JP2002205452A - スクリーン印刷による厚盛り印刷方法及び印刷体 - Google Patents

スクリーン印刷による厚盛り印刷方法及び印刷体

Info

Publication number
JP2002205452A
JP2002205452A JP2001003539A JP2001003539A JP2002205452A JP 2002205452 A JP2002205452 A JP 2002205452A JP 2001003539 A JP2001003539 A JP 2001003539A JP 2001003539 A JP2001003539 A JP 2001003539A JP 2002205452 A JP2002205452 A JP 2002205452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
release agent
printed
thick
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001003539A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Kobayashi
忠雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001003539A priority Critical patent/JP2002205452A/ja
Publication of JP2002205452A publication Critical patent/JP2002205452A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーン印刷によって印刷部分を著しく厚
盛りできてレンズ効果を高めるようにした。 【解決手段】 印刷基材1の表面に、スクリーン印刷に
よって印刷パターンを形成するように離形剤2を印刷す
る第1工程と、前記第1工程により離形剤2が印刷され
ていない部分4に、スクリーン印刷によって樹脂インク
5を厚盛り印刷する第2工程と、前記第2工程による厚
盛り印刷部分を硬化させる第3工程と、前記第3工程に
より厚盛り印刷部分に強度が発生したら、前記第1工程
の離形剤層を剥離除去する第4工程とからなり、第1工
程での離形剤層が、第2工程での厚盛り印刷部分をブロ
ックするようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビや冷蔵庫、
その他の家電製品の銘板、自動車やオートバイの銘板、
ステッカーや表示板等として広範囲に使用することがで
き、特にスクリーン印刷によって印刷部分を著しく厚盛
りできてレンズ効果を高めるようにした印刷方法及び印
刷体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スクリーン印刷法によって、印刷基材の
表面に厚盛り印刷するようにした方法は、例えば特許第
2770589号として知られている。上記従来の厚盛
印刷は、250メッシュ以上の細かいスクリーン版を主
版として多色刷りのスクリーン印刷を行い、ついで15
0メッシュ以下の粗いスクリーン版を副版として多色刷
りのスクリーン印刷を行う方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の厚盛印
刷では、充分な厚盛りをすることができないし、印刷部
分のエッジが不鮮明になる。即ち、スクリーン版を使用
してスクリーン印刷を行うだけでは、インクを高く盛る
ことができないし、また文字や図形、記号などの印刷部
分における鋭角部、鈍角部、交叉部などでは、インクの
表面張力が作用しないのでオーバーフロー現象が発生
し、シャープな厚盛りが不可能なばかりでなく、量産す
ることができない。したがって、本発明は充分な厚盛り
が可能で、しかも印刷部分の角部や交叉部が鮮明であっ
て、量産が可能な厚盛り印刷方法と印刷体を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成させるた
め、本発明の請求項1に記載の発明は、印刷基材の表面
に、スクリーン印刷によって印刷パターンを形成するよ
うに離形剤を印刷する第1工程と、前記第1工程により
離形剤が印刷されていない部分に、スクリーン印刷によ
って樹脂インクを厚盛り印刷する第2工程と、前記第2
工程による厚盛り印刷部分を硬化させる第3工程と、前
記第3工程により厚盛り印刷部分に強度が発生したら、
前記第1工程の離形剤層を剥離除去する第4工程とから
なり、第1工程での離形剤層が、第2工程での厚盛り印
刷部分をブロックするようにしたことを特徴とする。
【0005】また本発明の請求項2に記載の発明は、印
刷基材の表面に、スクリーン印刷によって印刷パターン
を形成する印刷前処理工程と、前記印刷前処理工程での
印刷パターン以外の部分にスクリーン印刷によって離形
剤を印刷する第1工程と、前記第1工程により離形剤が
印刷されていない部分に、スクリーン印刷によって樹脂
インクを厚盛り印刷する第2工程と、前記第2工程によ
る厚盛り印刷部分を硬化させる第3工程と、前記第3工
程により厚盛り印刷部分に強度が発生したら、前記第1
工程の離形剤層を剥離除去する第4工程とからなり、第
1工程での離形剤層が、第2工程での厚盛り印刷部分を
ブロックするようにしたことを特徴とする。
【0006】また本発明の請求項3に記載の発明は、シ
ート材の表面に接着剤層とフィルム層とを設けてなる印
刷基材のフィルム層表面に、スクリーン印刷によって印
刷パターンを形成する印刷前処理工程と、前記印刷前処
理工程での印刷パターン以外の部分にスクリーン印刷に
よって離形剤を印刷する第1工程と、前記第1工程によ
り離形剤が印刷されていない部分に、スクリーン印刷に
よって樹脂インクを厚盛り印刷する第2工程と、前記第
2工程による厚盛り印刷部分を硬化させる第3工程と、
前記第3工程により厚盛り印刷部分に強度が発生した
ら、前記第1工程の離形剤層、及び接着層とフィルム層
とを剥離除去する第4工程とからなり、第1工程での離
形剤層が、第2工程での厚盛り印刷部分をブロックする
ようにしたことを特徴とする。
【0007】また本発明の請求項4に記載の発明は、請
求項1から3に記載の発明において、第2工程での厚盛
り印刷部分が、第1工程での離形剤が印刷されていない
部分より僅かに大きくて外周縁が離形剤層の表面にの
り、自重によって印刷されていない部分に流下させるよ
うにしたことにある。
【0008】また本発明の請求項5に記載の発明は、請
求項1から4に記載の発明において、第2工程における
厚盛り印刷は透明樹脂インクを使用し、厚盛り印刷部分
によってレンズ効果をもたらせるようにしたことにあ
る。
【0009】また本発明の請求項6に記載の発明は、印
刷基材の表面に、スクリーン印刷によって印刷パターン
を形成するように離形剤を印刷する第1工程と、前記第
1工程により離形剤が印刷されていない部分に、スクリ
ーン印刷によって樹脂インクを厚盛り印刷する第2工程
と、前記第2工程による厚盛り印刷部分を硬化させる第
3工程と、前記第3工程により厚盛り印刷部分に強度が
発生したら、前記第1工程の離形剤層を剥離除去する第
4工程とからなり、第1工程での離形剤層が、第2工程
での厚盛り印刷部分をブロックすることを特徴とするス
クリーン印刷による厚盛り印刷体である。
【0010】また本発明の請求項7に記載の発明は、請
求項6に記載の発明において、第1工程の離形剤が印刷
されていない印刷パターンには、予め印刷前処理工程に
よって印刷されているものである。
【0011】また本発明の請求項8に記載の発明は、請
求項6または7に記載の発明において、第2工程での厚
盛り印刷部分が、第1工程での印刷されていない部分よ
り僅かに大きくて外周縁が離形剤層の表面にのり、自重
によって離形剤が印刷されていない部分に流下させるよ
うにしたものである。
【0012】また本発明の請求項9に記載の発明は、請
求項6から8に記載の発明において、第2工程における
厚盛り印刷は透明樹脂インクを使用し、厚盛り印刷部分
によってレンズ効果をもたらせるようにしたものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施の
態様に基づいて説明する。図1から図3は本発明の第1
実施例を示し、図4から図9は本発明の第2実施例を示
し、図10から図16は本発明の第3実施例を示すもの
である。図1から図3までの本発明の第1実施例におい
て、第1工程として、印刷基材1の表面に、スクリーン
印刷によって印刷パターンを形成するように離形剤2を
印刷する。
【0014】前記印刷基材1は、特に材質を限定するも
のではないが、一般的には紙、樹脂板、金属板を使用す
ることができる。したがって、印刷基材1の表面には、
第1工程により離形剤2により印刷されている部分3
と、印刷されていない部分4とが発生する(図1)。
【0015】前記第1工程により印刷基材1の表面に、
離形剤2によって形成される印刷されている部分3が硬
化したら、第2工程においては、スクリーン印刷によっ
て樹脂インク5を、前記印刷されていない部分4にのみ
厚盛り印刷する(図2)。前記樹脂インク5は、紫外線
硬化型インク、熱重合型インクなど、通常のスクリーン
印刷で使用されているインクを利用するいことができ
る。
【0016】したがって、樹脂インク5が、離形剤2の
層より高くても、印刷されていない部分4にのみ充填さ
れるので、外周縁が印刷されている部分3の内周縁でブ
ロックされてオーバーフローしたりにじみ出ることがな
く、印刷されていない部分4の形状とおりの鮮明な状態
になって印刷される。さらに詳細に説明すると、樹脂イ
ンク5と離形剤2とは反発するので、樹脂インク5が離
形剤で囲まれている印刷されていない部分4に充填する
と、上記反発力及び樹脂インクの表面張力の作用によっ
て、離形剤2の印刷されている部分3の内周縁で止めら
れてブロックされるため、印刷されている部分3の表面
にオーバーフローしたりにじみ出ることがないので、著
しく安定した鮮明な印刷パターンとなる。また、離形剤
2を200〜500ミクロン程度の厚さにすると、樹脂
インク5は0.8〜1.0ミリ程度にまで盛り上げても
安定しているし、印刷されている部分に鋭角部、鈍角部
若しくは交差部分があっても、その部分も盛り上がって
安定する。
【0017】本発明の第3工程では、前記第2工程にお
ける印刷基材1上の樹脂インク5を硬化させることにあ
る。樹脂インク5の硬化方法としては、樹脂インク5が
紫外線硬化型インクであれば紫外線を照射し、また熱重
合型インクであれば加熱すればよい。
【0018】前記第3工程において、樹脂インク5が硬
化して物理的強度が充分に発現したら、第4工程におい
て、前記第1工程での離形剤2を剥離除去する(図
3)。離形剤2の除去方法としては、従来から知られて
いる化学的、機械的手段や加熱手段を使用することがで
きる。
【0019】したがって、本発明の第1実施例によれ
ば、印刷基材1の表面に、離形剤が印刷されないパター
ンで樹脂インク5が厚く盛り上がった状態になり、しか
も周縁が鮮明な形態となる。そして、印刷基材1がプレ
ートであり、樹脂インク5が印刷パターンそのものを構
成するので、樹脂インク5が透明であれば印刷基材1に
透明で厚く盛り上がった印刷パターンを有し、樹脂イン
ク5が不透明であれば着色された印刷パターンが形成さ
れる。このため、各種のプレートやステッカ等ばかりで
なく、点字用のプレートとしても利用することができ
る。
【0020】図4から図9は本発明の第2実施例に示す
もので、予め、印刷基材1の表面に、通常のスクリーン
印刷によって印刷パターン11を形成する印刷前処理工
程を有する(図4)。
【0021】次に、前記第1実施例と同様にして、印刷
基材1の表面に、スクリーン印刷によって離形剤2を印
刷する第1工程を行う。この第1工程では、離形剤2
を、前記印刷パターン11が存在しない部分だけであっ
て、印刷パターン11の上面には離形剤を印刷しない
(図5)。したがって、離形剤が印刷されていない部分
4は前記印刷パターン11と同一で、それ以外の部分が
離形剤の印刷されている部分3となる。なお、前記離形
剤3は、前記印刷パターン11の印刷層より厚く印刷す
る。
【0022】次に、第2工程として、前記第1実施例と
同様に、スクリーン印刷によって樹脂インク5を、前記
離形剤が印刷されていない部分4に厚盛り印刷するの
で、樹脂インク5は印刷前処理工程での印刷パターン1
1と同一の位置である。
【0023】この本発明の第2実施例においては、第2
工程での樹脂インク5の印刷形態を、前記印刷パターン
11より僅かに大きくして周縁部分を、離形剤層の表面
にのせている(図6)。
【0024】したがって、樹脂インク5による印刷部分
の下面と、印刷パターン11の表面との間には、印刷パ
ターン11と離形剤層との厚さの相違により、空部12
が発生する。そして、前記樹脂インク5は、硬化してい
ない状態では流動状であるから、前記樹脂インク5が自
重、及び樹脂インクと離形剤との反発により前記空部1
2に流下することになる(図7)。
【0025】そして、前記空部12に樹脂インク5が充
満すると(図8)、前記第1実施例と同様に、樹脂イン
ク5と離形剤2とは反発するので、上記反発力及び樹脂
インクの表面張力によって、樹脂インクの周縁が離形剤
2の印刷されている部分3の内周縁で止められてブロッ
クされるためオーバーフローしたりにじみ出ないことに
なり、安定した鮮明な印刷パターンになるし、大きく盛
り上がることになる。なお、樹脂インク5の周縁が離形
剤2の表面にのる部分は、0.05〜0.4mm程度の
幅でよい。
【0026】前記のように、樹脂インク5が空部12に
充満して安定すると、前記第1実施例と同様に第3工程
により紫外線、若しくは熱によって前記樹脂インク5を
硬化させ、樹脂インク5に充分な強度が発現したら、第
4工程によって離形剤を剥離除去する(図9)。したが
って、印刷基材1の表面には、印刷パターン11の表面
に樹脂インク5が厚盛りされた状態となり、樹脂インク
5が透明であれば、印刷パターン11が表面に臨むこと
になり、樹脂インク5が印刷パターンのレンズ効果をも
たらせることになる。また、樹脂インク5が半透明であ
れば、印刷基材1に表面には樹脂インク5と印刷パター
ン11とが混合した色彩の印刷パターンとなる。
【0027】図10から図16までは本発明の第3実施
例を示すもので、前記第2実施例と相違する部分は、印
刷基材1として、基材21の表面に、接着層22及びフ
ィルム層23を設けた3層の構成のものを使用するだけ
で、その他の構成は前記第2実施例と同様である。
【0028】上記第3実施例においては、印刷基材1の
前記フィルム層23の表面に、前記第2実施例と同様に
印刷前処理工程によって印刷パターン11を形成し、第
1工程によってスクリーン印刷により離形剤2を印刷し
(図11)、前記印刷パターン11の表面に、僅かに大
きくしてスクリーン印刷により樹脂インク5を厚盛り印
刷し(図12)、樹脂インク5を離形剤との反発力及び
自重により空部12に流下させ(図13)、樹脂インク
5が空部12に充満して周縁が離形剤2の反発力でブロ
ックされたら硬化させ(図14)、充分な強度が発現し
たら、離形剤3の層、接着層22及びフィルム層23を
刃物などの機械的手段24によって剥離除去する(図1
5)。
【0029】したがって、基材21の表面には、印刷パ
ターン11の形態に沿った状態で接着層22,フィルム
層23、印刷パターン11による印刷層及び厚盛りされ
た樹脂インク5を有し、厚盛りされた樹脂インク5が印
刷パターンのレンズ効果を奏することになる(図1
6)。
【0030】前記第3実施例では、基材21を接着層2
2に対して剥離性のある厚紙や樹脂シートにすると、印
刷パターン11及び硬化した樹脂インク5を接着層22
及びフィルム層23とともに基材21から簡単に剥離で
きるので、印刷パターン11の部分を他の部材に貼着す
るステッカーとして利用することができ、しかもその部
分は顕著なレンズ効果を奏することができる。
【0031】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの
ようにでも実施することができる。例えば、第1実施例
において厚盛りする樹脂インク5の周縁を、離形剤が印
刷されている部分3にのせるようにしてもよい。また、
印刷基材1を透明で硬質若しくは軟質の樹脂材にして、
印刷基材1の裏面に印刷パターン11を形成し、表面に
離形剤と樹脂インクとをスクリーン印刷によって印刷す
るようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上要するに、本発明によれば、印刷基
材の表面に、スクリーン印刷によって印刷パターンを形
成するように離形剤を印刷する第1工程と、前記第1工
程により離形剤が印刷されていない部分に、スクリーン
印刷によって樹脂インクを厚盛り印刷する第2工程と、
前記第2工程による厚盛り印刷部分を硬化させる第3工
程と、前記第3工程により厚盛り印刷部分に強度が発生
したら、前記第1工程の離形剤層を剥離除去する第4工
程とからなり、第1工程での離形剤層が、第2工程での
厚盛り印刷部分をブロックするようにしたことを特徴と
する。
【0033】したがって、きわめて簡単な工程によっ
て、隅部が鮮明な状態に厚盛り印刷することができ、特
に離形剤層が樹脂インクによる厚盛り部分の周縁をブロ
ックするので、1mm以上にも盛り上げても、鋭角部
分、鈍角部分、交差部分などの隅部が形崩れすることが
ない。このため、印刷部分が著しく厚くなってレンズ効
果を高めることができ、テレビや冷蔵庫その他の家電製
品の銘板として、自動車やオートバイの銘板、ステッカ
ーや表示板等、数多くの用途に使用することができるば
かりでなく、点字用のプレートとしても利用することが
でき、実用的価値の高いものとなる。
【0034】また、印刷基材に予め印刷前処理工程によ
って印刷パターンを設けて樹脂インクにより厚盛り印刷
すると、多色の印刷パターンを鮮明に、顕著なレンズ効
果を奏することができるので、商品価値の高いものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す第1工程の概略図
で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線の断面
図である。
【図2】本発明の第1実施例の第2工程を示す縦断面図
である。
【図3】本発明の第1実施例の第4工程を示す縦断面図
である。
【図4】本発明の第2実施例の印刷前処理工程の状態を
示す縦断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の第1工程の縦断面図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例の第2工程の縦断面図であ
る。
【図7】本発明の第2実施例における樹脂インクが空部
に流下する状態の縦断面図である。
【図8】本発明の第2実施例における樹脂インクが空部
に充満した状態の縦断面図である。
【図9】本発明の第2実施例の第4工程を示す縦断面図
である。
【図10】本発明の第3実施例の印刷前処理工程状態を
示す縦断面図である。
【図11】本発明の第3実施例の第1工程の縦断面図で
ある。
【図12】本発明の第3実施例の第2工程の縦断面図で
ある。
【図13】本発明の第3実施例における樹脂インクが空
部に流下する状態の縦断面図である。
【図14】本発明の第3実施例における樹脂インクが空
部に充満した状態の縦断面図である。
【図15】本発明の第3実施例の第4工程を示す縦断面
図である。
【図16】本発明の第3実施例において製造された印刷
体の縦断面図である。
【符号の説明】
1 印刷基材 2 離形剤 3 離形剤が印刷されている部分 4 離形剤が印刷されていない部分 5 樹脂インク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷基材の表面に、スクリーン印刷によ
    って印刷パターンを形成するように離形剤を印刷する第
    1工程と、前記第1工程により離形剤が印刷されていな
    い部分に、スクリーン印刷によって樹脂インクを厚盛り
    印刷する第2工程と、前記第2工程による厚盛り印刷部
    分を硬化させる第3工程と、前記第3工程により厚盛り
    印刷部分に強度が発生したら、前記第1工程の離形剤層
    を剥離除去する第4工程とからなり、第1工程での離形
    剤層が、第2工程での厚盛り印刷部分をブロックするよ
    うにしたことを特徴とするスクリーン印刷による厚盛り
    印刷方法。
  2. 【請求項2】 印刷基材の表面に、スクリーン印刷によ
    って印刷パターンを形成する印刷前処理工程と、前記印
    刷前処理工程での印刷パターン以外の部分にスクリーン
    印刷によって離形剤を印刷する第1工程と、前記第1工
    程により離形剤が印刷されていない部分に、スクリーン
    印刷によって樹脂インクを厚盛り印刷する第2工程と、
    前記第2工程による厚盛り印刷部分を硬化させる第3工
    程と、前記第3工程により厚盛り印刷部分に強度が発生
    したら、前記第1工程の離形剤層を剥離除去する第4工
    程とからなり、第1工程での離形剤層が、第2工程での
    厚盛り印刷部分をブロックするようにしたことを特徴と
    するスクリーン印刷による厚盛り印刷方法。
  3. 【請求項3】 シート材の表面に接着剤層とフィルム層
    とを設けてなる印刷基材のフィルム層表面に、スクリー
    ン印刷によって印刷パターンを形成する印刷前処理工程
    と、前記印刷前処理工程での印刷パターン以外の部分に
    スクリーン印刷によって離形剤を印刷する第1工程と、
    前記第1工程により離形剤が印刷されていない部分に、
    スクリーン印刷によって樹脂インクを厚盛り印刷する第
    2工程と、前記第2工程による厚盛り印刷部分を硬化さ
    せる第3工程と、前記第3工程により厚盛り印刷部分に
    強度が発生したら、前記第1工程の離形剤層、及び接着
    層とフィルム層とを剥離除去する第4工程とからなり、
    第1工程での離形剤層が、第2工程での厚盛り印刷部分
    をブロックするようにしたことを特徴とするスクリーン
    印刷による厚盛り印刷方法。
  4. 【請求項4】 第2工程での厚盛り印刷部分が、第1工
    程での離形剤が印刷されていない部分より僅かに大きく
    て外周縁が離形剤層の表面にのり、自重によって印刷さ
    れていない部分に流下させるようにした請求項1から3
    のいずれかの項に記載のスクリーン印刷による厚盛り印
    刷方法。
  5. 【請求項5】 第2工程における厚盛り印刷は透明樹脂
    インクを使用し、厚盛り印刷部分によってレンズ効果を
    もたらせるようにした請求項1から4のいずれかの項に
    記載のスクリーン印刷による厚盛り印刷方法。
  6. 【請求項6】 印刷基材の表面に、スクリーン印刷によ
    って印刷パターンを形成するように離形剤を印刷する第
    1工程と、前記第1工程により離形剤が印刷されていな
    い部分に、スクリーン印刷によって樹脂インクを厚盛り
    印刷する第2工程と、前記第2工程による厚盛り印刷部
    分を硬化させる第3工程と、前記第3工程により厚盛り
    印刷部分に強度が発生したら、前記第1工程の離形剤層
    を剥離除去する第4工程とからなり、第1工程での離形
    剤層が、第2工程での厚盛り印刷部分をブロックするこ
    とを特徴とするスクリーン印刷による厚盛り印刷体。
  7. 【請求項7】 第1工程の離形剤が印刷されていない印
    刷パターンには、予め印刷前処理工程によって印刷され
    ている請求項6に記載のスクリーン印刷による厚盛り印
    刷体。
  8. 【請求項8】 第2工程での厚盛り印刷部分が、第1工
    程での印刷されていない部分より僅かに大きくて外周縁
    が離形剤層の表面にのり、自重によって離形剤が印刷さ
    れていない部分に流下させるようにした請求項6または
    7のいずれかの項に記載のスクリーン印刷による厚盛り
    印刷体。
  9. 【請求項9】 第2工程における厚盛り印刷は透明樹脂
    インクを使用し、厚盛り印刷部分によってレンズ効果を
    もたらせるようにした請求項6から8のいずれかの項に
    記載のスクリーン印刷による厚盛り印刷体。
JP2001003539A 2001-01-11 2001-01-11 スクリーン印刷による厚盛り印刷方法及び印刷体 Pending JP2002205452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003539A JP2002205452A (ja) 2001-01-11 2001-01-11 スクリーン印刷による厚盛り印刷方法及び印刷体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003539A JP2002205452A (ja) 2001-01-11 2001-01-11 スクリーン印刷による厚盛り印刷方法及び印刷体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002205452A true JP2002205452A (ja) 2002-07-23

Family

ID=18871866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001003539A Pending JP2002205452A (ja) 2001-01-11 2001-01-11 スクリーン印刷による厚盛り印刷方法及び印刷体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002205452A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010069684A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Shuho:Kk 立体感のある色彩被覆の作成方法およびそれによる立体的色彩印刷体
JP2010137456A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Shuho:Kk 立体感のある積層多様色彩模様被覆の作成方法およびそれによる立体感のある積層多様色彩模様被覆体
JP2010214945A (ja) * 2009-03-14 2010-09-30 Palo Alto Research Center Inc 可変データイメージングシステム
CN106585147A (zh) * 2016-12-22 2017-04-26 杭州宏华数码科技股份有限公司 一种印花方法及装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010069684A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Shuho:Kk 立体感のある色彩被覆の作成方法およびそれによる立体的色彩印刷体
JP2010137456A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Shuho:Kk 立体感のある積層多様色彩模様被覆の作成方法およびそれによる立体感のある積層多様色彩模様被覆体
JP2010214945A (ja) * 2009-03-14 2010-09-30 Palo Alto Research Center Inc 可変データイメージングシステム
CN106585147A (zh) * 2016-12-22 2017-04-26 杭州宏华数码科技股份有限公司 一种印花方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011152922A1 (en) Method of producing a relief image from a liquid photopolymer resin
JP2002205452A (ja) スクリーン印刷による厚盛り印刷方法及び印刷体
KR102464989B1 (ko) 패턴 필름, 이를 제조하기 위한 몰드 및 이의 제조 방법
JP2014113777A (ja) 金属加飾品製造方法及び金属加飾品
CN105644133B (zh) 用于胶印的移印版及其制备方法
KR100952994B1 (ko) 입체시트의 제조방법 및 이에 의하여 제조된 입체시트
TWM413951U (en) Keypad structure
JP2009009735A (ja) キートップ部材の製造方法
KR100558404B1 (ko) 홀로그램을 이용한 입체감을 갖는 라벨 및 그의 제조방법
JP4234410B2 (ja) 装飾印刷物及びその製造方法
JP2014030994A (ja) 樹脂製品、および樹脂製品の製造方法
JPH10250299A (ja) 装飾物品及びその製造方法
JP6001222B2 (ja) 装飾部材の製造方法
JP2004202916A (ja) 文字や模様等の表示部を有する加飾成形体
TWI344422B (en) Plastic component having a pattern and fabrication method thereof
JP2005067165A (ja) レンズシートの製造方法
JP6608206B2 (ja) 車載用成形品、および車載用成形品の製造方法
JPH0116115Y2 (ja)
KR200339952Y1 (ko) 부분 증착 또는 부분 홀로그램 합성수지 필름이 포함되어있는 장식용 아크릴패널
CN117533032A (zh) 一种凹凸印刷工艺
JP2002200897A (ja) 装飾部材及びその製造方法
JP3047351U (ja) 印刷手段による凸湾曲表面の樹脂片
TW200635769A (en) Light-reflection material with light-reflecting pattern and the fabricating method for the same
JP2007038551A (ja) 印刷物および印刷物の製造方法
JPS5952283A (ja) 表示板の製作方法