JP2002200922A - ガラスランチャンネル及びガラスランチャンネル組立体 - Google Patents

ガラスランチャンネル及びガラスランチャンネル組立体

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JP2002200922A
JP2002200922A JP2001239684A JP2001239684A JP2002200922A JP 2002200922 A JP2002200922 A JP 2002200922A JP 2001239684 A JP2001239684 A JP 2001239684A JP 2001239684 A JP2001239684 A JP 2001239684A JP 2002200922 A JP2002200922 A JP 2002200922A
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    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/20Sealing arrangements characterised by the shape
    • B60J10/21Sealing arrangements characterised by the shape having corner parts or bends

Abstract

(57)【要約】 【課題】 底付き音の生じ難いガラスランチャンネル及
びガラスランチャンネル組立体を提供すること。 【解決手段】 基底部11との間に間隙を有して窓ガラ
スの進行方向と交差する方向に設けられた衝撃吸収部材
15を有し,衝撃吸収部材15の窓ガラスの先端との接
触面151と反対側の背面152及び/又は該背面15
2と対向する基底部底面111には,低摩擦材層155
が一体的に設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,各種車両等の窓ガラス組立体に
装着可能なガラスランチャンネル及びこれを用いたガラ
スランチャンネル組立体に関する。
【0002】
【従来技術】自動車における窓ガラス組立体は,窓枠
と,該窓枠に装着したガラスランチャンネルと,該ガラ
スランチャンネルの内部を例えば上下方向,左右方向等
に進行し,ガラスランチャンネルに対し摺動するよう構
成された窓ガラスとよりなる(後述する図5,図6,図
15参照)。上記窓枠において,窓ガラスの端部とガラ
スランチャンネルとの間はシールされた状態にあり,窓
ガラスと窓枠の隙間での雨水等の漏れが防止される。更
に,車両走行時に窓ガラスと窓枠の間において風切り音
の発生が防止される。
【0003】
【解決しようとする課題】近年,窓ガラス組立体におい
て,窓ガラスの開閉は電動式昇降装置により実現される
ようになった。昇降装置により窓ガラスを閉める場合,
窓ガラスの先端(ここに窓ガラスの先端とは窓ガラスの
端部であって特に窓ガラスが摺動する際の進行方向とな
る端部を指している。)は窓枠に装着したガラスランチ
ャンネルに突き当たって停止する。この停止に伴い,ド
ン,という音が発生して,乗員に不快感を与えることが
あった。以下,この停止音を底付き音と呼称する。
【0004】底付き音の発生箇所は特に定まった箇所で
起こるのではない。窓ガラスの先端の形状とガラスラン
チャンネルの形状は共に製造時の種々の要因でバラツく
ため,進行する窓ガラスの先端で最も最初にガラスラン
チャンネルに突き当たった部分から底付き音が発生す
る。
【0005】この底付き音の発生防止対策として,従来
いくつかの構成が提案されている。例えば特開平9−1
04236号にガラスランチャンネルの中央基部から伸
びる内部リップを設けて,底付き音を低減させる構造が
提示されている。また,実開平5−86641号はガラ
スランチャンネルのベース部が2段かつ中空状に構成さ
れており,この構造で底付き音を低減させる。
【0006】特開平7−69075号では,ガラスラン
チャンネルの内奥面に摩擦係数の低いポリエチレンより
なるリップを設け,底付き音を低減させることが提示さ
れている。しかし,これらのいずれの構造についても,
満足行く底付き音低減効果を得ることができなかった。
【0007】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,底付き音の生じ難いガラスランチャンネ
ル及びガラスランチャンネル組立体を提供しようとする
ものである。
【0008】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,車体の窓
枠に取付けられ,その内部を窓ガラスが摺動するように
構成され,一対の側壁部と,該一対の側壁部を接続する
基底部とよりなる本体部と,上記一対の側壁部の開口縁
側から上記基底部に向けて突出形成されたシールリップ
とを有するガラスランチャンネルにおいて,上記基底部
との間に間隙を有して上記窓ガラスの進行方向と交差す
る方向に設けられた衝撃吸収部材を有し,また,上記衝
撃吸収部材の上記窓ガラスの先端と接触する接触面,及
び該接触面の背面及び/又は該背面と対向する上記基底
部の底面には,低摩擦材層が一体的に設けてあることを
特徴とするガラスランチャンネルにある。
【0009】本発明において最も注目すべきことは,ガ
ラスランチャンネルが衝撃吸収部材を有し,この衝撃吸
収部材は基底部との間に間隙を有して窓ガラスの進行方
向と交差する方向に設けてあり,また衝撃吸収部材の窓
ガラスの先端と接触する接触面,及び該接触面の反対側
に位置する背面及び/又は該背面と対向する基底部の底
面に低摩擦材層を一体的に設けたことである。
【0010】窓ガラスの進行方向とは,窓ガラス開閉の
際の窓ガラスが閉まる方向である。例えば,通常の自動
車のフロントドア等に設けた窓であれば(図5参照),
ドア内部から窓ガラスが迫り出して,窓枠上部につきあ
たって,窓ガラスにより窓が閉じられる。この場合,窓
ガラスは上下方向のうち,上向きの方向を有する。ま
た,バス等の側面に設けられた窓の場合(図15参
照),窓ガラスは通常車体の前後方向,前向きまたは後
向きの進行方向を有する。
【0011】また,本発明において,低摩擦材層は,衝
撃吸収部材の背面と基底部底面のうち衝撃吸収部材の背
面のみ(図1参照),又は基底部底面のみ(図10参
照)に設けることができる。更に,低摩擦材層を衝撃吸
収部材の背面及び基底部底面の双方に設けることもでき
る(図14参照)。また,低摩擦材層をガラスランチャ
ンネルの他の場所に設けることもできる(図1等を参
照)。
【0012】次に,本発明の作用につき説明する。本発
明にかかるガラスランチャンネルにおいては,窓ガラス
の先端は基底部に設けた衝撃吸収部材に接触し,衝撃吸
収部材が弾性変形して衝撃エネルギーを吸収しながら基
底部と接触して停止する。そのため,ガラスランチャン
ネルの基底部と衝撃吸収部材とが衝突する際,窓ガラス
先端の進行速度が徐々に減速して衝突する。衝突のエネ
ルギーが徐々に吸収されて小さくなるため,底付き音も
小さくなる。
【0013】また,衝撃吸収部材の背面及び/又は基底
部の底面に低摩擦材層が設けてあり,衝撃吸収部材と基
底部底面との間の摩擦が小さく,衝撃吸収部材が弾性変
形するのを防げない。よって,ガラスランチャンネルの
基底部と衝撃吸収部材とが衝突する際,衝撃吸収部材は
容易に変位することができ,確実に衝突のエネルギーの
吸収が行われる。
【0014】以上,本発明によれば,底付き音の発生を
防止するガラスランチャンネルを提供することができ
る。
【0015】また,上記衝撃吸収部材と基底部底面との
少なくとも一方には低摩擦材層が存在するため,両者が
接触したり,分離するときの摩擦が小さく,両者間での
音の発生も生じ難い。これにより,窓ガラスが開けられ
る際に衝撃吸収部材が基底部底面と分離するが,この時
に両者のくっつきが防止されるため,スティックスリッ
プ音の発生を防止できる。
【0016】また,上記衝撃吸収部材は,熱可塑性エラ
ストマーの押出成形品よりなることが好ましい。熱可塑
性エラストマーは適度な弾性を保つため,本発明の効果
をよりよく発揮させることができる。また,不要になっ
た際,焼却処分しても有毒ガス発生がなく,安全であ
る。上記熱可塑性エラストマーとしては,例えば,三井
化学(株)製ミラストマーや,(株)AESジャパン製
サントプレーン等を用いることができる。
【0017】次に,請求項2に記載の発明のように,上
記衝撃吸収部材は,幅方向の少なくとも一部が上記基底
部及び/又は上記側壁部と一体に接続されていることが
好ましい。これにより,押出成形により容易に衝撃吸収
部材が一体に形成されたガラスランチャンネルを成形す
ることができ,製造容易である。
【0018】次に,請求項3に記載の発明のように,上
記衝撃吸収部材は,上記基底部及び/又は上記側壁部に
対し一体に連結された連結部を有し,該連結部から片持
ち梁状に突き出すよう構成されていることが好ましい
(図1参照)。これにより,衝撃吸収部材の変形の自由
度が高くなるため,窓ガラス当接の際に,確実に弾性変
形して衝撃のエネルギーを吸収することができる。
【0019】次に,請求項4に記載の発明のように,上
記衝撃吸収部材は,上記基底部及び/又は上記側壁部に
対し一体に連結された連結部を有し,該連結部から両持
ち梁状に構成されていることが好ましい(図13参
照)。これにより,耐久性に優れた衝撃吸収部材を得る
ことができる。
【0020】次に,請求項5記載の発明のように,上記
衝撃吸収部材は,上記窓ガラスの進行方向と非直角に形
成され,かつ上記衝撃吸収部材は,車内側又は車外側に
傾斜した状態にあることが好ましい。これにより,窓ガ
ラスが停止する時,窓ガラス先端と接触する衝撃吸収部
材の表面を該窓ガラスが進行方向と交差する方向に滑っ
て,進行方向から車内側,車外側のいずれか一方に向か
って窓ガラスが傾くことができる。従って,窓ガラスが
車内側または車外側のシールリップと強く接触すること
ができ,この接触部分でのシール性が高まって,水等の
車内への侵入を確実に防止できる。
【0021】なお,図11に示すごとく,窓ガラスの進
行する方向m(なおこの例ではmは窓ガラスの板厚中心
を基準としている)と,上記衝撃吸収部材の窓ガラス先
端との接触面151と平行な方向nとが交わる角度θが
90度以外である場合,本請求項にかかる『上記衝撃吸
収部材は,上記窓ガラスの進行方向と非直角に構成され
ている』ことが成立する。この時θとしては鋭角側を採
用する。
【0022】次に,請求項6記載の発明のように,車体
の窓枠に取付けられ,窓ガラスが進行して当接する側に
取付ける当接側ガラスランチャンネルと,該当接側ガラ
スランチャンネルの両側部分で窓ガラスの進行方向とほ
ぼ平行に取付ける側部側ガラスランチャンネルとを一体
的に組立ててなり,上記当接側ガラスランチャンネル及
び側部側ガラスランチャンネルは,共に一対の側壁部
と,該一対の側壁部を接続する基底部とよりなる本体部
と,上記一対の側壁部の開口縁側から上記基底部に向け
て突出形成されたシールリップとを有するガラスランチ
ャンネル組立体において,上記当接側ガラスランチャン
ネルは,上記基底部との間に間隙を有して上記窓ガラス
の進行方向と交差する方向に設けられた衝撃吸収部材を
有し,また,上記衝撃吸収部材の上記窓ガラスの先端と
接触する接触面,及び該接触面の背面及び/又は該背面
と対向する上記基底部の底面には,低摩擦材層が一体的
に設けてあり,一方側部側ガラスランチャンネルは衝撃
吸収部材を有しておらず,当接側ガラスランチャンネル
及び側部側ガラスランチャンネルは,非直線状に所定の
角度を保ってその端末同士が別途の接続部材で接続され
ていることを特徴とするガラスランチャンネル組立体に
ある。
【0023】次に,本発明の作用につき説明する。本発
明にかかるガラスランチャンネル組立体においては,窓
ガラスの先端は基底部に設けた衝撃吸収部材に接触し,
衝撃吸収部材が弾性変形して衝撃エネルギーを吸収しな
がら停止する。そのため,ガラスランチャンネル組立体
の基底部と衝撃吸収部材とが衝突する際,窓ガラス先端
の進行速度が徐々に減速して衝突する。衝突のエネルギ
ーが徐々に吸収されて小さくなるため,底付き音も小さ
くなる。
【0024】また,衝撃吸収部材の背面及び/又は基底
部の底面に低摩擦材層が設けてあり,衝撃吸収部材と基
底部底面との間の摩擦が小さく,衝撃吸収部材が弾性変
形するのを防げない。よって,ガラスランチャンネルの
基底部と衝撃吸収部材とが衝突する際,衝撃吸収部材は
容易に変位することができ,確実に衝突のエネルギーの
吸収が行われる。
【0025】一方,側部側ガラスランチャンネルは,当
接側ガラスランチャンネルと接続されているが,上記衝
撃吸収部材が存在していないので,窓ガラスが移動する
ときに衝撃吸収部材と接触しない。このため,窓ガラス
が移動するときに摺動抵抗を増大させることがないとい
う効果がある。
【0026】以上,本発明によれば,摺動抵抗の増大を
伴なわないで底付き音の発生を防止するガラスランチャ
ンネル組立体を提供することができる。なお,詳細は,
上記ガラスランチャンネルの記載と同様である。
【0027】次に,請求項7記載の発明のように,上記
衝撃吸収部材は,幅方向の少なくとも一部が上記基底部
及び/又は上記側壁部と一体に接続されていることが好
ましい。次に,請求項8記載の発明は,上記衝撃吸収部
材は,上記基底部及び/又は上記側壁部に対し一体に連
結された連結部を有し,該連結部から片持ち梁状に突き
出すよう構成されていることが好ましい。
【0028】次に,請求項9記載の発明のように,上記
衝撃吸収部材は,上記基底部及び/又は上記側壁部に対
し一体に連結された連結部を有し,該連結部から両持ち
梁状に構成されていることが好ましい。次に,請求項1
0記載の発明のように,上記衝撃吸収部材は,上記窓ガ
ラスの進行方向と非直角に形成されると共に車内側又は
車外側に傾斜した状態にあることが好ましい。これらの
場合には上記請求項2〜5の場合と同様の効果を得るこ
とができる。
【0029】また,後述する実施形態例1に示すごと
く,窓ガラスが下から上へと進行するタイプのガラスラ
ンチャンネル組立体においては窓枠の上部に位置する,
当接側ガラスランチャンネルに衝撃吸収部材を設ける。
また,後述する実施形態例4に示すごとく,窓ガラスが
車体の前から後,あるいはその逆に進行するタイプのガ
ラスランチャンネル組立体においては,窓枠の側部に位
置する当接側ガラスランチャンネルに衝撃吸収部材を設
ける。
【0030】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかるガラスランチャンネル,お
よびガラスランチャンネル組立体につき,図1〜図10
を用いて説明する。本例にかかるガラスランチャンネル
1は,図5及び図6に示すごとく,車体の窓枠21,3
1に取付けられ,その内部を窓ガラス20,30が摺動
するように構成されている。
【0031】本例のガラスランチャンネル1は,図1に
示すごとく,一対の車内側側壁部12及び車外側側壁部
13と,該一対の側壁部12,13を接続する基底部1
1とよりなる本体部10と,上記一対の側壁部12,1
3の開口縁側100から上記基底部11に向けて突出形
成された車内側及び車外側シールリップ121,131
とを有する。
【0032】図2に示すごとく,上記基底部11との間
に間隙を有して窓ガラス20の進行方向と交差する方向
に設けられた衝撃吸収部材15を有し,該衝撃吸収部材
15には窓ガラス20の先端201と接触する接触面1
51,及び該接触面151の反対側に位置する背面15
2に,低摩擦材層155が一体的に設けてある。
【0033】以下,詳細に説明する。図1に示すごと
く,本例にかかるガラスランチャンネル1は,基底部1
1と該基底部11の両側より伸びた車内側側壁部12及
び車外側側壁部13とよりなる。両側壁部12,13の
根元には車内側及び車外側に向かってそれぞれ抜止防止
リップ122,132が設けてある。両側壁部12,1
3の開口縁側100にはガラスランチャンネル1の内側
のほぼ基底部11に向かって伸びるシールリップ12
1,131が設けてある。また,図2に示すごとく,基
底部11の背面115には突条119が二つ設けてあ
る。
【0034】図2に示すごとく,上記衝撃吸収部材15
は基底部11の車内側よりの箇所に連結部153を有
し,該連結部153から片持ち梁状に車外側へ向かって
突き出すよう構成されている。なお,衝撃吸収部材15
はガラスランチャンネル1の長手方向に沿った全体に設
けてある(図7参照) 図2に示すごとく,上記衝撃吸収部材15の背面152
で,基底部11の底面111と対面する位置,また窓ガ
ラス20の先端201が接触する衝撃吸収部材15の接
触面151にそれぞれ低摩擦材層155が設けてある。
【0035】図1に示すごとく,両側壁部12,13の
内側面123,133,シールリップ121,131の
ガラス接触面125,135についても,衝撃吸収部材
15と同様に低摩擦材層120,130が設けてある。
【0036】また,図3に示すごとく,窓ガラス20が
閉じた際には,ガラスランチャンネル1のシールリップ
121,131が窓ガラス20の側面に当接し,また窓
ガラス20の先端201は衝撃吸収部材15の接触面1
51と当接する。このとき,衝撃吸収部材15の弾性変
形に伴って,その接触面151が車外側に向けて傾斜状
に変位するので,窓ガラス20の先端201が接触面1
51の上を滑ってMの位置からNの位置に移動する。こ
の結果,窓ガラス20は車外側に変位する。このとき,
接触面151にも低摩擦材層155が形成されていると
上記滑りがより確実になる。
【0037】また,上記ガラスランチャンネル1の本体
部10,車内側及び車外側シールリップ121,13
1,抜止防止リップ122,132,衝撃吸収部材15
等は熱可塑性エラストマーより構成されている。低摩擦
材層155や120,130は熱可塑性エラストマーに
シリコーンやシリコーン化合物を混入した材料より構成
される。ガラスランチャンネル1の本体部10及び衝撃
吸収部材15と低摩擦材層155,120,130は,
二色同時押出成形等を利用することで,一体的に両者が
成形される。また,本体部10及び衝撃吸収部材15を
押出成形した後,該当する箇所に低摩擦塗料を塗布する
こともできる。また,押出前に予め成形しておいた低摩
擦フィルムを押出後に貼り合わせてもよい。
【0038】次に,本例のガラスランチャンネル組立体
200,300について説明する。図5,図6はそれぞ
れ自動車のフロントドア用,リアドア用のガラスランチ
ャンネル組立体200,300を示している。上記ガラ
スランチャンネル組立体200,300は,窓枠21,
31に装着され,内部を摺動するよう配設され,フロン
ト側とリヤ側のそれぞれの窓ガラス20,30の移動を
案内する。このガラスランチャンネル組立体200,3
00では,同図に破線Lで示したラインがドアパネル本
体の上端位置である。
【0039】また,後述するように,上記ガラスランチ
ャンネル1は,窓枠のうちの上部側に配置され,進行す
る窓ガラスの先端が当接する当接側ガラスランチャンネ
ルであり,上記ガラスランチャンネル1の前後方向両側
部分には側部側ガラスランチャンネル295,395が
組付けられる。即ち,上記の当接側ガラスランチャンネ
ル1及び側部側ガラスランチャンネル295,395
は,インサート射出成形したコーナー部材によって接続
され,一体的に組立てられ,フロントドア用ガラスラン
チャンネル組立体200(図5),及びリアドア用のガ
ラスランチャンネル組立体300(図6)を構成する。
そして,このガラスランチャンネル組立体200,30
0が窓枠21,31に装着される(図5,図6)。
【0040】図5,図6において,矢線Sが窓ガラス2
0,30の開閉の際の移動する方向を示している。進行
方向は上方向で,窓ガラス20,30は図面における下
方から上方へと上昇し,後述するフロントピラー側窓枠
212,ルーフ側上窓枠213,及びリアピラー側窓枠
313とルーフ側上側窓枠312に設けたガラスランチ
ャンネル1に当たって停止する。
【0041】図5に示すごとく,フロントドア用のガラ
スランチャンネル組立体200において,窓枠21はフ
ロント側縦窓枠211,フロントピラー側窓枠212,
ルーフ側上窓枠213,センターピラー側縦窓枠214
とより構成される。この窓枠21の内側にガラスランチ
ャンネル組立体200等が装着される。
【0042】窓枠21に装着されるガラスランチャンネ
ル1等について詳細に説明すると,まずフロントピラー
側窓枠212とルーフ側上窓枠213は一体の窓枠で,
ここに図1,図2に示したガラスランチャンネル1が装
着される。
【0043】フロント側縦窓枠211,フロントピラー
側窓枠212の間,ルーフ側上窓枠213,センターピ
ラー側縦窓枠214の間はコーナーとなっており,この
二ヶ所のコーナーにおいては,それぞれ前述の射出成形
によって形成された,接続部材としてのガラスランチャ
ンネルコーナー部材291,292が配置され,このコ
ーナー部材で隣り合うガラスランチャンネルを一体的に
接続している。フロント側縦窓枠211,センターピラ
ー側縦窓枠214には衝撃吸収部材を持たない図4に示
すごとき側部側ガラスランチャンネル295を装着す
る。
【0044】この側部側ガラスランチャンネル295
は,図4に示すごとく,衝撃吸収部材を持たない以外は
図1に示したガラスランチャンネル1と同じ構造で,一
対の側壁部12,13と,該一対の側壁部12,13を
接続する基底部11とよりなる本体部10と,開口縁側
100から基底部11に向けて突出形成されたシールリ
ップ121,131を有する。なお,図1は,図5にお
けるA−A矢視断面図,図6におけるC−C及びD−D
矢視断面図を示しており,図4は図5におけるB−B矢
視断面図及び図6におけるE−E矢視断面図である。
【0045】図6に示すごとく,リアドア用のガラスラ
ンチャンネル組立体300において,窓枠31は,セン
ターピラー側縦窓枠311,ルーフ側上窓枠312,リ
アピラー側窓枠313,リアロアピラー側縦窓枠314
とより構成されている。この窓枠31の内側にガラスラ
ンチャンネル組立体300が配置されている。
【0046】上記窓枠31におけるセンターピラー側縦
窓枠311,ルーフ側上窓枠312との間,リアピラー
側窓枠313,リアロアピラー側縦窓枠314との間の
コーナーにおいては,それぞれガラスチャンネルコーナ
ー部材392,391が同様に配置されている。また,
ルーフ側上窓枠312からリアピラー側窓枠313との
間にかけては一本のガラスランチャンネル1が配置され
ているが,両窓枠312,313間のコーナー319に
おいては,図7(a)に示すごとく,ガラスランチャン
ネル1の基底部11の外側にスリット171を複数個
(ここでは3個)設け,(b)に示すごとく,コーナー
319の形状に合わせた曲折部17を形成する。
【0047】ルーフ側上窓枠312,リアピラー側窓枠
313に対し装着されるのは,衝撃吸収部材15を設け
たガラスランチャンネル1である。また,その他の縦窓
枠311,314に対し装着されるガラスランチャンネ
ル395は図4に示すごとき,衝撃吸収部材15を設け
ていないタイプを用いる。
【0048】次に,本例におけるガラスランチャンネル
組立体に関して図5及び図6を用いて説明する。即ち,
まず図5に示す,フロントドア用のガラスランチャンネ
ル組立体200は,車体の窓枠21において,窓ガラス
20が進行して当接する側に取付ける当接側ガラスラン
チャンネル1と,該当接側ガラスランチャンネル1の両
側部分に取付ける前後の側部側ガラスランチャンネル2
95とを一体的に組立ててなる。
【0049】そして,上記側部側ガラスランチャンネル
295は,その内部を窓ガラス20が摺動するように構
成され,一対の側壁部12,13と,該一対の側壁部を
接続する基底部11とよりなる本体部10と,上記一対
の側壁部の開口縁側から上記基底部11に向けて突出形
成されたシールリップ121,131とを有する。
【0050】そして,本例においては上記当接側ガラス
ランチャンネル1は,上記基底部11との間に間隙を有
して上記窓ガラス20の進行方向と交差する方向に設け
られた衝撃吸収部材15を有する。また,上記衝撃吸収
部材15の上記窓ガラスの先端と接触する面の反対側の
背面には,低摩擦材層155が一体的に設けてある。
【0051】また,図6に示すガラスランチャンネル組
立体300も,上記と同様である。一方,両側の上記側
部側ガラスランチャンネル295(図5)及び側部側ガ
ラスランチャンネル395は,図5のB−B矢視断面
図,図6のE−E矢視断面図である図4に示すごとく,
当接側ガラスランチャンネル1に設けた衝撃吸収部材は
有していない。これにより窓ガラス20,30が移動す
るときに,側部側ガラスランチャンネルは衝撃吸収部材
を有しないので,窓ガラス20,30の外周端で押し付
けられることがない。そのため,窓ガラスの移動中の摺
動抵抗は増大しない。
【0052】次に,窓ガラス20が閉まる際の衝撃の大
きさについて,衝撃吸収部材15を持つ場合,持たない
場合について図8を用いて説明する。同図における縦軸
は窓ガラス20の進行速度,横軸が窓ガラス先端201
の位置である。横軸において,Xは窓ガラス先端201
がガラスランチャンネル1のシールリップ121,13
1にはじめてあたった位置,Yは衝撃吸収部材15には
じめてあたった位置,Zは停止位置である。
【0053】図8において,窓ガラス先端201がYの
位置に移動するまでの速度は,本例も上記従来例も同じ
であるが,位置Yより先の速度は異なり,本例のガラス
ランチャンネル1の場合が実線で,従来にかかる衝撃吸
収部材を持たないガラスランチャンネルの場合が破線で
示されている。本例の場合,窓ガラス先端201の進行
速度はX1である。窓ガラスの先端の位置がXに達し,
さらにYに至って速度がY1となるまでの間は,徐々に
速度が低下する。同図の左軸は窓ガラスの進行速度を,
右側の横軸は窓ガラスの先端の変位量を指している。
【0054】ところで,図1に示すごとく,窓ガラス2
0の厚さの中心209と窓枠213の表面との距離Gは
窓ガラス20が衝撃吸収部材15に当接するまでは一定
の値を取る。図3に示すごとく,窓ガラス20が衝撃吸
収部材15と当接した後は窓ガラス20の中心209は
車外側に変位する。図3において,符号Mの付された破
線は窓ガラス20が当接する前の中心209の位置であ
る。符号Nの付された破線は当接後の中心209であ
る。そして,図1におけるG(窓枠213の表面との距
離)を基準とした,本例のガラスランチャンネルの変位
量を図8に記載した(破線a)。この変位量は,窓ガラ
ス20の先端が停止位置に達するまで増大しつづけ,最
終的にZ1に達する。
【0055】従来の衝撃吸収部材を持たないガラスラン
チャンネルを用いたときには,本例の衝撃吸収部材の位
置に基底部があるので,窓ガラス先端の進行速度はYを
過ぎた後は急激に低下して0となる(つまり停止す
る)。この状態を同図に破線bで記載した。一方,本例
の衝撃吸収部材を持つガラスランチャンネル1では,衝
撃吸収部材が弾性変形している間中に窓ガラスの先端の
進行速度は徐々に低下する。この状態を同図に実線で示
した。
【0056】衝撃エネルギーの吸収量は窓ガラス先端の
進行速度に対応する値となるため,急激に速度が低下す
る従来品では衝突の衝撃がガラスランチャンネルにおい
て殆ど吸収されずに,底付き音となって発生する。本例
にかかるガラスランチャンネル1では,衝撃がガラスラ
ンチャンネル1における衝撃吸収部材15によって吸収
され,底付き音は殆ど生じない。
【0057】なお,従来品のガラスランチャンネルにお
ける衝撃の吸収量は同図に示した斜線ハッチの部分の面
積に比例し,本例のガラスランチャンネル1の衝撃の吸
収量は,Y1,Y,Zとで囲まれた部分の面積に比例す
る。
【0058】次に,本例の作用効果について説明する。
本例のガラスランチャンネル1において,窓ガラス20
の先端201は基底部11に設けた衝撃吸収部材15に
接触してこれを弾性変形させて停止する。そのため,図
8に示すごとく,窓ガラス先端201が徐々に減速でき
るため,停止位置での衝突のエネルギーが小さくなっ
て,底付き音が発生しない。
【0059】また,本例のガラスランチャンネルは衝撃
吸収部材15の背面152に低摩擦材層155が設けて
あり,衝撃吸収部材15と基底部底面111との間の摩
擦が小さく,衝撃吸収部材15が弾性変形するのを阻害
されない構成となっている。よって,窓ガラス先端20
1との衝突時,衝撃吸収部材15は容易に変位して,確
実に衝突のエネルギーの吸収が行われる。
【0060】また,衝撃吸収部材15の背面152と基
底部底面111とが接触したり,分離するときの摩擦が
小さいため,両者間での音の発生も生じ難い。よって,
窓ガラス20が開けられる際のスティックスリップ音の
発生を防止できる。また,接触面151に対しても低摩
擦材層155が設けてあるため,窓ガラス20の先端2
01が接触面151の上を滑り易く,窓ガラス201の
停止位置で変位させ易い。更に,衝撃吸収部材15との
摩耗を低減することもできる。
【0061】以上,本例によれば,底付き音の発生しな
いガラスランチャンネルを提供することができる。
【0062】更に,本例では,フロントドア用のガラス
ランチャンネル組立体200(図5参照)において,フ
ロント側縦窓枠211,センターピラー側縦窓枠214
に装着されるガラスランチャンネル295には衝撃吸収
部材15を設けてない図4に示すごときものを用いてい
る。そして,フロントピラー側窓枠212,ルーフ側上
窓枠213に装着されるガラスランチャンネル1は衝撃
吸収部材15を設けた図1にかかるものを用いている。
【0063】フロント側縦窓枠211,センターピラー
側縦窓枠214は窓ガラス20が開閉される際に,窓ガ
ラス20の側部と接触する箇所であり,上記ガラスラン
チャンネル295には窓ガラス20の進行に抵抗を付与
するような箇所がなく,窓ガラス20がスムーズに上昇
することができる。上昇した窓ガラス20の先端201
が停止の際に接するフロントピラー側窓枠212,ルー
フ側上窓枠213に装着したガラスランチャンネル1は
衝撃吸収部材15が設けてあり,これにより底付き音を
低減できる。また,リアドア用のガラスランチャンネル
組立体300(図6参照)も同様の効果を有する。
【0064】なお,本例にかかるガラスランチャンネル
1として,図9に示すごとく,側壁部12及び13に対
し,低摩擦材層を設けない構成のものもある。また,図
10に示すごとく,低摩擦材層を背面152ではなく,
背面152と対向する基底部11の底面111にのみ設
けることもできる。
【0065】実施形態例2 本例は図11に示すごとく,衝撃吸収部材が窓ガラスの
進行方向と非直角に形成されたガラスランチャンネルで
ある。図11に示すごとく,本例のガラスランチャンネ
ル1は,一対の側壁部12,13と,両者を接続する基
底部11とよりなる本体部10と,側壁部12,13の
開口縁側100から突出形成されたシールリップ12
1,131とを有する。基底部には衝撃吸収部材15が
設けてあり,窓ガラス20の先端201との接触面15
1,及びその反対側の背面152には低摩擦材層155
が一体的に設けてある。
【0066】そして,窓ガラス20の進行方向は窓ガラ
ス20の中心軸方向mと平行である。また,衝撃吸収部
材15の窓ガラス先端201との接触面151と平行方
向nと中心軸方向mとが交わる角度θが90度未満であ
る。そして,図12に示すごとく,窓ガラス20が閉じ
た状態において,窓ガラス20は車内側に変位した状態
にある。つまり,窓ガラス20が衝撃吸収部材15と当
接した後は窓ガラス20の中心209は車内側に変位す
る。図12において,符号Oの付された破線は窓ガラス
20が当接する前の中心209の位置である。符号Pの
付された破線は当接後の中心209である。その他詳細
は実施形態例1と同様の構造を有する。
【0067】このように,窓ガラス20の進行方向と,
衝撃吸収部材15との形成する角度θが非直角である場
合,窓ガラス20が停止する時,窓ガラス先端201と
接触する衝撃吸収部材15の接触面151の上を窓ガラ
ス20が進行方向と交差する方向に滑って,進行方向か
ら車内側に向かって傾くことができる。従って,窓ガラ
ス20が車内側のシールリップ121と強く接触するこ
とができ,この接触部分でのシール性が高まって,水等
の車内への侵入を確実に防止できる。その他実施形態例
1と同様の作用効果を有する。
【0068】実施形態例3 本例は,両連結部から両持ち梁状に構成された衝撃吸収
部材を持つガラスランチャンネルについて説明する。図
13に示すガラスランチャンネル1において衝撃吸収部
材15は,基底部11に対し一体に連結された連結部1
53,154を有し,両連結部153,154から両持
ち梁状に構成されている。そして,衝撃吸収部材15の
背面152と窓ガラス20の先端201と接触する接触
面151に低摩擦材層155が設けてある。その他詳細
は実施形態例1と同様である。このガラスランチャンネ
ル1の衝撃吸収部材15は,両持ち梁状に衝撃吸収部材
15が構成されているため,耐久性に優れている。その
他,実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0069】図14に示すガラスランチャンネル1は,
図13に示したものに加え,背面152と対向する基底
部11の底面111にも低摩擦材層155を設けたもの
である。その他詳細は上記図13にかかるガラスランチ
ャンネルと同様である。
【0070】このガラスランチャンネル1の衝撃吸収部
材15は,両持ち梁状に衝撃吸収部材15が構成されて
いるため,耐久性に優れていると共に底面111にも低
摩擦材層155が設けてあるため,衝撃吸収部材15の
背面152と基底部底面111とが接触したり,分離す
るときの摩擦を更に小さくして,スティックスリップ音
を更に小さくすることができる。また,その他実施形態
例1と同様の作用効果を有する。
【0071】実施形態例4 図15〜図17に示すごとく,左右(車体の前後方向)
に開閉する窓ガラスを持つ窓ガラス組立体とそこに装着
されるガラスランチャンネル及びガラスランチャンネル
組立体について説明する。図15に示すごとく,本例の
窓ガラス組立体4は,バスの側部に配置されており,車
体前後方向に窓ガラス20を摺動させることで,窓を開
閉するよう構成されている。
【0072】窓枠41は上側窓枠411,後側窓枠41
2,下側窓枠413,前側窓枠414の4つがコーナー
枠415によって連結されて構成される。この窓枠41
の内側に対しガラスランチャンネル45及び495,コ
ーナー部材よりなるガラスランチャンネル組立体400
が装着される。なお,ガラスランチャンネル組立体40
0は同図に破線で示した。後側窓枠412には図16に
かかるガラスランチャンネル45が,他の窓枠411,
413,414には図17にかかるガラスランチャンネ
ル495が装着される。また,コーナー枠415につい
てはコーナー部材が装着される。また,上記窓枠41内
を窓ガラス20は同図に示す矢線のごとく,車体の前後
に摺動する。
【0073】図16に示したガラスランチャンネル45
は一対の側壁部12,13と,該一対の側壁部12,1
3を接続する基底部11とよりなる本体部10と,上記
一対の側壁部12,13の開口縁側100から突出形成
されたシールリップ121,131とを有する。また,
上記シールリップ121,131についても,窓ガラス
20と対面する側には低摩擦材層120,130が設け
てある。そして,基底部11に衝撃吸収部材15が設け
てあり,背面152から接触面151に低摩擦材層15
5が一体的に設けてある。また,同図は図15のF−F
矢視断面図でもある。
【0074】また,図17に示したガラスランチャンネ
ル495は図16と同様の構造であるが,衝撃吸収部材
が設けていない。また,同図は図15のG−G矢視断面
図でもある。その他詳細は実施形態例1と同様である。
また,本例にかかるガラスランチャンネル組立体400
も実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0075】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,底付き
音の生じ難いガラスランチャンネル及びガラスランチャ
ンネル組立体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,衝撃吸収部材を持つガ
ラスランチャンネルの,図5のA−A矢視,図6のC−
C矢視,図6のD−D矢視の断面図。
【図2】実施形態例1における,衝撃吸収部材の要部説
明図。
【図3】実施形態例1における,図1のガラスランチャ
ンネルにおいて窓ガラスが閉じて接触し,車外側に変位
した状態の説明図。
【図4】実施形態例1における,衝撃吸収部材を持たな
いガラスランチャンネルの,図5のB−B矢視,図6の
E−E矢視の断面説明図。
【図5】実施形態例1における,フロントドアのガラス
ランチャンネル組立体の説明図。
【図6】実施形態例1における,リアドアのガラスラン
チャンネル組立体の説明図。
【図7】実施形態例1における,ガラスランチャンネル
を曲げる際の説明図。
【図8】実施形態例1における,本例及び従来品のガラ
スランチャンネル組立体を装着した窓ガラス組立体にお
ける窓ガラスの進行速度と,先端位置と先端の変位量と
の関係を示す線図。
【図9】実施形態例1における,側壁部に低摩擦材層を
設けていないガラスランチャンネルを示す説明図。
【図10】実施形態例1における,基底部の底面に低摩
擦材層を設けたガラスランチャンネルの説明図。
【図11】実施形態例2における,衝撃吸収部材が窓ガ
ラスの進行方向と非直角に形成されたガラスランチャン
ネルの断面説明図。
【図12】実施形態例2における,ガラスランチャンネ
ルにおいて窓ガラスが閉じて車内側に変位した状態の説
明図。
【図13】実施形態例3における,衝撃吸収部材が両持
ち梁式のガラスランチャンネルの断面説明図。
【図14】実施形態例3における,衝撃吸収部材が両持
ち梁式で,背面と基底部の底面とにそれぞれ低摩擦材層
が設けてあるガラスランチャンネルの断面説明図。
【図15】実施形態例4における,ガラスランチャンネ
ル組立体の説明図。
【図16】実施形態例4における,衝撃吸収部材を持つ
ガラスランチャンネルの断面説明図。
【図17】実施形態例4における,衝撃吸収部材を持た
ないガラスランチャンネルの,図15のF−F矢視断面
図。
【符号の説明】
1...ガラスランチャンネル, 10...本体部, 100...開口縁側, 11...基底部, 111...基底部底面, 12...車内側側壁部, 121...車内側シールリップ, 13...車外側側壁部, 131...車外側シールリップ, 15...衝撃吸収部材, 151...接触面, 152...背面, 153...連結部, 155...低摩擦材層, 20...窓ガラス, 200...ガラスランチャンネル組立体, 201...窓ガラス先端, 300...ガラスランチャンネル組立体, 400・・・ガラスランチャンネル組立体,

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の窓枠に取付けられ,その内部を窓
    ガラスが摺動するように構成され,一対の側壁部と,該
    一対の側壁部を接続する基底部とよりなる本体部と,上
    記一対の側壁部の開口縁側から上記基底部に向けて突出
    形成されたシールリップとを有するガラスランチャンネ
    ルにおいて,上記基底部との間に間隙を有して上記窓ガ
    ラスの進行方向と交差する方向に設けられた衝撃吸収部
    材を有し,また,上記衝撃吸収部材の上記窓ガラスの先
    端と接触する接触面,及び該接触面の背面及び/又は該
    背面と対向する上記基底部の底面には,低摩擦材層が一
    体的に設けてあることを特徴とするガラスランチャンネ
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記衝撃吸収部材
    は,幅方向の少なくとも一部が上記基底部及び/又は上
    記側壁部と一体に接続されていることを特徴とするガラ
    スランチャンネル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記衝撃吸収
    部材は,上記基底部及び/又は上記側壁部に対し一体に
    連結された連結部を有し,該連結部から片持ち梁状に突
    き出すよう構成されていることを特徴とするガラスラン
    チャンネル。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記衝撃吸収部材は,上記基底部及び/又は上記側壁部
    に対し一体に連結された連結部を有し,該連結部から両
    持ち梁状に構成されていることを特徴とするガラスラン
    チャンネル。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において,
    上記衝撃吸収部材は,上記窓ガラスの進行方向と非直角
    に形成されると共に車内側又は車外側に傾斜した状態に
    あることを特徴とするガラスランチャンネル。
  6. 【請求項6】 車体の窓枠に取付けられ,窓ガラスが進
    行して当接する側に取付ける当接側ガラスランチャンネ
    ルと,該当接側ガラスランチャンネルの両側部分で窓ガ
    ラスの進行方向とほぼ平行に取付ける側部側ガラスラン
    チャンネルとを一体的に組立ててなり,上記当接側ガラ
    スランチャンネル及び側部側ガラスランチャンネルは,
    共に一対の側壁部と,該一対の側壁部を接続する基底部
    とよりなる本体部と,上記一対の側壁部の開口縁側から
    上記基底部に向けて突出形成されたシールリップとを有
    するガラスランチャンネル組立体において,上記当接側
    ガラスランチャンネルは,上記基底部との間に間隙を有
    して上記窓ガラスの進行方向と交差する方向に設けられ
    た衝撃吸収部材を有し,また,上記衝撃吸収部材の上記
    窓ガラスの先端と接触する接触面,及び該接触面の背面
    及び/又は該背面と対向する上記基底部の底面には,低
    摩擦材層が一体的に設けてあり,一方側部側ガラスラン
    チャンネルは衝撃吸収部材を有しておらず,当接側ガラ
    スランチャンネル及び側部側ガラスランチャンネルは,
    非直線状に所定の角度を保ってその端末同士が別途の接
    続部材で接続されていることを特徴とするガラスランチ
    ャンネル組立体。
  7. 【請求項7】 請求項6において,上記衝撃吸収部材
    は,幅方向の少なくとも一部が上記基底部及び/又は上
    記側壁部と一体に接続されていることを特徴とするガラ
    スランチャンネル組立体。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7において,上記衝撃吸収
    部材は,上記基底部及び/又は上記側壁部に対し一体に
    連結された連結部を有し,該連結部から片持ち梁状に突
    き出すよう構成されていることを特徴とするガラスラン
    チャンネル組立体。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれか一項において,
    上記衝撃吸収部材は,上記基底部及び/又は上記側壁部
    に対し一体に連結された連結部を有し,該連結部から両
    持ち梁状に構成されていることを特徴とするガラスラン
    チャンネル組立体。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9のいずれか一項におい
    て,上記衝撃吸収部材は,上記窓ガラスの進行方向と非
    直角に形成されると共に車内側又は車外側に傾斜した状
    態にあることを特徴とするガラスランチャンネル組立
    体。
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