JPH05207426A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH05207426A
JPH05207426A JP4034048A JP3404892A JPH05207426A JP H05207426 A JPH05207426 A JP H05207426A JP 4034048 A JP4034048 A JP 4034048A JP 3404892 A JP3404892 A JP 3404892A JP H05207426 A JPH05207426 A JP H05207426A
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JP
Japan
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television receiver
power supply
signal
vtr
tuner
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JP4034048A
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Hideyuki Yamada
英幸 山田
Morihisa Usami
守央 宇佐美
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】帯域圧縮されたテレビジョン信号を入力するB
Sチューナ12と、BSチューナ12からのテレビジョ
ン信号を入力して帯域圧縮を復元するデコーダ13と、
主電源と別系統で電源を供給するスタンバイ電源15
と、制御回路部14からの信号を受けスタンバイ電源1
5からの電源をオン/オフ切換するスイッチ部18と、
外部電子機器の動作状態を検出判定してスイッチ部18
にオン/オフ制御信号を供給する制御回路部14とを有
して構成されているHDTV方式のテレビジョン受像
機。 【効果】テレビジョン受像機の主電源をオンさせずと
も、録画時のみ、その録画に必要なBSチューナや帯域
圧縮復元用デコーダ等の機構のみを作動させ、必要最小
源の少ない消費電力にて留守録音・録画等を行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機に
関し、特に多重サブサンプリングエンコード方式、所謂
MUSE(Multiple Sub-Nyquist-Sampling Encording
)方式で帯域圧縮されたテレビジョン信号を復元する
デコード機能を有した高解像度テレビジョン受像機に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、ユーザは、例えばNTSC方式や
CCIR(国際無線通信諮問委員会)方式のテレビジョ
ン受像機にて、単に、地上放送を受信するだけに停まら
ず、外部機器としてビデオテープレコーダ(以下、VT
R)を上記テレビジョン受像機に接続して放送時の番組
を記録することにより、放送時間にとらわれることな
く、ユーザの必要なときに再生して観ることができるよ
うになってきている。特に、上記VTRは内蔵するタイ
マ機能、いわゆる、留守録機能を用いて、ユーザが不在
(留守)の場合においても、ユーザの所望の番組を録画
することが可能である。
【0003】また、放送の方式は、現行の地上波による
放送だけでなく、放送衛星(Broadcasting Satellite:
以下、BS)を利用した放送方式も行われている。一般
に、上記BSによる放送を受信する場合は、このBS放
送の周波数帯域が地上放送の周波数帯域と異なるため、
現行のテレビジョンチューナでは受信できず、専用のB
Sチューナが必要になる。
【0004】このようなテレビジョン放送の多用化に伴
い、ユーザは、テレビジョン受像機の外部に、上述した
VTRやBSチューナ等の外部機器を配設している。
【0005】ユーザが、例えば、上記BSチューナにV
TRを接続して衛星放送の番組を予約(留守)録画する
場合、VTRは、録画する番組のチャンネル、時間等の
予約設定情報がプログラムされ、「設定終了ボタン」等
を操作することで、待機モード(スタンバイ状態)にな
る。上記待機モードは、最小限の表示及びタイマの駆動
という極めて消費電力の少ない状態にて番組の開始時間
を待つモードである。一方、衛星放送を受信するBSチ
ューナは、タイマ機能を内蔵していないので、動作させ
るために時刻に関係なく、予めオン状態にさせておく
か、あるいはVTRに連動してオンにされる。消費電力
を考慮すると、BSチューナはVTRに連動してオン制
御させる方がよい。すなわち、VTRの電源は上記予約
録画のプログラムによってオン制御されるときだけBS
チューナの電源がオン状態になる。
【0006】このため、これらBSチューナ等は、外部
機器連動機能と称される装置を内蔵するものがある。こ
の外部機器連動機能は、例えば所定の時刻において、他
の外部電子機器(例えばVTR等)の電源が入/切(以
下オン/オフ)されると、その外部電子機器の電源オン
/オフ状態等を電流で検出し、自分自身(例えばBSチ
ューナ等)の主電源をオン/オフする機能である。この
外部機器連動機能を有するBSチューナと他の外部機器
を接続することによって、上記外部機器のタイマ動作等
に応じて、BSチューナを動作させることができる。こ
のように接続することにより、BSチューナは、常時、
通電させておく必要がなくなる。このため、少ない消費
電力によって録画等を行うことができる。
【0007】また、最近では、高精細度のテレビジョン
方式(以下HDTV方式)のテレビジョン受像機が製品
化されている。
【0008】このHDTV方式は、前記BSを用いて放
送を行う放送方式が効率的なサービス及び経済的な方式
として考えられており、それに伴うテストも行われてい
る。また、このHDTV方式は、上記NTSC方式やC
CIR方式のテレビジョン信号の走査線数の略倍の走査
線を有するものである。このような高精細度のHDTV
方式テレビジョン信号を扱うために、上記NTSC方式
の数倍程度あるいはそれ以上の映像信号帯域を必要とし
ている。
【0009】ところが、例えば、上記BS放送は、使用
可能な帯域が国際的に割り当てられて制限されている。
この限られた帯域内に画像等を含む情報信号を持たせる
ため、日本放送協会(NHK)により、帯域を圧縮する
方法が開発されている。これが、所謂MUSE(Multip
le Sub-Nyquist-Sampling Encording )方式と称される
帯域圧縮技術である。
【0010】上記HDTV方式は、このような帯域圧縮
方式によるエンコーダを介した電波を放送している。
【0011】このMUSE方式を用いて帯域圧縮された
電波を受信し、画像再生するには、HDTV方式の高解
像度テレビジョン受像機に、受信した帯域圧縮信号を復
元(デコード)する機能、所謂帯域圧縮復元用デコーダ
が必要である。そのため、上記高解像度テレビジョン受
像機は、受信再生するためのBSチューナ及び帯域圧縮
復元用デコーダが内蔵されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述する帯
域圧縮復元用デコーダやBSチューナ等を内蔵するHD
TV方式の高解像度テレビジョン受像機は、その機能
上、消費電流効率に劣り、前記NTSC方式やCCIR
方式のテレビジョン受像機に比べ、多大な消費電力を必
要とする。
【0013】また、上記HDTV方式の高解像度テレビ
ジョン受像機は、まだ、前述した外部機器連動機能を有
するものはない。このため、例えば、衛星放送の番組を
予約録画する場合、録画の対象となる放送を受信する高
解像度のHDTV方式テレビジョン受像機の電源は、予
めオン状態にしておかねばならず、無駄に、多大な消費
電力を費してしまう。
【0014】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、HDTV方式の高解像度テレビジョン受
像機において、該テレビジョン受像機の主電源をオンさ
せずとも、録画のときのみ、BSチューナや帯域圧縮復
元用デコーダ等の、録音・録画に必要な機構のみを作動
させ、少ない消費電力にて留守録画等を行うのに好適な
テレビジョン受像機の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテレビジョ
ン受像機は、上述の課題を解決するために、多重サブサ
ンプリングエンコード方式により帯域圧縮されたテレビ
ジョン信号を受信する受信手段と、帯域圧縮されたテレ
ビジョン信号を復元するデコード手段とを備えたテレビ
ジョン受像機において、上記テレビジョン受像機の主電
源のオン/オフに関わらず、受信手段およびデコード手
段に電源供給を行うスタンバイ電源とを有し、且つ、上
記テレビジョン受像機と外部機器とを接続した際、その
外部機器の動作状態を検出し、スタンバイ電源の電源供
給のオン/オフ制御を行う制御手段とを備えることによ
って上述の課題を解決する。
【0016】
【作用】本発明にかかるテレビジョン受像機は、主電源
と異なるスタンバイ電源と、外部機器連動機能とを備え
ることにより、上記テレビジョン受像機にVTRを接続
し、HDTV方式の放送を録画する際、必要最小源の少
ない消費電力で留守録音・録画することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係るテレビジョン受像機の一
実施例について図面を参照しながら説明する。ここで、
本実施例は、多重サブサンプリングエンコード方式、所
謂MUSE(Multiple Sub-Nyquist-Sampling Encordin
g )方式を用いた高解像度テレビジョン受像機、所謂ハ
イビジョンのテレビジョン受像機と外部機器連動機能の
関係について、例を挙げて説明する。
【0018】図1は、本発明のテレビジョン受像機の基
本的な構成を示す概略ブロック図である。上記図1に示
すテレビジョン受像機11は、放送局からの帯域圧縮
(以下エンコード)された略8.1MHzのHDTV方
式のテレビジョン信号を入力して所望の衛星放送のチャ
ンネル選局を行って映像及び音声中間周波数信号を検波
出力するBSチューナ12と、上記BSチューナ12か
ら検波出力された映像及び音声中間周波数信号を入力し
て帯域圧縮を復元するデコーダ13と、主電源と別系統
で上記BSチューナ12及び帯域圧縮復元用デコーダ1
3に電源を供給するスタンバイ電源15と、後述する制
御回路部14からの信号を受けスタンバイ電源15から
供給される電源をオン/オフ切換するスイッチ部18
と、外部電子機器の動作状態を検出判定し、その検出判
定に応じて、上記スタンバイ電源15の電源供給のオン
/オフ切換を行うスイッチ部18にオン/オフ制御信号
を供給する制御回路部14とを有して構成している。
【0019】ここで、上記テレビジョン受像機11にお
いて、放送局から送信されるHDTV方式のテレビジョ
ン信号が、そのテレビジョン信号を受信するBSアンテ
ナ17と、上記BSアンテナ17で受信するHDTV方
式のテレビジョン信号を増幅・変換し中間周波数信号を
出力するBSコンバータ(図示せず)を介して、上記テ
レビジョン受像機11内のBSチューナ12の入力端子
11aを介してBSチューナ12に供給されている。上
記BSチューナ12は、帯域圧縮復元用デコーダ(以下
デコーダ)13に中間周波数の信号を供給している。供
給された信号は、デコードされたテレビジョン信号が、
出力端子11bを介して一外部電子機器であるHDTV
方式用のVTR16に出力される。
【0020】また、このとき、VTR16の電源コンセ
ント16aは、該テレビジョン受像機11のリアパネル
のビデオ専用のACアウトレット(図示せず)に接続し
ている。
【0021】次に、上述した基本構成に基づいた図2に
示す第一の実施例について説明する。このテレビジョン
受像機11は、例えば、VTR16の電源コンセント1
6aを接続するACアウトレット(図示せず)と、この
ACアウトレットを介して供給されるVTR16の消費
電流値を検出する電流検出回路部14aと、この電流検
出回路部14aで検出されたVTR16の消費電流値を
判定し後述するスイッチ部18に制御信号を供給する判
定回路部14bと、前述したようなBSチューナ12、
デコーダ13、スタンバイ電源15、スイッチ部18と
を有して構成している。
【0022】上述した構成及び接続した際に、衛星放送
の番組を予約録画する場合について説明する。先ずユー
ザは録画を希望する衛星放送番組のチャンネル、時間等
の予約設定情報をVTR16の前面パネルに配設された
操作ボタン(図示せず)や遠隔操作指令装置上の操作ボ
タン(図示せず)等によって、プログラムし、最後に、
「タイマ制御モード操作ボタン」等を操作して、このV
TR16を待機モードにする。
【0023】待機モードのVTR16は、記憶した予約
設定情報に基づいて、番組開始時間になると、電源をオ
ンに切り換える。
【0024】一方、当該テレビジョン受像機11では、
内蔵する電流検出回路部14aが、ACアウトレットを
介してVTR16の消費電流を検出し、その検出された
消費電流を判定回路部14bに供給している。
【0025】図3に示す模式図は、上記電流検出回路部
14aが検出するVTR16の消費電流を時間に対して
表している。上記図3に示すように、VTR16の消費
電流は、VTR16が待機モードのときは低い消費電流
値IL を示しており、VTR16が予約録画を開始する
時間t1 を境にして消費電流値IH まで増加する。ま
た、録画終了時間t2 になると、消費電流値IL に減少
する。この電流検出回路部14aが検出した電流値は、
検出の都度、上記判定回路部14bに送出している。
【0026】上記判定回路部14bの判定について説明
すると、先ず、判定回路部14bは、待機モード時に供
給される消費電流値IL を記憶する。次に、供給される
消費電流値Iと比較して、例えば、この消費電流値の差
Δiが、所定の範囲(=IH −IL )を越えたとき、ス
イッチ部18をオン制御してBSチューナ12及びデコ
ーダ13に電源を供給する。また、電源を切る場合も、
上記消費電流値の差−Δiが検出されたとき、VTR1
6の動作が停止したと判断してスイッチ部18をオフ制
御する。
【0027】したがって、上述する構成によって、この
テレビジョン受像機11は、VTR16が、予約設定情
報に従って、番組の開始時間を検知し、VTR16の電
源がオンされると、該テレビジョン受像機11の判定回
路部14bは、ACアウトレット及び電流検出回路部1
4aを介して消費電流の変位量Δiを検出し、スイッチ
部18にスタンバイ電源15のオン制御信号を出力す
る。これによって、スタンバイ電源15からBSチュー
ナ12及びデコーダ13に電源が供給されて、テレビジ
ョン信号がVTR16に出力されて録画される。
【0028】また、録画終了時も同様に、VTR16
が、予約設定情報に従って、番組の終了時間を検知し、
VTR16の電源がオフされると、該テレビジョン受像
機11の判定回路部14bは、ACアウトレット及び電
流検出回路部14aを介して消費電流の変位量−Δiを
検出し、スイッチ部18にスタンバイ電源15のオフ制
御信号を出力する。これによって、スタンバイ電源15
からの電源供給がカットされる。
【0029】また、上記テレビジョン受像機11におい
て、判定回路部14bは、例えば、予め、VTR16の
待機モード時の消費電流値IL のみならず録画時の消費
電流値IH 等を記憶しておくことも考えられる。例え
ば、電流検出回路部14aを介して供給される消費電流
と、予め記憶される消費電流値とを比較し、例えば、待
機モード時の消費電流値IL を検出すると、スイッチ部
18に電源オフ信号を出力し、また、録画のときの消費
電流値IH が供給されると、スイッチ部18に電源オン
信号を出力する。
【0030】さらに、上記本発明に係るテレビジョン受
像機における制御回路部14の制御方法について他の3
つの実施例をとりあげ、図4、図5及び図6を参照して
詳細に説明する。
【0031】上記3つの実施例において、用いられるB
Sチューナ12、デコーダ13、スタンバイ電源15、
スイッチ部18、BSアンテナ17、BSコンバータ
は、前述するものと同様の機能を有するものであり、以
下では、同じ参照番号を付して、その説明を省略する。
【0032】図4に示す本発明を適用した第二の実施例
について説明する。このテレビジョン受像機11内に内
蔵される制御回路部14は、例えば、VTR16からの
制御信号を受信し、スイッチ部18にスタンバイ電源の
電源供給のオン/オフ制御信号を出力するものである。
また、上記VTR16は、例えば、タイマ機能を内蔵し
ており、テレビジョン受像機11内の制御回路部14
に、入力端子11cを介してVTR16の電源オン/オ
フ制御する制御信号を供給している。
【0033】ここで、ユーザが衛星放送の番組を予約録
画する場合について説明する。前述と同様の予約録画設
定方法により、待機モードにされたVTR16は、予約
開始時間を認知すると電源をオンにして録画を開始する
と共に、テレビジョン受像機11の制御回路部14に、
例えば、VTR16の電源オンを示すレベル“H”信号
を出力する。上記テレビジョン受像機11の制御回路部
14は、VTR16からのレベル“H”信号を、入力端
子11cを介して入力し、予め記憶する信号と比較判定
し、スイッチ部18にスタンバイ電源15オン制御信号
を出力する。また、電源を切る場合も、VTR16の電
源オフを示すレベル“L”信号を検出すると、VTR1
6の動作が停止したと判断してスイッチ部18をオフ制
御する。
【0034】上述する構成によって、このテレビジョン
受像機11は、VTR16が、予約設定情報に応じて、
番組の開始時間を検知し、VTR16の電源がオンされ
ると共に、VTR16からレベル“H”信号を出力す
る。上記テレビジョン受像機11の制御回路部14は、
このレベル“H”信号を検出し、スイッチ部18にスタ
ンバイ電源15のオン制御信号を出力する。これによっ
て、スタンバイ電源15からBSチューナ12及びデコ
ーダ13に電源が供給されて、テレビジョン信号がVT
R16に出力されて録画される。
【0035】また、録画終了時も同様に、VTR16
が、予約設定情報に従って、番組の終了時間を検知し、
VTR16の電源がオフされる共に、VTR16からレ
ベル“L”信号を出力する。これによって、上記テレビ
ジョン受像機11の制御回路部14は、このレベル
“L”信号を検出し、スイッチ部18にスタンバイ電源
15のオフ制御信号を出力する。これによって、スタン
バイ電源15からの電源供給がカットされる。
【0036】次に、図5に示す本発明を適用した第三の
実施例について説明する。上記テレビジョン受像機11
の制御回路部14は、例えば、上記VTR16から送信
される赤外線等の遠隔操作信号を受信部14cにて受信
し、遠隔操作信号に内挿されるデータからスタンバイ電
源15の電源オン/オフ信号を検出し、この制御信号を
スイッチ部18に出力して、オン制御時、BSチューナ
12とデコーダ13を駆動する。
【0037】また、上記VTR16は、その内部に制御
部(図示せず)を内蔵する。この制御部は、例えば、V
TR16前面パネルに配設された操作ボタンによって入
力される予約設定情報を読み取って記憶している。この
予約設定情報に基づく設定データに一致したとき、VT
R16は遠隔操作信号として、LED等の発光出力部
(図示せず)から上記テレビジョン受像機11に赤外線
等遠隔操作信号で送信するものである。
【0038】ここで、ユーザが衛星放送の番組を留守録
画する場合を説明する。前述と同様の予約録画設定方法
により、待機モードにされたVTR16は、予約開始時
間を認知すると電源をオンにして録画を開始すると共
に、テレビジョン受像機11の受信部14cに、VTR
16の制御部から、電源オンを示すキーコードを持つ遠
隔操作信号を出力する。上記テレビジョン受像機11の
受信部14cは、VTR16からの電源オンの遠隔操作
信号を入力し、制御回路部14に供給する。ここで、制
御回路部14は、遠隔操作信号からスタンバイ電源15
の電源オン信号を抽出し、予め記憶する信号と比較判定
し、スイッチ部18をオン制御する。また、電源を切る
場合も、VTR16の電源オフの遠隔操作信号を、受信
部14cを介して制御回路部14が検出すると、VTR
16の動作が停止したと判断してスイッチ部18をオフ
制御する。
【0039】したがって、上述する構成によって、この
テレビジョン受像機11は、VTR16が、予約設定情
報に従って、番組の開始時間を検知し、VTR16の電
源がオンされると共に、VTR16の制御部から、該テ
レビジョン受像機11の受信部14cに、VTR16の
電源オフの遠隔操作信号が供給される。上記受信部14
cを介して、制御回路部14が遠隔操作信号を入力し、
遠隔操作信号からスタンバイ電源15の電源オン信号を
抽出し、予め記憶する信号と比較判定し、スイッチ部1
8にスタンバイ電源のオン制御信号を出力する。これに
よって、スタンバイ電源からBSチューナ12及びデコ
ーダ13に電源が供給されて、テレビジョン信号がVT
R16に出力されて録画される。
【0040】また、録画終了時も同様に、VTR16
が、予約設定情報に従って、番組の終了時間を検知し、
VTR16の電源がオフされると、該テレビジョン受像
機11の制御回路部14は、受信部14cを介して電源
オフの遠隔操作信号を入力する。前述の動作を繰り返
し、スイッチ部18にスタンバイ電源のオフ制御信号を
出力する。これによって、スタンバイ電源からの電源供
給がカットされる。
【0041】次に、第四の実施例について図6を参照し
ながら説明する。このテレビジョン受像機11内に内蔵
される制御回路部14は、同テレビジョン受像機11内
に内蔵されるタイマ14dからの信号を検出しスタンバ
イ電源15にオン/オフ制御信号を供給するものであ
る。
【0042】ここで、ユーザが衛星放送の番組を留守録
画する場合を説明する。前述と同様に、予約録画設定方
法により、VTR16を待機モードにすると共に、該テ
レビジョン受像機11に配設されるタイマ14dに予約
開始時間を入力する。VTR16が予約開始時間を検知
し、自身の電源をオンにして録画を開始する。また、一
方、テレビジョン受像機11のタイマ14dが予約開始
時間を検知すると、連動する制御回路部14dはスイッ
チ部18に電源オンの制御信号を出力する。また、電源
を切る場合も、タイマ14dによって検出される番組終
了時間を制御回路部14が判定し、スイッチ部18をオ
フ制御する。
【0043】したがって、上述する構成によって、この
テレビジョン受像機11は、内蔵するタイマ14dが番
組の開始時間を検知し、テレビジョン受像機11の制御
回路部14は、スイッチ部18にスタンバイ電源のオン
制御信号を出力する。これによって、スタンバイ電源か
らBSチューナ12及びデコーダ13に電源が供給され
て、テレビジョン信号がVTR16に出力されて録画さ
れる。
【0044】また、録画終了時も同様に、タイマ14d
が番組の終了時間を検知し、該テレビジョン受像機11
の制御回路部14は、スイッチ部18にスタンバイ電源
のオフ制御信号を出力する。これによって、スタンバイ
電源からの電源供給がカットされる。
【0045】なお、本発明に係るテレビジョン受像機
は、上記実施例に限定されるものでないことはいうまで
もなく、適用される外部電子機器もBSチューナ、VT
Rに限定されるものではない。
【0046】例えば、上述するHDTV方式のテレビジ
ョン受像機において、このテレビジョン受像機が、スタ
ンバイ電源の電源オン/オフに連動する機能を有したA
Cアウトレットを配設させてなるテレビジョン受像機で
あれば、このテレビジョン受像機にVTRを接続して、
上述するような予約録画等を行うこともできる。
【0047】また、例えば、受信するHDTV方式のテ
レビジョン信号をNTSC方式等に準ずるテレビジョン
信号に変換するコンバータを備えたテレビジョン受像機
も本発明を容易に適用でき、この場合には、一般のNT
SC方式等用のVTRを接続して録画することができ
る。
【0048】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係るテレビジョン受像機によれば、多重サブサンプ
リングエンコード方式により帯域圧縮されたテレビジョ
ン信号を受信する受信手段と、帯域圧縮されたテレビジ
ョン信号を復元するデコード手段とを備えたテレビジョ
ン受像機において、上記テレビジョン受像機の主電源の
入/切に関わらず、受信手段および帯域伸長手段に電源
供給を行うスタンバイ電源とを有し、且つ、上記テレビ
ジョン受像機と外部機器とを接続した際、その外部機器
の動作状態を検出し、スタンバイ電源の電源供給の入/
切制御を行う制御手段とを備えることによって、該テレ
ビジョン受像機の主電源をオンさせずとも、BSチュー
ナやMUSEデコーダ等の高精細度のテレビジョン信号
の録音・録画に必要な機構のみを作動させ、少ない消費
電力にて留守録画等を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョン受像機の基本的な構成に
おける概略的なブロック構成を説明する図である。
【図2】本発明のより具体的な第一の実施例におけるブ
ロック図である。
【図3】時間に対して電流値検出部が検出するの消費電
流値の変化を示す特性図である。
【図4】本発明の第二の実施例におけるブロック図であ
る。
【図5】本発明の第三の実施例におけるブロック図であ
る。
【図6】本発明の第四の実施例におけるブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 ・・・・・ テレビジョン受像機 12 ・・・・・ BSチューナ 13 ・・・・・ 帯域圧縮復元用デコーダ 14 ・・・・・ 制御回路部 15 ・・・・・ スタンバイ電源 16 ・・・・・ HDTV方式用のVTR 17 ・・・・・ BSアンテナ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重サブサンプリングエンコード方式
    により帯域圧縮されたテレビジョン信号を受信する受信
    手段と、帯域圧縮されたテレビジョン信号を復元するデ
    コード手段とを備えたテレビジョン受像機において、 上記テレビジョン受像機の主電源の入/切に関わらず、
    受信手段およびデコード手段に電源供給を行うスタンバ
    イ電源とを有してなるテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 上記テレビジョン受像機と外部機器とを
    接続した際、その外部機器の動作状態に連動してスタン
    バイ電源の電源供給の入/切制御を行う制御手段とを有
    してなる請求項1記載のテレビジョン受像機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4632223B2 (ja) * 2001-01-09 2011-02-16 シャープ株式会社 表示装置

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