JP2002208973A - ディジタル変調装置 - Google Patents

ディジタル変調装置

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JP2002208973A
JP2002208973A JP2001000451A JP2001000451A JP2002208973A JP 2002208973 A JP2002208973 A JP 2002208973A JP 2001000451 A JP2001000451 A JP 2001000451A JP 2001000451 A JP2001000451 A JP 2001000451A JP 2002208973 A JP2002208973 A JP 2002208973A
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Seiji Yamadera
清治 山寺
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Ueda Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコンピュータの処理によりMSK変
調等の変調処理を実現する装置において、マイクロコン
ピュータの処理負荷を低減する。 【解決手段】 論理値“1”に1200Hzを、論理値
“0”に1800Hzをそれぞれ割り当てて、1200
b/sの送信データをMSK変調する場合を考える。デ
ータ変換処理部14は送信データ“1”をビット列“0
00111”又は“111000”に、送信データ
“0”を“110011”又は“001100”に変換
し、この変換結果をシフトレジスタ16にセットする。
シフトレジスタ16は、セットされたデータをシフトレ
ジスタ駆動クロック発生部18からの7200Hzのク
ロックに従ってシフトし、シリアル出力する。この出力
をローパスフィルタ20で平滑化することにより、所望
のMSK変調信号が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信すべきデータ
をディジタル変調するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル変調方式の一つに、送信すべ
きディジタル信号に従って搬送波の周波数を変化させる
FSK(Frequency Shift Keying)変調がある。連続位
相FSK(CPFSK)は、単一の発振器(VCOな
ど)をディジタルデータに従って周波数変調することで
FSK信号を作り出す方式であり、シンボル間で位相が
連続的になり急激な変化がなくなるというメリットがあ
る。MSK(Minimum Shift Keying)は、変調指数が
0.5となるように搬送波を選択したCPFSKであ
り、直交化したFSKの一種である。
【0003】従来、MSK方式を採用した通信装置とし
ては、MSKモデム(ICモデム)を内蔵したものが一
般的であったが、このMSKモデムは消費電力が大きい
ため、電池駆動の装置では連続使用期間が短くなってし
まうという問題があった。
【0004】このような問題を解決しようとする装置と
して、特許第3085613号に係る装置がある。この
装置は、変調処理をマイクロコンピュータで行うことに
より低消費電力化を図るものであり、送信すべきデータ
のMSK変調結果と同様のオンオフパターンの信号をマ
イクロコンピュータで生成し、その信号をローパスフィ
ルタで平滑化することで、MSK変調された信号を得
る。この従来の装置では、例えば論理値「1」、「0」
に1200Hz、1800Hzをそれぞれ割り当てて1
200b/sの入力データをMSK変調する場合、マイ
クロコンピュータの出力信号のH(ハイ)・L(ロー)
の切換回数として、論理値「1」には2を、論理値
「0」には3を割り当てる。そして、送信データのビッ
トレート1200b/sに対して、それら切換回数2及
び3の最小公倍数6を乗じて得られる7200Hzの割
込クロック信号を生成し、論理値「1」の場合はその割
込クロック3回ごとに出力信号のレベルを反転させ、
「0」の場合は割込クロック2回ごとに出力信号のレベ
ルを反転させる。したがって、送信データの1ビット
は、論理値「1」の場合は割込クロック3回分の切換周
期が2回(すなわちHL又はLH)で、論理値「0」の
場合は割込クロック2回分の切換周期が3回(すなわち
HLH又はLHL)で表される。このような出力レベル
の切換のために、この従来技術では、割込クロックのタ
イミングごとに、割込ルーチンを実行して出力レベル切
換のタイミングが到来したかどうかを判定し、切換タイ
ミングが到来した場合に出力レベルを反転させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来装置では、割込クロックごと(上述の例では7200
Hz、すなわち138μsごと)に割込ルーチンを実行
する必要があるため、μプロセッサの処理付加が大きく
なり、変調処理だけでマイクロコンピュータの能力のほ
とんどを消費してしまうという問題があった。
【0006】また、割込ルーチン実行時のレジスタ退避
やアドレス退避などの処理にいくらかの時間がかかるた
め、マイクロコンピュータ出力レベルの切換タイミング
の正確さがあまり高くなく、これが変調結果に悪影響を
与えるおそれがあった。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みなされた
ものであり、マイクロコンピュータの処理負荷が少な
く、しかも正確な変調結果が得られるディジタル変調装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、所定のシンボルレートで送信すべき送信
データをディジタル変調するディジタル変調装置であっ
て、前記送信データの各シンボルの値を順に判別し、こ
の判別結果に応じ、当該シンボルの値に対して予め割り
当てられたMビットのビット列を生成するデータ変換手
段と、前記データ変換手段で生成されたビット列を取得
し、前記所定シンボルレートのM倍のレートでシフト動
作してそのビット列をシリアル出力するシフトレジスタ
と、前記シフトレジスタの出力を送信に適した波形に整
形する手段と、を備えるディジタル変調装置を提供す
る。
【0009】この構成では、送信シンボルを判別するご
とにそれをそのシンボル値に対応したMビットの列に変
換し、そのビット列をシンボルレートのM倍のレートで
動作するシフトレジスタからシリアル出力することによ
り、変換結果のMビットの列を1送信シンボルと同じ期
間でシリアル出力できる。これをローパスフィルタ等の
波形整形手段により、所望の伝送波形に整形することに
より、所望のディジタル変調結果が得られる。この構成
によれば、クロックにより正確にデータをシフトするシ
フトレジスタのシリアル出力により変調結果を得るの
で、そのシフトクロックと同じ頻度で割込ルーチンを実
行してその出力レベルの切換(即ち変調処理)を行って
いた上記従来装置に比して、変調処理のためのマイクロ
コンピュータの処理負荷を低減することができると共
に、従来装置よりも正確なタイミングの変調結果を得る
ことができる。
【0010】また、本発明の好適な態様は、前記データ
変換手段において各シンボル値に対応して生成される前
記Mビットのビット列は、各シンボル値ごとにそれぞれ
異なるビット数ごとに論理値が反転するMビットの列で
あり、それら論理値反転周期のビット数はいずれもMの
約数であることを特徴とする。この態様によれば、MS
KやFSKなどに従って変調結果を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0012】本実施形態では、送信すべきデータのシン
ボル(符号)を、上記従来装置の割込クロックのレート
に対応した複数ビットのビット列に変換し、その割込ク
ロックと同じレートのクロックで駆動されるシフトレジ
スタを用いてその変換結果をシリアル出力することによ
り、上記従来装置の出力のH・L(ハイ・ロー)パター
ンの出力を実現する。
【0013】例えば、ビットレート1200b/sの送
信データを、1200Hzと1800Hzの2つの周波
数を用いて2相MSK変調する場合を考える。便宜上前
者を論理値“1”に、後者を“0”に割り当てると、本
実施形態の装置では、送信データ“1”はビット列“0
00111”又は“111000”に、送信データ
“0”は“110011”又は“001100”にそれ
ぞれ変換される。この変換結果をシフトレジスタにセッ
トし、7200Hzのクロックに従って(すなわち72
00b/sのレートで)シリアル出力することにより、
上記従来技術のマイクロコンピュータ出力ポートの出力
と同じパターンの出力が得られる。
【0014】この例を図1を参照して説明する。120
0bpsの送信データのビット論理値に1200Hzと
1800Hzを割り当てた場合、(c)に示すように、
1200Hzの周波数は1シンボル(この場合は1ビッ
ト)期間を2分割してHL又はLHと出力レベルを切り
換えることで生成でき、1800Hzの周波数は1シン
ボル期間を3分割してHLH又はLHLとレベル切り替
えすることで実現できる。これを本実施形態では、
(b)に示すように、1200Hzの信号は“1110
00”等の6ビットの列で、1800Hzは“1100
11”等の6ビットの列で表現する。ここでの6ビット
は、各ビット値に対応する出力信号パターンの1シンボ
ル期間におけるHLの切換回数(すなわち1200Hz
(“1”)は2、1800Hz(“0”)は3)同士の
最小公倍数である。もちろんこれは最小公倍数に限ら
ず、それら切換回数同士の公倍数であればよい。例えば
6ビットの代わりに12ビットのビット列に変換する場
合には、例えば論理値“0”は“1111000011
11”等と変換することになる。公倍数のビット数で表
現することにより、どの値のシンボルに対応する出力信
号も、同じビット数のビット列で表現できる。このよう
に切換回数同士の公倍数のビット列に変換した結果は、
元の送信データとの同期のために、その送信データのシ
ンボルレートをその公倍数倍したビットレートで出力す
る。この例では、送信データ1ビットを6ビットのデー
タに変換するので、変換結果の出力レートは7200b
psとする。
【0015】したがって、図1の(a)に示す送信デー
タが送られてきた場合、本実施形態の装置では、そのデ
ータの各ビットの論理値(より一般的にはシンボル値)
を判別するごとに、(b)に示すように、その値に対応
する6ビットのビット列を生成する。そして、それを1
200bpsの6倍の7200Hzのクロックに従っ
て、シフトレジスタからシリアル出力することにより、
(c)で示すような変調出力が得られる。これをローパ
スフィルタ等で帯域制限することで、MSK変調信号が
得られる。
【0016】次に、図2を参照して、本実施形態のディ
ジタル変調装置の全体構成を説明する。本実施形態の装
置は、マイクロコンピュータ10によりディジタル変調
を行い、出力をローパスフィルタ20で平滑化し、RF
アンプ30で増幅してアンテナ40から送信するという
点では、上記従来技術と同様である。本実施形態が従来
技術と異なるのは、マイクロコンピュータ10における
処理内容である。
【0017】本実施形態の装置では、送信データ発生部
12から順次発生する送信すべきデータの各シンボル
を、データ変換処理部14により上述の原理に従って所
定ビット数のビット列に変換し、その変換結果をシフト
レジスタ16にセットする。バッファ15は、データ変
換処理部14の変換速度とシフトレジスタ16の出力速
度の差を吸収するためのバッファメモリであり、変換処
理部14の変換結果はこのバッファ15に蓄積され、順
次その先頭から読み出されてシフトレジスタ16にセッ
トされる。
【0018】シフトレジスタ16は、パラレル入力シリ
アル出力が可能であり、セットされたデータを、シフト
レジスタ駆動クロック発生部18から供給されるクロッ
クに従ってシリアル出力する。この出力はマイクロコン
ピュータ10のシリアル出力ポート17に接続されたロ
ーパスフィルタ20に入力される。
【0019】シフトレジスタ駆動クロック発生部18
は、マイクロコンピュータ10のシステムクロックを分
周して、シフトレジスタ16のシフト駆動用クロック、
及びデータ変換処理部14からシフトレジスタ16への
データセット処理のタイミングを示すクロックを生成す
る。
【0020】シフトレジスタ16駆動用のクロックの周
波数は、送信データのシンボルレートに対し、それら各
シンボル(符号)に対応する1シンボル期間におけるシ
リアル出力ポート17のH・Lレベルの切換回数の公倍
数を乗じたビットレートを実現できる周波数とする。す
なわち、第1のシンボルについての切換回数をm、第2
のシンボルについての切換回数をmとすると、シフトレ
ジスタ16は、それらm、nの公倍数をMとしたとき、
送信データのシンボルレートのM倍のビットレートでデ
ータを出力するように駆動される。前述の例では、12
00b/sの送信データの2種類のシンボル(この例で
は1ビット)をそれぞれ切換回数2回と3回の各パター
ンで表し、それら各パターンを最小公倍数の6ビットの
データで表現するので、シフトレジスタ16のクロック
は1200×6=7200Hzとすればよい。
【0021】また、シフトレジスタ16へのデータセッ
トのタイミングを示すクロック(以下「データセット信
号」と呼ぶ)は、そのシフトレジスタ駆動クロックの周
期を、シフトレジスタ16の段数倍した周期のクロック
である。例えば、シフトレジスタ16として一般的な8
段のものを用いた場合、駆動クロック発生部18は、シ
フトレジスタ駆動クロック8回ごとに1つのデータセッ
ト信号パルスを発生させる。このデータセット信号に応
じて、バッファ15に蓄積されたデータの先頭8ビット
が、シフトレジスタ16に並列的にセットされる。図3
はこの例のシフトレジスタ16を模式的に示したもので
ある。この例では、8段のフリップフロップに論理値
“1”に対応する6ビット値と、それに続く論理値
“0”に対応する6ビット値の最初の2ビットがセット
されており、それが7200Hzのクロックでシフトさ
れ、シリアル出力される。
【0022】次に、図4を参照して、この実施形態の装
置のデータ変換処理部14のデータ変換処理の手順を説
明する。図示の手順は、上述の1200bpsの送信デ
ータのビットを6ビット列に変換して出力する例につい
てのものである。
【0023】まず、変換処理部14は、送信すべきデー
タのうち未処理のものがあるかどうかを判定し(S1
0)、未処理データがあればその先頭の1ビットを取得
し(S12)、その論理値を判定する(S14)。その
ビットの論理値が“1”の場合、1つ前のビットの変換
結果(6ビット列)の末尾が“0”かどうかを判別し
(S16)、末尾が“0”であれば今回の変換結果とし
て“111000”を選択してバッファ15の蓄積デー
タの末尾に追加し(S18)、末尾が“1”であれば変
換結果として“000111”を選択してバッファ15
に追加する(S20)。また、S12で取り出したビッ
トの値が“0”の場合は、1つ前のビットの変換結果末
尾が“0”かどうかを判別し(S22)、末尾が“0”
であれば今回の変換結果として“110011”を選択
してバッファ15に追加し(S24)、末尾が“1”で
あれば変換結果として“001100”をバッファ15
に追加する(S26)。変換処理部14は、一連の送信
データの全ビットが変換し終わるまで、このような処理
を繰り返す(S10)。このような処理により、図1
(b)に示したような変換結果が得られる。この変換結
果を、7200Hzのクロックに従ってシリアル出力
し、それをローパスフィルタ20で平滑化することによ
り、所望のMSK変調信号が得られる。
【0024】なお、データ変換処理部14は、1シンボ
ルの変換を1シンボル周期以内の時間で実行すればよい
が、変換処理は上述のように単純な演算なので問題なく
実行できる。
【0025】以上、本発明の好適な実施形態を説明し
た。以上の説明から分かるように、本実施形態の装置に
よれば、実質的な変調処理をマイクロコンピュータ10
で実行できるので、従来装置同様省電力化を実現でき
る。
【0026】また、本実施形態では、シリアル出力ポー
トの出力レベル切換を、シフトレジスタからのデータの
シリアル出力というハードウエア構成により実現した。
これにより、そのシフトクロックと同じレートで割込ル
ーチンを実行してソフトウエア的に出力レベル切換を行
っていた従来装置よりも、マイクロコンピュータ10の
変調処理に関する負荷を低減することができる。基本的
には、変調処理に関するマイクロコンピュータ10の処
理は、図4に例示したようなデータ変換処理と、シフト
レジスタ16へのデータセット処理だけであり、これら
の処理の頻度は従来装置の割込処理の頻度よりも大幅に
少ないので、マイクロコンピュータ10の処理能力に大
幅な余裕が生まれ、この余裕分を他の処理に振り向ける
ことが可能になる。また、従来装置では、所望の変換出
力を実現するために、レベルの切換周期の到来や切換回
数を監視する必要があったが、本実施形態では、シンボ
ル値の判定結果に応じてビット列を決定すれば、後は何
ら監視処理を行わなくても、シリアル出力ポート17か
ら所望の信号が出力される。
【0027】また、本実施形態では、シリアル出力ポー
ト17からの出力は、シフトレジスタ駆動クロック発生
部18のシフトクロックに応じて、ハードウエア的に正
確に制御されるので、出力切換を割込ルーチンで実行し
ていた従来装置よりも遙かに正確な出力信号が得られ
る。
【0028】なお、通信用のマイクロコンピュータは、
一般にシリアル通信用のシフトレジスタを備えているの
で、本実施形態の装置は、現在の一般的な通信用マイク
ロコンピュータに対してあまり改変を加えずに実現する
ことができる。
【0029】以上説明した本実施形態のディジタル変調
装置は、無線式エンジン始動装置や無線式キーレスエン
トリー装置などの無線式遠隔制御装置を初めとする、各
種のディジタル通信装置に利用可能である。
【0030】なお、本実施形態の変調方式は、図4等に
例示した周波数関係以外の周波数を用いたMSK変調に
も適用可能であることは明らかであろう。更に、本実施
形態の装置は、1シンボル期間におけるHLレベルの切
換回数が異なる複数の出力パターンを生成できるので、
FSK変調にも利用可能である。
【0031】また、以上では2相の変調を例に取った
が、多ビットを1シンボルとする多相変調の場合にも、
上記実施形態の方式は容易に適用できる。この場合、デ
ータ変換処理部14は、シンボルの種類(シンボル値)
ごとに、そのシンボル値に対応する同一ビット数のビッ
ト列に変換すればよく、その場合のビット列のビット数
Mは、p種類(pは用いるシンボル値の総数)の各シン
ボル値S1,S2,・・・,Spに割り当てたHLレベル
の切換回数m1,m2,…,mpの公倍数に定める。ま
た、各シンボル値Sk(k=1,2,…,p)に対応す
るビット列は、nkビット(nk=M/mk)ずつ論理値
(H,L)が反転するMビットの列である。例えば、デ
ータ変換処理部14に各シンボル値とそれに対応するM
ビット列との対応関係情報を持たせておき、送信データ
の各シンボルを判別するごとに、その対応情報から、変
換すべきMビットのビット列を求めるようにすればよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態における変調方式の原理を説明する
ための図である。
【図2】 実施形態のディジタル変調装置の全体構成の
一例を示す図である。
【図3】 シフトレジスタの動作を説明するための図で
ある。
【図4】 データ変換処理部の処理手順の一例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 マイクロコンピュータ、12 送信データ発生
部、14 データ変換処理部、15 バッファ、16
シフトレジスタ、17 シリアル出力ポート、18 シ
フトレジスタ駆動クロック発生部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のシンボルレートで送信すべき送信
    データをデジタル変調するディジタル変調装置であっ
    て、 前記送信データの各シンボルの値を順に判別し、この判
    別結果に応じ、当該シンボルの値に対して予め割り当て
    られたMビットのビット列を生成するデータ変換手段
    と、 前記データ変換手段で生成されたビット列を取得し、前
    記所定シンボルレートのM倍のレートでシフト動作して
    そのビット列をシリアル出力するシフトレジスタと、 前記シフトレジスタの出力を送信に適した波形に整形す
    る手段と、 を備えるディジタル変調装置。
  2. 【請求項2】 前記データ変換手段において各シンボル
    値に対応して生成される前記Mビットのビット列は、各
    シンボル値ごとにそれぞれ異なるビット数ごとに論理値
    が反転するMビットの列であり、それら論理値反転周期
    のビット数はいずれもMの約数であることを特徴とする
    請求項1記載のディジタル変調装置。
  3. 【請求項3】 前記送信データの1シンボルは1ビット
    であり、前記データ変換手段は、それら各ビットを、そ
    の論理値に対応するMビットのビット列に変換すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のディジタル変調装
    置。
  4. 【請求項4】 送信すべきデータの各シンボルの値を順
    に判別し、この判別結果に応じ、当該シンボルの値に対
    して予め割り当てられたMビットのビット列を生成する
    データ変換手段と、 前記データ変換手段で生成されたビット列を取得し、前
    記送信すべきデータのシンボルレートのM倍のレートで
    シフト動作してそのビット列をシリアル出力するシフト
    レジスタと、 を備えるディジタル変調用前処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の装置を
    送信機側に備える無線式遠隔制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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