPCからの情報着信を受け付ける(ステップS2−3)。
【0078】
次に、ソフト電源オンでPCからの情報着信を待機する状態(ステップS2−14,S2−15)になってからの動作を説明する。この状態では画面表示関係ユニット部への電源供給はオフされている。
【0079】
この状態で、ソフト電源オンが入力操作された場合は、画面表示関係ユニット部への電源供給をオンし(ステップS2−22)、その後、通常の操作またはPCからの情報着信を受け付ける状態に復帰する(ステップS2−3)。
【0080】
PCからの着信情報が録画予約なし情報かどうかを判定する(ステップS2−151)。PCからの着信情報が録画予約情報の場合には、表示画面については既にオフされているが、この予約情報をモニタ装置30のメモリ331に記憶更新する(ステップS2−16)。
【0081】
また、PCからの着信情報が予約無し情報の場合には、モニタ装置30のメモリ331の予約情報を消去する(ステップS2−17)。さらに、録画関係ユニット部の電源をオフする(ステップS2−18)。この状態で、モニタ装置30の録画関係ユニット部と画面表示関係ユニット部との両方の電源がオフされる。この後に、ソフト電源がオンを待機する状態に移行する(ステップS2−19)。
【0082】
このソフト電源オンの待機状態は、画面表示関係ユニット部、録画関係ユニット部両方の電源がオフされている。ここでは、ソフト電源オン入力のみ有効である。
【0083】
ソフト電源オンが操作指示された場合は、情報表示関係ユニット部への電源供給もオンして(ステップS2−21)、通常の操作またはPCからの情報着信を受け付ける状態に復帰する(ステップS2−3)。
【0084】
次に、情報機器としてのコンピュータ本体20(PC)側の動作について、具体的に説明する。
【0085】
図7は図1のPCの動作を詳細に示したフローチャートである。
【0086】
図7に示すように、まず、電源をオンし、録画管理ソフトウエアを起動する(ステップS3−1)。このソフトウエアは、オペレータの操作を受け付け、新規録画予約さらには録画実行などを行うものである。PCが電源オンして起動すると、操作入力またはタイマによるイベントを待つ(ステップS3−2)。さらに、このイベントが新規録画予約か録画開始イベントかを判定する(ステップS3−21)。
【0087】
ステップS3−21でイベントが操作入力による新規録画予約の場合、この予約情報をPC側のHDD23に記憶する(ステップS3−3)。
【0088】
さらに、PCには時計が内蔵されており、予約情報のうち、現在から最も近いものを選び出すことができる。この録画予約情報をモニタ装置30側に送信する(ステップS3−4)。
【0089】
さらに、PCでの予約は時計を用いて、指定の時刻に録画イベントを発生させるスケジュールの登録で実現されている(ステップS3−5)。
【0090】
また、ステップS3−21で録画イベントが開始すると、TVチューナ325の選局設定、MPEG2エンコーダ327の各種設定を行い、HDD23にエンコードデータを記録して行き、録画を開始する(ステップS3−6)。
【0091】
さらに、エラー発生かどうかを判定し(ステップS3−7)、エラー発生がなければ、録画終了時刻まで待つ(ステップS3−8)。録画終了時刻になると録画を終了し(ステップS3−9)、これに対応する録画予約情報を消去する(ステップS3−10)。
【0092】
一方、ステップS3−7でエラーが発生、即ち、録画中に中断の指示が為されたり、HDD23の残り記憶容量不足などの異常を検出すると、MPEG2録画を中断し(ステップS3−13)、これに対応する録画予約情報を消去する(ステップS3−14)。
【0093】
この後、現在の時刻以降に予約が設定されているかどうかを調べる(ステップS3−11)。録画予約が設定されていれば、録画予約情報のうち、現在から最も近いものを選び出し、この録画予約情報をモニタ装置30に送信する(ステップS3−15)。また、予約が設定されていなければ、録画予約消去情報をモニタ装置30に送信する(ステップS3−12)。
【0094】
以上により、本実施形態によれば、制御手段330は、メモリ331内の制御プログラムに基づいて、電源制御装置328を介して、少なくとも録画終了時刻までは、TVチューナ325、MPEG2エンコーダ327およびUSBI/F320などからなる録画関係ユニット部への電源供給だけは、自動的に続行するように電源制御するため、予約待機しているときのモニタ装置30の消費電力が、グラフィックコントローラ322、LCDドライバ323およびバックライト用のインバータ324などの画面表示関係ユニット部に供給する電力を削減した分だけ軽減することができると共に、録画関係ユニット部には常に電源供給していることから、予約設定した録画を確実に実行することができる。
【0095】
なお、本実施形態では、本発明の説明を簡単にするため、録画予約のある場合は録画関係ユニット部の電源を切断しない前提で説明したが、これに限らず、通信I/Fと制御手段330およびメモリ331は常時動作させておき、PCからの録画開始指示の着信を検出することができれば、予約待機時は,TVチューナ325、MPEG2エンコーダ327の電源は切っておき、録画開始時に電源オンするように構成することもできる。
【0096】
また、本実施形態では、電源供給管理手段330Cは、PC側の録画予約情報を受信したときに、これを検出して録画関係ユニット部への電源供給のみに切替える場合が選択可能であることを説明したが、これに限らず、電源供給管理手段330Cは、メモリ331に、PC側で設定された録画予約情報が記憶されている場合に、これを検出して、録画関係ユニット部への電源供給のみに切替えたり、録画関係ユニット部への電源供給を行ったり続行したりする場合もあってもよい。
【0097】
【発明の効果】
以上のように、請求項1によれば、情報機器側での録画予約情報の設定を検出した場合に、録画関係ユニット部への電源供給を行うため、予約待機しているときの表示装置の消費電力を、画面表示関係ユニット部に供給する電力を削減した分だけ軽減することができると共に、予約設定した録画を確実に実行することができる。
【0098】
さらに、請求項2によれば、画面表示関係ユニット部の電源供給と、録画関係ユニット部への電源供給を独立して管理することができ、電源オフ操作を指示したときに、画面表示関係ユニット部の電源モードを遮断し、録画関係ユニット部のみの電源モードに切替えるため、録画予約時に予約待機しているときの消費電力を軽減することができると共に、予約設定した録画を確実に実行することができる。
【0099】
さらに、請求項3によれば、予約録画が終了した場合には、録画関係ユニット部に電源を供給したままでは、電力が無駄に消費されるため、録画関係ユニット部への電力供給も遮断することで、電力を無駄に消費することを防止することができる。
【0100】
さらに、請求項4によれば、録画予約のあるときは、電源オフ操作を指示しても、部分的に電源を供給しているが、これをユーザに知らせないと、誤ってAC商用電力供給用のコンセントを抜いてしまうことが考えられ、これを、表示画面上の電源供給状態の情報として表示することにより防止することができる。
【0101】
さらに、請求項5によれば、情報機器側で録画予約を行った際に、画面表示の電源を即座に切断し、低消費電力状態へと移行できると使い勝手が便利である場合がある。
【0102】
また、請求項6によれば、予約録画の録画設定情報を、情報機器側で設定すると、これが表示装置側に送信されるため、表示装置側にて録画設定情報を検出したときに、録画関係ユニット部への電源供給を続行することができ、予約待機しているときの表示装置の消費電力を、画面表示に供給する電力を削減した分だけ軽減することができると共に、予約設定した録画を確実に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における録画再生システムの外観構成を示す斜視図である。
【図2】図1のコンピュータ表示端末装置の断面図である。
【図3】図1の録画再生システムの要部ハード構成を示すブロック図である。
【図4】図1のモニタ装置の動作を詳細に示すフローチャートである。
【図5】画面表示電源状態の選択表示画面図である。
【図6】OSD警告時の表示画面図である。
【図7】図1のPCの動作を詳細に示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 録画再生システム
20 コンピュータ本体(PC)
21 USBI/F
22 表示RGBI/F
23 HDD
30 モニタ装置
31 液晶表示パネル
32 モニタ制御装置
320 USBI/F
321 A/D変換装置
322 グラフィックコントローラ
323 LCDドライバ
325 TVチューナ
326 ビデオデコーダ
327 MPEG2エンコーダ
328 電源制御装置
329 電源状態変更指示装置
330 制御手段
330A 選局制御手段
330B データ通信手段
330C 電源供給管理手段
330D 情報表示制御手段
331 メモリ
33 操作パネル
35 入力装置

Claims (5)

  1. 少なくとも情報機器からの表示データおよびテレビジョン受信信号の何れかを表示画面上に表示可能とすると共に、録画時に該テレビジョン受信信号を情報機器側にデータ送信する表示装置において、
    該情報機器との間でデータ通信を行う第1データ通信手段と、該情報機器側での録画予約情報の設定を、該第1データ通信手段を介して検出した場合には、画面表示部への電源供給および録画関係ユニット部への電源供給のうち該録画関係ユニット部への電源供給を続行する電源供給管理手段とを備えた表示装置。
  2. 前記電源供給管理手段は、画面表示関係ユニット部の電源供給と録画関係ユニット部の電源供給をそれぞれ独立して行う電源供給手段に対して電源モードを切替える電源モード切替手段と、電源オフの操作指示を検出したときに該電源モード切替手段に対して、該録画関係ユニット部への電源供給のみの電源モードに切替える電源モード切替制御手段とを有した請求項1記載の表示装置。
  3. 前記電源モード切替制御手段は、前記情報機器側が予約録画を終了したときに、これを検出して、他に録画予約情報がない場合に、前記録画関係ユニット部への電源モードを遮断する請求項2記載の表示装置。
  4. 前記電源オフの操作指示を検出したときに、電源供給状態の情報を表示画面上に表示する情報表示制御手段を有する請求項1〜3の何れかに記載の表示装置。
  5. 前記電源供給管理手段は、前記情報機器側の録画予約情報を受信した場合に、前記録画関係ユニット部への電源供給のみに切替える請求項1記載の表示装置。
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