JPH06334529A - 変復調装置 - Google Patents

変復調装置

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JPH06334529A
JPH06334529A JP11989293A JP11989293A JPH06334529A JP H06334529 A JPH06334529 A JP H06334529A JP 11989293 A JP11989293 A JP 11989293A JP 11989293 A JP11989293 A JP 11989293A JP H06334529 A JPH06334529 A JP H06334529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
data
signal
modulation
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP11989293A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yamashina
顕二 山科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP11989293A priority Critical patent/JPH06334529A/ja
Publication of JPH06334529A publication Critical patent/JPH06334529A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力のされる信号の間隔によってデータを変
調しパルス位置変調の低消費電力の長所を生かしながら
1変調の時間を短縮し、伝送速度を向上し得る変復調装
置を提供することにある。 【構成】 入力されるデータ信号に関して減算しリップ
ルキャリーを示す信号を出力する減算カウンタ(1)を備
えた変調回路と、入力されるクロック信号に関して加算
し減算カウンタから供給されるリップルキャリーを示す
信号に基づいてデータ信号を出力する加算カウンタ(2)
を備えた復調回路とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変復調装置に係り、詳細
には低消費電力化が必要な通信機器、特に赤外線を利用
した無線通信を行う携帯用データ端末等において電池で
作動する通信機器に使用される変復調装置に係る。
【0002】
【従来の技術】赤外線による無線データ通信において
は、送信に必要な電力を少なくするためにしばしばパル
ス位置変調方式が使用される。パルス位置変調方式は1
変調区間で1個のパルスしか発生せず、また、このパル
ス幅を伝送帯域幅に合せて細くすることができるため、
他の変調方式に比べて低消費電力化が可能である。
【0003】図10(a)は16進”5”を、図10
(b)は16進”0”をパルス位置変調した従来例を説
明する図である。
【0004】1変調で4ビットのデータを送る場合、図
10(a)、(b)に示すように1変調区間を16分割
して、分割された1〜16のそれぞれの位置に1、
2...Fのように4ビットのデータを割付ける。この
とき送信されたパルス30、31の位置によって4ビッ
トのデータが識別できる。
【0005】このようにパルス位置変調では1変調区間
で1個のパルスしか送られないため、1変調で送られる
ビット数が多いほど送出されるパルス数が減少し、消費
電力が低下する。
【0006】例えば、上述の例(4ビット/1変調)で
は、送信するデータがランダムであれば発生するパルス
数が1/2になるため、消費電力はNRZ符号を使用し
た場合に比べて1/2に減少する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】パルス位置変調では低
消費電力が期待できる反面、伝送レートが低下する欠点
がある。図10によればNRZ符号を使用したときに比
べて伝送速度は1/4に低下してしまう。
【0008】本発明の目的は、入力される信号の間隔に
よってデータを変調しパルス位置変調の低消費電力の長
所を生かしながら1変調の時間を短縮し、伝送速度を向
上し得る変復調装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明は入力されるデ
ータ信号に関して減算しリップルキャリーを示す信号を
出力する減算カウンタを備えた変調回路と、入力される
クロック信号に関して加算し減算カウンタから供給され
るリップルキャリーを示す信号に基づいてデータ信号を
出力する加算カウンタを備えた復調回路とを含むことを
特徴とし、第2発明は入力されるデータ信号に関して加
算しリップルキャリーを示す信号を出力する加算カウン
タを備えた変調回路と、入力されるクロック信号に関し
て減算し加算カウンタから供給されるリップルキャリー
を示す信号に基づいてデータ信号を出力する減算カウン
タを備えた復調回路とを含むことを特徴とする。
【0010】
【作用】第1発明においては、変調回路の減算カウンタ
が入力されるデータ信号に関して減算してリップルキャ
リーを示す信号を出力し、復調回路の加算カウンタが入
力されるクロック信号に関して加算し減算カウンタから
供給されるリップルキャリーを示す信号に基づいてデー
タ信号を出力し、第2発明においては、変調回路の加算
カウンタが入力されるデータ信号に関して加算しリップ
ルキャリーを示す信号を出力し、復調回路の減算カウン
タが入力されるクロック信号に関して減算し加算カウン
タから供給されるリップルキャリーを示す信号に基づい
てデータ信号を出力するので、従来例よりも変調の時間
を短縮し得るとともに伝送速度を高速化し得、伝送回線
のノイズによって同期はずれが発生しても連続的なデー
タエラーの発生を阻止し得、効率的に変復調を行い得
る。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例の変調回路を示す図、
図2は変調回路にかかる4ビット/1変調の例を説明す
る図である。
【0012】図10のパルス位置変調と同様に、4ビッ
ト/1変調の伝送を行う場合について説明する。
【0013】本実施例ではパルス間の距離を変調に使用
することで1変調の時間の短縮を行う。1変調時間は送
信されるデータに依存して変化し、ランダムなデータが
送られたとき、平均的な1変調の時間はパルス位置変調
の場合の1/2(伝送効率は約2倍)となる。また、1
変調で発生するパルス数は1個であり、パルス位置変調
と同じ電力でデータが送信できる。
【0014】図2において、27、28、29は1変調
区間におけるパルスを示す。データは図2に示すように
伝送される。図10のパルス位置変調の場合、データ”
5”(16進数)とデータ”0”(16進数)の計8ビ
ット伝送には32(16+16)単位時間が必要である
のに対し、本実施例では図2に示されるようにデータ”
5”(16進数)とデータ”0”(16進数)の計8ビ
ット伝送には22(1+5+16)単位時間に短縮され
ている。
【0015】図1に示される変調回路は(N+1)進減
算カウンタ1であって、DATA端子から入力されるN
ビット(Bit)送信データに応じて発生させるパルス
の間隔を変化させることにより該カウンタ1が使用され
る。
【0016】図1において、1つの変調期間の終わりで
は減算カウンタ1のカウント値は”0”となり、このと
き減算カウンタ1より出力端RCOから出力されるリッ
プルキャリー信号は送信パルスとして送信回路に送られ
るとともに、カウンタのロード信号端子RESETに供
給され、次の送信データをカウンタにセットする。
【0017】新たにデータがセットされるとリップルキ
ャリー信号はオフし、減算カウンタ1はつぎにリップル
キャリー信号がオンするまでクロックに入力されるデー
タ送信クロックにしたがって減算を行う。
【0018】この繰り返しによってリップルキャリー信
号の出力端子RCOに発生するパルス列は所望のパルス
列を与える。
【0019】図3はデータ5を変調(4ビツト/変調)
する場合の変調回路の動作例を説明する図である。
【0020】図3において、(イ)の時点で前回のデー
タ出力完了(カウンタ出力=0)により、リップルキャ
リー信号(パルス)12が発生し、減算カウンタ1に新
しい送信データ(=5)がロ−ドされる。これにより期
間(ロ)ではリップルキャリー出力がオフとなりカウン
ト(減算)が始まる。カウントが進んで再びカウンタの
出力が”0”となると、リップルキャリー信号(パル
ス)13が発生して一つのデータの送信(変調)が完了
する。
【0021】図4は本発明の実施例の復調回路を示す図
である。
【0022】図4において、2は(N+1)加算カウン
タ、3はデータラツチ回路である。
【0023】図4に示されるようにパルス間の間隔を加
算カウンタでカウントする。受信パルス列は同期化され
て(N+1)ビツトの加算カウンタ2のRESET端子
に加えられ”0”にリセツトされる。カウンタは次のパ
ルスによつてリセットされるまで加算カウンタ2に入力
されるデータ受信クロックにしたがってカウントを行
う。受信パルスが発生した時点でのカウント値の出力
は、データラッチ回路3に保存されて受信データを示
す。
【0024】図5はデータ5を受信する場合の復調回路
の動作例を説明する図である。
【0025】図5では、時点(ニ)において前回のデー
タ受信の完了を示すパルス14の受信によって、加算カ
ウンタ2のリセット入力がオンし、まずカウンタが”
0”にセットされる。引き続きカウンタは期間(ホ)に
おいてデータ受信クロックにしたがって入力される受信
データを1、2、3・・・と加算する。受信データスト
リームの終わりパルス15を受信すると(へ)の時点で
のカウンタ出力”5”をデータラッチ回路3に保存する
とともに加算カウンタ2は再び”0”にセットされてつ
ぎのデータのカウントを始める。
【0026】図6は本発明の実施例の(N+1)進加算
カウンタ4からなる他の変調回路を示す図、図8は本発
明の実施例の(N+1)減算カウンタ5、データラツチ
回路6からなる他の復調回路を示す図である。
【0027】図1の変調回路は減算カウンタから構成さ
れ図4の復調回路は加算カウンタ、データラッチ回路か
ら構成されていたが図6の変調回路は加算カウンタから
構成され図8の復調回路は減算カウンタ、データラッチ
回路から構成されている点が異なる。
【0028】送信データとパルス間隔に関して変わるこ
と以外変調/復調の動作は前記図1、図4のものと同様
でる。
【0029】図7はデータ”5”の場合の変調回路の動
作例を説明する図であり同図に基づいて変調動作を説明
する。
【0030】図7において、(ト)の時点で前回のデー
タ出力完了(カウンタ出力=0)により、リップルキャ
リー信号16が発生し加算カウンタに新しい送信データ
(=5)がロードされる。これにより期間(チ)におい
てリップルキャリー出力がオフとなりカウント(加算)
が始まる。カウントが進んで再びカウンタの出力が”
0”となると(時点(リ))リップルキャリー(送信パ
ルス17)が発生してデータ送信が完了する。
【0031】図9はデータ”5”の場合の他の復調回路
の動作例を説明する図であり同図に基づいて復調動作を
説明する。
【0032】図9において、時点(ヌ)において前回の
データ受信の完了を示すパルス18の受信によってカウ
ンタのリセット入力がオンし、まずカウンタが”0”に
セットされる。引き続き期間(ル)においてカウンタは
データ受信クロックにしたがってF、E...と減算さ
れる。時点(オ)において再び受信データストリームの
終わりでパルス19を受信すると、その時点(オ)での
カウンタ出力は受信データラッチに保存され、カウンタ
は再び”0”にセットされて次のデータのカウントを始
める。
【0033】
【発明の効果】第1発明においては、変調回路の減算カ
ウンタが入力されるデータ信号に関して減算してリップ
ルキャリーを示す信号を出力し、復調回路の加算カウン
タが入力されるクロック信号に関して加算し減算カウン
タから供給されるリップルキャリーを示す信号に基づい
てデータ信号を出力し、第2発明においては、変調回路
の加算カウンタが入力されるデータ信号に関して加算し
リップルキャリーを示す信号を出力し、復調回路の減算
カウンタが入力されるクロック信号に関して減算し加算
カウンタから供給されるリップルキャリーを示す信号に
基づいてデータ信号を出力するので、従来例よりも変調
の時間を短縮し得るとともに伝送速度を高速化し得、伝
送回線のノイズによって同期はずれが発生しても連続的
なデータエラーの発生を阻止し得、効率的に変復調を行
い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の変調回路を示す図である。
【図2】4ビット/1変調の例を説明する図である。
【図3】変調回路の動作例を説明する図である。
【図4】本発明の実施例の復調回路を示す図である。
【図5】復調回路の動作例を説明する図である。
【図6】本発明の実施例の他の変調回路を示す図であ
る。
【図7】他の変調回路の動作例を説明する図である。
【図8】本発明の実施例の他の復調回路を示す図であ
る。
【図9】他の復調回路の動作例を説明する図である。
【図10】従来のパルス位置変調を説明する図である。
【符号の説明】
1、5 (N+1)進減算カウンタ 2、4 (N+1)進加算カウンタ 3、6 データラツチ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるデータ信号に関して減算しリ
    ップルキャリーを示す信号を出力する減算カウンタを備
    えた変調回路と、入力されるクロック信号に関して加算
    し前記減算カウンタから供給されるリップルキャリーを
    示す信号に基づいてデータ信号を出力する加算カウンタ
    を備えた復調回路とを含むことを特徴とする変復調装
    置。
  2. 【請求項2】 入力されるデータ信号に関して加算しリ
    ップルキャリーを示す信号を出力する加算カウンタを備
    えた変調回路と、入力されるクロック信号に関して減算
    し前記加算カウンタから供給されるリップルキャリーを
    示す信号に基づいてデータ信号を出力する減算カウンタ
    を備えた復調回路とを含むことを特徴とする変復調装
    置。
JP11989293A 1993-05-21 1993-05-21 変復調装置 Pending JPH06334529A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11989293A JPH06334529A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 変復調装置

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JP11989293A JPH06334529A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 変復調装置

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JPH06334529A true JPH06334529A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14772814

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JP11989293A Pending JPH06334529A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 変復調装置

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JP (1) JPH06334529A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2796226A1 (fr) * 1999-07-09 2001-01-12 St Microelectronics Sa Decodeur de signaux binaires transmis a une carte a puce sans contact par modulation de position d'impulsions

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2796226A1 (fr) * 1999-07-09 2001-01-12 St Microelectronics Sa Decodeur de signaux binaires transmis a une carte a puce sans contact par modulation de position d'impulsions

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