JP3622091B2 - 自動車ドアのフラッシュサーフェス構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、自動車のドアパネル或はサッシュ部とドアガラスとのフラッシュサーフェース化を一段と改善したドアフラッシュサーフェス構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のドアパネル或はサッシュとドアガラスとをフラッシュサーフェースにするドアフラッシュサーフェス構造として、下記の通り種々の構造が用いられている。
【0003】
第1の従来例として、ルーフ部に対応するドアサッシュ部の下面に取付け、閉じたドアガラスの上端面及び上部内面との間をシールするランチャンネルについて説明すると、図2及び図3に示すように、基底部31の上部分、上方のモール15に略面一の外装リップ32、及びブリッジ33によって形成した中空シール部34にドアガラス25の上端面を押し付け、その突上げ力を利用して、その中空シール部34を変形させ、外装リップ32をドアガラス25の上部外面と密着させるようにして、フラツシュサーフェスにしてある。なお、10はドアサッシュ部、11は室内側中空状突部、90はボディパネル、95はメインシール、96は室内側シールである。
【0004】
しかしながら、上記第1の従来例は、ドアガラス25の内外方向のバラツキを吸収するため、ドアガラス25と外装リップ32との内外方向の隙間Aを2〜4ミリとする必要があり、外観上からも外装リップ32の高さBをあまり大きく出来ないことから、ドアガラス25に突上げられて、中空シール部34が変形しても、外装リップ32がドアガラス25の外面に密着しないことがあると言う問題点がある。なお、ドアガラス25を駆動するレギュレーター(図示せず)の突上げ力を大きくして、中空シール部34の変形量(圧縮量)を増すことによって、外装リップ32のドアガラス25への密着度を上げることは可能ではあるが、それに伴ってレギュレーターの突上げ力が増大すると言う問題が派生する。その他、ドアサッシュ部10とドアガラス25との建て付け精度をよくすることも条件ではあるが、これに対しても、生産性・コスト面から限度がある。また、ピラー部との接続型部はピラー部の影響を受け、一層困難である。さらに、ドアガラス25への密着性を高めるために外装リップ32を柔軟にすると、最近高まっている防盗性の要求に応えることが出来ないと言う問題点もある。
【0005】
図4に示す第2の従来例の別のランチャンネル30については、図2・図3の第1の従来例同様の問題がある。なお、16はドアサッシュ部10の上外端に嵌着したパーティングシールである。
【0006】
図5に示す第3の従来例として、ルーフ部のドアサッシュ部10の下面に取付け、閉じたドアガラス25の上端部との間をシールするグラスランについて説明すると、ドアサッシュ部10の下面に嵌着する断面略コの字状の基底部41の内外の開口端にそれぞれ内リップ42、外リップ43を突設し、基底部41内に上昇させたドアガラス25の上端部を挿入することによって、ドアガラス25の上部室内側面に内リップ42を弾接させると共に、外リップ43をドアガラス25車外側面に密着させるようにしてフラッシュサーフェスにしてある。
【0007】
しかしながら、上記第3の従来例のグラスラン40は、内リップ42が薄いため、ドアガラス25を外側へ押出す力が弱く、ドアサッシュ部10とドアガラス25との建て付けのバラツキによって、外リップ43がドアガラス25の車外側面に密着しないことがあると言う問題点がある。
【0008】
図6を参考にして第4の従来例として、センターピラー部に対応するドアサッシュ部10に取付け、ドアガラス25との間をシールするセンターピラーシール部について説明すると、ドアサッシュ部10外面に取付けたドアガラスブレ防止部85の鉛直の案内溝86に嵌装した摺動ピン87を配して、上下動可能にドアガラス25を取付けると共に、ドアサッシュ部10の前端部に取付けた内シール部50の内リップ52をドアガラス25の室内側面と弾接させ、後端部に取付けた外シール部55の外リップ57をドアガラス25の後端縁部車外側面に密着させるようにしてフラッシュサーフェスにしてある。
【0009】
しかしながら、第4の従来例のセンターピラーシール部は、ドアガラスブレ防止部85の位置が車内側に寄っていて、外リップ57のドアガラス25の外面への密着度が低く、十分なフラッシュサーフェスが達成されないと言う問題点がある。
【0010】
図7を参考にして第5の従来例の別のセンターピラーシール部について説明すると、ドアサッシュ部10の前面に嵌着する断面略コの字状の基底部61の内外の開口端に内リップ62並び外リップ63を突設すると共に、基底部61の室内側部分の内面に突設した断面台形状の突部65をドアガラス25の車内側面と当接させるように、ドアガラス25の後端部を挿入することによって、ドアガラス25の後部内面に内リップ62を弾接させ、ドアガラス25の後部外面に外リップ63を密着させるようにしてフラッシュサーフェスにしてある。
【0011】
しかしながら、第5の従来例のセンターピラーシール部は、内リップ62が薄く、ドアガラス25を外側へ押出す力が弱く、且つ、突部65の突出度が低く、外リップ63がドアガラス25の外面に密着せず、フラッシュサーフェス度が低いと言う問題点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、上記従来のフラッシュサーフェス構造は、いずれも建て付け精度を高めるのにも、生産性・コストの面から限度があり、外装リツプ32、外リップ43,57,63のドアガラス25への密着度が低く、フラッシュサーフェス度が低いことにおいて、本発明は上記問題点に着目して、構造が簡単であって、ドアガラス25が閉じた状態で室外側に出るようにすることによって、従来のものに比してフラッシュサーフェス化を増進させたフラッシュサーフェス構造を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
10を参考にして第1の発明を説明すると、ドアサッシュ部10の前面に嵌着する断面略コの字状の基底部61の内外の開口端に内リップ62並び外リップ63を突設すると共に、ドアガラス25の後端部を挿入することによって、ドアガラス25の後部内面に内リップ62を弾接させると共に、ドアガラス25の後部外面に外リップ63を密着させるセンターピラーシール部のフラッシュサーフェス構造において、ドアガラス25の内面と 当接させながらドアガラス25を室外側に押出すよう、センターピラーシール部の上部付近に基底部61の室内側部分の内面に断面台形状突部65を室外側に厚く突設してなるものである。
【0014】
図10及び図11を参考にして第2の発明を説明すると、ドアサッシュ部10の前面に嵌着する断面略コの字状の基底部61の内外の開口端に内リップ62並び外リップ63を突設すると共に、ドアガラス25の後端部を挿入することによって、ドアガラス25の後部内面に内リップ62を弾接させると共に、ドアガラス25の後部外面に外リップ63を密着させるセンターピラーシール部のフラッシュサーフェス構造において、ドアガラス25の内面と当接させながらドアガラス25を室外側に押出すよう、センターピラーシール部の上部付近に基底部61の室内側部分の内面に断面台形状突部65を室外側に厚く突設し、
且つドアアウターパネル21とドアインナーパネル22と、その間を上下動するドアガラス25との間をシールすると共に、ドアアウターパネル21に取付けたアウターシール部71の上下のシールリップ73,73をドアガラス25に密着させるウエストラインウエザーストリップ70のフラッシュサーフェス構造において、ドアインナーパネル22のインナーシール部75の下方にドアガラス25を室外側に押出す押出し部材23を取付けると共に、ドアガラス25の下端に、ドアガラス25が上昇した際、その押出し部材23に押されて室外側に押出されるよう、必要な厚みWのスペーサー26を取付けてなるものである。
【0015】
図8及び図11を参考にして第3の発明を説明すると、ルーフ部に対応するドアサッシュ部10の下面に取付け、基底部31の下側にブリッジ33と組合わせて形成した中空シール部34、基底部31の下端に突設したシールリップ35とそれぞれ弾接させることにより、閉じたドアガラスの上端面及び上部室内側面との間をシールすると共に、ドアガラス25をドアサッシュ10の前端に嵌着したパーティングシール16に略面一にするランチャンネル30のフラッシュサーフェス構造において、パーティングシール16の下部に中空シール部34の外面を覆い且つ閉じたドアガラス25に密着する高剛性リップ17を延設し、中空シール部34の下方の基底部31に上昇するドアガラス25を室外側に押出す案内ガイド付き突部36を突設し、
且つドアアウターパネル21とドアインナーパネル22と、その間を上下動するドアガラス25との間をシールすると共に、ドアアウターパネル21に取付けたアウターシール部71の上下のシールリップ73,73をドアガラス25に密着させるウエストラインウエザーストリップ70のフラッシュサーフェス構造において、ドアインナーパネル22のインナーシール部75の下方にドアガラス25を室外側に押出す押出し部材23を取付けると共に、ドアガラス25の下端に、ドアガラス25が上昇した際、その押出し部材23に押されて室外側に押出されるよう、必要な厚みWのスペーサー26を取付けてなるものである。
【0016】
図9及び図11を参考にして第4の発明を説明すると、センターピラー部に対応するドアサッシュ部10の外面に取付けたドアガラスブレ防止部85の鉛直の案内溝86に嵌装した摺動ピン87を配して、上下動可能にドアガラス25を取付けると共に、ドアサッシュ部10の前端部に取付けた内シール部50の内リップ52をドアガラス25の車内側面と弾接させると共に、後端部に取付けた外シール部55の外リップ57をドアガラス25の後端縁部車外側面に密着させるセンターピラーシール部のフラッシュサーフェス構造において、ドアガラスブレ防止部85を室外側に変位させて設け、
且つドアアウターパネル21とドアインナーパネル22と、その間を上下動するドアガラス25との間をシールすると共に、ドアアウターパネル21に取付けたアウターシール部71の上下のシールリップ73,73をドアガラス25に密着させるウエストラインウエザーストリップ70のフラッシュサーフェス構造において、ドアインナーパネル22のインナーシール部75の下方にドアガラス25を室外側に押出す押出し部材23を取付けると共に、ドアガラス25の下端に、ドアガラス25が上昇した際、その押出し部材23に押されて室外側に押出されるよう、必要な厚みWのスペーサー26を取付けてなるものである。
【0017】
【実施例】
図10を参考にして第1の発明の実施例について説明すると、60はドアサッシュ部10の前面に嵌着するセンターピラーシール部、61は断面略コの字状の基底部、62,63はそれぞれその基底部61の内外の開口端に突設した内リップ、外リップ、65は基底部61の室内側側部分の内面に突設した断面台形状の突部であって、ドアガラス25を室外側に押出すように突部65を室外側に厚くしてある。
【0018】
第1の発明の作用について説明すると、突部65によって、ドアガラス25が室外側に押出されるため、ドアガラス25に外リップ63が密着し、フラッシュサーフェスになる。なお、突部65を上方に向って2〜5ミリ室外側に傾斜させることによって、ドアガラス25を上昇させた際、ドアガラス25が室外側に押出されるように出来る。
【0019】
図10及び図11を参考にして第2の発明の実施例について説明すると、60はドアサッシュ部10の前面に嵌着するセンターピラーシール部、61は断面略コの字状の基底部、62,63はそれぞれその基底部61の内外の開口端に突設した内リップ、外リップ、65は基底部61の室内側側部分の内面に突設した断面台形状突部で室外側に厚くしてある。また、21,22はそれぞれドアアウターパネル、ドアインナーパネル、70はそのドアアウターパネル21とドアインナーパネル22の間を上下動するドアガラス25との間をシールするウエストラインウエザーストリップ、71はドアアウターパネル21に取付けたアウターシール部であって、基底部72にドアガラス25と密着させる上下のシールリップ73,73を一体に結合してある。75はドアインナーパネル22に取付けたインナーシール部であって、基底部76の上下にドアガラス25の内面と弾接させるシールリップ77,中空シール部78を一体に結合してある。23はドアガラス25を室外側に押出す押出し部材であって、インナーパネル22のインナーシール部75の下方に取付けてある。なお、26はドアガラス25の下端に取付けたスペーサーであって、ドアガラス25が上昇した際、その押出し部材23に押されて室外側に押出され、フラッシュサーフェス化するに必要な厚みWを付けてある。
【0020】
第2の発明の作用について説明すると、突部65によって、ドアガラス25が室外側に押出されるため、ドアガラス25に外リップ63が密着し、フラッシュサーフェスになる。なお、突部65を上方に向って2〜5ミリ室外側に傾斜させることによって、ドアガラス25を上昇させた際、ドアガラス25が室外側に押出されるように出来る。また、ドアガラス25が閉じられた際、ドアガラス25の下端に取付けたスペーサー26が押出し部材23に押されて、ドアガラス25が室外側に押出され、フラッシュサーフェス化が可能になり、ウインドノイズが低減され、空力特性が改善されると共に、見栄えが向上する。
【0021】
第3の発明の実施例について図8及び図11により説明すると、16はドアサッシュ10の前端に嵌着したパーティングシールであって、その下部に中空シール部34の外面を覆い且つ閉じたドアガラス25に密着する高剛性リップ17を延設してある。36は中空シール部34の下方の基底部31に突設し且つ上昇するドアガラス25を室外側に押出す断面三角形の突部である。21,22はそれぞれドアアウターパネル、ドアインナーパネル、70はそのドアアウターパネル21とドアインナーパネル22の間を上下動するドアガラス25との間をシールするウエストラインウエザーストリップ、71はドアアウターパネル21に取付けたアウターシール部であって、基底部72にドアガラス25と密着させる上下のシールリップ73,73を一体に結合してある。75はドアインナーパネル2 2に取付けたインナーシール部であって、基底部76の上下にドアガラス25の内面と弾接させるシールリップ77,中空シール部78を一体に結合してある。23はドアガラス25を室外側に押出す押出し部材であって、インナーパネル22のインナーシール部75の下方に取付けてある。なお、26はドアガラス25の下端に取付けたスペーサーであって、ドアガラス25が上昇した際、その押出し部材23に押されて室外側に押出され、フラッシュサーフェス化するに必要な厚みWを付けてある。
【0022】
第3の発明の作用について説明すると、ドアガラス25は閉じられると、突部36により室外側に押出され、高剛性で防盗性の高い高剛性リップ17と略面一に密着し、フラッシュサーフェスになり、空力特性が改善され、ウインドノイズが著しく低減されると共に、外装モール等が介在せず、色・光沢等見栄えも向上する。また、ドアガラス25が閉じられた際、ドアガラス25の下端に取付けたスペーサー26が押出し部材23に押されて、ドアガラス25が室外側に押出され、フラッシュサーフェス化が可能になり、ウインドノイズが低減され、空力特性が改善されると共に、見栄えが向上する。
【0023】
第4の発明について図9及び図11により説明すると、10はセンターピラー部に対応するドアサッシュ部、50はそのドアサッシュ部10の前端部に嵌着した内シール部であって、基底部51に内リップ52を一体に結合してある。55は前記ドアサッシュ部10の後端部に嵌着した外シール部であって、基底部56に外リップ57を一体に結合してある。85はドアサッシュ部10の外面に設けたドアガラスブレ防止部であって、鉛直の案内溝86に嵌装した摺動ピン87を配して、上下動可能にドアガラス25を取付けてあり、しかも室外側に変位させて設けてある。21,22はそれぞれドアアウターパネル、ドアインナーパネル、70はそのドアアウターパネル21とドアインナーパネル22の間を上下動するドアガラス25との間をシールするウエストラインウエザーストリップ、71はドアアウターパネル21に取付けたアウターシール部であって、基底部72にドアガラス25と密着させる上下のシールリップ73,73を一体に結合してある。75はドアインナーパネル22に取付けたインナーシール部であって、基底部76の上下にドアガラス25の内面と弾接させるシールリップ77,中空シール部78を一体に結合してある。23はドアガラス25を室外側に押出す押出し部材であって、インナーパネル22のインナーシール部75の下方に取付けてある。なお、26はドアガラス25の下端に取付けたスペーサーであって、ドアガラス25が上昇した際、その押出し部材23に押されて室外側に押出され、フラッシュサーフェス化するに必要な厚みWを付けてある。
【0024】
第4の発明の作用について説明すると、ドアガラスブレ防止部85によって、ドアガラス25が室外側に変位させているため、ドアガラス25に外リップ57が密着し、フラッシュサーフェスになる。なお、ドアガラスブレ防止部85を上方に向かって2〜5ミリ室外側に傾斜させることによって、ドアガラス25を上昇させた際、ドアガラス25が室外側に押出されるようにすることが出来る。したがって、ルーフ部でのドアガラス25の先端部の動きが、室外側へ押し出された状態をつくることができる。また、ドアガラス25が閉じられた際、ドアガラス25の下端に取付けたスペーサー26が押出し部材23に押されて、ドアガラス25が室外側に押出され、フラッシュサーフェス化が可能になり、ウインドノイズが低減され、空力特性が改善されると共に、見栄えが向上する。
【0025】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されるため、いずれも構造が簡単であって、容易にフラッシュフェース化が実現され、ウインドノイズが低く、空力特性がよく、見栄えがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の側面図である。
【図2】第1の従来例を示す図1のA−A断面図である。
【図3】第1の従来例のドアガラスを突上げた状態を示す断面図である。
【図4】第2の従来例を示す図1のA−A断面図である。
【図5】第3の従来例を示す図1のA−A断面図である。
【図6】第4の従来例を示す図1のB−B断面図である。
【図7】第5の従来例を示す図1のB−B断面図である。
【図8】第の発明の実施例の一部分を示す図1のA−A断面図である。
【図9】第の発明の実施例の一部分を示す図1のB−B断面図である。
【図10】第の発明の実施例及び第2の発明の実施例の一部分を示す図1のB−B断面図である。
【図11】第2,第3及び第4の発明の実施例の残部分を示す図1のC−C断面図である。
【記号の説明】
10 ドアサッシュ部
11 中空状突部
15 モール
16 パーティングシール
17 高剛性リップ
21 ドアアウターパネル
22 ドアインナーパネル
23 押出し部材
25 ドアガラス
26 スペーサー
30 グラスランチャンネル
31 基底部
32 外装リップ
33 ブリッジ
34 中空シール部
35 シールリップ
36 突部
40 グラスランチャンネル
41 基底部
42 内リップ
43 外リップ
50 内シール部
51 基底部
52 内リップ
55 外シール部
56 基底部
57 外リップ
60 センターピラーシール部
61 基底部
62 内リップ
63 外リップ
65 突部
70 ウエストラインウエザーストリップ
71 アウターシール部
72 基底部
73 シールリップ
75 インナーシール部
76 基底部
77 シールリップ
78 中空シール部
85 ドアガラスブレ防止部
86 案内溝
87 摺動ピン
88 スペーサー
90 ボディパネル
95 メインシール
96 室内側シール
A 隙間
B 高さ
W 厚み

Claims (4)

  1. ドアサッシュ部(10)の前面に嵌着する断面略コの字状の基底部(61)の内外の開口端に内リップ(62)並び外リップ(63)を突設すると共に、ドアガラス(25)の後端部を挿入することによって、ドアガラス(25)の後部内面に内リップ(62)を弾接させると共に、ドアガラス(25)の後部外面に外リップ(63)を密着させるセンターピラーシール部のフラッシュサーフェス構造において、ドアガラス(25)の内面と当接させながらドアガラス(25)を室外側に押出すよう、センターピラーシール部の上部付近に基底部(61)の室内側部分の内面に断面台形状突部(65)を室外側に厚く突設してなる自動車ドアのフラッシュサーフェス構造。
  2. ドアサッシュ部(10)の前面に嵌着する断面略コの字状の基底部(61)の内外の開口端に内リップ(62)並び外リップ(63)を突設すると共に、ドアガラス(25)の後端部を挿入することによって、ドアガラス(25)の後部内面に内リップ(62)を弾接させると共に、ドアガラス(25)の後部外面に外リップ(63)を密着させるセンターピラーシール部のフラッシュサーフェス構造において、ドアガラス(25)の内面と当接させながらドアガラス(25)を室外側に押出すよう、センターピラーシール部の上部付近に基底部(61)の室内側部分の内面に断面台形状突部(65)を室外側に厚く突設し、
    且つドアアウターパネル(21)とドアインナーパネル(22)と、その間を上下動するドアガラス(25)との間をシールすると共に、ドアアウターパネル(21)に取付けたアウターシール部(71)の上下のシールリップ(73,73)をドアガラス(25)に密着させるウエストラインウエザーストリップ(70)のフラッシュサーフェス構造において、ドアインナーパネル(22)のインナーシール部(75)の下方にドアガラス(25)を室外側に押出す押出し部材(23)を取付けると共に、ドアガラス(25)の下端に、ドアガラス(25)が上昇した際、その押出し部材(23)に押されて室外側に押出されるよう、必要な厚み(W)のスペーサー(26) を取付けてなる自動車ドアのフラッシュサーフェス構造。
  3. ルーフ部に対応するドアサッシュ部(10)の下面に取付け、基底部(31)の下側にブリッジ(33)と組合わせて形成した中空シール部(34)、基底部(31)の下端に突設したシールリップ(35)とそれぞれ弾接させることにより、閉じたドアガラスの上端面及び上部室内側面との間をシールすると共に、ドアガラス(25)をドアサッシュ(10)の前端に嵌着したパーティングシール(16)に略面一にするランチャンネル(30)のフラッシュサーフェス構造において、パーティングシール(16)の下部に中空シール部(34)の外面を覆い且つ閉じたドアガラス(25)に密着する高剛性リップ(17)を延設し、中空シール部(34)の下方の基底部(31)に上昇するドアガラス(25)を室外側に押出す案内ガイド付き突部(36)を突設し、
    且つドアアウターパネル(21)とドアインナーパネル(22)と、その間を上下動するドアガラス(25)との間をシールすると共に、ドアアウターパネル(21)に取付けたアウターシール部(71)の上下のシールリップ(73,73)をドアガラス(25)に密着させるウエストラインウエザーストリップ(70)のフラッシュサーフェス構造において、ドアインナーパネル(22)のインナーシール部(75)の下方にドアガラス(25)を室外側に押出す押出し部材(23)を取付けると共に、ドアガラス(25)の下端に、ドアガラス(25)が上昇した際、その押出し部材(23)に押されて室外側に押出されるよう、必要な厚み(W)のスペーサー(26) を取付けてなる自動車ドアのフラッシュサーフェス構造。
  4. センターピラー部に対応するドアサッシュ部(10)の外面に取付けたドアガラスブレ防止部(85)の鉛直の案内溝(86)に嵌装した摺動ピン(87)を配して、上下動可能にドアガラス(25)を取付けると共に、ドアサッシュ部(10)の前端部に取付けた内シール部(50)の内リップ(52)をドアガラス(25)の車内側 面と弾接させると共に、後端部に取付けた外シール部(55)の外リップ(57)をドアガラス(25)の後端縁部車外側面に密着させるセンターピラーシール部のフラッシュサーフェス構造において、ドアガラスブレ防止部(85)を室外側に変位させて設け、
    且つドアアウターパネル(21)とドアインナーパネル(22)と、その間を上下動するドアガラス(25)との間をシールすると共に、ドアアウターパネル(21)に取付けたアウターシール部(71)の上下のシールリップ(73,73)をドアガラス(25)に密着させるウエストラインウエザーストリップ(70)のフラッシュサーフェス構造において、ドアインナーパネル(22)のインナーシール部(75)の下方にドアガラス(25)を室外側に押出す押出し部材(23)を取付けると共に、ドアガラス(25)の下端に、ドアガラス(25)が上昇した際、その押出し部材(23)に押されて室外側に押出されるよう、必要な厚み(W)のスペーサー(26)を取付けてなる自動車ドアのフラッシュサーフェス構造。
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