JP2002197509A - 紙幣整理装置 - Google Patents

紙幣整理装置

Info

Publication number
JP2002197509A
JP2002197509A JP2000397417A JP2000397417A JP2002197509A JP 2002197509 A JP2002197509 A JP 2002197509A JP 2000397417 A JP2000397417 A JP 2000397417A JP 2000397417 A JP2000397417 A JP 2000397417A JP 2002197509 A JP2002197509 A JP 2002197509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
banknotes
temporary
unit
stacking
banknote
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000397417A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002197509A5 (ja
JP4363541B2 (ja
Inventor
Kazuto Sasaki
一人 佐々木
Akira Morito
明 森戸
Hajime Watanabe
一 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000397417A priority Critical patent/JP4363541B2/ja
Publication of JP2002197509A publication Critical patent/JP2002197509A/ja
Publication of JP2002197509A5 publication Critical patent/JP2002197509A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4363541B2 publication Critical patent/JP4363541B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forming Counted Batches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金種あるいは正損による複数の種別の紙幣を
一度に結束処理することを可能にする。 【解決手段】 投入口1に投入された紙幣を1枚づつ分
離して鑑別部2に真偽、金種、正損等の鑑別を行うと共
に計数し、真剣と鑑別された紙幣を金種や正損別に一時
集積部6a〜6dそれぞれ一時集積して、100枚集積
された紙幣を移送機構9により抜き取って紙幣結束機構
10に移送し、紙幣結束機構10により紙幣をテープで
結束して放出口11から放出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣を計数し、計
数した紙幣を複数の一時集積部に集積して、一定枚数毎
に結束して整理する紙幣整理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】銀行等の金融機関においては精査時等に
回収した紙幣を一定枚数毎に束ねて整理する紙幣結束整
理装置が導入されている。従来の紙幣結束整理装置は、
金種混合の多数枚の紙幣を投入部にセットし、1枚づつ
鑑別部に搬送して金種や正損等の鑑別を行い、予めオペ
レータが指定した金種や正損等の指定に基づいて一時集
積部に集積し、集積枚数が一定になるとそれを紙テープ
等の結束材により束ねて排出するものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
紙幣結束整理装置では、1金種でかつ正券か損券かの指
定しかできないため、例えば万円券で正券を指定する
と、万円券の損券や他の金種の紙幣はすべてリジェクト
されるため、複数金種や正損別に紙幣を選び分けて結束
整理する場合、多大な手間や時間を要するという問題が
ある。
【0004】従って、本発明は、複数金種や正損別に紙
幣を選び分けて結束整理する場合、その処理を迅速に行
うことが可能で、かつ計数、結束にあたって種々の使い
分けを行うことができる紙幣整理装置を実現することを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、複
数の集積部と、各集積部に集積された紙幣を結束する単
一の結束部を備え、投入された紙幣を1枚づつ分離搬送
して真偽、金種、正損等の鑑別を行うと共に計数し、真
券と鑑別された紙幣を金種や正損別に前記集積部にそれ
ぞれ一時集積して、各集積部毎に一定枚数集積された紙
幣を前記結束部に送り、テープで結束して放出すること
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明によ
る紙幣結束整理装置の実施の形態について説明する。図
1は実施の形態の内部構造を示す概略側面図、図2は図
1の上部の拡大図、図3は実施の形態の外観を示す斜視
図、図4は図3の一部分拡大平面図である。
【0007】図において1は紙幣の投入部で、装置正面
の上部に設けられている。2は紙幣の真偽、金種、正
損、表裏等の鑑別、及び計数を行うと共に、搬送異常の
検出を行う鑑別部で、装置内に設けられている。3は紙
幣の搬送路で、この搬送路3については後で説明する。
4は紙幣の表裏反転を行う表裏反転部で、装置内の鑑別
部2の後段に位置するように設けられている。
【0008】5は結束対象外の金種の紙幣を集積するオ
ープンポケットで、装置の上面に設けられており、この
オープンポケット5に集積された紙幣はオペレータが直
接アクセスできるものとなっている。6は集積機構で、
本実施の形態においてこの集積機構6には縦1列に4つ
の一時集積部6a〜6dが並べて装置内に設けられてお
り、各一時集積部6a〜6dにそれぞれ予め定められた
枚数、例えば本実施の形態では100枚の紙幣が集積で
きるようになっている。
【0009】尚、一時集積部は4つに限らす3つ以上で
あればよい。7は前記投入部1の一側に設けられた操作
部で、この操作部7には紙幣の計数を指示する計数開始
ボタン7a、装置の障害復旧時に装置を再稼働させるた
めのリセットボタン7b、係数及び結束処理の完了を指
示する完了ボタン7cが設けられている。
【0010】8は鑑別部2で金種不明と鑑別されたりあ
るいは搬送異常が検知されたリジェクト紙幣を集積する
リジェクトポケットで、前記投入部1の上方に設けられ
ており、このリジェクトポケット8に集積された紙幣に
オペレータが直接アクセスできるものとなっている。9
は移送機構、10は紙幣結束機構で、両者とも装置内に
設けられており、この両者については後で説明する。
【0011】11は紙幣束の放出口、12は装置正面に
設けられた扉で、この扉12を開けることでオペレータ
は集積機構にアクセスできるものなっている。13は装
置上面においてオープンポケット5の後方に位置するよ
うに設けられた操作表示部で、LCDとその表面に配置
したタッチパネルによって構成されており、オペレータ
はこの操作表示部13を操作してモードに指定や、一時
集積部6a〜6dに集積する紙幣に金種、集積順序等を
設定を行うものとなっている。
【0012】また、この操作表示部13には鑑別部2で
鑑別された紙幣の金種や正損及び計数結果等の表示も行
われる。ここで搬送路3について説明する。装置内の上
部において搬送路3は図2に示したように3a〜3dか
ら成り、搬送路3aは投入部1から鑑別部3を経て分岐
点Aにいたるように設けられ、搬送路3bは分岐点Aか
らリジェクトポケットにいたるように設けられている。
【0013】また、搬送路3cは分岐点Aから表裏反転
部4を経て分岐点Bにいたるように設けられており、そ
して搬送路3dは分岐点Bから図1に示したように装置
の下部に伸びて集積機構6の一時集積部6a〜6dに沿
うように設けられ、更に搬送路3eは分岐点Bからオー
プンポケット5にいたるように設けられている。尚、分
岐点A、Bのそれぞれの近傍には紙幣の搬送方向を切替
える図示しない切替えブレードが設けられ、後述する制
御部により動作制御されるものとなっている。
【0014】図5は集積機構6の側面図である。集積機
構6には、前記のように4つの一時集積部6a〜6cが
上下方向に並べて配置されており、これらの一時集積部
6a〜6cは同一の構造を有しているので、以下に一時
集積部6aを例に取って説明する。搬送路3dにより搬
送されてきた紙幣は、一時集積部6aの振り分けゲート
27により集積板21に向かって取り込まれ、これによ
り一時集積部6aに侵入した紙幣は叩き車20により後
部が叩かれて集積板21の上に集積されるものとなって
いる。
【0015】また、以降侵入してくる紙幣に関しては、
同様の動作で集積板21上に集積した紙幣の上に集積さ
れる。図6は一時集積部6aの詳細を示す斜視図であ
る。一時集積部6aに進入した紙幣は、前記は叩き車2
0により叩かれるだけでなく、一時集積部6aの一側に
設けられた長手整位手段22により長手方向の位置が揃
えられ、更に一時集積部6aの前端側に設けられた短手
整位手段22により短手方向の位置が揃えられる。
【0016】ここで、長手整位機構22は正逆両方向へ
の回転が可能なモータ22aと、このモータに連結部材
22bを介して連結された棒あるいは板状等の整位部材
22cを備え、進入してくる紙幣を検知する図示しない
進入センサの検知信号にタイミングをとってモータ22
aにより整位部材22cを回動させることにより、紙幣
を反対側に設置された基準面25に押しつけることで整
位するものとなっている。
【0017】また、短手整位機構22は、図示しないト
ーションスプリング等の付勢手段によって付勢された棒
状部材により構成され、集積された紙幣を進入口側に付
勢することにより整位するものとなっている。集積板2
1上に紙幣が集積して行き、その集積高さが図示しない
高さセンサにより基準値を越えたことが検知されると、
集積板21は自動的に下降して一時集積部6aの空間を
広げ、この動作により皺や折り目等に起因する紙幣の状
態によって集積高さが違っても安定して集積が行えるよ
うになっている。
【0018】集積板21の上方には押さえ板24が対向
するように設けられ、この押さえ板24は集積板21上
への紙幣の集積中は一時集積部6aの上端に待機してお
り、順次取り込まれる紙幣の進入の邪魔にならないよう
になっている。一時集積部6aの集積板21上に予め定
められた枚数の紙幣、例えば100枚の紙幣が集積され
ると、ゲート振り分け機構27が紙幣を取り込まない姿
勢に動作させ、101枚目以降の紙幣は一時集積部6b
〜6dのいずれかへ集積するように制御される。
【0019】紙幣の進入が停止した一時集積部6aでは
集積板21を上昇させ、押さえ板24を下降させること
により紙幣を挟持する。この動作により皺等の紙幣の状
態によって集積高さの異なる紙幣の厚みを一定にし、移
動機構9への受渡しを容易にするようになっている。集
積板21と押さえ板24により挟持された紙幣は、後述
する移動機構9のハンド部が短手整位機構22側から一
時集積部6aに進入して引き抜かれるようになってい
る。
【0020】尚、一時集積部6b〜6dも一時集積部6
aと同様の構造になっているので、一時集積部6aと同
様に紙幣を整位、集積、挟持することが可能である。図
7は移送機構9を示す斜視図である。この移送機構9
は、紙幣クランプ部30、クランプ部移動手段31、上
下動手段32を備えている。
【0021】紙幣クランプ部30は上下方向に開閉する
クランプ爪35a、35bを有し、この紙幣クランプ部
30はクランプ部移動手段31上に搭載されていて、一
時集積部6a〜6bからクランプ爪35a、35bで紙
幣をクランプして引き抜くときは、クランプ部移動手段
31がクランプ部30を一時集積部6a〜6bに対して
押し出し、100枚の紙幣をクランプできる位置まで移
動させるようになっている。
【0022】クランプ部30とクランプ部移動手段31
は上下動手段32により一時集積部6aから6dの間を
一体に上昇及び下降し、紙幣100枚の集積が完了した
一時集積部6a〜6bのいずれか1つの前で停止するよ
うに制御されるものとなっている。そのため、上下動手
段32のフレームには、一時集積部6a〜6dのそれぞ
れの位置に対応してポジションセンサ33a〜33dが
配設されており、例えば、一時集積部6aに集積された
紙幣を抜き取るときは、ポジションセンサ33aの位置
まで上下動手段32によりクランプ部移動手段31が引
き上げられる。
【0023】引き上げられたクランプ部移動機構31
は、クランプ部部30が紙幣を一時集積部6aから抜き
取る間、この位置に固定する必要があるので、ポジショ
ンセンサ33aで停止した位置で回転可能なストッパカ
ム34がクランプ部移動手段31に係止して落下を防止
するようになっている。この移送機構9の一連の動作を
説明すると、例えば一時集積部6aに集積された紙幣を
引き抜く場合、まず上下動手段32により紙幣クランプ
部30をクランプ部移動機構31と共にポジションセン
サ33aの位置まで上昇させ、ポジションセンサ33a
がクランプ部移動機構31を検知した位置で上昇を停止
させると同時にストッパカム34を回転させてクランプ
部移動手段31に係止させる。
【0024】これによってクランプ部移動手段31を一
時集積部6aと対応する位置に固定し、この状態でクラ
ンプ移動機構31により紙幣クランプ部30のクランプ
爪35a、35bを上下方向に開いて100枚の紙幣を
クランプする準備を行い、更にクランプ移動機構31に
より紙幣クランプ部30を一時集積部6aの方向に押し
出す。
【0025】押し出された紙幣クランプ機構30のクラ
ンプ爪35a、35bは、一時集積部6aの短手整位機
構23側に設けられている開口部に挿入され、集積板2
1と押さえ板24により挟持されている紙幣を上下から
挟みつけて把持する。次に、集積板21と押さえ板24
を開くことで、両者による紙幣の挟持を解除すると、こ
れにより100枚の紙幣が紙幣クランプ部30に渡され
たことになるので、クランプ爪35a、35bで紙幣を
把持した紙幣クランプ部30をクランプ部移動手段31
により引き戻す。
【0026】このときクランプ爪35a、35bに把持
された紙幣は一時集積部6aの短手整位機構23に当た
るが、そのまま紙幣クランプ部30を引き戻すと短手整
位機構23は紙幣の押圧力により付勢手段に抗して整位
方向と逆の方向に倒れ、これにより紙幣は一時集積部6
aからスムーズに抜き取られる。そして、紙幣クランプ
部30が元の位置まで引き戻されると、クランプ部移動
手段31に係止してストッパカム34が回転してその係
止が解除され、紙幣を把持した紙幣クランプ部30と共
にクランプ移動手段31が上下動手段32により移動経
路の最下端に位置する紙幣結束機構10まで移動し、紙
幣クランプ部30のクランプ爪35a、35bに把持さ
れた紙幣が紙幣結束機構10に引き渡される。
【0027】図8は紙幣結束機構10の側面図である。
この紙幣結束機構10は、ローラ及びベルト等から成る
搬送手段40と、紙テープ等による結束用のテープ41
と、印字手段42と、テープ41を供給する供給手段4
3と、テープ41を所定の長さに切断するカッター44
と、図示しない結束手段を備えており、以下のように紙
幣を結束する。
【0028】まず、搬送路10が移送機構9の紙幣クラ
ンプ部30から100枚の紙幣を一括して受け取り、結
束位置に搬送する。テープ供給手段43はテープ41を
前記結束手段に供給し、その際、印字手段42はテープ
41に結束する紙幣の金種等をインクリボンを介して印
字する。印字されたテープ41は所定の長さにカッター
44で切断され、この切断されたテープを結束手段が結
束位置に搬送された100枚の紙幣に巻き掛けて結束す
ることにより紙幣束を作る。
【0029】こうして作られた紙幣束は更に搬送手段4
0により搬送され、放出口11に送られる。図9は紙幣
の計数に係わる制御系のブロック図である。図において
50は本紙幣整理装置全体の動作処理制御を行う制御
部、51a〜51dはカウンタで、このカウンタ51a
〜51dは一時集積部6a〜6dに1対1で対応し、例
えば一時集積部6aに集積された紙幣の枚数はカウンタ
51aにカウントされ、同様に一時集積部6bに集積さ
れた紙幣の枚数はカウンタ51b、一時集積部6cに集
積された紙幣の枚数はカウンタ51c、一時集積部6d
に集積された紙幣の枚数はカウンタ51dにカウントさ
れる。
【0030】52は記憶部で、一時集積部6a〜6dに
集積される紙幣の金種や、計数された金種毎の紙幣の枚
数等を記憶するものである。次に、上述した構成の作用
いついて説明する。装置の電源が投入されると操作表示
部13に初期画面が表示されるので、この初期画面の表
示モードを指で押下して選択する。
【0031】これによりモード設定の画面が操作表示部
13に表示されるので、この画面に表示されている入金
モードまたは整理モードを選択する。入金モードは、現
金の入金取引を行って紙幣を計数し、取引の番号毎、指
定した区分毎等に分類集計した結果を記憶部に52に記
憶する処理を行うモードであり、また整理モードは、分
類集計結果は記憶部に記憶しないモードしている。
【0032】次に、入金モードまたは整理モードにおけ
る動作モードを選択する。この動作モードには、単に紙
幣の計数のみを行う計数モード、指定した金種の紙幣を
結束する指定金種結束モード、指定した金種の紙幣の正
損を分類しながらきれいな正券のみ結束する正券分類結
束モード、指定した金種の紙幣の正損を分類しながらき
れいな正券と汚損のある損券の両方をそれぞれ結束する
正損券分類結束モードがあり、これらの各動作モードの
選択画面が操作表示部3に表示されるので、その中から
1つを選択する。
【0033】計数モードは投入口1にセットした紙幣を
鑑別部2に搬送し、金種鑑別及び計数を行ってオープン
ポケット5に放出するもので、この計数モードについて
は以後言及しないものとする。指定金種結束モード、正
券分類結束モード、正損券分類結束モードでは紙幣の正
損鑑別を行うが、予め0〜9の段階に設定された汚損度
を示す数値によりレベル指定することができ、その指定
された正損レベルを鑑別の基準値として、基準値未満を
正券とし、基準値以上を損券として鑑別する。
【0034】次に、各結束モードおける金種の指定につ
いて説明する。基本的には、各々のモードと、そのモー
ドにおける指定金種等の一連の設定項目は記憶部52に
記憶される。この記憶部52はバッテリ等でバックアッ
プされているので、電源遮断時に記憶内容が保持され
る。
【0035】従って、電源投入による立ち上げ時に記憶
部52の記憶内容が制御部50により読み込だされ、そ
れにより処理が実行されるが、以下の操作により設定の
変更が可能である。指定金種結束モードでは、金種の指
定は単一金種でも、複数金種でも可能であり、例えば、
万円、千円、5千円、2千円のうちの単一金種の指定
と、万円と千円または万円と5千円のように複数金種の
指定が可能である。
【0036】正券分類結束モード、4金種すべてを同時
に整理して結束することを基本とするが、万円、千円、
5千円、2千円の各ボタンを任意に押下して金種指定す
ることにより、その単一金種、及び2金種の紙幣の結束
が可能になる。正損券分類結束モードは、万円、千円の
正損を分類して結束する処理を基本としているが、万
円、千円、5千円、2千円の各ボタンを任意に押下して
金種指定することにより、単一金種の指定、及2金種の
指定が可能になっている。
【0037】各々のモードで指定された金種は記憶部5
2に記憶される。この他、一時集積部6a〜6cに対し
て集積する紙幣の金種を指定することもでき、指定され
た場合そのデータが記憶部52に記憶され、後述する紙
幣集積の際にそのデータに基づいて制御が行われる。以
上のようにモード、及び金種等を設定し、実際の紙幣の
処理を実行させる。
【0038】例えば、指定金種結束モードが選択され、
結束する金種として万円と千円が指定されている場合、
オペレータは複数の金種が混在している紙幣を取り込み
部1にセットし、操作部7に配置された計数開始ボタン
7aを押下すると、紙幣の取り込みが開始される。これ
により取り込み部1から1枚づつ紙幣が分離されて搬送
路3aにより鑑別部2に搬送され、鑑別部2で紙幣の真
偽、金種、表裏、正損等の鑑別と計数、及び搬送異常の
有無の検出が行われる。
【0039】その結果、真券で五千円や2千円と鑑別さ
れた結束対象外の紙幣は搬送路3c及び3eによりオー
プンポケット5に搬送されて集積され、また、偽あるい
は金種不明と鑑別された紙幣、及び重送等の搬送異常が
検出された紙幣は搬送路3bによりリジェクトポケット
8に搬送されて集積される。真券で千円または万円と鑑
別された紙幣は正損の鑑別結果に関わらず搬送路3cに
より表裏反転部4に搬送され、この表裏反転部4で表裏
が揃えられた後、搬送路3dにより集積機構6に搬送さ
れて以下のように一時集積部6a〜6dに集積される。
【0040】まず、千円または万円の紙幣のうち、先に
鑑別部2に搬送され、金種が確定した紙幣が、一時集積
部6aに集積され、後から鑑別部2に搬送された金種の
紙幣は一時集積部6bに集積される。つまり、先に鑑別
部2に搬送された紙幣の金種が一時集積部6aに集積さ
れる金種として決定され、これにより一時集積部6bに
集積される紙幣の金種も一義的に決まるので、先に鑑別
部2に搬送された紙幣の金種が万円であれば一時集積部
6aに万円が集積され、一時集積部6bには千円の紙幣
が集積されることになる。
【0041】但し、予め操作表示部13で一時集積部6
aと一時集積部6bの一方に万円券を集積し、他方に千
円券を集積するように指定してある場合は、その指定に
従って紙幣の集積を行う。一時集積部6aに集積された
紙幣の枚数はカウンタ51aでカウントされ、一時集積
部6bに集積された紙幣の枚数はカウンタ51bでカウ
ントされる。
【0042】つまり、一時集積部6a及び6bに紙幣が
1枚集積される枚に制御部50によりカウンタ51,5
1bの値が「1」づつ加算される。紙幣の取り込みが進
み、一時集積部6aに集積された紙幣が100枚に達す
ると、その金種の紙幣の集積場所は一時集積部6cに移
され、101枚めから一時集積部6cに集積される。
【0043】同様に、一時集積部6bに集積された紙幣
が100枚に達すると、101枚目から一時集積部6d
に集積される。一時集積部6c,6dされた紙幣の枚数
はカウンタ51c,51dでカウントされることは無論
である。100枚に達した一時集積部6aの紙幣は、前
述したように移送機構9により一時集積部6aから引き
抜かれて紙幣結束機構10に送られる。
【0044】これにより、一時集積部6aは空の状態に
なるので、新たに一時集積部6cまたは6dの紙幣の集
積枚数が100枚に達した場合、空になった一時集積部
6aへの切替えが可能になる。このとき、カウンタ51
aの値はクリアされる(一時集積部6b〜6dの紙幣が
抜き取られた場合も、カウンタ51b〜51dの値がク
リアされる)。
【0045】紙幣結束機構10は移送機構9から100
枚の紙幣を受け取り、受け取った紙幣を前記のようにテ
ープで結束して紙幣束として放出口から放出する。この
ようにして順次万円と千円の紙幣が100枚づつ結束さ
れて放出される。すべての紙幣の計数と集積が完了した
とき、一時集積部6a〜6bに残った端数の枚数につい
ては一時集積部の扉12を開けることにより取り出し可
能となっている。
【0046】尚、図示していないが、集積機構9には各
一時集積部6a〜6bの各々の近傍にLCD等による表
示部が設けられており、この表示部に集積している金種
や正損の種別を表示すると共に、カウンタ51a〜51
dの値に基づいて一時集積部6a〜6bに残った端数の
枚数の表示を行うものとなっている。また、結束する金
種として5千円または2千円と万円及び千円の3金種を
指定したときは、一時集積部6a〜6dのうちの3つを
集積に使用し、残りの1つを予備とし、この予備の一時
集積部を先に100枚集積した金種の紙幣の集積に利用
することで前記と同様に連続的に結束処理することが可
能である。
【0047】また、結束金種を前記の4金種を指定した
場合は、一時集積部6a〜6dに対してそれぞれ1金種
づつ割り当てられるので、いずれかの金種の紙幣が10
0枚集積される毎に紙幣の取り込み及び搬送を停止し、
100枚の紙幣を移送機構9により抜き取ってから取り
込み及び搬送を再開することで結束処理を行う。この場
合、途中で紙幣の取り込み及び搬送を停止するので、全
体的なスピードは落ちるものの、連続的な結束処理は可
能である。
【0048】正券分類結束モードは、鑑別部2の正損鑑
別で損券を鑑別された紙幣をオープンポケット5に搬送
して集積する以外は、上述した指定金種結束モードと同
様に処理される。また、正損分類結束モードでは、 万
円、千円、5千円、2千円のうちの1金種の紙幣を正券
と損券を分けて結束する場合は、上述した万円と千円の
結束処理と同様に行うことができ、1金種の紙幣を正券
と損券を分けて結束する場合は、一時集積部6a〜6d
に対してそれぞれ1金種づつ正券と損券が割り当てられ
るので、いずれかの金種の紙幣が100枚集積される毎
に紙幣の取り込み及び搬送を停止し、100枚の紙幣を
移送機構9により抜き取ってから取り込み及び搬送を再
開することで結束処理を行う。
【0049】以上説明した実施の形態によれば、複数の
一時集積部を設け、この一時集積部に金種別あるいは正
損別に紙幣を集積し、一定枚数集積された紙幣を移送機
構により順に紙幣結束部に移送して結束処理を行うよう
にしているため、金種あるいは正損による複数の種別の
紙幣を一度に結束処理することができる。また、複数の
一時集積部の1つを予備として使用することにより、一
定枚数に達した紙幣の集積場所を変えながら中断するこ
となく集積、結束の処理をスムーズの行えるので、効率
よく結束処理を実行することが可能となる。
【0050】また、一時集積部を複数有するので、特に
金種を指定しなくとも複数の一時集積部に異なる種別の
紙幣を集積して結束処理することが可能になり、操作性
が向上する。また、一時集積部の側方に表示部を設け
て、集積された金種や正損及び枚数を一時集積部毎に表
示するため、紙幣の集積内容を一目で確認することが可
能となり、紙幣を一時集積部から取り出す際の間違いを
なくすことが可能になる。
【0051】この他にも装置の運用において以下に述べ
る種々の使用形態が実施される。例えば、予め一時集積
部6a〜6dについて最終の集積金種や正損の種別の指
定を行い、投入部1にセットされた紙幣がすべて集積機
構6に送られて一時集積部6a〜6bの2つ以上に集積
された場合、前記の指定に従って移送部9により集積場
所を入れ替えるように制御する。
【0052】このようにすることで、下記の効果が得ら
れる。すなわち、処理終了時に複数の一時集積部のどの
金種や正損の紙幣が集積されているかは、処理毎に異な
る可能性が高いが、上述した制御を行えば、処理終了時
に、一時集積部に残った紙幣を取り出す必要がある場
合、どの一時集積部にどの金種や正損の紙幣が集積され
ているかを係員が確認する必要がなくなり、取り出す紙
幣の金種や正損を間違えることがなくなる。
【0053】また、処理の最後に結束する金種や正損の
種別を予め指定し、指定した種別の紙幣は他の集積枚数
が100枚つまり設定枚数になっても、紙幣結束機構1
0への移送は行わず、指定以外の紙幣の紙幣結束機構1
0への移送がすべて終了した後、紙幣結束機構10へ移
送して結束するように制御する。このようにすること
で、下記の効果が得られる。
【0054】例えば、万円券を大量に結束処理している
とき、5千円券がいずれかの一時集積部に集積されてい
て、その枚数が100枚になったとき、これまで万円券
の紙幣の束ばかりが放出口11に放出されているなかに
5千円券の束が紛れ込むことになり、そのためその後の
紙幣束の処理で異種券の混入が起きる事故を引き起こす
可能性があるが、上述した制御によりこのような事故を
防止することが可能になる。
【0055】また、音や光等による警報を発する警報装
置を設けておき、結束後に排出される紙幣の種別を予め
指定して、指定した種別の紙幣の束が放出された場合、
前記警報装置により注意喚起のための警報を発するよう
に制御する。このようにすることで、例えばある金種で
大量に紙幣を正損に分類して結束処理しているとき、数
の多い正券の束の中に数の少ない損券の束が混入するこ
とになるので、損券の束が放出されたとき、上述したよ
うに警報を発することで、損券の束を取り出すことがで
き、束の混入を防ぐことができる。
【0056】また、放出口11を複数設けると共に、こ
の放出口11と紙幣結束機構10の間に振り分け部を設
けて、各放出口11に放出する種別を指定して、その指
定に従って紙幣の束を振り分け部により振り分けて各放
出口11に放出するよう制御する。このように制御する
ことで、例えばある金種で大量に紙幣を正損に分類して
結束処理する場合、正券の束と損券の束を確実に分ける
ことができるので束の混入を防ぐことができる。
【0057】また、一時集積部6a〜6dに対して集積
する金種の紙幣を指定しない場合、一時集積部6a〜6
dに集積する紙幣のうち、鑑別部2で最初に確定した金
種の紙幣を紙幣結束機構10に最も近い位置の一時集積
部6dに集積するように制御する。このようにすること
で、下記の効果が得られる。
【0058】例えば、複数の金種あるいは正損の紙幣を
一時集積部に集積する場合、紙幣結束機構に対して各々
の一時集積部の距離が異なるので、単一金種の紙幣を結
束する場合や、複数金種の紙幣を結束する場合の枚数の
多い金種の紙幣あるいは最初に鑑別部で金種が確定した
紙幣を集積する際、紙幣結束機構に最も近い一時集積部
に集積することで、その後の処理速度を向上させること
ができる。
【0059】また、一時集積部6a〜6bに対して紙幣
の集積する金種や正損による種別が少ない場合、例えば
単一金種の紙幣を正損に分けて集積するとき、最初に使
用するのは一時集積部6a〜6bのうちの2つであるの
で、その使用する場所に近い位置に移送機構9のクラン
プ部30を位置付けるように制御する。この制御するこ
とにより紙幣が100枚集積されたとき、直ぐにその紙
幣をクランプ部30で把持して紙幣結束機構10に移送
できるので、処理の高速化をはかることが可能となる。
【0060】また、一時集積部6a〜6bのうちの2つ
以上に紙幣を集積する場合、カウンタ51a〜51bの
値から最初に100枚に達する一時集積部を予測して、
その一時集積部と対応する位置に移送機構9のクランプ
部30を待機させるように制御する。このように制御し
ても、紙幣が100枚集積されたとき、直ぐにその紙幣
をクランプ部30で把持して紙幣結束機構10に移送で
きるので、処理の高速化をはかることが可能となる。
【0061】また、各モードにおいて処理終了後に一時
集積部6a〜6dに集積された紙幣を抜き取る場合、各
一時集積部6a〜6dの集積板21と押圧部材24を開
くように制御する。このようにすることによって、紙幣
の抜き取りが容易となり、操作性が向上する。
【0062】また、処理終了後に抜き取る必要のない種
別の紙幣が有る場合、その種別の紙幣を予め操作表示部
13により指定し、計数終了時に指定いされた紙幣を集
積板21と押圧部材24を閉じて挟持するように制御部
する。このようにすることで抜き取る必要のない種別の
紙幣が不用意に抜き取られることを防止することができ
る。
【0063】更に、紙幣投入口1に複数回紙幣をセット
して連続的に結束処理する場合、紙幣投入口1セットさ
れた紙幣がすべて計数され、一時集積部6a〜6dに端
数が集積されたとき、一時集積部毎の端数を前回の処理
枚数として記憶部52に記憶させ、次に紙幣投入口1に
セットされた紙幣を計数して一時集積部6a〜6dに集
積する途中で紙幣ジャムが生じることにより一時集積部
6a〜6dに集積された紙幣を抜き取り、回復処理後、
この紙幣を再度投入口1セットして計数を再開した際、
記憶部52に記憶されている一時集積部毎の端数枚数に
達した時点で計数を停止し、そこから今回の処理枚数と
して計数するように制御する。
【0064】このようにすることにより、先の処理と後
の処理における紙幣の計数データを確実に管理できるの
で、紙幣ジャムが生じた際、手作業による管理やオペレ
ータによるデータの入力処理等が不要になると共に、紙
幣の結束処理をそのまま継続して先の処理の紙幣と後の
処理の紙幣を同一の束として結束することが可能とな
る。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
集積部と、各集積部に集積された紙幣を結束する単一の
結束部を備え、投入された紙幣を1枚づつ分離搬送して
真偽、金種、正損等の鑑別を行うと共に計数し、真券と
鑑別された紙幣を金種や正損別に前記集積部にそれぞれ
一時集積して、各集積部毎に一定枚数集積された紙幣を
結束部に送って結束処理を行う用にしているため、金種
あるいは正損による複数の種別の紙幣を一度に結束処理
することができるという効果が得られる。
【0066】また、複数の一時集積部の1つを予備とし
て使用することにより、一定枚数に達した紙幣の集積場
所を変えながら中断することなく集積、結束の処理をス
ムーズの行えるので、効率よく処理を実行することが可
能になるという効果も得られる。また、一時集積部を複
数有するので、特に金種を指定しなくとも複数の一時集
積部に異なる種別の紙幣を集積して結束処理することが
可能になり、操作性が向上するという効果も得られる。
【0067】更に、一時集積部の側方に表示部を設け
て、集積された金種や正損及び枚数を一時集積部毎に表
示するため、紙幣の集積内容を一目で確認することが可
能となり、紙幣を一時集積部から取り出す際の間違いを
なくすことが可能になるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態を示す概略側面図。
【図2】図1の上部の拡大図。
【図3】実施の形態の外観を示す斜視図。
【図4】図3の一部分拡大図。
【図5】集積機構の側面図。
【図6】一時集積部の斜視図。
【図7】移送機構の斜視図。
【図8】紙幣結束機構の側面図。
【図9】制御系を示すブロック図。
【符号の説明】
1 投入口 2 鑑別部 3 搬送路 5 オープンポケット 6 集積機構 6a〜6d 一時集積部 9 移送機構 10 紙幣結束機構 13 操作表示部 21 集積板 24 押さえ板 50 制御部 51a〜51d カウンタ 52 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森戸 明 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 渡邊 一 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 3E040 AA02 BA15 EA06 FB02 FE01 3F107 AA03 AB01 BA01 CD01

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の集積部と、各集積部に集積された
    紙幣を結束する単一の結束部を備え、 投入された紙幣を1枚づつ分離搬送して真偽、金種、正
    損等の鑑別を行うと共に計数し、 真券と鑑別された紙幣を金種や正損別に前記集積部にそ
    れぞれ一時集積して、各集積部毎に一定枚数集積された
    紙幣を前記結束部に送り、テープで結束して放出するこ
    とを特徴とする紙幣整理装置。
  2. 【請求項2】 紙幣を投入する投入口と、 この投入口から1枚づつ搬送されてきた紙幣の真偽、金
    種、正損等の鑑別を行うと共に計数を行う鑑別部と、 この鑑別部を経た紙幣の表裏を揃える表裏反転部と、 この表裏反転部とから搬送されてきた紙幣を前記鑑別部
    の鑑別結果に応じて金種や正損別に集積する複数の一時
    集積部を有する集積機構と、 前記一時集積部に集積された紙幣が一定枚数集積されと
    き、その一定枚数の紙幣をクランプして一時集積部から
    抜き取るクランプ部を有する移送機構と、 この移送機構から受け取った一定枚数の紙幣をテープで
    結束し、紙幣束として放出する紙幣結束機構とを備えた
    ことを特徴とする紙幣整理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 集積機構は少なくとも3個の一時集積部を有し、各一時
    集積部に異なる金種の紙幣を集積することを特徴とする
    紙幣整理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 集積機構は4個以上の一時集積部を有し、そのうちの3
    個の一時集積部に異なる3金種の紙幣をそれぞれ集積す
    ると共に、他の一時集積部は予備として、いずれかの一
    時集積部の油性紙幣が一定の枚数に達したとき、以後搬
    送されてくるその金種の紙幣を前記の予備の一時集積部
    に集積することを特徴とする紙幣整理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 少なくとも1金種の正券と損券を異なる一時集積部に集
    積することを特徴とする紙幣整理装置。
  6. 【請求項6】 請求項2において、 4個以上の一時集積部を有し、各一時集積部に異なる2
    金種のそれぞれ正券と損券を集積することを特徴とする
    紙幣整理装置。
  7. 【請求項7】 請求項4、請求項5、または請求項6に
    おいて、 鑑別部で金種、正損が確定した順に異なる一時集積部に
    紙幣を集積することを特徴とする紙幣整理装置。
  8. 【請求項8】 請求項4、請求項5、または請求項6に
    おいて、 鑑別部で最初に確定した金種の紙幣を紙幣結束機構に最
    も近い位置の一時集積部に集積することを特徴とする紙
    幣整理装置。
  9. 【請求項9】 請求項4、請求項5、または請求項6に
    おいて、 各一時集積部に集積する金種、正損を指定し、その指定
    に従って一時集積部に紙幣を集積することを特徴とする
    紙幣整理装置。
  10. 【請求項10】 請求項2において、 各々の一時集積部の側方に、集積されている金種または
    正損による紙幣の種別を表示する表示部を設けたことを
    特徴とする紙幣整理装置。
  11. 【請求項11】 請求項2において、 各々の一時集積部の側方に、処理完了時に一時集積部に
    残置した紙幣の枚数を金種毎に表示する表示部を設けた
    ことを特徴とする紙幣整理装置。
  12. 【請求項12】 請求項2において、 金種または正損による紙幣の種別に応じて予め集積する
    一時集積部を定め、投入されたすべての紙幣を各一時集
    積部に集積した後、予め定めた一時集積部に該当する紙
    幣を集積するよう移送機構により紙幣の集積場所を入れ
    替えることを特徴とする紙幣整理装置。
  13. 【請求項13】 請求項2において、 各一時集積部に集積する紙幣のうちの特定の紙幣の金種
    または正損による種別を指定し、その指定した種別の紙
    幣は他の紙幣の結束が終了したのち紙幣結束機構に移送
    することを特徴とする紙幣整理装置。
  14. 【請求項14】 請求項2において、 各一時集積部に集積する紙幣のうちの特定の紙幣の金種
    または正損による種別を指定し、その指定した種別の紙
    幣が結束され、放出されたとき、それを報知する報知手
    段を設けたことを特徴とする紙幣整理装置。
  15. 【請求項15】 請求項2において、 複数の放出口と、紙幣結束機構により結束された紙幣の
    束を前記複数の放出口に振り分ける振り分け部を設けた
    ことを特徴とする紙幣整理装置。
  16. 【請求項16】 請求項2において、 一時集積部の数に対して集積する紙幣の金種や正損にる
    種別が少ないとき、集積すべき一時集積部に近い位置に
    移送機構のクランプ部を待機させることを特徴とする紙
    幣整理装置。
  17. 【請求項17】 請求項2において、 2つ以上の一時集積部の紙幣を集積するとき、集積枚数
    が先に一定枚数に達する一時集積部を予測し、予測した
    一時集積部に対応する位置に移送機構のクランプ部を待
    機させることを特徴とする紙幣整理装置。
  18. 【請求項18】 請求項2において、 一時集積部は、紙幣を集積する集積板と、集積枚数が一
    体枚数に達したとき紙幣を集積板に押さえつける押さえ
    板を開閉可能に配し、処理終了時に一時集積部から紙幣
    を抜き取る際は、前記集積板と押さえ板を開くことを特
    徴とする紙幣整理装置。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 処理終了時に一時集積部に集積された紙幣のうち、抜き
    取る必要のない紙幣は集積板と押さえ板を閉じて挟持す
    ることを特徴とする紙幣整理装置。
  20. 【請求項20】 請求項2において、 紙幣枚数を記憶する記憶部を設け、 紙幣投入口に複数回紙幣をセットして連続的に結束処理
    する場合、紙幣投入口セットされた紙幣がすべて計数さ
    れ、一時集積部に端数が集積されたとき、一時集積部毎
    の端数を前回の処理枚数として前記記憶部に記憶させ、 次に紙幣投入口にセットされた紙幣を計数して一時集積
    部に集積する途中で紙幣ジャムが生じることにより一時
    集積部に集積された紙幣を抜き取って回復処理した後、
    この紙幣を再度投入口セットして計数を再開した際、前
    記記憶部に記憶されている一時集積部毎の端数枚数に達
    した時点で計数を停止し、そこから今回の処理枚数とし
    て計数することを特徴とする紙幣整理装置。
JP2000397417A 2000-12-27 2000-12-27 紙幣整理装置 Expired - Lifetime JP4363541B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000397417A JP4363541B2 (ja) 2000-12-27 2000-12-27 紙幣整理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000397417A JP4363541B2 (ja) 2000-12-27 2000-12-27 紙幣整理装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002197509A true JP2002197509A (ja) 2002-07-12
JP2002197509A5 JP2002197509A5 (ja) 2006-01-12
JP4363541B2 JP4363541B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=18862541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000397417A Expired - Lifetime JP4363541B2 (ja) 2000-12-27 2000-12-27 紙幣整理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4363541B2 (ja)

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004054786A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Toshiba Corp 紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法
JP2004054458A (ja) * 2002-07-18 2004-02-19 Glory Ltd 売上金入金処理装置
JP2004157665A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Toshiba Corp 紙葉類処理装置
JP2005056055A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Glory Ltd 売上金入金処理装置
JP2005056056A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Glory Ltd 売上金入金処理装置
EP1643462A2 (en) 2004-10-04 2006-04-05 Glory Kogyo Kabushiki Kaisha Currency sorter
JP2006107211A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Glory Ltd 紙幣処理機
JP2006107029A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Glory Ltd 紙幣処理機
JP2006107061A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Glory Ltd 紙幣処理機
JP2006107212A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Glory Ltd 紙幣処理機
JP2006268340A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Glory Ltd 紙幣結束処理装置
JP2007122120A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Laurel Seiki Kk 紙幣処理機
JP2007217144A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Oki Electric Ind Co Ltd 紙葉類取り出し機構
JP2007302418A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体集積装置
JP2008186196A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Oki Electric Ind Co Ltd 紙葉類処理装置
JP2008234502A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Oki Electric Ind Co Ltd 結束帯供給装置
JP2008250982A (ja) * 2007-03-06 2008-10-16 Oki Electric Ind Co Ltd 紙幣整理装置
JP2009075790A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Oki Electric Ind Co Ltd 紙幣整理装置
KR100918985B1 (ko) 2006-12-06 2009-09-25 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 지폐 정리장치
US7628279B2 (en) * 2004-10-04 2009-12-08 Glory Kogyo Kabushiki Kaisha Currency sorter
JP2010191785A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Oki Electric Ind Co Ltd 紙幣処理装置
WO2010097955A1 (ja) * 2009-02-27 2010-09-02 グローリー株式会社 紙幣結束装置及び紙幣結束方法
WO2010097954A1 (ja) * 2009-02-27 2010-09-02 グローリー株式会社 紙幣分類結束処理装置
JP2011034571A (ja) * 2010-09-15 2011-02-17 Glory Ltd 紙幣処理機
JP2011508923A (ja) * 2007-12-28 2011-03-17 エクスティエムワールド カンパニーリミテッド 紙幣鑑別機能および自動結束機能を有するマルチポケット紙幣計数機、およびその駆動制御方法
CN101397105B (zh) * 2007-09-27 2011-04-06 冲电气工业株式会社 纸币整理装置
EP2325812A2 (en) 2009-11-24 2011-05-25 Glory Ltd. Banknote processing apparatus, banknote sorting method, and computer readable recording medium
CN102074068A (zh) * 2009-11-24 2011-05-25 光荣株式会社 纸币处理装置和纸币区分方法
JP2013003972A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Laurel Precision Machines Co Ltd 集積紙幣挟持移送装置
CN103366450A (zh) * 2012-04-05 2013-10-23 冲电气工业株式会社 纸片类处理装置
CN102800150B (zh) * 2009-05-15 2015-07-01 冲电气工业株式会社 纸币处理装置
US9908653B2 (en) 2014-03-19 2018-03-06 Glory Ltd. Paper sheet processing device
JP2018124802A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 グローリー株式会社 紙葉類処理装置
JP2018190353A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 グローリー株式会社 紙葉類処理装置

Cited By (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004054458A (ja) * 2002-07-18 2004-02-19 Glory Ltd 売上金入金処理装置
JP2004054786A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Toshiba Corp 紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法
JP2004157665A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Toshiba Corp 紙葉類処理装置
JP2005056055A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Glory Ltd 売上金入金処理装置
JP2005056056A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Glory Ltd 売上金入金処理装置
JP2006107061A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Glory Ltd 紙幣処理機
JP4624058B2 (ja) * 2004-10-04 2011-02-02 グローリー株式会社 紙幣処理機
JP2006107029A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Glory Ltd 紙幣処理機
KR101110652B1 (ko) 2004-10-04 2012-03-13 글로리 가부시키가이샤 지폐정리기
US7628279B2 (en) * 2004-10-04 2009-12-08 Glory Kogyo Kabushiki Kaisha Currency sorter
EP1643462A2 (en) 2004-10-04 2006-04-05 Glory Kogyo Kabushiki Kaisha Currency sorter
EP1643462A3 (en) * 2004-10-04 2007-04-18 Glory Kogyo Kabushiki Kaisha Currency sorter
EP1998294A1 (en) * 2004-10-04 2008-12-03 Glory Kogyo Kabushiki Kaisha Currency sorter
JP4624057B2 (ja) * 2004-10-04 2011-02-02 グローリー株式会社 紙幣処理機
US8220638B2 (en) 2004-10-04 2012-07-17 Glory Kogyo Kabushiki Kaisha Currency sorter
JP2006107212A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Glory Ltd 紙幣処理機
JP2006107211A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Glory Ltd 紙幣処理機
JP4619740B2 (ja) * 2004-10-06 2011-01-26 グローリー株式会社 紙幣処理機
JP4619739B2 (ja) * 2004-10-06 2011-01-26 グローリー株式会社 紙幣処理機
JP2006268340A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Glory Ltd 紙幣結束処理装置
JP2007122120A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Laurel Seiki Kk 紙幣処理機
JP2007217144A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Oki Electric Ind Co Ltd 紙葉類取り出し機構
TWI415780B (zh) * 2006-02-17 2013-11-21 Oki Electric Ind Co Ltd 鈔卷取出機構
KR101320716B1 (ko) * 2006-02-17 2013-10-21 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 지엽류 취출 기구
JP2007302418A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体集積装置
KR100918985B1 (ko) 2006-12-06 2009-09-25 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 지폐 정리장치
JP2008186196A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Oki Electric Ind Co Ltd 紙葉類処理装置
KR100968495B1 (ko) * 2007-03-06 2010-07-07 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 지폐정리장치
JP2008250982A (ja) * 2007-03-06 2008-10-16 Oki Electric Ind Co Ltd 紙幣整理装置
JP2008234502A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Oki Electric Ind Co Ltd 結束帯供給装置
JP2009075790A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Oki Electric Ind Co Ltd 紙幣整理装置
CN101397105B (zh) * 2007-09-27 2011-04-06 冲电气工业株式会社 纸币整理装置
JP2011508923A (ja) * 2007-12-28 2011-03-17 エクスティエムワールド カンパニーリミテッド 紙幣鑑別機能および自動結束機能を有するマルチポケット紙幣計数機、およびその駆動制御方法
JP2010191785A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Oki Electric Ind Co Ltd 紙幣処理装置
WO2010097955A1 (ja) * 2009-02-27 2010-09-02 グローリー株式会社 紙幣結束装置及び紙幣結束方法
WO2010097954A1 (ja) * 2009-02-27 2010-09-02 グローリー株式会社 紙幣分類結束処理装置
US20110296802A1 (en) * 2009-02-27 2011-12-08 Takayoshi Yano Banknote sorting and bundling apparatus
CN102334144A (zh) * 2009-02-27 2012-01-25 光荣株式会社 纸币分类捆扎处理装置
CN102334144B (zh) * 2009-02-27 2015-02-04 光荣株式会社 纸币分类捆扎处理装置
JPWO2010097954A1 (ja) * 2009-02-27 2012-08-30 グローリー株式会社 紙幣分類結束処理装置
JP5438093B2 (ja) * 2009-02-27 2014-03-12 グローリー株式会社 紙幣分類結束処理装置
CN102800150B (zh) * 2009-05-15 2015-07-01 冲电气工业株式会社 纸币处理装置
EP2325812A2 (en) 2009-11-24 2011-05-25 Glory Ltd. Banknote processing apparatus, banknote sorting method, and computer readable recording medium
JP2011113152A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Glory Ltd 紙幣処理装置、紙幣分類方法及び紙幣分類プログラム
CN102074068A (zh) * 2009-11-24 2011-05-25 光荣株式会社 纸币处理装置和纸币区分方法
JP2011034571A (ja) * 2010-09-15 2011-02-17 Glory Ltd 紙幣処理機
JP2013003972A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Laurel Precision Machines Co Ltd 集積紙幣挟持移送装置
CN103366450A (zh) * 2012-04-05 2013-10-23 冲电气工业株式会社 纸片类处理装置
US9908653B2 (en) 2014-03-19 2018-03-06 Glory Ltd. Paper sheet processing device
JP2018124802A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 グローリー株式会社 紙葉類処理装置
JP2018190353A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 グローリー株式会社 紙葉類処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4363541B2 (ja) 2009-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4363541B2 (ja) 紙幣整理装置
JP5061705B2 (ja) 紙幣整理装置
JP5927811B2 (ja) 紙葉類処理装置
US8540068B2 (en) Money handling machine
JP5335389B2 (ja) 紙葉類取扱装置
US20090260948A1 (en) Money handling machine
KR101014632B1 (ko) 지폐정리 장치
JPH0793637A (ja) 現金処理システム
JP4972996B2 (ja) 紙幣取扱装置
JP6135042B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP2008276421A (ja) 紙幣整理装置
WO2014148000A1 (ja) 紙幣処理装置
WO2014171040A1 (ja) 紙葉類処理装置、及び紙葉類処理方法
JP2014225214A5 (ja)
JP3519252B2 (ja) 紙幣処理機
WO2014174724A1 (ja) 紙葉類処理装置
JP4052529B2 (ja) 紙幣処理装置
JP5076765B2 (ja) 紙幣整理装置
JP5900120B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP2000182120A (ja) 紙葉類取扱い装置
JP2635729B2 (ja) 貨幣入出金システム
JP2006107211A (ja) 紙幣処理機
JP5958090B2 (ja) 紙葉類処理装置及びプログラム
JP2669709B2 (ja) 入出金機の途中収集制御処理装置
JPH10143700A (ja) 自動取引装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051121

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090714

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090812

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4363541

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term