JP4430479B2 - ガラスラン - Google Patents

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本発明は、車両用ドアに取付けられるガラスランに関するものである。
一般に、自動車等の車両用ドアには、摺動するドアガラスの周縁部をシールするガラスランが設けられている。ガラスランは、断面略コ字状の本体部と、当該本体部の両側壁の略先端から本体部内側に延びる一対のシールリップとを有し、当該本体部が前記ドアに設けられた断面略コ字状のサッシュに係合されている。そして、ドアガラスの周縁部の車内側及び車外側面を前記一対のシールリップによりシールしている。
また、ドアの内側にはガーニッシュ等の内装部材がサッシュに並設されることがある。この場合、内装部材の製造誤差や取付誤差等により、サッシュと内装部材との間に隙間が生じ、外観品質が低下するおそれがある。このため、ガラスランの車内側側壁部の先端部からサッシュの外側へ回り込むように延出した補助リップが、サッシュと内装部材との間に差し込まれ、当該隙間を埋め、上記不具合を抑制している。
なお、この場合、サッシュと内装部材との間への補助リップの差し込み(挿入)を容易にするため、及び可撓性を持たせて内装部材又はサッシュと弾接させるために補助リップは比較的薄肉のリップ状に形成されている。
しかしながら、上記の比較的薄肉のリップ状の補助リップでは、走行中の振動等によって内装部材が位置ずれを起こしたり、ドアガラスの摺動に伴うシールリップの動きに追従して上記の補助リップが上記サッシュと内装部材との間から抜けてしまうおそれがある。これに対し、近年、補助リップを中空状のものなどにすることで、内装部材の取付誤差等によるバラツキを吸収しているガラスランも見受けられる(例えば、特許文献1)。
実開平5−22122号公報
しかしながら、上記中空状の補助リップ等では、サッシュの側壁部に対して略直交する方向への内装部材の変化に対してはその変化量を吸収できるが、中空状の補助リップの一部がサッシュと内装部材との間から車内側に膨出してしまい、見映えが悪くなるという不具合があった。また、上記補助リップのほぼ中央と内装部材の端面との当接のため、内装部材の取付誤差等によるバラツキにより、両者の当接の状態が変わり、両者間の見映えが悪くなる不具合がある。さらに、場合によっては、補助リップひいてはガラスランが浮き上がってきてしまい、サッシュ(ガラスラン)と内装部材との間に視認されるような隙間が生じたり、ガラスランの長手方向における各部位によって浮き上がり度合いに差異がある場合には、ガラスランが波打ってしまい、外観品質が低下するおそれがある。しかも、上記中空状の補助リップ等は、内装部材を取付けた後では、サッシュと内装部材との隙間に適正な状態で差し込むことが困難となる。
なお、サッシュの車外側にも外装部材が取付けられることもあり、上述した課題は車内外いずれの側においても内在するものである。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ガラスランの浮き上がりを抑制し、外観品質の向上を図ることのできるガラスランを提供するものである。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.断面略コ字状のサッシュと、当該サッシュの側壁部と所定幅の隙間を空けて並設される並設部材とを備えた車両用ドアに対し取付けられるガラスランであって、
前記サッシュに対し取付けられ、基底部並びに当該基底部の両端から延びる車内側側壁部及び車外側側壁部からなる断面略コ字状をなす本体部と、
前記車内側側壁部及び前記車外側側壁部からそれぞれ本体部内側へ延び、ドアガラスとの間でシールを行う一対のシールリップと、
前記車内側側壁部の先端部及び前記車外側側壁部の先端部の少なくとも一方において、当該先端部から前記本体部の外側へ延出し、前記並設部材の端縁部分にオーバーラップして被覆するように設定されている被覆リップと、
前記被覆リップから延出し、前記サッシュの側壁部の外側へ回り込むように設けられた補助リップとを備え、
前記並設部材が並設された側に対応する前記補助リップは、
前記サッシュの側壁部と前記並設部材との間に差し込まれるものであって、その肉厚が、前記サッシュの側壁部と前記並設部材との間の隙間の幅分の厚みと同じ厚みに設定されているとともに、
前記補助リップの付根部又はその近傍において前記サッシュの側壁部の板厚よりも幅広の空間部となるように切欠き部を備えており、当該切欠き部は、前記補助リップにおける前記サッシュの側壁部と面した側に設けられていることを特徴とするガラスラン。
上記手段1によれば、補助リップの肉厚が厚肉に設定されていることから、補助リップの剛性が上がり、補助リップの上記サッシュと並設部材との間への挿入(差し込み)作業が容易となり、両者間に容易に差し込むことができる。また、補助リップが厚肉に形成されているので、サッシュの側壁部又は並設部材との隙間が狭くなり、補助リップが抜けようとする時に、少なくとも一方の部材に引っ掛かって抜けを防止する。従って、サッシュの側壁部に対して略平行する方向へ並設部材が動いたり、ドアガラスの摺動に伴うシールリップの動きに追従したりして、補助リップに対し当該方向へのずれ応力がかかった場合でも、補助リップひいてはガラスランの浮き上がりを抑制することができる。
さらに、本手段では、補助リップの付根部が前記サッシュの側壁部の板厚よりも幅広の空間部となるように切欠き部を備えている。従って、上記ずれ応力がかかった場合でも、切欠き部において補助リップの変形量を吸収できる。結果として、サッシュ(ガラスラン)と並設部材との間に視認されるような隙間が生じたり、ガラスランが波打ったりして外観品質が低下するおそれを抑制することができる。
また、本手段における補助リップは、並設部材の取付後においても、サッシュと並設部材との間に差し込むことができるため、並設部材の取付前後のいずれにおいてもガラスランを取付けることができる。従って、補助リップを備えた場合においても従来の作業工程に変更を加えることなく作業を行うことができ、作業効率の低下を招くおそれも少ない。
なお、仮に切欠き部を設けずに、補助リップの全域において肉厚を均一にし、かつ並設部材の端縁部分にオーバーラップするように設定すると、製造誤差等によるバラツキにより、本体部の側壁部と補助リップとの連接部分(補助リップの付根部)の幅が、サッシュの側壁部の先端の厚みよりも小さくなることがあり、この場合、上記連接部分にサッシュの側壁部の先端が当たり、その結果、補助リップの先端が開く方向に応力が作用してしまう。しかし、上記のように補助リップの先端はすぐに並設部材と接触するので、それ以上の変形は生じない。また、本手段によれば、たとえ上記のように補助リップと並設部材との間に若干の隙があったとしても、上記切欠き部においてサッシュの側壁部の先端による補助リップの変形を吸収できるため、上記の若干の隙による補助リップの先端が開くように変形する不具合の発生も低減することができる。結果として、ガラスランや並設部材を適切に取付けることができる。
また、被覆リップを備え、サッシュ(ガラスラン)と並設部材の端縁部分との隙間を覆い隠すことで外観品質の向上が図られる。なお、被覆リップが設けられたガラスランでは、サッシュの側壁部に対して略平行する方向へ並設部材が動いたりして発生する上記不具合がより発生しやすいが、そのような不具合は上記補助リップにより低減することができる。従って、被覆リップ及び本手段の補助リップの両者を備えた相乗効果により、上記各種作用効果は格段に高められる。
また、ドアガラスの摺動に伴うシールリップの動きに追従して切欠き部が変形する場合において、補助リップにおける上記並設部材に面した側の変形量が少なくなるため、ガラスラン(被覆リップ)と並設部材との間に隙間が生じにくくり、上記各種手段の作用効果がより高められる。
手段.少なくとも前記補助リップは、非発泡体で成形されていることを特徴とする手段1に記載のガラスラン。
上記手段2によれば、スポンジゴム(発泡体)で成形されている場合と比べて剛性が高くなり、より確実にサッシュと並設部材との間に嵌合させることができる。さらに、並設部材の取付後においても、補助リップを比較的容易にサッシュと並設部材との間に差し込むことができるため、上記手段1の作用効果がさらに高められる。
手段3.前記補助リップは、前記サッシュの側壁部の側面、及び、該側面に対向する前記並設部材の対向面に対し、面接触可能に所定の長さを有していることを特徴とする手段又は2に記載のガラスラン。
手段3によれば、上記ずれ応力がかかった場合でも、補助リップがサッシュの側壁部の側面や並設部材の対向面に引っ掛かり抜け止めされるため、より確実に上記各種不具合の発生を抑制することができる。
以下に、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、車両本体としての自動車ボディの開口部において開閉可能に設けられる車両用ドアとしての自動車ドア(図ではフロントドア:以下、単に「ドア」という)1は、昇降可能なドアガラスGと、当該ドアガラスGの外周形状に対応して、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合体)ソリッドゴムよりなるガラスラン2とを備えている。より詳しく説明すると、ドア1には、ドアガラスGの外周形状に則して断面略コ字状のサッシュS(図2参照)が設けられており、該サッシュSに本実施形態のガラスラン2が取付けられる。
ガラスラン2は、その長手方向にみて上辺部に対応する押出成形部3、前後の縦辺部に対応する押出成形部4,5と、各押出成形部3,4,5の端部同士を接続する型成形部6,7(図1で散点模様を付した部分)とから構成される。各押出成形部3〜5は、図示しない押出成形機によりほぼ直線状に(長尺状に)形成される。また、型成形部6,7は、2つの押出成形部3,4及び押出成形部3,5が所定の角度をなした状態で相互に接続されるように図示しない金型装置にて接続成形される。
次に図1のJ−J線部分断面図である図2を参照して、ガラスラン2の前縦辺部(押出成形部)4の構成について詳細に説明する。なお、本実施形態においては、ガラスラン2の前縦辺部4に対応するサッシュSの車内外両側にはそれぞれ、車内側側壁部Saと所定幅W1の隙間を空けて内装部材(並設部材)としてのガーニッシュ8が並設され、車外側側壁部Sbと所定幅の隙間を空けて外装部材としてのアウターパネル9が並設されている。
さて、ガラスラン2の前縦辺部4は、サッシュSに取付けられる基底部10並びに当該基底部10の両端から延びる車内側側壁部11及び車外側側壁部12からなる断面略コ字状をなす本体部13と、車内側側壁部11及び車外側側壁部12の先端からそれぞれ本体部13内側へ延び、ドアガラスGとの間でシールを行う一対のシールリップ14,15とを備えている。
さらに、本実施形態では、車内側側壁部11の先端部から本体部13の外側(車内側)へ延出しガーニッシュ8の端縁部分にオーバーラップして被覆するように設定されている被覆リップ18と、被覆リップ18から延出しサッシュSの車内側側壁部Saの外側(車内側)へ回り込むように設けられた車内側補助リップ19と、車外側側壁部12の先端部から本体部13の外側(車外側)へ延出しサッシュSの車外側側壁部Sbの外側(車外側)へ回り込むように設けられた車外側補助リップ20とを備えている。
また、車内側補助リップ19は、その肉厚が厚肉に設定されている。本実施形態では、車内側補助リップ19は、その肉厚が車内側側壁部Saとガーニッシュ8との隙間の幅W1分の厚みと同じ厚みW1に設定されている。また、車内側補助リップ19は、図2に示すように、サッシュSの車外側側壁部Sbの側面、及び、該側面に対向するガーニッシュ8の対向面に対し、面接触可能に所定の長さを有するよう形成されている。
さらに、車内側補助リップ19の付根部においては、サッシュSの車内側側壁部Saと面した側に切欠き部としてのノッチ21が形成されている。これにより、車内側補助リップ19の付根部が車内側側壁部Saの板厚W2よりも幅広の幅W3を有する空間部となるように設定されている。
そして、ガラスラン2の取付状態においては、ガーニッシュ8の端縁部分に被覆リップ18がオーバーラップして被覆されるとともに、アウターパネル9が車外側補助リップ20に当接する。なお、ガラスラン2の取付作業は、ガーニッシュ8の取付の後にわれる。ガーニッシュ8の取付後にガラスラン2の取付作業を行う場合には、車内側補助リップ19をサッシュSとガーニッシュ8との間に差し込むように行う。
以上詳述したように、本実施形態では車内側補助リップ19の肉厚を厚肉設定(肉厚W1)とし、当該車内側補助リップ19の剛性を高めている。さらに、車内側補助リップ19の肉厚W1がサッシュSの車内側側壁部Saとガーニッシュ8との隙間の幅W1分の厚みと同じ厚みW1に設定されている。このことから、車内側補助リップ19が両者間にしっかりと嵌め込まれることとなる。従って、サッシュSの車内側側壁部Saに対して略平行する方向へガーニッシュ8が動いたり、ドアガラスGの摺動に伴うシールリップ14の動きに追従したりして、車内側補助リップ19に対し当該方向へのずれ応力がかかった場合でも、車内側補助リップ19ひいてはガラスラン2の浮き上がりを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、車内側補助リップ19の付根部がサッシュSの車内側側壁部Saの板厚W2よりも幅広の幅W3を有する空間部となるようにノッチ21を備えることによって、上記ずれ応力がかかった場合でも、ノッチ21において車内側補助リップ19の変形量を吸収できる。結果として、サッシュS(ガラスラン2)とガーニッシュ8との間に視認されるような大きな隙間が生じたり、ガラスラン2が波打ったりして外観品質が低下するのを防止することができる。
また、被覆リップ18を備え、サッシュS(ガラスラン2)とガーニッシュ8との隙間を覆い隠すことで外観品質の向上が図られる。従って、被覆リップ18及び車内側補助リップ19の両者を備えた相乗効果により、上記作用効果は格段に高められる。
なお、仮にノッチ21を設けずに、車内側補助リップ19の全域において均一な肉厚W1とした場合、製造誤差等によるバラツキにより、車内側補助リップ19の付根部の幅寸法よりもサッシュSの車内側側壁部Saの先端の厚みが大きくなる場合があり、その場合において、車内側側壁部Saの先端により車内側補助リップ19の先端が開く方向に変形しようとする。しかし、本実施形態によれば、ノッチ21において製造バラツキによって生じる寸法の差異に基づく車内側補助リップ19の変形を吸収できるため、上記の若干の隙による車内側補助リップ19の先端が開くように変形しようとする不具合の発生も低減することができる。結果として、ガラスラン2やガーニッシュ8を適切に取付けることができる。さらに、車内側補助リップ19の肉厚を上記の隙間の幅W1分の厚みW1に設定することにより、上記ずれ応力がかかった場合でも、車内側補助リップ19がサッシュSの車内側側壁部Saに引っ掛かり抜け止めされる。
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施の形態では、フロントドア1用のガラスラン2について具体化したが、このようなガラスラン2が採用されるドアの部位は何ら限定されるものではなく、例えばリアドアにおいて適用することもできる。
(b)上記実施形態では、車内側補助リップ19のみ、その肉厚が車内側側壁部Saとガーニッシュ8との隙間の幅W1分の厚みW1に設定される、すなわち厚肉設定となっているとともに、車内側補助リップ19の付根部においてノッチ21を設けている。これに代えて又は加えて、車外側補助リップ20の肉厚が車外側側壁部Sbとアウターパネル9(並設部材)との隙間の幅分の厚みに設定される、すなわち厚肉設定となっているとともに、車外側補助リップ20の付根部においてノッチを設けた構成としてもよい。
(c)上記実施形態では、車内側補助リップ19の付根部におけるサッシュSの車内側側壁部Saと面した側にノッチ21が形成されている。しかし、ノッチ21の設けられる位置はこれに限られるものではない。少なくとも車内側補助リップ19の先端部より付根部側であればよい。尚、ノッチ21は、サッシュSの車内側側壁部Saと面した側に形成されている方が、ドアガラスGの摺動に伴うシールリップ14の動きに追従して前記ノッチが変形する場合において、車内側補助リップ19におけるガーニッシュ8に面した側の変形量が少なくなり、ガラスラン2(被覆リップ18)とガーニッシュ8との間に隙間が生じにく
(d)上記実施形態では、ガラスラン2をEPDMソリッドゴムにより構成しているが、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)等の他の素材により構成してもよい。
ガラスランの組付けられるドアの正面図である。 ガラスランを説明するための図1のJ−J線部分断面図である。
1…車両用ドアとしての自動車ドア、2…ガラスラン、8…内装部材(並設部材)としてのガーニッシュ、9…外装部材としてのアウターパネル、11…車内側側壁部、12…車外側側壁部、13…本体部、18…被覆リップ、19…車内側補助リップ、20…車外側補助リップ、21…切欠き部としてのノッチ、G…ドアガラス、S…サッシュ、Sa…車内側側壁部、Sb…車外側側壁部、W1…所定幅(車内側補助リップの厚み)、W2…板厚、W3…空間部の幅。

Claims (3)

  1. 断面略コ字状のサッシュと、当該サッシュの側壁部と所定幅の隙間を空けて並設される並設部材とを備えた車両用ドアに対し取付けられるガラスランであって、
    前記サッシュに対し取付けられ、基底部並びに当該基底部の両端から延びる車内側側壁部及び車外側側壁部からなる断面略コ字状をなす本体部と、
    前記車内側側壁部及び前記車外側側壁部からそれぞれ本体部内側へ延び、ドアガラスとの間でシールを行う一対のシールリップと、
    前記車内側側壁部の先端部及び前記車外側側壁部の先端部の少なくとも一方において、当該先端部から前記本体部の外側へ延出し、前記並設部材の端縁部分にオーバーラップして被覆するように設定されている被覆リップと、
    前記被覆リップから延出し、前記サッシュの側壁部の外側へ回り込むように設けられた補助リップとを備え、
    前記並設部材が並設された側に対応する前記補助リップは、
    前記サッシュの側壁部と前記並設部材との間に差し込まれるものであって、その肉厚が、前記サッシュの側壁部と前記並設部材との間の隙間の幅分の厚みと同じ厚みに設定されているとともに、
    前記補助リップの付根部又はその近傍において前記サッシュの側壁部の板厚よりも幅広の空間部となるように切欠き部を備えており、当該切欠き部は、前記補助リップにおける前記サッシュの側壁部と面した側に設けられていることを特徴とするガラスラン。
  2. 少なくとも前記補助リップは、非発泡体で成形されていることを特徴とする請求項に記載のガラスラン。
  3. 前記補助リップは、前記サッシュの側壁部の側面、及び、該側面に対向する前記並設部材の対向面に対し、面接触可能に所定の長さを有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のガラスラン。
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