JP2008186196A - 紙葉類処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内部集音部13が装置内部より発生する騒音の大きさを測定し、その騒音の大きさを示す騒音情報を記憶部から読み出した閾値と比較し、該騒音情報が閾値を超えているとき、通常の速度で紙葉類の分離、搬送、集積動作を行う通常モードとして紙葉類の処理を行い、該騒音情報が閾値を超えていないとき、通常の速度より速い速度で紙葉類の分離、搬送、集積動作を行う高速モードとして紙葉類の処理を行い、装置内部より発生する騒音の大きさに応じて通常モードと高速モードとを切り替えて紙葉類の処理を行うようにした。
【選択図】 図1
Description
また、操作部で通常モードが選択された場合、駆動モータ等を通常の速度で駆動して高速な計数処理を行い、一方、静粛モードが選択された場合、駆動モータ等を通常速度より低速度で駆動して騒音を低下させて静粛性を向上させるようにしているものがある(例えば、特許文献2参照)。
図1は第1の実施例における紙葉類処理装置の構成を示す概略側面図である。なお、以下の実施例では紙葉類を紙幣として説明するものとする。
図1において、1は紙幣の投入部で、装置正面の上部に設けられている。この投入部1に投入された紙幣は図示しないモータ等の駆動手段により回転する分離ローラにより1枚ずつ分離され後述する搬送路へ送り出される。
3a〜3eは紙幣の搬送路であり、図示しないモータ等の駆動手段(以下、「搬送モータ」という。)により回転するローラやベルトで紙幣を挟持し、その紙幣を各部へ搬送するものである。4は紙幣の表裏反転を行う表裏反転部で、装置内の鑑別部2の後段に位置するように設けられている。
6は鑑別部2で金種不明と鑑別されたり、重送等の搬送異常が検知されたリジェクト紙幣を集積するリジェクトポケットで、前記投入部1の上方に設けられており、このリジェクトポケット6に集積された紙幣にオペレータが直接取り出すことができるようになっている。
13は装置内部より発生する騒音の大きさを測定するための内部集音部である。16は制御部であり、CPU(Central Processing Unit)等の制御手段および演算手段、メモリ等の記憶手段(記憶部)等で構成され、その記憶部に記憶された制御プログラム(ソフトウェア)にしたがって装置全体の動作を制御するものである。
図2は第1の実施例における紙葉類処理装置の制御系の構成を示すブロック図である。
図2において、17は前述した記憶部であり、この記憶部17には操作表示部11で入力された動作モードを記憶する。本実施例では、この動作モードは、通常モード、高速モード、または自動モードのいずれかを示すものとする。
上述した構成の作用について説明する。
図3は第1の実施例におけるモード切替処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
また、装置の初期設定等において、動作モードを設定する操作者の入力操作を操作表示部11が受付け、自動モード、通常モード、または高速モードのいずれかの動作モードが予め記憶部17に記憶されているものとする。
S1a:紙幣処理を開始すると制御部16の判別部18は記憶部17に記憶されている動作モードを読出し、その動作モードを判別する。判別の結果、動作モードが高速モードの場合、処理をS3aへ移行し、通常モードの場合、処理をS4aへ移行し、自動モードの場合、処理をS2aへ移行する。
S4a:制御部16は通常の速度で紙幣処理(通常モードの紙幣処理)を行い、紙幣の分離音、搬送モータの駆動音、一時集積部7における紙幣整位音、ファン12の回転音等の装置が発生する騒音が少なくなるようにする。そして、処理をS1aへ移行する。
なお、本実施例では紙葉類を紙幣として説明したが、紙幣に限られることなく伝票、葉書、金券、乗車券、入場券等であってもよい。
以上説明したように、第1の実施例では、内部集音部から入力した装置内部の騒音情報を監視し、その騒音情報にしたがって高速モードまたは通常モードを随時切替えて紙幣処理を行うようしたため、操作者が装置周辺への騒音を配慮して高速モードまたは通常モードを切り替える操作を行う必要がなくなり、常に適切な速度の紙幣処理を行うことができるようになるという効果が得られる。
第2の実施例の構成は、図4の第2の実施例における紙葉類処理装置の構成を示す概略側面図に示すように内部集音部13を備えていないことが第1の実施例の構成と異なる。
なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施例では、記憶部17に操作表示部11で入力された動作モードに加え、操作表示部11で入力された取扱紙幣を記憶することが第1の実施例と異なる。
図5において、17は前述した記憶部であり、この記憶部17には操作表示部11で入力された動作モードおよび取扱紙幣情報を記憶する。本実施例では、この動作モードは、通常モード、高速モード、または自動モードのいずれかを示すものとし、また、取扱紙幣情報は、装置が取扱う紙幣の種別を示すものとする。
ここで、装置が取扱う紙幣の種別には新券、旧券、正券、損券等があるが、新券とは、所定の機関から新たに発行された直後の張りのある紙幣をいい、旧券、正券、損券等は新券と比較して張りのない紙幣である。
本実施例では、装置が取扱う紙幣の種類が新券のみの場合は取扱紙幣情報を「新券」とし、新券以外の紙幣を含む場合は取扱紙幣情報を「新券以外」として記憶部17に記憶させるものとし、その取扱紙幣情報は、操作者の入力操作を操作表示部11が受け付けて記憶部17に記憶されるものとする。
このように制御部16は、記憶部17および判別部18で構成され、記憶部17に記憶された動作モードが自動モードであるとき、さらに記憶部17に記憶された取扱紙幣情報にしたがって通常モードまたは高速モードが適宜選択され、その選択されたモードに基づいて投入部1、搬送部3、一時集積部7、ハンド部8、施封部9、およびファン12を制御して紙幣処理を行う。
上述した構成の作用について説明する。
図6は第2の実施例におけるモード切替処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
また、装置の初期設定等において、動作モードおよび取扱紙幣を設定する操作者の入力操作を操作表示部11が受付け、自動モード、通常モード、または高速モードのいずれかの動作モードおよび新券または新券以外のいずれかの取扱紙幣情報が予め記憶部17に記憶されているものとする。
S1b:紙幣処理を開始すると制御部16の判別部18は記憶部17に記憶されている動作モードを読出し、その動作モードを判別する。判別の結果、動作モードが高速モードの場合、処理をS3bへ移行し、通常モードの場合、処理をS4bへ移行し、自動モードの場合、処理をS2bへ移行する。
S3b:制御部16は通常の速度より速い速度で紙幣処理(高速モードの紙幣処理)を行い、処理をS1bへ移行する。
このようにして制御部16は記憶部17から読み出した取扱紙幣情報にしたがって高速モードまたは通常モードを切替えて紙幣処理を行う。
以上説明したように、第2の実施例では、記憶部17から読み出した取扱紙幣情報にしたがって高速モードまたは通常モードを切替えて紙幣処理を行うようしたため、操作者が装置周辺への騒音を配慮して高速モードまたは通常モードを切り替える操作を行う必要がなくなり、適切な速度の紙幣処理を行うことができるようになるとともに装置が発生する騒音を抑制することができるという効果が得られる。
第3の実施例の構成は、図7の第3の実施例における紙葉類処理装置の構成を示す概略側面図に示すように内部集音部13に替えて外部集音部14を備えていることが第1の実施例の構成と異なるので、その異なる部分を以下に説明し、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図8は第3の実施例における紙葉類処理装置の制御系の構成を示すブロック図である。
図8において、17は前述した記憶部であり、この記憶部17には操作表示部11で入力された動作モードを記憶する。本実施例では、この動作モードは、通常モード、高速モード、または自動モードのいずれかを示すものとする。
このように制御部16は、記憶部17および判別部18で構成され、記憶部17に記憶された動作モードが自動モードであるとき、外部集音部14から入力された騒音情報にしたがって通常モードまたは高速モードが適宜選択され、その選択されたモードに基づいて投入部1、搬送部3、一時集積部7、ハンド部8、施封部9、およびファン12を制御して紙幣処理を行う。
上述した構成の作用について説明する。
図9は第3の実施例におけるモード切替処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
また、装置の初期設定等において、動作モードを設定する操作者の入力操作を操作表示部11が受付け、自動モード、通常モード、または高速モードのいずれかの動作モードが予め記憶部17に記憶されているものとする。
S1c:紙幣処理を開始すると制御部16の判別部18は記憶部17に記憶されている動作モードを読出し、その動作モードを判別する。判別の結果、動作モードが高速モードの場合、処理をS3cへ移行し、通常モードの場合、処理をS4cへ移行し、自動モードの場合、処理をS2cへ移行する。
S4c:制御部16は通常の速度で紙幣処理(通常モードの紙幣処理)を行い、紙幣の分離音、搬送モータの駆動音、一時集積部7における紙幣整位音、ファン12の回転音等の装置が発生する騒音が少なくなるようにする。そして、処理をS1cへ移行する。
なお、本実施例では紙葉類を紙幣として説明したが、紙幣に限られることなく伝票、葉書、金券、乗車券、入場券等であってもよい。
以上説明したように、第3の実施例では、外部集音部から入力した装置外部の騒音情報を監視し、その騒音情報にしたがって高速モードまたは通常モードを随時切替えて紙幣処理を行うようしたため、操作者が装置周辺の騒音の状況を考慮して高速モードまたは通常モードを切り替える操作を行う必要がなくなり、常に適切な速度の紙幣処理を行うことができるようになるという効果が得られる。
第4の実施例の構成は、図10の第4の実施例における紙葉類処理装置の構成を示す概略側面図に示すように内部集音部13に替えて近接センサ15を備えていることが第1の実施例の構成と異なるので、その異なる部分を以下に説明し、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図11は第4の実施例における紙葉類処理装置の制御系の構成を示すブロック図である。
ここで、通常モードとは、通常の速度で紙幣の分離、搬送、集積等の動作をさせて紙幣処理を行い、紙幣の分離音、搬送モータの駆動音、一時集積部7における紙幣整位音、ファン12の回転音等の装置が発生する騒音が少ないモードをいい、高速モードとは、通常モードより装置が発生する騒音が大きくなってしまうがそれに優先して通常の速度より速い速度で紙幣の分離、搬送、集積等の動作をさせて紙幣処理を行うモードをいい、自動モードとは、近接センサ15から入力された装置周辺に人が存在するか否かを示す情報(以下、「近接情報」という。)にしたがって通常モードまたは高速モードを適宜選択するモードをいう。
このように制御部16は、記憶部17および判別部18で構成され、記憶部17に記憶された動作モードが自動モードであるとき、近接センサ15から入力された近接情報にしたがって通常モードまたは高速モードが適宜選択され、その選択されたモードに基づいて投入部1、搬送部3、一時集積部7、ハンド部8、施封部9、およびファン12を制御して紙幣処理を行う。
上述した構成の作用について説明する。
図12は第4の実施例におけるモード切替処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
また、装置の初期設定等において、動作モードを設定する操作者の入力操作を操作表示部11が受付け、自動モード、通常モード、または高速モードのいずれかの動作モードが予め記憶部17に記憶されているものとする。
S1d:紙幣処理を開始すると制御部16の判別部18は記憶部17に記憶されている動作モードを読出し、その動作モードを判別する。判別の結果、動作モードが高速モードの場合、処理をS3dへ移行し、通常モードの場合、処理をS4dへ移行し、自動モードの場合、処理をS2dへ移行する。
S3d:制御部16は通常の速度より速い速度で紙幣処理(高速モードの紙幣処理)を行い、処理をS1dへ移行する。
このようにして制御部16は近接センサ15から入力した近接情報を監視し、その近接情報にしたがって高速モードまたは通常モードを随時切替えて紙幣処理を行う。
以上説明したように、第4の実施例では、近接センサから入力した近接情報を監視し、その近接情報にしたがって高速モードまたは通常モードを随時切替えて紙幣処理を行うようしたため、操作者が装置周辺の人の存否を考慮して高速モードまたは通常モードを切り替える操作を行う必要がなくなり、常に適切な速度の紙幣処理を行うことができるようになるという効果が得られる。
この場合の作用を説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
紙幣処理を開始させる操作者の入力操作を操作表示部11が受付け、投入部1に紙幣が投入されると制御部16の指示により紙幣処理を開始する。
S2e:動作モードが自動モードと判別されると制御部16は内部集音部13から騒音情報を入力し、判別部18はその騒音情報と記憶部17に予め記憶した閾値とを比較する。比較した結果、騒音情報が閾値以上、すなわち装置内部の騒音が大きいと判別すると処理をS7eへ移行し、騒音情報が閾値未満、すなわち装置内部の騒音が小さいと判別すると処理をS3eへ移行する。
S4e:取扱紙幣情報が「新券以外」と判別されると制御部16は外部集音部14から騒音情報を入力し、判別部18はその騒音情報と記憶部17に予め記憶した閾値とを比較する。比較した結果、騒音情報が閾値以上、すなわち装置外部の騒音が大きいと判別すると処理をS5eへ移行し、騒音情報が閾値未満、すなわち装置外部の騒音が小さいと判別すると処理をS7eへ移行する。
S6e:制御部16は通常の速度より速い速度で紙幣処理(高速モードの紙幣処理)を行い、処理をS1eへ移行する。
このようにして制御部16は近接センサ15から入力した近接情報を監視し、その近接情報にしたがって高速モードまたは通常モードを随時切替えて紙幣処理を行うようにしてもよい。
2 鑑別部
3 搬送路
4 表裏反転部
5 オープンポケット
6 リジェクトポケット
7 一時集積部
8 ハンド部
9 施封部
10 放出口
11 操作表示部
12 ファン
13 内部集音部
14 外部集音部
15 近接センサ
16 制御部
17 記憶部
18 判別部
Claims (5)
- 通常の速度で紙葉類の分離、搬送、集積等の動作を行う通常モードと通常の速度より速い速度で紙葉類の分離、搬送、集積等のいずれか1つまたは複数の動作を行う高速モードとを切り替えて紙葉類の処理を行う紙葉類処理装置において、
装置内部より発生する騒音の大きさを測定し、その騒音の大きさを示す騒音情報を出力する内部集音部と、
装置内部の騒音が所定の大きさ超えることを検知するための閾値を記憶する記憶部と、
前記内部集音部が出力する騒音情報を前記記憶部から読み出した閾値と比較し、該騒音情報が閾値を超えているとき、通常モードとして紙葉類の処理を行い、該騒音情報が閾値を超えていないとき、高速モードとして紙葉類の処理を行う制御部とを設け、
装置内部より発生する騒音の大きさに応じて通常モードと高速モードとを切り替えて紙葉類の処理を行うようにしたことを特徴とする紙葉類処理装置。 - 通常の速度で紙葉類の分離、搬送、集積等の動作を行う通常モードと通常の速度より速い速度で紙葉類の分離、搬送、集積等のいずれか1つまたは複数の動作を行う高速モードとを切り替えて紙葉類の処理を行う紙葉類処理装置において、
処理される紙葉類がすべて発行直後の張りのある新券であること、または処理される紙葉類に新券以外の紙葉類を含むことを示す取扱紙葉類情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部から読み出した取扱紙葉類情報がすべて新券であることを示す情報であるとき、通常モードとして紙葉類の処理を行い、該取扱紙葉類情報が新券以外を含むことを示す情報であるとき、高速モードとして紙葉類の処理を行う制御部とを設け、
前記記憶部に記憶された取扱紙葉類情報に応じて通常モードと高速モードとを切り替えて紙葉類の処理を行うようにしたことを特徴とする紙葉類処理装置。 - 通常の速度で紙葉類の分離、搬送、集積等の動作を行う通常モードと通常の速度より速い速度で紙葉類の分離、搬送、集積等のいずれか1つまたは複数の動作を行う高速モードとを切り替えて紙葉類の処理を行う紙葉類処理装置において、
装置周辺に発生している騒音の大きさを測定し、その騒音の大きさを示す騒音情報を出力する外部集音部と、
装置周辺に発生している騒音が所定の大きさ超えることを検知するための閾値を記憶する記憶部と、
前記外部集音部が出力する騒音情報を前記記憶部から読み出した閾値と比較し、該騒音情報が閾値を超えているとき、高速モードとして紙葉類の処理を行い、該騒音情報が閾値を超えていないとき、通常モードとして紙葉類の処理を行う制御部とを設け、
装置周辺に発生している騒音の大きさに応じて通常モードと高速モードとを切り替えて紙葉類の処理を行うようにしたことを特徴とする紙葉類処理装置。 - 通常の速度で紙葉類の分離、搬送、集積等の動作を行う通常モードと通常の速度より速い速度で紙葉類の分離、搬送、集積等のいずれか1つまたは複数の動作を行う高速モードとを切り替えて紙葉類の処理を行う紙葉類処理装置において、
装置周辺に人が存在することを検出し、人の存否を示す近接情報を出力する近接センサと、
前記近接センサが出力する近接情報が人の存在を示すとき、通常モードとして紙葉類の処理を行い、該近接情報が人の不存在を示すとき、高速モードとして紙葉類の処理を行う制御部とを設け、
装置周辺の人の存否に応じて通常モードと高速モードとを切り替えて紙葉類の処理を行うようにしたことを特徴とする紙葉類処理装置。 - 通常の速度で紙葉類の分離、搬送、集積等の動作を行う通常モードと通常の速度より速い速度で紙葉類の分離、搬送、集積等のいずれか1つまたは複数の動作を行う高速モードとを切り替えて紙葉類の処理を行う紙葉類処理装置において、
装置内部より発生する騒音の大きさを測定し、その騒音の大きさを示す内部騒音情報を出力する内部集音部と、
装置周辺に発生している騒音の大きさを測定し、その騒音の大きさを示す外部騒音情報を出力する外部集音部と、
装置周辺に人が存在することを検出し、人の存否を示す近接情報を出力する近接センサと、
装置内部の騒音が所定の大きさ超えることを検知するための内部騒音閾値、装置周辺に発生している騒音が所定の大きさ超えることを検知するための外部騒音閾値、および処理される紙葉類がすべて張りのある新券であることまたは処理される紙葉類に新券以外の紙葉類を含むことを示す取扱紙葉類情報を記憶する記憶部と、
前記内部騒音情報と前記記憶部から読み出した内部騒音閾値とを比較し、該内部騒音情報が閾値を超えていない場合、
かつ、前記外部騒音情報と前記記憶部から読み出した外部騒音閾値とを比較し、該外部騒音情報が閾値を超えている場合、
かつ、前記記憶部から読み出した取扱紙葉類情報が新券以外を含むことを示す情報である場合、
かつ、前記近接センサが出力する近接情報が人の不存在を示す場合、
高速モードとして紙葉類の処理を行い、それ以外の場合、通常モードとして紙葉類の処理を行う制御部とを設け、
通常モードと高速モードとを切り替えて紙葉類の処理を行うようにしたことを特徴とする紙葉類処理装置。
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